はてなキーワード: 学閥とは
学閥パワーって入る時以外感じないけどな
学閥のパワー考えりゃそりゃそうだろ
学閥狙いってことだよな
まず査読に7年かかったというのが純粋に難しさゆえか、支離滅裂だからかなのか分からない。支離滅裂な文章に意味を見出そうとすればそりゃ何年でもかかるだろう。
レビューも何人かしてるわけだけど、レビューを行った彼らも七年要したのだろうか。つまり彼らは全員査読される前から(つまり公然と掲載される前から)彼の論文を知っている人達だったのだろうか。
論文完成と同時に論文を読み始めてレビューを書いたのなら分かるが、そうでないなら時間的に物理的に辻褄が合わない気がする。
支離滅裂だからという考えを一旦置いておくことにすれば、査読にギネスに登録できるスケールの時間がかかったのはその難しさとは別の学閥等の政治的外因の影響の方がよほど強い気がする。
真偽について数学なのに紛糾しているということで話題になっていたが、これもまたセンセーショナルに切り取っているだけで眉唾臭さが強い。
真偽について語るならそもそもABC予想というものが連続体仮説同様証明可能なのかから語られるべきではないのか。
そういう証明可能性をおいておくなら、とにかく彼の論文を批判するならたった数十分数時間の公開討論で知れることから賛同したり目の敵にしたりするのではなく、真摯に論文に向き合ってからであるべきだとは思う。
たとえばチャンドラセカールはエディントンとかいうやつに嵌められて、30分の時間を用意されブラックホールの存在に関する自説を発表したのだが、そのコメントとしてエディントンはセカールの言うことは戯言だみたいに言ったわけだ。その学会に集まっていたのは当時その天文物理学で最高峰の頭脳を持った重鎮たちだったが、みんな戯言だという主張の方を鵜呑みにしてセカールは笑い物にされたそうだ。
つまり30分程度の説明では相当賢い人でも主張の真偽は理解できない、あるいは学者であっても権威のバイアスには多分に流されるものだということだろう。
今回の例における権威とは「望月の用いた手法が数学的に正しいはずがない」という常識という名の権威だと思われる。常識に流されて、あるいは単に常識に反発して学者までもがああだこうだ言ってるわけである。目の前の論文に向き合えよ。