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はてなキーワード: 酒井順子とは

2024-04-12

anond:20240411014821

酒井順子が「女は全て理解できる」なんて思ってるわけないと思うが…

自分と違うタイプの女をテンプレに押し込めて決めつけて思いっきり見下す芸風だよねこの人

(まああくまで「芸風」であって本音は別、の可能性はあるけど)

anond:20240411014821

途中から、一部の女と俺個人とは感じ方が違うって話→女はこう感じることができるが男は違うって話、にスルリと変わってるくない?

不思議なのは酒井順子をはじめとする(特に女子校育ちの)女性が、

までは一部の女の話

女性って他者をそんなふうに捉えることができるのか。

以降は女全体の話。

 

あ、違うかも?

最初から最後まで、一部の女の話と俺個人の話をしてるんだけど、「一部の女は仲間となら共感できると思ってるらしい」「俺個人は誰とも共感できると思えない」→一部とはいえ女には可能、俺個人だけかもしれないが男には不可能…と言ってるのかな?

 

酒井順子と同じ感覚の女割合がけっこう一般的か、俺個人と同じ感覚の男割合がけっこう一般的か、については特に根拠は書いてないから、そこを増田はみんなに問いかけてるのか…

 

2024-04-11

酒井順子が(高校まで女子校で)「男は人間だとは思えないというところがある」と言ってて

あーなんか分かるな、そういう女性いるなと思った

ダメとか差別的だとかは全然思わなくて、

ずっと共学だった男である自分を省みても

女性を同じ生き物とは思えないとこあるよな、って。

 

でも、よく考えたら、俺は男に対してもそんなに「同じ生き物感」を感じていないというか、

男同士だから分かるよねみたいな前言語了解事項って

少なくとも俺にはそんなにないというか、

そもそも別の人間って別の生物だよね、と思ってる気がする。

 

となると、不思議なのは酒井順子をはじめとする(特に女子校育ちの)女性が、

同じ女性を「理解可能他者」として捉えていることのほうな気がし始めた。

連帯感、共感生物学的な不都合の共有、なにが根幹かはわからないけれど、

女性って他者をそんなふうに捉えることができるのか。

 

から、男同士の群れ=ホモソを目の敵にするんだなぁ

ホモソ的なのはからしても気持ち悪いというか、

あれは一種の社交術的なマウンティングandマウンティングされたフリとかだから

ただの歪んだ社会性の表出であって、

おそらく女性が思うような共感ベースの強い結びつきじゃないと思う。

でも「他者を(同性なら)理解できる」という感覚を持っている女性からすると

ホモソは互いに理解しあっている、自分たちには理解できない奴ら、ってことになんのかもなぁ。

 

あ、男が独力で誰にも頼らず立っている、なんて思ってはいません。

しろ男の方が他者に頼り、甘え、依存しがちだと思う。なんなら組織によく依存してる。

でも他者理解可能存在として捉えてはいないと思うんだよなぁ、男は。少なくとも俺はそう。

他者を「理解可能」と捉えてる男がいるとしたら「分から可能」つまりマウンティング可能な下位の存在と捉えてる時じゃないかな。

 

異論はぜひください。

2023-02-24

少子化対策指標としてのジェンダーギャップランキングの卓越について(1)

はじめに

異次元少子化対策が求められている、岸田令和日本であるしかし、具体的には、どのような対策有効なのか。

対策効果を測定するためにも出生率と結びつきが強く、しかも、分かりやす指標が求められている。

そこで、今回は、世界経済フォーラムが発表する、ジェンダーギャップランキングに注目したい。

ジェンダー開発学の分野では、ジェンダーギャップランキング順位が高い国で、ジェンダー平等が達成され、

女性子育て社会進出を両立しやすく、結果的に、少子化改善されていることが知られている。

少子化ジェンダーギャップランキング

日本少子化対策についての記事の中で、ジェンダーギャップランキング順位の低迷と、

少子化の関連性が議論される。

例えば、次の記事では、題名の中にジェンダーギャップランキング順位と出生数が盛り込まれている。

ジェンダーギャップ121位、出生数90万人以下の日本で、女性たちの未来への備えとは

https://woman.nikkei.com/atcltrc/blog/shirakawatouko/post/dddad1acb2e14d2a9ad1acb2e1cd2a4b/



更に、次の記事では、ジェンダー分野の専門家の対談の中で、GDP労働生産性と共に出生率、そして、

ジェンダーギャップランキング順位の恥ずかしさについての問題が指摘されている。

ジェンダー指数から、いわゆる、ジェンダーギャップランキング順位計算される。

上野千鶴子×酒井順子「単身世帯は38%、最も多い家族の姿に。1985年から86年は『女・女格差』元年。女性3分割された結果、中高年女性単身者貧困が生まれた」

【連載】酒井順子大人は知りたいことばかり:女、家族社会はどう変わった?<後編>

https://fujinkoron.jp/articles/-/7486?page=5

酒井 2022年日本ジェンダー指数は、世界146ヵ国中116位。それを永田町のおじさんたちは、恥ずかしいとは思っていないんでしょうね。国際会議に出席する日本代表が男性だけでも平気でいられる。

上野 でもこのままだと、日本ジリ貧になりますよ。一人当たりGDP国内総生産)の順位も、労働生産性も低下しています

酒井 出生率も落ちる一方。出生率が高いのは、共働きケア公共化がされている場合だと海外ではデータがはっきり出ているのに、なぜ変えようとしないのでしょう。

上野 おじさんたちが合理的選択をしないのは、ホモソーシャル組織文化を守りたいからだとしか私には思えません。ホモソーシャル集団のなかで、男として認められたい。そのためには自己犠牲もいとわない。



上で紹介したような関連性の指摘のみならず、実際に、ジェンダーギャップランキングや、

類似する、ジェンダーギャップを示す指標と、少子化関係性の分析もなされている。

ジェンダー格差の解消が最高の少子化対策(前編)

https://news.yahoo.co.jp/byline/shirakawatoko/20211029-00265552

日本ジェンダーギャップ少子化。この二つはリンクしているとずっと言い続けてきた。日本世界経済フォーラムが算出するジェンダーギャップ指数では156カ国中120位と先進国では最下位。下から数えた方が早い。先進国に限ってはジェンダーギャップ指数出生率リンクしていることがOECD経済協力開発機構)の分析でわかっている。

2020年4月内閣府政策統括官(経済社会システム担当)の資料には、「ジェンダーギャップ指数が高い(男女格差が少ない)ほど、出生率高まる傾向」を示すグラフ掲載されている【図1】。女性社会進出をすると一旦は少子化になるが、その後回復するかどうかは、ジェンダーギャップいかに埋めるかにかかっている。



男女差別がなくなると、少子化改善するよ」というデータを示すと、なぜ反論(クソリプ含む)が押し寄せるのか?

https://comemo.nikkei.com/n/nd4de034b8a25

ところが、冒頭のツイートの図にあった通り、他の先進国では事情が違います女性社会進出出生率相関関係にあるのです。なぜかというと、女性社会進出子育てが、トレードオフ関係になっていないからです!

子どもが生まれたら、パートナーたる男性も、当事者としてしっかり家事育児コミットします。これだけでも、女性負担はケタ違いでしょう。みての通り、男性家事育児負担割合が高い国ほど、出生率が高いのがわかります我が国定位置の左下)。



しかし、ジェンダーギャップランキングの話をすると、クソリプと呼ばれる意見が寄せられたり、

指標のことに異論を挟む声も、少なくない。そこで今回は、改めて白黒はっきりつけ、

ジェンダーギャップランキング少子化説明できる、卓越した指標であることを示す。


データ

合計特殊出生率は、次の2020年データを使う。

Fertility rate, total (births per woman) - World Bank Data

https://data.worldbank.org/indicator/SP.DYN.TFRT.IN



ジェンダーギャップランキングは、次の、同じ2020年データを使う。

Global Gender Gap Report 2020

https://www.weforum.org/reports/gender-gap-2020-report-100-years-pay-equality/



どちらにも掲載されている、153か国のデータを使って、ジェンダーギャップランキングと、

少子化のつながりの強さを確認する。


Country Name

GGIRank

GGIScore

Fertility rate, total (births per woman)2020
Iceland 1 0.877 1.72
Norway 2 0.842 1.48
Finland 3 0.832 1.37
Sweden 4 0.82 1.66
Nicaragua 5 0.804 2.349
New Zealand 6 0.799 1.61
Ireland 7 0.798 1.63
Spain 8 0.795 1.23
Rwanda 9 0.791 3.873
Germany10 0.787 1.53
Latvia11 0.785 1.55
Namibia12 0.784 3.349
Costa Rica 13 0.782 1.555
Denmark 14 0.782 1.67
France 15 0.781 1.83
Philippines 16 0.781 2.777
South Africa17 0.78 2.401
Switzerland 18 0.779 1.46
Canada 19 0.772 1.4
Albania20 0.769 1.4
United Kingdom 21 0.767 1.56
Colombia 22 0.758 1.737
Moldova23 0.757 1.77
Trinidad and Tobago24 0.756 1.631
Mexico 25 0.754 1.905
Estonia 26 0.751 1.58
Belgium 27 0.75 1.55
Barbados28 0.749 1.628
Belarus 29 0.746 1.382
Argentina 30 0.746 1.911
Cuba31 0.746 1.5
Burundi 32 0.745 5.177
Lithuania33 0.745 1.48
Austria 34 0.744 1.44
Portugal 35 0.744 1.4
Slovenia 36 0.743 1.6
Uruguay 37 0.737 1.477
Netherlands 38 0.736 1.55
Serbia 39 0.736 1.48
Poland 40 0.736 1.38
Jamaica 41 0.735 1.358
Bolivia 42 0.734 2.651
Lao PDR 43 0.731 2.541
Australia 44 0.731 1.581
Zambia 45 0.731 4.379
Panama 46 0.73 2.344
Zimbabwe 47 0.73 3.545
Ecuador 48 0.729 2.051
Bulgaria 49 0.727 1.56
Bangladesh 50 0.726 2.003
Luxembourg 51 0.725 1.37
Cabo Verde 52 0.725 1.908
United States 53 0.724 1.6375
Singapore 54 0.724 1.1
Romania 55 0.724 1.6
Mozambique 56 0.723 4.713
Chile 57 0.723 1.537
Honduras 58 0.722 2.394
Ukraine 59 0.721 1.217
Croatia 60 0.72 1.48
Bahamas, The 61 0.72 1.394
Madagascar 62 0.719 3.918
Slovak Republic 63 0.718 1.57
Israel 64 0.718 2.9
Uganda 65 0.717 4.693
Peru 66 0.714 2.216
Venezuela, RB 67 0.713 2.23
Tanzania 68 0.713 4.795
Bosnia and Herzegovina 69 0.712 1.359
North Macedonia 70 0.711 1.3
Montenegro 71 0.71 1.75
Kazakhstan 72 0.71 3.13
Botswana 73 0.709 2.836
Georgia 74 0.708 1.971
Thailand 75 0.708 1.341
Italy 76 0.707 1.24
Suriname 77 0.707 2.371
Czechia 78 0.706 1.71
Mongolia 79 0.706 2.9
El Salvador 80 0.706 1.819
Russian Federation 81 0.706 1.505
Ethiopia 82 0.705 4.243
Eswatini 83 0.703 2.89
Greece 84 0.701 1.34
Indonesia 85 0.7 2.194
Dominican Republic86 0.7 2.303
Vietnam 87 0.7 1.955
Lesotho 88 0.695 3.049
Cambodia 89 0.694 2.381
Malta 90 0.693 1.13
Cyprus 91 0.692 1.328
Brazil 92 0.691 1.649
Kyrgyz Republic 93 0.689 3
Azerbaijan 94 0.687 1.7
Brunei Darussalam 95 0.686 1.796
Cameroon 96 0.686 4.543
Liberia 97 0.685 4.174
Armenia 98 0.684 1.575
Senegal 99 0.684 4.454
Paraguay100 0.683 2.497
Nepal101 0.68 2.055
Sri Lanka102 0.68 2
Fiji103 0.678 2.495
Malaysia104 0.677 1.818
Hungary105 0.677 1.56
China106 0.676 1.281
Ghana107 0.673 3.623
Korea, Rep. 108 0.672 0.837
Kenya109 0.671 3.397
Belize110 0.671 1.999
Sierra Leone111 0.668 4.08
India112 0.668 2.051
Guatemala113 0.666 2.484
Myanmar114 0.665 2.174
Mauritius115 0.665 1.44
Malawi116 0.664 3.995
Timor-Leste117 0.662 3.247
Angola118 0.66 5.371
Benin119 0.658 5.048
United Arab Emirates120 0.655 1.46
Japan121 0.652 1.34
Kuwait122 0.65 2.14
Maldives123 0.646 1.712
Tunisia124 0.644 2.114
Guinea125 0.642 4.489
Vanuatu126 0.638 3.778
Papua New Guinea127 0.635 3.274
Nigeria128 0.635 5.309
Burkina Faso129 0.635 4.869
Turkiye 130 0.635 1.917
Bhutan 131 0.635 1.433
Algeria 132 0.634 2.942
Bahrain 133 0.629 1.832
Egypt, Arab Rep. 134 0.629 2.96
Qatar 135 0.629 1.816
Gambia, The 136 0.628 4.777
Tajikistan 137 0.626 3.237
Jordan 138 0.623 2.873
Mali 139 0.621 6.035
Togo 140 0.615 4.323
Mauritania 141 0.614 4.455
Cote d'Ivoire 142 0.606 4.472
Morocco 143 0.605 2.353
Oman 144 0.602 2.687
Lebanon 145 0.599 2.103
Saudi Arabia 146 0.599 2.465
Chad 147 0.596 6.346
Iran, Islamic Rep. 148 0.584 1.708
Congo, Dem. Rep. 149 0.578 6.206
Syrian Arab Republic 150 0.567 2.798
Pakistan 151 0.564 3.555
Iraq 152 0.53 3.551
Yemen, Rep. 153 0.494 3.886

anond:20230224010300に続く。

2022-12-05

負け犬

鷺沢のもうひとつの側面は「負け犬である酒井順子エッセイ負け犬の遠吠え』にも鷺沢が登場する。ここからも多少の引用をしてみたい。

先日も、負け犬物書き仲間(失礼)である鷺沢萌さんと、「ウィーンには、老い音楽家達の家、というものがあるそうだ、老い負け犬物書きの家、というものを作るのはどうだ?」という話になりました。(中略)ああだこうだと理想の老人郷を考えていると妙に精神が高揚し「負け犬で良かった」とすら思えてくるのです。

この『負け犬の遠吠え』は、その後「負け犬」を流行語たらしめたエッセイである。そこで鷺沢は「負け犬仲間」と名指しされてしまった。また、酒井との対談では

鷺沢 すいません、子供も産まずに。社会お荷物になって生きていきます(笑)

発言している。クズ人間の時点ですでに社会お荷物だが、なんだかんだで鷺沢本人も負け犬であることも認めていたようだ。

ちなみに、のちに若手女性純文学作家として注目された綿矢りさは、インタビューに対して

私は、20歳ぐらいのとき結婚なんてまったく考えず、だいぶ遅くてもいいと思っていましたが、酒井順子さんの『負け犬の遠吠え』を読んだり(笑)婚活とか、アラサーアラフォーとか、世の中の言説の影響を受けるから、そろそろ考えなきゃあかんのかな、自分意識ではないけど、ほかの人がそう言ってるからそうなんかな、という感じのところにいますね。

と答えている。はぐらかしてはいるが、鷺沢のようにはならないぞというニュアンスを嗅ぎ取った者は少なくないだろう。

さて、2003年出版された『負け犬の遠吠え』のせいで、鷺沢は酒井と並ぶ代表的な「負け犬」と見られるようになってしまった。しかし鷺沢自身は、酒井のようにあっけらかんと「負け犬」になりきれなかった。2003年後半の日記には、作り笑いのような「負け犬」の話がしばしば登場する。

五本指全部を駆使して必死でしがみつくとすぐに疲れてしまう。だから、親指と小指は外しておく。Hang looseだ。…と、書いておきながら、自分は、

だが2004年日記には、

わたくしどもは殺されてもなかなか死なない、という稀有種ですので何かが起きても生き延びていると思いますが(2004/01/14)

などと書いているが、

ルルをひと瓶あけました。ヤク中。ルル中。(2004/04/07)

と、やはりどこかおかしくなり、同年4月11日にあっけなく首吊り自殺を遂げてしまった。死後、生前の鷺沢に対して批判的だった者からは、厳しい言葉が投げかけられた。

現実世界に耐え切れなくなり自ら命を絶つのは、一番の負け犬のすることである。死にきれない私たちの弱々しい遠吠えが、いつまでもインターネットこだまする。

https://ja.uncyclopedia.info/wiki/%E9%B7%BA%E6%B2%A2%E8%90%A0

2022-08-09

安倍ちゃん個人としては好感が持てる部分もあるんだよなあ

女性人生は既婚か未婚かよりも子供のある無しで変わる!? 〈刊行記念特別対談〉酒井順子『子の無い人生』×安倍昭恵

https://www.bookbang.jp/review/article/509688

「元来、努力家ではなく、目標が定められない性格なんです。それがずっとコンプレックスでしたが、こと、子どもに関してはよかったのかもしれません。

頑張れば妊娠できたのかもしれませんが、でもすごく真面目で努力家の友人が今月もダメ、翌月もダメでというのを繰り返すうちにうつ病になってしまったり、

別の友人は不妊が原因で離婚してしまったりしたので、私は諦めてよかったのかもしれないと思ったりもしました。主人が「絶対に産んでくれ」と言わなかったことにも救われた気がします。」


何となく検索していたこんな対談を見付けた

安倍ちゃん政治家としては全く支持してはいないが

こういうふうに子供が出来なくとも奥さんを責めず離婚するも事なく夫婦二人で最期まで添い遂げたっていうのは

個人というか家庭レベルでは好感が持てる部分もあるんだよなあ

それが政策に生きれば良かったのにね

自分子供がいないからこそ、多種多様人生を認めようという方向の政治家になってくれたら良かったのに

実際にはそうもいかないものなのか

2019-08-22

知識人読書量・知識ランキング

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クラス 小林よしのり宇野常寛勝谷誠彦荻上チキ鈴木謙介勝間和代伊坂幸太郎濱野智史赤木智弘坂本龍一いとうせいこう上杉隆酒井順子

クラス みのもんた久米宏古舘伊知郎ハマコー太田光水道橋博士テリー伊藤、リリー・フランキー、コシミズ、香山リカ森永卓郎、ホリエモン、津田大介ひろゆき中村うさぎ雨宮処凛桜井誠

2018-12-09

そうは言ってもさ、ブスじゃん?

http://papapico.hatenablog.com/entry/2018/12/06/125644

このぱぴこさんの記事をはじめとする相席スタート山崎ケイの「ちょうどいいブス」論批判を読んで。

私は批判してる人たちみたいに賢くもタフでも正しくもないのでまとまりないですけど。

でもまぁ明らかにブスだからさ。

「そんなことないよー!」待ちとかじゃなくてさ。

美醜ってそこそこ歴史の積み重ねられてきた強度のある価値観で、資生堂あたりが「美人バランス」に基づいたメーキャップ提案なんかする程度には明確な基準があるわけでしょ?

そこに照らし合わせたら、明確に私は美しくないし、ブスなんですよ。客観的事実として。

30年くらい生きてたらそれはもう揺るぎない事実として理解しますよ。

そこで事実として「ブスなんでね」って話をしてるのに、アリアグランデに「そんなことない! あなた可愛いわ!」とか言われたって、いやいや、今そういう話してねえから

可愛いとかマインドの話じゃなくて物理的な、造形の話をしてるわけだから

自分のことは好きですよ。でも自分最高!と「私はブスである」という自認は別に普通に両立するじゃないですか。

っていうとまた「自分呪いをかけるな!」とか言い出す人が現れるんだろうけど。

この「呪い」って言葉も使われすぎていいかげんうんざり

呪いを解除せよ!って言いまくってる人たちが逆にスピった人とかカルトの人みたいで怖い。押し付けがましい。

ささやかだけど住み慣れた我が家リビングで寛いでたら知らない人がいきなり「この家は呪われてますよ!!」って上がり込んできた感じ。いや、そういうの興味ないんで…

とか言っても「あなたはまだ洗脳されてるだけ!私も目覚めるまではそうだったの!」みたいな反応されるだけなんだろうな…そういう話の通じない感じまで含めて本当にもううんざり

つか、「逃げ恥」ってそんな絶賛されるほどの作品か?? 面白かったけどさぁ。

そもそも星野源こそを「ちょうどいいブス」としてサブカル女の皆さんは慰み者として消費してきたわけですよね?

イケメンすぎるのは無理」「程よくクズ香りがするところがいい」とか言ってさ。

たまたま星野源音楽の才能もあったけど完全に俳優仕事から人気先行してる以上そこは否定させませんよ。

あと劇団雌猫界隈の「最高の女」みたいなノリもキモい

メイクしたりオシャレしたり自分肯定するのは楽しい、気分がいい、それはわかるけど「美容によって救われた、自分肯定できた」「わんわん泣いた」とか言い出してるのもう自己啓発サークル告白タイムみたいで引く。

そこまで入れ込むか?みたいな、もっと気楽にメイクしておめかしして楽しい、くらいのノリじゃダメなんですか?

おさ旦那さんとか最近完全にスピすれすれじゃん。

モテ至上主義に反対するあまりモテ意識する人を叩きはじめてるし。

たぶんぱぴこさんはじめ、この「ちょうもいいブス」に怒ってる人って、山崎ケイよりかは「ブスじゃない」んだと思うし、自意識も「いうても私は顔立ち自体は悪くないし、まあ美人寄りだし…」くらいの感じなんだと思うんですよ。

それなのに自分にも「ブス扱い」の火の粉が飛んでくるんじゃないかと思って怒ってるんだと思うんですよ。

でもそれはあなたをブス扱いした人に都度怒ればいい話じゃないすか。

ブスがブスと自認してることにまで怒らないでほしいんですよね…

当時は子供だったから知らないけど、酒井順子さんの「負け犬の遠吠え」が叩きワードとして使われるようになり、当事者から忌み嫌われたときの流れってこういう感じだったのかなって思う。

ていうか、ぱぴこさんめちゃくちゃパワーカップル側の人間じゃないですか?

高学歴首都圏暮らし外資系バリバリ働いて良きパートナーもいて、そりゃあ自己肯定感バリバリだし、古臭い日本お笑い価値観とかルッキズムとか自虐ブスとかにNo!突きつけられますよ。

でも相席スタートとか「ちょうどいいブス」概念ってそういう層の人向けじゃないからさ、最初から

なんでここでは「Not for me」発動されないの??

まぁそういう「古臭いクズ世界」の理屈が通じない書籍出版とかした山崎ケイが浅はかだったって言われたらそうなんだろうけど。

自分の力でそっち側になれなかった人間に対しては「うるせえ!自分の頭で考えてサバイブしろ!」って言い出すんでしょ?

あげく山崎ケイなりにサバイブした形なのにそれすらダメ出しされるって、もうどうすりゃいいんですか。

それこそ「どう転んでも地獄」じゃないですか。

強く正しく賢く誇らしく自分エンパワメントし続けないといけないの、しんどい

醜く頭も悪いキモくて金のないオバさんは辛い。

ていうかこの空気にこそ、

政治的に正しい私たちがこの愚かで無知なブスを啓蒙してやるッ!」

名誉男性になりたがる、古臭い価値観馬鹿のくせに生意気にも持論を語り始めたブスを矯正してやる!!」

調子に乗ったブスをこらしめてやらなくては!!!

みたいなノリを感じて、ブス、恐怖ですわ。

2015-05-18

http://anond.hatelabo.jp/20150518044032

女性地位向上や自立(ようするに闘い)よりも旧態依然玉の輿的な所を目指した戦略を取る女

いや、女子力って本来はどちらからも距離置いて、男は無視して女だけで楽しもう的なニュアンス

後者は勿論前者も「男に負けない!!」的な、男を意識しまくった生き方だしね)

女子力が高いってのは、ネイルアートなんかに自己満足で凝る女の事を指していたと思っていたけども。「『女』を楽しもう」と言うキャッチフレーズが似合うような。

あくまで「こんなことやっても男は見てねーしモテねーよ」ってのを周囲も本人も分かってる大前提で。

流行語としての、女性誌に出て来るような「女子」(30代女子とかああいうの)全般がそういうニュアンスだよね。

それを理解出来ない男(&空気が読めない女)が誤用して「男に媚びる女」的な勘違いが生まれてる感じ。

酒井順子負け犬が「結婚したくもない人生楽しんでる独身貴族女によるポーズ的な自虐ネタ」だったのが

誤用されて「結婚したいのに出来なかった喪女による本気の自虐」と言う意味になり、そちらの方が広まったのと同じような経緯か。

草食系男子もなー。

2014-08-08

知識人読書量・知識量ランキング

SSクラス 江藤淳柄谷行人、廣松歩、栗本慎一郎谷沢永一村上泰亮中村元

クラス 小室直樹浅田彰福田和也渡部昇一、呉英智蓮實重彦永井陽之助中村雄二郎すが秀実佐伯啓思高澤秀次筒井康隆小谷野敦菅野覚明養老孟司 見田宗介佐藤誠三郎大森荘蔵西部邁

クラス 丸山眞男吉本隆明長谷川三千子丸山圭三郎橋本治村上陽一郎佐藤優松岡正剛伊藤貫、猪木武徳坂部恵坂本多加雄大澤真幸中川八洋永井均野矢茂樹小浜逸郎飯田隆河合隼雄片岡鉄哉鎌田東二梅棹忠夫竹内洋山本夏彦山口昌哉、入江隆則

クラス 猪瀬直樹坪内祐三中沢新一御厨貴橋爪大三郎鷲田清一北岡伸一池田清彦中西輝政立花隆山本七平宮台真司桶谷秀昭宮崎哲弥司馬遼太郎古田博司市川浩東谷暁苅谷剛彦秋山駿関岡英之加藤尚武浅羽通明松原隆一郎東浩紀

クラス 中島岳志鎌田哲哉兵頭二十八内田樹森本敏村上龍西尾幹二仲正昌樹大江健三郎齋藤孝森岡正博富岡幸一郎小泉義之井沢元彦、桝添要一、中西寛中島義道鄭大均山内昌之村田晃嗣山形浩生林道義松本健一

クラス 斎藤環福岡伸一副島隆彦榊原英資梅原猛寺島実郎佐藤健志大塚英志五木寛之笠井潔潮匡人高橋源一郎岸田秀山田昌弘竹中平蔵池田信夫萱野稔人大川隆寛、大森望櫻田淳上田紀行手嶋龍一和田秀樹藤原正彦、中野剛志

クラス 佐々木中村上春樹三橋貴明田原総一郎木村太郎池上彰竹田恒泰切通理作島田雅彦酒井信、夏野剛苫米地英人上野千鶴子姜尚中、鷲田小爾太、竹田青嗣小阪修平佐藤亜紀

クラス 糸井重里加藤典洋中上健次勢古浩爾北田暁大藤原和博小熊英二佐々木俊尚西條剛央玄田有史城繁幸茂木健一郎岩田温千葉雅也、岡田斗司夫

クラス 小林よしのり宇野常寛勝谷誠彦荻上チキ鈴木謙介勝間和代伊坂幸太郎濱野智史赤木智弘坂本龍一いとうせいこう上杉隆酒井順子

クラス みのもんた久米宏古舘伊知郎ハマコー太田光水道橋博士テリー伊藤、リリー・フランキー、コシミズ、香山リカ森永卓郎、ホリエモン、津田大介ひろゆき中村うさぎ雨宮処凛桜井誠

異論がある人は修正版をトラバでどうぞ

2014-03-30

http://anond.hatelabo.jp/20140330091327

酒井順子が著書「少子」の中で、

育児ロボットのような、子育てをラクにするような機械を、その気になれば家電メーカーが開発することが可能なのに、なかなか出てこない。

 それは『ニーズが少ない、売れない』から開発しないのではなく、家電メーカーの重役連中が団塊老害で、

 『そんな育児サポート機種を出したりすれば、母と子の触れ合いが減ってしまって日本ダメになるじゃないか!!』と精神論を振りかざして、

 若い社員から育児サポート機械の提案を却下しているからじゃないか?」

と書いていた。

酒井順子は一種の陰謀論として書いていたと思うのだが、あながち陰謀論とも思えん。

2012-07-02

愚行権としての「子宮頸がんワクチン拒否権」を認めよ

子宮頸がんワクチン接種で、一部の女子

「激痛を理由として、失神等のトラブルを起こした」と報じられている。

この事象自体は、

ワクチンが不良だったから、失神等のトラブルが発生した」のではなく、

「激痛そのものトラブルを惹起した」ようであり、

自分統一教会のように「このワクチン日本民族絶滅陰謀だ」という

トンデモ論には真っ向から反対する立場ではあるが、とはい

「激痛を伴うワクチン接種を、義務化するのは、女子が可哀相じゃないか?」と

同情してしまう。

素人考えでは、

「経口ワクチンを開発できないのか?」とか

「せめて筋肉注射じゃなく、痛みの少ない接種法を工夫できないのか?」とか

心配してしまうのだが、

「現状の、激痛な筋肉注射方法しか、接種方法がない」

のであれば、

愚行権としての、子宮頸がんワクチン拒否権を、認めてあげるべき」じゃないか

「少子」を書いた酒井順子が、

子供を作りたくない理由の隠れた主因は、陣痛が痛すぎるからじゃないか?」

と看破していたが、同様に

子宮頸がんワクチンの接種は痛すぎるから、受けたくない」という

子供じみた接種拒否権」も、認めてあげるべきじゃないのか?

社会予防接種を個人に強制する理由としては、

「接種主の感染リスクを低減する」こと以外に、それ以上に

社会全体の蔓延リスクを低減する」ことが挙げられる。

しかし、子宮頸がんについては、

「激痛を伴う接種」の説明理由として、「社会全体の子宮頸がん蔓延リスクを低減したいから」

というのは、「激痛接種を正当化するには、いささか理由が弱い」のでは?

接種を嫌がる女子生徒に対し、

社会全体の子宮頸がん蔓延リスクを低減したいから、激痛に耐えろ」と説得しようとしても、

自分避妊具を付けるから大丈夫だ」

とか

自分は一生男と交わらないから、大丈夫だ」と反論されたら、どう逆反論するのか?

子宮頸がん予防を

自分感染リスクの予防のため」という説得が主因なのであれば、

「痛いのがイヤだから接種しない、万一のリスク自分が負う」

という「愚行権自己決定権」も認めてあげるべきだと思う。

女子中生は自己決定を下すには早すぎる、女子中生の意思を無視して

 強制接種して、激痛に耐えるべきだ」という考えは、いささかパターナリズムじゃないか

というか、今の女子中生はネットも駆使しているから、

子宮頸がんワクチン接種って、死ぬほど痛いんだって~」という情報が駆け巡っているのでは?

そういう情報が出回れば出回るほど、接種時の恐怖感が増大して、失神事故が多発して・・・悪循環である

実際接種現場では、「ネットで痛い、と聞いているから、接種受けたくない」の類の

接種拒否が多発しているのでは?

早急に「痛くない接種法」の開発が必要なんじゃないか、と思う。

(接種率の向上に繋がるため)

2012-04-30

http://anond.hatelabo.jp/20080726155322

<彼女ができないやつの10の鎧 >

本当は忙しいんだが、我慢できないから長文を書く。

  #より子  『それでいいのですか?』

  #http://www.nicovideo.jp/watch/sm1336679

  #http://www.youtube.com/watch?v=Css-AEw1-ys

  #曲が良いだけに歌詞がムカつき過ぎる

元増田は、人が鎧をまとうには、それだけの理由と経緯があることを

考えたことがあるのか。

元増田は、義務教育の時代に、

  女達「オメェ、それって体育祭の写真?」

  オレ「……うん」

  と答えるや否や手から封筒をバシッともぎ取られ、

  女達「いたいた!  イケメン君が写ってる!」と勝手に写真を切り取られ、

  オレ「あの、ちょっと待って欲しいんだけど」

  女達「ルッセェーんだよ!  誰もテメーに話しかけてねーんだよ!」

  オレ「それ、オレが焼き増しした……」

  女達「あー、ウッセーなぁ、いらねーよ!  この汚ねぇ写真!」

と、自分とイケメンツーショット写真の自分の部分だけ、

しかビリビリに破かれて紙ふぶきみたいに投げ返されたことがあるか。

……思えば、『スケバン刑事』と横浜銀蝿の全盛期だった。

女子は全員ズベ公だった。

(こう書くと偏見と決め付ける増田がいるだろうが、詳細は後述する。)

元増田はこんな経験があるか。

  学生時代、どんな男の子も一度は"大学デビュー"とやらを夢見る時期に、

  オレも人並みに恋に落ちた。

  自分の立ち位置プライドトラウマ女性観も何もかもかなぐり捨てて、

  サークルで意中の同級生告白したら、

    女「最近失恋したばっかりで、[今は]そんな気持ちになれないの」

    オレ「そうか……じゃ、気長に待つよ。いつでも待ってるよ」

  その後だ。そろそろ良いかな?  と映画に誘えば、

    女「ゴメン、ちょっと面倒くさいや」

  同じ趣味があると分かってその交友関係に誘えば、

    女「なんかイヤ!  理由?  んー、イヤだから」

  ここまでは、まあ分かる。

  さすがに引き際かと思い、接触を減らそうとすると、

    女「えー! ○○展に行ったの!?  誘ってくれたら一緒に行ったのにー!」

  オレがバンド活動の難しさと楽しさをコンパで話せば、横から

    女「ね!  私がコーラスやってた時は、5度のハモりが好きでねー」

  ときた。

  ならばと、何かイベントとかにお誘いしても、最初の拒絶に戻ってまた繰り返し。

  こんな感じで付かず離れず、離れず付かずで結論の出ないまま、大学生活4年を

  オレは棒に振った。

  サークル卒業コンパで、「実はオレ、彼女のことが好きやってん」と

  カミングアウトしたら、まわりから

  「実は俺も」「俺もだ」「なんと!  俺もだ」

  の声が多数。

  周りに男たちを等距離にはべらせてチヤホヤさせてたのね。

  ……ちなみに、世間ではアッシー君、メッシー君、ミツグ君、そして[キープ君]

  なんて言葉が流行り始めていた。

  サークルクラッシャーなんて便利な言葉が出てくるのは後の時代。

  酒井順子がオンナのライフハックとして"自分の崇拝者をキープしておけ"と

  言ったのは、もっと後の時代だ。

その後、社会人になって、オレが見てきた女たち。

・同僚、上長にはバリキャリ兼お母さんみたいに面倒見良く振舞う

  女先輩が、後輩のオレには職場の不満を解消するかのように

  箸の上げ下ろしまで毎秒々々ダメ出したかと思えば、

  「もー、ブーブーちゅわん(オレのことだ)ってば、

    好き好き大好きー!」

  とヌイグルミ扱い。普段は発散できない幼児性が爆発

・失脚してリストラ含みで物流オペレータをやらされてる四十男。

  妻子のためにと歯を食いしばって耐えるその男性に、

  「えっとぉ、FAX送信とかはぁ、アタシたち優先にして欲しいんですよねー。

    ハッキリいって使えない人がぁ、色々占有されると迷惑なんですよねー」

  と、上司の尻馬に乗ってなぶるなぶる

スカウトされて転職、マネージャーになって3日ほど。現場の女子達からの

  ヒアリングを総合すると、

  「えっとぉ、課長さんの仕事って、要はアタシたちの要求は全部上に通してぇ、

    あたしたちが嫌に感じる要求はぁ、全部アンタが板ばさみになって

    握りつぶしてくれることなんですよねー。

    平たく言えば傀儡。もしそれが嫌だったりー、アタシ達からみて

    使えねーと思ったらー、役員に泣きついて追い出してもらいますから。

    現場にぎってるのはアタシたちだし。ということでヨロシクぅ」

  そりゃ、前任者も辞めるわけだよ。

などなどなど。

オレは思ったね。

「ああ、こいつら自分たちが愉快に過ごすために、小社会操作する

  ことしか機能が無い昆虫オートマトン(自動機械)と同じだ」

実際、マネジメントは降ろしてもらって、自分の専門性を活かした

チェック部門の門番というか見張り番に就いたとたん、

「私たちって、良い同僚関係よね?  よね!?」

「あ、同じ趣味なんですね!?  こんどディスカッションしましょーよ!」

とまあ、好意的に接してネ!  という秋波のドぎつい事といったら。

上に書いたリストラ男の件も含めて、

「ああ、しっぺ返しや不利益が無ければ、誰に対してもどこまでも残酷に。

  なにか損得が絡んでくると、どこまでもフレンドリーに」

なのだなぁと。

物心ついてからのオレの経験によれば、男の中には少なからず、

  ・自分の利益or不利益にとらわれずに人の気持ちに共感する

  ・自分のご機嫌or不機嫌とは別に、善とか公とか、つまり

    仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌のどれか1つでもいいから

    行動原理に加えている

まりは大雑把な意味でのヒューマニズムを持ってる奴がいたもんだが、

女性の場合には、そんな人間は片手でおさまるくらいだったよ。

いつだって馴れ合いのオトモダチ関係と派閥。派閥の中でも株が微妙に上がった、

下がった。それだけ。地頭の良さと判断の手際のよさは認めないでもないが、

それを上に書いたような関係性のゲームしか使わない。

話を男女関係に戻す。

何でオレは女と付き合えないんだ?  自問してみた。

> 8. 「女は信用できねえ!」

> そう思ってると顔に出ます。あなたの目が「お前なんて信用できねえ」って目になります。

> そりゃ、そんな人信用できませんって。

まったくその通りだ、実際に信用できないんだからしょうがない。

じゃ、なぜ信用できないんだ?  女という女が全部が全部、オレの知ってる通りの

存在だったら、今頃とっくに社会崩壊しているはずだ。おかしい。

しばらく考えて、結論が出た。

悪いのは、自分自身だ。

オレの欠点をサクっと書いておく。

キモオタくさくて芝居がかった気持ち悪いコミュニケーションしかできない。

  やたらスノッブ(=表面的に教養っぽい馴れ合いが好き。本当の知性とは無縁)な

  家庭に育ち、オタ系人間とばかり付き合ってきた影響なのか。

  なので、自分の立ち位置は"ギャグメイカーでトリックスター役"で、それで良いんだ、

  と自分を納得させていて、それで過去友達がいなかったわけではないが、後から、

  「オマエさぁ、言動がイタくて笑えるから仲間に入れてやってんだよね。

    気が付かなかった?」

  と言われる事もしばしば。

  おまけに、家庭でのプチ虐待のせいでオドオドした臆病者だった。

先天的に要領が悪い、脇が甘い。

  発達障害の一種だと思うのだが、予定やToDoをキッチリ、カッチリ自己管理していくことが

  壊滅的にできない。

  待ち合わせはいつも遅刻、学生時代社会人時代とも、イベントプロジェクトや自主制作は

  いつも自分の分担だけ頓挫または炎上。

  だから人に当てにされない。

  さらに、人からダメ出しされないような穴のない立ち振る舞いが、どーしても出来ない。

  そして無用心。

  擬友人の一人が言うには、

  「オマエさあ、周りがダメ出しした内容が矛盾してると、

      (たとえば、

        A氏「こういう場所フォーマルだろ、ちょっとは考えろよ!」

        B氏「堅苦しい席じゃないだろ?  なんでカジュアルで来ないんだよ?」)

    すぐにパニック起こすじゃん?  あれ、俺たちがローテーションを組んで、

    わざとやってたの知ってた?

    あと、「オマエのためを思って」とかいって色々アドバイスしてたの、

    実はウソを混ぜ込んでたんだ(笑)。

    感心して聞いてるのを見て、影で笑ってたんだぜ」

・妙に頭は良い

  人間関係知性(かわいがられる能力、人を魅了する能力)が病的に低いのに対して

  抽象的な論理思考能力だけは病的に高い。

  必然、世の中が不愉快しょうがない。

  具体的に言うと、事実よりも発言力で通る意見が決まる、とか、

  なにか不都合やトラブルがあったら、原因究明よりも、

  「誰も味方のいないアイツ(=オレ)の凡ミスってことにしておけ。誰も困らないから」とか。

  これじゃ、人間関係がすべての出発点である女子たちとソリが合うわけが無い

・デブで運動音痴

  これは、まあ自己責任と言えなくも無いね

……結果として、

  ・人望無し、味方につけても実利無し

  ・そばにいて生理的・感覚的な気持ちよさは皆無

  ・生活力とか将来性を想起させるもの皆無

という異性関係上では驚異的なロースコアの持ち主だったんだ。オレは。

オレの特徴が、女子の不愉快な部分を引き出していたんだね。

だから、もしオレの出身学校や勤務先に元増田が在籍して、その"偏見の無い目"で、

女子たちを見れば、多分彼女たちは、

"善人も悪人もいる、それぞれ違った普通人間の集まり"

ということになるんだろう。

それは、元増田が、平均的な"価値"というか影響力のある人間だからで、

同じ女子たちが、たとえばオレみたいに侮辱しても怒らせても何にも心配の無い

男子の前では、大部分が『肉体の門』に出てきた焼け跡のパンパンみたいな

ズベ公になるんだよ。同じ人間なのにね。

> みんな密かに自分を磨いている現実にも目を向けてもいいかも。

磨けば光る部分なんて欠点じゃないよ。

どう改善しようとも残る本質的マイナスの特徴を、欠点って言うんだ。

自分自身の定義の一部といってもいい。

さて、状況は整理できた。(増田諸氏が同意しようとしまいと、オレ的には)

それならそれで、進むべき道はある。

モテとか非モテとかに影響されない人間を目指すんだ。

"護身完成"(『刃牙』が元ネタだけど、この場合は『電波男』(本田透)から孫引き)

を目指すんだ。そう思った。

孤独な道だったよ。ネットが普及するまでは、

世間にはアベックがあふれ、同期は家庭と子供をもうけ、飲み会に行けば、

  女子達「(オレ)さん、Aさんって、やっぱり、D・Tだとおもう?」

    オレ「ちがうんじゃね?  どっちにせよ、他人のことだろ?」

  女子達「だとしても、S・D・Tでしょ~、やっぱ(笑)」

    オレ「君達、そうやってオレのことも話題にするわけ?」

なんてやり取りが普通

だから、喪男板とか、その周辺のブログとかを見て、自分が一人で歩いているわけ

じゃないことを始めて知ったときは、少し救われたね。

でも、ネットのおかげで、元増田みたいな発言に触れる機会も増えた。

話が飛ぶが、元増田も含めた、「ホントは悔しいんでしょ?」系の発言って

オレが仕えた一部の上司に少し似ている。

新入社員当時、同期がそろいもそろって無気力新人類だったのが

歯がゆかった。

「え~、やんなきゃダメですか~?」「ちょっとぉ、残業は都合がつかなくて~」

何を言ってるんだ、新人のスキルなんてハッスルすることくらいしかないだろう!

そう思ってたら、上司に呼ばれた。

「どうだ仕事は?  聞いたぞ、クリエイティブ部署が希望だったんだってな。

  じゃ、B君とかC君が制作やってるの見て悔しいのか?  ん~?  悔しいんだろう?

  だったら部署違いでも企画とかバンバン書いて提案してみればいいんだよ。

  読んでやるから」

オレは書いたね、何本も何十本も企画を。そうしたら、その企画はそのまま

召し上げられて何本か採用されて、それっきり。

オレの処遇に変化はなし。

何のことはない、めぼしい企画が尽きた統括部長が、アピールしたがりの

1年生を挑発して、アイディアを只で引き出しただけだったんだね。

唐沢俊一が似たようなことを書いていた。

  駆け出しのころ、原稿を発注するともしないとも明言されずに

  喫茶店で長々と喋らされ、何のことはない、ベテラン編集者

  サブカル系の新鮮なトレンドを収集するのにタダで使われてただけだったそうな)

同じような経験を何度もして、結局のところ分かったことは、

「いじけるなよ!  食い付いて来いよ!  もっと熱くなれよ!」

みたいな挑発には、乗らないのが最善。ハッスルしても徒労に終わるだけなので。

じつは、上に書いた無気力新人類路線が、最善の戦略だったんだね。

彼らは、積極的に意図的に無気力でダンマリで低体温をやってたんだよ。

少しだけ話を戻すけど、元増田の発言って、ジョギングサイクリング

しつこく勧めてくる人間にも似ている。

色々と利点を並べた上で、「ま、無理にとは言わないよ、そうやってウジウジと

やらない理由を並べてればいいんじゃない?  せいぜい笑ってやるからさ」

みたいな。

ところで、もしジョギングを勧めている、その相手が車椅子に乗ってる人間だったら、

どうする?

足が動かない人間には、動かない人間なりの自己実現の道がある。

そんな車椅子人間ジョギングを勧めるほど悪趣味人間は多くは無いけど、

モテ/非モテゲームに参加しない人間は同じくらい悪趣味な挑発をいつも

浴びせられる。

理由は簡単で、負け組みにいっぱい参入して欲しいんだよ。

元増田がそこまで考えてエントリーを書いたとは思わないけど)

野球で考えてごらん?  セ・リーグでもパ・リーグでも

「うちのチームは万年Bクラスなんで、意味が無いから解散します」って言ったら、

翌シーズンからは3チームでAクラスBクラスを分けることになるんだぜ?

カップル結婚⇒家庭ってのは別として、その前段階のモテ/非モテってのは、

言ってみれば、自己承認の感覚っていう限られたパイを奪い合うゼロサムゲームだ。

(上に書いたサークルクラッシャーの例を参照されたし)

弱っちくて不案内な初心者を定期的に勧誘しないと、自分たちが良いポジション

立てないじゃないか。

> 2と似たようなものですが、世の中の裏に恋愛至上主義という巨大なモンスターが棲んでいるという陰謀論系。

べつに、電通光文社ゲルショッカーや黒十字軍コミンテルンみたいに策謀をめぐらしてる

わけじゃない。当たり前だ。

でもね、津々浦々の小社会では、みんな自分の株の上がり下がりに神経を尖らせていて

そんな集合無意識が、結果として世相全体のレベルでは巨大なモンスターになって、オレやオレの同類達の

なけなしのプライド自己承認を根こそぎにしようと襲い掛かって来ているんだ。実際。

でも仕方が無い、自分が選んだ道だ。

だけど、楽な道じゃないんだぜ。

モテのゲームを抜けようとした人間しか見えてこない、まるで暴走族の足抜けに対するリンチや、

女子グループの抜け駆けに対する制裁みたいな、えげつない、しつこい、悪趣味

同調圧力があって、それに拮抗できるように、ゲームを降りる胆力、ゲームを降りる意志力、

ゲームを降りる知力を血の出る思いで研鑽してるんだ、こう見えても。

だから、

> 5. 「俺のことなんかほっといてくれ」

> 非モテ全般をいじってるエントリに対してわざわざ「俺のことかー!放っといてくれよ」って言っちゃう系。

こういう風に挑発に乗るのは、それは研鑽が足りないからとしか言いようが無いが、

それは少なくとも挑発してくる人間に言われたくはない。

さんざん挑発しておきながら、不愉快だから「不愉快だ」とリアクションしたら、

「未練たらたらですねー(笑)、酸っぱいブドウですか~?」って、そりゃなんだよ?

今の自分は幸いにして適職を見つけ、少数だが信頼の置ける友人たち(なんと女性もいる!  人妻だけど(笑))を

グループか確保して、職場では"枯れたオッチャン"のポジションを得て、そこそこ確実に楽しくやっている。

このエントリーは、元増田が書いたエントリに、(本当はそんな筋合いは無いにもかかわらず)グサっと

きてしまった後進たちのために書いた。

書くことも尽きたので、元エントリに逐語的に反応して終わる。

1. 「だって俺だけベリーハード設定なんだもん。残機も回復アイテムもないし敵は鬼のように強いし、やってられないよ」

    自分にとって楽しくないゲームは、いかに周囲が賞賛しようとクソゲーです。

    MMORPGギルドマスターから「出勤するからログアウトしたい?  甘ったれんな!」とか言われたら、誰だって

    そいつが異常だと思うでしょ?  間違った自己修養精神は何の果実ももたらしません。

    あなたにだけベリーハード設定に思えるゲームは、まちがいなくあなたにとってベリーハードゲームなのです。

    ご心配なく、ベリーハードに感じている人は他にもたくさんいます。

2. 「女と付き合う(結婚する)ことでかかるコストはこんだけ、対して見返りはこんだけ。割に合わなすぎる!」

    女と付き合う(結婚する)ことによるコスト/リターンは人によって変わってきます。

    「一般的な人なら儲かる」と吹き込まれたとしても、自分が恒久的に赤字となる見通しなら、

        1)自分が悪いんだと考えて、反省と修正を加えながら石にかじりついても事業を継続する。

        2)さっさと撤退して他の事業を探す

    と、2つの道がありえますよね?  私なら後者を選びます。

3. 「恋愛至上主義社会に組み込まれたが最後、俺たちは搾取され捨てられるだけなんだ。そんな社会に参加したくない」

    恋愛至上主義なんて幻想に過ぎません。幻想に過ぎませんが、口裂け女のように反応が反応を呼び、

    ほかの○○至上主義とは比較にならないくらい現実化して実際にあなた搾取します。

    素養と運があれば搾取する側に回れます。

    折り合いはつけられません。乗るか降りるか、2つに1つです。どちらもあなたの自由です。

    自分の素養と相談して決めてください。

4. 「でもイケメンじゃないし」「でも結局イケメンじゃないから相手にされないし」

> いい加減自分が選ばれないのは「外見が醜いから」じゃなく「内面も醜いから」である事に気付いてもいいかも。

    人間は多面的な生き物です。彼女-彼氏という関係では外面も内面も醜いあなたに良い経験は出来ませんが、

    他の人間関係では美しいあなたと美しいパートナー(達)が良い関係を持つことが出来ます。

    彼氏-彼女関係において美しくあるために研鑽を積むか、他の人間関係に活路を見出すかは、あなたの自由です。

5. 「俺のことなんかほっといてくれ」

    「ほっといてくれ」というエントリ不要なら、いじってくるエントリを書かないで下さい。

    もしも、いじるのはそっちの勝手だというなら、リアクションするのもこちらの勝手です。

> そこで「俺のことも構ってよ!俺も寂しいんだよ!」って言えない無駄プライドが全てです。

    そこで、「誰かを見下していないと不安なんだよ」といえない無駄プライドが全てです。

6. 「結局○○ですね、わかります

曲解系。

    無駄な修飾を省いて、シンプルな真意を確認することを曲解と呼びますか。

    (例:彼女持ちor彼女無しっていう価値観から自由になろうとすると、

          [臆病者の防衛機制]とレッテルを貼ってくるんですね、わかります。)

7. 「○○や△△の良さが判らないような人種なんて・・・

    家柄や年収や美醜のように、パートナーの条件に何を設定するかなんて、それぞれの勝手じゃないですか?

    折り合いが付くか付かないかは同人同士の問題であって。

    条件が折り合って付き合うことになるも、折り合う相手がいないから一生、誰とも付き合わないも

    当人の自由では?

8. 「女は信用できねえ!」

    実際、信用できなくなる経験を腐るほどしてる人がたくさんいます。

    信用できないと思ってたら信用されないとして、ニワトリ-卵の水掛け論になるくらいなら、

    相互に不信感を持っているほうが、無理やり信頼しようとするより健全では?

    どこかで信用するにたる女性(女性にとっては男性)を見つけるかもしれませんし。

    そうしたら、はじめて信用することを始めれば良いかと。

9. 「女は怖い生き物だ、嘘つきだし○○だし△△だし□□だし・・・

> じゃ、逆にあなたがどれくらい高等な生き物なのか説明してください。

    「嘘つき」というのが良いたとえですが、どちらかというと、女性が男性より

    はるかに高等だから怖いのではないでしょうか?  それも、情報戦、人心操作

    といった社会的闘争能力において。

    また、倫理や観念や建前のせいで複雑で脆弱になりがちな男性の精神に対して、

    「自分がご機嫌になることを勝ち取る」という一点からゴールがブレない

    精神の強靭さも恐怖の対象です。

10. 「スイーツ(笑)

    オタクというのは没頭するものの対象が千差万別なので、何オタクなのかについて無理解と理解の違いがありえますが、

    「スイーツ(笑)」の対象とは、ネイルアートにせよエステにせよ旅行にせよ、はては美術館めぐりやゴルフに至るまで

    「羨む層から羨まれる層へとちょっとだけ自分のライフスタイルクラスを上げる」という一点に要約できるので、

    具体的には(ネイルエステ旅行美術館ゴルフ等々)何をしていても、サザビーを組むのとキュベレイを組むのくらいの

    違いしかありません。

11. 結局「その鎧、悪い事言わないから、1回脱いでみたら?」っていう。

      別に最初から鎧を着ていたわけじゃありません。

      大小多数、なんども苦い経験をして、自分自身のことを多少は理解して、自分の元々のポテンシャル努力

      補填するほど彼女が欲しくないことが分かったので、「モテ能力を磨く努力」と「モテ抜きで生活を充実させる努力

      のうちで後者を選んだだけで、言いかえれば

      「自分の素養では多大な労力を投下しないと素敵な彼女なんて回ってこない。だから、

        彼女なんて作らずに別の方法で幸せになろう」

      という実にシンプルで経済原理にそった選択をしただけのこと。

      いうなれば、眉を整えたりメールをマメに出したりする労力を払う代わりに、自分の心の中に

      「彼女欲しいよー!  ラブラブ生活が送りたいよー!」という欲求があふれ出さないように城壁を

      築いているだけです。どちらも等価です。

> 変わりたくないなら訳の判らない中間地点でクネクネするのは単に見苦しいだけだしやめたら?って思うし。

    人間は迷いながら結論を出していくものです。見苦しかろうと。

    中には終生パートナーが途切れることが無い、という最初から結論が出ている人もいますが。

    私自身、大学デビュー社会人デビューと何度もクネクネしてきました。

    相互に満足できるパートナーが見つかる可能性があるのに早々に鎧を着込んでしまうのももったいないし、

    そもそも女性全般にソリが合わないのに強引に婚活に飛び込むのも後々禍根を残します。

    それをハタからみて見苦しいの一言で止めろというのは、横暴なのでは?

2011-11-02

出会い系攻略法

以前知り合った縁のある方から出会い系攻略について聞かれたので

自分なりに編み出した攻略方法を整理して書き出してみました。

長くなったし、メールには残したくないし、もしかすると誰か他の人の

役に立つかもしれないと思ったので、ここに書いておきます

どなたか一助になれば幸いです

【目次】

・まず決定しておくべきこと

 →目的ターゲット自己分析

・行動する上で心がけること

 →顧客志向、活動期間を区切る

・具体的に何をすべきか

 →プロフィール日記掲示板)、メール

・その他配慮すべきことはあるか。

 →サバ読み、一人か複数か、狙い目

【ア】まず決定しておくべきこと

1.目的

 無目的で海に行っても、ぼーっと海を眺めて終わるだけ。

 楽しみたいなら目的をはっきりさせる。

 釣りサーフィンナンパ日焼け目的ははっきりさせる。

 出会い系も同じ、目的メル友なのかお茶友なのかセフレなのかはっきりさせる。

 後述するように、目的が明確だと行動にブレがなく効率的攻略が可能となる。

2.ターゲット

 仮に目的を「釣り」として、ありきたりな竿、ありきたりな仕掛け、

 ありきたりの餌で堤防から糸を垂らしても、魚が釣れるわけがない。

 よしんば釣れたとして、①効率が悪い②なぜ釣れたのか分からないので

 再現性が悪い、という問題がある。

 なので、例えば「クロダイ「マグロ」等、何を釣りたいのかはっきりさせる必要がある。

 そうすれば、適切な竿、専用の仕掛け、最適な餌と釣り場を選択することが出来る。

 出会い系も同じ。「JK」「主婦」等、誰を狙うのかをはっきりさせておく。

 ターゲティングは4つの変数を使ってセグメントする。

 ■地理変数:どこに住んで(働いて)いるか

 ■人口動態変数:年齢、所得婚姻、あるいは人種

 ■心理的変数好きな音楽、本、映画、食事、ファッション

 ■行動変数倫理観、価値観性格など…

 例)『東京23区内もしくは神奈川東部在住の30代後半の独身OL、親元から離れて

 一人暮らしをしている。彼氏はいるが惰性でつきあっており、割と時間がある。

 好奇心が強く、危ないと分かっていてもつい踏み込んでしまうことが良くある。

 好きな作家酒井順子最近上野千鶴子も手に取ってみるようになった。』

 ターゲットをこう決めたら、それ以外の女性はすべてスルーするのが鉄則。

3.自己分析

 目的を「釣り」、ターゲットを「クロダイ」と決定しても必ずしも釣れるとは限らない。

 なぜなら、出会い系において針に付ける餌は「自分自身」だから

 自分の強みと弱みを明確に自覚し、ターゲットニーズを満たせるか考える。

 もし、あなたの強みがグルメなら「スイーツ()」のニーズを満たしやすい。

 もし、あなたの強みが平日昼間休みなら「主婦」のニーズを満たしやすい。

※これら3つをを決定しておくメリット

・「○○だから上手くいった(いかなかった)」等、分析が出来る→次回に活かせる

・行動がブレない→無駄が無い、上手くいけば確率が上がる

・結果が平準化される→いつでもどこでも使える。ビジネスにも、リアルナンパにも。

結局のところ出会えない人というのは、この3つの事柄に対して無自覚、なのだ。

【イ】行動する上で心がけること

1.顧客志向

 「クロダイを釣る」と決めたなら、心がけたいのは「良き釣り人」であること。

 良い釣り人とは、魚の習性を熟知し、魚の好む竿さばきが出来る人のこと。

 相手を良く知り、相手の好む行動が出来る人、ビジネスではそれを顧客志向と言う。

 相手を知るつもりがなく、自分の好みを押し付ける人、それはたんなるわがまま

 例えば、読めない名前や口にしにくい名前プロフィールに設定している人

 「GSXR1000」とか「メルルのアトリエ」とか。

 第一に、ターゲットに訴えかけないよね?

 第二に、会ったときになんて呼ばせるつもりなの?

 常にターゲットのことを意識して行動すべきである

2.活動期間を限定する

 「良き釣り人としてクロダイを狙え」ば、かならず釣果を得ることができる。

 しかし同じ場所でずっと釣りをしていると、いずれ魚はあなたに慣れ、釣果が

 あがりにくくなってくる。つまりスレる」というやつ。

 同様に、いずれアカウントは飽きられ、反応が悪くなる。

 てっとり早いのは退会して新しいアカウントを新しく取ること。

 これなら同目的、同ターゲットでも新鮮味を演出でき、釣果が戻ってくる。

 では新規登録〜退会までの期間はどの程度か?経験則では3ヶ月がメドだろう。

 3ヶ月経過したら、釣果を確認し、反省点を踏まえ新しいアカウント作成する。

 もちろん、素晴らしい相手を見つけたならば、退会してそれで終わりも良いだろう。

【ウ】具体的に何をすべきか

 使うツールは基本3つしかない。「プロフィール」「日記掲示板)」「メール

1.「プロフィール」は、転職で例えるならこれは履歴書

 見栄えが悪くなければそれで良し。名前アバターもごく普通で構わない。

 たまに派手なアバタープロフィールを見かけるが、そんな「ドヤ顔」は必要ない。

 自分ターゲットが誰なのか、自分の強みは何か、さらっと書いておくと良いだろう。

 例)『はじめまして。新しい出会いを求めて登録しました。

 仕事がら全国いろいろなところへ行きますが、そういったところで

 出会う美味しいもの美しい風景日記に書いていこうと思ってます

 一人暮らしをしているので、同じように一人暮らししてる方と仲良くなりたいです^^』

2.「日記掲示板)」は同じく転職で例えるなら職務経歴書

 最も難しく、コアな部分と言えるだろう。ターゲットの心に響かなくてはならない。

 何を書くかよりも、書く内容をブラッシュアップさせる方法を見つける必要がある。

 指針とすべきは「閲覧数」と「閲覧数に占めるコメントの率」。

 過去日記の数値を確認し、良かった日の日記のどこが良かったのか

 分析しながら次の日記に活かすべきだろう。

 なお、ハッピーメールではコメント率10%、ASOBOならコメント率4%が目安。

3.「メール」は、同じく例えるなら一次面接

 相手と仲良くなることは意識しない。自分の望む条件かどうか、相手が

 望むことは何か、またそれを自分は満たせるか、を意識する。

 駄目なら続けるのは時間無駄、すぐ次のターゲットへ移る。

 もちろん、相手を楽しませることを忘れてはいけない。

 仲良くなることを意識するのは、「直メ」「電話フェーズである

 サイト内でのメールは、1回の量にもよるが、10回前後だろう。

 直メへ移行すれば、会う確率はかなり高まる。

【エ】その他配慮すべきことはあるか。

1.サバを読むべきか

 サイトでは、年齢をサバ読む人が非常に多い。男女問わず若い子が好まれるためだ。

 半数程度の人間が、自分プロフィールをサバ読みしていると考えて差し支えない。

 自分がやるかは目的による。継続的な関係を望むならやるべきではない。

 「偽証」は女性もっとも嫌われる行為の一つだからだ。

2.一人に絞るか複数を狙うか

 これは複数が良い。一人だとつい入れこんでしまうし、リスクヘッジになる。

 お手玉ジャグリングのように、リズム良く進めると良いだろう。

3.どんな人が釣れやすいか

 はじめたばかりの人がもっとも狙い目。観察していると「初日記」「初書き込み」

 は非常に人気が集まっている。前述したように、自分アカウントは常に始めて

 3ヶ月以内なのだから、「私もはじめたばっかりなんですよ^^」と、

 相手との共通項を作れるメリットもある。

以上、私なりの攻略法でした。

2010-12-27

「強がってる」と思われることは最悪の恥

今年の12月24日、家族と一緒に楽しく過ごした彼女はいない。


 と、これ↑はネットから書けることで、リアルでは絶対にこんな風には言えない。

 「彼女がいないから寂しく過ごしたですよー」とのニュアンスの付加が必須になる。

 「彼女と過ごすイブ」以外のイブについて、楽しかったとか充実してたなどとは絶対に言えない。

 「強がりアピール」だと思われたら強烈な恥になるからだ。


独身主義の女性が同じような問題に365日晒された結果として

自分から負け犬」と名乗るライフハックを開発したのが酒井順子である

自身の属性として「負け」を付加することで、逐次の言明負担を減ずる。スマートだと思う。


とにかく強がりは最悪にみっともないことである

本心を言うにしてもその結果強がりと誤解される恐れがあるぐらいなら

負けの所作をしたほうがよい。

という心情は多くの人が理解してくれると思う。


ところで、

クリスマスに一人身の男が抗議活動(と言う名の故意に惨めたらしい行動をする)

という2chスレッドがあったが↓

http://b.hatena.ne.jp/entry/hamusoku.com/archives/3872151.html

この笑いにはもはや過適応お約束の笑いしか感じられない。

深刻な人達諧謔はない。

個人的にはくどさを感じた。


つまり、もうそろそろ、

恋愛権威や相互監視は、思われてるほど強くはなくなってきているのではないだろうか。

本当にまだ負け犬儀礼が必要なのだろうか。

そろそろイブ普通に家に居て、人にも普通に「家に居たよ」と言いたいだが

2010-09-13

http://anond.hatelabo.jp/20100913131538

上記のインタビューからは、

造語主の吉村センセは「激痛だから価値がある」という倒錯した価値観をお持ちのようで。

とは読み取る事が出来ませんでしたし、

うち(吉村医院)は『激痛分娩』!! アッハッハッ!

と笑っておられるように、皮肉として使われているものでしょうから、それを無痛分娩の対として使われるのはいかがと。

吉村医院では自然分娩に拘っているとは受け取れますが、「激痛だから価値がある」と受け取るのは行き過ぎかと。

出産前からのケアですとか、充実した医療スタッフ、水中出産施設の整備もあるなど、自然分娩に関しては素晴らしい施設だと思いますし、実績としての帝王切開率の低さではないかと。

倒錯した価値観で運営されている医院であれば、ここまで充実した設備スタッフにはならないのではないかと思いますが。

>お産が女性人生を変える

この価値観押し付けそのものが、

小生そして酒井順子も唾棄している「訳判らない精神論」でないか?

出産は、どの分娩方法を取ろうが人生の転機だと思うのですが。

その言葉を持って、精神論とは言えないと思います。

自然分娩(経膣分娩)の対義語は無痛分娩じゃなく帝王切開等でしょう。

無痛分娩も帝王切開も、施術です。

施術なしの分娩を「自然分娩」とするのなら、「無痛分娩」も「帝王切開」も対義語となりえるんじゃ無いでしょうか?

トピ主です。

http://anond.hatelabo.jp/20100913131932

麻酔医が不足しているのは問題だと思っていますよ。

その前の段階として産科医が不足していることが大問題な訳ですが。

実際問題、日本で無痛分娩普及率が50%突破すると、

現状の産科医療は崩壊してしまうでしょうから、

それはそれで解決しないといけないでしょう。

>「麻酔リスク考えろ」は無視か?

これについては

>※「無痛分娩は医学的に問題」というのであればご指摘下さい。

> 当方、酒井順子本を論拠に論を組み立てているので、

> 無痛分娩の方が科学的に有リスク、となると、

>  論拠が一気に崩れるので。

と書いている通りで、純医学的にリスクの軽重を論議したいと思います。

麻酔医の不足というのは、純医学的問題じゃなく、医療政策的問題)

少なくとも

http://anond.hatelabo.jp/20100912005828

投稿主は、激痛分娩の方が医学的に高リスクと考えられています。

>そりゃ「高いリスク」が周知されてりゃね。

>激痛分娩では痛みのせいで出産が滞り母子を危険に陥らせるリスクがあるらしいが、

>そのリスクは周知されていないだろうから、

>その理由で無痛分娩を選択する人間は少ない。

「激痛分娩」ワードの創作

http://anond.hatelabo.jp/20100909210333

トピ主です。

http://blog.livedoor.jp/sunclinic/archives/340480.html

吉村先生お話しをうかがい、今、多くなっている『無痛分娩』についてお尋ねすると、

>「うち(吉村医院)は『激痛分娩』!! アッハッハッ!

いのちを産み出すのに、痛みもなしに産もうなんて間違っとる!」

>と喝!!

>「激痛だけど、産んだ後は、みんないい顔しとるよ」

>「自然に産むということは、その子のすべてを受け容れるということ

>お産が女性人生を変える」

>と本当に女性に対して深い愛情をもっておられる素敵な先生です

「激痛分娩」というワードは、別に酒井順子が言い出したワードでなく

小生が今回のスレ立てた際の造語であるが、実は小生よりも前に「大家吉村正センセが

使っておられるのであった。

造語主の吉村センセは「激痛だから価値がある」という倒錯した価値観をお持ちのようで。

だからあえて「激痛」と表現したのだろう。

>お産が女性人生を変える

この価値観押し付けそのものが、

小生そして酒井順子も唾棄している「訳判らない精神論」でないか?

>無痛分娩の対義語は、自然分娩なんだけどな

自然分娩(経膣分娩)の対義語は無痛分娩じゃなく帝王切開等でしょう。

2010-09-12

http://anond.hatelabo.jp/20100909195640

やれやれ。部分的には首肯してかまわないとこもあるが、こんだけ長く書いてひとを「読解力がない」といってる割にはねえ。

元増田のどこに、「酒井の論を論拠に」なんて書いてある?「酒井順子本を論拠に」ってあるだろ。「酒井順子本」の中には、

そしてアメリカ医師は、「激痛分娩は妊婦に多大な精神ダメージを与えるので、可能であれば無痛分娩をすることを医学的に勧めている」

って書いてあるわけだ。

元増田はその記述をもとに、「日本でも、無痛分娩の方が奨励されるべきでは?」って思って書いてるわけ。それくらい読みとれ。

だから最後に、「無痛分娩の方が科学的に有リスクなら、教えてくれ」って書いてる。

まずここで読みきれてない。元エントリを読もう。

(酒井本では、無痛分娩は当然あっていい選択なのに)しかし、日本では「激痛分娩を経てこそ、母親になれる」という訳わからない精神論が横行し、先進国唯一の激痛分娩国になっている、と書かれている。

だから、これを論拠にして、元エントリでは

ホメオパシー医学的に非合理」と判断する一方で、「出産は激痛分娩でなきゃダメ!」と医学的に不合理な選択を妊婦強要する日本社会は、ある種の「ダブルスタンダード」じゃないのか?

と書いている。タイトルに「激痛分娩を妊婦に強いる日本社会が」ともあるように、精神論があるから妊婦は激痛分娩を「強要さ」れてるんだ、と言ってる。

つまり"無痛分娩という当然の選択"VS"激痛分娩を強要する精神論"の話を元エントリではしてたはずだ。にも拘らず、最後にいきなり分娩方法のリスク量によっては論拠が崩れる、と言い出してる。上記の対立構造リスクの話はまるで別物で、今までの論拠とは関係ないのに。

お前は元増田を正確に読めてない上に、さらに、お前の文章は意味不明だ。一番不明なのがここ。

無痛分娩で科学リスクがいくら上がっても、精神論否定が結果的に無痛分娩数増加に繋がり、精神論の温存が(無痛分娩数)減少に繋がりさえすれば酒井論は肯定される。

ここからだらだらだらだらと、俺の論が「現実にありえない」とか言ってるんだが、これは単純に「酒井論が肯定されるには何が必要か」の話をしてるにすぎない。なのに、

日本人が、人間が今まさにもってるとする精神論が、いつのまにか勝手に否定されたりするわけないだろ。(略)何の理由もなく、いきなり否定されはじめることなんて、ないだろ。アホか。現実的にありえない仮定をもとにしてるから、この仮定は全く意味が無い。

とか言い出す。アホか。理由なんて妊婦経験談でも何でもいいだろ。「一人目は病気のせいで無痛で産んで、二人目は痛く産んだけど、産んだ後の気持ちは変わんなかった」みたいな話がすごく有名になるとかな。ありえない仮定でもないし、問題は「酒井論を論理的に成立させる条件」なんだから、意味がないわけがない。

精神論が温存されたとしても、無痛分娩数は減少に繋がらず「そのまま」なわけ。

ま、このへんは確かに「温存」じゃないほうがいいな。「大流行りしたとしても」とかに変えようか。別にいいよ。

すると「無痛分娩の科学リスクが高くても、精神論が否定されるなら、無痛分娩数増加に繋がる」になるんだが。(略)で、母親になれるとかなれないとかは関係なく同じならば、単純に「子を産む」に際して、なんでわざわざリスクが高いほうが選ばれるのか意味が不明。論理的に破綻してる。

そりゃ「高いリスク」が周知されてりゃね。激痛分娩では痛みのせいで出産が滞り母子を危険に陥らせるリスクがあるらしいが、そのリスクは周知されていないだろうから、その理由で無痛分娩を選択する人間は少ない。母親のなるならないも2人して死んじゃあはなから意味ないのに、精神論以前なのに、だよ。現実がどうでも、知らないことは考慮なんかしないで「わざわざリスクが高いほうが選ばれる」わけだ。実際に「論理的に破綻してる」んだな。

で、その上で「精神論が否定されるなら、無痛分娩数増加に繋がる」んであれば、酒井論も肯定するしかなくなりうる、というわけ。なぜなら酒井論を成立させるにはその条件が要るわけだから。俺、おかしいこと言ってるか?

"日本では「激痛分娩を経てこそ、母親になれる」という訳わからない精神論が横行し、先進国唯一の激痛分娩国になっている"という酒井の論はどうやっても肯定されないわけ。

どうやってもお前の立てた仮定では、酒井の論は肯定されないんだよ。

と言ったって、酒井論を肯定しようとしたら上で言うようなアプローチしかないだろ? "論拠は「精神論が無痛分娩数増加に繋がったか否かのデータ」しかありえない"んだから。

ちなみに、これから無痛分娩が広まったとき、初めて、「激痛分娩を経てこそ母親になれるとか、それはない、関係ない」って否定されだすんだぞ。

無痛分娩したけど、ちゃんと(良い)母親ですよっていうのが自分の評価でも他人から見ても広まれば、分娩における痛みの強さは、母親になる条件ではないなーっていう認識が広まるだろ。

これはそうなるといいねえ、としか言えんな。無痛分娩者の評価がきちんと広まるかどうかについておれはそこまで楽観視できない。少年犯罪凶悪犯罪児童虐待も、善男善女のおおかたは現実の件数とは別に、マスコミ報道を根拠にして「増えている」と思い込んでるんだろうから。事実がちゃんと世間に浸透する保障はない。

俺はべつに酒井論が肯定されようとされまいとどうでもいいし、無痛分娩がどれほど増えようと問題はない。

ただ、酒井論の根拠がなにかも知らないうちに酒井論を根拠にした話に頷いても仕方ないし、酒井論の正否とリスクの話を混ぜても意味わからんし、麻酔医の不足はそんな与太話よりももっと考えるべきことじゃねえのか、とは思うがな。

2010-09-09

http://anond.hatelabo.jp/20100909015225

どうやったらお前みたいな文章が書けるのか、どうやったらお前みたいな思考になるのか、

あんまり驚いたんで長文。

自分の読解力の無さを棚上げして「まったくもって意味不明」とか恥ずかしいなお前。

お前の方が意味不明だよ。義務教育からやりなおせ。

空気読めとかいう問題じゃない。思い込みを捨ててまず元の文章を正しく読め。

元増田のどこに、「酒井の論を論拠に」なんて書いてある?

酒井順子本を論拠に」ってあるだろ。

酒井順子本」の中には、

そしてアメリカ医師は、「激痛分娩は妊婦に多大な精神ダメージを与えるので、可能であれば無痛分娩をすることを医学的に勧めている」

って書いてあるわけだ。

元増田はその記述をもとに、「日本でも、無痛分娩の方が奨励されるべきでは?」って思って書いてるわけ。それくらい読みとれ。

だから最後に、「無痛分娩の方が科学的に有リスクなら、教えてくれ」って書いてる。

何故だか分かるか?

元増田は、

「もし、無痛分娩は科学的にリスクが高いならば、科学的にリスクの低い激痛分娩の方を奨励すべきだ(たとえ妊婦精神ダメージはあっても)。」

と考えているわけだろ。

元増田にとって、科学的にリスクの低い手段を選ぶ方が当然のことなわけ。

かつ、元増田は、「これは誰にとっても当然だろう」と思ったんだろ。だから、わざわざ書かないわけ。

で、ふつう元増田の文章だけで、何が当然のこととされているかとか、読み取れるわけ。

お前は、読み取れてないわけ。それを棚に上げて、「意味不明」って言ってるわけ。恥ずかしいだろ?


お前は元増田を正確に読めてない上に、さらに、お前の文章は意味不明だ。一番不明なのがここ。

無痛分娩で科学リスクがいくら上がっても、精神論否定が結果的に無痛分娩数増加に繋がり、精神論の温存が(無痛分娩数)減少に繋がりさえすれば酒井論は肯定される。

これ、不足を補い整理すると、

--

たとえ無痛分娩で科学リスクが上がっても、精神論が否定されるならば無痛分娩数は増加し、かつ、

たとえ無痛分娩で科学リスクが上がっても、精神論が温存されるならば無痛分娩数は減少するならば、酒井論は肯定される。

--

になる。

で、まず前提として。

日本では激痛分娩を経てこそ母親になれるという訳わからない精神論があると、酒井は言っている。

が、日本に、そうした精神論があるのかどうかまず証明は難しいだろ。どんだけアンケート取るのか。

かつ、精神論があったとして、精神論があることが原因で日本では激痛分娩がなされているのかどうかの証明は難しいだろ。これは酒井の思い込みレベルの話なんだよ。

だから、精神論があることを前提に、「精神論否定」とか「精神論温存」ってお前は言ってるけど、まずそれが成り立たない。

たとえ精神論があると証明され、精神論によって激痛分娩がなされているとされ、

その上で、激痛分娩を経てこそ母親になれるという精神論が否定されれば、確かに無痛分娩数は増加するだろう。

だけど、そもそも、現状で精神論があるとして、その精神論を否定していく根拠、理由になるものって何だよ。

日本人が、人間が今まさにもってるとする精神論が、いつのまにか勝手に否定されたりするわけないだろ。

もし精神論が否定されていくなら、そこには必ず、それなりの根拠なり理由なり必要だろ。

日本人が、今、激痛分娩を経てこそ母親になれると考えているんだよね?

それを日本人がこれから、「いやそんなことない」って否定するんだよね?

どうしたら、「激痛分娩を経てこそ母親になれるとか、そんなことはない」って否定しはじめるのか?

いや、とにかく何かの理由で「そんなの迷信だ、思い込みだ」っていきなり否定しはじめるんだとして、

その可能性てどんだけなんだよ。

何の理由もなく、いきなり否定されはじめることなんて、ないだろ。アホか。

現実的にありえない仮定をもとにしてるから、この仮定は全く意味が無い。

後半も意味が通らない。

激痛分娩を経てこそ母親になれるという精神論が温存されそのままなら、無痛分娩数の減少には繋がらないだろ。

現状の日本のままだ。だから「そのまま」だろ。バカか。

ここまでをまとめると、精神論はなんかしらんけど勝手に否定されたりしないし、だから無痛分娩数の増加に繋がるわけはないし、

精神論が温存されたとしても、無痛分娩数は減少に繋がらず「そのまま」なわけ。

まず、こうした意味の無い仮定に基づいている以上、

"日本では「激痛分娩を経てこそ、母親になれる」という訳わからない精神論が横行し、先進国唯一の激痛分娩国になっている"

という酒井の論はどうやっても肯定されないわけ。

さらに、「無痛分娩で科学リスクがいくら上がっても、」の部分と絡めるとさらに意味不明

まず「リスクが上がっても」っていうのが意味が通らない。

現状で、無痛分娩がなされているわけで、そのリスクがこれから上がったりすることはない。

ここだけでもうおかしいんだが、とりあえずリスクが高い、と読み替えることにする。

すると「無痛分娩の科学リスクが高くても、精神論が否定されるなら、無痛分娩数増加に繋がる」になるんだが。

「激痛分娩を経てこそ母親になれるという精神論」が否定されるということは、

「激痛分娩することにより母親になれるとかなれないとか関係ない、激痛でも無痛でも、同じ」だ。

激痛分娩の否定じゃないんだぞ。

激痛分娩によって母親になれるという精神論の否定だ。

それを否定しても、「無痛分娩によって母親になれる」にはならないぞ。

激痛でも無痛でも「同じ」になるだけだ。

で、母親になれるとかなれないとかは関係なく同じならば、

単純に「子を産む」に際して、なんでわざわざリスクが高いほうが選ばれるのか意味が不明。

論理的に破綻してる。

母親になれるとかなれないとか関係なく同じならば、

自分子どもの安全ために、痛いけど我慢してリスクの低い激痛分娩を選びましょう、ってなるだろ。

まあ、リスク高いけど痛いのはイヤだわという理由で、無痛分娩を選ぶ人もいるにせよ。

それにしても、一方的に、リスクの高い無痛分娩の方が増加するとは言えない。

さて、後半、「無痛分娩の科学リスクが高くても、精神論の温存が無痛分娩数の減少に繋がる」。

精神論がそのままなら無痛分娩の数はそのままなのは先に書いた。

で、無痛分娩のリスクが高く、精神論がそのままならば、やっぱり「そのまま」だ。

いま、激痛分娩がなされてるんだからな。

以上まとめると、そもそも仮定の条件がおかしいことに目をつぶっても、

どうやってもお前の立てた仮定では、酒井の論は肯定されないんだよ。

おまえの書いてる麻酔科医のクダリも、それでググっただけで産科における麻酔科医の数が不足しているのかどうかは判明しないし、精神論があろうとなかろうと~って、精神論があって麻酔科医の数の少なければ現実を越えるまでも無くやっぱり精神論で激痛分娩の数は多いだろうから「あろうと」は余計だとか、いろいろメチャクチャなんだが、疲れたからコレくらいにしとく。

ちなみに、これから無痛分娩が広まったとき、初めて、

「激痛分娩を経てこそ母親になれるとか、それはない、関係ない」って否定されだすんだぞ。

無痛分娩したけど、ちゃんと(良い)母親ですよっていうのが自分の評価でも他人から見ても広まれば、

分娩における痛みの強さは、母親になる条件ではないなーっていう認識が広まるだろ。

まあ、麻酔科医の不足が原因かもしれないけどな。それはまた別の話だ。

http://anond.hatelabo.jp/20100908214709

当方、酒井順子本を論拠に論を組み立てているので、無痛分娩の方が科学的に有リスク、となると、

論拠が一気に崩れるので。

まったくもって意味不明

酒井の論が"日本では「激痛分娩を経てこそ、母親になれる」という訳わからない精神論が横行し、先進国唯一の激痛分娩国になっている"だから、論拠は「精神論が無痛分娩数増加に繋がったか否かのデータ」しかありえない。

無痛分娩で科学リスクがいくら上がっても、精神論否定が結果的に無痛分娩数増加に繋がり、精神論の温存が減少に繋がりさえすれば酒井論は肯定される。

で、問題は精神論でしか説明不能なのか。

多分一番の理由は「常勤麻酔科がいる産婦人科が少ないから」です。

日本ではまだ設備の整った産婦人科と大病院で、希望する人と疼痛に耐えられない心疾患などの患者のためにしか無痛分娩されておりません。

http://okwave.jp/qa/q1002592.html

麻酔科医 数」で検索すれば、麻酔科医が足りていないらしいことは容易にわかる。さて、その足りない麻酔科医を、医療側はどう使おうと考えるか。

つまり、激痛だろうと何だろうとひとまず産むことはできる妊婦と、麻酔科医なしでは実行不能の救急や手術、どちらに使うかだ。

前者にリソースをジャブジャブ使おうとするバカは多くはないだろう。

精神論があろうとなかろうと、それで現実を超えられるわけはない。

2010-09-08

http://anond.hatelabo.jp/20100908214709

専門家が無視している少子化要因で、ズバリ『痛いから』、

これが少子化の最大要因じゃないか」と看破していた。

この「少子化の原因は痛いこと」の根拠は書かれていた?

例えば先進国における出生率と無痛分娩に相関があるとかそういうの

それとも酒井順子さんが思っただけ?

激痛分娩を妊婦に強いる日本社会が、ホメオパシー批判できるか?

負け犬の遠吠え」の酒井順子が書いた「少子」を読んだ。

その中で、

専門家が無視している少子化要因で、ズバリ『痛いから』、

 これが少子化の最大要因じゃないか」と看破していた。

で、アメリカでは無痛分娩が当たり前で、激痛分娩は

医療費をロクに払えない貧乏人か、極度のナチュラリストだけ」とのこと。

そしてアメリカ医師は、

「激痛分娩は妊婦に多大な精神ダメージを与えるので、可能であれば

 無痛分娩をすることを医学的に勧めている」とある。

しかし、日本では「激痛分娩を経てこそ、母親になれる」という訳わからない精神論が横行し、

先進国唯一の激痛分娩国になっている、と書かれている。

・・・この件を読んで、今の日本ホメオパシー論議を思い出してしまった。

要は、アメリカで、金があるのに激痛分娩を選択するのは、

「現代医学意図的に遠ざけようとするナチュラリスト」ということであり、

これって今日本で騒がれているホメオパスと相通じるものがあるのではないのか。

アメリカで激痛分娩を選択する妊婦のうち、相当比率がホメオパスではないか、と

 予想される)

逆に言えば、

ホメオパシー医学的に非合理」と判断する一方で、

出産は激痛分娩でなきゃダメ!」と医学的に不合理な選択を妊婦強要する日本社会は、

ある種の「ダブルスタンダード」じゃないのか?

今回、朝日新聞の尽力で「非合理なホメオパシー」を日本社会から排除できる可能性が高まっているが、

今度は、「医学的に非合理なのに、母性神話妊婦強要している激痛分娩」についても

キチンと合理的判断を下すべきでは?

※「無痛分娩は医学的に問題」というのであればご指摘下さい。

 当方、酒井順子本を論拠に論を組み立てているので、無痛分娩の方が科学的に有リスク、となると、

 論拠が一気に崩れるので。

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