はてなキーワード: 珍獣とは
文意が取れないほど細切れな引用って具体的にどことどことどこがそうでどうしてそれが問題でなぜそう言えるのか具体的にきちんと指摘すらできないゴミクズザコのくせに口を開くな。
見てわかる事って有るよね。どこまで説明するのかは、まぁ君の要望じゃなくて僕の基準で決める訳だけどさ。
普通の教育を受けた人間なら、君の引用は細切れにし過ぎていると言う指摘は、見ただけで納得できるレベルだよ。
先に指摘している通り、君は日本語が使えないレベルの、本国でもクズ扱いの出稼ぎ程度の能力しかないと自白しているようなものだよ。
重要な論点が理解できてないバカがいる。そこら辺の職場という指摘をしているのに派遣というだけで具体的な業種を挙げてない時点でそこら辺の職場という表記に対応しておらず反論にすらなってないことにすら気づけない生ゴミ。偏見にせよ事実にせよそれらの人たちが差別的な認識をする人間によって生きづらさを感じてしまうという重要な論点にはいっさい触れておらず自分が人生を楽しんでいるという意味不明な議論にすらならないキチガイ発言。差別的な認識をすることが生きづらさを感じる人を発生させている証拠になるので差別的な認識を表したことが自分のクビを締めているという指摘なのに渡り歩いて来たオレサマは楽しんでる!だからクビを締めていない!という相手の文意()どころか論点すら理解しないまま口を開くタイプのキチガイアスペゴミクズ生ごみであり無能だという事実を表している。
例えば、君みたいな知性が残念で日本語が不自由な怠け者は、マトモなレベルのサークルには一生入れないんだ。
人は群れで生きる生き物だから、自然と似たものが集まる。その法則に反して入ってきたとしても合わないから。
僕は派遣の事務所では全く合わず、今のインナーサークルはとても居心地が良い。
というか、派遣の事務所では「君、何でこんな所に居るの?」ってよく言われたよ。酒やパチンコの話してる横で本読んでたからね。
人は区別されるし、分相応に収まるように出来ている。
君の喋り方、文章能力、仕事、境遇など、よく考えてみなよ。居心地が良いならお似合いだし、そうでないなら自意識過剰か能力が有るかだよ。前者っぽいけどね。
これに至っては論外。相手の論に対応した意見を発する訓練を積んでいないネトウヨとばかり喧嘩してホルホルしてしまうレベルの知性の持ち主であり具体的な指摘をせず相手の論点を理解していない上記の証拠をさらに補強するものとなっている。
君の文章は読点や句読点が無いのは誰が見ても明らかだし、小学校の先生に提出しても赤点貰うレベルだって自覚無いの?
まぁ君の人生だから、好きにすればいいのだけど、共通の言語を喋ってある程度の学が無いと会話にならないね。
あと、ホルホルって何?スラング使われてもわからないよ。日本語で喋ろうね。
どの文脈から「負け犬の遠吠え」とか「落ちぶれた」って話になるのかな?
そもそも、最初に僕が投稿した記事の元は、自分が負け犬であり死にたいと言ってる増田だよ。
もし君が元増田なら君こそが負け犬で落ちぶれて死ぬしか無いどん詰まりのカスじゃないの?
本当に珍獣って居るのだねと、僕は今新鮮な気分だよ。
いや、僕は年収それなりに有る自営だよ。
http://anond.hatelabo.jp/20160717153943
まず「仕事が無い、仕事に未来を見いだせない」に書いてある中小企業への就職は、責任だけがどんどん増していくという問題提起に対する反論になっていないので論外。 「家族や友人が居ない、または関係が悪い」についてはこちらの提示した論点にないものだが、「非正規や飲食や介護は、言っちゃあ悪いがクズの吹き溜まりだ。」という偏見を提示することで半数以上を占める小売・サービス業従事者および非正規が家族や友人との関係が悪化し生きづらくなり死にたいと思うようになるという可能性を見事なまでに保証している。「金が無い」についてもおなじくこちらの提示した論点にないものだが、責任が重くなってストレスが増大し長期的な労働に耐えうるかという話をしているのになぜか働けば解決という頓珍漢な方向のコメントしか残されていない。
22歳新卒の若者には1億以上の人的資本が有る。それを時給数百円で売り払う人は愚か者としか言いようが無い。
こういう発言を見ても、市場制約という概念がない橘玲をありがたがる水準の経済学を学んだことすら無い腐れ脳みそである、という事実が見て取れる。
あと、勉強は大事だ。元増田の文章は短いのに酷すぎる。文意が通っていない。
ほんとうに勉強は大事だ。具体的な指摘のできないバカにかぎってマウンティングするだけで満足するようになる。
http://anond.hatelabo.jp/20160718105844
なるほど、責任が増す事を負担と捉えているわけね。
短時間でこなす業務量が増える、仕事のミスを激しく詰められることがストレスを過大にするという事実を精神論にしかもっていけないバカだったか
親や社会に甘えているクソガキの発想なのだけど、そういう甘ったれに言える言葉は「グダグダ言わずに働け」しか無いね。
年収は下がったのに上記のような状態になっているのは経営者の甘え。日本の経営者は固定給の割合がアメリカよりも高く、赤字を垂れ流しても責任なんて一ミリも取らずに済むぬるま湯の社会。
ちなみに朝鮮戦争~あたりは労働基準法なんて無いに等しく、1日12時間以上労働休日出勤当たり前の世の中だぞ。そっちの方が良いのか?
無能でもクビにならずにダラダラと働いて残業代もらえていた時代の方が短時間で多い業務量をこなしミスで過剰に詰められる時代よりもずっとマシ。
偏見じゃ無いよ、ただの事実。まともな人間はまともな職場に固まっている。
事実ってことはそこら辺の職場すべてを網羅するがごとく働いていたのかつまりおまえこそがまともじゃない人間だという証明ありがとうございます、というか論点を考えれば事実かどうかは問題ではなくそのような認識の人が多ければ多いほど生きづらい人は多い証明になるんだがバカには自分で首絞めてるのが理解できないらしい。
飲食、サービス、介護は労働者の多数を占めるけどね、
なんやかんや言っても、日本はまだまだマトモな人間が多い国だよ。お前の周りは知らんけどな。
労働者の多数を占める連中をまともな人間じゃないと言いつつまともな人間が多い、と反する命題を口にできるとかキチガイすぎて話にならないな。
市場制約と言うなら2016年は空前の人手不足だから制約は無いに等しいな。
自分から切り出したのにどこの市場の話なのかすら理解できていないとか論理性だけでなく記憶力もないようだ。やりとりをきちんと見返してこい。
会社勤めした事無いんだろ?難しい言葉使うなって。普段使ってないのだから。
そうだな、市場制約という言葉すら難しい言葉と認識しているバカは会社勤めしたことがなさそうだな。
就職とマネーリテラシーについてはちゃんと書いてるのに、ここまで的外れな自己意見(反論とは書かない)しか出ないとはね。
就職に関しては先のトラバで指摘したとおり反論になってすらいないし、互助会レベルのうすっぺらい内容でドヤ顔してちゃんと書いてるとか言われてもドン引きしか出来ないし、マネーリテラシーにおいて橘玲を挙げるあたり経済学すらまともに学んだことがないバカだという証拠になるんだがな。
要するにバカだから就職出来ないし、コミュ障だから人間関係が悪く、運も悪いので実家が細くて金も無いってだけだな。そりゃ死ぬしか無いわ。まぁお前はバカだから、そこから出られないよ。一生沈んで生活保護でも貰ってろ。
論理性もない記憶力もないバカは自己投影した汚い言葉しか吐けないなんだろうな、可哀想に。市場制約という言葉すら難しい言葉だと考えてしまうくらいの橘玲ごときを持ち上げる低知能のゴミの意見は価値無しだから一生黙っててほしいものだ。
http://anond.hatelabo.jp/20160718122405
文意が取れないほど細切れにして反論されてもな・・・。引用するならちゃんと全文取れよ。
文意が取れないほど細切れな引用って具体的にどことどことどこがそうでどうしてそれが問題でなぜそう言えるのか具体的にきちんと指摘すらできないゴミクズザコのくせに口を開くな。
文意が変わるとダメなので全文引用してあげるね。僕は派遣から現在自営だよ。結構色々な職場を渡り歩いている。そういう意味ではサラブレッドではなく野良だね。自分の首は一切締めてないよ。むしろ人生を楽しんでる。
重要な論点が理解できてないバカがいる。そこら辺の職場という指摘をしているのに派遣というだけで具体的な業種を挙げてない時点でそこら辺の職場という表記に対応しておらず反論にすらなってないことにすら気づけない生ゴミ。偏見にせよ事実にせよそれらの人たちが差別的な認識をする人間によって生きづらさを感じてしまうという重要な論点にはいっさい触れておらず自分が人生を楽しんでいるという意味不明な議論にすらならないキチガイ発言。差別的な認識をすることが生きづらさを感じる人を発生させている証拠になるので差別的な認識を表したことが自分のクビを締めているという指摘なのに渡り歩いて来たオレサマは楽しんでる!だからクビを締めていない!という相手の文意()どころか論点すら理解しないまま口を開くタイプのキチガイアスペゴミクズ生ごみであり無能だという事実を表している。
君の文章ね、読点や句読点はちゃんと入れた方が良いよ。文章の訓練受けてないみたいだから、まずは新聞読めって最初の投稿に書いてるだろ?漢字の変換もちゃんとしような。他人に意味の通る文章が書けないって事は、日本語が出来ないのと同じだよ。中国人やベトナム人が日本で働くのと同じレベルでしか働けないからね。ちゃんと勉強するんだよ。もしかしたらネトウヨくんかもしれないけど、ネトウヨ君がさんざん罵っている中国人や韓国人より君の立場は下だからね。まぁ認めないだろうけど事実だ。
これに至っては論外。相手の論に対応した意見を発する訓練を積んでいないネトウヨとばかり喧嘩してホルホルしてしまうレベルの知性の持ち主であり具体的な指摘をせず相手の論点を理解していない上記の証拠をさらに補強するものとなっている。
文章を読めばその人が受けてきた教育は大体わかる。君、中学もまともに出てないニートか引きこもりでしょ?手遅れになる前にさっさと外に出ようね。まぁ生活保護貰うなら、僕が払った税金からでも取ってくれて構わんよ。これから福祉はどんどん縮小されるけど、自分で稼げず(稼がずに非ず)貰って生きるので満足なら良いんじゃないかな。まぁ人に迷惑だけはかけるなよ。未来ある若者に危害を加えず、自分一人で孤独にひっそりと消えてくれ。
いっさい俺の発言に対する指摘をできずに脳内空想で決めつけた負け犬の遠吠えを繰り返すだけに落ちぶれたマヌケ。
http://anond.hatelabo.jp/2016071819501 6
見てわかる事って有るよね。どこまで説明するのかは、まぁ君の要望じゃなくて僕の基準で決める訳だけどさ。普通の教育を受けた人間なら、君の引用は細切れにし過ぎていると言う指摘は、見ただけで納得できるレベルだよ。先に指摘している通り、君は日本語が使えないレベルの、本国でもクズ扱いの出稼ぎ程度の能力しかないと自白しているようなものだよ。
細切れではなく各論点に対して明確に反論しているのは一般教養を持った人間なら見ただけで納得できるんだがそう納得した人間への具体的な反論ができずに逃亡する負け犬の言い訳始まりました~笑細切れにされてこのように文意が取られなくなったという説明すらできずに涙目で「本国でもクズ扱いの出稼ぎ程度の能力」と外国人差別まで始める人間の頭の悪さと倫理観のないいますぐ自殺したほうがいいレベルの脳みそ腐ったゴミだという証拠をありがとうございます笑
差別的な認識って言うけど、差別じゃなくて区別だから。
はいまたもや論点おさえられてないマヌケ発言、派遣も一部にしか所属したことがない、おまえが自分で挙げた職種については具体的に挙げられない、だからおまえの発言は事実を区別したものではなく偏見による差別だという指摘をしているのに僕ちゃんの所属していた派遣では~と連呼するだけ。
君の文章は読点や句読点が無いのは誰が見ても明らかだし、小学校の先生に提出しても赤点貰うレベルだって自覚無いの?まぁ君の人生だから、好きにすればいいのだけど、共通の言語を喋ってある程度の学が無いと会話にならないね。あと、ホルホルって何?スラング使われてもわからないよ。日本語で喋ろうね。
脳みそ腐ったゴミクズは論点への具体的反論をしないので精神的負荷をかけるためにあえて句読点を使わずにいるんだがそれに読点と句読点ってダブりだし発狂しちゃったのかな論点を押さえた反論をせず罵倒ばかりという指摘をされているのに再び罵倒しかできないマヌケ、ネトウヨとか言い出す腐れ脳みその階級に合わせたワードチョイスをしてあげたのにわからない~とか言い出しててウケる、このトラバを見てもわかるとおり、「僕ちゃんの意見の正当性は分かる人には分かる!おまえは日本語がヘタだ!」としか言えず各論点に合わせた反論というのが一切できないくせに「なんで負け犬と呼ばれるのかわからない!」って涙目遠吠えしかできてない自分の顔すら認識できないクソマヌケはネトウヨと喧嘩してるのがお似合いだよ笑
どの文脈から「負け犬の遠吠え」とか「落ちぶれた」って話になるのかな?そもそも、最初に僕が投稿した記事の元は、自分が負け犬であり死にたいと言ってる増田だよ。もし君が元増田なら君こそが負け犬で落ちぶれて死ぬしか無いどん詰まりのカスじゃないの?本当に珍獣って居るのだねと、僕は今新鮮な気分だよ。
大元の増田とは一切関係ないし、死にたいって言ってる増田とはおまえのトラバ一個別のトラバ挟んでるから事実認識できてないクソマヌケの証明を自らやらかしてるし、仮に関係があったとしても各論点への具体的反論ができない脳みそ腐ったゴミクズウジ虫一家ごと自殺したほうがいいレベルの生ごみ君であるという事実は変わりがないからな。「わかる人にはわかる!」だの罵倒だのする前に各論点へ具体的反論しないかぎりおまえは小汚い言葉を吐くことしかできない知能の負け犬で落ちぶれて死ぬしか無い一家まるごと焼け死んだほうがいいレベルのどん詰まりカスなのでまずは一般人ならできる普通の論点への反論をしような。それができないなら罵倒してもおまえの惨めさはますます増して下水道の中で一生を暮らすゴキブリレベルになっちゃうぞ?笑
http://anond.hatelabo.jp/2016071810584 4
キャプチャ見たけど元にはない文なんだが笑
発狂したゴミクズが後付けで涙を流しながら必死に書き連ねたのかと思うと笑いが止まらない
せめて他の文章と明らかに異なる改行の仕方も直しといた方がいいんじゃないか?笑
「非正規や飲食や介護は、言っちゃあ悪いがクズの吹き溜まりだ。
仮にその脳みそ腐った後付けの言い訳を許したとしても、非正規にかぎるなら「非正規や」で区切ったのは表現のダブリでしかないのでつじつまが合っていないし、労働者の多数であるという事実も変わらないしで反論にすらなってない、やり直し。
可哀想に、後付かました文章でも「日本人の多数はまとも」が矛盾しているという指摘には答えられていないということだ。
それ以降の文章に至っては僕は優秀!おまえは優秀じゃないと連呼するだけで本論への反論をいっさいできない無能な脳みそ腐った一家自殺レベルのマヌケの妄想ストーリー、きんもーとしか思えないわ笑
ちゃんとした文章で理詰めにされたほうが、僕は負担がかかるから。
ここまで上記に出てる論点にほとんど答えず抽象的な発言をくり返すキチガイにとって負担が少ないのは当然だろw
君、その文章で誰かに認められた事有る?その文章でお金稼いだ事有る?僕はどちらも有るよ。小学校の読書感想文で先生に褒められた事から、社会に出て仕事に活かして売上を上げる文章も書いている。(というか、僕の文章のみで1つの事業が成り立っている)誰かに認められている「余裕」が君からは感じられない。(また根拠が無いと言い募るのだろうが)
空想世界で生きるキチガイが自分を否定する人間は認められてないに違いないと妄想を繰り広げている。根拠がないと言われても言い募ってるだけ!らしい笑
この場合売上を上昇させているのではなく売り上げている事実を指すので売上を「上げる」は間違いだよ、それとマヌケの書く文章にありがちなんだけどなんでも事でまとめちゃうんだよね、あと事から~で始めておきながら~事もあるで受けないのは3秒の記憶も持たない典型的なマヌケの文章だよ、「~された事から、~書いている」キリッ笑、それから仕事に活かして文章でお金を稼いだ話をしているのに「社会に出て」は余計なんだよね、仕事に活かしてるイコール社会に出てるなのでダブリもいいとこ、「~先生に褒められた経験もある。さらに文章を仕事に活かして売上につなげている」のように書くのがプロ。僕の文章で事業がなんだって?笑あれか、互助会ブログでも書いてアフィ収入で数億円得たかのような妄想でもしているのかな?笑
で、君は就職して年収10Mくらい取ってるの?たかが上位4%だから、そこまで大言壮語するなら当然取ってるよね。(信じないだろうけど、僕は取っている。余裕で10M超えてる)
とりあえず上記の各論点に答えてからにしろよあーもしかして僕ちゃんの年収は10万円なのかな納得だわ平日の10時過ぎから暇を持て余してる脳みそ腐ったマヌケだもんな
そもそも互助会叩きは自分の既得権益を守りたい人が出る芽を叩いてるだけである。
今までのはてなは古参のブックマーカーが圧倒的に有利な内輪コミュニティだったんだよね。
誰かが同じような変なことを言ったとしても
古参が言ったら「深い。そういう視点もあるのか考えさせられる」
新人は古参におぺっかを使って尊敬してるという文章を発することしか許されないともいえる。
それではコミュニティに溶けこむことはできないし新人同士で固まるしかない。
しかし新人組が力を持ちすぎたうえにおぺっかも使ってこないから「てめー生意気だ」と因縁をつけられるようになってしまったのだ。
平和に住み分けようとしてもこうなるのだから戦争がなくならないことも納得できてしまう。
古参の閉鎖的で排他的な性質さえなんとかなれば問題は解決するのだが
彼女の一日は日頃の感謝と安全祈願を込めて愛用する道具のお手入れから始まる。
縦ロールは自律でセット。
お支度を済ませてお嬢様は軽やかに言った。
「それでは行って参ります」
決戦場となる体育館に三名のサバイバリストがつどう。彼女たちは一辺が5mの正三角形の頂点に立った。
「最後の戦いが二対一なんて酷くありませんの?」
縦ロールのお嬢様はやんわり抗議する。
ルール上、禁じられた行為ではないが、今までタイマンばかりだったのに唐突な感は否めない。
しかし、姫カットお嬢様とセミロングお嬢様にも言い分はあった。
「あなたが「ふつう」でしたら、こんな戦い方はしませんけど……」
「おわかりですね?」
縦ロールのお嬢様は物憂げにうなづいた。
「そうですわね……分かっていますわ。美しさは罪、ということですわね?」
「ぜ、ぜんぜん分かっていませんね!!」
セミロングのお嬢様は脱力した。姫カットのお嬢様には彼女よりも耐性がある。
「あと、これは最後の戦いではありませんよ。
「私のはナイr……」
最初に武器――ねじ込みクロスを使って作った十字槍だ――を構えたお嬢様に、
「なかなか安定感がありますわね」
セミロングお嬢様の持つ500mmのSGP25Aパイプは1本で1.2kgになる。
服の中はもう少し短いものも多いが、これらを14本と多数の継ぎ手を抱えた彼女は20kg以上嵩増しされていた。
彼女が戦いを急いだ背景には重くてしんどいという切実な理由もあったりする。
「力で引けないならば!」
両縦ロールが地面に打ち込まれ、チェーンブロックのレバーが引かれる。
「ぐぅ……!」
有無をいわさぬ機械のパワーにセミロングお嬢様は顔をしかめた。
「私のことを忘れすぎです!」
戦闘態勢を整えた姫カットのお嬢様が鉄鎖引きの横合いから参入する。
「忘れてなどいませんわ!」
チェーンブロックのロックがいきなり外され、踏ん張っていた鉄パイプさんは自分の力で後ろに吹っ飛ぶ。
「えいっ!」
さらに工具の本体側が迫る姫カットお嬢様の左手に投げつけられる。
さきほどまで熱心にお手入れしていたのに酷い仕打ち。
それでも物言わぬチェーンブロックは健気にお役目を果たし、姫カットお嬢様に攻撃回避の労をとらせた。
その眼前に縦ロールお嬢様は駆け寄っている。
「いただきですわ」
いつもなら接近戦は姫カットお嬢様の望むところだが、回避直後は流石に体勢が悪い。
膝を突かんばかりの彼女に、掌底が打ち下ろされる。それを跳ね上げて袖を絡めようとする動きを許さず、右のミドルキック。
ガードをしてもダメージが加算される。
「ぐぅ!」
今度は姫カットお嬢様が下から右貫手を繰り出すが、左縦ロールが一閃。
貫手を弾き飛ばして、巻き毛が背後に回り込む。
インシュロック使いの首筋に死に神に鎌を突きつけられたような寒気が走る。
予感が現実にならなかったのは、セミロングお嬢様が槍を投げて敵を後退させてくれたおかげだった。
「わずらわしいですわ」
さきほど伸ばした左縦ロールが巻き戻ると同時にチェーンブロックを姫カットお嬢様の背中に肉迫させている!
「……っ!」
鉄鎖に背中を強打され、姫カットお嬢様の息が詰まった。一対一なら勝負ありであるが、
「やああああっ!」
白い鋼管を構えたお嬢様が自分に注意を向けるため、喚声をあげて突っ込んでいく。
縦ロールお嬢様は再度フックを投げつけて、敵の接近を止めた。
唇をシミターのように吊り上げた彼女は、右の縦ロールを綱引きの相手に指向する。
彼女は咄嗟に半身の構えを強くし、敵への投影面積を最小限にした。
ゴアッッ
真横にいる姫カットお嬢様は、右縦ロールが一瞬かすみ、発生した疎密波が縦ロールの前後に広がる様を目撃した。
縦ロールの中から「何か」が高速で飛び出し、セミロングお嬢様を襲う。
「きゃあっ!?」
スカートのブリーツに仕込んだスウェージロックのシームレスパイプが甲高い音を立ててひしゃげる。
ふとももと脇腹への被弾は一発ずつが肌にまで突き刺さった。
「くあっ!」
「おほほ!コイルガンのお味はいかがかしら?おかわりたーんとありますわよ?」
説明しよう!
縦ロールお嬢様は電線を断続的に仕込んだ縦ロールを次々に急速回転させ、
発生した磁場でロールに装填したニードルを順次加速させ高速で撃ち出したのだ!!
凄いね人体。
よく知らない兵器。気持ち悪い。セミロングお嬢様が青サバより血の気の引いた顔で叫んだ。
「そこ!変な混ぜっ返しをしないでください」
アホボケとクールボケに対してツッコミは自分一人。セミロングお嬢様は二対一が別の構図に思えてきた。
漫才によって敵の注意を分散させる意図は理解していたけれども。
「やっぱり三人は姦しいですわ」
縦ロールお嬢様はもう一人への隙ができるのを承知の上で、左ロール砲をセミロングお嬢様に向けた。
まずは配管工を倒す。
姫カットお嬢様が左縦ロールに結びつけた透明なインシュロックの輪かざりを引いたのだ。
彼女は事前に縦ロールのパワーとスピードを把握している。ただで真横の通過を許しはしない!
ニードルの散弾が縦ロールお嬢様にとっての二人の敵、その間に着弾する。
「今です!」
事実上1ターンに三回以上動ける天衣無縫のお嬢様を倒すためには同時攻撃が必要だった。
サバイバルゲーム開始以来はじめて、彼女の顔から余裕が失われる。至急チェーンブロックを波打たせて波動の鞭にセミロングお嬢様を襲わせる。
――はずが、標的は脱皮を済ませていた。重量級の上着をフックに巻き付けて身軽になったお嬢様が突っ込んでくる。
右縦ロールを地面に突き刺しての回転キック。
だが、今度は姫カットお嬢様が上着を脱ぎ、縦ロールの台風に覆い被せた。
大量のインシュロックが織り込まれ、末端がお嬢様の手に握られた、それはまさに投網。縦ロールお嬢様の回転は自らを縛り付ける結果に陥ってしまう。
「うきゅ~」
目がぐるぐる状態の珍獣を狩人たちは押さえつけた。姫カットお嬢様はインシュロックを通したマウントベースをいくつもいくつも床に接着しまくる。
ひとつひとつは5kgf程度の耐過重だが、何十個もつけられては、さしもの縦ロールも動かせなくなる。
「やっておしまい!」
「すみません、縦ロールさん!!」
セミロングのお嬢様は、超硬(タングステンカーバイド)のジグソーブレードを装備したレシプロソーを取り出すと、哀れな獲物に向けた。
「およしになって!何をなさるつもり!?」
至近距離からの悲鳴を浴びたセミロングお嬢様の手が危なっかしく震える。
「うう、罪悪感が……」
「反対側は私が切ります。彼女を自由にしてあげましょう、この縦ロールから」
そう言って姫カットお嬢様は本来はコンクリート切断用のダイアモンドホイールを装着したサンダーを取り出した。
戦闘前に情報交換をした二人のお嬢様は、残る一人は動く巻き毛によって、おかしくなっていると判断していた。
同様の症状を示していたポニーテールのお嬢様が、セミロングのお嬢様に倒されてから、すっかり彼女に懐いている様子からも、そう思ったのだ。
二対一で卑怯と罵られても異常をきたした仲間を放っておくわけにはいかない。
「うぅ……」
強力を通り越して凶悪なツールにざっくりと縦ロールを切り落とされたお嬢様は喪失感と開放感を同時に覚えた。
自分が縦ロールに洗脳されていたと、彼女を引き起こした二人に洗脳される。
「わたくしは今まで縦ロールに操られていましたの!?」
縦ロールあらためウェーブロングのお嬢様は憑き物が落ちた顔でつぶやいた。
「今までなんてことを……」
思わず姫カットお嬢様とセミロングお嬢様は彼女ひしと抱きしめた。
「よかったですね」
「友情の勝利です」
「ありがとう、わたくしの最高のお友達!……ところで、決着がまだですわね?」
「「え?」」
ぴちゅーん
アフロのお嬢様と同じく、縦ロールの使用に耐えてきたウェーブロングお嬢様の肉体も強靱だった。
二人まとめての裏投げという豪快な決まり手で、増田お嬢サバイバル大会は幕を閉じた。
ちなみに縦ロールは毎朝牛乳を飲んで体操していたら動かせるようになったそうな。
「残り1名!
ありがとうございました」
前回
http://anond.hatelabo.jp/20160414193717
次回
ナショナルジオグラフィックは楽しいサイトで、会社のパソコンでよく昼休みに見る。
学術的発見などはともかく、環境保護に引っ張り出される動物が、逆に不快なのではないだろうかと思うようになったからだ。途上国で我が子の身体障害を晒して物ごいを強制している母親のように。
大体、そんな母親は「この子はうちの稼ぎ頭なんですよ」と自信満々な顔でいるんだけど、何かこう、複雑な気分になることはある。もうちょっとどうにかならんかったのだろうか、と。いや、おかんのほうもっと気張れよと。
日本でも例えば東京での絶滅危惧種例えばゲンゴロウやミズスマシなどの話題はほぼ無視で、限界集落だらけの過疎で山深い地域や離島の生き物ばかり取り上げる。
以前、中国の片田舎で新種の毒蛇が発見されたが、これは住民によって撲殺された後だった。
立派、ないしかわいくない生き物は滅びるに任せるのが、世界の現状なのだ。
そんな感情立脚した保護活動の嬉々とした報告に少しばかり嫌気がさしたのかもしれない。
人種差別じゃないんですよ。
そもそもケニア人に限らず、駅伝に限らず、スポーツ推薦の連中はみんな嫌いなんです。
ただケニア人留学生という属性のおかげで、「勉強なんかどうでもいい、運動さえできればいい」
なにしろ彼らには、大会で活躍して大学の名前を売ってもらい、愛校心を盛り上げるという大事な役割があります。
だから優遇されてるわけです。体育学部みたいなとこで、キャンパスも別で、しかもろくに通わなくても、
「運動部でござい」って書いたら、黙っていても空から単位が降ってくることでしょう。
だから普段は寮住まいで、ひたすら練習して、試合がある時だけ人里に下りてきて、喝采を浴びる。
彼らが頑張ってるのはわかります。高いレベルにあるのも確かでしょう。
おまけに理不尽に耐えるということで、就職にも有利なわけです。
しかしフツーの学生とは出自も違えば、普段の接点もほぼないじゃないですか。
なんでこんなん応援する気になるんでしょう。ラグビー日本代表とかそんなレベルじゃありませんぜ。
なんせごくごく稀に一般入試で入ってきた人がいたら、逆に珍獣扱いされるぐらいですから。
いやまあ、そんなこと言ったら私大なんて内部推薦AOなんでもありで、
90年代後半からオタク論が学術的、サブカル論的に語られ始め、2000年過ぎあたりを境に徐々に下火になっていった。ネットの個人サイトにおいてもオタク史やオタク論をまとめたものはいくつも見つかるが、その多くも2005年前後で語ることをやめている(その意味では『オタク論の死について』(エフヤマダ, 2014)はオタク論の現状に対する貴重な指摘である)。
本稿は真のオタクとは何であるかとか、データベース消費や心理学がどうこうといった話には一切言及しない。本稿の目的は誰がオタクと呼ばれ、誰がオタクを自称したのか、その変遷を整理することである。
第一回コミケは1975年12月に開催されたが、この時点で彼らはアニメファンやマニアと自称しており、オタクではなかった。もっとも二人称としての「おたく」はそれ以前のSF大会から広く使われており、そうした状況から一部で彼らを「おたく」と揶揄していたという指摘は存在する(岡田斗司夫, "オタク学入門", 1996)。とはいえ、彼らを「おたく」と明文化したのは1983年、中森明夫によるものという点で見解は一致していると言っていいだろう。
「運動が全くだめで、休み時間なんかも教室の中に閉じ込もって、日陰でウジウジと将棋なんかに打ち興じてたりする奴ら」「栄養のいき届いてないようなガリガリか、銀ブチメガネのつるを額に喰い込ませて笑う白ブタ」「女なんかはオカッパでたいがいは太ってて、丸太ん棒みたいな太い足」「クラスの片隅でさぁ、目立たなく暗い目をして、友達の一人もいない、そんな奴ら」(中森明夫, "『おたく』の研究(1)", 漫画ブリッコ(1983))
中森はこのように「おたく」を形容する。この時「おたく」に知識量や購買力などは一切要求されておらず、現代で言えば非モテのコミュ障ブサイクへの侮蔑の言葉であった。この連載は批判意見の殺到により早々に打ち切られるが、一方、オタク達は自虐を込めて「おたく」を自認するようになっていく。
ほぼオタク界隈の内部でのみ使われてきた「おたく」は、1989年、宮崎勤の連続幼女殺人事件で一気に世間に知られることとなる。宮崎は6000本のSF、ホラー、アニメを録画したビデオテープを所有しており、この点からマスコミは「宮崎のような非コミュでインドアなブサイク」の代名詞として「おたく」を用い、バッシングを展開した。
「オタク、かっこ悪い?」
そういう問い自体出なかった
「オタクは格好の悪い生き物だ」
侮蔑され諦観し
故に侮蔑され故に諦観し
数珠つなぎの輪がぐるぐると回っていた気がする
(中略)
おい あれ
プッ
ぎゃはははは
オイロリコン部ーッ
ぎゃははははははは
世間は宮崎のような人物をオタクと呼んだ。宮崎のような気持ちの悪い見た目をしているならそれは宮崎であり、あるいはアニメが好きならロリコンであり性犯罪者である。全て一括りに扱われた。
当時の高校生オタクにこうした罵声に反論する公の場など当然無く、家族からも白い目で見られ、彼らはひたすら耐えるしか無かった。その意味で、当時彼らにとってオタクであるという自称は「同じ迫害に耐える同志」という意味だったと言ってもいいだろう。
岡田は現代でいうところの作画厨と考察厨を兼ね備え、またアニメに留まらない広範な知識、教養と分析力を有する者を「おたく」と呼んだ。世間からの白眼視に耐えてなお「おたく」であった連中であり、加えて当時は今よりはるかに娯楽の少ない時代であり、情報収集と理論武装に傾倒した者が少なくなかったことに不思議はない。
80年代後半からパソコン通信が、そして95年以降でインターネットが徐々に一般家庭へと普及を始める。同人誌即売会と異なり時間的空間的制限無しに、そして同人誌制作に比べてはるかに手軽かつ安価に意見交換できる場は、不特定多数のオタク間の相互交流を可能にし、各自の知識差が広範に意識され始める。
そして『新世紀エヴァンゲリオン』(庵野秀明, 1995)が大ヒットを記録する。これにより宮崎勤を知らない世代である中高校生を中心にオタク人口は大きく増加し、終盤の難解な展開の考察や解釈を求めてネットが活用された。ネット黎明期、オタクの集う場所はごく限られたこともあり、高度な知識と分析力を備えたオタクの存在はより多くのオタクの目に触れることとなり、各オタクの「濃さ」が相互に自覚されていった。翻って「自分はあれほどの知識を有しないからオタクではない」といった謙遜も生まれ、こうしてネットとオタク人口の拡大によってオタクと呼ばれる者とオタクを自称する者のズレは拡大していくことになる。
エヴァ以降、『カードキャプターさくら』(浅香守生, 1999)のようなロリコンアニメから『serial experiments lain』(中村隆太郎, 1998)のようなカルトアニメ、あるいは『カウボーイビバップ』(渡辺信一郎, 1998)など幅広いジャンルで今なお名作とされるアニメが相次いでTV放送され、無垢な若者のオタク化を助長し続けた。
他方、オタクをPCに向かわせた要素として95年以降のエロゲにおけるカンブリア爆発的な状況の影響は否定できないだろう。『雫』(Leaf, 1994)に始まるビジュアルノベルの勃興と「泣きゲー」の流行など、現代エロゲのベースはこの時代まででほぼすべて確立したと言っていい。
コミュニケーションツールとして、コンテンツ再生機としてPCはオタクの必需品と化していった。これと同期して、それまで家電製品の街であった秋葉原は90年頃からPCパーツの街へと変化し、来店するオタク率の高さからトレーディングカードやフィギュア専門店が相次いで秋葉原に出店、秋葉原はアキバと化していく(森川嘉一郎, "趣都の誕生 萌える都市アキハバラ", 2008)。
そして2005年、TVドラマ『電車男』が視聴率20%を超えるヒットを記録する。オタクには「アキバ系」という新たな名前が与えられ、アキバは一般観光客がオタクと呼ばれる気持ちの悪い珍獣を生で見ることの出来る動物園として扱われた。
珍獣としての要素については、モーニング娘。に端を発するアイドルオタクによって発展したオタ芸にも言及してしかるべきだろう。視覚的にわかりやすい「気持ち悪さ」を有したそれらの振る舞いは、オタ芸という名前を含め、何をオタクと呼ぶかにおいて一定の影響力を有したと考えられる。
2006年に登場したニコニコ動画は、2007年発売のVOCALOIDの登場などを通じて非アングラユーザ、中高校生といった若年層のユーザを多く取り込み、違法合法問わず大量のアニメやゲームといったオタク系コンテンツを抱え込んでいく。
アニメは放送時間が限られ、視聴時間をあわせて見るか、わざわざ録画予約しなければならない。ゲームも安くない金額を支払ってプレイする必要があり、多くの場合プレイ時間は数十時間以上を必要とする。これに対し、動画サイトに投稿された動画に必要な手間はクリックするのみである。オタク系コンテンツの視聴にかかるコストはかつてと比べ著しく低下した。
またアフィブログの影響も否定できまい。2chのログをまとめて整形し、見やすく要約する形で作られたゲーム系、アニメ系アフィブログは人気を博し、その読者は当のアニメを実際に見たことがなくともその内容を大雑把に把握し、売上情報やスキャンダルを把握する。その情報はあくまでアフィブログに書かれている内容に留まるが、彼らが一定のオタク的知識を有していることはまぎれもない事実である。
こうした層はアニメやマンガを多少知ってはいるが、深く傾倒しているわけではない。オタク系コンテンツの情報収集に必要なコストが高かった時代、身だしなみ等、オタク趣味以外にコストをかける余裕は無くて当然と言えたが、しかしコストが下がるにつれてオタク趣味以外へ投資をすることは普通になり、まともな容姿で一般的話題も把握した「オタク的な知識を有する何か」が徐々に増え始めることになる。
「非モテ」という単語が使われ始めるのは2006年以降であるとのことだが(松谷創一郎, "〈オタク問題〉の四半世紀", どこか〈問題化〉される若者たち(2008))、中森がかつてオタクと呼んだ人々は、こうして「おたく」という乱暴な括りから非モテ、コミュ障等と細分化し始める。
誰をオタクと呼び、あるいは誰がオタクと自称するかは、各々が自分の周囲にいる自分がオタクだと思った人を参考に決定するのだとすれば、ヤバい容姿のいかにも濃いオタクがかつてはどのサークルや同好会にもいた(黎明期は全員そうだったと言ってもいいだろう)時代と比べ、2010年に近づくにつれてそうした人物は減少し、あるいは絶滅していったと言え、こうして当人の周辺環境によって誰をオタクと呼び、誰がオタクと自称するかの個人差が拡大していったと考えられる(SNSの発達により、小さく仲の良いコミュニティが大量に分散して存在するようになった、という点もあるだろう)。
一方で2007年以降、AKB48が握手券商法を本格化させたことにも言及しておきたい。ファンにとって投資金額は熱意と情熱を表すバロメータとして機能した。彼らは自分がどれだけ投資したのかを示し、それによって同じファンから一目置かれるようになる。かつてネットによってオタクの濃度差が知識差として可視化されたと述べたが、投資金額の多寡としてもそれは可視化されるようになっていった、と言ってもいいだろう。
細田守監督の映画作品は『時をかける少女』(2006)を筆頭に非ジブリアニメながら広く世間に受け入れられ、『魔法少女まどか☆マギカ』(新房昭之, 2011)、あるいは『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない』(長井龍雪, 2011)のヒットはアニメを見るというオタク的行為に手を出す敷居を下げ、アニメを見ることは異常ではないという空気を作っていく。
2011年、アエルラ、アイムシングルの2つのオタク向け婚活サービスが開始される。このオタクの定義を見てみると、アエルラは「一つの趣味を愛し、共有したいという気持ちがあれば、それはオタクである」と定義し、アイムシングルでは明確な定義こそないが、「マンガ・アニメ・ゲーム好き」をパーティ参加の必須条件としている。
筆者が数回体験した範囲に限られるが、実際にこうしたパーティに行ってみるとかつて中森が嘲笑したような「おたく」を見ることはない。いささか一方的な会話を展開する男性は多少いるが、慣れない場に緊張したことの影響も少なからずあるだろう。一方、岡田がオタクと呼んだような広範な知識教養を有するオタクを見ることもまたほとんど無かった。面白いことに30代の参加者でも90年代後半のアニメの話題に反応する例は少なく、良好な反応の得られるアニメは概ね2010年以降であった。こうした点から彼らのオタク的趣味の範囲はここ数年に限定されており、もともとオタク的であったのかもしれないが、オタク的趣味を実際に楽しむようになったのは最近であると考えられ、10代の若者に限らず、幅広い年代でオタクと自称、あるいはそうと意識する人口が増えているという認識を抱いた次第である。
他方、携帯ゲームの課金要素の充実や2010年以降のアイドルアニメの興隆などから、グッズその他のオタク的趣味への投資金額の多寡がオタクとしての熱意の度合いを示すバロメータとして意識されるようになっていく。2015年、TVニュースにて「リア充オタク」が特集され、その「リア充オタク」のオタク趣味への投資は年間2万5千円であると報じられた際、その金額の少なさへの揶揄が主にTwitterで取り沙汰された点は、その意味で興味深いものがある。
アイドルオタクとアニメオタクを絡めるなら声優のアイドル化への言及は本来必要不可欠だし、女性オタクへの言及が明らかに足りていない、ゲームオタクについてなど全体的に漏れが多い点は自覚している。申し訳ない。
また整理の都合上、いささか恣意的に流れを作った部分があることも否定できない。例えばネットの普及+エヴァによるオタク人口の増加→知識格差の可視化、という流れは自分でも「本当にそんな単純な話か?」という疑問を抱いているが、ざっくりした傾向というレベルではまぁ嘘ではないだろうと考え記載した次第である。
ただ、ある人が誰かをオタクと呼ぶ時、あるいはある人が自らをオタクと称する時、その内容から当人がどういう時代背景を前提としてきたのか、あるいはどういうコミュニティに所属してきたかを推測できることは、会話の食い違いやすれ違いを修正する手助けになると筆者は考えている。
「お前がモテないのは顔が不細工だからでも、オタク趣味だからでもない。性格が悪いからだ」
よく言われるがこれはたぶん事実だ。
先輩に一人、イケメンでもないし、趣味もマニアックだが、中身の素晴らしい人がいる。
余裕があって誰にでも優しい。10人いたら9人から嫌われないレベルの聖人だ。
俺が女なら周りのイケメンもどきなんか無視してアタックしてるかもしれない。
でもさ。俺が見る限り、そこまでやってようやく普通の扱いなんだよ。珍獣ポジションから抜け出せただけ。
あんなの目指せと言われても無理だ。絶対に真似できないし、しようとも思わない。
「中身がよければ」とか言う奴は目を覚ませ。
まだ整形でもした方が楽だぞ。
ぼくの考えは1ミリも変わらない、どころか、この確信は強固になっているので、あらためて書いておきましょう。
わかりますか。専業ブロガーのブログはダメなんです。もう、読んでて全然面白くない。
異論がある?異論は認めません。じゃあ面白いブログを教えてくださいよ。ぼくは本当に、ブロガー専門で生活している人のブログで「面白い!」と思った試しがありません。
なぜか。教えて差し上げましょう!
1. 守りに入っている
まさにイケダハヤトさんが書いてる「まだ東京で消耗してるの?」のブログは象徴的で、あれつまらないと思うんですよ。イケハヤさん見てますか〜?つまらないですよ、最近。
いや、イケハヤブログは良くできてますよ。セルフメディアとしては日本一だと思います。煽り見出しの選択もうまいし、それとは分からないようにこっそりとチマチマ稼ぐマネタイズもうまいです。
でも、決定的に「面白くない」んですって。
何かと言うと、ブロガーは「攻められない」んです。自分の居場所であるブログを、自分を、守らないといけません。彼は自分のブランディングを傷つけることができません。
サラリーマンはブログで生きているわけではないし、匿名でも書けるので、ブログには何でも書くことができるんですよ。他人に読まれなくても、自分にとって面白いことは何かと考えるエントリーを自由に書くことだってできる。一方でイケハヤの記事は炎上に溢れていますが、それは模倣可能で、もはやコモディティなんですよ。
最近流行ってるじゃないですか、毒のある炎上って。「ブログ芸人」はアートではなく、ビジネスの領域の「テクニック」に堕しました。イケハヤは一つの時代を築き、今終わりかけているのです。勝手ながら、次の変化に期待しています。
…と、イケハヤに対して愛の刃を振るってしまいましたが、要するに「もうつまらない」んです。専業ブロガーの最高峰の集大成ともいえるイケハヤですら、もう面白くない。小銭ねらいの炎上より本当に言いたいことを優先する覚悟が、これからのメディアには求められるのです。
イケハヤには言わずもがな、守るものがあります。ブロガーであるイケハヤが文章を書くとき、イケハヤは「こんなこと書いたら炎上しないかも」という恐れが頭をよぎります。そしてイケハヤは、結論を変え、文末のエッジをねじり、「笑い」と「愛」を手放してしまうのです。ああ!
自分を燃料として炎上するセルフブランディングのブログからは、もう「面白いもの」は生まれてこないんです。炎上のテクニックを極める方向にしかいかない。あとは意識高い系とか社畜批判コンテンツ。ツイッターの大学生のアカウントでいいじゃん、それ。あとは「◯◯が超つまらない理由」とかね。NAVERまとめでいいじゃん、nanapiでいいじゃん、それ。あなたの貴重な人生を割いてまで書く意味はない!
2. 変化が遅すぎる
まぁそりゃそうで、「毎日10時間ネットばっかり見ているイケハヤ」と、「毎日3時間しかネットを見ずにあとはハードな仕事をしたり美味いモノを食ったりしている田端信太郎」がいたら、後者の方が経験値もあがるし女にもモテるんですよね。専業ブロガーは経験値が少なすぎるんで、変化が見えないんです。
イケハヤのようなブロガーは、一日中ブログのことを考えています。データを見て、PDCAを回しています。毎日のように書いているので、ブログを書くスピードも上がります。
イケハヤは今や、1日15本の記事を生産できます。毎日10本更新を365日続けて、3,650本。兼業ブロガーはせいぜい1日に1本でしょうから、365本。そりゃ、記事の濃さは違いますよね。はい論破。…小銭稼ぐなら、薄い炎上記事を量産するより要領のいい方法がいくらでもあるのに。
読者は、イケハヤの変化を望んでいるんです。みんなドラゴンボールが好きですよね。孫悟空がいつまでたっても成長しなかったら、飽きるじゃないですか。
変化しなければ、成長しなければ、面白くないのです。ブログのPVと、チャリンチャリンと落ちてくる小銭ばかりが気になって、狭量な考えのブロガーに終わるんではなくて、多様な考えの人と沸騰的なコミュニケーションを取るような情報量の多い経験に徹底的に時間とエネルギーを注いで、人生の幅を拡げるべきなのです。そうしなければ、イケハヤは主人公にはなれません。イケハヤはいつまでたってもイロモノか、懐かしのブログ芸人の域にとどまります。
3. みんなと同じようなことしか書けない
ブロガーとして成功するために知っておくべき、真理を伝授しましょう。目ん玉洗ってよく読んでください。
この2つの真理から導き出されるのは「専業ブロガーは他者との交流が決定的に欠如しているがゆえに、どれだけ頑張っても同じようなことしか書けない」という帰結です。
面白い文章が書きたければ、自分が面白くならないといけません。面白い生き方をすれば、あなたの文章能力が低かろうが、あなたのブログは読まれます。
あなたの生き方が薄っぺらで独善的でつまらなければ、どれだけ技巧を凝らしても、ブログは面白くなりません。面白がられたとしても、一発ネタで終わりですね、せいぜい。テクニックレベルの話は、すぐに飽きられます。
イケハヤは社会的には珍しい立場でもなんでもなく「新卒で入った大企業を1年で辞めて」「次に入ったベンチャーも1年で辞めて」「社会人3年目に独立して」「ブロガーとして生計を立てており」「東京を捨てて高知の山奥に家族で住んでいる」という、割とオリジナリティの高いバックグラウンドを有しているつもりのようですが、この程度のドロップアウトした人間などいくらでもいますし、書く文章など大して面白くないですよ。
イケハヤ程度の人間なんて無数にいるんです、この日本において。その立場を選ぶかぎり、イケハヤは「その程度のこと」しか書けません。ニートのブロガーの方がよっぽど面白いですよ。ニートの方が珍しい存在ですから。
クリエイターになりたければ、まずは環境を選べ、ということです。あなたが他者の相反する利害に揉まれるような混沌とした環境にいればいるほど、生み出すものは面白くなります。専業ブロガーに甘んじているかぎり、差別化ができないのです。
4. 応援したくならない
イケハヤのブログって、あんまり応援する気にならないんですよねぇ。だって、別に誰が応援しなくてもイケハヤは生きていけるわけですから。
一方で、たとえば宮森さん。いろいろ捨てて実家に戻り、ブログを書きまくっているようです。これはもう、応援したくなりますよね。たまにブログを見て、面白い記事を見つけては拡散しています。でもいつか家を出るような気がしますし、ぼくはそれを勧めますね。ブログで食うのはいいけど、イケハヤのマネはして欲しくないものです。
イケハヤも現在、ブログで活動していますが飯は3食食ってます。食欲の問題は別ですから。月収もやっと3万円超えた程度なのにね。しかし、イケハヤはあのブログで生きていこうと決めたようです。それは自分が生きるために、他人の生き方をけなしながら炎上しつづけるということです。そんな生き方の価値が、他の人よりそんなに高いものなのでしょうか?
メディアづくりにおいて「応援される」という要素は超重要です。面白い存在であれば応援されるし、応援されればさらに面白いものを作れるようになります。しかしイケハヤのような拙い炎上芸も、かなり飽きられています。だからこそ彼にも焦りがあるのでしょう。
住宅ローンの記事なんて、自分さえ儲かれば他人をだましてもいいという領域まで行っちゃってます。あれには呆れました。これまで珍獣を見るようにして面白がっていたまともな大人たちも、あの記事で読むに値しないブログだと決めたことでしょう。個人的には謝罪エントリーがあってもいいと思うレベルです。
もちろんイケハヤは「安全な立場にいる以上、あなたは応援も、期待もされません」というはずです。そりゃそうでしょう。彼はそれでしか生きていけないんですから。しかし、あんな記事を書くような危険を冒すことに何の合理性もありません。
普通の人は「これから起業して社会を変えてやろうと思っているんです!」なんて浮ついたことは口にしませんよね。言ったとしたらアホ扱いされます。そもそも社会とは、他者との齟齬が渦巻く空間なのですから。だれか一人がコントロールできる社会の、どこが豊かなのでしょうか。そんな貧しい社会を願っているなんて、よほどのコンプレックスがあるか、あるいは何も考えていないかどちらかでしょう。
まあ「でも、リスクヘッジのために会社は辞めませんけどね(てへぺろ)」とか言ってたら、それなりに考えている利口な人なのかもしれないなと思いますが。これと一緒です。
武雄市の公務員を辞めて高知に来たイケハヤのアシスタント・里本さんは、「公務員辛すぎて辞めました。ブロガーになりたいです」と、なんか死にそうなメールをイケハヤに送ってきたそうです。イケハヤは手を差し伸べて、応援してあげないといけないと思い、彼が公務員を続けていたら、イケハヤは応援していませんからね、と言ってるそうですが、ぼくにはどうでもいいです。ただ里本さんには、しばらく世話になったら丁寧にお礼を言ってイケハヤの元を去った方がいいと思います。マジで。
「アルケミスト」でそんな表現があったと思いますが、後ろのドアを閉じるから、前のドアが開くんです。…なんて言いますが、そんなの詭弁ですよ。後ろのドアを閉めたら、前も閉まって閉じ込められる可能性の方が高い。前のドアが開く保証なんかないですって。
そんな詭弁を弄しているうちは、誰もイケハヤに注目しないし、応援もしてくれません。誰でも自力だけじゃ面白いものは作れませんよ。
…なんて、自分の利益のために他人を煽ってアフィリエイトを踏ませようとするなんて、しょぼい商売じゃないですか?
イケハヤはそれをわかっちゃいない。
イケハヤやはあちゅうはサギを突き詰めるために、引っ込みがつかなくなって、全裸になっているわけですが、そろそろ目を背けられるときが来るでしょう。今はもう、そういうサギが求められている時代じゃないんですよ。ぬくぬくコタツに入って読むに値する本物の作家の本でも読んで、ネットの作家気取りをバカにして過ごしましょう。以上、サラリーマンのみなさまにはどうでもいい話でした。騙されるなよ。
初めて誰かのことを好きになったから、何かあっても何もなくても混乱する
ずっといじめられっこで馬鹿にされてパワハラにもセクハラにもあって、男の人どころか人間が怖かった
仕事以外の人間関係が希薄な会社に転職できて、ようやく心穏やかに毎日淡々と生活できるようになってほっとしてたのに
お酒飲んだりでかけたりしてそれはたのしいんだけど、嫌われてるんじゃないか影で笑われているんじゃないかっていつも考えてる
そんなことないよ、って思えば思うほど、じゃあもし嫌われてしまったらいったいどうしたらいいんだろうって思う
なんとも思っていなかったときは気にならなかったのに、好きかもしれないって思ってから、いろんなことが気になる
年相応に振舞えているか、人並みのメイクができているか、変な服装になってないか
どれもこれも今まで気にしたことがなくて、人に笑われても仕方がないってくらいに自信がない
私と一緒にいるせいで嫌な気持ちになったりするんじゃないかって思うと誘ってくれてるのに会うのが申し訳なくなる
だからさっさと嫌われて楽になりたくて、好きです本気です、って伝えたのに、まだ答えが出せないけど気持ちは嬉しいなんていわれて。
またご飯食べにいったりしようって言われて、けっきょく何も解決しないままずるずると会い続けてる
私のことなんて早く嫌いになればいいのに、って思って、どうでもいいようなメールしてみたり、休みの日に呼び出してみたりして。
そういいながら、態度がそっけなかったら多分落ち込むし、メールの返事も顔文字も、いちいちどういう意味なんだろうって考えてしまう。
実際はくだらないメールしても、どこに誘っても、迷惑じゃないよ楽しかったよまた出かけようねって言われて、この人botなのかもしれないとか思う。
人の視線が怖くて、目を合わせて話すのが苦手で、だからいつも目があってもどうしていいかわからないから、いつも顔が見れない
男の人は顔を見ながら話すのが普通なのかもしれないけど、なんかいつも見られてるから、あら捜しされてるんじゃないかって思って怖い
探すまでもなくあらだらけだしあっちは私より八年分長く生きてるだけ女性経験だってあるんだろうし珍獣かなにかだと思われてるのかもしれない
なんかもうはっきりと友達としては好きだけど付き合ったりする好きじゃないって言ってくれたらいいのに
ただ、それを聞く勇気もないし、勇気が出てもなんて聞けばいいのかわかんないし、ただこのままはっきりしないのはなんかつらいしどうにかしたい
とある地方のTCGショップに一人の男が現れた。妬みと嫉みを精液で煮込んでケツの中でじっくり熟成したような芳醇な薫りを湛える店内にそぐわぬイケメンである。
この魔窟にパンピーが紛れ込む事はまれにある。昔遊戯王やってたよ懐かしいな、なんて入店してきてその思い出に暗い影を差しておずおずと去っていくのだ。
しかし彼は違った、シングルカードを眺めるフリをしながら、チラチラとプレイスペースの方をうかがって来ている。
店舗奥で万が一にも健常者の目に触れないようにとパーテーションで区切られたその闘技場には、私を含め3人の隔離患者が収容されていた。まさか彼もひとかどの決闘者なのだろうか、それとも歳を重ねても紙切れ遊びから離れる事もできない珍獣共を見物にでも来たのだろうか。
そうこうしていたら彼から話かけてきた。ヴァイスシュヴァルツの対戦を出来る方は居ますか?チンコからお父さんと声をかけられた位異常な事だった。
ID:gudachanが頓珍漢な駄文を書き散らしている上に、それを使って文化人ごっこしている姿を楽しんでいるんだろう。
結局、檻の中にいる珍獣を眺めるのと同じかと。
しかしこやつは「(ネット右翼や行動する保守による)ヘイトスピーチは許さない」とほざく一方、別のところでは「地方や北関東の連中は低能なクズ。だから排除せよ」という旨のことを主張している。
彼は「これは差別ではなく区別だ」って思っていそうだけど、それって彼がことあるごとに糾弾するネット右翼や行動する保守と何ら変わらない。
やっぱり「俺たちは地方の連中により生活を脅かされているんだ!」というある種の被害者意識があるのだろうか。
もしそうだとしたら、彼自身が蛇蝎の如く嫌うネット右翼や行動する保守と同じ穴の狢ではないのか。
それにも拘らずネット右翼や行動する保守を糾弾しつつ、地方出身者などに対するヘイトスピーチを繰り返す彼の姿勢に違和感を禁じえない。
どっちも車で移動するロードムービーだけど、そういうんじゃないんだ。
1)シェフ 三ツ星フードトラック始めました(以下C) と ドライブ・ハード(以下D)を一言で言うと両方とも
満たされない人生を送っている主人公がハッピーになる物語である。
2)もうちょっと詳しく言うと、
満たされない人生を送っている主人公が、ひょんなことからさらに酷い目にあって、よい人生を取り戻す物語である。
「あたりまえすぎる」よな。もうちょっと詳しく書こう。
3)#1煮詰まってて平凡な毎日を送る主人公。意に染まない退屈な仕事を繰り返していた。
#3試練をくぐりぬけ、
#4自分の本当にしたい仕事に気付き、それをはじめる。圧倒的成長!
#5ついでに愛も取り戻す。
じゃあ行くよ。
#1
C:主人公はカリフォルニア州在住のデブアメリカ人の中年コック。若いころから名声を得て将来を嘱望されていた。高級レストランでシェフの座についている。(世間体はいいのでこれを失いたくない)
だが所詮は雇われの身。オーナー(ダスティンホフマン)には逆らえない。
オーナーはダサい定番メニューでやっていくことを押し付けてくる。オレの横溢するクリエイティビティはどうなる!
そして稼ぎのよい金髪の嫁とは離婚。息子を送り迎えすることでかろうじてつながっているが、それも身が入っていない。
D:主人公はゴールドコースト近辺在住のロン毛オーストラリア人の中年ドライバー。若いころは優勝経験もあるレーサーだった。今は自動車教習所で働いている。(レースより生命の危険がないので嫁の受けはいい)
そして稼ぎのよい金髪の嫁とはうまくいっていない。娘の送り迎えする、それも身が入っていない。
自動車教習所の色っぽい女性事務員からはなんか好かれてるっぽい。
#2
C:自分を殺してダサいメニューを出したら超有名ツイッタラーに食べログでバカにされた!俺の真のすごさを見せてやる!だがオーナーに定番メニューを出さないとクビだと言われる。ついに堪忍袋の緒が切れた! ひどい情弱だったのでツイッターのDMとRTがわかっておらずヤッチマッタて注目を集めた状態で店でやらかした様子を撮られ、YOUTUBEで炎上。
珍獣としてネットでは人気者になるが超恥かいた!クビになる。息子や同僚の一部には、よくやった!と思われたり言われたりする。
D:変な客に教習を指名されたぞ・・・あからさまに怪しい・・・なんだこいつ銀行強盗かよ!
全豪放送テレビニュースで強盗の共犯として顔と実名が報道される。
娘(多分Cの息子より幼い)には大うけ。嫁は苦い顔。
#3
C:元嫁と元嫁の元旦那(言動が多動症っぽい。アイアンマン)の助けで屋台トラックを始める。
色々あって元同僚+息子(夏休み)と長距離移動。
元嫁に、あんたがヨハンソンといい感じなの知ってるのよ、とチクリとやられる。
D:銀行強盗は凄腕の泥棒だった。銀行には元泥棒を酷い目に遭わせた奴がおり、強盗はその借りを返してもらうためだったのだ
(900万USA$)
あの手この手で泥棒の運転手であるという状態から逃げ出そうとするが、ままならない。
しなを作って主人公氏は只者じゃなかった。すごい奴だと思ってた。と喋る様子が放映され、それを見て嫁はやきもき。
#4
C:息子と心を通わせる。オレは間違っていた。意に染まない料理なんか作らなくていい。
息子が望んでいたのは遊園地に連れて行ってもらうことじゃなくて、情弱な父親にネットのすばらしさを教えたり、料理やオトコの生き様(未成年飲酒とかはちょっと・・・)を教えられたりすることだったんだ!
食べログツイッタラーには「あんたには憧れていたんだよ・・・それをあんなダサダサメニューで失望させやがって・・・だが今のこの屋台料理は最高だぜ」と言われる。
D:泥棒に、もういいよ。ドライバーの役割は終わってもいいと言われる。だが、男の誇りに火が着いた!
相手の悪者を出し抜いて、お前を送り届けてやろうじゃないか!
バトル!勝利だ!
#5
C:超お金持ちから、新たな店を出す金を出してやるといわれる。息子は腕のいいシェフになるだろう。将来楽しみだ。元妻と再婚してエンド。
D:泥棒から報酬で300万USA$をやると言われていた。妻の愛を取り戻して、レーサーに復帰を決意。娘はトレーラーで運ばれてきたレーシングカーにのってウキウキでハンドル握ってレーサーごっこ。父親の威厳と生きる意味を取り戻したぜ!エンド。
共通点(と違い)
・真の愛情の対象 金髪の嫁(高給取り) 離婚済みまたは離婚寸前。
・色っぽい偽の愛人(Cでは寝てる※直接描写はない;が Dではセックスレス。嫁一筋)
・一種のバディムービー
(最初は反発しあい、最後にお互いを認め合うやつ。「リーサルウェポン」など)
Cにおいては、相棒の機能は 息子 と 裏方の元職場のセカンドシェフ に分解されている。
・世界の半分をお前にやろう
Cでは金持ちの共同出資者からの提案を受け入れ、フードトラック業者から、店舗型レストランシェフにクラスチェンジしている。
とりあえずいったん閉じる。