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2023-01-27

久々に「来る」見たんだけどやっぱおもしれー

全編ハッタリ!って感じですげーおもしれ―

 

特に終盤の除霊フェスのシーンはクソ盛り上がる

各地から霊媒師巫女除霊師、風水師科学者らが乗り込んでくるんだけど

沖縄ユタのおばちゃん連中を乗せたタクシー怪異に襲われて全滅

それを察知したおじいちゃん連中が新幹線

「じゃあワイは次の駅で降りますわ」「ほなワイは次の駅で」「ほなワイは次で」

「誰か一人くらいは辿り着けまっしゃろ」みたいな感じで分かれていくの歴戦の勇士感があってよい

2023-01-18

山森めぐみさんの憑きそいが怖すぎる

山森めぐみさんの憑きそい

日常の中で出会怪異の本なんだけど、造形が実にいやらしいかリアルでめちゃくちゃ怖いんだよね

オチナンさんで有名な不安の種も造形が怖いんだけど、あっちは例えれば虫の背中模様みたいな「たまたまあの造形になった」って感じで、こっちは亡霊ってこんな風に出るんだなっていう妙な説得力がある

[]2023冬アニメ見たざっくり感想

見てないのもそこそこ

一覧、あらすじはアニメイトサイトが便利(https://www.animatetimes.com/tag/details.php?id=6212

前期で面白かったのは水星うる星クールドジ、チェンソーDIYぼっち

感想には偏りが強い、目新しさのあるアニメを求めてる

欠けてる部分は見次第追記しま



ツルネ ―つながりの一射―

1期の視聴ほぼ必須だけど作品クオリティは段違い

絵の描き込みだけじゃなく弓や矢の音までただ圧倒される

安心信頼の京アニ作成なので一切不安要素なし

弓道やってる民がうんうん納得しながら見てるのが面白

追記

ある程度終盤まで来たが話の進みがちょっとゆっくりだったかもしれない

丁寧に作られているのはとてもよくわかるが何故か中弛みを感じた



転生王女天才令嬢の魔法革命

続きもの以外で薦めるならこれ、百合

転生なのに全然魔力がない、しょうがないので魔術を利用することで現代家電再現する発明に専念

主演の声優キャライメージ完璧に出来てて良い

2話で父親の苦悩が書かれつつヒロイン和解してたのが良かった、この先にかなり期待

まり進むペースは早くないけど関係性構築が丁寧と見れる演出や絵

追記

これも思ったより跳ねなかった

エピソードが全体的に重いのが原因だろうか



以下順不同

あやかしトライアングル

原作ヒロインの性欲が強調されてから面白くなったのを踏まえてアニメでは最初から全開

ToLOVEる系譜とはわかっていても無駄な胸揺れとかわざわざモザイクつけたり余計な手間がかかってて邪魔

アウトなところは謎光で隠す作り方でも良かったと思う



アルスの巨獣

2話まで見てもよくわからん、憑依系ファンタジーもの

美少女が憑依することで最強になった訳あり傭兵進撃の巨人倒す

その美少女研究所から脱走した個体とか街にスパイのおばさんがいるとか要素が多い

要素が多いのに話の軸がわからん



異世界のんびり農家

全てにおいて都合が良すぎる、転生する際に神様から最強農具を貰うのはわかる

農業経験前世DASH村見てたから開墾できて

願っただけで無から野菜の種出して

たまたま向かってきた兎をさばいて飯にしました!

1話で合う合わないがハッキリ出るのでは



痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。2

1の最初は楽しく見てた気がするがこうして2期見るとかなりしんどい

全く興味のない他人ゲームプレイを見てるよう(それはそうなんだけど)



英雄王、武を極めるため転生す ~そして、世界最強の見習い騎士♀~

これも転生、記憶と武技引き継いで女児からリスタート

結局オレツエーになると没個性なので不安はある

人間の上位種とバトルとか要素足してきたけど案の定いつものパターンで落ち着いてきた



大雪海のカイナ

とてもフジらしい作り、簡単に言ってしまえばボーイミーツガール

色々設定を考えてあるみたいで序盤の伏線最後のヒントになるのも王道でいい感じ

天膜になんとか帰って欲しい



お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件

お馴染みクラス1番の美少女と俺だけ親密のやつ

王道青春ならこれか?



お兄ちゃんおしまい

ニート兄を強制美少女化かつ戻れない

やけによく動く萌えアニメではあるけどストーリー普通

何も考えずカワキャラを見たいならこれ



解雇された暗黒兵士(30代)のスローセカンドライフ

魔王軍なのに魔力ないからクビ、人間側の適正検査したら天才でした

冒険進めるわけじゃなく村に居着くパターン魔王軍クビになるくだり終わったらお馴染み展開だ



機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイTVエディション)

機動戦士ガンダム サンダーボルトTVエディション)

機動戦士ガンダムNT(TVエディション)

水星ガンダム面白いと思った人たちへ向けた新しめガンダムシリーズ

ハサウェイは観れるなら完成された映画版オススメ、音が素晴らしい、画面は暗すぎ

サンダーボルトは1stの世界観が土台なので最初だけ難しいかも、慣れれば世界観のエグさで楽しめる

NTユニコーンの続編なのでところどころ何の話?とはなりそう、あまり新規向けではない



吸血鬼すぐ死ぬ2

相変わらずのクオリティ感謝

徹底したコメディで楽しめる

オヌンヌン



久保さんは僕を許さな

クラスで極端に影が薄い僕にクラス1美少女久保さんが構ってくれる、というひたすら受け身

10代にはウケるのかも



属性男子クールな同僚女子

ストレスかると周りを吹雪にする僕(どういうこと?)と気にせず接してくれる同期

なんとなく少女漫画的な雰囲気がある、広告漫画でありそう



Call Star -ボクは本当にダメな星?-

1話杉田智和の1人舞台

気絶とかした時に出る星が主演の発想は面白い、15分で観やすいし

中国産アニメも見ていて無理矢理感薄まってきていい感じ



最強陰陽師異世界転生記

レツエーに着地しそう

ゴリゴリ陰陽師演出最近観なかった

結局主人公が最強なのでまぁいつもの感じ



シュガーアップルフェアリーテイル

めちゃくちゃ少女漫画

態度悪く強い成人風妖精を従えた私、この先どうなっちゃうの的な



スパイ教室

キャストは豪華、ただそれだけでちょっとひどい

特に処理できないのに1話キャスト全部出すし教える天才教師コミュ障設定はありがちだし

どこかで見た展開や演出が連発されて30分が長い、もっと面白くなりそうなのに



ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅣ 深章 厄災篇

極端に主人公側を不利にしすぎ感出てきて飽きを感じた前期

中途半端なとこでクール区切らないで欲しかった

とりあえず見てるけど全然話進まないし厄災予言セリフ繰り返し過ぎて鬱陶しさある



ツンデレ悪役令嬢リーゼロッテと実況の遠藤くんと解説小林さん

ノーマークだったがこれは面白

悪役令嬢モノをベース現実世界から実況解説として主人公にだけ声が聞こえるって設定が素晴らしい

しかも悪役令嬢にその実況解説完璧に決まるのが笑える

コメディ枠ってわけじゃないんだろうけどツンデレ解説あるだけで面白

全体的に作画カロリーは低い



テクノロイド オーバーマインド

ゲームありきの男性アイドル育成系って感じ

目新しさはあまり感じない1話



トモちゃん女の子

幼馴染を女扱いするタイミング逃してもう高校生…って設定にイマイチ入れない

お互いの照れやカラ回りを楽しむっぽいがこの手は前クール宇崎ちゃん理想的な展開で進んできてしまったので比べると弱い



TRIGUN STAMPEDE

フル3Dなのでとにかくよく動く

制作側のこういうのが見せたい!って演出の圧を感じる

自体はつかみどころがなくハマるまでに時間かかりそう



とんでもスキル異世界放浪メシ

今期オススメで紹介するか最後まで悩んだ1つ

これまでの転生のようにまずオレツエーせず料理で同行者を魅了する展開が面白

1話最後で最強種と契約してしまったのでありきたりな展開にならなければいいと本気で思う

協力会社多数で作中の食品クオリティが異常に高い

あとは序盤で王族の肥を見抜いてすぐ国脱出するパターンありそうでなかったなと

追記

今期はこれが1番だった

ストーリーに頭使うような意外性はないものの飯関係の凝った作りが見ていて楽しい



NieR:Automata Ver1.1a

ゲームアニメ化はどうしても厳しい

色々派手なシーンを見せたいのもあるんだろうけどならゲームでいいし的な



ケモノたちの夜

重すぎる勘弁してほしい

Twitter見ると全盲少女介護する悪魔って設定がドストライクって人もいたので相性次第



HIGH CARD

世界にばら撒かれた異能トランプをゲットして異能バトルだ!

トランプの強弱に異能の強弱も連携してるらしいがある程度進んだところで一気にトランプ集めた奴が出てきそう



Buddy Daddies

ノイタミナ感がすごい

邦画とか地上波ドラマで見たような話で個人的には見飽きた

こういうの大好きな層が絶対いるのはわかる



冰剣の魔術師世界を統べる

15年前作ったアニメ倉庫に眠ってたからせっかくだし放送するかって感じ



便利屋斎藤さん、異世界に行く

原作4コマ? 話がサクサク進んで見やす

転生ファンタジー軸で主人公雑魚、味方の設定もわかりやすちゃんとしてる

まり考えずに冒険ファンタジー見るならこれかも

追記

終盤まで来たけど危機的状況連発しすぎ



僕とロボコ

コメディ枠笑える、なぜ5分にした

30分見たい、ちゃん原作通りなの良い



魔王学院の不適合者 Ⅱ ~史上最強魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う~

1期笑いながら見れた人たちまた楽しめるぞ

毎度お馴染みの展開で水戸黄門的な楽しみ方

ただ前期から間空いたせいか誰だっけとか特に意味のない横文字の多さにちょっと滅入る



もののがたり

もうちょっと様子見ないと継続かどうかの判断難しい

ただ兄姉目の前で殺されてそれでも怪異と穏やかにしろは無理だわな

もっと見たいともう飽きた、どっちに振れるかまだわからない

3話まで見て思ったより堅実なアニメ、飛び抜けてここが面白いつまらないというのは無い

安定して見てられるけどもっと意表をつくアニメ個人的に好き

追記

なんか飽きずに見続けてしまった、結構おすすめかもしれない

全体通して王道ストーリーではあるもの主人公の成長に焦点があっていてみやす



齢5000年の草食ドラゴン、いわれなき邪竜認定

自分には合わなかったコメディ

普通コミュニケーションとれてるのに会話成立してなくて見続けるのがしんどい



REVENGER

クオリティそこそこ良い

1話は全体的な説明が主だったので今後の展開による

毎回決まったパターンには落ち着かないで楽しませてほしい感じ



老後に備えて異世界で8万枚の金貨を貯めます

ふとした時に死んだ兄の幻影がアドバイスしてくるの笑う

もうちょっと展開さっさと進めてほしい

金稼ぐ力はあるっぽいが最強ではないのでどうするのか期待

追記

終盤に入って制作の力切れが強烈

原作もそうなのかもしれないが取ってつけたようなストーリーと繰り返される絵

転移してもなんかok的な都合の良さ

なんか終盤まで見てて一気に冷めるとは思わなかった



2022-12-31

最近ネット怪談

複数ウェブサイトテキストや音声ファイル動画ファイルを駆使して複数メディア情報分散して読者をあちこちに横断させ怪異実在性を高めていく作品が増えた 

読者はその断片的な情報を拾い集めて考察していく

具体的には梨や阿澄思惟などの系統

しか面白いんだけど、ギミックに凝りすぎて肝心の真相あんまり怖くなかったりする

だいたい情報分散させる方法最初は新鮮だったけど今となってはお決まりパターンの一つで陳腐になってる。

そういうときに昔の洒落怖とかを読むとシンプル怖い話に感動する

2022-12-25

anond:20221225211239

古今東西男を誘惑して死なせてしま怪異妖怪枚挙に暇がないよ

鬼太郎的な妖怪として認知されないだけだ

もっとエッチ妖怪いないの

妖怪って要は不審者神秘性を付与したものだよな。

例えばぬらりひょん勝手に家に上がり込んだ近所のボケ老人かなんかだろう。

ぬりかべは無口なデブ

そんな具合に、変な人を妖怪という怪異にしてしまうのだ。

だったらもっとエッチ妖怪もあって良いんじゃないだろうか。

妖怪手ごめ男とか。ただのレイプ魔だが。

2022-12-09

anond:20221209225947

とんでもない怪異関ケ原のど真ん中に顕現。

両軍は混乱に陥り多数の発狂者を出し潰走寸前に至る。

しか島津真田本田ら両軍の勇将が立ち向かい両軍共闘に至る。

関ケ原で両軍をグチャグチャにした存在

とんでもないマッチョ

とんでもない怪異

どっちがいい?

2022-12-04

[]12月3日

ご飯

朝:納豆卵かけご飯豚汁。昼:ブルボンオリジナルソート。夜:天丼そば。間食:グミ

調子

むきゅーはややー。お仕事おやすみ

○死印

DRPGの老舗エクスペリエンス作成した心霊ホラーADVの第1作目「死印」を遊んだので感想を書きます

シルシ」というアザが身体に出ると、死んでしまう。

そんな都市伝説を聴いた直後、自身記憶を失っていることに気付いた中年男性

彼はある館の喋る人形メリイと共に自身の「シルシ」を消すため、怪異との戦いに身を投じる。

そんなあらすじのホラーアドベンチャーゲーム

ゲームとしては、文章を読むパートポイントアンドクリックによる探索パート、間違えると死が待っている選択肢を選ぶパート、そして怪異と戦うパートに別れている。

いや、文章を読む、探索する、選択肢を選ぶは普通だけど、戦うってなに? RPGなの? と最初は混乱した。

若干のRPGっぽさ(ステータスとか、ダメージ表現とか)はあるものの、フレバーに過ぎず、まあ要するに探索パートで集めたアイテムを適切に選択するだけ。

ただ、この戦闘パートを始めとして、面白い面白くないはともかくとして、独自の味を出していて、かなり新鮮なゲームプレイが出来た。

怪異を倒すための探索パート面白い

怪異と呼ばれる都市伝説のようなものに「シルシ」を付けられるわけだけど、当然いきなり都市伝説を殴れるわけもない。

まずは、都市伝説の詳細な情報収集することになる。

物語事情所謂聞き込みは全く無く、舞台となる土地ポイントアンドクリックして行くことになる。

この土地をひたすらにポイントアンドクリックするのが楽しい

というのも、このゲームホラーゲームなので、怖いのだ。

ポイントアンドクリックする背景が薄暗く、懐中電灯で一部分を光らせてクリックするのだけど、これがまあ怖い。

絵で心霊現象が起きたり、その場面にそぐわないSEが流れたり、意味不明な何かが起きたりととにかく飽きないし、集中せざるをえない。

ミステリっぽいゲームポイントアンドクリックってある種の義務感というかお約束でやってるだけで、正直楽しくはないんだけど、このゲームホラーなのでまず持ってここが楽しかった。

最後まで飽きずに怖がって怯えながらプレイを進めることができた。

最後の方はもう「何も起きない」ということすら恐怖を感じていき、ビビりまくっていた。

仲間を選ぶのが面白い

あらすじに書いた通り、主人公は喋る人形メリイとコンビを組むのだけど、このメリイはしゃべれるだけで動けはしない。

そして主人公以外にも「シルシ」を付けられた人間「印人」が登場する。

彼らは所謂仲間キャラに相当するので、彼らの助けを借りながら探索と戦闘パートをこなす

ただし、とある事情で仲間は同時に一人しか連れて行けないので取捨選択必要になる。

この仲間を選んで探索に行くのが楽しい

先に書いた通りホラーゲームなので恐怖演出があるんだけど、これを乗り越えれたのも、仲間達の助けがあってこそだ。

特徴的で個性豊かなキャラが多いので全員は紹介しきれないが、僕が好きになったのは口が悪い元刑事の「真下悟」さん。

30代ぐらいの男性ながら、所謂ツンデレキャラで口はめちゃくちゃ悪いけど、要所要所でデレてくれる。

お前主人公のこと好きすぎるでしょ! と言いたくなるシーンが数回あり、最後のデレのところは、告白かな? と思った。

怪異との対決パート面白い

そんな仲間と共に探索パートを乗り切ってアイテム情報を集め終えると、元凶である怪異と戦うことになる。

戦うとは言っても、戦闘文章を読みながら今まで集めたアイテムを適切に使っていくだけで、アクションや数値をどうこうする仕組みはない。

まり、要するにこのパートミステリADVにおける犯人を追求するところなのだ

ってことに気付いてからこのゲームに一気にのめり込んでいった。

怪異という人ならざるもの人間とは異なる理屈、異なる物理現象世界を生きているのだけど、まずその異なる理屈物理現象を探索パートでしっかりと予習させられる。

そこの文章をきちんと読んでいると、対決パート現実常識に当てはめると何が何やらではあるが、この怪異にとってはそういうことになる、というアイテムを組み合わせて選んでいける。

なるほどなるほど、特殊設定ミステリっぽくて楽しい

正直、ホラーというジャンルミステリとは相反すると思っていたけれど、このゲームホラーは、怖いけれど理屈が一本筋が通っており、考えることでちゃんと戦えるのが面白かった。

エッチなシーンがエッチで良き

まりテーマゲーム部分のパートと関連性があるわけではなく唐突エッチなシーンが挿入される。

もちろん全年齢向け(CEROはD)のゲームなので、下着局部が見えない類の裸程度なのだけど、そのキャラたちに愛着が湧いており、その愛着恋愛とは無縁の愛着であるが故に、突然出てくる下着のシーンにドギマギさせられる。

特に一人だけ全裸を一回、下着を一回と計二回もエッチなシーンがある「広尾まどか」さんは、地味なメガネっ子で、頭が良いシーンが多くて、仕事が忙しくてお風呂をサボってそうで、お風呂サボってそうなのに…… 全く、これが透き通ってる系のスマホゲーだったら「くさそう」がサジェストされるところだった。(なんてことを考えながら遊んでたら川の水で溺れるシーンがあり、ピラニアや蟹がいなくてよかったなあと思いました)

第6章雨の赤ずきんが素晴らしい

第6章は移植にあたって追加されたおまけシナリオなのだけど、これがとても面白かった。

5章までで物語としては終わっていて、この6章はその続き、といえば続きなんだけど、まあ番外編みたいな感じ。

ただ、今までの仲間が総登場する構成、5章で起きた出来事いつまでも尾を引いてしま主人公の心情の描写、そして次回作NGや死噛への布石など、かなり盛りだくさんな内容。

ファンディスクで一本出せる出来!」は流石に言い過ぎだけど、後日談としてとても面白かった。

僕は、メルティブラッドの、さっちんを助けれらなかったことでクヨクヨしてる遠野君を読んで以来、後日談フェチなところがあるので、こういうのがたまらなかった。

怖くて、怖くて、面白かった

怖いゲームは怖いのであまり遊んでなかったのですが、面白かった。

おどろおどろしい雰囲気に、可愛い魅力的なキャラクタに、自分だけの奇妙な理屈で動いている怪異おかしさ。

そして、そんな生者と死者のハザマで苦悩する主人公

これがシリーズ化して心霊ホラーシリーズと続いて行くのも納得の面白さだった。

あと、怖いゲーム遊んだ直後なので、あえてちょけた感想も書いて心を和ませているところがあるので、エッチなシーンのところはまにうけないでください。

2022-11-20

anond:20221120225117

怪異やったんかもしれん、寺産まれのTさんの連絡先だれかしらん?

2022-10-23

鬼滅の刃嗅覚人間の本性その他の話(1)

 世間流行の移り変わりとは無関係に、私は度々『鬼滅の刃』の原作単行本を読み返しているのだが、またも同作を読んでいる。

 ここ最近の読み返す切っ掛けの一つとなったのは、例によって金関丈夫の『木馬と石牛』である。何度目だ。

 ひとまず最初に紹介しておく金関丈夫論文は「わきくさ物語」と題する一篇である

 これは、腋臭(わきが、えきしゅう)や体臭肯定的に捉えるか否定的に捉えるか、その相違について、人類学的な統計データに基づいて西欧人と東アジア人の腋臭体質の多寡(出現頻度)を比較するとともに、東西文学作品や文献に於ける腋臭体臭に関する記述比較したという内容である。今さら気づいたが、論文題名は『若草物語』のパロディである

 金関丈夫の論旨を大雑把にまとめて紹介すれば、次のようなものである。「人類学的に見て、西欧人の集団では腋臭体質の人の出現頻度が高く、日本中国などの東アジア人の集団では出現頻度が低い。それに呼応するかのように西欧では、身体臭い肯定的に捉えて讃美する詩や文学作品が見出される。それとは対照的日本中国では、身体臭いを讃美する文学作品記述は見られない。ひどい体臭の人が周囲から疎んじられるといった、否定的記述内容は見出される。日本文学においては、田山花袋の『蒲団』など西洋文学の影響を受けた近代の少数例を除けば、体臭文学存在しなかったのではないか」云々。これも今さら気づいたが『大衆文学』の駄洒落である

 それはともかく、かのナポレオン愛人に宛てて「近々戦場から戻るから風呂に入らずに待っているように」と手紙を書いたという有名な挿話を知っていると、金関丈夫の主張にも頷けるところがある。

 しかし、体臭文学に関して言えば、確かに金関丈夫の言うとおり国文学の中では劣勢なのかもしれないが、嗅覚のものは、時代の変遷や題材の違いによる差異はあれども、国文学においても大なり小なり着目したり描かれたりしてきたのではないかと思う。源氏香(※)のような遊びが生まれたぐらいなのだから香り匂いを味わうことの悦びを昔の日本人も持ち合わせていなかったわけではないだろう。それにまた、腋臭のような刺激的な匂いに対する肯定的記述が見られないからといって、体臭のものに対する愛好癖が日本人の間に存在しなかったとまでは断言できまい。好ましくない体臭に対する認識があったのならば、好ましい体臭に対する認識があってもおかしくはない。したがって、いま少し詳細な再検討必要ではなかろうかと思われる。[※注:源氏香は、室町末期以降の遊びであるが、源氏物語各巻の見出し源氏香の記号が付記されるようになったのは明治以後のことらしい。また、その記号は、組合数学テキストで例として挙げられることもある。]

 とまあ、こういった具合に「わきくさ物語」を読み直したことが切っ掛けで、嗅覚について色々と思いを巡らせていたところ、竈門炭治郎のことも連想して『鬼滅の刃』を再読し始めたという次第である

 ところで、上に述べたとおり、私は金関丈夫の主張に対しては批判的な考えを抱いているわけだが、そのような批判的思考は私の独創ではない。以前に読んだ本の記憶から「はて、国文学でも、それなりに嗅覚重要視されていたはずではなかったか?」と思ったので、金関説にも疑問を抱いただけなのである

 さらに、その時に本で読んだ内容には『鬼滅の刃』を妙に連想させる記述も含まれていたと記憶していた。そこで本棚を漁ってみたところ、それらしきものを再発見した。次に、それを紹介しようと思う。

 『鬼滅の刃』の主人公たちである竈門炭治郎、我妻善逸、嘴平伊之助の三人が持つ優れた感覚は、それぞれ、炭治郎=嗅覚、善逸=聴覚、伊之助=肌感覚(触覚)である。炭治郎や善逸は、相手人間か鬼か、人間であれば善人か否かを、これらの感覚によって看破できることは、漫画を読んだりアニメを観たりした人ならばよくご存知のことと思う。

 この三感覚と同じ取り合わせを、私が目にしたのは、小松和彦の著書『神々の精神史』(講談社学術文庫)に収録されている「屍愛譚(しあいたん)をめぐって 伊弉諾(いざなぎ)・伊弉冉(いざなみ)二神の冥界譚を中心に」と題する論文の中であった。

 まず、私が『鬼滅の刃』を連想させるもの記憶していた箇所を、少し長くなるが同論文から引用しておこう。

 「男と女の愛の語らいは、昔から夜中に行なうのが一般的であった。言い換えれば、愛とは、第一次的に視覚依存するものではなく、香り(嗅覚)や声・物音(聴覚)あるいは肌触り(触覚)のなかからかに創り出されるイメージの、想像力による夢幻世界における営みであった。そして、日本女性美の一つは、この視覚的な隔離から発生しているともいえよう。『堤中納言物語』の「虫愛づる姫君」のなかに「鬼と女とは人に見えぬぞよき」とあるが、この言葉が苦しまぎれに吐かれた言葉にせよ、実に見事に女の美のあり方を、愛のあり方を示唆している。」

 奇しくも、小松論文の中で三つの感覚が挙げられる順序は『鬼滅の刃』の物語主人公たちが登場する順序と一致している。果たして吾峠呼世晴は、小松和彦論文著作を読んでいたのかどうか。真実は分からないが、そういった想像をしてみるのは楽しいことである

 さて、小松和彦論文は、国文学などにおいて見られる、妻・夫・愛人などに先立たれた人が、パートナーの亡骸を屍姦したり冥界を訪れるという物語記述について論じたものである。その中でも題名のとおり特に、亡くなった妻のイザナミ恋しさに黄泉の国を訪れたイザナギ物語、そこで語られる覗き見の禁忌、その侵犯について考察している。

 死して黄泉の国の住人となってしまったイザナミは、自分を現世に連れ戻すために訪れた夫イザナギに対して「それでは、現世に戻れるのかどうか、殿内に入って黄泉の神と協議します。私を待つ間、決して中を覗かないようにして下さい」と言い残して黄泉殿内に籠もる。しかし、妻と黄泉国神との協議が終わるのを待てなかったイザナギ禁忌を犯し、黄泉の国におけるイザナミの変わり果てた姿(肉体が腐敗して蛇に集られている有り様)を覗き見てしまったがために、彼女は現世に戻ることが不可能となり、二人は別れざるを得なくなる。

 この禁忌を犯す場面において、イザナギは彼の御髻(みみずら)に挿していた湯津爪櫛(ゆつつまぐし)を抜いて、それに火を灯してから黄泉の国の殿内を覗き見るという筋書きになっている。この灯火を焚く必要があったということは、つまり黄泉の国でイザナギイザナミが語り合ったのは、闇の中であったことを示している(そうでなければ、黄泉の国で最初に再会した時点で、イザナミの肉体的変貌にイザナギは気づいていたはずである)。ここには、現世でも黄泉の国でも何ら変わることのない「男女の愛の営みや語らい(ピロウトーク)は暗闇の中でこそ行われる」という形式がある。

 小松和彦論文でも指摘されていることであるが、日本イザナギイザナミの冥界譚やその他の屍姦譚・屍愛譚には、中国大陸の物語から影響を受けた節が窺える。小松論文でも紹介されているが中国東晋時代書物『搜神記』における屍姦譚の一例として、次のような話がある。

 美しい女性結婚した男が、妻から「私は普通人間ではないので、結婚してから三年経過するまでは、夜、明かりで私の姿を照らさないで下さい」と言い渡され、それを守りながら夫婦生活を送り、二人は子まで設けた。しかし、どうしても夫は我慢が出来ず、ある夜、明かりで照らして妻の姿を見てしまった。彼が目にした妻の姿は、腰から上が普通人間女性で、腰から下は干からびた白骨というものであった。妻は「私は死者であるが、あなたが、あと一年だけ我慢して私の今の姿を見ないでいてくれたならば、完全に蘇生することが出来たのに。しかし、あなたが禁を破ったがために、最早それは叶わなくなった」と言い残し、形見として袍(うわぎ)の端布と二人の間に生まれた子を残して、男の元を去ってしまった。その端布を持って嘆き暮す男のことは、スイ陽王(スイは目偏にオオトリ旁)の知るところになり、袍の端布が王の若くして亡くなった娘姫のものと同じであったこから、娘姫の葬られた墓を暴いたとの嫌疑で男は取り調べられることになった。男が語った事の経緯を信じられない王と家来が、娘姫の墓を検分したところ、墓暴きに遭った形跡も認められず、念のために墓内に入って棺も確かめると、袍の裾が棺の蓋の隙間からはみ出ていた。それを見て「さては、本当に墓を抜け出して夫婦生活を送っていたのか」と、王も家来も信じるようになったとの由。この生者の夫と幽霊の妻も、彼らの愛の営みを、妻の申し渡した禁忌を犯さないように、明かりの無い暗闇で行なっていたことは確実である

 イザナギイザナミ冥界譚と『搜神記』における人間・死者婚姻譚との間に共通するのは、妻の本当の姿を見ることの禁忌、それを夫が犯したために妻の蘇生が叶わないという点である

 特に前者の覗き見の禁忌について、小松和彦考察し、その本質は「女性が『ありのままの姿』を公に晒すのは好ましくないという、昔日の社会における男女観・価値観倫理観の反映」であり「女性の本性を覗き見ることについての禁忌」だったのではないか推理している。それを裏付けるかのように、生者であるパートナーに対して自分の本当の姿を見ないように要求する死者の話は、圧倒的に女性要求する側であることが多いのである。また、禁忌を犯した夫イザナギに対するイザナミの怒りの言葉は「吾に辱(はぢ)見せつ」(私に恥を晒させた!)というものであるさらに、類似物語として、豊玉姫(トヨタマヒメ)が出産の時、産屋に籠もり、それを彦火火出見尊(ヒコホホデミノミコト)が覗き見ると、豊玉姫の正体はワニ(サメ)の姿であったという話もまた、女性の本性を見る禁忌の事例として挙げられる。

 死者にしろ生者にしろ、隠れている女性の姿を覗き見る男の性向というのは、時代を下っても変わらない。例えば『伊勢物語』の「むかしおとこうゐかうふりして」という出だしで有名な最初の一篇でも、田舎には不釣り合いな雅やかな女性が里に暮らしていることを知った主人公(在原業平)は、垣根の破れた所から彼女たちの姿を覗き見る。ずっと時代を下った現代においても、男性向けアダルトコンテンツは、視覚表現重要性を持つことは周知の事実である。このように、イザナギ在原業平の昔から変わることなく、男性は「視覚的な欲求」を満たすことを強く好むと言って間違いない。

 ところで、この「屍愛譚―」論文を再読し、期せずして気づいたのであるが、論文の著者である小松和彦の行なう考察もまた(覗き見の禁忌を論じて考察する必要から、当然のことではあるとはいえ)、やはり「視覚範疇」に留まっている。これもまた、視覚を重視する男の性向の顕れと言えるかもしれない。しかも、上に引用した箇所で「夜の闇の中での男女の愛の営みや語らいにおいては、嗅覚聴覚・触覚が重要である」といったことを述べているのにも関わらず、同論文は、それらの三感覚重要な働きを示している国文学上の具体例を、特に挙げてはいないのである。あるいは、国文学に詳しい人たちからすれば周知の事実なので、態々挙げる必要がないとして言わなかっただけのことなのだろうか?

 とりあえず、男女の機微の話は後回しにして、ひとまず、妖怪識別する手段としてのこれら三つの感覚について、話を進めることにする。

 聴覚妖怪識別に用いる事例は、比較的容易に見出される。例えば、誰そ彼(たそかれ)時・彼は誰(かはたれ)時・夜のように、人間なのか物の怪なのかを視覚的に区別をつけ難い時、相手妖怪が発する声によって正体を見抜くという事例は幾つも見つけられる。カワウソなどの物の怪は、人間から「誰じゃ?」と問いかけられると「俺じゃ」と言えず「おねじゃ」とか「かわい」などとしか言えないので、正体を見破られてしまうという。これは、言霊の力とも解釈できるが、音声(聴覚)による正体識別の事例と考えても許されるであろう。また、仮に人間の方が話し掛けたり問い掛けたりしなくても、妖怪の方から自発的に何らかの独特な声や音を発してくる(アズキアライ・テングダオシのような怪音、ヤロカ水の怪しい呼び掛け声など)ので、それを聞けば正体が分かるという例もある。これらも聴覚による妖怪識別に含めてよさそうである

 触覚の方はどうだろうか? 例えば、厠(便所)で河童などの物の怪に人間が尻を触られるという怪異の話は数多い。そして、それらの怪異譚は「毛むくじゃらの手である」といったような、通常の人間とは何かしら異なる手触り・肌触りの特徴を持つことを窺わせる描写が伴うことが多いように思える。厠が家屋の中では暗い場所に分類されることを併せて考えれば、これも視覚には頼り難い状況下で、触覚により妖怪識別する事例と考えることが可能ではないだろうか。他には、猟のために山に分け入った猟師が、夜になり「これでは鼻を摘まれても分からないな」と独り言を呟いたところ、突然「これでもか?」と何者かの手に鼻を捻られたという怪異譚もある(参考:千葉幹夫『全国妖怪事典静岡県の部)が、これは残念ながら手触りについて伝えていない。しかし、このように暗い場所時間帯において、物の怪に身体の一部を触られるという怪異譚は、枚挙に暇がない。これらも触覚によって人か物の怪かを判断するという事例に含められないか否か、再検討してみるべきかもしれない。

 問題は、嗅覚により妖怪識別する話や本性を看破する話なのだが、残念ながら今のところ、これといった事例を見つけられずにいる。逆に、妖怪嗅覚の方を利用し、何らかの臭いを発するもの人間が用意することで魔除けにするという事例ならば、比較的容易に幾つも見出だせるのであるが。例えば、焼いた鰯の頭を魔除けとする例は有名である。また、今でこそカカシといえば田圃に立つ人形のことであるが、日本神話でオオクニヌシスクナビコナと出逢うくだりに記されているように、本来の古い和名はソホド乃至ソフドである。それがカカシと呼ばれるようになったのは、稲を荒らす鳥を追い払うのに、鳥の死骸を焼いたもの竹竿の先に紐で括り下げて掲げるという風習があり「臭いを鳥に嗅がせる」という意味でカガシと呼んでいたものが、鳥避け人形混同されるようになったかである。上に挙げた鰯の頭も、ヤイカガシ・ヤッカガシ(焼き嗅がし)と呼ぶ地方があり、明らかに鳥避けのカガシと同じである。他にも、山中でタヌキやムジナの類いに化かされたことに気づいたならば、煙管(煙草)を一服すれば妖怪は逃げていくとか、小便をすると臭いを嫌がる妖怪を避けられるとか、人間嗅覚ではなく妖怪嗅覚を逆手にとって利用して払う例は多い。

 小松論文では具体例が挙げられていないものの「視覚的に本性を見ることが禁忌とされた状態特に暗闇の中で、何者かと一対一で対峙する状況において、重要役割を果たすのは、嗅覚聴覚・触覚である」という見解は、説得力を感じさせられるものであることは確かである特に、愛の営みに関しては、そうである人間がお互い裸一貫となって同衾する時、見た目の虚飾は、ほぼ通用しなくなるのだから。したがって、これら三感覚重要性が高まることは、必然であるように思われる。

 とはいえ「思われる」ということと、国文学などにおいて実際にどのように捉えられていたのかは、もちろん別問題であるから、これは検証必要があるだろう。あるいは(素人である私に言われるまでもなく)既に専門家の間では検証済みなのかもしれない。国文学中の、特に男女の愛の営みや語らいにおける三感覚が占める役割について、どのように描かれ、語られてきたのか、可能ならば識者の見解を知りたいものである

―――――――――――――――――――――――――――――

 さて、私は上で、男女の機微の話を後回しにして、妖怪の正体を識別する感覚的な手段の話をすると書いた。そこでいよいよ、男女の機微、すなわち異性のパートナーのことを暗闇の中で知る手段としての嗅覚聴覚・触覚の三感覚について論ずる順番がやって来た。といっても、上の文章を読んでもらえば分かるとおり、専門的な知見を私は持たない。そこで、識者の見解とは無関係に、今の私個人が思うところを書くことにする。したがって、これより以下は全くの駄文である

文字数制限のため分割したので、続きは⇒anond:20221023224411

2022-10-10

みそ五郎巨人伝説中国妖怪の話

 anond:20221001090653の続きのようなもの

 南島原市西有家町では「みそ五郎」という名前キャラクターを見かけた。これは、町民・市民ゼロから生み出した存在ではなく、この地に伝わる民話に登場する人物である

 1980年代の旧・西有家町時代から地元の有志の人々が地域興しシンボルとして用い始めたとのことである。したがって、近年の日本各地における「ゆるキャラ」の乱立・流行とは無関係であるが、その流行が少しは追い風になったのかもしれない。今では、役場に像が設置されたり、地域特産品パッケージイラストがあしらわれるなど、みそ五郎は各方面活躍している様子である

 以前、日本テレビの番組TOKIOのザ!鉄腕!DASH!!』で、ソーラー発電パネルを搭載したカスタム軽自動車に乗り込み、日本全国の海岸線沿い道路を走破するという企画に挑戦していたことがある。その中で、TOKIO西有家町を通過した際には、番組VTRでも全国に紹介されたそうである。その番組を見た記憶が有るという人も、存在するかもしれない。

 みそ五郎は、山に住む巨人である

 味噌大好物とされる。里の者から味噌をもらえば、御返しに、巨体と怪力を活かして力仕事などを手伝ってくれたという。

 また、高岩山(たかいわさん)に腰掛け有明海で顔を洗ったとか、対岸の肥後(熊本)・天草まで一足で跳躍して有明海を越えて渡ったという巨体ぶりも語られる。

 住処とされた高岩山には、今でも、みそ五郎足跡を残していると言われる岩石が存在する。

 みそ五郎は、妖怪呼ばわりされている訳では無いが、水木しげる等の著した様々な妖怪関連書籍で紹介される山中妖怪マオトコや、日本各地に存在するダイダラボッチを筆頭とした巨人伝説との共通点類似点を持つ。

 ヤマオトコも、みそ五郎ダイダラボッチほどではないが巨人であり、酒が大好物とされ、人間から酒をもらえば返礼に杣人(そまびと)らの力仕事などを手伝ってくれるという、温和な妖怪である味噌と酒という違いはあるが、みそ五郎もヤマオトコも、共に発酵食品を好むとされる点が興味深い。

 海を一息に越えるとか一跨ぎにするとか、山に腰掛けて海で顔や手足を洗うというのは、これは巨人伝説においては、巨大さを表現するための常套手段である竹原春泉斎の挿絵で名高い『絵本百物語(桃山人夜話)』に登場する、讃岐の手洗い鬼が瀬戸内海を跨いで手を洗った話など、様々な類話が知られている。

 このように見ると、みそ五郎孤立した存在ではなく、日本各地で広く見られる、山中の温和な妖怪や、巨人妖怪系譜に連なることが分かる。

 みそ五郎に何らかの独自性を感じるとすれば、まずは彼の好物である味噌なのであろうが、むしろ私は、呼び名である「みそ五郎」そのものに興味をそそられた。

 何故「みそ『五郎』」なのだろうか? そう考えたのである。単に「味噌が好物の(大)男」というのであれば、別に「みそ太郎」でも「みそ彦」でも「みそ兵衛」でも構わないはずではないか

 みそ五郎が、有明海を飛び越えて肥後天草に向かったのに倣い、私も同じ九州の他県へと(想像の中で)跳躍してみることにする。そうすると直ぐに、南九州宮崎県鹿児島県に伝わる巨人大人五郎(おおひとやごろう)」の伝説を見出す。奇しくも「五郎」の名を持つことに、注目してもよいであろう。

 大人五郎伝説は、怪力で里人を助けてくれたり、山に腰掛けて海で顔を洗うといった、みそ五郎その他の巨人妖怪類似するものである。みそ五郎と異なる点としては、好物が明確でない点、特に山を根城としているとは明言されていない点、軽い悪さやイタズラをして里人を困らせるといったトリックスター的なエピソードを持つ点などが挙げられる。

 有明海を挟んで「五郎」の名を共有する巨人存在するのは、海を経由したにせよ陸地を経由したにせよ、島原半島南九州との間に、人的及び文化的交流があったことの名残であろう。

 他に「五郎」の名前関係する九州伝説民話といえば、これは巨人妖怪ではないものの、大分県に伝わる「炭焼小五郎(すみやきこごろう)」が思い浮かぶ。これは、豊後山中で炭焼の仕事をして暮らす善人の小五郎が、顔にアザの有る姫と結ばれ、最終的に金山の所有者となり、姫の顔のアザも消え、幸せな長者夫婦となるという筋書きである

 金に限らず、山で採掘された金属精錬プロセスには熔鉱炉が付き物であり、それには炭が不可欠である。炭焼小五郎伝説は、山での金属生産従事した、山の民の存在を我々現代人に伝えるものである

 みそ五郎、ヤマオトコも、炭焼小五郎のように山を生活仕事の場としていた山の民の姿を反映しているのであろう。味噌・酒など彼らの好物である発酵食品をもらった返礼に、力仕事を手伝うという物語は、山の民と下界の農耕民との交易を反映したものなのだろう。

 九州以外の地域も広く探せば、日本各地で更に「五郎」の名を持つ巨人妖怪伝説上の人物発見できる可能性はある。しかし、何故「五郎」なのかについての手掛かりは、今のところ無さそうである

 そこで、少し外に目を向けてみようと思う。中国書物聊斎志異』『獪園』『劇説』などに名の見える怪異に「五通(ごつう)」というものがある。

 これは、蘇州方面に横行したとされる、五人一組の好色財神である。夜毎、人間女性のもとへ通っては犯すという。言うことを聞けば人間に財貨を与えるが、逆らえば害をなすともいう。体格偉大とされ、別名として「五郎(ごろう)」とも呼ばれる。(参考:実吉達郎中国妖怪人物事典講談社)

 体格が大きく、名前が「五郎」という点に、我が国巨人妖怪五郎」との関係想像せずにはいられない。女性に手を出すところや、人間に害を与えもすれば福を齎しもするという両面性は、大人五郎人助けも悪戯もするトリックスター性に通じるところがある。

 今のところ、中国の「五通」が我が国の「五郎」の起源となった、或いは、影響を与えたという確証は無い。無いのだが、可能性は有ると思っている。有った方が面白いからであるとはいえ、もう少し調べるべきであろう。

 地方地域おこしを担う伝説上の妖怪人物が、もしかしたら、大陸との縁が有るのかもしれないという、そんな話であった。

2022-09-28

anond:20220926034101

人魚の肉はフケツノカイ(キュウケツ[9つの穴]ノカイ)すなわちアワビのことではないかという可能性の話

九穴のあわび キュウケツノアワビ 怪異妖怪伝承データベース https://www.nichibun.ac.jp/YoukaiCard/0760021.html

話は確かに八百比丘尼伝説と似ている。

「フケツ」は「老けず」の意味か。

2022-09-19

俺も怪異解決を専門とした探偵事務所でひょんなことから助手として働かされるようになりたかった

それがちょっと噂になって「〇〇くんはこういう話に詳しいって聞いて...」ってクラス女の子霊障事件について頼られてやれやれ顔で事務所に連れてきて話を聞きたかった

2022-09-11

anond:20220911104532

そういうのにゾクゾクするなら「モブリョナ」で画像検索するといいぞ。

一応解説しておくと「モブリョナ」ってのはモブキャラが無惨に殺されていく様とかを指す語。主に一般向け漫画アニメで敵キャラ非道さとか殺人犯の冷酷さとかをわかりやすく示すためにさくっと殺される名も無き一般ピーポーを見てゾクゾクする性癖の人たちがたむろっている。

名前付きのキャラなら、殺されるにしても悲劇的だったり感動的な演出をされたりするものだけど、「こいつはこんな悪いやつ/異常者なんですよー」ということを説明するためにあっさり命を奪われるモブたちにそんなものはない。道端の小石のように殺されていく。

たとえば怪異に与えるためのエサとして誘拐され(怪異が食べることを拒んだので)目隠しをされたまま用済みとして頭を吹っ飛ばされる子は、きっと自分がなぜ攫われなければいけないか理解していなかっただろうし、目を塞がれて状況が把握できないまま唐突意識を断ち切られたことを思うと最高に興奮する。

増田hagex刺殺事件安倍晋三暗殺でそんな感じの性癖を目覚めさせてしまったなら、「モブリョナ」で画像検索するんだ! きっと想像した以上に興奮できる世界が僕たちを待ってるぞ!

2022-08-23

anond:20220823223717

有名な怖い話モデル地を巡って激しく自慰をして怪異を調伏するなろう小説があったなと思い出した

2022-08-16

シナリオのこと

めちゃくちゃこれ、描写関係もあるかもしれないけど、PCKPC大好きじゃん…自陣無理では???

理由づけ〜〜次第〜〜なんだろうけど〜〜〜〜〜私の脳みそ〜〜〜〜〜どんな理由があれば…もはや生命危機だしておど……???

てかNPC距離近いよPCから離れてよ〜〜〜〜お前怪異じゃん幸せにしないからやだ〜〜〜〜〜ただでさえじぇらってたのに〜〜〜BL好きの業だよ…そうだよ……

心がめためたになってしまった…KPがNPC嫉妬するシナリオね…そうね…あたらしい修羅場じゃん…どっちも操作は私ですが??? ショモショモになった…

だめだよこんなの。距離おかなきゃだめだ。自然距離とらないと。ともだち〜〜〜〜ともだちってなんだ〜〜〜〜〜??????

2022-08-03

最近買って読んだBL

 数ヶ月前に予約した小説『天官賜福』(墨香銅臭)が届いたし、Kindleポイント50%還元セールがあったり竹書房の日があったりしたので、いつになく多くのBL作品を手にした7月末~8月冒頭だった。ほっこり。そんな訳で、読んだ本とその感想を少し。あ、『天官賜福』を発売月内に読んでレビューポイントを稼ごうと思って忘れてたなあ!

『天官賜福(1)』(墨香銅臭)※まだ読み途中。




あらすじ

 謝憐(シェ・リェン)は仙楽国の元王太子で、17歳若さ天界に飛翔し武神となった天才神官であった。ところが数々のやらかしにより人間界に落とされ、今では貧乏神ガラクタの神と蔑まれ、彼を信仰する人ももはやいない。

 そんな謝憐だが、このたび三度目の飛翔を遂げ神官に返り咲いたものの、天界に着くなり飛翔の衝撃で他の神官の館等をぶっ壊してしまい、多額の負債を作ってしまうのだった。

 そして彼は、返済のために功徳を稼ぎに人間界に降り、人々を苦しめる怪異事件解決に乗り出した。

増田感想

 すごい厚みなのだが、まるで話上手な人による噂話を聴いているかのような軽快で臨場感のある文体と、面白いストーリーのため、ひと度読み始めるとページを捲る手がなかなか止まらなくなるやつ(といっても、私は歳のせいかすっかり集中力がなくなってしまい、しかも他の本と掛け持ちで読んでいるので、なかなか読み進まないのだがw)。

 同作者の『魔道祖師』よりはストーリーが分かり易いと思う。人界の民草に信仰されることによって「功徳ポイントを稼ぐという設定がゲームみたいで面白い。何年か前にアニメになった『霊剣山』(国王陛下)をちょっと思い出したんだが、こういう古代中国舞台ゲームっぽい設定って、中国Web小説界隈で流行ってるのだろうか?

 けっこう早い段階で攻めの花城(ホワチョン)が登場し、謝隣が彼に惹かれていく描写もなされるので、BLとしても『魔道祖師』より分かりやす萌えが多いかもしれない。

 問題は、第2巻以降の発売の目処が立っていなさげなことだろうか。読んだ内容を忘れないうちに発売してほしい……。

逃避行じゃあるまいし』(タクアン)



概要

 短編集。恋愛に対して臆病過ぎてすぐ行方くらます男とストーカー行為を楽しむ男の話と、遠恋中の若者達の話と、体毛がすごいおっさんの話の三編。

増田感想

 『Canna』のBLサブカル系で癖が強いって誰かがどこかに書き込んでいたけど、これもかなり癖の強い短編集。筋肉! 体毛! ムンワァァ……! な、におい立つような劇画調ラッコ鍋絵柄で描かれるのは、おじさん・お兄さん達の複雑な乙女心だった!!

 表題作だけ『Canna』本誌で読んだことがあったんだけど、連載が飛び飛びだったせいかまり面白いと感じなかったのだが、単行本にまとまったのを続けて読んでみたら、案外悪くない感じだった。

 私は2話目の『恋しさ募って』がお気に入り。初々しくてかわいい

『アキはハルごはんを食べたい』(たじまこと



あらすじ

 ルームシェアをしている大学生のアキとハル。見た目がもろにワンコ系で実は心配性なのがアキ、クール系に見えるけれど食いしん坊で楽天家なのがハルだ。そんな二人の好きなのは、お料理する事食べること。今日も美味しい料理を作って食べて、無自覚0距離でたのし暮らしています

 

増田感想

 めちゃめちゃ腹減ったーー!! 『きのう何食べた?』(よしながふみ)に負けず劣らずな飯テロBL漫画だった。とにかくアキの作る料理が美味しそう。各話の末尾にレシピがついているから、後で作ってみようかな。ただ、若者向けのガッツリメニューが多いので、中年以降にはきついかもしれないが。

 BLなんだけど、エロがないどころか恋愛描写もほぼない。アキがハルのことを好いているというのがちょっと描写されるくらいかな。ハル女子との交際歴があるとか、脇役の女子二人組が登場してグループ交際っぽい絵面になったりとかもして、BL感はかなり薄い。

 でもアキとハル幸せそうにご飯を食べてかなり密着状態で楽しそうに過ごしている様の和み度・癒し度が高く、それだけで満足感がたっぷりある。


あと他に三冊買ったけどそれはまた後ほど。

お前らのファースト獏なんだった?

例えばさ、漫画アニメで初めて四神を知ったのは何だった?俺は幽遊白書!みたいな定番ネタあるじゃん

それみたいにさ、漫画アニメで初めて獏を知ったのは何だった?

俺は全然おぼえてないのよ。気がついたらポケモンやらあつ森やらに獏モチーフキャラがいても当たり前に受け止めていた。

獏は気がついたら日常にいるって何か怪異っぽくない?

2022-08-02

怪談話レース靴下

夏だからホラーでも...怪異とか超常現象とかの話ではない。すまん。

増田お茶汲み事務員だ。仕事は出来ない。が、挨拶謝罪とお礼の声がデカいかギリギリ存在を許されている。声がデカいので社員旅行では毎年司会をやらされていた。

増田会社制服がない。男性スーツだが、女性すっぴんシャツジーパンおっぱいモロ見え超ミニワンピ緑色の髪に穴だらけのジャケット、と実に様々なファッション社員がいた。増田ブラウスにロングスカート、そしてレース靴下に丸い靴を履いていた。俗に言うイモい格好である

まあそんなこんなで、役に立たない割に結構楽しく働かせてもらったいた。

ある日、先輩女性社員(毎日上下真っ黒の服を着ていたので以下黒先輩と呼ばせて頂く)のパソコンバックアップを命ぜられデータを移していると恐ろしいものを見つけてしまった。

増田ヲチ日記である

増田ちゃん頑張ってるね☆とかいう内容...ではもちろんまったくなく、

男性社員にケツ振って媚び売ってる、キモ

「全員に嫌われているクセに気付かないのか、

 キチガイから仕方ないな」

若いしか取り柄がないこと分かってんのか」

給料泥棒」「昭和なら家事手伝いetc.

凄まじい内容が書かれていた。

そしてタイトルレース靴下については

ブサイクレース靴下気持ち悪い」

とのことだった。ブサイクは罪。すみません

とりあえず増田はその日から服をユニクロで固めたが、ついで言うとこの日記はもう定年で去った黒先輩のもっと先輩の社員と共有されていた。かなり死にたくなった。

増田はコレを見なかったことにして数年過ごした。その間に増田結婚し、さらちょっとしてから妊娠した。増田は黒先輩によると全社員にめちゃくちゃ嫌われているらしいが、結婚の時も妊娠が分かった時も本当に申し訳いくらい盛大にお祝いをしてもらった。みんな何考えてるか分からんけど。

で、産休開始の前日、増田は今までのお礼とこれからよろしくお願いしますの気持ちを込めてお菓子を配り回った(弊社にはそういう風習がある)。お菓子と引き換えにちょっと早いけど、と出産祝いを頂いたりもした。ひたすらにありがたかった。そして黒先輩にもお菓子を渡すと「私からもこれ...」と包んだプレゼントをもらった。めちゃくちゃビビりながら、たくさんお礼を言ってとりあえず笑顔でその場を離れた。

帰宅後もらったお祝いを一つずつ開けていった。スイーツスキンケアグッズ、金券、バッグ、その他諸々お手紙も入ってたりもして、「嫌われているクセに」が頭をよぎりながらも嬉しくてちょっと泣いた。

そして黒先輩からの包みを開けた。中には




レース靴下




が入っていた。

紫色生地ラメの入った靴下に、水筒洗い用タワシのような真っ白で固いレースが付いている。増田趣味とはだいぶ違う、だが間違いなくレース靴下だった。ビビり過ぎて友達相談したらそれチェーン店の3足1000円のやつやでと教えてもらった。じゃあコレ300円ちょっとか。

黒先輩はバックアップ作業増田が急にユニクロ女になったかあの日記を知ってしまったと知っているのだろうか、あるいは増田真相を知っているとは知らずプークスクスするためにこれをプレゼントに選んだのだろうか。分からない、分からないが、申し訳ないが増田には特級呪物にしか見えなかった。

もう産休に入っちゃったから黒先輩の真意は分からない。2人目妊娠タイミングよっちゃ黒先輩が定年でいなくなってしまうのでもしかすると一生分からいかもしれない。どちらにせよ怖かったので捨てた。本当にすみません

オチはない。すまん。

とりあえず増田は育休明けのその日が来ることが少し恐ろしい。しょうもない体験談でしたが、お化けより人間が怖いなと思いました。

2022-07-11

家康の苦悩

家康は謀反の疑いで長男の信康(のぶやす)を斬ったのは有名だが、

その後生まれた忠輝(ただてる)が、信康の赤ん坊ときそっくりだったということで、

「業とはおそろしい」と言って、それ以降一度も会うことがなかったらしい。

家康人間として親として苦悩してたんだな。

冷遇

忠輝は次兄の結城秀康と同じように、父親から生涯を通じて嫌われたとする資料は、江戸中期以降の史書確認でき、その理由として容貌を嫌ったという記録が多い。

『藩翰譜』には「世に伝ふるは介殿(忠輝)生れ給ひし時、徳川殿(家康)御覧じけるに色きわめて黒く、まなじりさかさまに裂けて恐しげなれば憎ませ給ひて捨てよと仰せあり」、と伝える。つまり家康は生まれたばかりの新生児である忠輝の顔が醜いという理由だけで、捨て子扱いしたとある。同書には慶長3年、7歳の時に忠輝と面会した家康が、「恐ろしき面魂かな、三郎(松平信康)が幼かりし時に違ふところなかりけり」と語ったとも伝える。

また『野史』の同年の記事には、家康が忠輝を見て「面貌怪異、三郎(松平信康)ノ稚顔ニ似タリ」と言ったという記述がある。家康は、長男・信康の面影を忠輝に見いだしてたとある。甥で同じく改易された松平忠直などと同様、忠輝は粗暴な一面があったとも伝えられている。

2022-06-30

おすすめ漫画増田ブコメ返信など

元増田に思い出した既読の好み漫画追記しました

https://anond.hatelabo.jp/20220629082354

記事自分の読んだ好みの漫画一覧を作ったら便利だなというのと、同好の士のためにリストウェブに置いておきたいというつもりで書きました

リストは、上からこの手のだったらまずこれ!という有名作

コミティア系(アフタ系ともいう)

女性向け漫画少女漫画

4コマきらら

作家短編

の順のつもりにしてます

リストカテゴライズしたりおすすめしてもらった物も追加して少しずつ充実させていきたいと思います

以下ブコメ返信

Helfardアフタヌーン出身の作者をググって古い作品を片っ端から読めば良さそう。

雑誌アフタヌーンハルタ青騎士ネムキアックスビーム、イタンあたり鉄板ですよね〜

ウェブ系だとトーチ、電脳マヴォかな

モアイ新人賞ジャンプ読み切りも良さげ

けど私はcomicoで埋もれてるアフタヌーンか?いっそアックスか?みたいなのを知ってたら教えていただきたい訳でしてまして……

ちなcomicoは爪先の宇宙推し

ET777むしろ好みじゃないのも読みなよ

読んでる〜!ていうか地雷(グロホラー)以外はなんでも読む

好きな漫画全部だと本当に書ききれないので特に知りたいコミティア系に絞った

ジャンプ育ち現役WJ読者、漫画描くようになってからコミティア系(ブクマで言うアフタ系)が好きで描きたいのに気づいてひたすら探して読む、後は集英社白泉社少女漫画少々、スクエニ系少々

なので女性向け漫画が弱いかなー漫画ランキングでも女性部門は知らないのが多いし

子供の時から一貫する中心的好みだとコミティア系になるだけで浅く広く色々好き

この辺のジャンルなんていうんだろうね、自分すこしふしぎ系、いい意味雰囲気漫画って呼んでて最近コミティア系という言葉を知ったのでそう呼んでる

ブコメだとアフタヌーン系呼びが多いね

コミティア系以外だとハンター、ワートリの能力バトル知略バトル

キャラクター中心の日常ギャグ

コミティア系とかぶるけど重めのストーリーSFファンタジーあたりが好き

まあおおむね学園ラブコメよりSFファンタジーが好きになるタイプオタク……

ラブコメも読むけど想定読者じゃないなって気持ちにはなる

zeromoon0 自分で調べなさい。それかそういうのはTwitterでやりなさいな。

yas-mal スクロールに疲れて、「これだけ知ってたら、自分で探せるやろー!」という気持ちになった。/池辺葵作品が2つ入ってるけど、連載中の「ブランチライン」も最高だぞ。/幾花にいろあんじゅう」とかどうだろう?

 ネットでも探しまくるけどこっちでもやっておこうかなみたいな

ブコメおすすめでも知ってる物と、当てはまるけど好みじゃないのと、掘り出し物がでるのは一緒だろうし

検索だと出にくい物が個人シナプスネットワーク検索で出る可能性にかけたいなと

ブランチライン」「あんじゅう」知らなかった、ありがとう

inatax知ってるか知らないか優先順位をつけられてもこっちお前が何を知ってるか知らないんだよ / それ町は好きそう。この間連載が始まったばっかりだけどルリドラゴンも好きそう

 全くだ!知ってる物も全部書こうと思ったけど無理だったから知らん漫画リストから予想して知らなそうな漫画に読み替えて欲しい

それ町最初の方読んだ!ルリドラゴンはおおむね好みだが刺さるにはもう少し……

シリアス展開伏線も多いし先が楽しみではあります

NOV1975こっち系はどんなに似てても一筋違うと趣味に合わないってすぐなりそう。頑張って読むしかない感じはする

 それ!comicoの例だと遠い日には青くの方が要素当てはまってるけど個人的に刺さるのは爪先の宇宙みたいなのよくある

からリストはこのタイプって伝えるのを優先して、刺さらなかったのも含めて例としてまとめて上げた

……のだけど数上げてるうちに自分でもこれは範囲に入るのか?となってきてしまった

aliliputジャンケットバンク読んでください!ジャンプラで無料で読めます!何なら5巻まで買ってあげるから!!

 そこは概念ドロボウくるとこでは!?

エンバンメイズ好きだったのでジャンケットバンク読むつもりです

概念ドロボウは一昨日一話読んで買うか検討中

miruna晴れ晴れ日和/古いのだとビブリオテーク・リヴ

 さすがmirunaさん!知らないのだった

ありがとう

chibatp9 多すぎて絞れないか無視してSF妖怪終末方面の俺の好きな漫画を勧めるぜ。『怪異いかさま博覧亭』『篠崎くんのメンテ事情』『終末ツーリング』『アップルパラダイス』『世界の終わりに柴犬と』文字数

 ありがとう!全部知らないし面白そう!

ブログ文字数気にせず書いてもらいたいブクマカだ!

kukky 佐藤史生過去Kindleで読めるから全部読め!竜が出てくる作品でもファンタジーではなくSF寄りだけど。

 知らなかった!ありがとう!今から買ってくる!

otoan52 廃墟好きそう。ハロープラネット絶対好きな人だ。

 はい!大好きです!ハロプラボカロとささくれさんにハマり今年初マジミラ参加の予定です

kerokimu シャドーハウス海獣の子供、The Mark of Watzel などがハマりそうと感じました!ていうかほーほけが入ってる!増田好き!/かげきしょうじょは読んだ?京極堂シリーズコミカライズおすすめなんですけどどうですか??

 ほーほけいいですよね!かげきしょうじょ既読です!

昨日TLで京極堂の学パロ(学パロではない)おすすめって話でて今日Kindle遡ってたら中禅寺先生買ってました!思い出せてよかった、ありがとう

おすすめも読んでみます

 多数おすすめ

夏目友人帳

ヨコハマ買い出し紀行

ハクメイとミコチ

・ニセモノ協会

星屑ニーナ

知ってるけど未読です!かなり好みの要素が多そうな雰囲気がしているので楽しみ!

・葬送のフリーレン

一話試し読みでチョットチガッタ……になったので迷い中

魔法使いの嫁

これも一巻無料読んで迷い中

メイドインアビス

一巻だけ読んでry

好み要素も多そうだけど地雷要素も多そうで躊躇い中

教えて欲しいんですがグロすごいってよく言われているけど血が出る外傷があるグロですかね?

精神リョナは耐性あるけど血が出るリョナはまじで無理、人の怪我した話聞くだけでグロッキーになるぐらい無理

 既読

図書館で読んだりすごい昔に読んだり無料公開で読んだりで忘れていた物と

これは範囲内か?と迷って入れなかった物

書いてくれたのにすまん!

宝石の国

大好きです!でもリストで伝えたかった種類とは違うタイプじゃないか!?

・外天廊

皮肉冷笑の要素が強いと苦手……それ町は好きの範囲

ニッケルデオン

同上の理由道満晴明短編集も苦手……

・尖り帽子アトリエ

言われてみれば要素だいぶ一致してますね……

自分の中では縦軸ストーリーいからそれがなくて魔法日常物だったら入るカウントだった

Landreaall

これも言われてみれば……ゼロサムLandreaallボクラノキセキ鉄板すよね

 知らなかった物

この為に書いた!ありがとう!大感謝

・まいんどりーむ(藤野もやむ作品)

しょうもないのうりょく

ニーナさんの魔法生活

魔法使いの印刷

・コーセルテルの竜術士

・船を建てる

最果てのパラディン

宇宙賃貸サルガッ荘

孤食ロボット

・うちのクラス女子ヤバい

・広がる地図とホウキ

マホロミ

・つるまき町夏時間

リュウマのガゴウ

任侠転生

群青学舎

・とくにある日々

・そのへんのアクタ

マーガレットとご主人の底抜け珍道中

・水の森綺譚

・ヨツコト

バカ兄弟

・私を月まで連れてって!

ラッキーちゃんの新しい仕事

・きみと世界の終りを訪ねて

エルフ狩猟士のアイテム工房

北欧貴族猛禽妻の雪国狩り暮らし

マザー(江戸川治)

・Lv1魔王ワンルーム勇者

・令和のダラさん

・狼には気をつけて

なりひらばし電器商店

・桃と犬と海

グランローヴァ

辺境警備シリーズ

ねこねこファンタジア

・前略 雲の上より

・半助食物帳

ぼっち博士ロボット少女絶望ユートピア

・昴とスーさん

緋色椅子

・IYA Death

オーロラノード

・星旅少年

・TUKIKAGEカフェ

・砂の下の夢

ゆうやトリップ

三千世界を弔って

夢想のまち

アフター0

大丈夫倶楽部

遺跡のある大陸

コーヒーもう一杯

・俺と彼女先生の話

・極彩の家

蒼天のソウラ

幻想グルメ

・エニデビィ

・妹は猫世界八番目の不思議

快楽ヒストリエ

異世界トイレで大をする

マップス

ヤコポコ

・さめない街の喫茶店

ヘテロゲニアリンギティ

アンナコムネナ

・午後3時の魔法

夏の前日

官能先生

ゆめのかよいじ(旧版)

・空の色に似ている

少女ネム

宇宙家族カールビンソン

・終末の惑星

全部触れられなくてすみません

トラバと知ってる未読漫画漫画以外のおすすめも別途返信しようと思ってます今日寝る時間になったのでまた後日編集します!

2022-06-29

https://anond.hatelabo.jp/20220629082354

リストほとんどがお気に入り漫画か未読のどちらかだったので、好みが合うかなとギブアンドテイクで書いてみる。

増田リストは宝の山みたいでしばらくの楽しみが増えて嬉しい。

メノタ「果ての星通信」(SF・全5巻)

https://pash-up.jp/content/00000375

地球から誘拐された主人公の異星間交流。異星の文化描写がすごく良い。

しょうもないのうりょく(現代ファンタジー・連載中)

https://seiga.nicovideo.jp/comic/47001

現代人全員がささやかすぎる異能を当然に持っている世界観日常もの。くすっと笑いたいときに。

澤江ポンプパンダ探偵社」(現代ファンタジー

https://comic.pixiv.net/works/5375

身体が徐々に動植物に変化していく「変身病」のある世界探偵社の話。連載が続かなかったのが残念。

迷子プリンタニアニッポン」(SF・連載中)

https://matogrosso.jp/serial/printania_00-8/

生体プリンタから出力された生き物とのほのぼの生活……の合間からちらりと覗く管理社会描写がよい。

さもえど太郎「Artiste」(現代お仕事もの・連載中)

https://www.comicbunch.com/manga/bunch/artiste/

パリ舞台にしたフレンチ料理もの特別に味覚・嗅覚に優れているけれど、気弱な青年シェフの成長譚。

トルソの僕ら」(ファンタジー・全2巻)

https://comic.pixiv.net/works/4203

鳥のような種族との異種交流を描いたオムニバス。同作者の『人馬』もおすすめ(ただ、増田リスト作品よりはテイストが若干ハードかも)。

坂月さかな「星旅少年」(SF・連載中)

https://pie.co.jp/series/4858311/

星々を旅する主人公出会いオムニバス。御伽噺にも似た、不思議で静かな世界観

灰原薬応天の門」(歴史もの・連載中)

https://www.comicbunch.com/manga/bunch/outen/

菅原道真在原業平がバディとなって怪異解決する、連作ミステリー

吟鳥子「アンの世界地図 」(現代もの少女漫画・全5巻)

入江 亜季「乱と灰色の世界」(ファンタジー・全7巻)

https://anond.hatelabo.jp/20220629082354

増田はかなり読む人っぽいので既読可能性も高いが

 

入江亜季 『北北西に曇と往け』

古舘春一詭弁学派 四ッ谷先輩の怪談

瀬野反人ヘテロゲニアリンギティコ : 異種族言語学入門』

外薗昌也ラグナ通信

大前田りん 『ガケップチ・カッフェー』 『十六桜』

D・キッサン 『矢継ぎ早のリリー』 『ゆり子には内緒

 

テリー・ギリアムバロン』 (映画、ほら吹き男爵冒険ビジュアルがよい)

チャン・ジェヒョン 『サバハ』 (Netflix映画諸星大二郎好きなら)

西東三鬼神戸・続神戸』 (エッセイだが幻想がかった筆致)

梨木香歩 『家守綺譚』 『村田エフェンディ滞土録』 (自然風土と人と少しの怪異、といった小説)

中華SFアンソロジー 『折りたたみ北京』収録の、夏笳 「百鬼夜行街」、「童童の夏」、「龍馬夜行」 (SFと銘打ってるがファンタジー色が強い)

 

テリー・ギリアムテリー・ギリアムドン・キホーテ(ドン・キホーテを殺した男)』 (映画)

イ・ビョンホン(俳優ではない) 『エクストリームジョブ』 (映画)

竹本健治匣の中の失楽』 (小説)

勝田文マリマリマリー』 『風太郎不戦日記』 (漫画)

サライネス誰も寝てはならぬ』 (漫画)

本田 『ほしとんで』 (漫画)

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