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2014-11-10

鈴木大介氏の著作『最貧困女子』を読みました。

鈴木大介氏の著作『最貧困女子』(幻冬舎新書ISBN-13: 978-4344983618)を読みました。

売春などを生業としつつ、風俗世界からも、福祉からもの世界から排除されている女性たちに関する本です。

もちろん、現在のことを書いた本です。

感想を書こうと思ったら、ぜんぜん指が進まない。

読んだ直後はそうでもなくって、スラッと書けると思ってました。

何がそうさせたのか?

それは、たぶん全編に渡って通奏低音にように響く、著者である鈴木大介氏の絶叫ではないかと思います

本音を言えばルポライターとしての僕の心情は、もう限界だ。”(p.210)

当事者である女性たちに共感するのではなく、彼女たちのことを、見てしまった者、知ってしまった者としての苦しみが吐露されていました。

自分自身、短い間でしたが、かつて風俗業界の周辺で働いていたことがありました。

障害者福祉現場でも働いていました。

そして、どこでも、あっと言う間に「適応」という名の心の麻痺完了させました。

風俗世界で、絶え間ない選別が行われていることを知っています

障害者福祉世界で、それまでの生活の中で培ってしまった「面倒くささ」ゆえに居場所が見つけられない人を知っています

そのことに対して、「そういうもの」と思ってしまった自分がいます

仕事をしてお金をもらうため、そんな自分を維持するための防御として。

本の全編に渡る絶叫は、鈴木氏の「適応」しないぞ、という叫びのように思えました。

はいえ、本の記述は決して感傷的ではなくあくまロジカルです。

ロジカルでないと、見えなくなってしまうのが、最貧困女子からです。

幼少期には、家庭からはじき出され、それと連動して児童福祉から「見捨てられ」、

少女期には、地元女子グループからはじき出され、何より地元からはじき出され、

成年になって、風俗世界からはじき出されてしまった、

そんな絶え間ない選別と排除の結果、最貧困女子が生まれていると、鈴木氏は書きます

そのプロセスを実に丁寧に記述します。

丁寧に記述することで、鈴木氏は「でもそれって自己責任でしょ」というエクスキューズを封じているように思えました。

自己責任論は、ありとあらゆる立場から発せられていて、そのひとつでも「あり」としてしまえば、最貧困女子存在が見えなくなってしまう。

その不可視を最大の問題にしています

個人的に読んでいて辛くなったところは、彼女たちの成功体験と失敗体験についてのところでした。

失敗体験の話からいきましょう。

”だが問題は、その補導時の対応だ。基本的に、警察少年課や地域少年補導員、児童相談所などは、万引き少年少女補導時には親や施設先生などの保護者を呼び出すという、杓子定規対応しかしないことがほとんどだ。確かに少しは話を聞いてくれるから少女としても、『この人は頼れるかも』と淡い期待を抱くが、最終的な対応である保護者の呼び出し』『虐待する親のいる家や居心地の悪い施設への送還』は、彼女らにとっての裏切り行為となる。これがいけない。”(p.88-89)

緊急的に福祉対象となるべき状況にあるにもかかわらず、当事者自身が、頑なに福祉による救済を拒否する心情の根底には、上記のような幼い時期の失敗体験(福祉行政は助けてくれない)が横たわっている。

失敗体験は、強力に刷り込まれて、福祉による救済への反発力として働きます

次に成功体験です。

家と地元からはじき出された女の子は、路上に出ます。さしあたって必要ものは、毎夜の安全で温かい場所(居場所)です。

それを与えてくれる人間は、まず第一に買う男であり、風俗スカウトであり、アウトローセックスワーク関係者たち。

彼らは対価として、彼女たちの肉体と尊厳要求します。

(ああ、また書くのが辛くなってきた。)

彼女たちが、そういう方法で居場所を確保できたことは、成功体験となります

失敗体験と同様に、成功体験も、強力に刷り込まれて、肉体と尊厳犠牲としてその日その日をやり過ごすことへの親和力として働きます

ただし、その対価の価値が「若い女だったから」に過ぎないので、年齢を重ねたり、さら若い女性が現れて相対的若さを失ったりすることで、簡単に崩壊してしまものです。

しかし、そこに立ち止まって、こだわってしまう。

障害者福祉特に就労支援世界で、よく言葉にするのが、まさに成功体験と失敗体験です。

社会に出たことのない人や、何らかの事情社会からはじき出された人に対して、自信と経験を身につけてもらう方法として、とにかく小さいこから成功体験を積み重ねるということをします。

それを繰り返すことで、社会へ出る(戻る)ための基礎体力をつけてもらいます

はいえ、本当にそれがいいのかどうかは、当人しかわかりません。

支援する側として、この手法ですら相手によっては押し付けではないかと思ってしまうこともあります

彼女たちのケースに目を通すと、成功体験と失敗体験は、(それが外野人間が望んでいるベクトル正反対だったとしても)やはり強烈に人の心に作用するものだと、図らずも証明されてしまったような気がしました。

この本で鈴木氏は、後半で風俗セックスワークで働く女性を分類し、状況を少しでも改善するための方策を提案しています

幼少期には、子供たちが、夜でも居ることができて、ご飯が食べれて、ゲームができて、年長者になってもウザくならない(重要!)、シンプルに「居たくなる居場所」を作ること。

思春期には、街で出てしまった少女たちを「家に帰す」に終始することのない、「『少女自身による独立』への意思」を尊重した支援を行うこと。

また、少女たちが恋愛依存やすいことを肯定して、自爆的な失敗をしない恋愛ができるような「恋活」の重要性。

そして、それら全てを踏まえた上で、支援制度が整わない間の、苦肉の策としての「セックスワークの脱犯罪化・正常化社会化」。鈴木氏は、本文中で、明確に未成年者のセックスワークを「非人道的」と否定しているので、まさに苦肉の策として提案しています

そして鈴木氏は、これらの提案を、専門家でもない一介の記者が考えた稚拙な提案と、何度も何度も前置きしながら書いているのです。

その前置きの中からも、冒頭に書いた鈴木氏の絶叫が聞こえてくるようです。

「この本を読んだ」という事実を、自分自身無視できない、どこかに公開して残す必要があると感じました。

以上、『最貧困女子』を読んでのエントリを、とりあえず書き終えるものします。

2014-10-15

http://anond.hatelabo.jp/20141015124042

転職コンサルっつーかスカウト会社みたいなとこから、お前俺のプロフィールのどこみたらその案件に興味持つと思うの?っていう感じのメールしょっちゅう来るんだけど、少しは物事を正しく理解してから仕事してください。

転職コンサル恋愛

転職コンサルになって5年目だけど、コンサル目線友達恋愛相談に乗ったら思いのほか感謝されたので、

紹介してみたいと思う。基本的には転職希望者にコンサルティングで行っていることを恋愛にハメたものから

クソめんどくさいと思うが、死ぬほど彼女ほしいならやってみても良いかも。ちなみに相談のった相手は30代男だから

大学生とか高校生にこの方法は当てはまらないかもしれない。

1)自己分析しよう

まず、定番自己分析から始める。自分価値がありそうな事柄を片っ端からポストイットに列挙していってみよう。

例えば、年収が600万あるとか、ジョギング趣味だとか、慶応大学卒業してるとかみたいなのから

ご飯おごってあげるのが苦痛じゃないとか、絶対浮気しない自信があるとか、そんなんも全部書いてみる。

ポイントは、女子ニーズがあるかどうかはこの時点ではあまり考えないこと。家に漫画が3000冊あるとかでも全然OK。

2)特徴を分類しよう

次に、この山ほど出てきたポストイットを机の上とかに張り出して、「外面的な特徴=結構イケメン年収高いとか」と

内面的な特徴=優しさは負けない、怒らないとか」と「行動的な特徴=テニス趣味とか、街歩きが好きとか、漫画すごい読むとか」

という3つに類型してみてくれ。あ、この類型方法は俺が適当に考えたので、外で言うと恥かくぞ。

3)市場を探そう

そしたら、「行動的特徴」の中から女子が居そうな市場連想してみよう。例えば、「お酒好き」だったら単純に「バー」とか、

日本酒イベント」とか「利き酒講習会」とかだろうか。そして、いくつか出てきたものの中で「話すのが自然にできる」「一緒にグループ活動ができる」みたいな市場が見つかったら最高だ。

さっきの例で行くとバーとか日本酒イベントナンパしないと話すチャンスがないので、ハードルが高い。グループワークとか自然に話す機会がありそうな講習会の方が市場価値は高いと考える。

4)市場に行こう

実際に、ここなら活躍できるという市場を見つけたら、そこに駆り出そう。FACEBOOKとか使えばイベントなんかゴロゴロ見つかるし、Google先生に聞いたって良い。

多少参加費とか払わなきゃならないのもあると思うが、必要経費と思ってあきらめてくれ。あと、着ていく服がわからないとか、そういうのは自分で調べてくれ。

5)男友達を作ろう

市場に出向いたら、まず友達を作ろう。行動的特徴が近い人が集まっている場所なので会話に全く困るということも少ないだろう。

もちろん、いきなり女の子友達になれたらベストだろうけど、無理だと思うので男友達でも良い。その場合は、こいつ女の子慣れしてるなっていう男を選ぼう。彼らが女子との接点をつなげてくれる大事ハブになることが多いからだ。

かいことを言えば、身体的特徴や精神的特徴が自分と被っていないとなお良い。例えば、自分がシュッとした眼鏡男子であれば、体育会っぽいぐいぐい来るタイプとか。


6)男女混合グループを作ろう

あとは、女の子コミュニケーションを仕掛けていこう。市場がワークみたいな形で強引に接触点を作ってくれるなら楽だし、無理だったら友達になった男とかを使って、2:2とかで話してみよう。で、上手いことグループができたら、そのメンバー飲み会とかを繰り返そう。


7)サシで会うようになってから3回目くらいが刈取りタイミング

何回か後にLINEとかでサシであそんでくれるようになったら、刈取り作業に入ろう。1~2回くらいで刈取りに行くと「友達だと思ってた!」とか言われて失敗するので、3回目くらいサシで会ってくれる相手であれば、手をつなぐところから始めてみればよい。手までつなげたら彼女になってくれると思っておそらく大丈夫

あとは、自分自由時間が許す限り3~6を繰り返して、7の状況を作っていこう。ガツガツすると警戒されて逃げられるので、7の手を繋ぐところまでは徹底的に下心を隠すのが良いぞ。

(注意)女子には友達恋人に明確なライン引きがあったりするのだけど、そこのキャズムの超え方はもっと別の話になる上に難しいので、ここでは割愛。とりあえずは、知り合って友達たくさん作れるようになったら、その中の1人くらい付き合えたりする。

ま、良かったら試してみて。

【追記】なんだか、じわじわブックマークいただいているようなので、少し追記。

分析意味あるの?

実は、転職もそうなんだけど最初自己分析が一番大事なんだよね。そして「(市場の)価値があるかどうか」みたいな視点で探すのが重要

「好きな趣味とかを書き出せ」で「そこの趣味が集まる仲間の所へ行け」だと、どうしても趣味として形になったものしか思いつかないわけ。

内面とか身体的特徴みたいな事も、女の子アプローチする(=転職で言うなら面接だね)時に端的にお勧めできるポイントがまとまるので後々便利よ。

相手に自分理解してもらうためのワードが的確でわかりやすいほうが、ミスマッチも少ないしね。

>これはしんどい・・・

うん。しんどいと思う。正直仕事探しならこれくらいやれよって思うけど、恋愛でこんなんやるのは相当ハード

でもそれだけ他の奴やってないから、ちゃんと身につけば見た目が多少不細工とかでも、全然彼女作れると思うよ。

事実相談乗った友達はこれやりはじめて3か月後くらいに料理教室で知り合った女の子と付き合ったし。

転職コンサルメールうぜぇ

すまんw最初スカウトメールは、条件ヒットで全員一斉に送ったりしてるやつが届いてるのかも。

でも、恋愛でもそうだけど、本当にその人に合うかどうかまで、エントリー状況だけで熟考は難しいんだよ。興味なかったらスルーしてもらって構わないつもりでこっちも送ってるから、あんまり怒らないでほしい。

2014-10-06

カンブリア宮殿の出演を拒否した企業ビジネスモデルこそ、気になる

テレビ東京カンブリア宮殿」は、躍進している企業トップに出演してもらい、躍進の秘密を語ってもらう、というスタイル経済番組

 カンブリア宮殿に出演する、というのは、企業にとっては「テレビ東京(=日経グループ)に躍進を認めてもらった」と言う点で名誉な半面、

 「ライバルビジネスモデル晒す」ことになる。

 恐らく、7~8割の企業は、出演要請を拒絶しているのでは?

個人的には、「カンブリア宮殿の出演要請を断った企業」の方が興味ある。

 是非番ブログとかで出演拒絶企業リストを出して欲しい

 「カンブリア宮殿の出演要請を断った企業」の方にこそ、「とっておきのビジネスモデル」が眠ってるハズ。

 逆に言えば、番組で紹介されるビジネスモデルは、「別に公開しても惜しくない」ビジネスモデル

ビジネスモデルを真似されるリスクがあるのに、2~3割の企業が出演を了承する理由を考える。

 

 ☆まず一つ目は「人材確保」。カンブリア宮殿に出た、となると、ベンチャー中小企業だと人材を集めやすくなる

  ベンチャー中小企業資金集めに苦労。カンブリア宮殿銀行融資新規上場やすくなるメリット

 ☆カンブリア宮殿社長フォーカスしている番組

  社長が野心家の場合自分を売り込みたいからカンブリア宮殿に出るケースも。

  あわよくば「名経営者」として他からスカウトされたり、政治家転身しやすくなる。つまり「自らの売名の場」として利用。

 (そういえば、マクドナルド原田氏もカンブリアに出演して、その後ベネッセに行ったなあ)

 ☆でも、たまに「こういうビジネスモデルが広まって欲しい」という善意から出演するケースもある。

  数ヶ月前に放送された、東大病院辞めて地域包括ケア作りに奔走してる医師などはそのケース

★ということで、

 「ベンチャー企業中小企業カンブリアに出演する理由」は、なんとなく判る。

 しか旭硝子とかトヨタとかブリジストンのような大企業カンブリア宮殿に出演する理由がわからない。

 ライバル企業ノウハウが盗まれリスク大なのに・・・

 あるいは、テレビ東京、いや日経から、「この週、出演してくれる企業が見つからないので、出演してくれませんか?」と要請され、

 お付き合いで出ているのか?

2014-09-18

リクナビNEXTマイナビ転職の使い難さは異常

挙句、「プライベートオファー」という名のダイレクトメールが職歴の内容にアトランダムで来るし

受けたいと思って返信したら、「この求人は終了致しました」と返信期限日の2週間前にも拘らず出て祈られる(当日返信しても同じ)。

また断った求人が違う派遣エージェントから新たな「プライベートオファー」として届く始末。

拒否メールみたくメール受信を断つ設定も出来ないし機能性がとことん悪くて困る。

更に、自分の登録アドレスバカみたいに催促メールが届いてこいつはもう迷惑メールカテゴリしてる。

基本的に向こうからスカウトメールから、向こうの反応次第なわけで、俺がこういう職種・業種を志望してると言っても関係ない求人がわんさか来る。

またしても断った求人から再度「プライベートオファー」が届いて呆れて物が言えない。

転職エージェントって全部これだから困惑してる。

リクナビエージェント提携会社ぐるなびとかに勝手に登録されてた事もある。

登録すると最初500ポイント入ってるから、素直にやった!と思ってたのに実際使えるサイト商品誰得な物があって数が圧倒的に少ないのが現状。

要らないタオル引越し祝いとかで近所の人が持ってくるアレと同じで正直ありがた迷惑の上、このサイト商品情報ダイレクトメールスパム並に多いし

メールアドレスも様々にあるから、一度にメール拒否するのにも時間が掛かって仕方がないサービスだ。

リクナビNEXTマイナビ転職も出来たら入らない方がいい。

メールが使いやすくなるっていう、ほんの少し趣味的なスキルアップが出来るだけ建設的ではあるけど、

そんな事のためだけに時間の浪費と個人情報派遣会社への漏洩をしたいならオススメサイトだと思う。

因みに、これ使いやすいよって言ってる紹介サイト(ググると1~5ページ目くらいで出て来る個人ブログも全部)は、アクセス毎にアフィリエイト収入が入るから紹介してるだけで

実際に試した事がない、俗にさくら業者なので注意した方が良いですよ

2014-09-17

最近渋谷の荒廃がひどい

特にハチ公方面

路上キャッチ風俗スカウトだらけで、声かけ禁止のアナウンスは流れているけど、警官はめんどくさがって交番に引きこもったまま見て見ぬふり。

一等地に建つ西武百貨店には、高級ブランド店はたくさん入っているけど、客はぜんぜん入ってない。

東急ハンズ渋谷店はなんか煤けてて、品揃えもあんまりよろしくない。同じモール内に本格的なホームセンターも入ってたりする郊外店と比べるとその差は歴然。ロフトなんかの雑貨屋も同様。

本屋に関しては、新宿池袋どころか川崎にも負ける。大型書店といえば、妙に薄暗いMARUZENジュンク堂くらいか。

映画に関してはTOHOシネマズがあるけど、なんかボロいところが多いよね。

あとはどこにでもあるようなチェーン店と、郊外チェーン店の狭苦しい劣化版ばかり。

おっさんたちは「マイルドヤンキー」とか言って都心に行かない若者馬鹿にしたりしてるけど、結局、こんなスラムみたいな街にわざわざ出向く理由なんてないんだよね。清潔で安全豊洲船橋川崎ではできなくて、渋谷しかできないことなんてほとんどないんだから映画とかなら木場日の出流山でも十分だし、むしろ郊外でできて渋谷でできないことの方が多い。

それでもなお渋谷とかに行く理由があるって言うなら教えて欲しいかな。しょうもないクソ煽り系の商売的な理由くらいしか俺には思いつけないんだけど。もしかして老人のノスタルジー

2014-09-06

女子高生裏社会関係性の貧困」に生きる少女たち』

強烈な一冊。

JKお散歩JKリフレなどの所謂JK産業で働く少女達へのインタビュー集というのが基本的な構成で、途中途中にJK産業で働いた経験のある少女31名へのアンケート結果が挟まれる。筆者の仁藤夢乃氏は1989年東京都生まれ女性で、中学生のころから渋谷ギャル」をやり高校は2年で中退したという経歴で、JKときメイドカフェで働いていたこともあるらしい。まあ少女達に寄り添える立場ってやつっすね。

ただし最後の2章程度を除いては過剰に筆者の意見が前に出ることはなくどちらかと言えば乾いた筆致で少女から見たJK産業が語られる。それと同時に奴隷商たちによる「愚かな」少女誘導マニュアルが筆者の視点から淡々と紹介されていく。愚かな、と書いたのはその手法が我々読者からみた場合にあまりにもチープだからだ。ある少女は「ホームページがあるからまともな仕事そう」と思い、求人登録サイトバイトを探していた別の少女JKであれば誰にでも均質に送られるスカウトメールを「選ばれた」と認識してJK産業に入っていった。働き始めると、売上が良ければ褒められ、売上が落ちれば優しく励まされる。そしてそれにやりがいを感じる。「私は必要とされているんだ!!」

裏オプの状況についても語られている。働き始めて数ヶ月で感覚麻痺し、胸を触らせる・パンツを見せる・抜き・本番……などを始める少女がいる。一方で、「裏オプやってる娘には負けたくない」という高い意識()を持ちナンバーワンになる少女がいる。前者は「そういう自分」にまあいっかと適応し、後者奴隷商たちのやりがい搾取適応した結果だ。

売りをやるような女は頭悪いからしゃーないwwwと言う意見があるが、全くそのとおりだ。彼女たちは頭が悪いまだ子供だから常識は知らないし、まともな教育環境にもない。家に金がないからといって彼女たちがバイトで貯めた金の半分を取ってくる親がいる。ついでに言うとJK産業で働いた場合、稼いだ額の半分を店に収めるので1/4しか金が入らない。分数のできない女子高生だ。3/4を搾取する大人のマニュアルに気付かず、親を客観視することができず、優しく声をかけてくる店長のことを「優しい親戚のおじさんみたい」と思ってしまうほどに愚かだ。おかしな金銭感覚教育されたまま、後はお決まりのフルコースが待っている。JKお散步→キャバ風俗羊水が腐ったのでさようなら

まあこの手の家庭環境問題があったり、ヤンキーなりいじめ被害者なりで学校からはじかれたりした層をタゲった構造は昔からあったわけで、現代の闇がうんぬんとかいう話ではない。ただし誘導手法マニュアル化が進むとともに高度化も進んでいるらしい。タイトルでは「関係性の貧困とあるが、むしろ強調されているのは衣食住に困窮した少女達の「セーフティネット」としてのJK産業だ。家に居場所がない少女には「住」だけでなく金がないので「衣食」もない。そういった少女奴隷商は「住」を提供する。10畳の部屋に大勢少女が暮らす。JKお散歩は「食」を与え、仕事で得られた収入が「衣」を与える。明らかにどっかで見た構造が流用されてんな。まあいい。彼女たちは自立できたのだ。少なくとも家族学校に縛られていたときよりは。

さて、誰が(何が)悪いのか。頭の悪い少女女子高生欲情する人間レズ買春者もいるそうで)?奴隷商?

では、最も効果的な対策は何か。頭の悪い少女売春逮捕する。女子高生欲情する人間買春逮捕する。奴隷商を殲滅する。どれも効果があるだろう。ただし、いずれもJK産業生活する少女の「居場所」を奪うという点では同じだ。奴隷商は高度化されたセーフティネット提供し、少女は愚かしくもそれに惹かれて、居着いている。狂った構造だ。だが、恐らくこの構造に学んだシステムこそが社会提供すべきセーフティネットである。金儲からないから難しいのか知らんけど。

最後に。とりあえず、ガキを搾取する大人どもは死ね

2014-08-20

ケチだった親父の話

俺の親父はドケチだった.

とにかくドケチだった.

口を開けば「カネがない」とグチった.

貧乏だった.

お袋は貧乏が嫌で俺を置いて出て行ったらしかった.

食う物と言えばパンの耳,着るものと言えばボロ雑巾みたいな古着だった.

ガキだった俺は友達が持っているスーファミが羨ましくて親父にせがんだ.

帰ってきたのはゲンコツだった.

そんなカネねえ,と.

ケチなクソ親父め.

でも俺はあきらめなかった.

キャラクターテレビの中で自由に動かせるのに,熱中していた.

根負けしたのか,なんとかしてやると言い出した.

俺は興奮で眠れぬ夜を過ごした.

翌週親父が持ってきたのは,中古PC98だった.

どうやら友人から譲ってもらったらしい.

なんだか嫌な予感がしながら電源を入れたら,文字しか出てこねぇし,なにすりゃいいのか分からないし,

まさに「コレジャナイ~」と泣きながら手足をバタバタさせてダダコネたい気持ちになった.

やっぱりクソ親父はクソ親父だった.

曰く,

「これさえあればゲームを作れるらしい.そんなに欲しいなら自分で作れ」

そして俺とPC98とBASIC生活が始まった.

始めはとっつきにくかったが,やってみると面白かった.

ゲーム自分で作れる」という魅力的な言葉に酔っていたのかもしれない.

まだ習ってない漢字の入ったマニュアルも苦にならなかった.

これでいつか俺も,F-ZEROを作ってやるぞと,本気で思っていた.

ゴミ捨て場から拾ってきた古いベーマガを読みながら,小さなゲームを作っては楽しんでいた.

始めてジャンケンができるプログラムを作った時の感動は忘れられない.

グラフィカルなゲームは作れなかったが,友達も一緒になって楽しんでくれた.

だが中学2年に上がるころ,長年連れ添った俺の愛機が突然動かなくなった.

ついに寿命が尽きたのだ.

俺はこの世の終わりのように感じた.

まるで愛犬に死なれたような気持ちだった.

しばらく学校も休んだ.

今思えば前の持ち主から数えて10年近く,よく動き続けたものだと感心する.

ケチな親父は,当然だが新しいPCを買ってくれるわけはなかった.

帰ってきた言葉

「そんなに欲しいなら自分で作れ」

次の日からジャンクめぐりが始まった.

新聞配達で稼いだ金で少しずつパーツを買い集めた.

ゴミ捨て場からまだ使えそうなモニタを拾ってきた.

OS友達Linuxを用意してもらって入れた.

始めて自作PCが立ち上がった時は感動した.

Linuxに移行したのをきっかけに本格的にCを始めた.

親父に本を買ってくれと言ったら,始めは渋っていたが,ボロボロ技術書を何冊か古本屋から調達してくれた.

ヴォルトのアルゴリズムデータ構造と,クヌースのThe Art of Computer Programmingもあった.

難しすぎたし技術的なところが足りないから,遠くの図書館までわざわざ出かけて技術書を借りてきては読みふけった.

学校の授業中にも読んでいた.

プログラミング技術はもちろん,画像処理のための数学の道具についても勉強した.

同級生2次方程式因数分解をやっている横で,三角関数行列計算をしていた.

特にアフィン変換には感動させられた.

こんな風に言うと,さぞ数学の成績がよかったのだろうと思うのかもしれないが,テストの点はそこそこだった.

コードを書くのに必要概念として知っているだけで,証明問題は苦手だった.

特に幾何学はさっぱりだった.

それと,古典社会時間は全部すっぽかしてノートコード書いてたから散々だった.

高校に入ったあたりでX windowシステムを使ったグラフィカルなゲームを作れるようになった.

出てきた敵を撃つだけの簡単なインベーダーゲームに始まりオセロブロック崩しウィザードリィみたいな迷宮探索ゲーム,思いつく物何でも作った.

時代はWin95が出たあたりで,パソコンブームだった.

友達の家にもPCがあるところが多くて,Windows移植して簡単なネットワーク型対戦ゲームなんかを作ったりもした.

ここまで本格的にゲームプログラミングをやっていると,さすがにジャンクパーツを集めただけのPCでは性能に不満が出ることが多くなってきた.

ビルドの待ち時間が長くていらいらしたり,友達の家で動くゲーム自分PCで動かなかったりした.

ダメ元で親父に相談してみたら案の定,

自分で稼いで買え」

親父はどこから取ってきたのか,俺でもこなせる程度の仕事を持ってきた.

始めはパソコン教室バイトだったり,ゲームデバッグだったり,まともなバイトだったのが,

ある日学校から帰ってくると,何に使うのかは知らないが,明日までにこういうコードを書けと言われて徹夜プログラミングしたりするようになった.

時々は他人の書いたコードを別環境移植する仕事をやった.

プロの書いたらしいコードを読んで書き直す作業は,かなりの勉強になった.

給料は親父から手渡しで貰ったが,今まで見た事もないような額になった.

その金で新しいマザーボードPentium IIと32MBメモリを何枚かと,自分の開発環境用にWindowsPCを作った.

こんな感じで高校には通っていたものの,勉強らしい勉強ほとんどしないで過ごした.

当然大学入試は全部落ちた.

それでも,手に職はあるわけだし,しばらくは同人ゲームでも作って過ごそうと思っていた.

だけど親父は反対で,大学ぐらい入れと言い出した.

てっきり学費ケチれる分,喜ぶとばかり思っていた.

それでもやる気のなかった俺に,

大学合格できたら最新のMacintoshを買ってやる」

一体何が起こった,このクソ親父,脳の病気にでもかかったかと本気で疑った.

どうやら正気で言っているらしいと分かると,俺も必死勉強を始めた.

そうは言っても,中学時代から受験意識した勉強なんてさっぱりしてこなかった俺には,何をどうしていいのか分からない.

しかも,やっぱり親父はドケチで,塾や予備校なんていく金は無い.

しかたがないから高校時代友達で,頭のいい大学に行ったやつにお世話になることになった.

結局2年かかってしまったが,そいつと同じ大学に入れた.

厚かましくも,キャンパスにまでついていったりしていたから,新入生として入って行くと顔見知りに驚かれた.

親父は約束通りPower Macintosh G3を買ってくれた.

だが,俺の親父はドケチだった.

今回のドケチさはちょっと予想外だった.

「せっかくいいパソコン買ってやったんだからそいつ学費ぐらい稼げ」

さすがにそいつは無いだろうと思った.

自分で遊ぶ分くらいは当然稼ぐつもりだったが,学費丸ごととは.

お前が無理言って入学させた大学なのに,そりゃないだろと.

いくら国立大学とは言え4年分の学費となると200万ほどになる.

しか教科書代やもろもろを考えると300万円は無いと厳しい.

300万円稼ぐために俺ができることと言えば,やはりゲームを作るぐらいだった.

から大学ゲーム開発サークルに入ることにした.

志望動機を聞かれて,

ゲームを作って300万円ほど稼ぐためです」

と言ったら爆笑された.

金が必要理由を言ったら,一瞬でお通夜みたいな空気になったけれど.

先輩が相談に乗ってくれて,成績優秀なら学費免除になったり半額になったりすることを教えてくれた.

それならなんとかできそうな金額だった.

大学生活は楽しかった.

学校の授業でプログラミングをやるということに驚愕した.

プログラミングをしているだけなのに,「お勉強」として扱われるなんて.

情報科学の基礎を作る数学面白かった.

今まで何気なく使ってきた道具に,こんなに深い基礎理論があるなんて,知らなかった.

講義が終わったらサークル棟に入り浸って,入学祝いMacintoshで朝までゲームを作ったりしていた.

学費を稼ぐためのゲームだが,やはりエロゲを作ろうということになった.

ただし,そのためには絵師必要だということで,先輩が漫画研究会から絵師スカウトしてきた.

かわいい女の子だった.

一目惚れした.

彼女の絵は綺麗で,エロかった.

こんなちっこくてクリクリして可愛い女の子が,こんなドエロい絵を描くなんて!

俺の頭はすっかり茹だって,も~だめだ~という感じになった.

それからなんやかんやあって,結果的彼女俺の嫁になった.

詳細は伏せるが,なかなかにこっ恥ずかしい青春を送った.

とにかく,彼女の絵を俺のゲームに入れると,

今まで○とか■とか,ちょっとしたドット絵しかなかったキャラクターに命が吹き込まれるようだった.

作った同人ゲームも,学費がまかなえる程度に売れた.

先輩たちが,売上金を快く俺にカンパしてくれたおかげでもある.

満ち足りた大学生活だった.

就職先には当然ゲーム会社を選んだ.

スーファミはもう時代遅れになったが,自分の作ったゲームが本当に発売されて,ゲーム機の中で動いているのを見た時は嬉しくて泣いた.

娘が生まれた時と,どっちがと思うくらい泣いた.

さて,俺のドケチな親父だが,娘が生まれてほどなくして死んだ.

あんなにドケチに金を惜しんでいたのに,財産も何も残さず死んだ.

遺書を読んだら,葬儀簡素親族だけで行うように,とあった.

最後最後までドケチなまま逝った.

親戚付き合いらしい親戚も居ないし,どうせ誰も来ないだろうと思っていたが,

葬式当日には呼んでもないのに大勢の参列があって,なんだこれは,人違いかなにかかと思った.

なんでも,親父の運営するNPO法人従業員だとか,親父の寄付金で建てた養護施設代表さんだとか,

親父とは無縁の世界の住人だとばかり思っていた,立派な善人ばかりだった.

家に居ないことの多い親父が外で何をしているかなんて興味なかったし,どうせ競馬かなんかで稼いでるんだろうと思っていた.

最後最後さら最後まで,面倒事を運んでくるクソ親父だ.

葬儀が終わって,ちょっとした額になった香典の山を眺めていると,

「さあ自由に使っていいカネだぞ.お前はそれで何をするんだ?」

そんな声が聞こえてくるようだった.

なんだかむかついたので,その金は今まで通った学校プログラミング関係の本を寄付するのに使うことにした.

一銭も残さずに,全部.

それでもなんだか負けた気分だったから,ボーナスをつぎ込んで,倍額にして寄付してやった.

ケチなクソ親父を,見返してやった.

最高の気分だった.

それが6年ほど前の話だ.

ところで最近小学校に上がった娘が,アニメに出てくるようなフリフリなドレスを着て学校に行きたいと言い出した.

うそんなお年ごろになったのか.

女の子の成長は早いものだ.

子供には不自由させたくないと思っていたが,調べてみると我が子の眼鏡にかなう服は,日常的に着る服にしては,ちょっと高い.

悩ましい問題だ.

家の家計は諸事情により逼迫している.

さて,どうやって安上がりにすませようか.

2014-07-29

リクナビダイレクトが段々リクナビ本家化しつつある

面談」あるいは「訪問会」を謳い文句に既卒者向けの就活サイトを開いたのが一昨年のこと。

昔は「面談」が一度きりとか多くても二度で決められてた。

今は「訪問会」があって、更に一次選考(書類選考)、二次(役員)、三次(最終か筆記)、四次(最終)という風に

まるでリクナビ本家かのような選考フローがなされるようになった。

この5月には交通費一社あたり1500円支給も今はなく、ついでながらその時の応募者数は一人募集に50人以上はザラだったのが

現在は二人採用で5人いるかいないかに留まってしまってる。

こうした状況下で更に問題なのがESからアトランダムに選ばれた会社の内、選考に落ちた企業リクエストを拒否した企業が再度

新着求人として応募しろという催促メールが届く始末である

一体いつになればマイナビ転職リクナビNEXTのようなスカウトサービスを行ってくれるのだろうか。

問題があまりシンプルにも拘らず何をトチ狂ったか、今度は履歴書の書き方とか面談は気持ちの持ちようといったありがた迷惑メール配信がなされるようになり、ますますどういった人向けの求人サイトなのか分かったものではない。

これとは関係ないが退会するには「どの会社にいつどうやって内定たか」を記入しなければならない。

これは何の嫌がらせだろうか。

就活サイトなのに就活をするにあたって全く使えないから退会するのに、これがリクナビダイレクトないし本家のなれの果てであろうと思うと呆れて物が言えない。

夏本番はこれからであるのにリクナビダイレクトでは既に冬が到来しようとしている。

2014-07-21

あなたに敵意を向ける人に対しても優しくいられるか

結果から先に言ってしまえば、これは自殺してしまった人の話である。多少のフェイクは含まれる。ちと長い。

とある事情から請われて、はるばるその人は私たち職場にやってきた。

それまでの経験と着任したポジション権限の強さから、徐々に自分の思い通りにいくような職場をその人は作り上げていった。表立って反発した人たちは、結果的に揃って辞めていった。そうして出来た穴も、その人がスカウトしてくることで埋めていき、更にその人の派閥は強まっていった。そうでない人たちも、反発すれば左遷させられるか、辞めさせられるのでみんなビクビクしながら働いていた。もちろん、その分陰口は凄かった。

その人が来てからしばらくたつと、少なくない回数、備品や売上金がなくなるようになった。警察沙汰にもなった。

噂というのは怖いもので、そうした嫌疑がその人にもかけられることとなる。そして、普段の関係性も相まって、回数が重なるごとにその疑いはより強いものとなっていく。陰で反発していた私たちは、何故か疑いをかけられたということもあり、有志で隠しカメラを設置するか、とまで話をするようになる。

だが実は、社長を始めとする経営陣はある程度証拠を掴んでいたようで、弁護士を挟んでの話し合いの結果、その人は辞めることとなった。陰で、あるいは表立って反発していた人はそれをとても喜んだ。派閥の中にいた人たちは、船頭を失って少なからず動揺していた。

その人が自殺したと風の噂で聞いたのが今日だった。

そこで初めて聞かされたのが、その人はもともと精神疾患を抱えており、目下治療中であったが、完治していないままにスカウトを受けてやってきたということ。また、以前の勤務先でも同様の事件を起こしていたということ。職業柄、そしてポジション柄、そうお金に困るような人ではなかったので、そうした精神疾患事件を起こす原因だったのではないかと聞かされた。他にも、それだけ聞かされれば本当に同情してしまうような話が驚くほど出てくる。権力を使って派閥を作り出し、自分の居場所を作り出すことで、その人は精神的なバランスをとっていたのだろう。辞めざるをえない状況になったことで、そのバランスが崩れて自殺につながったのでは、ということだった。

表立ってぶつかった人からは、同情のかけらも見られない。それほどまでに嫌われていたのだろう。

派閥にいた人はどうなのだろう。離れてしまった私には知る由もない。もしかしたら、話は流れてくるかもしれない。でもきっと、重苦しい雰囲気になるに違いない。

私はというと、その人に反発した人の影響で飛ばされてしまったので、恨み言がないわけではない。その人のやり方が非常に気に食わないので、聞こえてくる噂に対して陰口をたたいていた側である。ただ一方で、飛ばされた先の職場雰囲気が悪くなかったこと、そしてこれは性格からだが、先の精神疾患の話のせいもあり、反発心が緩和されたり、あるいは少しだけ同情的になっていたりする。善し悪しで言うのであれば、悪い方に傾きながらバランスをとっているような感じだろうか。

なんでこんなことをダラダラ書いたかっていうと、自殺の話を聞いたとき自分感情が、少しショックを受けた程度でほとんど揺らがなかったかである。なんで、人が死んだことに対してこんなにドライになれてしまっているのだろう、と思ったのだ。

殺したいほど憎たらしい、と思うような相手がいる人は少なからずいると思う。では、そうした相手が本当に死んでしまったとしたら、まして自殺であったとしたら。そして、それまであなたに向けられてた敵意が、実は病気を原因とする、本人にも止めようがないものだったとしたら。あなたはそうした死を、どう受け入れるだろうか。中途半端な私は、その人が死んだという事実がふわふわ浮いていて体に落ちてこない。

[追記]

休日の出先でPresso開いたら自分エントリーが出てきたもんだからひっくり返るほどビックリした。

元々文章書くのが下手なところに酒が入り、思いつくがまま、吐き出すように書いたエントリーだったので、ブコメにもあるように内容が把握できない、読みにくいは当然だと思う。そんな中でも汲み取ってコメントをくれた方々、ありがとう。そして釣り認定してくれていた人、確かに下手なフェイクを入れるときおかし表現が多くなったように思う。とりあえず、こういった書き方が釣り解釈されるのだと何となく分かった。釣りならもっとのほほんと出来てどんなにいいことか。ちなみに、増田への書き込みは二回目だ、いまだに空気感とかよく分からない。

トラバなどにある罪悪感について。

私が罪悪感を感じている、と解釈出来るような表現があるのかもしれないが、実際のところ罪悪感は特に感じてなくて、身近にいた人が自殺した、という未体験の事実にただただ驚いているのが正直なところ。この事実に関しては、割と淡々と、傍観者になっているところがある。

タイトルと内容の不一致感について。

先にタイトルを付けた後、思った事をひたすら書いていったら結果的にずれてしまった。これはひとえに私の国語力、文章の構成能力のなさに起因している。読みにくくて申し訳ない。

で、うまく表現出来るか分からないけど、その意味について。これは内面問題である。表面上のやりとりは、最低限こなしているつもりなので、ここではどうでもよい。ブコメにあったように、事実を知った上で故人を許せるか、が正しいのだと思う。後から思いつくままに書いたという意味で、タイトルより内容の方が言いたかったことに近い。

また、優しさではなく同情、というブコメもより正確な表現だと思う。

・所感

いただいた意見自分の予想を超えて多かったので、時間をかけて消化していこうと思う。一つ一つ、ありがたいと思ってます

ちなみに、監視カメラという言葉からだろうか、Presso写真カメラカテゴリーにこのエントリーがあったのにはちょっと笑えた。

2014-07-12

同人規制について、どうも同人をやらないのでわからない

黙認はできるけど一律ライセンス制にできないのもよくわからんなあ

漫画文化発展のためというのもよくわからん

ヴィトンのパチもんの製造・販売について

・革製品の加工技術が向上

・正規代理店がない国のファンに提供できる

パチモン業者から職人スカウトができる

こう書くとなんじゃそりゃって感じだし、コンテンツホルダーもなんじゃそりゃ状態なのかな

2014-07-11

AV女優になった動機一覧

2014-07-06

Seven years after...

高校生とき受験少女でした。とにかく隙間の時間ができたら勉強同級生の男は、バカの木偶に見えていました。実際バカだったし。

同じ高校で、学年でトップを争っていた女の子がいました。理系同士で、学年3位だった男の子を遠く引き離して争っていたのですが、違いは容姿でした。私は明らかに太り気味で、もっさりしてて化粧っ気も全くなかったのですが、彼女容姿明眸で大人びていて、背が高くて手足が長いのに女子っぽい柔らかさがあって、私から見ても綺麗な子でした。もちろん彼女男子からモテまくりなのに、私は、毛虫のように嫌われ、陰で「豚めがね」と呼ばれていたようです。

勝負受験彼女東大理二、私は理一を受けました。そうした理由はたった一つで、彼女に負けたくなかったからです。理一の方が理二より偏差値が高かったからです。うちの学校から東大なんてたぶん十何年ぶり、先生たちもかなり気合が入っていました。私の親は、容姿も平凡以下の娘が唯一の取り柄が勉強ということで、経済的には厳しかったのですが、しぶしぶ受験を認めてくれました。彼女の家は地元でも有名な名家で、経済的には全く問題ないし、一族男子たちは、みな地元進学校から一流大学に進んでいたそうです。


彼女合格し、私は不合格でした。人前で泣くのは悔しかったので、宿泊していたホテルで一晩中泣き明かしました。


家庭の経済的事情浪人できなかった私は、併願で合格していた某私大政経学部に進学しました。私大理系学費が高く、その割に就職時の評価が高くないからです。ところが、東京私大の華やかな雰囲気に飲まれた私は、友達もまともに作らず、上京していた高校の先輩が彼氏にはなったのですが、寂しいばかりに付き合っただけで、どう考えても容姿も知能もいけてない男です。彼氏けが家にセックスするために入りびたる程度で、ほぼ引きこもって暮らしていました。

成人式田舎に久しぶりに帰りました。件の彼女も来ていました。東大生彼女は、とても華やかな容姿はそのままに、人の輪の中心でした。聞けば、素敵な同級生彼氏もできたそうです。彼女と直接話したのですが、当時の彼氏が私のことをぺらぺらしゃべっているのを聞いたらしく「あなた彼氏って、○○先輩なんだってね」って言われました。心なしかせせら笑われたように見えたのがとても悔しかったです。別の子たちも「○○先輩って今ブタメガネに行ってるんだね、物好き~」と言っているのが聞こえました。きっと聞こえよがしに言っていたのでしょう。周りを見れば、大学に入って可愛くなった女の子たちの周囲に男の子が集まり、とても華やかな雰囲気を醸し出していたのに、私はといえば、声をかけてくれる友達もいるわけでもなく、ひとりぼっち。だれも私に話しかけてくれず、遠巻きに陰口を叩かれるばかりです。私は、屈辱でその場にいられなくなり、家に帰って泣きました。みんな努力らしい努力もしてなかったのに、勉強できなかったくせになんで私をバカにするのか。キレイはそんなに強いのか。勉強ができることよりも、キレイが評価されるのなら、私は全力で綺麗になってやる。

まずあれだけバカにされて悔しかったので、例の彼氏とは別れました。相当しつこく粘られましたが、間接的に聞いたところによると、私と別れるとセックスできなくなるのが嫌なだけだったようです。ブタと言われるほどには太っていなかったので、痩せるようにしました。毎日ジムに通って、プロトレーナーについてエクササイズ半年10キロくらい痩せたら別人のように顔がすっきりし、スタイルがよくなりました。もともと胸は大きかったんだし、痩せればそれなり。で、ダイエット中に、そこそこ見栄えがするようになったところで、渋谷サロンで髪を切ってもらうようにし、メイクの心得もあるという担当美容師さんと付き合うことにしました。髪の毛のお手入れとか化粧の方法を徹底的に知りたかたからです。脳みそアヒル並に空っぽでしたが、そんなことはどうでもいい。それと、新宿に会ったセレクトショップの店員とも同時進行で付き合うことにしました。ファッションセンスを身につけるためです。この男の脳みそカエル並にスカスカでしたが、そんなことはどうでもいい。

ここまでしたところで、綺麗になるには莫大なお金がかかることがわかりました。ところが私の実家にはお金はないし、バイトするのは時間効率が悪いです。私は綺麗になるために忙しいのです。そこで、交際クラブに登録し、スポンサーになってくれる男性を探しました。2人ほど適当なのが見つかりました。一人は大学の先輩で、某大企業役員になっている50代の男性でした。彼はやはり容姿問題があり、学生時代ちっともモテなかったので、「青春を取り返したいんだ」って言うのが口癖でした。定額10万円/月+デート代は向こう持ち。受け身で純情な女の子として振る舞うととても喜んでくれました。もう一人は、大きな保険代理店経営している40代経営者で、高卒学歴コンプレックスの塊みたいな人でした。「早稲田美人が俺に全てを捧げてるってだけで無茶興奮する」ってのが口癖でした。デートのたびに5万円+デート代は向こう持ち。フェラとか全身舐めとか、とにかく奉仕させられました。それと、中出し原理主義者で、「俺の子どもを孕め」とか言いながら中で出すのが常でした。ピル飲んでるんで問題ないんですが。二人ともやたら精力が強く、一晩に2~3回は当たり前で、お金持ちになる人は精力の強さがはんぱないなーと思いました。二人とも、お金をくれたのはもちろんですが、学生ではまず行けないレストランとか、美味しいワインの選び方とか、一流ホテルってどんなところでどういう振る舞いをしないといけないかとか、そういうことを経験させてくれたのはとてもありがたかったです。


成人式から1年。これだけの努力をした結果、私は、見違えるような美人になりました。美容整形とかはしていないので、元も悪くなかったのだと思います


そのころには、ITベンチャー経営者大学生を紹介するのが事実上の商売、みたいな男性スカウトされて、そういう合コンにも出るようになり、そのうちの一人の独身若手経営者と付き合うことになりました。お金スポンサーからもらっていたものがそこそこ貯まっており、彼氏から教えてもらったいろいろな情報で、株式結構儲けました。リーマンショックの少し前、皆がイケイケだった時代のことです。1年くらい株で遊んで、数百万円になったところで、スポンサーを2人とも切りました。40代経営者はあっさり別れてくれましたが、50代の会社役員は、すごくねちねち渋りました。私はこの時、青春コンプレックスの方が、学歴コンプレックスよりはるかに重いことを学びました。若いころモテなかったことは、心の深い傷になるものなのです。


スポンサーと切れて、後ろめたい足かせがなくなったその後は本当に交際の範囲も上に広がりました。ITベンチャーの後は、独身・既婚取り混ぜて、官僚広告代理店コネで入った御曹司総合商社銀行で働いている某企業御曹司、若手経営者と順に付き合いましたが、世の中こういう風に動いてるんだ、ってのが彼氏の言動とかからわかるのです。見える風景が一変する、というのはこのことです。それにあわせて、私の運用資産も殖えていって、大学卒業するときには2000万円を超えていました。キレイを続けるために相当のお金を使いましたが、それでもまだまだ貯まるものです。ああ、一人だけ、プロ野球選手と付き合いましたが、地アタマはよさそうでしたがなんせ関心が酒と女と野球マッチョしか存在しないので、結局うすらバカでした。セックスだけは異常に強かった。体力もすごくて、体が壊れちゃう、って思うほど気持ちがいいのですが、まあそれだけですね。彼氏とのセックスに満足できないとき代用品として散々使わせていただきました。プロ野球選手結婚する女子アナの人は、お金好きでなければセックスマニアだと思って差し支えないと思います


美人になるとこんなに世界が変わるんだー。


大学卒業して、東京に来ている高校同級生で集まる機会がありました。東大大学院に進学した彼女は相変わらず美しかったのですが、実験疲れ?なんだかやつれて見えました。間違いなく私の方が綺麗です。かけたお金時間努力が違うのよ。如才なく人との会話を紡ぐことができるようになった私の周りには、人垣ができました。私は内心、つい3年前に私に陰口を叩いていた人たちが私にひきつった笑みで話しかけてくるその姿、その軽薄さに反吐が出る思いをしましたが、そんなことは振りにも見せず、同窓会主人公になりました。無論、「整形?」とか陰口で勘ぐる人もいましたが、何言ってんの?何の努力もしていないくせに。


外資系金融就職し、それなりのお金を稼いでまあだいたい1億円くらいの資産を得ることができました。もうしばらくすると、収入はさほどではないけれど、名家の出の夫と結婚して退職します。屈辱成人式から7年。東大に行った彼女は、まだまともなアカデミックポストを得ることがないまま、同級生東大男子結婚したとの報せが先日ありました。ご主人も、同じく根無し草研究職のようです。ご夫婦写真を見ましたが、まあ平凡な容姿になっていました。苦労は美貌を蝕みます勉強ができることにこだわった彼女は、結局世の中の幸せと縁遠い人生を歩むのでしょう。勉強けができることは人生の勝利には結びつかない。キレイであること、お金があること、コネクションがあること、人生で勝つために必要な要素はもっとたくさんあるのです。


あれから7年。短いようで、長い7年でありました。こんなところでしか書けないけれど、私は勝利した。本当にあなたに会えてよかった。そうでなければ、今のこの私はないのだから

2014-06-18

アナログ職安を捨てて転職サイト使った方が便利だな

はじめて職安行って驚いた。

とても臭い

話し声が聞こえて集中力が削がれる。

求人コピー取って、あと枚数制限で5枚しか持てないけども担当者の薄ら笑いを見て嫌な気分が更に増した。

取り繕って応募状況と選考が可能か聞いて何とか紹介状発行まで漕ぎつけたけど、正直面倒臭かった。

正直ね、イライラする担当者を通さなくてもセルフ応募させてくれた方が効率が良いと思うんだけどな。

最近スーパーではセルフレジなんてのがあって、自分会計できるようにシステム化してくれて便利だと思うようになったけども

職安は未だにアナログなのよね。

何のための求職者向けサービスなんだろ

そう考えると転職サイトに登録してスカウトメールが来て、書類選考(エントリー応募)とウェブテストを受けてくれって打診が来てさ

スカウトサービス受けた方がスムーズ選考出来て正直楽なんだな。

いちいち応募するのに誰かを通さないと出来ないなんて、極めて非効率的だと思う。

あれこそ税金無駄なんだなって思い知らされた一日だった。

2014-05-24

プロにはならない」

記者から質問に対して男はそう答えた。

「ならない?」

男を取り囲んでいた記者のひとりがたずねた。

「そうだ」

「なぜですか」

「興味がない。それに」

「それに?」

野球高校の三年間だけだと決めている」

野球部の練習が終わった帰り道。

幾人かの記者に囲まれていたその男は、なんのためらいもなくそう言い放った。

異様な威圧感をたたえた男であった。

洗いざらしのTシャツジーンズ、履き古しのスニーカーというラフな格好にもかかわらず

その装いとは比べ物にならぬ凄みが、男の周囲には漂っていた。

男は、背が高かった。

身長は二メートルをゆうに超えていた。

体重は百二十キロを超えているだろう。

その肩は分厚く、Tシャツ生地を破らんばかりに膨張していた。

胸板も厚く、肩幅と同じくらいにせり出したそれは異様なほどの圧力を放っている。

まるで荒削りの岩をシャツの中に無理やり押し込んで、人の形をつくったかのようであった。

そして、そのごつごつとした胴体に、丸太のような太い首と手足がつながっていた。

およそ十七歳の高校生とは思えぬ偉丈夫であった。

その偉丈夫こそ、甲子園の怪物、その人であった。

男はピッチャーとして、過去二年間の試合すべてを勝ち抜いていた。

弱小であろうと。

強豪であろうと。

いっさいの躊躇なく、そのすべてを力でねじ伏せていた。

甲子園すらも例外ではなく、打席に立ったすべての相手を男は嬉々としてねじ伏せた。

高校に入るまで野球経験がなかったとは思えぬ快挙であった。

野球部に入った当初から、その天才は姿を見せていた。

はじめての投球で、球速百三十キロを記録した。

それからわずか二ヶ月あまり――みるみる実力を身に着けていった男は、球速百五十キロを記録。

百六十キロを超えたのが二年前――夏の甲子園決勝戦のことであった。

ごうという音とともに放たれる球は、対峙する相手をすくませた。

並の高校生ならば触れることすらできなかった。

超高校級スラッガーと言われた猛者でさえ、内野フライがやっとであった。

その威容は高校野球界にとどまることなく、たちまち日本中の注目の的となった。

プロ野球スカウトにしても、訪ねてきたのはひとりやふたりではない。

それほどの偉業――。

それほどの実力を持った男が、プロにはならぬと言い放ったのである

男が記者たちにそのことを告げるのは初めてであったため、男以外の全員が息をのんだ。

長い沈黙の中で、素早くペンを走らせる音だけが聞こえていた。

その場にいる皆が、つづく男の声を待っていた。

男は、金色に染め上げ、短く刈り込んだモヒカン頭をなでつけていた。

そうして静かに周囲を見渡し、小さな笑みを口元に浮かべた。

「おれは、おれとおなじ高校生どもを圧倒的な力でねじ伏せるのがすきなんだ」

ふふん。

男は小さく笑った。

「圧倒的な力で、おまえはおれには敵わないといってやるのが心底たのしかった」

「たのしかった?!」

記者のひとりが男に続く。

「ああ。おれ自身の力に、肚のうちから笑いがこみあげてきて止まらなかった」

かかっ。

さきほどの笑いとは打って変わって、それは愉悦に満ちていた。

「では、なぜプロにはならぬと言うのですか」

今まで黙っていた若い記者が口を開いた。

「なぜか、だと?」

「それほどの実力があるのに、なぜなのですか」

男の眼差しに一瞬の躊躇いを見せたものの、若い記者は再び問うた。

「おれは圧倒的な力で捻じ伏せることができればよかった。それに――」

「それに?」

「終わりが見えていたから、己を磨くことができていたのだ」

「終わり……ですか?」

「そうだ。三年間だけであったからこそ、なまなかではない鍛錬を積むことができたのだ」

「では、この先もそれを続ける気はないと?」

プロになって、終わりの見えない苦行を続けるのはごめんだ」

しかし――」

「それに、俺みたいな奴がプロ世界に入ったところで通用しない」

記者言葉を遮って男は続ける。

「おれは考えながら投げるのが好きじゃない。力でねじ伏せてきただけの人間だ」

「むう……」

「そんなことでは、どうせプロでは通用しないし、最初は良くてもじきに潰れるだけだ」

「…………」

「いままで勝ち誇っていた相手にさえ、じきに通用しなくなる」

「…………」

「そうなってまで、野球にしがみつきはしない」

記者たちは、ただ男の声に聞き入るばかりであった。

「だからおれは次の甲子園でも優勝し、最後にやつらから永遠に勝ちを取とりあげてやるのさ」

にやり。

男の口元には、今までとは違った笑みがこぼれていた。

「それが終われば、おれにはもう野球でやりたいことはない」

2014-05-19

転職支援サイトって使うメリットはあるの?

Doda とか FindJob とか @type とか。興味本位で登録してみたけど、スカウトが来るのは箸にも棒にもかからないようなカス企業か、大手だけど各サイトに業務を委託している「〜事務局」みたいなのばかり。こんな状態(企業採用担当者が見ていない)なら、わざわざ転職支援サイト使わないで気になる企業に直接応募したり、LinkedinFacebook で直接コンタクト取ってきた所にいくとかした方が、採用時のコストが安くなる分印象良さそうなんだけど……。

参考までに、FindJobでの自分の先月の数値は、希望年俸を500万円以上に設定していて、履歴書24回閲覧され、14通のスカウトメールを受け取った。その中で、少しでも面白そうだと思った会社は一つも無い。

2014-05-12

http://anond.hatelabo.jp/20140512085531

当たり前だ。社畜アピールはすごく良いぞ。

1.キャリアアップスカウトされやすくなる)

2.友達に好かれる(仕事忙しいアピールはウザいが、社畜アピールは好かれる)

3.上司からイメージアップ仕事が大好きなんだな、コイツという評価が貰える)

2014-05-11

http://anond.hatelabo.jp/20140508200546

自分勝手な思い込みだったのを「教えてくれなかった」ってかー()

どうせ、周りには東大卒の親戚とかいないんでしょ。だから、そんな思い込みすんだっつーの自分開拓者のつもりでなにかしろってーーーーーーwwwwwwwwwwwwwww

PLのレギュラーになって「俺、スカウト来るかもワクワク♪」ってなってる高校球児となにも変わらないレベルって自覚してね

2014-04-25

クリエイターと呼ばれる職業を何年かやっているのですが

とりとめのない愚痴

文章を書くのを仕事にしたいとかクリエイター系の職業に憧れるとかきくと、ちょっともやっとする。

これは「公務員5時に帰れて給料安定してるしいいなー」的なのと同じように「好きなもの作れていいなー」という感覚なのでしょうか。

会社であるかぎり普通会社と変わりないとおもう。

クリエイター系の専門学校だったので「俺子供の頃から漫画ゲームで育ってきたし最適の職業だと思うんだよね」というようなことを言っていた人がたくさんいたがそう言った彼らの多くはニートフリーター卒業後の行方を知らない。

職についても「俺はこんなゲームをつくりたいんじゃない!売れなくても面白いゲームが作りたいんだ」とかいってやめた。

クリエイティブ職業における夢みたいな感じのもの押し付けられる感がもやっとしてるのかも。

クリエイターってただの会社員ですよ。普通会社と違うのはスーツきなくてもいいとか出社時間決まってないとか休日出勤や泊まり込みが普通下請け場合)くらいですよ。

フリーになってもクライアントの気に入るものをつくるだけです。

クリエイターの中でも漫画家とか文章系の人は特に「どうして売れない(見られない・認められない)んだろう」病にかかる人も多い。

こっちからしたらマニアックな題材だったり販促をしてなかったり売れるための選択を無視してあえて自分が書きたいものを書いてるからだとわかるんだけど、その人にはそのままの自分が受けいられないということが不思議らしい。

それはもうクリエイターやない芸術家や。

芸術家なら売れなくても認められなくても文句をいうのは変じゃないかなと思う。

私が小説家を目指さなかったのは高3の時に見た13歳のハローワークの「小説家」の項目に「何をやりながらでもやってからでもできるから最初から目指すのはやめとけ」って書いてあったからで、ほんとあの時小説家になる!とかいってニートにならなくてよかったー。とおもう。村上龍ありがとう

そういうふみとどまりのようなものがあるので、ふみとどまらない人を見ると同族嫌悪でもやっとする、のか。

追記:

今更ですが私の場合は単に販売員とかOLは向いてないだろうなと思って少しでも文章書けそうなゲーム業界にいったというだけの話なので「なにかをすごくつくりたい」という渇望が強い人にしかからない何かがあるのかもしれないです。

でも今でも「クリエイティブになりたい(で食べていきたい)」と言っている人には「なればいいじゃん」とおもってしまう。「なりたい」は学生まででよさそう。大人になれば、(自分経験からしても)特にこういう系の職業芸術家じゃないほう)は求められているものを作ればいいので、才能がなくともなろうと思えばなれる。村上龍が言ってたこと本当だった。

ずっと見るだけだったのですが、こういったとりとめのない文章に対しご意見を頂けるというのは非常に嬉しいです。ありがとうございます

追記2:

思ったよりたくさんコメントを頂いて驚いています。普段クローズド場所にいるので……。

コメントを拝見して自分の中でももやもやがどんどん具体的にまとまってきました。

ブログしろ文章にしと漫画しろ、(スポーツとかでも?)自分がつくったもののみで食べていくって、努力とかリサーチとか経験とか才能とか、その他いろいろがないと難しいと思うのです。

それなのに何もしない状態とか、やってるけど食べていけない状態で「なんで成功しないんだ」とか言うってことは、今の状態で成功するはずと思っているということで、それってすごく傲慢だなと思う。

成功している人がやっていることをやらないで同じ位置に立つということは、やらなくてもいい才能みたいなのがあるということで、ただ道端で絵を描いただけでパトロンスカウトされて全世界に認められる、みたいな。だから芸術家という表現を使ってしまいましたが芸術に関わっている方をdisる意図は全くありません。

でもほんとユーザーとか流行りとか全く気にしないで好きなもの描いてるのに「あいつらわかってない!」っていうのはやっぱり変なんだよー。もう私そういう相談という名の愚痴きくの嫌なんですよー……。

まとめたつもりなのに愚痴になってしまいました。すみません

あと今更ですが、クリエイターって名乗ってるのすごく恥ずかしいですね。リアルでは名乗ったことはないです。なんでゲームだけゲームクリエイターって言うのでしょう。

2014-04-21

http://anond.hatelabo.jp/20140421212956

中国ガチでこれをやっている

先生同士で競争させて業績で年収が変わる

上位の人は大学教授より高給だと言っていた

子どもたちは「良い」先生の授業を受けられるように努力する

学生同士の競争も激しい

午後9時くらいまで全員学校に残って自主的勉強しているらしい(塾のようなものには行かないようだ)

ちなみに日本のような部活存在しない(学校からスカウトされるものはある。自分から入るものではない)

エリートコースは

地元伝統的な中学校地方伝統的な高校北京大学 だったかな。うろ覚え

お金がなくても能力次第でエリートコースに乗れるようだ

ただ、競争が激しすぎて小さな子供自殺するのが中国で問題になっていると言っていた





(追記)

上記はエリートコースに乗っている女性から教えてもらったのだけれども

彼女否定的な文脈で話していた

彼女は激しすぎる競争を問題視しているようだった

個人的には元増田の言うとおり教師の給料を上げるのは良いことだと思う

塾に行かずとも学校勉強できるのも良いと思うけれどこっちは難しいか

日本教育現場の現状は教師の数が足りないのと負担が大きすぎると聞いたことがある

良い所だけ取り入れられたらいいとおもう

2014-04-14

芸能スカウト危険。娘を持つ親は知っておくべき。

娘が大事なら親が無知であってはいけない。

必ず娘に与えておくべき知識だ。

Aさんの事例(細部は変えてあります

都内大学に通うAさんは駅前友達と待ち合わせをしているときに、芸能スカウトと称する人物からスカウトされました。

そのスカウトに連れられて事務所に行くと、うまくあれこれと言いくるめられて契約を交わし、

宣伝のためと称してトップレス写真を撮られました。

 

家に帰ってきてから怖くなって、契約を取り消そうと思い、数日後、その事務所に出かけました。

しかし、今さら遅いと言われ、高額な違約金をちらつかされ、さらにその場でレイプまがいの行為を受け、

その模様をビデオカメラに撮られました。

 

相談する相手もおらず、結局、複数回、アダルトビデオに出演させられてしまいました。

その後、弁護士相談して、AV販売会社等に、出演作品の回収、販売中止を求めましたが、

会社側はその求めに応じていません。被害者のAさんはその後、心身ともに深く傷つき、大学も続けられなくなりました。

Bさんの事例(細部は変えてあります

都内大学に通うBさん(19才)は、駅のホームで芸能スカウトと称する人物から

芸能活動に興味ありますか」と声をかけられました。

名刺に書いてあるホームページを見ると、何名かのアーティストが登録され、

特に怪しい会社ではなかったので、以前から憧れていたアイドルになれると思い、信用することにしました。

 

その後、芸能事務所の人からアイドルとしてデビューするためとして、歌のレッスンや、

フィットネスクラブに通ってダイエットをしたりしました。これらの費用芸能事務所持ちでした。

 

20才になったある日、都心に住むように言われ、芸能事務所が指定するマンションを借りるように言われました。

自分で払える額ではありませんでしたが、初期費用はすべて事務所が肩代わりするし、

来月から仕事がはじまるからそれで支払えばよいと言われ、賃貸契約書サインをして引越しました。

 

その数日後「オーディションが決まった」から行くようにとの指示がありました。

ところがオーディション会場に行くと、それがアダルトビデオ面接であることを知りました。

そこでは、本番はできるのか、アナルセックスできるかなどを聞かれましたが、どうしたら良いのか全くわからず、

知らない人たちに囲まれ、勝手にいろいろな事が決められ、最後にはトップレス姿の写真を撮られました。

 

帰宅してから怖くなって、スマートフォン検索して支援団体を探して助けを求めました。

数日間連絡を取らないでいると芸能事務所の人たちが、

違約金のことや親や学校に言うぞと電話メールで脅してきましたが、

支援団体スタッフといっしょに対処し、マンションも引き払いました。

またAV出演契約についても弁護士相談し、相手方と交渉して、

違約金を払うことなく出演をしなくてもすむようになりました。

 

Aさんの場合、出演させられる前に相談する相手がいなかったために、結局、AVに出演させられました。

それに対してBさんは、出演する前に支援団体相談して、無事、被害を免れました。

あなたはひとりではありません、どうか勇気をもって、支援団体や性被害の問題に詳しい弁護士相談してください。

http://paps-jp.org/aboutus/coerce/

2014-04-13

スカウトは。

聞こえはいいけど、求人出しても集まらない会社

使うんでないかい?わかんないけど。

2014-04-08

ブラック臭プンプン

最近、いろいろあって約1年ぶりに転職活動を再開。積極的に動いているわけでもないけれど、

今の会社の営業方針自分とは合わないことも感じているので、いいところがあればと考えながら、

転職支援サイトスカウトサービスの利用を再開してみたりしてる。

何となくブラックっぽい雰囲気って求人票などに見え隠れするもんだけど、

そんな甘いもんでなく、求職者への対応がもうブラックなんだろうっていう企業が現れた。

その企業からは、2年連続スカウトをされたことになる。

去年は、絶対に面接するよ!なので話そうよ!的なスカウトだったので、

転職理由を簡単に書いた上で詳しいことは面接で、という感じで応募したところ、

そんな状態だとお互い不幸になるから面接もしないでおこう、と断られた。

で、この間、ほとんど同じ内容のスカウトメールが届いたので、

昨年にこんな理由で断られてるけど大丈夫?というような返事を書いたところ、

回答もないまま求人は終了となってしまった。

これ、一応、その企業代表名前で連絡が来てるんよね。

面接するよ!って言って、やっぱやーめたって簡単にいうのも、

スカウトサービスは応募までは匿名だっていう名目なのに、スカウトメール名前を書いたり、

匿名質問してね、ちゃんと答えるよ!って書いてあるのに、何も答えないまま逃亡したり、

ぜーんぶ、社長名前でやってるんよね。

入社する前から朝令暮改的な対応されてるんだから社員の人たちはもっと大変な感じなんだろうな、

って感じてしまう。ここまで腹黒さを表に出したブラック企業も珍しいんちゃうかな?

2014-04-02

人材斡旋エージェントの人へ

スカウトメール送っておいて、面接希望はいつがいいですかなんて、定型文で聞くなバカ。そんなメールに返事書くほどヒマじゃないんだよ。

てめえがうちの最寄り駅まで来れる時間を送ってきてから、どうかぜひ会えませんか。って言ってこい。

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