はてなキーワード: 五十嵐大介とは
面白い増田だった。自分は諸星大次郎(敬称略)は好きなほうだけれど、増田の言わんとしていることもわかる。
自分も諸星大次郎を人に薦められた時はそうだった。とりあえず栞と紙魚子1巻を読んだが、増田と似たような感想を持った。
しかし、その後、「薦められた」ことなんてすっかり自分の印象から消えた時に、そういえばこんな漫画あったな……と、ふともう一度手に取って一人で読んだ。見事にはまった。
複数ブコメが指摘しているが、諸星大次郎は人の心の夢や無意識のような曖昧な場所をダイレクトに描写する作家だ。そういう場所に己の精神の波長が合わないと全ての要素が何も面白くない。そして一度波長が合ってしまうとずっと楽しめる。
現代において諸星大次郎を読む我々が波長を合わせるには、自らを静かな一人の場所に置くことが一つの手段だと思う。自分にとっては他者からのレコメンドそれ自体も雑音だった。夜寝る前のぼんやりした頭とか、夜中に起きた時にふと読んでみても良いかもしれんね。
なお、増田は五十嵐大介と比較しているけれども、五十嵐大介は生命を描く作家だ。多摩美卒。躍動して死ぬ生命を描くための洗練されたテクニックが画面に入っている。
対比すると、諸星大次郎の描く人間はエロくない……と評した人がいたらしい。非常によくわかる。自分は諸星大次郎の漫画は躍動感のないあの絵が成立させると思っている。だってあの手の夢にエロスは無いだろう。
高名なクリエイターはおそらく作品に対する波長合わせが上手いであろうことは否定しない。が、趣味に合わないなら合わないで別に構わないと思う。
増田の中に諸星大次郎に合うものが無くとも、増田が表現したいものによっては全く構わないケースも多いと思うので。自分の知り合いで美的感覚が優れた人の中にも、五十嵐大介系統は読むが、諸星大次郎系統は受け付けない人がいる。
https://www.nhk.jp/p/manben/ts/7W327R2Y4N/episode/te/KZ98YK6V5J/
美術系の大学に通ってるんだけど、サブカル系の講義で諸星大二郎が絶賛されていた。世界的評価が高く、今の漫画やアニメに多大な影響を与えていると。
名前も聞いたことがなかったので、大学の友達と一緒に『マッドメン』やら『暗黒神話』やら『妖怪ハンター』やら読んでみた。
オカルトや文化人類学、SF要素があって、内容的には面白そうというか、好きなタイプの話だ。五十嵐大介は好きだし、文化人類学の書籍を趣味で読んだりもするし。
でも、なんか乗れない。
読み進めていくほどの力が感じられない。
自分がわからないだけかと思って、他の友達にも聞いてみたが、皆いまいちな反応。
アイデアが面白い話はあるけれど、それを活かしきれてないというか…。
こういうこと言ったら失礼かもしれないけど、諸星大二郎って絵があまり上手くない。昔はこれぐらいの漫画家が標準だったのかもしれないけど、今、巨匠という意識で読むにはちょっとしんどい。線が多くて、悪夢性というか独特な凄みはあるんだけど、リーダビリティが低くて、読んでて疲れてしまう。先へ進んでいけない。
絵の密度が高くても水木しげるは圧倒的に上手いと思うし、上手くなくても手塚治虫はリーダビリティが非常に高いと思う。重厚長大な火の鳥とかでも、どんどん読み進めていけるし。
ストーリーテリングの部分でも、あまり上手いとは言えないというか、昔の漫画家でももっと上手い人たくさんいるのでは…?と思う。
描かれるイメージも、シュルレアリスムのアウトサイダーによる再生産(車輪の再発明的な?)みたいに感じてしまうし。
諸星大二郎、宮崎駿とか庵野秀明とか大御所が影響を受けた超大御所って感じなのに、何がいいのかわからなくて辛い。自分に才能がなくて分からないんじゃないかという不安がぬぐえない。
こういうのって、結構辛くないですか。
昨日スーパーポテサラアニメおすすめしたけどお前ら見とるんかって思ったしこのチャンネルマジおもろいから是非観てほしいけど私はスーパーポテサラアニメ本人じゃないからステマでもダイマでもないしただここの住人は年齢的に私の親と同世代でガンダムとかハンターハンターとか好きそうやから言ってるだけやけど私はそれわからんから以下のネタで笑ったんやけど。
【アニメ】もしもマネーの虎に新海誠監督が出ていたら…【衝撃の南原社長登場】
https://www.youtube.com/watch?v=NDs_M7cN1sk
岸辺露パンは耳をすまさない Part.1『岸辺露パンがやって来る!』
https://www.youtube.com/watch?v=JaFe2v7BkCY
岸辺露パンは耳をすまさない Part.2『岸辺露パン、杉村ペッシに出会う』
https://www.youtube.com/watch?v=c2FVi_DfalU
新海誠とジョジョはわかるから笑ったけどマネーの虎って番組は世代やないから私はわからんしでもつべの動画でおおよその雰囲気は把握して昭和世代はひでえ番組作ってたんやな思って見てたけど今のテレビがつまらんのはこういう暴力性を剥ぎ取った結果かもしれんしこれは悪しき大衆性に染まった日本の現代美術と時代を超え倫理や法律を超越した欧米の現代美術の歴然たる差に似てる気がするし私の一番好きな芸術家のアンディ・ウォーホルが未だに現代美術のトップに君臨してるのは高尚ぶってマスメディアを忌避する欧州の芸術家連中の逆手を取ってアメリカのマスメディアをハックしてそれを作品にも反映して有名になってしまえば二流イラストレーターでもこんな時代ではアート界で天下を取れるという汚らわしいけど疑いようのない事実にスポットライトを当ててアンチを増やしまくって急速に有名になり銃撃事件に巻き込まれたりしながらも軽薄極まりないポップアートというジャンルを人生を賭けて決まり手の一つとして浸透させて行き詰まりを見せていた旧来のアートを合法的に粛清し新たな道を開拓した第一人者として地球規模で見ればマジョリティである日本を含む新興国からもともすれば我々も成り上がれるのではと思わせるカウンターカルチャーとして支持されて未だに現代美術の王として君臨してるんやけど彼の手口を周到に模倣して次の王座に着こうとしてるのが村上隆であやつもウォーホルの手口を真似てまず日本のメディアで嫌われ者として手っ取り早く有名になりそれを欧米に輸入しつつ世界一教育が厳しいと言われる東京藝大の博士号持ちとしてアカデミシャンの肩書を振るいながら敢えてピエロとしての立ち回りを徹底しジャンクな漫画アニメや黒人カルチャーとコネクトしたりしてアウトサイダー感を出しつつもテクニカルな日本画由来のオリエンタリズム溢れる作品を発表し度々話題をさらいアジア圏では俺はニューヨークで実績を残したアーティストだぞとふんぞり返って欧米ではありえないようなハイロー交えた大規模な展示即売会を開き見事に実績を残し一方ニューヨークに帰ったら俺は世界最大のアート作品即売会を企画運営したやり手だぞと威嚇しながら独自のポジションを確立しつつその市場でしょうもない映画やアニメを作って欧米の芸術観を貶め揺るがしながら欧米人がエントリーしにくいアジア的な予備校ライクなテクニカルなアートを評価する市場をグローバルサウスに着々と拡大しつつあってそこに日本のアーティストたちも乗っかろうとしてる昨今ではあるが正直あんまりうまく行ってる雰囲気無いし最近の欧米のアートの流行はインターネット文化とそれにまつわる身体性への忌避と回帰とかめんどくさいテーマにフォーカスしてるしルシアンフロイドが描いたような人間の身体性へのトホホ感がまた再評価されてきてる感じがするけど日本が誇るぴえん文化こそフラットなネット上の美意識と肉体的な売春ODリスカ等の行為との対比で今の時代に忌避される人体の生臭さとそれに伴う肉体美の再評価的なカルチャーであるし病み系地雷メイクの平面性と人体の立体性を想起させるセルフクンニとの融合はまさに現代美術の最前線に渦巻く複雑なテーマを完結に表したものでありスーパーポテサラアニメの他にもShingo TamagawaのPUPARIAも五十嵐大介の影響をガッツリ受けててわかる人には笑えるよとか私の区切らない文体はかつて横山裕一が提唱したものだよとか言いつつもう眠いので寝るわ
と言っても今ホットエントリに入ってる奴だけだけど。
おそらく誰かが既に指摘しているであろうことを書くことになると思う。
作者が映画に影響を受けているのはわかる。
わかりやすいところだと可愛いグロ系はドロヘドロだし、絵のタッチは五十嵐大介っぽい。
別にパクリだのなんだの言いたいわけではなく、作者と同世代で(おそらく)同じくIKKIとかいうサブカルで偏屈な雑誌を読んでいた者としてはとてもシンパシーを感じる作品だなと思いとても好感が持てた。
それだけ。
でも、漫画なんてここ10年くらい買ってなかったけどチェンソーマンは買おうと思う。
てかその前にドロヘドロ全巻買っておかないと、ってことを思い出しました。
あれ一冊がクソ高いから途中で買うのやめちゃったんだよねー。
知名度、後世への影響、漫画史的意義などを独断と偏見で考慮した上でサブカルくそ野郎フィルターで濾した二番煎じを俺も作ってみたぞ増田ァ
じゃあプロットの03話から評価したものを。03話もう一回見て。
※とても丁寧なプロットを持つ回。くくるは冒頭で家族を失う代わりにチョコと知り合うというイベントに遭遇し、やがてチョコも老齢で足の病気となってゆく。この年老いたペンギンと水族館を過剰に守る姿勢は櫂よって「家族のようなものだ」という台詞を補完されている。つまりペンギンも水族館もくくるにとって現状では同義である。一匹の老いたペンギンは一人の男の子をのせた母体を運び、母体は水族館の羊水に入って男の子の夢を見る。幾多もの生命の重層的な営みが一人男の子を見守る、という優しいエピソードである。一つのペンギンが物語全体を貫く構造になっている。ペンギンはこの際古びたものと新しいものへの循環構造の一端を担っている。
構造としては、水族館→(キジムナー)→(チョコ)→水族館のメンバー→竹下→男の子、という順番で包むように内包されている。
端的には水族館とチョコを守りたいくくる、くくるのがんばりを応援したい夏凛、竹下を見守る水族館メンバー、竹下が見守る赤子、それらを見守るキジムナーという構造もミクロとして存在する。このプロットはまるで五十嵐大介の『海獣の子供』にも似たインスピレーションを有している。
ちなみに全アニメにこんなことやってるわけじゃありません。
よく見もせずに浅薄な意見を、それも世間的な高評価を無視してまで断行するのはなぜなの?
こっちから言わせれば何も見てないように見えるけど。
なんか嫌な気持ちになったからおすすめのほのぼのとした漫画教えて
星の島のるるちゃん
教えてくれてありがとう
ほのぼの系でも最近のやつでバズ狙いみたいなのは苦手なんだよな
なんか・・・そこで人間の欲にじみ出しちゃうのかよというか・・・・・・
>ぼのぼの
ぼのちゃんの方が好きなんだよね
ぼのぼのっていがらしみきおのダークな部分がちょっとにじみ出てる時があるので・・・
>午後のあくび
最高最高最高
>くるねこ
良さそう 買った
>竹本泉
>ねこはじめました
良かった
良さそう 読んでみる
面白そう 買うか
絵が上手い 最高
>ふくよも
優勝 教えてくれてありがとう
>よつばと
いいよね~
いいよね~
>それ町
いいよね~
いいよね~
いいよね~
いいよね~
>リトル・フォレスト
ちょっと挙げられてる例がバラバラすぎて何を推せばいいのかわからん。こういう列挙系の質問をなげるときには「〜ではない」系で言わないほうが回答の幅が広がってよいぞよ。
ので「世界観が(理屈っぽく)作りこまれているSFかファンタジー漫画」をならべてく。
ちょっとゲームライクかもしれんが『メイド・イン・アビス』かな。世界観の作り込みが他と比較してもずば抜けている。
理屈で作った世界観SFなら『きのこ人間の結婚』。ブライアン・オールディスの『地球の長い午後』みたいなワイルドな森林世界だ。一巻完結で読みやすいのも◯。
最近では『てるみな』みたいなレトロ異世界ファンタジーが地味に流行ってるっぽいけれど、その系統で段違いに理屈っぽいのが panpanya(『足摺り水族館』、『蟹に誘われて』)。説明はしてくれるようで、してくれてないが。
みんな最近忘れがちだけどピーキーな世界観だと『ドロヘドロ』もおさえておきたいね。
二次創作的な世界(各種神話のごった煮)もOKなら『エリア51』もいい。ただ、ハードボイルドアクションなので元増田が好きくなるかはわからん。
『ヨコハマ買い出し紀行』みたいな「女の子! 雰囲気漫画! ゆるSF!」みたいなのは枚挙にいとまがないし好みのレンジが人によってバラけているし、なまけず適当に自分で探そう。
すでに出てるけど大石まさるとか、鶴田謙二とか、山田章博とか、五十嵐大介とか、岩岡ヒサエとか、粟岳高弘とか、まあ色いろだ。アフタヌーンを読め。
今むしょうに読みたいと思っているのが、ヨコハマ買い出し紀行のようなマンガか小説。
ような~、と言ってもいろいろだけど、
何かないかな?
(7/24追記)
わかりにくい例や条件で申し訳ありませんでした。たくさんのトラバ、ブクマ嬉しいです。ありがとうございました。