はてなキーワード: スカウトとは
適当なところで解決して救済するんだろうと思っていたが大きな間違いだったようだ。
EUもアメリカも世界中どこもかしこももとからギリシャを救済する予定は無い。
論拠を書く。
●ギリシャは地政学的な重要拠点にあたり世界中の国が自分の陣営に引き入れたいと思っている。
●ロシアは黒海からの出口にあたるし、仮に中国がとったとしても中東やアジアからヨーロッパへの輸送ににらみを利かせることができる。
●そもそもギリシャ自体が助かりたいなら、ヨーロッパなどこの際無視してデフォルトしてロシアからの支援を受ければよいが、
EUサイドにとどまっている。
●在ギリシャ米軍がギリシャに駐在している。これは未だに西側諸国に所属する意志を示す。
●在ギリシャ米軍がどかない限りプーチンはギリシャがロシア側につくといっても埋伏の毒だと見抜く。それは中国も同じである。
●仮にEUサイドが本気で問題解決を考えるなら、どんな理由であれ、あまり目立たぬように適当に理由を付けて資金注入する。
●バルファキスは英国留学組、留学生をスカウトするのはアングロサクソンがよくとる手法、ex)小泉、竹中
つまりギリシャ、EU側双方ともこの問題をできるだけ長引かせ壊滅的な状況を作り出そうとしている。
父親も老人らしく、昔の世間話が大好きなのだが、その中でそのまま捨て去るのは惜しいネタを2つほど増田に開陳する。
父が嘘を付いてない限りは実話なんだろうが、真偽のほどは保障しないし、何かと面倒なので、
当事者が特定されないように、実名がわからない形で書いておく。
父は東大の某運動会某部(註:東大では体育会と言わず運動会という)に属していた。
仮に「A部」としておくが、そこの部員はAという運動ばかりしていて、マトモに勉強していなかった。
A部の部員Bと部員Cが、某省庁(仮にD省とする)を志望する、と宣言し、周囲が唖然とした。
→BとCは、D省在籍のA部の先輩に泣きついた。
泣き付かれた先輩は、見るに見かねて、公務員試験の問題を事前入手した。
(どういうルートで入手したのかは、自分も父に質問しなかった)
俺にできるのは、お前たちに問題を見せることだけだ。
これから、お前達はこの問題文を暗記して、自分達で解答を考えることだ」
→BとCは、必死に問題文を暗記し、2人で協力して、解答を考え出した。
結局、BとCは「1位」「2位」の成績で、晴れてD省に採用されたそうだ。
(まあ、自分達で問題を解けたということは、彼らも根っからのバカじゃなかったんだろう)
余談だが、BとCが公務員試験に通るかどうか、A部で賭けがなされたそうだ。
父も含め、ほぼ全員が「落ちる」方に賭け、全員が掛け金パーになったそうだ。
まあ今から50年以上前の話で、もう時効なんだろうが、当時はそういう裏口(不正?)も許されてた、
ということで、A部部員はおよそマトモに勉強していないので、定期試験が悩みの種。
「私はこの問題がわかりません、代わりに「哲学とA」というテーマで論文を書くことをお許し下さい」
と勝手に問題を変えてしまって、結局「A]というスポーツに関する論文で解答の代用にしちゃった、という猛者がいたらしい。
この部員、すべての試験について、勝手に「●●とA」という設問に変えて、勝手に論文書いていたのだが、
多くの教授は、「なんか面白い学生がおるワイ」ということで、「可」を与えたらしいが、
唯一ドイツ語の教授だけは、ユーモアを解さずに「不可」を見舞ったらしい。
そのドイツ語の教授は、「面白い学生がいた」ということで、後日この学生をネタにエッセイを発表したらしい。
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ちなみに、A部OBの子供で、東大に合格したのは、自分が初めてだったらしい。
なので、「なんとしても、この子供(=自分)を、A部にスカウトすべし」との厳命がA部員に下ったらしいが、
父によれば「自分があっけなく断った」らしい。
(もう28年も前の話である)
全体のスカウト受信数と全体の履歴書閲覧数が数日前から0になってるよ。
https://www.find-job.net/my/scout/index.cgi
これを見てなおしてくれたら、ほんわかするよ。
鈴木大介氏は最貧困女子で話題になったが、その前に貧困少年に関するルポを書いている。
資本主義は、貧困女子を「性風俗産業に搾取される被害者」の立場に導き、
貧困男子を「組織的なオレオレ詐欺・集団窃盗の加害者」の立場に導く傾向にある。
貧困男子にも性風俗における需要があれば、おそらく「ババアに弄ばれる被害者」になっていたのであろうが、
需要がないため(女性向け風俗は客が入らずすぐ潰れる)、裏社会は少年たちを「下っ端の加害者」として活用するのだ。
貧困下で育っていない「一般市民」にとって、貧困女子は「可哀想」だ。
売買春の経験は無くても、多くの女性が痴漢・セクハラ等の被害経験を持っているので、
実家が貧乏だから…を理由にキモオヤジにサービスさせられる運命を課せられたJKは、
しかし貧困下で育っていない一般男性にとっての貧困男子とは何か。
高校進学によって、中卒の彼らとやっと縁切りが出来てせいせいしたような、そんな存在だ。
地価の高いエリアや、国立・私立の小中学校に通った男性からすると、同級生としては「不可視」で、
「ニュースにたまに出てくる胸糞悪い悪者」のような、現実味の薄い存在かもしれない。
そんな一般男性たちが、彼らにシンパシーを覚えるだろうか?助けたいと思うだろうか?
「俺たちが真面目に勉強していた頃、あいつらはカツアゲをしていた。大人になってからの暮らしに差があるのは当然」
こう思うのが普通ではないだろうか。
貧困少年のケアは、彼らが「裏社会に入った地元の先輩」になついてしまい、
「下っ端の加害者」として使われ始める前に行われるべきなのだろう。
貧困少女が風俗スカウトになついてしまう前にケアされるべきなのと同じことだ。
しかしケアをする組織は、「裏社会に入った地元の先輩」や「風俗スカウト」を敵に回すことになる。
貧困少年少女が救われることで、彼らを搾取して暮らす「むかし貧困少年だった大人たち」が飯のタネを失うことになる。
(貧困少女を救う活動をしている仁藤夢乃氏は、できるだけ有名になるべきだろう。
「売名」だの「承認欲求」だのというゴミのような問題ではない……)
貧困少年を搾取した過去を持つ、むかし貧困少年だった彼らは、まともな仕事に再就職できるだろうか?
助ける側のリターンが少ないだけでなく、リスクがあまりにも大きすぎる。
また貧困少年少女は、豊かな家庭で育った奴らからの「助けてあげる」的な上から目線を嫌う。
「裏社会に入った地元の先輩」や「風俗スカウト」の方が、似た過去を持っているため信頼する。
童貞がジャニーズやエリートを嫌い、理解者面をする伊集院に群がるようなものなのだろう。
http://anond.hatelabo.jp/20150315183334
続き。続きと言ってはいるが、前のは前提=採用する企業の都合なので別に読まなくてもいい。
念のためにもう一度書くが俺はいわゆる中の人だ。ジンザイ業界にいた。そして今は企業の採用担当だ。「〜登録するな」の元増田ではない。
転職サイトは使え。ただし次の3つは守れ。
1 登録する前に目的を決めろ
2 登録サイトは絞れ
3 期限を区切れ
転職なんてな、基本的に面倒だし不安だし、落ちるとアカの他人から否定された気がするし(実際はそうではないんだが)
やらないならやらない方がいいんだ。
しかも転職活動は膨大な情報との戦いだ。目的地もなく泳ぎ出すな。溺れて死ぬか、楽そうに見える船に安易に飛びつくだけだ。
転職でうまく行くかどうかは、転職のゴールを決めるところから始まる。
これを疎かにすると地獄だ。どんな地獄があるか知りたいなら「転職 失敗」とでもググれ。半日潰せる。
目的の決め方はひとそれぞれだ。目的を決めることが上手い奴も、下手な奴もいる。
なので下手な奴向けに、人材会社にいたころ先輩に聞いたやり方をアレンジして伝える。
==============
技術やスキルをもっと伸ばしたい 職種を変えたい ぶっちゃけ楽したい (ベンチャーで)ゴリゴリ働きたい
給料を上げたい 残業時間を減らしたい 勤務地を変えたい 有名な会社・大きな会社に行きたい
==============
この中で1位と2位と3位を決めろ。決めたらそれを手帳でも付箋にでも書いておけ。日付と一緒に。これが目的だ。
言っておくが3位は予備だ。せいぜい叶うのは1位だけ、運が良くて1位と2位だ。その程度だ。
ちなみに「安定した企業で長く安心して〜」とか言うのはこのご時世幻想だからな。どこでも、潰れるか、首を切られるリスクはある。
安定は授かるものじゃなくてお前も作るんだっての。個人的感情で長くなるから以下省略。
目的を決めたら登録サイトを決めろ。自分のキャパ次第だが、求人広告サイト2-3件、人材紹介2-3社くらいが妥当だろう。
1社に絞ってもいいが担当によって当たり外れが怖い。大手、中堅中小で1社ずつが無難。余裕があればもう1社。
登録すると死ぬほどメールが来る。捨て垢推奨だが、たまにレアな求人が飛んでくるからざっと目を通しておこう。
登録したら担当者を捕まえろ。まず話せ。行くのが面倒なら電話で充分だ。たっぷり話せ。
「不安なので転職活動全体のことを教えて下さい」と頼るふりをして、いろいろ条件をぶつけろ。
転職理由、上で決めた目的、いまの求人状況、同じような転職者の事例、SPIの勉強、なんでもいい。
複数の担当に無理と言われたらたぶん無理なんだ。彼らは多くの情報を持っている。
これを最初にしておかないと無駄なお祈りメールの山につながる。死屍累々だ。自分も傷つく。
担当者も、スタート時であれば何とか取り込もうと手厚くしてくれる。ここで合わないなら担当変更だ。ビビるな。向こうもビジネスだ。
人材会社の人間は性根が優しい奴が多い。じゃないとこんな仕事選ばない。だから、うまく使え。
そうして1で決めた目的をチューニングしろ。変えるならここが最後だ。
あと、履歴書と職務経歴書はマジで重要だ。これも担当者捕まえてチェックさせろ。担当が見て違和感があればそもそもその書面に価値はない。
言うまでもないが詐称するなよ。サクッと解雇されるぞ。しかも結構いるぞそういう奴。
これで決まらないなら目的がズレていたか、高望みと思え。そして一旦転職やめろ。熱意も緊張感もなくなる。体力・精神力的にもいい。
そのためには最初にまとめて沢山応募することを進める。職種や年齢にも依るが10社〜30社くらいか。
チマチマ応募してても、相手(採用企業)があることだからなかなかうまくいかない。応募数を確保するにはやはり転職サイトは不可欠だ。
一ヶ月目:担当を使って探させたり、自分で検索したり、スカウトを掘り返して一気に当たれ。応募数はビビるな。出せ。
二ヶ月目:面接を組め。面接に行かないとわからないことがほとんどだ。有給をうまく使えない時は病院(午前休)、家族(早退)とか使え。そんで面接で求人を比較しろ。
三ヶ月目:ここが最初の分かれ道だ。一ヶ月目に応募した中から内定が出れば決めろ。ダラダラ伸ばすな、質問したいことは聞いて早く判断しろ。内定がなければ二回戦だ。まだ行ける。焦るな。
四ヶ月目:二回戦の結果が出始める。だんだん惰性になってくる。
五ヶ月目:最後の応募を決めろ。これに落ちたらやめる。その覚悟で臨め。落ちたらほんとにやめろ。その方がいい。
※離職中のやつはこれを倍速で回せ。三ヶ月経つと人は何かを忘れる。その先は地獄だ。
・気づいてると思うが大卒の一般的な正規雇用の話だ。会計士や医者、薬剤師なんかは他をあたってくれ。高卒はぶっちゃけ気にすんな。通すところも探せば多い。
・あとこれ政令指定都市レベルの話な。地方はまずハロワ、次に求人広告だ。
・個人情報の扱いは完璧ではないが大手はそれなりに遵守してる。中小は知らん。
・人材会社は営業会社だが、無理やり入社させてもロクな事にならないことを痛いほど知っている。
売れる奴は段取りがうまい。意思決定まで持っていく流れもスムーズだ。どんな業界の営業でもそうかもしれないが。
・一社だけ行きたい企業がある奴は頑張ってほしいが、ブランド目当ては勘弁な。
・転職回数と年齢の件は書ききれないので気が向いたら書く。
・家族とか嫁・夫とかには早めに相談しとけな。直前になって言って炎上、転職取りやめの事例なんて毎月あったぞ。
・あと面接キャンセルまじやめろ。大人としてNGだ。遅刻もな。
・ハロワはあえて触れなかった。正直、有料のサイトを超えるメリットがうちにはない。
意外かもしれんが、転職活動やった結果、今の会社が良いと思って残る人も山ほどいる。そんなもんだ。
ただ月曜の朝に悶々と電車に乗るくらいなら動いてみてもいいかもな。
ちなみに2014年あたりから転職市場は売り手(転職者有利)だ。不景気の何倍もいい会社に行けるご時世だからあとは自分次第だな。
自分を良く見せることを恥ずかしいと思ってしまうし、夢を語ることもできない。
就活は茶番だと啖呵を切ってみても、就活に反抗して自分で起業するだけの気概もなければ、反抗心をむき出しにして面接の場で本音を語るだけの勇気もない。けれど反抗心をなかったことにして適当に茶番にのっかる自分を許すことも出来ず、中途半端な人間が出来上がり、そんな風しか生きられない自分が、しんどい。
私は仕事を通した自己実現なんて求めていないし、社会を良くするというような使命感も持ち合わせていない。仕事に求めるのは、自分一人の生計が立てられて、1ヶ月に1回ぐらいお寿司とか焼肉とかおいしいものが食べられて、1年に1回ぐらい国内旅行(18きっぷでかまわない)に行けるぐらいのお金を稼げて、休日には家でゆっくり読書とネットサーフィンができる時間があって、こころと身体の健康を損なわないこと、である。
だから、志望理由を聞かれたって、上記が満たせそうだからということしか言えないし、他の企業でもいいんじゃないのって言われたら、そうですねとしか返せない。10年後のビジョンを聞かれても、幸せ(私の感じる)に暮らせてればなんでもいいですと言いたくなる。でもやっぱりそれじゃあ通らないのもわかっているから、ちゃんと、まともに、業界研究をして企業研究をして自分の適正に合った志望の職種を考えて…ってのをやらなきゃいけないとも思うのだけど、(条件を満たすところであれば)どこでもいいと思っているから、やる気になれない。数十社も受けなきゃいけない中で上位数社以外に志望理由なんてあるわけねーよばーか、一度も働いたことの無い学生に当社でどのようなことがしたいですかと聞かれても言えるわけねーよばーか、学生に企業研究を求めるのは企業側の教育の放棄なんじゃねーのばーかと心の中で噛み付いて就活から目をそらす自分を肯定してみても、冷静な部分の自分が、そうはいっても企業からしたら志望理由ややりたいことを言える子を採りたいと思うのは当然だよねって心の脛をコツコツと蹴りあげてくる。痛い。
人並みに仕事はできると思う。勉強することは好きだし、真面目(というか不真面目になれない臆病者)だし、なんだかんだ要領もいい方だと思う。知らない人と明るく気さくに話さなければいけないような、営業のような(ステレオタイプだろうか)仕事には向いていないと思うけれど、自分が傷つきやすい分、自分に関わる人には優しくできると思うし、そうありたいといつでも思っている。規範意識が高すぎるところはあるけれど、その分時間は必ず守るし、約束を違えることもしない。就活が自分をアピールする場だとわかっていても、自分の美点を語ることを恥ずかしいと思ってしまうような融通のきかなさはあるけれど、その分謙虚に仕事ができると思う。
私にできないのは、自分をアピールすることと仕事に関する夢を語ることだ。仕事をするにあたっての素質、みたいなものは、まあ人並みにはあるんじゃないかと思うけれど、この2つができないことは、どうやら就活の場では致命的らしい。適当に何かでっち上げてしゃべることをよしとしなければ、フリーターや一般職になることだってプライドが許さない、そんな自分がもうどうしようもなくて、なかなかしんどい。ばかだなあ、適当にやっとけばいいのにって、そう自分でも思うけど、やっぱりできないのだ。
現実的で内向的で悲観的な人間が、社会で自分が必要とされているという実感を得るのは、難しいみたい。せめて私だけは、そういう人たちに理解と承認を与えられるようになろう、というのが今のところの私のよすがである。
アナルシールなるものがある。可愛い女の子がアナルが無い代わりにケツに貼るものだ。
AV女優が好んで使用する。味を付けることもでき、蜂蜜味がよく使われる。
アナルが無いことを普通だと思っていた女の子が、突然AVにスカウトされ、そこでアナルが無いことに気付くのだ。
制作スタッフは慌ててこのアナルシールを買いに行き、女優に貼りつける。
最近のはすごく精巧に作られていて、本物と全く見分けがつかない。
他には人工アナルというものもある。これは、アナルオナホールを改良したもので、主に風俗嬢が使っている。
どういうものかというと、まあ、ただのオナホールなのだが、精巧さが段違いで、これまた本物と見分けがつかない。
これを手術でケツに装着するわけだ。
このアナルオナホールの利点は、穿ることができ、さらには詰め物をすることもできるという点。
詰め物は一般的に、茶色くて匂いのきついチョコレート、カレーなどが使用される。
うんこをしないことが世間にばれずにすむため、たいていの女の子はこの詰め物をする。
アナルを穿ることで指に付着する黄色い物質は、実はカレーやチョコレートなのである。
なんかキャバクラで知り合った友達に、ジュエリー会社の業績が悪いから助けてほしい、とハンコと通帳を渡して云々とのこと。
学生のときの話で、それから何年か経過した今になって、地方裁判所から 80万弱くらい債権がある的な通知が来たとのこと。
詐欺集団の名前でググるとたくさん出てくるけど、こういうサイトもグルっぽくて怪しい。
なんかドラマみたいに「○○さん今月の支払いは?居るんでしょ!!出てこいゴルァ!」ではなく、正攻法で訴訟で攻めてくるあたりが所謂インテリヤクザってやつなのかな。
いかにもスカウトですみたいなカメラを持ったお兄さんに声をかけられた。
人材発掘会社のカメラマンを名乗るお兄さん(名刺くれた)曰く「有職者限定で雑誌の街角スナップコーナーに出る人を探していて、スタイルがいいと思って声をかけた。この場で写真を撮って一次選考をして、翌営業日に結果を連絡する」とのこと。学生で単発のバイトしかしていないことを告げつつ、簡単なエントリーシート(名前・身長・電話番号くらい)を書いて写真を撮られて別れた。
ちなみに私は、顔は十人並み、脚は長いと言われることもある、身長は160cm台、BMIは20を切るくらいの20代前半の女性である。これといって目を引くところはないだろうが、ときどき今回みたいなスカウトを受けることがある(怪しいのでだいたい受け流す)。
今回のスカウトも正直怪しい。しかしたまには口車に乗ってみてもいいかもしれない、とも思った。
翌営業日、その人材発掘会社とやらから電話がかかってきた。一次選考は通過したらしい。二次選考は雑誌サイドの選考になるらしく、その説明をしたいので営業所に来られる日を教えて欲しい、と。直近で空いている日に行くことにした。
営業所に行くと、アンケート的なものを書かされた。撮影経験の有無とかいろいろな項目があった気がする。説明を待つ間、たぶん私より若いだろう女の子が説明を受けているのをなんとなく聞いていた。
しばらくするとこの間とは違うお兄さんが出てきて、選考の説明を始めた、のだが。「有職者」と言うにはバイトの回数が足りないことが判明した(月8回くらい働いていないといけないらしい。知らねぇよ)。となると今回の雑誌のスナップモデルには応募できない。
すると、「うちの人材発掘会社から人材を紹介している芸能事務所に興味はあるか」と聞かれた。こうなったら徹底的に口車に乗ってやらぁ。
「なくはないです」
「じゃあ、担当者を呼んでの説明会に来てもらいたいので、空いている日を教えてください」
「○曜日のXX時ですね、わかりました」
今度は事務所のアンケートを書かされた。撮影とかしてないのに、「撮影をしてみてどうだったか」などの項目があったのでスルーした。
今回出てきたのはまた新たなお兄さんだった。イケメン。事務所の仕事をしながら、所属して俳優をやっているのだという。
街頭で書いた用紙と前回書いた用紙と今回書いた用紙を見ながら、イケメンが話を始めた。
「今日はうちの事務所に登録するかしないかの話をします。話が終わったら即決してもらいます。すぐに決断できない人は芸能の世界にはいらない(以下、説得力を増す話)」
この時点で、登録料とかレッスン料とかを払わせる手口だと思った。だがどんな話が展開されるのかは聞いてみたい。
「実家です」
「だったら、芸能やるって言ったら親御さん心配しない? 成人だから自分で決めることだけど、親に反対されたからやめる、ってくらいなんだったら、今ここで断ってください。例えば大好きな彼氏がいて、結婚したいと思ったけど親に反対されたら諦める? 諦めないでしょ?」
なんだその喩えは。
そしてまた怪しいッ! 「親に反対されたので」って理由で後から辞めるという選択肢を封じに来ているッ!
説明が始まった。
「今回、この説明会にはみんなを呼んでいるわけじゃないんですよ。興味があっても呼ばれない人もいるし、興味がなくても呼ばれてる人もいる。なんでかわかりますか?」
「わかりません」
「うちの事務所で確保している枠(事務所への最大在籍人数?)は多くないので、良い人材だけをこの説明会に呼んでくださいって、人材発掘会社にお願いしてるんですよ。もちろん芸能をやることを強制することはできないけれど、こないだ話した担当者が、○○さん(筆者)を見込んで、この説明会に呼んだってことなんで、それはわかっていてください」
「はあ」
これも怪しいッ! 「あなたは特別ですよ」ってのを匂わせて虚栄心をくすぐる手法!
仕事の内容についての説明内容は長いので端折る。
などなどの話を聞いた。実際の仕事の依頼例なども交えつつ。それなりに面白かった。
私には言いたいことがあったのだが、タイミングを逸していた。一段落したら聞いてみようと思っていたら、ちょうどよくイケメンが話を振ってくれた。
「そういえば聞き忘れてたんだけど、どこの大学ですか」
「某大です」
「そうなんだ! 学部は?」
「医学部です」
「えっ」
「卒業したら2年間は初期研修をしなくちゃいけなくて(医師法第16条の2)、その間は研修に専念することが求められている(医師法第16条の3)ので、どこの病院でもアルバイト禁止なんですよ(法律で禁じられているアルバイト診療だけでなく、アルバイト全般)。なので、芸能をやるにしても学生の間だけだと思っているんですけど、それって可能ですか」
「みんな芸名を使うから、職場とか周りにはバレないよ。人間って不思議なもので、例えば○○さんの写真が雑誌に載っていても、名前が違ったら『○○さんにすごく似てる』で終わるんだよね」
「はあ……」
そういう問題かよ。
そして話は佳境に入る。
「それで、事務所に登録するとき、お金がかかる事務所とかからない事務所があるんだよね。うちはどっちだと思う?」
「その聞き方ならかからないんじゃないですか?」
「いや、うちはかかるんだ」
「ほう」
「お金がかかる事務所とかからない事務所の違いは、マネージャーが付くか付かないか。マネージャーが付かないところだと、仕事は自分で取ってこなきゃいけないし、その仕事のギャラは事務所と折半」
「それは馬鹿みたいですね」
「マネージャーが付く事務所だと、これこれこういう(※忘れた)お金がかかって、大手だと数十万とか百何十万とかするところもある」
「ほう」
「でもうちではこのお金はもらってない」
「はい?」
話が見えなくなってきたぞ。
「うちでは、このシステムを維持するところにかかるお金は事務所持ちにしてる。でも、宣材にかかるお金39000円と、レッスンを受けるための入会金60000円の計99000円は、個人に属するものだから負担してもらってる。クレジットで払ってもらって、クレジット会社への支払いは月5000円って子が多いかな」
「はあ」
10万か。これくらいなら払う人いるんだろうな。
「うちでは、ワークショップ(講師が仕事を持っていて、仕事をくれるかもしれないレッスンのことらしい)を1回3500円(安いらしい)で受けられる。その環境づくりのためのお金がこの60000円」
「はぁ」
「で、1年間使える宣材を撮って、これでクライアントに売り込んだりする」
「いや、それは無料」
「ほう」
なんだか疲れてきたしやっぱり胡散臭いので、ちょっとやめておこうかな的意思の表示を始める。ここも長いので端折る。
「いやー、そこまでのお金を払ってやるもんかなってのがちょっとあって」
「はあ」
「喩えるなら今はこういう状況。浜辺を歩いていて、沖の方に島が見える。そこには見たこともない世界があるけれど、自分で泳いでいくことができないのはわかってる。そこにちょうどよく船が通りかかっていて、それに乗るか乗らないか。乗らないならふーんそっか、もったいないねって」
「はあ」
「言っちゃ悪いけど、女の人が何もしないで綺麗でいられるタイムリミットは2X歳(※筆者の年齢)だよ」
「はあ」
「何に悩んでるの? 例えばかかるお金が0だったらやる?」
「趣味程度ならやるかもしれませんけどね」
こうやって話している間に、この兄ちゃんは手に持っている紙を筒状にしていじっている。いやそれ私が書いたやつですよね。話している相手が書いたアンケートを丸めていじってる社会人初めて見たよ私。
「自分には本分があって、新しくその『趣味』を加えるだけのキャパがあるかも不安です。それに、それだけのお金を払ってやるくらいなら、自分の本分に時間を使ったほうがいいなって思います」
「そりゃそうだよ、でも」
「本分を趣味にする感じで」
「それは趣味って言わないよ」
「時間とってすみませんでした、でもそんなんじゃ何も始められないよ」
と言いながら兄ちゃんは事務所の奥へ去って行った。帰っていいと言いに戻ってくるかと思ったけれど戻ってこなかった。
常識人である私は、せめて声をかけて帰ろうかと思って事務所の奥を覗いた。しかしどこにいるかわからなかったし、待ってろと言われてなかったことを思い出して帰ることにした。
営業所から出て歩きながら、2時間かけて何やってるんだ自分、と思った。しかし、話を聞くだけ聞いたのは面白い経験だったかもしれない。
もしかしたら、この事務所は悪質な事務所ではないのかもしれない。けれど、相手に「怪しい」と思われたら、こういう商売は負けだ。
やっぱり、そうそううまい話は転がっていないんだな。人の夢で飯を食う商売もあるんだな。みんな気をつけようぜ!
以下追記。
予想外に多くの反応をいただいて驚いています。読んでくださった皆さんに何らかの形でお役に立てば光栄です。
ブコメをいただいたので全てにではないですがお返事を。
id:hisawooo “怪しいッ! これは怪しいッ!”ジョジョっぽくてかわいい。ジョジョ子力高い。
ありがとうございます。頑張ります。
有識者限定の街角スナップコーナー、見てみたいようなやめておきたいような。
id:eurisko1 うーみゅ。これかなり前からあった手口。増田医学生よ、今後へんな奴らからの連絡に気をつけろ。本業に邁進されよ。
知らない番号からの電話は留守電がなければ無視する主義です。一番大事なのはやっぱり本業ですね。精進します。
id:catbears 利用されることを望んでいる人は他人に利用されることが本望だという事の他力本願を推して知るべしとか、チャンスは巡ってくるのを待つのではなく与えるもの、みたいな話にはならないのか。
何をおっしゃりたいのかよくわかりませんでした。すみません。
id:ophites 自分の頭の良さを過信してる感がちょっと危うい。断って帰ろうとしたら怖いお兄さん数人に囲まれて、おいおいお姉ちゃん社会ナメてもらっちゃ困るよ、とかなっても切り抜ける自信はあった?怪しいとこは行かぬが最善
まさにおっしゃる通りで、自分の頭のキレを過信気味でした。他に説明を受けている人がいたので、彼女らが見ている前では危ない目にあわないだろうと判断しましたが、行ってからの判断では遅いですね。そもそも行かないのが一番ですし、行くにしても筋肉を付けてからの方がよさそうです。
世の中怖いですね。こういう商売って儲かるんでしょうかね。
>文章や頭をお褒めくださった皆さま
恐縮です!
筆者は一瞬だけモバマスに手を出して、課金しそうな自分が恐ろしくて手を引いたことがあります。渋谷凛ちゃんかわいいですよね。
■連載のはじめに。
コンシューマー系のギャルゲーバブルも、そろそろはじけかけている今日この頃ですが、アリスソフトというメーカーは、良くも悪くもマイペースで、ギャルゲー(非18禁)とエロゲー(18禁)の境界線を、自由気ままに闊歩しているという印象があります。そして、その分、バランス感覚に気を配っているメーカーでもあると思います。ただ、ギャルゲーもエロゲーも、バブル的な市場の拡大が起こってしまった現在は、同時に多くの価値観が提示されてしまった世界でもあると思うのです。まあ、エロゲーの世界は元々、無秩序・無軌道・反社会的で『仁義なき戦い』のような世界ではあるんですけど、それにしても価値観が乱立し過ぎてねえか、というか、既にレーベル数を、本職の美少女ゲーム誌の編集者が把握しきれない、そんな状況の中で、今後のアリスソフトを占う上でも、『ぱすてるチャイム』は興味深い作品だと思ったのですよ。ええ。
■全体を俯瞰して。
さて、そんな昨今の状況に対して、うっかり中出ししてその後始末を考えるような、ちっともタイムリーで無い、珍妙な美少女ゲームコラムの第一回のお題は、アリスソフト久々のRPG『ぱすてるチャイム』でございます。
もう、発売してから結構経っているので、改めて説明しなくてもいいと思うんだけど、『ぱすてるチャイム』は、育成ものと恋愛SLGの要素を加えた、ダンジョン探索型のRPGです。4人の女の子達と協力して冒険していくうちに、喜怒哀楽がで悲喜こもごもなイベントがあって……というのが、美少女ゲームとしての、一番メインの要素なのだけども、心配していたのは、これらの要素が、一つのゲームとして、まとまっているかどうかという点だった。とりあえず、その辺からゲームを俯瞰していくことにしましょう。
まず、RPG部分に関しては、アリスソフトの伝統的な操作体系を継承していて、かなりプレイしやすいシステムになっている。ただ、作り込んではあるんだけど、昔ながらの経験値稼ぎ系のゲームなので、特に、最近のコンシューマー系のRPGに慣れてしまっている人には、戦闘シーンが、システムに慣れてくるとすぐに単純作業になってしまうあたり、ちと辛いかも知れない。
戦闘シーンのビジュアルが基本的には静止画だけで、キャラクターの台詞でメリハリをつけるというのは、作業の効率という点では好感が持てるんだけど、淡泊というか、単純作業という点を強調してしまった面も。例えば、『ファーランドストーリー』や、アリスソフトだと、『かえるにょぱにょーん』の戦闘シーンにもあった、チビキャラアニメみたいなものがあっても良かったかも知れない。まあ、筆者はそういうのがうざったい、かなりせっかちな人なので、OFFにしてしまいますが、多分。
むしろ、気になった点としては、恋愛SLG部分の方で、ゲーム時間と比較して、イベント数が少ないのだ。一つ一つのイベントは台詞回しなども含めて、よく練り込まれているのだが、一学期から二学期にかけて、シナリオが分岐するまでのイベントが少ない。これは、キャラ固有イベントに比べて、共通イベントが少ないからだと思うし、週末のデートイベントがテキストだけで、しかも、数パターンしか無いってのも、ちょっと寂しかったな。しかも、キャラ固有のイベントは、見逃したら次のイベントに繋がらない……というものもあるので、フラグ立てをしくじると、本当に味気ないプレイになってしまう。まあ、普通は途中で気がついて、途中のセーブデータでやり直すのだろうけど……。
正直、『ぱすてるチャイム』というゲームは、かなりストイックなゲームだと思いました。そして、アリスソフトというメーカーもまた、ストイックなのだと、改めて思いました。確かに、『闘神都市Ⅱ』や『デアボリカ』といった、一見ロマンティックな美少女ゲームに見せかけておきながら、しっかり心にはドスが突き狂っている凶暴な名作群に比べれば、その獰猛さは幾分抑えられています。でも、アリスソフトの濃厚な持ち味は『ぱすてるチャイム』のような、ライトな娯楽作品でもきちんと健在です。深作映画に例えるなら、『闘神都市Ⅱ』や『デアボリカ』が、『仁義なき戦い』『仁義の墓場』で、『ぱすてるチャイム』は『資金源強奪』ですかね?(ますます分かりません)
ただ、プレイする側の考え方は、時代に合わせて変わるのだろうし、独自のスタンスというものが、乱立する価値観の中に埋もれてしまうかも知れない……そんな懸念はあれど、筆者は、昔と変わらない毅然とした態度を維持している、このメーカーをこれからも支持していきたいと思ったのですよ。
ボーイッシュを通り越して、豪快な漢気と魅力を発散する沙耶と主人公の関係は、盃を交わした男同士の友情すら感じさせるのだけど、少しずつその関係性が崩れていくというか、主人公以上に、沙耶の方が、芽生えた感情を制御できなくなっていくあたりの描写が、なんともいじらしくて良い良い良い。
ミュウとコレットのシナリオは割と恋のさや当て的な感じなんだけど、沙耶とセレスのシナリオは、グローイングアップ的な展開が強調されている。特に、H以降の関係性の描写に重きを置いている点は、好みもあるだろうけど、個人的には好感が持てる。Hが最終目的ではなく、Hも含めて、他人との関係性の中で真の強さを見つけていく描写は、アリスソフトの得意とする所でもあります。まあ、『闘神都市2』みたいな、キツイ一発……いや、ハードな展開は無いですけどね。あっても困るけど。
天然ボケで内気で弱気で眼鏡っ娘エルフで、しかも巨乳という、このゲームで一番えろーすなボディのナオン。おまけに、陰湿ないじめに遭っていた所を助けたのがきっかけでパーティーを組むという、まるで、おおばやしみゆきのまんがのような出会いだったりもするのだ(分かりません)。どこか人生を諦め、現実から目を背けていた自分を再び見つめ直す……というのが、この娘のシナリオの特徴。得意技能はスカウトで弓使い。スカウト技能が無いと、探索の時にロクに扉も開けられないので、セレスと組むにしても、組まないにしても、、主人公が1レベルだけでもスキルを取っておくとプレイが楽ですよ。
沙耶
タイマンでは負け知らずな武闘派の戦士で、剣の腕は赤銅鈴之助や隠密剣士以上(予想)、主人公に着替えを見られてもへっちゃらちゃらーな、漢気溢れる美少女である。褐色の肌にスポーツブラが眩しいよ! ただ、時々男勝りな自分への不信感が見え隠れしたりもするのがやはり女の子。そんな沙耶のシナリオは、男勝りで凄腕の戦士というパプリックイメージと、一人の女の子である自分の気持ちの間で揺れ動く、というもの。展開が一番筆者のツボにストライクしたのは、別項の通り。あと、スポーツ少女なので、やっぱり引き締まったいい足してます(どこを見てますかあなたは)。実家はそば屋らしい。
赤いランドセルとスパッツがマニアックでタマランチ会長なロリっ子ハーフエルフ。主人公とは因縁めいたものがあるらしく、転校初日の初対面からフレイムアローでマトにかけるヒットマンぶりを見せる。元気いっぱいで、騒々しさと気の強さでは『仁義なき戦い』の大友勝利にも匹敵する武闘派魔法使いでもある(言い過ぎ)。戦闘時にはキリングマシーンと化して、攻撃呪文を撃ちまくるが、MPの消費も早いので気を付けよう。先の因縁と空白の時間という二つの引っかかりを少しずつ踏み越えていくのがシナリオの主題で、ラストの展開は色々な意味で驚かされます。NPCのステータスが回復できなかったのも驚いたけど。
ミューゼル
ヒロインなので赤毛の犬系キャラ……という訳でも無いんだろうけど、やっぱり幼なじみなのですよ。面倒見はいいし、神術が得意で、詠唱では全国2位。まさに非の打ち所のない正統派ヒロインなのだけど、持ち前の人当たりの良さは、自己主張が控えめでおとなしいということでもあるので、それが時々裏目に出たりもする。でも、武装した生徒で溢れ返っている舞弦学園が『熱笑!花沢高校』にならないのはこの娘のおかげ(かも)。やっぱりヒロインなので、シナリオはきっちり手堅くまとめられてます。主人公との関係性はもちろんだけど、コレットとの友情が、描写として印象的な所が多いのだ。
■あとがき。
なーんか偉そうなことを延々と書いていますけど、元々は某美少女まんが誌のゲームコラム用に買ったという名目はあれど、動機は完全にキャラ萌えなので世の中そんなものです。沙耶沙耶沙耶。『かえるにょ・ぱにょーん』だって、しっかりクリアしたさ!
おまけに、このゲームのレビューを書こうと思っていた、某美少女まんが誌のゲームコラムの方は、書く直前に打ち切られてしまって、危うくお蔵入りになるかと思っていたんだけども、捨てる神あれば拾う神あり。というか、やらんと収入が(中略)。さて、次回の『N.C.P』(←略称)のお題は……えーと、今回の原稿を書いていたら、調子に乗り過ぎて規定の字数を大幅オーバーしてしまったので、『ぱすてるチャイム』の続きと、もう一本は、待望の『ベストプレープロ野球Win版』かな……すいません、うそです。まだ決めてません。では、また。[更科修一郎(FAKEOFFICE)]
Rettyの武田社長からLinkedIn経由でスカウトされたので行ってみたら・・
Rettyさんとの一件が思いもよらず広範囲に拡散されて大変驚いておりますが、
武田さんから直接謝罪のメッセージも頂きましたし、武田さんが公式ブログでも述べておられた通り
今後は再発防止に務めるとのことですので、「他の求職者の方に同様な被害が発生することを防止する」
ですが、今回の件の非常に重要な問題である「LinkedInアカウントのなりすまし」に関してはまだご回答を頂いておりませんでしたので、
武田さんからの謝罪メッセージに対して、私の方から下記のような質問を送らせて頂きました。
謝罪を受け入れる前にご回答頂きたいのですが、Rettyさんのリクルーティング活動においては、
例えば採用ご担当者様等が武田さんのLinkedInアカウントを使って
人材の検索やメッセージの送信を行っておられるケースもあるのか、
それとも武田さんのLinkedInアカウントを使用しておられるのは武田さんのみなのか、
どちらになりますでしょうか?
もちろん私にその真偽を確かめる術はありませんので、
ですが、嘘をついて言い逃れるということは、
武田さんを信じて一緒に働いておられる社員やインターンの皆さん、出資者の皆さん、Rettyのユーザーの方々、
そして何よりも「食を通じて世界中の人々をHappyに」という武田さんのご信念自体を裏切ることになると思いますので、
よく考えてご回答願えればと思います。
というものでした。つまり、私からの質問に対しては無回答でした。
武田さんのLinkedInアカウントを武田さん以外が使っておられないのであれば
「全てのメッセージは私が送信したものです」とお答えになればよいだけのことですので、
それが出来ないということは「クロ」なんだろうなというのが私の認識です。
スタートアップで人を採用するのは非常に大変だと思いますので色々なご苦労があるのだとは思いますが、
「アカウントのなりすまし」は道義上許されることではないと思いますし、
先の記事でも書きましたが「実名への信頼」を根本としているRettyさんのご事業においては
尚更あってはならないことだと思います。
こちらの記事を読んでおられる各企業の経営者や採用担当の皆様には、
こういった「求職者を騙す」ような行為は厳に慎んで頂くようお願い出来ればと思います。
以上になります。
Rettyという有名クチコミグルメ情報サービスの武田さんという創業者の方からLinkedInで直接メッセージが来ましてですね、
「はじめまして、Retty株式会社 代表取締役CEOの武田と申します。突然のご連絡申し訳ございません。」
「まずは一度、お会いさせて頂き、Rettyの今後の事業展開やビジョン、貴殿のお考え等、ざっくばらんにお話させていただければと思っております」
「ご来社頂いた際には、メンバーともお話いただき事業については勿論ですが弊社の雰囲気も感じていただければと思っております」
というようなことが書いてあったので、当然面談の主体は武田さんで、他にも何人か同席される感じなんだろうなと思い、
直近でジョインできるかどうかは別として、Rettyや武田さんには以前からとても関心があったので、
とりあえず話だけでも聞いてみようと思って、わざわざ時間確保してオフィスに伺ってみたわけです。
そしたら何故かエンジニアリーダーの人だけが面談にやってきたので、
と聞いてみたら、
と言われて、「はぁ!?」となって、さすがにそれはちょっとお互いの信義に反するというかダメでしょうということで、
筋違いなんですがエンジニアリーダーの人に軽くお説教かまさせて頂いてw,わずか5分程度の滞在で帰ってきちゃいましたw(^.^;)
まあここら辺は人によって感じ方全然違うとは思うんですが、僕は「物凄く失礼で悪質」なリクルーティング方法だと感じたんですよね。
(もしかすると、実際にメッセージを送ってきた人は武田さんではないのかもしれません。Rettyのリクルーティング担当の人が
武田さんのLinkedInアカウントを使ってメッセージを送るという詐欺的な手法を使っている可能性もあります)
名前のある人を餌にして、それに食いつかせておいて実は別の人が出てくるという「人を騙す」ような手法は、
Rettyという「好感」や「信頼」をキーワードにしたサービスを展開している会社のやることではないなあと。
まあ基本的に僕は「なるべく怒らない」ことをモットーにしてるんですが、これはちょっと僕以外にも被害を被る人が出る可能性もあるので、
きっちり謝罪させる以外に、このリクルーティング方式を続けるならば「武田さんが同席するのかしないのかを必ず明記する」
ということを約束させるというところまではやろうかなと思っております。
まぁある程度名のある創業者の人がダイレクトメッセージを送るというのは効果的なやり方だとは思うんですが、
なんだか刺激に欠ける毎日だった。冬になって、そろそろサークルでイチジョ扱いされるのにも飽きたし、恋人もいないし。
ちょうど失恋を経験したばかりだった。今でも彼の事が好きだ。しかし、それは愛情というより慣習とか執着に似ている気がする。好きって何だ?感情ってなんだ??という気分が煮詰まったところで、私は出会い系サイトをはじめた。
■きっかけ
メンヘラの先輩が、彼氏もしくは元彼との関係が悪化する度に、ナンパされた男とセックスしていた。或は、出会い系サイトで出会った男と頻繁に連絡を取って、気持ちを紛らわせていた。恋愛以外の部分で、私と彼女は馬が合った。そんな先輩の真似をしたかっただけ、と言ってしまえばだけなんだろう。
■登録してみた
さて、身バレを恐れた私は元の顔とは随分雰囲気の違うプリクラを選んでサムネイルとした。スペック…?と思いながら選択肢を選ぶ。かわいい系、身長156~160cm,体重××グラム、バストサイズ…少し悩んだが、Fカップと選択する。プロフィールは男性の物を参考に、趣味とか、好きな音楽を手短に書いた。
ちなみに、私の登録したサイトは20~30代の男の人が多いように感じた。この人イケメンなのに…!?と思う相手が多くて眼福だった。そこそこ頻繁にアクセスしていたが、表立って活動はしなかったので、一日4~6くらいの男性から連絡をうけた。
「××ちゃん、仕事紹介するよ」
これが彼の第一声だった。別に興味ないんだけどな。これが世に言うスカウトってやつか。ナンパ師だったルソーさんがスカウトのバイトを始め、よくTweetしていたので見当がついた。(愛情とか承認欲求の話をこじらせた私は、最後にナンパ師のブログに出会って散々読み漁っていた。)女の子をカモに稼ぐつもりだな。
今までの人生でも、私は2回ほどスカウトと直に接触したことがある。双方人当たりのよい、信頼できそうな男性だった。値踏みしているという印象を女の子に与えずに、しかし値踏みするのが上手い。
「スカウトさんですか?22時で上がれるキャバでなら働きます」
土台無茶な条件だ。
「あるよ!」「見た事ないですけどw」「店との交渉次第だから!LINEおしえて」
ないだろwwと思いつつ一抹の期待にかけて、指定されたテンプレ(身長体重とか写メとか)を埋めてLINEを送る。
リフレあたり紹介してくれるなら働いてもいいな、と思っていた。
キャバ担当の男性Xから、LINEがきた。今ちょっと話せる?とのことで、忙しいから5分ね、と断って電話をかけた。
「あ〜もしもし?……君こえ可愛いね、俺アニメ声の女の子好き」
「まぁとにかく〜」
少しだけ早口に、例の鼻にかかった声でXは仕切り直す。
「キャバクラは、俺の担当だから詳しくて、この業界で一番大きな組織に紹介出来るんだ。」
「でも、君の条件だとやっぱり一番いいのはデリだと思う」
デリヘルやソープの方が、スカウト側にわたる金銭の還元率が高い、と聞きかじっていたので、こう言われた時私は納得した。やっぱりね、そもそもキャバクラ紹介する気ないよね。
「なぜなら、デリで働いてる大学生ってほんとに多いし、絶対身バレしないんだ」
「なぜなら、今年末だから本当に稼げるんだよ。キャバはこの時期お客さんが少ない。あとデリの方が楽」
ちょっと試す意味と、自分が詳しくないので知りたいという理由で、リフレとか紹介してもらえませんか?と口を挟んでみる。
「あ〜、リフレね。これは絶対よくない。俺リフレの店出そうと思ってたからすごく勉強したんだよ。でもダメだ。なぜならね、」
ナゼナラというのが、彼の口癖らしかった。
・客が少ない、下火。
と、このくらい聞いた所で、ちょうど5分たったから電話を切った。
■タイプA:まとめ
スカウトってルソーさんが言うように、ほんとう、根拠のないことを力強く言うという才能がある。政治家になれる。
それから、マシンガントーク。ある人のTwitterによく出てくる「頑張ります」は耳にする事が出来なかった。
ちなみに、風俗スカウトマンからの連絡は一週間で4件ほどあった。こいつら、暇なのか。或は、ネットでの呼びかけに本当に応じる女の子が、十人にひとりくらいは居るのだろうか。
「銀座でバイト」が原因で 「局アナ内定」を取り消された 女子大生が日本テレビを訴えた | 賢者の知恵 | 現代ビジネス [講談社]
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/41014
このニュースを見て戦慄した。。。
俺もついさっき内定取り消されたとこなんだけど!!
いや、俺の場合はどうなのかわからない。。とりあえず順を追って説明する。
・10月
1件のメッセが届く。
懇意にしてくれてる会社の部長さんで、何度かスカウトしてくれている。正式なオファーレターをもらったこともある。
いつもタイミングが悪かったんだけど、今なら話を聞くぐらいならいいかなぁと思い、とりあえずメシを食うことに。
・11月
何を聞いてもいい答えばかりだし、リクルーティングされてもいいかなぁ、と思い始めていた。
「ウチにジョインしちゃいなよ!」
うーん。悪くない話なんですが。
「どうすんの?いつから来れる?」
「えー、遅いよ、今来てよ今!」
今は無理ですよ、退職の手続きとかあるんですから。最低一ヶ月はかかりますよ。
「ちなみに、いくら欲しいの?」
え〜、前回のオファーよりは上乗せしてほしいです。あとでメールしますよ。
「わかった。とりあえず12月に入社ね。今から退職届出せばイケるっしょ」
んー、わかりました!じゃあもう今の会社には退職届出して、12月に入れるようにします。でも条件次第では、他社に行きますからね!
「おk」
俺は前向きだったけど、返事はすぐにしちゃダメだって聞いたことある。
「給料は昔オファーもらったやつより多めにしてほしい。あと、仕事をやりやすくするために権限がほしい」
・今日
言葉を失って、頭がクラクラしてきた。
しかも、無理いって今月中に辞められるように調整したのだ。
もちろん、メンバーに迷惑をかけないよう最大限の努力はした(している)。
という状況でのお祈りメール。
うああああああああああああああああああああああああああああ
誰か教えてくれ。
これは内定取り消しというのか?
ただの選考だったらお祈りされてもしかたないと思うし、オファーレターももらってないし。
訴えるに値するのか?
でも訴えるなんて、そんな物騒なことしたくないし、業界内で自分の評判が悪くなったりしたら困る。
とりあえず、どうしよう。
職には困らないと思うけど、一度退職してしまうと転職の交渉もしづらくなるし、今月中に理想の転職をするのは無理ゲー。
これは…俺が悪いのか?