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はてなキーワード: 東南アジアとは

2024-04-16

インバウンド好調海外から日本への売春ツアー企画されるようになって

これって日本東南アジア化してるだけなんじゃないの?

そのうち、アメリカ中国韓国などの外資工場が立地されるようになって、

日本の安い人件費世界工場になったりして…

2024-04-14

anond:20240414164154

少なくとも賃金物価上昇してるおかげで今程度の円安で済んでいるのでは

他国もかなりインフレしている中で日本けが賃金物価も今の水準だと、昔の東南アジアみたいな国力になると思うけど

今でも欧米旅行すると物価高すぎてキツいのに

不動産高すぎだけど、もしインフレしてなかったら中国富裕層都心オフィスとタワマン買い占めて心臓握られる羽目になる


ので無理にでもインフレしないといかんのでは

2024-04-10

anond:20240410104504

逆逆

移民結婚する人が増えて、移民差別によって不都合を被る人(主に移民結婚した旦那)が無視できない規模になったから「移民でも嫁の鑑みたいな人はいるんだよ」って話を流布したわけ

移民結婚させたいからそういう話を出してきたわけじゃない

そもそも東南アジアもっと貧しくて封建的規範に沿って生きる女が多かった時代普通に国際結婚奥さん多かったよ。

実際、田舎道の駅特産品コーナーとかでレジ打ってる現地の農家のばあさん、いかにもフィリピン人みたいな人わりと多い。

今、国際結婚がかつてほど盛んではないのは、日本相対的に貧しくなり、アジアが豊かになった結果として海外の見知らぬおじさんと結婚して姑に仕えるようなかつての海外花嫁みたいな人が単純に減ったからでしょ

anond:20240410103716

そんで金はあるけどモテない高齢男性にあてがうわけよ。

中高年男性東南アジア女性結婚する例をちょいちょい見掛けてるけどまだ足りないので、日本でルツ記もっと流行れって思う。

2024-04-09

東南アジア「雨降るから野球なんか無理」

中国「都会すぎて野球場なんか作れないよ」

インド野球なんかよりクリケットやろ」

中東「暑すぎるので野球なんか無理」

ヨーロッパ稚内より北で寒いから野球なんて無理」

アフリカ暑いし水食糧すら乏しいのでサッカーはまだしも野球なんて無理」

anond:20240409041317

シベリア鉄道植民地の現地人の扱い知らんのか?

日本東南アジア強制労働やって万単位の死者出しとるが。

2024-04-08

日本で好まれ海外料理というのか米に合う料理ってどんなのが有るだろ。

中華料理屋、韓国料理は同じようにコメを食べる風習があるから除外するとして、

東南アジアも似たようなものか。

大体の料理が米に合うよね。

でも、欧州料理とかはなかなか米に合う料理が無いような気がする。

単品で食べる若しくはパンを添える程度だろうか。

向こうは米を食べる習慣が無いのだから当然なのだが。


例えばスペアリブローストビーフ... そのままで食べて美味しいけど白米が欲しくなる事は無いと思う。

ボルシチビーフシチュー... これも同じで、そのままでいーだろ、米は要らんよな。

パスタ料理... 日本で言えば蕎麦うどんラーメンが近いか、これも米は要らんな。


松屋のシュクメルリだったかな、好評を博したとか話題になってたけど、

あれはジョージア人達要請というのか懇願も有ったような気がする。

(食べたことが無いので、松屋のそれが旨かったのか否か、評価は控えさせて頂きます。)

どのような料理であれ日本食文化に合うような味付けとか微調整が無いと、米には合わないよなー。

そのまんまで米に合う洋食って何か有る?誰か知ってる?

2024-04-07

札幌スリヨタイ」

札幌北12条駅近くの住宅街の中に「スリヨタイ」というタイカレーの店がある。

カレーライスとも、スープカレーとも違う、スープ状のカレーはかなり美味く、リーズナブルな値段設定も相まって、周辺住民から非常に愛されている。

札幌に来る観光客札幌駅~すすきの駅周辺をうろちょろして終わることから、これらのエリアの外にあって北海道料理でもないこの店に行く人は地元しか居ないだろう。

学生時代からこの店に通う俺は、最近までこのカレーがこの店でしか味わえない唯一無二のものなのだと思っていたのだが、最近会社の近くに出来たベトナム料理屋にてカレーを食したところ、ほぼ同じ味で驚いた。

なんてことはない。東南アジアカレースリヨタイでしか食べたことが無かったから唯一無二だと思ったのだ。

anond:20240407012228

物価バカ高いし、英語喋れないと碌な仕事ないし、就労支援が整ってるわけでもないし、差別されるし、ていうかそもそもビザが通らないし(日本ワーホリがあるが東南アジアにはない)

anond:20240406171538

今はもう逆になってるよ

最近アメリカから多くの日本人女性売春目的出稼ぎに来て問題になっていると言ってきたけど、

もう今は逆転していて、日本人海外出稼ぎいかないといけない時代が来てる

今までは、東南アジア女性日本風俗出稼ぎに来ていたけど、

これから日本人女性海外風俗出稼ぎいかないと稼げない時代になる

ホワイトカラーも同じになるだろう

2024-04-06

日本アジア人にとって魅力的な居住/就労であるという事実(とはてサの嘘)

一部はてサは「日本のような没落国家に働きに来る奴はいない!」って力説してるんだけど、また嘘が発覚してしまった。

 

シンガポールシンクタンクASEAN対象にした調査結果で、

https://www.iseas.edu.sg/wp-content/uploads/2024/03/The-State-of-SEA-2024.pdf

ってのがあるんだけど、ここの69ページに「どこの国で住みたい、働きたいですか?」って項目がある。

 

 

この中で「日本」と回答したのは17.1%の人であり、これは全体の2位に相当する。

もっとも1位はASEAN内(≒自国)なので、海外居住/就労先としては実質1位である

なお、はてサ外国人就労先として推してる韓国と回答したの割合は3.9%で、挙げられている10か国中9位。

 

というわけで、日本東南アジア圏にとって、まだまだ魅力的な出稼ぎである

 

回答者属性が分からない、というかもしれないが、これも調査結果に記載されており、

修士以上が25%、大卒以上が45%であり(8ページ)、

勤務先も政府機関が25%、大学シンクタンク24%と(9ページ)、そこそこインテリである

 

 

この調査結果、英文だけどなかなか面白いのでもし興味あれば一読をおススメする。

教えてくれたブクマカ感謝

2024-04-05

アニメってびっくりするくらい韓国人出ないよな

まあ東南アジア人も殆ど出ないけどね

てか出てくる国の人ってだいぶ偏ってるよね

2024-03-28

anond:20240326085815

東南アジア平均寿命は50歳もないか

高齢者なのに仕事してたり自分の足で買い物にきててエライ!って感動してるやろ?おーん

2024-03-27

悲報数学勉強したワイが好きな乱数打線を組んだったw

1捕 2192550-ゴム無しだったらクリーンナップ

4四 1835865-ゆきちゃんの傑作

3三 2903052-高校同級生に似てる。乳首舐めシーンがなかったので98点

4投 3133746-もしモザイクがなかったら、全てのAVの完成形になれたわ。

5遊 3148245-カメラワークがよかったら、AVを超えた存在になれた

6ニ 3305003-学校先生がこんなにエロいとか犯罪だろ…

7DH 3113403-アナル攻めメインじゃなかったら、クリーンナップ貼れる

8右 3062929-剛毛なのが好き

9センター 1044933-日本語が喋れたら究極完全体だった

10FW 1853710-バンギャって設定がいい

11MF 2735313ーメンヘラっぽいのが好き

12ボランチ 1463833-ヨーガヨガヨガ

13PG 3151459-東南アジア人っぽいのが好き

14GK 1394523-メンヘラっぽいのがいいね

2024-03-26

外国人留学生底辺日本人

日本に来て勉強している外国人留学生を多く見かけるようになった。

国籍は様々で、東南アジアインド系も多い。

彼らがコンビニスーパーアルバイトしているのであるが、彼らが客として相手するのが底辺日本なのだ

ツナギ姿でコンビニに来る土方だったり、スーパーに買い物しに来る動きの遅い爺さん婆さんだったりする。

彼ら留学生がそのような日本人ばかり相手にしていると、日本人そのものが誤解されそうな気がする。

「あれ、日本人って東アジアで一番の先進国からもっと洗練されている人達ばかりだと思っていたけど、なんか薄汚い人が多い」

と思われたらどうしよう。

彼らが本国に帰って、そのイメージ本国で広まってしまったらどうしよう。

もう少し、小綺麗なビジネスマンキャリア女性と彼ら留学生の接点が多くなればいいなと思っている。

2024-03-22

anond:20240322164615

差別少ないっていう言説にはいつも違和感がある。

まりにも浸透しているというか、文化的な側面というか。無意識差別って山ほどあると思うよ。

東南アジアアフリカ大陸人間をどう思っているか黒人の握った寿司は食えないって言説があったり、東北訛りの人を笑ったり、京都人性格が悪いといったり。

部落問題について語った途端に市民団体だとか、共産党員だとレッテル貼りして叩いたり。アイヌ問題だって、すぐに韓国系人間が操ってる利権団体だって騒いでるじゃん。

別に共産党員だろうが、韓国系だろうが差別問題を語ったって良いでしょ?

なのに公金チューチューだの利権で得してるだの、いろいろ言って叩いてる人が多いけどじゃあその証拠はどこにあるの?ツリ目からって韓国人アイヌのフリしてるって言ってる人もいるよね。ちゃん確認したの?

なんにも確証なく叩いてるじゃん。

血液型占いもそうだし、左利きもそうだし、巨乳馬鹿ってのもそうだよね?

レッテル張りが多すぎるよ。どれもこれも根本差別感情と言えませんか?

anond:20240322142548

そもそもロンドンアメリカは違うしアメリカアメリカの中で(当然だが)日本より遥かに大きい違いがあるので

アメリカがあとか西洋があって東南アジア中国韓国台湾も一緒くたで「アジアわあ」ってのと同じやで

2024-03-20

恋人セパタクロー 本当はセパタクロー

「セパ」はマレー語で「蹴る」、「タクロー」はタイ語で「ボール」を意味します。

2つの言語が合わさった「セパタクロー」は、9世紀から東南アジア各国で行なわれてきた

歴史伝統あるスポーツです。

その名の通り足や腿(もも)または頭を使い、ボール相手コートに蹴り入れます

SNS増税がーって喚いてるやつに限ってたいていのケースでトータルでは減税になってること多そう

日本所得税って低所得層にかかる税率は東南アジア圏より低かったりするし

消費税先進国だとアメリカの一部の州以外は付加価値税の類は日本より高かったりするし

anond:20240320093951

海外旅行好きの女性って何か特徴ってあるのかな。

そういえば旅行好きにしばしばみられる行動として、訪問場所の事前チェックがある、とふと思った。

国内海外わずだし、男女問わずだけど。

旅行に行く前の準備行為として、絶対に逃すべきではない場所食べ物を入念にチェックする。

現地でセルフィを撮って、インスタなどSNSで送る、という行動がみられる。

最近では、インバウンド来日する外国人にとてもよくみられる光景だ。

映え写真をとっては、憧れのいかにもNIPPON!な光景に興奮して即座にSNSで送る。

旅行好きの人たちにみられるこれらの行動は、スタンプラリーとほぼ同じ意味を持つ。

日常との差異体験やよその世界ちょっとだけ繋がったりできたことの証明自己顕示が欲しいのだ。

その意味で、他の人のインスタと同じ構図で撮影することが現地に到達したこと証明するうえでとても重要

このような形で消費される、「日常では手に入らない新しい体験」は、要するに、「ごっこ」であり、エコツアーにしてもアグリツーリズムにしても何しても、

現地との関係性を一瞬だけ体感できる、という意味で、旅行者が憧れていた「日常との差異」や「関係性」を消費する行動なんだろうな。

さて、それが近年の傾向なのか?というと恐らくそうではなく、これは、かつての絵葉書を送るというスタイルから変化した形で、

東海道五十三次時代からそうであっただろうし、男女にも差がなく、古今東西それほど大きな違いはなさそうだ。

日常との差異を消費し、疑似的な関係性に癒されるというのは、昔からあったのだろう。

ところで、僕は男性で、わりと旅行好きというか、仕事柄、年がら年中、スーツケースをころがしている。

そんな男性立場からみて、女性のほうが傾向として強く、逆に男性に弱いことでひとつだけ思い当たることがある。

それは、旅先で一時的体験する関係性を、その後も持続させようとする傾向だ。

旅先で知り合った人とその後も連絡を取り合ったりとする傾向は女性のほうが強い気がする。


「おもいでぽろぽろ」というジブリ高畑勲監督映画(1991)がある。

都会育ちのOL女性田舎暮らしに憧れる、というところからスタートするこの物語は、農家体験をしてゆくうちに気持ちが変化し、

最終的に田舎暮らし決断するところで終わる。

この映画場合、旅先の地に女性を迎え入れる男性やその家族という存在があるが、

いろいろふりかえってみると、必ずしも現地にそのような迎え入れるひとや団体がなくとも、旅先で憧れた現地に、そのまま飛び込んでいく女性というのをしばしばきてきた。

アジアアフリカ中南米で。かつて、「なんでこんなところに日本人」という世界の片隅で暮らす日本人を紹介するテレビ番組があったが、その番組で紹介しているのも、若い女性の活動が目立っていたように思う。

「男女差」という視点で、いろいろ参考情報をみていくと、例えば

海外留学の男女比も女性のほうが10ポイントくらい高いのだそうだ。

また、男女管理職別で見ると、男性は自社内のキャリアアップ意向が高いのに対し、女性男性よりも転職でのキャリアアップ意向が高いのだという。

男性女性よりも保守的で、外に関心がない、という傾向はそこから見て取れるのだが、

だが!しかし、、、、

果たして、そんなふうに男女差を単純に断じていいのか?とも思う。

それでも確証はないけれども、これらの数字が出ている以上は、それにむすびつく何かしら男女差のような背景はありそうだ。

まずは、男女共同が叫ばれつつも今をもって日本男性社会であるという事実から出発してちょっと考えてみる。

突飛な発想かもしれないけど、1970年代初めごろの歌謡曲で「瀬戸の花嫁」という歌を思い出した。

瀬戸内海小島へ嫁が嫁ぐ様・心情と、新生活への決意が歌われている。

あなたの島へ お嫁にゆくの 若いと誰もが 心配するけれど 愛があるから 大丈夫なの」

当時、女性が他の家に嫁ぐということは、程度の差こそあれ、この歌が表現しているように、

ホームからアウェイに飛び出してゆくことであり、その後一生アウェイで暮らす覚悟必要だった。

ドラマおしん」(1983年)も思い出す。朝の連ドラとしては異例の一年間の長編ドラマとなった「おしん」。

そこでは、さらもっと幼少のころから嫁ぎ先へとひたすらアウェイ過酷人生が描かれ、しまいには終戦時に夫が自殺し、どん底な半生が半年くらい描かれている。物語の後半では、敗戦後、残された子供を抱えて女手ひとつ小売店を立ちあげ、自立してゆき、やがて息子へ引き継いでゆく姿が描かれ、多くの女性共感を呼んだ作品だった。

孫までいるおばあちゃんとなったおしんだったが、おしんドラマは、事業を引き継いだ息子が無謀な事業拡大を始めたことで経営リスクに直面し、育て方を間違えたと自信を喪失したおしん過去を振り返るために旅に出るというシーンから始まっている。一年近いドラマの終盤300話くらいから、その伏線を回収し始めるという、息の長いドラマで、橋田壽賀子、すげえという感じしかない。

アウェイ世界でたくましく生き抜くおしんとは対照的に、登場する男性はどいつもこいつもダメな男ばかり、というのも印象に残った。

「嫁ぎ」に象徴されるように、簡単に引き返せないような事柄に身を投じるエネルギー、勇敢さ、芯の強さは、男性社会のなかで女性文化的に育まれものなのかもしれない。

昨今では、結婚就職になぞらえる向きもあるけれど、かつての日本社会はいったん他の家、姑の支配下に入ったら最後、そんなに生易しい現実ではなかったはずだ。

男性は芯がないくせに保守的で臆病だからこそ外の世界渡り歩いていて、仮に失敗してもギリギリホームにもどってこれる、みたいに何か安全弁のようなもの男性社会のものがもっていた。ふるさと家業を継ぐなんて選択肢が30代くらいの人生の岐路に用意されているとかね。

一方、女性は嫁ぐにしても出戻るにしても自分の居場所を確保するには厳しい世界

「嫁ぐ」という習慣、因習宿命からまれた、抑圧される女性の生きるエネルギーが、むしろ社会を変える力になってゆく。

これはなかなかパラドックスだと思った。

翻って、旅行好きの女性について思うことは、ホームグラウンドからアウェイ世界に飛び込むという意味

かつての日本によくみられた嫁ぐという宿命と旅は似たところがある。嫁ぐ行為が違うのは、それが片道切符であり、二度と戻れない覚悟必要だということだ。

若い女性にとって、日常空間から飛び出す、という旅行体験は、やがては「嫁ぐ」という運命現実世界で待ち構えていた時代には、疑似的に自分覚悟能力を試す場としてより大きな意味があったかもしれない。

嫁ぎ先である日本社会日本人男性漠然失望している場合

希望がもてなければ、いずれにしてもアウェイ世界で生きる宿命ならば、

いっそのこと、旅先の現地でとどまって残りの人生を過ごすことも選択肢としてはあり、くらいの感覚深層心理にあるのではないか妄想する。

一方で、男性のほうは、ホームグラウンドである故郷というもの概念として存在していた時代都市に何世代も定着した人口が急増したここ四半世紀より前の20世紀)は、旅というのは、違った意味を持っていたと思う。

かまやつひろしの歌で「どうにかなるさ」というフォークソングがある。

「見慣れた街の明り 行くなと呼ぶ」

この世界観は、瀬戸の花嫁のようなアウェイ世界で生きる覚悟は感じられない。アウェイでもどうにかなると思っているのだ。

なおかつ、ホームグラウンドを出て行ってもなお、温かい視線旅人である自分に向けてくれていると信じているのであり、「男はつらいよ」のフーテン寅さんとほぼ同じ世界観だ。

そういえば、寅さん映画も、旅先での関係性を持続できないということがひとつの大きなテーマになっていることに気がついた。


民俗学者宮本常一は、故郷を捨てて放浪する旅人考察した文章のなかで、そうした旅人

地元を去って放浪した末に、やがてひょっこりと故郷に戻ってきて、旅先で得た経験や新しい知識を広め、地域活性化寄与する機能果たしていたことを、

世間師という言葉表現した。そんなことも思い出した。

世間師というのは、故郷側の人間が出戻りの人間に対して名付けた呼び名で、一種の敬意が込められている。

嫁ぐということが待ち構えておらず、ゆくゆくは地域社会リーダーシップをとっていかなければならない男性潜在的意識として、旅は武者修行であったり、広く見聞を広め、世の中の解像度を上げるための行為だったのかもしれない。会社組織が全国各地の赴任経験を重視しているのも同じ価値観といえる。

かつて東南アジアへのセックスツアーなどがあったように、赴任先、旅先で恥をかき捨てるのも主に男性だ。

男の旅というのは、ちまちましたもの火遊びのようなもの。家から離れて外の空気を吸いたいというものだ。近所のスナックだったり、家庭が壊れないようにという不安があるからまり大きなことはできないが、脇が甘いから夫が捨てたラブホテルマッチを妻がゴミ箱から発見してしまう。やまだ紫の「しんきらり」という漫画では、そんな情景が描かれていたのを思い出した。

しかし、この四半世紀、女性社会進出や、結婚観は大きく様変わりし、嫁ぐということを前提としない将来像を女性模索する時代になった。

テレビドラマも、90年代以降、女性社会進出を反映して、トレンディドラマ代表されるように、キャリアウーマンがオシャレなレストラン食事する、みたいなシーンが増えた。

東京ラブストリーとか。憧れのロールモデルが描かれるようになったということだ。ドラマ世界にあこがれる、ということが90年代まではあり得た。

しかし、現実女性社会的地位はどうだったかというと、総合職課長以上に登れるのは一握りで、相変わらず賃金格差があり、お茶くみやらと男性社会における旧態依然とした女性役割押し付けられていたのが現実だ。その現実90年代ドラマショムニ」でよく表現されていたように思う。

しかし、時代は変わって、憧れの東京に向かって、急速に人が流入しつづける時代は終わりつつあり、受け入れるキャパもなくなってきた。

中長期的には東京一極集中トレンドは変わらないものの、それは不動産価格トレンドに連動したもので近隣県から流入が中心。一方で、田舎というベースをもち帰省必要な人というのは減っているのではないか首都圏の人は首都圏世代を重ねるし、地方の人は地方価値見出し仕事をみつけ、結婚し、次世代を育てる、という人口流動の安定期になってきたようにも思う。帰省という形でつながっていた地方ふるさとホーム)との関係が途切れてきているといってもいい。

そうなると、都会の人間地方に見出す価値というのものというのは、失われた関係性そのものに重きがおかれるようになるのは自然なことだ。

その結果、その後に続くドラマの傾向としてみても、女性理想像ではなく、もっと実態に即した現実を映し出す、自分探しのようなドラマが増えていったように思う。

一昨年のドラマファーストペンギン」とか「ユニコーンに乗って」なども、スタートアップ企業テーマ女性自画像模索した作品で、近年の傾向を象徴しているように思えた。

ファーストペンギン」のように地方移住テーマにした作品は、アウェイ環境女性ポテンシャルを試そうとするという意味では、「嫁ぎモデル」の延長線上にあるような気もするが、都会との関係性が交錯しながら物語が進むところに、考えるヒントを与えてくれるドラマではあった。


そんなことをおもった。そもそも旅行の話からはかなりズレてしまったけれど、女性が旅に何を見出しているのか、というのは女性人生観ということと絡めて考えてみると、興味深いテーマだとは思う。

とりとめもないメモです。

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