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2019-01-29

2019年アニメ1話ほぼ全部観たか感想書く その1

 こないだ「宇宙よりも遠い場所」いしづかあつこ監督のインタビュー記事内で「ファンにできることはありませんか」という質問に「「このアニメが好き」って、一言発信していただくだけで、すごくうれしくなりますね。」と答えていたのを読んでふと「案外こういう怪文書でも巡り巡って彼らの活動支援になったりするのかなぁ」なんてことを思ったので感想を書くことにした。ちゃんと見てから感想書きたい気もするけれど、以前よりもいの完走レビュー書いたときは1ヶ月費やしたので時間の制約上1〜3話程度の感想になっている。

 それっぽく並べてあるけど、作品の優劣は付けてない。容赦して。

2019年冬アニメ1話ほぼ全部観たから感想書く その2

2019年冬アニメ1話ほぼ全部観たから感想書く その3

2019年冬アニメ1話ほぼ全部観たから感想書く その4

配信情報について

 ~独占…対象サービスしか配信してない

 ~のみ見放題…対象サービスでのみ全話見放題。その他のサービスでは有料配信

 ~のみ最新話無料対象サービスでのみ最新話見放題。その他のサービスでは有料配信

 言及なし…複数サービスで全話見放題/最新話無料

 

 私はTVアニメを観ない(BS見れないし、TOKYOMXもAT-Xも受信できないし)ので、配信情報はこれ以外の手段について書いている。

感想(上の作品ほどモチベ高め)

かぐや様は告らせたい

 恋のデスノート。やっぱりA-1 Picturesラブコメ面白いラブコメの中では圧倒的にセリフ量の多い会話劇。

 テーマとして恋愛頭脳戦を掲げているので、メインの二人が「表情に出さないけど思考フルスロットルさせ、頭の中がカオスになっている」っていう様子を面白おかしく絵にする難しさがあるんだけど、あの手この手で彼らのジェットコースターみたいな心情変化を演出している。

 BGMアレンジといい「恋愛頭脳戦とかいう新しいことをやってるみたいでその実、思春期真っ只中な高校生男女なんやで」っていうベタな部分を昭和チックなラブストーリー調に演出するとこが非常に良くて、あくまで二人が大マジで恋愛を繰り広げているからこその面白さ(大マジだからこそ面白いっていうのは「月間少女野崎くん」もそうだよね)にちゃんフォーカスしている。不意にときめいた瞬間を「ラブ・ストーリーが突然に始まりそうな曲」で笑わせてくるところとか最高だった。どういうオーダーしたらあの曲になるんだろう。

 そして青山穣によるイケボ解説が最高。最近良かったナレーションだと「ティラミス」の大塚明夫陰毛役)、「プラネットウィズ」の小山力也おっぱいのくだり)、「ダグ&キリル」の上田燿司(本作のノリはコレに近い)とか。淡々としているようで、ちょくちょく感情を見せてくる生きたナレーションが全体的なテンポ感を規定している感じがあるので、冒頭のあれは毎話必須な気がする。

 「かぐや」はともかく「御行」「藤原」っていう独特なネーミングは竹取物語登場人物元ネタなのね。そのメイン3人のキャラデザについて。原作者インタビュー記事に「まつげを『女性漫画家の書くまつげ』っぽくしてほしいってお願いした」みたいなこと書いてたけど、確かにかぐやと御行の目元が非常に艶っぽくて、ラブコメしからぬ奥ゆかしさを印象づけてる。個人的畠山監督作品の「静かに視線を伏せる男性キャラ」が好きなんだけど(「昭和元禄落語心中」の菊比古師匠ことなんだけどね)、本作の御行も単に目つきが悪いっていうだけではなく、見栄っ張りでありながら動揺しやす性格ちゃんと表情に現れててすごく好き。一方のかぐや様も御行ほどではないにしろ目つきが悪い(やや吊目ぎみ)のに表情が豊かで、しかベクトルが「侮蔑」「焦燥」「優越」「失望」「失意」とか、そっち!?な方向。それでいて、ときめいた瞬間のかぐや様めちゃくちゃ可愛いっていう。

 作者天才かよって思うのが「頭脳戦ゆえ落とし所が難しい話の流れをジョーカーこと藤原千花のサーキットブレーカーというかインターセプトが鮮やかにキマって、ちゃんと短い尺の中でオチがつく」という構成藤原キャラクターとしての自由度が高いのもあって毎回不意打ちを食らっちゃう。また藤原はメイン二人と比べて柔らかい線で構成されたキャラデザなので、メイン二人のきつい目が交互に映る緊張感からの、柔らかい線で描かれた千花の目が映ることで緊張→緩和の流れが出来てるので、どうあっても笑ってしまう。そういえば御行の急な行動→かぐや様がときめくっていう流れのときも、かぐや様は全体的に柔らかい線になるよね。かわいい。そういう部分も含めて緊張と緩和の流れが完璧なので、何度でも観て笑える。1話もう20回位観たかも。早く3話観たいな。

 話題OP水野良樹作曲。すっかり「いきものがかりの人」からアニソンの人」になりつつある。

 

ブギーポップは笑わない

 「濃いアニメを作るスタジオ」ことマッドハウスの新作(監督含む主要なスタッフ的にはワンパンマンとかACCA13区の布陣)。20年くらい前に書かれたライトノベル原作現代舞台にしたSF(少し不思議サスペンス会話劇。

 クオリティが高いというのもあるけれど、作りが完全に映画のそれ。各シーンをぶつ切りしていく演出とか、その中で登校シーンみたいなリフレインを入れて時間経過を表現してたり、ブギーポップとの会話で変化する主人公感情日常生活の行動を切り取る形で淡々表現してたり、凄く尖った演出になってる。写実的な背景(背景:アトリエ・ムサ)も気合いが入ってて、屋上のシーンで敢えて遠景のカットが多い。リアリティの強い世界観を持った作品

 あと劇伴が印象的。本作の劇伴は「聲の形」「DEVILMAN」でおなじみ牛尾憲輔。穏やかなのに心がざわざわする美しくて豊かな音楽聲の形っぽさを感じるんだけど、不穏な空気シンセの重低音で表現してたり、カットの切り替わりで音楽をぶつ切りして、直後の無音で緊張感を演出する等、映画劇伴で使う手法地上波アニメでやってる感じがある。あの音ってスマホで出せるのかな。サントラ欲しい。

 その会話も、ブギーポップという非日常存在に、学校という日常空間(会話する場所は必ず校舎の屋上)の中で会うっていう、ブギーポップ実存性(不確実なはずなのに、確かそこに存在しているっていう感じ)が凄く不思議。そういえばそんな話を二人もしてたっけ(多重人格についてのくだり)。あと同級生との、少し距離感を感じさせる会話なんかすごく小説っぽい。

 会話劇として「あの作品っぽいなぁ」みたいな作品をいくつも思い出すけど、(このライトノベル刊行された時期的に)私がこれまで触れてきた多くのライトノベル作品が「ブギーポップは笑わない」の下流存在しているわけで、非常に感慨深い。

 それにしても、ブギーポップを演じる悠木碧すっげー。中性的な声を持つ声優さんって貴重だけど、その中でも特に、声に含みがありすぎる感じ(本人もよく「私の演技は情報を詰めすぎてしまう傾向がある」と言ってる)がたまらない。あと宮下藤花も悠木碧が演じてるってことに最初気づかなかった。

 EDは「やがて君になる」のOP曲でおなじみ安月名莉子xボンジュール鈴木。すき。

 

荒野のコトブキ飛行隊

 水島努x横手美智子の新作。空飛ぶ用心棒日常アニメ。またバンダイナムコからスマホゲーム配信予定。

 水島努監督作品ガールズ&パンツァー」が「清く正しく美しい戦車の可愛さを描く、女の子が中心の世界」なのに対し、本作は「ならず者のはびこる男社会の空を、プロペラ機で逞しく生きる女の子の話」なので、決してやさしいせかいではない。戦闘シーンが両方共ガチなのは共通

 アニメーション制作をGEMBA(CG)、ワオワールド作画)が行っており、主要キャラ(コトブキ飛行隊、飛行機)が基本的3DCG。対してモブ作画キャラなので、3DCGキャラ作画キャラが同じ絵の中にいる不思議アニメに。3DCGキャラの利点として、細かい作業を行うときマジでかい作業)の手元がちゃんとしているところと、飛行中の機体を引きで見たときの良さが際立ってる(実際、作画モブキャラは飛行中、引きの絵が無い)。あとトゥーンレンダリング調のキャラに対して飛行機写実的。なんか3Dゲームに出てくる飛行機みたい。年季の入った感じとか、個性のあるペイントとか。

 相変わらずミリタリー関係演出ヤバイ。まず怒涛の専門用語による会話から始まる戦闘。何言ってるか全然わかんない。艦橋で交わされる、ウィットに飛んだテンポの良い会話はさすが横手美智子って感じ。そしてほぼ完全再現?される出撃前儀式。いやその計器を指差し確認されてもわからんし。燃料とか油圧とか確認してるんだろうけど。機体は既存飛行機が今後も登場する模様。1話は隼、紫電零戦。その後敵機とドッグファイト突入するけど、ガルパンでもあった「回転する砲塔視点」みたいな視点結構使われてて、機銃視点で天地がくるくる回り、敵機と追いかけっこしながら銃弾が飛び交うシーンが続く。攻撃側の狙う場所が(アニメ的には飛行機の胴体を攻撃するのが絵的にわかやすいんだろうけど)羽根の付け根部分を射撃→燃料タンクに着弾→燃料が漏れる→引火→爆発っていう描き方がガチ過ぎて笑った。着弾した場所ちゃんと弾痕あるし。他にも、相手の後ろに取り付いて攻撃するっていうパターンが徹底されている上に「後ろに取り付いてきた敵機に対して、急制動による捻り込みで背後を奪う」からの「エース機と思しき敵機に捻り込みを使って背後を取ろうとするも、裏をかかれて被弾」とか。主人公を追い詰めた敵機がとどめを刺そうとしたタイミングタイムリミットになり引き返すシーンも、一瞬だけ燃料メーターを映して「燃料が帰還分しか残ってないよ」って演出したり。機体をフラフラさせて煽るシーンは笑った。どんだけ描写を練ってるんだ。同じ空戦でも「ガーリー・エアフォース」とかなりベクトルの違う魅せ方なのが素敵。

 で、音がブッチギリヤバイ空間的な変化を丁寧に反映した音響はさすがとしか言えない。大音量ヘッドフォンか、部屋が震えるくらい大音量スピーカーで視聴推奨。出撃前後で言うと、出撃前はエンジンのドコドコ音が響いていて、滑走路を走行エンジン音が徐々に変化してるのに加えてタイヤのガタガタ音が重なり、空中に出た瞬間、空間的な広がりを感じるエンジン音と風切り音に。風切り音も通常飛行と雲の中を進むときとで音違うし。縦に旋回する時、機体がギシギシ軋む音は感動した。機銃の音も、発砲する機体が映ってるとき発砲音は乾いた音(パパパン)が聞こえるが、撃たれる側が映ってるとき、遠くで鳴ってるような残響(ボボボン)になってるとことか。命中した音も、近くだとキキンッっていう軽い音と弾丸の風切り音が混ざってるが、引きだとガガンッっていう重い音に変わってたり。

 音楽ガルパンに引き続き浜口史郎戦闘シーンの音楽めっちゃかっこいい。ミリタリーストリングスの相性って抜群だよね。

 ちなみに戦闘シーンはガルパン以上に説明的な会話が無いので、ニコニコ動画ミリタリーに詳しい人たちと一緒に観たほうが良いかも。私も全然わかんない人なのでニコニコ動画コメント付きで観ようかな(音のクオリティ的に、ニコニコ動画品質妥協しづらい…)。「解説つけなくても視聴者は付いてきてくれるはず」という水島努監督の強いメッセージを感じた。ちなみに毎週更新公式webラジオレシプロ機の詳しい解説を見ることができたり、できなかったりする。

 

盾の勇者の成り上がり

 「メイドインアビス」のキネマシトラスによる不条理文学。2クールかけて主人公が成長する姿を描く。原作はなろう系小説1話は1時間スペシャル

 最近よくアニメになってる異世界転生(転移?)モノだけど、オバロとか転スラのようなヒロイズムと大きな距離がある。こういう作品共通した性質としてゲームライクな世界観というものがあって(本作のゲームライクな演出は「デスマーチから始まる異世界狂想曲」に近く、絵としてのGUI結構練られている)、主人公がただの村人Aではないこと(異端というか特別)の記号になってるんだけど、本作の主人公俗物的で、上記のようなヒロイズムに対するポストヒロイズムみたいな感じ。勇者D(X人目)。転生によってアドバンテージを得た勇者が転生先で成功するお話に対し、本作は転生によってディスアドバンテージを得た主人公が、転生先でそれに抗う、あるいは異世界人のように逞しく生きながらえるお話

 王前で主人公慟哭するシーンは、異世界生モノの持つ「現実世界において「自分社会から不当に虐げられている」という漠然とした不満のようなものを持っている人たち」というメッセージを強く表現してる。なんとなく「風と共に去りぬ」を思い出した。風と共に去りぬ南北戦争を描いた小説で、差別不条理と戦う女性お話、だっけ。本作における「剥がしたり消したりすることのできない盾」は彼が例の勇者であり、同時に排斥対象であることを知らしめるレッテルになっていて、彼が戦っているあらゆる不条理がこの「盾」に集約されている。そういう意味では、最初に仲間になったのが奴隷っていうのも大きな意味があるよね。

 面白いのは「1ヶ月後にやってくる敵の襲来」というイベント。彼が勇者である以上逃れる術はないので実質的に盾と同じ不条理象徴ではある(特に2話は、「襲来を乗り切って生き残るんだ」というセリフが何度も登場する)んだけど、同時に彼がただの大罪人ではなく世界一利用価値がある人間であることの担保になっていて、ワンチャンあらゆる不条理を打ち負かす可能性を秘めていること(世界に借りを作ることができる)。タイトルはそういう意味なのかな。

2018-08-22

anond:20180822144856

落ちたら洒落にならないせいか航空機業界はかなり保守的だよな。

レシプロ機に至ってはまだ有鉛ガソリンから切り替えられないらしい。

2017-10-23

今期開始アニメだいたい見たか感想書くよ

※だいたい見た

※点数はつけない

※順番で何かを読まれないために五十音順(なんか微妙に違っても気にするな面倒くさくなったんだ)

※見なかったアニメの見なかった理由もだいたい書く

※だいたい

3月のライオン 第2シリーズ

面白いとは思うし原作読んでれば十分だとも思う。俺は原作読んでだいぶ時間立ったから見てるけどな。原作ちゃんと再現しすぎて少女漫画臭が強くなってるからニガテだった人は合わなくなってるんじゃねーかなと不安になる。なんつーかシャフトは根っこが少女趣味なんだよな。おっとロリコン少女趣味の意味を間違えるなよ。でもモモちゃんは天使だ。3ヒロインの中で一番好き。声が原作と違ったけど、いい意味で完全に上塗りされてしまった。

aiseki MOGOL GIRL

コマ撮りで世相を切るって発想が和製サウスパークだな。褒め過ぎた。そこまで面白くはない。ネタに重ねが足りない。でも逆に元ネタ探しとかしなくてよくてユルい。短いし気軽に見られる。

Code:Realize ~創世の姫君~

腐女子プリンセスプリンシパルと言われたから見たんだが、間違ってはないとは思う。でも微妙だった。合わねえ。プリプリは絵が黒星紅白から面白かったんだよと大声で叫びたい。女性向けだろうと知ったことか全員黒星紅白デザインしてもらってから出直せ。つくし卿とかでもいいぞ。

Dies irae

イテテテテテテテ。何だこの懐かしい痛みは。ちょっと才能があるヤツが書いた黒歴史ノートを回し読みしてるような感覚だ。武内崇も最初はこんな気分だったのだろうか。マジで同級生邪気眼創作物を読ませてもらってるような感覚だよ。でもこれが現代学園異能伝奇ってジャンルなのさ。原点にかえってアクを取ってないままの闇鍋を飲み干す事に意味を求めているかどうかが視聴決定の別れ目。

DYNAMIC CHORD(ダイナミックコード)

ワロステラワロスギザワロス。変な笑いで顎が痛くなりたいならコレ。今期最高のギャグアニメ。天然こそが最強とはまさにこの事。狙ってやっている所もあるんだろうが、狙っていても出来ないような奇跡も起きてる。クソアニメ好きなのにこれを見てないならそれはちょっと耳が遠いぞ。

EVIL OR LIVE

主人公の情緒不安定っぷりと中国社会の閉塞感がいい感じにマッチ黎明期深夜アニメが持っていた謎の熱が海の向こうで再誕したぞ。最初から美味いものを食い続けて舌が肥えた深夜アニメ入学一桁年生に見て欲しい。イッツ・深夜アニメだ。

Infini-T Force(インフィニティフォース)

たけしぃ~~~~~

Just Because!

ジャコス行こうジャコス。青春物としては悪くないが青春物過ぎる気もする。アニメでやるからこその何かが出せるのかが勝負だ。月がきれい二毛作でいいならこのまま突き進め。

ROBOMASTERS THE ANIMATED SERIES

ガンダムじゃないけどビルドファイターズクラッシュしづらいルールギアとも言える。ロボコンプラレスの魅力をどこまで出せるかだけど果たして。ハッタリを効かせるのが難しそうだけど、とことんリアルに寄せる気も無さそうなので様子見。期待はしてやる。

TSUKIPRO THE ANIMATION

ほぼ見てない。ホモアイドル多すぎて録画潰していくうちに何かがプッツンして凄い早送りで見て速攻で消した。何か地味だった。面白もつまらなくもない。

UQ HOLDER!魔法先生ネギま!2~

ネギま!2にするぐらいならもうスーパー赤松大戦でもせーよと思ってしまうのは俺だけでしょうか。今の所原作再現はそこそこオリジナル要素もファンサービスとしては悪くないじゃないでしょうかと。でもネギま!ファンってアニメトラウマ持ってそうだし果たして好意的に見てくれてるのかね。俺は別にオリジナルエンドでもいいんだが。というか原作通りやったらマジで12クールとかになりかねんぞ。赤松死ぬまでに完結できて全部アニメ化されればだけど。

URAHARA

UMEHARAだと思った。滑り具合の激しいローリングガールズだと思った。キャラ可愛いと思った。アニメとしてはつまらないと思った。

Wake Up, Girls!新章

一度ばっちいヤマカン菌が付いちまったから見る気がでねーです。とか言いつつ前作は最後まで見たんだよ。それでオタクが泣きながらサイリウム持ってるの見てなぁ、ああWUGの物語はここで終わりでいいやと感じたんすよ。(つまらないと思いながら無理して最後まで見た反動も大きいがな)。だからもう見ない。

アイドルマスター SideM

アイマスアニメってあんまり好きじゃないので今回も多分途中で飽きて投げる。ストーリーは中の下ぐらいだからキャラの魅力ないと見てられんのだが、そのキャラの魅力があんまり分からん。俺ホモじゃねーし。

アイドルマスターシンデレラガールズ劇場 第2期

ストーリーが下の中なのでキャラの魅力があってもキチーです。

アニメガタリズ

チキチキ元ネタクイズーーー君はいくつわかるかな~。すんません。もうちょっと難易度上げてください。ちょっとヌルすぎて楽しめないです。全員キモいオッサンみたいな顔の駄目人間男子高校生にして、白蛇伝オネアミスの話で盛り上がってくれたら見ます。

あめこん!!

ホモい。知ってたけど。

いぬやしき

うーんとね。主人公その2の声がね。うーんなの。だからちょっと考えさせて。

おそ松さん 第2期

他のアニメレベルが低いのかこのアニメレベルが高いのか。今期の中では凄い面白く感じる。微妙に当たり外れがあるんだけどそのバラつきを数でカバーしてくれるのがありがたい。ハズレ回20分見せられたりがないって本当に大事なのよ。

おにゃんこポン

I'm NO TOKYO PEOPLE!ファッキンセンキュー

お見合い相手は教え子、強気な、問題児

僧侶枠は、僧侶だから面白かったんだよなあ みつを

お酒は夫婦になってから

僕は酒が嫌いだから楽しめないです。

カードファイト!! ヴァンガードG Z(第9期)

なげーよ。流石にもうみねーよ。どういう展開になるか全部イメージし終わったよ。イメージしろってことだろ。もう知ってるわ。

キノの旅 -the Beautiful World-the Animated Series (新作)

キノちゃん大きくなったねー。おじさん久しぶりに見たら時間の流れを感じちゃったよー。エルメスくんも大きくなったね―。女の子を乗せるのに恥じらいとかムフフな事考える歳かなー。世界観の描き方は変わってるけどストーリー方針は昔のままで相変わらず面白いわ。誰が演じてもキノはキノだね。あっ、今のちょっとエルメスっぽい喋りだった。

クジラの子らは砂上に歌う

悪くねえな。面白いんだけど、こういう面白さは何か綻ぶと吹き飛んでいくので後々アンチに裏返らないために今はまだ高みの見物を決め込むぐらいのスタンスで見るに限る。でも悪くねえよコイツ。見どころがある。

クラシカロイド 第2シリーズ

NHKに入れた金を回収するために俺はお前を楽しみ必要がある。楽しませろ。今の所はいい感じ。

このはな綺譚

お仕事物に見せかけてすげー萌え萌え物な優しい世界と見せかけて無駄シリアスが入っててペロっこれはうらら迷路帖花咲くいろは。まあこういの好きな人は好きだよね。俺はイーブン。

タイムボカン 逆襲の三悪人

俺はNHKから金を回収しないといけねえんだ。クラシカロイドと時間をかぶせてきたお前を見てる余裕はねえんだよ。何故ならうちのレコーダーは同時録画出来ないからな。

つうかあ

なんつうかーツーカーっていうかートップをねらえっぽいノリの中にーレシプロへの愛がー感じられるとチョベリグっすよねー。

ディアホライゾン(被)

ファッキン東京

ドリフェス! R (2ndシーズン)

1期の1話で切った。

ネト充のススメ

能登麻美子 ああ能登麻美子 能登麻美子 なぜ能登麻美子 なの能登麻美子

ブラッククローバー

原作で十分だと僕は思いました。

ブレンド・S

ブレンがドSってお前それモンスーノじゃん。

ラブライブ!サンシャイン!! 第2期

ラブライブを出禁になった所から新章スタートとかで良かったんちゃうか?

ラブ米(ラブコメ)-WE LOVE RICE- 第2期

好きな人は好きなのでしょう。

王様ゲーム The Animation

見たら負けだと思った。

俺たちゃ妖怪人間

見た。負けた。

牙狼(GARO) VANISHING LINE

いいねちゃんとGAROだ。でも俺特撮のノリそんな好きじゃないからどうなんだろ。BLASSREITERの亜種だと思って見るか。でもブラスレイターもそんな好きじゃなくて。

干物妹!うまるちゃんR (第2期)

えっ、お前もっと一部の人向けで合わないやつからしたらもっとつまらなかったじゃん。今回は結構面白いぞ。何かマイルドになったな。どうしようかな。迷う。

鬼灯の冷徹 第弐期

原作は読めるんだけどアニメで音読されると駄目になるタイプの作品だと思いました。

銀魂 ポロリ

おそ松さんで十分だわ。

結城友奈は勇者である 第2期

あそこからまだ続きやるんすかって気持ちが強すぎてまだ見れてない。見たいんだけどね。

血界戦線 & BEYOND (第2期)

なにこれ。技名叫んで敵を殴り飛ばしてて何か格好良くてドイツ語とか使って何かカッコイイだけのヤツじゃん。

十二大戦

字幕なしだと一部のネタが分からないので見るなら字幕つけましょう。ツイてない事に言葉遊びに耐性が付いてないなら字幕ははずしましょう。

少女終末旅行

原作の絵がリッチになった事で面白さアップだー。他に言うことはないよ。大体他の人が言ってたから。

食戟のソーマ 餐の皿 (第3期)

原作ごと飽きた。もうエロ漫画に戻っていいぞ。俺が許可した。

戦刻ナイトブラッド

スマホ花子って一部で呼ばれてて笑った。スマホ太郎と比べて面白くないけど。

大正ちっちゃいさん

TOKYO

宝石の国

ぶっちゃけコレって女の子かわいいだけのアニメなんじゃないのかと僕は思いました。女の子可愛いです。

僕の彼女がマジメ過ぎるしょびっちな件

深夜アニメちょいエロ求めてる奴!お前はこれ見てろ!俺は見ないからお前が代わりに見ろ!

魔法使いの嫁

略すと『まほよ』になりそう。そこが一番気になる。

妹さえいればいい。

意外と面白いんだけど何が面白いんだろう。俺がいつか夢見ていたラノベ作家になってついでに女の子とちゅっちゅしたり貴方の本で人生救われましたと言われたい妄想が詰まってるからかな。

総評

えー本クールはですねー、怪物級のアニメはないと思われますん。今年で言えばけものフレンズクラスの伝説的アニメです。ですがそれぞれのアニメオタクがそれなり以上に楽しめるアニメが2つぐらいはあるんじゃないかと思われます。豊作と言えば豊作なのかも知れません。見れるものや見て楽しめるものはそこそこありますが、見るべきと言えるほどのものは全くと言ってないとも言えます。自分アニメとの付き合い方を見直すにはちょうどいいクールではないでしょうか。皆さん、無理せずにアニメを楽しみましょう。苦行を楽しむのも一興ですが、苦行を高尚だと勘違いすることはないようにご注意願います。アニメ本数の増加により選び放題とも言える今期アニメの数々に加え、歴代アニメの数も増え続けているうえにネット配信なども活性化しており、古いアニメもまた選び放題の域をとうに超えていると言えますでしょう。数多くのアニメとどう付き合うのかは人それぞれであります。皆さんそれぞれのアニメライフをそれぞれに楽しみましょう。以上で終わります。

2017-06-08

AERA零戦記者と、熊本城と、議論ラッキーパンチ

読んだ。

https://togetter.com/li/1117700

ひとつ気になったのだが、「熊本城」という例を出したO氏は、T記者からこのような反応がくることを、先に予想していたのだろうか?

零戦熊本城を同一視する人たち、発想が斜め上すぎるし、熊本出身熊本城の復旧に寄付している私としては怒りで震える。

まだまだ復興は遅れていて、壊れたままの家で梅雨台風を迎える不安な母の心の支えになっているのが熊本城です。熊本城観光客が集まり、復旧のための寄付が集まり、元の姿に戻る日を心待ちにしている。同じ思いの人たちは多いと思う。それを「戦争のために作られたものだし復旧しなくていい?」

侮辱するのもいい加減にして欲しい。

こういう反応を引き出したのは、まとめサイトから判断するかぎりたった一つのツィートで

戦争のために作られたものだし、現代戦争には役に立たないか熊本城再建はやめよう、ということにはならないのかな。

議論において、相手矛盾に追い込む。そういうときには、「相手」にとって矛盾だと作用するものでなくてはならない。

そうでなければ、いくらでも逃げられてしまう。

相手」にとっての矛盾、とはどういうことだろうか。よい実例が、このツイートの前のやりとり、JSF氏の指摘で展開されている:

AERAって朝日新聞系ですよね?実はこの零戦飛ばしレッドブルアレースの後援を、朝日新聞がしているのです。つまり朝日新聞は「戦争反省しつつ零戦かっこいい」という精神状態肯定していると思うのですが如何でしょうか?レシプロ戦闘機現代戦争にはもう役に立たない存在なのです。

零戦レシプロ批判すれば、朝日新聞グループ社員として、エアレース後援をしている組織方針と食い違ってしまう。

零戦レシプロを黙認したら、自分AERA記者としてツィートした内容を取り消さなくてはならなくなる。

相手AERA記者でなければ、このような矛盾は「矛盾」にはならない。「朝日方針おかしいんです」の一言で切り捨てられる。

しかしT記者AERAライターだ。AERA朝日出版物だ。朝日出版物なら、朝日新聞方針に従うに違いない。

からこの矛盾が、T汽車にはじつに有効作用するはず。

・・だと思っていたら、「組織の考え」と「私の立場」は違う、という形で、矛盾の間をすり抜けられてしまった。

 

げげ。それは知りませんでした。組織の考えは分かりませんが、私の立場は変わりませんよ。現代戦闘に役に立たないものをなぜ復活させる必要があるのか、石塚氏が過去に出演したチャンネル桜の2回の放送をご覧になったらいかがでしょう。

ここは、身軽に構えたT記者のほうが一枚上手だった。

しかし、次のO氏の指摘は、表面上は「相手」にとっての矛盾に追い込む形にはなっていない。

戦争のために作られたものだし、現代戦争には役に立たないか熊本城再建はやめよう、ということにはならないのかな。

この時点で、T記者熊本城とのつながりは、いっさい明らかにされていない。

からその分、相手を追い込む形にはなっておらず、威力は低い。

熊本城になんの思い入れもない人だったら、熊本城のおかれた環境と、零戦のおかれた環境は違います。くらいの逃げを打ててしまう程度の話。

しかし実際には、冒頭にあげたような、激烈な反応が返ってきた。

最初からAERA的なものが嫌いなネトウヨ勢だけではなく、中間層にいる人たちにも「そ、その侮辱ってのはあなたがエアレースを楽しんだ人にしたことじゃない?」とドン引きさせる効果があった。

零戦レシプロを黙認するなら、元の議論を取り消さなくてはならない。

零戦レシプロ批判するなら、同じように「戦争のために」作られた熊本城の復建にも反対しなくてはならない。

こういう矛盾が、熊本出身で、熊本城の復建に寄付までしている、ほかならぬ「T記者」にはとても有効作用するだろう・・とO氏は他の情報ソースから知っていたのだろうか?

たとえばT記者過去記事を読んで、熊本にゆかりのふかい人物だと知っていたのだろうか。

それとも、たまたまランダムに「熊本城」を選んだら、相手の弱点にドンピシャだった、つまりラッキーパンチだったのだろうか。

2016-04-15

[]8

 増田お嬢様の朝は早い

 彼女の一日は日頃の感謝安全祈願を込めて愛用する道具のお手入れから始まる。

 分解、清掃、再組立にグリスアップ。牛乳飲んでラジオ体操

 縦ロールは自律でセット。

 お支度を済ませてお嬢様は軽やかに言った。

「それでは行って参ります

 決戦場となる体育館に三名のサバイバリストがつどう。彼女たちは一辺が5mの正三角形の頂点に立った。

最後の戦いが二対一なんて酷くありませんの?」

 縦ロールのお嬢様はやんわり抗議する。

 どちらかと言えば右手姫カットお嬢様に向かって言っている。

ルール上、禁じられた行為ではないが、今までタイマンばかりだったのに唐突な感は否めない。

 しかし、姫カットお嬢様とセミロングお嬢様にも言い分はあった。

あなたが「ふつう」でしたら、こんな戦い方はしませんけど……」

「おわかりですね?」

 縦ロールのお嬢様は物憂げにうなづいた。

「そうですわね……分かっていますわ。美しさは罪、ということですわね?」

「ぜ、ぜんぜん分かっていませんね!!」

 セミロングのお嬢様脱力した。姫カットお嬢様には彼女よりも耐性がある。

「あと、これは最後の戦いではありませんよ。

 あなたを倒したあとに決勝戦がありますから

 縦ロールのお嬢様は勝つ前から勝ち誇っていた。

あなたたちの三位決定戦の間違いではないかしら?」

 辟易したセミロングのお嬢様が言い捨てた。

お話はもうよろしいでしょう。あとは鉄が語りますよ」

「私のはナイr……」

 インシュロック使いは無視された。

 最初武器――ねじ込みクロスを使って作った十字槍だ――を構えたお嬢様に、

縦ロールのお嬢様はチェーンブロックのフックを放つ。

鋼管がチェーンを絡め取り、両者の間にテンションを掛ける。

「なかなか安定感がありますわね」

オブラートに包まなくても結構です!」

 セミロングお嬢様の持つ500mmのSGP25Aパイプは1本で1.2kgになる。

服の中はもう少し短いものも多いが、これらを14本と多数の継ぎ手を抱えた彼女は20kg以上嵩増しされていた。

彼女が戦いを急いだ背景には重くてしんどいという切実な理由もあったりする。

「力で引けないならば!」

 両縦ロールが地面に打ち込まれ、チェーンブロックレバーが引かれる。

「ぐぅ……!」

 有無をいわさぬ機械のパワーにセミロングお嬢様は顔をしかめた。

「私のことを忘れすぎです!」

 戦闘態勢を整えた姫カットお嬢様が鉄鎖引きの横合いから参入する。

「忘れてなどいませんわ!

 チェーンブロックロックがいきなり外され、踏ん張っていた鉄パイプさんは自分の力で後ろに吹っ飛ぶ。

「えいっ!」

 さらに工具の本体側が迫る姫カットお嬢様左手に投げつけられる。

さきほどまで熱心にお手入れしていたのに酷い仕打ち

それでも物言わぬチェーンブロックは健気にお役目を果たし、姫カットお嬢様攻撃回避の労をとらせた。

 その眼前に縦ロールお嬢様は駆け寄っている。

いただきですわ」

 いつもなら接近戦は姫カットお嬢様の望むところだが、回避直後は流石に体勢が悪い。

 膝を突かんばかりの彼女に、掌底が打ち下ろされる。それを跳ね上げて袖を絡めようとする動きを許さず、右のミドルキック

ガードをしてもダメージが加算される。

「ぐぅ!」

 今度は姫カットお嬢様が下から右貫手を繰り出すが、左縦ロールが一閃。

貫手を弾き飛ばして、巻き毛が背後に回り込む。

 インシュロック使いの首筋に死に神に鎌を突きつけられたような寒気が走る。

予感が現実にならなかったのは、セミロングお嬢様が槍を投げて敵を後退させてくれたおかげだった。

わずらわしいですわ」

 縦ロールお嬢様左手を睨みつけたのはフェイント。

さきほど伸ばした左縦ロールが巻き戻ると同時にチェーンブロック姫カットお嬢様背中に肉迫させている!

「……っ!」

 鉄鎖に背中を強打され、姫カットお嬢様の息が詰まった。一対一なら勝負ありであるが、

「やああああっ!」

 白い鋼管を構えたお嬢様自分に注意を向けるため、喚声をあげて突っ込んでいく。

 縦ロールお嬢様は再度フックを投げつけて、敵の接近を止めた。

 孤軍奮闘お嬢様に膠着状態を許すつもりはさらさらない。

 唇をシミターのように吊り上げた彼女は、右の縦ロールを綱引き相手指向する。

いやな予感がセミロングお嬢様脊髄を貫く。

 彼女咄嗟に半身の構えを強くし、敵への投影面積を最小限にした。

ゴアッッ

 真横にいる姫カットお嬢様は、右縦ロールが一瞬かすみ、発生した疎密波が縦ロールの前後に広がる様を目撃した。

 縦ロールの中から「何か」が高速で飛び出し、セミロングお嬢様を襲う。

「きゃあっ!?

 ばつばつと「つぶて」が鋼管を仕込んだ衣服命中する。

スカートブリーツに仕込んだスウェージロックシームレスパイプが甲高い音を立ててひしゃげる。

ふとももと脇腹への被弾は一発ずつが肌にまで突き刺さった。

「くあっ!」

思い切りよく左手で引き抜くと、それは鉄のニードルだった。

「おほほ!コイルガンのお味はいかがかしら?おかわりたーんとありますわよ?」

 説明しよう!

 縦ロールお嬢様電線を断続的に仕込んだ縦ロールを次々に急速回転させ、

発生した磁場でロールに装填したニードル順次加速させ高速で撃ち出したのだ!!

 凄いね人体。

「……しょ、正気の沙汰ではありませんわ!

 よく知らない兵器気持ち悪い。セミロングお嬢様が青サバより血の気の引いた顔で叫んだ。

正気サタン大天使ルシフェルですからね」

 よろよろと立ち上がった姫カットお嬢様が言った。

「そこ!変な混ぜっ返しをしないでください」

 アホボケクールボケに対してツッコミ自分一人。セミロングお嬢様は二対一が別の構図に思えてきた。

漫才によって敵の注意を分散させる意図理解していたけれども。

「やっぱり三人は姦しいですわ」

 縦ロールお嬢様はもう一人への隙ができるのを承知の上で、左ロール砲をセミロングお嬢様に向けた。

 まずは配管工を倒す。

 だが、発射の刹那、左ロール砲は異常な挙動を示した。

 姫カットお嬢様が左縦ロールに結びつけた透明なインシュロックの輪かざりを引いたのだ。

 彼女は事前に縦ロールのパワーとスピードを把握している。ただで真横の通過を許しはしない!

ニードルの散弾が縦ロールお嬢様にとっての二人の敵、その間に着弾する。

「今です!」

 戦闘が開始されてからはじめて、配線配管同盟が同時に動いた。

 事実上1ターンに三回以上動ける天衣無縫お嬢様を倒すためには同時攻撃必要だった。

 サバイバルゲーム開始以来はじめて、彼女の顔から余裕が失われる。至急チェーンブロックを波打たせて波動の鞭にセミロングお嬢様を襲わせる。

 ――はずが、標的は脱皮を済ませていた。重量級の上着をフックに巻き付けて身軽になったお嬢様が突っ込んでくる。

 姫カットお嬢様も突っ込んでくる。

「そこをガツンですわ!

 右縦ロールを地面に突き刺しての回転キック

 だが、今度は姫カットお嬢様が上着を脱ぎ、縦ロールの台風に覆い被せた。

 大量のインシュロックが織り込まれ、末端がお嬢様の手に握られた、それはまさに投網。縦ロールお嬢様の回転は自らを縛り付ける結果に陥ってしまう。

「うきゅ~」

 目がぐるぐる状態珍獣狩人たちは押さえつけた。姫カットお嬢様はインシュロックを通したマウントベースをいくつもいくつも床に接着しまくる。

 ひとつひとつは5kgf程度の耐過重だが、何十個もつけられては、さしもの縦ロールも動かせなくなる。

「やっておしまい!」

すみません、縦ロールさん!!」

 セミロングのお嬢様は、超硬(タングステンカーバイド)のジグソーブレードを装備したレシプロソーを取り出すと、哀れな獲物に向けた。

「およしになって!何をなさるつもり!?

天井のトラスに挟まったボールを数えていれば終わります

結構多いですわ!!いやあああっ」

 至近距離から悲鳴を浴びたセミロングお嬢様の手が危なっかしく震える。

「うう、罪悪感が……」

「反対側は私が切ります彼女自由にしてあげましょう、この縦ロールから

 そう言って姫カットお嬢様本来コンクリート切断用のダイアモンドホイールを装着したサンダーを取り出した。

 戦闘前に情報交換をした二人のお嬢様は、残る一人は動く巻き毛によって、おかしくなっていると判断していた。

同様の症状を示していたポニーテールお嬢様が、セミロングのお嬢様に倒されてから、すっかり彼女に懐いている様子からも、そう思ったのだ。

 二対一で卑怯と罵られても異常をきたした仲間を放っておくわけにはいかない。

二人は善意から、このような暴挙に出たのである

「うぅ……」

 強力を通り越して凶悪ツールにざっくりと縦ロールを切り落とされたお嬢様喪失感と開放感を同時に覚えた。

 自分が縦ロールに洗脳されていたと、彼女引き起こした二人に洗脳される。

「わたくしは今まで縦ロールに操られていましたの!?

 縦ロールあらたウェーブロングのお嬢様は憑き物が落ちた顔でつぶやいた。

「今までなんてことを……」

 あまり無垢な顔で頬に涙を伝わせるお嬢様

わず姫カットお嬢様とセミロングお嬢様彼女ひしと抱きしめた。

「よかったですね」

友情の勝利です」

 ウェーブロングお嬢様も力強く抱擁する。

ありがとう、わたくしの最高のお友達!……ところで、決着がまだですわね?」

「「え?」」

 ぴちゅーん

 アフロお嬢様と同じく、縦ロールの使用に耐えてきたウェーブロングお嬢様の肉体も強靱だった。

 二人まとめての裏投げという豪快な決まり手で、増田お嬢サバイバル大会は幕を閉じた。

 ちなみに縦ロールは毎朝牛乳を飲んで体操していたら動かせるようになったそうな。

「残り1名!

 最終勝者ウェーブロングのお嬢様

 属性変化により大会トトカルチョは的中者なし。

 賭スター本部の総取りとなります

 ありがとうございました」

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2016-04-12

[]6

 ぶぶぶぶぶぶ

 室内から巨大な羽虫が飛び回っているような音がする。

 古代の巨大昆虫メガネウラが乱舞していれば、こんな感じかもしれない。

 扉の前に立ち尽くしたセミロングのお嬢様はつぶやいた。

「とっても嫌な予感がします。でも……」

 ネットより増田に立ち入る者、すべての希望を捨てよ

 増田学院モットー彼女背中を後押しする。

 室内にはレシプロソー(電動ノコギリ)を両手にたずさえたポニーテールお嬢様が無言で立っていた。

 彼女の得物は短いノコギリの分数千回におよぶ高速前後振動によって、

さな力でも硬く大きなものが楽々解体できるかなり禍々しい代物だ。

 しかも、ちょっとカッコいい。

 対するセミロングお嬢様武器お召し物の中から取りだしたるSGP鋼管25A(B1)-500L、2本!

二刀流であることは同じだが、文明度では大きく水を開けられている。

ポニーテールお嬢様が目だけで笑った気がした。

「甘く見ないで!」

 安物武器お嬢様はバチのように鋼管をふりかぶった。

これはこれで怖い。ザ鈍器といった風情だ。

「……」

 ポニテお嬢様は目を細めて、じりじりと間合いを詰める。

このシチュエーション彼女が一番おそれるのは鋼管の投擲攻撃だった。

 だが、セミロングのお嬢様はつくづく貧乏性なのか、

棒一本でレシプロソー二本に立ち向かう勇気がないのか、

鳶道具もとい飛道具は使わなかった。

「ふっ!」

 代わりに鋸歯のアウトレンジから鋭い突きを繰り出す。

 鋼管の先端には螺旋の溝が切ってある。すなわち長ニップルになっていた。

 そのため、六角形やトゲ突きの棍棒と同じく対象へのダメージを広げる効果が期待できた。

 ちぃぎゅぃんっ!

 耳を聾する音を響かせて、長ニップルが弾かれる。ポニーテールお嬢様がはじめて口を開いた。

ニップルなんて破廉恥……」

 思わず両胸を拳で覆ってセミロングお嬢様は抗弁する。

技術用語ですよ!もうっ」

 チャンバラがはじまった。

 一撃必殺の鋭利レシプロソーと、鈍いが重い鉄パイプ

お互いの得物にダメージが蓄積していくが、その程度が視認できるのは

パイプの側のみ。絶えず震動するノコギリはなかなか把握しづらい。

(それに……)

 ポニーテールお嬢様は替え刃を持っていると鉄パイプウーマン確信していた。

 荒々しく撃ち合うこと十数合。セミロングお嬢様勝負に出た。

「鉄パイプさん!あなたに魂があるなら、お応えになって!!」

「……!」

 ぢゅいぃいいいんっ!

 高々と宙を舞ったのは鉄製ちくわの方だった。

 ポニテお嬢様交錯刹那、片方の鉄パイプをかわしながら

もう片方の鉄パイプを挟み込むように切って上下のつながりを完全に断ったのだ。

「鉄パイプに魂はありませんでしたわ……」

 わずか2コマ出来事にがっくりとうなだれるセミロングお嬢様の胴体を震動しつづける刃が強襲する!

彼女は吹き飛ばされ地に転がった。

!?

 だが、異様な手応えにポニーテールお嬢様の方が驚く。

派手に飛んだのがダメージを減らすためなのは分かっていたが、

それなのに高速度鋼製ノコギリが破断するのは異様である

彼女はあわてて替え刃をベルトにつけたホルスターから引き出した。

 セミロングお嬢様は、埃まみれなのに、はんなりと立ち上がる。

 切り裂かれたお召し物の下からは何本もの鋼が覗いていた。

「鉄パイプの素敵なところはコストが低いことですわ。

 そして――」

 鉄パイプ使いは、短ニップル付きのねじ込みチーズを取り出すと、新しい鋼管ねじシールテープを巻き、ねじ込みフランジねじ込んだ。

「こうすれば、トンファーにもなりますの!」

 二本の長ニップルユニオンソケットでつなげば長い棒になり、

フレキで繋げばヌンチャクになる。鋼管の可能性は無限大

 そう鉄パイプ万能主義者は信じていた。

 トンファー作成は目にもとまらぬ熟練した早業だったが、

同時にレシプロソーの刃を付け替えたポニテお嬢様首をかしげる。

シールテープ必要?」

「日頃の心がけが大切ですの!!」

 弊社の製造部にほしいお嬢様は第二ラウンドを開始した。

 トンファー軌道は大きく弧を描き、先ほどのように挟み込んで斬るのは難しい。

威力ふつうに振るより大きくなる。

 トンファー安全靴キック危険だ。むしろ主兵装だ。

 その上、セミ様はただの棒ならウェアラブル武器庫の中からすぐさま取り出せた。

 今度はポニーテールお嬢様が追いつめられていく。

「ここまでよ!」

 内径約1インチ凶器ポニテで露わになったうなじに迫る!

 ところが今度はセミロングお嬢様が驚いた。

「この髪は使いたくなかった……痛むから

 ポニーテールがまるでサソリの尾のごとく立ち上がり、鉄パイプを受け止めたのだ。

 思いもしない三本目の腕の存在にあわてて配管工は距離をとる。その前にレシプロソーが袖をさくが、かえって袖下のニップルに刃を損ねる。

 お嬢様たちは三度距離を取った。

しかたありません……」

 マリオ兄弟同業者は瞑目すると、トンファーを手前に放り白銀に輝く鋼管を取りだした。

「聞いて驚きなさい。この鉄パイプはSUS310S製なのよ!」

「SUS304は流通量がある分あつかいやすいし

 ご家庭から化学工場まで幅広く使われているステンレスの基本種。

 対してSUS310Sは見た目なんかはSUS304とほとんど変わりませんけど

 あえてニッケルクロムの含有率を増やした分

 耐食性と耐熱性をかなり向上させて化粧より実用目的とした

 特殊用途の割高すぎるステンレス

 使いこなせませんとS35Cより弱いお高い鉄滓みたいなものですのに

 どうして武器に?」

説明ごくろうさま。同材の”やくもの”が市場にない点が残念ですの」

 セミロングお嬢様は急に多弁になったポニテ星人にほほえみ返すと、

話の合間にSCS14A製ねじ込みフランジの護拳とSUS316Lニップルの柄を鋼管に取り付けた。

組み上げたオーステナイトステンレスレイピアをセミロングお嬢様は構え、一礼する。

彼女は防御を捨てた。すべての鋼管と継ぎ手をパージする。

「参ります!」

 その一撃は速く、そして、硬い。

 受け太刀を試みたレシプロソーが激しく弾かれる。

 通常のステンレス炭素鋼より強靱で、旋盤加工にも特別な設定が必要とされる。

 生じる火花の色と形も微妙に異なっていた。

 無意識にさきほどまでの加減で刃をふるったポニテお嬢様は数合で鋸歯を消耗させてしまう。

 だが、まだ動くポニーテールがある。いったん時間を稼いで刃の付け替えとスピコン設定を――

しようと足場をかえた彼女にむけて粗製トンファーが飛来する。

 セミロングお嬢様さりげなく狙った場所においておいたトンファー安全靴が蹴り飛ばしたのだ。

「うくっ?」

 これをポニテでなんとか弾いたお嬢様だが、次の一歩ですってんころりん転倒する。

「足下がお留守でしてよ?」

 摺り足によってセミロングお嬢様は敵の足下に、パイプや継ぎ手をまき散らしていた。

 音で薄々把握はしていても、ここまで攻撃を畳みかけられると回避しきれない。

 ポニーテールのせいもあって意識が上に偏っていたお嬢様は、まんまと敵の罠に掛かってしまったのだった。

 セミロングお嬢様は勝ち誇らない。

 条件次第では1000℃にも耐えるステンレス鋼レシプロソーが吹き飛ばされ、

最後の抵抗を試みるポニーテールに向けて、棍棒が打ち下ろされる。

「っ!!?

 倒れたお嬢様は思わず目をつぶった。彼女の自慢の髪は衝撃をうけ、しおしおのパーになった。

「いったい、なんだったんですの?この髪は……あら、手触り素敵」

 たぶん何か原因があるでしょう。だがその他一切のことはわかりません!

 残り4人。

前回

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次回

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幕間

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2016-01-25

ある少年飛行兵の話し

から71年前の1945年1月25日、彼はフィリピン沖で護衛空母特別攻撃実施し、戦死した。

私は彼の存在老人ホームでのボランティアで知った。

陸軍飛行場が近くにあったこの地域では、東大に入るのと同じくらい難関のパイロットという道が、

現実的ものとして認識されていたようである

彼もまたそんな軍国少年の一人で、軍人になることを決意し、陸軍少年飛行兵となった。

彼が乗ったのは「戦闘機」ではなくて、「爆撃機」だったそうだ。

99式双発軽爆撃機通称「99双軽」と呼ばれたその機体は、かの有名な零戦と同じく、

序盤はその軽快な運動性で戦果を挙げていたが、後継が続かずに旧式化していった歴史を持つ。

入隊して以降、実家へは手紙も寄越さなかったそうである

ただ一度、その99双軽で帰ってきたことがあったそうだ。

彼の乗った99双軽は実家のあった大字上空で旋回、上昇、降下といった曲芸飛行を見せた後、

小学校の校庭に彼のしたためた遺書を投下して、飛行場へと消えた。

弟の方がこの一部始終を見ていて、曲芸飛行の様子を教えてくれたが、その飛行の意味は分かっていないようであった。

飛行機特に大戦中のレシプロ機はとてもデリケートな乗り物で、華やかなイメージとは裏腹に、

常に危険と隣り合わせの代物であった。

急降下爆撃を念頭に置かれて開発された99双軽も、降下速度を見誤れば引き起こしの際に粉々に吹き飛ぶし、

戦闘機に比べて機体が重い爆撃機は旋回や上昇での失速も激しい。

操縦手達もレッドアウトやホワイトアウト危険さらされる。

恐らく何時間にも及ぶ訓練の中で、彼は自分と機体を極限まで追い詰め、その操縦スキルを手に入れたのだろう。

彼はその後大陸戦線へと送られた。

恐らく、故郷上空で見せた急降下で敵の車両拠点に爆撃を加えたのだろう。

そして、それは最後特攻の際も恐らく――。

記録は残っていないが、さんざんっぱら旧式化した双発の爆撃機である

戦果は無かったろう。

享年19歳。

19の青年ができた最後親孝行が「急降下」を見せることであったことを思うと、今でも胸が苦しくなる。

只今は誰にも看取られることなく逝った彼の無念を思うばかりである

2015-03-09

エンジンについての歴史的な疑問

内燃機関は、歴史とともに用途が変化してきたのはよく知られるところである

言い換えれば、ある用途に使われる内燃機関は、歴史とともに変化してきたとも言える。

最も顕著な例は飛行機だろうか。

ガソリンレシプロエンジンからガスタービンエンジン(ジェットエンジン)に変わったというのは、とんでもなく革命的なことだった。


一方、個人的に最も解せない変化は、大型船舶エンジンの主流が蒸気タービンからディーゼルに変わったことである

正直メリットが全く感じられないというか、むしろデメリットしかなくね?という感じなのだ

だって原子力発電でもない限り、蒸気タービンディーゼルほどの工作精度は要求されないので信頼性全然上だろうし、導入コストディーゼルより安価だろうし、燃料も蒸気タービンのほうがより安価ものが使えて低コストディーゼルのような不快な振動は蒸気タービンにないし、馬力だって戦艦大和デカくて重い船体をあれだけ高速に動かした史実からして申し分ない(一方、ディーゼルを導入した艦は全て機関トラブルを起こしたわけだし)。

ジェットガソリンレシプロより「絶対的に高速を出せる上に、出力あたりの換算ではより軽量コンパクトに作れる」という圧倒的アドバンテージに比べると、全然インパクトが感じられない。

どういう経緯でパラダイムシフトしたのかがイマイチ見えてこないというか。

 
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