2014-04-14

芸能スカウト危険。娘を持つ親は知っておくべき。

娘が大事なら親が無知であってはいけない。

必ず娘に与えておくべき知識だ。

Aさんの事例(細部は変えてあります

都内大学に通うAさんは駅前友達と待ち合わせをしているときに、芸能スカウトと称する人物からスカウトされました。

そのスカウトに連れられて事務所に行くと、うまくあれこれと言いくるめられて契約を交わし、

宣伝のためと称してトップレス写真を撮られました。

 

家に帰ってきてから怖くなって、契約を取り消そうと思い、数日後、その事務所に出かけました。

しかし、今さら遅いと言われ、高額な違約金をちらつかされ、さらにその場でレイプまがいの行為を受け、

その模様をビデオカメラに撮られました。

 

相談する相手もおらず、結局、複数回、アダルトビデオに出演させられてしまいました。

その後、弁護士相談して、AV販売会社等に、出演作品の回収、販売中止を求めましたが、

会社側はその求めに応じていません。被害者のAさんはその後、心身ともに深く傷つき、大学も続けられなくなりました。

Bさんの事例(細部は変えてあります

都内大学に通うBさん(19才)は、駅のホームで芸能スカウトと称する人物から

芸能活動に興味ありますか」と声をかけられました。

名刺に書いてあるホームページを見ると、何名かのアーティストが登録され、

特に怪しい会社ではなかったので、以前から憧れていたアイドルになれると思い、信用することにしました。

 

その後、芸能事務所の人からアイドルとしてデビューするためとして、歌のレッスンや、

フィットネスクラブに通ってダイエットをしたりしました。これらの費用芸能事務所持ちでした。

 

20才になったある日、都心に住むように言われ、芸能事務所が指定するマンションを借りるように言われました。

自分で払える額ではありませんでしたが、初期費用はすべて事務所が肩代わりするし、

来月から仕事がはじまるからそれで支払えばよいと言われ、賃貸契約書サインをして引越しました。

 

その数日後「オーディションが決まった」から行くようにとの指示がありました。

ところがオーディション会場に行くと、それがアダルトビデオ面接であることを知りました。

そこでは、本番はできるのか、アナルセックスできるかなどを聞かれましたが、どうしたら良いのか全くわからず、

知らない人たちに囲まれ、勝手にいろいろな事が決められ、最後にはトップレス姿の写真を撮られました。

 

帰宅してから怖くなって、スマートフォン検索して支援団体を探して助けを求めました。

数日間連絡を取らないでいると芸能事務所の人たちが、

違約金のことや親や学校に言うぞと電話メールで脅してきましたが、

支援団体スタッフといっしょに対処し、マンションも引き払いました。

またAV出演契約についても弁護士相談し、相手方と交渉して、

違約金を払うことなく出演をしなくてもすむようになりました。

 

Aさんの場合、出演させられる前に相談する相手がいなかったために、結局、AVに出演させられました。

それに対してBさんは、出演する前に支援団体相談して、無事、被害を免れました。

あなたはひとりではありません、どうか勇気をもって、支援団体や性被害の問題に詳しい弁護士相談してください。

http://paps-jp.org/aboutus/coerce/

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