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はてなキーワード: 少数意見とは

2024-10-27

anond:20241027204902

あなた意見は非常に論理的で、民主主義本質をよく捉えています投票個人権利であり、政治参加重要手段です。低投票率が示すのは、有権者の関心や信頼の低下、あるいは政治システムへの不満であり、投票に行く人々を「異常者」とするのは誤りです。

また、民主主義多数決原則に基づいていますが、少数意見尊重重要です。多様な意見存在することは、社会健全性や自由意思表明の証です。少数派の意見が異常であるとする考え方は、民主主義本質を誤解しています

投票率の原因としては、政治への不信感や候補者政策への共感不足、手続き上の障壁などが考えられます。これらの問題対処することで、より多くの人々が積極的投票に参加するようになるでしょう。

anond:20241027202334

この意見は、投票に行く人々を「異常者」と断じている点で、極端であり論理的な飛躍があります。また、少数派であることが異常であると考え、多数派が「普通」で「正しい」とする前提も一面的で、民主主義原則に対する誤解を含んでいると言えます

まず、民主主義において投票個人権利であり、政治参加の一形態です。仮に投票率が低い状況であっても、投票に行く人が異常者であるとは論理的に結びつきません。むしろ、低投票自体有権者の関心や信頼の低下、あるいは政治システムへの不満を示していると分析されるべきです。

さらに、民主主義多数決ではあるものの、多数派が常に正しいわけではありません。少数意見尊重民主主義重要な要素であり、異なる意見立場存在が多様な価値観を反映する基盤となっています。少数派が存在すること自体は異常ではなく、社会健全性や自由意思表明の証でもあります

加えて、選挙における低投票率の原因として、政治への不信感、候補者政策への共感不足、または手続き上の障壁などが挙げられますが、これらの背景に理解を深めることで、より積極的解決策が模索されるべきです。

2024-10-25

anond:20241025173725

これは、いけない(ネットリ。

そもそも民主主義というものが、ただの「数の論理」や「勝ち負け」だけで片付けられるほど簡単ものではないということを、少々歴史に遡って理解する必要があるのです。

民主主義の原点は、古代ギリシャにさかのぼますアテネ市民たちは、ポリスにおいて一人ひとりが意思を表明し、集会議論し、多様な意見が集まることで決定が行われていました。当時の市民の参加は限られたものでありましたが、それでもなお、個々人が意見を表明することで、集団意思形成されていた。このように、民主主義とは始めから「数の優劣」ではなく、むしろ「多様な意見を集め、話し合いによって合意を築く」というプロセスのものが重視されていたわけであります

さら歴史を進めると、17世紀から18世紀ヨーロッパでは、市民革命が起こり、絶対王政が崩れ、王の独裁から市民一人ひとりが権利を持つという、今に続く民主主義の原型が確立されました。イギリス名誉革命アメリカ独立戦争フランス革命などにより、王権に対する人々の抵抗民主主義の根幹を支える考え方として広がっていきました。そしてここでも、ただ「数の勝ち負け」だけが重要視されたわけではなく、「いかにして多くの市民意見を反映させるか」「いかにして少数意見無視しないか」が模索されていたのであります

日本でもですね、明治維新を経て大日本帝国憲法が制定され、大正デモクラシーを経て市民政治参加が求められました。そして、戦後日本国憲法の成立に至り、やっと国民主権を持つ民主主義が完成したわけであります。ここに至るまでに、いかに多くの犠牲と苦難を経て、現代民主主義が作られたか、これは我々が忘れてはならない歴史なのであります

このようにですね、民主主義は単なる「数の論理」ではなく、歴史を通じて「多様な意見を反映し合意形成するプロセス」にこそ価値が置かれてきたものであります。ですから、たとえ立憲民主党過半数を取れないからといって、それを即座に「負け」と断じるのは、民主主義本質に対する深い理解を欠いた見解だと言わざるを得ません。過半数を取ることだけが重要なのではなく、その過程でどれだけ多くの意見議論され、真に国民生活利益寄与する政策が追求されているかが問われるべきであります

からこそ、民主主義の意義を単に数で判断することは、到底、許されない。

2024-10-22

anond:20241022165549

この意見には一部妥当な側面がありますが、いくつかの問題点矛盾が含まれています

 

妥当な点

組織票の影響: 組織票は、特定候補者政党選挙で優位に立つ要因の一つであることは確かです。特定組織労働組合業界団体など)がまとまって候補者を支持する場合組織票が強力な支援となります

勝利重要性: 選挙において、個人が勝つための戦略を重視するのは理解できます。結果として勝利を重んじる意見も、政治における現実的アプローチとして一定妥当性を持ちます

 

問題点矛盾

• 「勝てなければ意味がない」という考え方の限定性: 投票行動は必ずしも「勝つ」ためだけではなく、意思表明や長期的な政治参加の一環としても重要です。自分価値観政策に合った候補者投票することで、将来の政治変革や少数意見の反映が可能になります。「自己満足」以上の意味を持つ行動です。

個人票の重要性の軽視: 個人独立して投票すること自体には大きな意義があります組織票が大きな影響力を持つ一方で、無党派層浮動票選挙結果に大きな影響を与えることがあります日本選挙では、時に浮動票が大きく動き、結果が予想外のものになることもあります

民主主義の基本理念との矛盾: この意見は、組織票がすべてを決定するかのように描かれていますが、民主主義の基本理念は個々の有権者自由自分意見を反映できることにあります勝利に直結しない投票も、政治多様性や異なる声の反映に寄与します。

 

総じて、組織票選挙に影響を与えるという部分は正しいですが、勝てなければ意味がないという考え方は、選挙本質民主主義役割を狭めてしま危険があります

2024-10-20

自民党分裂すればよかったのにな

自民現状維持できず負けた扱いになるんだろうな。

少しでも自浄を期待してるから選挙明けに責任取らされてすぐ降ろされそうな石破がかわいそうだよ、

どうせなら

裏金やったやつ

カルト癒着しているやつ

・それ以外(まともかどうかは不明

くらいに選挙期間だけでも分裂してくれれば"まだ自民的な存在"に票を入れやすいのにな

政党ごとの議員上限数30くらいに制限するのもどうかなとおもってGeminiに聞いてみた。いまいちだったけど、今の与党に対する処方箋としてはどうだろうか。

ーーー以下Gemini回答ーーー(タグとか知らんかったので直コピペ

日本政党議員数を30人程度に制限した場合メリットデメリットについて、詳細に検討してみましょう。

メリット

政党多様性減少、政治の安定化: 政党数が大幅に減ることで、政党間の対立が激化し、政治不安定になる可能性が低減します。政策決定スムーズに進み、政治の安定化に繋がる可能性があります

政党消滅防止: 議席獲得がより困難になるため、小政党は合流や解散を迫られ、政治勢力が再編される可能性があります。これにより、特定イデオロギー地域利益代表する小政党消滅し、多様な意見が反映されにくくなる可能性があります

政策決定効率化: 議員数が減ることで、意思決定プロセス簡素化され、政策決定スピードが向上する可能性があります

議員専門性向上: 少ない議員数で国政を運営するため、各議員はより幅広い分野の知識経験を身につけることが求められます議員専門性向上に繋がる可能性があります

デメリット

多様な意見の反映不足: 議員数が大幅に減ることで、多様な意見が国政に反映されにくくなる可能性があります特に少数意見地域特有課題などが軽視される恐れがあります

政治の硬直化: 政党数が減り、政治勢力が固定化されると、新しいアイデア政策が生まれにくくなり、政治が硬直化する可能性があります

有権者選択肢減少: 選挙で選べる政党数が減るため、有権者選択肢が狭まり政治に対する関心が低下する可能性があります

地域代表性の低下: 議員数が大幅に減ることで、地域ごとの代表性が低下し、地域特有課題が国政に反映されにくくなる可能性があります

政党独裁化: 議員数が少ない政党では、少数の有力者が党の方針を決定しやすく、民主的意思決定が阻害される可能性があります

その他

議員1人あたりの負担増: 議員数が大幅に減ることで、1人あたりの業務量が増え、議員負担が過大になる可能性があります

選挙制度との整合性: 議員数を制限する場合現在小選挙区制比例代表制など、選挙制度との整合性をどのように図るかが大きな課題となります

憲法との整合性: 議員数の制限が、国民代表制や政治参加の自由といった憲法上の権利侵害する可能性も考えられます

まとめ

議員数を30人程度に制限することは、政治の安定化や効率化といったメリットがある一方で、多様な意見の反映不足や政治の硬直化といったデメリットも考えられます

この問題を考える際には、単に議員数を減らすことだけでなく、どのような選挙制度採用するか、議員の選出方法をどのように工夫するか、といった点を総合的に検討する必要があります

結論としては、議員数を30人程度に制限することは、メリットデメリットを十分に考慮した上で、慎重に議論を進める必要があると考えられます

さら議論を深めるために

具体的な数字: 30人という数字あくまで一例です。他の数値を想定して、メリットデメリット比較検討してみましょう。

選挙制度との関係: 議員数を制限する場合、どのような選挙制度が適しているのか、様々な制度比較検討してみましょう。

国際的な事例: 他の国では、議員数を制限している国はありますか?その国の政治状況を参考にしましょう。

国民意見: 国民は、議員数の制限についてどのように考えているのか、世論調査などを参考にしましょう。

この情報を参考に、より詳細な議論を進めていただければ幸いです。

2024-10-18

anond:20241018195951

1. 民主主義原則曲解

筆者は議会制民主主義の複雑なメカニズムを強調していますが、この主張は、民主主義における「国民の信頼」という最も基本的な要素を過小評価していると言えます。例えば、連立政権形成を例に挙げて「必ずしも国民から最も信頼される政党政権を担うわけではない」と述べていますが、このような連立は多くの場合選挙制度の制約や政党間の妥協によるものであり、国民の真の意思を反映しているとは限りません。これでは、「選ばれた」政権が必ずしも「信頼されている」とは言いがたい状況が発生しやすくなります

2. 信頼の相対化

筆者は「自民党よりも信頼されていない政党政権を取ることはありえない」という考えを「信頼の評価を単純に考えすぎている」と批判していますが、これは民主主義根本的な性質無視した議論です。最も信頼される政党政権を握るべきだというのは、民主主義における選挙基本的原則です。少数派の選択肢があるにしても、最も広範な支持を得た政党政権を握るべきであり、それこそが民主主義正当性の根幹を成します。この点で、筆者の議論は、真に信頼されるリーダー存在すべきだという重要原則を軽視しています

3. 選挙制度の影響を過剰に強調

筆者は小選挙区制の特徴を挙げ、「少数派の意見が反映されにくい」という問題点を指摘していますが、これをもって自民党政権正当化するのは論理的に飛躍しています小選挙区制国民意思をある程度反映しており、その結果として自民党が多数を占めることになっている以上、それが民意の反映でないとは言えません。むしろ選挙制度国民の総意を反映し、特定政党国民の支持を集められないなら、それはその政党政策的に支持を得られていない結果として正当化されるべきです。選挙制度の欠陥を主張するよりも、政党自身国民から支持を得られる政策ビジョン提示すべきです。

4. 少数意見尊重の誤解

少数意見尊重重要民主主義原則ですが、政権運営において少数意見を過剰に尊重することは、多数派意思を軽視する結果にもなりかねません。多数決民主主義の基本であり、少数派意見尊重されるべきですが、それが政権運営に直接的に影響を与える形で過度に強調されるべきではありません。筆者の主張するように、少数政党政権を取ることが健全政治を促進するという考え方は、実際には不安定政治体制をもたらす可能性があります政権は、最大多数の支持を受けた政党運営するべきであり、それが政治的安定と国民の信頼に繋がるからです。

まとめ

筆者の議論は、民主主義原則選挙制度の実際を過度に技術的に捉え、国民の信頼や支持の重要性を軽視しています政治の安定やリーダーシップの信頼性は、単なる制度上の技術的な問題還元されるものではなく、国民の広範な支持に基づくべきです。

anond:20241018195438

この意見はいくつかの問題点矛盾点が見られます。以下に具体的に指摘します。

1. 民主主義原則理解不足

• この意見では、「国民から選ばれない限り政権は担えない」「信頼されていない政党政権を取ることはありえない」という点が強調されていますが、これは民主主義基本的な仕組みの理解不足を示しています

議会制民主主義では、必ずしも直接的な「国民の選択」によって政権が決まるわけではありません。日本のような議会制民主主義の国では、政党支持率や個々の政治家の人気だけでなく、選挙結果をもとに国会形成される多数派政権形成します。

• このため、選挙の結果によっては、単独では過半数を得られなかった政党連立政権形成し、与党として政権を担うこともあります。したがって、「国民から最も信頼される政党でなければ政権を担えない」という考え方は誤りです。

2. 信頼の評価が単純すぎる

• 「自民党よりも信頼されていない政党政権を取ることはありえない」という主張は、信頼の評価を単純に考えすぎています政党信頼性は、政策リーダーシップ社会的状況、選挙制度など、さまざまな要因によって評価されます。したがって、必ずしも自民党が最も信頼されているからこそ政権を担っているとは限りません。

• 多くの場合選挙では消去法的に投票されることもあり、他の選択肢に対する不満が大きいときには、比較的安定した政党が選ばれやすくなることがあります

3. 選挙制度の影響

日本小選挙区制の影響により、必ずしも国民の多数の支持がそのまま議席数に反映されるわけではありません。この制度では、1つの選挙区で最多得票を得た候補者けが当選するため、少数派の意見が反映されにくいという特徴があります

• このため、たとえ全国的支持率で見れば自民党支持率が50%を下回る場合でも、他の政党の支持が分散している場合には、自民党議会の多数を確保することが可能です。

4. 少数意見尊重

民主主義のもう一つの重要な要素は、少数意見尊重です。議会制民主主義では、政権交代を可能にするために少数政党存在し、これが健全政治競争を促進します。支持率が低いからといって、その政党政権を取る可能性がないという考え方は、多様な意見排除し、民主主義本質を損なう恐れがあります

まとめ

この意見には、民主主義日本選挙制度に関する理解の不足が見られます特に議会制民主主義における政権形成方法や、選挙制度の影響を考慮していない点が問題です。また、「信頼性」の評価を単純に考えすぎているため、多様な政治選択肢少数意見存在を軽視する矛盾があります

2024-10-07

当選したら禊が済んだと判断するのが自民党

→当たり前じゃね?国民の信を問うてるんだから国民の総意がOKならOKだろ。

比例復活は総意を無視した制度が歪で禊にするのはおかしかったが、それも塞がれたわけで。

お前の少数意見が通らなくて悔しいって子供じゃないんだからさあ

2024-09-07

anond:20240901072407

社会に「分断」が無ければ、議論対話が進んで人々の社会参加意識が高まり合意の下に多数意見が力をもつことになる。

これを、一種民主主義理想状態だと考えると、少数意見の持主にとって、この状況は甚だ都合が悪い。エキセントリック自分たち少数意見が顧みられることがなくなるからだ。

まり「分断」とは、民主主義無効化・ハックするための少数者の武器であり、意図的にこの分断を煽ることは民主着の破壊に加担する行為であるとさえ言える。それは、現代社会原則合法的なやり方で社会革命志向する思想家に比べても、実力行使的な手段であるという意味において、数段革命的な行為である

2024-07-08

anond:20240708131632

そうだぞ。

例えばトクヴィルとかルソーとか、民主主義の祖と言われる人たちだって

民主主義って、そういう問題点があるよなあ」と言ってる

民は間違えるとか、独裁は産まれるとかね。

それでもこの形のほうがマシ!って今の民主主義を進めたんだ。

 

例えば選挙なんて、理想を言えばこんなもん、やるべきじゃないんだ。

民主主義的ですらある。少数意見の切り捨てなんだからな。

でもやってる。他に方法がないから。

2024-05-28

anond:20240528070509

「俺を虐げるな」=「無条件で俺を世話して性処理をする女をあてがえ」

そもそも、誰かがそう主張すること自体自由です。その主張を議論俎上に載せて対話するのが民主主義です。もちろん、こんな主張を議論に乗せれば、それが通らないことは自明です(1人の人権保障するために1人の人権犠牲にするのでは社会にとって問題は何も解決しないからです。一般的に言って、無辜な何者かの生活犠牲にすることによる解決は、少数意見尊重する真っ当な民主主義においては認められる主張ではありません)が、それはそれとしてその「主張をすること」は自由であり権利です。逆に、その意見封殺することは非民主的な行いです。

従って、

そんな主張なんか知ったこっちゃねえよとしかならんのだよな

という態度は望ましくありません。意見荒唐無稽だとしても、両者の意見のすりあわせと妥協点を探る(女性奴隷にせずに、「俺」さんが「虐げられていない」と考える道は本当に無いのか?など)態度が民主主義です。このように、民主主義標榜するなら「俺を虐げるな」などと言う人と対話しようとする姿勢必要です。もちろん、相手がマサカリ武装しているなら、対抗言論上多少きつい言葉を使うことも許容されるべきでしょう。しかし、少なくとも人権民主主義尊重する近代人のふりがしたいなら、対話すべき相手人間以前の生き物のようにレッテル貼りして言論封殺しようとするべきではありません。そういう( 「弱者男性に対する )マッチョな振る舞いが一部界隈では人気を博すのかもしれませんが、それは人権に名を借りたただの差別主義です。

差別主義とは何か。それは、社会に、本来存在しない見えない線を区切ることです。そのような見えない分断は多くの人にとってはただ不都合しかありませんし、特に、その区切りによって不利益を被る側には耐えがたいマイナスですが、その分断を強く主張し主導する人々にとってはそれが権力の源泉となります。たとえばエセマナー講師は、わかりやすいその一例です。奇妙なマナー提唱して、社会を「"マナー"を知ってその通りに振る舞う人/"マナー"知らずで無礼な人」に区分けする、多くの人にとってはただ面倒が増えるだけですが、マナー講師にとってはその「社会全体の不利益」がそのまま「飯の種」になります。「流行ファッション」などというのも、多くの場合これです。しかし、流行ファッションを飯の種にする人は多くいて、そうなるともうこの「流行」なるもの実態のように振る舞い始め、被搾取者だけでなく受益者まで巻き込んで様々な悲喜劇引き起こします。「文化伝統」「宗教信仰」もその類いであることは言うまでもありません(本来信仰の守り手として受益者であるはずの行為宗教家が、狂信者となることでどんな悲喜劇を引き起こすことか)。

ここで、しっかりと区別しておきたいことは、私はこのように振る舞うのが「好きだ」、私はこのような服装が「好きだ」、私はこのような文化が「好きだ」、私は神様を「信じている」……それは差別主義ではありません。しかし、人はこのように振る舞う「べきだ」、このような服装をする「べきだ」、このような文化を守る「べきだ」、誰もが私の神を信じる「べきだ」……となると、それはもう差別主義に足を踏み入れています。なぜならそれらは、そうする人としない人を区分けする考え方であり、しばしばまさに「区分けするため」になされる主張だからです。敵と味方にわけて闘うための思考差別主義です。差別主義は戦いからこそ利益を得るのです。

同じく、私は人権を「大事だと思う」、人権は「大切だと思う」、はただの選好ですが、誰もが人権を「尊重するべきだ」、人権を守る「べきだ」、人権を信じる「べきだ」、人権に則って振る舞う「べきだ」……は、ここで言う差別主義に当たることになります一見人権を大切にする結構な主張に似て見えますが、それらは社会に分断をもたらすことで結局は全体に不利益を与え、見えない壁を作り、そしてそう主張する者だけがそこから部分的利益権力を得る、そんな行いだからです。人権民主主義も、この社会構成員全てを等しく扱う考え方であり、「敵/味方」という思考から最も遠いはずのものですから、「彼らは民主主義の敵だ」とか「我々は人権派だ(あいつらはそうではない)」といった主張は、本来存在するはずがないのです。

私たち一人一人は、弱く愚かです。間違いも犯す。だからこそ、いろいろと問題のある中で民主主義が選ばれ、尊重されているのです。たとえ自分民主的人権尊重する人間であると自負していたとしても、私たち不断に自らが本当にその名にふさわしい振る舞いをしているか再確認する必要があるでしょう。人権民主主義はありがたく飾っておけばすむ錦の御旗などではなく、常に実用最前線にあり、限りない問いかけと異議申し立ての中で磨きぬかれてきた存在なのです。

有男不玩ってか男キャラモヤシなのが気に入らない

https://kultur.jp/younanbuwan-movement/

少数意見であることは心得ている。商業性や売上云々の話も弁えている。

とはいえ本当の理想を言うとTOTKのガノンドロフや、控えめに言ってもタウロぐらい鍛えられた身体と意気地を備えた男が主人公プレイヤーキャラであって欲しいんだわ。

モヤシみてえな陰気臭いガキ(一応言っとくがリンクは勿論これに含まれない)が操作キャラなのは本当に鼻につく。ラノベだのギャルゲーだのを全然通らなかったのは雑で無個性抑制的な外見の主人公と、そいつが放つ童貞の腐ったような奴の主観みたいなテキスト価値観が気色悪かったからだ(これがたまたま最初に触れたものが舌に合わなかったことによる偏見に過ぎないということは理解しているが、結局それらのジャンルを遠ざけてしまった)。そういうものは見たくないし、触れたくない。男が気にいる男(まあ本当は俺が気にいるという話でしかないが)なら良いが、覇気のない雑魚に阿ったような男キャラ虫唾が走る

ましてそいつに勇敢な女がチョロく好意を持つみたいなのは本当に勘弁してほしい。せめてヒモの才能があると思わせる男にデザインしてからにしてほしい。

2024-04-05

左派絶望して自民党宗派替えした話

主語デカ政治お気持ち文章を垂れ流すのは、趣味じゃあないんだが、増田に甘えて。

俺は、学生とき、明らかに左寄りの思考だったと思う。まあ、今考えれば、今も昔も左に寄ってる中高の教師の影響だったかもしれないし、大学環境だったかもしれない。それでも、少数者が、自分の力ではどうしようもない理不尽を味わうのは、間違っていると思っていた(それは今でも思ってる)し、タカ派的な外交政策は、危険火遊びにつながるんじゃあないかと思っていた。

家庭も自分も、明らかに労働者階級人間から賃上げにも育児休業の拡大にも興味があるし、所得の再分配もある程度行われたほうがいいと思っている。当然、ジェンダー格差なんかも、是正しなければいけない問題だ。

ところで、選挙の度に、各党のパンフレットなりホームページなりを集めて眺めている。あとは、焦点になる問題があれば、たまに省庁委員会国会中継なんかも眺めることもある。ありがとうニコニコ。まあ、それで思うんだが、ちょっと特殊共産党を除くと、立民も、令和も、社民も、みんな正義を振りかざして常に怒ってるけど、めちゃくちゃ焦点の絞り方が恣意的だし、そもそも全く信念思想なく、年がら年中自民党揚げ足取りをしてるだけだし、なんだったら、労働者層にも喧嘩を売ってると思うことが少なくないんだよな。そもそも、言ってること支離滅裂むちゃくちゃだし。

めちゃくちゃ語弊あるし、みんなに袋叩きされそうな例えで言うと、なんかもう、完全にヒステリーになってて、ちょっと刺激したらブチギレ始めるストーカーみたいな。学生ときは、左派って勝手ハト派だと思ってたんだけど、いつもなにかにブチギレてるよな。例えば立民だって自分たちの所属議員も、かなりやべえ奴揃ってるのに、自民党議員失言はめちゃくちゃ厳しく叱責したり、自分たちの党規も怪しいのに、自民党パーティー問題はめちゃんこに切り込んでいったり。

かと言って、結局労働者に寄り添ってくれるわけでもなく、結局賃上げも育休も、音頭取って実現に向けて動いてるのは自民党だし、別に悲しいおっさん労働者たちなんて眼中にないような気さえする。その割に、いつもツイッターで「◯◯は正義にもとる✗✗であって、到底感化できません(よね??)」みたいな押し付けブチギレツイートばっかりしてるし。立民って、旧民主の流れを引く中道左派じゃなかったのか??

あとは、ネトウヨやばいやつばっかりだけど、ネトサヨ(?)もめちゃくちゃやばい。良くも悪くも、正義感に駆られてるから自分感情客観的判断がごっちゃになって、意味わからんことばっかり主張してる。しかも、敵味方の判定がめちゃくちゃシビアで、内容に関わらず、敵判定したらめちゃくちゃに噛みつき回す。なにがよくないって、数字に基づいたデータに対しても、右翼認定したり、感情でキレ散らかすんだよな。データ(か、その読み方)で反論してくれ。で、何がやばいって、インターネットは、良くも悪くもいつも頭のおかしバカが集まってるところだから、それだけなら別に来にしないんだけど、今の左派政党って、マジでそういうネトサヨ的な論調でやってきてる感じがあるんだよな。もちろん、右派政党でも、ネトウヨ的ってか、反左翼的言動する人っているけど、まああんまり党全体の方針として出てきてる感じはしなくて。


学生とき勉強した、思想史上の左派思想って、もっと美しくて高尚なものだと思ってたんだけどな。やっぱり、社会は、理想主義的じゃないと動いていかないし、少数意見を組み上げて焦点化するのも、社会に欠かせない動きだと思う。けど、だからって反右翼っていうイデオロギーしかなさそうな既存左派政党は、どこも投票する気がしないし、そうなると結局癌があっても、自民党を支持するしかないんじゃないかな、というのが俺の今現在結論

誰か、まともなリベラル政党を立ち上げてくれ。ポピュリズム的でも、反左翼的でもないやつを。

2024-01-16

anond:20240115160604

サイボーグ魂」というマイナー番組が転換点だった派(少数意見

お笑い要素は特になく、松本人志の声色がヒトラー織田信長に似てるだとかなんとか怪しげな分析をしてから筋トレに励んでいた。

マッチョ化はあれからでしょ。

幼いながらも私の中にあった松ちゃん天才観に綻びが見えた。

2024-01-14

コスパ論の迷妄

コスパ論は排除の論理である。そしてコスパ排除論者に言いたいのは、君らミクロしか見えてなくてマクロで物を考えるってことが全然できてないってことだ。その結果、社会全体やひいては世界を亡ぼす。部分最適の総和は全体最適にならない、なんてことはもう一世紀以上前から常識だ。君らの論は、放置すると以下のような言説になる。

障碍者お金かけて暮らし保証する必要ある? 同じお金で健常者を救済した方がコスパいいと思うけど。

年寄りお金かけてQOL上げさせる必要ある? 同じお金若者を救済して子供産ませた方がコスパいいと思うけど。

弱者男性を手間かけて世話してやる必要ある? 同じお金強者カップル支援した方がコスパいいと思うけど。

趣味とか文化かにお金かけてユタカナクラシとか保証する必要ある? 同じお金経済をまわした方がコスパいいと思うけど。

政治コストかけて民主主義とか維持する必要ある? 皆な同じ暮らし強制して独裁した方がコスパいいと思うけど。

……

その結果、人は障碍を得たり年をとったり社会的に弱い立場に立っただけで簡単人権を失い、強者権力を振りかざす、安全安心からほど遠いディストピアに住むことになるんだけど、それがコスパの果てに待つ社会だということを「コスパコスパ」唱える連中は理解もしない。自分がそういう主張をしているということを認めないばかりか、「そんなのはほかの誰かが対策すること」で「自分たちは目の前の問題についてだけ冷静に意見を言ってる」と思っている。その結果、20世紀から21世紀現在、どういう社会が訪れたか

コストかけて異民族とか異文化理解する必要ある? 侵略して征服して同化政策した方がコスパいいと思うけど。

コスパ排除の論理を突き詰めれば、すぐそこまで行く。歴史世界情勢を見れば、一目瞭然である

からコスパ論者は、自分に全体を見る目がないという認識があるならせめて黙っていた方がいい。とはいえ自分理解の及ばないことについては沈黙する、というのは意外と高い知性が必要行為なので、人類そこまで頭良くない、っていうのも悲しい現実だ。その結果やがて、そういう「普通の人々からの人気を当て込んで極論を振りかざすデマゴーグが現れて、多くの人が進んでその養分になり、社会国家破滅的な被害を受ける。なのに、喜んで養分になった人々は、全てが終わった後口をそろえて「知らなかった、騙されていた」と言い出して、自分には非がないと言い立てる。そうして数十年後、また同じことを繰り返す。世界のあちこちで。

人間の一員として生きるということは、そういう愚かさと共に歩む覚悟もつということでもある。言い換えれば、その愚かさと共に歩む覚悟がない者は、政治についても社会についても何も実のあることを語ることができない。理念だけのリベラルが常にデマゴーグに敗北する理由がこれだ(それは数や勢力というだけの意味でなく、リベラル寄りの思想の持主もまた、たやすコスパ論にからめとられて排除論者に闇落ちするということでもある)。

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さて、以下は、上記を踏まえた愚考であるぶっちゃけ読まなくていい。けど、少し暇があり、与太話に付き合ってもいいというなら、読んでいただければ幸いだ。

民主主義には「少数意見尊重」という、コスパ論に堕しないための重要な楔が打たれているのに、民主主義標榜しながら人は安易に「多数決」を持ち出して、少数意見無効化しようとする。少数意見を顧みず議論も廃した「多数決」は、現実主義でなく単なる数の暴力なのだが、近視眼的なコスパ論者にはその違いが分からない。そうして、コスパ論者、すなわち民主主義者と自認する「多数による独裁主義者は、「諸外国の脅威に対抗するため」「緊急事態対応するため」などの言い訳をつけて、やがて民主主義独裁主義で蚕食しようとし始める。「その方がコスパいいと思う」から

人間の脳のバグ、たとえば、動物的に振舞いたいというバグは、2000~3000年前ごろから宗教道徳」というパッチ発明されたことで世界的にデバッグが進んだ。結果、社会文化は大きく進展した。宗教道徳が整えば、人と人、国と国の協力が可能になり、交通が利便に、経済が発達し、国はうるおい文化が発達する。しきりに法が作られたのも、こうした理由である道徳や法が国を栄えさせるという実例を見て、またほかの国もそれを真似るようになる。こうして急速にパッチは普及した。

だがその後、宗教パッチを当てると人は神秘主義に陥り、ある一定レベル文化の発達が止まるという新たなバグが見えてくるようになった。それに対して一般に「科学哲学パッチ発明され適用されるようになったのは、割と最近のことだ。科学宗教優越する地位を占めるようになったのは、近世になってからのことだ。科学実証によって宗教優越する効果を示した。ただ、同時に道徳破壊することになる危険性についても、パッチ適用当初から危惧されてはいた。ただし、宗教パッチ害悪の方が重くなっていた当時の時代から見れば、それはまだ些細な問題に過ぎなかった。「科学哲学パッチによって、停滞していた文化学問となって更に発展し、国の規模は拡大して強大な国家が生まれた。人は世界の果てまで到達し、文化の発達を謳歌した。

ところがその先に生まれたのが、狭くなった世界における衝突と排除の論理である特に宗教パッチ効果を低下させたことによる道徳性低下の影響はやはり無視できなかった。文化の発達によって世界は狭くなり、道徳性の低い強者がより一層大きくなることで、弱者が「合理的」に使い潰される状況が起きてきた。道徳性が高いと思われる者でさえ、「善意」と「合理性」により、異文化侵略排除する帝国主義世界支配した。つまりコスパ論の時代である

これに対し20世紀後半になってようやく、これではまずいという判断の下、「民主主義人権パッチ発明され普及を始めた。そのために人類は、数度にわたる世界大戦という苦い代償を払うことになったが、その教訓とともに適用されたパッチで、世界大戦の脅威をいくらか遠ざけることができるようになった。だが、何度もこれを無視した戦争が引き起こされ止まらないように、依然としてこのパッチは十分適用されていない。劣化版のパッチポリコレ棒)やパッチに対抗する新たなウィルス多数決万能論)さえ出てくる始末であり、パッチの普及にも暗雲が垂れ込めている。

それだけではない。狭くなった世界、拡大を続ける資本主義の下(拡大し続けることは資本主義の仕組自体問題で、本質的には解消不能である)、環境問題といった新たに別のパッチ必要問題が生まれてきた。それに対する「SDGsパッチ」はまだ発明されたばかりで、その有効性も不透明だ(このパッチ自体バグがある可能性もまだ否定できない)。これが21世紀の現状である

これらのデバッグ完了し、人類が「戦争」と「環境問題」という2つの危機を乗り越えるのは、一体いつになるのか。いや、そもそも乗り越えられるのか。優秀なデバッガーや啓蒙家の数がどれほどになれば、人類は生き延びられるのだろうか。

anond:20240113124037

2023-11-17

anond:20231117071824

気持ち悪い」と言うのが言論の自由

そこに

社会自分の中にある固定観念先入観にとらわれず他者幸福権利尊重するべき」

というロジックが無く

気持ち悪い」「気持ち悪くない」の言い合いのファイトになるとしたら

単に多数派による少数意見の抑圧でしかないやんな

2023-11-15

少数意見ヒスるヤツ

少数意見を多数意見だと錯覚してヒスってるヤツ多くてつらい

この増田も少数の事例からつらくなってるので本質的には同じかも

2023-10-24

少数意見尊重しろ

金持ちは減税

それ以外は増税

民主主義ならこれが少数派の意見だとしても最大限尊重されるべき

投票したり投票しなかったんだから増税国民の総意である

金持ちだけ減税されてももちろん国民の総意である

増税少数意見だとしても尊重するので国民の総意である

2023-09-28

anond:20230928052452

少数意見尊重ってたまにバトル漫画なんかである「お前が命を落としても俺がお前の事を覚えているから死んだことにはならない」ってやつであって

よっしゃ指示してるやつらは少ないけどこの意見採用したろ!ではないだろウジわいてんのか

2023-08-26

anond:20230826144010

「すべての疑問に、正面から答えてくれる別のちゃんとしたシン・国会を作る」の「すべて」って言うのは文字通りの全てでなくある程度以下の少数意見は切り捨てる前提やったという話

2023-08-07

承前 ( ← https://anond.hatelabo.jp/20230728074048 )

https://archive.md/D6BSS https://archive.md/Eiavp#selection-3045.0-3297.1

“これ、右派左派を逆にしても同じことが成り立つんから、単純にコミュニティノートガチ勢の動員が多い方が勝つ(ただの多数決)に堕すシステムであることがわかるようなもんだけど”

https://archive.md/SyV7F

コミュニティノート馬鹿が賢しらぶれる場所。そら信じたいが真実情弱大国日本での需要は高いだろう。”

https://archive.md/6M1yF

コミュニティノート、まず作るためには5点以上評点を行うことで内部ポイントを貯めないといけないんだけどこのシステム少数意見となった場合ポイントが引かれるのだ つまりコミュニティノート編集する権限があるのは選別段階から多数派迎合する人間だけのだ”

https://archive.md/WWfur

アルゴリズムとは手の込んだ多数決にすぎないとわかっているのだろうか。”

https://archive.md/fCoSd https://archive.md/FfJhz

“それ自体がだれにも検証されないという設計ダメなんだけど、ネトウヨの人たちや、原発を礼賛してきた人たちが大いに歓迎し、活用しているのを見ると、あーそうだろうねーと思います検証されたら困る人たちだ。”

https://archive.md/kPl5H

コミュニティノートを錦の御旗にして他人を叩いて煽りPvを稼ごうとするネットトロールはまさにコミュニティノートが生んだ弊害真摯対応している人に対してこのやり方をするのはコミュニティノート逆ギレしてる連中と同格か、明確な悪意がある分それ以下なのでは。この人は今後確実に冤罪を生む”

2023-08-03

anond:20230803142049

民主主義を上手くまわす方法として、Aが駄目ならB、Bが駄目ならAって選択肢を持てるようにしつつ、少数意見を組み上げるCBDがあるっていうような勢力図に近づけていくのが理想なんだよ

この部分について異論があるならシンプル勉強不足だろ

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