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2023-02-10

anond:20230210120011

三島由紀夫檄文

 檄

   楯の会隊長 三島由紀夫

 われわれ楯の会は、自衛隊によつて育てられ、いはば自衛隊はわれわれの父でもあり、兄でもある。その恩義に報いるに、このやうな忘恩的行為に出たのは何故であるか。かへりみれば、私は四年、学生は三年、隊内で準自衛官としての待遇を受け、一片の打算もない教育を受け、又われわれも心から自衛隊を愛し、もはや隊の柵外の日本にはない「真の日本」をここに夢み、ここでこそ終戦後つひに知らなかつた男の涙を知つた。ここで流したわれわれの汗は純一であり、憂国精神を相共にする同志として共に富士原野を馳駆した。このことには一点の疑ひもない。われわれにとつて自衛隊故郷であり、生ぬるい現代日本で凛烈の気を呼吸できる唯一の場所であつた。教官助教諸氏から受けた愛情は測り知れない。しかもなほ、敢てこの挙に出たのは何故であるか。たとへ強弁と云はれようとも、自衛隊を愛するが故であると私は断言する。

 われわれは戦後日本が、経済的繁栄うつつを抜かし、国の大本を忘れ、国民精神を失ひ、本を正さずして末に走り、その場しのぎと偽善に陥り、自ら魂の空白状態へ落ち込んでゆくのを見た。政治矛盾の糊塗、自己の保身、権力欲、偽善にのみ捧げられ、国家百年の大計は外国に委ね、敗戦の汚辱は払拭されずにただごまかされ、日本人自ら日本歴史伝統を涜してゆくのを、歯噛みをしながら見てゐなければならなかつた。われわれは今や自衛隊にのみ、真の日本、真の日本人、真の武士の魂が残されてゐるのを夢みた。しか法理論的には、自衛隊違憲であることは明白であり、国の根本問題である防衛が、御都合主義の法的解釈によつてごまかされ、軍の名を用ひない軍として、日本人の魂の腐敗、道義頽廃根本原因をなして来てゐるのを見た。もつとも名誉を重んずべき軍が、もつとも悪質の欺瞞の下に放置されて来たのである自衛隊敗戦後の国家不名誉十字架を負ひつづけて来た。自衛隊国軍たりえず、建軍の本義を与へられず、警察物理的に巨大なものとしての地位しか与へられず、その忠誠の対象も明確にされなかつた。われわれは戦後のあまりに永い日本の眠りに憤つた。自衛隊が目ざめる時こそ、日本が目ざめる時だと信じた。自衛隊が自ら目ざめることなしに、この眠れる日本が目ざめることはないのを信じた。憲法改正によつて、自衛隊が建軍の本義に立ち、真の国軍となる日のために、国民として微力の限りを尽くすこと以上に大いなる責務はない、と信じた。

 四年前、私はひとり志を抱いて自衛隊に入り、その翌年には楯の会を結成した。楯の会根本理念は、ひとへに自衛隊が目ざめる時、自衛隊国軍名誉ある国軍とするために、命を捨てようといふ決心にあつた。憲法改正がもはや議会制度下ではむづかしければ、治安出動こそその唯一の好機であり、われわれは治安出動前衛となつて命を捨て、国軍の礎石たらんとした。国体を守るのは軍隊であり、政体を守るのは警察である政体警察力を以て守りきれない段階に来て、はじめて軍隊の出動によつて国体が明らかになり、軍は建軍の本義を回復するであらう。日本軍隊の建軍の本義とは、「天皇を中心とする日本歴史文化伝統を守る」ことにしか存在しないのである。国のねぢ曲つた大本を正すといふ使命のため、われわれは少数乍ら訓練を受け、挺身しようとしてゐたのである

 しかるに昨昭和四十四年十月二十一日に何が起つたか総理訪米前の大詰ともいふべきこのデモは、圧倒的な警察力の下に不発に終つた。その状況を新宿で見て、私は、「これで憲法は変わらない」と痛恨した。その日に何が起つたか政府極左勢力限界を見極め、戒厳令にも等しい警察規制に対する一般民衆の反応を見極め、敢て「憲法改正」といふ火中の栗を拾はずとも、事態を収拾しうる自信を得たのである治安出動不用になつた。政府政体維持のためには、何ら憲法抵触しない警察力だけで乗り切る自信を得、国の根本問題に対して頬つかぶりをつづける自信を得た。これで、左派勢力には憲法護持の飴玉をしやぶらせつづけ、名を捨てて実をとる方策を固め、自ら、護憲標榜することの利点を得たのである。名を捨てて、実をとる! 政治家にとつてはそれでよからう。しか自衛隊にとつては、致命傷であることに、政治家は気づかない筈はない。そこでふたたび、前にもまさる偽善隠蔽、うれしがらせとごまかしがはじまった。

 銘記せよ! 実はこの昭和四十四年十月二十一日といふ日は、自衛隊にとつては悲劇の日だつた。創立以来二十年に亙つて、憲法改正を待ちこがれてきた自衛隊にとつて、決定的にその希望が裏切られ、憲法改正政治プログラムから除外され、相共に議会主義政党を主張する自民党共産党が、非議会主義方法可能性を晴れ晴れと払拭した日だつた。論理的に正に、この日を堺にして、それまで憲法私生児であつた自衛隊は、「護憲軍隊」として認知されたのである。これ以上のパラドックスがあらうか。

 われわれはこの日以後の自衛隊に一刻一刻注視した。われわれが夢みてゐたやうに、もし自衛隊武士の魂が残つてゐるならば、どうしてこの事態を黙視しえよう。自らを否定するものを守るとは、何たる論理的矛盾であらう。男であれば、男の矜りがどうしてこれを容認しえよう。我慢我慢を重ねても、守るべき最後の一線をこえれば、決然起ち上るのが男であり武士である。われわれはひたすら耳をすました。しか自衛隊のどこからも、「自らを否定する憲法を守れ」といふ屈辱的な命令に対する、男子の声はきこえては来なかつた。かくなる上は、自らの力を自覚して、国の論理の歪みを正すほかに道はないことがわかつてゐるのに、自衛隊は声を奪はれたカナリヤのやうに黙つたままだつた。

 われわれは悲しみ、怒り、つひには憤激した。諸官は任務を与へられなければ何もできぬといふ。しかし諸官に与へられる任務は、悲しいかな、最終的には日本からは来ないのだ。シヴィリアン・コントロール民主的軍隊の本姿である、といふ。しか英米シヴィリアン・コントロールは、軍政に関する財政上のコントロールである日本のやうに人事権まで奪はれて去勢され、変節常なき政治家に操られ、党利党略に利用されることではない。

 この上、政治家のうれしがらせに乗り、より深い自己欺瞞自己冒涜の道を歩まうとする自衛隊は魂が腐つたのか。武士の魂はどこへ行つたのだ。魂の死んだ巨大な武器庫になつて、どこへ行かうとするのか。繊維交渉に当つては自民党売国奴呼ばはりした繊維業者もあつたのに、国家百年の大計にかかはる核停條約は、あたかもかつての五・五・三の不平等條約の再現であることが明らかであるにもかかはらず、抗議して腹を切るジェネラル一人、自衛隊からは出なかつた。

 沖縄返還とは何か? 本土防衛責任とは何か? アメリカは真の日本自主的軍隊日本国土を守ることを喜ばないのは自明である。あと二年の内に自主性を回復せねば、左派のいふ如く、自衛隊永遠にアメリカ傭兵として終るであらう。

 われわれは四年待つた。最後一年は熱烈に待つた。もう待てぬ。自ら冒涜する者を待つわけには行かぬ。しかしあと三十分、最後の三十分待たう。共に起つて義のために共に死ぬのだ。日本日本の真姿に戻して、そこで死ぬのだ。生命尊重のみで、魂は死んでもよいのか。生命以上の価値なくして何の軍隊だ。今こそわれわれは生命尊重以上の価値所在諸君の目に見せてやる。それは自由でも民主々義でもない。日本だ。われわれの愛する歴史伝統の国、日本だ。これを骨抜きにしてしまつた憲法に体をぶつけて死ぬ奴はゐないのか。もしゐれば、今からでも共に起ち、共に死なう。われわれは至純の魂を持つ諸君が、一個の男子、真の武士として蘇へることを熱望するあまり、この挙に出たのである

  (三島森田事務所刊『「楯の会」のこと』より)

2023-02-08

研究室学生が来なくなるのを防ぐ方法

旧帝で理系研究室10年以上主宰している.

どんな学部学科でも学生の5〜10%は研究室に来なくなる学生予備軍である

そういう学生研究はうまくいかないし,就職に苦労するし,最終的には退学する.

大学院の退学なら大卒だが,卒論時に退学したら高卒である.そういうことを防いであげたい.

学生の5〜10%が退学予備軍であるとすると,10年も研究室主宰していると何名かはそういう学生が出そうだが,

今のところ一人もいない.また,研究室主宰前にポスドク助教などでいた研究室にも

くそういう学生を生み出さなかった研究室がある.

一方で2~3年に一人くらいの割合でそのような学生を生み出す研究室もある.

そういう研究室主宰者は「交通事故のようなもの = ある一定確率で発生してしまう避けられない事象」と言う.

かにそういう面もあると思う.人間人間マッチングだ.うまくいかないことはある.

でも,事故は避けられないにしても,シートベルトエアバッグのようなものもあると思う.

私の研究室や私が尊敬する人の研究室シートベルトエアバッグ機能しているのではと考えている.

サンプル事例であり,一般化はできないが,何かに有用であるとありがたい.

一応,旧帝以上の研究大学の事例であり,不真面目すぎて大学に来ないような学生の話ではない.

1. 学生を一人の人間として扱う

これをしていない研究室が多いように思う.上から研究テーマ押し付ける.研究室が書く論文出版することを至上命題としすぎて,

学生研究を進める駒としか扱っていない.学生がその研究テーマに魅力を感じていないのに押し付ける.

色々と事情もあるのだろうが,このパターンは来なくなる +退学まっしぐらである

せめてテーマ押し付けるのであれば,その助走部分,なぜこのテーマ重要なのか,自分大事だと思っているのか,

これができると将来的にどうなるのかといったことを説明しろ.先輩の論文読んどけ,とかはだめ.

こういう研究室修論卒論発表会の発表は総じてつまらん.

2. 飲み会説教くさい

飲み会説教をする先生がいる.説教とまでいかなくても,先生のありがたいお話学生たちが聞く場になっていることがある.

これはマジでだめ.みんな目が死んでるし,教授が帰ってから二次会・3次会で愚痴を吐くことになり,時間無駄だし,体力も金も無駄

自分が偉いことを認識している人こそ,飲み会では話の聞き手に回るべき.あとは早く帰るべき.

愚痴りたいなら教員以上のみの飲み会でやるべき.学生との飲み会はヤバそうな学生愚痴を聞いてあげれば良い.

3. コミュニケーションゼミや進捗報告会だけ

これもだめ.これをやると,上記と関連するが,学生自分研究の駒としてしか認識されていない(人間扱いされていない)と感じてしまう.

研究が進捗していなかろうが,飲み込みが悪かろうが,生きていていい人間である.そのことを伝えなければいけない.

私が尊敬する先生は毎週,最低でも1日は研究室メンバーと昼食を取るようにしており,そこで学生の様子を聞いていた.

ゼミや進捗報告会では言えないことも,馬鹿話をするような雰囲気の昼食会では言いやすくなる.

部活バイトの話,私生活の話なども出てきて,研究が進んでいない理由がわかるし,そのサポートもしやすくなる.

よく理系だと雑談無駄だと言われやすいが,このような社会的グルーミングこそが研究室生産性を高めると思う

4. 手間がかかる学生を嫌う

とても進捗がよく,外部発表や論文投稿をおこなっている学生と上述のような問題学生がいたとする.

問題学生相手をするのは「コスパが悪い」.

卒業できないレベル卒業できるレベルにしたところで,外部投稿は増えない.

優秀な学生時間を使えばジャーナルが1本から2本に増えるかもしれない.

ならば同じ時間を使うには…という話であるしかし,これは間違っている.

「とても進捗がよく,外部発表や論文投稿をおこなっている学生」がいきなり何らかの理由大学に来なくなる,

というのはよくあることなのだ.鬱になったり,家庭環境問題だったり.

博士課程に進学予定だった優秀な学生M22月の段階で指導教員喧嘩をして,進学を取りやめ,修士で修了,

たった1~2ヶ月で自身就職先を見つけてきてその4月から新卒として働いた例を見たことがある.(優秀すぎる)

大学としては大損失である

で,普段からコスパが悪い」問題学生相手をしていない教員が「コスパが良い」学生問題学生になったとき

対処法がわからずに,その優良学生をも社会的にも抹殺してしまうことになる.これは完全に指導力の問題である

問題学生と優良学生という二つのグループ存在し,通常の学生はその両者の間を行き来するのだという認識がないため,

悪いものはさっさと見切り,いいものだけ掬おうとするのだが,結果的学生を切り捨てる研究室という雰囲気ができてしまい,

研究室全体の雰囲気がとても悪くなる.コスパが悪い学生時間を使っていると,優良学生の一部は「なぜあんな奴に時間を使うのか」という不満を持つ学生もいるが,

全体的には心理的安全性が保たれる(この先生学生を見捨てないのだという共通認識が生まれる)

5. 学部時代などのペーパー試験の成績にこだわる

これはマジでよくわからんのだが,学部時代の成績の良い学生を異常に好きな教員がいる.

しかし,研究大学にいる多くの学生は必ずしもペーパー試験の成績とその後の研究業績に強い相関がないことは皮膚感覚で知っている.

研究は長距離マラソンのようなものなので,短期である試験では測れない知的スタミナが必要である

そして,そこでは問題に対するモチベーションや意欲,根性のようなものも併せて重要である

そのため,成績が良くてもすぐに息継ぎしたくなる学生研究がうまくいかないし,そういう学生に対する指導の仕方と

成績は悪いが,根性や意欲が高い学生に対する研究指導の仕方は異なる.

にもかかわらず,成績が悪い学生に対して,つまらない研究テーマやアホでもできる作業レベルテーマを与えたりする.

結果として,嫌になって出ていき,「やっぱり成績が悪いあいつはだめだ」と言い始める.

色々と書いたが,結局,学生一人一人を一人の人間として見ているかどうかのように思う.

とにかく同学科のある教員が退学者を出しすぎていて,嫌になる.

もちろんその教員も知能は高いので,アカハラにはならないよう正しく証拠集めをしている.

(来なくなった学生メールを毎週送っている,実家に連絡して親も含めて話し合いをした,他の学生と同じように定期ミーティングスケジュールはされているが来なかったなど)

しかし,結局のところ,怠慢だろうし,指導力不足ではないかと思う.

同じ学科で全く退学者を出さな研究室と異常な確率で退学者を生み出す研究室がある以上,

その研究室が退学者を生み出していると言ってもいいのではないだろうか.

学内での業績評価論文などの対外発表や学生の受賞に偏っている以上,

このような退学予備軍の学生を救う研究室になるインセンティブはないだろう.

でも,それでいいんだろうか?教員のほんのちょっとの手間で防げることはある.

シートベルトエアバッグを付ける程度の手間は許容できないだろうか.

その一方で,近年の学生がとても近視眼的に行動し,他責的かつ利己であることが気になる.

それらが理由大学教員仕事が増えている,という背景もある.

ただその怒りを退学予備軍にぶつけるのはなぁ,と個人的には思う.そして自分の首を絞めている.

2023-02-07

不謹慎ネタ事件で興奮が抑えられない件

私は、リアルでは憚られる不謹慎ネタをつい考えるのが癖となっており、そのたびに興奮して考えが止まらなくなる。

また、大きな事件が起きると、もっとひどくなれ、もっと起きろ、と思ってしまう。


本来こういった不謹慎ネタ事件には眉をひそめるべきであり、決して面白いと思ってはいけないものだ。

その気持ちがあり、外に出すにしても、なんJとかニュー速みたいなところで出すべきであってリアルで出してはいけないものだ。

が、私はそれを抑えられず同世代や近しい関係の人にはドン引きされ、目上の人から大目玉を食らったことが何度もある。

その詳細を書いていくが、どうしたらやめられるのだろうか。長文申し訳ないが、アドバイス求む。

不謹慎ネタで笑うのが好き

世間では一般的「悪」とされているものはいろいろある。

もちろんそれらが行っていることは社会的に許されざることなのだが、だいたい彼らは面白いことをするから困る。


例えば、オウム真理教修行風景オウムソングだ。

空中浮揚なんかできるわけないのにあぐらをかいジャンプする。

オウムソング不思議音色歌詞

迷言を連発する幹部連中(特に麻原尊師)。

やたらと凝った布教アニメ

どれも面白く、すぐに覚え真似してしまう。


オウムときたら、次に思いつくのは北朝鮮のアレコレだ。

特徴的なイントネーションニュースキャスター(何言ってるかはわからないけど)。

やたらとハイテンションな歌の数々(コンギョ、金正日将軍の歌、金正日豚汁など)。

毎日のように効かなければ気が済まなくなり、スマホに入れて移動中ずっと聞いていた。


大学4年生のとき助教がこういうのが大好きで、毎日やってもおとがめを受けるどころかそれで盛り上がれるほどだった。

(教授も笑って見逃してくれた)

しかし、大学院(他大学)で所属した研究室ではこういうのは許さな雰囲気のところだった。

少しでもこれらのネタを出すと後で呼び出されてお叱りを受けた。

実家でこれらのネタを出そうにも、母親はこういうのが嫌いでどうしようもなかった。

一応言っておくが、私はオウム北朝鮮とは無関係であるし、そこに入りたくもないし生まれ変わっても絶対にそこで暮らしたくもない。

だってそんなところに入ったら肉体的にも精神的にも(言葉では形容できないほど)辛いからだ。


あとは天皇ネタ

リアルの人やマスメディアはおろか、アングラ色の強いサイトですらほとんどなされない。

それどころか、そういった言説がなされると愛国心しか取り柄のない暇人日本人が押し寄せ潰されるのが常だ。

タブーという現実があるからこそ、皇室をおちょくりたくなる。

ブルーギル天皇」「コピペ裏口入学悠仁」「あ、徳仁」「2分前に死んだ昭和天皇」「パコ様」「天皇認知症でぼけてんのう」などと。

さすがにこればかりはブラックユーモアに寛容な父親も怒らせてしまったが。


あとはこういったブラックユーモアを思いついてきた。

・♪うえをむ~いて あ~るこお~よ… あ、山にぶつかった

・♪みあ~げてぇ~ごらん~… あ、飛行機ビル

日本葬式告別式の後は焼肉パーティー

安倍晋三武道館ファイナルライブ。物販は5,000万円の壺

・爺さんや、あったかいねぇ…婆さんや、1時間後は骨じゃよ

...etc


事件があると、もっと起きろと思ってしま

最近ニュース報道される事件群。その中には面白いものがある。

こういう「面白い事件」が起きると、もっとエスカレートしろだとかもっと起これと思ってしまう。

私は小心者で犯罪には手を出せないが、だからこそ勇気ある方々には頑張ってもっとやってほしいと思う。

そう思った事件を列挙していく。

「Z戦士」による一連のSNSテロ

バイトテロをはじめとして、様々な施設迷惑をかける様子が話題になっている。

Z世代がそれらに手を染める様子がよく見られることから、彼らは「Z戦士」と呼ばれている。

(年代ごとの正確な件数SNSの影響についてはここでは論じない)

最近だと、金髪少年によるくら寿司醤油ペロペロ事件がとくに有名だろうか。

彼らがそういった行為に手を染めている様子を見ると、誰かにバレないかという感情が読み取れ、その緊張がたまらない。

そして行為成功した時の笑顔を見ると、こちらもうれしくなる。

「恒心教徒」による一連の事件

まず、「恒心教」とは、悪質な書き込みのせいで特定された少年及び彼が依頼した弁護士おちょくる人々を指したネットミームである

(詳しくはその弁護士書籍Wikiサイトへ)

彼らは様々な行動をしており、その一部は犯罪行為を含む過激な行動に出る。

正直言ってその弁護士への殺害予告は許されざることだと思う。

しかし、グーグルマップ実在しない施設を追加している様子には笑いをこらえられなかった。

「恒心教警視庁サティアン」「オウム真理教皇居支部道場」「オードリー春日トゥース」などを見ると誰もが吹き出すだろう。

おまけにある参議院議員がこのことを法務委員会でぶち上げた割には各省庁の担当者にはぐらかされる様子もまた見ものだ。

(おしいのは具体例の挙げ方だ。当時はるか被害が集中していた松戸市の一軒家に言及すればより効果ある問題提起ができたはず)

警察メンツをつぶされてご立腹だがやる気がないのか、軽犯罪書類送検にしたらしいが。


また、彼らが継続的に行っている爆破予告面白い

まずおふざけと明らかにわかる予告文。

「~しますを」「~ナリ」「3時34分」「それはできるよね」「当職は弁護士だ」…などと。

また、明らかに嘘と分かる、というかそんなにあったらすぐに見つかるし搬入されるほど警備が手薄なのかといえるような爆弾の数。

そしてバカバカしいと感じながらも宝探しをする人たち。なぜか警察爆弾処理班は呼ばれない。

インターネットユーザーネタ理解しているのか、大喜利大会になっているのもまた一興。

(一部マジになって陰謀論を垂れ流す人もいないわけではないが)

一方で首相官邸にやられて警察が動いたり、西九州新幹線にやられて運休したりと一定の成果があるのも面白い

(爆破時間けが重要なのに、どうでもいい日付を関連付けて語呂合わせをしたアメリカ名門大卒コメンテーターもいたっけ)

個人としては、今度はぜひ皇居にやってみてほしいと思う。

皇居は今までほとんどやられたことがないからね(見つかる限りでは2008年に1回のみ)。


こんなくだらないことに莫大な税金を使って会議捜査するくらいならもっと国民生活支援しろよと言いたいが。

とはいえ警察がブチギレて捜査一課を担当とし全面戦争突入したのが非常に面白い

今度は公安部内調あたりが入るだろうか。

日立物流放火事件/京王線ジョーカー/山上

上司パワハラに耐えかねた派遣社員が勤務先に放火し数十億の被害物流への影響(そこにある医薬品への被害など)が出た。

京王線内で放火して車内が大騒ぎに(小田急線はダサすぎる。京アニ計画側も致命傷を負ったのが問題)。

宗教被害を受けていた勇者が、広告塔だった元総理大臣自作散弾銃(銘銃・安倍崩)で仇討ちを果たす。

どれも記憶に新しい。


こうなるまで苦しむ人を無視し続けた社会為政者などの責任鑑みると、そらそうよ、と思ってしまう。

わずかな犠牲はあれど、それで社会が大きく騒ぎ、よい方向へ変わるきっかけになっているのが面白く非常にうれしく感じる。

コロナウィルスとその騒動

日本は諸外国と比べ感染者数を抑え込んでいますよ的なイメージがあったが、それが崩れていくのが趣がある。

(実際は保健所検査数を抑えていたり、日本人お得意の同調圧力でどうにかしていたそうだが)

2021年東京パンデミックオリンピックでも、メダル数だけでなく感染者数も新記録を更新したのもすばらしい。


ちなみに私は、電車内などでノーマスクを貫いているがこの3年間全く発症しておらず、PCR検査をしてもずっと陰性だった。

北朝鮮ミサイル

1年に数回発射され、日本海に着弾する北朝鮮ミサイル

この警報が出るたびに、「お、きたきた」と興奮してしまう。

東京(願わくば東京駅・新宿駅とか山手線の内側)着弾したら大騒ぎになって面白いと思ってしまう。

ちなみに、大学4年生のとき助教は「大学建物ミサイルが刺さっていたら面白い」と語っていた。

成田空港管制占拠事件

よくわからないのでWikipediaを見るしかないが、その様子が非常に勇敢だった。

警備が厳重な成田空港武装して突入し、警察に健闘しながら機器類を破壊したのはお見事といってよいだろう。

不要不急の110番通報

・家のテレビリモコンが壊れた

・つながるかどうかテストしてみた

逮捕されたいからいたずら電話をした

など、不要不急の110番通報が数多くあり、警察業務妨害されているのが面白い

(3番目だと、岩倉市に似たような例があった。1,072回やったらしい)

普段から無能警察なんだから(はるかぜちゃんを恫喝した神奈川県警とか)、遊んでもらった方が気晴らしにもなっていいだろう。

やってみたいこと

ここまで書くと、私も何かしてみたくなる。

犯罪行為はできないが、国や社会をおちょくれることをしてみたい。

そこで思いついたのは、天皇が死んだ日にカラオケをすることだ。

昭和天皇が死んだとき、国から要請よりも国民が進んで自粛したそうだ。

平成天皇はそれを懸念して生前退位としたようだが、それでも自粛自粛警察の出現は少なからずや起こるだろう。

何らかの事情で令和天皇が死んだらもっとすごいことになるだろう。


そこで、天皇危篤になった時にインタビュー

「なんてことだ、もう助からないゾ♡」

と答え、死んだら、

生前退位たにしても、昭和天皇の時みたいに自粛デレマスシャニマスライブが中止になりそうで嫌ですね」

と答えたい。

次に、カラオケをし、できれば中継配信もしたい。

すでにセトリの一部も決めてある。

・なんどでも笑おう

・S(mil)ing!

アポイントシグナ

・恋が咲く季節

ステップ!

・ミツボシ☆☆★

アルストロメリア

SNOW FLAKES MEMORIES

Happy Funny Lucky

スマイルシンフォニア

プラニスフィア~planisphere~

・ありったけの輝きで

チョコデートサンデー

・ハナマルバッジ

・FELICE

Star!!

(余談だが、作曲者逮捕された件、悪いのは本人であり曲ではない。だからライブ演奏ストリーミングまで自粛しなくてもいいのに…)

・Let's get a chance

ダブル・イフェクト

HAPPY PARTY TRAIN

お願い!シンデレラ


あとは、地下鉄サリン事件の日、黙祷中に霞ヶ関駅ホーム尊師マーチを歌って踊りたい。


たくさんの応援いただきありがとうございます。返信は以下にまとめておきます

anond:20230207161842

2023-02-01

anond:20230201163754

俺30代の大学教員だけど国公立でそれなりの上位大学かばっか回ってるからかどこもコンプラ厳しくて今はあんまりたことがない

60歳以上とかでそういう人はときどきいるが

学生の国際会議発表が家族旅行

自腹で家族勝手についてきてるだけじゃないの? 今どきは研究費とか運営費とかでは関係者お金しか出せないし、(まともな機関なら)家族の分の旅費なんかは絶対に出せないよ

議論で延泊はありうる スキー用品持っていくまでしてる人はあんまりたことないけど、学会にその地域ちょっとした観光とかパーティーが含められてるみたいなのはある(※これも自腹でしか参加できないし学会参加費用に含まれてる場合はご丁寧に参加費分を研究支出から除外される)海外研究者とかは普通に研究費で参加してたりしてて、そこでの交流から研究がすすめられたりするけど、日本は自腹なので参加できない場合もあったりしてどうなのって感じではある 学会なんてすでにすべて終わった研究の発表より交流のほうが重要なのに

研究費でPCカメラは当たり前、加湿器扇風機を購入して家に持って帰る

はあると思う。加湿器扇風機はうちだと普通にアウトだな PCカメラ普通に買うし在宅勤務では特例で持ち帰りも認められてるけど、当然ちゃんとした管理確認がある

企業との共同研究報告書学生修士論文そのまんま

は聞いたことないけどルーズなところはやらかしてそう・・・ただ後述の通り最近契約ちゃんと結ばないといけなかったりするし学部内で全方位からにらまれると思う

学生をタダ働きさせて役員報酬を得る

はありそう。ただこれ教員普通に搾取されてたりするんですよね。学会運営とかもタダ働きだったりするので、そういう環境に慣れすぎてルーズになってる気はする。最近ちょっとずつ改善されていっている

企業との共同研究一方的に成果発表

はさすがに今無理では・・・?やる人いるのかな リスク大きすぎるから怖くて考えたこともなかったけど確かにやろうと思えばできるのかもしれん

最近はそういう契約ちゃんとするようになってきてるけどね

教授結婚相手は大半が教え子の学生

俺の周囲だと教え子に手を出した人はいつまでも噂されるくらいにはレアだけどね 博士学生助教とかは時々聞くけど、学部生とかに手を出した日にはもう全方位から酷い目で見られると思う

最近セクハラとかの基準が厳しくて女子学生と2人で行動するみたいなの避けてる人が多い それもそれで健全じゃない気はするんだが…

そもそも学会出張とかも現地集合だしホテルとかも全部個別にとるしな 女子学生と一緒に移動して同じホテルに泊まってた教員が一人いたけどめちゃくちゃ奇異の目で見られている(本人が気付いてるかは知らん)

というか教授と付き合ってる女学生とかってマジで存在してるの・・・・・?すげーな

2023-01-12

anond:20230112114539

助教英訳するとassistant profだけどassistant profを和訳すると助教授になるからややこしいんだよな

翻訳バグ

anond:20230112114244

現在日本ではメリケン大学のassistant professorは助教助教授と訳すのが通例になってしまっているので、実態と違うじゃないか!と言ったところでそれは成田が悪いということにはならんかな

anond:20230112112245

メリケン大学のassistant professorは大学のTenure(終身在職権)を与える候補として採用される若手研究者チャレンジ職みたいなもんで一定間内に成果を出してTenureを習得できなかったら解雇される

なので日本で言うところのある程度安定した身分としての助教とは制度として結構違う

2023-01-10

anond:20091019190715

私も似たようなことを別の事柄で感じたことがあった。

大学研究室で、厳しい先輩ほど大成しない傾向があった。

後輩に細かく、研究のみならず時には生活に関することまで「学者かくあるべし」みたいにやってた。

一方で「優しい」先輩もいて、ただ研究の不足点や新しい論点、最新や古い関連論考を「こうだよ〜」「あるよ〜」みたいにふわっと教えてくれる人もいた。

後者の先輩はあっという間に学振から助教へと旅立っていった。

前者の先輩は今は塾の先生してる。

今思えば自分へのプレッシャーが相当あったのではないかと思う。

ただ才能って学者レベルにまでなると簡単に覆せない。

今だったら専門分野を活かした仕事はいくらでも想像できるけど、当時は研究室しかいから余計に苦しかったのではないだろうか。

2023-01-09

から新社会人になるので節税対策について教えてください.

つの時期から何をすればよいのでしょうか.

研究室助教から,今のうちから準備しておいた方がいいと言われたので気になっています

2022-12-30

anond:20221230215516

余剰次元を解き明かす希望の星になってくるとそんなに明るくなるのか。

助教超えて何か機構貰えそうだね。

何者にもなれない僕へ

何者にもならなくていい。

余剰次元の存否。存在するとした場合余剰次元を隠している物理メカニズムは何なのか。巻き上げられてとてつもなく小さくなっているのか。

これらの問いに生涯をかけて取り組みたい。いつか答えを見つけたい。それだけで良い。

とりあえず、助教になれますように。

2022-12-08

anond:20221208042206

読解の補助教材として読むならともかく、これで英作文対策をする/させるのは馬鹿しか言いようがない。

323. Go where you will in Holland, you will see windmills. 

オランダでは、どこへ行っても風車が見られる。

日常会話や一般的文章でこんな表現をする英米人はまずいないし、ましてや日本高校生がこんな英文を書く必要は全く無い。

2022-12-04

旧帝大も,もう限界です

anond:20221204111742

元増田じゃないけどブコメ見て思ったことつらつらと.増田は不慣れなので読みにくいと思います.ごめんなさい.

秘書雇えば?

真っ当な人雇おうとすると最低でも年400万,ツテとかなくてWDBとか人材派遣会社経由とかになると年600万が"最低"のスタートライン

(人事やっている人ならわかると思うけど保険代とかもあるので労働者の額面以上の金額必要,その分まで含めて研究からさないといけない)

また,単年度当たりの予算が百万とか数百万の研究費は他の予算の合算使用できないものも多いため,総額で600万ぐらい研究費稼いでいても一人の秘書を雇うことができないこともある.

合算して人件費支出して良い予算を取りに行くか,学内制度使って研究室横断秘書(週2とかだけ来てもらう)みたいなのがあればそれで雇う方法などはあるけど,そもそも事務作業研究の主たる作業ではないので,その人件費だけしか支出していませんというのは使途として不適切扱いされるし,そういう人件費支出できない予算もある.

そのため,建前上は研究補助者や謝金払いとしてやりくりするとかよくきくけど,これも表にでたら不正使用扱いになるので,例えばそのような雇用連続で2ヶ月しか不可というルールがあるところもある.

なので秘書雇うには人件費以外も十分に予算ある1課題研究費で単年500万以上ある研究費(科研費でいえば基盤Bでギリギリ,真っ当に研究するには基盤A以上)を取りにいかないと厳しい.

それも,研究費は数年から長くて5年程度なので一度途切れるとその度に解雇→人探し直しになるため,いか予算を途切れさせないか課題になってくるけど,そうすると予算申請研究期間終了に伴う報告書作成業務が毎年のように発生するようになってくる.

また,科研費db見てもらえるとわかるけど科研費など税金が元のものは,だいたい研究費の30%は大学側の事務に行き残り70%の直接経費が実際に使える研究費となる.

そのため,教員が「科研費100万円当たったわー」といっても,実際教員判断で物品購入や人件費で使えるのは70万円だったりして,基盤B当たっても大きな研究やろうと思うと普通に秘書1人雇うお金はない.

またそもそも人件費の優先度でいえば研究ちゃんとやってくれる研究者(ポスドク助教)が欲しいのでそっちを優先したくなることが多いけど,そのポスドク助教が増えたらそのポスドク助教研究事務作業も増えるし,その事務作業の一部の責任を負わされることも少なくない(科研とか個人研究個人責任ではあるものの,事務レベルでは大学本部から雇用責任教員(准教授以上)が怒られる).

なお,秘書として働く側もできれば良い給料で長く働きたい時代なので,雇用から「最低レベルの400万で予算が切れたら次年度雇えません,でも次の研究課題が採択されたら引き続きお願いしたいです,採択結果が出るのは3月でそれまでわかりません」だと労働者として不安しかないので,能力ある人は普通賃金では応募してこない.

そうなってくると雇用が安定していれば400万で雇えるような人も,600万円出さないと雇えないような状況とかに陥り,より秘書を雇うコストが高くなる.

ただこれも科研費は採択結果の通知が今までは4月だったのが前倒されたので親切になったほうで,これまでは4月に入ってから科研費落ちた,金なくて雇えない,すまん,遅くとも4月末までに辞めて欲しい,マジすまん……」みたいなのもあったとかなかったとか(誇張だけど遠からずこういうことはあったし今も予算の採択結果公表時期によってはある).

大学側で秘書用意してくれたらいいのに

大学側は各研究からあがってきたものをチェックする人達はいるけど,その人達システムに上がってきたデータのチェックなどは手伝ってくれるけど,システム入力領収書スキャンして添付してシステムで提出して原本学内便で送付や,請求書予算入力して振込先の確認と未登録場合は先方へ登録依頼書の作成手配など)は各教職員責任持ってやれ,というスタンスで手伝ってくれる人は用意しない.

っというのも,そもそもこのチェックするだけの事務員も現在不足しつつある.

これはさっきの研究費の話しにも繋がってくるけど,大学側がこういう事務員を継続的に雇う資金がなく,国立でいえば運営交付金が減り続けている影響が大きい.

競争資金場合はその採択課題に関連した人を5年程度雇うことはできても大学事務員を雇うことは目的使用なので雇えず,予算人員不足が深刻化していて下手すると稼いでいる研究室よりもお金ない.

仮になんらかのプロジェクト予算(だいたい研究とセットで研究機関側の整備がついているもの)で雇用できたとしても数年から5年程度が限界であり,そういうの活用していると上の秘書雇用継続問題に直面するし,

学外から見ると雇い止めしているのとほぼ変わらないちうか雇い止めのもの(原資がないのでどうしようもできない)状態になる.

また,上で話した間接経費は,30%入るとはいえ研究課題が増えることによる負担増に比べたら圧倒的に金額がたりないし,年度によって総額がかなりかわるので安定した人の雇用に繋がらない.

極端なこといえば100万の予算で30万入ってくる研究課題雑用の量と1000万の予算で300万入ってくる研究課題雑用の量はあまりかわらない(人件費でぽーんと600万ぐらい消えたりもするので経理作業も比例関係にない)ので,細かい研究費が増えると崩壊まっしぐらである

民間財団などの研究費も増えてきてはいものの,間接経費を認めていないケースも多く,その場合事務負担けが増え事務方へお金が回らないのでツラい.

共同研究も基本は間接経費お願いしているのはこういう背景があるけど,企業から理解は得られず,間接経費0でとごり押しする例も少なくない.

そりゃまぁ会社からみたらその教員協同研究するための予算用意したのに,教員側で自由に使えず大学事務で30%勝手に使いますって言われたら企業からしたら納得しづらいのも理解はできる.

それでも,共同研究契約契約書の草案を用意したり法務契約確認したり,NDA(NDA単体は結ぶこと自体金銭は発生しない……)は大学側がやっていて,間接経費ないと人雇えずこういう契約業務も遅れがでる.

そもそも教員側にも0円の共同研究といった意味不明な持ちかけをしてくることもあり,教員をただ働きさせたい,教員はその企業と共同研究しているネームバリューが欲しい,みたいな,経済がまったくまわっていないのに仕事だけ激増する謎な話しもあるとかないとか.

じゃあ何が必要なの?

簡単に言えば人を雇う金.

具体的には各研究室に面倒を見るURA職員(1研究室1人,すぐにそれは無理でも2,3研究室に1人)の人件費.※URAとは https://www.mext.go.jp/a_menu/jinzai/ura/

はっきり言って大学側もカツカツでかく研究室も教員教育やその他学務やりながら研究費獲得は事務負担が増える一方で,URAがいないとまわらなくなってきている.

実際URAがいる研究室をいくつか知っているけど,いるのといないのとでは効率が天と地ほど差が出るといっても過言でないケースが少なくない.URAマジすごい.

URAが各研究室に配属されることにより,大学側へ渡る事務書類の精度があがり,事務方の大幅な負担軽減に繋がる.研究室の教員ハッピーになり,事務方もハッピーになる.

URAのいる研究文化形成をまずは国立大学から運営交付金2004年の水準に戻してURA育成・雇用に充てる.今の物価を考えれば1.5兆円まで増やしても良いとすら思う.

運営交付金は「安定的・持続的に教育研究活動を行っていくために必要な基盤的経費」であり,もはやこれが達成できなくなっているので,それを下支えする人員を増やすのは急務.

ようするに国立大学役割を良く考えるべきで,国として「安定的・持続的に教育研究活動」を国民に広く平等に,その機会の提供国立大学役割のはずで,少なくとも企業経営などではないはず.

経団連などから国立大学企業経営努力を期待する声や運営交付金に頼っていてはダメだという声はあるけど,その声を聞いた結果の20年の研究力の低下である

研究力があがってた頃に一度立ち戻るべきで,国立大学役割観点から企業経営を求めた方が良いという声は今後一切無視するべきである

そしてURAのいる研究文化形成に5年,形成後その研究からドクターが出て他大などへ行く5年(修士博士で5年)後,10年後から私立大学向けのURA整備事業を始めれば良い.

教育研究短期的に見ることができず,さらにその文化を創り上げるとなると正直10年以上かかるので,このような取り組みの評価20年は必要だろう.

そう,国立大学法人化から20年をむかえる今,はっきりいって教育研究は何一つとして良くならなかった.もう失敗だったと素直に認めるべきで,成功していた頃にいったん立ち戻るべきではないだろうか.

河野太郎は本気で研究者のことを考えているなら予算増と大学雇用改革に取り組んで欲しい

https://www.taro.org/category/blog/%e6%97%a5%e6%9c%ac%e3%81%ae%e5%9f%ba%e7%a4%8e%e7%a0%94%e7%a9%b6

河野太郎事務作業の手間を確かに減らしてくれたし,一部で改革は進んでいるものの「簡素化」とはいえ教員への負担は残り続けているのが現状である

事務レベルでいえば良くなった点はたしかいくらかあるが,上述の通り人不足が加速しており,正直なところ,河野太郎ブログで盛り上がってから5年間経過した今,楽になっている印象はまったくない.

上記の通り,人を増やす必要があるので,人を増やせるお金必要である

雇用という観点からいえば,各分野,団塊の世代がまだ居座っているケースが多いので国立では65歳以上はきちんとクビにして団塊Jrちゃん世代交代,もしくは定年伸ばしてちゃんと残すかどっちかにするべき.

承継教授としては退いても特任の教授研究員(雇用関係有り)その後は客員の教授研究員(雇用関係無し)で居座るケースも少なくなく,承継教授第一線退いた偉い人の顔色伺いながら研究運営するケースがある.

大学からみたら知名度ある先生が大型予算とってきてくれるとかもちろんメリットはあるけど,そのせいで下の世代(団塊Jr世代)がいまいち育っていない.

私立なら「企業経営努力」の一環でそういうのはやれば良いけど,実態として承継教授に掛けている負担は計り知れず,国立大学必要な「安定的・持続的に教育研究活動」の妨げになっている側面は無視するべきでない.

また,そういう第一線退いた先生方こそ,色々好き勝手研究費使ってきた時代を生きてきた世代で,今でも時代錯誤な無理を事務へ言う先生が多い.

これはもう40年とか50年そういう仕事のやりかたやってきていたから急に変えろといっても難しいのはしかたない,昔はOKだったものOKであって,それを否定するつもりもないし,.

ただ,今のセキュリティコンプラ研究不正防止の取り組みを批判的な態度をとるのは,残念ながらあなた方がそうやって好き勝手やってきたから厳しくなり予算が減らされてきたので,

クビをしめた当事者という意識を持ち,むしろ自分たち世代迷惑を掛けて教育研究力の低下に繋がった20年となったと反省するべきで,今の事務方に文句をいうのは筋違いなのである

国立大学毅然とした態度で現役の学生を守るために現役の教員を守る必要があり,国立大学側でそのような自浄ができないなら,(個人的にも政治大学介入は反対だが)国策として教育研究保護する政治判断を入れる必要もでかねないだろう.

政治介入を一番反対しているのが団塊の世代からこそ,立つ鳥後濁さず国立は去り,研究続けたいなら他所に行くべきではないだろうか.

退官した大学じゃなきゃ嫌というような未練はただの我が儘でしかないので,そのような我が儘が通らないなら研究活動継続しないという程度なら,きっぱり辞めるべきだろう.

大学教員だけど、もう学生にお給料払えない

大学教員だけど、もう学生雇いたくない。理由お金がないからじゃない。労務管理がめんどくさすぎるしペナルティが重すぎるから

給料の原資となる研究費はたくさんあるんだよ。自分科研費で年百万円近くもらってる。

研究補助で学生雇うじゃん?でもって、その学生になにか仕事頼むじゃん?何時から何時まで学生大学に来て仕事たか、記録つけたり訂正したりするの全部教員仕事になるのよ。で、実際学生が働いてるかチェックされて、もしその時間サボってたり学校来てても研究室にいなかったりして記録が間違ってると、教員研究不正をした扱いになるわけ。捕まると科研費取れなくなって事実上研究廃業

こっちは一ヶ月以上かけて何年も前から必死科研費申請書出して、数年がかりで血眼になってようやく取ってきた研究費なのに、ヘラヘラ学生バイト入りましたーとか言ってドタキャンされて、仕事従事した時間の変更が必要になって、それで数年がかりで組み立てた研究危険さらされるわけ。

リスク高すぎて学生研究に参加させたくない。見せてあげるのと卒論修論の面倒見るのは科研費研究関係ない教育業務からやるけど、科研費研究学生関わらせたくない。研究リスク晒すだけで、なんのメリットもない。学生雇う金あったら、しっかり見積請求書納品書が出る機械を買いますわ。どうせ高々数十万円だし。

記録を正確につけるための手間暇や、学生研究説明するための手間暇考えると、結局、学生わず全部自分でやった方が研究進む。

…というのが、国立大学の現状です。こういう原状を理解してほしい。

追記

予想外に人気なので、返答返していくね。

秘書を雇え

規則上は雇えるよ、秘書さんの雇用費用も年百万円の予算から出せればね!

年百万円は少なすぎる

大多数の大学教員自分より少ないと思うよ。特に若手は。理系文系によらず、科研費若手研究は数年で五百万までなので、1年約百万円だよ!

あと、基盤研究個人で出してあたりやすい基盤Cも同額だよ!年一千万とかある研究費も、よく調べてみると研究分担者がたくさんいて、科研費一人年百万円は平均より上だと思うよ!

科研費以外の研究費も合わせると年百万円以上はもらってるけど、人件費や謝金を複数予算から出すのは、聞いたことないしできたとしても労務管理倍ぐらい大変そうだからやりたくないよ!

もちろん、年一千万もらえる研究費があるのは知ってるよ!ITぐらいの広いくくりで、旧帝大や国研の助教准教授クラスの人が激戦の末、日本全国で年10人〜30人ぐらいがもらえるのがその額だよ!旧帝大ポスト取れなくてごめんね!

年百万円は人を雇う予算ではない

もらえる研究費の額が少ないから、実質、家庭教師飲食店アルバイトと同程度の額しか出せないよ!それでも、大学内で給料が出るバイトができるので、交通の移動時間考えれば嬉しい学生にはメリットだよ!

もちろん、ポスドクや特任助教がこの額で雇えないことは分かってるよ!だから研究以外の仕事もやってもらわないと、大学からお金出せないよ!(科研費大学じゃなくてJSPSという別の組織から出ているお金だよ!)

できれば、授業とかもできる特任教員として入ってくれると嬉しいな!

なぜ科研費テーマの一部を学生やらせ学位論文書かせないの?

まだ僕の研究室には博士学生いないからだよ!今後5年で来てくれる人がいるかもわからいから、そんなのあてにできないよ!あてにして学生論文書かせてる教員がいるのも知ってるけど、そうすると、焦って研究させたい教員学生との間で衝突が起こりやすいし、アカハラになりやすいよ!アカハラ起こすと最近はクビだからリスク高すぎだよ!最初から学生は一切あてにしないで孤高の研究者徹したほうが、学生教員もみんな幸せって思ってるよ!僕の考えだけどね!

何度も言うけど、旧帝大みたいに一年に一研究室十人近く院生が入ってくる環境は、また全然別だと思うよ!そういう環境なら、学生研究してもらうのが必須だね!でも、そんな環境旧帝大しかないと思うよ!旧帝大准教授ポストはたいてい今はテニュアトラックで、任期なしになれるか不安だよ!それを受け入れられる人もいるのは知ってるけど、僕は受け入れられなかったよ!ごめんね!

勤怠管理システム入れればよくね?

バズったから、もっと恐ろしいことを書いていくよ!勤怠管理システム科研費以外の何らかの予算で導入したとして、それが科研費雇用する研究補助員の勤怠管理に使えるかは、勤怠管理システム請求したとき予算との兼ね合いになるから、すぐにはわからないよ!

教職員」の勤怠管理のためのシステム科研費研究補助員を登録したら、本来教職員管理のためのシステム科研費という全く別の目的使用した事になるから規約上、システム不正使用した事になる可能性が結構あるよ!

後は、勤怠管理システム管理してしまうと、学生大学の間の雇用関係を認めたことになりかねないよ!「労務管理」と書いたけど、おそらく、学生が何時から何時まで研究室にいたかを記録するのは、納品書と同様に支出の証憑を作成しているだけであって、大学学生の間に雇用関係は成立しておらず、謝金という扱いでお金出ている可能性が割とあるよ!詳しくは裁判してみないと誰も分からないと思うけどね!

「これ冗談で言ってるのかわからんが、年100万で上位とかいってるのだいぶひどいな...よく学生雇う気になるな...無理でしょ、分野は知らんが」

冗談じゃないよ!分野によらず、若手研究や基盤Cなら、3~4年で上限500万円程度って決まっているから、科研費だけなら約年100万円になるよ!

若手研究も基盤Cも採択率は20%~30%台だから、全大学教員の中で見れば、「科研費だけで年100万円」は明らかに上位の方だと思うよ!後、文系だと自分よりもっと少ないと思うよ!

もちろん、研究費は科研費以外にもたくさんあって、分野によっては科研費じゃやっていけないかもっと高額の研究費がもらえたり、共同研究もっと高額の研究費が簡単に出る分野があるのは知ってるよ!

あなたの分野はたくさんお金が出る分野でよかったね!全大学教員で見れば明らかにあなたは上位の方だから認識改めた方がいいと個人的には思うよ!そうじゃないと、同じ大学の他の分野の先生からねたまれるかもしれないよ!

旧帝大も,もう限界です

そうですか!ぶっちゃけ自分の業績ではもう旧帝大ポストを持てることはないと思うし、仮に「任期付きで学内研究費もたんまりあげるからおいで」って言われても、せっかく、なけなしの研究費で何年もかけてそろえた研究設備捨てて移る気もないし(研究室の移転費用は、自腹の事も多いと聞くよ!)!旧帝大就職できたのは、10年に1人レベル天才男性か、女性ばかりだし!要するに、旧帝大自分程度の人間必要としていないと思うよ!実際、自分は、昔、任期付き助教ポスドクも、旧帝大は全部落ちたよ!だからぶっちゃけ、そんなに同情できないよ!今度10兆円ファンドもらえるらしいね!あれで、トップジャーナル基準満たすためにトップジャーナル以外に学生論文出せなくなったり、期待されている水準の利益を獲得するために問題頻発で、日本旧帝大は壊滅すると僕は個人的に思っているけど、僕にはどうしようもないよ!年100万円の研究費の使い道で、これだけ色々考えて怖がっているのだから、10兆円とかストレス半端じゃなさそうで、旧帝大ポスト見つからなくてよかったとすら思ってるよ!あんまり同情できないから、旧帝大中の人勝手に頑張ってね!

「なんでずっと座視してるの?」

大学教員からは言ったって何のメリットもないよ!そもそも科研費もらってなくて研究全然していなくて業績ないけど、授業・教務・大学運営積極的に受け持って、皆からありがたがられている先生もいるんだよ!そういう先生に頭を下げて、研究のために教務や大学運営負担ちょっとずつ減らしてもらっているんだよ!旧帝大以外は研究成果なんてどのみち、あまり期待されていないし、世界を変えるような成果はそうそう出ないし、国立大学は何もしなくても学生は来るし、研究は、他の大学教員事務職員に大して利益にならないので、「研究頑張る」という教員は、他の大学教員事務職員に迷惑かけて頭下げて「研究させてもらっている」側なんだよ!文系理系関係ないよ!僕の研究理系だよ!そんな状況で「事務のやり方がおかしい、変えてくれ」なんていったら、「わがままばかり言うな」と反感買われて、来年から入試委員仕事をたくさん押し付けられて、研究時間が取れずに研究破壊されるよ!もっとこわいのは、「労務管理が面倒くさいなんて、何か不正でもしてるんですか?」みたいな疑いを他の教員からかけられることだよ!そんな疑いかけられたら、また、研究破壊されるよ!年百万円が上位といったら結構馬鹿にされているみたいだけど、それでもうちの大学じゃ明らかに上位だよ!研究的にはすごくないけど、ご自身研究能力理解したうえで積極的に教務や大学運営負担してくれる先生いるから、僕が年百万円でも結構研究できているんだよ!自慢じゃないけど、これでも、狭いテーマに絞れば、旧帝大の大型予算ラボと同程度の業績出せてると思うよ!

まぁ、ごちゃごちゃよく分からないという人は、小学校PTAで誰も委員をやりたがらなくてうつむいているのと同じだと思うといいと思うよ!

随分伸びたね!まだ追記するよ!

先輩方がやらかしたから…

まず、認識が間違っているよ!「先輩」じゃないよ!やらかし世代の人らは、今自分が勤めている大学に入った時から任期なしだと思うよ!一方、僕らは誰もかれも、任期付きの恐怖を味わってきているよ!研究失敗して一年でも棒に振ったら5年任期の末までに論文成果が出なくて雇用継続されないみたいなのを見てきたよ!正直、任期付きの恐怖を味わったことがない人が同じ職業だとも先輩だとも思えないよ!一般向けにコンビニで例えていえば、僕らはバイトリーダーから雇われ店長になったのに、彼らは最初からオーナー店長だったよ!オーナー店長が昔やらかしたから云々言われても全く納得も同情もできないよ!

だいたい、本筋は労務管理教員仕事にさせするなってことだよ!先輩たちがやらかしたなら、なおさら教員みたいな信頼できない人たちに労務管理させないのが普通問題解決策だと思うよ!レジお金ネコババした新米店員がいたら、指導役の雇われ店長責任にするっていうのがおかしいよ!コンビニですら、そういう事案がおこったら、新米店員には弁済させて、雇われ店長評価にはそんなに響かないんじゃないかと思うよ!その意味では、大学教員コンビニ雇われ店長以下の仕事だよ!

2階のコメント

2階が何かわからない人はググるといいと思うよ!読んだけど、頑張れば大きな予算もらえるから我慢しろみたいになだめられても、あんまりさらなかったよ!労務管理はしっかりしないといけないと思うけど、教員に大して研究不正にするぞって脅して恐怖で押さえつけることによって事実上学生を雇えない仕組みが作られているという事を学生の人にも知ってもらって、将来、日本のどこかで「あの先生はたくさん科研費もらっているからたくさんバイト代出るのに、どうして先生の所はバイト代出さないの?先生ケチなのか、先生が何か悪い事してるのかな?」とか考える勘違い学生が出てこないようにするのがこの記事を書いた目的だよ!

自分自身は本当に、今の自分環境では、学生をあまり科研費研究には参加させない方がwin-winになると思っているので、科研費について労務管理が大変以外は大きな不満はないよ!学生に教えるのは楽しいけど、別に科研費研究に関わらせることだけが教育じゃないからね!学生には科研費研究じゃないことを研究としてやってもらえばいいと思っているよ!

「ここは2階ではないのでは」

知ってるよ!これまで書いた中で、「2階のコメント

100万円で人を雇うという発想が不思議。それ消耗品代だよ。しか学生を?1,2年しかできないから教える手間の方が大きいでしょ。無駄

そうだね!でも、何度も言ってるけど、(大学にもよるけど)世の中の国立大学大学教員の8~9割は年間100万円程度しか研究費をもらえてないよ!それが「選択と集中」の意味からね!そこを批判した所で、「スーパースターになれないお前が悪い」と言われているようにしか聞こえないよ!

学生以外を雇用しようと思ったら年間1,000万円程度の研究予算×5年ぐらいは必要になると思うけど、そのレベル研究費が継続的に取れている大学教員は、旧帝大とか研究大学かにポストを取れた1分野数人の人たちだけなんじゃないかな!そんなごく一部の例外の話をしてもしょうがいから、大多数の大学教員の現状を知ってもらいたかったよ!事実上、「アルバイトの代わりに大学お金が稼げる」というところをウリにして、学生アルバイトで年間100万円程度の予算雇用するしか手がないよ!逆に、確実に年間100万円で回せるようにしておけば(それだけでも全大学教員の半分以下だと思うけど)安定操業できるでしょ!学生にとっても、あらかじめどの程度の額でどの程度の働きが期待されているのか予測がつくから、親切だと思うよ!

「その数人になれなかったお前が悪い!低業績!」とあおられているようにしか聞こえないよ!批判するなら、まずは、自分がその数人の1人になってから言ってね!

ちなみに100万円といってもうち30万円くらい間接経費として事務方に取られている

知ってるかもしれないけど、大学によっては、そのとられた間接経費の中から科研費取った教員学内研究費として再配分してくれる大学があるよ!一回大学お金になっているから完全に合法だよ!その辺は、大学によって完全に制度バラバラで、採用前には一切外からはわからいから、入ってみてからのお楽しみだよ!もし知らなかったらあなたは損しているよ!

長くなってきたので続きはこちらに: https://anond.hatelabo.jp/20221217001728

2022-11-28

anond:20221128001438

俺の教えたことある大学どこも男ばっかり・・・

女性も数年に一度くらい研究室に入ってくるけど、手を出したら終わりだなって思うしリスクを考えると絶対に手を出す気にならない(そもそも当たり前だが手を出そうという気持ちにならない)

いまだに学生に手を出してる人マジで頭イッてると思う 助教修士以上の組み合わせならギリ許されるかもくらい

私大女性を囲ってる教授とかがときどきいて、本人がいないとき飲み会ネタにされたりしますね

2022-11-26

anond:20221125124811

最近アメリカ一流大大学院CS専攻しようと思ったら、最初から日本助教准教授レベルの業績持ってないと入試突破できなさそうな感じがする。

2022-11-23

いまさらだけど成田兄弟すげえ

兄 成田悠輔 東大イェール 助教

弟 成田修造 慶応クラウドワークス 取締役

父親プータロー蒸発 母は兄が大学の時に脳溢血で倒れて車椅子生活障害者 弟が家事をやりくり 

この兄弟より恵まれ環境なのに東大にいけないやつもなんていっぱいいるだろう

この兄弟見てると頭の良さは環境じゃなくてなんか遺伝があるような気になってくる

父母は高学歴だったらしい

2022-11-22

anond:20221122114419

手っ取り早くリベラル人文学憲法学男性教授を30人ぐらい辞めさせて、浮いた人件費理工系女性助教50人を雇うのがいいと思う。

男性教授自身ジェンダーギャップが解消されるのが嬉しいし、大学女性も嬉しい。

若手男性自分が応募する枠が減らされるわけじゃないから賛成できる。

みんなが幸せになれるプラン

2022-11-20

アカデミアのアファーマティブアクションなんてクソ喰らえ

東大博士課程 男性

定期的に燃えては消えを繰り返すアカデミアのアファーマティブアクション(以下、AA)に対する怒りが止まらないため感情整理のために書く。

東大准教授以上のポストを今後女性限定で埋める記事を見て日本でのアカデミア就職を諦めかけている。

https://www.asahi.com/sp/articles/DA3S15478221.html

大学のファカルティ職(助教以上のアカポス)の男女比は偏りがあり、教授では7.8%程度になるらしい。そのため、文科省および大学は、女性アカポス比率を上げるために女性限定公募を設け女性比率を向上させる事を推奨している。

パッと見ると非常に重要施策だし、男女平等に向けて良い向きだと思われる。しかし、実際に運営するうえで差別差別で上塗りする面が拭えず一定数の反対を受けるため、それに対する私見を述べたい。

そもそも論として日本アカデミアでテニュアポストは減少傾向にあり、ポストを獲得するという事は簡単な事ではない。そのため有名大(とりわけ大都市予算の潤沢な大学)はひとつポストに対して倍率数百倍という応募が殺到する。つまり、年間数万人の博士誕生するが安定したポストを得ることができるのは男女に関わらず一握りであると言える。ひとつ仮定として、男女平等一定の優秀層が選ばれた場合、男女比は博士学生比率とほぼ同一になると予想される。しかし、博士課程学生における女性比率現在約30%程度となっており、女性に対して選考プロセスで何らかの差別があったと考えても良さそうであるしかし、本当にそうだろうか?

ここで(1)世代間格差, (2)分野間格差, (3)日本における女性ライフスタイルの選好という新たな変数を導入すると、今のAA問題が浮き彫りになってくる。

(1)世代間格差

 これは簡単に言ってしまえば、博士の男女比が世代によって変化しているはずという事である科学技術政策研究所による調査では、1975年博士女性比率は5.8%であり2010年の30%まで上昇傾向にある。

 ここで単純な仮定として、現在教授が60歳とすると博士号の取得年度は1990年となり、その年の博士女性率は12%と推測できる。この場合選考プロセスにおける差別度は前述の30-7.8 = 22.2から12-7.8 = 4.2と大きくポイントを下げる。また准教授助教と職位が下がるごとに女性比率は上昇傾向にある事からも、女性博士取得の上昇とアカポスの女性率は正の相関があり、不合理な差別によって力強い訳圧ある訳ではないと推測できる。

(2)分野間格差

 これは男女の分野による好みの違いである。一般女性STEM(科学技術分野)を敬遠する傾向にある。実際に上述の博士調査於いて人文科学40%に対し、工学6%と選好に差が生じている。また、議員数や社長の男女比により算出されるジェンダーギャップ指数が高い(男女平等度が高い)国ではSTEM系は敬遠される傾向にある事が報告されている。つまり、完全に平等選考プロセスを踏んだとしても分野間による男女比の差は生じるため数値目標には分野間の調整が必要だと考えている。もし、理工系などでアカポス男女比を50%すると言ったら、選考に歪みが生じるのは想像に難くないはずである

(3)ライフスタイルの選好

 これが一番燃えそうな気がするが、つまり女性は養うために仕事をしないという事である

 男女における賃金格差は全業種において大きな問題ひとつだが、独身場合、差はほとんどない事が各調査で示されている(そもそも同じ職位で性別による給与差があれば労基案件である)。では、どこで差が生まれるかというと、単純に結婚後にフルタイムワークからパートタイムに変更するからである。つまり女性結婚後に稼得業務男性委託する傾向にあると言える。これは各家庭の家事/稼得の比率を断定するものではなく総体として、女性結婚出産後に仕事を辞める傾向にあると言う話である

 ではアカポスと何の関係があるかというと、博士アカデミアに残った女性一定確率仕事を辞めているという事である。つまり、単純に博士の数と出口であるアカポスの比率を比べても一生その溝は埋まらないのである。これは個人的観測だが、女性である程度のアカポスにある人は医者同業者などと結婚しており、男性のように専業主婦を養うようなスタイルは非常に珍しい。同期や友人の博士学生プロポーズされたから辞めたいなどと言う始末である。これは全業種の女性収入が高くても専業主夫を養わない事と同根であると考えている。

一方で男性自己実現としての研究職と家族を養うという両軸のバランスを取りながら、覚悟を決めて科学職業にしようとしている。実際にめちゃくちゃ優秀なのに家族を養うためにアカデミアを去った人を何人も知っている。

(まとめ)

以上をまとめると、現在アカポス事情女性博士取得者の上昇に従い、男女比は改善しつつある。しかし、一定の低い分野や上昇の鈍さは女性のものの選好も加味する必要があると言える。

しかしながら、現在進められているAAはこの結果を見ずに、ただ数値目標的に女性比率を上げようとしているものが大半である。これは平等担保されるべきである選考を無理矢理歪めた結果平等であり、断じて許されるものではない。理工系などでは、その歪みによる若手のダメージは深刻である

百歩譲って過去に機会レベル男女差別があった事は認めよう。しかし、男女平等一定水準でインストールされ育ってきた、我々若手男性が不当に差別を受けなければいけないのだ。看護系や美術系に男性が少ない事は、一切問題にしないのに、一部の理工系だけ捕まえて無理なロジックを使わないでほしい。

こっちは今後家族を養っていく事を踏まえて、覚悟を決めたチャレンジをしているのに"自己実現(笑)"みたいなノリで遊びに来ないでくれ。

実際に現場レベルで何が起きてるかと言えば、外国人留学生女性とか教え子を2年とか助教として置いて、外国人1 pt, 女性1 ptと点数稼ぎしてるだけじゃないか。何の意味があるんだ。

声のデカ女性研究者が声高にAAを礼賛し、少しでも反論すれば差別者呼ばわりするのも辟易する。謎のポンチ絵反論したり謎ロジック脅迫しないでくれ。せめて科学者なんだから論理的整合性を取ってくれ。

貴方たちが求めるアカデミアが、結果平等で男女比が均質な世界なのなら、立場の弱い私たちは受け入れて生きていくしかない。ならせめて、加害している事を受け入れてくれ。痛みも背負った戦いをしてくれ。アクロバティックに被害者にならないでくれ。いっそ「差別者だった性別の方に産まれたのが運のツキだったな!バーカ!死んでやり直すんだな!」とか言われた方が気持ちがいい。それなら我々は、男としてこの時代に生まれた事を受け入れて去っていくから

恐らくこれを外で言えば、我々男性は一瞬でアカデミアから消されるだろう。もう動き出したのは止まらないし、誰も変えられない。我々20代からすれば抑圧者はいだって女性である

感情的に書き殴ったが、以上が今のAAに対する素直な気持ちである。これだけ間違っていても私は科学が大好きなので、科学をしながら家族と生きていける未来模索していこうと思う。

改めて言おう。AAなんてクソ喰らえ

2022-11-19

anond:20221119113027

業績はもちろんだけど、ポストの空き具合とか色々あって、早い遅いは最近は運も大きい

極論すれば上の人が誰もやめなければ永久に昇進できない

30歳前後准教授になった人がいたけどその分野の人が全員なんで???ってなるくらい研究能力も実績もなかったけど教育枠で入ってたりとか

逆に分野によってはすごい業績あるのに50代で助教とかもいるし

anond:20221118100926

何もないところから准教授教授は生えないので、他大学にいて実績出してる女性助教とかが東大に吸い取られていくだけになりそう

指導教員女性が増えて女子学生研究職目指しやすくなるとかはあるから、十数年のスパン東大に限ればメリットあるかもしれないけど

2022-11-18

anond:20210514093510

増田にはまったく同意なんだけど、研究環境改善するのに意思決定層の女性比率を変えないといけないので、経過措置ひとつとしてはありかと思っている。

この記事みたいに助教だけではなくて教授准教授採用を増やさないと意味ないよね。

ttps://news.yahoo.co.jp/articles/9e34dc5b6152c054a1b21bf4e9100cfd290a4451

anond:20210512142829

博士号をとってちょっとしたくらいの男性研究者(29)です

アカポスこそ純粋に業績や能力ジャッジされるべきであって性別採用なんて言語道断だと思う。

結婚したときに私もキャリアプランを色々考えましたけど、自分を含めてやっぱり男性下駄履いてるなぁって思うことは多いですね。

無理矢理でも女性増やせば全体の界隈人数が増えるから優秀な人がよりたくさん出てくることを期待してますそもそも日本特に理工系女性なすぎなんですよね。海外学会かいったら若手の女性研究者がたくさんいてビックリします。私の専門分野だと国内の同年代女性は両手で数えられるほどだし、全員すごく優秀で、めちゃくちゃ優秀な人しかわざわざ残らないんだろうなと思います男性結構均等に分布してて頂点もいるけど底辺結構いる。あなたなぜ大学教員になれたの?みたいな能力の人が結構たくさん、それも年配世代に多い。

はいいつつも私の分野でも女性限定公募が猛威を振るってはいて私も影響を受けていて、綺麗事ばっかりも言ってられないなという気はしています。ただ前述の通りそもそも界隈に人がいないか女性限定公募かけて血眼で女性採用しようとしてもそもそも誰も応募してこなかったり… あとまぁやっぱり上の世代の後始末は上の世代の身も切って欲しいっていうのはありますよね。ただでさえ任期ついてて必死で年に何本もトップジャーナルに載せてるのに私の修士課程の時以下の業績のオッサン教授まで上り詰めてたり任期なし助教ポストを何十年も占めているのを見ると怒りは湧いてくるし、なんか不平等だなぁと思うんだけど、それって女性どうこうじゃなくて上のオッサンたちの問題女性転嫁されてるだけなんじゃないかとか思ったり。

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