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はてなキーワード: オリオン座流星群とは

2024-10-21

峠の憧憬

懐かしい夜の峠にやってきた。まもなくオリオン座流星群ピークを迎えるという。瞬く星空の下、久しぶりに日記を書き始めた。この場所で書くたび、いつも新たな発見がある気がする。

夜の峠には、昔から私を惹きつける何かがあった。人影のない暗闇の山道、ひたすら続く曲がりくねった道に誘われるように、一人車を走らせる。スピードを求めているわけではない。少しだけ開けた窓から流れ込む風が、自然の気配を静かに運んでくれるだけでいい。季節の変わり目には、その匂い温度微妙な変化が、峠をより新鮮に感じさせてくれる。

ヘッドライトけが頼りの世界で私が感じるのは、寂しさや侘しさだけではなく、それらが心の奥底を満たしていく奇妙な充足感だった。普段は目を背けている孤独に身を委ねると、孤独は私を優しく迎え入れてくれる。曲がりくねった道を一つ一つ越えるたびに、この世界にただ一人存在しているという感覚が押し寄せる。それは恐怖でも不安でもなく、むしろ包み込まれるような安らぎだった。

故郷から峠を越えると、別の世界が広がっている。麓のコンビニ駐車場で飲む缶コーヒーから、その地での生活の一端が垣間見える。峠はまさに、異なる現実を分け隔てる境界線だった。深夜、その境界の真っ只中では、何にも囚われず、ただ私だけの時間が流れていく。郷愁内省が美しく重なり合うこの場所の魅力は、何度訪れても色褪せることがなかった。

しかし、私の生活パートナーが現れてから、峠での体験は少しずつ変わり始めた。かつての充足感はどこか薄れ、代わりに微かな違和感が芽生えた。その正体は掴めないが、何かが欠けているような感覚だった。景色匂いも変わらないはずなのに、なぜか以前のようには心に染み込まない。それ以来、夜の峠へ向かう足は自然と遠のいていった。

気がつけば、私はもはや独りではなかった。自分パートナーとの境界曖昧になり、日々の充足感の源泉にはパートナー存在が横たわっていた。相手幸せを想う気持ちが、自分幸せと繋がっていた。それは単なる依存ではなく、確かに愛でもあった。けれども、私にとって孤独もまた大切なものだったのだろうか。

時折、峠のことを思い出した。季節の星座記憶された木々匂いエンジンの音と共に静寂の中へと溶け込んでいく体験。独りが故に触れることのできた神秘直感世界は、遠い記憶へと変わりつつあった。それでも、あの時間は心の奥底で密かに息づき、再び訪れる時を待っているようにも感じられた。

そんなことを考えているうちに、私たちは別れることになった。心にぽっかりと穴があいた。無意識のうちに広げられてしまった自分。そこにできた空白を埋めるものは見つからず、私はまた独りだった。そうなると、やはり峠が私を呼んでいるような気がした。あの安らかな時間が、再び私を癒してくれるに違いなかった。

車を走らせながら、胸の中には息苦しい緊張感があった。空っぽのはずの助手席が、車を重く感じさせた。やがて見晴らしのいい場所に車を停め、故郷の灯りを見下ろす。こうして今、私は再び峠にいる。しかし、ここには冬の訪れを予感させる冷たさが広がるだけで、私を満たすものは何もなかった。確かに独りでいるはずなのに、もうあの頃の独りには戻れない気がする。これほど人生が長く感じられる瞬間が来るとは思わなかった。かつてはここで未来への希望を映し出していたオリオン座も、今はただ無機質に私の涙を照らすばかりである。 

2021-10-21

オリオン座流星群

今日明日明後日もあるらしいけど

お外はかろうじて月が見えるくらい

まり曇り。

明日は見れるかなー。

流れ星に願いをかけてみたいニャ。

🐈🖖🏻

2020-10-22

昨日の夜はこっちだと曇りで空がまったく見えずオリオン座流星群はまったく確認できなかった

夜見た夢は多分そういう思いをひきずったものだと思うけど、昼間なのに月と金星とまったく知らない星が見えてる夢だった

昼間でも月が見えることはたまにあるけどそのそば金星まで見えてて、なにより月の右下あたりに月より大きい、5倍くらいの大きさの見た事ない星があったことだった

見た事ない星は表面の岩石の様子も裸眼でなんとなく確認できるほどの大きさ

そばにいた知らない人に、あの星のこと知ってる?って聞いたらどれかわからない、見えないと答えたので、月の右下の星は俺にしか見えない星なのかと妙に納得した

その辺で目がさめた

おはようございます

anond:20201022005343

オリオン座流星群もみないで寝るんだね👍

流石増田民だけに惰眠をむさぼるの、

明日に備えて爆睡してください。おやすみ

2020-02-21

ベテルギウスはすでに爆発している

ベテルギウス記事を見ると、ベテルギウスはすでに爆発しているってブコメに書かずにはいられないんだ、と友人に言ったところ、

君みたいな自分が生きてる間に超新星を見たいからっていう変なミーハー心でベテルギウスはすでに爆発しているなんて言う輩には心底辟易している、僕は2006年オリオン座流星群地球に来た口だが、僕みたいに地球人に擬態して暮らしているベテルギウス難民ごまんといるんだ、君たちにとっては太陽が爆発するようなものなんだ、軽々しくベテルギウスのことを語るのはやめてほしい、と言われた。

今夜は鳥すきが食べたい。

 
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