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はてなキーワード: 文化祭とは

2024-03-22

アニメに出てくる学校ってなんでどこも文化祭ばっかりやってるんだろう

2024-03-21

anond:20240320220459

おっさんジャニモテるからチビモテる!」

若い女ジャニ?何それ」

性加害騒動から若い女ジャニーズに興味ない件だが、育児エッセイ漫画でも「娘がジャニヲタで~」なんてめっきり見かけなくなった

405 名無し草 sage 2023/12/01(金) 11:58:47.16

学校文化祭わたし推しっていうコーナーがあってコース全員分の推し掲示されてたけどジャニオタいなかった

ハングル結構いたけどなんて書いてあるか読めなかった

アニオタキャラオタが多かった

2024-03-20

anond:20240319220445

高校文化祭野球部の奴らがノリでメイド服着てんのの延長みたいな感じがするわ 

2024-03-15

私のクラスは一度もいじめがなかった

小学校1年生の頃は、知的障害男の子を庇っていた。その子男子からかわれることが多く、その度に間に入って男子をたしなめていた。その男の子には懐かれて、からかわれるたびに私のところに逃げてくるようになった。2年生になるとその子は転校していった。

小学校中学年の時は、ある女の子が菌扱いされ始めた。○○菌がついた!汚ねー!みたいにはしゃぐ、クラス邪悪な団結感が嫌だったから、私はクラスの全員が各々独自の菌を持っていることにした。足の速い子の菌がつくと足が速くなり、勉強得意な子の菌がつくと頭が良くなる。クラスの中で○○菌はご利益的な意味に変わっていった。テスト前に頭のいい子の菌を分け与えてもらうみたいになった。徐々に菌ブーム収束した。

中学生の頃は、クラスで浮いてる子がいた。

その女の子は明らかに知的障害を持っていて、頭はフケだらけ、人前で鼻くそを食べたり、衣服が汚れているような子だった。人が嫌悪感を示す身なりをしていた。コミュニケーションをあまり取れない子だった。

の子にまともに話しかけるのは私と、後に生徒会長になる私の友達くらいで、別室登校しているその子給食を届けに行ったり、クラスに1人で入れないときは手を繋いで一緒にクラスに向かったりした。

特別の子が好きなわけでも、仲良くしたいわけでもなかったし、正直汚いのは嫌だった。それでも、下手したらいじめに発展しそうな彼女の周りを取り巻く空気感が嫌だった。

クラス人間達が、作文などで友情や絆の話をしたり、体育祭文化祭で団結しようと意気込んでいるのをみても、その子存在無視したり冷たくしているくせに何言ってるんだと思っていた。

修学旅行とき、班分けはその子生徒会長と私、その他無害そうな男子で固められた。男子はこの班割りに不満げだった。移動中のバスで隣の席になり、私が窓側、その子通路側に座っていた。その子が突然吐いてしまった。私ももらいゲロしそうになりつつも、この子がただでさえ具合悪いのに、さらに辛い気持ちになるのを防ぎたかった。大丈夫だよと言いながら、前の席に流れて行かないよう素手ゲロをせき止めた。徐々にバスの中に混乱が広がっていく。臭い、ありえない、キモい、みたいな発言が飛び交った。みんな根は悪いやつじゃないはずなのになんでそんな配慮のないことを言えるんだろう。その子は泣いていて、私はその子を慰め続けた。その子に貸したハンカチゲロまみれになった。私も吐きそうで泣きそうだった。先生と私で一緒にゲロを片付けた。

そんなこともあってか、その子は私によく笑いかけてくれた。多分信頼してくれていた。でも私は同じ人としてというより、動物とか庇護する対象のように思っていたのかもしれない。

卒業したらその子支援学校に行ったと聞いた。高校生になって地元お祭りで、その子に再会した。昔よりも言葉もはっきりしていて、新しい学校で仲のいい子ができた、学校楽しい笑顔で話していた。会話もできるようになっていたし、身なりもまともだった。動物のようだったのに、人間らしくなったと思った。

そのとき私はぶっきらぼうな態度をとってしまった。庇護対象じゃなくなって、優しくする必要がなくなったから。私のそんな冷たさに彼女は気づいていないようだった。今も気づいていなければいいなと思う。

私は偽善者なんだろうか。

かつての同級生のことを冷たい奴らと思っていたけど、私の方がよっぽど嫌な奴なんじゃないか

優しくすることで見返りが欲しかった訳でも、褒められたかった訳でも、周りから善人だと思われたかった訳でもない。その時はそうするのが当たり前だと思っていた。辛い思いをしている人を見るのが嫌だった。居心地の悪い雰囲気に身を置きたくないだけ、全部自分のためだった。他の人が面倒見るなら、やらなくていいなら別にやりたくなかった。中途半端正義感なのか、義務感というか。

2024-03-13

ヤササヤササヤササヤササ

中学文化祭合唱曲決めるときに何曲かある候補の中から決める形式だったんだけど、「COSMOS」が俺的によかったのに「大地讃頌」っていう訳分からん曲になったの今もムカつくわ

なんだよヤササヤササって

まあそのあとやっぱ生徒が持ってきた曲で決めようってなってHYの「AM11:00」になったんですけどね

隣のクラスかりゆし69の「オワリはじまり」でした

風情もへったくれもないですね ヤンキー恋愛ソング歌わされるぐらいならヤササヤササのほうがよかった

anond:20240313090758

今の時代のことはわからんが30年前ぐらいの厨房の頃、写真部だったが運動会写真とか撮って文化祭で展示してたときに売って欲しいとか言われたけど

商売はだめってなって断ってたが今は出来るのかね

まあ白黒だったら部室にあるから何枚か渡した記憶があるが

2024-03-07

境界知能っぽい奴の扱い方ってどうしたらよかったんだ

うちの高校私立偏差値60~位でどちらかといえばこの高校に来たくて来た人よりかはちょっといいとこの高校に落ちて来た奴が多い所だった

その中でも自分達のクラスちょっと特殊で3年間クラス替えがない所だった

その中で1人恐らく境界知能だな、って感じの奴が居たんだけど本人も凄かったし周りも凄くて嫌で自分高校辞めてしまった 適当に吐き出す

言い方悪いかもしれんけどそいつ(以下A)は顔付き見たらそっち系の人だなって察しはつくような感じだったし自分最初にこいつを見た時あーやってしまった、と思ったのを覚えてる

暴力を振るだとかTheいじめみたいなやつは無くてちょっと頭良い子特有のいじり(いじめ)が酷かった

Aは女への執着が凄くて、1年の最初からインスタの女を片っ端からフォロー勝手ストーリー宣伝したりDM送って速攻会おうとしたり、自撮り送ってきたり附属の中学校女子生徒に告白したりと最初からめちゃくちゃ暴れてた

そんな好き勝手やってたからたちまちそいつ有名人になって、同学年、先輩、そのうち後輩も全員知ってるような学校有名人になってた。

休み時間は毎度ドア前に先輩達がニヤニヤしながら集まってくるし、いじる為にわざわざ釣り垢を作って適当な所に呼び出したり、そいつ問題行動を面白おかし喧伝するインスタアカウントが出来たりしてた クラスの9割くらいはそんな感じだったので私はほぼほぼ友達は出来なかった

生徒側もまあヤバかったけどAもAでまあヤバくて釣り垢でイケメンだとか囃し立てたせいで行動はエスカレートしていくし、文化祭クラスTシャツを作る時に自分の案が採用されなかったからとクラスラインで長文ブチ切れお気持ち表明、授業中に何故かブチ切れて先生暴言を吐き出して教室から締め出すだとか、情報時間で何故か1人で勝手にサ終してるエクスプローラーを使って先生に苦言を呈されたところでブチ切れて授業を飛び出して戻ってこなくなったりと酷かった 周りの生徒は全員ニヤニヤしてるしなんかもう全部気持ち悪かった

自分は2年の時に高校辞めた 元々クラスが嫌すぎてそんなに授業出てなかったし成績だけはそこそこ良かったしさっさとあそこから逃げたかった 絶賛今ニート謳歌してる(勉強はしてるよ)

ここまでで自分は何にも悪いこと加担してません、みたいに書いてるけど実はそんなことなくて1回だけ興味が湧いて釣り垢作ってAのことフォローしたんだ

けどなんか罪悪感と他生徒達と同じことしてるっていう嫌悪感と、何よりこいつがもし性犯罪とか犯したら助長させた私達にも責任があるんだって思うと怖くなって会話を3ラリーくらいして投げ出してアカウント消してしまった

Aのインスタはいつも食ってる飯とかも投稿してたんだけど毎食全部フードコートうどんとかで多分親もそっち系なんだろうなって察して益々罪悪感で吐き気がした

Aの勉強態度は極めて勤勉ではあったけどトンチンカン質問をして先生を困らせたり、classroomで長文質問攻め、ノートはびっしり取るけど典型的勉強が出来ない奴のノートって感じだったし実際チラッと見た定期テストの結果は全部平均より十数点低いような点数ばっかだった

本人はめちゃくちゃ努力してこの高校に来て勉強してるんだろうと思うとなんとも言われぬ気持ちになった

けど私はずっと周りの行動を嫌だとは思いつつも結局Aを矯正させようと行動はしなかったし結局責任逃れをしてしまった Twitterでサワムロゲンキが話題になってたけどあれのユズちゃんのようになってしまうのが怖かった

あの時私はどういう行動を取るのが正解だったんだろう

Aが将来福祉に繋がれて矯正出来るようになるのを祈ってる、どうか犯罪なんて犯しませんように

2024-03-03

人間らしさを失っているような気がする

アラサー増田だが、近ごろどうも感情が摩耗していると感じることが多々ある。それはYoutubeAmazon Primeのような動画ストリーミングサービスを見ているとよく自覚することだが一喜一憂(画面内に向けて感情移入した結果だ)することが以前(記憶一年)よりもめっきり減った。もし一喜一憂したければアルコール摂取することで出来ていたが最近その効能も薄れてきた。だから初心に帰ろうとけいおん!!を見た。今までは最後文化祭の後、五人が部室で足を放って語らい、あり得ない来年勧誘ライブプランを補強し合うシーンに今まで幾度も泣かされてきた。が、どうにも泣けなかったばかりか真顔で見る始末。どうにもオカシイ。ならばとクラナドを見た。が、泣けない。ならばダリフラ最後の二話を見た。が、真顔のまま。他の泣いたことがあるアニメを漁っても変わらずだった。とここまでは単なるアニメから無意識のうちに足を洗ったのだと理解されるだろうがその範囲アニメには留まらない。現実職場でも同じだ。

前ならイラついていたに違いない後輩の不出来さや上司理不尽さ、同僚のいい加減さに今ではなにも思うところがなくなった。その尻ぬぐいをする時でも、なんとも思えなくなってきた。あるのは自己保身だけで、だから自覚した自分感覚としては反応しかない。後輩の不出来さで自分が足を引っ張られやしないか上司理不尽さをどう掻い潜るか、同僚のいい加減さの連帯責任をどう回避するか。その怯え、それだけだ。何も出世しようとかは考えていない。だから出世意欲に根差した反射ではないと自分では思っている。

前なら内心で気に入らなかった同僚が上司に呼び出されるのを見てザマァと思って愉快に浸っていたのもなくなったし、コンビニレジ前で精算にまごつく老人(これは意外に若者でもそう)に内心苛立つこともなくなった。これはこれで一つの悟りとも言えるだろうが、自分では危機感がある。何も正直欲が消えたのが今だ。

恥ずかしい話になるが、結構な頻度(月二回)で本番ありの風俗で発散することも以前の趣味だったし、風俗サイトコンパニオンを見ながら想像たくましくするのも愉快だった。けれど今じゃ(ついさっきも見ていた)風俗サイトを見ても、今まで楽しんできた分の経験があるからかなんなのか解らないが、仏塔が艶やかにそそり立つことがなくなった。じゃあEDなんじゃないかとも思うが、夢精は一昨日した。だからそうじゃないと思う。

母親から電話があった。電話越しにでも老い母親の元気そうな声を聴くのは良いことだ。三年くらい前に夫を亡くして、離れてはいないが県を跨いだ土地で一人暮らす母は自分の身の上以上に一人息子のこの増田心配してくれている。月一、二で送られてくる生活用品や食料が詰められた段ボール開封していくと、大学入学を機に上京したあの頃を思い出して感慨に耽ること多事であったが、今では義務的な、送られてきたから開ける、そして電話ありがとう、と言うのが日常の一部に組み込まれたようで、まるで業務をこなすように、日常がそう言った物事浸食されていく感覚がある。

職場では以前と変わらない振る舞いで、事務のおばさんとも世間話が出来るし、具体的な仕事内容は伏せるが業務連絡も漏れなくこなすし、ミスなく仕事をしている。職場では、特に不具合なく過ごせているのに、マンションに帰った途端にスイッチが切れたか入ったみたいに別人になるのを感じる。なんと言うか、スンとなる感覚

たぶん人間らしさって言うのは、あえて他のものから区別するためにある言葉なんじゃないか一二年前の自分は、仕事に追われているからとかじゃなくて純粋人間らしさを失っているとは考えなかったからだ。考えてしまう今、前のように一喜一憂することもなくなった現状、人間性を失っているのだろうと思う。共感性もそうだし、関心も失っている。自閉的かと言われればそうではない。正直自分でもよく解らない存在になっているようにも感じる。まるで情報処理機関と化したような感覚さえ覚える。これって一体なんなのかしら

2024-03-02

どうも「人類は滅亡してはいけない」っていう前提があるそうで

そこがまずよくわからない

文化祭で全力を出していれば俺にも理解できたんだろうか

2024-02-28

anond:20240228163240

昔は文化祭のバザーで制服売ったり保護者会でお下がり制服あげたりしてたけどな

バザーはさすがに今はやってなさそうだけど学校保護者主導で制服融通してるところは今もあるんじゃない?

当時は制服高いとこほどそういう制度あった

2024-02-25

アイドルマスター界隈って女性オタク界隈みたいな所あるよな

・(筆者男です)(追記しました)男だけど異常に胸がデカキャラが苦手

ttps://anond.hatelabo.jp/20240208215941

女性オタクの棲む暗い池について

ttps://note.com/meisounote/n/nbed9573f66a5

先日、これらの記事を発端としてインターネットでは何度目かの「女性オタク界隈特有文化に男オタクがたまげる」イベントが開催された。

件の記事がどれだけ性格かは定かではないが、女性と思われる一部のアカウントらの反応を見る限りはそう大きく間違ってはいないように思える。

(私見を述べさせてもらうなら女性オタクにはクレーマー気質人間が多いというよりは男性オタク界隈でもクレーマー気質人間は発生しているが無視されるかボコボコにされるかの二つが殆どでその一方で女性オタク界隈ではそのような人物相手でもまともに取り合ってしまう人が現れてしまうため増長されやすいという構造があるのではないかと考えている。)

本題に入ろう。実はこの手のイベントが開催される度にいつもとある考えが自分の頭の中に渦巻いていた。

自分がいた頃のアイドルマスター界隈にもこういう所があったな」と。

自分は既にアイマス界隈から距離の遠いところに来てしまって久しいため今でもアイマス界隈が当時のままなのかは判りかねるが、当時のアイマス界隈でも所謂「学級会」や「お気持ち表明」と称されるイベントは定期的に起きていた。

ちなみに内容はというと「担当アイドル※の設定が変更されてしまった」「担当アイドルイベントでの出番が少ないような気がする」「一向に担当アイドルCVが決定しない」「担当アイドルSSRが後回しにされている気がする」といった主に担当アイドルの扱いの悪さに対する不満が殆どである

※厳密には異なるのだが概ね「推し」のようなものだと思ってもらって構わない。。

そうしてこの手の話題になる度にアイドルマスター界隈(と女性オタク界隈)の性質について少しずつ考えていたが、この度ようやく考えがまとまったためここにそれを垂れ流すことにした。

といってもそこまで難しい話をするつもりはなく、言葉にすればシンプルな事である結論を先に書かせてもらうと要するに重要なのは「その作品に対してどれだけ『真剣(マジ)』になっているオタクいるか」という事である。「どれだけ深く入れ込んでいるか」と言い換えてもいい。

念の為に予め言っておくがこれに揶揄意図は一切無い。しっかり線引きはしましょうという留保くらいはつけておくが元アイドルプロデューサー自分としてはむしろコンテンツ真剣(マジ)な姿勢で挑む事には好意的ですらある。学校文化だって斜に構えた態度でいるよりも真面目に取り組んだ方がなんだかんだ満足感が高い訳だし。

正直に告白すると、男性オタクよりも女性オタクの方が真剣(マジ)なオタク割合が高そうだという偏見自分にはある。創作経験があるオタク多寡ミーム定型文に頼らない感想の出力。フィクションの展開の影響を受けて実際に体調を崩す。推しと対面して泣く。ライブで気絶する。同担拒否。いずれも(男オタクにもこういう事例が無い訳ではないだろうが)女性オタクによく見られるケースという印象が強い。

アイドルマスター界隈もまた同様に真剣(マジ)なオタクの多い界隈である。(もう一度記しておくがあくま自分が界隈にいた当時の印象と伝聞を元にした話であり今でもそのままなのかは判らない)

何故かというと、それはアイドルマスターリアルフィクションの境目を壊す試みにずっと大真面目に取り組んできたコンテンツであるからだ。ぶっちゃけ異常者の域に片足を突っ込んでいる。

例えばアイマスライブには演者自身が演じているキャラクターを舞台上で「再現」するという文化がある(もしかしたら他の二次元アイドルコンテンツにもあるかもしれないが)。あれは自分に言わせれば二次元上のキャラクターを三次元人間の上に降ろそうとする一種の降霊の儀式だ。声優ネタキャラクターに逆輸入されるかつての風習もその精神性の延長線上にあったものだと自分解釈している。

それになんでも最初アイマスであるゲームセンターアーケード版の時点からフィクションリアル侵食してくるような試みは存在していたそうだ。なんと、しばらく店舗に通っていないとプロデューサー(プレイヤーの事)に見捨てられたのではないか不安になったアイドル達が実際にEメール送信して切実に訴えかけてくるというのだ。今やバンダイナムコ常套手段である女の子」を見捨てられないという男の本能、その脆弱性を突いた卑劣人質商売がこんな早くから行われていたとは、驚きの極みと言う他ない。

当時が全盛期だったニコニコ動画という動画サイトに、原作ゲーム動画編集して制作した担当アイドル自作MV投稿したり、担当アイドル二次創作小説紙芝居(ノベマス)を投稿したりして、それで同志である視聴者コメント交流していていたニコマスという文化も、リアルフィクションの境目を曖昧にし自分はこの子担当プロデューサーであるという自覚、いや錯覚を強める事にきっと大いに貢献した事だろう。残念ながら自分世代ではないため当時の空気感を伝聞や当時の動画を視聴する事で推し量る事しかできないが、自分にはこの時代が「プロデューサー」というロールプレイをするにあたって最も恵まれていた時代だったように思えてならない。

そしてそのリアルフィクションの境目を壊そうとする姿勢は「シンデレラガールズ」(デレマス)にも受け継がれる(デレマス場合商売っ気がやや強すぎる気もするが)。

代表的ものはやはり悪名高い「総選挙システム、そしてそれに端を発する声有り・声無しという概念だろう。初期のデレマス(当時はモバマスと呼ばれていたそうだ)はどのアイドルにもCVが付いておらず、ゲーム内のイベントであるシンデレラガールズ総選挙で上位に入賞するとそのアイドルCDデビューが決定し、それに伴ってCVも決定するという流れがあったらしい。勿論、ここでいうCDデビューとは現実世界でそのアイドルの歌とトークが収録されたCDが売り出されるという意味であり、故にデレマスPにとって総選挙とは「実益」が絡む完全に「現実」の話となる。

そしてデレマス総選挙における「有権者」とは、(奇妙な日本語ではあるが)プロデューサー(ユーザー)の事である。そのため同じ現実人間である同僚プロデューサー達に対して担当アイドルプレゼンもとい演説を行い、投票を呼び掛けるというまるで現実選挙のような活動を行うインセンティブが発生する。その「選挙活動」に端を発する文化として、互いに手持ちの票の一部を相手担当アイドル投票し票交換を行うグループが現れたり広くプレゼンを募って気に入った担当アイドルに手持ちの票を分けるユーザーが現れたりなどがあるが、最も自分の印象に残っているのはやはりプロデューサー自身インフルエンサー化であろう。それもプロデューサー活動の末に自然自分も有名になっていたという結果論ではなく、みんなに担当アイドルの魅力を知ってもらうためにはまずは自分自身が有名になり影響力を持つ存在にならねばという戦略ありきである自分プロデューサーの端くれとして彼らがそうした理由理解できるし感情についても共感はできるつもりなのだが、やはりこの現象俯瞰で眺めた時にどこか滑稽である事は否めない。(こうした現象現実にも存在し、例えば作品宣伝するために自分自身が有名になる事を出版社から求められる作家アカウントなどがある。)

シンデレラガールズとは姉妹のような立ち位置にある「ミリオンライブ」(ミリマス)にもこの選挙というシステム採用したイベント存在する。とはいえミリマスの場合提示された幾つかのテーマにそれぞれ登場する幾つかの役の枠を奪い合うというルールであり、フレーバーとしては選挙というよりはむしろ公開オーディション表現した方が近い。そして当然これも現実CDとして発売されるため、やはりミリマスP達もデレマスP達と同様に戦場に赴く事を半ば強いられている状況下にあると言っていいだろう。

そうはいってもデレマスと違って最初から全員にCVが付いているミリマスでは声有り声無しの格差存在しないぶん比較平和なのではないかと思う人もいるかもしれない。その見方に一理ある事は認めよう。だが、ここにもまたここだけの地獄があるのだ。

ミリマスの選挙イベント最大の特徴はゲーム内の特設ページにてそれぞれの役の得票状況がリアルタイムで確認できるという点だ。端的に言って心臓に悪い。例えば自分担当アイドルが他のアイドルと熾烈なデッドヒートを繰り広げていたりなどしたらもう大変だ。そのうえ対抗馬が主人公自分担当アイドルラスボスであるかのような風潮が界隈に浸透し、ジワジワと追い上げられ始めたりなどすればもう終わりだ。いや、終わった。

ちなみにリアルタイム故に成立するミリマス特有戦略として、特定時間帯に集中的に投票を呼び掛ける一斉投票という戦略がある。逆転の雰囲気意図的に生み出す事で同陣営にはこれだけの数の味方がいるのだという安心感を与えて戦意を維持してもらい、逆に対抗馬にはプレッシャーを与えて戦意の低下を狙い、更には浮動票層の関心を惹いて余った票の使い所をアピールする事もできる、気取った表現をさせてもらえば一石三鳥の戦果を狙う事ができる戦略である。まあ、最も効果があるのは手持ちの票が潤沢な最初の一、二回程度でそれ以降は尻すぼみのように効果が小さくなっていくのだが。ただしこれはあくまで当時の話であり、メタゲームが回りきっているであろう今でもこの戦略有効なのかは既にアイマス全体から離れて久しい自分には最早判りかねる事である

(誤解の無いように書いておくと自分アイマス全体から距離を置くようになったのはこのようなプロデューサー活動に嫌気が差したからではない。むしろこういった選挙イベントアイドルマスターというコンテンツにおける醍醐味の一つですらあると思っている。確かに当事者にとっては入れ込めば入れ込む程苦しくなっていく地獄の催しかもしれないが適切な距離さえ取れればこれほどエキサイティングイベントもそう無い。自分アイドルマスター界隈から離れたのはこの終わりも無ければ変化も無いサザエさんのようなコンテンツに追い続ける意味を見出せなくなったからだ。端的に言うと、ただのマンネリである商業的には到底採算が採れない企画だろうが個人的な願望を言わせてもらえば、リアルタイムで一年の時が経つ毎に作中でも一年の時が経ち、アイドルも一つ歳を取り、そしていつか終わりを迎える。そういうアイドルマスターを今は体験したいと思っている。Vtuberではダメだ。リスナーではVtuberと一対一の関係を築く事はできず、所詮はただの one of them にしかならないからだ。だからアイドルマスターでなければダメなのだ。)

今もう無くなったがある時期までのアイドルマスター界隈の一部(?)には「『担当アイドル』と『推し』は別物だから一緒にするな」という風潮が確実に存在していた。ここまで読み続けてくれた人であればもう理解してもらえるだろうが、当時のアイドルマスター界隈において「担当する」という言葉は「推す」とは異なり相応の責任を負う覚悟があるという意味を含んだ重みのある言葉だったのだ(とはいえそれは無論ロールプレイ範疇に収まる程度のものしかないが)。南無阿弥陀仏とさえ唱えれば誰でも担当プロデューサーを名乗ってもよいとされている時代の今時のプロデューサーからしたら到底理解できない馬鹿げた異常な感覚かもしれないが、これもアイドルマスターがかつて有していた一つの側面だったのだ。運営側人間でもないのに架空版権キャラクターの世間への売り出し方を真剣に悩む、そんなプロデューサーがかつてはいたのだ。そしてこんなに真剣(マジ)だからこそきっと学級会やお気持ち表明も起こりやすいのだろう。

これを読んで「アイマス怖……近寄らんとこ……」と思った方は安心してほしい。運営もも時代にそぐわないと判断したのか今のアイマス比較カジュアルスタイルになっており、そこまで気負わなくても気軽に遊べるようになっている(はずだ)。だから興味があるなら軽い気持ちで手を出してくれて構わない。あとはバンナムが二度とは戻れない深い沼の中へと勝手に引き摺り込んでくれるから

この記事自分が言いたかった事はひとまずこれで全部だ。ここからはほぼ余談になってしまうがせっかくだからシャニマスについても触れておこう。流石にこの時代になると他のアイマスで見られたようなプレイヤー責任感を感じさせるような取り組みは無いのだが、リアルフィクションの境目を壊そうとする点ではシャニマスもしっかりアイドルマスターの一員である。ただシャニマス場合シナリオ中の表現描写演出等によってアイドル達は現実に生きている人間であるとしてその日常の一コマ写真のように切り出そうとするというストロングスタイルであり、自分の語彙ではこれ以上の説明はなかなか難しい。他の取り組みとしては普段アイドル達が使用している靴箱(靴入り)の再現セットの展示、畳まれていたり畳まれていなかったりするジャージが床に置かれているレッスン室の再現セットの展示、ほとんど環境しか収録されていない事務所内の定点カメラ映像を六時間ぶっ続けでYoutube配信するなどがある。どれも意図理解できるがどこか変態所業じみた取り組みばかりになってしまうのは少々困り所だ。

ここまできてアイドルマスター界隈でもあり女性オタク界隈でもあるSideMに触れないのも不義理な気もするが、他のアイマスと比べると中途半端しか触れられておらず界隈の雰囲気についてもあまり詳しくないので正直語れる事があまりない。何か言える事があるとすればせいぜい「いい加減Mアニ二期を制作しろ」という事くらいだ。偉そうなタイトルにしておいて肝心な部分がこの体たらくなのは申し訳なく思っている。本当にすまない。

2024-02-23

女装をする人は多様性なのか?

たまに街中で、「え?あのおじさん女性の服着てない?」

みたいな景色を見るんだよね。

しかも、周囲も「え?」「え?」ってなってる。

これってゲイと違って、もう完全に見た目からして目立つのでどうしても注目されてしまう。

これって悪なのか?迷惑なのか?という問題

女装している人にもパターンがあって、迷惑をかけるからだと思うのか、それとも自分が恥ずかしいのかわからないけど

女装サロン撮影する

女装子が行けるお店、BARなどに行く

いかがわしい系のお店に行く

このあたりは、まあいいかな?というか人権尊厳観点からいっても

こっそりされているのは良いと思う。

最近では、女装女装子さんが見るようなサイトもあるみたいだし

https://erunet.co.jp/mevy/

こういうのとか。

ただ、その普通にショッピングモールとか、駅とかさ。

「え?」ってなる。

で、え?ってなる人には理由があって

めちゃくちゃミニスカート履いてたり、女子トイレ入ったりしてる。

これは止めなくちゃいけないって思うんだ。

もちろん若かろうが、おじさんだろうが。

たまに心が女性なので女性トイレといった論調もあるけど

けっきょく迷惑するというか怖いのはいわゆる一般女性

これってたぶん、やっぱりいつか問題になると思う。

でも、まぁそこまでいかなくても

おじさんがスカート履いてるだけで、ひそひそ話されるのはあったりして。

これがいつか何も誰も気にしない世の中ってくるのだろうか?

あと、またさらひとつややこしくしてるのが

トランス女性でもないのに、女子トイレ行きたいとか、盗●目的女装してる人もいるらしい。

これってけっか捕まったらまぁわかるかもだけど

一般人がその瞬間だけで判断するのなんて無理。

こういうの、いつかはっきりするのか?

世の中では男装女装コンテスト文化祭で中止になってきているみたいだが

いったいどんなふうに執着していくのだろうか?

2024-02-21

anond:20240220124540

教員労働時間関係でそのうち部活動が消える

外部委託っていっても平日暇な指導者なんてそんなに転がってない

運動会とか文化祭、バザーみたいなのはPTAも協力したりするからPTA廃止の流れで縮小もしくは廃止

修学旅行は消えないだろうけど貧乏家庭増えてきて行けない家庭が増えてくる

もうしょうがない流れだろうな

2024-02-20

修学旅行部活委員会運動会文化祭給食、ぜんぶ必要

義務教育ってのはあくまで下位の為に存在してんだよね

あるイベントを、30人中5人経験がないなら、その5人の為に存在していると言っていい

その5人が最低限、どういう感じなのか経験することで無知を減らし国民知識底上げができるし、それによって様々な不都合回避できる

ここで25人が多数派からって辞めると、回り回って25人にも悪影響が出るんだよね

色々やってるからこそ「だって学校でやらなかったし」が通用しないんだ

 

てか運動だってさ、大人になったら結構割合の人がやらないじゃん

今欲しいよ強制的運動する週間とか

 

まあ高校生はなくても自由だと思うけど

増田くんに知見を授けてやろう

アメリカにありそうなスラムみたいな学校へ行くと、日本であるにも関わらず当たり前のように修学旅行全員参加じゃなかったゾ

ワイの学年は5クラスあったけど、たしか2〜3クラス分くらいしか参加しなかったんじゃないかな?

ワイも金もったいないからサボったもん(学費自分で払ってた)

 

ワイに良くしてくてた聖人みたいな先生は『立て替えようか?』とか言ってくれたが、

『どうしても行きたきゃ社会人になったら行きます』って断った

(実際に成人してから行った。出張でね・・・)

 

修学旅行ですらこれなんだから運動会文化祭も当然バイトをもりもり入れられる期間としてみんなサボりまくり

遊ぶのとバイトで忙しい生徒らに部活強制なんてことは起きるわけがない

 

地方の目上の人を立てる文化と、出来るだけみんなと同じにしよう・余計なおせっかいをしよう文化は、素晴らしい👍とは思うが、

ここは、自分自身の心に沿って決断するのと、親が子の特性と成長に合わせてフォローするところだと思うな

 

現代(令和・平成後期)はスラムみてーな学校(or地域)じゃなくても、

よほど保守的なところ以外は、本人の決断と親の教育権が優先されるようになったんじゃないかと思うよ

anond:20240219083952

2024-02-18

性的衣装とは何か

性的目的で考案、作成された衣装(A)」又は「元は異なる目的のものであってもある状況下で性的目的に用いられるとのコンセンサス社会的に生じた衣装(A')」を指すと仮定する。

たとえば「穴あき下着」は前者A、「亀甲縛り」は後者A'の例だろう。そして、それらが批判対象とされるのは、

「それらが性的喚起力を高くもつとの合意が現に社会的に維持されている(B)」こと、そして「性的存在として眼差すことへの禁忌社会的存在する対象にそれらの衣装を着ける(C)」ような場合(つまりAorA'、かつB&Cの場合)と仮定する。この場合、結果として現れる表象それ自体公序良俗の取り締まり基準を満たしているか否か(D)とは、また別の問題として扱う必要がある(Dは、どんな文脈でも社会的提示するのは一発アウト、みたいな基準と考えられたい。生性器のドアップ写真、とか。ただこの場合も、「公序」の制限とかけはなれた特殊な状況、場所で許容されるのは言うまでもない。医学書とか。)。

以上を前提として、先日話題になった「オーストラリアのH&M広告炎上」の件と、昨日来話題の「咲バニーガール衣装」の件を合わせ論じたい。先に結論を述べれば、A~Cの基準が異なれば議論が噛み合わないのは当然であり、相手非常識扱いしてヒートアップするのではなく「相手との間で異なっているのは何か」を考える必要がある。相手が、いかなる表現100%許されると考えている人(つまりDなどないよ派)でない限りは、見解が異なるだけで、対話余地はあるはずだからである。ではまず、オーストラリアH&Mの件を整理しよう。

オーストラリアのH&Mが子供向けに「新学期ファッション」をテーマとした広告を打った。広告は、通学バス社会を想起させる色合い・デザインの背景に、かわいい通学服を着た女児2名がちょっと生意気そうな雰囲気で振り返り、「この子らを新学期ファッションに振り向かせよう」みたいな煽り文句がついていた。これが炎上謝罪撤回に追い込まれた件である

まず、この広告がDに違反していないことは言うまでもなく、それでも炎上したことに対して、いろいろと文句をつける人がいた。多くの人は「こんな程度でいちいち文句をつけるなんてちょっとヒステリックでは…」みたいな反応であり、個人的にそう感じる気持ちもよく分かるのだが、でもちょっと待ってほしい。女児制服ファッションとして扱うのは、このキャンペーンがまさに狙っていることであり、ファッション一種性的喚起力だととらえるなら、この広告は「生意気そうなモデルの表情」「かわいい制服」といった文脈で、Bを印象付けたわけであり、その結果、制服がもともともつA'の文脈制服に対して性的視線を向けるという界隈の文脈)を喚起した結果、Cに抵触する(保護されるべき女児制服を着せあざとい表情をさせて晒し上げる)という批判を生んだという風に考えることができる。このことは、A'に陥りがちな服装ファッショナブルな(あるいは扇情的な)存在として扱うときには常に注意すべき危険であり、BからA'→C違反、という道筋がすぐ描かれてしまうことに、広告関係者は神経を尖らせる必要があるだろう。その意味でこれは、「月曜日のたわわ」の一件との連続性が高い問題だった。あれも、Dには全く違反しておらず、おそらく制服でなければ問題化もしなかった広告が、一言の少しだけ扇情的キャッチコピーを添えられただけで炎上したが、これはもともと危うい位置にある存在で更に一歩危うい方向へと歩を進めることで起きたトラブルなのだと考えるのが適切である

ただし、表現とは常に時代の尖端で社会常識と切り結ぶのが仕事であり、そういう突破力を否定し切るのもいかがかと思う。社会的に(まだ)アウトですよ、と指摘するのはいいが、相手悪魔化したり、あまつさえ、様々な社会問題の根源や責任がそこにあるかのように攻撃したりするのは、慎むべきだ。社会の様々な問題は、多くの場合間違いなく社会のものの中に有り、そちらをまず片づけるべきであるゴミの多い都会を描いた漫画があるとすれば、取り組むべきは都会のゴミをまず片付けることであって、漫画の取り締まりではない。

次に、「咲にバニースーツ着せた姿の広告炎上」した件。これに対して「高校生バニーガールなどという性的衣装を着せた絵が広告として駅頭に出るとは、常識外れもはなはだしい」という指摘が出た件である一見すると、上のオーストラリアの件以上にひどい案件に聞こえ、即取り締まられてもおかしくないように感じられることだろう。この場合、それが一般的公序良俗違反(D)の案件である必要はない。たとえば、制服の上から亀甲縛りをした少女を描いた広告にOKが出るか、と考えてみればすぐ分かる話だ。Dに違反していなくても、これはA'かつBかつCで明白にアウトである。では、「咲+バニースーツ」はどうなのか?

バニースーツがAであることは誰も否定はしない。従って、論点は、B「それが性的喚起力の高い服装であるとの社会的合意があるか」、また、高校生が「性的存在として眼差すことへの禁忌社会的存在する」ことは前提とした上で、これらの少女が「高校生である」ことが明示されているか、の2点ということになる。

C 「咲」に登場する少女高校生であることは明示されているか? これについては、残念ながらこの広告に関する限り、疑わしいとしか言えない。批判者は咲が麻雀部に所属する高校生であるとの知識をもって批判しているが、咲はそこまで社会的認知度が高い漫画ではない。アニメ化されたとはいえ視聴率は1%に届かない程度、DVD売り上げでも、1期7758枚、2期4939枚、3期4565枚…。(※)アニメファンには実写化映画化……とされた人気作のイメージがあるかもしれないが、社会現象になった数々の作品に比べれば売り上げが一桁少ない。加えて作品ジャンルが「麻雀」という、一般的にいって高校生とは結び付けづらいものだ。この広告を見た多くの人が「高校生バニースーツ」という風に見る、と主張するのは難しい。ただし、一定年齢層以上の人で、アニメ画は全て少女ロリ)にしか見えない、という意見をお持ちの方がいることも、一応認識はしている。

(※DVD売り上げはhttps://nizilove.com/category/number-of-anime-sales/page/2/の値。)

B それが性的喚起力の高い服装であるとの社会的合意があるか? おそらく批判者が一番「何を言ってるんだ?!」と思うポイントであり、今回一番議論が噛み合っていないところだと思うが、Aのような服装時代を下るにつれてBの意味合いを失っていくことは、歴史的にはよくあることである。たとえば、髪型一つとっても、「結わない髪は淫らである」といった固定観念が、遊女などの流行を取り入れつつ徐々に変遷し(※)、現代の人は単に「かわいい」という感覚で振り乱した髪の毛を奔放になびかせているのはご存じのとおりだ。「そんな髪型は昔は遊女流行らせたもので…」と説教をして、いま、一体誰が首肯するだろう? 時代が下ればある衣装が「もともともっていた意味合い」が薄れていっても、何も不思議はない。つまり、たとえAであったとしても、時代によってBではなくなるということは別に不思議ではないのだ。

(※たとえば参考:「『女髪結』考」https://kansai-u.repo.nii.ac.jp/record/21365/files/KU-1100-19940930-01.pdf

では、バニー衣装はどうなのか、といえば、これはまさに時代が変化しつつある過程なのではないかと思われる。自分は決して専門の立場ではないが、そもそも夜の店の主流がキャバレーキャバクラ等へと変遷していく過程で、「性的接待衣装としてのバニーガール姿」というのはもはや古典的イコンとなり、現役の「風俗衣装」としての意味合いをかなり失いつつあるのではないか。たとえば「社長さん」御用達で半世紀以上の歴史を誇る「エスカイヤクラブ」では、支援の声を受けて「ワンランク上のおもてなし」としてバニーガールによる接待をうたっている(https://www.esquire-club.co.jp/general/about01/)が、これなど、バニーガール姿がほとんと「祇園芸妓」的な存在と化しつつあることの表れではないだろうか? そもそもの出発点においてからが極めてトレードマークコスプレ的な衣装であったバニーガール衣装が、現代においてコスプレ的ではなく生き延びている事例というのがどれほどあるだろう。

そのような時代の変化の過程において、「バニースーツ性的!」という批判と「ただのコスプレじゃん?」という意見が、まさにBをめぐる議論として立ち現れてくるのならば理解ができるし、それははっきり言えば単なる「時代感覚の差」の問題に過ぎないと思われるのだ。たとえば、高校生文化祭メイド服を着る、あるいは、小・中学生習い事ポールダンスを学ぶ……ある年代以上の人からすると、目が点になるのか三角になるのか知らないが、そんな事例であろう。だがそれらは、時代の変化の中で起こるべくして起こる変化の一様態しかない。

まり、これらは決して表現の自由だとか差別かいった問題ではなく、単なる「年寄り若者時代感覚の違い」に起因する問題だと認識した方がいいと思う。ならば、相互批判しあう人たちも、この問題からいずれも学ぶことがあるはずなのだ。こういった問題で、敵味方を作ってがあがあがなりたてるのはよろしくない。何よりも必要なのは、分断ではなく対話理解であるはずなのだから

2024-02-16

なぜ男は「性的魅力のない女」を「性的にはやしたてる」のか

仁藤夢乃江藤貴紀と裁判

なぜ裁判になったかといえば、江藤が仁藤の10代の頃の水着写真投稿し「消してほしいなら連絡しろ」と仁藤に対し呼びかけたり、

仁藤が高校時代文化祭フランクフルトを食べている写真投稿し「ゆめにゃんのフェラ画像」と発言するなどし、

それに対し仁藤が「江藤古参ストーカー10年ぐらいつきまとってくる」と言ったのを江藤名誉毀損として訴えたのである

仁藤の言動に異議があるなら言動批判すればよく、何故水着写真や「フェラ画像」を晒してニチャニチャするのだろう

また、暇空茜の弁護士である垣鍔晶も似たようなことをした

仁藤が沖縄基地問題デモに参加したことに触れ、垣鍔は「どうせならビキニ姿でやればいい(吐く絵文字)」とコメント

また、金尻カズナの容姿中傷した上で、彼女の唇部分を拡大し切り取ったアイコン使用し、今でもそのアイコンのままにしている

なぜ、ビキニ姿になるよう望むのか、唇だけの画像という性的要素を強めた切り取り方にし愛用するのか

江藤も垣鍔も多分相手に性欲は抱いてないと思う

ギンギンに勃起しながら女に絡みつく男は珍しくないが、多分性的にはやしてている時に勃起してないと思う

女は性的ジャッジしてはやしたてればダメージを食らうだろうという思惑があるのだろう

これ男特有だな

「お前モテナイだろ」「童貞処女だろう」という煽りは男女共通だが、「水着姿になれよ」「肌を見せろ」「クンニ顔」なんか女は性的魅力を感じてない男に嫌がらせとして言わんよなあ

イケメンの手腕に対して「手マン筋が発達してる」と気持ち悪いこと抜かす女オタは見かけるが、これは欲情を伴ったもの

嫌いな異性、性的魅力のない異性をああまで性的侮辱するというのは女には見られない行為

何故このような男女差が生まれるかといえば、男女の性欲の違いだろうか

だとしたら、前言撤回でやっぱり江藤や垣鍔、本当はギンギンに勃起しながら仁藤を性的に罵っていたのだろうか

キレイセックス美女としたいけど、罵って殴りつけてうんこかぶっかけながらレイプする分には「そういうのがお似合いの女」を相手にしたいみたいなのがあったり?

仁藤を貶めて辱めて犯すみたいなテーマAVが既に2作出ているぐらいだし

そういう意味では彼らは仁藤に性的魅力を見出してるのか?

2024-02-14

私が北島マヤだった時の話をさせてほしい

北島マヤをご存知だろうか。

少女向けの傑作漫画、『ガラスの仮面』の主人公。千の仮面を持つ少女である

役柄の心を理解し、演じる中で役と一体化していく、憑依型の天才女優

私はあの時、確かに北島マヤだった。

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

小学生の頃から大学卒業するまで、演劇クラブ演劇部、演劇サークル所属していた。

きっかけは覚えていない。確か2つ年上の友達女優になりたいとかで、一緒についていったのが始まりだったと思う。

貧乏男の子アンドロイド人魚、恋する女子高生

演じることは楽しかったし、周りからの評判も良かった。ただ所詮は役の真似事で、北島マヤのように役が憑依するということはなかった。

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それが覆ったのは、確か高校卒業公演の時だった。

私はW主演の片割れの役をもらった。離婚寸前の両親を笑わせたいからと、文化祭漫才をやる女子高生の役。結局家族は離れ離れになってしまい、転校を余儀なくされる。文化祭には出られなくなったが、相方と共に最後漫才をする……、そんな役だ。

いつも通りに読み合わせをして、台本を覚えて、軽く立ち稽古をして。

本番が近くなったからと取り組み出した通し稽古も順調に進み、ラストシーン漫才が始まった瞬間だった。

転校したくない。

そんな思いが胸を貫いて、急に涙が止まらなくなった。

大好きな友達と一緒にいたい。お父さんと離れたくない。

ぼろぼろ泣いた。泣きながら漫才をした。

ちなみに私には物心ついた時から父などいない。でも、『私』にはいた。母と不仲な父。昔は仲の良かった優しい父。

文化祭で、私たち漫才を見せたかった。笑ってほしかった。こんなに練習したのに、いっぱい頑張ったのに、これが最後だなんて。

漫才が終わってカットがかかっても、私は泣きっぱなしだった。

悔しくて辛くて悲しくて、ずっと泣いていた。

自分自分じゃないみたいだった。

共演者たちが引いていた。

最終的に、いつも役名で私たちを呼ぶ顧問が私の本名を呼んで、そこでぴたりと涙が止まった。どうして泣いていたのか分からいくらいの平常心。私が私に戻った。ものすごい体験だった。

結局、後にも先にも役にのめり込んだ経験はこれっきりだったけれど、今でも鮮明に思い出せる。

私はあの時、確かに北島マヤだったのだ。

anond:20240214123054

チビジャニモテるからチビモテる

チビうちらジャニヲタだから身長気にならないそれより顔」

チビ私女だけど男は165cmあればチビじゃないよね」

チビ私女だけど大きすぎる人が苦手」

若い女ジャニ?知らん」

性加害騒動から若い女ジャニーズに興味ない件だが、育児エッセイ漫画でも「娘がジャニヲタで~」なんてめっきり見かけなくなった

405 名無し草 sage 2023/12/01(金) 11:58:47.16

学校文化祭わたし推しっていうコーナーがあってコース全員分の推し掲示されてたけどジャニオタいなかった

ハングル結構いたけどなんて書いてあるか読めなかった

アニオタキャラオタが多かった

2024-02-13

anond:20240213051137

チビジャニーズモテるからチビモテる

若い女ジャニーズ?何それ」

性加害騒動から若い女ジャニーズに興味ない件だが、育児エッセイ漫画でも「娘がジャニヲタで~」なんてめっきり見かけなくなった

405 名無し草 sage 2023/12/01(金) 11:58:47.16

学校文化祭わたし推しっていうコーナーがあってコース全員分の推し掲示されてたけどジャニオタいなかった

ハングル結構いたけどなんて書いてあるか読めなかった

アニオタキャラオタが多かった

2024-02-11

ビューティフル・ドリーマーの見放題配信普通に始まってるわけだが

https://www.amazon.co.jp/dp/B0105IZB0K/

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/news.yahoo.co.jp/articles/be2845943550e365ecaab1f3a04e42db0c01e260

作品関係ないやろ!って声もあるけど原作改変してもはや別物なんだから原作者が嫌悪すればお蔵入りは当たり前でしょ。ハガレン一期(映画は除く)の配信だって滅多にないでしょ?パヤオ断罪されないとな。

高橋留美子押井守の不仲説はデマ!と連呼してた連中はなんだったのか?

原作改変問題もあるが、「純喫茶第三帝国」でドイツ製戦車を展示するといったナチス礼賛と受け取られかねない描写もある

これまでのインタビューで散々不仲否定してて実はこの作品嫌いだったと今更言われても困るよ留美先生。もしフジ現在アニメに影響がとか言って文句だったら迷惑だが

先日の別記事コメントを見る限り古参ファンの間でも認識が二分している作品をこのタイミング配信すると原作者・関係者に無用トラブルが発生する懸念あり、みたいな理由なのかな。勝手想像ですが。

やっぱり恐れていたことが起きてしまったんじゃないかな。 文化祭ナチス問題なんだろ?

これが登場人物含めて原作世界観を徹底的に毀損した愚作であり、愛読者は昔から怒り心頭だってことを知っているスタッフアマプラにもいたってことなんだろうか。

原作改変は許されません!でも出来上がった作品が高評価から自分は好きだから)許されます?アホか。/理由は知らんけどさ、これを機に原作ものなんて止めにすれば?オリジナルこそ至高やん。アニメも、ドラマ

小学館東宝NG出したので無ければ、原因らしきもの高橋留美子しかおらんし、前者はそもそもイヤならそういう話を最初からしないってのはある。高橋留美子への忖度かもしれんけど、どのみち留美しか原因がない

別にこの作品自体が揉めているというよりも原作改変問題世間が喧々諤々の最中原作改変の金字塔をぶっこんで火に油を注ぐ必要はないという運営判断では

2024-02-04

anond:20240204130010

兵庫県神戸市垂水区出身

2歳からピアノを習い、ピアノ発表会や小学校時代音楽会にてピアノ演奏2004年4月神戸市立歌敷山中学校入学中学時代学業成績はオール5。文化祭での吹奏楽部の発表や合唱コンクールでのピアノ伴奏、更には生徒会長多忙中学生活を過ごした。

2010年4月兵庫県立長田高等学校卒業後、同志社大学政策学部に進学[9]。同志社大在学中は国際政治学について学び[10]、ゼミでは民族紛争研究をしておりセルビア(旧:ユーゴスラビア)にゼミ旅行として赴いた経験がある[11]。元来は文書執筆が得意だったこともあり、テレビ局報道政治部記者の職を志望していたが、大学セミナー記者向けのゼミが見つけられなかった。同じく発信する仕事であるアナウンサー職向けのセミナーを受講し、宇垣にとって雲の上の存在であったアナウンサーを目指すこととなる。

2011年にはミスキャンパス同志社に出場してグランプリを獲得し[12]、京料理屋でアルバイトをしていた時期もあり、お酒について学んでいる。

2024-01-29

メイクに興味を持たなかった人の人生について知りたい

追記

いっぱいコメントありがとうございます

めっちゃ教えてくれてうれしい。

こんなの自分の周りで話しても自分と同じ価値観の人しかいないから聞けなかったと思うとネットって偉大だな~って思ったよ。

みんなが自分の思う最高の自分でいれる社会になりたいねはやく。

でも想定と違って、「別の指標があるからどうでもいい」じゃなくて「ブスだから」とか「家族からかう」とかが多いのが気になった。

周囲の環境が原因という意見について

学校が厳しくても興味あってやりたいな~と思ったらプライベートでやると思うので、実際は校則とかあんまり関係なくて上記の2点がネックなのかなと思った。

校則関係あるっちゃあるのかな、忌避観がなんとなく育ちそう。

ブスだからという意見に関しては、そんなことないよ!みんなかわいいよ!!!と思う。まじで思っている。

人生でブスに出会たこと一回もない。クラスにも会社にもいない。たぶんそれは親とかから与えられた呪いで、私みたいな赤の他人が言っても意味ないんだろうけど。

興味はあるのに自分容姿に自信がないというだけで手が出せなかった人から新しい趣味生き方が生まれ可能性を潰したすごく罪深い呪いだと思う。「色気づいて」みたいな家族からからかいもそう。そういうこと言う人に限って女らしさを求めてきそうなイメージがあるよ。あなたたちはかわいいので自信を持ってほしい。

コメントくれた人の中に、「鼻が大きすぎるとコンプレックスだったがメイクすると目鼻立ちがバランスとれることをおしえてもらった」って方がいたんだけど、たぶんきっとこういうことなんだよ。あなたたちのコンプレックス絶対活かせるし、他人からしたらどうでもいいことだし、なんなら羨まれている可能性もある。

わたしも鼻が横から見てまっすぐ伸びている友人をうらやましいと思っていたら、本人はそれがコンプレックスでわざわざシェーディング入れて鼻の付け根の高さを消しているし、あなたみたいなおでこから鼻先までがくるんとなっている横顔がうらやましいよと言われたことがある。全然傷つく必要ないよ。コンプレックスに対して自信持てとは言わないけども!!!

スターターパック欲しかった人、その時そばにいたかったなと思った。憐れみとかではなくこれから沼にハマってくれるかもしれない人を見ているオタク気持ちです。

田舎者でドラストコスメメインで頑張ってたからそこら辺の金銭的なアドバイスができた自分がその場にいれば沼に引きずりこめたのに!!!と無念な気持ち

かに指標がある人について

やっぱり~~~~!!!だよねそういうことだよね!?!?

いろいろ指標はあると思うけど、勉強好きな人とかかっこいいなあと思った。いいよね、人生指標があるということ。

あと生理的に無理だっていう人がいるのが全く未知の価値観面白かった!面白かったって言うと変な意味に聞こえるけど、interestingのほうです。

女の子は誰でもどこかではお姫様になりたいと思ってると思っていたから、やっぱこれってあくま個人意見で、たまたまそういうコミュニティに属しているだけだったんだなあと思う。

気分が上がらない人がいるのも知らなかったなあ。でもそうだよね、私もいくら価値があってもブルーアイズホワイトドラゴンもらっても気分は上がらないし。

メイク武装について

かに筋トレと似てるのかも~~!って思った。筋トレと違ってメイクは切り替えできるところが強いかも。筋トレって気軽に体型変えれないからね。

あくまで私の中でなんだけど、武装メイク普段メイクって違うんだよね。

武装メイク競争相手がいるとき自分を奮い立たせるためにやってた。それこそ高校イベントごととか、就活とか、ガルバで働いてた時とかかな。

普段メイクあくまで「今日自分過去最高にかわいいな~」と思えるメイクであって、対人を意識しないで済むメイクからかな。

自分がかわいくて最高と自分自身で思えることがミソなのよ。なので他人から評価はどうでもいいってなるし、武装の時と真逆価値観メイクしてるなという発見がありました。

正直クラス対抗の時とかは「おら~~~かわいいと言え~~~~????」の気持ちメイクしてた。

理想自分に至るまでがめんどくさすぎる、いまいちいいメイク出会えない、化粧映えしすぎるについて

それはまじでそう。

しかメイク道具も安くないし、人におすすめしてもらっても、その人に合うもの自分に合うかなんてわからんしね。

そしてうまく合致するスタイルになかなか出会えなかったらもうええわってなるのも仕方ないことだわね…と思った。だってめんどくさいし実際。

世間おもしろいと噂のAPEXやってみたけど全然操作うまくいかなくてすぐ辞めたの思い出した。

楽しいとこまでたどり着けなかったらそりゃそのまま興味のない人生を歩むよね。

そもそも女の子らしいのが好きなスタイルではない

そりゃそうよね、だったらメイクしないよね。

たぶん世間一般だとメイクしていない=身だしなみが云々ってなるんだけど、そういうことではないよね。

女らしいスタイル以外に好きなスタイルある人はそのスタイルの中で自分の好みを突き進んでるんだから、身だしなみはちゃんとしてるでしょと思う。

というか自分のおばがそのタイプだったと思う。今で言うと無印良品みたいなシンプル服装パンツスタイル好きな人で、メイク全然しないんだけど、眉毛とかはいつもきれいに整っているし、髪の毛もショートちゃんとセットしているし、肌もすごいきれいな人だよ。最近会えていないけどきれいな人という印象だもん。その癖笑顔がまあめちゃくちゃかわいくてギャップなんですなあ。

おばのろけ脱線してしまったけど、髪の毛ボサボサとかならともかくメイク就活必須みたいなの嫌だよね。この方はちゃん自分を貫かれて、今もそれでいけてるのですごくよかった。

ここで強要されて心がおれちゃう人、めっちゃいるんだろうなあと思った。私も就活メイクは上で言った通り武装メイクだったか普段とは全然違ってかわいいメイクしたいよおおってなったから、就活メイクについてはどんなメイクでも、していなくてもいいよとなってこの文化が薄れていって欲しいと思う。内定しかたか武装メイク作戦に切り替えたけど。

めちゃ余談

「ブスだから上方修正意味ない(意訳)」、「しなくても問題ない容姿からいらなかった」系のコメントがめちゃくちゃ意外だった。

なんか、かわいくいたいって感情と、メイクによって自分上方修正されているという感覚が一致しなかった。伝わるかな。

あくまで私の場合趣味みたいなもので、かわいくなりたい!ではなく「かわいいの最高値ですよ」なので、そこが感覚違うのかなと思った。ネイルがわかりやすいかな。ネイルしたところで自分の顔がかわいくなるわけではないけど、めちゃくちゃかわいい自分にはなれるじゃん!そういうことなんだよね。メイクしてて顔面偏差値上がったわ見たいな感覚は正直ない。武装メイクの時はスキルをかっ込むので顔面上方修正されるけど。



本編

メイクめちゃくちゃ大好きで、子どものころに子供向けメイクセット?みたいなのもらってからたぶんずっと好き。

おばあちゃんの家にあったうる星やつらで、塗った人同士の口をくっつける口紅ラムちゃんが作る回があったんだけど、そこだけ死ぬほど読み返したりしてた。

うる星やつら記憶に残ってるエピソードこれとラムちゃんツノを溶かすクリームみたいなの使って転校生の振りするみたいな回しかない。どんだけこういう系好きだったのかって感じ。

周りもそうで、母親はデパコス結構使ってたしクソでかスチーマー美顔器が家にあって、たまに使わしてくれたりとか。ちょっとしたお出かけにも眉毛かいたりしてた。

おばあちゃん毎日カーラーでかわいく前髪を巻いていて、口紅軽く塗ってて本当に絵本に出てくるみたいなふわふわたかわいいおばあちゃんなの。

もう一人のおばあちゃん脳梗塞かなんかの後遺症で早逝したしあんまり記憶にないんだけど、写真とか記憶の中だと赤くてかっこいいリップをいつもつけていて、片手でお化粧してるの見せてもらった記憶もある。

そんなんだから中学入るころにはメイベリンかなんかの色付きリップカバンポケットに忍ばせてて実際学校でも塗ってたような性格で、自然周りにもメイク大好きな子が多かった。

進学校(かしこいという意味ではなく、大学進学以外の選択肢がないという意味で)だったので、美容系の専門学校に行った友達こそいなかったけど、メイク上手な子とかファッションがいつも決まってる子は結構美大に行っていた。美大に行ったらメイクファッション進化していて、アイラインとかめっちゃ大胆な色とか構図で引いてた。かっこよすぎる。

うちの学校結構成績さえよければなにやってもいいよな感じで、そもそも生徒側も叱られるようなラインを間違える人はあんまりいないんだけど、結構自由やらせてもらっていた。

そんな感じなので、自然体育祭とか文化祭、クラス対抗では女子の装いがガチになる。

手作りカチューシャとか、こったヘアアレンジとか、メイクいつもより濃くするとか。

これは何もメイク好き・ファッション好きに限らなくて、「普段ノーメイク学校来るけどこの日はメイクちゃう」って子もいるし、「まったく経験ないけどやってみたい!教えて!!!」っていう子もいる。

私もそうなんだけど、うちの学校メイク好き・ファッション好きはやたらとお姉さん気質が多かったのか、後ろの黒板に「クラス対抗ヘアアレンジします! メイクは○○まで」みたいなのを書いておいて、興味はあるけどやったことないからどうしよう…という子が声をかけてくれたら事前に教えるのも、当日早く来て武装するのも手伝うのをやっていた。

なにもうちのクラスだけではなく、クラスとか学年違っても同じ感じでなので校風だったんだろうな。

あと仲いい子とそのために安いスポンジとか綿棒とかヘアゴムとかアメピンとか割り勘で買って準備するのも楽しかったし、やっぱり武装含めてイベントだったんだなと思う。

あんまりよくないけど、「うちのクラスのほうが髪かわいいよね~おソロだし~~」とか言っていた。気分はプロデューサーメイクアップアーティストスタイリストだった。

家に親のクレンジングがあるかわからない子には、ウェットティッシュみたいなタイプクレンジング百均ジップロックに詰めて押し付けていた。アフターフォローもばっちり。

こんな感じの雰囲気学校だったので、友達の中でメイクしない子がいてもドラストコスメ巡りに付き合ってくれたし、男でもメイクしてみたい!という子にやったり、男子改造計画みたいなのを夏休みにやったり、デートの服を何人もの人間で選びに行ったり、初めてのコスメ会に行くのに付き合ったりと、かなり装うということに関して土壌が豊かな環境で育った。

でもイオンもないような田舎からデパコス全然なくて、みんなセザンヌキャンメイクとKATEとメイベリンしか選択肢ないし、服もGUはないかUNIQLOハニーズで何とかするしかない。

遠出して電車に3、4時間揺られないと一般的な駅ビルがあるような都市にたどり着けない。そんな場所のわりにみんな楽しんでいたと思う。

余談だけど、うちら中学の時に高校の先輩方がイベント女装してるの見て、これもイベントにならんかなと思って生徒総会で男装女装コンテストネタ提案したらしっかり通ったことがある。3年生の時に実現したので1年分しか見れなかったけど、男装の方はガチレイヤーの人が優勝し、女装の方はうちのクラスの総プロデュース男子が優勝した。どんなもんだよ。

なので大学社会人になっても周りは変わらずファッションとかメイクとか好きな人ばっかだったし、なんならジェルネイルが追加された。金ドブですよあんなん。あんな爪がかわいくなるなら何万円でも払わせていただきます…。

でもこれたぶん私の周りにたまたまそういう人が類友で集まってただけで、クラスメイクしない子もいたはずだし、社会にはなおもっと興味ない人がいるはずなんだよね。

私は幼少期からこんななので、もう生まれ持った素質の民だと思うんだけど、友達の中には大学からメイク本格的に始めた子もいるし、職場にはメイク手抜きでいくって子もいるけど、みんな会うときはいつもお互いに「自分の中での最高値かわいい自分で!」というのが共通してるんだよね。

髪型も髪色もネイルも服もメイクも、そのすべてを使って、「好きな人に会うときは最高値かわいい自分でいたい」というのが我々のような人間の最たる欲求だと思う。私もすっぴん部屋着でスーパー行くし。

好きな人かわいい自分を見せたい欲求がない人もいるのかなとここ数日のXを見て思った。かわいい服買ったらかわいい顔と髪型合わせたいし、好きな人に会うのにかわいい自分を自慢しないわけにいかないと思わない人がいるんだなと。

働いててメイクめんどくさいな~と思う体調の日もあるけど、メイク好きな私でさえめんどくさい日があるんだからメイク興味ない人はいわんやだよね。私もオンラインゲーム毎日強制されたら死んでしまうと思うし。

すごい紆余曲折したけど、私からしたら「かわいくいたい」がたぶん人生で一番でかくて、そりゃ好きな人かわいいと思われたらなお幸せなんだけど、一番大事なのは自分自分かわいいと思えていること」なんだよね。

からメイクしない人?興味ない人?の感覚がうまくわからない。人生で一度も「かわいい自分でいたい」と思う瞬間がなかったということだと思うから、たぶんその人はその人で「自分がこうだったら最高!!!」と思う指標があるんだろうなと思った。これは私の中ではある種の「エウレカ!」だった。

これが…多様性……となった。

多様性ってこんなレベルでいいよね。魚好きと肉好きがお互い存在してもいいように。私は今まで魚は生が一番おいしいと思ってたけど、世界には生魚食べるの生理的に無理な文化の人も嗜好の人もいるもんな。

からさ、そういう「メイクガチで興味ない」っていう人がどうしてもメイクしなきゃいけないときにさ、スターターパック用意してあげるのもいいけどさ、私みたいな装いキチ(見方を変えればルッキズム)の人が横でバカみたいにメイクかに金使って幸せそうにしてるのを見てもらってさ、こいつらがこんなに熱中してんだからいっちょ私も楽しむ気持ちでやったろうかなとか思ってくれたらうれしいなって。

どうせやらなきゃいけないなら楽しいほうがいいよ。勉強仕事メイクも。

から今日からも私はストーリーでキチっぷりをひけらかすのを辞めないと決めたよ。フォロワー各位覚悟してね。

あとごめんメイク興味ない人の心情を勝手に書いたけど、全然違うって人もいると思うからそれはごめんね!!!

タイトル通り教えてくれると嬉しいけど、それは私の知的好奇心が満たされたくて呻いてるだけなので、優しさとかではないので…。

2024-01-26

anond:20240126090736

ラヴィットは確かに芸人素人文化祭みたいな番組

何とか爪痕残そうと画角外の芸人が大声で同じツッコミを何度もシャウトしてるのとか共感性羞恥がひどい

でもラヴィットはその毒にも薬にもならないところが案外好き

コメンテーターしたり顔で偏った自説を開陳してるワイドショーよりは100倍マシなのよ

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