はてなキーワード: 車両基地とは
東京からつくばにつくばエクスプレス(以下TX)で通っている。
ラッシュの逆ルートなので空いてるとまでは言わないが、だいたい座って通えている。
ところが今日は大混雑だ。朝の5時台に研究学園駅(つくば駅の隣)で人身事故が発生したという。全駅ホームドアのTXでそんな事故が起きるとは驚きだが、それは仕方ない。ご冥福を祈ろう。
TXは守谷駅に車両基地があり、電化の方法もあり守屋で運転系統が別れることが多い。今回も守谷駅-秋葉原は復旧していたが、守谷-つくば間は不通のままだった。
とはいえすでに7時台。時間的にもそのうち復旧するだろうと、とりあえず守谷駅まで行くことに。
守谷駅にはだいたい8時に降り立った。ホームは大混雑。まあそれは仕方ない。
そこではこのようなアナウンスが流れていた。
「つくば-守谷駅間は運転再開の見込みはたっていません。つくば駅にお越しの方は関東鉄道、常磐線、バスを使った振替輸送をご利用ください。」
駅の混雑に苛立ったような駅員の声で何度も流れていた。気持ちはわかる。駅員も駅の混雑も減らしたい。当然だ。
駅でアナウンスしている振替輸送の所要時間を書くと下記のようになる
守谷駅-(関東鉄道20分)-取手-(常磐線26分)-土浦-(バス27分)-つくば
全て乗り換えがうまく行っても乗り換え時間も含めれば一時間半はかかる。当然東京ほどは便数がないので、乗り継ぎが悪ければ2時間以上はかかるだろう。
このアナウンスを聞いて、上記ルートも考えたが、守谷駅-つくば駅はTXであれば17分。正直、2時間以内に復旧するなら乗り継ぎリスクを考えればTXの方がよい。
そして、事故が発生したのは5時台、今は8時台だ。さらに、原因は路線支障のような復旧の見通しが立たないものではなく、人身事故だ。
実際、8:50頃に運転再開し、9:10ぐらいにはつくばに着いた。
おそらく常磐線周りをするより50分ぐらいは早く着いたことになる。
なので個人的には全然良いのだが、やはり気になるのは守谷駅でのアナウンスだ。
あのアナウンスを聞いて、中には土浦方面に回った人もいるだろう。駅員さんとしては守谷駅の混雑を解消したいという思いでアナウンスをしていたと思うが、素直に従った人だけ大きく損しているわけで朝からう〜〜んとなってしまった。
東京方面だと振替輸送のアナウンスを聞いて遠回りしても、それほど不利になることはないが(個人的には復旧した路線と同着ぐらいは割とあるが)、路線も便数も少ない茨城で東京と同じ感覚で振替輸送を案内してもなぁ、、というハイコンテクストなモヤモヤを朝から抱えてしまったので、ここで吐き出しておく
最近また撮り鉄の民度問題が浮上してるけど思う事を書いていく。
ただそれは黙認というか鉄道会社側も大らかな時代だからだと思う。
昔の写真を見てみると平気で列車が迫っているのに線路上で撮影していたりとか無断ではないが車両基地へ入り撮影したりとかの写真が多く出てくる。
確かにそういう写真をみると自分も撮影したいと思うかもしれないが現在では体制や風潮が変わり
なので鉄道敷地内に侵入して撮影するような人間がいれば鉄道員は安全を考えると列車を緊急停車させるっていう考えになる。
何かあれば責任を負わなくてはいけないのなら何もない方がいいのは当然の事である。
当然運転士だってなんで列車を止めたんだって言われるかもしれないが安全の為に止めましたっていえば責任は回避できるだろう。
たまに反論か何か知らないが建築限界(例)を知っているので大丈夫です。とか言う人がいるがそれだけを知っているから何?危険かどうかなのは運行している側の判断である。
後もう一つ。今は一億総カメラマンとも言われ個人1人1人がスマホなどですぐに撮影できる。
それこそ撮り鉄だって高価なカメラを持つわけであってなんでもすぐに撮影できる。
ここ最近ニュース等でも個人提供の動画が流れるくらい一般的な事になっている。
なのでよく迷惑撮り鉄を晒している人を偽善鉄とかって言っている人間が居るがそれは間違いでいつどこで誰に撮影されているかどうかもわからない奴が人の目の前でマナー違反やら違法行為をすればそれは撮影されるだろうという話になる。
そもそも撮り鉄だって来た(乗っていた)列車の運転士やら車掌が変な事をしていたらそれを嬉々としてネットの世界に流すだろって話であり
全く一緒の事である。
まず前提として、事情も知らぬ一般人に暴言吐くような集団は趣味趣向がどんなものであれ批判されるべきである。
それを含めても「鉄オタの民度が近年から急激に悪化したわけではない」ことが抜けてる人間が多い印象。
鉄オタ側からすればもう彼らの改善は見込めないので、会社側からの規制なり逮捕なりでさっさと排除してくれってのが多数派。
関西最強と称される鉄オタ集団。ネタがある日にJR大阪駅の11番線に鉄が群がることが多いことが語源となっている。
RSEC、鉄道友の会と並び証される撮り鉄集団。軍団員は11歳~20歳が多い。
お - 2ちゃんねる鉄道板用語辞典 - atwiki(アットウィキ)
まだツイッターもスマホも存在してなかったころにこれである。むしろよく当時のマスメディアの標的にならなかったのが奇跡ともいえよう。
さらに遡れば線路乱入は当たり前、架線柱によじ登って撮影したり、車両基地に侵入した挙句感電してお陀仏になったりした例も実在する。
有名なレイルライターでも、部品盗難や不正乗車経験を公言した人物は存在している。
しかしソースは当時の鉄道趣味誌になってしまうので、非オタがそれらを目にすることは存在しない(当時の写真があってもソースはオタクなので取り合ってもらえない)。
まとめサイトが氷山の一角をあざ笑ってたが、本当に氷山の一角なのである。
ちなみに大宮レイプ軍団は動画が残っている。ぜひこちらも参照の元。
こういった土壌の上にヤンキーに憧れるタイプが入り込んで害悪行為をかっこいいと思ってやってしまう。
さらにはインターネットの普及で手軽に拡散でき、逆に同業間で晒すこともできる状況となり、害悪行為が広めやすい、いわば蟲毒になってしまったのではないか。
それらを無視して発達障害が云々言ってる連中が多いのは、私見となるが「アニオタは鉄オタ嫌い」ってのが根底にあるのでは。
同族嫌悪なのか、宮崎勤の際に差別されなかったからなのか、ヒキニートでも見下せるからなのかは知らないが、とにかくアニオタは鉄オタが嫌いなイメージ。
KADOKAWAのサクラタウンが来てからというもの、観光客が東所沢駅周辺に増えた。
東所沢は西武線のお膝元にも関わらずギャンブル列車JR武蔵野線が通っており、車両基地があるせいか終点にもなる癖に、ビジホどころかマクドナルドさえない。
ヤオコー内に入っていたモスが移転してやっと駅前に一休みできる店ができたくらいだ。
KADOKAWAが来てから東所沢はどうも騒々しい。かといって浮足立つ程の楽しさもない。住人の年齢層は高くはないがオタクが少ないからだ。
光るキャラクターマンホールも最初はみんなスマホで撮ったりしていたが、慣れた今はどうでもいい。
サクラタウンは千人階段とミュージアムがメインなので子供を遊ばせにくい。本屋の絵本コーナーもあまり充実しておらず、グッズが多いので子供は鬼滅買って炭次郎買ってと騒ぐので難しい。有料のマンガ図書館の児童図書コーナーはいつもがら空きだ。オープンした直後の寄せ書きにはママ世代らしき字で子供が遊びやすくなるようにとの要望が複数あった。
隣の東所沢公園にも人が増えた。ほとんどは地元の住人のようだが以前よりも父母祖父母の大所帯で来ている人が多いようだ。
銀のエイリアンの繭玉のような物が数十個鎮座してカランコロン異音を出しているが、有料の時に入っている人をついぞ見た事がない。あそこは元は急斜面にコンクリ道が這う謎のゾーンで、あまり遊んでいる子供もいないので自分のような陰キャがこっそり秘密基地を作るのに向いていた。
バレンタイン当日の今日、昨夜の地震を受けてヤオコーの百均に懐中電灯を買い足しに行った。気まぐれで東所沢公園の中を通ると、カップルが何組もいた。
噴水が撤去された中央からヤオコー方面に抜けたが、勝手に駐車していく人が多いからかヤオコーの駐車場を通り抜けられないようネットが張られていた。このネットは自分とサクラタウンの間に張られているような気がした。ネットの張られた駐車場をぐるりと回り込んで歩いた時、少し足首をひねった。
百均の緊急用ホイッスルは売り切れていた。お目当ての光量が強い懐中電灯を買ってポケットに入れた。ヤオコーのバレンタインコーナーは値引きされながら半分程撤去され、そこに防災グッズコーナーができていた。
帰り道、東所沢駅に向かうのであろうカップルとすれ違いながらポケットの中の懐中電灯を触った。自分は地震に怯えながら今夜この懐中電灯をベッドサイドに置いて寝るだろう。今日すれ違ったあの何組ものカップルたちがどう眠りにつくのかはわからない。
もと南海の電車からホームに降り立つと、千頭駅にはたくさんの親子連れがいた。
妻と、4歳の娘と、1歳の息子と、チケットがとれてから、楽しみにしていたトーマスに会える日だ。
子供だけではなく、大人が見ても、このトーマスはテレビから飛び出した等身大のヒーローだ。大きさだけのハリボテではない。ホンモノなのだ。
トーマスの種車はC11-227。かつてはテレビドラマや映画で大活躍。裸の大将(雁之助の再放送)をよく追いかけていたのを覚えている。
正面にはトーマスの顔をつけ、ライトブルーに化粧をして、動輪までしっかりカラーリング。
大ベテランが子供の前で大活躍する姿をみて、Eテレの幼児番組、みいつけた!のワンワンと中のチョーさんを思い出してしまった。
千頭駅では機回りをした後で転車台で方向転換。ちゃんと顔を新金谷方面に向けるためだ。周りには子供も大人も集まっている。
転車台にのって、係員が人力で回すと、トーマスも汽笛を鳴らしてアピールする。
ぐるぐるっと向きをかえ、止まるかと思ったら、あれあれ、まさかのファイブフォーティ。魅せます、トーマス。一回転半まわって転換完了。
駅構内はイベント会場に整備され、パーシー、ヒロに、方向転換を終えたトーマスが並ぶと、地方私鉄の構内とは思えない華やかさになった。
トーマスの汽笛に合わせて、他の列車も汽笛を鳴らす。効果音ではない。本物だ。
新金谷駅の売店で買ったお弁当をベンチで広げ、子供たちの声を聞きながらお昼ご飯を食べる。ホームに入る風は山岳ローカル駅の風だ。
ただ、駅全体に子供の声があふれている。混んではいるが、人道的な混み方だ。ちょっと並べば、トーマスの前で写真も撮れる。
トーマスは発車直前まで写真撮影に応じている。煙突からは煙が出ている。発車が近くなると、黒い煙が増えてきた。
小型タンク機関車とはいえ、1,600mmの動輪径は子供の身長の倍。ホンモノのトーマスは、車輪の大きさも圧倒的だ。
みんなが並んでいるその前を再びゆっくり走り出し、再び客車に連結。
鉄道界の老老介護、最後尾の補機、電気機関車E10-2に感謝の黙礼をする。
そして、7輌の客車なかほどのスハフに乗り込む。
青いモケットのボックスシートに、トーマスのシートカバー。そして、所々にJNRマーク。
娘は、窓が開く、扇風機があると大喜び。昔はみんなこれだったと喉まで出かかったが、トーマス号とは関係の無いこと。
千頭駅から新金谷駅まで1時間強。途中の鉄橋や通過駅ではみんなに手を振ってもらえる。
特急となっているが途中の駅に止まらないだけで、各駅停車の電車と所要時間はほぼ一緒、のんびり走るのだ。
だから、手を振ってくれる人の顔がよく見える。子供はもちろん、大人も年寄りも、みんな笑顔だ。
白レンズを構えたおじさんもお兄さんも、客車が通過するころにはシャッターチャンスはすぎたとみえ、ニコニコしながら手を振る。
本命はこの後のC56-44かもしれないけど。
大井川にかかる鉄橋は見晴らしも良く、遠くから手を振る人もみえる。
吊り橋の上から手を振ってくれる人もいる。
茶畑のおばさんも手を休めて両手を振っている。
新金谷駅に着くと、車両基地の機関庫に入っていくトーマスがみえた。
子供と近くまで歩いてみると、もと近鉄電車や他の蒸気機関車とならんで、トーマスがみえた。
電車の遅延により終電がなくなった際、JRからタクシー代を出してもらったので書きます
○経緯
日暮里にて常磐線の急行に乗車し、北千住駅で各駅停車に乗り換えて、各停の駅に帰りたかった。
京浜東北線の遅延
→北千住における常磐線各駅停車の接続ができず、各駅停車の駅で降車する乗客が帰宅できなくなる
→亀有、金町にて降車する乗客にはタクシー券の配布を行った(綾瀬駅は不明)
・タクシー券は4人一組で配布。知らない人と相乗りの形式だった
・タクシーの運転手さん曰く「こういう事は年に1度あるかないか」
○なぜタクシー代が出たのか
・この規則によると思う
第十八条 旅客自動車運送事業者は、事業用自動車の運行を中断したときは、当該自動車に乗車している旅客のために、次の各号に掲げる事項に関して適切な処置をしなければならない。
・日暮里駅にて各駅停車との最終接続があるのか確認しに行ったら、おじさんが駅員さんにものすごい剣幕でキレていて「上の者を出せ」「タクシー代出せ」等、感情的に訴えていた
→周りの乗客曰く「最終接続が取りやめでもタクシー券の発行がない事もあった」今回タクシー券が発行されたのはこの人がきっかけかもしれない
駅員は補償を決定する権限がないので、乗り換え駅で相談して下さい。というしかない。
それで乗客のクレームがエスカレートして、タクシー輸送が決定するという板挟みの現場になっている。
→駅員さんは遅延の原因とは関係ないので、感情的な怒りを向けるのは間違いだと思う。過去にタクシー券の発行があった事、および旅客自動車運送事業運輸規則に則してタクシー券の発行をして欲しい、と乗客は冷静に訴えて欲しい。
○なぜ常磐線各駅停車は接続を行わず先に発車をしてしまったのか
常磐線各駅停車は東京メトロ千代田線と相互乗り入れをしている。
常磐線の急行は停車しないが、東京メトロ千代田線と直通のJR域内でのみ停車する駅が存在している(綾瀬、亀有、金町など)
JRと東京メトロのこの区間の運賃計算はとても複雑なのでwikipediaを読むと面白い(常磐線緩行線)
北千住で待っていた車両は千代田線の車両なので、JRの運行と関係なく車両基地へ戻ったりする必要性があったのだろう。
ざっとタクシーが30~40台ほど使われたと思う。全体の補償にかかった額は20万円以下だと思うので、それなら最終接続を行わないほうが安上がりだったのだろうか。
・アナウンスが不親切
→おじさんがすごい剣幕で怒っていたのは、自分が自宅に帰れるのか不安だった事から来ていると思う。北千住での各駅停車との接続の有無について、ホームや電車内でアナウンスがされる事はなかった。
実際に北千住駅に着くまで電車がどこまで動いているのか乗客はわからなかったので、状況説明は大事
→タクシーの乗車券配布について、駅員や駅のアナウンスで積極的に周知を行っていなかった。情報を知っている上級者だけがタクシー券を貰い、気づいた人がそれに倣って列に並ぶ流れだった。
私も券の存在を知らずにタクシーの列に並んでしまい、親切なおじさんが教えてくれたので券をもらいに駅まで戻った。おじさんありがとう。
→実際の輸送区間よりも特に降車した人と、そうじゃない人との不公平感
北千住駅で降車した人たちで、自動改札を使った人は清算が北千住までだったが、有人の検札を受けた人は目的地までの切符代を清算された(北千住より先の駅まで)
※補足
本当に痴漢対策であるなら、警察庁も公式見解として認めている、痴漢被害に遭いやすい若い女性だけを女性専用車両に誘導していないのはなぜか。
女性専用車両以外の車両に乗っている女性乗客は痴漢に遭いやすいことは変わりないのだから、痴漢対策になっていないのではないか。
痴漢対策であるならば、男性の痴漢被害者も乗車できるはずであるが、その男性の痴漢被害者すら排除することはどうなのか。
そもそも痴漢の大半は男性であるが、男性の大半は痴漢ではない。では痴漢ではない男性が乗車することは何の問題もないはず。
このように、女性専用車両は痴漢対策にはなっておらず、単なる男性差別的な施策でしかない。
まだある。一部の鉄道事業者では、女性専用車両の時間帯にだけに専用車両内に掲載する広告の枠というものがある。
女性専用車両の時間帯が終わったら、車両基地や駅停車中に通常のものに取り換えるらしい。
「女性専用車両」という名前のステッカーが貼ってあるだけの一般旅客車両ならあるかもしれないけど、本当に男性が乗れない車両など存在していない。
本当に一般の男性が乗車できない車両が存在していたら、それは憲法第14条に違反する。
女性専用でもないのに「女性専用車両」という表示をする鉄道会社の行為は、商品の不当表示を禁ずる景品表示法に違反している可能性が高い。
しかし、未だに女性専用車両という名前だけの一般旅客車両には男性は乗れないと信じているレイシストが多いことは事実だ。
憲法や法律面で反論できないことが分かると、今度は「男性が乗らないのがマナーやモラルだ」という妄言を言い出す。
男性差別的な施策である女性専用車両に協力しなければならない正当性など存在していない。そんなものが存在しているのなら、言ってみてほしい。
ああ、最初に言っておくけど痴漢対策や性犯罪防止というのは理由にならないからね。
本当に痴漢対策であるなら、警察庁も公式見解として認めている、痴漢被害に遭いやすい若い女性だけを女性専用車両に誘導していないのはなぜか。
女性専用車両以外の車両に乗っている女性乗客は痴漢に遭いやすいことは変わりないのだから、痴漢対策になっていないのではないか。
痴漢対策であるならば、男性の痴漢被害者も乗車できるはずであるが、その男性の痴漢被害者すら排除することはどうなのか。
そもそも痴漢の大半は男性であるが、男性の大半は痴漢ではない。では痴漢ではない男性が乗車することは何の問題もないはず。
このように、女性専用車両は痴漢対策にはなっておらず、単なる男性差別的な施策でしかない。
まだある。一部の鉄道事業者では、女性専用車両の時間帯にだけに専用車両内に掲載する広告の枠というものがある。
女性専用車両の時間帯が終わったら、車両基地や駅停車中に通常のものに取り換えるらしい。
こんなものが痴漢対策になっていると言われても、「信用できるか」としか言いようがないよね。
要するに女性専用車両とは、乗客に対してウソをつかなければ成立しえないものなのである。
この女性専用車両の問題は、「男性差別問題」という新たな人権問題とどう向き合うかのいい触媒になるはず。
女性専用車両(という名前の一般旅客車両)に男性が乗車することは迷惑だと言いだす輩がいるが、それこそ男性差別丸出しだし、道徳の授業を小学生から受け直してきた方がいい。
頭のおかしい一部のモテない女性乗客の男性嫌悪感情を増長させるものにしかなっていない。
本当に痴漢対策であるなら、警察庁も公式見解として認めている、痴漢被害に遭いやすい若い女性だけを女性専用車両に誘導していないのはなぜか。
女性専用車両以外の車両に乗っている女性乗客は痴漢に遭いやすいことは変わりないのだから、痴漢対策になっていないのではないか。
痴漢対策であるならば、男性の痴漢被害者も乗車できるはずであるが、その男性の痴漢被害者すら排除することはどうなのか。
そもそも痴漢の大半は男性であるが、男性の大半は痴漢ではない。では痴漢ではない男性が乗車することは何の問題もないはず。
このように、女性専用車両は痴漢対策にはなっておらず、単なる男性差別的な施策でしかない。
まだある。一部の鉄道事業者では、女性専用車両の時間帯にだけに専用車両内に掲載する広告の枠というものがある。
本題の前に筆者の話。
鉄道会社勤務、6年目、車両整備担当のぺーぺー、入社前は撮り鉄だったけど、今はカメラは旅行にいくときしか触らない。
私の職場は車両基地という場所ゆえ、地元の方や、写真撮影の方、親子連れの人までさまざな方がまわりから見ていらっしゃる。
そんななか、ずばぬけて、あきらかにマニアが面倒なことをする人が多い。
こっちは仕事だけど、でも昔撮り鉄やってたし鉄道が好きな気持ちはわからくない。好きなことがあるのはいいことだと思う。
たとえば私の仕事場なら、敷地に入らないでくれって看板あるの無視して、撮影する人の多いこと。
そのたびに手を止めて、言いに行かなきゃならない。
「あの~、申し訳ないんですけど、撮影は敷地外からお願いできません?」
ただそんなことわざわざしてたらキリがないし、そんなことの対策に"わざわざ大げさに"お金かけてられない。
たぶん、一般的な教養、常識がある人ならおかしいって思うはずだ。
これが自浄作用、善悪の判断を失った撮り鉄の発言だ。ネタではなく、マジである。
ただ、すべての撮り鉄がすべてこんなのじゃないっていうのも合わせて付け加えておく。
ちゃんとやってはいけないことはもちろんわかってる撮り鉄もいる、それが普通なんだけどね。
だいたいニュースになる撮り鉄の行動・発言はおかしいレベルがずば抜けてる人たち。
自分の欲求(撮りたい理想のアングル)とやってはいけないこと(違法行為)だけは天秤にかけて、行動してもらいたいもの。
なんで、そうなってるんだろう?って考えてほしいよ。
妄想臨時列車の運用ダイヤとか自分のなかで○○所属の車両が××所属かわらないかなぁ~とか、バカみたいな妄想想像話よりいま撮り鉄に対して向けられてることにしっかり目を向けてよ。
話は逸れたが、こんな対応をこまごましているうちに時間はもちろん過ぎてゆく。
規模や内容がひどいとき以外、いちいち上司呼んでられないし、上司に時間割いてもらって下手にほかの作業指示遅れるなら私が対応したほうがまし。
でもどこかで無駄な労力はかかる。
そんな中、マニアが考えてやったことはなんだ?
過去、停車中の貨物列車のブレーキかけて緩まなくして、列車はもちろん普通に走って、あとで怖くなって申告して逮捕された高校生の話。
貨物列車はどうやら貨車1両1両に駅で単独で停車するときにかけるブレーキシステムがあるみたいで、それを触ったのだとか。
同業他社の知り合いの知り合いからちらっと聞いた話だけど、列車は止められて、点検して、車輪がだめになってるから最寄りの駅で貨車を切り離して、代わりの貨車に付け替えて、だめになった貨車から付け替えた貨車に荷物載せなおしたりして、ダイヤ乱れて出てったって。
同じような業界だからこそ、思ったのはたぶんいろんな社員さんが通常業務止めて、緊急対応で出動したり、対応に追われたんだろうなって話。
人身事故とか、不慮の事故とか、偶発的な車両故障とか、仕方ない件ならば、それも仕事なんだしやるんだけど。
他人様の、しかも鉄道が好きって言う人間がやった不始末を後始末しなきゃならないのよ。
尽力された方々、さぞかし今一般人が撮り鉄ウザイって思うよりもっとウザイって思っただろうね。
一人の撮り鉄だろうが、大勢の撮り鉄だろうが、みんなお金払って駅などにいる人たちは、撮り鉄だろうが撮り鉄じゃなかろうが平等なお客様。
撮り鉄が金払って駅入ってもお客様やけど、同じお金払って乗ってるお客様に迷惑かけたら、会社は手を打つよ。
「安全」をお金払って乗ってる人、すべて平等に「安全」なるようにしてるのよ。
さっきの私の仕事場の話ならば、移動してる車両の触車事故なんかされたらたまったもんじゃない。
鉄道は跳ねたらほぼ一発で死ぬことができる。私も移動する車両の横とかに立ってるだけでも怖いし危険。
おわりに。
私も写真撮る機会あるし、撮影機材も写真知らない素人より全然わかる人だからトラバの内容わかるけど。
あなたの機材なんて知ったこっちゃないし、まずは社員の仕事や鉄道で移動してるお客様の邪魔しないで。
別に写真撮るなって言わない。そら写りたくない人とかいたらそれは別だが撮るなと言わないよ、私は。
ただ、いまこの目を向けられてること、考えて。
意識ある人、良識のかけらが残ってる人、ちゃんとマナーや常識ある撮り鉄ライフを送って。
「昔は良かったんだから良いだろ」とすぐ主張する人、現実見て。今は昔じゃない、今に適応して。脳みそ動かして。