2015-12-11

珍しい動物が好きではなくなった

ナショナルジオグラフィック楽しいサイトで、会社パソコンでよく昼休みに見る。

でも最近所謂珍獣枠があまり好きではなくなった。

学術発見などはともかく、環境保護に引っ張り出される動物が、逆に不快なのではないだろうかと思うようになったからだ。途上国で我が子の身体障害晒して物ごいを強制している母親のように。

大体、そんな母親は「この子はうちの稼ぎ頭なんですよ」と自信満々な顔でいるんだけど、何かこう、複雑な気分になることはある。もうちょっとどうにかならんかったのだろうか、と。いや、おかんのほうもっと気張れよと。

見世物にしてる場合じゃないだろうと。

環境保護団体煩いのは、大抵貧しい途上国だ。

日本でも例えば東京での絶滅危惧種例えばゲンゴロウやミズスマシなどの話題はほぼ無視で、限界集落だらけの過疎で山深い地域離島の生き物ばかり取り上げる。

以前、中国の片田舎で新種の毒蛇が発見されたが、これは住民によって撲殺された後だった。

まあね、毒蛇は怖いしね、一般的かわいいわけでもないし。

は虫類は残念ながら大型哺乳類ほど保護団体人気はない。

立派、ないしかわいくない生き物は滅びるに任せるのが、世界の現状なのだ

そんな感情立脚した保護活動の嬉々とした報告に少しばかり嫌気がさしたのかもしれない。

シム・シメールの絵を嫌う人が昔からいるが、何となく理由が分かったような気もする。

保護大事で、継続はしてもいいって思うが、正直過剰な報告は必要ないよ。

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