「タブー」を含む日記 RSS

はてなキーワード: タブーとは

2024-06-16

anond:20240616232440

部分的にでも美化と言えれば植民地主義美化コンテンツと言えるの!」ってコト?

その部分と無関係描写やその部分と衝突・矛盾する描写があっても?

逆に無関係描写があったら問題のあるコンテンツにならないとお前は思ってるのか?

たとえば、ナチスジェノサイドを美化したシーンがあって、それとは無関係描写も混ざっているコンテンツがあるとしたら、それは問題になりうるだろ

無関係描写問題点を打ち消すことはないからな

 

衝突・矛盾する描写については程度による

だが、お前が言ってるように「ここは美化になってない」というだけなら、俺が指摘した部分の美化を打ち消すほどの効果はないだろうよ

俺の指摘が根本的に成立しないような矛盾がないから、お前には「美化になってないところもある」という論拠だけで強引に突破しようとする以外に打ち手がないわけだ

 

全体について説明するのが無理になったから「コロンブスが何かモノをを教えてる一点で植民地美化コンテンツ!」に切り変えたわけね

おいおい、自分で持ち出したピアノのシーンすら正当化できてないくせに何言ってんだ?

自分からピンポイント論点を持ち出しておいてクリアできてない状況で、なんで全体や他の部分について説明要求できると思ってる?

 

朝鮮侵略した秀吉が快活な肯定的描写で扱われてんだからどう考えても侵略主義コンテンツだろ

秀吉朝鮮侵略を想起させるような内容が肯定的描写で扱われてたら同じように問題だろうよ

コロンブスタブーからアウトなの!」はお前が勝手に書いてるだけで俺の意見じゃないぞ?

相手の主張を取り違えてから低知能と煽ってるようでは恥の上塗りだな

anond:20240616230733

部分的にでも美化と言えれば植民地主義美化コンテンツと言えるの!」ってコト?

その部分と無関係描写やその部分と衝突・矛盾する描写があっても?

  

そっかー

全体について説明するのが無理になったから「コロンブスが何かモノをを教えてる一点で植民地美化コンテンツ!」に切り変えたわけね

君か最初からそんな判断基準だったなら猿がどうとか触れる必要すらなかったはずで、旗色悪いからまた戦線を後退したのは明白だよねw

 

そんなガバガバ基準でいいならもうアコムモビットCMだって侵略美化じゃない?朝鮮侵略した秀吉が快活な肯定的描写で扱われてんだからどう考えても侵略主義コンテンツだろ

  

よーするに統合失調連想ゲームみたいなとこまでルール閾値を下げたいわけだよね、そうじゃないと自分の主張が維持できないのとわかっちゃったたから。

   

どう考えても「コロンブスタブーからアウトなの!」とトートロジー決めてそれ以上踏み込まない他の人達の方が君よりは賢いよね

  

他の人達は賢い低知能

君は要領の悪い低知能

 

もしくは、前者は心のどこかで自分の知能が低いの自覚してる

自覚してなかった君はまだ若い人なのかもね

これからの知能低い人の長い人生を頑張ってほしいと思う

anond:20240616225319

アメリカタブーに従え!っていうのが植民地主義じゃなくてなんなんだろうな

コロンブスブラックフェイスもどんどんバラエティで扱うべき

anond:20240616223524

猿が快適そうな文明的な暮らしをしててコロンブスがそこに押し掛けて居候してることについての説明を徹底的に避けてるよね

植民地主義を美化するには猿はもっと悲惨暮らしをさせてりゃいいんじゃないかなあ?

そして猿の家に居候しながら人力車をこがせてるの見たら我々は「なんだこいつ図々しいオカマだな」と思うよね?  

 

コロンブス全然かっこよくもないしよい取引をしてるようにも見えず猿に甘えまくっている

これが植民地美化になるのはナーゼ~?w

   

引っ込みつかないんだろうけど内容に踏み込んだのが最悪の失策だったよね

いまからでも話をそらして「コロンブスタブーからアウト!」に逃げ戻っていいよ?

みんなそうしてるのになんで君だけ苦難の道歩んでるの?

anond:20240616193940

lady_jokerは別の視点で書いてるようだけど、最大公約数的に言えば「過去蛮行の美化につながる」だろ

そういうのを全部「コロンブスタブー」みたいな雑な構図に落とし込んで理解してた気になってたら何も分からんままなのは当然

anond:20240616171253

そもそも表現の自由戦士」という言葉自体自称ではなく蔑称実態と離れてるからややこしいんだけど

いわゆる表現の自由戦士と呼ばれる人たちの多くは、「問題だと思うなら法規制」と言い出す

元増田はそういう話はしようとせず、あくまで「Mrs.GreenAppleの表現は何ら問題ないのだ」という完全勝利方向で戦おうとしてる

いや実際何の問題もないやん...

ポルノなら「あんま小さい子供に見せるのはヤベエ」ぐらいの論点はあるけど

このバンドミュージックビデオは本当に何が問題なのか全然からない

で「何が問題なの?」って聞く奴が現れても「そういう質問をすること自体逆張り」とか「コロンブスタブー」って言うだけじゃん

アメリカタブーから何なのかっていうところが分からないんだけど・・・ 

別にふだんアメリカ崇拝してるサイトでもないよね匿名ダイアリーって

これはむしろジャーニー問題BL規制に関して問題視されたとき女性ファンに多い立ち回り

いやいやいや、ジャニーズホモレイプしてたんだからそりゃ問題でしょ

BLホモポルノなんだからやっぱり子供も見る一般向けと棚を分けるぐらいのことは必要でしょ

けどこのミュージックビデオアーティストレイプポルノもしてないじゃん

 

それで君もこのミュージックビデオとミセス(なげーよ)がどう問題なのかの回答は逃げるんでしょ?

そこしか聞かれてないのに延々逃げて相手精神分析してもさ

anond:20240615211557

秀吉に関しては江戸時代そもそもタブーだし、朝鮮出兵肯定的評価してるのが主流の時代なんてないと思うがな~

どちらかと言うと鳥取城の渇え殺しとかの批判が増えてるのが評価をおとしてる原因だと思うけど

そもそも海外含め、完璧高潔人間など存在しないから、偉人だと思われて資料を掘られると大体まずいものが出てくるってそれだけじゃないかって気もするが

lady-joker選手への回答 

増田へのお返事(Mrs.GreenAppleの『コロンブス』について)

https://lady-joker.hatenadiary.jp/entry/2024/06/16/011301

まずlady-jokerさんが逃げずに応答したことに敬意を表したい。

これだけではてな民の中の最良の人であって、

人格的にも能力的にもはてブ民の代表選手と見なしてよいと思う。

たこれ以前から人格的にはてなの中では抜きん出た人だと感じている。 

 

 

そのうえで思索自体は低レベルで呆れてしまった。

  

印象としては  

はてな民平均  人格5  知性2

lady-jokerさん  人格8   知性4

及第点は7と言う感じ。

  

  

1-1.lady-jokerさんの読書の成果について

>「考えるべき」ってのは具体的に何についてどんな思考をすることなの?

結論としてどんなアウトプットを得るの?

上記に記した「非人間化」のプロセスが我々の内面存在していることを知り、その危険性を認識することであろう。

このような思考を積み重ねることで、己の内面において非人間化が発生した場合にはそれを検知し自省する、

他者において発生した場合には、その思考を思いとどまらせるために働きかけるなど、行動面においても変化が起きれば尚良いだろう。

虐殺歴史の本から我々人類内面のおぞましきプロセスを学んだことで、

己の内面にそれが現れた時は検知して自制し、

他者に現れた時はそれを制して変化を促す行動を起こせる。」

とのこと。

 

パッとみ大変立派な感じだが

残念ながらそのような思考の積み重ねで人間の頭や人格が良くなることはない。

(これは後で具体例とともに説明する)

   

まず我々自身の心の悪い動きはそんな本をいくら読んでも検知できるようにはならない。

心の動きは全く別の観察の実践しか検知できないため。

  

行動面の良い変化についても期待できない。

現にあなたはその本で得た知見や義憤

「「コロンブスコスプレMVをしたミュージシャン」というそ問題とかけ離れた対象にぶつけている。

 

どう考えてもあのミュージシャン内面あなたの言うようなおぞましいプロセスは生じてねーだろ。

あれを見る視聴者にしても同様。

  

      

1-2.lady-jokerさんの実装クオリティ 

あなたはい歴史上の虐殺について頑張って抽象化してみせたのに

その抽象化を目の前の現実に当てはめる努力か才能が全く足りてないために

あなた批判攻撃したのは虐殺者と似ている表象だった。

これでは今示してみせた抽象化甲斐微塵もない。

 

人類普遍の良くない心の動きがあると本を読んでわかった!恐ろしい!我々に出来る抵抗と警戒は?

「同じような帽子かぶってる奴」「同じような衣装をまとってる奴」「同じ名前の奴」をキャンセルする!

これはアホと言わず何と言えばよいのか。

  

大変立派な読書遍歴を提示し、

その内容について頑張ったであろう抽象化を並べて、  

そのアウトプットがこれなんだから、残念ながらあなた読書にかけた期待は間違いだ。

読書人間の頭を良くしない。

   

実例証拠あなたあなたである。 

 

   

2-1,lady_jokerさん「それはウイグル話法である

>それはまずアメリカに言えよ。コスプレコロンブスなんかより。

これはいわゆる「ウイグル話法」という詭弁テクニックであり、特に反論をする必要性を感じない。

全く違う。

  

ウイグル話法と言うのは簡潔に

・ 「日本左派中韓への批判は避ける」という前提(偏見?)に立ち

・ 日本左派がどこかの虐殺批判したら「でもあなた方は中国によるウイグル虐殺スルーですよね?」と言って当て擦りをしよう

という日本の反左派話法のこと。

    

一方いまlady-jokerさんへ向けられている批判

「なんでアメリカ大陸入植者のおぞましい歴史への憎悪批判気持ち日本コスプレMVに向けてるのですか?」

「どうしてもその憎悪現代の人を裁きたいなら、アメリカの人や国土の方がまだそれにふさわしいのではないですか?」

「ていうかあのバンドネイティブアメリカンにどんな虐殺収奪をしたっつーの?」

というツッコミ

 

 

見てわかるように、

lady_jokerさんは「ウイグル話法」と言う概念仕入れもの

その咀嚼抽象化に失敗したため自分で使える道具になっておらず、

「「~なら先にこちらを批判しろ」のような末端の表象だけで話法を判別・検出している。

 

lady_jokerさんの知的レベル認知クオリティについての重要な手がかりだと思う。

(繰り返しになるが、この人ははてな民平均よりはだいぶ頭がいい。)

  

 

2-2.lady-jokerさんの認知クオリティ 

コンキスタドール歴史批判的な検討を加えることは結構だ。 

しかしその本で学んだことを目の前の現実適用したいとなったとき

虐殺歴史のお勉強をして義憤によって現代の誰かを殴りたくなったとき

その本来コンキスタドールのものだったはずの憎悪非難が向かうべき先としてより適切なのはどちらか?

   

1.「コロンブス名前表象を使ったコスプレMV

2.「実際に虐殺収奪の上に成り立つアメリカという国」

  

順番なら2であって、

1はそもそもそれをぶつけられること自体が不当ですよね、

と言っている。

 

別に反米しようぜとかさあ2を殴ろうとか言ってるんではなくて、

「2すら殴ってないのに1を殴るあなたはなんかおかしくないですか、再検討をお願いします」と言っている。

 

強いて1まで殴ることを正当化する立場があるとすれば、

日頃から2を殴りまくってる人が1すら許さんぞと襲い掛かっていくなら

やべー奴な気はするけど一貫した美しい狂人だと思う。 

しかし2すら攻撃してないのに1だけ攻撃する人間と言うのは

それはせいぜい思考の混乱しきった愚図か、殴りやすものだけを狙う卑怯ではないですか?

  

こんなツッコミ虐殺虐殺をぶつけて相殺を狙うようなwhataboutismではないですよね。

「「あんたがたは頭悪いか卑怯もんかどっちかではないですか?」と指摘しているだけ。

これは良くも悪くも(多分悪い方向に)ウイグル話法と一ミリ関係ない。 

  

  

3.lady-jokerさん「私は以前からコンキスタドール批判している!」

また私は過去ブコメにおいて、繰り返し非人間化のプロセスを取り上げ、その文脈コンキスタドールの入植についても言及している。

「まずアメリカに言え」とまで言うのなら、「まず私が書いたものを読め」という話になろう。以下は例示。

これはある意味で一番ひどい。

同じ0点でも上2問とは深刻度合いが違う。

   

増田の話

過去の「おぞましい歴史」「暗部」に関連付けて現代の誰かを殴る行動は何の意味があるのか」

「どうしても殴りたいなら一番の関係者はアメ公であろう、コスプレMVなんかに八つ当たりしてんじゃあないよ」

   

lady-jokerさんの弁明

「私はコンキスタドール歴史について何度も批判している!」

 

本当に真剣にやってる誤読なのか故意詭弁の遁辞なのかちょっと悩むが

lady-joker人格を信頼して誤読だと思おう。

これ国語の点数いくつだよ。

  

  

4.アホな人達脳内で起きてること

はてな民の中では頭がいい方であるlady-jokerさんですら

抽象化とか認知と言う能力について相当ヤベーという事を見てきた。

世間的には十分知的な方の人であって問題意識もって本を読んでる人だ。それでこれ。

  

あなた達は何か問題有ると感じても、適切な抽象化が出来ない。

かにまとめてもらったテキストから抽象化してなお現実への適用に失敗する。

何かの「悪」概念を憎んで闘争しようと思っても、実装としては無関係人間リンチに掛けるぐらいしかできない。

 

要するにあなた方は表象に反応することしかできない。

これはあなた方の人格が悪いからでもなく、不真面目だからでもなく、能力的な限界なんだと思う。

 

MVを声高に批判した人達に「どこが問題なの?」と聞いても答えが返ってこない。

具体的な説明からも、MVの内容の批評からもひたすら逃走する。

 

代わりに言い返せることは

コロンブス自体タブーから」「バッファローの骨はシンボルから」「常識から

アメリカでそう決まったから」「不勉強」「「そんなことに疑問を持つなんてこれだから〇〇は」

ちょっとしつこく聞いてるとどんどん差別的悪罵になっていく。)

  

これらが村の迷信深い古老の警句酷似しているのは、脳の同じ部分を使ってるからだと思う。

我々人類はジッサイ抽象化が苦手なので、

ガバガバフィードバック表象吉兆凶兆として祝ったりリンチしたりすることしかできない。

  

  

5.コンキスタドールは”未開人”の何にむかついていたか

コンキスタドール侵略征服宗教重要役割を果たしたこと

本を読むことだけは得意な人なら大体知っていると思う。

 

彼等はみんな今よりずっと信心深いキリスト教徒であって、

その目にはたとえば異教のアイコンなんかはさぞ忌まわしく禍々しく映っただろう。

 

ネイティブインディアントーテムなんか見た時彼等がどんな感情に襲われたか

「なんでそんなものを拝んでいるのか」

「あからさまに禍々しいのにからないふりをしやがって」

常識として何が正しいかわかってるはずなのにトーテムと縁を切ろうとしない」

「あまり不謹慎これは明白に我々への挑発

不勉強な背教者ども」 「不道徳逆張り野郎ども」

「「これはまともな人間ではない!厳しい対処やむなし!

   

内容の説明も出来ないトンチキMVを抹殺して疑問の無い人間

自分達のガバガバ表象処理に無警戒で自省のない者、

自分達の"常識感覚"に疑義を呈されると不快でたまらなくなってしまう者、

こいつらどう見てもコンキスタドールと同じ脳波を出してるだろ。

 

己の内面において非人間化が発生した場合にはそれを検知し自省する、

な?出来てないだろ?

笑っちゃうんすよね。

  

 

まとめ

以上から

あなた方は論客ごっこをしなくてよろしいと思う。そんな能力はないから。

あなた方の直観ガバガバモラルなど社会に何の良い影響ももたらさないから。

それはあなた方の人格姿勢が悪いんじゃなくて単に能力問題から別に恥ずべきことでもない。

 

そういう出来もしない大それたことよりも、

毎日コツコツ怠けず自分の勤めを果たす、周囲の人の役に立つ、

そういうことがあなた方を社会に参加させるしあなた方を善良な人にすると思うよ。

そういう人を尊敬する。

2024-06-14

本当にしてよかったセックス

学生時代のこと

入学当初、地方から出てきた俺は期待や緊張やらで毎日がなんとも言えないそわそわした気分だった。

ある日学生課で手続きことなどを色々聞いていたら、後ろから声をかけられた。

「あ、~学部ですか?私もです」

淡い茶色ふわふわしたパーマが特徴的な、明るそうな女の子だった。

それをきっかけにして入学当初はその子(以下M)と一緒になることが多かった。

徐々にそれぞれ別の友達も出来ていったが、共通友達同士でのグループ付き合いもあり、よく一緒に遊んだりしていた。

そしていつの間にかMは俺の友達の一人と付き合うことになった。正直Mは俺の事を内心気になってるんじゃないか勝手に思いこんでたので少し驚いた。

でも自分から積極的にモーションをかけるようにも見えなかったし、押しに弱そうだったので流れで付き合うことにしたのかなと思ったりした。

俺は俺でMのことはなんとなく気になってはいたけど、これといったきっかけもないまま友達関係になってしまったので、

結局告白してきた他の子と付き合うことになった。

学生時代の変化は大きいもので、1年もすれば遊び方なども互いにだんだん変わってきて、一緒になることは減っていった。

Mは実家から通っていたし真面目タイプだったが、俺は少しずつ悪い遊びなども覚えていって大学サボる事も増えていった。

それでもたまに、なにかのタイミングで二人だけになることがあった。

人が少なくなった夕方過ぎの食堂や、同じ科のたまり場になっていたソファを置いた棟の踊り場なんかでばったり会ったりすると「おう」なんて言って

そういう時はいつも周りの友達といた時の空気と違って、

最近どうなの?そちらは」なんて昔なじみのようなしっとりとした会話になった。

俺は大学にいる間、何人かの女の子と付き合った。

それらについてMとは深い話はしなかったけど、「なんか面食いだよね~」とかからかうような事は言われたりした。

Mは俺の友達と付き合っていたのでそのどちらからも話を聞くことはあった。

俺の友達は少し強引なタイプで、Mを振り回してるなと感じる事も多かった。

たまに心配になって聞くと、まあ腹立つけど、そういう振り回されるの嫌いじゃないのかもと言って顔を赤くしてた。

俺は特に嫉妬心もなかったし、へーそうなんだなあくらいにしか思ってなかった。

大学生活が終わりを迎えようとするころには俺もMも付き合ってた相手とは既に別れてしばらく経っていた。

恋愛より就職の事で忙しかったし、他の友だちも含めてみんなで集まるということもその頃にはずいぶん減ってしまっていた。

大学は少し田舎にあったので、東京就職する予定だった俺はアパートを引き払う必要があった。

先に東京に住んでいた兄弟の家にしばらく居候させてもらうことになって、必要もの友達に手伝ってもらって運んだりしていた。

俺の借りていたアパート大学にかなり近かったこともあって、在学中はちょっとしたたまり場のようにもなっていた。

卒業間際には在学中よく遊びに来ていた友達が入れ代わり立ち代わり、懐かしむように俺の部屋に遊びにきた。

ある日、大方荷物も運び終えてほとんど空っぽになったその部屋にMがやってきた。

「なんかさー~ちゃんに聞いたらみんな〇〇くんの家に遊びに行ってるって聞いてー じゃあ私も行ってみようかなーって」

Mも以前は時々遊びに来ることがあったのだ。

久しぶりにゆっくり二人で話せたこともあって、昔話は尽きることがなくて昼に来たのにあっという間に夕方になっていた。

色んな笑い話、共通友達が心を壊して大学を辞めた時のこと、一緒にしたバイト先のこと、重い話もあったけどとにかくたくさん話した。

Mとはそんなに遊ぶこともなくなっていたのに、こんなに共有していたことがあったんだなって改めて驚いたりもした。

・・・なんかさ、入学たころ覚えてる?」

さすがにそろそろ話題も尽きたかなというころ、急に思い出したかのようにMがそう言った。

色んな話はしていたけど、出会った入学当初の事だけはいつの間にか二人の間で絶対に話に出ることはなくなっていた。

まるでタブーみたいに、なかった事かのようになっていたのだ。

からその頃の話題が出てドキっとした。

「覚えてるよ学生課が最初じゃない?」

「そうそう!ね!」

そこまで言ってMはしばらく黙ってしまった。

「あの頃パーマだったよね、ふわふわした感じの」と言ったら

「あーそうだ、恥ずかしいわーw」

と言って顔を赤くしてまた黙ってしまった。

沈黙がしばらく続いてなにか違う話題を切り出そうとした時に

あのころさー 私さーけっこうあれ、、◯◯くんの事けっこう好きだったんだよね~アハハ」

Mがそう言って顔を真赤にしたまま大きく笑った。

内心やっぱそうだったのかと思いながらも「え、えー、そうなの?」と白々しく俺は驚いてみせて「でもいつくらいから?」と聞いた。

「いやーわかんない、好きなのかもなーって感じ?ふはは」

「そっかあ、、でも俺もけっこう気になってたよ」

「えーー嘘だあ、だって全然私〇〇くんのタイプじゃないじゃん!」

「いやほんと、かわいいし」

そんな会話を一通りして、学生生活忘れ物のような答え合わせを二人で終えた。

ベッドはもう運んだ後だったけど寝るためにマットレスや布団はまだ残っていた。

そこに座って話していたか距離は近かった。

特になんのきっかけもなくごく自然彼女キスをしてしまった。

そのまま二人でセックスをした。

ゴムをつけてるときに「フフ」と笑った彼女が急に大人びて見えた。

してる最中はなんとも不思議な気分だった。

感動はないしすごくドキドキするというのもないけど。

とにかく心地よかった。

事が終わって二人で横になって手をつないだ。

しばらく顔を見つめ合ってどちらともなく笑いだしたらその後発作のように笑いが止まらなくなった。

そうやって二人で爆笑しながら、ああこれは生涯忘れないセックスかもしれないと思った。

2024-06-13

半年経ったので発達障害当事者デスマフィンについて語る

私は発達障害当事者だ。

大学院卒業後、クローズ就労正社員として働いている。

医師以上に当事者としてリアル知識があるため、同じ発達障害者はかなりの精度で見抜くことができる。

マフィンの件で問題になっている人は、私と同類、つまり発達障害だと推測する。

発達障害者は客観的視点が弱いため、あのような身なりをしないし、チラシの書き方も明らかにソレだ。

本人のためにも一刻も早く医療機関に繋がることを促したい。

しかし、「障害の話はタブー」「障害者扱いするのは良くない」などの的外れお気持ちリプライツイッターで飛んでくることがある。

そういったリプライには丁寧に障害のことを説明しているが、私はIQが平均より非常に高いため、伝える言葉がつい難しくなってしまい、相手に伝わらないことが多い。

私自身が一番障害特性理解し、知識も持っているのに、何も知らない定型発達の健常者は理解できないようだ。

障害タブー視することは障害者に失礼だし、早く障害に気づくことは今後の人生に良い影響を与える。

障害については本人が不自由に感じていなくとも、周りに害を与えてしまうことがあり、その結果刑務所に行くことが多くある。

とにかくツイッターには日本語が読めないやつが多すぎる。

特にクソリプ送ってくるやつ、私は自傷衝動自殺願望があるので、自分が送った文章で人が死なないか自分が訴えられないか、よく考えてから発言してほしい。

2024-06-12

少女小説、もしくは「女性向けラノベ」とラノベ関係

言いたいこと:少女小説ラノベに含めても無視してもボコボコに叩かれる」という難しい状況がある。

女性けが省かれるラノベ150選

いま、ライトノベルオールタイムベストを選出する作業が進められている。

ラノベ社会に認められるためには、売り上げだけが唯一の評価である現状では差し障りがある。文化としての成熟には体系化と批評存在必須であり、その一歩としてたいへん意義のある活動と言えるだろう。

その暫定的な成果であるラノベ150選が先日公開された。

あくまで叩き台であり、作品数的にもより拡張した形を目指していくようだが、現時点でも各年代に目の行き届いた、ラノベ歴史の流れを俯瞰できる内容となっている。

ただ、この手の企画はどのような基準で選んだとしても、あれがないこれがないという不満はどこかから出てしまものだ。ラノベ150選も例外ではない。

その中で今回特に目についたのが、「女性向け作品がない」という声だ。

これに対する企画者の返答は、女性向け作品については単独ガイドブック等が先行して存在しているから、というものだった。

合理的判断だと思うのだが、これでも納得していない人は多い。少女向けをないがにしろにするのか?と憤慨し、容赦なくボッコボコである

増田は、ライトノベル少女小説(もしくは「女性向けライトノベル」)の歴史のものについてはともかく、ライトノベル少女小説との関係性についてはちょっとした知識がある。

今のままでは企画者氏があまり不憫なので、これについて簡単解説しておこうと思う。

「ソノラマ・コバルト系」から始まったライトノベル

用語としての「ライトノベル」が誕生したのは、1990年

ニフティサーブSFファンタジーフォーラム内で増えてきたある種の若者向け小説話題を別会議室独立させるにあたって、管理人神北恵太氏が命名したものである……

といった事実は、ラノベ史ではすでに常識と言っていい情報だ。

もちろん名前はそうでも、ジャンルとしてのラノベ自体が90年に突然生まれたわけではない。起源をいつとするかは諸説あるものの、ラノベ作品はそれ以前から存在していた(存在命名の順であってその逆ではない)

そのようなラノベ小説群は「ライトノベル」が定着する以前には、個人コミュニティごとにさまざまな呼ばれ方をしていた。そのうちの一つに、ジャンル代表的レーベルから取った「ソノラマ・コバルト系」というものもあった。

言うまでもなく、コバルト文庫少女小説代名詞というべきレーベルである。つまり命名の時点では「ライトノベル」は少女小説(の少なくとも一部)を当然に含むような形で規定されていたということだ。

(ここでの「少女小説」とは当時のコバルト文庫ティーンズハート文庫などのことであり、たとえば吉屋信子や創刊直後のコバルトシリーズなどは当然ながら想定していない)

以後、他メディア化の機会などの関係男性向け作品の方が存在感はあったものの、ライトノベル(的なもの)は女性向けを含めたひと塊のカテゴリとして扱われていく。

2000年代に入り、語としての「ライトノベル」が一般に定着して以降も、この認識はそれほど変わっていなかったはずだ。

少女小説ライトノベルではない

この状況に大きな変化をもたらす出来事が、2010年代前半に起こった。

まずは2013年とある文学研究者ツイッターでこのような発言をしている。

少女小説ラノベそれぞれのジャンルについての価値判断を含んでいるとまでは言わないが、これが少女小説の側に立った発言であることはまず間違いないだろう。

少女小説ライトノベルではない。

それまでの一般的なラノベ定義史観を覆す、非常に大胆な主張である

ただ、一部のラノベ読者が過敏に反応はしたものの、この時点ではアカデミシャンとはいえあくまでいち個人の主張に過ぎなかった。

それが正式な形で世に出たのは、2014年のことになる。著書としての刊行である

この本で研究者氏は丹念に事実を積み重ねた論証により、まさに「少女小説歴史的にライトノベルではない」ことを証明してしまったのだ。

詳細は省くが、

少女小説戦前から少女文化独自伝統を直接的に受け継ぐ文学ジャンルライトノベル戦後マンガ文化等の影響から新たに生まれた新興の娯楽であり、その出自からして全く異なる別物である

ということだ。

この、市井オタクではとうてい太刀打ちできない完璧な形の少女小説ラノベ論の出現により、少女小説ラノベ派の多くは白旗を上げて沈黙することとなる。逆に、少女小説ラノベの枠内で扱われることに不満を感じていた少女小説業界関係者・読者は、我が意を得たりと快哉を叫んだ。

日本文学研究者による恐らく初めての本格的なラノベ論ということもあり、この本はもともとラノベ少女小説に興味のあった人間にとどまらず、幅広い層の人々に読まれていった。今やラノベ関連の研究ではほぼ必ず参照される一冊となっており、アマチュアでもラノベ定義歴史を語るなら必読と言っていいだろう。

これによりパラダイムが決定的に転換し、少女小説ラノベに含めるような人間は、もはやそれだけで時代遅れな「分かってないやつ」の烙印を押されるまでになったのだ。

フェミニズム的な意識の高まりにより、女性文化少女小説)の功績を男性側(ラノベ)が都合よく収奪してきた、という構図に気まずさを強く覚えるようになったのも、この傾向を後押しした)

この空気の変化は以前/以後と呼んでいいほどに劇的なものであり、刊行から10年経った2024年現在にいたっても、更新される気配は特にない。

少女小説ラノベでなくても

お分かりだろうか。

まり少女小説は「ライトノベル」ではない、というのは、もともと少女小説サイドが言い出した主張なのだ

現在では、ラノベ定義歴史との関連で(特に男性の論者が)少女小説に触れる際には細心の注意が要求されるし、実質的にはほぼタブーに近い。

企画者氏がラノベ150選から女性向けを除外したのも、世間のその暗黙の風潮におとなしく従ったという側面がやはりあるのではないだろうか。

加えて企画者氏の場合は、かつて不用意にレジェンド少女小説作家を「ライトノベル作家」と呼んで、少女小説から激しい批判に晒された当事者でもある。そのため今度は、なおさら慎重に配慮したつもりだったのだろう。本人としては。

結論として今回の件は、気遣いがすれ違ってしまった悲しい事例ということになる。

少女小説読者といっても一枚岩ではないし、自分はそんな配慮ぜんぜん嬉しくない。多数派がどれだけ否定していても自分少女小説ラノベに含めるべきだと言い続けるぞ。という人もいるだろう。その気持ちもよく分かる。

分かるが、少女小説ラノベに含めても無視しても必ずどちらかからボコボコに叩かれることになる、板挟みの苦しい立場のことも少し考えてみてはもらえないだろうか。

オールタイムベスト企画者氏は現在文化としてのラノベ保全のため「ライトノベル図書館」の設立計画を進めており、クールジャパン予算を獲得すべく自民党国会議員に働きかけている。ラノベオールタイムベストはその陳情材料にもなる予定らしい。

こうした活動文化的な意義を踏まえた上で、できれば多少の意見の相違は呑み込み、振り上げた拳をどうかそっと下ろしてはくれまいか……

という、無関係第三者増田からのお願いでした。

レスゾーン

長え! 一番言いたいことを最初に置いとけよ。

追加しときました。

核心部分が何で匿名やねん

はてな規約関係っすね

ラノベルーツの1つは少女小説である」と「少女小説ラノベである」は意味全然違うと思うが(後者を主張してる人いる?)

ラノベオールタイムベスト”に、ある少女小説を推すとした場合、(少女小説全体やレーベル全体ではなく)少なくともその作品は「ラノベ」で(も)あることが自動的に前提となるのでは。

逆に言うと、ラノベではないがラノベオールタイムベストに入れろ、は通らない。

逆になんでそんなに熱心に漫画しろラノベしろ女性向けのもの排除したがるのがわからんモチベが怖い。

排除ではなく、少女小説の側がラノベに括られることを拒否した運動があった、という話です。

クール・ジャパンから公金を引っ張るために少女レーベル未分化期を無視するのは仕方ないキリッ されて、納得は出来ないですけど………

リストから少女向けを除外した理由(と思われるもの)と、批判トーンをなるべく抑えてほしい理由は、別々に書いたつもりです。

wikipediaより「1990年初めにパソコン通信ニフティサーブの「SFファンタジーフォーラム」において〜「ソノラマ・コバルト」などのレーベルから出版物に「ライトノベル」と名付けたことが始まりコバルト入ってるやん

はい

その話を本文に書いています

その、とある文学研究者って誰だよ。名前を出してくれないと分からないよ。2013年の事なら記憶にありそうなものだが思い当たる人がいない。

ツイートの件はともかく、著書の話を見ても心当たりがないなら、たぶんそもそも知らないんじゃないかな……

そんな知らん研究者お気持ちなんか知らんがな その研究者とやらが何言おうが150選選んだのはその企画者だろう

その「知らん研究者お気持ち」が定説化して力を持ってしまっているという現実があるのです。

 「女の扱いがわからいから透明にしておきました!」

たとえとして適切か分かりませんが。

ナンパ不快に感じるA子さんと、女をナンパしない男は無礼だと信じるB子さんがいるとします。二人のナンパに対する意識は、事前に外から判断できないものします。

この場合男性が取るべき行動は、ナンパをするではなく、ナンパをしないになるのではないでしょうか。

後者消極的不作為に過ぎませんが、ナンパ行為はA子さんにとって積極的な「加害」となるからです。

2024-06-11

婚活苦戦する属性ランキング男性編)

第1位 ハゲ

圧倒的ハゲ

なんか触れるのタブーっぽくなってる気がするけどハゲが一番避けられてると思う

チビより不細工より低収入より圧倒的に受けが悪い

激務高ストレス仕事のせいか周りに何人か若ハゲいるんだけど全員婚活失敗して独身

こいつらより人格的に問題あるやつは普通に結婚してるんで可哀想

あとハゲに「何が原因で上手く行かないかからない」って言われてもハゲからじゃない?とは言えなくて困る

2位以下は適当に埋めてください

2024-06-10

ブルマー増田まとめ、その6【終】

熱量が薄れて文章が短くなり、対象へのリスペクトが失われて興味本位の乱文になり始めている。かつてのように事実関係をきちんと確かめず、表層的な調査や単なる和訳で終わっている。

短文では、読者の知的好奇心も満たせまい。

そろそろ潮時だろう。

ブルマーについての調査をこのあたりで一度終わりにしたい。


投稿記事ブクマ
2024/2/12オランダブルマー短信、それからコーフボール5
2024/3/11北欧ブルマー考、それからへそ出しブルマー、ブラトップブルマー (1)1
2024/6/10ウクライナ、イスラエルなどのブルマー、オーストラリアのタブー0
2024/6/10ルーマニアのブルマー続報0
2024/6/10ズボンを下ろしてパンツ見せて腰を振る動画と超ハイレグなエアロビ67



過去のまとめはこちら。

バズる増田の書き方と、ブルマー増田のまとめ

ブルマー増田のまとめその2、noteでやらない理由

ブルマー増田まとめ、その3

ブルマー増田まとめ、その4

ブルマー増田まとめ、その5。それから少しだけ返信。

ネットの浅瀬ではこれくらいが限界だ。ネットアップロードされていない郷土史的な情報は、書籍に当たらなければならない。当たり前だが情報はタダじゃないのだ。汗を流して足を運ばねば、肝心のところはわからない。

得られたのは、論文ではほんの一行で済むような事実実証するのにも、膨大な労力が費やされている実感だ。以前はライターになるのはどれくらい大変かを実感したと書いたが、こういう実感は、泥臭い調査をする真っ当な情報発信者に対する敬意を持つことにつながる。

はっきり言って、ブルマー学校採用されていた地域年代を正確に理解することは、一個人能力を超えている。reddit質問スレを立てることも考えたが、調査対象地域年代が膨大になると気づき、諦めた。学校採用されていた地域の大まかな分布は、イングランドから北欧中欧東欧を含む共産圏それから日本とごく一部の東アジア地域、及びイスラエル、というのが当面の結論だ。イスラエルヨーロッパにも分類しているウィキペディアを見ると納得できそうだ。だが、例えばイングランドのすぐそばアイルランドではブルマかどうだったかさえ分からない(追記ブクマカによれば、イスラム圏では体育の授業がない地域もあるそうだ。そうなると、女性の体育の授業があった地域ではかなりの割合ブルマー採用されていたことになる)。

ぜひとも、どこかの大学研究してもらいたい。できれば、日本研究と同じように、採用された経緯や背景にあった思想、つまり自立と恥じらいの葛藤共犯みたいなも知りたい。

ブルマはい運動していた人がいつまでも生きているわけではない。SNS画像理由もわからずにBANされる。アーカイブはいつまでも保存されるわけではない。魚拓を取ってもいつまで残るか。

ところで、証言といえば不思議なのはブルマーについて好きだったとか嫌いだったかとか腹が立ったとかと情報発信しているのが、ほぼ英語圏日本語圏に限られていることだ。服装フェティシズムがこの言語圏で強いのか、個人情報発信するモチベーションの違いなのか、自分検索能力なのか、理由はわからない。

例えばチェコフェイスブックでも、ブルマーがどうだったかとかあまり書かれていない。懐かしいとか今の子もっと運動させるべきとかそんな言葉が多い。

もちろん、書きたいこともないではない。例えば天皇陛下のお好きな映画大林宣彦転校生」だが、ってことは小林聡美トップレスをご覧になったのかなとか、そんな小ネタがある。

しかし、どう書いてみても面白おかしい小話になってしまい、リスペクトが失われているのがよくわかる。表現の自由とつなげたところで、面白く書く自信が無い。だから、終わりにする。

以上。

よくもここまで続いたもんだ。

いつか誰かがこの研究を引き継いでくれることを祈って擱筆する。

はてな匿名ダイアリーはてなブックマークそれから他のSNS拡散してくれた皆様、そして読んでくれたあなた

お世話になりました。

【終】

ウクライナイスラエルなどのブルマーオーストラリアタブー

以前見つけたヤフー知恵袋の、海外ブルマー画像google画像検索した。すると、興味深いサイトがいくつかヒットしたので共有したい。

ttps://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11230851566

ウクライナブルマー

https://viknaodessa.od.ua/old-photo/?kholodnaya_balka

同じキリル文字を使っているせいで、ウクライナ語で検索してもロシアサイトがヒットしてしまっていたので、ウクライナブルマーが見つかったのは僥倖だった。サイトのかなり下に画像がある。

キャプションは次の通り。

Детям нравятся игры с мячом. Фото И.С. Карпа в проспекте «Республиканский детский клинический санаторий им. Октябрьской революции», 1983 г.

子供たちはボール遊びが好きです。写真提供:I.S.大通りの鯉「共和党小児臨床療養所にちなんで名付けられた」 10月革命」、1983年

ハンガリーブルマー

https://lorincimagazin.blog.hu/2012/12/09/lorinci_fono_kistext_noi_kezilabda_merkozes

ロリンチ・フォノなる人物が、キューバから季節労働者を含めた女性に働く場所提供したらしい。そこのハンドボールチームがブルマー姿だ。8mmカメラなのが懐かしい。

そういえば以前に書いたようにオランダのチームもブルマだった。

動画単体はこちら。

ttps://www.youtube.com/watch?v=7x2D5crktPw&ab_channel=lorincimagazin

ポーランドの提灯ブルマー

https://www.edziecko.pl/rodzice/7,79318,30001614,wakacje-na-trzepaku-bez-animacji-bez-doroslych-bez-planu.html

「Wakacje w PRL-u. Gry zespołowe fot: Narodowe Archiwum Cyfrowe」つまりポーランド人民共和国の祝日。チームの試合 写真: National Digital Archives」らしい。

ドイツハンドボールブルマー

https://www.tsv-radeburg-handball.de/verein/geschichte.html

今までドイツ学生ブルマーについてしか見てこなかった。

そして、学校バレーボールだけでなく、ハンドボールでもブルマーが、ヨーロッパの広い地域採用されていたのだとわかった。

チェコフェイスブック

https://www.facebook.com/watch/?v=1873354096289837

ブルマーが映っている動画デパートで実際に購入されているシーンを含んでいる。

To nejlepší pro školákyという文字が出てくる。「小学生にとってはそれが一番」という意味らしい。ということは、大きくなったらブルマー卒業するんだろうか? 例えばスパルタキアダみたいにレオタードに着替えるとか?

https://www.facebook.com/Socialismus/posts/%C5%A1koln%C3%AD-t%C4%9Blocvik-/4902732136491410/

こちらのフェイスブック画像もある。

オーストラリア日本人学校

https://recordsearch.naa.gov.au/SearchNRetrieve/Interface/DetailsReports/ItemDetail.aspx?Barcode=11737872&isAv=N

View digital copyをクリックするとみられる。日本国外紅白帽子を見かけると妙に感慨深いものがある。確かにイギリス日本人の稚園でも色付きの帽子を見た記憶があるのだが、僕の記憶はいい加減なので確信は持てない。1988年画像だ。オーストラリア人もブルマーはいていたのね。ウィキペディアシンガポール日本人学校でのブルマーと比べて、海外事情という意味で、興味深く思う。

ところで、このサイトでは、

Aboriginal and Torres Strait Islander people should be aware that this website and the archival collection may contain images, voices or names of deceased persons in photographs, film, audio recordings or printed material.

まり、死者の情報が載っていると先住民注意喚起している。上橋菜穂子が「隣のアボリジニ」で、オーストラリア先住民には、亡くなった人の名前を呼ばないとか、いろいろと死に対する独特のタブーがあると書いていた覚えがあるのだろうが、それに関係しているんだろうか?

ソ連レオタード

https://jp.rbth.com/lifestyle/85065-soren-jidai-syouchou-suru-syashin-30

体操選手の子どもたち」のところでは、以前アメリカで書いたロンパースーツ(anond:20221110080036)やレオタードに似た衣装が紹介されている。

イスラエルブルマ

https://gpophotoeng.gov.il/fotoweb/Grid.fwx?search=physical%20education#Preview19

ブルマービーチバレー

ttps://www.pinterest.jp/pin/811703532824057386/

ピンタレストなので詳細は不明

以上。

2024-06-09

マッチングアプリ結婚相談所って支持政党(ないならないでその旨)を書く欄はないのかなあ

婚活したけど初回デート政治の話はタブーとかで、肝心な話ができなくてまどろっこしく感じるんだよね

結婚相手を考える上で身長年収は勿論として、政治的信条は重要なんだけど。ネットフェミを叩いてる男とか絶対に無理だし。

2024-06-06

anond:20240606122650

なんで晩婚化対策タブーなの?

個人意志決定自由に関与するから

でも好きで晩婚を選んでる女なんて現実はいないぞ?

若いうちに結婚したくても出来なかったのが大半な訳で。

賃金を上げて労働時間を減らせば自然若いうちに結婚するようになると思うが。

少子化対策優先順位非婚対策 経済対策 晩婚化対策の順

言いたいことをまとめると

さらに言うと

以下本文(別に読まなくて良い)

前段

こんな増田があった。

anond:20240605091903

つぶやき的な増田だけど、素朴に基礎知識を持っている人の感想というところであろう。

しかし、それに対しての反応に、未だに基礎知識がなく印象論だけで話をしている人が多く居るという事を見かたので、改めて書いてみる。

この他にも、元々東京都婚活アプリを整備すると言う話 [注5] に対しても微妙意見があるので整理してみる。

ちなみに前書いた増田

https://anond.hatelabo.jp/20231208002645

の切り口を変えたバージョンなので一部流用してます

子育て対策少子化対策としては非合理的優先順位は低い

子育て支援のほうが合理的、そんな意見があるが、それは間違っている。何故かと言うと、少子化の主因を捉えていないから。

これは繰り返し言われてきたが、少子化の主要因は、非婚化と言われている(注1)

詳しくは注記に文献を上げておくので見てほしいが、簡単に言うと

と言う状況があるためだ。

結婚した夫婦がもうける子どもの数は微減状態にはあるが、そこに合計特殊出生率の変化のグラフと、婚姻率のグラフを重ねてみてほしい。そうすれば、夫婦が設ける子どもの数は横這いで、結果として表れる合計特殊出生率の変化のグラフとは重ならないが、婚姻率のグラフは綺麗に重なることがわかるだろう。一目瞭然で「結婚した夫婦も減ってるじゃ無いか」と言うのは枝葉であり、全くマトを得てない事が分かると思う。

少なくとも「対策合理性」という観点から検討すると合理的とは言いがたい。

ただ、この点についても重要視点がある為、あとで少し書いてみる。どちらにしても少子化支援解決は難しい。

このように、結婚しない人を結婚させるより、3人目を諦める人を支援した方が良いと言う事実はない事も既に研究で明らかになっている。確かに理想の人数の子の数を諦めた理由という調査では、その理由経済を上げる人が多いが、統計分析すると

要するに夫婦の子もの数を増やすには、最も合理的手段は晩婚化対策であるだと言うことになるが、政治的タブーでありこの路線はほぼ無理であるとも言える。ただ、やるべきではあるのだが、これは子育て支援方面ではない。

もちろん、

ただし

子育て支援少子化対策としては有効ではないと言うことをとにかく認識してほしい。

よく「子育て支援少子化対策」と並べる人がいるが、この二つは似て非なるものである少子化対策とは別に考えるべきだ。

非婚対策に何が重要

まず基礎的な事実確認から

と言うことになる。

この施策を真っ向からストレートに捉えると、出会いを作って結婚してもらうと言う事になるだろう。色々な所が取り組んでいる。それを東京都がやるのが東京都が行う管掌のマッチングアプリという事になるだろう。

ここで「合理的か」という観点から見るとき考えなければならないのが、この施策にかかるリソースだが、東京都がこの婚姻支援に入れる予算は、たったの3億円である。(注5)

福祉予算としては圧倒的に低く、はっきりと東京都レベルでは誤差の範囲予算だ。例えば、都庁プロジェクションマッピングの半額以下である

予算が低いことが問題ではない。むしろ合理性」という観点では低い予算で高い効果が上がる可能性が高いと言うことだ。3億円では都心100人規模の保育所運営費にも満たないと思われる。

色々な資料を読んでいると、非婚化・晩婚化による少子化1990年代から既に言われていることで(注1) この程度の予算でできる事をなぜやってこなかったのか、とどうしても思ってしまうが、過去の事は仕方が無い。

これからでもよいのでやるべきだ。

晩婚化対策に何が必要

さて、優先順位の3番目にきている「晩婚化対策」についても触れたいと思う。

晩婚化対策が何故必要かは、既に述べた理由の再掲にはなるのだが、まとめると

また、

さて、晩婚化対策とはなんだろうか?これは2つ考えられ

  • 晩婚化しないように若いうちに結婚するよう推奨する施策
  • 晩婚化は仕方が無いと受け入れ、晩婚化による弊害を軽減する施策

の二つがある。

政策的にやりやすいのは明らかに後者である。1は大事だが、これは政治的タブーであるし、現実問題出来るのかという事がついて回る。

一方で後者はやりやすい。と言うのは、いずれの統計でも、いずれの時代にも「結婚したい」と考える独身者の率は年齢が上がるほど延びて、一定を超えると諦めて減ると言うカーブを取るからである

ただしこれは子育て支援とは切り口が異なる。政策的には子育て支援に含められている場合も多いが「不妊治療公的扶助の拡充」などがそれにあたる。

子育て支援と異なるのは何かと言うと、保育所支援学費無料化などは「既に生んだ後」の支援である。実はこれが少子化対策には効果が薄く非合理的だと言われる。

直接的に生みたいが生めないと言う人々を支援することが有効なのだが、何故か少子化対策に対してこちらの方が手薄になっている。

少子化対策予算などいくらでも出せるのだから全部やればいいと思うのだが。

おこなわれないのは、属性の人々はあまり政治層に声を上げないし、代弁して声を上げるような社会団体が無いからだと思われる。

まとめ

再掲するが、せめて

必要だ。

政治的

みたいなことを堂々といったら炎上するだけで難しいのはわかる。例えば、子育て支援所得制限無し無制限が支持される一方で、自治体が頑張って結婚相談所を作っても参加補助どころか無料も無理で、実費請求されるところがほとんどだ。

今回の件も、例えば朝日新聞報道( 注5) にも「行政がやる事か?」「結婚しろという圧力になる」と言った的外れコメントが、有識者枠で掲載される有様だ。有識者と言いながら単なる社会活動家ポジショントークに過ぎないのだが、ほぼ例外なく誰もが当事者であるから出てきてしまうのであろう。

これは有権者の支持が得られないというところであろう。

が、もうこれを上手くオブラートに包んで実行していくほかにないのでは無いと思われる。

子育て支援をするなと行っているのでは無い。子育て支援はやるべきだしかし、子育て支援少子化対策にならないのを直視して、少子化対策は別枠でちゃんとやってくれと言う事である

少なくともこの現実直視し、正しい基礎知識を持った上で、婚姻支援合理的ではないなどいった誤った考えを早く正すべきだと考える。また政治活動家ロビー活動をする時も、この論法を使うことは控えてほしい。もっと他に手頃なスケープゴートがあるだろう。

冷静に考えてほしい。東京都だけで2兆円ちかい子育て関連予算に対して、3億円の施策が何だというのか? そして誰も「子育て支援を削って非婚対策しろ」なんて考えで施策を行ってないのである

少子化対策は非常に重要問題で、主要な政治家はみな積極的に取り組んでいる状態だ。子育て支援婚姻支援トレードオフ関係にある訳がないから、必要なら両方やれば良いのだ。

正しい知識をもって行動してほしい。

注記

アドレス載せすぎてスパム判定されたので、h抜きにしてあります

おまけ:よくある誤解とその解説

入らなかったので別エントリ

https://anond.hatelabo.jp/20240606122811

少子化対策優先順位非婚対策 経済対策 晩婚化対策の順

言いたいことをまとめると

さらに言うと

以下本文(別に読まなくて良い)

前段

こんな増田があった。

anond:20240605091903

つぶやき的な増田だけど、素朴に基礎知識を持っている人の感想というところであろう。

しかし、それに対しての反応に、未だに基礎知識がなく印象論だけで話をしている人が多く居るという事を見かたので、改めて書いてみる。

この他にも、元々東京都婚活アプリを整備すると言う話 [注5] に対しても微妙意見があるので整理してみる。

ちなみに前書いた増田

https://anond.hatelabo.jp/20231208002645

の切り口を変えたバージョンなので一部流用してます

子育て対策少子化対策としては非合理的優先順位は低い

子育て支援のほうが合理的、そんな意見があるが、それは間違っている。何故かと言うと、少子化の主因を捉えていないから。

これは繰り返し言われてきたが、少子化の主要因は、非婚化と言われている(注1)

詳しくは注記に文献を上げておくので見てほしいが、簡単に言うと

と言う状況があるためだ。

結婚した夫婦がもうける子どもの数は微減状態にはあるが、そこに合計特殊出生率の変化のグラフと、婚姻率のグラフを重ねてみてほしい。そうすれば、夫婦が設ける子どもの数は横這いで、結果として表れる合計特殊出生率の変化のグラフとは重ならないが、婚姻率のグラフは綺麗に重なることがわかるだろう。一目瞭然で「結婚した夫婦も減ってるじゃ無いか」と言うのは枝葉であり、全くマトを得てない事が分かると思う。

少なくとも「対策合理性」という観点から検討すると合理的とは言いがたい。

ただ、この点についても重要視点がある為、あとで少し書いてみる。どちらにしても少子化支援解決は難しい。

このように、結婚しない人を結婚させるより、3人目を諦める人を支援した方が良いと言う事実はない事も既に研究で明らかになっている。確かに理想の人数の子の数を諦めた理由という調査では、その理由経済を上げる人が多いが、統計分析すると

要するに夫婦の子もの数を増やすには、最も合理的手段は晩婚化対策であるだと言うことになるが、政治的タブーでありこの路線はほぼ無理であるとも言える。ただ、やるべきではあるのだが、これは子育て支援方面ではない。

もちろん、

ただし

子育て支援少子化対策としては有効ではないと言うことをとにかく認識してほしい。

よく「子育て支援少子化対策」と並べる人がいるが、この二つは似て非なるものである少子化対策とは別に考えるべきだ。

非婚対策に何が重要

まず基礎的な事実確認から

と言うことになる。

この施策を真っ向からストレートに捉えると、出会いを作って結婚してもらうと言う事になるだろう。色々な所が取り組んでいる。それを東京都がやるのが東京都が行う管掌のマッチングアプリという事になるだろう。

ここで「合理的か」という観点から見るとき考えなければならないのが、この施策にかかるリソースだが、東京都がこの婚姻支援に入れる予算は、たったの3億円である。(注5)

福祉予算としては圧倒的に低く、はっきりと東京都レベルでは誤差の範囲予算だ。例えば、都庁プロジェクションマッピングの半額以下である

予算が低いことが問題ではない。むしろ合理性」という観点では低い予算で高い効果が上がる可能性が高いと言うことだ。3億円では都心100人規模の保育所運営費にも満たないと思われる。

色々な資料を読んでいると、非婚化・晩婚化による少子化1990年代から既に言われていることで(注1) この程度の予算でできる事をなぜやってこなかったのか、とどうしても思ってしまうが、過去の事は仕方が無い。

これからでもよいのでやるべきだ。

晩婚化対策に何が必要

さて、優先順位の3番目にきている「晩婚化対策」についても触れたいと思う。

晩婚化対策が何故必要かは、既に述べた理由の再掲にはなるのだが、まとめると

また、

さて、晩婚化対策とはなんだろうか?これは2つ考えられ

  • 晩婚化しないように若いうちに結婚するよう推奨する施策
  • 晩婚化は仕方が無いと受け入れ、晩婚化による弊害を軽減する施策

の二つがある。

政策的にやりやすいのは明らかに後者である。1は大事だが、これは政治的タブーであるし、現実問題出来るのかという事がついて回る。

一方で後者はやりやすい。と言うのは、いずれの統計でも、いずれの時代にも「結婚したい」と考える独身者の率は年齢が上がるほど延びて、一定を超えると諦めて減ると言うカーブを取るからである

ただしこれは子育て支援とは切り口が異なる。政策的には子育て支援に含められている場合も多いが「不妊治療公的扶助の拡充」などがそれにあたる。

子育て支援と異なるのは何かと言うと、保育所支援学費無料化などは「既に生んだ後」の支援である。実はこれが少子化対策には効果が薄く非合理的だと言われる。

直接的に生みたいが生めないと言う人々を支援することが有効なのだが、何故か少子化対策に対してこちらの方が手薄になっている。

少子化対策予算などいくらでも出せるのだから全部やればいいと思うのだが。

おこなわれないのは、属性の人々はあまり政治層に声を上げないし、代弁して声を上げるような社会団体が無いからだと思われる。

まとめ

再掲するが、せめて

必要だ。

政治的

みたいなことを堂々といったら炎上するだけで難しいのはわかる。例えば、子育て支援所得制限無し無制限が支持される一方で、自治体が頑張って結婚相談所を作っても参加補助どころか無料も無理で、実費請求されるところがほとんどだ。

今回の件も、例えば朝日新聞報道( 注5) にも「行政がやる事か?」「結婚しろという圧力になる」と言った的外れコメントが、有識者枠で掲載される有様だ。有識者と言いながら単なる社会活動家ポジショントークに過ぎないのだが、ほぼ例外なく誰もが当事者であるから出てきてしまうのであろう。

これは有権者の支持が得られないというところであろう。

が、もうこれを上手くオブラートに包んで実行していくほかにないのでは無いと思われる。

子育て支援をするなと行っているのでは無い。子育て支援はやるべきだしかし、子育て支援少子化対策にならないのを直視して、少子化対策は別枠でちゃんとやってくれと言う事である

少なくともこの現実直視し、正しい基礎知識を持った上で、婚姻支援合理的ではないなどいった誤った考えを早く正すべきだと考える。また政治活動家ロビー活動をする時も、この論法を使うことは控えてほしい。もっと他に手頃なスケープゴートがあるだろう。

冷静に考えてほしい。東京都だけで2兆円ちかい子育て関連予算に対して、3億円の施策が何だというのか? そして誰も「子育て支援を削って非婚対策しろ」なんて考えで施策を行ってないのである

少子化対策は非常に重要問題で、主要な政治家はみな積極的に取り組んでいる状態だ。子育て支援婚姻支援トレードオフ関係にある訳がないから、必要なら両方やれば良いのだ。

正しい知識をもって行動してほしい。

注記

アドレス載せすぎてスパム判定されたので、h抜きにしてあります

おまけ:よくある誤解とその解説

子育てができない→子育てする金がないか結婚しないのであって、既に金がある奴を支援しろ

今までの話を読んできてもらった人には、完全に誤った議論であることはわかっていただけると思うのだけれど、どうしてもこう言う事を言う人がいる。

ただ、一点だけ「既に金がある奴を支援するべき」はその通りで、そのための施策マッチングサービス非婚対策なのである

統計で見ると、結婚しない・出来ない理由は、トップが「出会いがない」で次いで「経済理由である

経済理由出会いが無いはほぼ同率なので、両方に手当てをする必要がある。

そして未婚男性で最も多いのは年収500万円以上なので、経済だけを協調して、マッチングサービスなど出会いを作る施策を非合理的だとする理由はない。

両方やれば良いし「合理性」で考えるならば、マッチングサービスなどの単純な婚活支援最初に来るだろう。

参考: ttps://president.jp/articles/-/63789 婚活市場では"高望み"の部類だが…「年収500万円以上の未婚男性」が最も余っている皮肉理由

引用

涯未婚率対象年齢である45~54歳男女の未婚人口年収別にみると、未婚男性もっと人口が多いのは500万円以上の年収層になります(2007~2017年10年推移)。これは2007年も同様で、比率にしてしまうと小さくなるのですが、実数としては「婚活女性高望みといわれてしま年収500万円以上の未婚男性」がもっとも余っている


婚姻が下がっているか少子化しているのではない、少子化しているか婚姻率が下がっているのだ

まり相関であって因果ではないと言いたいらしい。

わずかにそう言った傾向はあるかも知れないが、基本的には誤り。根拠としては、結婚する理由に「子どもが欲しいから」と答える人が減っているという事を上げることが多いが、子どもが欲しいからと上げていた Permalink | 記事への反応(0) | 12:26

国連データによれば、男の進学を禁止すれば少子化改善することが証明されているのに、それがタブー扱いされてるのはなぜ?

日本少子化問題でよく

「女が進学したか少子化が進んだ。女性の進学を禁止すれば少子化改善する」という意見ミソジニスト保守からでるが


国連データによれば

女性高学歴化は少子化には一切寄与してないどころかむしろ少子化改善寄与している」と証明されているんだわ


ただし少子化学歴関係ないとは言い切っておらず

中等教育一般的になれば少子化になる」ってデータ別に提示されている


ここから導きだされる結論

男性高学歴化、すなわち、中等教育中学校以上の教育)を受けるようになったか少子化が進んだ」ってことなんだよね


実際戦後日本でも男性に中卒や高卒以上の学歴が増えるにつれて少子化が進んでいることはデータでも示されている


まり女性大卒大学院卒以上の高学歴にして、社会指導的な地位につけて、男性は進学を禁止して小学校卒業したら土木作業員農業派遣等単純な肉体労働従事させた方が少子化改善するんだよね


ところが日本では最初に言った通り

少子化対策として

この逆(女性の進学を規制して家庭に入れて少子化改善する)が主張されている

いったいなぜなんだ?

2024-06-05

タブーってアマチュア小説家も守ってるの?

なろう、アルファポリスカクヨム、野イチゴいくらでもあり参入障壁も低いゆえに低脳もそれなりに交じっているアマチュア小説家全員がタブーを守っているとは思えないんだけど

でもいざ探してみると見つからいね

2024-06-02

田舎者貧乏人を初めて見た話

東京に生まれた。

新宿区で生まれ、その後は23区外に引っ越したが、ずっと東京都内からたことはなかった。

小学校受験をし、私立小学校卒業し、そのまま中学受験をして、いわゆる御三家合格し、中高一貫女子校卒業した。

中高時代都心まで通学し、遊ぶところは新宿渋谷だった。

1年間浪人し、そのまま地方国立大学医学部に進んだ。

まさかそこでここまで大きなカルチャーショックを受けるとは思っていなかった。

私は自分いか世間知らずだったかということを全く知らなかった。

まず、初めに、医学部生同士での「親って医者なの?」という会話に驚いた。

「え?むしろ親、医者じゃないの?」

喉元まで出かかって飲み込んだ。

私の周りの医学部志望生は、7〜8割は親が医者であり、親が医者であるかどうかを確認する文化がなかった。また、親が医者でなかろうと、会社社長だの外交官だのばかりなので、「あ、そうなんだ。」くらいで終わりだったのであるが、ここでは違った。

医者かー。いいなぁ、金持ちで。」

非常に面食らった。

まず今までの人生で親の所得の話になったことが一切なかったことに気がついた。

なんとなくタブーのような、下品なような、お金の話をするという文化存在しなかったし、他人を「金持ちから羨む」という人に初めて出会った。

そして気がついてしまった。私が今まで通ってきた道は、『子供教育費に月7-8万の学費を払い、かつ年100万近くかかる塾に通わせることのできる所得の親を持つ人間しかいない世界』であったということに。

加えていうと中高一貫女子校ではバイト禁止されていた。(している人は一人もいなかった。)

私自身小4〜6まで塾に通い、高2〜浪人1年間もまるまる予備校通いをしている。

かかった学費のことを親は何も言わない。

医学部に受かってよかった。」

それだけである

またさらにびっくりしたのが、

どこかに遊びに行こう!となった時に

お金がないか予算の安い店で」

と言われたことだ。

お金がない」という理由を遊ぶ時に持ち出すという文化に触れてこなかったように思う。

遊ぶ時にかかるお金は、その思い出に対して支払うものであり、いくらになろうと楽しければ構わないし、やりたいことをしてきたと思う。(というと高級ホテルランチビュッフェに行きまくっていたかのような印象だがそういう意味ではない。)

遊びたい時に、「何をしたいか」ではなく「予算」が先に来る文化

そんな文化があることも知らなかった。

というかむしろ、うちの親は常に「うちは開業医でもないし貧乏から節約しないと」と言っていたので、私はどっちかというと貧乏なんだな。と思って生きてきていたのである

現にユニクロ大好きだし、特売も大好きだし、ポイントカードもめちゃくちゃ持っていて端からポイントを貯めている。

また、私は田舎というものをナメていたことも分かった。

田舎とはいえ、本気の田舎では多分ないのだろうが、はっきり言って今の暮らしは本当に耐えられない。

友達と遊ぶ時はテレビ雑誌特集していた店に行き、大きくなってから食べログ評価が高い店を探し、予備校終わりに疲れた伊勢丹に寄って化粧品を買ったり、ルミネセール爆買いしてみたり。

そう言った文化が何一つないのである

この田舎で、夜することは飲み会カラオケか男女の営みのみ。

店が存在しないか開いていないのだから仕方がない。

レビューがなさすぎることで、食べログで店を探すことがこんなに困難になるとは知らなかった。

地方都市なんだからデパートくらいあるでしょうというが、私は新宿伊勢丹で先行発売の化粧品を、エムアイカードポイント10%還元を利用して購入したいのであり、そのついでにフェラガモの靴を物色したり、グッチの新作にケチつけたりしたいのである

前にトリーバーチの靴(一番スタンダードな、黒の革靴に金のトリーバーチロゴが大きく付いているやつ)を飲み会に履いて行ったら、「その靴イトーヨーカドーで売ってるみたいだなww」と男子に言われて本当に驚いた記憶がある。

他人の持ち物(しかも靴などという少しこだわっていそうなもの)を平然とけなす神経と、トリーバーチすら知らないということに対する、二重の驚きである

その男の子は、地元出身の子だった。

地元でずっと一番で、県で一番の高校を出て、この医学部に入ってきていた。

私は自分を賢いと心から思ったことがない。

小学校でも上から20番くらいだったし、

中高一貫では下から数えた方が早かった。

でも、地元の子は違うのだ。

小さい頃からずっと「頭いいね!」「すごいね!」と言われ続けて、ピノキオみたいに鼻が伸びて育ってきている子ばかりなのだ

何か言えば尊敬され、常にリーダー格として君臨してきた人たちばかりなのだ

でも私は知っている。

たかだか地方医学部に、賢い人間なんていないのだ。本当に賢い人は、理三だの、ハーバードだの、そういうところにいるのであり、

医者になるとか、ならないとか、そんな次元のところにはいない。

私たちちょっとだけ努力するのが上手だったかちょっとだけ記憶力が良かっただけなのだ



夜になると一人暮らしの部屋で本当に世界から取り残されたような気持ちになる。

私が今まで「当たり前」だと思ってきたことは、当たり前ではなかったのだと思う。

田舎は苦しい。常に誰かに見られている気がする。

学生外車に乗るなんてと言われたことがある。

うちの親が「危ないから、事故った時に死なないように、強度のある車を」と言ってくれたから乗っている車でも、「目立つこと」の方が悪なのだ

「昨日、コンビニにいたね」

いちゃダメなんだろうか。どこで何してもいいでしょう。万引きしてるわけじゃないんだから

東京は、何をしてもいい。

何をしても、誰も何も言わない。

近くに住んでいても、知り合いに会うこともない。

早く卒業したい。

早く東京に帰りたい。

まれ育った土地自分には一番合っているというだけなのに、田舎東京の話に置き換えている私はきっと性格が良くないのだと思う。

こんな人間医者になるなんて、と言われると思う。

からこっそり、ここに書く。

医者はいつでも人格者で、正しくないといけないから。

偏見なんてないですよ、という顔をしなくてはならないから。

からせめて、匿名世界でだけは。

2024-05-28

anond:20240528125046

タブーじゃなくて定量化出来ないからじゃね?

個別事例とかだと性格言及されてるじゃん。

性格人間性の悪さはネット上でもそうそう指摘されんな

やっぱり、この辺の分野を語るのはネット上でも半分タブーなのか。

いわゆる弱者男性論議でも、金や若さがないことは語られても、性格について語られることは少ないし。

2024-05-26

anond:20240526182425

でもなんとなくはみんな理解してるし、統計で明らかになってるだけかなりマシでしょ

本当のタブー統計取って公開することすら許されないか

「おもしれー女」って宮廷道化師枠では?

 基本的テレビを見ない人なので、「あのちゃん」というのを今日初めて見た。

 まあよくいる「失礼な若い女枠(美人タイプ)」に過ぎないので、5年もしたら消えているのだろうが、それはさておき。

 そういうことを考えていると、ふと、この「失礼な若い女枠(不細工タイプor美人タイプ)」って、基本的に「宮廷道化師」と同じ枠なのでは? という疑問がわいた。

 

宮廷道化師とは

 宮廷道化師(jester)とは、イギリス王家に仕えていた、たびたび小人症などの障害を負った道化師のこと。

 ロイヤルシェイクスピアカンパニーによると(Wikipediaからの孫引用

王家では古くは愚者を雇い、中世には宮廷道化師を召抱えていました。(中略)ペットマスコットのように扱われ、主人を楽しませるためだけでなく批判をするために仕えていました。

という存在

 つまり、笑いを取るために飼われているアウトサイダーでありながら、それでいて「アウトサイダーからこそのタブー無視」が許されていたわけ。

 

 これって、特に不細工タイプの「失礼な若い女枠」そのままじゃないかしら? (ふわちゃんやす子、その他過去に消えていった似たようなの)

 これが美人性的魅力もあるタイプになると、女が憧れる、少女漫画主人公みたいな「おもしれー女」枠になるけど、これも結局は似たようなものだよな。

 「ファニーなペット」か「キュートペット」かの違いくらしかない。

 人間以下のものとされてるから人間の法を犯すことが許されているだけ。

 女はまず、女だからアウトサイダーから)と許される「おもしれー女」枠に憧れることを恥じるところから始めるべきなんじゃないかな。

 宮廷道化師地位が「好きに物を言える自立した存在」だと思うような勘違いを抜け出さないと、ほんとに女の自立なんかないでしょう。

 

 と思った。

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