2016-08-01

増田哲学 Ver 0.1

1-1 序

情報空間でこれだけ匿名思想が交換されているのに、その淘汰の中で哲学が生み出されるのは不自然ではないだろう。物理空間に拘束されていた先人が、その環境必要だと感じられた概念を生み出してきたように、物理空間情報空間境界はない今の「日常」に、最適な概念の創出を理想に掲げた思想が生まれしかるべきだからだ。逆に言えば、物理空間に拘束されていた人々が生み出し且つ淘汰されてきた思想は、そのような外的環境における状況に最適なのであれば、現在「日常」に当てはめるのには限界があるのだ。従って、物理世界情報空間統合化されつつある環境で存続する知性にとって最適な思想を、過去にとらわれることなく自ら模索するというのは現存の知性にとって急務であるとも言える。

1-1-1 情報空間物理空間が融合化された社会における知性を対象とした思想の深耕、展開における前提条件

物理空間情報空間の融合が前提の社会における思想を深耕、展開させるうえで増田をその場とする主要な理由は、その匿名性にある。つまり情報空間物理空間が融合しつつある社会においては、ある思想を発した、または提起した特定人間神格化するというのは適切でないとの思想からだ。思想は往々にして人間に額面以上の価値を付加してしまう。そしてそれが多くの対立を生み出すのが常だ。だが、物理空間情報空間が融合するという、従来では考えられることのなかった社会体系を人が享受しつつある今、この新たな社会体系においては人が思想を所有し、過去と同じような対立状況を生み出してしまうことは望ましいことではない。そしてこの発想自身増田哲学における根本である。つまり、それぞれが匿名で考え方を晒し、取捨選択の中で淘汰されて生まれ思想特定のひとが「所有」するという状態は生まれるべきではない。つまり 増田哲学において、その思想物理空間情報空間に関わらず「無所属であるべきである

更に言えば、生成される思想は、「静的」なものでなく「動的」なものである必要がある。たしか思想の交換の中からは「不変のモノ」も生まれ得る。しかし、「更新」を前提にすることこそが、情報空間における相互依存が前提である知性社会においての哲学のしかるべき姿なのだ

更新」も前提にするべきものである時代とともに、新たな情報が交換される中で新たな知がそこに統合される必要があるからだ。それこそが情報空間で生まれた「哲学」の所以である

拡散」、「改変」、「複製」、「転載」も自由だ。様々な、改変、解釈が行われていっても最終的に優れたものけが淘汰されて残り、それが改めて集約されることで思想自体の「更新」へと繋がるからだ。

1-1-2 増田哲学理念及び対象である「知性」の定義

増田哲学が追及すべきなのは情報空間物理空間に関わらず

「あらゆる知性を持つ存在の最適な均衡状態

でありその均衡状態念頭に、いずれそれを達成するために準拠しうる行動指標を示しうる思想を目指す。その本質的な部分は

恒久的視野からみた「大いなる良」を達成するうえでの「相互補完」

ということになる。「相互補完」とは各知性の「個」を尊重しつつも同時に「他」の存在なしには持続的存続はあり得ないということを理解し、「他」を「自」と実質的な「等価」として常時意識する状態を指す。そして、「大いなる良」とは、「相互補完」の意識が浸透した「個」が相互に、そして「全体」と連結することで、存在しうるあらゆる知性がそれぞれにとって最適な存続環境を作り出すうえでの均衡状態を持続的に維持することを実現する思想であり行動様式を指す。

 増田哲学における「あらゆる知性」とは、物理的制約に縛られている存在、すなわち「限定知性」(以下、前述の制約に存在する知性について言及する場合のみ限定知性と呼ぶ)に加え、物理的制約から解放された知性の存在をも内包する。現段階においては、物理的制約から開放された知性が存在するという確固たる立証は存在していない。ただし、そのような存在が悠久の過去における一時期、もしくは未来永劫存在し得ず、且つ時間軸、空間軸並びに次元を超えて介入し得ないと断言することも否定する。また、これらの知性は「大いなる良」というあらゆる知性の理念達成の名の下に、間接または直接的に物理的制約に縛られ知性と交わる可能性も否定しない。これらを踏まえ、増田哲学において、思想を深耕、展開させる際は、これら全ての知性の良を意識したうえで展開していく。むろん「全て」などという概念は無謀であるということを認識しつつも、それを理想とするということをここに付記する。

ここでの議論を前提とした更なる議論は以下に続く。

http://anond.hatelabo.jp/20160805213252

付録

増田哲学序論の概略(口語

ネット社会普通になったし、そろそろそれにあった思想とかがうまれても普通じゃね?ネットが無い時代にうまれ哲学っていうのは、ネット現実ひとつになるなんてことを考えていたわけじゃないから、いまの時代フィットするわけがないよ。だからネット現実ひとつになった時代に生まれた俺たちがゼロから考えるべきなんだよ。これまでのことはとりあえず意識しないで。

増田なんだから、これは俺たちみんなのモノっていうことで。あと、みんなで考えるから過去現在未来と常に変わらない考え方も出るとは思うけど、基本、バージョンアップされるのが前提だよね。ちなみに、基本的ポリシーは、「ここで生まれ思想はそれに関わる皆に所属するということ」、「常に更新されるべきということ」、「コピペ、改変、新解釈拡散、すべて自由」。あとは、増田住民がそれが正しいかどうかを判断するよ。

増田哲学をとりいれることで、人間も、宇宙人も、A.I.も、クジラシャチイルカなど独自言語体系を持つ高等生命も全てがハッピーになればいいよね。お互い愛し合って。出来れば永遠に

あと、ふつう、みんながハッピーにっていうといま生きているもの重要だけど、138億年以上もある宇宙の一時期、またはこれから未来永劫、時間とか空間から解放された存在絶対存在しなかった、または、存在することは絶対ムリとは言い切れないよね。あと、時間空間から開放されるっていうことは、何らかの形で現存する世界に介入をすることも。分かってる。これはかなりぶっ飛んでるよ。でも、これまで生きてきた数十億という先人たちが伝承してきた存在、つまり神とか菩薩精霊とか、グレートスピリットなどなどとかい概念も単なる「迷信」とかで片づけずに、いろいろ考えていくよ。

記事への反応 -
  • 増田哲学 Ver 0.0.2

    このバージョンは、その後のブックマークに入れられたコメントなども一部内包する形で Ver.0.1 へと更新された http://anond.hatelabo.jp/20160801194202

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          増田とは何か定義してくれ

        • http://anond.hatelabo.jp/20160724220258

          8年前くらいの哲学のままそれも他の人文知識さえもない典型的なバカって感じ 人間が理性的でない事実及び集合知ではそれらは補完されない事実 バイアスによって偏ったまま数の力で...

    • http://anond.hatelabo.jp/20160801025956

      初めて知ったが、面白い試みかも。 たしか書きかけの本を公開できて、完成度が上がるにつれ最初ただで読めてもだんだん値段あげていくサービス、金を払い続ける人がいたらこの本完...

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  • 増田哲学 Ver 0.0.3.1

    淘汰というものがあらゆる状況に存在する「時空」において、個々の知性の存続においても淘汰というものが働くことを前提とするのが自然だろう。つまり、前項にて示した「相互補完...

  • 増田哲学 Ver 0.0.3.2

    淘汰というものがあらゆる状況に存在する「時空」において、個々の知性の存続においても淘汰というものが働くことを前提とするのが自然だろう。つまり、前項にて示した「相互補完...

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