★テレビ東京「カンブリア宮殿」は、躍進している企業のトップに出演してもらい、躍進の秘密を語ってもらう、というスタイルの経済番組。
カンブリア宮殿に出演する、というのは、企業にとっては「テレビ東京(=日経グループ)に躍進を認めてもらった」と言う点で名誉な半面、
★個人的には、「カンブリア宮殿の出演要請を断った企業」の方が興味ある。
「カンブリア宮殿の出演要請を断った企業」の方にこそ、「とっておきのビジネスモデル」が眠ってるハズ。
逆に言えば、番組で紹介されるビジネスモデルは、「別に公開しても惜しくない」ビジネスモデル
★ビジネスモデルを真似されるリスクがあるのに、2~3割の企業が出演を了承する理由を考える。
☆まず一つ目は「人材確保」。カンブリア宮殿に出た、となると、ベンチャーや中小企業だと人材を集めやすくなる
ベンチャーや中小企業は資金集めに苦労。カンブリア宮殿で銀行融資や新規上場しやすくなるメリット
社長が野心家の場合、自分を売り込みたいからカンブリア宮殿に出るケースも。
あわよくば「名経営者」として他からスカウトされたり、政治家転身しやすくなる。つまり「自らの売名の場」として利用。
(そういえば、マクドナルドの原田氏もカンブリアに出演して、その後ベネッセに行ったなあ)
☆でも、たまに「こういうビジネスモデルが広まって欲しい」という善意から出演するケースもある。
数ヶ月前に放送された、東大病院辞めて地域包括ケア作りに奔走してる医師などはそのケース
★ということで、
「ベンチャー企業や中小企業がカンブリアに出演する理由」は、なんとなく判る。
しかし旭硝子とかトヨタとかブリジストンのような大企業がカンブリア宮殿に出演する理由がわからない。
あるいは、テレビ東京、いや日経から、「この週、出演してくれる企業が見つからないので、出演してくれませんか?」と要請され、
お付き合いで出ているのか?
お付き合いでノウハウ流出させる馬鹿がいると思ってんのかw? 見せちゃまずいとこは事前にチェックするのは当然の事、ビジネスモデルなんて知ってるからどうこうできるもんでもな...
この話より、うんと小さな話だけど。 社員10人足らずの某社にも「社長のお話をお伺いしてビジネスの秘訣などをお伺いしてネットで放送したい」みたいな営業が来るんですよ。超小企...