はてなキーワード: オーストリア継承戦争とは
なんのこっちゃ。
世界大戦は歴史上2回しか起きていない。どちらも発生経緯は局外中立云々と関係ない。
直接のきっかけはセルビア民族主義過激派によるオーストリア=ハンガリー帝国皇太子夫妻暗殺事件。局外中立関係ない。
第三次バルカン戦争でなく第一次世界大戦になった最大の原因は、セルビアの後援者であるロシアとオーストリアの後援者であるドイツの対立に発展したこと。局外中立関係ない。
イギリス参戦の直接の原因となったのはシュリーフェンプランに基づくドイツ軍のベルギー侵攻で、これのみ局外中立関係あるが、じゃあ本当にこれがなかったら世界大戦にならなかったかと言えば、それは寝言は寝て言えだ。
もともとナチスの軍拡は自転車操業でメフォ手形の隠れ借金を外国からの収奪で回収するのがアンシュルス以降の開戦までの基本構図。局外中立関係ない。
WWI後のオーストリアは色々あるがドイツとの合併は強力な政治潮流としてもともと存在しており、それを諸外国(ジュネーブ議定書の4カ国が主)が邪魔して独立させ続けようとしていた。むしろ局外中立の逆を指向していた。
チェコは独立直後からスロヴァキアを従えたり、ハンガリーから領土分捕ったりと拡大志向だったし、一方で小協商とかを組織して対独軍事同盟の一環を担っていた。局外中立と真逆。
ポーランドも独立直後は戦乱に乗じて領土拡大しているし、ピウスツキは初期からヒトラーの危険性を見抜いて武力対決待ったなしと行動していた。局外中立と真逆。
それ以前の大戦争、普仏戦争や普墺戦争やナポレオン戦争や七年戦争やオーストリア継承戦争やスペイン継承戦争に局外中立が関係あるのか? あったら教えてくれ。
〜ここはBLを極めしBL老師(独身)が隠棲する人里離れたあばら小屋〜
俺「老師〜」
老「ほっほっほ、なんじゃな増田くん。また男性向けくされ美少女アニメを持ち前の牽強付会でBL作品としてオススメしに来てくれたのかな? いいかげんうんざりじゃぞい」
俺「それですよ、それ。老師。最近、その……アレのことを考えると、むずむずして変な気持ちになっちゃうんです」
老「精通?」
俺「そんなんじゃなくて、ほら、日本のコメディドラマとかで黒人が無神経に『おもしろキャラ』扱いされてるのを見てると……その……なっちゃうじゃないですか」
老「ああ、なるほど。心配しなくていいのよ。それはね、おとなになったら誰にでも起こることなの。だから全然はずかしいことじゃないのよ」
俺「え……じゃあ、このバブみって……?」
老「政治的正しさ、いわゆるポリティカリー・コレクトネス強迫症ってやつじゃな」
俺「的……ゆる……ネス?」
老「アメリカでは公民権運動以来、日本では90年代以降に広まり始めた『平等・公平』にそぐわない先入観まるだしのステロタイプを恥じる文化症候群じゃ。まあ、いつかはミトコンドリアみたいに体に馴染むじゃろうて」
俺「でも……ひとつどうしても心配なことがあって……ほら、老師はこれまでに色んな非BL作品を『BL作品だ』と解釈して勧めてきたでしょう?」
老「解釈というより世界同時革命主義的トロツキズムに近かったがな」
俺「あれは間違っていたんでじゃないでしょうか……つまり、俺は、その、ゲイでもなければ腐女子ですらないじゃないですか。腐男子でもない。BL界隈のことについては無知に等しい人間なんです。無知であることを知っているぶんだけ、半可に知ったかぶってる老師よりは魂のステージが上なわけですけれど、褒められたことじゃない。どころか、俺がBLじゃないものをBLだとネタ的に主張することで、世間に流通している『BL的なるもの』の世間的イメージを歪めていたのではないかと、そういう行為に加担していたのではないかと案じてしまうのです」
老「ふむ……BL外のパンピーであるお主が『BL』の概念をもてあそぶことで、BLプロパーたちを傷つけていたかもしれぬ……それで不安なんじゃな?」
俺「はい」
老「増田くん、いや、我が弟子増田よ。一歩前に踏み出してみよ」
俺「?はい」
言われるままに、おずおずと前に出る増田――その刹那、BL老師の鉄拳がうなり、増田は二十ページ過去記事メートルもふっとばされた!!!!!!!!!!
俺「ぐべばぼれほらがぐぎっがががががげぼっ!老師〜ひどいじゃないですか〜いきなり殴るなんてあんまりだよ〜」
老「増田よ……お主は『暴力』についてどれだけ知悉しておる?」
俺「???」
老「わからぬであろう……では、わしは? このBL老師はどれだけ『暴力』を知っているといえるかな?」
老「わしもまた無知だ……ただ、わしは無知であることを知っているぶん、無知であることについて無知なお主より宇宙の位階は上じゃがな。では、この世に『暴力』についてよく知っている、精通しているといえる人間がどれだけおる?」
俺「格闘家とか?」
老「スポーツの本質は暴力にない。でなければ、どうしてルールや儀礼など必要になろうか」
老「百年戦争、薔薇戦争、オーストリア継承戦争、ナポレオン戦争、第一次世界大戦、第二次世界大戦、ベトナム戦争……兵や将が完全に『暴力』のなんたるかを把握しているならば、この誤算だらけの戦争史はいかにして説明しよう?」
俺「うーん、でも他にはなー」
老「そうじゃ、おらんのじゃ」
俺「いない?」
老「『暴力』についての完全知を有するものなどおらぬ。いわば、人類みな半可通で日々暴力を運用しておる」
老「男も女もリア充も腐女子もブクマカもおぬしもわしもみな等しくBLを知らぬ……そのことを理解してくれればよい」
俺「なるほど!わかりました老師!これからも俺なりのBLを発掘して、視野狭窄に陥ってる腐女子たちへ新たな角度からのアプローチを提案してみます!」
老「ほっほっほ、そのいきじゃ!!」
数日後、老師の弟子である増田氏の遺体が産業会館近辺の雑木林のなかから発見された。
つか、フォークランド紛争はサッチャーが起こしたものだし、マリア・テレジアとか自分の女王の地位を守るためにオーストリア継承戦争を引き起こしたし……