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はてなキーワード: 怪異とは

2023-08-30

anond:20230830115742

からさまな発達障害の特徴を嗤うコントは、その対象を「ドルオタ」と設定したら許されるのか?

これはドルオタを嗤っていて、発達障害を嗤ってはいませんってか?

特定精神疾患の特徴を捉えた創作怪異現象が「広く」受け入れられたら

その精神疾患患者は、巷で小学生とかから指さされてその創作怪異現象名で呼ばれるかもな

そういうの、「精神疾患を知って書いたとしても」作家が気にすることじゃねぇよってか


まぁ、それはそれで一つの考えとして主張してくれて構わんが

not for me とかで誤魔化すなよ

anond:20230830112122

狐憑きとされていたものは、今だと痴呆とか精神疾患だと分析されてるよね

痴呆は描いても差別にならんが、精神疾患系はキチンと考えんと、ヤバい層を呼び込む

今の時代人間が、怪異現象としての狐憑きを描いたら、精神疾患としてのソレではなく

怪異現象と読めるものに置き換えるだろう

都市伝説系にも、あからさまに、その地の異常者を呼び変えたようなものがある

あぁいうの、「知って」ネタにするのと、「知らずに」ネタにするのでは、まぁ責任の重さは違うだろうが

物書きとして世に出すなら、背景は調べろよとか思うんだよね

2023-08-11

anond:20230811064219

うわっ 怖っ

いや怖い怖い

UFO目撃も幽霊怪異譚も怖くなくなった現代だけど

こう言うのがいっちゃんコワイ

はてな真夏ホラー最有力候補が来ちゃってる

スター分布数マジだわ 半数ほど

からヤバイものを見ちゃった。。。。

……なら、何が原因だ?

まさか、ひょっとして性差か? 

その考察同意できる

まさしく男女の違いの問題なんよ

考えてる方向は180°違うけど

からこそ、そこが、ホラー

2023-07-31

anond:20230731001659

ニンテンドースイッチゲーム50本遊んで感想書いたのでまとめ(23〜47)

探偵・癸生川凌介事件譚 永劫会事件

携帯電話で展開していた探偵・癸生川凌介事件譚シリーズの第十弾。

シーズン1最終作ということで、今までの縦筋として伏線が貼られていた過去事件永劫会事件がついに描かれる。

今までの癸生川シリーズ全部盛りな贅沢な作品で、ミステリらしい意外な展開、文書の書き方で読者を騙すものマルチサイト構成の妙、小説として情緒的な染みる文章と、良かったところが沢山ある。

シリーズを通じての伏線が回収される展開も多いため、必ず全作遊んでからここに辿り着きたい。

人によってはこの作品シリーズで一番に据える人がいそうな、ゲームとしての完成度は抜群だった。


探偵・癸生川凌介事件譚 対交錯事件

携帯電話で展開していた探偵・癸生川凌介事件譚シリーズの第六弾。

マルチサイトシステムを導入していて、伊綱さんと、生王の視点を行き来しながら事件を追う。

構造自体に仕掛けがある系の作品になっていて、ミステリやってる感がかなり強い。

人によってはこの作品シリーズで一番に据える人がいそうな、トリックの魅せ方としての完成度は抜群だった。


探偵・癸生川凌介事件譚 白鷺に紅の羽

携帯電話で展開していた探偵・癸生川凌介事件譚シリーズの第四弾。

助手の伊綱さんの過去編で、とても情緒豊かな小説的な作品

もちろん、ミステリらしい意外な展開や、文章での表現を利用したトリックなどもあってそちらも楽しめる。

人によってはこの作品シリーズで一番に据える人がいそうな、物語としての完成度は抜群だった。


少女首領の推理領域 -黄金島の密約-

株式会社オレンジロマンティックミステリの第二弾で、女性主人公事件捜査して解決しながら男性キャラといい感じになっていくストーリー

普通女子大生が突然マフィアボスになるという突飛な開幕ながら、割と丁寧で良い意味で地味な捜査解決をしていく。

とはいえマフィアボスらしく、違法行為をしてでも事件の手がかりを集めるところなんかは今作独自の魅力があり、このシリーズ女性主人公の成長も魅力なんだけど、今作ではマフィアボスらしくなっていくという本当にその方向で成長していいのか? と困惑しながら遊ぶことになる。

そして本当にマフィアボスらしくなっていくのが本当に面白くて、好きなところだ。


ルートフィルム

あのルートレターシリーズ的には続編に当たる角川ミステリシリーズの第二弾。

奇作、怪作としか言いようがない前作とは違い、しっかりと地に足が着いた丁寧な良作だった。

主人公八雲マックス映像作家としての矜持を持つプロに徹する人間性なのも好印象で、熱苦しいものの痛快な好男子で好きなキャラだった。

またもう一人の主人公新人女優のリホも駄洒落に拾い食いと評されるひょうきんなキャラで、主人公がどちらも魅力的な作品だった。


ゴシックマーダー-運命を変えるアドベンチャー-

株式会社オレンジロマンティックミステリ第一弾で、女性主人公事件捜査して解決しながら男性キャラといい感じになっていくストーリー

主人公他人の死を夢で予知できる能力を持っているが、メイドという立場なのでそれをありのまま報告しても信じてもらえないので、色々と工夫して殺人事件を阻止するという展開。

この夢で見た予知の死を覆すという展開が短編連作的に続くのだけど、どれも同じ人、攻略対象で主人として支えている男性キャラの死を予知するため、何してもこの人死ぬじゃん、とシリアスな笑いを感じてしまったのは不謹慎から反省したい。

貴族平民という立場の差のエピソードなどは興味深く、伝えたいことの取捨選択がしっかりしてて短いボリュームながらしっかりまとまっている好きな作品


バディミッション BOND

ニンテンドーコーエーテクモがバディを組んで送る超贅沢なアドベンチャーゲーム

タイトルの通り二人組の関係性がかなり重要キーワードになってくるが、あくまでバディなので男女問わず楽しめる王道ストーリー

舞台となるミカグラ島に住む市井の人々にもサブエピソードがいっぱいあって、モブキャラ活躍する展開が大好きな自分としてはそちらの方向も嬉しかった。

ヒーローを目指す主人公ルークに延々とずっと辛い展開が続くので、遊ぶ手が止まりかけるほどだったのだけど、バディのアーロンがそれを引っ張り上げる展開が熱くて沸る燃えるゲームだった。


幻想牢獄のカレイドスコープ

女の子万華鏡、といえば何をやっても良いと思ってるゲロカス美少女デスゲームもの

ふわふわした可愛い4人の美少女が、罵倒有り暴言有り暴力有り可愛げ無しのデスゲームに巻き込まれながら、剥き出しの人間性露出していく。

そんな残酷なデスゲームの間に、いかにもな可愛い萌え過去日常パートが挟まり、この落差の凄まじさが独自の味わいになっている。

罵倒シーンの声優さんの熱演も見所で特に茜屋日海夏さん演じる五条風華暴言下品すぎて、日常パートでの可愛さとの差が凄かった。


死印

ダンジョンRPGの老舗エクスペリエンスが送るホラーアドベンチャーで、怪異の噂をDRPGのような探索パートで調べてからRPGボス戦のような怪異との対決パートに挑む構成で、テキスト主体アドベンチャーゲームらしくない画面構成になっている。

とはいえ、要するにで言うと、事件の手がかりを見つける捜査パートと、容疑者を追い詰める尋問パートみたいなもので、怪異と言いながらも探索パートで手に入れた情報からフェアに対決パート選択肢を推理可能なように作られている。

RPGっぽいパラメーターの表現フレバーに過ぎず、テキストをしっかり読むことが大切なので、そういうゲームが苦手でも問題なく遊べた。

印人と呼ばれる仲間を連れて探索するのが特徴で、中年男性ながらかなり露骨ツンデレキャラ萌え真下悟さんが僕はお気に入り


普通

THREE-3つの記憶-

三つしか記憶を保持できない主人公自身恋人をなぜナイフで刺したのかを巡るサスペンスコマンド選択ADV

時系列未来から過去へ進んでいくため行き来する渋谷の街のモブキャラ達にも物語があり、当時の雰囲気を感じられる。

フラグ記憶出来るにも三つだけという設定をシステムに落とし込んでいるのが見どころ。

ただし、この試みが成功しているのかは若干疑問が残り面倒なだけだったかもしれない。


いづみ事件ファイルVol.1潮騒編

編集者美女としての自覚が強い木戸いづみが担当作家鏡月正宗から無茶振り事件捜査することになるコマンド選択ADV

物語としての起伏は少なく、ミステリというよりはクイズの趣きが強い。

美女自称するいづみの強引な聞き込みパート面白く、話がテンポよく進む。

携帯電話ゲームから移植だが背景絵のクオリティが高くあの当時に遊んでいたらまた違う感想があったかもしれない。


イヌワシ~うらぶれ探偵とお嬢様刑事の池袋事件ファイル~

うらぶれた探偵狗神エイジとお嬢様刑事鷲宮ヒナのバディもの

舞台池袋に住む市井の人々の協力を得ながら様々な事件解決しつつ、エイジの相棒でありヒナの兄が死んだ真相も追う縦筋の物語もある。

協力者の面々がかなり優秀な人が多く、主役の二人よりも探偵として優秀なのでは? と思ってしまう良い意味でのテンポの良さが楽しい

システム面では、よくわからないミニゲームや、頻繁に挟まる話に区切りがついているわけでもない暗転など、運営スマートフォンゲーム移植故のシステム的にしっくりこないところがあった。


神田アリスも推理スル

少女同士の恋愛を描きつつ、幾つかの日常の謎を解決する公称ジャンル百合ミステリ

ただ、ミステリ部分は少女同士の恋愛を際立たせるための背景のようなもので、あっさりと進んでいく。

その分、恋愛に関する描写はかなり多めでかつ濃厚なもので、恋と友情の差を自覚しつつ、はっきりと恋愛的な意味で好きになっていく過程が描かれていた。

それだけに短編連作で4つしかエピソードがないのは、良い意味で物足りなかった。


探偵・癸生川凌介事件譚 五月雨は鈍色の調べ

携帯電話で展開していた探偵・癸生川凌介事件譚シリーズの第九弾。

白鷺に紅の羽の裏を描く、と言っても時系列人間関係のそれではなくて、モチーフ的なというか、表現が難しいやつだ。

癸生川シリーズを通しての、探偵は何のために事件解決するのかを端的に示した短編になっている。

テーマ性の塊みたいな剥き出しの作品なので好き嫌いは別れそうだけど、僕はかなり好きな方だ。


探偵・癸生川凌介事件譚 仮面幻影殺人事件

携帯電話で展開していた探偵・癸生川凌介事件譚シリーズの第八弾、元々はDS版の移植である

久々にスピンオフ短編マルチサイトではなく、いつメン達のいつもの構図。

ただ、ボリュームが多いのにいつもの構図をやるせいで、伊綱さんの推理がひっくり返るのが、少しもったいなさを感じてしまった。

あくまであのいつもの構図は短編や中編だから決まるもので、長編にはあまり向いていなかったかもしれない。


探偵・癸生川凌介事件譚 昏い匣の上

携帯電話で展開していた探偵・癸生川凌介事件譚シリーズの第五弾。

ちょっと今まではとは毛色が違い、いつものレギュラーメンバの出番も控え目で雰囲気ホラー寄り。

とはいえ、我らが名探偵癸生川凌介が出てくるシーンは格好良く決まっている。

彼をなぜかホッとすると評するのは、なるほどな意見で、なかなか自己分析が出来ているセリフだと思った。


探偵・癸生川凌介事件譚 音成刑事の捜査メモ

携帯電話で展開していた探偵・癸生川凌介事件譚シリーズの第七弾。

今作はちょっと箸休め的なスピンオフ短編で、正直ちょっと読みどころはあまりない。

可愛い可愛いゲーム一言で終わっても良いぐらい犬は可愛い

とはいえ、これだけ遊ばないのも勿体無いので通して遊べば良いと思うな。


探偵・癸生川凌介事件譚 死者の楽園

携帯電話で展開していた探偵・癸生川凌介事件譚シリーズの第三弾。

三作目ともなると、いつメンのいつもの構図でいつものやつと簡単に評したくなっちゃうね。

とはいえシリーズを通しての縦筋なんかもで出して、探偵・癸生川凌介事件譚として好きになれる要素が増えていくキッカケも多い。

今作は割と聞き込みや証拠品集めから推理が多く、今までの突飛な発想の飛躍が求められるものじゃないのも特徴的かつ、以降はこれが主になっていく。


探偵・癸生川凌介事件譚 海楼館殺人事件

携帯電話で展開していた探偵・癸生川凌介事件譚シリーズの第二弾。

前作の流れは踏襲しつつも、本格ミステリさながらの大胆なトリックが映える面白作品だった。

とはいえこの類の方向性はしっくりこなかったのか、これ以降はもう少し社会派だったり、テーマ性だったり、文章の書き方で読者に対して何かを隠蔽する類の方向性になっていく。

物理トリックの類はゲームだと映えるんだけど、携帯電話の容量の少なさを考えると難しかったんだろうなあ。


探偵・癸生川凌介事件譚 仮面幻想殺人事件

携帯電話で展開していた探偵・癸生川凌介事件譚シリーズ第一弾。

名探偵癸生川凌介、その助手白鷺洲伊綱、彼らの事件ゲームにしている生王正生、いつもの面々のデビュー作。

伊綱さんと生王が捜査をしてそれらしき答えに辿り着くも、癸生川がどんでん返すいつもの構図は初見だと結構驚く。

携帯電話という限られた容量の中でしっかりとミステリをやろうとする気概が素晴らしい、


マルコと銀河竜

めちゃくちゃ豊富なスチル絵に軽快なBGM、そしてカートゥーン調のアニメーションハイスピード物語が展開していくSFもの

テキストを読むことが主体ゲームって落ち着いた作品が多く、議論をしたり腰を据えてお話を聞いたりが多いんだけど、この作品はとにかく主人公たちが走る! 動く! 飛ぶ! と終始忙しなく動いてばかりで色々な物語が手早く展開していく。

テーマソングの飢餓と宝玉はオープニングテーマでありながら、作品の全てを包括するような歌詞になっていて、クリア後に聞くとまた違った感想になる曲で大好き。

ただ、このスピード感故に細かい部分の整合性説明カットされているのは好みが分かれそうかな。


√Letter Last Answer

奇作としか言いようがない、実写のテキストアドベンチャー

とにかく全体を通じて奇妙な作品で、十数年ぶりに高校時代文通相手との手紙発見して、彼女に会いたくなりその地元島根に向かう。

こんな如何にもな青春振り返り系エモストーリーの導入だが、全くこんなストーリーではなく、罵倒悪口恫喝を繰り返す反社会的主人公に振り回される恐ろしいお話

ストーリーリアリティラインルートによって様々すぎて、突飛な展開が続くかと思いきや、現実的な着地を見せたりと、唯一無二な奇妙すぎる作品だった。


GOODBYE WORLD

インディーゲーム開発者女性二人の関係性を淡いドット絵の演技で描くナラティブアドベンチャー

全てを文章で語らず、キャラクタの演技で語るストーリーが見所でかなり細かい演技が丁寧に表現されている。

また、途中で挿入されるゲームボーイライクなパズルゲームが、レベルデザインでなにかを暗喩しており、キャラクタがなにを感じたのかを、台詞や演技だけでなく、このパズルゲームでも表現しているのが今作独自の特徴的な部分。

なかなかハード現実的な部分が多く、少し心に余裕がある時に遊んだ方が楽しめそうだ。


マリンエクスプレス殺人事件

修学旅行で水中を走る列車に乗り込んだ学生たちの中で起こる殺人事件お話

スペインインディーメーカー作品だが日本サブカルが大好きな人たちが作っているようで、そういうのが好きな人向けの小ネタがたんまり入っている。

とはいえジェンダー政治的な正しさ規定とした問題提起が挟まるなど、日本ではあまり見られないストーリーもあり独自の良さがあった。

殺人事件にまつわる解法も、トリックロジックなどのあれこれではなく、人間関係の妙に重きが置かれているのも、ある種のらしさなのだろうか。


デスカムトゥルー

奇妙なホテルの一室で目覚めた男性がいきなり殺人事件容疑者報道されるニュースを見るところが始まるホットスタートな実写ゲーム

短編ほどのボリュームながら、ゲームシステムを利用した演出や、繰り返しループする世界での面白コメディや、シリアスな男女の恋愛など色々な要素がみっちり詰まってる。

特にヒロインのサチムラアカネは、敵なのか味方なのか、頼れる強キャラなのか守るべき弱い子なのかが目まぐるしく変わる上に、扇状的なシーンも多く、演じている栗山千明さんの魅力が盛りだくさん。

取捨選択がしっかりしてる小粒ながらも好きな作品だ。


48作目以降はこちら

2023-07-30

SCP-5000 感想

http://scp-jp.wikidot.com/scp-5000

手垢の付きまくったSCPで、そのメタ構造賛否両論あるやつ

SCPでは並行して存在するいくつもの財団世界」があり

その一つとして描かれるSCP-5000の世界では、自分たち虚構作品登場人物である、と気づいたというもの


自分たち活動は上位存在によって作られたものであり

その収容対象物無限創作され尽きることはない

その「気付き」を受け入れられないもの発狂

処置によって受け入れたもの世界を終わらせようとする


直接的な核戦争や、天変地異などで終わらせることは出来ない

創作世界なのだから、なんらかのアノマリーで「救われて」しま

終わらせるには、彼らの作ったルールに従わなければならない

K-クラスシナリオ世界終末シナリオ


SCP財団世界宣戦布告

Thaumielクラスオブジェクト破壊され

絶対に殺せない怪異」や「瞬く間に感染する病原体」などが開放される


SCP-5000は、そんな財団世界で、一人「気付き」もなく特殊技能もない、ただの一般職員の目線で語られる話だ

たまたま着込んだパワードスーツ「SCP-5000」の認識阻害能力活動維持能力によって彼は災禍を生き延び

存在意義と真逆の行動を取る財団に対して問いかける

Why?」


作品内では、メタ構造であることや、「気付き」の内容は明かされないが

辻褄の合う解釈をすると、そういう解釈にたどり着くことになる

印象的なものは「痛み」だ

財団兵士が「生存者」を判別するのに痛みを利用する

処置によって創作世界の住人との認識があれば痛みなど感じない

痛みを感じるというのは、すなわちその世界の住人として生きている、「生存者」なのだ


流石にキリ番コンペだけあって、よく出来た作品だなと思う

普通に読むだけでも、なんかすごいことが起きていると感じることが出来るし

過去に発表されたオブジェクトが様々登場し、それが開放されたifが描かれるお祭り感もある

どちらかと言えば世界の敵のように描かれる要注意団体が、世界を守る側として描かれるのも良い

Why?」の答えを想像するのも楽しい

からか、この話にはいろんな「解釈」がネットには存在する


読後感として

この状況を簡単にひっくり返せるだろうアノマリーも沢山投稿されていると感じたりもしたが

それを言うのは無粋だろう

メタ構造であるかどうかというのも、ギミックの一つではあるが、作品目的ではないような気がしている

これはそう、お祭りSCPなのだ

オブジェクト収容義務放棄したらどうなるのか

数多のオブジェクトで何が出来るのか

描きたいのはそっちだろうなと言うもの

そういう意味では、これは純粋には「SCP」(確保、収容保護)の話では無いのかもしれない

「別の並行世界から現れたパワードスーツ」をSCP-5000として収容するという体でSCPの体系を満たしてるとし

SCP-5000の記録データとして「お祭り」を描く

まぁ、この構造忌避感を覚えるものがいてもしょうがないな、と思う作品ではあるが


私は好きだ

2023-07-26

純粋ホラー作品が見たいが難しい

純粋ホラー作品ってなによ?という話をすると邦画だと「リング」韓国映画の「コクソン」とか。怪異が起こる、幽霊が出るという話に特化した作品を言いたいんだけど、意外とそういう作品は少ない。

まず今の日本ホラー映画界隈にそういう純粋ホラー作品はほぼない。ジャパニーズホラーと呼ばれたのも過去の話。

どれもドキュメンタリー仕立てだったり、ホラー作品"風"のコメディだったりしてあんまり怖くない。

日本人は基本的に怖い作品は嫌いなので、ホラー"風"のB級作品ばかりが量産されてる。

洋画だとヘレディタリーとミッドサマー話題になったけどあれはホラーではあるんだけど人怖と胸糞のほうにパラメーターを振ってる作品なのでちょっと違う感じがする。

洋画ホラーでもいろいろジャンルがあるんだけど、多すぎて追えない。スプラッターは苦手だしモンスターが出てくる系はホラーなのかアクションなのかよくわからない。

純粋に一番自分を楽しませてくれるのは「女神継承」とか「呪詛」とかアジア作品だ。じめっとした雰囲気の恐怖を描いてくれる。

ただ俺の需要に対して供給が遅すぎる。

2023-07-02

宗教とは何かについて考えてみた

宗教」を定義してみる

私の現時点での定義としては、宗教とは、人生において行動の選択を迫られたときにその指針となる命令又は禁止規範となる道徳をいう。多くの場合「こうすれば死んだ後で天国極楽へ行ける」「こうすれば地獄へ堕ちる」というように、行動いかんによって死後の魂の扱いが左右されるという教えがセットになっているが、現世における救済や恵みを受けるという教えの場合もある。

この定義に従えば、儒教宗教であるマックス・ヴェーバーが『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』で分析したように、「商売で儲かることは神の教えに従った正しい行いをしていることの証である」といった信仰のあり方も宗教であることに鑑みると、「運気が向上する習慣」といった自己啓発の類も宗教である。この定義に従う限りでは、何らかの宗教を持っている日本人はわりと多い。

なお、この定義からすると「お国のために戦って死ね英霊になれる」という教えが宗教に含まれるかどうかは微妙で、私は否定的に考える。なぜならば「どう生きるか」でなく「どう死ぬか」の行動指針であるため、「善き生き方」を示す道徳になっていないから。どちらかというと政治キャンペーン一種に分類すべきように思う。ただ、この点は「道徳とは何か」の定義を決めないと結論を出せなそうなので保留にする。

死者の霊、祟り祈り

死者は霊魂となって現世の人々に影響を及ぼすとか現世の人々の祈りが死者の霊魂を癒すという観念は、死んだら死後の世界に行くという宗教観念矛盾している。この二つの観念は別々のもので、宗教が生まれる前から原始的信心として前者が存在していたと思われる。

「死んだらどうなるのか」という不安に対しては様々な「答え」が出されており、天国地獄永遠に暮らすのだとか、別の生き物に生まれ変わるのだとか、現世と交流できる状態にあって時折姿を現したり人に憑依したりするのだとか、恨みや後悔を残して死ぬと地縛霊や怪異になるとか言われている。

交流したり観測したりできる存在としての霊魂存在を信じることは、何に寄与しているんだろうか。例えばいじめられて死んだ生徒の霊が語られる際に、いじめはいけないという教訓ではなく「あのトイレには近づくな」という戒めの方が強く意識されることからすると、道徳には繋がっていない。もっとも、死者の霊を軽んじる行動を取ると祟られたり罰が当たるとされるため、死者に対する礼節という行動規範にはなっている。死んでも生者と関われるので孤独じゃないとか、死者を敬うことで自分も死んだ後で丁重に扱われるだろうとかの安心感を得られるのかもしれない。

命令禁止をせず救済を与えてくれる神様

苦しい時に頼みの綱となる「神様」は、普段はまったく信仰どころか意識すらされておらず、名前もなければどんな姿をしているのかのイメージも持たない漠然とした概念である。その「神様」に祈りを捧げることで天国に行けるわけでもないし、祈ったにもかかわらず救済が与えられなかった場合には悪態対象にすらなる。

「どちらにしようかな天の神様の言うとおり」やテーブルゲームにおける「ダイス女神」もこの一種で、普通人生の命運をかけるほどの扱いはされない。ただ、行動規範をもたず「幸運のお守り」に人生を賭ける人もおり金儲けのターゲットにされがちである

エジプト神話ギリシャ神話北欧神話ヒンドゥー教の神々

勉強不足なのでよくわからない。

「死後の世界」を司る行動規範としての神もいるかもしれないし、「戦に勝ちたい時に祈る神」「商売繁盛のために祀る神」として救済を求める神様の類かもしれないし、「こういうことするとこういう目に遭うよ」といった教訓的な寓話や超常的で不思議な御伽話の登場人物なのかもしれない。

政教分離すべきとされるのはなぜか

上記のように、私の定義では「宗教」とは行動規範を示す道徳である道徳は「どうあるべきか」「何が正しいか」を含むものであり、従って政治法制度のあり方にも関わる。法や政治道徳イコールではないにせよ、深く関連している。そのため、特定宗教の良しとする行動規範に従って法律を作り政治を行うと、他の行動規範もつ宗教を信じる人々と衝突する。「人であるがゆえの権利」を前提とする法制度や政治は誰にも平等でなければならないことからすると、特定宗教立脚した政治を行うわけにはいかない。

「こう生きるべき」みたいに国家が口出しすること自体大きなお世話と考えるのが「人権主体政治だともいえる。

人権」は宗教

やってみればわかるが、人権を行動規範にすることはできない。人権人生の様々な場面で衝突するものからこちらを立てればあちらが立たず、その折り合いをどうつけるかが求められる。したがって人権大事にしようと決めたところで行動指針が決まるわけではない。例えば表現の自由プライバシー権のように。

政治を考える際に考慮すべきものではあるが、個人人生の指針にはなり得ないので、人権宗教ではない。

おわりに

私の友人にはキリスト教仏教敬虔信者であったり聖職者であったりする人たちが少なくない。また、スピリチュアルものを信じる人もいるし、神様へのお勤めで心身をすり減らしてしまっている人もいる。信仰はとても古くから存在し、必要とする人間が多かったのに、なぜ必要なのか自分にはわからないのでずっと考えている。難しい。

anond:20230702060605

世代間?でエルフ認識がちがうみたいでおもしろい。

エルフって可愛いイメージがあまり無いのだが

たぶんですが昔のファンタジー小説だとエルフ=耳が長い怪異モンスター風な挿絵がおおかったのかも?

アラフォーアラサー世代だとゲームから入ってるから美少女化ずみのコンテンツとして認識されてます

20代以下だとソシャゲとかで目にしない限り認知度がひくいかも。

2023-06-26

anond:20230626012400

わかるけどゆーて大丈夫倶楽部は大好きな漫画ですわ……

とくにある日々はテレ東ドラマか短い15分枠のややおしゃれアニメかになったらはてなー以外にも伸びそうな気はしてる

訳アリ心霊マンション怪異デザインがいいからもし賞とってアニメになって動いたら単純に楽しそうで見たい

自体はもう漫画好きがSNSで盛り上がることによって各作品もその中でちょっとだけ盛り上がるお祭りみたいな感じでとらえてる

2023-05-17

anond:20230501235702

ジョースター一族と比べると相対的に)動かない 

 

ので、怪異スタンドで倒したりしない。

2023-05-12

この前ホラー読んでたら話のオチ弱者男性冤罪(?)で殺され、女性祟りまくり、神になったところその力を利用したスピ系シンママ悪霊化するという感じで要約するとインターネット弱者男性vs女で見たことある構図だったので怖さが半減した

読んでる途中、怪異の正体がわからないところが一番怖かったな

2023-04-04

インターネットオタクスピリチュアル

言葉による束縛を“呪い”と言いたがる(実際に行動を抑制していなくとも「あんなこと言ってたなあ」ぐらいの意識でも心にわだかまりを残す呪いとか言う)

・安居金比羅伏見稲荷は“ガチ”と思っている(別に氏子とかでもないし年始にお参りに行く習慣がなくてもなんか詳しそうに振る舞う)

・すぐ“信仰”と言いたがる

妖怪がどうの怪異がどうのという話で非実在性に話が寄ると「最初存在しなかった、話の中だけの怪異でもこうして多くの人に語られて恐れられると“本当にいた”ことになる」とか言う

他にもあれば教えて

2023-04-02

怪異女性のみを攫いがち

というのが気になりだすと、嫌でもフェミニズムのことが頭をよぎる。やれ家父長制だの、女を搾取してきただの

最近話題の「近畿地方のある場所について」だが、読む前にたまたま口裂け女フェミニズム的な文脈批判している文書を読んでしまったので、おどろおどろしい怪異が女に嫁にこいと問いかける行為を通じて引き寄せ、この世から消してしまうという、この話のホラーな部分が「う〜ん、フェミニズム」と思えて怖くなくなってしまった。真面目な話、ホラーフェミニズムに弱いなと思った。

そこで思い出したのだが、BLでは男が怪異さらわれてしまうらしい。これはちょっといかもと思った。LGBT理解している怪異現代的でリアルで怖い。

2023-03-27

最近ネット怪談Twitterブログニュース雑誌その辺の張り紙などいろんなメディアから断片的な情報小出しに提示して、

怪異実在感と考察したくなる謎めいた感じを演出するのが流行りだと思うんだけど

お話ギミックの構築に夢中になってしまって、肝心の怪異の正体というか、真相の部分がそこまで怖くないような気がする

2023-03-23

https://anond.hatelabo.jp/20230323032123

>最終的に世界が滅亡する作品なんやかんや危機が訪れても最終的に回避してめでたしな話、じゃなくて回避出来ませんでしたっていうのが知りたい)

これらオヌヌメ

ミカるんX - 高遠るい

https://www.amazon.co.jp/dp/B01IEGBC08

宇宙人に勝てずに地球は滅亡する(地球破壊)

そのあと1話からウルトラマン化してる主人公宇宙船に乗った僅かな地球人が宇宙の果てへ航海して終わる

--

SCAPE-GOD - 高遠るい

https://www.amazon.co.jp/B01CFZREKQ/

怪異に勝てずに世界が滅亡する

話がややこしいが、神(主人公のうちの一人)の介入により世界修正力が働き怪異世界に増えていく話。

まどかマギカほむほむみたいな世界を改変しようとすると次第にエスカレートしていくやつ。

これは世界が滅亡するが別の次元主人公たちに未来を託してエンドみたいなやつ。

ーー

高遠るい政治干渉する前はまともで面白くて深いSFを描いてたのにな―

また昔の純粋SF描きに戻らないかなー

2023-02-23

怪異解決を専門とした探偵事務所助手になるのと美少女吸血鬼下僕になるのどっちがいいかは悩ましいよね

2023-02-20

anond:20230220104002

非表示にして5年は経つけどまだスイウンメイサイ唱えてんのあの怪異

2023-02-19

怖いのが嫌だからホラーは避けてきたけど、前にミーハー心で話題になっていたヘレディタリー/継承を観た。超怖かった。

ただ、これを耐えたなら他のも行けようと思って、往年の名作を開拓してみた。

エルム街の悪夢』『13日の金曜日』『トワイライトゾーン』『チャイルド・プレイ』『スクリーム』『エクソシスト』等々

全然怖くなかった。

シチュエーション怪異への恐怖が、有名すぎてミーム化してしまったというのもあるんだろうけど。

ゴアスプラッター描写は、怖いというか単に気持ち悪くなるから見たくないって感じ。

宗教観がどうのみたいな雑語りは、エクソシストではそうかもしれなかったけど他は言うほどか?って感じだった。エルム街〜でも十字架握ってたけど、さほどキーになる部分ではないし。

あと怖さより苛立ちを覚える方が多かった。かまいたち漫才でもそんなネタあったな。

敵が凶器を手放したら回収しろ

自ら袋小路に逃げ込むな

怪我人が出た時点で警察を呼べ

無闇に怪異を刺激するな

いつまでも驚いてないでさっさと逃げろ

倒れた仲間に駆け寄る前に敵を確認しろ

動かなくなったくらいで油断するな

死体に火をかけて消し炭にするくらいはしろ

神の目線から観てて真実が明かされてる分イライラする所もあるのかもしれない。

キャラクターと同じ心境で疑心暗鬼になれる方が好きなんだと思う。だから遊星からの物体X』は凄く面白かった。いやコイツ明らかに怪しいやんって所はあったけど、ご愛嬌

スクリーム』はホラーを成立させているお約束ネタにしたメタホラーと名高いけど、それでも普通にイライラした。メタネタも擦られまくった今や特に面白くはなかったし。

お約束に頼らず、必然的な状況で全身全霊を尽くすのが好き。それで勝つと怪異バトルものなっちゃうけど、負ければ多少後味は悪くともホラーにはなるんじゃないかと思う。

個人的には、未知の存在不条理にも蹂躙されるけど抗う所にホラーの魅力を感じます。『エイリアン』は大好き。ヤバそうな巣に入って余計な事してパンドラの匣を開けてはしまうけど、それくらいのチョンボなら良いかなって。

ホラーとは少し離れて、進撃の巨人エヴァ人間蹂躙する未知の存在が結局種明かしされちゃって(後者は匙を投げたとも言う気がするが……)人間同士の内ゲバなっちゃったのが残念だった。面白かったけど。

2023-02-18

anond:20230218105250

この物語ヴァンパイアが血を吸う場面はどこに入れられますか?

この物語において、ヴァンパイアが血を吸う場面は、最初に述べられた増田が命を奪われそうになる場面で入れられます増田ヴァンパイアによって選ばれ、彼女によって蘇生されるために、ヴァンパイアは彼の血を吸う必要がありました。この場面は、物語の始まりとなる重要出来事であり、増田ヴァンパイアと共に戦うことになるきっかけとなりました。

その場面の描写サンプルが必要です

以下は、その場面の描写サンプルです。

突然、増田は目の前が真っ暗になり、意識を失いました。目が覚めると、彼は闇の中でヴァンパイアに囲まれていました。小柄なヴァンパイア増田に近づき、彼の首元に噛み付き、血を吸い始めました。

最初は恐怖に怯えていた増田でしたが、やがて彼の体には不思議な力が宿り始めました。彼は、ヴァンパイアによって選ばれ、彼女眷属となったのです。彼は、その力を使って、怪異たちと戦うことになります

anond:20230218105042

増田は50代の男性で、平凡な生活を送っていました。しかし、ある日、突然現れた小柄でメスガキ感溢れるヴァンパイアによって命を奪われそうになります

しかし、そのヴァンパイア増田の血を吸い、彼を眷属として選びました。増田は、自分自身ヴァンパイアの力を持つようになり、彼女と一緒に現れる怪異たちと戦うことになりました。

増田は、次々と現れる怪異たちと戦い、その力を借りてヴァンパイアと共に世界を守ることになります。彼らは様々な能力を持ち、互いに競い合い、力を合わせて強大な敵に挑んでいきます

増田ヴァンパイアの戦いは、様々な場所で繰り広げられます。彼らは、怪異が現れるたびに、その場所に向かい、それを倒すために戦います。彼らは、最後には、強力な敵を倒し、世界を救うことに成功します。

増田ヴァンパイアは、それぞれが持つ強い信念と能力を通じて、一緒に世界を守ることができたのです。そして、この戦いを通じて、彼らは互いに深い絆を築きました。

2023-02-08

トレンチコート脱ぎ捨て魔は早く名乗り出て人間に戻ってほしい

このままだと本当に怪異妖怪の類になってしま

2023-02-05

このままだとおねショタ好きのおっさんになってしまう。おねショタ好きの青年の時点で手遅れではありますが……

いっそ本当に怪異にでもなれたら良いな。凡庸な惨めさの方が遥かに苦しそうだから

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