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はてなキーワード: 野球留学とは

2022-08-07

anond:20220806201057

昔は「激戦地から有力校のない地方県」が一般的だったけど、今は地方から地方県という移動も普通に多くなっている。

これは情報社会になって、選手スカウトが広域的になったことと、少年野球出身者が大多数になったことが大きい。少年野球指導者が、大学時代の先輩・後輩などがいる高校を推薦するため。

かつては一応覚悟を持った子が「とにかく甲子園に出たい」と主体的決断して野球留学していたと思うけど、今は主体性のない子ほど、指導者に言われるまま、なんとなく野球留学をしている状況。

anond:20220806213712

公立校レベルが下がって甲子園で勝ち上がることがレアケースになった結果、公立校野球留学校が対戦した場合、前者に過剰に応援が集まってしまうことも一つの問題

野球留学校の選手は「おれたちも必死で戦っているのに、なぜ応援されないのだろう」と疑問を感じているはず。しかし、現在構造が続く限り、公立校 vs.野球留学校の組み合わせになったら、どうしても前者に応援が集中する。「全員地元の子供が公立お金もない環境の中で鍛えて甲子園で勝つ」という物語より、「お金のある私学が優秀な選手を全国から集めて全寮制で鍛えて甲子園で勝つ」という物語共感が集まることは絶対にない。


応援が少ない」「負けた方が喜ばれる」という環境野球をするのは、選手精神にとっても明らかに健全だと思う。そういう意味でも野球留学校は好ましくない。

2022-08-06

anond:20220806005750

野球留学ってそこに行けば活躍できるから、ってのも含まれていると思ってるのだが、単に他県の強いところに行くってもはや、従来の野球留学とはまた違うような気もするな。

あえて今、「野球留学」を批判する

明日甲子園開幕だが、かつて1990年代に、高校野球における「野球留学」への批判が高まったことがある。例えば「青森県代表」にもかかわらず、選手全員の出身中学が「大阪であることへの批判である。「地元代表」という甲子園の建前を裏切っているだけではなく、学校宣伝になるからと、地元甲子園で出場することが困難な生徒を集めて、レベルの低い県で甲子園出場を実現させるという、「大人の思惑」が透けて見えることも批判の的だった。


当時の自分は、そんなに悪いことだとは思わなかった。初戦で大敗する地元高校が出場するよりはマシだと思っていたことと、雑誌などでヒール扱いになっていることへの同情票と、野球留学校が全国でも数えるほどだったことなどが理由である。よくある批判も「きれいごと」だと思っていた。

しかし今の自分大人になったこともあり、野球留学校にかなり批判的な意見になった。批判的になった理由は主に以下の2点である


第1に、野球留学校には今でも100人を超える部員数を抱えている高校が多い。かつても強豪校の部員数は多かったが、子供が多く、野球部の人気は他を圧倒していたから、特に問題にはならなかった。現在は、少子化に加えて野球けが人気スポーツ時代ではなくなり、出場校数は激減している。野球留学校は、そうした時代に、他校の出場の機会を奪ってまで、3年間試合に出場することもない「補欠」を膨大に抱え続けている。野球留学校は、地元高校に進学してレギュラーとして試合に出るよりも、甲子園スタンド応援することのほうに価値があるという、少なくともスポーツ部活動としては明らかに歪んだ考え方を促進してしまっている。


第2に、野球留学校は地元を離れて全寮制で生活させるため、指導が合わなかったり、先輩や選手のしごきやいじめがひどくても、辞める選択肢がない。野球留学校で野球部を辞めるということは、学校も退学せざるを得ないということであり、学歴が中卒のまま進学や就職で大きな苦労を強いられることになる。退部率はかつての強豪校ほうが確かに高かったが、多くが地元公立校だったので、退部しても居場所はどこにでもあったし、普通に進学・就職に進路を切り替えればよかった。退部した後の人生の困難については、現在野球留学校のほうが100倍深刻である




現在はかつてとは異なり、全ての県に野球留学校が存在している状態になっている。県代表校の出身中学の大半が県外、というのは今や当たり前の風景で、かつてのように批判もされなくなっている。そういう現在からこそ、野球留学への批判がもう少し盛り上がるべきだと考える。

2022-08-04

anond:20220804125006

指導者がいない地方の子は、どうしても部活動したけりゃ東京大阪など都市圏に来てどうぞってことかな

野球留学とかみたいに今でも部活のために下宿する子はいるもんね

2021-06-27

先輩と私

 私はその人を常に先輩と呼んでいた。だからここでもただ先輩と書くだけで本名は打ち明けない。これは世間を憚かる遠慮というよりも、その方が私にとって自然からである。私はその人の記憶を呼び起すごとに、すぐ「先輩」といいたくなる。筆を執っても心持は同じ事である。よそよそしい頭文字などはとても使う気にならない。

 私が先生と知り合いになったのは富田林である。その時私はまだ若々しい中学生であった。暑中休暇を利用して合同練習会に行った友達からぜひ来いという端書を受け取ったので、私は多少の金を工面して、出掛ける事にした。私は金の工面に二、三日を費やした。ところが私が富田林に着いて三日と経たたないうちに、私を呼び寄せた友達は、急に地元から帰れという電報を受け取った。電報には母が病気からと断ってあったけれども友達はそれを信じなかった。友達はかねてから地元にいる親たちに勧まない進学を強いられていた。彼の家系は皆池田高校卒業していた。彼は現代の習慣からいうと野球留学するにはあまり年が若過ぎた。それに肝心の当人が気に入らなかった。それで夏休みに当然帰るべきところを、わざと避けて富田林の近くで野球をしていたのである。彼は電報を私に見せてどうしようと相談をした。私にはどうしていいか分らなかった。けれども実際彼の母が病気であるとすれば彼は固より帰るべきはずであった。それで彼はとうとう帰る事になった。せっかく来た私は一人取り残された。

 学校の授業が始まるにはまだ大分だいぶ日数があるので富田林におってもよし、帰ってもよいという境遇にいた私は、当分元の宿に留まる覚悟をした。友達徳島野球好きの息子で金に不自由のない男であったけれども、学校学校なのと年が年なので、生活の程度は私とそう変りもしなかった。したがって一人ひとりぼっちになった私は別に恰好な宿を探す面倒ももたなかったのである

 宿は富田林でも辺鄙な方角にあった。コンビニだのテーマパークだのというハイカラものには高い山を一つ越さなければ手が届かなかった。車で行っても5000円は取られた。けれども大○和記念塔は立派な姿で輝いていた。それに高校グラウンドへはごく近いので野球をやるには至極便利な地位を占めていた。

 私は毎日山へ野球をしに出掛けた。古い燻ぶり返った藁葺の間を通り抜けてグラウンド下りると、この辺にこれほどの野球人が住んでいるかと思うほど、シートノックに来た男や子供で砂の上が動いていた。ある時はグラウンドの上が銭湯のように黒い頭でごちゃごちゃしている事もあった。その中に知った人を一人ももたない私も、こういう賑やかな景色の中につつまれて、砂の上に寝ねそべってみたり、腰を下げて特守をしたりしているのは愉快であった。(続く)

2019-09-20

anond:20190920143122

ラグビーワールドカップ甲子園のようなもんと思え。国籍対抗ではなく地域対抗戦。だからナショナリズムでなくパトリオティズムの対抗戦なんだよ。

高校野球にも大阪から別の県に野球留学した生徒がその県の代表として出てくるのと同じだと思えばいい。偏屈な奴以外はみんな自分の県の代表校を応援してるだろ。それと一緒。

日本マスコミはこういう他の世界選手権との根本的な違いを説明したがらないから、未だに「国籍がどーのこーの」という人が出てきて残念だな。

2018-05-28

県外から野球留学を受け入れている明徳義塾高校

野球部は午前中で授業が終わって午後から練習

よく単位認定できてるよな

2016-08-16

卓球オリンピック種目から外せよ

中国帰化選手しかいない国際大会意味があるのかと言いたいのだが。

オリンピック採用協議の国際化の基準にそれ加味しろよ。高校野球野球留学みたいで見ていて興ざめ。あれなら中国天下一卓球大会世界チャンピオンでいいではないか

2015-09-07

Re 高校野球

http://anond.hatelabo.jp/20150821210422

残念ながら東北代表各校の選手の大部分は他の地域出身者だそうです。

「1県1代表」の原則のため比較甲子園出場の可能性が高い、ということでプロ入りを目指す少年達の「野球留学」が盛んなようです。

2015-07-12

田舎高校に通っている

 

田舎高校に通っている。田舎というか山村に近い。

卒業生に一人有名人がいるけど、40年も前の話だ。

多分、もう一生この高校から著名人が輩出されることはないと思う。

だって何もないから

 

入学した時に、担任が「日本国見渡してもバカ天才が一緒にいる高校はこことドラマの中くらいだ」

というような冗談を言っていた。このあたりでは事実上、進学先の高校一択しかないからだ。

 

でも違う。天才なんているわけない。

いるのは近所のスーパー駐車場代と称して後輩からタバコ徴収してる普段はやさしい不良と

通信量を気にしながらひたすらスマホソシャゲをやり続ける一般学生だけ。

 

この高校健全学生といえるのは毎日部活動に精を出してる熱心な運動部の人たちだけかもしれない。

ちなみにオタクはいない。(見えない)

 

そんな事を言いながら、僕もワイワイ楽しくソシャゲをやってるわけだけど

本当に人生の貴重な時間無駄にしている感が半端ではない。

このままだと高校生活の思い出は全部ソシャゲになるんじゃないのか。

 

決まって考える。今、東京高校生って何してるんだろう?

おしゃれなお店巡ったり、有名店の食べ物買い食いしたり、何かのイベントに行ったりしてるのかな

高校生でも参加できるようなセミナー勉強会があれば、僕も出てみたいな、と。

別に「ねーよw」とか「夢見すぎ」とか笑われても構わない。

とにかくそういう選択肢がある環境に生まれたかった。

 

中学の頃から荷台に切り株載せた軽トラを乗り回してたやさしい不良連中だってきっと思ってるはずだ。

まれるなら東京が良かったと。

不良だろうが、オタクだろうが、スポーツ少年だろうが、夢は政治家だろうが、結局都会に生まれないとその道に入門することもできない。

ここでの不良とオタクと一般学生の違いといったら、パズドラをめちゃくちゃやり込んでいるか、少しやり込んでいるかの違いだけ。

まり田舎には人それぞれの個性を認めるだけの許容量がないんだ。

 

東京に生まれ高校生には絶対にわからないと思う。

休日友達カラオケに行こうと思い向かっていると、前から来た別の同級生今日閉まってたよと教えられるような世界なんて。

高校に来て変わるかと思ったら、変わったのは今まで無料で入れてくれてた天文台おっちゃんが正規料金を取るようになった事くらいだった。

 

毎日顔を合わせるお隣さんの高校教師に聞いた所、今年の進学率は近年では最低になりそうなんだとか。

そのせいか僕の学年では、春からキャリアパスセミナーかいう名の、大学への進学を促す洗脳授業が増えていた。

僕の両親は高卒、進学したいとは言ってるが父は乗り気ではない。

 

そういう話をする時、決まって都会で一旗あげた田舎まれの中卒爺ちゃんの話をされるが

そんな発展途上だった時代と今を一緒にしないでほしい。

 

今、田舎に生まれることのアドバンテージなんて何もないんだよ

これっぽちも、だたの一つも、ない。

 

田舎しか出来ないこととか、ハングリー精神かいうけど

社会見学と称して近所のじいちゃんのトロッコ枕木直すことが何の役にたつんだよ

しかも危ないからトロッコにのるのはじいちゃんって、こっち何にも楽しくないよ。

 

こんな田舎に見切りをつけて都会の高校野球留学した渡部君は偉いと思う。

小学生の頃、親と一緒に引っ越していった越田さんも楽しく女子高生やってるんだろう。

 

結局、田舎に生まれるってことは3~12年の人生マイナス期間、負債を背負って生まれるってことだ。

 

インターネットはてなブックマークで見る世界と僕の目から見えるこの木ばっかの世界はまったく違う。

大学進学は当たり前、少しくらい英語勉強する気があって、社会問題にもちょこっと関心がある

この程度の条件でさえ、これを満たすような人間は僕のまわりにはまったくいない。

 

インターネットばっか見てるとバカになると母には言われるが

花粉の季節になると親戚から借りてきた防毒マスクを被って鍋を煮込んでいる母よりは普通だと思う。

 

そんな母が家族親戚で唯一、大学東京大阪に行かせてあげたいと強い口調で言ってくれた時は

本当に涙が出るほどうれしかった。

僕が奨学金の話をした時、母の給料からこっそり大学資金をもう何年も前から貯めてるから大丈夫

うちはそんなに貧乏じゃないから、と笑いながら教えてくれたあの日の事は多分一生忘れません。

 

ありがとうございます

 

そんなこんなで、木ばっかのこ風景を時折眺めながら、LINEのお誘いを断りつつソシャゲ封印して

大学生になったら、友達カラマツ乾燥方法やナラダケの美味しい煮込み方を教えてやろうとか妄想しつつ

他では負けても、勉強だけは都会の高校生にも負けないように頑張ろうと、たまに決意を改めながら

カタカタうるさい扇風機の横で2点間を結ぶ線分ABの外分点Cの座標を求める少し熱い初夏昼下がりです。

 

2012-10-17

ドラフト浪人”中の東海大・菅野智之投手(23=東海大相模)が、25日のドラフト会議で意中の球団以外に交渉権が渡った場合入団を拒否して渡米を検討していることが16日、分かった。神奈川平塚市内の同大グラウンドで公開練習を行い、横井人輝監督(50)が明らかにした。菅野は昨年、1位指名された日本ハムへの入団を拒否。相思相愛である巨人への思いを貫いた。再び入団がかなわなければ、野球留学メジャー挑戦も視野に入れているという。

http://www.nikkansports.com/baseball/professional/draft/2012/news/p-bb-tp0-20121017-1033556.html

 
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