俺が物事を嫌う理由って結構な割合でこれなんだよ。
それこそ現在進行系で度々話題になるエヴァも村上春樹も
これが原因で数十年スパンで嫌ってしまっている。
新作が公開される度に口角泡を飛ばして嬉々として考察を
始める奴等が押し並べて俺と反りが合わなそうな連中ばかりだから。
彼等が影響を受けたもの(村上ならカフカやドストエフスキー、
庵野なら岡本喜八や実相寺昭雄)は好きだったりするので、
実際観れば面白く感じるんだろうな、とは内心思うのだ。
(実際筋金入りのゴジラファンだからシンゴジは仕方なく見たが、
なかなかどうして素晴らしい出来で劇場に5回も足を運んだ。)
たた、どうもファン層を観てると「あの一員に加わりたくないな…」
が勝ってしまって食わず嫌いを続けている状況だ。
この話をすると「創作に対する接し方が間違ってる」
「党派性や色眼鏡、偏見を通して物を見るな」
「大衆性を嫌悪してるだけの厨ニ、斜に構えるな」などなど
かなり痛烈な批判を頂戴することもしばしばなんだけど、
それで余計に意固地になって観てやるもんか、ってなるんよな。
これって駄目なことなんだろうかね。
Permalink | 記事への反応(0) | 07:51
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