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はてなキーワード: リア充とは

2015-10-14

リアル闇金うしじま君みたいなの見た

とあるゴスロリ系統の元ショップ店員と一日過ごしたんだけど。

話聞くとクッソやばかった。

  

まず、金があると、服に全部使ってしまう。

ゴスロリ系ではないけどさ。

20前半にして、中毒だな。

服以外にも、ああ、メンヘラだなってものにも突っ込んでいる。

  

親が、ヤバイ麻薬中毒母親子供麻薬を与える動画を見たとき悲惨さに近い。

そのせいで金があれば服に突っ込むらしい。

  

で、生活メチャクチャ。それなりにチヤホヤされてる地位に今いるが、もう後は無い。

で、体もヤバイ。話聞くと、確実にあの病気だわってのにかかっていた。病院行くように打診したが、絶対いかないな。症状が目の前で出ていて怖かった。

ってか、電気止まってるらしいし、病院行く金も無いんだろう。体が明らかに壊れていて怖い、ちょっとした距離歩くだけでもハアハア言ってる。

  

将来の設計とかも、自分でも終わってると分かっているらしい。

でも、建設的なアドバイスしたけど、うざがられた。

この娘は、救えないんだなって思った。

  

帰ってから、その娘のツイッター発見し、周辺のフォロワーと見比べてみた。

クッソリア充で、その娘もリア充やってる。

  

なんというか、俺は、ゴスロリショップ店員とか、ある種の麻薬バイヤーだと思ってたんだよ。麻薬中毒者を作る側だろ?って。

なのに、本人も違った形で麻薬中毒になっているような。

そういう悲惨さを感じた。

  

決して人格馬鹿にしたくなかったし、むしろ助けたいと思ったよ。そりゃ可愛い娘だから下心もあったけどさ。

でも、それ以上に、救えないって思った。ってか、俺程度に救えていれば救われていたよね今までに。

  

その娘が、決定的に終わったときの事を聞いて、なるほど、リア充達の乱痴気騒ぎってのは、つまりこういう犠牲の上なんだなって思った。

俺は、恐ろしかったわ。

麻薬の無いこの国で、麻薬並みのヤバイものが、そういう世界があるんだなって。

2015-10-13

スプラトゥーン音楽嫌い

リア充臭くさすぎてつらい

シャレオツカッケーと感じさせるだけのチャラチャラしたクラブで流れてそうな音楽から

こういう音楽カッケーと感じる俺カッケー的なのがうざいし

イカにもウケるんだろうなあって感じなのはよくわかるけど

なんつーか大衆受けするものに対する幼稚な抵抗感なのかな?

どっちにしろこの不快感マジで如何ともしがたい

2015-10-12

1.ブス「彼氏いたことないぼっちです」

2.美人彼氏いたことないぼっちです」

3.美人彼氏ます友だちいますリア充です」

4.ブス「彼氏ます友だちいますリア充です」

今の消費の流れは1.8くらいなんだよな、AKBとか

たぶんオタク消費はどんどん1寄りになる

3と4はアーチスト女優

2015-10-11

それでも『ファンタスティック・フォー』が駄作なワケ。

リブート版『ファンタスティック・フォー』が駄作でない理由(ネタバレなし感想) カゲヒナタのレビュー

気持ちはわかる。

俺も「『クロニクル』のジョシュ・トランク監督!」と聞いてワクワクとときめきをおぼえ、

公開後、実写版デビルマン』がアメリカ侵略たかと思われるほどの大炎上に怯えたクチだ。

で、正直、観た時の印象は「世の中の91%(RT調べ)から総スカン食らうほどダメってわけじゃないだろ。アメリカ人きびしすぎ」。

しかし、「思ったほど酷くはない」でも、F4が駄作であることは変わりないと思う。

(1)人間ドラマを深く描いた内容になっている

これが自分いちばん気に入った要素。

びっくりしたことに、本作の主人公たちは人生がうまくいっていないダメ若者で、わりと性格も悪いのです(作中で、彼らは「Kids」と呼ばれています

前半では彼らの精神的な幼さ、そのように人間になった理由が丹念に描かれています



 まず、「主人公たちは人生がうまくいっていないダメ若者」ではあんまりない。

 研究所を放り出されていたドゥームや、厳格な親に反発したがるジョニーなんかは当てはまるかもしれない。

 が、主人公バクスター入学就職?)した時点で「それまでコケにされてきた天才的な才能が正当に認められた」わけで、事実ここいつは終始ずっとノーテンキというか、あんまりグツグツした情念めいたものを燃やしていない。青春を超エンジョイしている。別にそれはそれでいいけど、マイルズ・テラーのあのアンニュイさを活かしきった『セッション』のあとだけにやけにもったいない。『クロニクルアゲインを期待していた観客もそこで肩透かしをくわされる。

 ケイト・マーラも親と弟の板挟み、ドゥームとテラーとの三角関係コソボ出身という暗い過去、などなどドラマになりそうな設定が顔を覗かせるものの、びっくりするくらい本編に活かされてない。そもそも何考えてる人かよくわからない。観る人によったら、中盤までジョニーと姉弟だって気づかないんじゃないか? テラーとの恋愛要素も、テラ視点でうすら青春っぽく描かれるだけで、特に深くもならない。

 中盤前半まるまる出番のないベンくんに至っては書きこみもクソもない。最序盤でこそゴミ山の底辺家庭で育ったという劣悪な家族・養育環境が思わせぶりに描かれるものの、その後一切言及はない。なんでテラーと仲良くしてんのかもわかんない。信頼関係がどうやって育まれてきたかもわかんないのでザ・シングになってからの「大親友に裏切られた辛さ」みたいなものが薄く感じる。傍目には、ひさしぶりにあった古いクラスメイトに怪しい宗教勧誘されてのこのこひっかかった、頭のよわいかわいそうな人にしかみえない。

 

 ドゥームもドゥームでバックボーンがよくわからない。出てきたときからフードかぶってちょっと気難しいギークを気取っている童貞野郎しか見えない。ドゥームという希代の悪役へ至らせるトラウマイベントに欠けている。研究所を叩きだされた経緯もむしゃくしゃしてとりあえずロックなことをしてみた、程度のマインドっぽい。尾崎豊か。

 とりあえずケイト・マーラが好きで、マーラテラーの仲を快く思っていないみたいな描写はあるものの、二人の仲は決定的なところまで行ってない。しかも、「俺の女にちょっかい出すんじゃねえ」的な釘をテラーにさそうとしたら、逆にテラから「あの機械もうできたよ」と言われて「えっマジで」とばかりに盛り上がる。女にそこまで執着なさそう。

 じゃあテラーに対する嫉妬心なのかといえば、そこも開発チームとして一致団結する過程でうやむやになってしまう。

 総合するに、なんでこいつが地球を滅ぼしたがっているのか、なぜ異次元永住したがっているのかがわからない。異次元エネルギーの影響で頭おかしくなった、で済むかもしれないが、それは「人間ドラマ中心のF4」としてどうなんだ。

 ついでにいえば、クリストファー・ミンツ=プラッセちょっとだけ細くしたような絶妙なムカツキおフェイスがどこかヘタレっぽくて、情けない。

 唯一、バックボーンコンフリクト描写病院での父親との衝突シーンや能力使用に関する言い争い)に成功したヒューマントーチだが、せっかくそうやって高めた緊張を爆発させるシーンがない。問題を劇的に乗り越えるシーンがない。

 「壁」だった父親が唐突に殺されて、「兄弟仲良く……」と言い残して死ぬだけだ。え? これまでの親子喧嘩はそれでオールオッケーなの? もったいない

 要するに全体的に人物への書き込みが不足している。死ね死ねパワーを充填し損なっている。リア充デビューを果たした主人公脳内一人相撲を繰り返してるだけの童貞悪役(まあテラーも童貞だろうけど)、何を考えているかからないヒロイン、中折れしたブラック・コックのような黒人枠、影が薄いだけのかわいそうな親友。これが今回のF4の面々である。到底、ハーレム少女漫画活躍できそうなバイタリティーはない。

 こうじゃなかった。『クロニクル』はこうじゃなかった。ちゃんと主要キャラ三人それぞれの書きこみができていて、そのうえでの関係性がちゃんと……まあいい。これはF4だ。

(2)かなり怖いホラー演出がある

ジョシュ監督自身が「デヴィッド・クローネンバーグ的に人間の肉体が変化していく場面を描きたいんだ」と言っていたとおり、作中では「これホラーだろ!」と思いたくなるシーンがあります



 あー。うん。これはできてた。なんでクローネンバーグやりたかったのかわからんけど、できてた。超こわかった。能力ゲットシーンだけじゃなくて頭パーンも爽快感込みで。

はい、この時点で明るく楽しいヒーローものを期待する人は素直に回れ右なのがわかりますね。



 いや……でもさ。俺たちはホラー映画観に来たわけじゃなくねえ? 百歩譲ってさ、暗いヒーロー映画自体否定しないよ? みんな『ダークナイト』大好きでしょ? おれだって実は『マン・オブ・スティール』そこまで嫌いじゃないよ? グロシーンばっちこーいだよ?

 でも、だから、なに? ホラー描写ができてるから、なに? それがF4の本筋とどう絡んでくるの? 「自分たちが変わっていくことへの恐怖」? いや、おまえらそれかなーり早い段階で適応してたよね? いきなり「一年後……」とかつってたよね? そこ書かないの? 変わっていくプロセスを見せたかったんでしょ? なんで変わってしまった自分適応する/できない/やっぱするプロセス書かないの? なんでスーツきりゃ全部オッケーなの?

(3)能力を持ってしまった「悲哀」が描かれている

これはジョシュ監督デビュー作にして、高い評価を得た『クロニクル』と同様です。

クロニクル』は「能力を持ってしまったがゆえの悲劇」が描かれており、本作では「能力を持ったという運命を受け入れなければならないという試練」が前面に押し出されています



運命を受け入れる」か。良いセリフだな。でも、それ、ドゥームさんの前でもおなじこと言えんの?

え? 言っちゃうの? マジで? 「こうなったのもたぶん運命なんだ」って? 本人の目の前で???

しかに、みんな能力を持ってしまったことにどうやって向き合えばいいのか、その葛藤はありました。

けど、『X-MEN』なんかと違ってその葛藤が全部あいつらの内部で完結してるし、しか特に真摯に向き合うことなく、ラストバトルのテラーさんによる安い演説一発(本当にここはとってつけた感がすごい。それまでのテラーのキャラとも合ってない)で解消されてしまうので、本当にこいつら悩んでたのかよ、と白けてしまう。

(4)世の中の「日陰者」な技術者に対して尊いメッセージが込められいる。

主人公成長物語とこのメッセージは密接に絡み合っており、そこは確かな感動がありました。



 ??? 

 この映画見てると「ああー技術者って大人になってもガキくせえバカばっかで、酒に酔った勢いでうっかり世界滅ぼしかけたりもするんだなー、害悪だなー」って気分にしかなんないよ? 脚本から科学者技術者に対する悪意しか伝わってこないよ? テラーが劇中具体的に技術世界に貢献した例って、レジ故障を直したくらいじゃない?

 テクノクラート讃歌なら『ベイマックス』のほうがよほどポジティブメッセージ性を与えてるぞ? 科学っていいなあ! 研究室っていいなあ! になれるぞ??



F4ダメだった真の理由

 細々書いてきたけど、こんなものは全部些末なダメさにすぎない。「時間配分に失敗している」せいでもない。ましては「暗いから」でもない。

 本作が駄作である最大の理由、それはラストバトルにおける勝利のロジックのなさだ。

 ラスボスであるドゥームさんは異次元世界では神に等しい力を持つ。地形を変形させるなんてお手の物。まさに最強クラスの敵だ。

 しかリブート前のドゥームさんを知る我々にとって彼は「F4の宿敵」として広い認知を得ている。

 こんなもやしみたいなシリーズ一作目でうかうかと殺されるような敵ではないはずだ。

 倒されるにしても、それなりの理由けがあってしかるべきだ。

 それがである

 ドゥームさんはビックリパンチ一発でやられる。しょぼい。イモータン・ジョー様もびっくりのあっさりさでぶっとばされる。イモータンさまはそれでもみんなの心のV8をいつまでももやしつづけるであろうが、この偽クリストファー・ミンツ=プラッセ最期はせいぜい鮫入りの水槽に落ちたどっかのヴィラン混同される程度でしかなかろう。

 

 もうちょっと説明すれば、このビックリパンチはいわば友情の団結ビックリパンチ、少年漫画的な元気玉であるはずなのだが、バラバラだったチームが団結するまでの流れがおざなりというか、雑さ極まっているのであんまり元気そうに見えない。

 しかも、既にドゥームさんに対して一ダウンを奪った直後の攻撃である。そう、ドゥームさんは圧倒的なパワーと地の利を得ているにもかかわらず、ラストバトルに於いてあんまり圧倒しないのだ。とりあえず序盤は筋肉バカ二人を撃破し押せ押せムードにはなるものの、ケイト・マーラときバリアに手こずる始末。もうちょっとがんばれ。

 このバトルさえ、ラストバトルさえよければせめて駄作よばわりはまぬがれえたかもしれない。

 序盤のダルさやルックに反したノーテンキさも、中盤の物語運びである程度までは取り返せていた。

 あとはクライマックスで盛り上げるだけで40点程度は獲得できていたはずなのだが……。

 それでも、ギリギリ次回作が楽しみな程度のクオリティではある。増田トランク監督を応援していますマーラルーニーではなくケイト派です。

 あ、そうそう。本作で唯一良かった点をあげるとしたらケイト・マーラの着ているスーツビッチビチぷりですね。エロいことこのうえない。監督ラバースーツAVとかにフェティッシュを感じてるんだと思う。そういうのが好きな人は60点いくとおもう。

 以上。

http://anond.hatelabo.jp/20151011131550

そもそも、オタクリア充ではない、って定義がよくわかんね

リベラルな中にもオタクはいるし、フェミニストの中にもオタクはいるんじゃねーの?

少なくとも、そう自称している人は何人か見たことがある

それとも、そういうのは本当のオタクじゃない、みたいに分断してるもんなの?

ということは、オタク自称するものじゃなくて、他人オタクかそうでないかを決めるもんなの?

オタク趣味嗜好の話で、思想はそれぞれ別なんじゃないの?

オタクって思想的なものなの?

なんか最近オタク論みたいなのって、そこらへんごっちゃになってて意味わかんねー

オタクリベラルは、思想どうこうではないもっと人間としての原始的レベルで殺しあう運命にある

昨日のタマフル聞いたが、アニオタはなぜリベラルでないとみなされるのか、根本的な問題がなんとなくわかった。

自発的連帯ってリア充なんだよな。それは無理だから受動連帯というか、国民である、などのあらかじめ与えられた属性で薄く連帯する。(と見なされている)。一部のリベラルにあるキモオタヘイト、根が深いとおもうし、それがあるかぎり現行のムーブ積極的参入はできないよなあ。

一方、はてな代表されるヲタは、連帯などせず孤独に机の上で正しいことをあーでもないこーでもないと言う人種だ。こちらはこちらで、軽々しく連帯してシールズのように薄っぺら活動をすることを見下す傾向がある。

いけてねえキモオタみてえなネトウヨと、リア充的なものを取り入れて拡大しようとするリベラルは、思想どうこうではないレベルで殺しあう運命にある。

からオタクリベラルフェミニストを憎むとき、あるいはフェミニストリベラルオタク攻撃するとき、それぞれ彼らがあげる理由はいずれもでっち上げである。とくにオタクフェミニズム攻撃するときの主張はただのバカである。本気でその理由だと思ってる奴などいない。 どちらも相手をリア充とか非モテとかそういうもっと人間くさい部分で嫌っているのであって、それ以外の理由はすべてごまかしであり耳を傾ける必要は全く無い。それ以外の理由についていくら真摯に回答しようともすべて無駄である


オタクリア充に近づくときリア充オタク的要素に理解を示す時、その時だけが、両者が分かり合える時である

先を越されてしまった感じ

半年くらい前、顔本で回ってきた記事があまりに衝撃的で、その記事を書いた人は同じ学部の先輩だったから連絡して話をしたいと思った。

でも、しなかった。そしたら最近その先輩には後輩でファン、んでもって仲間と呼べる人ができていた。

の子は私と同学年。話したことはないけどとても優秀な子。そしてなんというか、性質的には中間層って感じ。

からリア充相手とは違って、その子と比べて私ならではの利点はなさそう。

その一連のことはツイッターで知ったんだけど、ああ、先を越された。そう思ったね。

いろいろ理由づけてアクションを起こさなかったのは自分から誰に嫉妬しても仕方がないのだけれど。

しょうがないからからダメ元でもメッセージ送ってみるかなあ。

2015-10-10

はてなアメブロ大喜利しようぜ

頭が悪い人が多いのがアメブロ、頭がオカシイ人が多いのがはてブ」ってブコメ面白かったので。

リア充が多いのがアメブロオタク  が多いのがはてな

専門家が多いのがアメブロ専門家叩きが多いのがはてな

わんこが多いのがアメブロうんこ  が多いのがはてな

写真 が多いのがアメブロマンガ無断転載が多いのがはてな

リア友が多いのがアメブロ互助会ブコメやりとりするだけのドライな付き合い)が多いのがはてな

みたいな。

はてなってほんといいところ何もないな。

メンヘラが生きやすいくらいか。

ある友人についての考察精神的幼稚性。

当方社会人大学時代の友人である彼女と久しぶりに電話をした。

どうやら彼女彼氏と別れたらしいが、新しくいい人を見つけてアタックをしているみたいだ。

どんな人なの?と聞くと、二宮に似ててイケメンだよ。といっていた。プリクラを見せてもらったが、確かにモテそうなオーラをまとっているリア充っぽい男性だった。

彼女はよくいい人を見つけると重いくらいにアタックを仕掛ける。今回もアタックしすぎて逆に距離を置かれているようだ。彼女ルックスはトリンドルに似ていて可愛いのだが、その重さがネックになって男とうまくいかないことが多い。

電話の内容は、終始彼女ネガティブ恋愛話だった。最初はそうだね。つらいね。と言っていたが、だんだん彼女アドバイスを求めるようになっていった。しかし私が少しでも助言しようものなら、彼女は「それはありえないわーないわー。」と突っぱねてくる。なんだか雲行きが怪しくなってきた。

彼女はただポジティブな声をかけてもらいたいだけなのだと思う。後に他の友達にも聞いたが、あちこち昔の友人に悩み相談を持ち掛けつつ、「暗に」自分を癒せと要求してくるそうだった。

アドバイスとは、常にポジティブものとは限らない。「ほかの男性に目を向けてみたら」とか「押してダメなら引いてみたら?」といったようなアドバイスは、彼女にとってはネガティブものらしく、機嫌がすこぶる悪くなる。もっとポジティブ言葉で慰めてほしいらしい。めんどくさい。私はあんたのお母さんじゃないんだから

たまに社内でも、こういった精神的に幼い?人に出会う。自分の欲求が満たされないと周りに当たり散らし、批判されても自分を変える気はさらさらない。大多数の人間なら、怒られたり批判されれば、自分を変えようと思うものではないのか。

彼女との縁はそのうち消滅しそうであるが、私はこれを機に自省を心がけようと心に誓った。

互助会村民の抗争を終結にみちびくたった一つの冴えたダイアリー

 それがこれだ。あなたが今見ているサイトだ。

 はてな匿名ダイアリーだ。

 考えてもみろ。

 あらゆる争いは「あいつ」と「おれ」が違う人間から生まれる。「あいつら」と「おれたち」が違うグループから

 しかし、ここ匿名ダイアリーではあらゆる id、あらゆる派閥が「増田」のもとに統合される。

 増田とはわれわれであり、増田とは彼らであり、増田とはすべての人々であり、増田とは自分一人だ。

 争いも憎しみもない、完全無欠のハーモニー

 あらゆるインターネッターの理想郷

 俺たちは増田だ。あらゆるものが俺たちだ。

 俺たちは村民である。俺たちは互助会である

 モヒカンであるミニマリストであるマジョリティであるマイノリティであるヘテロであるゲイである日本人である外国人である子どもである。大人である。女である。男である理系である文系である研究者である教育者である生産者である消費者である技術者である管理職である右翼である左翼であるビッチである。清楚である童貞である処女である底辺である上流階級である貴族である平民である。老人である赤ん坊である。母である。父である孤独であるリア充であるオタクであるバカである天才である差別主義である博愛主義者である教師である。生徒である。愛である。恋であるブロガーであるジャーナリストである運営であるユーザーであるキリスト教徒であるイスラム教徒であるスンニ派であるシーア派であるカソリックであるプロテスタントである。カルヴィニスであるルター派である。犬派である。猫派である。作者である。読者である戦争である平和である。神である。人である。1である。0である。あらゆるものである。あらゆるものでない。

 はじまりにして、終わりである

 

 さあ、祈ろう。さあ、うたおう。

 さあ、増田をはじめよう。

 君も増田だ。私も増田だ。

 争いも増田だ。憎しみも増田だ。

 世界増田でできている。

これ以上あざなえるなわのごとしにエサあたえるな

はてな動物園はそろそろ立て看板立てろ。

アクティブ主義ならそれ貫けや。

またミニマリスト界隈の人ですか。

なんで君らは何やるにしてもみんなで同じ方向を向くんだ?

違った意見について許容も寛容もないのか。

なにより君たちはなんでこう頭の悪いフリをして記事を書くんだ。

本当に馬鹿だとおもってしまうじゃないか。

おまえ自身が人をイラつかせる記事を書いてることは棚に上げて

他人記事みてイラつきました、っていう権利があると思ってる馬鹿のフリをするのはやめてくれ。

そんな認知リソースまでminimalismするとこんな馬鹿になるぞというギャグはいから

余計なことすんな。

これ以上あざなえるなわのごとしにエサやるな。

あざなえるがいまこんだけ調子乗ってるのはお前らが雑魚すぎるからだ。

あざなえるはプライド高いから安全に勝てる相手としか戦わないし自分が恥をかきそうなところには踏み込まないんだよ。

ちょっと難しそうな話題になったらすぐ飽きたとかなんとか言い訳して逃げるだろ。

ひとを馬鹿にするけど馬鹿にされる恐れがあることには近寄らないんだよこいつは。

他人記事に便乗したり反応したりはするけど口実さえ与えなければ自分からなにか書き始めたりはしねえんだよ。自分が言いだしっぺになつてそれが滑ったりするのに耐えられないからなこいつ。トピシュからリア充感取り除いたようなやつなんだよこいつは。

それなのに最近毎日のように出動してギャーギャーわめいてんのはお前らが雑魚すぎるからなんだよ。

あざなえるの文章は読んでていらつくからこいつが毎日はてなネタで盛ってるの見るのしんどいのは俺も同じだ。

あざなえるが暴れてる時ってのは敵が雑魚な時だけだ。おまえらのような頭の悪い記事書くやつさえいなければこいつは何もできないプライドの高い坊ちゃんしかねえんだからエサやんな。

2015-10-09

リア充オタクに反発を感じるオタクは、自分自分を惨めにしてるってことがわからないほど馬鹿なのかい

リア充オタク」を嫌悪する人たちの気持がよくわからない。

ソーシャルゲーム場合廃課金兵のプライドを支えるのはゆるくプレイする人たちだ。

彼らがいるおかげで、上位プレイヤーは400万人プレイヤートップという地位享受できるのだ。

彼らの廃課金のおかげでライトプレイヤー無料プレイできるし

ライトプレイヤーのおかげで廃課金兵たちはちょっとした俺SUGEEEを味わえる。共生関係だ。

しかし、オタクリア充オタクはどうもちがうようだ。

本来であれば、こういうライトプレイヤーはいってくることは望ましいはずだ。

こういう存在裾野をかため、自分たち地位を押し上げてくれるからだ。

しかし、オタクたちはリア充にたいしてコンプレックスを持ちすぎている。

リア充オタクという言葉今日ホッテントリしている記事に出てくる人たちの言葉を見てみよう。

http://alfalfalfa.com/articles/133722.html

http://hamusoku.com/archives/8993928.html

http://hamusoku.com/archives/8994409.html

http://tm2501.hatenablog.com/entry/otaku-toiu-gitai

なんだこの哀れな人達は。

リア充へのコンプレックスをむき出しにしている。

そんなにリア充羨ましいなら努力してそっち方向に行けばいいのに、

オタクにしがみついたまま、リア充を「自分たち土俵で」けなして満足しているのだ。

情けないにも程がある。そんなに自分に自信がないのか。

似非だとかヌルいとか言ってるけど当たり前じゃん。向こうはライトに楽しみたいんだから

じゃあオマエリア充のホーム側に乗り込んでいきなりすごいことできるのか?出来ないだろ?と。

その時に向こうが「ヌルい」だの「似非」だの馬鹿にしてきたらどう思うよ。 

オタクだとかリア充だとか関係なく人間としてあまりに器が小さすぎるし性格悪すぎるしキモすぎだ。

そのキモさを全開にしたあげく、自分たちガチオタクだって胸を張っているのだ。

ガチオタクってのはそういう器が小さくて性格が悪いことか?違うだろうに。

ほんっとに情けないな。

オタクバカにするギャルだとかリア充の人たちってオタクよりは心広いぞ。

結構無神経にオタクとかを馬鹿にしたりするけれど、いざ興味持ってそっちの世界に足を踏み入れようとした人たちを馬鹿にしたりはしない。

オタクみたいに興味持ってやってきたライトユーザーを「ヌルい」だの「似非」だの「にわか」だのいって馬鹿にしない。

親切にしてくれて、いろいろ教えてくれて、尊敬できる人がいっぱいいる。

それをなんだ、上の記事に出てきたようなオタクたちの情けないこと。

なんでそこまで自分を惨めな存在にしてしまうのか。

自分自分を惨めにしてるってのが全然かららないのか。


言っちゃ悪いが、お前らがリア充になれないのってヲタからでもなんでもなく単純にキモチワルイからだろう。

リア充ばかにしてる暇があったら、オタクどうこうよりその気持ち悪さをなんとかしたらいいのに。

オタクであることに自信があるなら、むしろリア充オタクにも親切にしてやれよ。

それで、そういうやつらから尊敬されてやる、って踏ん張れ。

どうせ馬鹿にされてるから馬鹿しかえしてやるっていう僻み根性で人に接してんじゃねえよ。

2015-10-07

イケメンに見られたきゃ髪型変えろ。マスクしろ。それだけで十分準イケメンになれる。

アキバリア充妬んで馬鹿やったキチガイヘアスタイルを変えたコラが流行ったが

それなりにイケメンに見えるっていう評価もあった。

不細工チリチリ頭でもフードを被ってればイッチーと呼ばれファンクラブが出来る有様

要はどう見せるかが上手いか下手か。それがイケメンと非イケメンのち外

2015-10-06

BL老師と俺 -BL暴力-

〜ここはBLを極めしBL老師独身)が隠棲する人里離れたあばら小屋

俺「老師〜」

老「ほっほっほ、なんじゃな増田くん。また男性向けくされ美少女アニメを持ち前の牽強付会BL作品としてオススメしに来てくれたのかな? いいかげんうんざりじゃぞい」

俺「それですよ、それ。老師最近、その……アレのことを考えると、むずむずして変な気持ちなっちゃうんです」

老「精通?」

俺「そんなんじゃなくて、ほら、日本コメディドラマとかで黒人が無神経に『おもしろキャラ』扱いされてるのを見てると……その……なっちゃうじゃないですか」

老「ああ、なるほど。心配しなくていいのよ。それはね、おとなになったら誰にでも起こることなの。だから全然はずかしいことじゃないのよ」

俺「え……じゃあ、このバブみって……?」

老「政治的正しさ、いわゆるポリティカリー・コレクトネス強迫症ってやつじゃな」

俺「的……ゆる……ネス?」

老「アメリカでは公民権運動以来、日本では90年代以降に広まり始めた『平等・公平』にそぐわない先入観まるだしのステロタイプを恥じる文化症候群じゃ。まあ、いつかはミトコンドリアみたいに体に馴染むじゃろうて」

俺「でも……ひとつどうしても心配なことがあって……ほら、老師はこれまでに色んな非BL作品を『BL作品だ』と解釈して勧めてきたでしょう?」

老「解釈というより世界同時革命主義的トロツキズムに近かったがな」

俺「あれは間違っていたんでじゃないでしょうか……つまり、俺は、その、ゲイでもなければ腐女子ですらないじゃないですか腐男子でもない。BL界隈のことについては無知に等しい人間なんです。無知であることを知っているぶんだけ、半可に知ったかぶって老師よりは魂のステージが上なわけですけれど、褒められたことじゃない。どころか、俺がBLじゃないものBLだとネタ的に主張することで、世間流通している『BL的なるもの』の世間イメージを歪めていたのではないかと、そういう行為に加担していたのではないかと案じてしまうのです」

老「ふむ……BL外のパンピーであるお主が『BL』の概念をもてあそぶことで、BLプロパーたちを傷つけていたかもしれぬ……それで不安なんじゃな?」

俺「はい

老「増田くん、いや、我が弟子増田よ。一歩前に踏み出してみよ」

俺「?はい

 言われるままに、おずおずと前に出る増田――その刹那BL老師鉄拳がうなり、増田は二十ページ過去記事メートルもふっとばされた!!!!!!!!!!

俺「ぐべばぼれほらがぐぎっがががががげぼっ!老師〜ひどいじゃないですか〜いきなり殴るなんてあんまりだよ〜」

老「増田よ……お主は『暴力』についてどれだけ知悉しておる?」

俺「???

老「わからぬであろう……では、わしは? このBL老師はどれだけ『暴力』を知っているといえるかな?」

俺「相当な達人であるとお見受けしましたが」

老「わしもまた無知だ……ただ、わしは無知であることを知っているぶん、無知であることについて無知なお主より宇宙位階は上じゃがな。では、この世に『暴力』についてよく知っている、精通しているといえる人間がどれだけおる?」

俺「格闘家とか?」

老「スポーツ本質暴力にない。でなければ、どうしてルール儀礼など必要になろうか」

俺「うーん、兵士とかでしょうか。あ、将軍かな」

老「百年戦争薔薇戦争オーストリア継承戦争ナポレオン戦争第一次世界大戦第二次世界大戦ベトナム戦争……兵や将が完全に『暴力』のなんたるかを把握しているならば、この誤算だらけの戦争はいかにして説明しよう?」

俺「うーん、でも他にはなー」

老「そうじゃ、おらんのじゃ」

俺「いない?」

老「『暴力』についての完全知を有するものなどおらぬ。いわば、人類みな半可通で日々暴力運用しておる」

俺「人類みな半可通……そうか……おなじだ……BLも……」

老「男も女もリア充腐女子ブクマカもおぬしもわしもみな等しくBLを知らぬ……そのことを理解してくれればよい」

俺「なるほど!わかりました老師!これからも俺なりのBLを発掘して、視野狭窄に陥ってる腐女子たちへ新たな角度からアプローチ提案してみます!」

老「ほっほっほ、そのいきじゃ!!」



 数日後、老師弟子である増田氏の遺体産業会館近辺の雑木林のなかから発見された。

 およそ七百以上のパーツに切り刻まれた彼の遺体、その一片にこのような走り書きのメモが留めてあった。

「われわれは何も拒まない。だから、われわれから何も奪うな」

 警察犯人不明として、遺体発見から四日後の午前に事件捜査をうちきった。

2015-10-05

http://anond.hatelabo.jp/20151005180500

ここさけとやらを全然知らないんだが

いわゆるリア充スポーツマン、根っからオタクなどその中でもカテゴリ存在していたものの、それぞれに学園ヒエラルキー適用されるのではなく、お互いに棲み分けを行うような形で折り合いをつける。結果、異分子的な存在に対しても特に働きかけることもない一方でいじめのような状況は発生しない(しなかったと思っていると付け加える)。

おそらく「ここさけ」の舞台学校も、近いような環境学力的にステロタイプに表すなら、偏差値が高いほうではある一方で、エリート校と言うほどではない奇跡的な案配といったところなのだろうと想像した。

いや、これごく普通高校風景じゃないの?

これが「奇跡的」なの?

車の音やインターホン他人や親の気配を感じてびくりと身構えるあの感じも、そのものを写し取ったかのような正確さだと思う。

片親の親、あるいは子。共働きの親なら胸が張り裂けるような描写であっただろう。

と言うから小学生くらいなのか?と思ったけど、調べたら高校生だよね?

高校生にもなりゃ共働きで当たり前じゃね?例え母親専業主婦だったとしても、子供を置いて出掛けたりする事もあるよね?

それでいちいち「びくりと身構える」とか「胸が張り裂ける」とか大げさすぎでは?

増田んちの母親はずーっと専業主婦で、高校生の子供を一人で留守番なんて絶対にさせないザマス!とかいう人だったの?そっちの方が異常では?つーかマザコン??

彼女の家はいわゆる分譲住宅だ。幼少期の描写ではぽつんと一軒成瀬の家だけが建っていたところから現在では周囲に家が立ち並んでいるところをみると、成瀬の父親は転勤族であり、新しくできた分譲住宅に飛びつくような形でやってきた新参者だったのだと想像できる。

転勤族子供幼いうちから一軒家なんて買うかよ。いつ転勤になる=引っ越すか分からんのに。

出身がどこかは知らんが、普通に定住者だろ。

新興住宅地に住む=転勤族新参者、という発想って事は、そうでなければ親の家に同居するはずとか思ってんの?どんだけ田舎

母親子供を養うために働きに出るしかなく、自動的にご近所づきあい破滅的に。地域性というバックボーンがない新参者のために、塞ぎがちになった成瀬に対しても「近所のガチンチョ」だとか、「面倒見の良いおばちゃん」のようなケア存在しなかった。

いやだから高校生にもなりゃ母親働いてて当然だっつーの。金持ちばかりの高級住宅地ってならともかく普通住宅地だろ?

そもそもそんな濃い近所づきあいなんてのも新興住宅地では存在しねえっつの。どんだけ田舎

本音を言わないエアー少年

まるで平凡で人畜無害子供のような説明になっているが

えっいかにも「心に一物抱えてる子供です」的説明に見えるけど?

そんな子供は中二入ってる思春期ならごくありがちだから何だかんだで平凡だ、ってなら分かるけど、そういう意味で平凡つってる訳じゃなさそうだし。

彼の影響下の元、彼と同じ家庭環境に育まれ、坂上は父親の人格をしっかりと継承しているのであるいくら自覚がなくても、子供は親の影響を受けて育ち、それらを継承してしまう。

父親の業からは逃れられない。これが一つ目の「ホラー」。

しろ(「父親」側である製作者&視聴者の「普段子供にあまり関われてないけど子供自分の影響受けていて欲しいなあ」と言うドリームを反映した、

家族モノとしてはごくごくありがちで手垢の付いた設定だと思うけど。

どこが「ホラー」なのか全く分からん

それは成瀬母親だ。彼女は頼れる両親がいなかったのかもしれないが、どちらにしろよそに頼ることなく、女手一つで子供を育てる選択をした。再婚もせず、もちろん育児放棄することもなかった。

彼女もまた、責任感が強く、背負い込み、気負いすぎる性質を持っているといえるだろう。

いやそれ、ごく普通の人でんがな

離婚した女は再婚して男に頼ったり育児放棄するのが当たり前でそうしないのが特別だと思ってるの?どんだけDQN

全体的に、ホラーでもないしありがちにしか見えないなあ、と思ったんだが

私はこの映画を、友人たちと連れだって見に行ったのだけれど、そのうちの一人の境遇がまさに、「片親という家庭環境で育ち」「現在父親」というものだった。

彼はその境遇故に、この映画行間に仕込まれ凶器すべての気配を感じ取り、とても傷ついていた。

感受性高い高校生とかならともかく、父親になるような年齢でその精神力って幼稚過ぎるんじゃない?

と思ったが父親なのに友人と連れだって映画行くって辺り、若くて父親の自覚なくて奥さんと子供放置独身時代と同じように友人と遊んでるみたいな父親か?

やっぱり、どんだけDQN

[]ララピポ

2点/5点満点

________

現代風俗に関する映画を観たくて観ただけです

どうせ…と思って期待してなかったから、裏切られた感は無かった

ただただ成宮寛貴がかっこよかっただけ良かった

ただ疑問はたくさんありすぎる

杉山博の本当の姿はAVに映っていた、より太った不細工な方でいいのか分からなかった

・玉木小百合デブ女にラブレターを送ったのは一体誰なのか確信が持てなかった(勝手に栗野だと思ってたけど、最後スカウトしてるの観て違うんだと思った)

・智子の父親は本当に不眠症だったの?

・智子の母親放火幇助しておいて無罪?バレてないの?

・栗野は智子に何で会わないの?マネージャーやってたなら其の後連絡無いの不思議過ぎ

調べると小説原作らしい

奥田英朗小説は読んだ事無い(リア充臭がするから…)けど、映画だけじゃ余りにもお粗末だったので読みたいな

とにかく、こと映画に関して飽き性の自分最後まで観られたのは良かった

こういう系で言ったら、以前観た「風俗行ったら人生変わったwww」なんかひどかったからね

半分くらい観たらもう音だけ聞いて携帯いじっちゃったからな

あれも役者さんは悪くなかったんだけどね〜

と、まぁいいです

それにしてもたまたまだけど、最近触れるコンテンツ渋谷舞台にした物が多いなー

現在自分の中での因縁の地、渋谷。何かの思し召しだろうか

本当は恐い「ここさけ」 つづき

http://anond.hatelabo.jp/20151005175917

の続き

核家族ホラー」としての「ここさけ」

「心が叫びたがっているんだ」を語るにあたって、最も欠かせない部分。それは学園パートではなく、家庭でのシーンにあると思う。

意外に思ったはずだ。学級会議で突然歌い出した成瀬に対するクラスメイト人間的にまっとうすぎるリアクション。そしてそもそも成瀬のような生徒がいじめられていないクラスという環境最初の印象は「やさしい世界」そのものだった。

しかし一方で、私はこのクラス環境について、全くのファンタジーだとも思わない。私自身、近い環境経験したことがあるからだ。私は高専という5年間同じクラス学生生活をし、工業系ということでオタクばかりが集まった中で学生生活を送ったことがある。それがちょうどあのクラス環境に似ていた。いわゆるリア充スポーツマン、根っからオタクなどその中でもカテゴリ存在していたものの、それぞれに学園ヒエラルキー適用されるのではなく、お互いに棲み分けを行うような形で折り合いをつける。結果、異分子的な存在に対しても特に働きかけることもない一方でいじめのような状況は発生しない(しなかったと思っていると付け加える)。

おそらく「ここさけ」の舞台学校も、近いような環境学力的にステロタイプに表すなら、偏差値が高いほうではある一方で、エリート校と言うほどではない奇跡的な案配といったところなのだろうと想像した。

ともかく、「やさしい世界」的に描かれた学校のシーンは、とても淡泊なものとなった。これはいじめ描写を除外することでその他のドラマ描写を注ぐためだったのだろうと思う。(本当は少し違うと思うのだが、後述する)

そのドラマとは当然青春ラブストーリーもあるが、それよりも重要なのは家庭のシーンだったと考えている。

女の片親モデル成瀬

まずは描写も直接的でわかりやす成瀬の家庭について説明する。

彼女の家庭環境描写は直接的かつリアルだ。

まず、女手ひとつ子供を養うために母親が就いた仕事が「保険勧誘員」というところ。ある程度年齢がいった女性が中途で採用される職業で、比較的安定しており生活が成立する収入を得られるものとして、典型的ものだ。彼女らの仕事は半歩合制であることが多く、望む収入によって仕事の量が変わってくる。夫婦共働きなら昼間だけつとめれば良いが、一般的サラリーマン並みを一人で稼ぐとなると残業は当たり前で、劇中のように帰りが遅くなることが多いだろう。

そして、母が在宅していない時、成瀬一人で自宅にいるときの「明かり」の付け方。あれもものすごく写実的だ。リビングのうちシステムキッチンの明かりだけつけて最低限の明かりを確保するだけ。ひどくリアルだと感じた。これは単に成瀬の暗い性格を表す演出というだけではなく、親が出かけており子供一人で留守番をしている光景として、典型的ものだと思う。電気代を節約して家計に貢献だとか、そういうことでは恐らくない。単に子供一人にとって、一軒家が広すぎるからだ。どうしても明かりは最低限となり、家全体で見たとき、点々と明かりがぼんやりとついているような状態になるのだ。何も片親だった人だけでなく、夫婦共働きの子供だった人なら思い当たるところがあるだろう。

車の音やインターホン他人や親の気配を感じてびくりと身構えるあの感じも、そのものを写し取ったかのような正確さだと思う。

片親の親、あるいは子。共働きの親なら胸が張り裂けるような描写であっただろう。

登場人物のうち、自宅の描写があるのは成瀬と坂上だけだが、坂上が昔ながらの一軒家の形式に対して、成瀬の家が異なっていることはすぐ気づくところだと思う。

彼女の家はいわゆる分譲住宅だ。幼少期の描写ではぽつんと一軒成瀬の家だけが建っていたところから現在では周囲に家が立ち並んでいるところをみると、成瀬の父親は転勤族であり、新しくできた分譲住宅に飛びつくような形でやってきた新参者だったのだと想像できる。

そこでまもなく彼女意図しない密告により、両親の関係は決裂してしまうことになる。母親子供を養うために働きに出るしかなく、自動的にご近所づきあい破滅的に。地域性というバックボーンがない新参者のために、塞ぎがちになった成瀬に対しても「近所のガチンチョ」だとか、「面倒見の良いおばちゃん」のようなケア存在しなかった。

建物つの描写をとっても、このように彼女が今に至るまでで、そうなってしかるべきであったという状況が、写実的に示されているのだ。

この状況は、成瀬本人にとってはもちろん、母親にとっても過酷だ。母は成瀬に対して辛く当たるひどい親として描写されてはいたが、彼女立場に立ってみれば、同情を禁じえない境遇といえるだろう。

上家成瀬の母が「娘がおしゃべりで電話代がたいへん」なんて見栄を張っている描写もあったが、恐らく彼女仕事場でも同じ嘘をついている。

典型的母親のつく仕事である保険勧誘員」という職場において、子供話題というのは避けて通れないものだろうから

「心が叫びたがっているんだ」という映画。うわっつらはありきたりで平和青春ラブストーリーであるが、このように少し掘り下げるだけで緻密で残酷描写がちりばめられている。

しかしこれだけではない。行間に隠されてはいるが、物語の読解に重要なもう一方。勝るとも劣らない残酷描写がある。

それはもちろん坂上の家庭環境だ。

男の片親モデルの坂上

坂上は父方の祖父母の元で生活している。そこは父親の実家であり、本宅でもある。しかし父親は家には寄りつかず、事実上は別宅みたいな扱いになっている。坂上の両親も成瀬の家庭と同じく離婚しており、母親が居ない片親の環境子供の世話は父の両親、坂上からすれば祖父母に任せっきりだ。

以上が物語上で語られ、描写された内容ほぼすべて。祖父母が居ると言うことで、成瀬の家とは異なり暖かい明かりに包まれており、表面上とても平和描写されているし、事実平和なのだろうと思う。

しかしこれらの「行間」には、特に現役の父親にとって、致死量のカミソリが仕込まれているのだ。

それは、直接的には描写されない坂上の父親の影を追っていくことで明らかになっていく。

まず、成瀬が初めて坂上の家を訪れたとき通された父親の部屋。あれで一気に、坂上の父親の像がはっきりする。

普通の一軒家に見える家屋の二階に突如出現する、完全防音の音楽室。典型的趣味人の部屋だ。防音設備など普通サラリーマンでは考えられないような出費を伴うものだ。そもそもがあの家自体、広大な土地がある北海道において「坪庭」など、まさに道楽者そのものだと言える。※坪庭というのは家屋の中に四角く切り取った庭をこしらえたもの本来土地の限られた京都などのような所でふさわしいものだ。

そこから推測できる父親像はつまり、かなりの収入を得ている人物。さらに推し量ると恐らく音楽関係業界人。それも相当名の高い人物と考えられる。

坂上は幼少期いやいやピアノを習わされた。しかし次第に夢中になり、ピアノに専念したいから私立校に進学するのはいやだと母親の勧めを突っぱねることになる。彼を擁護する父親、反対する母親。それが坂上の両親の離婚の原因になったという。しか言葉の上では確かにそうかも知れないが、少なくとも現代日本において離婚はまだそこまで軽々しいことではない。子供の進路についてもめることはどこの家庭でもあることだし、私はそこまで致命的な問題ではないと思う。

恐らく坂上の母親は、その件がきっかけで堪忍袋の緒が切れたのだ。家庭を顧みず、父親ではなく趣味人としてしか生きない男に。

男の片親。子育てを彼の両親に一任して自分仕事に専念する。頼れる両親の健在な父親にとって、至極妥当な選択かつ、リアルものに感じる。恐らく音楽業界人ならば、仕事都心のことが多いだろうし、それは当然家庭にほとんど寄りつかなくなるだろう。それに、当人にしてみれば、苦言を言う妻という存在がなくなり、以前よりよりいっそう父親の任を感じることな趣味の延長のような仕事に没頭できるようになったのだ。坂上の祖父母はとても温厚だ。孫相手だというのもあるだろうが、坂上父のこれまで推察した人物像から考えれば、彼もまたこの二人に甘やかされて育ったのだろう。

今の彼は、もう一度独身貴族を楽しんでいるような感覚いるかも知れない。「お子さんいるんですかぁ?信じられなぁい」なんて言われたりして。

父親が習わせたピアノで、坂上は母親を失うことになった。少なくとも表面上の因果的には。

しかし恐らく、父はそれについて罪の意識は抱いていない。そもそも、ピアノを教えたことが正しかった、間違っていたの葛藤すら抱いていないと思う。

ピアノを習うことは彼にとって当然だからそうしただけのこと。彼は自分が息子に与えた影響というものを全く意識していないのだろう。そもそも、父親としての自覚希薄から

息子の坂上自身について考えてみよう。公式サイトにおいての彼のキャラクター紹介はこうだ

本音を言わないエアー少年

まるで平凡で人畜無害子供のような説明になっているが、本編を見れば明白なとおり、事実とは真逆だ。

まずクラスでの立ち位置。無口でエアー的に振る舞う様は説明の通りではあるが、実行委員選抜されたあと、坂上は学級会議の司会を堂々とつとめている。それを受けてのクラスメイトの態度、そして平時からDTM研での扱い。これはいわゆる「表立って目立つタイプではないが一目置かれてるタイプ」の生徒のそれだ。成瀬や仁藤を除いても、もう一人や二人くらい、彼を思っている女子がいてしかるべき立ち位置に彼は居る。これは上で説明した彼の家柄によるものと考えることもできるが、彼の振る舞いを観察すれば、なんとなく推測できるところがある。

まず、その人格常軌を逸している。言うなれば英雄的なところ。

完全に異常者である成瀬に対して、彼は最初から一切、一ミリも物怖じすることなく接した。普通にできることではない。彼の異常性というか、異端、あるいは抜きんでた人格を表していると思う。

「やさしい世界」のクラスメイト成瀬に対して差別的な態度はとっていなかったものの、進んで接触するようなことはそれまでしなかった。

そのハードルを素知らぬ顔で乗り越える。というより、彼自身の異常性のためその特別さに気づいていないだろうところ。彼が一般人とはかけ離れている描写だと思った。

そして音楽の才能。

彼は「作曲はできない」と謙遜してはいものの、ミュージカルの曲目において、それぞれのシーンを象徴する完璧と言える選曲を行った。そして即興クラシックマッシュアップさえしてみせたのである。それも、もう一つの結末の案を成瀬から聞いてたった数秒の逡巡の後にだ。才能があると言うほか無い。

まりそこに集約される。クラスから一目おかれ、常人離れした振る舞いをし、音楽の才能がある、彼はいわゆる「天才である

ここで先ほど挙げたシーンに立ち戻ることができる。

「あこがれのお城」での彼の涙の理由について。

彼はもちろん、彼が説明するとおりの理由で涙した。「坂上拓実」と連呼する彼女言葉に聞き入りながら。

奇しくもミュージカルの最終幕の歌詞をなぞらえるように、音の上では名前を呼んでいるだけのそれが、「愛しています」と聞こえてくるその芸術性に感じ入って涙したのだ。

言葉はその意味を越えて話し手気持ち投影するものなのだと。

あの切迫した状況においてである天才感受性と言うにふさわしい。

さて、彼の父親は誰だったか

音楽業界において有力な人物である。彼もまた、音楽天才と言えるのだろう。こんな自覚希薄な男でも、坂上にとって彼は間違いなく「父親」であった。

彼の影響下の元、彼と同じ家庭環境に育まれ、坂上は父親の人格をしっかりと継承しているのであるいくら自覚がなくても、子供は親の影響を受けて育ち、それらを継承してしまう。

父親の業からは逃れられない。これが一つ目の「ホラー」。

割れていてほしい最後の卵

ところで、ここまで一切触れることはなかったが、仁藤の人格についても考えよう。

チア部のリーダー責任感が強い。ラストミュージカルで急遽代役を務める事になったときの態度からも読み取れるように、背負い込み、気負いすぎる性質を持っている。

私には彼女がある人物に重なって見える。

それは成瀬母親だ。彼女は頼れる両親がいなかったのかもしれないが、どちらにしろよそに頼ることなく、女手一つで子供を育てる選択をした。再婚もせず、もちろん育児放棄することもなかった。

彼女もまた、責任感が強く、背負い込み、気負いすぎる性質を持っているといえるだろう。

一方坂上はといえば、父親としての役目を全うできない道楽者の生き写しである

ここまで考えると想像せずには居られなくなる。

彼らが結ばれ、子供をもうけるようなことになったとき、待ち受けている結末について。

これがもう一つのホラー

そうならないと信じたい。

交流会を通しての経験から何かを得、成瀬や田崎のように坂上もまたその業からぬけだすことができるのだと。

下衆の勘ぐり

以下は蛇足になる。

ここまで残酷で緻密な描写ができる監督脚本家というのは何者なのだろう?と考える。もしかしたら、彼、あるいは彼らもまた、過酷な家庭環境で育ったのではないだろうか。そうでもなければ、ここまで緻密な描写など不可能なのではと思えてならない。

そして劇中の「やさしい世界」としてのクラス部活でもクラスでも一目置かれる坂上の立場

彼は過酷な家庭環境もつ一方で、その救いを学校生活に見いだしていたのではないだろうか。

さらに推し量るなら、彼の担任教師高校教師しからぬ立ち振る舞い。そして文化祭の主役という立場を、スケープゴートとしてしか捉えない大人びた生徒達。彼の原体験は、大学生活にあったのではないか(あるいは高専?)と想像してしまった。

そして家庭シーンの原体験成瀬と坂上の家庭の合いの子。きっと彼は「坂上と仁藤」の間に生まれたのではないだろうか。

そして彼は「父」になることを恐れているのだ。

さいごに

ここまで書いたが、実は以上の内容、ほとんど筆者である私が気づいたことではない。

私はこの映画を、友人たちと連れだって見に行ったのだけれど、そのうちの一人の境遇がまさに、「片親という家庭環境で育ち」「現在父親」というものだった。

彼はその境遇故に、この映画行間に仕込まれ凶器すべての気配を感じ取り、とても傷ついていた。一方で私ともう一人の友人といえば青春ラブストーリーとしてみていたので平和ものだったが。

彼は「もう二度と見たくない」とは言っていたが、その理由を聞いていくうちに、「心が叫びたがっているんだ」という映画全体像を捉えることができた。私はこのことにとても感動したので、彼にぜひブログポストするように勧めたが、とてもできないということだったので、許可を得てこの文章を書いている。彼の現在の家庭は幸いにして、父親である彼と母親、両方かけることない家庭を築けている。(今のところ)

しかし彼の反応を観察するに、とても子を持つ親に勧められる作品とは言いがたいのかも知れない。

下衆の勘ぐりが正しいとすれば、この作品はつまりサマーウォーズ対抗軸、家庭という環境、父、母という存在否定し、子供学校などの社会でその人間性を開花させていくものだと説いたものなのだから

事実子供である成瀬に対して救済はあったが、彼女の母にそれはなかった。ミュージカルのシーンは母への救済と取ることもできなくはないが、今の私には罪と向き合い自分の無力さに泣き崩れる母親に見える。

ともあれ、ここまで読み解いてみてつくづくこの映画凄さ、恐ろしさを感じる。

青春ラブストーリー」としても、「核家族ホラー」としても、核心の部分をすべて行間に潜め、合致する感性を持つ人、あるいは何度も繰り返し視聴した人が、ここまで深く読み解くことができる作りになっていることがだ。

「心が叫びたがっているんだ」は傑作というほかない。

2015-10-03

安全宗教はおらんのか

 帰宅途中に、いのちの電話っぽい広告見た。

 そういえば、いのちの電話ってつながらないって評判だよなと。これで救えなかった命もあるんかなってポチポチぐぐった。

 で、いのちの電話と同時に、宗教広告も出てきて。ん?そういえば、宗教とかも自殺率下がるんじゃないの?って思った。

  

 で、俺、まあそういうのに目が行くってことは疲れてるし追い詰められてるんだけどさ。

 宗教とかやってればもうちょいメンタル強くなって、頼れる牧師だの坊さんだのに相談したりできたのかなって。

 個人って理性だけで行動してると無理が来るけど、その無理に耐え続けるのってどーも難しい気がして。

 宗教でもやってりゃよかったのかなって思った。

 結婚してろよって思うかもしれないが、結婚生活なんてとてもじゃないができるもんじゃなく、発達障害のマジ基地だし。

  

 で、ああ、だから彼氏だの彼女だのって作るのあかなって思った。

 こういう追い詰められたときに、相談に乗ってくれる年上に~ってなんでだよ?リア充って低脳なの?って思ったけど。俺が今宗教に惹かれてる時点で端から見たらなんでだよって感じだわな。

 宗教に走るより、彼氏彼女に走るほうがまだ理解できるよね。

  

 それはそれとして、俺はゴミカススペックなので、彼女とか相手に迷惑からって思うんだけど、そういう奴でも宗教ならOKっぽいじゃん。

 なにも、たかろうとか、そういうんじゃない。むしろ年代の5倍くらいは稼いでるから寄付してもいいくらい。

 宗教心持ってるフリして、週1で祈ってるフリでもして、迷ったら宗教的判断するって決めて。そういう風にしたほうが楽じゃねーのかなって思ったしだい。

 いのちの電話に頼るより、自殺率下がりそうじゃん。

  

 でも、何を信じればいいんだろうねえ。親にも相談するけど、母親は、人生行き詰った人にとある宗教を勧めていた。母親自体無宗教だけど、どーしても困ったらなりふり構うなよって感じで、まあ慈善だな。

 母親も、金を他人に貸しまくってるし、寄付とかもしてるみたい。まあ金持ちからそりゃねって感じだけど。

 じゃあ、俺もいいんかなーって思う。

 けど、じゃあ、何がいいんだろ。

 安全な奴がいい。

  

 一応、教会座禅系の仏教イスラム教はまわったことあるけど、ピンとこなかった。

 でも、なんかなあ。

  

 童貞とかでも、むしろ尊敬されそうだしねえ。

 キモオタ用なんじゃねーの、意外と、宗教って。

 宗教って、あるしゅ人間本能レベル差別を消すために一旦リセットされた世界を想定してるからリアル世界ゴミカスの俺の心の支えにもなるんじゃなかろーか。

 いつまでも二次元だけだと限界あるしさ。

三十半ばにして恋人ができてこの前初マグワイをキメたんだけど

クリスマス(2017)だしもう別れたんでこっそり復活させとくわ

まさか三十路を越えた童貞の俺に恋人ができるなんて思わなかった。

インターネットリア充を気取る輩どもも非モテをこじらせてリア充をうらやむ芸風の輩どもも、俺は気にくわなかった。

から、そういう話で場が盛り上がる度に「そんなことより聞いてくれよ、うちのオカンがさ!」と、だれも聞いていないオカンネタツイートしてどうにか居場所を確保していた。

おかげでオカンは毎朝起きるとアルミホイルをシャクシャク噛みながら口笛でダイアルアップをしてインターネット取引にいそしむ化け物になってしまった。この場を借りて深くお詫びしたい。

だが、インターネットでしずかにこじらせていた俺にも好意をむけてくれる奇特女子が現れたのである

快活でやさしくてユーモア好奇心を兼ね備えた年下の才女であり、たいへんかわいらしい。性格カタログと化した往年のエロゲでもなかなかここまでストライクものはないだろうという高級物件である

もちろん、俺は三十路童貞よろしく魔法使いとしての矜持をたずさえ、しずかにはげしくこじらせていた。

これはもう確実に騙されているに違いない。

三十路超えの売れないふぁぼられないブクマもつかない顔も目と鼻と口と耳がワンセットついているだけでたいしたことはなく、悪いことに肉は最近落ちなくなってきたうらさびれたインターネット芸人崩れを好きになるわけがない。

そうだろ?

から当然の帰結として、生身の人間に触れずにオッサンが考えた二次元女子の一挙手一投足に日夜情欲を昂ぶらせていた自分であるがゆえに、生身の女子がくれる好意の質を勘違いしてとらえているのだろうと手前勝手に得心した。

さもなくば、その好意に乗せられて暴走する俺をどこかで観察してあざ笑っている集団がいるのだろうと考えた。

そういう面白い催しがあるのならば、どうせなら観察する側にいたいものだ。

三十路半ばで人生に対するそれなりのあきらめを身につけた俺は、半ば自嘲とともにイグアスの滝にノーロープで飛び込む芸人になったつもりで好意に乗った。


もつながずにデートは終わった。中学生男子よろしくゆだった頭がその重要さに気づいたのはデートが終わった後だった。

好意を向けられた相手デートに誘わせたあげくなにもしなかった俺に、相手失望しただろう。したはずである

なにもなかったということは、さすがにかけるコストとして俺が笑いものにされている可能性は低い。

というかそもそも俺は罠にかけて笑いものにされて面白いようなキャラクターではなかった。

こうして浮かれて血迷った頭が人に決断の時を誤認させるのだなあと深夜の公園で砂山に頭をうずめて泣いた。

ふがいなさが、自責の念となり俺を毎夜責め立てるようになった。釣り逃した魚は大きいのであるし、俺はこうしてこの失敗を人生における最大の失敗として二月に一度くらいの頻度で悪夢に見ながら死ぬまで一人であることを責められ続けるのだろうなと覚悟を決めた。

悪夢マイスリーやめたら治った。

いい夢を見たのだと思って、宝石箱しまって生きよう。そう思っていたらまたデートに誘われた。

もつながずにデートは終わった。




あるデートの時、意を決して家に呼んだ。

もつながずにデートは終わった。



向けられていた好意につきあってみたような気持ちでいたはずなのに、いつしか呼吸ができなくなっていた。

胸は本当に苦しくなるのだと知った。右室ブロックの気があるらしいです。ヤバい

さすがにこの頃になると、お互いにお友達同士のおつきあいではなく異性として認識しているに違いない。

何度となく繰り返された三十路のくたびれたオッサンの咲きかけの恋と葛藤不完全燃焼デートの度に膨らんではしぼんでいるのである

他人事としてみるとこんなに気色悪いものはないのだが、明らかに相手も俺のアタックを待っているのである

恋に狂った本能はそうだと断じている。しかし、「騙されるな、社会性を失うな」とこじれた理性もまたささやくのである

そこはこじらせた大脳皮質音頭を取って意見とりまとめる

貴様の薄汚い下半身由来の欲求がそういう自分に都合のいい思考を招いているのである。一緒に居て楽しい女子と二人でいられるだけで身に余る幸福だというのに、お前は自分からその幸福を靴で踏みにじろうとしているのだ」

大脳皮質に棲む天使メイド服)と悪魔(ブレザー)がドルビーサラウンドでささやく、最近二人の意見が食い違うことがなくなってきた。

いやいや、とはいっても、女の子家によんで、お茶お菓子だけ飲んでおしゃべりだけして帰るわけないでしょ、平成何年だと思ってんの。

一世紀に生まれ若造どもが青い性欲をもてあまして図書館トイレ駐輪場でよろしくやってるんですよ中学生じゃないんだからそんな――

――手も、つながずに、デートは終わった。

待ってください、みなさん。ウンコを投げないでください。座布団を持って行かないでください。

みなさんのおしかりはごもっともです、自分でも、こんなに恋愛に向いてないとは思わなかった。

ふがいない右手を切り落としたい衝動を押さえつけて、メール謝罪文を打ち、その勢いでおつきあいをお願いした。

リンゴが地面に落ちるがごとくオッケーがでた。

客観的に見るとなんなのこのウブなネンネちゃんとしか思えないし、実際そうだ。

相手もここまでつきあってくれるというのは相当の変人暇人だし、この際もうちょっと押していこう。

ここにきてようやっと足が動きはじめて恋人的な段階が進んでいくわけです。



話が長くなってきたんでノロケはこの辺にしまして、タイトル伏線を回収したいと思います

途中段階はとばしますけど初行為をするべくホテルに行ったわけです。

泡の出る風呂とか照明とかで遊んで、テレビをつけて、AVはやめようってんでNHKにしといたんですよ。

あとは存分にイチャイチャして、照明を落として、消毒剤の臭いがするシーツの上に彼女身体を横たえて、服はうまく脱がせなかったけど、ブラのホックは一発で外せて。いざや鎌倉うちてしやまんって時テレビの音が耳に入るわけです。

非常に耳慣れたBGM。そう、俺はこのBGMをよく知っている……荘厳で重厚で、悲哀をたたえた力尽くで精神をゆさぶってくる力強い音楽……!

彼女の肌の色がまぶしくて目をつぶるだけで経験したはずもない二〇世紀中盤の白黒映像走馬燈のように流れ去っていく……。

映像の世紀


この文字列見るだけであのテーマソング巴里燃えいるか」が耳に蘇る方多いんじゃないでしょうか。

正直寝所にムードへったくれもあったもんじゃありません。

わかりますチャンネル変えるとか、音量下げるとかすればいいんですよ。そんなことはわかってるんですよ。

でも壮大な音楽と、うすっぐらいナレーションをバックに慣れない愛撫とかしてるんですよ、背中にファスナー付いてないかとか、カメラしかけられてるんじゃないかとか、この反応は演技ではないのか、とかそういうことを考えるのに三十路半ばおじさんは必死なんですよ!! チョビ髭の男が演説してる中、ゴムを付け替える俺の身にもなってくださいよ!! ていうか早くしないとこのままだとあのシーンになってしまうじゃないですか!! だが焦るほどになにもかもうまくいかない!! 東京が焦土に!!

かばやけになってテーマソングリズムに沿って腰を動かしてたら、新型爆弾が落ちました。


人間としていろいろ申し訳なくなります。この映像BGMが強力すぎて、俺は今後彼女と肌を重ねる度に「巴里燃え」が自動的にかかる身体に改造されてしまったわけです。

ちょっとした背徳感は恋のエッセンスとかそいういうおためごかしをすっとばして不謹慎きわまりない初体験です。ヒンズー教徒だった前世の俺が牛肉でも食ったのかと言わんばかりの仕打ちに心折れつつも、焦土となった都市映像に負けない励起状態を維持しようとしている俺に、彼女がようやく口をひらいてくれます

そう! 俺はずっときみの一言を待っていたいまからでも遅くない助かった! このいまいましいテレビ消そう! 消そうと言ってくれ! この状況がちょっと面白いのはわかるが俺のチキンハートはもう耐えられないんだ! 

枕元にあるリモコンをたぐってなんでもいいかチャンネルを変えてくれ――! はやく! 

このままでは俺の爆弾が――――



「ん、――不発弾?」

結局!!!!!!

イケませんでした!

おのれNHK!!!!!!


最後の部分をオチ補正のため追記しました、わかりにくくてすみません

(まだわかりにくいですよ)

そもそもオチが弱いんだよ)

オチがなくて無理やり付け足すからこういうことになるんですね、わかります

(うるせ-!)

2015-10-02

はてなーリア充な「ウェーイ」じゃなくて小学生な「わーい」だろ。。。

最近はてなーの中でも騒がしい人達を刺して、

はてなーリア充巣窟になったか」とか「ウェーイなノリが辛い」

と言った感じの話がよく出てるが、

一体何処にリア充が居るというのだろうか。。。

騒がしいのは

とかじゃね?

どこに「リア充」が居るのだ?

どこに「ウェーイ」なノリがあるのだ?

そこにあるのは底辺な「おーい」じゃないのか?

よく言って小学生並の「わーい」だろ。。。

2015-10-01

たまに、自分ダメ人間とわかる

なんとなく、うまくいってるじゃん!とか

まわりにうまく馴染めてるな、とか

仲がいい人が増えてきた…俺もリア充かな?とか

たまに、機会があると自分ダメ人間であることを思い出させてくれる。

ダメ人間としての性質が発揮されるのだ…

ああ、ダンゴムシコピペを思い出して、納得する。

ダンゴムシ所詮ダンゴムシなのだ… 他のイキモノではないのだ…

なんでわかんねんだよ!

ダンゴムシにはダンゴムシ生き方があるの!

なんで日の当たるところに引きずり出そうとするんだよ!

卑屈になってんじゃねえんだよ!

石の下は湿っててひんやりして気持ちいいんだよ!

つつかれたら丸まるのは自分意思じゃねえんだよ!

遺伝子で決まってるんだよ!ペンギンは空を飛べないの!

http://anond.hatelabo.jp/20150930173921

可愛い子はスクールカースト上位のリア充グループいるから、コミュ力もあり下位の人間より好かれやすいんだと思う。

例えばクラスで人気のイケメンが最底辺キモオタグループとも分け隔てなく聞きかじり程度の知識でもオタク話などで盛り上がると、いいやつと男からも好かれるだろうが、キモオタイケメングループに馴れ馴れしく話しかけてほとんどないファッションなどの知識で盛り上がろうとしたら嫌われるやん。

イケメンキモオタいじっても許されるが、キモオタイケメンいじったら嫌われるやん。

階層が上なのは大きいと思う。

2015-09-30

http://anond.hatelabo.jp/20150930125343

ほんとそれ

どちらかといえば迫害されてきた人間によるコミュニティから平和だろうと思っていたけど

人間関係は非常に陰惨で人の悪口を平気で言う

リア充たちのほうが人の悪口言わないよ。

2015-09-29

会話する時間をつぶす会話術

 いやな奴相手でも、会話して時間をつぶさなきゃいけないときがある。

 いわゆる付き合いって奴だ。

 リア充はこれがうまい奴が多い。

 非リアは話や考えはリア充なんか比べ物にならないくら面白いが、会話をつぶすのが苦手だ。

 ってか、非リアって、能力普通に高い奴多いし、つぶす時間あったら勉強する感じか。

  

① 相槌、同じ会話の反復

 相手に話しさせて、楽に時間をつぶす。

 これはメイン武器だよな。結構皆知ってる。

 「へー」「なるほどー」「○○ってことかー」

 違和感なくつぶせるし、楽だよな。

  

② 複数の人が居るときは話しない

 話しなくても、居るだけで十分。昨日読んだ漫画でも思い出しておけ

 これも、結構便利

  

③ほめる

 これちょっと難しい。

 「かわいい顔してるね」なんて赤面して俺は言えないが、リア充は言うね

 とりあえず、ほめた内容は相手もあん意識しないから、テキトウに顔でも、服でも、クツの色でもほめればいい。

  

④ 服の雰囲気で相手に話しさせる

 服で、キャラを分かりやすく伝える。短髪で髪立ててれば、ウンウンって清潔感キャラですよーみたいにうなづくだけでも、相手が勝手話題選ぶ。

  

⑤ できるだけ意味の無いことをしゃべる

 ミスできない会話なら、今日あったこと、この前あったことなど、過去のことを話する。

 今日の天気とか、クッソどうでもいいし不自然な会話でも、きっかけならなんでもいい、相手も不自然に思っても、空気悪くしないために言わないから

 あるいは、目についたものを、「あれって○○ですかね?」って指差せ。飲み会なら、酒でもいい。「あ。この店ってアサヒビール出す感じでしたっけ。」みたいな。

 てか、クッソ簡単なことでも、気づいてなかったふりすればいい。

 「あれ?今日来るのって30人もでしたっけ」

 「今回集まりいいですね」

  

⑥ 他のやつに話かけろ

 3人で話すとき、メインの相手より、横の相手をだしにする。

恋愛』の市場価値

恋愛って、もうここ何十年も騒がれてたから、かなり社会的に持ち上げられたけど、ここ数年、価値が落ちてるんじゃなかろうか。

  

恋愛に対して懐疑的ネットニュース意見を見ると、「王様の耳はロバの耳」みたいなもんに思えてきた。

なんつーか、人間本能ってか、一つの感情が解析されてしまったというか。

  

恋愛ってのが、まるで神ってか不可侵のものだったように扱われなくなってきたというか。

そうなると、じゃあ恋愛ってどうなんだよっていう、「テスト」が行われるようになって。

やっぱダメジャン。みたいなものを示す例が多くなった(離婚率とかさ)

そうなると、また価値が下がったぞ、もっと低いんじゃないかとドンドン落ちる。

コレに対して、「イヤイヤ、それは下げすぎだろ」といわんばかりに、リア充はこんないい思いしてるぞ、セフレ抱えまくってる男もいるぞ。お前らも雰囲気イケメンにはなれるぞ。

っていう美容業界からステマもあるだろうが、そういう対抗意見みたいな正論も出てくる。

  

なんつーか、相場みたいじゃん。

あの企業価値はどうなんだ、適正なのか、下がったぞ、イヤイヤ下がりすぎだろ。みたいな。

  

恋愛っていう、ある意味単なる本能が、どこまで価格化されるのか疑問だけど。

その一つが、結婚だったんだと思う。

男が過重労働で金を稼いで、女が出産育児担当すると。

でも、それも壊れた。そういう等価交換をやっちゃうと、必ず株のように上がったり下がったりする。

セックス価値換算される。コスパってことになる。

最近はこの流れが、『デートで割り勘』に来ている。

  

おっさんが、金をだせるからおっさんに女が流れてみたり。

女が金で見られるなら、イケメンに金を流して逆に値踏みしたり。

ドンドンと、恋愛お金で整理されていってる。

  

この流れの行く先が非常に気になる。

行き着くところまで行くとどうなるんだろ。

世界経済みたいに、恋愛バブル崩壊とか来るんだろうか。

経済学みたいに、学問として成立するのかな。

  

だったら、ブサメン救済学とか、コスパデート論とか、セックス需給論とか、なんか名前だけでよーわからない感じの学問できたりするのかな。

すんげーワクワクするんだけど、俺が死ぬまでに見れるかなあ。

ネット恋愛支配されたらすごいんだけどなあ。

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