どこかのフェミニストが、規制ではなく配慮を求めている、と言ったらしい。
不快にならないことであり、
後は自分で考えろと全部投げつけてくる。
マナー講師も「ハンコをお辞儀させる角度は○°以上」などとは言わない。
とにかく「ハンコをお辞儀させろ」という。
一方、マナーには、謎マナーと、そうでない一般的なマナーがある。
むやみに他人に注意すると、揶揄の対象になったりする。マナー講師(笑)。
基準が明確でなくとも、他人に注意すれば配慮してもらえる場合が多い。
おそらくフェミニストは自身の主張を、後者の一般的なマナーのレベルで考えていて、
それなりに男女同権の考えが根付いた現代において、ある程度それは正しい。
しかし、マナーに対する配慮を促すにあたっては、必要な視点が抜け落ちている。
それは、配慮する側が「相手に嫌われたくない」と考えている必要があることだ。
なんなら、音を立てることにこだわりをもっていてもいい。
そんな中「食事中にクチャクチャと音を立てるな」と言われたところで、
相手に嫌われてもいい、あるいは、相手をすでに自分が嫌っている場合、
「知るかよ。オマエが席を移ればいいだろう」となるし、
そうなること自体を責めることはできない。
そこを強制させるというのならば、マナーの文脈では力不足であり、