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2021-01-20

不妊治療終わったら、私は鶯谷園に行く

そろそろ終わろうとしている。

足掛け4年、治療期間でいうと3年間。掛けた金額年収2年分。

不妊治療だ。

肝心の原因は省くが、私たち夫婦はクリニックに行ったら「自然妊娠は限りなく難しく、さまざまなレベル治療のうち、一番最後の一手『顕微授精』しか取れる手はありません」と言われた。

「顕微授精」とは、卵子を体内から取り出して、精子を1匹、針で注入して受精させる方法だ。まさしく試験管ベイビー。手術も伴い、1回1回の治療が高額なのが特徴だ。

医師説明素人計算によると、自然妊娠可能性は・・・

0.00002%~0.00007%くらいだ。

数学が苦手な私でもわかる。

これは天文学的数字だ。

ハッキリ言って、その事実だけで十分に打ちひしがれる。

私たちも打ちひしがれた。

でも、打ちひしがれてばかりでも年を取るばかり。今が、人生のうちで一番若い

私たちも、そして私たち卵子精子も、どんどん年を取る。治療に取り掛かるなら早い方がいいのだ。

いくつかの不妊専門クリニックを訪ね、とあるクリニックで早速、顕微授精のための治療を始めた。

流れは主に以下。

月経が来たら、受診治療計画を立てる。この時、ホルモン補充のための服薬や注射スケジュールも組む。女性ホルモンあの手この手ガンガン入れて、本来1か月に1個しか取れない卵子大量生産する。

②クリニックの方針によって、その都度予約しての院内注射自己注射を選ぶ。(高くても自己注の方が、圧倒的な気楽さが私はあった)

③再び指定の日に受診し、卵子を包む袋が増えているか、大きさなども測り、採卵手術の日を決める。予定通りの大きさ等になってない場合は、ここで何回か受診をして様子観察を繰り返す。(これが仕事のある身には辛い。そんなカンタンに予定を開けることなどできないのだ。)

④採卵手術の日が決まったら、指定時間病院に行き、手術を待つ。麻酔は使うクリニックと使わないクリニックがある。使い方さまざま。針を打つ箇所にに限定的に使うところもあるし、希望により静脈麻酔を使うところもある。

(手術自体10分程度だから、あまり強い麻酔を使って麻酔が覚めるまで院内で休憩しても、お互いあまりいいことがないのだ。)

毎回50万近く払って、私が得たもの

それは、ホルモン補充によるひどい副作用

孫悟空の頭のわっかを締め付けられるようなひどい頭痛吐き気。脂汗。気持ち悪さ。

布団から起き上がれない。仕事に支障が出る。

ただでさえ、当時はフルタイム勤務と土日の家業の手伝いで疲れがたまっていた。

そこに、追い打ちをかけて不妊治療

夫も夫で、こんなに副作用がひどいとは露ほどにも思わず、「土日は休ませてくれ」とお願いする私をずいぶん怠け者扱いした。

今は時が進み、治療期間の私を放っておいた方がいいと理解している。

また、ホルモン補充の注射自己注射に切り替わったので、夫が見てる前で注射儀式

注射の針を見せては、「これをお前にぶっ刺す!そしたら、具合悪くなって私みたいに布団から離れられなくなるんだからな!笑」と脅している。

ちょっとかわいそうだけど、仕方がない。

採卵手術は採卵手術で、手術中の気絶を経験

採卵手術では、ながーい針をあそこにぶっ刺して、子宮から卵巣まで貫通させる。で、針をぐりぐり動かして、卵子を吸い取る。人によって痛みの差があるらしいが、私は最初の手術で意識を失った。

採卵後には。ホルモン補充により卵巣が膨れ上がり、1週間絶対安静。1日3回ウエストを測り、腹水がたまらいか確認する。尿の出が悪くなったり腹囲が大きくなったら、即連絡。

注意書きが山ほど書かれた紙を持たされて、疲労困憊で帰宅する。

この症状は「OHSS(卵巣過剰刺激症候群)」といい、ホルモン補充療法の一番の副作用だ。

悪化すると、血液が濃くなり電解質の異常が起こったり血栓症を引き起こすこともある。

何十万もお金払って、そんなことになるなんて・・・

私は安静だけで、事なきを得たが、本当に色んな事が辛すぎる。

以上の症状は毎回ではなかったが、私を打ちひしがせるのに十分だった。

もはやフルタイム仕事を続けるのが無理だと思われた。

実際、無理だった。たびたび仕事に穴をあけ、仲間のフォローを受けながらも、フラフラだった。

でも、不思議なことに治療の回によっては、全然大丈夫なこともある。

から、元気な時は体調もいつもどおり。

「次もこのくらい大丈夫だといいな」と思うし、でもひどい時は目が当てられないくらい体調が悪くなるので、自分でも自分の体調が読めない。

すべての治療を事細かに周囲に説明するのも気が引けた。

説明すればするほど、自分の状況が克明になるし、人に言われるまでもなく「この治療を続けても、授かれるのか?」という難問にぶちあたる。

この問題真剣に向き合う気にはなれなかった。今もなれない。

距離に住む義両親に打ち明けたのは、今からほんの数か月前だ。毎週のように会っているけど、絶対言いたくなかった。

ガッカリさせるのも嫌だし、気を使われるのも嫌だ、不妊の原因を話すのも嫌だ、今月は治療だというのも嫌だ、詳しい治療の結果を話すのも嫌だ、全部が嫌だった。

それでも、打ち明けたのは「もう治療を終わらせよう」と思ったからだ。

0%と0.00002%~0.00007%の間には、毎回体調を奪われるような副作用と数十万円のお支払いが待っている。

考えれば考えるほどバカのようだし、実際バカにならないと、こんなこと続けられない。

そして、バカなりに色々考えながら、3年間治療に取り組んできた。

ドクター相談しながら、治療の順番を変えたり、今できる最善を尽くしてきた。

0%と0.00002%~0.00007%の間には特に何もないようにも思われたし、

今吸っている空気から二酸化炭素だけを素手で取り出すのと同じくらい、困難があるようにも思われた。

そして、今この文章を書いている。

この3年間、不妊治療について何か書こうなんて夢にも思わなかった。

でも、「書こう」と思ったのは「治療を一旦卒業する」ことを決めて、振り返ってみると、

「あぁ、なんだ。私ってすごい頑張ってきたなぁ」と思えたからだ。

私はこの3年間ものすごい困難と向き合い、あるのかないのか分からない0%と0.00002%~0.00007%の間を、行ったり来たりしながら、歩いてきた。

治療の結果は最初から最後まで奮わなかった。

私たちは、治療の度に1つか2つの受精卵を冷凍しながら、ここまで来た。

液体窒素冷凍された卵たちに、特に何の思い入れもないが、得られた結果といえば、

このいくつかの受精卵。

これを身体に戻せば妊娠できるのか?

ハッキリ言って「神様すら知らない」領域だ。

何回か体内に移植はしているが、結果がいつだって(ー)だ。

そして、妊娠したとして、それは継続するのか?

私の親族には、「妊娠悪阻」で長期入院歴を持つ者と、「子宮妊娠」を繰り返した者がいる。

私もそうなるかもしれないし、ならないかもしれない。でも、なんだか確率は高そうだ。

こういう分かりきった結果をや推論、不安を重ねながらも、1回1回の治療を着実に積み上げてきた。

そんな中で、言った本人は心配しているつもり。だけど、心をえぐられるような言葉にも出会った。

「顕微授精は止めた方がいいよ。身体ボロボロになるよ。」

ありがとう、うっせー死ね。もう既にホルモン補充で独特の太り方をしているよ。

妊娠したくて治療を頑張っているかも知れないけど、産んでからの方が大変だからね。」

ありがとう、うっせー死ねあんたんとこも不妊治療たからって、土足で踏み込んでくるな、ばーか

気持ちだけ受け取って、言葉ゴミ箱に捨てる。

しろ宇宙に放り投げる。二度と地球に帰ってこないように、大気圏燃え尽きて死ね

こういう黒い気持ちになることもある。

いつも気持ちベクトル自分になってしまう。

一人で打ちひしがれて、誰にも当たれない。相手も悪気0%だ。

無茶を承知治療継続しているから、涙が出てくることもある。

それが辛い3年間でもあった。

そろそろ最後の採卵手術を迎える。

このあと移植が控えているけれど、特に期待はしていない。

この3年間で得たもの

それは、副作用、期待薄な結果、それでも向き合い続けながら、生活構成する全てに中途半端になりながら生きてきた証。

こんなことを言うのは大げさだけど、今までやりたいことは努力ほとんど叶えてきた。

行きたかった高校大学海外留学、取りたかった資格、それを活かした仕事に就いてきたこと。

でも、この不妊治療ばっかりは、体調・仕事・休養・家業金銭などなど生活の根幹をなすことがら全てが思うようには進まず、身体メンタルボロボロになった。

倒せないものがあること。

努力が何の成果にも結びつかないこと。

それでも、それに向かって進んでいくこと。

そういう今までにない道のりを味あわせてもらった。

別にありがとうを言うつもりは毛頭ないが、この3年間はそれを味わい尽くした期間だった。

また今日も、ホルモン注射を打つ。

私は、注射より焼肉に行きたい。

同じホルモンなら、注射より食べる方が断然いい。

カルビハラミホルモンシマ・・・思い浮かべるだけで美味しそうだ。

さあ!全部終わったら、5年ぶりに鶯谷園行くぞ。

(断っておくが、鶯谷には鶯谷園だけのためにしか行ったことがない。)

そう決意すると、

あぁ、よだれが出てくる。

2021-01-17

新たにコロナ民間病院で受け入れるという事

民間病院コロナ患者受け入れ率が低い状態医療崩壊などというのはけしからん、といった風潮を感じるようになった。

実際民間病院コロナ受け入れ率は2割程度で、8割近くベッドがあいてるじゃん、そこに入院させなさいよ、という事であるが、これがどれだけ荒唐無稽説明してみたい。

コロナ治療自体はこういった病院でも概ねできるだろう。ecmoみたいな特殊技術じゃなければ、最近若い医者はみんな人工呼吸器の使い方くらい知っているし、そもそもコロナ特効薬はないので、薬の使い方も決め打ちで頭を使わなくても済む。じゃあ何故受け入れないかといえば、戸田中央総合病院の例を見れば明らかで、感染対策が難しいのだ。万全の対策には相当頭を使うし、ルールが決まっても皆が守らない事には意味がない。職員全員の練度が求められるのだ。そんなクオリティ担保できる病院がどれだけあるかといえば、今コロナを受け入れている病院以外は軒並み非適当だろう。

あなた飲食業だとしよう。高級店で働いていれば問題ない。市井大衆店で、そこの席空いてるなら、じゃあ料理は高級店が指導するから、客に高級店と同じような満足度を与えろと急に言われるようなもんだ。

あなた運送業だとしよう。普段家庭向けの配送をしているところに、トラックが空いているなら、指導するから高級絵画美術館間で配送しろと言われるようなものだ。

国内ルート取引がメインの商社マンに、指導するから中国ルート新規開拓しろ、というのだ。

もちろん出来るところは出来るのだ。しかし、できなかった時、つまり院内クラスターが発生した時、こんな病院で働いてられるかとスタッフ一定数離職するだろうし、あそこの病院やらかした所だから、といった噂はしばらく病院経営に陰を落とすだろう。ただでさえ病院が潰れてもおかしくない時代に、あえてそんなリスクに手を出す民間病院が2割もいる事に驚きつつも、受け入れている病院への畏敬の念に堪えない。

コロナを受け入れていない8割の病院も、コロナ以外の病気治療するために、コロナ受け入れ病院から流れてくる患者普段業務に加えて受け入れているのだから、人的にも物資的にも余裕があるわけでもない。どこぞの教授が言っているようにインセンティブさえあれば受け入れるというものでもない気がするのだが。

現状コロナによって確実に医療崩壊に向かっていて、これはどこかをチョチョイといじればなんとかなるというものではない。唯一確実な方法は、新規感染者を減らし、感染収束を待つしかないのだ。

2021-01-14

コロナ対応病院・非コロナ病棟看護師愚痴

私は首都圏三次救急病院に勤務する若手看護師です。私の所属は、ICUでも救急でもコロナ専用病棟でもなく、内科外科が混在する一般病棟ニュースTwitterを見ているとコロナ対応医師看護師ばかりに焦点が当てられるので、コロナ対応病院・非コロナ病棟看護師の私もちょっと愚痴を吐き出したくて筆を執ってみました。


まず、知っての通り新型コロナウイルス感染症というのは肺炎を来たし息苦しさや咳・痰など呼吸器症状が現れる場合が多く、そのため呼吸器内科医師治療に当たることが多いですよね。ということは、院内コロナ病棟を作るとなった時に、呼吸器疾患への対応に慣れている看護師のいる呼吸器病棟が選ばれるケースが多いのではないかと思います(※調べたわけじゃないので間違っていたらごめんなさい)。

少なくとも私の病院に関しては、呼吸器病棟の数十床全てをコロナ用の病床として確保し、かつ重症コロナ患者用にICU救急病棟の数床を使用しています

じゃあ元々呼吸器病棟にいた患者やそこで受け入れるはずの呼吸器疾患の患者はどこに行ったのか?当然他の病棟に回されるわけですよね。呼吸器疾患の患者というのは多いんです。日本の死亡原因のうち第一位悪性新生物、中でも肺癌で亡くなる人が男女ともに最も多い。その他にも様々な原因による肺炎COPD喘息、、、など多くの疾患があります

見慣れないそれらの呼吸器疾患の患者も、元々の専門である診療科患者を看ながら看ていくわけです。

人工呼吸器、あれはICUでのみ使われていると思われがちですが、一般病棟使用されることだって少なくないんですよ。流石に一般イメージするような口から挿管して….というのはないですが、神経の病気や癌などにより呼吸補助が必要になって喉を切開し呼吸器を装着する人もいますし、挿管や気管切開せずにマスクを装着して補助換気を行うタイプのもの、、、など人工呼吸器もいくつか種類があります。また、人工呼吸器ではありませんが、鼻から1分間に数十リットルという大量の酸素を流すというようなデバイスもあります。そういった手厚い看護必要でかつ急変リスクの高い患者を、管理に不慣れな看護師が(もちろん勉強しますが)、臨床工学技士も医師もいないマンパワーもない一般病棟で、看るんですよ。これって想像しただけでやばくないですか。

マンパワーに関してですが、看護師人員配置基準というのがありまして、当院の一般病棟では患者:看護師=7人:1人、救急病棟は4:1、ICUは2:1という人員配置をして診療報酬を得ているんですね。ちなみに夜勤12:1です(一般病棟)。

例えば担当患者7人のうち人工呼吸器装着中の患者が1人いたとして、この患者はこまめな観察や痰の吸引、食事・排泄の介助、体位の調整、清潔援助、点滴、検査の介助など、手厚い看護必要になりますよね。他の6人はどうでしょうか。1人は認知症があり点滴などを自分で抜いてしまったりフラフラ歩いて転んでしまう、排泄に失敗して便や尿まみれになる人、1人は自身で動くこともご飯を食べることもできないため、抱えながら車椅子に乗せてトイレに連れて行ったりご飯一口ずつ口元に持っていって食べさせる必要がある人、1人は全身麻酔で手術を受けるため術前の準備や術後の管理必要な人、1人は糖尿病腎臓病の教育を受けている人で疾患の理解や様々な生活上の制限について毎日時間をかけて説明必要かつ入院中も飲食物などの制限があるが守ることができず病状が悪化する人、1人は癌の終末期で、医療麻薬を持続投与しながら苦しみを抑えているが、つらさや身の置き所のなさによりナースコールを連打しては何とも言えない訴えを繰り返す人、1人は自宅で倒れて動けなくなっているところを発見され緊急入院してきた患者で多分コロナではないだろうけど完全に否定もできない人。

こんな毎日ですよ。夜勤では1人の看護師10人以上の患者を看るわけです。疲弊しないわけなくないですか。コロナがなくても大変でしたが、コロナがあることで不慣れな疾患の管理業務が増え、防護服や衛生材料使用制限され、ボーナスカットされる。

これまでだって定時に帰れることはなかったし、マンパワーに見合ってない量の仕事はやらされてたけど。でも忙しさには波があって、休日年末年始比較的落ち着いて仕事ができることもあった。けどコロナ対応を始めてから毎日がこんな感じ。こんなんじゃ患者を守ることなんてできないよ。何かあったときにすぐに対応できないよ。私が対応できない間に受け持ち患者状態が悪くなってるんじゃないか、痰を詰まらせて苦しんでるじゃないかってヒヤヒヤしながら毎日働いてる。他疾患で入院していた患者PCR検査陽性になることもあるし、もし自分感染して大切な人や職場の人にうつしたら?つらすぎて今すぐ看護師を辞めたい。生活していかなきゃいけないからまだ頑張るけど。



実は「医療に協力したら何が返ってくるの?」という記事を読みました。そしたら今まで溜め込んでたつらい気持ちが溢れて悔しくて涙が出てきちゃったので、ここに思いを綴ってちょっと楽になりたかったのです。

コロナ病棟の悲痛な現状とかを知りたかった人は期待外れでごめんなさい。特にオチメッセージもないしがない3年目看護師愚痴でした。

大好きなバンドライブに行きたかったし実家に帰って愛犬やおじいちゃんおばあちゃん会いたかったな〜。

早くコロナ収束して看護師給料が爆上がりし会いたい人に会えるようになりますように〜。

2020-12-28

anond:20201228020913

KKOってそうなる理由があってKKOから

コミュニケーション力、知力(特に認知能力)あるいは体力不足

この辺のどれかが足りない奴は医療職向いてないので、看護なんて務まらんとはおもうが、チェルノブイリ作業員よろしくコロナ作業員として使い捨てるには良いかもしれない

コロナかかったら院内の閉鎖空間にポイーする感じで

2020-12-27

看護師がなぜ辞めるのか、どうすれば医療崩壊を防げるのか解説しま

病棟看護主任をやってます

コロナ患者の受け入れ病棟ではない)

看護師が辞める理由解説します。

1.辞めてもすぐに再就職できる

私の勤務する病棟では、20代看護師が2分の1近くを占めてます。なぜなら20代のうちに退職するからです。新卒で入職した看護師は半数が5年以内に辞めます

私は32歳ですが病棟に同期で入った6人のうち残ってるのは私を入れて2人(もう一人は育休中)です。

しろ入職した時から「3年働けば辞めよう」くらいの感じて入職してます

病棟経験を積んだ看護師は引く手あまたで、楽な療養型病棟や、日勤のみのクリニック・福祉施設介護施設・通所サービス訪問サービスなど働くところがいくらでもあります

2.院内感染を起こしてはいけないストレス

コロナ患者を受け入れていない病棟でもストレスが倍増しています。なぜなら、自分感染したら院内クラスターが発生し、持病を抱えてる入院患者は死亡してしまうからです。

また、対応する患者は常に「コロナ感染しているかもしれない人」なので、入院患者発熱やかぜ症状などがあればかなり神経質になります患者家族感染してる可能性もあります

実際に外来に来た患者コロナだったり、隣の病棟で手術のために入院した患者ものちにコロナが発覚しました。

病院系列訪問看護事業所もこのストレスはで離職者が相次いでいます

3.休日に外出できない

基本的看護師は病院から不要不急の外出禁止が出されています感染したら大変なことになるからです。

私の病棟では、県外に出かけるときは報告するようにしています。会食も禁止です。もちろん法律的強制ではありませんが、みんな院内感染を防ぐために従ってくれてます

勤務前には症状がないか体調チェックリストに記入をしてもらい、体温測定をしています

私は勤務日以外は家から一歩も出ません。ネットスーパーかウーバーイーツで食料を届けてもらい、必要ものAmazonで購入します。毎日体温を図るし、人と会う人はどこで誰と会ったのか全部記録してます

コロナ患者を受け入れていない病棟でもこれだけ大変なのだから、受け入れ病院は相当です。しか家族のいる看護師は自宅での感染を防ぐために必死です。

まり週2日休みがあってもどこにもいけないのでは、週7日拘束されてるのと同じです。

橋下徹さんや三浦瑠麗さんなどが「受け入れを拒否してる病院開業医もある」などとバッシングしていますが、そもそもすべての医療機関コロナ患者を受け入れたらそのほかの患者の受け入れができなくなります

大阪コロナ重症センターのように、コロナ患者のみを受け入れる箱を作り、そこに集約することが一番効果的です。そしてそこで働く看護師にインセンティブを払うこと。

またコロナ患者の診察を行う開業医にもインセンティブをしっかり出すことが大事です。

2020-11-25

anond:20201125162850

かかりつけ医PCR検査のある病院でな

病院の前まで来たら電話しろと言われ

病院に入る前から一般患者とは違うルート

院内に案内されてそのまま隔離されて診察されたぞ

当たり前だがみんな全身防護服を着ていて

えらいことになっちまった・・・と思ってたら陽性だった

2020-11-03

心象風景

今日の帰り道、長い塀とその中にある高い木々に囲まれ屋敷を見かけました。随分昔からあるような雰囲気でした。大きな門のところにはぴかぴかの監視カメラがあって、そこだけちぐはぐな感じがしました。

私は散歩が好きで、気がつくと三時間くらい歩いていたりします。この街はくまなく歩き回ったと思っていたのですが、まだ知らない場所があったみたいです。こういうことがあると、物語の中に入ったようで少し楽しい気分になります。ここはそんなに大きな街ではないので、もう何ヶ月かしたらきっと、本当に行ったことがない場所などなくなってしまうでしょう。そう思うと少し残念でした。その時が訪れたら、人に迷惑にならない程度に少しばかり酒に酔って散歩するのも良いなと思いました。そうして、意識がはっきりしていない状態で歩き回ると、「猫町」に出てくるような遊びができるかもしれないと考えました。

小説といえば、昔に村上春樹小説を夢中になって読んでいたことがありました。近頃はあまり読まなくなってしまったのだけど、日常から日常へとシームレスに暗転していく感じが好きで、今でも地下鉄に乗っている時や、古いホテルの長い廊下を歩いている時などに小説の情景を思い出します。

どうして村上春樹のことが頭に浮かんだかというと、今横を歩いているこの立派な屋敷は「1Q84」に出てくる篤志家の老婦人が住む家の描写に似ていたからだと思います塀の中にはほうれん草が好きなドーベルマンや、隙なく鍛え上げられた肉体を持つガードマンタマル氏がいそうでした。思わず空を見上げましたが、月は一つしかありませんでした。

小説の内容は断片的にしか思い出せませんでした。ただ、タマル氏が語った木彫りのネズミを作る少年の話ははっきりと記憶しています。その少年タマル氏が育った児童養護施設にいて、ネズミを彫ることの他に何もしませんでした。少年ネズミを彫る情景は、何故かわからないが心に残っていて、それは自分にとって大切なもののように思える、というようなことをタマル氏は言っていました。それが彼の心象風景なのだと。

1Q84を初めて読んだときのことはよく覚えていますお金がなかったので本は買えず、図書館はずっと予約待ちでいつ読めるかわからず、でもどうしても読みたかったので、きっと責められるのでしょうが、隣町の図書館に行った帰りに本屋立ち読みをして少しずつ読み進めたものでした。

その当時の私は、失意のどん底にいました。大学受験に2回も失敗したのです。高校卒業して就職し、少し経って色々なことが見えてきて、大学に行きたくなって、仕事をしながら受験勉強しました。そして失敗しました。頑張って溜めたお金もどんどんなくなって、やっぱり自分馬鹿なんだ、甘かった、叶わない夢を見ていたのだと思い知らされて、本当に惨めでした。それでも諦められなくて、図書館自習室に通って勉強を続けていました。

そんな折にウッカリ病気になり、入院して手術を受けなくてはならなくなりました。高額医療なんとかという制度でかなりの額が戻ってきたのですが、それでもやはりお金は減るし、大部屋だったので周りの病人なんやかんや干渉されるし、古い病院なので暑くて臭いし、とにかく最悪でした。

私の心象風景は、そんな時期に起こったある一日の出来事です。

その日も最悪な気分でした。手術で受けた傷が痛みました。術後から数日間しか経っておらず、しばらくは風呂に入れないでいたので、自分臭いのがわかって辛かったものです。

気分転換でもと思って院内散歩しているうちに、見知らぬ病棟に入り込んでしまったようでした。エレベーターで一番上まで上がると、屋上に続くドアを見つけました。

屋上には誰もいませんでした。洗濯されたシーツがはためく耳障りな音と、やかましい蝉の声だけが聴こえました。季節は夏で、真っ青な空と真っ白な雲のコントラストが憎たらしいと思いました。しかしながら病院屋上というのはなかなか絵になるもので、まるで自分小説の中に入り込んだような心持ちがして少し気が晴れました。ですが、そんな雰囲気で柵に凭れたら、熱された金属が肌を焼いて飛び上がり、格好が付きませんでした。ため息をついてふと見下ろすと、ある病棟の窓から内部が見えて、目をこらすと病室から廊下に棺が運び出されているのが目に飛び込んできました。

私はますます憂鬱になりました。それで、とぼとぼと病室に戻ると、点滴を引きずりながら歩いたせいで血が逆流してしまったらしく、看護師さんに怒られました。

落ち込みながら、歩き回って汗をかいたので着替えて、脱いだTシャツを流しで洗濯していると、明らかに大掛かりな手術をしたと思われる包帯ぐるぐる巻きの人がやって来ました。その人は壺のようなものを重たそうに持ってよろよろと歩いていて、とても怪しい人物のように見えました。それを流し台に置いて居なくなったかと思うと、しばらくして綺麗な花束を持って戻ってきました。壺ではなく花瓶だったのかと私は思いました。

その人にとって、かがみこんで花を花瓶に入れることも、蛇口をひねることも、そしてその後に運ぶことも難しい状態に思えました。普段は、困っている人に親切な行為をするのに随分勇気が要るのですが、その時は反射的に声をかけることができました。

病室のテーブルに花瓶を置くと、その人は小さな板(何回でも書いて消すことができる子供用のお絵かきボードがありますが、それに似ているものです)のようなものを取り出し「ありがとう、とても助かりました」と書きました。そして、手術をしてもう喋ることができないのだと続けました。私はその時初めて、その人が今まで一言も発していなかったことに気が付きました。

私は何故かその瞬間、自分を恥じました。しかし、そう思ったこ自体もその人に失礼で、恥ずかしく思いました。

視線を落とすと美しい紫色の花が目に飛び込んできて、見たことがない花でした。とても綺麗な花ですねと私は言いました。

その人は花の名前を教えてくれました。名前は聞いたことがありましたが、こういう見た目の花ということは知りませんでした。

そう言うと、好きな花なんです。母が持ってきてくれた。と答えました。

それからもう10年が経ちました。あの夏を過ごした翌年に、私は何とか滑り止めの大学合格しました。その後、機会にめぐまれて、大学院にまで進学することもできました。いわゆるロンダリングです。恥を忍んで正直に言うと、大学に入るまで大学院を存在することを知らなかったので、それを初めて知った時はなんだか謎めいた機関のように思えました。周りに院を出ている人などいなかったし、そもそも大学を出ている人も多くはありませんでした。今では、本の奥付に書かれた著者のプロフィールにX大学大学院X課程修了などと書いているのが目に入るようになりました。昔から色々な本をたくさん読んでいたはずなのに、きっと見えていなかったのでしょう。

20代前半で初めて東京に出てきて、育った環境の違いに打ちのめされたものでした。中高一貫学校出身の人々に囲まれて、私が初めからこういう場所で育ったならどうなっていたかなと考えましたし、今でも考えます奨学金の残りの返済額に憂鬱になることもしょっちゅうで、そういう心配がない人はいいなと思います。進学してから変な経歴を笑われたこともありましたし、ロンダだと陰口を言われたこともあって、そうした時は悲しくなりました。

でも、いつからか、自分自分人生をある程度コントロールできているのだという充足感があって、これは昔にはなかったものでした。ただ、これは、大学受験を乗り越えて「分断」を渡った(かもしれない)ことだけが原因ではないように思えます

何かがあって落ち込んだり、何かなくてもふと悲しくなったとき、あるいはただ呆けているだけのときに、あの夏の病院出会った包帯の人との出来事が、鮮やかな紫色の美しい花のイメージとともに浮かび上がることがあります普段は忘れていて、そのとき見たもの匂いや状況などがトリガーになって出てくるのでしょう。この情景はとても印象的ではあるのですが、別に感動的ではないし、大きく感情を動かされることもなく、さして貴重な体験だったという訳でもないように思えます

ただ、思い出したとき何となく心が凪いで、これは私だけが持っているものだと言う気持ちになります。多分ですが、自分にとって大事ものであるような気がするのです。そう思うと、タマル氏が言っていたことが理解できるような気がしました。

「俺が言いたいことのひとつは、今でもよくそつのことを思い出すってことだよ」とタマルは言った。「もう一度会いたいとかそういうんじゃない。べつに会いたくなんかないさ。今さら会っても話すことなんてないしな。ただね、そいつが脇目わきめもふらずネズミを木の塊の中から『取り出している』光景は、俺の頭の中にまだとても鮮やかに残っていて、それは俺にとっての大事風景ひとつになっている。それは俺に何かを教えてくれる。あるいは何かを教えようとしてくれる。人が生きていくためにはそういうもの必要なんだ。言葉ではうまく説明はつかないが意味を持つ風景俺たちはその何かにうまく説明をつけるために生きているという節がある。俺はそう考える」

2020-08-22

男でひげとVIO脱毛した話

タイトルの通り

VIOとは鼠径部から陰部、肛門部にかけての部位を指す

まりパイパンになるということである

女性では昨今珍しくないようだが、男性ではまだまだ一般的とまでは言えない気がするので知見を共有したい

きっか

もともと薄っすらとは興味があったが、最大の理由は、なんでも拾って口に入れる1歳の娘が、居間フローリング陰毛を咥えてくるようになったこと。

食べてはいけないものとは分かっていても、居間で小さなゴミを見つけると、必ず口に咥えて見せにくる。

それを親が慌てて口から取り出そうとするのが面白いらしい。おかげで頻繁に掃除機をかけるようになった。

しか陰毛というやつはいつでもどこでも現れる。根絶することができない。

そんなんでリアルVIO脱毛を考えはじめた。

あとはヒゲ剃りも面倒に感じていた。

そんなに濃い方ではないが、夜勤明けにジョリジョリしたアゴになるのが地味に不快だった。

脱毛にかかる期間

完全に脱毛するにはレーザー脱毛施術を6回~10回ほど受けなければいけない。

というのも、毛はおおよそ1年のサイクルで生え変わっており、成長中の毛でないとレーザーを当てても意味がない。

そのため2ヶ月おきに何回もレーザー照射してようやく根絶できる

説明を受けたクリニックでは基本1クール目は6回施術がセットになっている

その後ツルツルを目指す場合は更に2クール目6回を追加で、ほどほどでいい場合は3回、あるいはそこで打ち止めとするらしい。

なお、ヒゲ場合は生え変わりサイクルが早いため、1ヶ月おきに照射してもよいが、2ヶ月おきでも何ら問題はないとのこと。

料金

東京男性向けに医療脱毛しているクリニックは大手で3つほど。そう大差なさそうだったので、純粋に料金で選んだ。

ヒゲ(6回)3万、VIO(6回)7万ほど。他の大手の約半額程度。こまかなアフターサービスで差はあるようだったが、結構値段差は大きい。

事前の剃毛

事前に自分剃毛する必要があるのだが、これがなかなか厄介

自分のケツ毛を鏡なしで見たことがある人はどれほどいるだろうか?

当然見えないのである

施術を受ける前の剃毛原則自分でやらなくてはならない

ここで間違ってもカミソリを使ってはならない

良くてカミソリ負け、悪ければ流血沙汰だ

おすすめはボディートリマー

これなしで陰部の剃毛をするのは自殺行為と言っていい

当日の流れ

電話で予約。まず初回はカウンセリングの予約になる。同日に脱毛希望する場合受けられるようだったので希望した。

まずはカウンセラー(というより単なる美容スタッフだろう)からレーザー脱毛説明を受ける。30分ほど。

その後医師の診察。一瞬で終わる。

再度カウンセラーが現れて契約、料金の説明トータルで1時間ほど。

そしてそのまま処置室に移動し、看護師によるレーザー脱毛処置を受ける。

カウンセリング処置含めてトータルで2時間ほどだった。2回目以降は施術だけなので、1時間もかからないだろう。

追加料金

概ねテキパキと進むが、カウンセラーから一通りの説明を受けたあとに取り出されたのがクリニック謹製の保湿ローション、保湿クリーム。そしてVIO専用クリーム。各7000円ほど。

保湿やら創傷治癒因子やら(レーザーは一応熱傷ではある)メラニン生成抑制やらそれっぽい単語が並んでいる。

あの、これ必要ですか?と聞くとカウンセラーは満面の笑みでぜひこれを使って戴くとその後の治りもよくきれいになります!とお答えになる。

いや必要ものなら施術代金に含めるべきじゃないのか…

はたしてこんな怪しげなものにどこまでエビデンスがあるのか。

その後の医師診察時にこっそり必要性を聞いたら、少し苦笑いしつつ言葉を濁される。

少なくとも医学的に明確な差が出るわけではないだろう。

そもそもそれを使わないと術後の肌トラブルが多発するんだとしたら、全員に使わせないとリスク管理としても割に合わない。

その後にカウンセラーが持ってきた見積書にはしっかりとオプションのローション類計2万円が計上されていたので、丁重に辞退させていただいた。

施術の実際

何種類か機器があるらしいが、アレキサンドライトを用いる一般的な機種だった。もう少し痛みが抑えられる機器も世の中にはあるようだ。

痛みには個人差が結構大きいらしい。「輪ゴムで弾かれる感じ」と説明された。

個人的な感想としては「かなりキツイが耐えられないわけではない、ただし手は脂汗でじっとりするし涙目になる」といったもの

一回一回はまあいいのだが、照射範囲は狭いので、例えばヒゲなら、10回~20回を5、6列受けることになる。

まりそれだけの回数輪ゴムで弾かれる。

割と真面目に涙目になるし、照射のたびに体がのけぞってしまうが、外聞を気にするだけの余裕はなかった…

なお、顔面VIOだと、顔面の方がレーザーの出力を高く設定する分、痛いらしい。

VIOそもそも日焼けに弱く熱傷になりやすいため、最低限のレーザーしか当てられないのだ。

かに考えてみると、常に日光さらされる顔面に比べ、陰部が常に衣服に守られており日の目を浴びることはない

VIO特殊性

施術前は恥ずかしいかと思っていたが、実際に始まると緊張と痛みで全くそんな余裕はなかった

…のだが、だんだんと痛みにも慣れてくる

睾丸の皮を引っ張ってパツンパツンにしてからレーザー漏れなく照射していくので、入念にそのあたりを触られる。

ふと我に返るとあらわな格好でこんな場所を丹念に触られている、と思うとだんだん変な気分になってくる。

事前の説明書にはしっかりと「勃起時には施術が行なえませんので、時間内に続く場合施術が行なえません。その場合料金は返金いたしません」と書かれている

最初はどんな変態がいるんだ、と思ったが、ちょっとその事態になるのもわからなくもない、と思ってしまった…

なお、院内掲示にはもちろん「セクハラ等の言動が続く場合入店禁止等の厳重な対応します」と書かれている

施術してくれる看護師さんに感謝と敬意を忘れないようにしよう


施術

施術後数日は日焼け厳禁である。要するに熱傷なので、しっかり保湿して保護する必要がある

翌日はシャワーのみ

自分場合ひげは問題なかったが、Vラインが毛嚢炎になってかなり痒くなった

感想

・思ったよりは痛かったけど耐えられないことはない

・保湿ローション以外は変な勧誘もなかった

・事前の剃毛が一番大変だったかもしれない

・早く6回受けてツルツルにしたい

2020-08-19

クラスターが発生した病院で働いているんだが…

SNSには書くな、と上層部が言っているので、増田に書いてみる。書きなぐり。

1〜2ヶ月前から入院してる患者最初感染者。高齢認知症と基礎疾患があって、かなりスタッフの介助が必要ポータブルトイレへの移乗も手伝いがないといけない状態

当然、かかわったスタッフも多く、陽性者がどんどんでる。

スタッフが陽性になると、別の部屋の患者からも陽性者がでる。

気がついたら5人越えててクラスター判定(保健所は5人以上をクラスターとして扱う)。

最初患者さんの家族は陰性。最初感染者と思っていたけど、その前に退院した別の患者さんが退院後に発症してコロナ陽性だったのが後で判明したので、そこが発端かもしれないけど、入院中は無症状だったし、入院していた患者さんで最初の人とは接触がなかった。

結局の所、どこから持ち込まれたのかわからなかった。無症状のスタッフからかもしれないし、患者さんからスタッフスタッフから患者さんかもしれない。

スタッフは当然休む(入院してたかどうかは知らない)ので院内はいないし、入院患者さんで陽性の人達は、コロナ対応病院に転院していく。結果、院内に陽性者は0。新規発症がでるかどうかわからないので、病院営業はほぼ停止。新患外来中止、再来は電話で再診できる人達電話再診(新型コロナウイルス対応で、今だけ電話で処方ができる)。新規入院受け入れ停止。リハビリ停止(リハビリスタッフが伝播するリスクが高いから)。

新規感染者がでなくなり、10〜14日経過して、やっと保健所の指示で通常営業が再開できた。

かなりの赤字になると思われ、病院ぶれるかもしらんね。

保健所がしてくれるPCR以外にも病院負担PCRせざるを得ず、こちらは病院負担で、かなりの負担

やってみた感じかなりの無理ゲーなので、通常の予防してても多分どうしようもなくて(常時フル装備は現実的には無理)、医療機関クラスターが発生した場合は、他のクラスターと同じには考えないで欲しい。

クラスターが発生するかどうかは正直、運だと思う。たすけて

2020-08-15

何が正しくて何が許されているのかわからなくなってきた

大阪の大きめの病院で働く医療従事者です。

体調不良はもちろん即報告、そしてすぐ院内でできるPCR検査を受けさせられる体制ができています

職員には「食事会の自粛」「流行地への渡航自粛」が求められている状態

実際にどの程度守られているのかはわかりません。

幸い徒歩圏にスーパードラッグストアがあるから日常の買い物はできます

配達員の苦労を考えて云々」というネット上の意見を読んで以来、ネット通販を使うのも気が引けてしまっています

感染者が落ち着いていた6月美容院に行ったけれど、その後は怖くて行けていません。

恋人とは7月初め頃に会ったきり、ずっと電話のみ。

「そういうお仕事からね、寂しいけどね」と言ってくれるのはありがたいことです。

公共交通機関を使わず、できるだけ家で仕事をして本人なりに気をつかっているようだけど

万が一どちらかが感染しているときに会って…と思うと会うのはためらってしま状態です。

どれだけ「今」相手の体調が万全でも、明日には発熱しているかもしれなくて、そうすると「今日会った私」は

濃厚接触者になってしまうのがとっても怖いです。逆もまたしかりです。

同居している家族接触するのは仕方ない

職場の人たち←接触するのは仕方ない

スーパードラッグストア店員さん←接触するのは仕方ない

けれどこの3つから外れた人と会うのはどこまで許されているのだろう。

私が誰かに会ってそこで感染して、職場から「同居家族以外との接触禁止」なんて通達が出たらどうしたらいいんだろう。

(実際に世の中にそういう病院はあるらしい)

自分感染して身体的に受けるダメージよりも、世間の目や職場からの締め付けが怖くて仕方がない。

このご時世に仕事があって、定額のお給料が振り込まれるだけとても私は幸せ境遇です。

しかし数ヶ月はもっても、これが年単位で続くのかと思うと気が狂いそうになります

ぼんやりとした不安、恐怖がずっと渦巻いているからか、早朝覚醒と喉のつかえ感がとれなくなりました。

医療従事者として節度ある行動」は、一体どのようなものですか?

何が正しい行動で、どういったことなら許されているのですか?

(追記)

職場と家の往復は徒歩です。もう1ヶ月以上公共交通機関は使っていません。

酷暑の中、1時間以上かけて電車で通ってくる人たちよりはるかに恵まれています

また、防護服を着て実際に治療にあたっている方々、家にも帰らず自主的ホテル住まいをしている方々

からすれば、なんて小さい、しょうもない悩みなんだろうと自分の弱さが辛いです

2020-08-10

新型コロナウイルス感染症について

今までコロナウイルスについて考えをまとめるために記す。匿名ダイアリーを用いるのは、所属する組織に何らかの影響を与えることを懸念して(別に過激思想ではないと思うけれども)。

中堅小児科医。専門医取得済み。いわゆる第一波の時は院内に小児患者はいなかった。東京でも都立総合に3,4人程度、いずれも家庭内感染だったそうだ。成人の救急先生重症患者にECMOを回し忙しそうにしているのを横目に眺め、ガラガラ外来病棟で暇を持て余していた。全国のPICUネットワークでも、重症患者はおらず、基礎疾患のある児が関西地方入院しているのみと聞いた。山梨大学乳児CPAの例ではコロナウイルスPCR検査が陽性とのことだったが、続報がなく、個人的には偽陽性であったのではないかと考えている。事前確率が低ければ、検査陽性でも陽性適中率が低くなるからだ。

第二波では、小児の患者も何人か。いずれも症状はほとんどなく、あっても鼻汁程度。成人のCOVIDでは鼻汁やくしゃみは少ないという話ではあったが。家族が陽性→保健所から要請PCR検査を行い、二類感染症として入院という流れ。入院中もほとんど診察はせず、full PPEの看護師さんがバイタルをチェックし、両親に様子を伺い、退院していく。医者がやることは電子カルテ上のオーダーくらい。ホテルもすでに準備され、軽症者は順次ホテルに移っていくだろう。

第一波の時は未知のウイルスであり、 影響が測りきれない部分もあった。緊急事態宣言は、小児医療に関わるものとしては、適切なタイミング・適切な程度で出されたのではないかと考えている。

今回、患者数が再び増え、医療経済とのバランスの中で、どのように今後の方針を決めていくかについて、様々な意見があると感じている。小児科医として、何点か述べたい。

・成人を守るために、子供権利侵害していないか

緊急事態宣言後、公園遊具ロープで縛られ、動物園水族館テーマパークなども軒並み休業した。学校休校となり、大学などは現在でもオンライン授業が続いていると聞く。甲子園も開催されなくなった。スポーツ大会などでは、開催されないことで将来が大きく変化する児童も多くいることだろう。子供の1年、若者の1年の重みは、成人の1年とは異なる。小児がコロナウイルス感染に対して、vulnerableと考えるのであれば、学校休校スポーツ大会の休止は子供を守るためにやむを得ないが、重症化のリスクが低いと見積もれるのであれば、果たして必要措置なのだろうか。重症リスクが高い層を守るのが目的であれば、外出自粛すべきなのは子供大学生ではなく、高齢者になるのではないか。そういった意味では、「旅行は良いが、里帰りは控える」といった経済担当相の発言は、色々叩かれているが、一つの真理を含有している気がする。なお、自粛により家庭に閉じ込められた小児に対して、家庭内暴力や望まない妊娠が増えていることは世界的な事実であることを付け加えておく。

・適切な免疫を獲得する機会を奪っていないのか

静岡厚生病院小児科田中医師がidatenメーリングリストで述べていたことの受け売りではあるが。小児は感染を繰り返しながら、免疫を獲得していく。手足口病や伝染性単核症などは、両親や同世代の間で不顕感染や軽症状を経て、獲得免疫形成される。vaccine preventableでないこれらの疾患は成人発症場合重症化する可能性が高い。「新しい生活様式」を真面目に守れば守るほど、将来プール熱りんご病で思いも寄らない合併症に苦しむ患者を産む結果につながらないのだろうか。

感染症、特にウイルス感染症は「100%絶対にかからないこと」を目標としてはならない。インフルエンザワクチン効果についても然り。接種することで、重篤合併症が防げれば、それは見えづらいが大きな成果である感染 = 悪というデジタル二元論ではなく、ウイルスがそこにある状態で、どうやって生活していくのかを考える必要がある。

新型コロナウイルス感染症については、そもそも感染しても、あるいはワクチンができてそれを接種したとしても、終生免疫が獲得されるのかどうか、という問題もあるが。

議論が恐怖でなく、根拠に基づいて行われているのか

昨年、RSウイルスが大流行した。小児で心肺停止に至る症例もあった。集約施設では毎日のようにハイフローネーザルカニューレが必要症例入院してきたし、気管挿管例も多くいた。

また、インフルエンザによる脳症で、後遺症を残す例も毎年いる。米国では毎年それこそ数万人といった単位インフルエンザによる死亡が見られる。ウイルス感染症は一定確率重篤後遺症を残しうるし、成人でも命を失う方はたくさんいる。このことは、自分の知りうる限り大きくは報道されていないし、「乳児へのRSウイルス感染を防ぐためにマスクの着用を」「インフルエンザ流行しているから外出を控え自粛しましょう」という議論にはならなかった。

RSウイルス感染症は、現時点で有効ワクチン存在せず(パリビズマブはワクチンではなく、適応はいくつか条件がある)、治療薬も存在しない。乳児では重症化のリスクも高いにも関わらず、成人では重症化しないという点で、放置された訳だ。

インフルエンザ治療薬もあり、新型コロナウイルスとは違う」という発言も頻繁に目にするが、オセルタミビルですらWHO必須薬ではない。本邦での使用が大半だと考えられるラニナミビルについては、欧米での治験が中止されるくらい、有効性についてのエビデンスは乏しい。ノイラミニダーゼ阻害薬について、エビデンスがあるのは、一部の薬において、発熱期間を有意に短縮するという点のみだ。

ワクチン接種云々によらず、ウイルス感染症で重症化した患者に対して、できることはとても少ない。抗ウイルス薬を投与した場合でも、重症肺炎脳炎髄膜炎などは、急激に回復が望めるわけではない。それこそ今新型コロナウイルス感染症に対して現在行われているように、ステロイド免疫グロブリン投与など、感染に対して過剰に活発化した免疫を抑えるよりほかない。

恐怖を煽りRSウイルスインフルエンザ対応しろと言っているのではない。新型コロナウイルスはただの風邪とも言わない。新型コロナウイルスについて、「何もわからない」状態から少しずつ情報が集まりデータに基づいた議論可能になりつつある。軽症や無症状も多く含まれ感染者数を毎日発表しつづけることは、果たして有意義なことなのか、発表が徒に恐怖を煽っているだけではないのか、現時点でも封じ込みを目的としてPCR検査を行い、二類感染症として隔離入院を続けるべきなのか。立ち止まって考える時期ではないか

子供権利の話ともつながるが、新型コロナウイルスに関して、「自分死ぬかもしれない中高齢者」の恐怖が、議論を歪め、RSウイルスインフルエンザ感染症などその他ウイルス感染症への対応と比べた時、歪な方針となっていないか

PCR検査について

一般臨床医にとって、ウイルス検査とはあくまで実臨床上補助となるものしかない。発熱咽頭痛、眼球結膜充血を主訴に来院し、周囲で咽頭結膜熱の流行があり、飲水ができず入院必要そう。その場合あくまで診断の裏付けとしてアデノウイルス迅速検査を提出する。出さなくても方針には変わりない。インフルエンザ迅速検査しろ、迅速が陰性であっても病歴から事前確率が十分に高いと判断できれば、ノイラミニダーゼ阻害薬の使用考慮する(必ず投与するわけではない)。医者インフルエンザと診断し、病名をつければ、その患者インフルエンザなのだ

PCR検査陽性の場合、ただ一つ正しい言明とは、「咽頭ウイルス存在する」ことのみだ。インフルエンザ迅速検査陽性で、発熱があっても、咽頭発赤がまったくなく、結果として尿路感染症であった小児などいくらでもいる。主訴がまずあり、病歴・身体所見に矛盾しない。そのうえで検査が陽性である場合治療が正しいものである可能性が高くなる。

検査結果が出るのに月単位時間がかかる感染症もある。例えば猫ひっかき病の原因であるBartonella henselaeは国外しか検査を行えず、結果が帰ってくるまでに患者の症状が消失していることも多い。それでも、臨床的に病名をつけて、治療を行うしかない場面も多々ある。逆に、検査結果がすぐ出て、感染証明されても、何も行わない場面もある。アデノウイルス感染症もそうだが、対症療法しかない感染症もいくらでもある。症状の強弱はあれど、世の中治せる病気ばかりではない。自然に治っていくものの方が多い。

無症状の接触者に対しても積極的PCR検査を行い、診断・隔離を行うという政策(これはもはや医療ではなく、「政策」であろう)は、臨床医として、完全に間違っていると考えている。一部の県では軽症者が増えすぎ、ベッド数が逼迫しており、無症状のものには検査を行わないことにしたそうだ。今後、広がっていくことだろう。

報道のあり方

ティッシュペーパーの買い占め、マスク転売赤の他人自粛強要する一般市民。これらの事象において、報道の影響は看過できない不安や恐怖を煽り、一体何がしたいのだろうか。最低だと思っていた機関の、より最低な姿を見せつけられ、もはや残念とすら思えない。


コロナウイルスの完全な消失、あるいは治療薬・ワクチンの完成を望んでいるとしたら、おそらくそれを実現するのには途方も無い時間を要するだろう。経済活動、あるいはこどもの権利(もちろん病気で亡くならない権利も含めて)を守るためには、ウイルス根絶を目指すのではなく、我々自身の考え方を変えるよりほかない。

2020-07-25

https://anond.hatelabo.jp/20200725133254

重病の患者安楽死を勧める死の商人が増える、だよ

商人って誰だよ。四要件を満たす、かつ、院内倫理委員会を持つような、医療機関限定するように合法化すればいいじゃねえか。

安楽死してもいい、から、「安楽死するべきだ」までの距離はお前らが考えてるよりも短い

治療方針とか生きる方法とかを「自らが選ぶ」権利を与えることが目的から、「安楽死するべきだ」なんて言説は全くもって方向違いでしかない。短いとか言ってる奴らはなんなの?

反対するべきは「安楽死するべきだ」というものであって、「安楽死する権利を与える」ことじゃねえ。

「クソみたいなやつらが現れるから権利与えられねえ」とか何様なんだ。

透析必要患者に対して医療費無駄だって言ってる奴らはどこのどいつらだ?

どうして、賛成派も反対派もどいつもこいつも、医療費の話と混ぜるんだ。

これは個人選択権利問題であって、医療費削減の話じゃねえだろ。

国民成熟しきってない上に、国民感情で判決出す裁判所であるこの国で、権利など認めてはならない。

裁判所が何に関係あんの? 医療費削減を名目とした安楽死裁判所国民感情をもとに認めるの?

裁判所じゃなくて立法府がそれを許さな法律にするべきであって、そう監視するのが国民役割なんじゃねえの?

そもそも医者が人工呼吸器を外すと自殺幇助の罪として「起訴されない」のは、「国民感情」じゃねえのか?

現状歪んてるのを放置して、直視せず、明文化した権利を認めないっていうのは意味がわからなさすぎる。

成熟していないやつらに権利を与えてはいけない」っていうやつが一番成熟してねえと思うわ。

2020-07-23

anond:20200723211317

なぜ赤字問題(なぜボーナス問題)についてのまとめ

売り上げに直接つながらないコスト

 ・消毒、ガウン手袋など保険償還されないPPEが桁違いに大量に必要

 ・陰圧室整備、非感染者と感染者を分ける動線整備など施設改修の必要

 ・院内密よけによる稼働率低下

売り上げ減少

 ・患者サイドのコロナ忌避による受診

 ・コロナ専用にできない設備稼働率低下(ICU、手術室、検査機器の消毒など)

 ・不要不急とみなされた収益部門の非稼働(人間ドックリハビリテーション・往診など)

 ・院内感染による部分閉鎖

2020-07-22

今日の夢

病院で毒性の高い血液検査している検査職員たちがいて、そのうち一人が検査ミスって自分の体に浴びて気が狂って死んでしま

検査職員たちはパニックになりそれぞれ血液を浴びたまま病院内を散り散りになり、院内からゾンビが大量に発生する、という夢

・・・夜中に目が覚めたときはもうちょっと色々ディテールを覚えてたんだけどだいぶ忘れてしまったな

映画見てるような夢で自分自身はどの登場人物でもなかった

2020-07-20

医療従事者としてお願いです

とある田舎内科診療所で受付をしている者です。

コロナウイルス関連で思うところがあるのでこちらに書かせてください。


まず、うちは小さな診療所なので入院する為のベッドはなく、人手も常に”ギリギリ足りている”状態です。

医師高齢なのもあり、コロナウイルス患者さんを受け入れる体勢はありませんし検査こちらでは出来ません。


ですので怪しい症状のかたがいらしたり電話が来ても「保健所(もしくは県の相談窓口)に相談してください」と案内しています相談窓口の判断検査対象外とされたかたに対してはうちより設備の整った病院を案内するか、先生相談の上こちらで診るか、となります


勿論換気・消毒・極力接触をさける等の対策はしています

以下、実際にあったことですが一部フェイクを入れています


【ケース1】

”消化器系の症状”とのことで来院された高齢女性。そのまま診察室へ入れたところ「熱がある」「保健所に連絡したらここを勧められた」と発言

ここまで一言も熱があることも保健所に連絡していたことも仰ってませんでした。


【ケース2】

何の連絡もなく”咳・喉の痛み”で来院された若い男性保健所へ、と案内し病院を出た後来院されませんでした。



今はどこの病院もやっていることだとは思いますが、当院でも一番外側の扉に”発熱や咳・息苦しさ等の症状のあるかたは必ず事前にお電話をお願いします”という貼り紙を出しています

その中で2のような連絡なく来院されるかたは2,3日に1人はおり、その上入り口に設置した消毒液もなさらいかたも稀にいらっしゃいます


疑わしい症状のある患者さんが帰ったあとは座っていた場所、触ったと思われる箇所、スリッパ、窓口等すべて消毒していますが行動のすべてを見ていられるわけではないですし、院内すべてを消毒することも難しい状態です。


マスクは常に着用していますフェイシールドや防護服等は疑いのある患者さんがいらした時以外は基本的につけていません。いきなり来られてしまうと準備も出来ないですし、1のようなケースですと大変困ってしまます




お願い

大前提として、疑われる症状があるかたは先に電話をしてください。相談窓口に連絡済みのかたも電話で事前に仰ってください。

そして病院入り口に貼られている掲示物は必ず目を通してください。

手指消毒液がどこにあるのかを把握し消毒をするプロになってください。



ちょっと気になっていること。

先生へ失礼だと思っているのか、こちらがやりやすいよう配慮してくださっているのか…わかりませんが診察室に入るとマスクを外すかたがいらっしゃいます

「外してください」と言われない限り外さずそのままで大丈夫です。医師はそんなことで失礼だなんて思いません。



最後

「かかったらその時はその時」と仰るかた。

あなた感染してすごく苦しい思いをしてそれで死んでもいいともしかしたら思っているかもしれませんが、あなた感染することであなたが触った場所、通ったところ、誰かと会話した時周りにいた人があなたを介して感染した時、そのうち誰かが亡くなった時、同じことをそのかたたちに言えますか?


2020-05-01

今月中旬医療関係仕事辞めます

院内感染対策備品が足りない、支援殆どない、周囲から差別的発言や働きにくさに自殺しそうになったので辞めます

どうやっても無理なことを要求され、手当ても殆ど変わらない

事業主に訴えても、組合相談しても進展なく疲弊しました

せっかく勉強して取った国家資格だけど、別の業種につくきっかけができました。

在宅でできる仕事をいま勉強しててそっちの方が楽しくて生きていける最低限の在り方がわかりました

まれて初めて、物理的に安全仕事に巡りあった気がします。

今まで、朝起きるたびに発症してないかと朝が恐くてたまりませんでした

感染して死ぬかもしれない極度のストレス毎日不眠でした。

自律神経やられてしまいました。

こんな戦争みたいな状況に最前線で戦うのに装備なしで挑めませんでした

戦争がない状況にあってこそ平和や安寧が尊いものとされると嫌と言うほど分かりました

2020-04-25

ナースってなんであん癇癪持ち多いの?

マッチングアプリで10人くらいナースにあったけど、なんか急に怒り出して持論振り回す人が多い。

へーそうなんだーと思って調べてみたら、その持論もちょっとしかったり。

病院に務めてることにプライド持ってるナースも多いし。

最近パルスオキシメーターの件でも、ツイッター検索してみたら「素人が使うもんじゃない!!」って激怒してるナースっぽいツイートがちらほら。(まぁこれに関してはナースかはわからんが)

ま、院内ナース同士のトラブルも多いらしいし余裕ないんだろうな。

いつもありがとうございナース

2020-04-24

追記】母がコロナから逃避しはじめた

県内はじめての感染者。おお、こわいね

市内はじめての感染者。わあ、すぐそこ。

市内で院内クラスター

最寄り駅圏内ではじめての感染者。

最寄り駅圏内院内クラスター

徐々に近づいてくる。

そしてついに、徒歩3分、もう窓から見える距離で陽性者が出てしまった。近所のスーパー店員だった。

都内で勤務する増田は、既に月頭に職場で陽性者が出ており、陽性者まで徒歩3分どころではない距離感を既に味わっている。(※無事に2週間以上経ちました)

その時ビビりきったので、スーパーで陽性者が出たときももう「はは、ウケる」としか言いようがなかった。

もうどこにでもいるのだ。隣に座った人が、 前に並んだ人が、陽性者かもしれない。自分も無症状かも。それがもう普通だと思ってこの一ヶ月生きてきたのだ。

だが、田舎人間は違う。これで「やっと気付いた」のだ。家族はみな震えきって心底怯えていた。

弟はインスタで情報共有し小中の同級生と一緒にわめき散らし、いつもはTHE亭主関白な父がもう泣きそうな顔でビビっていた。

お前らついこの前まで「ちょっと不要不急の外出行ってくるわw」とか言ってたくせに。自粛感を醸し出すと神経質みたいな扱いだったくせに。

と思うだけに若干ざまあ感はあったが、緊迫した雰囲気に緊張も少なからずある。

弟と父もビビっていたが、恐らく最もなそれは母だった。

母はスーパーから陽性者が発覚するつい前日にもそこで買い物したばかりだ。未だに営業している整体院で働く母は、既に在宅勤務に切り替わった都内勤務増田よりも、現在家族一の危険人物である

しかし母は恐怖の結果、対策ではなく「逃避」に走ってしまった。

コロナ対策家族ルールを決めようという家族会議中に、猫動画に夢中になり一人で「ああー!wwwうふふふかわいいwww」と声をあげて喜びだす。

「今あんたが一番危険に晒されてて心配なんだよ、真面目に話そうよ」と諭すと「うるさい!心配かいわないで!コロナの話はネガティブからしないで!」と大声を出し、また猫動画へ戻っていった。

元々スピ系や自然派に捕まりやすタイプではあるのだが、こういう時もやはりこうかと落胆せざるを得ない。

コロナが近付いてきているのが怖いので、コロナという存在を忘れようとしている。平気で口を押さえずくしゃみをする無神経さはあるのにそういう所は無駄に徹底している。

たとえ主観から消し去ってもコロナはなくならないのだ。あるいはネガティブ思想を取り除けばコロナにかからないと本気で思っている。そんなことも分からないのだ。

父的には、いくら自分が徹底していようが母が持ち込んだら終わりなので必死になるが届かない。

自分は母のことを、母として一定程度愛すが、仮にこのまま母がコロナにかかって死んでも「自業自得」「頭が悪い奴が順当に淘汰された」「父は60を越えてるのに軽率なことしやがって」と罵ってしまう気がするのが恐ろしい。

逃避する人間を、どう向き合わせたらいい?

(追記)

あ、なんか伸びてる。色々な意見ありがとう

Q:手洗いとかちゃんとやってるならいいのでは?

A:

本文中にも

平気で口を押さえずくしゃみをする無神経さ

と書いているんだけど、母はこの時世に関わらず人の顔に向けて平気でくしゃみします。特にそれを父は酷く嫌がっています

それを指摘すると「コロナとか言わないで!!ネガティブ!!」ってなっちゃうんです。

店頭にあるアルコールも「嫌な世の中ね~」とか言って、やりません。

手洗いはまあ……監視してる訳じゃないので分からないけどやってると信じたいですね。

単に無神経なだけで逃避ではないのでは(ブコメより)

そうかも……。

Q:仕事休めないの?

A:

お客さんがやっぱ来ないみたいで、もう休業になるとのことです。

ただそれに対しても母は「休業になるんだって。こんなネガティブ世界、嫌ね~。仕事いきたいのに~。」って感じです。

母は仕事に行ってる事に対し、そこまでストレスではない事が推測できます

2020-04-21

怖いんだわ

はてなユーザー層の割に病院の常駐業者、常駐SEの話をほとんど見ないんだけどいないってわけないよな

俺なんかもそう。地方の大病院にいる。

他業種のサポートは続々とリモートになる中、くだらないことですぐ現場出動させるし、病院事務方なんて自分たちがノーガードだからって

業者なんか特にノーガード、ゴミ扱い。手を洗いマスクしてください。それだけ。

感染対策はしてるといいながらも、外来患者は熱あるなら各診療科の受付の人に言ってくれと入り口シャットアウトすらないし、

(よくある総合受付ではなく、病院の中にはいって、内科なら内科の受付で!)

受け付けのパート職員は衝立もビニールシートもなく唾を飛ばすジジババと向き合ってる

警備員事務、下手すると職員まで非正規ばかり。掃除コンビニ助手、ロジ、洗濯みんな給料安いだろ

看護師先生だって下っ端は激安

威張り腐る感染対策だか医療安全だかの奴らは、ポーズばかりで実行策が手落ちで、

診療してる奴らにはなんらかの指導があるのかもしれないが、院内距離は適切に保たれているためしがない

そっとーもんの近距離。みんなくっつきあって診察まってる。

事務の部屋も普段通り。普段から対策してるという理論なんだろうが、それにしては席近すぎないか

MR自粛して減ってるけどいないわけじゃないし、患者は減ってるけど、減ってるっても半分もいないわけじゃない。

ホールでの飲食、ご丁寧にテーブルまであってたくさんの人が会話しながらのコーヒーを楽しんでいる

国の指針なんてあるんだろうか?それより日常を壊す方が怖いんだろうなあ

2020-04-20

病院の細かいところが電子化されてないの個人情報保護だとか言ってたけど

コロナ院内観戦が次々に起こっているのを見ると嘘だと思うわ

感染症指定病院感染症病棟で働く看護師です

 居住地は伏せます感染者数が3桁に達するレベル感染が拡大している県です。大学病院ではありませんが、県内屈指の症例数を誇る3次救急指定総合病院です。私の勤める病棟一般内科、呼吸器内科が主ですが一類感染症にも対応できる陰圧室を有する感染病棟でもあります現在新型コロナウイルス感染症(COVID-19)専用病棟として運用されており、入院しているのは陽性が確定した患者と、感染が疑われる患者です。病床数は40床程度ですがそのほとんどが埋まっています。はじめは陽性の患者は陰圧のかかる個室で管理していたのですが、すぐに個室は埋まり現在は大部屋で管理しています一般病床ですので陰圧はかかりません。病院構造病棟のものを閉鎖空間にすることもできず、病棟入り口ポールを立て出入りを制限しているのみです。すぐ隣の病棟には癌で化学療法を受けている免疫の低下した患者大勢入院しています院内感染が起こると危険な状況です。

 PPE(個人防護用具)の不足についてはメディア報道されているとおり危機的な在庫状況です。陽性患者が療養されている空間レッドゾーン)に入る際には、私たちマスクガウン手袋キャップフェイスシールドを装着します。このうちマスク一般的なサージカルマスクではなく、今や皆さんご存知のN95という空気感染にも対応できる特殊マスク使用します。通常であればこれは患者毎に使い捨てものですが、1日に1個まで使用制限されています新型コロナウイルスが発生する以前は、N95使用する機会はほとんど無く、たまに入院してくる結核患者対応使用する程度で院内在庫豊富にあったのですが、あっという間に品薄になってしまいました。ガウンフェイスシールドに至っては在庫が底をついてしまったので、自家製のもの使用していますゴミ袋で作ったガウンクリアファイルを切り抜いたフェイスシールドで、看護助手さんが毎日せっせと作ってくれています。PPEも満足に揃わない状況で患者対応をするのは不安でありますが、あるもので何とかしなければならないと割り切って仕事をしています院内感染全国的に多発しており問題となっていますが、私の病院でもいつ職員から感染者が出てもおかしくない状況と言えます。余談ですが看護助手さんの存在なくして、私たち看護師は満足に働くことはできません。もちろん陽性患者に直接接することはありませんが、彼らも立派な医療従事者です。危険手当も感染した場合補償もないにもかかわらず、文句一つ言わず働いてくれています。ちなみに私たち看護師はありがたいことに1日あたり300円の危険手当がついています

 入院している患者の大多数は軽症患者です。味覚・嗅覚障害のみで発熱もなく元気な方もいますし、呼吸器症状のある方でも酸素投与までは必要としない方が大半です。入院治療必要としない軽症患者ホテルなどの宿泊施設移送するといプロジェクトが本県でも始まってはいますが、手続き上の細々としたことで難航しており、あまり上手くいっていない印象です。

 当然ですが重症化する方もそれなりにいて、数名の方は病棟で人工呼吸器につながれています。今のところ人工呼吸器が足りないという話は聞きませんが、今後の状況次第では不足する可能性は十分にありそうです。人呼吸器につないでも呼吸状態改善されない場合は、亡くなった志村けんさんも使用していたと言われるECMO(体外式膜型人工肺)を回したりします。ECMOは一般病棟では到底管理できないのでその時点でICU集中治療室)に移します。ICUで勤務する同僚に聞いたところでは、残念ながらECMOまで稼働させて持ち直した症例は少ないとのことです。脳出血などの重篤合併症引き起こして亡くなるケースも少なくない印象です。

 また、新型コロナウイルス感染症では腎機能障害を併発する方が多く、腎機能低下が著しい場合CHDF(持続緩徐式血液濾過透析)といって特殊ポンプを用いて24時間血液浄化する場合がありますが、この回路が血液凝固でよく詰まります。そのため24時間MEさん(臨床工学技士)が常駐しており、回路が詰まるたびに対応してもらっています。人工呼吸器、ECMO、CHDFなどの医療機器の稼働率が高くなっている状況において、MEさんの疲労は半端なくピークに達しつつあるのが表情から察することができます人員が少ない分看護師以上に過酷労働環境でしょう。

 看護師は誰でもそうだと思いますが、看護学生時代から幾度となく、看護はベッドサイドからと教えられます。私も患者の側にいてこそ看護師であると日々思いながら仕事をしてきましたが、今はいかにベッドサイドに行かずに済ますか考えなければなりません。軽症な方の食事は部屋の前に配膳しておき自分で取りに来てもらいます。検温もナースステーションから電話で声掛けし、自分で測ってもらいます隔離されている患者不安ストレスは相当なものだと思います特に高齢患者場合隔離による悪影響は計り知れません。ベッド上で過ごす時間が1日のほとんどを占めるようになると、あっという間に歩けなくなり認知機能も落ちてしまますせん妄と言って見当識障害引き起こしたり、不穏になる方も出てきます。できることなら側で話を聞いてあげたいし、世間話でもして気を紛らわしてあげたいのですが、患者との接触は最小限にするようにICT感染対策チーム)に強く言われています看護師の一人でも感染するとかなりの数のスタッフ出勤停止となり、医療崩壊を招きかねませんので当然ではありますが、今まで自分看護と考えていたことと間逆な対応余儀なくされていることへのジレンマは常に感じています

 私も何例か立ち会いましたが、この感染症の患者最期はとても悲惨です。家族に看取られることもなく、防護服をつけた医療従事者に囲まれながら一人で死んでいかなければなりません。通常ですと医師により死亡確認がされたあと、看護師によりエンゼルケアといって清拭をしたり軽く化粧をしたりするのですが、本線感染症の場合エンゼルケア感染リスクを高めるため避けるべしという病院方針により、亡くなったそのままの状態で納体袋に収めることになっています。納体袋は2重になっており内側はビニールシートのような材質で中が透けてみえるようになっています。遺族は患者が亡くなったあと窓越しではありますが、ビニールで密閉された患者に対面することが許されています。変わり果てた患者の姿に絶句し、無念さに涙する家族の顔が焼き付いて離れません。つかの間の再会のあと、分厚いブルーシートのような素材の外袋で密閉し火葬場に直行荼毘に付されます。とても非情残酷ではあります遺体から感染懸念されることから、仕方のないことだと自分を納得させています

 スタッフの中には自身感染するという不安や恐怖のため、メンタル的にやられている方もいます。小さなお子さんがいる方は特に神経質になっているようです。そのような方は他の病棟に異動させるなど配慮をしてほしいものですが、スタッフの数が不足している状況でなかなか声を上げにくい環境ではあります医療差別については個人的には経験がありませんが(両親には実家に帰ってくるなと言われてはいますが)、差別的な言動対応を受けたスタッフも実際にいるようです。そのようなことがあると仕事に対するモチベーションが下がりますが、ほとんどの医療スタッフ普段どおり淡々仕事をしています仕事ストレスに対する耐性が高い人が多いこともありますが、このような感染症の流行に備えて日頃から訓練を積んでいますし、覚悟もできています医療現場が忙しいのはコロナ以前からですし、このような状況だからこそ冗談を言い合いながら笑って仕事をして、むしろ病棟の結束力は以前より増しているように思います。これに関しては人間関係に恵まれ職場で働けていることに感謝しています

 新型コロナウイルス流行がいつ終息するか、それは誰にもわかりません。メディアではコメンテイター医学博士といった肩書の方が様々な持論を述べていますが、第一線で患者治療にあたる医師たちはわからないという事実に対してとても誠実です。すくなくとも年単位覚悟しなければならないだろうというのが現場共通認識です。国民の大多数が感染集団免疫を獲得するかワクチンが開発されるまでこのウイルスが影を潜めることはおそらくないのでしょう。ワクチンについては、すでに感染している患者治験薬を投与するのとは違い、健康な人に接種するのですから段階的なフェーズを踏んで安全性有効性を確認しなければなりません。開発にはそれなりの時間がかかることが予想されます自粛生活がいつまで続くのか、先行きの見えない不安ストレスを抱えながら生活するのは気が滅入りますが、いつか終息すると信じて耐えるしかないのでしょう。

2020-04-18

anond:20200417210511

嘘松、と言われてる皆様

これは本当です。

私も異なる大学病院スタッフ首都圏)ですが

全く同じ状況です。

病院から守られている、なんていう感じは一度も受けたことがありません。

本部人間は早々にリモートワークに切り替わりましたが

病院人間は上からの何のコメントもなく平常運転させられています

上の人間が何を考えているか知りませんが

だいたいが大部屋に集まって仕事をしているため

ひとりでも感染者がでたら全滅と思います

そうなってはじめて慌てふためくのだろう、と思いますが。

当院でも全く同じことがいきなり始まりました。

事務外来患者の体調確認に駆り出されています

マスクは1週間に1枚です。

マスクをしているので、濃厚接触には当たらないといいますが本当でしょうか?

これで仮に事務感染しても誰も責任は取らないだろうな、と思います

有給で休ませて終わり。

死んだら少しばかりのお見舞いがつくのでしょうか?

こんなことをさせる一方で、体調不良者(発熱、咳嗽)はすぐに自宅待機でとなります

一体何をやらせたいのか謎です。

もちろん

病院機能を持続させることに意味を感じて

毎朝出勤しています

病院職員は皆、疲れています

まともな取引先はどんどん在宅で、業務効率は落ちる一方です。

仮にこの難局を大した怪我なく乗り越えられたとして、

称賛されるのは医者看護師、そして技師

労いも金一封も事務にはやってこないでしょう。

疲弊してしまます

また、院内の清掃業者医療事務の方のことも書きます

清掃業者の方は本当に高齢の方が多いです。

生活がかかっているのでしょう。

から休めもせず、おそらくとても安い賃金で、こんなリスクの高いところに出てこざるを得ないのでしょう。

医療事務の方についてもそうです。

病院機能の持続に不可欠ですが、給与はいかばかりでしょうか。

そんなことを考えていると、気が滅入ってきます

感謝と敬意、拍手だけならばいりません。

それだけでは闘えないからです。

それだけで頑張れ、と言われても余計に疲れます

予算、物品、人員保障をください。

在宅の皆さんと同じ人間ですし(医療関係者からコロナにかかりづらいなんてことは当たり前ですがありません)、家族もいて、守るべきものもあります

家族がいなくても、単身者だって、やっぱり皆さんと同じように自分の命が大切です。

自分の命と、いれば自分の大切な人の命が何より大切です。

今の病院は、さながら昔の日本軍のようです。

必死突撃です。精神論です。

嘘だと思う方、ぜひ近くの大学病院を見に来てください。

検温されます。体調はいかがですか?と丁重に尋ねられます

そしてそう問いかける相手は、自分が誰にも守られていないと感じて震えている元の増田さんや私のような人間なのです。

2020-04-17

病院事務だけど肉の壁させられてる

うちはそこそこでかい病院。1000床ほど。コロナ患者も受け入れている。

僕は、そこでレセプト計算などの事務をやっている。そう、ただの事務職だ。

うちの病院外来で、患者に対して発熱がないか等の問診を始めるときいたときも、それを事務がやると聞いた時も納得していた。

ドクターナースコメディカルの皆さんに無事でいてもらわないといけない。

納得していたけれど、まさか1週間使い古したマスクだけで、身一つで放り出されると思ってなかった。

ちゃんと防護服貸してくれたり、せめて衝立くらいあると思ってた。

いざ現場に立ってみると、患者ふつうに対面して「渡航歴は?」とか答えさせた上に熱も図らされて、いやこれうつるだろ、濃厚接触だろ、と戦々恐々としている。

しかもこれのせいで混んで人だかりができてる。なんだこれ。なんでこんなん許されてるの?

うちの病院研究もしてるし、テレビ解説とかしてる医者もいるくらいにはでかい病院なんだが、そしてそれを誇らしくおもっていたのだが、これでいいって判断なの?

事務局長は「医療職はもっとキツい」という。わかる、わかるよ。もしこれで我々事務が肉の壁となり、医療職を守れるならまだ涙を飲もう。僕の命が軽視されているショックにも目をつぶろう。

でもこれ院内に知らずに持ち込んで院内感染いっぱつアウトじゃないの!?!? ふつうドクター業務的な話したりするけど大丈夫なの!?!?

って訴えようものなら「また、たか事務文句言ってる」って白い目で見られる空気しかない。

医クラの方、おたく病院どうですか?これあってるの!?!?ほんとに!?!?!?

ブコメ返信

id:joruri こういうのを取材して報じて欲しい

→本当にお願いしたい。もう外から圧力しか変わらない。

id:surunpashi 医療機関の名前も出して書いた方が良いと思ったけど、そうすると色々問題あるんだろうな。

→書きたくてたまらないけどまだ我慢する。変わらなければ名前を書く。大学病院です。

id:dAbruzzo もちろん屋外でやってるんだよな?そうでないとしたらもう医療崩壊なんて時間問題じゃん.

→当たり前に屋内です。意味わからんよな。クラスター源になってもせめて責めないでほしいよ。

id:dc42jk マジで?うちの病院玄関看護師クラススクリーニングして、引っかかったら別室で診察になる。大病院なら必ず感染制御室があるはずだけど、感染制御室はそのことちゃんと把握してんのかな。

→うらやましすぎるわ。うちもあるよ感染制御会議室を一室かりきって毎日会議だけどなにしてんだろうな。

id:zataku 病院内は医療職以外の人の方がノーガード戦法させられる。事務方に限らず。結論、逃げて。

→逃げ出したい。同僚は鬱になりかけて本気で退職を考えてる。当たり前だ。

id:ljjhg 全く同じ状況。事務は死んでもいいのか。本当に苦しい。医療を支える一員だと思ったらただの肉の壁だった。

→怒りのあまり涙が出る。人命軽視もいい加減にしろ

id:kuriimusooda 同じく病院事務経営系)。事務は真っ先にマスクと消毒液を取り上げられたままなんだけど、医療事務増田と似たようなことしてるっぽい。妊娠中なのでこっちまで話が来る前に申し訳ないけど辞めました

→me too!!事務からマスクと消毒液を取り上げるスピードやばかったな。まあ納得したけどさ。だってドクターナースでさえマスク一週間で3枚だもん。そりゃあ事務にはまわしてらんないよな。だからって肉の壁やらされるのは納得いかない。妊娠中なら辞めて大正解だと思う。

id:bounoplagia 肉の壁ですらないじゃん

→それが悲しいよ。せめて役に立ってるなら納得するのに。

id:pmonty 私大っぽいね

→いっそ特定してほしい…。私大じゃない…。

id:Gondwana 報道関係者の目に届くよう支援ブクマするくらいしかできない。申し訳ない…

ありがとう。正直すごく助かる。その心がうれしいし。

2020-04-13

anond:20200413234855

逆にだけど大嘘ついて院内全員感染してて阿鼻叫喚とかトリアージが始まってるとか死体を隠して庭に埋めてるとか無茶苦茶言ったったらどうなるんだろうな

バカ週刊誌が大スクープとして取り上げたら愉快だな

勤めている病院コロナやばい

新型コロナウイルス感染症日本を席巻しています

わたし地方都市の300床以上ある病院に勤めているのですが、もうやばいです。コロナのものではなく経営層の危機感のなさが・・・

マスクアルコールが尽きつつあって調達のめどもたっていない。マスクがないとやっていけないので、医師私費で買って調達している。温度計も足りなくなって私費で買ってる様子・・・医師が朝からドラッグストアに並んでマスクを買ってきているのを、病院が当然視しているのおかしくないですか。そんななかでも近隣でちらほら陽性の患者が出ていたり、非常勤先生の勤め先で陽性患者が増えているそうで待ったなし。

こんな風雲急を告げている状況のなかで、院長先生が年度頭の訓示を賜ってくださるから参集せよ、とのお触れがあり、このコロナ対策についてようやく方針が聞けるのではと期待して参加したのですが、密集した部屋で聞かされた内容は、経営状況と金を稼がないといけないということ。コロナのことはなにもなし。ついでにいうとマスクもせずしゃべっている。参加している方々はみな無表情で質問もありません(ちなみに呼吸器内科先生はほぼ欠席でした)。下っ端の自分発言できる空気でもありません。

しか地域医療サービスを続けていくためにはお金重要で、赤字を垂れ流し続けているこの病院にとっては重要課題です。でもいまじゃないと思うんですよね。

病院全体でどういう方針で行くかとか、だれがリーダーか、もし院内感染が出たらどうするか、緊急事態宣言がでたらどうするかなど決めないといけないことや今ならできる準備がいろいろあると思うのに全部行き当たりばったりで現場まかせ。マスクなんかの基本的な物品の調達や配分もあいまい

今後、発熱外来自分応援にいくかもしれず恐怖ですし、このままなにかの拍子に感染してしまっても病院はまったく守ってくれなさそうです。

どうしたものでしょうか。

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