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AIブームその後
さて、いよいよ新年である。ただでさえ新年というものは未来展望的気分が高まる時期なのであるが、それに加えて「平成最後の」という扇情的枕詞が付くのだからなおさらである。という訳で、俺様も自分の所属する業界ーAI業界ーについての予言をやらかしてみることにする。題して「AIブームその後」。このお題通り、AIブームはもう終わる。以下は、「終わり」と「その後」についての妄想的予言である。
今世間で大流行りのAI、いつから始まったのかは諸説あろうが、今「ブーム」の真っ只中であることは間違いない。そしてもちろんブームはいつか終わる。だから「今のAIブームは終わる」という予言は、「大地震はいつか来る」レベルの実のない予言でしかない。地震予知同様、肝心なのは「いつ終わるのか?」である。ズバリ、それは「今年のどこか」であると予言する。もちろん、この予言の成否は「終わり」をどう定義するかにかかっている訳だが、それはブームのピークであるとしておく。そして、いつがピークだったのかは、下降トレンドに入って相当経った後からでしか分からないものである。だから、予言の当たり外れが判明するのはずっと後になるかもしれないが、今のAIブームのピークは今年(の後半)のどこかであり、その後ブーム比較的急速に衰退するであろうと予言する。それではなぜAIブームが終わるかというと、それはブームに終了を強いる出来事が発生するからである。それは世界的リセッションである。戦後の世界的リセッションは8〜10年周期で生じているが、今年は前回の2008年のリーマンショックから11年目である。さらに、昨年末から世界中で株価の変調が見られている上に、米国の長短金利差逆転などの様々な有名な指標も軒並み危険信号を発している。(今回は、日本近隣の地政学的リスクの恐怖も大きいことも見逃せない。)ブームにとどめを刺すのは不況の到来である。
では、なぜ不況が来ればAI業界は衰退するのか。AI業界の現場にいるものなら誰でも知っていることだが、今のAIブームを支えている一大勢力は、「ヨソもやってるからウチも」という特オチ恐怖に取り憑かれた奴らか「俺の手柄にするんでアイデア挙げろ!」という出世欲に駆り立てられた連中である。(俺はこういう需要を「虚需」と呼んでいる。)こういう状況でもし不況の嵐が吹き荒れたらどうなるか。「ヨソ」は一斉に止めるし、不況期にAIなどで手柄が上げられるはずもない。大体不況下では、AIどころかIT系全般の出費が広範囲にカットの対象となるのが普通である。「やらなくてもすむ」はもちろん、「やったほうがよい」までカットされることになる。そんな中、効果の不透明なAIなぞ構われるわけがない。一大勢力は潮が引くように退場する。需要が一斉に収縮した後にブームが維持されるはずがない。ブームの息はこれで止められる。これこそAIブームの終焉である。
ブーム終焉後の業界の状況は一言、「惨状」となるはずである。現在雨後の筍のように湧いて出てきている従業員数名〜2、30名程度の弱小自称AIベンチャーは、元栓の閉鎖によって軒並み一掃されるだろう。(ちなみに俺は、今のブームの走りのビッグデータブームが盛り上がり、世間が機械学習って一体何なんだと騒然となった時、既に10年の機械学習の「実務経験」を持っていた。このチャンスに広く活躍の場を期待したとしても、それは不自然ではないと同意してもらえるだろう。だが、実務経験が長いということは、それだけ年齢を重ねているということでもある。そういう訳で、経験者であったにも関わらず90社以上から書類審査のみで不採用とされている。来るべきブーム後の厳冬期に、もし自分を不採用とした会社が倒産したら、転職用に作った応募企業一覧のその会社の名前の上に髑髏マークをつけてやろうと計画している。)だが、今のAI業界に、不況から生じる惨状への恐怖感を予感し、震えるものは驚くほど少ない。なぜなら、今のAI業界に属するほとんどの会社は、2011年ころのビッグデータブーム以降、雨後の筍のように生えて出た会社がほとんどだからである。不況による惨状はリーマンショックの時にも生じているが、その時の惨状を知っているのは、そのころ既にデータ解析で飯を食っていた会社、例えば「インサイダー」社や「DCCCC」社などごくわずかである。何のことはない、ほとんどの会社は単に無知だから恐れていないというだけである。
それでも「いや、もうこれからの社会はAIなしでやって行けない。不況の影響はあろうが、業界がしぼんでしまうなどあるはずがない。それどころか、不況だからこそAIでの効率化が必要となるだろう。お前は馬鹿か?」と言う人もいるだろう。確かにこれについては、人によってはさらなる説明が必要かもしれない。そういう人向けに日本のAI業界の特徴を解説しておくことにしよう。今のAI業界の大半は、いわゆるベンチャーの体裁を取っている。世間一般では、ベンチャーと言えば、「これ」と頼むトンがった自社プロダクトで世間に勝負をかけ、その質とシェアを上げるために社員は脇目も振らずそれだけに掛かりきりで、社長は青い顔で金策に走り回って投資家との神経戦で消耗し、それでも社長以下社員全員が夢を信じて失意と高揚の間を激しく振幅する、というステレオタイプが広まっているだろう。ところが、事情を知らない人は全く理解できないであろうが、今の虫のように湧いて出ている自称「AIベンチャー」のほとんどは、驚くことにこれらの特徴を全く持っていないのである。全く、である。そういう会社は、なによりも第一に世間に問うべき自社プロダクトを持っていない。(中には「自称自社プロダクト」を持っている会社もあるにはあるが、それは普通のサービスに「AI風味」のふりかけを掛けただけのものだったり、それならまだしも、フリーソフトに皮を被せただけの代物を恥知らずにも「我が社のプロダクト」と言い張っている呆れるしかない会社もかなり多い。)さらに社長は金策に走り回るというわけでもなく、そもそも投資家との接触すらない社長様も多い。このように書けば、自社プロダクトがない(あるいはタダで拾って来たものをケースにいれただけのものしかない)上に投資家とのパイプもないベンチャーって何なんだ?それじゃあ会社はどうやって維持されるのか?社長、社員は何をやっているのか?と疑問を持つ人が出るのは当然だろう。
ここに日本のAI業界の特殊性がある。それは、日本ではAI業界がIT業界の一部をなしていることと、日本のIT業界の特殊性の2点からなる。後者についてさらに言えば、日本のIT業界の特殊な商習慣、「多重下請け」と「人売り人買い」がその二本柱である。日本の下流IT業界のほとんどは、自分では自主的、実質的な仕事をせず、上流の丸投げを右から左に仕事を流すか、最下流で(プライドは一流だが)下流にふさわしいレベルの下層プログラマをブラックな環境で労働させ、中間搾取を貪るのを「商売」としている。あるいは「とにかく人手が欲しい」という現場に人夫(ほぼ完全に素人という場合すらある)を送り込み、その上前で暮らしている。そのようなIT業界の一部として発生した日本のAI業界も、その悪弊を完全に引き継いでいる。大半の自称AIベンチャーも、自分では自主的、実質的な仕事をせず、上流の丸投げを右から左に仕事を流すか、最下流で(プライドは一流だが)それにふさわしいレベルの「大学で統計学の単位を取りました」レベルの「自称データサイエンチスト」や行き場を失った理系の成れの果てにそれらしいプログラムを組み立てさせる、あるいは「とにかくAIやれる人手が欲しい」という現場に自称や成れの果てを送り込み、上前で暮らしているのである。結局、収益構造的にはよくあるニッポンのIT企業そのものでしかなく、最も大切な技術力は極めて貧弱なのである。この状況は、日本におけるAI業界の悲劇性そのものである。確かにAI業界はIT業界との相性が良いのは確かではあるが、だからと言ってAI業界がIT業界の一部である必然性はない。また日本のIT業界の非人間的労働環境もIT業界にとって必然でないのも当然である。であるのに、日本ではAI業界がIT業界の一部として発展し、そのIT業界は技術水準も低く、労働環境的にも非人間的でブラックな環境なのである。その結果、AI業界も低技術悪労働環境となってしまっている。本来技術で勝負するべき日本のAI業界は、そもそもとても技術力では勝負できない見せかけだけの自称AI屋の集団でしかない。もちろんすべてがそうであるとまで主張するつもりはない。ほんのわずか(多分、多めに見て日本全国で十社ちょっと位だろうか)ではあるが、理論、実用面共に本格的にAI屋を名乗る資格がある会社が存在するのは事実である。だが大半の残りは自称AIベンチャーのただのIT派遣業に過ぎない。開発技術力もない企業がAIの看板を挙げて一体どうやって生き残れるのか。その方法があるなら是非教えて欲しいくらいである。
この状況を認識するなら、ブームが去った後の日本のAI業界の将来を予想することができる。簡単に言うと、それは二極化である。世間一般で妄想される「何か分からないが魔法のようにすごいことができるAI」を追求する(そして本当に実現できる)極少数の企業と、ルーチンワークで済む仕事を大量こなすこれまた少数の企業のどちらかに分類されることになるだろう。前者は既に述べた通りだが、後者については説明が必要だろう。まず、ルーチンワーク的AI業務の需要は、不況下であっても確かに必ず存在する。商売としてAIを応用するのなら、過不足なしの最適なレベルでの適用が当然であるが、世間には単純な技術の単純な応用で十分に効果が上がる企業も数多くあるからだ。こういう企業に対しては、いわゆるビジネスデータ解析と呼ばれる単純な技術(今はこれも立派なAI扱いであるが、そもそもこれがAIと呼ばれること自体どうかしているとしか思えない)のルーチン的な適用(に加えてコンサルティング業務、実はこちらの方がずっと大切で、金になる部分)で必要かつ十分である。そして、そういう仕事なら、わざわざ弱小ベンチャーに依頼するよりも現在既に実績を積み上げている「インサイダー」社とか「頭が悪い」社とか「蜂の巣」社とかの大手ビジネス解析屋に丸投げするのが確実である。さらに、そうなるとこんどは少数の大手がダンピング競争で仕事を取りに来るだろうから、スケールの小さな自称ベンチャー達の出る幕はますます無くなる。ということで、日本のAI業界は、高水準な少数の企業と、広く薄くビジネスアナリシスを引き受けるこれまた少数の大手の二極へと分裂してゆくだろう。そうなると、現在ルーチンワークやせいぜい中間レベル程度の仕事内容でどうにかやっているボリュームゾーンに属する弱小企業がどうなるかは明らかだろう。まずこの手の企業が本当の意味でのAIに対応できるレベルでないことは既に述べた通りだ。だからそういう内容で生き残ることはできない。それではルーチンワークの方はどうかというと、大手に対抗するのも難しい。結果は言うまでもない。
AIビジネスの未来に関して、もう一つ指摘しておきたいことがある。それは、前に挙げた「虚儒」に対する「実需」と呼ぶべき一群の需要は、不況下でも無くならないということである。一番大きいのは画像解析関連分野であろう。これは、今まるでAIと同義語のように使われている深層学習が、素晴らしいフリーソフトのおかげでどんな素人でも簡単に扱えるようになったせいである。(俺は、2012年の深層学習ブレークの5、6年前に自作の3層ニューラルネットで高次元の医療画像の解析の仕事をしたことがあるが、収束に至らずひどく苦労をしたという経験がある。それだけに、優秀なソフトとGPGPUのおかげで、たとえ大規模データであってもあまりにも簡単に収束するのを目の当たりにしたときには呆然としたものである。)このように画像認識についてもコモディティ化が起きていることから、簡単に深層学習が適用できそうな「実需」は、不況下でも、一渡り需給が一巡するまで無くなりはしないだろう。俺様アーキテクチャーを注入して黒魔術化することも容易で、そういう意味でも長らく使われることが予想される。ただし、コモディティ化のおかげで優位性を維持することもまた難しくなるだろう。(ちなみに、ブーム後に今回のブームの功罪を評価することがあるなら、深層学習のコモディティ化は間違いなくその「功」の筆頭に挙げられるだろうと考えている。このような技術が一気に誰でも使えるようになったのは、自分の長年にわたる趣味、そして仕事としてのAI人生においても最大の驚きであり、これを超える驚きはもうないだろうと思う。)一方、自然言語解析応用分野も「実需」としての潜在的需要は大きいが、この分野では画像解析のようなコモディティ化はまだ起きていない。従って、今の所画像解析と比べて参入が難しい。だが(他の予言と違ってあまり自信はないが)こちらの「実需」も密かに続くと踏んでいる。さらに音や感性などの特定分野に特化した「実需」もあるだろうが、このような「狭いが深い」ニーズに対してはそれ専門に特化したごく少数の会社が対応することになるだろう。こういう需要も確かに続くと思われる。
業界の未来の予言はこれでくらいにして、それでは不足が叫ばれている人材の採用、育成はどうであろうか。猫も杓子も「これからはAIだ」「グローバルな競争に遅れるな」と騒いでいるのに、これを担う人材をどうすれば確保し、育てられるのか。これを考える前に、まず世間はもとより、業界関係者の多くも、AI人材について全く理解していないということを強調したい。世間ではいわゆるデータサイエンチストとは「何やら難しい数学を使っている頭の良い理系の人」というイメージがほとんであろう。ブームが盛り上がった初期の業界は特にそうだった。だがこのステレオタイプこそ、AI人材に対する世間の誤解の源泉なのだと俺は考えている。例えば、ブームが炎上し始めた頃、理系の難しそうなことやっている人じゃないとダメなんじゃないか、という誤解が広まり(今ですらそう信じている人も大勢いる)、そのイメージにぴったりな理論物理を専攻していた人が引っ張りだこになったことがある。だが彼らがやっていることはデータサイエンスとは根本的に異なる。引っ張ってきて机に座らせればたちまち超一流のデータサイエンチストとして活躍する、というのではない。(門外漢にはわからないだろうが、意外に理学と工学の違いというのも大きい。様々な点で「必要なセンス」が非常に大きく異なるのである。これは自分も理学出身だから分かる。)自分の知り合いでアメリカの大学院で素粒子の質量がどうだ(何のことだか自分にはよくわからない)とかやっていた物凄い数理センスのある頭の良い人がいたが、彼も最初にデータサイエンスに向き合った時は何が何だか分からなかったと正直に言っていた。もちろんこういう人は地ができているのでキャッチアップは早いが、率直に言ってデータサイエンチストとしては数理的にはオーバースペックである。
AIブームその後2
その一方で、このステレオタイプには正しい面もある。それは、AI(とか機械学習とか勝手気ままに呼ばれるもの)は、あくまで数学的理論の基礎の上に乗っている、という点である。その数学を知らないものがAI(とか機械学習とか勝手気まま以下略)が理解できるはずがない。自分にとって非常に不思議なのは、ものすごく大量の「普通の」プログラマが「俺はもう一人前のプログラマなのだから、ちょっとがんばればデータサイエンチストになれる」と信じていることである。プログラマに必要な知識、適性がどのようなものかは、プログラマの出身を見ればわかる。理系、文系以前に、そもそも大卒であることも必須条件ではないことは業界人なら誰でも知っている。学歴はプログラマなるための必要条件でも十分条件でもないし、学歴の高低とプログラマとしての優劣の相関も高くない。だがデータサイエンスについては全く異なる。データサイエンチストになるためには、理系大学出身であることは必須条件である。(ただし文系であっても、心理学の一部や社会学の一部の出身者にはこの条件を満たすものがいる。)なぜなら、今AI(とか機械学習以下略)呼ばれている一群の理論に必須な数学的知識は、ちょうどそのまま「理系」の共通知識としての数学に一致しているからである。具体的に言えば、それは解析学、線型代数学、統計学、しかも高度な内容ではなく、まさに理系必須科目として出版されている教科書に書かれている程度のものに過ぎないのである。それは、理学部数学科出身者だけが持っている特別な知識などではなく、理系ならごく当たり前に知っているべきものでしかない。はっきり言って難しいものでは全くない。しかし、理系として大学に進まない(ほとんどの)ものはそれさえ持っていないのである。そのそう難しくない数学さえ身につけていないものが、データサイエンスなんか分かるわけがない。だから理系出身者でない普通のプログラマが「俺だって」と思うのが不思議でならないのである。そういう訳で、自分は、データサイエンチスト志望者のうち、理系大学卒業者を「有資格者」そうでないものを「無資格者」と呼んでいる。(「無資格とは言い過ぎじゃないか?」と聞かれることがあるが、「じゃああんた無資格者に線形代数ゼロから教えるつもりなのかい?」と聞き返すと大体納得してもらえる。)
さらに言うなら、有資格者は単純に「志望しても無茶ではない」という資格を有しているだけで、実際にデータサイエンチストになれるかどうかは全く別問題である。実際には、理系出身者であっても、きちんとその内容を理解せず単位だけ取ったもの多いだろうし、その後数学なんか全く縁なしに過ごしているほとんどの人は、学習した内容をほとんどすべて忘れている。これは、解析に比べると抽象度が高く、それだけ習得が難しく線形代数学で目立つ。例えば、線系写像のランクのような「それ知らないって何も知らないのと同じだよね」というべき初歩の初歩の初歩さえ忘れている人が非常に多い。さらに、統計学は線形代数学とはまた違った意味で難しい。その難しさは「分かったつもりになるのは簡単だが、ちゃんと理解するのは難しい」という難しさで、理解そのものが難しい線形代数学とは全く違う難しさである。例えば、自分がいつも冗談で言っていることに「日本で統計学の単位を取った人の半分は、確率変数に確率を代入する」というものがある。確率変数なんかそれこそ統計学の教科書の1ページ目に出てくる最も基礎的な概念なのだが、それさえ理解していないものは意外に多いということを言いたいのである。(確率変数を正確に理解するためには関数解析学の知識が必要となるが、ここでいうのはそういう技術上の難しさではなく、あくまで「統計学という考え方」を指していることに注意して欲しい。)統計学については一事が万事この有様で、自分も果たして隅々までちゃんと理解できているのか実は不安を抱えている。(「そんなのはお前が無能なだけだよ」という人は、文末に少しだけ質問を挙げておくので、自分で解答してみて欲しい。)そう、データサイエンチストになるためには、「それほど難しくない理系常識的数学を『ちゃんと』理解している」ことが必須なのである。だがこの表現の「それほど難しくない」と「ちゃんと」をちゃんと知ることは、それほど簡単ではない。だから採用において理論物理学専攻を求めたり、現役バリバリではあるが理系出身でないプログラマを採用してしまったりと、頓珍漢な振る舞いをしてしまうのである。
無理解による認知の歪みは他にもある。例えば、数学は使っている限り頭から抜けないが、一度抜けると戻すのは困難である、という点も認識されていない。自分の経験では、いくら理系出身であっても、大学卒業後社会で数学を使わずに過ごしてきて今30位の人間は、もう数学が頭から抜けてしまっており、その後での数学脳の復活は難しいと感じる。在学中にサボっていても、仕事で使うと「そういうことか」と後から理解できる機会も出てくるが、使わない人はそういう機会もないまま抜けてゆく一方になるからだ。その一方で、たとえ高齢でもきちんと使い続けてきた人はこれからも抜けない。ここら辺、若さによる適応力が重要な(普通の)プログラマとは採用基準が全く異なる。実際、プログラムの世界は変遷が早く、年齢が高いとこれに追従できない可能性が高い。だがデータサイエンスはプログラミンとは根底から違う。自分の身の回りを見渡して欲しいのだが、若いプログラマが年齢の上のプログラマの技術を「まだ✖️✖️なんか使ってるの?ダセエw」と嘲っているのをよく見るだろう。だが「まだ行列式なんか使ってるの?ダセエw」と言うならそいつの方が大馬鹿である。さらに、データサイエンスにもプログラミング同様新しい展開はあるが、この分野での「展開」はイコール「積み上げ」である。その点では若い=良いどころか、若い=未熟である。ここら辺を採用する側は全く理解していないと思う。既に述べたように、俺は「ビッグデータ」がブームになり、世間がデータサイエンスって何だと騒然とした時、既に10年の実務経験を持っていたが、その時点で既に年齢が高かったため、90社以上から書類だけで不採用とされている。これは、データサイエンチストをプログラマと同じ感覚で採用しようとするからであると考えている。(ちなみに俺は、年齢には全く関係なく、ただ何ができるかだけを見る会社に拾われて現在も現役である。自分の見るところ、こういう会社は東京には片手で数えられるほどしかない。)逆に30歳位の非数学脳のプログラマを「データサイエンチストとしてポテンシャル採用」した会社は、将来的不良債権を引いた可能性がかなり高いと思う。
最後に、AI人材の採用、育成の実践について触れよう。自分の経験では、データサイエンスを学ぶのには長い時間がかかる。己の無能を差し引いても、5年やそこらで「分かる」ようなものではないと感じる。特に、個々の手法を理解することはそう難しくないにしても、「横断的把握」(あるいは俯瞰的把握)は難しいと感じる。だが本当の「理解」、本当の「実力」はまさにここにあるのだ。一例を挙げてみよう。「超平面の分離による2値判別」を考えよう。データ空間を超平面でスパッと2つに分けて、どっちに属するかで判別するという手法だ。この方法の代表例として何が挙るだろうか?もちろん問いが曖昧なので正解があるわけではないが、少なくとも3つ、フィッシャーのLDA(以下LDA,。多変量解析では「判別分析」と呼ばれることが多い)、パーセプトロン、サポートベクターマシン(以下SVM)の3つが挙げられなくては失格であろう。(ちなみに、ロジスティック回帰で確率=定数以上以下で判別を行う際も、結局超平面による分離と同値になる。)これらについては、実装まで含めて理論的な詳細まで知らなければ最初から失格だ。これは当然だが、問題はそれらの俯瞰的理解があるかどうかという点である。原理的に見るなら、これらは「超平面による分離」という原理において「全く完全に同一」である。たとえ個々の手法を個別に理解していても、これを意識していないものは全くダメである。それではそれらの違いは何か?それは超平面の決定法にある。LDAは2データにそれぞれ等分散の正規分布を仮定する。そして、それらの等確率面こそ分離平面となる。徹頭徹尾統計的理論である。パーセプトロンは、判別における誤差関数の最適解を与える超平面こそ求める分離平面である。最後のSVMは、あくまでデータと超平面の距離だけを考える。徹頭徹尾幾何学的理論である。それ以外にどのような違いがあるか?LDAはデータに強い分布仮定を置く。だからそもそもこの仮定が成立しないならLDAは適用不能である。その一方で繰り返し計算が不要、一発計算で分離平面が決定できる。(規模が巨大だとそうも行かないが。ちなみにこの時一般逆行列を使うのは必須。理由は?)またAとBを分離するためには両者の分布を決定しなければならないが、その後AとCを分離するためにはCの分布だけを求めるだけで良い。これらはパーセプトロン、SVMにはない特徴である。一方オンライン的対応が必須ならパーセプトロンの繰り返し計算が適用しやすい。PA、CW、AROW、SCWなどすべてこの線である。一方LDAは毎回そっくり計算しなおしになる。SVMは誤分類に対する柔軟な対応が可能な点が特徴である。特に「柔軟度」(言い換えれば汎化能力)がパラメタによってコントロールできるのが素晴らしい。これは他の2つにない特徴である。(ただその分パラメタ最適化のコストは掛け算で増える。これにhard negative mining でもやろうものなら悲惨なことになる。)その他、大ノイズに対する頑健性を確保しやすいかそうでないか、等、適用対象に合わせて柔軟に手法を選択できてこそ本物のデータサイエンチストである。(ちなみに、もし身近に、何に対しても同じ手法を使おうとするデータサイエンチストがいたら、そいつは「それしか知らない」可能性が高い。)以上、例として超平面分離による2クラス識別問題を論じたが、このように横断的に現れる原理的手法はデータサイエンスのあちこちにある。最も重要なのは最適化と正則化。これらは、共通の原理を押さえることと、個別手法でそれらが用いられた時にどのように適用されているかを俯瞰で眺められるようになっていなければダメである。俺は、このような「横断的理解」「俯瞰的把握」こそデータサイエンチストの実力を測る最も大切な指標であると考える。採用側の立場で高度な人材が欲しいなら、相手にこのような知識を問えば良いし、学習者をより上のデータサイエンチストに育成したいなら、こういう視点で指導することが重要であると考える。(もちろん教える側、採用する側がこのレベルでなければ最初からアウトなのだが。)
最後は説教になってしまったが、以上が俺様の年頭予想である。俺はこの予想を元に、不況に対して頑健そうで、業界、手法的に特化し、将来性を見込めそうで、年齢に関係なくただ何ができるかだけを見る企業を探し、どうにかその一つに転職することができた。(もちろんそれで安心というわけでは全くないが。)諸君はどうだろうか?それでは諸君らの健闘を祈る。
ある日一流のデータサイエンチストを自称するあなたの前に、あなたの名声を聞いたデータサイエンチスト志望の若者が現れて、統計学に関する以下の質問をしたとしよう。一流のデータサイエンチストなんだから、どれもスラスラと答えられるよね?それではどうぞ。
最後に、線形代数と統計学について、自分がいつも言っていることをぜひ付け加えさせて欲しい。それは、さまざまな手法を学ぶ際の俺様的教訓である。
1. は明らかであろう。線形理論と非線形理論があるなら、間違いなく線形理論のほうが基礎的であり、基礎から学ぶのは当然であるからである。これに対して、2. を主張する理由は異なる。統計学をベースにした理論の方がそうでない理論より基礎的であるなどとは言えない。ではなぜ 2. を主張するかと言うと、統計学は学ぶのが難しく、統計学ベースの理論(つまり統計学の応用)を通して統計学を学ぶのが結局一番早いからである。統計学ベースの理論から逃げていると、いつまで経っても統計学が分からないままになるよ、という(自分の体験に基づいた)戒めが 2. なのである。ところで、今は空前のニューラルネットワークブームであるが、このブームでニューラルネットワークからデータサイエンスの勉強を始めたものは、この 1.、2. のいずれにも反していることになる。このことはよく認識しておいた方が良いと思う。
2019/01/11 貧豚・記
第一条
ロボットは人間に危害を加えてはならない。また、その危険を看過することによって、人間に危害を及ぼしてはならない。
第二条
ロボットは人間にあたえられた命令に服従しなければならない。ただし、あたえられた命令が、第一条に反する場合は、この限りでない。
ロボットは、前掲第一条および第二条に反するおそれのないかぎり、自己をまもらなければならない。
これはアシモフの「A.I.」の作中で定義されてるものだけど概ねロボット全体に適用されている?多分SFの物語の中では適用されているはずなのである。
コロ助が確かキテレツに蘊蓄を言うシーンがあったような(当時児童だったしよく覚えてないけど)気がするんだが、
しかし
GIGAZINEから秋の便りが届いたので、気になった作品だけ。
監督:古田丈司 「漫画家さんとアシスタントさんと」「うたの☆プリンスさまっ♪」監督
シリーズ演出:安藤良 「亜人ちゃんは語りたい」監督
シリーズ構成・脚本:鈴木智尋「タイバニ」「ワンパンマン」シリーズ構成
音楽:林ゆうき 「デス・パレード」「キズナイーバー」「ボールルームへようこそ」劇伴。またドラマ「ストロベリーナイト」「DOCTORS」「BOSS」「リーガル・ハイ」劇伴
音響監督:木村絵理子 「TIGER&BUNNY」「四畳半神話大系」「夜は短し歩けよ乙女」「夜明け告げるルーのうた」音響監督
監督:玉村仁 大沼心の相方。「六畳間の侵略者!?」「落第騎士の英雄譚」シリーズディレクター
シリーズディレクター:アベユーイチ(ウルトラマンシリーズ監督)
シナリオ設定:打越鋼太郎 元スパイク・チュンソフトの人。「パンチライン」脚本
シリーズ構成・脚本:ヤスカワショウゴ 「六畳間の侵略者!?」「落第騎士の英雄譚」シリーズ構成
総作画監督:山本亮友 「三ツ星カラーズ」キーアニメーター、作監
音響監督:森下広人 「sin 七つの大罪」「セントールの悩み」「ISLAND」「メルヘン・メドヘン」音響監督
制作:ダンデライオンアニメーションスタジオ(「ロボマスターズ」制作全般)/十文字(グロス請けがメイン)
監督:菊地康仁 アクエリオン演出、マクロスF監督、IS監督、武装神姫監督
副監督:中山敦史 「アブソリュート・デュオ」監督
キャラクターデザイン:江畑諒真 「武装神姫」キャラデザ、「アブソリュート・デュオ」コンテ・演出・原画
制作:エイトビット 「IS」「武装神姫」「ヤマノススメ」「アブソリュート・デュオ」「グリザイア」
原作:鴨志田一 「さくら荘」「オルフェンズ」「Just Because!」
シリーズ構成・脚本:横谷昌宏 「サクラクエスト」「リゼロ」「Free!!」「はたらく魔王さま!」シリーズ構成
キャラクターデザイン:田村里美 A1Pictures各作品の作監
美術監督:渋谷幸弘 劇場版コナンシリーズ、夏目友人帳シリーズの美術監督
制作:CloverWorks A1 Pictures系列の制作会社。
監督:秋田谷典昭 「バクマン」「城下町のダンデライオン」「アクティヴレイド」「バトルガールハイスクール」監督
副監督:福島利規 「バクマン」「バトルガールハイスクール」コンテ、「城下町のダンデライオン」「アクティヴレイド」副監督
キャラクターデザイン・総作画監督:酒井孝裕 「結城友奈は勇者である」キャラデザ・総作監
監督:加藤誠 「櫻子さんの足元には死体が埋まっている」監督、「Re:Creators」副監督
キャラクターデザイン:合田浩章 「ああっ女神さまっ」監督、TROYCA各作品の作監
制作:TROYCA 「アルドノア・ゼロ」「櫻子さん」「Re:Creators」「アイドリッシュセブン」
監督:太田雅彦 「ゆるゆり」「琴浦さん」「さばげぶ」「うまる」「ガヴ」
シリーズ構成・音響監督:あおしまたかし 同上、「アホガール」シリーズ構成、「刀使ノ巫女」脚本
キャラクターデザイン:山崎淳 「三者三葉」キャラデザ、「プラスティック・メモリーズ」「NEW GAME!!」メインアニメーター
監督:龍輪直征 新房さんの相方。 「ニセコイ」「幸福グラフィティ」監督
シリーズ構成:成田良美 プリキュアシリーズ構成、「いつだって僕らの恋は〜」シリーズ構成
制作:CloverWorks A1 Pictures系列の制作会社。
監督:篠原俊哉 「黒執事」「凪のあすから」監督、「アリスと蔵六」6話コンテ、「魔法使いの嫁」22話コンテ
音楽:出羽良彰 「ふらいんぐうぃっち」「キノの旅(2017)」「凪のあすから」劇伴
監督:岸誠二 「ダンガンロンパ」「月がきれい」「ようこそ実力至上主義の教室へ」「結城友奈は勇者である」「あそびあそばせ」監督
シリーズディレクター:福岡大生 「ダンガンロンパ」「結城友奈は勇者である」監督
シリーズ構成:上江洲誠 「結城友奈は勇者である」「暗殺教室」「乱歩奇譚」「うーさーのその日暮らし」「この素晴らしい世界に祝福を!」「クズの本懐」シリーズ構成
キャラクターデザイン・総作画監督:河野のぞみ 「このはな綺譚」「あそびあそばせ」「七星のスバル」共同作監、「ハクメイとミコチ」ED作画
音楽:甲田雅人 「デビルメイクライ」「モンスターハンター」「ワイルドアームズ」共同作曲、「この素晴らしい世界に祝福を!」「ナイツ&マジック」「あそびあそばせ」劇伴
監督:雨宮哲 アニメ(ーター)見本市「GRIDMAN」監督・原画、「キルラキル」助監督、「ニンジャスレイヤーフロムアニメイシヨン」シリーズディレクター
音響効果:森川永子 アニメ(ーター)見本市「GRIDMAN」音響効果、京アニ各作品
アニメーションプロデューサー:舛本和也 アニメーター見本市「GRIDMAN」制作補佐
監督:尾崎隆晴 「少女終末旅行」監督、「灰と幻想のグリムガル」5話コンテ・演出
シリーズ構成・脚本:倉田英之 「今、そこにいる僕」「神のみぞ知るセカイ」「グリザイアシリーズ」「灼熱の卓球娘」「メイドインアビス」シリーズ構成
脚本:黒田洋介 「ヨルムンガンド」「装神少女まとい」「SAOAGGO」シリーズ構成
音楽:末廣健一郎 「Re:ゼロから始まる異世界生活」「少女終末旅行」「こみっくがーるず」「ゴールデンカムイ」「はたらく細胞」劇伴
制作:WHITE FOX 「ヨルムンガンド」「Re:ゼロから始まる異世界生活」「装神少女まとい」「ゼロから始まる魔法の書」「少女終末旅行」「シュタインズ・ゲート ゼロ」
監督:さとう陽 「ヤマノススメ セカンドシーズン」21話コンテ・演出・作監
原案・シリーズ構成:タカヒロ 「結城友奈は勇者である」シリーズ原案
キャラクターデザイン:石野聡 「Classroom☆Crisis」「デート・ア・ライブ」「A.I.C.O. Incarnation」キャラデザ
音響監督:藤田亜紀子 「ハナヤマタ」「Classroom☆Crisis」「冴えない彼女の育て方」「賭ケグルイ」「刻刻」「はるかなレシーブ」音響監督
制作:Lay-duce 2013年設立 「Classroom☆Crisis」「いつだって僕らの恋は10センチだった。」
監督:佐藤雅子 「あまんちゅ!」2話コンテ・演出、「ボールルームへようこそ」4・17・23話コンテ・演出
キャラクターデザイン:天﨑まなむ 「未確認で進行形」「月刊少女野崎くん」「干物娘!うまるちゃん」「NEW GAME」「ガヴ」作監(NEW GAMEは共同で総作監)
音響監督:平光琢也 「GUNSLINGER GIRL」音響監督等
音楽:manzo 「秘密結社鷹の爪」劇伴 / 堤博明 「クジラの子らは砂上に歌う」「からかい上手の高木さん」劇伴
CG・映像制作:リンクトブレイン 2011年設立。ゲーム運営・開発事業が主 「弱虫ペダル」3Dアニメーション制作
監督:元永慶太郎 「ヨルムンガンド」「デート・ア・ライブ」「銀河機攻隊 マジェスティックプリンス」「デジモンアドベンチャー(2015~)」監督
アニメーションキャラクターデザイン:奥田陽介 「ご注文はうさぎですか?」「ブレンド・S」キャラデザ、「天体のメソッド」「ハイスクール・フリート」総作監
音楽:甲田雅人 「デビルメイクライ」「モンスターハンター」「ワイルドアームズ」共同作曲、「この素晴らしい世界に祝福を!」「ナイツ&マジック」「あそびあそばせ」劇伴
監督:山村卓也 「甘城ブリリアントパーク」5,11話「響け!ユーフォニアム」3,10話「響け!ユーフォニアム2」3話「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」7話コンテ・演出
キャラクターデザイン:門脇未来 「境界の彼方」「甘城ブリリアントパーク」「小林さんちのメイドラゴン」キャラデザ
総作画監督:丸木宣明 「甘城ブリリアントパーク」「小林さんちのメイドラゴン」総作監
( https://anond.hatelabo.jp/20180425090153 からの続き )
少女漫画原作の恋愛&青春アニメ。オタクの主人公とリア充の女の子の物語。いい最終回だった。
ヲタ恋と比べ、主人公のオタク性の描かれ方が古いイメージ。昔の原作なんかなぁ、と少女漫画に明るい兄弟に聞いてみたら、少女漫画に出てくるオタクのモチーフはこんな感じのものが多いよ、とのこと。なので「主人公がオタク」=「閉じた楽園に入り浸っている、他人に興味がない、どんくさい、キモい、気が弱い、コミュ障、日陰者」みたいな意味と考える必要がある。高校が舞台なので、クラスメイト全員敵みたいな、あの感じ。
ストーリーは王道。きっとTVドラマか映画になるに違いない。女の子が非常にサバサバした感じですごく好き。色彩もすごく良い。
スポ根アニメ。JOJOでお馴染みDavid Productionが原作準拠で再アニメ化。
私が本作に触れるのは初めてなのだけれど、何もかもが斬新。主人公のパーソナリティも斬新すぎるし、ライバルのスペックもやばいし、対決シーンも頭おかしいし。きっと本作の連載当時も「なんかやべえサッカーマンガが始まった」というインパクトを与えたことは想像に難くないというか。「ボールは友達!」ってこういうことだったのね…。
サッカーのシーンは全体的に非常に熱量が高く、「あの名シーンをいかにアニメ化するか」という気概が強く感じられたし、なにより強烈に印象に残る。なんかやばいサッカーアニメ始まった。
アマプラ限定。エロはない?けどグロはあるほうの魔法少女。きびしいせかいなので割とメンタルタフネスが必要。
魔法少女の力というモチーフの意味って「抑圧からの開放」とか「人身御供」とかあるけど、本作における魔法少女の力は「イノセンス」みたいな感じ。悪いやつが使うと悪い魔法に、良いやつが使うと良い魔法に、みたいな。冒頭で示されている通り物語は暗転するんだろうけれど、主人公の成長とともに力の使い方が変わっていくさまが物語における重要なテーマなのかな。
ダーティーなノゲノラ。奴隷製造機というモチーフは「ノーゲーム・ノーライフ」のルールに似てるけど、登場人物の参加動機が全員不純でとても良い(主人公も含む)。また、ノゲノラと違い、基本的に「自ら参加したいと思った人」しか参加できない仕様なので、文字通りクズの見本市みたいになってる。1話におけるアッシェンテがパチスロっていうのも非常に好き。
異種間恋愛モノ。美女と野獣みたいな?彼氏(吸血鬼)はダーカーザンブラックの契約者とか、PSYCHO-PASSみたいな。エログロ寄り。
主人公が大学生として生活する姿をリアル目に描いているので、より彼氏が非日常の象徴になっている。そういう彼氏の危うさみたいなところが凄くエロい。
イケメンパラダイス。千夜一夜物語ではなかった。中国のメディアミックス作品が元らしい。何より主人公が人畜無害な良識人ではなくむしろ悪役っぽいのが面白い。
晩餐会の後ろで流れている音楽がラヴェルの”亡き王女のためのパヴァーヌ”(オケの方)だったりする。JASRAC対策で謎アレンジを加えていくスタイルが多い昨今では結構珍しい演出だと思う。サントラに入ってたりするんかな。
3DCG版蒼天の拳。体格やべえ(モブ含む)。タバコや拳銃がめっちゃ小さい。1話ではガチ戦闘がないけど、技の演出がかっこいい。戦闘シーンではあの体格に違和感がないのが凄い。
動くモブといえば「顔が見える距離にいるモブ」と「顔が見えないくらい遠くを歩くモブ」がいて、後者は3DCGな作品が最近は多いけれど、本作は後者のモブが前者として使われているので、街並みが凄いことになっててちょっと面白い。
原作未読なのだけれど、強いやつが現れる→殺す→もっと強いやつが現れる→殺す→みたいな脳筋ストーリーじゃなく、結構しっとりしたストーリーなのが意外だった。最初だけかな?
アニメ化されたTVバラエティ。アニメのキャラクターになったなぎら健壱みたいな人が、知らない居酒屋(日本で一般的な居酒屋)を訪れるみたいな内容。
全体的に演出がTV番組のそれになっているので、アニメだと思って観ると後悔するかも。TV番組特有の演出に対する耐性が必要。先のポプテピピックではアニメの定義について温度が高かったけれど、今のところ最もアウトサイダーなのは本作。
シチュエーション萌アニメ。”〇〇の場所で、〇〇をしていて、〇〇になったときの「お兄ちゃん、〇〇」”。数分で完結するインスタントな萌アニメ。
今期最も予算が少ないラジオドラマ(イラスト付き)。あのTokyoMX系列作品。まずアニメの公式サイトが発注されてないのでアニメの配信情報が不明(ツイッターアカウントはある模様)。今の所ニコニコ動画での配信を確認。
内容は全編に渡って怒涛のシモネタ。
2015年のシュタゲ再放送時に発生した分岐イベントの続き。本作に一度も触れたことがないので、ネタバレが怖くて観れなかった。とりあえずシュタゲ観る。
略すとIVだけど3期。急転直下から始まるフルメタ続編。フルメタを一切見たことがないのでまずはそっちを観たい。
全話配信済作品は1話だけ観てレビュー書いても意味ないので保留。
特になし。
作品が非常に多い。ここで挙げている作品で多分、全体の2/3くらいだと思う。「多分」というのは、ぶっちゃけ今期のアニメが何作品あるか分からなかったのだ。中にはアニメの公式HPが無い作品もあって、個人で作品数を把握するのはほぼ不可能に近い気がする。
加えて、今期は特に配信プラットフォームの変化が気になった。今までだと「アマプラのみ」「ネトフリのみ」「AbemaTVのみ」くらいだったけれど、ゴールデンカムイの「FODのみ」に始まる、各サービスによる囲い込みがより進んでいる印象を受けた。
d’アニメストア ¥400-/月
AbemaTV…CHU ¥960-/月
FOD…ゴールデンカムイ ¥888-/月
今期のアニメをすべて視聴しようとすると、合計¥8,000-/月くらいの契約をする必要がある。
それにしてもオリジナル作品がとても豊富。調べた限りでもオリジナル脚本のアニメ(ウマ娘とか含む)が20作品近くあった。「オリジナルアニメは売れない」という時代でもないのかなぁ、と思わずにはいられない(オリジナル脚本とオリジナルアニメは違うど)。最近は名作のリメイクについての話題がよく上がるけれど、個人的にはオリジナルアニメ界隈の方がアツイ。
新作1話全部視聴はおすすめできない。観れば観るほど続きが気になる作品が際限なく増えてしまい、仮に上記の作品を今のペースで全話視聴すると、観終わる頃には来年の冬アニメが始まってしまう。何よりも、日々の活力にならない。むしろアニメを見るための活力がほしい。過ぎたるは及ばざるが如し。実は2018年冬アニメもひと通り観ていたのだけれど、おかげで旧作を観る時間が無くなってしまった。これからはもっと旧作を観るための時間を大事にしようと思う。そういう意味でも、新作1話全部視聴はおすすめできない。本当に疲れた。
B:the Beginning A.I.C.O. -Incarnation- ReLIFE 完結編 (14話~) ソードガイ 装刀凱 The Animation うさぎのマシュー ケッケロケー グラゼニ テレビ野郎 ナナーナ レディスポ
ゲゲゲの鬼太郎 第6期
デュエル・マスターズ! ベイブレードバースト 超(ゼツ) わしも(WASIMO) 第5シリーズ 忍たま乱太郎 第26シリーズ 少年アシベ GO!GO!ゴマちゃん 第3シリーズ 東京喰種 トーキョーグール:re おじゃる丸 第21シリーズ ねこねこ日本史 第3シリーズ 妖怪人間ベム-HUMANOID MONSTER BEM- & 俺たちゃ妖怪人間G イナズマイレブン アレスの天秤 あはれ!名作くん 第3期 信長の忍び~姉川・石山篇~ (第3期) 僕のヒーローアカデミア 第3期 MAJOR(メジャー) 2nd あまんちゅ!~あどばんす~ (第2期) 鬼灯の冷徹 第弐期 その弐 こねこのチー ポンポンらー大旅行 食戟のソーマ 餐ノ皿 -遠月列車篇- ハイスクールDxD HERO (第4期) ポンコツクエスト~魔王と派遣の魔物たち~ シーズン5 妖怪ウォッチ シャドウサイド
SNSポリス キャラとおたまじゃくし島 フォーカード パズドラ (新作) お前はまだグンマを知らない かくりよの宿飯(やどめし) 3D彼女 リアルガール Cutie Honey Universe(キューティーハニー) 蒼天の拳 REGENESIS Butlers~千年百年物語~ 鹿楓堂よついろ日和 ヲタクに恋は難しい 奴隷区 The Animation
ニル・アドミラリの天秤 立花館To Lieあんぐる こみっくがーるず レイトン ミステリー探偵社~カトリーのナゾトキファイル~ ラストピリオド-終わりなき螺旋の物語- 異世界居酒屋~古都アイテーリアの居酒屋のぶ~
甘い懲罰~私は看守専用ペット~ キャプテン翼 新作 ありすorありす 多田くんは恋をしない あっくんとカノジョ デビルズライン 踏切時間
切りすぎたと思ったんだが……元々アニメが多すぎるだけだわ……
なんでこんなあるの
全部見てる人とか流石にもういないだろ
GIGAZINEから春の便りが届いたので、気になった作品だけ。備忘録とは名ばかりの、個人の主観をまとめただけの、まったく邪悪なエントリー。
※ここで触れる作品はすべて原作未読なので、どんな物語なのかほぼ分からないまま書いてます。あとソースはWikiなので多分間違ってるとおもう。
production I.G制作、中澤一登原作のオリジナルアニメ。
・監督:中澤一登(残響のテロル総作監・キャラデザ等)、山川吉樹(監督…リトバス、キルミー、ダンまち等。最近の絵コンテ…とじみこ、アリスと蔵六等)
・プロデューサー:黒木類(攻殻機動隊ARISE、劇場版PSYCHO-PASS、ポケモンORIGIN等)
・音楽…池 頼広(TVドラマ「相棒」シリーズ、虐殺器官、いぬやしき、舟を編む等)
・音響監督:いつもの長崎行男(舟を編む、正解するカド、宝石の国等。今期はピアノの森も担当)
・監督:村田和也(総監督…正解するカド 副監督…コードギアス 監督…翠星のガルガンティア 絵コンテ…電脳コイル、エウレカセブン、プラネテス等)
・シリーズ構成:野村祐一(エウレカセブン、コードギアス、DARKER THAN BLACK等)
・メカニックデザイン:高倉武史(プラネテス、アクエリオン、翠星のガルガンティア等)
・音楽:いつもの岩代太郎(翠星のガルガンティア、正解するカド等)
・音響監督:いつもの明田川仁(リゼロ、少女週末旅行、よりもい、封神演義等。今期はゴールデンカムイ、こみっくがーるず、食戟のソーマも担当)
サテライト(マクロスF、⊿、アクエリオン、すかすか、博多豚骨ラーメンズ、Caligula等)制作のオリジナルアニメ。
・原作:河森正治(メカニックデザイン…マクロス、アクエリオン、エウレカセブン等)
・シリーズ構成:根本歳三(妖狐×僕SS、ログ・ホライズン、マクロス⊿等)
ライデンフィルム制作のオリジナルアニメ。ドワンゴと共同制作なのにネトフリ限定。
・原作・監督・脚本:森田と純平(Occultic;Nine等。)
・背景美術:でほぎゃらりー。同社はカラー、ドワンゴ、スタジオボノックが共同で立ち上げた背景美術スタジオ。下火になってるアナログ技術の継承を理念に掲げていて、地上波アニメは本作が初めて?らしい。応援してる。
・音楽:白戸佑輔(色んなアーティストに楽曲提供してる。ピアニスト。)
P.A.WORKS 制作のアニメ。原作はCygamesのスマホゲー。
・監督:及川啓(この美術部には問題がある!等)
・音楽プロデューサー:岩代太郎(今期はA.I.C.O音楽担当)
・監督:山崎みつえ(月刊少女野崎くん 監督、輪るピングドラム 助監督等)
・副監督:藤原佳幸(NEW GAME、プラスティック・メモリーズ、GJ部等)
・シリーズ構成・脚本:中村能子(月刊少女野崎くん、カブキブ!等)
・音楽:いつもの橋本由香利(月刊少女野崎くん、さんかれあ、とじみこ、ささみさん、輪るピングドラム等)
・音響監督:土屋雅紀(GJ部、プラスティック・メモリーズ、NEW GAME、妹さえいればいい。、三ツ星カラーズ等。今期はButlers、ヲタ恋も担当。)
・OP:オーイシおにいさん
実質月刊少女野崎くん2期
david production 制作。同名の漫画原作。
・監督:加藤敏幸(絵コンテ…妖狐×僕SS、JOJOシリーズ等)
・シリーズ構成:いつもの冨岡淳広(シリーズ構成…西の善き魔女 Astraea Testament、イナイレ、ダンボール戦記、ヘボット等)
・音楽:松尾早人(オケの人。アレンジャー。神のみぞ知るセカイ、JOJO1期、競女等)
・音響監督:いつもの岩浪美和(グランクレスト戦記、博多豚骨ラーメンズ等。今期はWIXOSS、ラストピリオドも担当)
フッズエンタテインメント(メルヘンメドヘン等)制作。原作は女性向け漫画雑誌「デザート」掲載作品。
・シリーズ構成:いつもの赤尾でこ(恋雨、ミイラの飼い方等。今期は鹿楓堂よついろ日和も担当)
完走できるといいね
Nexus(2012年設立。元請…わかばガール)制作。原作はきららMAXの4コマ漫画。
・シリーズ構成:いつもの高橋ナツコ(異世界はスマートフォンとともに。、覇穹 封神演義等)
・脚本:いつもの待田堂子(セントールの悩み、からかい上手の高木さん等。今期はCaligulaも担当)、いつもの横手美智子(クジラの子らは砂上に歌う、からかい上手の高木さん等。今期は若おかみは小学生!も担当)、いつもの花田十輝(わかばガール、ユーフォ、ノゲノラ、よりもい等)
・音響監督:いつもの明田川仁(音響監督…リゼロ、少女週末旅行、よりもい、封神演義等。今期はゴールデンカムイ、A.I.C.O.、食戟のソーマも担当)
・音楽:末廣健一郎(リゼロ、少女週末旅行、ミイラの飼い方等。今期はゴールデンカムイも担当)
つよい
トムス・エンタテインメント制作。原案は漫画「あしたのジョー」
・監督・コンセプトデザイン:森山洋(初監督。各種デザイン…LUPIN THE IIIRDシリーズ、進撃の巨人シリーズ、甲鉄城のカバネリ等)
・脚本:真辺克彦(カルテット、深夜食堂(ともにTVドラマ))、小嶋健作(深夜食堂(TVドラマ))
feel.(制作…月がきれい、この美術部には問題がある!等)制作。原作はKADOKAWAの漫画誌「ハルタ」掲載作品。
・監督:及川啓(この美術部には問題がある!等。今期はウマ娘も担当)
・キャラクターデザイン・総作画監督:神本兼利(大正野球娘。、ヨスガノソラ等)
・美術監督:吉原俊一郎(JOJOシリーズ、恋は雨上がりのように等)
・背景:いつもの美峰(JOJOシリーズ、恋は雨上がりのように、覇穹 封神演義等)
・音響監督:いつもの本山哲(この美術部には問題がある等。今期はCaligulaも担当)
production doA(制作…ごちうさ劇場版のみ)制作のアニメ。原作は秋田書店の漫画サイト「Champion タップ!」掲載作品(のちに週刊少年チャンピオンへ移籍)。
・シリーズ構成:伊神貴世(脚本…輪るピングドラム、Rewrite等。今期はされど罪人は竜と踊るのシリーズ構成も担当)
・音楽:井内啓二(ダンまち、王室教師ハイネ、GRAVITY DAZE等)
・監督:増原光幸(こばと。、しろくまカフェ等)、谷東(テルマエ・ロマエ、アニメーター見本市「HILL CLIMB GIRL」等)
・シリーズ構成:いつもの横手美智子(こばと。、しろくまカフェ等。今期はこみっくがーるずの脚本も担当)
・音響監督:いつもの三間雅文(こばと。、進撃、シンカリオン、CCさくら等)
・音楽:はまたけし(勇者のくせになまいきだ。、こばと。、まおゆう魔王勇者等)
実質こばと。続編
・監督:和田純一(監督…長門有希ちゃんの消失、すかすか)
・シリーズ構成:いつもの待田堂子(長門有希ちゃんの消失、からかい上手の高木さん等。今期はこみっくがーるず脚本も担当)
・音響監督:いつもの本山哲(すかすか等。今期はヒナまつりも担当)
・監督:中谷学(初監督。ドリームワークスでアニメCG担当してた人)
・シリーズ構成:伊丹あき(悪の華等)、あべ美佳(NHKやラジオドラマ脚本の人)
・キャラクターデザイン・総作画監督:木野下澄江(妹さえいればいい、NEW GAME、ガーリッシュナンバー等)
・音響監督:いつもの長崎行男(舟を編む、正解するカド、宝石の国等。今期はB: The Beginningも担当)
・音楽:富貴晴美(ピアニスト。大河ドラマ「西郷どん」等NHKドラマ)
ジェノスタジオ(2015年設立。制作…虐殺器官、刻刻)制作。原作は週刊ヤングジャンプ掲載作品。
・監督:難波日登志(いつだって僕らの恋は10cmだった。総監督 最近の絵コンテ…刻刻7話)
・シリーズ構成:高木登(バッカーノ!、デュラララ、さんかれあ等)
・重火器設定:渡辺浩二(ガンスリンガーストラトス等)
・音響監督:いつもの明田川仁(リゼロ、少女週末旅行、よりもい、覇穹 封神演義等。今期はA.I.C.O.、こみっくがーるず、食戟のソーマも担当)
・音楽:末廣健一郎(リゼロ、少女週末旅行、ミイラの飼い方等。今期はこみっくがーるずも担当)
アイヌ語監修が付いている。こないだ関西弁キャラを演じる人についての増田が上がってたけど、言語監修や方言指導って大事よね。あとジェノスタジオがんばえー
J.C.STAFF制作。原作はHappy Elementsのスマホゲー。
・監督:岩崎良明(監督…ラブひな、ゼロ使、極上生徒会、ハヤテのごとく!、オオカミさんと七人の仲間たち、ミルキィホームズ等)
・シリーズ構成:白根秀樹(ハヤテのごとく!、キルミーベイベー、ダンまち、しょびっち等)
・音響監督:いつもの岩浪美和(今期はキャプ翼、WIXOSSも担当)
・音響効果:小山恭正(Infini-T Force、キリングバイツ、ポプテピ等。今期はWIXOSSも担当)
A-1 Pictures制作。原作は渋コミック連載作品。
・監督・シリーズ構成:平池芳正(WORKING!!、アマガミSS、にゃんこデイズ等)
・音楽:本間昭光(ポルノグラフィティの楽曲プロデュース等多数)
・音響監督:土屋雅紀(今期はButlers〜千年百年物語〜、多田くんは恋をしないも担当)
サントラが楽しみ
・(名.姓.)の順 ・ヘボン式
順位 | 名.姓. | 人数 | 解散前 順(人) |
---|---|---|---|
1 | K.T. | 11 | 3位タイ(11) |
1 | S.K. | 11 | 3位タイ(11) |
3 | T.K. | 10 | 1位(13) |
3 | T.S. | 10 | 2位(12) |
3 | H.M. | 10 | 10位タイ(8) |
6 | K.K. | 9 | 3位タイ(11) |
6 | T.Y. | 9 | 7位タイ(9) |
6 | K.H. | 9 | 16位タイ(7) |
解散前13議席と単独1位だったT.K.議員だが,T.K.前衆院副議長(72)が政界引退を表明するなど当初から不安要素が上がっていた。
それでも11人と最多タイの前議員が出馬し,T.K.外務大臣(54)ら8人が再選を果たしたものの新人・元職の当選者各1人を含めても選挙後の議席は10にとどまり,同率3位に後退した。
一方S.K.議員・K.T議員はともに解散前と同じ11議席を維持し,相対的に1位に浮上した。どちらも前職1人が落選し,S.K.は元職,K.T.は新人1人がその穴を埋めるかたちとなった。
なお,参議院には5人のK.T.議員がいるのに対し,S.K.については天賦人権論否定ツイートなどで有名なS.K.議員(58)1人のため,国会全体ではK.T.議員の16人が最多となる。
姓順位 | 人数 | 名順位 | 人数 | |
---|---|---|---|---|
1 | 67人 | K | 1 | 79人 |
2 | 53人 | T | 1 | 79人 |
3 | 50人 | S | 5 | 52人 |
4 | 48人 | M | 6 | 46人 |
5 | 40人 | O | 19 | 0人 |
6 | 38人 | I | 10 | 9人 |
7 | 34人 | N | 8 | 21人 |
8 | 32人 | H | 4 | 57人 |
9 | 30人 | Y | 3 | 62人 |
10 | 25人 | A | 7 | 22人 |
11 | 17人 | F | 12 | 5人 |
12 | 9人 | E | 14 | 3人 |
13 | 8人 | W | 15 | 3人 |
14 | 6人 | U | 19 | 0人 |
15 | 5人 | G | 13 | 4人 |
16 | 1人 | R | 11 | 6人 |
16 | 1人 | D | 16 | 3人 |
16 | 1人 | B | 17 | 2人 |
19 | 0人 | J | 9 | 10人 |
19 | 0人 | C | 18 | 2人 |
19 | 0人 | P | 19 | 0人 |
19 | 0人 | Z | 19 | 0人 |
姓3位のS氏は鈴木氏6人・佐藤氏6人という二大巨頭を有するが,中堅層の厚みを欠き50人と伸び悩んだ。
一方K氏は最多の金子氏でも4人とエース不在の状態ながら,バリエーションの豊富さを見せ最多の67人となった。
名前においては,解散前91人と単独1位だったT君が12人減らして79人となり,解散前74人から微増したK君に並ばれた。
姓と名の傾向はおおむね似ているが,不利な母音ながら5位と健闘するO氏がO君となると0人まで落ち込むなど違いもみられる。
また,かなり珍しいと思われるB君が2人いることは衆議院の際立った特徴と言える。
衆議院内で,名.姓.イニシャルによって特定される議員の数は,解散前の59人から50人にやや減少した。50人のうち38人は国会全体でも特定される。
知名度を考慮すると,匿名性最低はA.A.議員や前述のB君2人(B.I.議員,B.K.議員)あたりだろうか。
B氏,D氏,R氏は衆議院内では姓イニシャルだけで特定される。
B氏,D氏は参議院にほかの該当者がいるが,R氏ことH.R.議員(52)は国会議員で唯一のR姓であり,今回再選を果たして「ら行」姓の灯を保った。
*A.A. | *A.E. | *A.F. | *A.H. | A.I. |
*A.M. | *A.T. | *B.I. | *B.K. | *C.N. |
*C.T. | *D.M. | *D.T. | *D.Y. | *E.K. |
*E.M. | *E.W. | *F.N. | *G.N. | *G.S. |
*H.R. | *H.U. | *H.W. | *I.A. | *I.S. |
I.Y. | *J.H. | J.O. | *J.S. | *J.T. |
K.E. | M.G. | M.N. | *N.B. | *N.F. |
*N.H. | N.S. | *R.A. | R.K. | R.S. |
S.E. | *S.G. | S.H. | *S.W. | *T.D. |
T.U. | *W.I. | *W.T. | *W.Y. | *Y.G. |
世の中にはモノもサービスも沢山ありそうなのだが、探し方が悪いのか、なかなか見つからない。
みんなどのように探しているのだろうか。
iPhoneも10万出してもライフスタイル変えるようなものでもないし、スマフォアプリを探してもいまいち欲しいと思えるものがない。
Amazonプライムセールで欲しいと思えるものを探していたのだが、結局見つけられなかった。
カメラの腕を上げたいな―と思っても、高い機材買っても腕は上がらない。100万以上出してもアシスト機能が充実しているわけでもない。
カメラ講習も初心者向けのは沢山あるのだが、印刷して額に入れるような写真が撮れるような講習はなかったりする。
撮って撮って撮りまくれとカメラクラスタからは言われるのだろうが、腕を段階的に上げるための課題すらないのである。
モノブロ使ったライティングも面倒くさいからなのか講習もほとんどなかったりする。
知識をつけたいと本を買い漁るのだが、読むのが面倒くさい。そして本の内容も正しいのか判別するのにネットで調べ反論があるかどうか確認するのが面倒くさい。時間と労力がかかるわりに、本を読んでいる人にしか通用しない、もしくは長い前置きが必要となる。
スマホゲーのようにお金で解決出来る課題が提供されるものにコミットしなければ、お金では面倒くさいことは解決してくれないのだろうか。
8月になってアニメ配信が大きく変化しそうなニュースが次々飛び込んできた。
もちろん業界内の人間であれば事前に知っていたり常識の範囲内なのかもしれないが1視聴者としてはそういったニュースから情報を取得するしかない。
というわけで、いくつか出てた情報を整理しておく。
①DAISUKI.Netのサービス終了
http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/1073968.html
知らない人に向けて一応説明しておくと、DAISUKI.Netというのは
アニメコンソーシアムジャパンという日本の会社が運営している英語圏向けのサイトである。
主に英語圏の人間に向けてアニメのネット配信やアニメグッズを販売している。
今年の4月頃(3月?)にバンナムに子会社化され、その後続報が無かったのだが突如飛び出してきた。
「最近のアニメ配信サイトの隆盛を見るに、日本人が外国向けにアニメ配信サイトを作る流れは恐らく終焉をむかえるだろう」
ということだ。
以前から放送・配信プラットフォームを全てテレビに握られていること自体がアニメ制作会社の低待遇の要因の一つであると言われていたためそれに変わるプラットフォームを望む声が(にわかビジネス)オタク内でも多く
また、純粋にビジネスサイドの人間からも外資が本格的に日本アニメを買い付ける事例が出てきており、今のうちにアニメ制作会社と渡りをつけておかねば日本の有望なアニメコンテンツを全て外資に握られる可能性が高くなるという声が出ていた。
そういった国産のプラットフォームとしての映像配信サイトであったが、結局の所失敗に終わってしまった。
また、アニメコンソーシアムジャパンはこういった海外配信プラットフォームの作成(DAISUKI.Netのことかまではわからないが)にCoolJapan機構から10億円の出資を受けており、今後そういった面からの指摘を受ける可能性もある。
様々な面で残念な結果に終わってしまったが、今のところバンダイナムコから大きな話はでておらず(ひょっとしたらビジネス向けの専門誌とかだと出てるのかな)、今後DAISUKI.Netあるいはそれに続く何かが出るのかは注視したい。
※ちなみにワンパンマンはここの独占配信だったらしく英語圏でワンパンマンが見れなくなるのではと懸念の声が一部上がっていた。
②Sony Pictures Television NetworksのFUNimation買収
https://www.sony.co.jp/SonyInfo/News/Press/201708/17-0801/
DAISUKIで若干落ち込んでいたところ、続けざまにSONYがFUNimationを買収したという話が出てきた。
FUNimationはアメリカ国内で最古参といってもいいくらいの歴史のある日本製アニメをあつかう会社でよく知られている。
少年ジャンプ系のアニメ、僕のヒーローアカデミア、ドラゴンボールZ、進撃の巨人など錚々たるコンテンツのライセンスを取得しており扱う範囲は狭いものの海外アニオタ内でも知名度の高い会社である。
ちなみにシンゴジラや君の名は。の映画館へのアメリカ配給を担当したのもFUNimationである。
その会社をSONYが買収したと言うのは大きなニュースであった。
ここ最近SONYは決算説明会でFate/GrandOrderの話をTOPに持ってくるなどアニメなどのオタク系コンテンツの話題を頻繁に出していた。
http://toyokeizai.net/articles/-/166107
またインタビューでもアニメ配信に力を入れていく旨を関係者が話したりするなどなんらかの手を打ってくるといわれていた。
その折、FUNimationをソニーと別の会社のどちらが買収するか争っているという話が浮上していたわけだが、結局SONYがFUnimationを買収したというわけだ。
DAISUKIと入れ替わる形でSONYが浮上してきたわけだが、今後どうでるだろうか。
Sony Pictures Television NetworksはSONYだけあって日本とかかわりの深い会社なのでシナジーを期待したい。
ただ、Aniplexを抱える部門とは別会社らしく、縦割り構造で協力できない可能性もあるんじゃね?と言う話も出てるが・・・
※SONYはなんか不況の時にいろんなところでアニメ放送を打ち切った過去があるらしく、一部海外アニオタから不安視する声もある。
http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/1073883.html
http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/1073966.html
http://animationbusiness.info/archives/3570
先日、ネットフリックスがメディア向けにイベントを行い、その際に多数の新作アニメを配信することを発表した。
前々から日本のアニメにチャンスがありそうだということを日本支社の社長が言っており力を入れていく発言をインタビューで口にしていた。
ところが、しばらくそういった動きがあまり表に出ていなかったのだがここに来て急に本格的になってきた。
恐らく日本に組織を設立して、アニメの制作会社と話をつけ、大々的に発表できるようになるのに数年間かかったというところだろうか。
『DEVILMAN crybaby』 = アニプレックス/サイエンスSARU
『B: the Beginning』 = プロダクションアイジー
『A.I.C.O -Incarnation-』 = ボンズ/バンダイビジュアル
『LOST SONG』 = LIDENFILM(ウルトラスーパーピクチャーズ)/ドワンゴ
『BLAME!』 = ポリゴン・ピクチュアズ/キングレコード/講談社
ネットフリックスは独自コンテンツの作成に力を入れており、様々な国のクリエイターと手を組みコンテンツを製作していることは知られている。
ネットフリックスの収集したデータによるとネットフリックスでアニメを見ている人の90%は日本以外の人達で、特にアジアやラテン系国家で多く見られているとのことだった。
アニメエキスポに参加した人達からしばしば聞く、参加者にアジア系、ヒスパニック系、黒人の人達がかなりの割合で存在しているという話とも合致する。
そういった層を新たにネットフリックスに取り込む一つの手段として強力な武器になると考えたのかもしれない。
また、アニメ制作会社側にも権利関係や契約が複雑な製作委員会方式だけに頼るよりもマネタイズの方法を複数持てるのはメリットであると思う。
ネットフリックスの独自配信しているコンテンツは100億円かけて製作されているドラマもあるといわれており
それに比べると数億円で1シリーズ製作できる日本アニメは費用対効果の面で有用であるという声もある。
もし、今後制作費用が高騰化して2~3倍になったとしても、きちんと海外のユーザーに届けば十分リクープできると考えたのかも知れない。
ただし、海外のネット配信会社は全話製作後、全て納品した上で制作費を払うのが主流のため、一部の自転車操業のアニメ製作会社でメーターへの金払いを渋っているのではないかという噂も出ている。
最終的に会社はお金をもらえるが製作中は非常に苦しい状態になってしまうというわけだ。
今後はアニメ制作会社にもそういったよりシビアな経営感覚が必要になってくる可能性は出てくる。
※とりあず最初は誰かから融資してもらったり銀行で前借とかできんのかねぇ。ネットフリックスが数年内につぶれるのはなかなかなさそうなので審査通りそうなもんだが。まぁそんな甘くないか・・・
他にも現状把握しているものでは海外への配信が遅れてしまう点が問題になっている。
違法配信サイトからオフィシャルな配信サイトへと移行したクランチロールでは日本とほぼ時差なく字幕をつけた状態で配信する体制が整いつつあったが
ネットフリックスは春からやっているリトルウィッチアカデミアなどがそうだが、日本で全話放送完了した段階で配信し始めるため海外アニオタの間で不満が高まりつつある。
日本ではSNSでワーワー盛り上がってるのにそれを横目に黙って待っているしかないからだ。
ネットフリックスで解禁される前に映像に字幕をつけて違法配信してしまうわけだ。
ヴァイオレットエヴァーガーデンが同じ状況になっており、来年1月に国内で放送されたあと春から全世界配信される。
京アニは英語圏でも中国でもかなりブランドイメージが形成されつつあり、ファンがかなり多いため、ファンサブが猛烈な勢いで増大すると考えられる。
恐らくこれは全話製作完了した後でなければ納品できないという問題と、日本国内ではテレビで毎週放送するというハイブリットな制作体制が生み出してしまった状況ではないか。
これを解決するために、ネットフリックス側で完全に主導権を握ってしまえばよいという結論からでてきたのが今回の発表につながったのではないか(あくまで推測だが。これで状況変わらなかったらとしたらごめんちょ。
これ以外にもAmazonや中国のビリビリ動画、国内でもdアニメストアなどアニメ配信の状況がただの一視聴者にもはっきりわかるほどに地殻変動を起こしつつある。
別にここまで調べなくても良いのだが、ある程度追っておかないと「このアニメが放送されているのを知らなかった」という状態になる可能性も出てきた。
特にネット配信だと実況的な文化で対応できない部分が増えるためSNS拡散が弱まる。
ここからゲーム業界のように、プラットフォーム独占、時限独占、マルチプラットフォーム化のように進むのかどうかまではわからない。
場合によっては完全に分断されて結果的に日本国内では総アニメ視聴者が減ってしまうという事態も考えられる。
現在の余りにも酷いアニメーターなどへの待遇を考えれば競争が激化し価格が高騰するのは良いことである。
もちろんついてこれなくなり淘汰される企業もでてくるだろうが・・・
それはある意味日本のアニメ業界では今までも通ってきた道である。
最終的にはより質の高いアニメコンテンツが製作されることになるはずだ(もちろん、アニメ制作会社はそれ相応の政治的立ち回りが求められることになると思うが
ヴォルトロン、悪魔城ドラキュラ、マスターオブスキル(Quan Zhi Gao Shou)等
明らかに日本アニメスタイルに影響を受けた作品が多数出てきている。
マスターオブスキルは後半失速したため最初期よりは若干勢いを失ったが2期も製作されるとのことでまだまだ目を話せない。
アニメスレートで発表された作品にも制作会社自体は日本のアニメ制作会社だが外国人がプロデューサー・監督・脚本を担当する「キャノンバスターズ」、外国人が脚本担当の「聖闘士星矢」がある。
redditのアニメ板(r/anime)では現在、日本製のアニメ以外はAnimeとして認めない風潮があるが、この勢いが続くとこういった壁も崩れていく可能性がある。
将来的にはゲーム業界のような各国で争う群雄割拠状態が訪れる可能性すらあるわけだ。
Google, Facebook, Amazon, Appleが権力になってから、権力を打ち倒すようなことがあまり感じられなくなった。
1,2人がアイデアや行動を起こしても、もう変わることはないし、どちらかというと勝手にコケるのを待っている。
SNS上での有名人も固定化してしまっているし、SNS上で注目を集められそうなものをいかに手駒にとるかの勝負となっている。
日本人の感覚からすると、お上であるGoogleやAmazonからお金をもらっている以上、逆らうなんてとんでもないということなのだろうか。
A.I.もIoTも流行りのものは、ピラミッドを維持できるからこそGoogle達が推奨しているのであって、
それに乗っかっている以上、ピラミッドが変わることはない。
AIを題材とする映画ってSFの皮を被ったハートフル映画以外は酷評されるよね?
それって「人間を上回る超知能」を書き手が人間だからこそ、著作者を上回る知能が登場しないっていう当たり前のことを
未だかつてAIを扱うSFは突破できてないことに起因してると思うし、事実、書いてる作品はない。
アイ、ロボットもオートマタもスピルバーグのA.I.も、その他、どれもこれもその点をAIというよりか「ロボット」としてしか見てない結末ばかり。
考えるAIならミスするはずがないような凡ミスを平気で犯して、それで人間の機転が勝ったという。
いやいや、機転で勝負しても本当にAIが相手なら勝てないでしょ。それただのロボットじゃん、みたいな。
とにかく、AIは夢のある題材にも関わらずSFでメインテーマにしたものが人気がなかったりクソ雑魚扱いされてるのはそこが原因だと思う。
チャッピーもあれはAIじゃなくてロボットとのハートフル映画でしょ実質的なメインテーマは。
あれをAI物としてプッシュするのは恥知らずだと思う。チャッピー好きに悪いけど。
PS:
たくさんコメント貰ってありがたい。
紹介されてる映画も今月は忙しくて無理だが来月に観て感想書きたいと思う。
「人智を上回る発想」
これ自体は人智を上回る以上、人間が考え付かないのは当たり前じゃん、と言われればそうだが、
ただ、視聴者がリアルっぽいと感じればこの問題は解決するのだ。
1-1 序
情報空間でこれだけ匿名で思想が交換されているのに、その淘汰の中で哲学が生み出されるのは不自然ではないだろう。物理的空間に拘束されていた先人が、その環境に必要だと感じられた概念を生み出してきたように、物理的空間と情報空間に境界はない今の「日常」に、最適な概念の創出を理想に掲げた思想が生まれてしかるべきだからだ。逆に言えば、物理的空間に拘束されていた人々が生み出し且つ淘汰されてきた思想は、そのような外的環境における状況に最適なのであれば、現在の「日常」に当てはめるのには限界があるのだ。従って、物理世界と情報空間が統合化されつつある環境で存続する知性にとって最適な思想を、過去にとらわれることなく自ら模索するというのは現存の知性にとって急務であるとも言える。
1-1-1 情報空間と物理空間が融合化された社会における知性を対象とした思想の深耕、展開における前提条件
物理空間と情報空間の融合が前提の社会における思想を深耕、展開させるうえで増田をその場とする主要な理由は、その匿名性にある。つまり情報空間と物理空間が融合しつつある社会においては、ある思想を発した、または提起した特定の人間を神格化するというのは適切でないとの思想からだ。思想は往々にして人間に額面以上の価値を付加してしまう。そしてそれが多くの対立を生み出すのが常だ。だが、物理空間と情報空間が融合するという、従来では考えられることのなかった社会体系を人が享受しつつある今、この新たな社会体系においては人が思想を所有し、過去と同じような対立状況を生み出してしまうことは望ましいことではない。そしてこの発想自身、増田哲学における根本である。つまり、それぞれが匿名で考え方を晒し、取捨選択の中で淘汰されて生まれる思想を特定のひとが「所有」するという状態は生まれるべきではない。つまり 増田哲学において、その思想は物理空間、情報空間に関わらず「無所属」であるべきである。
更に言えば、生成される思想は、「静的」なものでなく「動的」なものである必要がある。たしかに思想の交換の中からは「不変のモノ」も生まれ得る。しかし、「更新」を前提にすることこそが、情報空間における相互依存が前提である知性社会においての哲学のしかるべき姿なのだ。
「更新」も前提にするべきものである。時代とともに、新たな情報が交換される中で新たな知がそこに統合される必要があるからだ。それこそが情報空間で生まれた「哲学」の所以である。
「拡散」、「改変」、「複製」、「転載」も自由だ。様々な、改変、解釈が行われていっても最終的に優れたものだけが淘汰されて残り、それが改めて集約されることで思想自体の「更新」へと繋がるからだ。
でありその均衡状態を念頭に、いずれそれを達成するために準拠しうる行動指標を示しうる思想を目指す。その本質的な部分は
恒久的視野からみた「大いなる良」を達成するうえでの「相互補完」
ということになる。「相互補完」とは各知性の「個」を尊重しつつも同時に「他」の存在なしには持続的存続はあり得ないということを理解し、「他」を「自」と実質的な「等価」として常時意識する状態を指す。そして、「大いなる良」とは、「相互補完」の意識が浸透した「個」が相互に、そして「全体」と連結することで、存在しうるあらゆる知性がそれぞれにとって最適な存続環境を作り出すうえでの均衡状態を持続的に維持することを実現する思想であり行動様式を指す。
増田哲学における「あらゆる知性」とは、物理的制約に縛られている存在、すなわち「限定知性」(以下、前述の制約に存在する知性について言及する場合のみ限定知性と呼ぶ)に加え、物理的制約から解放された知性の存在をも内包する。現段階においては、物理的制約から開放された知性が存在するという確固たる立証は存在していない。ただし、そのような存在が悠久の過去における一時期、もしくは未来永劫存在し得ず、且つ時間軸、空間軸並びに次元を超えて介入し得ないと断言することも否定する。また、これらの知性は「大いなる良」というあらゆる知性の理念達成の名の下に、間接または直接的に物理的制約に縛られ知性と交わる可能性も否定しない。これらを踏まえ、増田哲学において、思想を深耕、展開させる際は、これら全ての知性の良を意識したうえで展開していく。むろん「全て」などという概念は無謀であるということを認識しつつも、それを理想とするということをここに付記する。
http://anond.hatelabo.jp/20160805213252
ネット社会が普通になったし、そろそろそれにあった思想とかがうまれても普通じゃね?ネットが無い時代にうまれた哲学っていうのは、ネットと現実がひとつになるなんてことを考えていたわけじゃないから、いまの時代とフィットするわけがないよ。だからネットと現実がひとつになった時代に生まれた俺たちがゼロから考えるべきなんだよ。これまでのことはとりあえず意識しないで。
増田なんだから、これは俺たちみんなのモノっていうことで。あと、みんなで考えるから、過去、現在、未来と常に変わらない考え方も出るとは思うけど、基本、バージョンアップされるのが前提だよね。ちなみに、基本的ポリシーは、「ここで生まれる思想はそれに関わる皆に所属するということ」、「常に更新されるべきということ」、「コピペ、改変、新解釈、拡散、すべて自由」。あとは、増田の住民がそれが正しいかどうかを判断するよ。
増田哲学をとりいれることで、人間も、宇宙人も、A.I.も、クジラ、シャチ、イルカなど独自の言語体系を持つ高等生命も全てがハッピーになればいいよね。お互い愛し合って。出来れば永遠に。
あと、ふつう、みんながハッピーにっていうといま生きているものが重要だけど、138億年以上もある宇宙の一時期、またはこれから未来永劫、時間とか空間から解放された存在が絶対に存在しなかった、または、存在することは絶対ムリとは言い切れないよね。あと、時間や空間から開放されるっていうことは、何らかの形で現存する世界に介入をすることも。分かってる。これはかなりぶっ飛んでるよ。でも、これまで生きてきた数十億という先人たちが伝承してきた存在、つまり神とか菩薩、精霊とか、グレートスピリットなどなどとかいう概念も単なる「迷信」とかで片づけずに、いろいろ考えていくよ。
はてブ見てると日本はA.I.で遅れていて、挽回できるのかという話が出てた。
ディープラーニングで勝負を挑もうという話だと思うのだが、計算機リソースを確保できないまま終わってしまう未来しか見えない。
ディープラーニング以前からA.I.研究はされていて、このディープラーニング全盛期に対抗出来るだけのものが、政策で1,2年で変わるのであればやったらいいと思うが、
なんせビッグデータですらまともに活用出来るだけの計算機用意できなかったのだ。
なんで物量作戦で抑えこもうとしてくる相手の土俵に載るのだろうか。
トヨタが対抗するのはわかる。Googleが自動運転で真正面から勝負を挑んでいるから。
トヨタが今まで自分のリズムでビジネス出来てたのが、Googleにお布施しないと使えなくなるのだと困るのだ。
タクシーが自動運転で無人となり、車をみんなでシェアするような世界が来てしまうと、トヨタのビジネスが危うい。
トヨタとしては自動運転が出来るようになったとしても、一人一台必要な社会になり、Googleがトヨタに不利になるようなビジネスが出来ないように人工知能の特許を押さえられればそれでいい。
ビジネスが成功するまでお金を出してくれるような人がいない日本なので、
投資家の顔色を伺って、流行のワードを散りばめた戦略図を作るよりかは、次に何がくるのか、相手が計算機の物量作戦でくるのであれば、
そこに乗らない戦略を立てたほうがいいのではなかろうか。
人工知能研究者の方が、冬の時代を乗り越えたあとのディープラーニングブームだが、ブームが去ったらまた冬の時代がくると危惧されていた。
お金を出してもらっている立場上、日本では勝てる戦略がないとは言えないのだろうが、技術者は今すぐ参加しないといけないというのは、どうも違和感がある。
例えば個人が最新のPCとGPUカードを買ったとしても、趣味の領域を超えるようなものが半年レベルでも作れはしない。研究室でもサーバー10台使ってくらいだろう。
そもそもGoogle、Facebookなどと比べて、ビックデータのデータ量がそもそも少なすぎるのだ。
そろそろGoogle様、apple様がやっているから、日本でもやろうというのは辞めた方が良いのではないだろうか。
情報の流通が早くなったように勘違いしがちだが、重要な情報はネットには載らないし、載った時には数年先を行っているのである。
そもそも検索情報を出しているのがGoogle様である。Googleが社内でやっていることに対してキーワードを検索かけても出てこないように出来るではないか。
いかんせん黒船来客に弱く、しかも海外にアピール出来ないのが日本である。
だがそろそろ日本で何かしようとしている人を皆でワッショイして、海外に発信して、投資資金を流入するようにしないといけないのではなかろうか。
この記事について。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1508/05/news107.html
全く専門家ではない、ずぶの素人の憶測なんだけど、興味があったら聞いてってください。
性行為において、能動的に愛撫する側である「攻」と、受動的に愛撫を受けて反応を返す側である「受」では、
ロボットを作る難易度が全然違う気がする。「受」の方が作りやすいと思う。
「攻」の場合、バグった時の危険が相当怖い。ハグの勢いで抱き潰す、手コキやフェラの勢いで引きちぎる・握りつぶす、などなど…。
機械には悪意も慈悲も無いものだと思ってるし、普通の人間の力を超える力(物理)を持ってる慈悲ゼロの存在に身を預けるって結構なリスクだよなと。
あと、「ユーザーである人間(受)の反応を見て、気を利かせて動くAI(攻)」っていうのも、非常に難しいと思う。
だいたい、攻めるのって人間にも難しいだろ。男女共に大半がヘタクソだよ。
検索ワードをサジェストしてくれるGoogleや、商品をレコメンドしてくれるAmazonは非常に「攻」っぽい在りようだなと思うけど、
それが性行為になると、現実的に可能なの??って思うわけです。まず入力が曖昧だろうし。
だからセクサロイドは「受っぽいSiri入りの抱き枕」である期間がかなり長いのかなと思っている。マグロというか。
スピルバーグの映画A.I.では、ジュード・ロウが「攻」っぽいセクサロイドを演じていたけど、これは遠い未来なのではないかなと想像してる。
そして「攻」のセクサロイドが技術的に可能になると、人間相手よりセクサロイド相手の方が行為の満足度は高いものになると思う。
デジタルデータにしやすい視聴覚情報のエロは、誰もが過激なもの・クオリティの高いものに接して慣れていて、
一方で「官能的な触り心地」みたいな領域になると、非モテ男は経験値も興味もゼロだったりする。
デジタルデータにしづらい=ネットで無料配布がされない情報だから、得られる人と得られない人の格差が大きくなりやすい。
見る・聞くことについては、もうかなり平等に得られていると思うんですよ。
昔はモテ男と金持ちだけしか美女の裸を見られないまま死んでいくのもザラだったのが、
今ならXVIDEOSやFC2動画で無料で観放題だから、視聴覚情報においてはモテ度や金持ち度による格差がなくなった。
セックスロボットが出てくることで、触覚の上質な性的情報も、平等に誰でも得られるようになっていくんじゃないかと思う。
「ロボットとの間に子供も作れる」だと、ロボットに遺伝情報は無いし全く意味がわからないのだけど、
自然妊娠しか子作りの方法が無い場合、一人の女性が作れる子供の数は非常に限られるけど、
iPS細胞で人気の女性(アイドルとか)の卵子を大量に製造できるようになった場合、過去に類を見ない事態が起こり得るのかなと思う。
チンギスハンかな、男性で大量に子作りした人はこれまでにも居るでしょう。光通信の人間牧場の人もそうかな。
それが、遺伝情報が盗まれて、日本中に石原さとみの子が、世界中にスカーレット・ヨハンソンの子が…って可能性も生まれるのか。
同じ女性の子供がiPS細胞×人工子宮で物凄い数になっていった場合どうなるのか、遺伝子プールとかその辺り詳しい人、教えてください。
(良い卵子と良い精子と人工子宮で良い子供を生産することを試みる人も居そうだな…。
しかし「良い子供」が欲しかったらロボットを買うのかな?家族がロボットでなく人間でなくてはならない理由って何?)
本当に馬鹿げた発想だと思います。ペット等を含め、生き物には主体があるけど、ロボットに主体はない。
ロボットに感情移入しすぎた人が団体になって活動なんかをするのかもしれないけど、まあ馬鹿げている。
ロボットは道具ですから。人権があるわけがない。靴やハサミと一緒。
自分のロボットは自分の好きなように大切にすればよく、他人が他人のロボットをどう扱おうが勝手というのが当たり前の話。
人権が無いからと言って、人間に似せて作られた存在を虐待する人間が居るであろうことは、悲しいことではあるけど、
ロボット虐待を規制しても、そういう人間は家族などの別の人間や生き物を虐待するんですよ。
堕胎が難しかった時代は、男性にとって強姦が遺伝子をのこす方法として優れていて、そういう状況だと強姦を好む性質が次世代に受け継がれてしまう。
堕胎が可能になることで、和姦の方が遺伝子をのこす方法として優れたものになる。「世の中に適応している性質」は、世の中の状況によって変わります。
虐待を好む性格の人が、生身の人間と違って「完全所有」することができるロボットにのみ性的関心を寄せて、
ロボットがある時代においてもあえて生身の人間との生殖を行う人が、攻撃的でなく正常な人間関係を形成できる人々に絞られていけば、
要は「虐待好き」の精子を受け止めるゴミ箱としての役割を、ロボットが果たしてくれれば最高と思っています。
その役割を風俗嬢など、たまたま貧困家庭に生まれただけの生身の人間が、負わざるを得ないところに追い込まれる状況こそ人権侵害。
経済格差を利用して、発展途上国の少年少女に負わせようなどという話もいよいよ醜い。そこは「生き物」ではなく「道具」が負うべきところだ。