「竹本健治」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 竹本健治とは

2019-03-20

https://anond.hatelabo.jp/20190319153621

なんかよくわからんけどとにかくスゲエ!ってなったのは、竹本健治「涙香迷宮」。

とにかく暗号の組み方がすさまじくて、作者の頭の中は一体どうなってんだと思う。

日本語の大伽藍だった。

2018-07-11

[]7月10日

○朝食:パピコ

○昼食:チーズクラッカー

○夕食:焼肉食べ放題

○間食:なし

調子

「ゆうきゅー!」だったので、むっきゅりすごした。

午前中は、見知らぬ土地散歩したのだけど、散歩して行くと見知った土地に出てしまいかつ、嫌な思い出があった場所なので、そそくさと地元に帰ってきた。

その後は、家で竹本健治の涙香迷宮という小説を読んだ。

ハードカバーときも読んだので二回目なのだけど、話の筋をすっかり忘れていて、楽しく読めた。

竹本健治熱が非常に上がったので「さんれんきゅー!」の際には、ウロボロスシリーズ文庫新装版で出ているので、それをまとめ買いして楽しもうと思う。

その後、焼肉食べ放題のお店でたらふく肉を食べた。

安い店なので、クオリティはそれなりーなんだけど、レバーはとても美味しくてレバーばかり頼んでしまった。

大満足で、帰宅して寝落ちしました。

お仕事がんばろー!

ポケとる

マンスリーピカチュウを受け取って、これで残る未捕獲ポケモンはマーシャードのみ。

ラストかあ……

寂しいね

2017-06-23

日本ミステリ略史

日本ミステリ史をまとめようとしている人を見たので自分でもやってみようと思った。

箇条書きでも大体分かるだろう。あと本格中心なのは許してくれ。

探偵小説輸入の開始

http://fuboku.o.oo7.jp/e_text/nihonbungakukouza_19270530.html

神田孝平訳「楊牙児奇獄」1877

黒岩涙香翻案『法庭の美人』1888

須藤南翠『殺人犯』1888(『無惨』に先立つ創作) "まづ未成品で、単に先駆的なものしか見られない"(柳田泉


黒岩涙香『無惨』1889 "日本探偵小説嚆矢とは此無惨を云うなり"

・"日本最初創作探偵小説" (乱歩)

・「探偵叢話」連載開始(都新聞) 1893 ……探偵実話の流行

ドイル「唇の曲がった男」翻訳 1894

映画「ジゴマ」公開 1911


雑誌新青年』創刊 1920 "第一の山"(乱歩

・当初は翻訳を重視

横溝正史(1921)、水谷準(1922)、甲賀三郎(1924)、小酒井不木(1925)、大下宇陀児(1925)、夢野久作(1926)など登場

乱歩二銭銅貨」1923 "これが日本人創作だろうか。日本にもこんな作家がいるであろうか"(森下雨村

http://www.aozora.gr.jp/cards/001826/files/57173_58183.html


戦前探偵小説最盛期 "第二の山"(乱歩)"第一の波"(笠井

浜尾四郎殺人鬼』 1931

大阪圭吉デビュー 1932

・『ぷろふいる』創刊 1933

木々高太郎デビュー 1934

小栗虫太郎黒死館殺人事件』1934

夢野久作ドグラ・マグラ』 1935

・蒼井雄『船富家の惨劇』 1935

横溝正史真珠郎』1936

久生十蘭魔都』1937

◇「本格探偵小説

http://d.hatena.ne.jp/mystery_YM/20081205/1228485253

甲賀三郎「印象に残る作家作品」1925 が初出 http://kohga-world.com/insyouninokorusakukasakuhin.htm

小酒井不木当選作所管」1926 (「本格」「変格」使用

・当時の「探偵小説」という語の広さ……「本来の」探偵小説detective storyとそれ以外を区別

・"理知的作品"と"恐怖的作品"、"健全派"と"不健全派" 1926(平林初之輔

探偵小説芸術論争 1934-36(甲賀木々

・本格・変格論争 1931(甲賀、大下)


戦時下の中断

乱歩 少年探偵団(二十面相)シリーズ中断 1938

乱歩芋虫発禁 1939

・"探偵小説全滅ス"(乱歩) 1941


戦後ミステリ復興 "第三の山"(乱歩)"第二の波"(笠井

・横溝『本陣殺人事件』1946

・横溝『蝶々殺人事件』1947

・横溝『獄門島』1948

安吾不連続殺人事件』1948

高木刺青殺人事件』1948

雑誌宝石』創刊 1946

・『宝石第一公募 1946(香山滋飛鳥高山田風太郎島田一男

大坪砂男天狗」 1948

・『宝石』第四回公募 1949(鮎川哲也土屋隆夫日影丈吉

中井英夫虚無への供物』1964(構想1955-)

◇「探偵小説」→「推理小説

当用漢字表制定 1946.11

日本探偵作家クラブ設立 1947

講談社「書下し探偵小説全集」1955-1956

・清張『点と線』1958 (表紙に「推理小説https://www.amazon.co.jp/dp/B000JAVVEU

講談社「書下ろし長編推理小説シリーズ」1959-1960?

日本推理作家協会成立 1963

参考…

甲賀三郎『音と幻想』1942 http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000007753808-00

雄鶏社推理小説叢書」1946.7-

安吾推理小説について」1947

安吾探偵小説を截る」1948

安吾探偵小説とは」1948

安吾推理小説論」1950


松本清張点と線』1958

・「社会派推理小説」、清張ブーム

心理的要素・動機の重視、小説としての充実重視

・"探偵小説を「お化屋敷」の掛小屋からリアリズムの外に出したかった"(清張)

◇「本格冬の時代」?

・謎解きの興味の強い作品は絶えていない……『本格ミステリ・フラッシュバック

・清張は謎解きを排斥していない。「新本格推理小説全集」1963 "ネオ・本格"

・「現実離れ」の作品が世に出にくかった……らしい https://togetter.com/li/300116

風俗を描いただけの謎解きの要素の薄い作品が氾濫していた……らしい?

"社会派ということで、風俗小説推理小説かわからないようなものが多い。推理小説的な意味で言えば水増しだよ"(清張)

複数対立軸? http://d.hatena.ne.jp/noririn414/20070314

リアリズム――非リアリズム

・「おじさん」――「稚気」

・都会・洗練――土着

海外ミステリ――国内ミステリ

サブジャンル・隣接ジャンル

歴史ミステリハードボイルドエスピオナージュ、「冒険小説」、伝奇小説SF、……

・ここ掘ると全体が何倍かに膨れ上がるから触らないよ


◆「新本格」以前の非・サラリーマンリアリズム系譜 "2.5波"(笠井

桃源社「大ロマンの復活」1968- (国枝史郎小栗虫太郎海野十三久生十蘭香山滋……etc

・『八つ墓村』(漫画)1968-

中井英夫虚無への供物文庫入り 1974

・『犬神家の一族』(角川映画)1976

雑誌幻影城』1975-1979(泡坂妻夫連城三紀彦栗本薫竹本健治……etc)"探偵小説復権"

笠井潔バイバイエンジェル』1979

島田荘司占星術殺人事件』1981

江戸川乱歩賞青春ミステリ……小峰元アルキメデスは手を汚さない』1973、梶龍雄『透明な季節』1977、栗本薫ぼくらの時代』1978、小森健太郎『ローウェル城の密室』(最終候補)1982、東野圭吾放課後』1985


◆「新本格ミステリ」 "第三の波"(笠井

綾辻行人十角館の殺人』1987.9

・「新本格」の公称は『水車館の殺人から……講談社文三によるブランディングの側面

◇「新本格」に顕著な要素(佳多山大地)……

・〈青春ミステリであること

・本格推理形式の先鋭化・前衛化が著しいこと

古典的天才探偵復権

大学ミス研のコネクションを軸とした作家の発掘

講談社――島田荘司――宇山日出臣――京大など

東京創元社――鮎川哲也――戸川安宣――早稲田立教など

公募による「新本格作家の発掘

鮎川哲也と13の謎 13番目の椅子 1989

鮎川哲也賞 1990-

・『競作 五十円玉二十枚の謎』1993

・『本格推理』1993-2008

・創元推理短篇賞 1994-

メフィスト賞 1996-(『姑獲鳥の夏』1994)

2017-04-14

本屋大賞以外のランキングジャンル別(7選)

http://anond.hatelabo.jp/20170414013324

ミステリーSF映画歴史時代

名前2016年ベスト(一部2015年リンク所感等
週刊文春ミステリーベスト10国内 『罪の声』塩田武士 海外『傷だらけのカミーユ(文春文庫)』ピエールルメートル年末恒例! ミステリーベスト10 - 週刊文春WEB40回も続いている老舗。
このミステリーがすごい!国内 『涙香迷宮竹本健治] 海外 『熊と踊れ(ハヤカワ・ミステリ文庫)』アンデシュ・ルースルンド、ステファン・トゥンベリ1988年
本格ミステリベスト10国内聖女の毒杯 その可能性はすでに考えた』井上真偽 海外 『ささやく真実 (創元推理文庫)』ヘレン・マクロ1997年
ミステリが読みたい!国内真実10メートル手前』米澤穂信 海外 『熊と踊れ』アンデシュ・ルースルンド、ステファン・トゥンベリ2007年から早川書房実施
SFが読みたい!国内『夢みる葦笛』上田早夕里 海外 『死の鳥 (ハヤカワ文庫SF)』ハーラン・エリスン2016年のベストSF小説は? 『SFが読みたい!』ランキング特別公開1990年から早川書房実施
映画本大賞(キネマ旬報日本映画について私が学んだ二、三の事柄〈1〉―映画的な、あまり映画的な』山田宏一2015年発行が対象【公式】映画本大賞 2015 結果 | キネマ旬報 | KINENOTEハイコンテクスト
歴史時代小説ベスト10週刊朝日室町無頼』垣根涼介週刊朝日「2016年 歴史・時代小説ベスト10」を発表! 〈PR TIMES〉|dot.ドット 朝日新聞出版ちなみに『この時代小説がすごい!』(宝島社)は過去3年は12月に発行されていたが2016年版は発行されていない。

絵本料理本、漫画ラノベ割愛

※その他の該当するランキングがあれば是非ご教示ください!特にノンフィクション科学の分野であれば。

2016-07-15

完全増田オリジナル! クソザコナメクジが読むべきオススメミステリ200作!

http://anond.hatelabo.jp/20160715120436


貴様の好き嫌いから増田に伝わる独自の推理小説検索アルゴリズムによって、

完璧かつスウィートに貴様の趣味嗜好にそって完全オリジナルベストミステリリストを生成したぞ。

ありがたくよむべし。


【国内】

1 横溝正史 獄門島 1947

2 中井英夫 虚無への供物 1964

3 島田荘司 占星術殺人事件 1981

4 夢野久作 ドグラ・マグラ 1935

5 宮部みゆき 火車 1992

6 松本清張 点と線 1957

7 天藤真 大誘拐 1978

8 綾辻行人 十角館の殺人 1987

9 京極夏彦 魍魎の匣 1995

10 横溝正史 本陣殺人事件 1946

11 鮎川哲也 黒いトランク 1956

12 連城三紀彦 戻り川心中 1980

13 東野圭吾 容疑者Xの献身 2005 -

14 小栗虫太郎 黒死館殺人事件 1934

15 山口雅也 生ける屍の死 1989

16 泡坂妻夫 亜愛一郎の狼狽 1978

17 北村薫 空飛ぶ馬 1989

18 東野圭吾 白夜行 1999

19 坂口安吾 不連続殺人事件 1947

20 綾辻行人 時計館の殺人 1991

21 島田荘司 斜め屋敷の犯罪 1982

22 有栖川有栖 双頭の悪魔 1992

23 京極夏彦 姑獲鳥の夏 1994

24 江戸川乱歩 二銭銅貨 1923

25 松本清張 砂の器 1960

26 原尞 私が殺した少女 1989

27 江戸川乱歩 孤島の鬼 1929

28 高木彬光 人形はなぜ殺される 1955

29 髙村薫 レディ・ジョーカー 1997

30 山田風太郎 妖異金瓶梅 1954

31 水上勉 飢餓海峡 1962

32 高木彬光 刺青殺人事件 1948

33 鮎川哲也 りら荘事件 1968

34 泡坂妻夫 乱れからくり 1978

35 江戸川乱歩 陰獣 1928

36 歌野晶午 葉桜の季節に君を想うということ 2003

37 松本清張 ゼロの焦点 1959

38 泡坂妻夫 11枚のとらんぷ 1976

39 横溝正史 犬神家の一族 1950

40 竹本健治 匣の中の失楽 1978

41 宮部みゆき 模倣犯 1995

42 岡本綺堂 半七捕物帳 1917

43 桐野夏生 OUT 1997

44 皆川博子 死の泉 1997

45 大沢在昌 毒猿 新宿鮫II 1991

46 船戸与一 山猫の夏 1984

47 藤原伊織 テロリストパラソル 1995

48 山田風太郎 太陽黒点 1963

49 京極夏彦 絡新婦の理 1996

50 馳星周 不夜城 1996

51 島田荘司 奇想、天を動かす 1989

52 横山秀夫 第三の時効 2003

53 髙村薫 マークスの山 1993

54 横山秀夫 半落ち 2002

55 笠井潔 サマーアポカリプス 1981

56 島田荘司 異邦の騎士 1988

57 横溝正史 八つ墓村 1949

58 船戸与一 猛き箱舟 1987

59 小泉喜美子 弁護側の証人 1963

60 宮部みゆき 理由 1996

61 真保裕一 奪取 1994

62 三津田信三 首無の如き祟るもの 2007

63 麻耶雄嵩 夏と冬の奏鳴曲 1993

64 森博嗣 すべてがFになる 1996

65 大沢在昌 新宿鮫 1990

66 貴志祐介 黒い家 1997

67 山田風太郎 警視庁草紙 1975

68 泡坂妻夫 しあわせの書 1987

69 久生十蘭 魔都 1948

70 西澤保彦 七回死んだ男 1995

71 笠井潔 哲学者の密室 1992

72 舞城王太郎 煙か土か食い物 2001

73 伊坂幸太郎 アヒルと鴨のコインロッカー 2003

74 乾くるみ イニシエーション・ラブ 2004

75 横溝正史 悪魔の手毬唄 1957

76 麻耶雄嵩 翼ある闇 メルカトル鮎最後の事件 1991

77 仁木悦子 猫は知っていた 1957

78 京極夏彦 鉄鼠の檻 1996

79 土屋隆夫 危険な童話 1961

80 我孫子武丸 殺戮にいたる病 1992

81 稲見一良 ダック・コール 1991

82 綾辻行人 霧越邸殺人事件 1990

83 中島らも ガダラの豚 1993

84 殊能将之 ハサミ男 1999

85 逢坂剛 カディスの赤い星 1986

86 連城三紀彦 夜よ鼠たちのために 1983

87 江戸川乱歩 パノラマ島奇談 1926

88 高木彬光 白昼の死角 1959

89 志水辰夫 背いて故郷 1985

90 山田風太郎 明治断頭台 1979

91 佐々木譲 ベルリン飛行指令 1988

92 赤江瀑 オイディプスの刃 1974

93 貫井徳郎 慟哭 1993

94 高野和明 ジェノサイド 2011

95 有栖川有栖 孤島パズル 1989

96 都筑道夫 なめくじに聞いてみろ 1968

97 逢坂剛 百舌の叫ぶ夜 1986

98 岡嶋二人 99%の誘拐 1988

99 宮部みゆき 龍は眠る 1991

100 鮎川哲也 黒い白鳥 1959

101 天童荒太 永遠の仔 1999

102 佐々木譲 エトロフ発緊急電 1989


【国外】

1 アガサ・クリスティ そして誰もいなくなった 1939

2 エラリー・クイーン Yの悲劇 1933

3 アーサー・コナン・ドイル シャーロック・ホームズの冒険 1892

4 ウィリアム・アイリッシュ 幻の女 1942

5 アガサ・クリスティ アクロイド殺し 1926

6 レイモンド・チャンドラー 長いお別れ / ロング・グッドバイ 1954

7 ウンベルト・エーコ 薔薇の名前 1980

8 G・K・チェスタトン ブラウン神父の童心 1910

9 トマス・ハリス 羊たちの沈黙 1988

10 ジョン・ディクスン・カー 火刑法廷 1937

11 アガサ・クリスティ オリエント急行の殺人 1934

12 スティーグ・ラーソンミレニアム〉三部作 2005

13 アイラ・レヴィン 死の接吻 1953

14 エラリー・クイーン Xの悲劇 1932

15 ロス・マクドナルド さむけ 1964

16 ジョン・ディクスン・カー 三つの棺 1935

17 フレデリック・フォーサイス ジャッカルの日 1971

18 S・S・ヴァン=ダイン 僧正殺人事件 1929

19 ジャック・ヒギンズ 鷲は舞い降りた 1975

20 アントニイ・バークリー 毒入りチョコレート事件 1929

21 ローレンス・ブロック 八百万の死にざま 1982

22 ジェフリー・ディーヴァー ボーン・コレクター 1998

23 エラリー・クイーン ギリシア棺の謎 1932

24 クリスチアナ・ブランド ジェゼベルの死 1949

25 ギャビン・ライアル 深夜プラス1 1965

26 ジェイムズ・P・ホーガン 星を継ぐもの 1977

27 ジェイムズ・エルロイ ホワイトジャズ 1992

28 ガストン・ルルー 黄色い部屋の謎 1907

29 スコット・トゥロー 推定無罪 1988

30 シューヴァル&ヴァールー 笑う警官 1968

31 アントニイ・バークリー 試行錯誤 1937

32 ルシアン・ネイハム シャドー81 1975

33 F・W・クロフツ 樽 1920

34 エドガー・アラン・ポー モルグ街の殺人 1841

35 ディック・フランシス 興奮 1965

36 ダシール・ハメット マルタの鷹 1930

37 ジョン・ディクスン・カー 皇帝のかぎ煙草入れ 1942

38 ダシール・ハメット 血の収穫 / 赤い収穫 1929

39 ジョセフィン・テイ 時の娘 1951

40 スチュアートウッズ英語版警察署長 1981

41 セバスチアン・ジャプリゾ シンデレラの罠 1962

42 エラリー・クイーン エジプト十字架の謎 1932

43 R・D・ウィングフィールド クリスマスのフロスト 1984

44 カーター・ディクスン ユダの窓 1938

45 ドロシー・L・セイヤーズ ナインテイラーズ 1934

46 ディック・フランシス 利腕 1979

47 アーサー・コナン・ドイル バスカヴィル家の犬 1902

48 イーデン・フィルポッツ 赤毛のレドメイン家 1922

49 アントニイ・バークリー ジャンピング・ジェニイ 1933

50 ジョン・スラデック 見えないグリーン 1977

51 ルース・レンデル ロウフィールド館の惨劇 1977

52 フェルディナント・フォン・シーラッハ 犯罪 2009

53 カトリーヌ・アルレー わらの女 1956

54 スティーヴン・ハンター 極大射程 1993

55 ジェイムズ・エルロイ ブラック・ダリア 1987

56 トム・ロブ・スミス チャイルド44 2008

57 ロス・マクドナルド ウィチャリー家の女 1961

58 キャロル・オコンネル クリスマスに少女は還る 1998

59 アントニイ・バークリー 第二の銃声 1930

60 ジェイムズ・エルロイ ビッグ・ノーウェア 1988

61 スティーヴン・キング ミザリー 1987

62 アガサ・クリスティ ABC殺人事件 1936

63 ウィリアム・L・デアンドリア(英語版) ホッグ連続殺人 1979

64 ロアルド・ダール あなたに似た人 1953

65 R・D・ウィングフィールド フロスト日和 1987

66 アイザック・アシモフ 黒後家蜘蛛の会 1980

67 ウィルキー・コリンズ 月長石 1868

68 ハリイ・ケメルマン英語版) 九マイルは遠すぎる 1947

69 ダン・ブラウン ダ・ヴィンチ・コード 2003

70 アリステア・マクリーン 女王陛下のユリシーズ号 1955

71 トレヴェニアン シブミ 1979

72 ロバート・ゴダード 千尋の闇 1986

73 ジェフリー・ディーヴァー ウォッチメイカー 2006

74 カズオ・イシグロ わたしを離さないで 2005

75 ロバート・R・マキャモン 少年時代 1991

76 シャーロットアームストロング英語版) 毒薬の小壜 1956

77 ドン・ウィンズロウ ストリートキッズ 1991

78 エラリー・クイーン 九尾の猫 1949

79 レイモンド・チャンドラー さらば愛しき女よ / さよなら、愛しい人 1940

80 コリン・デクスター キドリントンから消えた娘 1976

81 セオドア・ローザック フリッカー、あるいは映画の魔 1991

82 サラ・ウォーターズ 荊の城 2002

83 ジョージ・P・ペレケーノス 俺たちの日 1996

84 スコット・スミス シンプル・プラン 1993

85 トマス・ハリス レッド・ドラゴン 1981

86 G・K・チェスタトン 詩人と狂人たち 1929

87 ドン・ウィンズロウ 犬の力 2005

88 サラ・ウォーターズ 半身 1999

89 クレイグ・ライス スイートホーム殺人事件 1944

90 エラリー・クイーン 災厄の町 1942

91 デズモンド・バグリィ 高い砦 1965

92 モーリス・ルブラン 奇岩城 1909

93 ロバート・B・パーカー 初秋 1980

94 トマス・H・クック 緋色の記憶 1996

95 ジェフリー・アーチャー 百万ドルをとり返せ! 1976

96 アーサー・コナン・ドイル 緋色の研究 1887

97 ドナルド・E・ウェストレイク ホットロック 1970

98 リチャード・ニーリィ 心ひき裂かれて 1976

99 アガサ・クリスティ ナイルに死す 1937

100 アイザック・アシモフ 鋼鉄都市


――閉幕(カーテンフォール)。

2015-05-05

黒死館殺人事件』を読もう

黒死館殺人事件』も同様の麻薬でした。高校生夏休み、何と面白いのだろうと読み耽ったことを思いだします。

北村薫ミステリー通になるための100冊(日本編)」

――今まで読んできた中で、一番印象に残っている作品は何ですか?

麻耶 『黒死館殺人事件』です。無茶苦茶な話なんですけど、無茶苦茶なりに筋の通った無茶苦茶さが面白かったです。

麻耶雄嵩先生インタヴュー

作家になる前後のころ、夢野久作小栗虫太郎久生十蘭なんかをずいぶんと読んだんです。彼らの文章無駄なまでの過剰性は素晴らしい、これが小説面白さかもしれないなと思ったんですね。『黒死館殺人事件』なんて、話としては何がなんだかわからないんだけど、やはり言葉がいいというか、言葉に力がある。

奥泉光『モーダル事象奥泉光スペシャル・インタヴュー

黒死館殺人事件』は、私の感じからいえば本格ではないが、なぜそうなのかを考えるとわからなくなってくる。これは、難解な犯罪事件推理の光をあてて、隠された真相を解明する物語に他ならないからだ。隅から隅までが。ペダントリーが過剰だといっても、それらはすべて何らかの形で犯罪捜査奉仕している。法水麟太郎推理非常識だというかもしれないが、名探偵なんて多かれ少なかれそんなものではないか。この作品の姿形は、やはり本格以外の何ものでもないのだ。それでいて、誰もが首をかしげおかし小説へと、『黒死館』は突き抜けてしまっている。本格の姿を残したまま、外ではなく、内側にむけて、それは逸脱してしまったのである

巽昌章「私の愛する本格ミステリベスト3(『本格ミステリ大賞全選評2001-2010』)

その作品にふれることによってその後の精神生活が豊かになった度合いでいえば『黒死館殺人事件』がいちばんかも知れない。これほど無際限な遊び方ができる小説がほかにあるだろうか。のちに『薔薇の名前』という補助線を得たときも、改めてつくづくこの作品の偉大さを実感した。

竹本健治 https://twitter.com/takemootoo/status/689053569517895680

2014-04-25

http://anond.hatelabo.jp/20140424070926

その文章に限らず書いてることが雑なんだよね。

主張したいことが先にあって検証がないタイプの文章。

だいたい「アンチミステリ」って言葉がやたらと使われるようになったのが新本格以降だろと。

手引きとして重宝された1985年の「東西ミステリーベスト100」で、虚無2位、黒死館5位、ドグラマグラ6位。匣の中の失楽26位。

どれもミステリとして普通に読まれていた。

時代本格ミステリが少なかったから、今より読まれてたかもしれない(匣だけは復刊されるまで読みにくかったけど)。

山口雅也麻耶雄嵩は当然として、デビュー新本格以前の竹本健治新本格一角として受け入れられてたから、京極夏彦作風なんてアンチでもなんでもない新本格ド真ん中の新人だったと思うのだけど。

2014-04-24

ミステリの基礎知識:新本格ミステリって何?」についてコメント

ミステリの基礎知識:新本格ミステリって何?」

http://azanaerunawano5to4.hatenablog.com/entry/2014/04/23/093914

という文章について。

文章のはじめで「新本格ミステリってなんやねん、というひとを意識してる軽いもの」「ざっくり主観的に書きます」と逃げは打っていますが、単純な事実誤認があるのでコメントします。

この文章では

1980年代後半、「新本格宣言」を島田荘司氏がオルタナティブにブチ上げます

と言い、島田荘司の文章を引用します。そして

これらを読むと解るんですが、新本格とは「古典的本格ミステリコードお約束定番)を意識しながら現代風に書かれたミステリ」を指します。ですから何でもかんでも今のパズラーミステリを「新本格」と呼ぶのは誤用なんですね。

と書いています

しか引用している島田の文章は、1995年(ここ重要)に出た『本格ミステリー宣言II』に載っている「新本格の七則」というもの

また「新本格宣言」と書いているのは、おそらく『本格ミステリー宣言』を指すのだと思いますが、これが出たのは1989年12月

一方、一般に「新本格」という言葉が使われたのはそれよりも前、1988年に発表された綾辻行人の第2作『水車館の殺人』の帯の言葉

十角館の殺人』につづく香気あふれる新本格推理第2弾!

とされます

島田荘司氏の新本格宣言に乗って講談社から新本格作家」として綾辻行人有栖川有栖法月綸太郎らが登場します。

これら作品の隆盛によって新本格ムーブメント(第三の波)が起きることになります

とありますが、デビューはそれぞれ、綾辻87年、法月88年、有栖川89年。しか有栖川有栖東京創元社からデビューです(「鮎川哲也十三の謎」の一冊として)。

また『本格ミステリー宣言』の内容は、新本格作家からも異議や反発する発言があったように記憶しています

したがってそもそも島田荘司言葉を引いて「新本格はこういうもの」と言うのはおかしいわけです。

80年代終わりの状況としては、講談社(おもに講談社ノベルズ)で、綾辻デビューきっかけとして本格を書く新人デビューさせていくという流れがありました(京大勢の場合、書ける人を募ったところ法月と我孫子が手をあげた)。

一方、東京創元社海外ミステリだけでなく日本人作家も扱うようになり、その手始めに日本探偵小説全集が編まれて(デビュー前の北村薫実質的な選者、出版1984年1996年)、叢書「鮎川哲也十三の謎」(1988年1989年)、鮎川哲也賞(1990年~)、『創元推理』(1992年~)という流れがありました。

こうした同時代的な流れに与えられた名称が「新本格ムーブメント」だったので、

何でもかんでも今のパズラーミステリを「新本格」と呼ぶのは誤用なんですね。

ところが今では「現代書かれたパズラーミステリ」はすべて新本格と呼ばれてるんですね、これが。

と言ってしまうのは、主観に寄り添いすぎた変な認識でしょう。

メフィスト』「メフィスト賞」にしても宇山秀雄(宇山日出臣)の立ち上げたもので、少なくとも出発点としては明白に新本格でしょう。京極夏彦森博嗣清涼院流水などはデビュー当時はっきりと(良くも悪くも)新本格作家とみなされていましたし。

京極夏彦は、講談社原稿を送ったのは講談社ノベルズ新本格を読んでいたから、というような発言もしていたはずです。『姑獲鳥の夏』裏表紙の推薦文が綾辻、法月、竹本健治という時点で(※当時(今も?)竹本新本格に属する作家と見られていた)、自身を新本格作家だと思っていたかどうかはともかく、デビュー初期において新本格の流れにのっていたという認識はあったでしょう。

2013-05-17

ミステリ大好き男に「どのミステリが好き?」と訊ねられたとき(略

ミステリ大好き男に「どのミステリが好き?」と訊ねられたとき、女はどう答えたらいいの?

何番煎じだコレ

あ、まず前提として、

貴女ミステリ大好き男を夢中にさせることが、

はたして貴女幸福にするかどうか、それはまた別問題だけれど。

はいえ、ミステリ大好き男たちは玉石混交ながら、

IT系の超かしこい男なども多く、

したがって、釣り師たる女たちにとっては、

なかなかあなどれない釣り場です。

では、ミステリ大好き男に「どのミステリが好き?」と訊ねられたとき

貴女は、どう答えれば理想的でしょう?

まず最初に、その男宮部みゆきのようなタイプミステリ

あとはホラー、そして(自腹購入するほどではないけれど)SFが大好きな、

そんなタイプ場合は、

貴女は彼の目を見て、微笑みとともに質問など無視して、こう言いましょう、

「わたしが、面白いミステリを書いてあげる♪」

これこそまさに必殺の答えです。

そこでミステリ大好き男が、えへへ、とやにさがったならば、

貴女は、ひそかに、「謎がゴロゴロアユカワテツヤ流ミステリィ」あたりを

ひそかに練習しておきましょう。これで成功まちがいなしです。

しかし、ここでは、もう少しハイブロウな(?)いわゆる新本格好きの男の

落とし方をお伝えしましょう。

この場合貴女は、こう答えましょう、

「わたしは、綾辻館シリーズが好き。

夜によく読むの、綾辻ミステリはいつもドキドキするし、

囁きシリーズも、大好き♪」

もしも貴女がそう答えたならば、

その瞬間、新本格大好き男の目はきらりと輝き、

彼の貴女への恋心は、

20%増量になるでしょう。

なぜって、綾辻行人は、

ちょっぴりホラーテイスト小説で、

叙述トリック自然差し込んで、

ネタの範囲は狭いながらも、そこがまた

ちょっぴり海外風の気さくなミステリみたいな雰囲気をかもしだしていて。

しか綾辻行人館シリーズでふるまっているトリックは、

日本ミステリスタンダードを、

質高く埋め込んでいて、なおかつ、

法月綸太郎有栖川有栖我孫子武丸らを売りこんだ功績もあって。

したがって綾辻行人こそは、

本来なんの接点もないまったく縁もゆかりもない別々の世界に生きている、

岸本セシル似の綺麗系OLと、玉もあれば石も混じっている、そんなミステリ大好き男たちが、

この世界で唯一(いいえ、系列作家法月麟太郎有栖川有栖我孫子武丸と並んで唯四)遭遇しうる場所です。


では、参考までに、危険な回答を挙げておきましょう。

ミステリ大好き男に「どのミステリが好き?」と訊ねられたとき

貴女がこう答えたとしましょう、

東野圭吾ミステリが好き♪ 週3回は、新宿駅カフェで読んでるの。」

その瞬間、ミステリ大好き男の貴女への恋心は消えます

なるほど東野圭吾は、人気のミステリ作家

ミステリは平凡ながら、ま、無難にまとめてあるものの、

しかし、「今回の密室トリックはなんと28種類!」とかなんとか無意味な自慢を吹聴し、

ミステリについての謬見を撒き散らした罪がありますからミステリ大好き男にとっては天敵なんです。

また、もしも貴女が「伊坂幸太郎が大好き♪ あたし伊坂幸太郎の本が、部屋に7冊あるよ♪」

と答えたとしても、同様の効果をもたらすでしょう、

なぜって、伊坂幸太郎は、1990年代には日本屈指のミステリ作家だったものの、

しかし2000年代うそうから、いやはやなんともなミステリ作家に転落し、

いまや、あの内容では、綾辻行人の魅力に遥かに及びません。

注1)尚、僕は東野圭吾作品も伊坂幸太郎作品どちらも嫌いではありません。好きでもないですが。

またもしもたとえあなたミステリが大好きで、

「わたし、竹本健治匣の中の失楽が好き、平日にも読むけど、

最高に好きなのは週末♪ ペダントリズムも、物理講義もすっごくおもしろいの。」

と、答えたとしたらどうでしょう

なるほど、貴女趣味は高く、

しかに、匣の中の失楽の内容は理系向けであるのみならず、

トリックも最高においしいんですけれど、

しかし、貴女の答えを聞いて、ミステリ大好き男はきっとおもうでしょう、

(なんだよ、お高くとまった女だな、奇書ネタで終わりそう)って。

貴女が、叙述トリックが大好きで、名作の名を挙げるにしても、

たとえば、葉桜の季節に君を想うということならば安心でしょう、

なぜならば、葉桜の季節に君を想うということは、ふつうOLにもマニアにもともに愛されるめずらしい作品で、

貴女がその名前を挙げても必ずしも、あなたミスおた宣言をしているとは受け取られないでしょう。

しかし、たとえば、日本が誇る超絶薀蓄満載小説京極夏彦百鬼夜行シリーズにせよ、

哲学テイストでありながらすばらしく完成されている笠井潔矢吹シリーズにせよ、

叙述トリックしかない折原一の作品にせよ、

常に読者に挑戦し続ける麻耶雄嵩作品にせよ、

SFミステリを融合させ続け、高知を愛しつづけて西澤保彦にせよ、

最近逝去された石動シリーズ未完に終わった殊能将之にせよ、

ハイブロウミステリを連作しつづける、乾くるみにせよ、

そういうミステリ作家名前をいきなり挙げるのは、ちょっぴり微妙

ましてや貴女が、「森博嗣シリーズが大好き♪ わたし、もうほとんど全種類、読んじゃった♪」

と答えたならば、どうでしょう

これはかなり博打な答え方で、

なるほど、森博嗣は、理系ミステリというジャンルを生み出した程の超絶名作家ゆえ、

あなたがそう答えた瞬間、ミステリ大好き男がいきなり超笑顔になって、

鼻の下がだら~んと伸びちゃう可能性もあるにはありますが、

しかし、逆に、(なんだよ、この女、森おたくかよ)とおもわれて、どん引きされる可能性もまた大です、

なぜって、必ずしもミステリ大好き男がミステリ大好き女を好きになるとは、限らないですから

しかも、この答えには、もうひとつ問題があって、

男たちは、女を導き高みへ引き上げてあげることが大好きゆえ、

もしも貴女が、「森博嗣文体が大好き♪」なんて言ってしまうと、

そこにはもはや、男が貴女ミステリ教育する余地がまったく残されていません、

したがって貴女のその答えは、

ミステリ大好き男の貴女への夢を潰してしまうことに他なりません。

ま、ざっとそんな感じです、貴女の目には男たちはバカでスケベで鈍感に見えるでしょうが

しかし、ああ見せて、男は男で繊細で、傷つきやすく、女に夢を持っています

貴女の答え方ひとつで、男の貴女への夢は大きくふくらみもすれば、

一瞬で、しぼんでしまいもするでしょう。



では、スキットを繰り返しましょう。

「わたしは、綾辻館シリーズが好き。

夜によく読むの、綾辻ミステリはいつもドキドキするし、

囁きシリーズも、大好き♪」

そして、その瞬間、ミステリ大好き男の目がらんらんと輝いたなら、

貴女はこう重ねましょう、

それからね、いま、わたしが読んでみたい作品は、

小野不由美屍鬼、素敵な話って噂を聞いたから。

あなたのお暇なときがあったら、わたしを外場村へ連れてって♪」

これでもう完璧です。

そうなったらこっちのもの

デートの日には、アイメイクをばっちり決めて、かわいい下着をつけて、

ゴシックアンドロリィタでキめましょう。

その日からミステリ大好き男は貴女の虜になるでしょう。

では、釣り師としての貴女の、愛の幸運幸福をお祈りします!

元ネタ

インド料理大好き男に「どこの店が好き?」と訊ねられたとき、女はどう答えたらいいの?

http://tabelog.com/tokyo/A1301/A130101/13002457/dtlrvwlst/3464106/

2010-01-06

ふたば二次裏某鯖でまとめられていた書評

ふたば二次裏でまとめられていた、中高生のための100冊」シリーズの外伝的ネタ

『夢渓筆談』 沈活

宋代中国に書かれた古代中国科学史研究する上での必読書だけど

今俺たちが読めば民明書房気分を味わえる名著だし仲間に入れてくれよ

ミーナの行進』 小川洋子

小学校6年生の病弱な子がすごくよかった

『糞尿大全』 柳内伸作

とにかく世界中および歴史上のありとあらゆる糞尿に関する事柄をまとめた本

なるほどそんな事がと頷かせながらも

日常においてまったく役に立たない無駄な知識が!!

『味覚極楽』 子母沢寛

読んでると

腹が

減る

はてしない物語』 ミヒャエル・エンデ

読書を始めた

あの

頃に

新世界より』 貴志祐介

ホモホモしたり百合百合したり、大興奮間違いなし!

つい盛り上がってしまいパンツを脱いでしまったが大後悔!

その後待ってるのはグログロドロドロのトラウマワールド

ダークライン』 ジョー・R・ランズデール

小悪魔っぽいお姉ちゃんが可愛かったり親友が失踪したりする

ゼーガペイン 忘却の女王』 日下部 匡俊

言わずと知れたゼーガシリーズの外伝

記憶喪失カップルが南の島で超すごいガルダを駆って大暴れ!

先輩も出るよ!

玩具修理者』 小林泰三

ようぐそうとほうとふ!

ようぐそうとほうとふ!

ようぐそうとほうとふ!

『ニンギョウがニンギョウ』 西尾維新

たくさんの妹とケモ少女と主人公のキャッキャウフフストーリー

あと拳銃は右手で

黎明に背くもの』 宇月原晴明

美濃のマムシボンバーマンが実はイスラム暗殺教団の兄弟弟子、

果心居士はハシムに通じロリショタ可愛い

ちびっこ吸血鬼ミステリーがお好き』 アンゲラ・ゾンマー・ボーデンブルグ

アントンが一人で留守番をしていると部屋の窓に人影が。その正体は「ちびっこ吸血鬼」のリュディガーだった。

それはおいといて妹のアンナ可愛いんだよ

ものすごくアンナ可愛いんだよ

『不滅刑事アレクサンダー・マッケイ』 ハヤカワミステリ文庫

汚職に直接関与する事件のみならず副次的な殺人すら隠蔽せねばならぬことにうんざりした

アレクサンダー・マッケイはなんとか政治的な判断を相手に促しつつも事件の過熱化を防ぐために奔走するが

関係者よりも力を持つ上院議員とのコネを繋いだところでマッケイは殺害される

少女が戯れに試したインディアンのおまじないにより復活し殺人ではなく刑事としての復讐を開始した

最後は怒りに満ちたマッケイが人間の尊厳を選択したところで絞め

『異常の門』 柴田錬三郎

例によって「夢殿ウタタ」という名前に一癖ある主人公が、エロゲ展開とシリアス路線を並行して、物語の謎を解きあかしていく

主人公を助ける強力な右腕、ルートから外れたヒロインのひどい始末、クライマックスの盛り上がりという、シバレン小説の醍醐味が一冊で味わえるのでおすすめ

『死ぬことと見つけたり』 隆 慶一郎

月姫スタッフオススメの本

厨侍が厨性能で唯我独尊状態

娘の黒髪おっぱいは必読

『牢屋でやせるダイエット』 中島らも

1ページ目からやっぱり常人とは違うと思い知らされる

独特の人生観が貫かれてる傑作

『永遠も半ばを過ぎて』 中島らも

-永遠も半ばを過ぎた。わたしとリーは丘の上にいて、鐘がたしかにそれを告げるのを聞いた-

「幽霊の書いた小説」を出版社に持ち込んだ詐欺師。それが文壇を揺るがす大騒ぎになってしまい…?

詐欺師写植屋と編集者の女の真善美トリオが繰り広げる痛快娯楽詐欺小説!

四畳半神話大系』 森見登美彦

(書評1)異性との交際、学問への精進、肉体の鍛錬、

そんなものとは無縁な大学三回生の物語

まるで「」の活躍(?)を見るようだった

(書評2)来るべきハッピーエンドを目指したいけどそんなのは軟派だと世を拗ねてみるけどやっぱりなんとかしたい、という

まさに大学生「」というべき男が主人公

一緒に「夜は短し歩けよ乙女」も読むと幸せになる気もする

失われた時を求めて』 マルセルプルースト

いもげの100冊がいもげの1冊になり兼ねない恐怖の書

タイトルの通り読破した「」は失われた時を求めて彷徨う事になる

膨大な時間と引き換えに「プルースト要約選手権」への参加資格が手に入る

『グラマリエの魔法家族』 クリストファー・スタシェフ

急に読みたくなった

冴えないおっさんが若い女性に誑かされたりするよ!

『眠り姫、官能の旅立ち』 アン・ライス

(書評1)エロ面白い

ホント扶桑社海外文庫は地獄だぜ!

(書評2)それ近くの図書館で高校の時に見つけてな…… 何度か借りて一年くらい使えた

二巻、三巻は男の子も多くて実に「」向きだよ

『神秘の島~ミステリアスアイランド~』 J・ヴェルヌ

十五少年漂流記のもっと凄い版

ほぼ何もない状態での無人島サバイバル

海底二万マイルと実は繋がってる

『肖像画、馬車』ゴーゴリ/平井肇訳

神絵師になれるかもしれない才能を持った若き絵師「」が

悪魔のような肖像画に出会ったために破滅の淵へ追いやられる「肖像画」

のどかな農村で繰り広げられるホラ話と、それによって大恥をかく「」ちゃんが出てくる「馬車」の二編を収録

神絵師を志してる「」ちゃんは、「肖像画」の方だけでも読んでおくいいんよ

ショスタコーヴィチの証言』 S・ヴォルコフ

ソ連を代表する作曲家であったショスタコーヴィチの回顧録

長年真贋が論議されてきたが今ではほぼ偽書ということで確定している

ただ全部が嘘じゃなくて半分くらいは真実じゃないかというのが現在の評価

スターリン支配下にあったソ連芸術家がどういう立場にあったかが分かる

あとアネクドートとかそういうので面白い

『私の一世紀』 ギュンター・グラス

20世紀百年、それぞれ一年につき一編の短編が収められた連作短編集と長編の間の何か

WW1を振り返る五年間がレマルクとユンガーの架空対談に費やされているという時点で

ドイツスキッヒにはたまらないだろう

『キッチン』 よしもとばなな

名前は聞いたことあるけど、あまり「」が読まない本だと思う

だけど地味に面白い

今でも通用する小説だと思う

こころ』 夏目漱石

読書感想文課題で読まされた中高生に深い傷を与える一品

さかしま』 JK ユイスマンス

17世紀ヨーロッパ貴族ひきこもりでオタの主人公が

自分の趣味に没頭する話

400ページくらいの本編に脚注が400くらいある

『かえるくん、東京を救う』 村上春樹

村上春樹短編の中では一番好きかも

かえるくんいいなあ

いいなあかえるくん

白痴』 坂口安吾

白痴の人妻と「」がキャッキャウフフするお話

限りなく透明に近いブルー』 村上龍

主人公が仲間と薬やったりセックスしたりぐだぐだぐだぐだしてたら気が付いたらみんな月日と共に去って行った

村上龍が描く太陽の季節的な何か

孔子神話』 浅野裕一

孔子詐欺師ぺてん師パラノイアであることを文献引きまくって描く

呉智英推薦

『りかさん』 梨木香歩

人形好き、骨董好きな人おすすめ

『故郷』 チェーザレパヴェーゼ

WW2後イタリアの田舎で友達の妹とキャッキャウフフする物語

カラフル』 森絵都

自殺した中学生の肉体に、天使が記憶喪失の魂を入れ直して第二の人生を生き直させるお話

キャッキャウフフあり、青臭い中学ドラマあり、少年の心を忘れない「」にお勧め

オチのカタルシスは語りつくせないのでぜひ一読を

『ガルガンチュワ物語』 ラブレー

世界一お下劣な文学と名高い

ケツの拭き方が24通りも載っているのでメルターの「」には必携の書

キララ、探偵す』 竹本健治

もう60近い年齢の方がメイドさんの小説を書いてると思うと時代ってのはすごいなと感じる

途中からエロ小説 とってもライトな読み味でいい

フェルマーの最終定理』 サイモン・シン

暗号解読』 サイモン・シン

前者は20世紀における数学大事件の一つであるフェルマーの最終定理の証明を、数学の歴史に沿って、数学が苦手な人にも分かるように説明された良書

後者は楔形文字からエニグマから量子コンピュータまでの暗号と数学と人の歴史をこれまた専門外の人でも楽しめるように書かれた良書

断章のグリム』 甲田学人

「本当は怖いグリム童話」を怖いところを薄味にしてラノベに仕上げたような作品集

作者は流血とかが苦手らしいのでそういうのはぼやかした表現とかカットとかしてある

『楽園の知恵』 牧野修

気持ち悪い、悪趣味なお話がわんさとつまっている短編

お気に入りは「逃げゆく物語の話」

人型の物語再生機の面々が当局による弾圧から逃れようとするお話でせつない結末が待ってる

『シグナルとシグナレス』 宮澤賢治

鉄道本線の信号機シグナルと、軽便鉄道信号機シグナレスの恋物語

鉄道信号機擬人化恋愛モノというまさに「」風の尖ったセンスに脱帽すること間違いなし

ピタゴラス派の天球運行の楷音です」って台詞が大好き

『バルタザールの遍歴』 佐藤亜紀

多重人格リア充貴族が物凄い勢いで没落していく話

幽体離脱という必殺技を身に付け、財産を奪っていった奴らへの復讐が今始まる

飛ぶ教室』 エーリッヒ・ケストナー

外国作品で一つ選ぶならケストナーから選びたい

それくらいハズレなし

男の子同士の友情を、少年サイドと中年サイドから迫った「飛ぶ教室」は人気が高いね

エーミールも好きだが、続きのないこちらを推そう

『おれの中の殺し屋』 ジム・トンプスン

凶暴な殺人衝動を抱えながらも愚鈍のふりをする保安官助手が、

魔性の女に会ってにんとかかんともならなくなる話

人がいっぱい死ぬ

大川隆法の霊言―神理百問百答』米本 和広、島田 裕巳

カルト専門ジャーナリスト幸福の科学の本を読んでたら突然偉人が乗り移ってきて…

大川隆法の著作をパロって

大川が偉人が乗り移っていったと書いている内容を著者に乗り移った偉人が批判する

タイムリーな本なのに絶版

寄生虫実話』

小説じゃなくてムックだけど寄生虫全般・害虫に関してのデータがどっさり詰まって面白い

アメリカ日本サナダムシは気性が違ったりとか

『メルキオールの惨劇』 平山夢明

自分の息子の首を切ったお母さんにインタビューしに行く話

同じ作者だと『独白するユニバーサル~』もおもろいんだけど、夏だしホラー長編読んで涼もうぜ! 的な

『ワルの恋愛術 ワルな男は3秒で女を虜にする!』 内藤詛人

恋愛指南書という「」からもっとも離れたところにある本だが、

心理学者である著者の語るテクニックは心理学の実験や理論を基にしており

そこいらのホストの書いた本よりも興味深く、真実味にあふれる

また、作者が前もって宣言している通りわかりやすい口調で書かれており

心理学入門書としても楽しめる良著

表紙のメイドさんや挿絵がかわいらしい

博士の愛した数式』 小川洋子

「私の記憶は80分しかもたない」

事故で記憶容量に80分のリミットがついた天才数学者の爺さんと、そのヘルパーの女性、そしてその息子通称ルートが数式によって親密になってゆくお話

数学嫌いの俺でもすらすら読めた

数式が「美しい」ってのを肌で実感できたのは初めてかもしれない

『百頭女』 エルンスト

「あの猿に聞いてごらん――百頭女って誰なの?

教父さまみたいに彼は答えるだろう――百頭女をじっと見つめるだけで、わしにはあれが誰なのか分る。

ところが君が説明を求めるとそれだけで、わしにはその答えが分らなくなってしまうのじゃ。」

『わが友 石頭計算機』 安野光雅

絵本を模して、コンピューターや二進数の原理をわかりやすく説いた本

あちらこちらにジョークをちりばめユーモラスに書かれているが、内容はいたってきっちりとしているので

全く判らない素人にもお勧め

絶版なので図書館を探すこと

銀河旅行』 石原 藤夫

ロケットの基礎原理から化学エンジン原子力エンジン反物質エンジンの各特徴と、なぜ化学エンジンでは銀河旅行が出来ないかなどの、宇宙機に関する基礎的な物理がわかりやすく解説されてる。

ロケットのわかりやすくて基本的な解説書の決定版ともいえるのに絶版だが図書館などで見つかると思う。

涼宮ハルヒの憂鬱』 谷川流

SF要素をふんだんに盛り込んだヒロイン達に振り回される学園もの

一巻は良かったんだ一巻は…

ハーモニー』 伊藤計劃

健康至上主義な近未来の超絶監視社会を舞台に、

倫理とか意識って何なんだって話をつきつめてく話。

シノフサの先輩の人で、こないだ亡くなりました

『ふわふわの泉』 野尻抱介

もしこの世に空気よりも軽い物質があったらどんな風になるかを書いた作品

ぶっちゃけ小説としては2流だけれども科学マインドがあふれてて面白い

インターネットはからっぽの洞窟』 クリフォードストール

ハッカー追跡で突然コンピュータ専門家になってしまった天文学者が

ネットワーク社会の未来について憂う

精霊の守り人』 上橋菜穂子

現代の日本ファンタジー小説では外せないだろう

ゼロからの世界構築でありつつ、どこかで見た(聞いた)ような気がするので決して障害にならない

アニメで見た「」もぜひ読んでほしい

2009-05-05

http://anond.hatelabo.jp/20090503233005

ふたば二次裏でまとめられていた、中高生のための100冊

未読 1. 「隣の家の少女」 ジャック ケッチャム

未読 2. 「黒死館殺人事件」 小栗虫太郎

未読 3. 「異邦人」 カミュ

★★読(大学) 4. 「果心居士の幻術」 司馬遼太郎 地味。でもヘタに新撰組血風録とか読むよりマシかも。

未読 5. 「突破者―戦後史の陰を駆け抜けた50年」 宮崎学

未読 6. 「存在の耐えられない軽さ」 ミラン・クンデラ

★★読(会社員) 7. 「ドグラマグラ」 夢野久作 中高生でわかんのか? ふいんきの問題?

★読(大学) 8. 「檸檬」 梶井基次郎 こてんこてん。

未読 9. 「大製鉄所―橋本雄介小説集」 橋本雄介

未読 10. 「ローダンシリーズ<1>大宇宙を継ぐ者」 K・H・シェール,クラーク・ダールトン

★★★読(高校) 11. 「十角館の殺人」 綾辻行人 これは中高生でも楽しめた気がした。

未読 12. 「豹頭の仮面」 栗本薫

未読 13. 「魔が堕ちる夜―デーモニックプリンセス 二次元ドリームノベルズ」 謡堂笹弘

未読 14. 「車輪の下」 ヘッセ

未読 15. 「玩具修理者」 小林泰三

未読 16. 「罪と罰」 ドストエフスキー

未読 17. 「封神演義」 安能務

未読 18. 「江戸川乱歩全集 第4巻 孤島の鬼」 江戸川乱歩

未読 19. 「赤い影法師」 柴田錬三郎

未読 20. 「ファウスト」 ゲーテ

未読 21. 「老人と海」 ヘミングウェイ

★★読(会社員) 22. 「ディアスポラ」 グレッグ・イーガン 会社員になってから読んだが難解すぎて楽しめなかった。宇宙消失とかの方が楽しくない?

★★★読(会社員) 23. 「EGコンバット」 秋山瑞人 「ガンパレードマーチ」っぽいなあと思った。「猫の地球儀」の方が好み

未読 24. 「蝿の王」 ウィリアムゴールディング

未読 25. 「ドゥイノの悲歌」 R・M・リルケ

★読(高校) 26. 「夏への扉」 ロバート・A・ハインライン 昔のエスエフってこんなのかー。という感慨。期待しすぎるとがっかりする。

未読 27. 「コズミック」 清涼院流水

未読 28. 「化物語」 西尾維新

未読 29. 「姑獲鳥の夏」 京極夏彦

未読 30. 「少女コレクション序説」 澁澤龍彦

★★読(高校) 31. 「人間失格」 太宰治 背伸びして読んだが、よくわからなかった。

未読 32. 「左巻キ式ラストリゾート」 海猫沢めろん

未読 33. 「帝都物語1」 荒俣宏

未読 34. 「道程」 高村光太郎

未読 35. 「鼻行類―新しく発見された哺乳類構造と生活」 ハラルト・シュテュンプケ

未読 36. 「プログラミング言語C ANSI規格準拠」 B・W・カーニハン,D・M・リッチ

未読 37. 「ムーンチャイルド」  アレイスター・クロウリー

未読 38. 「外科室・海城発電 他5篇」 泉鏡花

★★★★★読(大学) 39. 「ラヴクラフト全集(1)」 H・P・ラヴクラフト 予想外に楽しかった! マジお勧め

未読 40. 「饗宴」 プラトン

未読 41. 「書を捨てよ、町へ出よう」 寺山修司

未読 42. 「妖聖記」 竹河聖

未読 43. 「新訂孫子」 金谷治訳

未読 44. 「寺山修司少女詩集」 寺山修司

未読 45. 「スローターハウス5」 カート・ヴォネガット・ジュニア

未読 46. 「アーカム計画」 ロバート・ブロック

未読 47. 「地下室の手記」 ドストエフスキー

★★読(会社員) 48. 「黄昏百合の骨」 恩田陸 同作者「麦の海に沈む果実」の続き。一冊だけなら「夜のピクニック」。

未読 49. 「娘に語る祖国」 つかこうへい

未読 50. 「黄金の羅針盤 ライラの冒険」 フィリップ プルマン

未読 51. 「フリッカー式 <鏡公彦にうってつけの殺人」 佐藤友哉

未読 52. 「未来のイヴ」 ヴィリエ・ド・リラダン

★読(大学) 53. 「桜の森の満開の下」 坂口安吾 これもアレコレで引用されてたんで読んでみた系。

未読 54. 「野火」 大岡昇平

未読 55. 「マッチ棒遊びの本―ひまつぶし決定版」 大島正二

★★読(大学) 56. 「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」 村上春樹 大学時代村上春樹よく読んだけど、特に残らなかったなあ。

未読 57. 「マルコヴァルドさんの四季」 イタロ・カルヴィーノ

★★★★★読(大学) 58. 「さようなら、ギャングたち」 高橋源一郎 大学時代高橋源一郎もよく読んだけど、理解できなかったなあ。でも、これは面白かった。

未読 59. 「すべてがFになる」 森博嗣

未読 60. 「発作的座談会」 椎名誠木村晋介沢野ひとし目黒考二

未読 61. 「知性について 他四篇 」 ショーペンハウエル

未読 62. 「夏と花火と私の死体」 乙一

未読 63. 「バガージマヌパナス―わが島のはなし」 池上永一

未読 64. 「純粋理性批判」 カント

未読 65. 「高丘親王航海記」 渋澤 龍彦

未読 66. 「黒猫」 エドガー・アラン・ポー

未読 67. 「わが闘争―完訳」 アドルフ・ヒトラー

未読 68. 「夫婦茶碗」  町田康

未読 69. 「しゃばけ」 畠中恵

★★★★読(会社員) 70. 「猫の地球儀」 秋山瑞人 かなり好きなSF。小・中学で「星虫」とか読んだ後に読むといいよ。

未読 71. 「グミ・チョコレート・パイン」 大槻ケンヂ

未読 72. 「遠野物語」 柳田国男

未読 73. 「武士道」 新渡戸稲造

未読 74. 「絶望系 閉じられた世界」 谷川流

未読 75. 「函の中の失楽」 竹本健治

未読 76. 「オレンジが歯にしみたから」 狗飼恭子

未読 77. 「中島らもの明るい悩み相談室」 中島らも

★★読(会社員) 78. 「戦闘妖精・雪風(改)」 神林長平 神林長平SFって読みづらくて苦手。

未読 79. 「町工場 世界を超える技術報告」 小関智弘

未読 80. 「今夜、すべてのバーで 」 中島らも

未読 81. 「剣客商売」 池波正太郎

★★読(高校) 82. 「妖精作戦」 笹本祐一 新盤「星のダンス」とか「裏山の宇宙船」じゃないんだ。

未読 83. 「悪魔のミカタ魔法カメラ」 うえお久光

未読 84. 「赤毛のアン」 ルーシーモードモンゴメリ

★★★★★読(中学) 85. 「百億の昼と千億の夜」 光瀬龍 漫画もよかった。中二病も突き詰めるとこうなるという感じ。

未読 86. 「二重螺旋悪魔」 梅原克文

未読 87. 「アラビアの夜の種族」 古川日出男

未読 88. 「失われた時を求めて<第一篇&gt;スワン家の方へ」 マルセルプルースト

★★★読(中学) 89. 「星を継ぐ者」 ジェイムズ・P・ホーガン ホーガンは甘すぎてもう読めないなあ。中学生ぐらいの時は楽しめたけど。

未読 90. 「嵐が丘」 エミリー・ブロンテ

★★★★読(中学) 91. 「MOTHER2」 久美沙織 隠れた名作。

未読 92. 「若きウェルテルの悩み」 ゲーテ

未読 93. 「信長―あるいは戴冠せるアンドロギュヌス」 宇月原晴明

未読 94. 「稲川淳二の死ぬほど怖い話」 稲川淳二

未読 95. 「星の墓標」 谷甲州

未読 96. 「鴉」 麻耶雄嵩

未読 97. 「東亰異聞」 小野不由美

未読 98. 「グラン・ヴァカンス―廃園の天使」 飛浩隆

未読 99. 「フィーヴァー・ドリーム」 ジョージ・R・R・マーティン

未読 100. 「しあわせの書―迷探偵ヨギガンジー心霊術」 泡坂妻夫

昔はモノを思わなかったことであるなあ。

2009-05-03

ふたば二次裏でまとめられていた、中高生のための100冊

  1. 「隣の家の少女」 ジャック ケッチャム
  2. 黒死館殺人事件」 小栗虫太郎
  3. 異邦人」 カミュ
  4. 「果心居士の幻術」 司馬遼太郎
  5. 突破者―戦後史の陰を駆け抜けた50年」 宮崎学
  6. 存在の耐えられない軽さ」 ミラン・クンデラ
  7. ドグラマグラ」 夢野久作
  8. 檸檬」 梶井基次郎
  9. 「大製鉄所―橋本雄介小説集」 橋本雄介
  10. ローダンシリーズ<1>大宇宙を継ぐ者」 K・H・シェール,クラーク・ダールトン
  11. 十角館の殺人」 綾辻行人
  12. 「豹頭の仮面」 栗本薫
  13. 「魔が堕ちる夜―デーモニックプリンセス 二次元ドリームノベルズ」 謡堂笹弘
  14. 車輪の下」 ヘッセ
  15. 玩具修理者」 小林泰三
  16. 罪と罰」 ドストエフスキー
  17. 封神演義」 安能務
  18. 江戸川乱歩全集 第4巻 孤島の鬼」 江戸川乱歩
  19. 「赤い影法師」 柴田錬三郎
  20. ファウスト」 ゲーテ
  21. 老人と海」 ヘミングウェイ
  22. ディアスポラ」 グレッグ・イーガン
  23. 「EGコンバット」 秋山瑞人
  24. 蝿の王」 ウィリアムゴールディング
  25. 「ドゥイノの悲歌」 R・M・リルケ
  26. 夏への扉」 ロバート・A・ハインライン
  27. コズミック」 清涼院流水
  28. 化物語」 西尾維新
  29. 姑獲鳥の夏」 京極夏彦
  30. 少女コレクション序説」 澁澤龍彦
  31. 人間失格」 太宰治
  32. 「左巻キ式ラストリゾート」 海猫沢めろん
  33. 帝都物語1」 荒俣宏
  34. 「道程」 高村光太郎
  35. 鼻行類―新しく発見された哺乳類構造と生活」 ハラルト・シュテュンプケ
  36. プログラミング言語C ANSI規格準拠」 B・W・カーニハン,D・M・リッチ
  37. ムーンチャイルド」  アレイスター・クロウリー
  38. 「外科室・海城発電 他5篇」 泉鏡花
  39. ラヴクラフト全集(1)」 H・P・ラヴクラフト
  40. 「饗宴」 プラトン
  41. 「書を捨てよ、町へ出よう」 寺山修司
  42. 「妖聖記」 竹河聖
  43. 「新訂孫子」 金谷治訳
  44. 寺山修司少女詩集」 寺山修司
  45. スローターハウス5」 カート・ヴォネガット・ジュニア
  46. アーカム計画」 ロバート・ブロック
  47. 地下室の手記」 ドストエフスキー
  48. 黄昏百合の骨」 恩田陸
  49. 「娘に語る祖国」 つかこうへい
  50. 「黄金の羅針盤 ライラの冒険」 フィリップ プルマン
  51. フリッカー式 <鏡公彦にうってつけの殺人」 佐藤友哉
  52. 未来のイヴ」 ヴィリエ・ド・リラダン
  53. 桜の森の満開の下」 坂口安吾
  54. 野火」 大岡昇平
  55. マッチ棒遊びの本―ひまつぶし決定版」 大島正二
  56. 世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」 村上春樹
  57. 「マルコヴァルドさんの四季」 イタロ・カルヴィーノ
  58. さようなら、ギャングたち」 高橋源一郎
  59. 「すべてがFになる」 森博嗣
  60. 「発作的座談会」 椎名誠木村晋介沢野ひとし目黒考二
  61. 「知性について 他四篇 」 ショーペンハウエル
  62. 「夏と花火と私の死体」 乙一
  63. バガージマヌパナス―わが島のはなし」 池上永一
  64. 純粋理性批判」 カント
  65. 「高丘親王航海記」 渋澤 龍彦
  66. 黒猫」 エドガー・アラン・ポー
  67. 「わが闘争―完訳」 アドルフ・ヒトラー
  68. 夫婦茶碗」  町田康
  69. しゃばけ」 畠中恵
  70. 猫の地球儀」 秋山瑞人
  71. グミ・チョコレート・パイン」 大槻ケンヂ
  72. 遠野物語」 柳田国男
  73. 武士道」 新渡戸稲造
  74. 絶望系 閉じられた世界」 谷川流
  75. 「函の中の失楽」 竹本健治
  76. オレンジが歯にしみたから」 狗飼恭子
  77. 中島らもの明るい悩み相談室」 中島らも
  78. 戦闘妖精・雪風(改)」 神林長平
  79. 町工場 世界を超える技術報告」 小関智弘
  80. 「今夜、すべてのバーで 」 中島らも
  81. 剣客商売」 池波正太郎
  82. 妖精作戦」 笹本祐一
  83. 悪魔のミカタ魔法カメラ」 うえお久光
  84. 赤毛のアン」 ルーシーモードモンゴメリ
  85. 百億の昼と千億の夜」 光瀬龍
  86. 「二重螺旋悪魔」 梅原克文
  87. アラビアの夜の種族」 古川日出男
  88. 失われた時を求めて<第一篇&gt;スワン家の方へ」 マルセルプルースト
  89. 星を継ぐ者」 ジェイムズ・P・ホーガン
  90. 嵐が丘」 エミリー・ブロンテ
  91. MOTHER2」 久美沙織
  92. 「若きウェルテルの悩み」 ゲーテ
  93. 信長―あるいは戴冠せるアンドロギュヌス」 宇月原晴明
  94. 稲川淳二の死ぬほど怖い話」 稲川淳二
  95. 「星の墓標」 谷甲州
  96. 「鴉」 麻耶雄嵩
  97. 東亰異聞」 小野不由美
  98. 「グラン・ヴァカンス―廃園の天使」 飛浩隆
  99. 「フィーヴァー・ドリーム」 ジョージ・R・R・マーティン
  100. 「しあわせの書―迷探偵ヨギガンジー心霊術」 泡坂妻夫

2009-04-15

それじゃ便乗して民族学校通ってた在日ちょっと書いてみるか。追記

http://anond.hatelabo.jp/20090414170900

強い人だなあと思った。ご結婚おめでとうございます。お幸せに。

よい文章だったのでちょっと便乗して書いてみようかなと思う。

読み返してみたら元増田に較べてグダグダな上に人間的にもよわっちいなと思ったけど在日にも色んなのがいるって記録になってくれたらなと。

 

 

私は中学校までチマチョゴリ着て電車乗って学校通ってたよ。貧乏ではあったけど父が民族の理想に燃える人だったので朝鮮学校に通ってた。

父親は総連系の(革命家に憧れ、結局今はもう精神的にボロボロな)活動家で、母は20代の時に民族意識に目覚めて本名を名乗るようになった(父親の稼ぎが悪すぎて苦労ばっかりしてきた)飲食店経営者、でもって娘はちょっと半端なオタクサヨクというそんな一家です。

父は拉致問題発覚した時は本気で沈み込んでものすごいショック受けてた。母は「ありうるなとは思ってた」そうだ。おとんピュア過ぎるだろ。

(家にあったマルクス資本論の中表紙に「これを理解できずして何が革命家か!」(ハングルで)と万年筆で殴り書きしてあっただけあるよ…)

…まあ、そういう「総連」の下っ端もいましたよ、と。活動としては何をやってたんだというと、在日朝鮮人の権利保障とかそういう折衝をやってた。

 

父も母も通名は持ってるけど私は持ってない。別に通名なんてほしくはないけどお店とか病院の予約取る時に大概名前を聞き返されるので面倒ではある。

母には日本人の血も入っててガキの頃そっちの親戚と法事なんかで集まると、私の名前を訓読みで読み下して呼ぶ人がいて「誰だそりゃ!気持ち悪い!」となったりしたし、母のイトコだかハトコだかの旦那さんに警察関係の人がいて、なんかすごく家族ごと邪険にされたのは覚えてる。父も母も後ですごく怒ってたけど、今考えるとハトコの旦那さんもかわいそうだよなあ。純日本人と結婚してるのにソッチの親戚に総連系活動家だもん。勤め先で何か言われてても不思議じゃないし、そしてやっぱりそういう話って耳に入ってくるもんだ。うちら家族に責任はないけど旦那さんにも責任はないわけで文句言うなら勤め先だろとサヨクな私は思うけど、理不尽気持ちになることはわからなくもない。

 

 

高校からは日本の公立高校に進んだ。大学受験資格の問題とかで高校からは日本の学校へ進学する子は多い。私の場合は純粋に人間関係うざかったからなんだけど。だってクラスの半分が9年間ずっと一緒の顔ぶれ、もしかしたら12年一緒の子もいるかもしれない、って孤独オタクからしたら恐怖だよ! 特に体育会系の強い学年だったこともあってオタクな自分からすると肩身がせまいことこの上なかったんだよ。小学校時分はいじめられっこだったしな。今でも友人は高校以後のオタク仲間がメインだし、全員日本人だ。

高校は社会科の先生が担任取ってくれた。いわゆる「サヨク的な」教師だったけれど気配りはとても上手だったし、私は在日であることを隠さず本名涼しい顔してたこともあって苦痛に思ったことはない。政治問題社会問題を語る上で在日に触れることはあっても私個人に在日を背負わせようとはしなかった。どっちかといったら私が背負い込みすぎてて拍子抜けしたくらいだ。

外国人登録取りに行く時も、ちょうど指紋押捺が撤廃された頃だったので気にはなってたらしいけど向こうからは「公休な、わかった」と書類にハンコ押してそれっきりだった。私の方から「外登見ますー?」「おう、どれどれ」なんて言ってた。在日だからって何も特別なことはないって、そう思いたくて逆にそういうのを何気なくやり取りしようとしてたし、先生もそれは汲んでくれてたようだった。

ただ思うのは、小中と朝鮮学校という集団にいた&高校ではリベラル教師の下で過ごしてたおかげで、自分には「在日」をかなり軽く考えてたフシがあったってことだ。「私は私だし、それでいいじゃん」って。後々どれだけずっしりのしかかってくるかも知らずに。

 

いやー、それにしても日本の公立高校には感動したね!

何だここ! 今まで私が通ってた学校って何だったんだ!

ここは図書室はあるしプールはあるしグランド広いし音楽室は防音完璧だし!

図書室の本もちゃんと整理されててブッカーかかってるしさ! 貸し出しカード渡された時は感激したよ!

何せ中学まで図書室とは名ばかりの空き教室に事務用スチール本棚並べて、父兄からの寄付/処分品と「どう見てもフリマで買ったか公共図書館で『御自由にお持ちください』状態のものを必死で集めてきただろ!」ってな本が突っ込んであるだけだったからね! おかげでアイリッシュとか読めたんだけどさ! 小学校ではかろうじて江戸川乱歩ルパンとマガーク探偵団があったけどさ! しかも図書室が開くのなんて年に数回でその時しか貸し出しがされてなかったもんだから、マガークの続き読みたくてこっそり窓から忍び込んで無断持ち出しで全巻読破するという有様だったしな!

から今でも本棚整理する時は子供向けにしても大丈夫そうなラノベとかSFは寄付することにしてるよ! オタクは国境や民族越えると信じてる。

(何でもかんでも手弁当でやるのが十八番朝鮮学校だけれども、さすがに跳び箱の革を張り替える金すらないと聞いた時は思わず笑っちゃった)

あー、あとJR定期券割引とかないから一条校じゃないから普通の学割より割高だったくらいだから中学の時、定期券安くしてくださいって嘆願のハガキ書かされたし! 大人になった今だって普通に通勤定期買ってるから

大検資格も免除してくれるところはありがたいけど大体は通信制高校に通うか大検受けてるし!

 

 

それでも今考えてみれば朝鮮学校に通って良かったとは思ってる。

言葉も一通り習得できたしチマチョゴリ着て歩くことで、わかりやすい「徴」をつけて歩くことの意味も身を以て理解した。私自身は在日の親戚がほとんどいなかったけれど、何かあるごとにクラスメイトの親類達が祭祀(法事)や集りを行ってたのを見て「民族的もの」を肌に感じることもできたしね。その分、父兄同士のビミョーな力関係が子供達にも影響してて在日の親戚がいなかった身としては色々鬱陶しいこともあったけど。

から見れば思想教育云々って危惧があるのはわかる。でも正直なところ教師含めて本気で「将軍様~」とか思ってる人は誰もいなくて、教科書の中身は笑っちゃうようなものだったけど(それも今は改訂されたと聞く)もうそういう部分は惰性でやってたと言うしかない。電車に乗って学校に通うから中吊りの雑誌広告とかっていやでも目に入るんだけど、見出しを読むと学校で聞いてる話とは全然違うのよ。文春新潮から朝日まで色々だけど「自分達が学校で教わってる『我が祖国』ってのはウソだよな」って生徒はみんな思ってるわけ。多色刷りの中吊りが真実を告げているように見えてくる。テレビ新聞と違って雑誌の見出しってインパクト重視だし。そこらへんの間で揺れながら話し合う子も多かった。

将軍様~」絡みの授業はかったるかったし誰もあんな授業好きじゃなくて、気の利いた先生だったらそのコマを「怖い話」や「ビデオ鑑賞」とかにしてくれてた。

音楽の時間もコマの中で将軍様の歌とかはさっさと終わらせてクラシック観賞(別名昼寝タイム)や、朝鮮民謡、あとウェルナーの「野ばら」を朝鮮語訳にして合唱したりしてたよ。特に理系芸術系の先生はそういうことをよくやった。宮沢賢治の本を朗読して、この物語の絵を描いてみましょうとか。

そりゃまあ勿論、カリキュラムの建前は「将軍様」「主体思想万歳」なわけでそれが自分に影響及ぼしてないとも言わないけどさ。今の北朝鮮の姿勢については否定するけど、父親のしょぼくれた背中眺めたりしてると擁護もしたくなるしさ。子金孫金(今の将軍様とその息子ね)はどーでもいいけど金パパ死んじゃった時はさすがにショックだったしな。

 

あと、朝鮮学校の中にいるとすっごく世界がせまくなるなと思う。校内に従兄妹やハトコも多いし親だってほとんど親類縁者、同僚同業者顔見知りだし。日本の同世代との交流なんてほとんどなくて、私なんかは近所の子達と遊んでると話したら「おまえ日本人の友達いるの?!」と言われたこともある。正直学校の友達よりよっぽど仲良かったですが何か。

晴れ着にあたるチマチョゴリは綺麗だし、他の民族衣装もかっこいいしキムチ美味いし焼肉好きだし朝鮮民謡大好きだし、ハルモニ(ばーさま)、ハラボジ(じーさま)が踊ったり歌ったりするのも素敵だし、歴史読んだらかっこいい人物いっぱいいるし、だから韓国朝鮮民族は大好きだけれども、私が付き合わなくちゃいけなかった在日コミュニティはあまり私と合わなかったのも確かだ。生徒の絶対数の少ない朝鮮学校の中で、一般的に少数派であるオタクの割合を代入したらそりゃもう孤独なことになるわけで、親類がコミュニティの中にはいなかったこともあって居心地はあまりよくなかった。窮屈な場所だったと思う。私自身は左翼だけど、父以外の総連系に関わる気はまったくない。ていうか、今関わったらきっとあの体育会系の連中に出くわすに決まってる。そのくらい狭いんだよ、あの世界は!! 結束は必要だと思うけど私はもうあの場所には戻らない。

 

元増田「GO」に共感したようだけど、私は李相日の「青~Chong~」が自分の過ごした時期と重なって一番思い入れがある。パラフィン紙で顔の脂取ろうとするあたりとか。

映画での朝鮮学校描写の年代差はなかなか面白くて「パッチギ!」→「GO」→「青~Chong~」の順で下ってる。そして登場人物達もどんどん「在日」である自分を捉えづらくなっていくんだよね。強固な仲間意識(パッチギ!)から、そこを突破しようとして民族に足を取られもがく子が出てきて(GO)、ぼんやり境界線の上を漂って地に足の着かないままの子が今生きてる(青)、という具合に。朝鮮学校の中にいてもそうなってる在日青少年の実情がよく見える流れだなと思う。

ついでに言うと和菓子大好き短歌大好き、京都大好き、寿司はうまいマンガ好きだし、NO GAME,NO LIFEだと思ってるし、J-POPも民謡も好きだし、好きな作家ほとんど日本人だし、チャンバラ時代小説すっげー面白い山田風太郎竹本健治火浦功は天才だと思ってる。

 

で、先述したようにチマチョゴリを着て歩くっていうのはなかなか忘れ難い経験で、朝鮮学校女の子が大人びて見えるのはそれがあるからじゃないのかなって思ったりもする。「徴」をつけて歩くことはすごく振舞いを意識させられるんだよね。もう見るからに「自分は朝鮮人です!」って表明してるわけだから「私」が何かすると「朝鮮人」が何かしたことにされちゃう、っていう意識だけは絶えず持ってた。それで帰り際にB'zのCDとか買ったりもしてたわけだが。自意識過剰かもしれないが「朝鮮人女の子がB'zのCD買ってった」って思われるのかな、と思いながら歌詞カード眺めたりしてたよ。

今はもう見かけなくなったけれど、自分が卒業した後も街でチマチョゴリ女の子を見かけると「こう見えてたんだ」って思って迂闊なことした記憶と共にアタマ抱えたくなったりもした。

聞こえよがしになんか言う人もいたが、暴力でさえなければその場ですれ違って終わりだから黙ってた。

そうやってやり過ごせばいいと思ってた。

考えてみれば本名で通すのもそれと同じようなものだし、私の日本の友人の中では「在日」と言ったら私なんだよなあと気がついて結構怖くなったりもするんだけどね。うわ、ヘマできねえ…!とか、仲がギクシャクしちゃった友人の在日観とか考えると頭抱えたくなったりもする。本名を名乗る、在日だと告げるってのは少なくともそういうことになる。代表してるつもりはないけど代表になってしまう。そうじゃなければ一番いいけど、そこはいかんともしがたいので行動には気をつけてる。

 

 

自分の「在日」がものすごく重くなったのはネットでの嫌韓発言に出くわしてからだ。

在日三世にもなると面と向かって「チョーセンジン!」を罵倒に用いる人はそういないし、元増田が書いてた通り斜め上に飛んだ気遣いの方が鬱陶しい。私が本名で渡っていけるのも、父母が通名くれなかったから名前が一つしかないてのと同時に、そんな罵倒をする方がどうかしてると私だけではなく「社会が」判断してくれると信じてたからだ。それが一世、二世の苦労を知らない、三世の中でも特にお気楽な部類の私の感慨だった。

けどネットの嫌韓コピペだの在日認定だのブログ炎上だの見てそれはガラガラと崩れてった。

見ず知らずの多くの人間が、私に流れてる血に向かってすごく軽い気持ちで憎悪を向けているのを見るのは本気で怖い。ヒットポイントをがしがし削られて死にそうな気分になる。

からリアルでは本名を名乗るけどネットでは匿名に紛れてる。はてなのid、ある意味ではこれが私の「通名」だ。

あんな悪意と無神経を正面からかぶるなんて絶対無理だ。ネットで自ら在日であると表明しているid:F1977さんは本気ですごい。

 

拉致問題が大きく取り上げられてから(この問題自体はきちんと解決せねばならないと思ってる)の嫌韓、嫌朝の流れは本当にキツかったわ、うん。

例えば、私の前を歩いてる人がハンカチを落としたので、拾って「落としましたよ」と声をかけた時、「この人は笑ってありがとうと言ってくれたけど、もし私が朝鮮人だと知ったらどんな顔をするんだろう」とか考えちゃうんだよ。考えても仕方ない、意味のないことだしはっきり言って卑屈だと思う。でも考えちゃう。考えて自分で落ち込む。アホじゃないかと思いながら振り切ろうとして、なのに嫌韓なコピペ書き込みを思い出してまた沈む。

この「もし私が朝鮮人だと知ったら」というのが、通名を名乗るか本名を名乗るかid:F1977さんが逡巡することと共通するとこなのかな、と思う。もし違ってたらすんません

そしてそういった逡巡や怯えが存在するんだよ、と伝えることの難しさにまた凹む。

結局今でも色々凹みっぱなしなんだけどねー。元からダメ人間でもあるので更に凹みがちだしなあ。オマケに非モテ非コミュなので元増田みたいにこれから生活展望とか語れる物がないw

 

 

で、最近はどうかというと。

高校時代の友人(A)の一人と会って話す機会があったので、他の友人たちの消息も聞いてみたら、その中の一人(B)がネトウヨになったという。「はァ?!」と聞き返すとmixiで典型的嫌韓嫌中発言をしてるというので頭を抱えた。私はmixiのアカウントを持ってないので事実確認はできておらずどの程度の嫌韓発言なのかもわからない。伝聞で判断したくはないが、もし事実だったら私は泣くし多分しばらく立ち上がれないだろう。Bとは趣味が近かったおかげで一緒にでかけたりもしたし、卒業後も何度か酒を飲んだりもした。今だって会えば普通に飲める気がする。

「元からBってそんな感じだったじゃん。でも会えば普通に飲めるんじゃないの?」とAも言う。

Bだって私の前で嫌韓発言するようなことはしないだろう。

けどなあ。

それってどういうことなんだ?

韓国人朝鮮人は嫌いだけど、おまえは別」ってこと?

いやいやいやいや、私は朝鮮人からあなたが嫌いな朝鮮人から。別じゃないから朝鮮人から私だけ切り分けられても困るからネトウヨ嫌韓発言にキリキリしてる朝鮮人から

韓国人朝鮮人は嫌いだけど、おまえは嫌いじゃない」ならまだ納得する。

私自身「ネトウヨは嫌いだけどBのことは好き」だから

…と考えて、でもそんなこと聞きようもないし、第一事実確認からして怖くて出来てないし、どうすりゃいいんだと途方に暮れてたりする。頼むからAの誇張表現であっていてくれ。ていうかこんなこと一人で考えててもどうしようもないのに何やってんだろ私。

 

…とかそういうことを日々考えてしまう一人の在日がここにおりますよ。やっぱり割り切ることが未だに出来てないんだよなあ。

元増田とは違って、私は子供のことは考えないでいいので今のところは(父)親孝行のためにもまだ朝鮮籍でいようかと思う。韓国行きたいのも確かだからいずれ韓国籍に変えるかもしれないけど。

追記 すんませんトラバ先間違えてました…!

http://anond.hatelabo.jp/20090415070440

うわ、まさかお返事いただけるとは思わなかったので恐縮です。

ネトウヨさんの何が怖いってあの軽やかさとコストパフォーマンスです。ブログコメントたった二行でこっちは一日グロッキーだったりとかする。街に出るのも杞憂とわかっててもやっぱり怖くなりますよね。

何かあってからでは遅いという御心配もよくわかります。私が上げたidの方の文章に私は強く惹かれていて、応援したいと思うのも確かだったりします生活を守ることと気持ちを伝えることがどこかで衝突してしまうのは苦しい。うまく着地点があるといいんですけど。

韓国は、いずれ行きたいと思っています。私も本籍地が今はどうなってるやら。肉大好き!なのでかなり夢が膨らみました。

お互い、がんばっていきまっしょい!ですね。ありがとうございました。

 

http://anond.hatelabo.jp/20090415073233

日本の人を考慮してないように見えるかなあ。うーん。

ちょっと思ったのは、日日間での暴力差別についてはまた別の文脈で私は言及することにしてるかなあ。別に「在日です」と宣言する必要のない問題だし、やはり「在日」と宣言するというのはその属性をある種代表してしまうことになるから。私個人の意見なのに「在日の意見」になっちゃうと議論にとっても有害だと思う。だから私は在日とは明かしてないidでのブクマとかでしょぼしょぼとサヨクしてて、日日間での軋轢や暴力(というのが増田の指してるそれと一致するかはわからないけど)についての言及はそういうところでやってる。在日が「在日です」って断わりを入れてから物を言う時ってのは自分の経験などを語る上でそれが必要だからするのであって、必要ないなら(特にネットでは)せずに済ましたいというのが私の本音

 

ついでに言うと在日は在日のことで手一杯なので、というのも結構正直なところで、権利の追求しか、と言われても「実際ここが何とかなってくれればなー」と思うこと多いしなあ。

うちのじーさまがいわゆる「無年金」の人で80過ぎまで働こうとしてたのを父が必死で説得してただでさえ少ない給料から生活費捻出してたし。そうやって実際見てると権利追求することは別に悪いとは思わないんだよね。同時に日本の人でも窮している人は権利追求すればいいと思うし半端なりにサヨクなので私は応援&支援する。

 

日本人は、って一括りにしてるように見えたのならそれは申し訳ないです。在日にも色々いるし日本の人にも色々いるのは当たり前ですし。

在日です、って表明するってことは相手にもある種の対応を迫ってるみたいなとこあるから(そーいうのがなくなればいいんだけどね)、個人的には気を使うようにしてる。でもみんなが気を使わなくちゃいけない!とはあまり思ってない。そうなるとまた斜め上の気遣いとか出てきちゃうと思うし。うまく折り合いつけられるといいんですけどねー。

通名に関しては、いかんせんずっと実名使ってきてるからかいことはわからんです。役立たずですんません。もうちょっと物を調べてからもしかしたら増田でまた書くかもしれません。ただ、通名は別に在日じゃなくても使えるのではないかなあ。これも調べて考えてみますあやふやでごめんなさい。ただ「特権」という感覚は今のところあまり持てずにいます

更に追記(ブクマコメへ局所的返信)

火浦功マジで天才だと思います!!

チマチョゴリでの通学中、「すたーらいと☆」シリーズとガルディーンと死に急ぐ奴らの街とを矢継ぎ早に読んで惚れ込んでから十ン年、今は絶望的な思いと共にパクパクと口を開けながら新刊を待ち続けるばかりです…。

ちなみにすたーらいと☆の三作目にはニンジン嫌いの「キム・ウィルソンさん」が出てきたりする。

 

お昼休み増田に来たらえらいことになっとるー?! 100ブクマ超えってなんですカー!

ついでにちょこっとお返事。

 

KQZ 読み物 もしかしたら知り合いなのではないかと思うくらい普遍的な話なのかと好感。ただ「歴史読んだらかっこいい人物いっぱいいるし」というくだりには「それ、ファンタジー小説から!」と突っ込んでさしあげたい。

もしリアル知人だったら見て見ぬ振りしてやってください。すんません

ところで、えー、金庾信とかかっこいいと思うんだけどダメですかねえ。この人、朝鮮学校の歴史の授業でも悪者扱いだったんですけど半島三国統一した人でなかなかかっこいいと思うんですよね。

 

HEX68 差別, 在日 火浦功に触れた時点で僕の中の何か壁みたいなものが氷解した。人を隔てるのは「血」ではないのだよなあ。

すいません、ありがとうありがとうブクマコメント読ませて頂いて、このコメントでじわっと来ちゃったじゃないですか。お昼休みなのにー。

とりあえず結論火浦功は偉大ということで。

 

これ以上は自分の方がキリなくなっちゃうので、この辺で失礼しますコメントトラバくださった方、ありがとうございました。

すごく久しぶりだけれどこれだけは言いたくて追記します

b:id:cider_kondo

「昭和な街角」読みました!

火浦の新刊だーーーーー!!!と勇んで買ったものの、中を見たら全部20世紀の作品じゃねぇか!…そしてたった2ページ+数行の掌編がべらぼうに面白い上に竹本泉の挿絵も最高とか火浦過ぎるだろ火浦…。楽しいラジオ七面鳥~。

2008-01-03

なんだ?推理小説って学問なのか?

アガサ・クリスティーも読んでないのかい?(笑)

島田荘司だよ。知らない?」

「そもそも日本推理小説歴史というものは云々」

社会派がどーのこーの」

「カーも読んだことないのか。基本だろ」

竹本健治なんかは・・・知らない?知らないよねぇ(笑)

 でも東野とかは流石に読んで・・・ない?

 ・・・ああ、宮部みゆき!あれはいいよ!え?ブレイブストーリー・・・?(苦笑)」

前知識がいるんなら教科書でも作っテロ

 
アーカイブ ヘルプ
ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん