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はてなキーワード: 遭難事故とは

2024-08-01

anond:20240801163942

加齢や病気身体障害による運動機能の低下で登山を辞める可能性はあるが、それ以外の理由ではほぼ不可能だ。

登山マラソンによって体内で生成されるドーパミンを超える快楽なんて薬物しかいからな。

トムラウシ山遭難事故で生き残った人も登山を続けたくらいだから臨死体験くらいでは辞めないぞ。

2024-06-26

富士山登山で死んだのは自己責任」←これってどういう意味

自己責任かどうかなら「そうだね、それで?」って話だし、

実質何も言ってないよね。

「私は関係ない!」って意味ならいちいちコメントする必要もないし、

「救助隊は税金無駄から解散しろ」ってことなのだろうか。それならわかるんだけど、どうもそういうことを言ってる人はいないみたい。

登山遭難事故があると「遭難死ぬのは自己責任」っていうコメントが必ずトップに出てくるだけど、意図意味もよくわからない。

例えばこれを外国語翻訳するのは無理だと思う。日本しかない概念なので。

2024-05-21

読み応えのあるWikipedia7選

三毛別羆事件は内容が削られてたので選外。

八甲田雪中行軍遭難事件

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%AB%E7%94%B2%E7%94%B0%E9%9B%AA%E4%B8%AD%E8%A1%8C%E8%BB%8D%E9%81%AD%E9%9B%A3%E4%BA%8B%E4%BB%B6

1902年明治35年1月日本陸軍第8師団歩兵第5連隊青森市から八甲田山田代新湯に向かう雪中行軍の途中で遭難した事件。訓練への参加者210名中199名が死亡(うち6名は救出後死亡)するという日本冬季軍事訓練において最も多くの死傷者を出した事故であるとともに、近代登山史における世界最大の山岳遭難事故である


ルイ17世

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AB%E3%82%A417%E4%B8%96

フランス国王ルイ16世王妃マリー・アントワネット次男8月10日事件以後、国王一家と共にタンプル塔に幽閉されていたが、父ルイ16世処刑により、王党派名目上のフランス国王(在位:1793年1月21日 – 1795年6月8日)に即位したものと看做した。名目上のナバラ国王でもあった(ナバラ国王としてはルイス6世)。しか解放されることなく2年後に病死した。


地方病 (日本住血吸虫症)

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%B0%E6%96%B9%E7%97%85_(%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BD%8F%E8%A1%80%E5%90%B8%E8%99%AB%E7%97%87)

山梨県における呼称であり、長い間その原因が明らかにならず、住民らに多大な被害を与えた感染症である。ここではその克服・撲滅に至る歴史について説明する。


4千年紀以降

https://ja.wikipedia.org/wiki/4%E5%8D%83%E5%B9%B4%E7%B4%80%E4%BB%A5%E9%99%8D

3001年以降の予測


小林ハル

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E6%9E%97%E3%83%8F%E3%83%AB

日本瞽女。生後3か月で失明し、5歳の時に瞽女修行を開始。数多くの苦難を経て晩年に「最後長岡瞽女」、「最後瞽女」として脚光を浴びた


カルロスカイザー

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%AB%E3%83%AD%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%82%AB%E3%82%A4%E3%82%B6%E3%83%BC

ブラジルポルト・アレグレ出身の元サッカー選手

経歴詐称や仮病などの手段を駆使して「故障療養中の優秀なサッカー選手」のふりをすることで、実際には1試合しか出場せず、長年にわたってプロサッカー選手としての報酬を得ていたことで知られる。


珍しい死の一覧

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%8F%8D%E3%81%97%E3%81%84%E6%AD%BB%E3%81%AE%E4%B8%80%E8%A6%A7

古代から現代までに記録された死の状況のうち、信頼できる情報源が「通常と異なる」ものとして言及した死の一覧である



(はしがき…Safari日本語のURLコピペしたら自動記号に変換してくれるようになってたので記念日記です。前から?)

他にあったら教えてね!

2024-03-20

アンラーキーで1つしか挙げてなかった件

オールアンラーキーデイズでは基本的に1日に1件しか挙げていないが、3月20日には以下の出来事も起きていた

おそらく増田オウムからサリン採用し、イラクは前日から作戦開始ということで3月19日採用したんだろう(同日は甲山事件フォークランド紛争東電OL殺人事件名古屋大空襲などがある)

この他にも一ノ谷の戦いだとか赤穂浪士切腹だとか色々とあるんだから誰か作り直せよな

2023-10-24

しおき場(処刑場)に行ってきた。

霊山妙見山」にあるしおき場(処刑場)は、大阪では有名な心霊スポットだ。

しおき場のすぐ手前には、これまた心霊スポットである野間トンネル」がある。

一気に2つも心霊スポットを巡れるのだからお得だ、という妙な損得勘定を持ちながら、車を進めていった。

 

野間トンネルは長さ10mもない、トンネルとも言えない規模だった。

トンネルの穴は丸く、ぽっかりとあいた口のようだ。

トンネルライトは消えていた。

車のヘッドライトが照らすコンクリートの白さが不気味で、穴の先はライトで照らしても真っ暗だった。

時速20kmで、のろのろと入っていく。

入った先は、雰囲気が全く違っていた。

 

ここに入るまででも、狭い山道、街頭がほとんどない暗さ、廃墟のような家が不気味で、雰囲気は十二分にあった。

特に「しおき場」に入るために「わざわざ」入った妙見山から特に暗く、これから心霊スポットに入るんだ、という気持ちを高めてくれていた。

だがそれも、野間トンネルの先に比べたら可愛いものだった。

 

トンネルの先は、真っ暗だった。

風に吹かれ、杉だろうか、月明かりに照らされた木々の葉が揺れている。

それだけだが、その静けさ、雰囲気はまるで時間が止まったようだった。

まだ夜の7時なのに、深夜の2時を過ぎているとしか思えなかった。

 

野間トンネルに入って、20~30mほど進んだだろうか、「目的地へ到着しました」とナビが教えてくれた。

だが周囲には何もなかった。

その先の道は狭く、お寺に続いているようだ。

お寺に用はない。引き返してみることにした。

もっと注意深く、何があるかを観察せねばならなかった。

 

狭い山道でのUターンは、神経を削られた。

ここでタイヤがはまろうものなら最悪だ。

なんとかUターンし、ナビを注視しながら進む。

すると、角度の関係でさっきまで見えなかった鳥居が見えた。

隣の妻から、息を吞む声が聞こえた。

「違う違う、たぶんここじゃない」

妻の声は上ずっていた。

「この先?」

「うん」

少し進むと、脇道が見えた。

ヘッドライトに照らされて、小さな屋根のようなものが見えた。

「ここや」

俺がそれだけ言うと、2人とも黙ってしまった。

ここに到着する前は、外に出て探検しようと思っていた。

だが、とてもできなかった。

 

しおき場は、戦国時代、2つの家の諍いを収めるために、豊臣秀吉の名で「両家から農民10差し出して、斬首する」ことから始まった場所だ。

そんな場所に、面白半分で車を停めて中に入ることは、その霊を冒涜しているような気になったのだ。

今更な話だった。

だが今なら、たまたま通りがかった、道に迷った体で帰れるのではないかと思った。

結局、車から降りなかった。窓ひとつ開けなかった。

ようやく窓を開けたのは、山を降り、コンビニが見えた時だ。

地元に着くと、身体の力がやっと抜けた。

緊張が抜けたせいか、頭が痛かった。

妻と2人、車の中で寝た。

 

 

これは先週の出来事だ。

あれからずっと、しおき場のことを考えている。

ゆっくりと車を走らせ、姿を現した野間トンネル

その真っ白な威容、ぽっかりと空いた真っ黒な穴。

その先は異世界のようだった。

今でも鳥肌がたつ。

妻もあの光景が忘れられないのだという。

妻は「しおき場の中を調べなかったから、よけいに怖いのかもしれない」と言う。

それもあると思う。

だが、それだけでもないような気がした。

こうした心霊スポットに耐性がないせいだろうか、非日常に浮かれているのだろうか。

 

トムラウシ山遭難事故」をふと思い出した。

ガイド3人、客15人のうち、8名が死亡した事故だ。

この客の中には、また同じ山に、同じ企業ツアーで参加した者がいたらしい。

登山を愛好する人には、そうした人が一定数いるのだと。

その人の気持ちが、ほんのわずかだが分かった気がした。

それに比べるとお子様もいいところだが。

 

 

 

 

また行こうと思う。

2023-03-26

近畿地方のある場所について』の怖さがよくわからない

しょせんは作り話じゃん。

いくら自殺者や行方不明者が出てきても、作り話だからどうでもいいし。

それに、インターネット環境は誰が用意しているのかとか、身長3mとか、ありえないことばかりで興ざめじゃん。

こんな作り話なんかより、ノンフィクションの伝記やドキュメンタリーのほうがずっと怖いし面白いじゃん。

トムラウシ山遭難事故とか、女子高生コンクリート事件とかさ。

はてブ話題になってる記事なら、田舎移住YouTuber記事のほうがずっとホラーじゃん。

2023-03-11

3月オールアンラーキーデイズ

今日3月11日9月11日を毎年不謹慎だと叫ぶ連中や、「何らかの記念日だし普通の日とすべきだ」と書かれたアンサイクロペディア、全てにぶちぎれた増田が1年全ての日付(8月32日11月31日なども含める)を不謹慎の日と扱うリスト

それがオールアンラーキーデイズ(All anrakki days)だ

勝手にまとめたリストから勝手日めくりカレンダー薄い本商品化もなんだってしてもらってもいいぜ

決め方

以下の順番でその日に起きた出来事をチェック

基本は日本縛りだが、あまりにもデカすぎる事件事象場合や、不謹慎がない場合海外対象に入る

  1. インターネットミーム化したものなどのネット炎上事件増田らしく)
  2. 東日本大震災台風豪雨などの未曾有の自然災害
  3. 世界レベルで起きた戦争の開戦・終戦日(世界大戦及びそれに匹敵するレベルのもの冷戦など)
  4. 1900年以降に起きた戦争テロ等の軍事行動殺人事件ロシアウクライナなど)
  5. 1900年以降に発生した交通事故(空>海>陸の順、死亡しない場合は除外)
  6. 世界的に炎上問題行動を起こした人間誕生日(本当に話題が無い時に書く)

3月

2022-12-01

尼崎事件wikipediaのページでは登場人物にAからNに加えて主犯Xの15人にアルファベットが割り振られている

流石にこれ以上のアルファベット人物が登場する記事は無さそうだ

あるとすれば、同様の殺人事件か山岳での遭難事故のページだろうか

2022-09-07

私はホームページ創価学会批判して以来、過去20年間以上創価学会サイバー攻撃を受けてきましたが、その関係カルト集団である創価学会についていろいろと調べてきました(「最近気づいたこと」の「ウイルスメール意図的に送りつけても犯罪にならない国」や「楽天が、弱気の見通しを公表したアナリストを出入り禁止に」や「最近いただいたメールから ― Part II」をご参照ください)。その結果に基づいて、死亡・行方不明者が26人に達している4月23日に発生した知床観光遭難事故には、創価学会が深く関係していると考えるようになりました。さらに、6月1日に陸揚げされた、観光船「KAZU I(カズワン)」についての調査結果が、(2022年6月15日執筆時点で)陸揚げ後2週間も経っているにもかかわらずいっこうに発表される様子がないことから、その確信を強めています。こう考える理由の第1は観光船「KAZU I」の運航会社である知床遊覧船」の桂田精一社長が経営指南を受けていた小山昇というコンサルタント創価学会系とみられること、第2に沈没わずか3日前に受けた国土交通省による検査で信じがたい見落としがあったとみられ、こうした見落としは上層部から圧力がなければあり得ないと考えられ、さら2012年以来過去10年間の国土交通大臣公明党員(太田昭宏氏、石井啓一氏、赤羽一嘉氏、(現職)斉藤鉄夫氏)であったためです。

https://quiz-hima.com/bit118.html

2022-05-15

なるほどね

事件性が無かったら警察行方不明者の捜索なんてしないから、被害者のためにもそういう扱いにするしかなかったのか

んでもどこ行ったか不明から漠然と探すだけ

子供迷子になった時に親がすがる場所は少なくとも政府内部には用意されていないんだ

遭難事故でも警察仕事で探すものだと勘違いしていた

2022-05-14

anond:20220514162217

いやそれは後出しやろ

山狩りなんてそれなりに多くの遭難事故でやっててそれなりに見つかってるやん

1ケースで手法自体を云々するのはおかし

素人の浅知恵

2022-04-27

anond:20220426183809

このあたりは事実として報じられてるよな

それを踏まえて、船長リスク管理が甘かったんじゃないかとか、あるいは経営者利益優先で安全配慮しなかったのが悪いんじゃないかという憶測報道の中で形成されだしている

「わかりやすい敵」というか、まあ腹落ちしやすい構図ではあるよな

これを否定できるような具体的な材料もないし、追記ではさらに変なことしか書いてない

「海況が落ち着いたら同業他社も出港する予定だったのではないか?」

同業他社の出港予定はなかった

事故を起こした「知床遊覧船」は同業他社よりも1週間ほど早く営業を開始していて、遭難事故はその初日に発生したんだから

漁師について言えば、むしろ海況が落ち着いてるうちに時化を予見して帰港したというのが正しい

協議会協議によって出港の可否が決まるのならば何で知床遊覧船は出港したのか?協議会は本当に機能していたのか?」

単なる同業組合なら他社の営業を無理に決めることはできないのは当然では?

そもそも協議会知床遊覧船の出港に否を唱えたのかどうかは知らんけど

今回の事故を受けてそろって営業を休止すると発表したようだが、だとしたらむしろ普通に機能してないか

利害関係発言へ何かしらのバイアスが掛かってないか?」

そりゃ掛かってるかもしれんけどさ、じゃあお前の話には何かしらのバイアスとやらは掛かってないんですか?って話になるだろ

こんなもん誰に対しても言えるし、バイアスか抜きにしてもお前の話は筋が通ってない

2021-06-21

ファスト映画創作視点から考える

作成中)

 最初に述べておくと、ファスト映画が法的にどうか、という話は門外なのでするつもりは無い。また、創作物に対して真摯視聴者や読者がしばしば語る「創作物制作者の意図に従って、制作された形のままで楽しむべきだ」というような精神論についてもここでは触れない。この記事ではあくまでもファスト映画実体と実利、そしてその意味するところのみを考える。

 ファスト映画とは(YouTubeなどにアップロードされる映画ダイジェスト版のような動画

 ファスト映画についてまず第一に受け入れなければならないのは、情報伝達が非常に早く冗長性が無いということだ。この点は、娯楽作品の溢れたこ時代に決して無視できない「価値であることをまず意識しなければならない。現代人は娯楽にスピード感を求める、ということはしばしば言及される話だが、これもそのひとつと言えよう。ファスト映画オリジナルとしての映画を改変したものである、という話は本質不明瞭にする。これを避けるために次の例を考えてみよう。私は「Wikipediaで色んな事件について調べると読み物として面白い」と言っている人を見かけたことがある。たしかトムラウシ山遭難事故の話だったと思う。Wikipedia記事では事件の経過や結末が端的に語られているわけだが、これは事実のみを書き綴った冗長性が全く無いストーリーだ。ではここでトムラウシ山遭難事故映画化した作品があったとしよう。Wikipedia記事映画のどちらが面白いく、創作・娯楽として優れているだろうか。映画の方が面白いと断言はできないのではないだろうか。そしてこの構造は先にあったものオリジナルが逆転しているというだけで、実態としては映画とそのダイジェスト関係と変わりない。

 創作視点からファスト映画を見た時に重要なことの第一はこれである創作物というのは作品としての体裁を整えるために多くの要素を付け加えられる。だが実際には登場人物セリフなどなくてもストーリーは成り立つし、あるシーンが無くても全体の流れに影響は無い、ということは決して少なくない。つまり創作物というのはそもそも余分が多過ぎるのではないかという問いかけに結びつくのだ。そこに私が感じるのは新しい創作可能性、ダイジェストのように簡略化された創作物イメージである

 第二に考えたいのは、ファスト映画きっかけに本編を見るという視聴者存在である。私はファスト映画を見たことはないが、小説のあらすじを読んでから購入を決めることならある。例えば私はミステリ小説叙述トリックというものが好きになれない。そのため読む前に除外しておきたいと思っている。()。その意味ではファスト映画提供している価値映画面白さを盗用したものというよりも、むしろスコッピング(未読・未視聴の創作物の中で面白そうなものピックアップすること)の助け。いっそのこと製作者が自ら「ファスト版」を発信して宣伝としてもいい。()知っているストーリーであれば面白くないのか、という問いかけも浮上する。

 さて、ここまでの語り口でおそらく察せられたことと思うが、これを書いている私()

2020-11-13

気象遭難ドキュメントが怖い

山岳遭難ものドキュメントを定期的に読む。

山を登るわけではないが、読み始めると止まらない。

中でも気象遭難もので、低体温症にいたるものが恐ろしい

有名なもので言うと、トムラウシ山遭難事故八甲田山で行軍時に起こった遭難事故がそれにあたる。

どこが怖いのかというと、大きく三点ある。

一つ目は、被害者からすると、突然牙を剥くこと。

穏やかな天気だったのに、突然ふぶく。

すぐ止むと思っていたのに、ずっと雨や雪が振り続けている。

天気が悪いだけで、道のりは険しく危険になる。命を落とすリスクがグンと上がる。

変に経験があると、やめときゃいいのに、これくらいの雨なら大丈夫だったと歩き続けてしまう。

二つ目は、じわじわと追い込まれていくこと

滑落や雪崩はほぼ一瞬で全てが変わってしまうが、悪天候によるものは、疲労風向きでどんどん悪化していく。

ここでやめとけば、ここでああしておけば、と助かる余地がいくつもあっただけに、読んでいる方からすると、ハラハラする。

死亡までしてしまった事故では、これは避けられなかったよね、というのはほとんどない。

ここでまず間違って、さらにここで判断を誤って、引き返す判断ができずに…とどんどん逃げ場を失っていく。

正気を失っていくさまが生々しく、恐ろしい。

三つ目は、近くにいた人が、なくなっていくところ

やむなくビバークし、夜を明かし朝になったら、隣にいたひとが冷たくなっているのが怖い。そばで死を体感するのが恐ろしい。

また、亡くなる直前に、滑舌が悪くなり、言動おかしくなり、最終的には「おかあちゃん」と中高年の女性が叫んでなくなったりする。

低体温症による症状なのだが、めちゃくちゃ怖い。

そもそも夜の山ってだけでも怖いのに。

というわけで、山岳遭難ものでも気象遭難ものが怖い。

季節の変わり目なので、山に登る人はくれぐれを気をつけて欲しい

2020-10-12

山岳遭難ドキュメントが好き

悪趣味かも知れんが、大好き

羽根田治さんの書いたシリーズはめちゃくちゃ面白い

つの判断の誤りから、どんどん死の淵に足を踏み入れていく。

ドキュメント 気象遭難」は、ほかの作品に比べて、ものすごく人が亡くなる。

山はとても危険ものだと思い出させてくれる。

吾妻連山の楽しい仲間たちでの中高年の登山から、道迷い、天気の悪化、体力がないことにより、一人また一人と欠けていく。

すごく怖い。

絶対山には登らないぞと思う

トムラウシツアーによる大量遭難が有名だけれど、その前にほぼ同じ場所類似気象遭難事故があったことも知る。

普段ならそういった判断はしなかった。

悪天候なのによろよろと山頂を目指したのはどういう気持ちなんだろう。

間近で友人が絶命するとはどういった状況だろう。

こわい、絶対山には登らない

山岳部所属する高校生が、近所の山で遭難する、「空と山のあいだ」も恐ろしい。慣れ親しんだはずの山が、突然牙をむく。

フィクションではあるが八甲田山死の彷徨もこわい。

年末年始剱岳に挑戦し帰ってこなかった3人のメンバーを、同じ登山会の人が目撃証言を辿って、行動を推測し、遺体場所特定する「いまだ下山せず」も面白い

証言性格から足跡を辿って答えに至る様は、ミステリのようでもある

ヒマラヤ登山ものでは、「空へ」や「K2 非情の頂」が面白い

後者は、高度8000メートルを超える、その場所にいればいるほど死に近づくデスゾーンで、ほかの仲間のサポートをしていた、若い男性登山家が力尽きてしま

いい人でなかったら、その人は生還してたのではないか

不謹慎ながらも、人が生と死の狭間にいるとき、どう考えるのか

その人が生き残ったのは、何がよかったのか、逆にそういう苦境に陥ったのは何が悪かったのか、が知りたいのかな、と思う。

何度も思い出してしまうのは、羽根田治「ドキュメント 道迷い遭難」にあった、遭難者が行き合った、犬を連れたおじいさんの話だ。

遭難者は不安になりながらも、「こちらだとおもう」と進んでいた。

そこでおじいさんに出会い、話す。

「この道で合っているか?」と尋ねられ、遭難者は「合っているとおもう」と返した。おじいさんは犬を連れて道を進んでいく。

その後、遭難者は迷っていたことに気が付き、生還することができた(自力下山までできていたと記憶している)。

しかし、そのあと犬だけが戻ってきて、おじいさんの姿を見た人はいない。

そのエピソードがずっと胸に残って忘れられない

2020-08-03

anond:20200803203449

俺も好き!でもどちらかというと企業不正より事故いじめ関係報告書に興味がある

トムラウシ山遭難事故報告書マジで手に汗握るし、最近だと神戸市教員いじめ問題のやつは「抜粋してこれ!?」と思うぐらい胸糞だったな

2020-06-01

本当にあった山の神

もう50年くらい前の旧帝大山岳部だけど

大晦日の夜から登り始めて

みんなで初日の出に向けてセンズリこいて

大地に精子をぶちまける習慣あった。

山神は女だから若い男の精子を喜ぶ、ていう話で。

おれが卒業して3年後に女子部員の入部許可して

その習慣やめたとたんに遭難事故おきたよ。

死んだのは女子部員恋人だった部員

山には何かがいるよ。

女のような気性の何かが本当にいる。

2020-05-07

anond:20200507171805

新潟県阿賀野市五頭連山で起きた親子遭難事故では、山で迷った人間下山するときはしばしば道を誤りやすく、悲惨な結末を迎えるという事実を突きつけられた。

人生に迷って、男性役割から降りるときも、最新の注意を払わないと最悪の結末を迎えるだろう。

これを避けるには、誰かが正しい降り方を示さなくてはならないと思うのだが、

境遇が人それぞれすぎてなかなかうまくいかないようだ。

2019-10-31

anond:20191031184240

八甲田雪中行軍遭難事件(はっこうだせっちゅうこうぐんそうなんじけん)は、1902年明治35年1月日本陸軍第8師団歩兵第5連隊青森市から八甲田山田代新湯に向かう雪中行軍の途中で遭難した事件。訓練への参加者210名中199名が死亡(うち6名は救出後死亡)するという日本冬季軍事訓練において最も多くの死傷者を出した事故であるとともに、近代登山史における世界最大級の山岳遭難事故である

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