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はてなキーワード: お辞儀とは

2020-04-17

anond:20090325125536

裏表は関係ないけどお辞儀をしてるように少し傾けて入れるのが正しいマナー

2020-04-14

anond:20200414205433

アイデア

無理なもんは無理。以上。

上位層の思いつきでお辞儀はんこみたいな無駄なもんどんどん増えていくような、腐った大企業が更に腐ったような組織もいっぱいある。

トップダウンで枠組みを作って、それに当てはめていくしか無いよ。できてトップダウンで何をして何をしないか決めていくことだ。特に何をしないが重要コンサルなんざただの生け贄。

それより誰かスーパーヒーローがきてくんないかなー(チラッチラッ)みたいなのが気に食わん。

2020-04-08

ラーメン屋はいつもしかめっ面で腕組み

スーツ姿でトレイラーメンを載せてニコニコ顔のラーメン屋とか、家電量販店店員みたいに法被に鉢巻でうやうやしくお辞儀をしてるラーメン屋を想像するとふふってなった。

2020-03-26

anond:20200326071243

白人たち、禁止されても握手しそうになってるよ

握手禁止からお互いの肘を当てよう!とか言ってるし

どうしても挨拶で体に触れないと気が済まないらしい

お辞儀存在はみんな知ってるのに、どうしても相手の体を触ろうとしてる

2020-03-22

日本コロナ流行らない理由

実は流行ってる

検査してないから少なく見えてる説

-東京大阪兵庫等では既に蔓延してる派

-実は既に全国的蔓延してる派

検査もされてて陽性者も出てるけど隠蔽されてる説

何故か流行ってない

自粛要請学校閉鎖などの政府施策が上手くいってる説

クラスター対策コロナ特性にハマってる説

日本人文化習慣が感染拡大を引き起こしにくい説

-同調圧力が強く周りが自粛すると徹底的に自粛する傾向

-同調圧力が強く周りがマスクすると徹底的にマスクする傾向

-元々マスク親和性が高い社会

-元々衛生観念が高かった説

-公共施設の衛生状況が良い説

-握手しないお辞儀文化

-全体的にボディタッチが少ない

-自宅で靴を脱ぐ(上着についても?)

-そもそもインド亜傾向

日本環境感染拡大を引き起こしにくい説

-暖冬が良かった

-湿潤な環境が良かった

-島国なのでなんだかんだ移動自粛実効性が高かった

・その他

-みんなAmazonで買い物してるから人と接触しないか

-日本の家は気密性が低いか

-気合いが入ってるから

-オリンピックがあるから

他に抜けはあるかな

2020-01-10

ドナルド・トランプ潔癖症

あんないかにアメリカン風体から想像もつかなかったけど、潔癖症と知って驚いた。

から意外にも、挨拶としての握手も嫌ってるそうで日本挨拶であるお辞儀を絶賛するのもこうした側面があるそうだ。

まったく、人は見かけによらないもんだ。

2020-01-01

ハーフがあうイジメ「手を合わせてお辞儀

http://young-germany.jp/2014/05/%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%83%95%E3%81%8C%E3%81%82%E3%81%86%E3%82%A4%E3%82%B8%E3%83%A1%E3%80%8C%E6%89%8B%E3%82%92%E5%90%88%E3%82%8F%E3%81%9B%E3%81%A6%E3%81%8A%E8%BE%9E%E5%84%80%E3%80%8D/

日本人を含む東洋人が直面するもう一つのからかい」があります。それは…「手を合わせてお辞儀」です。

ドイツ人日本人にニヤニヤしながら近づいてきて、イキナリ手を合わせてお辞儀をする、という「からかい」です。

・この「からかい」について、ドイツヨーロッパ事情をあまり知らない日本人お話しをすると、必ず「そのドイツ人日本人とお友達になりたかっただけなんじゃないの?」と言われます

その「お友達になりたかったんじゃないの?」を聞くたびに、私はなんて純粋なんだろう! と感激するのですが、残念ながら実際は「お友達になりたい」のではありません。

・一部のドイツ人の目には、日本に限らずアジアの「お辞儀」そのものが「ペコペコしている」というふうにうつるようです。お辞儀自体バカにしているのです。

から東洋人にニヤニヤしながら近づき「手を合わせてお辞儀」をするのです。

「ほーら、アジア人ってみんなこうやってペコペコしてるんでしょ?」と言いたげに

2019-11-19

どこかのフェミニストが、規制ではなく配慮を求めている、と言ったらしい。

長らく疑問だった彼女らの要求にやっと得心がいった。

要するに彼女らはマナー講師なのだ

大事なのは自分が(あるいは、その他の大勢が)配慮され、

不快にならないことであり、

その基準には個人差があるから、明確な線引きはしない。

後は自分で考えろと全部投げつけてくる。

マナー講師も「ハンコをお辞儀させる角度は○°以上」などとは言わない。

とにかく「ハンコをお辞儀させろ」という。

食事中に○デシベル以上の音を立てるな」とは言われない。

ただ「食事中にクチャクチャと音を立てるな」とだけいう。

何故なら、相手のことを考えることまで含めて、マナーから

一方、マナーには、謎マナーと、そうでない一般的マナーがある。

(「一般的」の基準曖昧だが、ここでは仮にこう呼称する。)

マナーは、上記のハンコお辞儀などであり、

むやみに他人に注意すると、揶揄対象になったりする。マナー講師(笑)

これに対して、一般的マナーは、クチャラーNGなどであり、

基準が明確でなくとも、他人に注意すれば配慮してもらえる場合が多い。



おそらくフェミニスト自身の主張を、後者一般的マナーレベルで考えていて、

それなりに男女同権の考えが根付いた現代において、ある程度それは正しい。

しかし、マナーに対する配慮を促すにあたっては、必要視点が抜け落ちている。

それは、配慮する側が「相手に嫌われたくない」と考えている必要があることだ。

人間には、クチャクチャと音を立てて食事を取る権利がある。

なんなら、音を立てることにこだわりをもっていてもいい。

そんな中「食事中にクチャクチャと音を立てるな」と言われたところで、

相手に嫌われてもいい、あるいは、相手をすでに自分が嫌っている場合

「知るかよ。オマエが席を移ればいいだろう」となるし、

そうなること自体を責めることはできない。

赤の他人強制力はないのだ。


そこを強制させるというのならば、マナー文脈では力不足であり、

やはり法規としての基準必要なのだ

フェミニスト一人一派などと称してバラバラ配慮要求することは止め、

なんらかの基準を設けるべく、団体として動いたほうがいい。

2019-11-06

anond:20191106085137

スクワットだな。やってみる。

きんに君のYoutubeをこの間たまたま見たんだが

飽きっぽい人でも出来るスクワットと背筋?をやっていた。

すごく浅いスクワットと、90度くらいのお辞儀だった。

あの程度ならいつでもできそうだと思ったのを覚えてる。

今日からスクワットが頭に過ぎったらスクワットをやるわ。

既に2回過ぎったから、20回くらいは。

2019-10-27

最近ハロウィン仮装は凝ってるのな

縁日の脇で白装束松葉杖ついてテープレコーダー軍歌かけて首から傷痍軍人」て箱をぶら下げてる90歳くらいの子どもが突っ立ってた。

チョコレートを箱に入れてやったらお辞儀してくれたよ。

2019-10-19

トゥルーマン・ショーを今更見た。

なんだったのだろうあれは。

素晴らしく感動した。シュタインズゲートラストを初めて見た時のような感覚を味わった。

もう20年も前の作品とは思えない。

流石に映像の画質や演出台詞回しは多少古臭さはあったし、突っ込もうと思えばいくらでも突っ込める設定ではある。

が、そんなもの些細なことだ。


一応、あらすじを説明すると。

主人公名前トゥルーマン

おはよう。そして会えないときのために、こんにちは、こんばんは、おやすみなさい」というセリフを爽やかな笑みでよく言う青年だ。

彼は本人も知らぬ間に、自分人生をずっと世界中生放送されていた。

彼以外の人間は全て役者演者だ。近所の人や会社の同僚やそこらへんを歩いている通行人新聞屋店員、果ては両親や親友や妻に至るまで。

いや、そもそも彼を取り囲む世界すべてが作り物だ。建物道路も空も海も何もかも。

トゥルーマン・ショー』というテレビ番組面白くするために作られた巨大なドームの中で、彼は何不自由なく暮らしていた。

だがある日彼は日常に疑問を抱く。何かがおかしい。そう思った彼は、その謎を探るべく行動を開始する。

ここまで読んで興味を持った方は、ここから先はネタバレ全開なので、ブラウザバックして本編を見てもらいたい(アマゾンプライムに入っているのであれば今すぐ見れる)


まぁ色々面白いシーンはあるのだが、やはり衝撃的だったのはラストシーンだ。

紆余曲折を得て。

トゥルーマンはとうとう、そのドームの端っこまで行き着く。

彼はその世界から出たがっていた。

偽物ではない、作られた物ではない、真実の、本当の世界に彼は行こうとしていたのだ。

そしてドームの端っこにあった階段を登ると、EXITと書かれた出口があった。

トゥルーマンはそれを引いた。さぁ行こう、とした所で、彼に背後から声が掛かる。

それは、その番組プロデューサーの声だった。

「聞いてくれ。外に真実などありはしない。私の作った世界こそが真実なんだ。嘘や偽善はあっても、私の世界では、何も恐れるものはない」

プロデューサーは言う。

「君は恐れているんだ。だからそこから出られない。それでいいんだ。よく分かっている」

「ずっと君のことを見てきたんだよ。生まれとき、初めてよちよち歩きをしたときも。初めて学校に上がった日も、歯が抜けた時のことも知っているぞ」

「君はこの世界を出られない。ここに居るんだ。私と」

プロデューサーはずっとトゥルーマンを見てきた、30年以上も。だからトゥルーマンを実の息子のように思っているのだろう。

言っている内容は残酷だが、語りかける口調はとても優しかった。

しかトゥルーマンは悩んでいるのか、迷っているのか、押し黙ったままだ。

トゥルーマン、なにか言ってくれ。生放送なんだぞ! 世界中の人が君を見てるんだ!」

プロデューサーがそういうと、トゥルーマンはようやく反応した、カメラに向かっていつもの爽やかな笑みを浮かべて口を開く。

「会えないときのために、こんにちは、こんばんは、おやすみなさい」

そう言ったあと、演劇が終わったあとの役者カーテンコールの時によくやるお辞儀をして、新しい世界へと踏み込んでいった。


すごい。素晴らしい。

こんなにあっぱれなラストを、俺は初めて見た。

俺の文章力では、あの爽やかさを、感動を、十分の一も伝えられていないのが口惜しいが。

本当に、気づいたら拍手していた。何度もうなずきながら。

まるで名作落語オチのような。サッカーバレーで、ここしか、そこしかないという場所パストスが出たような。

そんな感覚だった。


このオチに何故深く感動したのかと言えば、それはきっとトゥルーマンが成長する瞬間を見れたからだ。

彼はプロデューサーに、怒っても良かった。いや、激怒するのが普通だろう。

だが彼は怒らなかった。何故自分を選んだ、と疑問をぶつける事もせず、プライバシー侵害だ、訴えてやる! 金を寄越せ! 謝れ!と要求するでもなく。

彼はただ、今までお世話になった世界視聴者プロデューサー感謝した。

本人も知らぬ間に世界中自分人生生中継されていたという凄まじい運命を、彼は受け入れたのだ。笑みさえ浮かべて。

そして最後最後までトゥルーマン・ショーの中のトゥルーマンを演じきって見せた。

それがすごい。あの場面で、あんなにもスマートかつクールに別れと感謝を告げられるのは、成熟した大人しか出来ない。

しかしそのシーンに至るまでの彼は、子供だった。妻も親友も居て家も仕事もあったが、それでも彼は子供だったに違いない。

なぜならそれらは、番組を盛り上げるために与えられたものからだ。彼自身が手に入れたものではないからだ。

しかし彼は、ずっと私の世界に居ろ。ずっとこの世界の子供でいろ、というプロデューサー言葉を振り切って、自分意思を貫き通し、ドームから出ていった。

彼は子供から大人になったのだ。

彼の親代わりであるプロデューサーが作った安心かつ安全な作られた世界から出ていき、危険現実に足を踏み入れ、自分人生を生きることを決めたのだ。

本当にかっこよかった。

出ていった先の、本当の人生で、トゥルーマンの思うように行かない事もあるだろう。失敗も挫折経験するに違いない。

あるいはドームに戻りたいと思うくらい、打ちのめされる事もあるかもしれない。

それでも彼ならきっと大丈夫だと思う。彼はもう子供ではないのだから。きっと上手く行くに違いない、と視聴者に思わせてくれる。

そして同時に、トゥルーマンは俺だ、俺たちだ、とも思った。

多分、多分ではあるが、大多数の人間安全な道を選んでいる。

行きたいと思う道や、やりたい事があっても、それは押し殺される。あるいは自ら押し殺す。

周りの人間世間から批判される。誰もが選ぶ道を行けば安心なのに、何故お前はそちらに行くのかと。誰もが我慢しているのに、何故お前だけがやりたいことをやるのか、と。

安心安全自分たちと一緒に居ろ、と世間や周りの人間はそう言ってくる。

そう言った言葉に対し、トゥルーマンは、こうすればいいと俺たちに教えてくれた――そんな気さえする。

本当に本当に、素晴らしい映画だった。

ああ、誰かと語り合いたい……。

2019-09-18

anond:20190918210710

んなこたーないw

アメリカには小さな油田(というか油井)が沢山ある。

テレビによく出てくるだろ。あっちこっちシーソーみたいなポンプお辞儀みたいな動作をしながら石油を汲み上げている映像が。

2019-09-13

[]野外で合法的全裸になりたかったので、オーストリア混浴してきた

【初めに】

 コピーミスで一節が抜けていた。申し訳ない。【】で囲まれた部分が追記である

【本文】

 服を着るのが苦手だ。できることなら裸で生活したい。

 ビジネスホテルに泊まるときは大抵全裸だし、男女関係なく素っ裸で過ごしたら、さぞ気持ちがいいだろう。

 そんなことを呟こうものなら、不審者扱いされるのは目に見えている。挙句の果てに、公共の場で脱ぎだして陰部を露出する不審者予備軍と誤解され、警察のお世話になるかもしれない。

 だが、よく考えてほしい。ああした人たちは、自分全裸特に陰部を見てほしいのであって、裸になりたいのとは少し違う。それに、皆様も思うことはないだろうか。たとえば大浴場に浸かったときの安らぎ。もしもそれが露天風呂だったらなおのこと心が緩み、湯の中に嫌なことが溶けていく思いがしないだろうか。

 目の前にどこまでも緑が、あるいは紅葉が広がっていたら。あるいは、絶えることのないとどろきを繰り返す海洋が広がっていたのなら。これほどまでに自由を感じつつ、大いなる存在に受け止められている安心感を覚える場所はないはずだ。何も身にまとうことなく立っていると、海風が全身をそっと撫でていき、普段どれほど重いものを身にまとってきたかを、嫌でも意識させられる。

 とはいえ、男女混浴可能場所国内でも限られている。ましてや、近年は混浴マナーの低下が甚だしく、混浴を取りやめてしま地域も多いと聞く。ある意味では仕方がないのかもしれない。混浴誕生した時代とは、私たち羞恥心感覚も変わってしまった。

 そういうわけで、私は混浴文化がまだ息づいている、ウィーンにまで足を運んだのである。概して、ドイツオーストリアを含む中東欧の人々は裸体に対するタブーが弱く、混浴についても寛容なである。緯度が高いので、全身で太陽を浴びたいのだろうか。冬になると日照量不足で気分が落ち込む私としては、その気持ちはよくわかる気がした。

 もっとも、私は全裸になるためだけにオーストリアに飛ぶような酔狂人間ではない。

 私は建築美術にも関心があり、この旅行の主目的は、クリムトシーレ、ココシュカといった人々の作品を鑑賞することであった。なので、脱衣はどちらかといえば、時間が空いたときのおまけである

 日本と同じで、月曜日には休業の美術館が多い。なので、月曜日にそうした巨大温泉施設に向かった。ウィーン中心街からおおよそ三十分ほどのオーバラー駅前の、テルメ・ウィーンと呼ばれるところである

 駅を出ると目の前に巨大な建物があり、そこからは既に硫黄香りがしている。そうしたところは我が国温泉とよく似ており、妙な安心感がある。片言のドイツ語で入場料を払い、タオルレンタルを済ませ、ロッカーに向かった。

 ロッカーのカギは電子式で、かざすと自動的に開閉されるというものだ。慣れるまでに時間がかかったが、すぐに便利だとわかった。荷物を持ったままガチャガチャと回すのは大変だからだ。ちなみに、このロッカールームの時点ですでに混浴で、男性女性関係なく着替えている。もちろん、慎み深い人のために個室の更衣室もあるのだが、別料金だ。

 ちなみに、温泉施設ではあるがすべて全裸で過ごすわけではなく、全裸なのは奥のサウナコーナーのみである。そのために私は一応水着を持参しており、ついでに防水のバッグも持ってきた。

 まずは、せっかくなので水着エリア温泉を楽しむ。とはいえ水着エリア温水プール同然であり、浸かっているとあたたかいが出て風に当たるとすぐに水着が冷えてしまうといった代物である。せいぜい人肌程度であり、温まるには不足である

 これはときどき指摘されることだけれど、日本人の湯加減の好みは、ヨーロッパの人々のそれよりもかなり高いらしい。ハンガリー温泉大国で知られているが、やはりそこも湯加減はぬるい。ただ、その程度の温度でなければ、ガイドブックで見かけるように、湯につかりながらのんびりとチェスの対局をやるわけにもいかないだろう。

 他にも、子供立ち入り禁止エリアというのがあり、ムーディーな照明と共に、カップル夫婦がぷかぷかと浮かびながら語らっているコーナーがあった。ここも温水プールほとんど温まらない。日本温水プールみたいに、塩素臭くないのはありがたいのだが、やはり汗をかかないと物足りなく感じてしまう。

 そうしたわけで、水着エリアを堪能した後に移動しようとしたのだが、サウナエリアがどこかわからない。あちこちうろつきまわり、子供に泳ぎを教えているらしい人やスタッフと思しき人物に、「ヴォー・イストサウナ?」(サウナはどこですか?)などとつたないドイツ語で尋ね歩くうちに、やっとのことでたどり着いた。

 なお、このゲートの先は別料金であり、鍵をタッチして入る。清算は帰りだ。そして、注意書きにはドイツ語と英語で「この先水着の着用を禁じる」と書かれている。なんとも徹底していることだ。私は軽快な電子音と共にその奥へと進んだ。

 サウナコーナーは、それほど変わった印象はなかった。ただ、見かける男性が皆素っ裸なので、私も水着を脱いだ。それほどの羞恥を感じなかったのは、一つには周囲には男性しかいなかったからだろう。それに、ここでは全裸が正装なのだ。だったら、むしろ何か着ている方が恥ずかしいのではないか。そんなことを思ったのである

 サウナ入り口には温度が書かれており、四十五度、五十度、六十度、それから九十度に分かれている。ひとまず五十度のところに入ると、既に老夫婦がくつろいでいた。ここで初めて裸の女性と遭遇した。

 二人は、私の存在を気にかける様子もなく、くつろいだ様子だった。私も、確かに目の前に女性がいるのだなあ、ということは考えたのだが、気にしてもしょうがなかったので、ぼんやり天井を眺めることにした。男性で前を隠している人はほとんどいなかったので、自分もそれに倣ったのだけれど、個人的には気持ちが良かった。世間体を気にせずにリラックスした姿でいるのは、何とも言えず心地よい。

 ちなみにその老夫婦のいたサウナでは、腰かけるところがチェアベッドのようになっており、仰向けにくつろげるような形になっていた。うとうとしているといつの間にか隣に座った男性が、ペーパーバックで何やら読んでいる。お風呂ではなくてサウナ読書、贅沢この上ない時間だ(もっとも、後で注意書きを見たら、サウナの中の読書禁止、と書かれていたのだが)。

 しばらくして、サウナを出てシャワーを浴び、他の温度のところを回ったり、冷水プールに体を浸したりした。日本温泉露天風呂がメインで、サウナ複数あるところは珍しい気がするが、ここでは様々なタイプサウナがあり、存分に楽しめた。

 たとえば、スチームサウナというのがあり、ここでは猛烈な蒸気で包まれる。汗が蒸発しないのでなかなかにつらいし、持っていたタオルもすぐにびしょ濡れになってしまうのだが、熱風がきつくないので、肌には優しい気がした。眼鏡をかけていると、何が何だかからなくなってしまうのだが。

 ちなみにこの眼鏡裸眼で転ばないように、日本サウナ用の眼鏡をわざわざ購入したものである

【ところで、このサウナコーナーには、外がある。サウナなので当然素っ裸で歩くのだが、これが気持ちがいいことこの上ない。芝生の上を歩けば、まるで熱帯民族になったようで愉快だ。そして、歩いた先には小屋があるのだが、そこもまたサウナである

 そこでは、おおよそ温度は九十度で、定期的にスイッチオンオフになる。オンになると、そこにはタオル一枚のおじさんがやってきて、香りのする水を炉に撒く。そして、巨大なタオルサウナの人々に熱風を浴びせるのである

 それがまた非常に心地よい。異様な高温のはずで、現に乳首が痛いほどなのだが、それでも不思議と生きている実感が与えられるというか、幸福感と高揚感が感じられる。それは他の人々も同じなのだろう。おじさんのパフォーマンスが終わると、一斉に歓声と拍手がする。ロウリュウ、と呼ばれるものに近いのだろう。

 そのあとも、おじさんは一人一人に熱風を送る。そのたびにあおがれた人々は嬉しそうだ。私も、「ゼア・グート。アバー・ゼア・ハイス」(とても気持ちがいいですが、とても暑いです)と、定冠詞活用無茶苦茶ドイツ語で応じた。すると隣のおじさんがあおがれたときに「カルトカルト」(寒い寒い)などというものから、思わずその場は笑いに包まれた。

 私に向かって風を送るときに、両手を合わせてお辞儀をしてくれた。たぶんタイかどこかと間違えているのだろうが、悪意よりも親しみを感じたので、こちらも会釈した。腰かけるところが熱すぎて胡坐をかいていたので、仏像か何かと勘違いしたのかもしれない。

 その後、全身をほてらせながら野外にある二十五メートルほどのプールで体を冷やした。何往復か泳いでから、仰向けになって曇り空を眺めているうちに、これほどの幸せなはないだろうな、と感じられた。何のしがらみもなく、何の規制もなく、ただ存在するだけ。過度な欲望もなく、競うこともなく、誰から干渉されない時間だけそこにあった。

 それに、水着を身につけずに泳ぐと体を締め付けるものが何もなくて、全身を区別せずに流れていく水が本当に心を自由にしてくれる。それに、誰もお互いの裸をじろじろ見たり気にしたりしないのも、気持ちが良かった。あたたかな無関心というか、あるがままの姿を受け入れてもらっている感覚になるのだ。

 人間身体のどこに猥褻なところがあるのだろう、表現規制は何のためにあるのか、などと大げさな議論が頭の中に形を取ろうとしたが、そうしたもの普段日の当たらない陰部に太陽が差す気持ちよさに溶けてしまった。

 そうしたわけで、私は結局三時間以上もそこで過ごすことになった。】

 さて、三時間過ごしたので、そこではいろんな人を見ることができた。もちろん、凝視したわけではないけれど、それでも混浴に来るオーストリア人にはいくつかのパターンが認められた。

 その一、スポーツマンタイプものすごい筋肉量で、アスリートか何かのようだ。これだけ鍛えていれば、自分身体に恥ずかしいところなど、どこにもないと言わんばかりだ。ギリシアローマ彫刻そっくりであるスポーツマン同士で何やら楽しげに話していることが多い。

 その二、力士タイプ。非常にでっぷりとした肥満体系のおじさん。人からどう見られているかそんなに気にしていない印象。こちらも堂々と歩いており、楽しそうにしている。

 その三、老夫婦。なんというか日本混浴にもいそうな、のんびりした雰囲気ときどき湯船の中で抱き合ったり、ほっぺたにキスしたりしている。ちなみに、注意書きには「キス以上のことはしちゃダメ!」「十六歳未満の入場禁止!」と書かれている。

 その四、比較若いカップル、あるいは若い男女。よくわからないのだけれど、「みんなで渡れば怖くない」的な感じで一緒に来たのかもしれない。

 ちなみに日本人は私だけだった。それから一人だけアフリカ系の人がいた。それ以外はみんなヨーロッパ系。

 で、こうして振り返ってみると、比較若い人が多い。それでも、私はあまり気にならなかった。というのも、前も言った通りここは全裸が正装なのであり、それについてとやかく言うほうが変だ。確かに、きれいで魅力的な人もいたし、中には私の好みの人もいたのだが、雑踏ですれ違う以上の感慨はなかったし、わざわざ振り返ることもなかった。

 混浴について、猥褻だとか下品だとかい意見があるが、私はまったくそう思ない。そもそも、ここは風呂サウナであり、いい湯だな、以外の感想はない。たぶん、混浴について批判的な人は、マナーの悪い人と一緒になってしまったのか、そもそも風呂がそこまで好きではないか、なのではないか。人様のことだから勝手判断差し控えるが。

 というか、見えそうで見えない極小ビキニなんかよりも、素っ裸の方がよっぽど上品な気はする。潔いし。隠すから下品だとか猥褻だとか言われるんじゃなかろうか。みんな最初からすっぽんぽんだったら、誰も気にしないだろうし。隠せば隠すほど、そこに注意が向くし、逆説的にそこに注目してくれと言っているようなものな気がする。

 それと、全然関係ないけど、女性でも腋毛もじゃもじゃの人は多いのは面白い。話には聞いていたが、実際に目にするとやはり興味深い。陰部がどうなっているかはじろじろ見なかったからわからないけれど、向こうの人は剃っているとはよく聞く。ただ、そんなことも温泉気持ちいいのでどうでもよい。

 そういうわけで、私はオーストリア混浴を十分に楽しんできた。予想していた通り、とても気持ちが良かった。日本にも類似したサービスがあればいいのに、と思ったが、マナー一定の水準に保つことは難しいだろう。きっと、ナンパしたりじろじろ見たりする行為が横行するに違いない。一度絶えてしまった、混浴文化を再びメジャーにするのは、難しいだろう。

 プールサイドで裸のまま横になり、夢うつつのまま時間が過ぎていく経験は非常に贅沢だった。しかし、これは今の温泉文化とは、少し違うかもしれない。

 個人的には、自分がやりたいことをやったので、満足している部分はある。今後どうするかはわからない。恋人がいないときだったので、とりあえず全裸になってはみたのだが、もしも今後も恋人が見つからず、行きたい場所が思いつかなかったら、どこか別の国でヌーディストビーチに行くかもしれない。それか、趣向を変えて、全裸ハイキングか全裸マラソンかに挑戦するかもしれない。

 もっとも、この混浴体験ですっかり気が済んでしまい、数年後には興味すら持たなくなっている可能性もある。それはわからない。

 ただ、やりたいことをやってみて、それなりに面白かった。それで十分なのかもしれない。

 皆様の快適な全裸ライフの参考になれば幸いである。

 最後に、脱いではいけないところで脱ぐのは絶対にやめましょう。これだけは強調しておく。

最後に】

 本記事カクヨムにも掲載されている。私が投稿者本人であることは、カクヨムでは連載中であり、現時点でも未公開になっている部分が含まれていることが証拠になる。

【付記】

 ヌードバイクみたいな、ヌーディスト活動経験者の増田は、ほかにもいらっしゃるのだろうか。あるいは、ヌーディズムに関心がある、だけでも潜在的にはどれほどいるのだろう?

アクセス

 地下鉄U1の終点、Oberlaa駅

2019-08-28

anond:20190828145944

前にお辞儀するのは岩手県だけってTVで見たけど世界に広がってるの?岩手の良いところ。

横断歩道小学生が手を上げて待ってるじゃん?

こっちは車だから横断歩道を渡らせるために止まるじゃん?

小学生横断歩道を渡るじゃん?

最近は、渡り終わったところで、クルッとこっちを向いてお辞儀してから行く小学生が増えてるんだよ。

やめてくれよ。

自動車様が小学生のために自分犠牲にして止まったとかじゃないんだよ。

単なる交通ルールなんだよ。横断歩道に人がいたら止まる。

なんでお辞儀すんだよ。

そうやって慇懃無礼お辞儀しないと止まってやらないような、高慢ドライバー様だと思われてるのかと思うと、腹が立ってくる。

小学生なんて、横断歩道を渡ったら、そのままバーッと走っていって良いんだよ。

煽り運転話題になる昨今だからドライバー様を過剰に刺激しないようにするのが安全策かもしれないけどさ。

普通ドライバー横断歩道に人がいたら止まるものなんだよ。

当たり前のことをしているだけなのに、居心地が悪くて仕方ない。

こっちを向いてお辞儀をしてくれる小学生に、どんな顔をしていたら良いかからないんだよ。

2019-07-14

anond:20190714001623

その構図を使う場面があんまりないな。

ダウンロードが伸びてるイラストお辞儀するスーツ男/女とか「ああ、そういう場面よく見る」っていう既視感があるものが主。

現実でこうやってスマホ向けられる場面ってあんまりないだろ?

2019-05-12

anond:20190512210403

象牙ではんこ作って喜ぶのなんて印影お辞儀させて喜ぶ未開人のジャップくらいのもんだから

2019-04-17

anond:20180704151631

(2019/04/17) 追加しようとするとテーブルの表示が崩れるようになってしまったので新エントリに移行

IDいらすとやタイトルいらすとやURL (h抜き)追加日
b:id:kjinoue家計簿をつける人のイラストttps://www.irasutoya.com/2013/04/blog-post_11.html4/17
b:id:minus9d眼科のお医者さんのイラストttps://www.irasutoya.com/2013/11/blog-post_9126.html4/17
b:id:jtkhsポテトチップスイラストttps://www.irasutoya.com/2013/08/blog-post_7284.html4/17
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b:id:yuruminimaru動物アイコンアルパカ・豚・ハムスターヒヨコ・犬・クマミツバチ・猫・パンダペンギンウサギ・象」ttps://www.irasutoya.com/2013/10/blog-post_9165.html7/14
 (※いちばん下・いちばん右「象」)  
b:id:kamiegakibito好調芸術家イラスト男性)(※男性が描いている花の絵を「神」の字に改変している)ttps://www.irasutoya.com/2017/02/blog-post_622.html7/16
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b:id:panpanpanpanpan石川五右衛門イラストttps://www.irasutoya.com/2016/06/blog-post_91.html7/31
b:id:rinsuky表情が豊かな人のイラスト男性ttps://www.irasutoya.com/2016/11/blog-post_751.html7/31
b:id:appgameui学校スマートフォンを使う学生イラスト女子セーラー服ttps://www.irasutoya.com/2018/05/blog-post_268.html7/31
b:id:minomushkoroバリウムを飲む患者イラスト健康診断)(※背景の文字判別できなかった)ttps://www.irasutoya.com/2015/11/blog-post_529.html8/8
 (※『-196℃ ストロングゼロ〈ダブルレモン〉 500ml缶』の写真を重ねている)  
b:id:n500kオオカタカケフウチョウのイラストttps://www.irasutoya.com/2018/07/blog-post_479.html8/9
b:id:rdrkごま豆腐イラスト(茶)ttps://www.irasutoya.com/2015/11/blog-post_538.html8/13
b:id:kingpon白いハイビスカスイラストttps://www.irasutoya.com/2017/08/blog-post_77.html8/13
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b:id:inuinuimuヒヨドリイラストttps://www.irasutoya.com/2016/05/blog-post_57.html8/15
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2019-03-31

10年勤めた日系メーカ退職した

終身雇用制、手厚い福利厚生残業は多めだが全額出る、そんな昭和の夢の残滓のような会社に勤めていたんだけど昨年退職した。

待遇は非常に良かったんだけど(0.6Googleくらい)、安定が自分の中で恐怖に変わっていき、やがて耐えられなくなってしまったので退職に至った。今は年収が半分になってベンチャーみたいなところにいる。預金残高を見て不安になることはあっても前職で感じたような、先細りの籠に閉じ込められたような気持ちには未だなったことがない。

前職のような会社日本にあまりいから参考になる人は少ないかもしれない。これはあくまでも平成という時代10年間昭和サラリーマンをやってきた自分のそれまでの人生のまとめであり弔辞だ。

しかしたら、公務員とかレガシー産業利益を独占的に得られる会社に潜り込んだ人にとって何かの参考になれば幸いである。

○私の経歴(読み飛ばしオケ

地方都市まれ、小中高と公立育ち、大学は他県の国立大学へ、理系マスターを修了後に学校推薦で就職

地方医学部に進学した人がバズってたけど、私は井の中の蛙というか幸せ環境で育ったなあと思う。学区が良かっただけかもしれないけど、所謂ヤンキー的なタイプは少なくて、開業医の子息とかとも普通に遊んでた。うちは公務員だったけど(子供だったから気が付かなかったという事情もあり)、引け目や負い目を感じたことはなかったと思う。財力の違いを感じたのは高3で進学先に私立医学部を選んでたときくらい、他は塾とかも選択肢が限られていたのでみんな一緒だった。

理系を選んだのは高校で7割くらいが理系を選ぶ環境から何となくという要素が大きい、医者になりたいとかエンジニアになりたいとか思わなくもなかったけど、何より理系潰しが効くし、数学が苦手じゃなかったらやっとけくらいの気持ちだった。

高3のとき偏差値公立医学部には足りず、迷わず他県の地方国立大に進学。大学でやりたいこと云々より自分偏差値で行ける最大限の学歴に行ったという感じ。お陰様で入学後に学力不足を感じて本当に苦労した、かろうじて留年を逃れたくらいの成績。マスター殆どの人が行くからというだけで選択、例によって院試は内部生にも関わらず死ぬかと思った

そんな体たらくだったので、就職とき仕事研究との関連性だとか一切興味がなく、学校推薦で行ける会社年収四季報確認して上から順番に面接お辞儀できれば受かるという情報通りヌル面接をあっさり通り前職に内定した。

○どんな会社だったのか

環境

東京から車で2,3時間くらいでコンビニまで徒歩30分くらいかかる僻地面接に行ったときヤバイかなと思ったけど、地方大学からすれば東京まで2,3時間で行けるというのはそれなりにメリットがあった。あとアマゾンが送料無料をやり始めた頃で、アマゾンが届けば生きていけるかなあとも思ってた。

待遇

これは無茶苦茶良かった、待遇というか給与だけだけど。就職を決めたとき四季報だと平均年収は0.5Googleくらいで(平均年齢43歳のね)、辞めたとき年収は0.6Googleくらいあった。ただし、基本給:残業代:賞与が4:4:4で、賞与は完全に業績連動のため期待は禁物。リーマンショックの頃に3,4年働いても基本給が5000円しか上がらなかったのは忘れられない(さすがにその後是正された、けど過去の貰えていない分の保証はなし)。

残業代が4というところからお察しの通りで、残業時間は年間で700〜900時間くらい。寮や社宅は完備のため、平日は会社敷地から一度も出ることなく過ごしていた。

業務

表向きは最新技術研究開発となっているけど、実際は雑用書類仕事疲弊していた。入社してから一度も新しい技術みたいなのを研究したことはないと思う。ひたすらに社内調整、下請を買い叩く、行き当たりばったりで問題解決するの繰り返し。更に営業案件とか製造案件雑用がバシバシ入ってくる。先のことを考える余裕なんて一切なくてアワアワしているだけで10年過ぎてしまった。

私に限らず全社的にそんな仕事ぶりだったけど、市場は寡占状態なので会社は常に儲かっていた。そもそも枯れた技術なので顧客は新商品とか新機能は望んでいないのだから。たまに声の大きい営業が上げてくるマイナ案件対応するために右往左往して終わり。そのマイナ案件にかける時間を全体に対する原価削減に当てたほうが良いのではとは皆が感じていた。

一応良いところを挙げておくと、暗い実験室に引き篭もって量産の目処のない机上の空論をやるよりは、現場問題を拾い上げて設計に反映するのは楽しかった、それは生産技術仕事ではないのかと思いつつも。

同僚も学校推薦で来る似たようタイプなので、穏やかで話が早くやりやすかった。東大東工大が主な学閥なので地方国立大は肩身が狭いとか無いの?とかはたまに聞かれたけど、管理職になりたいだとか野心がない限りは別段に何も不自由は無かった、学歴よりも上司だとか部署ガチャ要素が大きかったし、皆が平等不公平という感じだった。

組織

上の意向忖度して言われる前にやることが尊ばれる文化という感じ。基本的マネジメントというものは全く無く仕事もこれやっといてというだけで納期仕様も何もない。上司の指示どおりに働いていたら、その上から烈火のように直接指導されることもザラ(そうゆう時の上司沈黙)。酷いなと思いつつも、上司とその上も同じような関係だし、その上もそのまた上も…

これがいわゆる昭和の日系企業かぁと思っていた(違ったらごめん)。賽の河原に石を積むというか、降り積もる雪をひたすら取り除くような気持ちで働いていた。

人事評価みたいなのも形式的で、上司査定するけど、結局は偉い人の好みに合わせて査定をつけないと書き換えられてしまったうえで上司評価も下がるので(人を見る目が無いという理由で)、偉い人の好みをどうやって察して査定をつけるかという作業になっていた。偉い人に取り入ろうにも年に一度も話すことがないし。逆に気に入られている人もそんなに親しげではないので、何が基準かは永遠にからなかった。

こんな状況でどうしてやる気を失わなかったのかというと、査定が悪かろうと昇進が遅れようと、何だかんだで高給をもらっている自覚責任を感じていたからだと思う。少なくとも自分給与以上は働かないと、お世話になっている子会社取引先に会わせる顔が無いという気持ちで踏ん張っていた。

○どうして辞めようと思ったのか

20代の頃は仕事組織に不満がいくらあっても、それを上回る待遇を得ていたので辞めようとは思わなかった。仕事なんてもの所詮時間感情の切り売りで、仕事やりがいかいうのは、金が払えない会社言い訳だと思っていた。

ところが30代になり預金残高が1Googleを超えたあたりで、ふと将来のことを考え始めた。余りにも遅すぎた自我の芽生えだったのかもしれない。

つの間にか同僚はみな結婚して家のローンや保育園の話をしている。家族がいる奴は良い、自分の代わりにお金を使ってくれて、それで幸せになれるのだから。ここで暮らしていれば子供の1人くらいは私立医学部に入れられるかもしれない。で、私はどうなる?20代の頃と預金残高以外で何が変わった?

お前も結婚すれば良いのではないかと言う声が聞こえるけど、これは中々上手く行かなかった。こんな僻地にある会社から相手地元の人ばかり。上記のように地方転々としてきた自分とはどうしても感覚が合わない、例えば同僚の結婚式で、高校部活の先輩後輩の関係が30過ぎても未だに残っているのが嫌だった。

敵を増やしそうだけど、地方にはヤンキーと良家の子しか残っていないんだと思う。ヤンキー説明不要でいわゆる地元マイルドヤンキーさん、看護学校もあるので一人でやっていけるこの手のタイプは多い。良家の子女は女子大を出て実家に戻って地元金融機関就職という感じ。同僚の奥さんはどちらも結婚したら寿退社して社宅に住んでいた。

私だったら、相手が1Google稼いでいても専業主夫になりたくないなあと思う。その程度の収入自分の後の人生選択肢の全てを預けたくない。私は夫婦人生連帯保証人だと思っているので、こうゆう自分感覚と合っている人と結婚たかったんだけど、残念ながらそんな人とは出逢えなかった。それほど立ち入った話はしないけど同僚と上のような話をしていたら「そもそも君は結婚相手に何を求めているの」と言われたのが印象深かった。私は友だちとか親友的な要素、少なくとも同じ地平で物事を見渡せる人が欲しかったし、これまでもそうゆうタイプと仲良くなってきたけど、同僚的にはそうじゃないらしい。明確な言語化はできないけど配偶者に求める要素は、自分や家庭を甘やかし指導する父母か、育て導く愚かな子女で、少なくても対等の関係という要素を求めてはいないようだった。

そんな食わず嫌いをしているうちに同僚の息子は小学1年生、これからも私がああだこうだ言っている間に大学生になって家を出るのだと思う。その頃の私はきっと40代半ば、もう結婚もできないし転職もできない、ただ自分は失敗した、取り替えしがつかないという気持ちを抱えながら、報われることのない仕事をしている。やがて50代になって預金残高が5Googleを超えて、高級老人ホームに入ること夢見て死ぬんだろう。

安定している故に見えてしま自分の将来、この少し広い会社敷地の中で人生を終えるであろう現実、その恐怖に囚われてしまってからはもう辞めること以外は考えられなくなってしまった。そこからは早い、たまたま自分のやっていた職種募集マッチングたから逃れることができたけど、本当だったらこの歳で逃れることは難しかったと思う。前述のように賽の河原のような雑務がメインなのでとても潰しが効かないし、何よりも給与が激減する不安に耐えられない。

高校生に対してライフプラン仕事出産などを含んだもの)を教育するみたいな話をニュースで見たけど、これは年齢関係なく必要だなと心から思う。別に結婚とか子供とか興味は無く、食べてくために働くというのは本心として良いと思う。けれど同期同僚が結婚して子供ができて、仕事意味や成果は無く、ただ歳だけが増えていく状況であなたはどこまで正気を保てますか?というのは自分自身によく確認したほうが良い。登山なりゴルフなり何かしら見つけられた人はそれで良いし正気を保ち続けることができると思う、私にはそれができなかった。

昭和という時代は、定職さえあれば誰もが家庭を持ち豊かで幸せになれるという幻想を皆で信じていたから実現できた神話だったんだと思う。家族がいれば多少の理不尽にも耐えられたし仕事に魅力が無く潰しが効かなくても何とかなった。けど平成が終わるこの時代神話はもう死んでいた。

私は辞めることができたからまだ良い、けど私のような気持ちで辞めることすらできない人が、あの会社に大量に留まっているとするなら。前職に留まらず、世の中の会社社会のどこかに、私のような人間が大量に潜んでいるとするのなら。

欧米でよくある銃乱射事件とかは、こうゆう時代の歪みから発生するんじゃないかなと思う。俺はきちんとレールに沿って人生を進んできたのになぜ幸せになれない?俺がおかしいのかそれとも社会が狂っているのか?

話が逸れてしまった。10年間よく会社に尽くしたし、会社も十分それに報いてくれたと思う、総じて良い会社だった。ただ、私は会社と同じ昭和の夢を見ることができなくなってしまった、それが退職理由平成の終わりにこうやって昭和の夢の残滓のような会社を去ることができたのは何か奇縁を感じる。

ありがとう昭和さようなら昭和、同じ夢を見ることはもう二度と無いでしょう。

2019-03-30

高齢者が苦手になってしまった話

高齢者が苦手だ

外出先でいわゆる高齢者と思われる外見の方に接近されてしまうとなるべく失礼にならない速度で離れてしま

電車内で遭遇した際は席を立ち(座席に座ってたら体裁を繕うために席を譲るという姿勢で)友人と一緒などの理由で離れられない場合はなるべくそちら側に意識をやらないようにして息を浅く少なくしてしま

どうしてこうなってしまったのか

おそらく幼少期から思春期まで続いた祖父祖母による虐待が原因だと思うのだが、それにしたって特定個人(故人)に対する心象がここまで全体の印象に影響を与えるものだろうかと自分でも不思議に思う

上記反応にあてはまらない唯一のイレギュラー存在として母方の祖母が健在しているのだから、もう少し世の高齢者全体に対して当たりが柔らかくなってもいいのではないかと考えた

こんな事言ってるが正直今までは苦手でも別にいか、くらいに考えていた

自分たちを愛し支えてくれる義両親なら老いていっても祖母のようにイレギュラー存在として受け入れられるだろうとのほほんと構えていた

が。

状況が一変した

私は子供を産んだ

幼い乳幼児を連れて外出するとまぁーいく先々でさまざまな高齢者に話しかけられる

わかっている、善意を込めての声かけだということは

幸い巷で聞く攻撃的な高齢者にはほとんど当たった事がない

我が子に向けてかわいいかわいいね元気にねお母さんもがんばってね とにこにこしながら話しかけてくれる

そしてその声かけに対し私は、深々とお辞儀をし(引きつった笑顔を見られないため)吐き気を堪えながら消え入りそうな声で「ありがとうございます…」

しんどい

正直ここまでひどいとは思ってなかった

しかけられる頻度も、自分の反応も両方込みで

しかけられるのが怖くてたまらない、会話したくない、でも無視して相手を傷つけたくない

どうしたらこの苦手意識改革できるのだろう

2019-03-01

anond:20190301215001

お辞儀みたいにして体全体で角度を調整してしょんべんするんだよ

世界中便所汚してるのは勃起しょんべんなのは常識だろう

2019-02-17

最近あった良かったこ

 満員電車会社に向かう途中。

 普段なら、座席前のポジションに立ってつり革に掴まるんだけど、その日は特に混雑していて、それさえ叶わなかった。

 なので、地獄のドア近辺エリアに立って、人に揉まれていた。いわゆる、洗濯エリア。 数駅で、頻繁に開くドアと反対側に進むことができたので、音楽でも聴いて精神統一を図っていた。

 目の前の中高生が、キョロキョロ何かを探している様子なので、気にはなっていたけれど、勝手に「イヤホンのイヤーピースやな?あれよく落ちるよね。」と早合点していた。

 カナル型のイヤーピースポケットから取り出すついでに引っかかって、どっかに消えたことは数知れず。接着剤で、軽くくっつけたらいいのだろうか?

 ついでに、先日、替えのイヤーピースをYAMADA電機で買い求め「このイヤホンに刺さる」と確認したのに、家に帰ったら全然ダメだった。300円返せよな。

 しかし、妙に真剣に探しているので、これはシリアスな落とし物なのではないかと気になり始めた。

 声をかけてみると、「こういう白い四角いもの・・・」というので、探してみる。 ほどなく、落とし主から見て僕を挟んで離れた場所に何か落ちていた。

 丁度、電車が駅に着いて、人が流れたタイミングで拾うことができた。壊れたりしていないようだった。多分、名札だったと思う。

 ペコリとお辞儀をして下げた頭の勢いで、トトト・・・とその駅で降りていったのだが、間に合ってよかったと思う。

2019-02-14

anond:20190206125826

高専卒の方のエントリーが上がっていたので,レア存在である高専について私も語ってみる.何度目の焼き直しになるかわからないが.

お前誰

中堅高専→Bラン大卒リーマン

15年前に卒業化学学科情報としては古い点も多々あるかと思う.ただ学生会長で全国高専につながりを持っていたので、情報ソースは1校のみではない.

メリット

①進学が容易

 後述する.

②早期から専門教育を受けられる

 高校1年次から専門教育を受けられる.全課程が専門教育というではなく,高校大学で履修する一般教養とのミックスになっている.年次が低い段階では一般教養比率が高く,年次が上がるにつれ逆転するという塩梅だ.まともに単位を取っていれれば5年次は週の半分は研究だった.

デメリット

①進路が固定されやす

 大多数が工業系の道に進む.進まざるを得ないといっても過言ではないだろう.感覚的に同級生の8割はメーカにいる.世界技術系一辺倒なので,その他が見えにくい.入学時点で15歳なので、染まりやす視野を広く持つことも難しいという点もあったかも知れないが,情報網が発達した現代はまた異なるかもや知れない.教員普通研究員なので,理系アカデミアで純粋培養されたような癖が強い人がごろごろコースを変更しようとしても,マイノリティになるため後押しもロールモデルが少なくハードルが高い.

ドロップアウトやす

 専門性が高い故、入学後に技術に興味がないことに気づいてしまった場合モチベーションが下がりついていくのが困難になる.高専受験日が普通高校に比べて早いので,度胸試しで受けてみたら受かってしまった,偏差値が高いのでなんとなく来た,という層の一部がこの状態に陥る.一念発起して3年次にセンター試験を受け大学に進学、文転したものもいた.これはレアなケース.

恋愛チャンスは共学に比べ少ない.15-20歳という多感な時期に恋愛経験はまあ一般的重要だろう.学科構成に依るとは思うが伝統的な学科であれば女性が少ないので競争は激しい.然しながら化学専攻などは女性比率が高い,それでも半分程度だろうか.

教育課程

授業時間は90分.1年次から週1-2回のペースで半日かかる実習or実験があり,1年次から毎週毎週濃密なレポート提出を課せられる.締め切りや採点も厳しく,図書館での追加調査を含め毎週5-6時間レポートだけで費やしていた.科学文章の書き方の下地はここで醸成されたと感じる.専門科目が入っている分,一般教養が割かれている.歴史はなく,地理も確か1年前期しかなかった.その他普通高校と比べて色々なものが削られていたに違いないが、よく分からない.

また,数学が難しかたことを殊更に覚えている.入学後すぐに三角関数確率,2年次に上がる前に微積線形代数.2-3年次で重積分偏微分,常微分・・・.4年次以降で複素関数,曲面,群論ラプラス変換ベクトル場等の応用数学に入っていく.他にも電磁気化学,熱力,固体物理・・・うっ.

進路

就職

就職率100%.求人倍率~20倍.県内の有力企業大手現業職現場職長候補)に比較的楽に就職できる.ただ高専生は世の中のことをよくわかってないので,企業業態研究をせずに適当就職してしまい数年後に後悔する同級生はそこそこいた.先生技術バカが多く,経済的リテラシー教育はほぼなかった.私のころはインターネット情報量も多くなく,現在はまた違っていると思われる.

②進学

大きく2つに分かれる.専攻科か大学か.

専攻科:

自校に残り,2年間の延長教育を行う.大卒資格を得られる.ほぼ研究メインの生活を行う.研究8割,授業2割くらいか卒業後は旧帝や技術大学院(奈良先端科技大/豊橋技科大/長岡技科大)などに院進する人が多かった.就職する場合世間的にはレア存在であり,専攻科?そんなのがあるんだ?という反応をされ,研究漬けで辛い生活を送ってきたのにも関わらず就職アピールとしては弱いと友人はボヤいていた.

進学(3年次編入):

ここが最大のうまみであろう.

①いくつも受験可能大学毎に試験日程が統一されていないので,費用と日程確保さえできればいくらでも.自分場合は4大学に出願し,3大学目で決めた.偏差値が低いほど早めに行う傾向があった.

受験科目が少ない.例えば東大数学英語だけだった.(東大のみ2年次編入だったが)問題奇天烈ものでなく,真面目に授業を受けてしっかり対策していれば十分に解ける範囲である

高専によっては提携大学がある.私が卒業した高専では所在県の大学提携私立大学関関同立など)は指定校推薦でほぼ全入していた.高専から私立大学に行く人は少ないので,競争率も低かった.就職したくはないが勉強も好きではないモラトリアム層は延命策としてこの選択肢をとっていた.大学編入後は一般教養はほぼ単位認定(=免除),専門教科も高専で齧っていることが多く,比較的楽.実験研究発表においては経験の差が歴然学部レベルでは専門を変えない限り大きな問題はないだろう.私も彼女が欲しくてテニスサークルに入ってみたが,雰囲気についていけずすぐ辞めたというオチ

レベル

ピンキリトップレベル明石高専豊田高専などは偏差値60後半でそこらへんの進学校を超える難易度だが,商船高専などは50前後学科としては電気がいつも大変そうだった.数式だらけで理解するのが大変.材料土木環境,その他新興分野はおぼえればいい科目も多く,比較的楽.

寮生活

全寮制の高専は確かなかったと思うが,大概他県や遠隔地から学生用に寮が用意されている.寮ではゲーム相手に事欠かない,発売日に漫画がすべてそろう,ありとあらゆるジャンルのエ〇本を閲覧できるなどのメリット(?)もあるが,大きなデメリットとして私が通学していた20年前では上級生による「しつけ」という名の体罰が行われていた.木曜日の夜に1年生を呼び出し,暗闇の中で数時間正座をさせて悪事を白状させるというもの.(風呂掃除に数分遅れたとか,寮の敷地内で先輩を発見した際百m離れていても90度おじぎをして挨拶を”叫ぶ”必要があるが,そのお辞儀角度が足らなかったなど)一定数白状しないといつまで経っても終わらないため,どうでもいい些細なことを報告するのが常であった.正座のみならず1時間両手を上げっぱなしにさせるなど.終わった後は体が痛んだ.脚が痺れを通り越して暫く立てないレベル.なぜ木曜の夜かというと,金曜になるとみんな帰省してしまうため.

さすがに今はもうないだろう.しかし,中学校を出たばかりの小僧大学1-2年生相当の先輩たちはとても怖い存在で,且つ退寮して親に金銭負担をかけられないため多数は我慢選択する,という構図だったし,私の親も鍛えられてこい,という感覚だった.家が比較的近いやつは馬鹿馬鹿しくて通学に切り替えていた.私のころはなかったが,以前は先輩から達しが出るや否や吉野家の牛丼を30分以内で代理購入してくるという「吉野家ダッシュ当番」なるものもあったそう.尚,年次により寮内でのルールは緩くなっていく.年次による権力揶揄した称号があり,1年次から奴隷」,「見習」,「平民」,「貴族」,「神」.1年次においては共有スペースの炊事禁止テレビ閲覧禁止風呂掃除や朝食準備などの各種当番,祭りでの汚れ系出し物など.2年次になると共同場のテレビ閲覧可,3年次から個室があてがわれ、テレビも自室に設置が可能となる.今思い返せば,陰湿日本文化如実に体現しており,乾いた笑いが出る.

私は上級生になった際このシステム廃止しようと試みたが、全体的にそれを維持したいという空気が流れており結局叶わなかった.ただ親元を離れて集団生活を送ったことで自身も随分たくましくなったと思う.

今私は何をしてるか

メーカを何社か転職し,現在ITデータ解析職.製造業に興味がないことに気づくのに大分時間がかかり,また気づいてから収入を維持しながらも他業種へ脱するまでが大変だった.現在は34歳で年収950万円.奨学金は500万ほどあったが30歳前に完済することができた.

2022年追記現在37で1700万.幸運が重なり待遇の良いコンサル転職することができたが,周りの優秀さに埋もれつつありキャリアピークも近いかと感じている.がんばりたい.

所管

総合すると高専おすすめ.ついていければ就職には楽にありつける.ただし癖が強いので人を選ぶ.

2019-02-06

国会時代劇風にしてはどうか?

本日国会中継を久ぶりに少しだけ見た。

国会中継を見ると、見た目にどうも日本らしさがなく、面白味に欠ける気がする。

もっと人目を惹くビジュアルにして見る人は増やせないのだろうか。

そこで、この様な案はどうだろうか。

国会議事堂のあの部屋を和室(もちろん豪華な感じの)にして、議員は静粛に正座

さすがに和服を着るべきとまでは言わないが。

太鼓の音でお辞儀をして質疑応答開始。

これでどうだろうか。

アイデアがまるでこち亀両津のようだな。

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