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2009-07-21

平川哲生「川の光リアルタイムtwitterコメンタリーまとめ (2)

http://anond.hatelabo.jp/20090721004027 から続く

  • 09:28 タータが川の指差して「ほら」というカットの次に、180度切り返して川を映すカットになります。撮影監督枝光さんから「この間に、子供たちのアップを挟んだ方が自然につながる」と指摘されました。そのとおりだと思ったのですが、ラッシュチェック中だったので、時すでに遅し、であります。
  • 09:28 監督をやっていると、みなさん大人の対応をするもので、これはこれでありがたいのですが、だんだん不安がつのり、孤独を感じることがあります。そんなときに枝光さんの建設的な指摘・批判がとてもうれしかった。色指定の横井さんからも、建設的な指摘・批判をいただきました。
  • 09:28 建設的でない、罵倒のような批評にたいしても私が「くだばれ評論家」と思わないのは、そういう事情があり、またそういう性格だからかもしれません。むしろ「ちゃんと見てくれて、どうもありがとう」と感謝の気持ちを伝えたいくらいです。
  • 09:29 スズメの雛の役は、ゆきじさんですよ。前にも書きましたが http://tinyurl.com/l7z227] いっしょにお仕事ができてうれしかったです。声優になるしかない、というぐらい個性的な声、演技、すばらしいです。
  • 09:30 公園はかなりの部分の原画が一居一平さんです。うまいし早いし、助かりました。ありがたや。
  • 09:31 スズメ母を演じた藤原さんはCG映画シュレック』で声優経験があることは知っていたのですが、ご覧のとおり(お聞きのとおり)、すばらしいですね。勇ましい演技がちょっとだけヅカっぽくて(?)、キャラクターにも合っていました。
  • 09:32 原田さんも、尻に敷かれてるスズメのお父さん役にばっちりでしたね。ニュースにもなったように、銃刀法違反でいろいろありまして、こちらもいろいろあったのですが、いろいろのすえに、放映で原田さんのお声を聴くことができて本当に安心しました。私から言えることはこれで限界です。
  • 09:33 しかし展開が早い……。まったくもって、コメンタリに向かない作品です。
  • 09:34 ネズミが三匹そろったところで、ヒナが飛んできて助かる、というのも「3の均衡」です。ご都合主義っぽい展開には、こういうやんわりした画面上の伏線をはる、というスタイル細田守さんから学びました。
  • 09:36 駅やバスのGパートから、クレジットにはないですがA.I.という作画スタジオ原画担当していただきました。
  • 09:37 駅は、吉祥寺阿佐ヶ谷をミックスした架空の場所です。「阿佐祥寺」でしょうか。
  • 09:38 公園、駅あたりの美術はムクオスタジオさんです。大変なところを担当していただき、助かりました。ありがたや。
  • 09:39 バスの中は、五日市街道営業所の方にお願いして、写真を撮らせてもらいました。レイアウトは、椅子が並んでいる構図など、写真トレスしているものが多いです。
  • 09:40 山寺さんの長台詞、すてきやわー。
  • 09:41 バス天井に反射する川の光現実的にはありえませんし、ネズミたちの場所から見えるわけがないですね。もちろん、おかまいなし、ですけど。
  • 09:43 バスの運転手の声は、松本和也さんですよ。英語でしゃべらナイトが終わっちゃって残念でした。松本さんはふだんからキャラが変わらず、アフレコ後はプロ声優にまじって演じるのは申し訳ない、「もう二度と来ません!」と言って、笑いをとってました。
  • 09:44 三匹がいる場所は、フリスビーの下なんですけど、わかりづらいですね……。
  • 09:44 原作はタータが主人公っぽい活躍をしますが、やっぱり、アニメはチッチの活躍が目立ちますね。もうひとつタータの逸話を入れたかったんですが、プロット整理の都合で泣く泣く切ってしまいました。原作を読んだ方、これから読む方には、ちがった印象になるので、結果的によかったのかもしれません。
  • 09:45 三匹が雪の上に「川の字」になって語らう場面、アフレコのときに泣きそうになりましたよ。いやあ、プロ声優さんはすごい。
  • 09:46 最後の場面は雪の中で死んだ三匹の夢じゃないかという感想をちらほら見ました。視聴者の私は、いい解釈だなぁと思いつつ、反対の意見です。この作品は、夢、幻、見まちがいのカットがなく、フラッシュバックもなく、時間の流れる方向が一定です。最後だけそのルールを破って「夢」にはしないだろうと。
  • 09:46 しかし最後の解釈は、監督の私の意見はちょっとちがいます。三匹はここで何らかの形で死を通過する必要がある、と考えていました。雪=白=母に包まれて死を経ないうちは、新しい家、家族をつくれないんじゃないかと。肉体的・精神的な「死」を描くつもりでした。
  • 09:46 「雪に包まれて三匹は死んだが、仲間の助けで蘇生した」と解釈すれば、視聴者の私と監督の私のちがいが矛盾なくすっきり収まりますかね。もちろん、これは公的な解釈ではないですよ。視聴者の方はこんな解釈を気にせずに、自由に見るべきだと思いますので。
  • 09:48 長い長いPANで季節が巡るカット、すごい背景だったんで、持ってかえって額に飾ろうと思ったんですが「要返却!!」と書いてありましたw。
  • 09:48 中国語感想でも「近親相姦なんて信じられる?!」なんてことが書いてありましたがw、チッチが弟であることは劇中で4回ほど語られるので、近親相姦ではありません。タータとチッチの妻は、ちらりと登場します。見分けづらいですが、何度か見ればわかるんじゃないかと。
  • 09:48 ラストHパートは、スズメのFパートや、バスのGパートより先に絵コンテを上げています。まだ尺には余裕があったのですが、実にあっさり終わらせてますね。視聴者の私は、もう少しじっくり見たいなぁという気もしました。
  • 09:49 遊佐未森さんの曲、内容にもばっちり合っていて、うれしかった!
  • 09:50 番組、終わりました! いやー早いもんです。
  • 09:50川の光監督の私、視聴者の私、脚本家の私、コンテマンの私、演出処理の私、公人としての私、私人としての私。それぞれ同じ一人の私ですが、少しずつちがっていて、ひじょうにこんがらがった私がtwitterコメンタリを書きました。お粗末さまでした。
  • 09:51 うう、太ってる……
  • 09:51 私はいったい何枚のファミチキを食べたのか、もはや覚えていません。いまはダイエット中です。
  • 09:58 おわったー。少し休んでから、あらためて@リプライしますね。みなさん、ありがとうございます。
  • 11:50 私の『川の光コメンタリー発言ですが、まとめてアップしたり、改変して遊んだり、いろいろ自由にやっちゃってください。
  • 12:57 あらためて自分コメンタリを読むと、挙げ忘れたスタッフが多くて、びくびくしますね。時間制限があったので他意はありません、すいませんがご了承ください。書きたかったこと、書けないこと、いろいろありますが、コメンタリはとても楽しかったです。

(この後、大量の@返信)


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see also http://search.twitter.com/search?q=%40bokuen

2009-05-20

3月ごろに書いてアップできなかった記事を改めてアップ

自分ブログに書こうと思ったが、下書きのまま放置してた。

ただ、このころの気持ちを忘れてはいけないと思い、放流してみる。

今月末に退社することにした。

正直、躊躇もあったんですが元々考えていたことであり、幸い割り増し退職金などありがたい補助もあるので、思い切って飛び降りることにした。

一旦腹を括れば簡単なことだったが、本当はもっと早くから転職は考えていた。

自分のやりたいことと現状の仕事の指向があまりにも異なっていたため、プロジェクト移動の希望をずっと出していたが、一向にかなう気配がなかったのがひとつの理由。

もうひとつは失敗に対してかなり辛い処置を受けたのに、その後精度の高いリリースを行えたあとも会社業績の悪化(主に他部署の赤字)を受け、トータルとしては減収だったこと。

ため息しかでなかった・・・

うちの会社子供をもうけることのできる人は一部のエリートだけだということがわかった。

それでも次のプロジェクトに対して希望の炎を燃やしていたが、ビジネス環境は非常に辛い状況になっていた。

取引先の倒産店舗の削減、外注からの仕事引き上げにより、ひたすら同じ仕事ばかりするようなスタッフ・・・

2月には転職関連の情報ばかり見るようになってました。

そこで、今回の希望退職プログラムに際して上司から話があったとき、最後の忠誠心という糸も切れ「この時勢、退社するのも地獄会社に残るも地獄だったら、飛ぼう」と未来が見えない残留よりも、不安でも可能性のあるほうに賭けることにした。

またこの忠誠心というのも、部署の上司とかではなく、拾ってくれた元社長に対してだった。

新卒での就職活動も超氷河期で、理系大学院卒でも希望する仕事が得にくかった頃・・・

私は専門外の分野からの応募でやる気ぐらいしか武器はなく、徒手空拳で面接に望んだ。

面接社長たまたま会社の前をうろうろとしていた私を見つけ、社屋をひととおり案内してくれたあと呑みに連れてくれた。

プログラマーは5年ぐらい経つといなくなるからなぁ・・・それでもやれるか?」という社長の問いかけになんと答えたかははっきり覚えていないが、社長は翌日メール内定の通知をいち早く知らせてくれた。

本人は覚えているかどうかわからないが、そのときからこの人にはついていこうと思っていた。

しかし、その元社長本社社長になってから、業績を維持しつづけることはできず、関連会社の役員となって遠いところへ行ってしまった。

今の社長は口では威勢はいいが、それも最初のころだけで半年が経つ頃にはビジョンも見えなくなり、今はリストラ真っ最中のためか2ヶ月以上、口を閉ざしている。

半年前に退職した上司社長に向かって最後に言った「夢がないからです」という退職理由がしみじみ自分にも感じられるようになり、結局同じ選択肢を選んでしまった。

会社に対して言いたいことはいろいろとあるのだが、それは決して恨みとかではなく、一緒に闘ってきた仲間たちが希望を持って働けるためにやるべき決断をして欲しいということである。

ずっと収益を上げて、10年以上に渡って会社を支えてきたわが部署にもっと大きい期待を寄せて、より広い仕事をさせようという意欲がないのか?ずっと赤字である部門と全員入れ替えるぐらいの決断があってもよいと思う。

その真っ赤な部門は私たちよりも非常によい労働環境を手に入れている。

そして潤沢な開発費を湯水のように使い、一向に黒字を出せないでいる。

今のA.I.Gを見ていると、この部門をことを思い出して腹が立って仕方がないのだが・・・・

しかし、そういう熱い気持ちももう一週間ほどで今の会社に通うこともなくなるせいか、冷えてきていて関心が薄くなっている。

同僚たちにも申し訳ないが、今は自分のことで精一杯なので引継ぎに関しても最低限のことしかやれないと思う。

口では皆さんの今後のご活躍を・・・とはいうものの、興味すら沸かないというのが実感だろう。

現に私以外の退職する人たちは挨拶もそこそこの会社を去っていった。

周囲の人も自分の身の振り方にかなり迷いを持っている印象を受け、接し方がぎこちない。

・・・ここまで書いてた。

しかし、この話のオチはとんでもない方向へ。

最後の出社日に所属していた部門が解散することが告げられた。

本当にびっくりした。

スタッフは他の部門に吸収されるので、今までと特に処遇が大きく変わることはないが、最後の踏ん切りがついた感じだった。

とりあえず最後に挨拶しようと思っていた上司は、自身がシャレにならないことになってたため、気を使って挨拶もできなかった。

自分は幸いにして、友人のコネでなんとか再就職も決まり頑張ってますが、同じ頃に退職した同僚はまだよい話を聞かない。

他人の心配ができるほど自分の前途が明るいわけではないが、早く決まって飲みにいきたいものだ。

2007-06-15

http://anond.hatelabo.jp/20070615162902

「一日分の野菜」換算だと、私などは一日あたり三日分の野菜を摂取していることに。

そんなわけあるか阿呆とも思うけど、野菜ジュースってなんか癖になるんだよな。

そのほかに充実野菜も飲んでる。液状食A.I.SI.TE.RU!

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