はてなキーワード: DVDとは
女が男性と能力的に同じになったと勘違いして、男女平等などと権利を主張し始めたが、
結局、ガソリン、電気、ITの時代になっても、男性の優位性は相変わらず変わっていない。
なぜなら、力だけでなく、頭脳でも男性の方が優れていたからである。
マスコミが幾ら持ち上げようが、この先も女の時代は決して来ない。
自動車・飛行機・ロケット・船・鉄道・オートバイ・コンピュータ・複写機・カメラ・テレビ・ラジオ・映写機・冷蔵庫・洗濯機・レントゲン
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etc...
先日、渋谷アップリンクでAVメーカー・HMJMの10周年イベントがあったんですよ。んで、その 1日目に友人を誘ったら来てくれました。
普段はAVをほとんど見ないOLさんなのですが、イベントを楽しんでくれたようで、次に会う時にお勧めのAV持って行くよ!という話に。そこで、どんな作品を持って行けばいいかなぁと色々考えた結果を書き残しておきます。
正直この作品だけ見せれば話が終わってしまう気がしないでもない。それくらい完璧。
AVというのはただセックスしている映像が収録されているだけのものではないよ、というのがよく解るだけでなく、誰が見ても面白い!ここでぐだぐだ説明しなくても見てもらえさえすれば解るハズ。
…なんですが、薦める相手が女性だと、実は結構ハズす事があるんすよ。まぁ女性の容姿を笑うような場面もあるし、そもそも女性をあんまり人として扱ってないし。
でも!そういう表現が出来るのがAVの素晴らしい所なんですよ。こんなんテレビじゃ絶対出来ない。ってか女性の目に触れる所では出来ない。女性が入るのに多大な勇気が居る(けど男連れで行ったらそれはそれでサムい)お店に入って、もしくは住所と名前と一緒に「こいつはAVとか買っちゃう女だぜ」って情報を通販サイトに開示して、お金を払わないと入手出来ないという鉄壁のセキュリティがフェミニストから表現の自由を守っております。
そうやって女性の目に触れない所でやってるのをわざわざ見せなくてもいいんじゃないかという意見もあるでしょうが!見せたいんですよ!ってかこの作品を楽しめるようになって欲しいんです!何故かと言うと2月に劇場版 テレクラキャノンボール2013 | オーディトリウム渋谷 が公開されるからです!これに一緒に行ってもらいたい。そして楽しんでもらいたい。その為には?というのがこの記事のテーマです。
キャノンボール2009の賞品のまり子さんとは?という事でこちらのコンプリート版を。顔出しNGの伝説の素人女優まり子さんの出演作全て合計10時間分の映像がDVD2枚組に纏められております。
こちらのDVDのアウトロ部分でも語られていますが、AV業界の中心がレンタルからセルに移行し、男優は映さず喋らせず抜き差し映像中心の「お客様向けの作品」が持て囃されるようになり、松尾監督が撮りたい作品とはズレが生じていました。その状況に反発を感じて「そんなに抜き差しが見たいならとことん見せてやろう」とやけっぱちで製作された作品が『僕の彼女を紹介します』。一時期DVDがリリース出来ない状況まで追い込まれていたHMJMはこの作品のヒットで復活しました。
やけっぱちで製作されただけあって、松尾監督のキャリアの中でも毛色が違う作品になっており、ホントに抜き差し中心。監督は勿論、まり子さんさえも殆どエロい事以外はしていないような形で登場しています(アウトロでも「喋らせると普通にいい子なのでわざと会話は入れず肉体だけを誇張し」とテロップで説明されていました)。
そんな『僕の彼女を紹介します』なのですが、このコンプリート版のDISC2にはまり子さんとの会話や別れのシーンが入っていて(と言ってもキャノンボール2009からの抜粋なのですが)、最後には彼女へのメッセージが。
…この部分がねぇ。評価が分かれる所なんですよ。男性目線だとセンチメンタルなちょっとイイ話風の終わり方なんですが、女性側から見るとね、「何勝手な事ぬかしてんねん」というか「うわーもう何やねんこの男、腹立つわぁ」というか。なんかセンチメンタルな気分になってるのに腹立つwこれは女性同士で見ると見終わった後の感想戦は松尾監督は最低だと言う話を延々する事になりますよ。途中で奥さんからのメールがちらっと見れる部分もあるんすよ。これがねぇもうどうなんすかね。あんなメールをやりとりしてるのにまり子さんとこんな撮影をしている訳ですよ。もう奥さん側としても最悪ですよ。…という感じで、この作品もキャノンボール同様、何の予備知識もないまま後半部分を女性に見せるとアンチカンパニー松尾になってしまいかねないんです。でもねー!でもねー!見て欲しい。見て楽しんで欲しい。
という訳で、最終目標はこの2本を楽しく見て貰えるようになる事です。その為にはどういう作品をお勧めすればよいか、考えまくって以下の作品を見てもらう事にしました。
カンパニー松尾監督がどういう作風の人かという事を解って貰う為に2010年に撮影された3作品を。先ほど『僕の彼女を紹介します』を紹介しましたが、あれはあくまでもイレギュラーな作品で、実は松尾監督という方は自分の人生で起こった事をガンガン作品の中に入れてくる監督なんですよ、というのがよく解ります。
キャリア25年のベテラン監督さんなので色々な作品で様々な事を語ってらっしゃるのでどういう形で紹介しようかなぁと悩んだのですが、長い期間で考えるより、大事件が立て続けに起こった2010年という年に注目した方が解りやすいかなぁという事でこういう形にしてみましたよ。松尾監督の2010年は大変な年でした。
この作品では松尾監督がヘルニアで倒れて、AV監督としてやっていけないんじゃないか?という状態になってしまった時期の事が描かれています。冒頭からそのヘルニアになった時の話と、病院からヨボヨボ歩きで出てくる衝撃映像が。これ、何の予備知識もない人がAVだ!わーい!って見始めて最初あんなんやったら度肝抜かれると思います…
ちなみに、この作品で腰を痛めた状態で撮影された2人はこの後に恥ずかしいカラダ 純情BODY あずさ | SHOP | HMJM | 面白いAVはここにある | ハマジムと恥ずかしいカラダ すっぴん エミリ | SHOP | HMJM | 面白いAVはここにある | ハマジムで再撮影されてらっしゃいます。
こちらの作品では2つ目のチャプターで、松尾監督のお父様が癌に倒れ、自宅でご家族に介護されている様子から最後までが描かれています。AVなのに。
家族の介護や死が描かれてるってだけでも凄いのに、AVとしても良いんですよ。エロシーンの出来がちゃんとしてる。HMJM10周年イベで司会の雨宮まみさんが最初に出てくる駒込の女性が良いという話をされてましたが、ホントに良い。AV見たいなーと思って見始めた人はこの最初の駒込の女性のチャプターで用を済まして満足しちゃうと思う。でもこの駒込の女性とのハメ撮り、冷静に見たら女性が最後までブラジャー外してないんすよ。普通に考えるとあり得ないっすよね。でもすんごいエロい。ブラジャー外しておっぱい撮るの忘れちゃうくらい濃厚なファック。チャプターの最後にテロップが出るのですが、この撮影の3日後に松尾監督はヘルニアで倒れます。
元々松尾監督のAVに出たくてAV女優になったサブカル系女優のましろ杏ちゃん(その辺の経緯は恥ずかしいカラダ DOCUMENT ましろ杏 | SHOP | HMJM | 面白いAVはここにある | ハマジムをチェック!)との2作品目。沢山出ている『恥ずかしいカラダ』シリーズからこの作品を選んだのは、実はこの作品が2010年の松尾監督のお誕生日に撮影されていたからです。あと、南の島への旅行&松尾監督がお気に入りの女優さんにやらせるというカレー作りのシーンも出てくるので。それからましろ杏ちゃん自体がナカナカ面白い女優さんなので大好きだったってのもあります(現在は引退済み)。
あと、終盤の杏ちゃんをホテルに置いて、松尾監督が一人でテントに戻り、誕生日の夜から朝を過ごす場面からアウトロの部分が松尾節全開で最高です。前日に杏ちゃんが作ったあんまり美味しくなさそうだったカレーがめちゃめちゃ美味しそうに見えますよ。
こちらは先ほどの「2010年のカンパニー松尾」関連作品でもありますね。
松尾監督が人気AV女優・JULIAを撮影するという事になっていたのですが、撮影の前日にヘルニアで倒れてしまった為、急遽当時新入社員だった梁井監督を総監督に立て、HMJMの社員が一丸となって製作されたという珍しい経緯の作品です。こちらの作品もオープニングでヨボヨボ歩きの松尾監督という衝撃映像が使われてますね。
この作品、完全に「JULIA」ではなく「前日に松尾監督が倒れててんやわんやで撮影しているHMJM社員一同」の方が主題になっております。監督さん達の普段見れない所が見れて面白い反面、あんまりJULIAを魅力的に写してないんすよ。最後の方にあんな雑談のシーンを入れたりしている所を考えると、梁井監督はわざとそういう風に撮って編集してらっしゃるんでしょうね。
HMJMの社員監督4人が総出演している唯一の作品(一応JULIAの冒頭と最後にも松尾監督はちょろっと出てこられますが)。HMJM専属女優をストリートから見つけるべく名古屋でナンパをするという内容。冒頭の池袋の人のパートは見ないで名古屋へ行く場面から見て下さい。
ソフトオンデマンドで鍛えられたナンパ術で梁井監督が活躍する作品なのですが、HMJM10周年イベントでKENSAKU監督が自分のコーナーで自分が監督した作品を挙げずに何故かこちらの作品を挙げてらっしゃいました。でも、この作品の中に出てくるKENSAKU監督、結構ヤな感じなんですけどそれはいいんすかねwちなみにこちらの作品ではKENSAKU監督のハメ撮りという珍しいシーンも見れます。そのハメ撮りシーンではKENSAKU監督がちんこを出した瞬間の女性のリアクションに注目。「うわー待ってヤバイですね…むっちゃビックリした」と顔を伏せてから「綺麗ですね。うわー」「凄い綺麗。おちんちんが」「ピカピカじゃないですか。綺麗。すごい」「(今まで見たおちんちんは)こんな綺麗なの無いですよ」と綺麗を連発。…綺麗?おちんちんが?一体どんなおちんちんなのでしょうか。超気になります。
以上2本は梁井一監督の作品です。
HMJM作品ではないですが今年の話題作。覚醒剤を使用していて逮捕され、2年間刑務所暮らしを経て復活した倖田梨紗さんを3人の監督が撮影。松尾監督の他に、キャノン2013にも出場する嵐山みちる監督も参加してます。2年間入っていた福島刑務所の近くまでハメ撮り旅行に行く松尾監督、以前付き合っていたAV男優とのカラミのシーンを用意する嵐山監督。文字にするとすげぇ酷い事してる感じだけど実際作品見たらそういう意味でのショッキングさはないですよ!
私、以前、ブログでHMJM作品をちょこちょこ紹介するっていうのやってたんですよ。そこで松尾監督の作品だけでなく梁井監督やKENSAKU監督の作品についても書いてたんですが、実は、今田監督の作品については殆ど書いてないのです。勿論ちゃんとDVD買ってるし、見てるし、書こうとしてはいたんですよ。でもナンカねぇ、発表出来る様なブログが書けないんす。いや、発表してる分も大した事書いてないんすけどそれとは比べ物にならないくらい全然ちゃんと書けない。気持ちの高まりをそのまま書くとなんのこっちゃ解らんくなるし、冷静に書こうとしても書けないしでもうぎゃーってなって…ってのを繰り返しておりました。
それくらい高まりまくる作品を創られる今田監督なんですが、イベント等で出くわすと気さくに挨拶して下さるのです。でもね、そんなんね、憧れの人にね、喋りかけられてまともに喋れるような人間がはてな匿名ダイアリーでこんな文章書いてる訳ないじゃないっすか(泣 もう毎回挙動不審でアワアワ言うてますわ。こないだもね、プラスワンの会計に並んでる時に話しかけて頂いたんですよ、で、「18日のイベ行きます」って話したのです。んで、その次に渋谷のイベの帰りにも話しかけて頂いたのです。んで、その時にも緊張して訳解んなくなってて「18日のイベ行きます」って話してしまったんですよ…もうその帰り道はずっと死にたい死にたいって思ってました。いや、他にいっぱい話したい事あったんすよ。その渋谷のイベの中で今度春原未来ちゃんを撮るって話してはったから「日本ハメ撮り大賞の未来ちゃんとのシーンがすげぇ良かったのでめちゃくちゃ楽しみです!」とか言っときたかったのに!もう!あの時の自分を殺したい!
でもこれは私が特別挙動不審って事じゃないと思うのです。今田監督の作品を見た女性のうち、何割かは絶対私と同じ様な状態になるハズ!そう確信しております。という事で友人を挙動不審人物にすべくお勧めするのはこちら!
ナンカ今まで挙げたのが数年前の作品が多いので最近のを1本。このシリーズでお馴染みの男優さんを使った目隠しプレイのシーンもハメ撮りもすげぇエロいので色々書いてみたんですがかなりキモい感じになってしまったので省略!どうエロくて良かったかは買って見て確かめろ!私が色々書いてるの読むよりその方が話が早い!
メインのエロシーン以外もとても良くて、インタビューで語られる10代後半から20代前半まで付き合ったDV彼氏との話は部外者から見ればナンデそんな状態になっちゃうんだろう?と思っちゃうんですが当事者はそうでもないんやろうなぁというのが解って興味深かった。そしてその彼氏と別れた後に仲良くなった男性との思い出の地を訪れるのですが、思い出の地なのに当時心理状態が酷すぎて記憶が曖昧だというのが結構衝撃でした。付き合う男を間違うとそこまでボロボロになるものなのですね。。。
んで、私がこの作品で一番気に入ってるのはその思い出の地、海に行くシーン。時間にすれば凄く短いのですが、風の音が思いっきり入っていて会話があんまり聞き取れない感じの所があるんですけど、それがね!良いんですよ!頭の中の思い出を反芻してるみたいで。まぁ私の中には全く無い種類の思い出なんですけど。
今田監督の作品でちょいちょいこういう海に行って風の音が思いっきり入ってて会話が聞き取り辛いシーンがあるのですが、これはやっぱ意図的にやってらっしゃるのでしょうか。私ホントにこのシチュエーション無茶苦茶好きなんですが、誰に説明しても全く理解も共感もして貰えないので辛い。多分その話をしてると興奮しすぎて何言ってるか訳解んなくなってるからだと思うんだけど、この「美しい人が自分に語りかけてくれてるけど話が全く聞き取れない」というテーゼってあるじゃないっすか!アレですよ!まさにアレ!と書いてみたけどもしかしてもう既に何を伝えたいのかよく解んなくなってますか?…この辺で止めときます。
テレクラキャノンボール2013の予習も兼ねてボールガールの1人でもある新山かえでちゃんの作品を。この作品もインタビューシーンが凄くて、思わず今田監督が絶句してインタビューが止まってしまうような告白を冒頭でしちゃってます。んで、その後も海へ連れて行ったら「本物の海を見るのは生まれて初めて」(ちなみにこの海のシーンでも思いっきり風の音が入って何を言ってるのか聞き取り辛いという私の大好きな状態になっております)、車に乗ると「デートした事無い。めっちゃドキドキする」、手を繋ぐと「外で手を繋いで歩くのは初めて」、花火をしようとすると「花火をやるのは初めて」と、とても喜んでくれます。お父さんが居なかったりだとか山奥で育ってたりだとか歳の離れたお兄さんしか居なかったりだとかの色々な要因が重なって普通の女の子が経験するような事をしないまま大人になってしまったかえでちゃん。そんな彼女が愛おしくて愛おしくて。何故こんな良いお嬢さんが。今まで彼女の周りに居た男は全員今すぐ死ぬべきです。テレビの前で「俺が幸せにしてやる!」ってなりますよ。まぁ私はおばはんなのでどうやっても彼女を幸せにする事は出来ないんですが。
あと、先日のイベントにゲストでかえでちゃんが来て「今田監督の作品で教えて貰った事がある」という話をしていてそれを聞いた今田監督は「何だっけ?解んない」みたいな感じだったのですが、恐らく始まって40分位の車内での会話で「君の事を今日は恋人だと思うよ」って言ってた事がそれなのかなぁと勝手に思っております。
余談ですが、かえでちゃんについては松尾監督も恥ずかしいカラダ 奇跡のボイン かえで | SHOP | HMJM | 面白いAVはここにある | ハマジムという作品を撮っていて、こちらは松尾監督がバイクで転んで骨折し2012年に行われるはずだったキャノンボールが延期になったという話が冒頭に紹介されています。そして、この撮影が骨折で1ヶ月ほどお休みしていた後の復帰第1作という事で、監督はコルセットみたいなの着けてるわ足に大きいカサブタは出来てるわハメ撮りの途中でかえでちゃんにカメラを何回も取って貰うわとなかなかレアな感じになっているので興味がある方はチェックしてみて下さい。見所は監督がそんな状態なのに濡れまくっているかえでちゃん。…やっぱイイコだ!
ん?あれ?もしかしたらもう10本紹介しちゃった?ヤバイ。だーっと書いてたらすっげぇ中途半端な所で10本挙げてもうた。そして今まで挙げたので削れる作品がない。KENSAKU監督について書きたい事いっぱいあったのに(AV監督なのに素人童貞という事もあって初期の作品は女性に対する憎悪に近い感情が感じられて…みたいな話から)1本も挙げられてないじゃないっすか。あと各監督を知ろうコーナーで梁井監督の作品2本挙げてるけどこういう作風がメインの監督さんじゃないんすよ。うんでもまぁあんまり長くなるのもアレだし、こんな所でイイかなぁ。
という訳で冒頭に紹介した2本を楽しんで貰えるようになるようにと8本挙げたのですが、この8本を薦めた訳はとりあえず監督さんを知って貰おうと。そして好きになって貰おうと。そうすればキャノンもまり子も女性目線でない感じで見れるんじゃないかと。
あと、今田監督の2作品については、今田監督の事を好きになる以外にも女優さんを好きになっちゃう感じを味わって貰おうと思ってセレクトしました(松尾監督の作品でも女優さんを好きになっちゃうような物は多いのですが松尾監督の作品ばっか紹介するのもナンだし、女優さんに対する気持ちの踏み込み方に関しては今田監督の方がえげつないというか毎回ちょっと大丈夫か?って思うくらい踏み込んでらっしゃるのでその辺りを見て貰いたくて)。
監督を知って好きになって監督側の視点から、女優さんを好きになる感じを味わって貰って男性目線で。とりあえず女性としての視点でない所で見て欲しいんですよ。
私はAVとアイドルが大好きなのですが、この2つに共通するのは、ファンはあくまでも受け手・見る側でしかないので、実は男だろうが女だろうが関係無いって事なんです。高齢のキモヲタだろうとアイドル候補生の美少女だろうとOLさんだろうとテレビの前では完全に平等。ただただ見る事しか出来ない。そして見る時の気持ちも完全に自由。高齢のキモヲタがアイドルや女優さんに感情移入して「監督素敵!」と思いながら見るも良いし、女の子が女優さんを愛おしいと思っても良い。女性が完全におっさんの気持ちになって「げへへ」と楽しめる。これこそ女性解放だと思います。男だからとか女だからとかそういうのから一切解き放たれて一人の人間として。女性として見る楽しみと男性の気持ちになって見る楽しみと。完全に女性への訴求を排除した男性向けに作られたメディアだからこそ、そうやって見られるようになれば楽しさが2倍になるんじゃないかなぁと思っておりますよ。
12月14日(土)にラムタラエピカリアキバで行われた内村りなちゃんのイベントに行ってきました。
【再告知】内村りなのイベント開催決定!! | NEWS | HMJM | 面白いAVはここにある | ハマジム
普段こういうイベント行く場合は事前にDVDを買って見てから行くモンですが、今回は事前に買いに行った時にHMJMコーナーが見つけられず、あと店員さんに聞くのもナンダカ恥ずかしかったので当日買っちゃえばいいか!30分店長イベントもあるみたいだし!って事でりなちゃんのDVDを見ない状態でイベントを楽しみ、帰宅してからDVDを見たのですが、この逆パターンのイベント参加体験、皆さんにもお勧めしたいなぁと思ったので書き残しておきます。
30分店長は3Fのレジで12:30スタートで私が到着したのは12:45頃。3Fのフロアに入ってHMJMコーナーに案内してもらい、商品を見つけ、レジでお金を払おうとすると…ナンカ女の子がいる!りなちゃんが30分店長をしてらっしゃいました。ラムタラのレジ、周りにいっぱい商品置いてあるし奥まってるしで中に居るの解りにくいw
りなちゃんにお金を渡してお会計。「イベント行きますね」みたいにお話も出来て、レシートにサインも書いてくれましたよ!あと、レシートの担当欄もちゃんと「内村りな」って印字されててちょっと嬉しかったです。
最上階のイベント会場に移動してイベント開始。りなちゃんは明るくて気さくな女の子で、結構なアイドルヲタなのに接触弱者でいつもアワワアワワ言ってるような私でもそこそこ喋れました。「松尾監督はどうでしたか?」と聞いた時にちょっと間が空いてから「こういうハメ撮り撮影は初めてで…」という話をしてくれたんで「そ、その間は一体…」とちょっとドキドキしちゃいました。
あと、身体が柔らかいのが売りという事で、撮影会でY字開脚ならぬI字開脚(脚が真っ直ぐ上がって一直線になる)を披露してくれてアガりました。んで、I字開脚自体も凄かったんですけど、そのポーズを終えた直後の「えへ」みたいな自然な表情が良かったっす。
気さくで明るくて良い子だったなーと思いながら帰宅し、買ってきた「恥ずかしいカラダ 超軟体エロス 内村りな」を再生。
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最初のインタビューコーナーは今日見てきたりなちゃんそのままの楽しい雰囲気でスタート。途中で明らかに演出ではない感じで画面に入ってきてインタビューの邪魔をする(あれはホントに邪魔してるって感じで面白かった)花岡じった氏に笑っている所でフェラコーナーに突入。
で!ここからが本題なんですけど!りなちゃんのね!表情が一変するんすよ!
男優さんのちんこを咥えた瞬間から、妖艶というかなんというか、すっげぇエロ美しい顔になるのです。今日見てきたあの子がエロい事したらこんなに変わるのか?!とビックリでした。ホント一瞬で全然違う顔になるの。普通AVだったらジャケの写真は良かったのに映像は…みたいな事も結構あるのですが、りなちゃんはジャケの写真よりこのちんこ咥えた瞬間の顔の方が遥かに良いんです。いやマジで。
普通にこのDVD見ててもこれだけ変わったらうぉー!ってなるんですが、今日見てきた、あの子がこんな事に!っていうのもあってホントに高まりました。今までは「DVDで見たあの子と会える!」という楽しみ方しかしてなかったのですが、こういう逆パターンもかなり良いっすね!ナンカこの後から見る方が楽しいかも。ってか、女優さんを追いかけて作品を買うやり方じゃなくて、私のように監督とかメーカーで買ってる人はこの後から見るパターンの方が絶対楽しいと思うので皆さんも是非お試しあれ。
そういやこのフェラパート、普通のAVのフェラパートのような口とちんこの接触メインじゃなくて、身体の柔らかさを生かした無茶なポーズを挟んだりしてりなちゃんの身体を撮ってる場面が多くて見ごたえありました。フェラしてる所をじっくり見たい人にはちょっと物足りないかもしれないけど、せっかくこれだけの事が出来る子が出てるんだからこれはこの方が良いと思います。
続いてそのフェラパートでも色々ちょっかいをかけていたじったさんとのファック。このパートも面白かった!軟体を生かしたえーっ?!ってなる体位が色々出てくるんですが、ホントどうやって説明してどう誘導したのかが解らんような体位もあって、ちんこ抜いた後に思わずりなちゃん笑ってたりするからね。んで、そんな状態なのにエロいんすよ。それに驚きました。マジでマジで。りなちゃんもじったさんも凄い。
さっき未見の状態でイベ行って楽しかったって書いたのですが、ひとつ心残りがあるとすれば、事前にこの作品を見てから行ってたら絶対じったさんの感想聞いたのに!って所。「あの体位の時どういう感じだったんですか?」とか「じったさんどうでした?」とかめっちゃ聞きたかった。ってかやっぱすっげぇ聞きたいので多分またりなちゃんのイベント行きます。
そんなスタジオ撮影から数日後、今度は松尾監督とのハメ撮り。…の前にちょっとだけデートの場面もあるんですが、雨が降ってきたって事で超短かったのが残念。この作品、最初のインタビューのシーンでもじったさんが邪魔してるので純粋な会話の部分がかなり短いんすよね。
その代わりなのかもしれませんが、ハメ撮りの時の松尾監督、いつも以上に喋りまくっておられます。このハメ撮りの時に喋りまくる問題は評価が分かれる所ですが、松尾監督のDVD買う人はこの喋りが聞きたくて買ってるようなモンだと思うので無問題。逆にアタリくらいの勢いです。
んでその喋りまくるハメ撮りシーンですが、イベントの時に見所を聞いてたんですよ。りなちゃんは「騎乗位に自信があるのでそこに注目して下さい」と言ってました。…確かにそう言うだけの事はある騎乗位ですわ。ナンカね!上下運動じゃないんすよ!グイングインと絡みつくような、見るからに気持ち良さそうな腰の動き。あと、りなちゃんはお尻もとても素晴らしい形なのでもうナンカすげーイイっすよ!とりあえずみんな見ましょう!ちなみに私が一番うぉーってなったのはソファで背面座位になった所です。時間は短いんだけど、りなちゃんの身体が全体的に見えてる状態で身体を色々弄られながらぐわんぐわん動いてるのがすげぇ良い。あとは窓際でI字開脚してる状態のりなちゃんと立ったままハメるシーンも注目。そんな状態なのに、ちんこをあてがうとりなちゃんの方から動いて入れちゃうんすよ!とにかく、楽しそうにえっちな事をするりなちゃんはとても素敵でした。
アウトロパートの一番最後にテロップで「もう一度撮りたいっす」って出てくるので、2作目もあるのかな。楽しみです。でも、ナンカ、普段の松尾監督の「気に入ったからもう1回撮りたい」ってのとはちょっと違うニュアンスの「もう1回撮りたい」な気もしますね。単純に良かったからもう1回ってんじゃなくて、面白かったから、もしくはやり残した事があるからもう1回、みたいな感じ。
HMJM ハマジム 10th Anniversary Nights - イベント | UPLINK
イベントの内容はタイトルにある通り、HMJMの10年を振り返るという事で各監督の代表作を紹介していくというモノだったのですが、これがあまりAVを見ない人やHMJMを知らない人に魅力を伝えるにはとても良い内容だったので書き残しておきます。
この日の司会はエッセイ集「女子をこじらせて」などで有名なライターの雨宮まみさんとHMJMの社員監督兼広報のKENSAKU監督。雨宮さんは胸元が開いたちょっとセクシー目なドレスで登場。やっぱ美人だなー。そしてKENSAKU監督はシルバーに光り輝く、一体どういった場面で着る事を想定してデザインされたのだろうかと思うようなド派手なスーツで登場。思わず笑ってしまう。ちなみにこのスーツはホスト向けのお店で購入されたそうです。ホストってこんなスーツ着てんのか。ってかKENSAKU監督は何故この場で着る衣装をホスト向けのお店に買いに行ったのだろう…普段絶対ホスト向けの服なんて着てないハズなのに。
司会のお二人の挨拶が終わり、まず上映されたのはHMJMの歴史を紹介する映像。こちらは最初CSで放送されただけでDVD化はされなかった(けど現在ソクミルで配信されているので見れます)カンパニー松尾スペシャル ハ●撮りの夜明け ~AV会社設立への道 1 【アダルト動画 ソクミル】という作品を元に、KENSAKU監督がこの日の為に編集した映像との事。
HMJMの成り立ち(浜田社長や松尾監督がお金を出し合って会社設立)から紙ジャケDVDを7枚発売(この作品群はオリジナル7と呼ばれていました)→全く売れずにDVDリリースが出来なくなる→アダルトサイト・ポルノグラフを始めたらそれが当たり、お金が貯まったので再びDVDを発売出来る様に→今田監督、KENSAKU監督、梁井監督がHMJMに参加する所までが解りやすく紹介されていました。
あと、アキヒト監督についてもこちらの映像の中で紹介されていました。会社設立してしばらくして参加→コスプレ番長としてポルノグラフで活躍(本格的な神主の衣装でハメ撮りしている作品が紹介され、この衣装が女優さんの衣装より高かった事がバレて「どっちが主役だ」と会社の人に怒られて泣いたエピソードが印象深いw)→メインで取引をしていた問屋さんが倒産し、監督業を休業して営業職に…という事で、現在はHMJMで営業のお仕事をされてらっしゃいます。AV屋さんでたまにやってるHMJM主催のAV女優さんのイベントなどでお仕事されている姿を見る事が出来たりしますよー。
VTRが終わった後に梁井監督、松尾監督、今田監督が登場。先ほどのHMJMの歴史のVTRを振り返ってのトークコーナー。
初っ端から「こいつは根っからのオタクで…」というようなKENSAKU監督イジリwKENSAKU監督はアイドルオタで千葉県柏市のアイドルを応援していたそうです。誰やろう。千葉でアイドルいうたらC-ZONEくらいしか思いつかない。
一通りKENSAKU監督イジリが終わった所でHMJMという会社について。小さい会社なので色々大変みたいです。景気が悪くなると会議が開かれ、「みんなで会社を潰さないように頑張ろう!」みたいな事をやっている様子はSODクリエイトという大きな会社から移籍して来られた梁井監督には奇異に映るようです。
そのまま各監督の作品紹介コーナーに突入。このコーナーはHMJMのサイトでも公開されている予告編の映像を流しながら喋っていくという形式でしたのでリンクも貼っていきます。
今田監督のAV初監督作品。予告編を見終わって感想を聞かれて「…胸がいっぱいになりました」と答えておられ、また、初めて会う人などにお勧めの作品を聞かれたら今でもこの作品を挙げる位にお気に入りの作品だそうです。今田監督とのハメ撮り以外にも松尾監督がハメ撮りしているパートやKENSAKU監督が飲尿しているパート(嬉しそうにゴックゴクおしっこを飲んでる姿がスクリーンで大写しになっている横でド派手なスーツを着て司会者然としているKENSAKU監督を見るのはナンダカ不思議な気分でした)もあり、当時のHMJMオールスター総出演的な作品でもあります。
この作品の続編的な位置づけで恋愛という作品を撮ったがお蔵入りになったという例の謹慎期間に触れるような話もちょっとしてはりました。
松尾監督と同じ会社で同じカメラを使って同じようなハメ撮り作品を撮っているとビデオザワールドなどで(ここで思いっきり雑誌名を挙げておられたのがちょっと面白かった)カンパニー松尾のニセモノだ、みたいな事を書かれたりの意地悪をされたので松尾監督と違う事をしたいという事でロリ作品を撮ったりしてスタイルを模索していたという話から2つめの作品へ。
元々年上の女性が好きだという所から人妻、熟女を撮り出して、その中の代表作。雨宮さんも「この作品は傑作と言われている作品ですよね」とおっしゃってました。
このゆうあさんとは最初、光夜蝶で今日、あなたの妻が浮気します。日帰り温泉旅行 25歳〜あさみの場合 - アダルトDVD通販 - DMM.R18という作品を撮って知り合い、その作品が大ヒット。今度はHMJMで撮ろうという事で出来た作品。
光夜蝶からは今田監督だけじゃなくて松尾監督も結構作品をリリースしてはるんですが、HMJMで何本か撮ったお気に入りらしい女優さんを撮ってらっしゃったりするのでちょくちょく買ってます。余裕のある方はチェックしておきましょう。
「今田さんは女優さんと恋に落ちるギリギリの所まで行きますよね」というKENSAKU監督のフリから、「浜田社長から女の子を一番綺麗に撮る方法を知ってるか?それは女の子を好きになる事だという事を最初に教えられた」という話。そこから少し浜田社長について。浜田社長はHMJMのお父さんで松尾監督はお母さんみたいな位置づけだそうです。
設定や役柄を与えられてそれを演じる事が多い熟女女優さんの素顔を撮ろうというシリーズ・美熟女ドキュメントの1作目。風間さんもこちらの作品がお気に入りで、一時期毎晩この予告編を見ながら寝ていたそうです。
ちなみに、この作品、確か例の謹慎明けの1作品目ですよね。やっぱ謹慎前と後で何となく作品の作り方というか雰囲気が変わったので今の今田監督の代表作という位置づけでしょうか。
初監督作、他社から出した大ヒット作に関連する中期の名作、そして現在の今田監督の作品の流れの元になる復帰1作目、というタートル今田というAV監督はこういう人ですよ、というのがよく解るラインナップでした。
梁井監督がニューハーフが好きだという話をしていたらじゃあ撮ってみろと松尾監督に言われて撮った作品。いきなりこの作品から?!とちょっとびっくり。ニューハーフと女装子とノンケと…と出演者が全員男性という異色作。梁井監督がソッチ方面もイケるクチなので女装娘順子とお散歩に行ったらエスカレートして、というエピソードなどを披露されてました。
イベントでは触れられてませんでしたが、この作品中にKENSAKU監督のインタビュー(というか撮影中の雑談を勝手に撮ってたような映像)があって、そこで語られている「男性にお金を払ってフェラしてもらった話」がナカナカ酷いのでKENSAKU監督が気になっている人は是非この作品もチェックしてみて下さい。
先ほどのリオンでも順子として活躍していた男優の保坂順さんが活躍している作品という事で紹介。砧公園で撮影していたら趣味でノゾキをしていた人達と遭遇。その人達は数百メートル先から軍隊で使うような物凄い装備でノゾいていたらしいのですが、その事に何も装備をしていない素の状態で気付いた保坂さんが一番凄いというお話。
梁井監督のHMJM一作目。今までSODに居た頃はこういう作品を撮る環境に無かったそうです。先ほどの今田監督のコーナーでも語られていたように梁井監督も松尾監督という存在がいる会社でハメ撮りを撮るということは…という話をしていた所で松尾監督から「もうこの時点(HMJMに入ったばっかり)で、梁井の場合は女優さんとの立ち位置が横に立っている。ヤイヤイ言う人が居るけれども最初からみんな全然違う」というお話。今田監督も「俺が一番見たいと思ってるのは若いヤツが若いヤツを撮ってる青春ビデオ。そういう意味ではこの作品は梁井の作品の中では1番好き」とコメントされてました。
ジュンはHMJMに入って最初の作品、リオンもMIKIもそれから1年以内位の期間にリリースされてたはずなので、2~3年前の作品から全部選んではるのが少し気になりました。この頃の作品と最近の梁井監督の作品とは傾向というか撮り方というか、何というか根底に流れているモノが微妙に違うなぁと個人的には感じていたんですが、監督ご本人が気に入ってる、もしくは代表作として紹介するとなるとやっぱ初期の作品になっちゃうんですかね。
続いて松尾監督の作品。松尾監督は「今まで沢山の作品を撮ったので今回紹介する3本はシリーズで纏めてみました」という事で、海外までロケに行った作品を紹介されてました。
こちらの作品は最初配信で発表されていてDVD化する予定はなく、その時のタイトルは「ヨーロッパ不倫特急」だったそうです。主演の女優さんが以前フィンランドに留学していて、そこに忘れ物をしていると言う話を聞いて「じゃあ撮影でフィンランドまで行って、その忘れ物を取りに行こう」という話から出来た作品。
今田監督の「松尾さんはちょっとイタイ女性が好き」というコメントが印象的。
松尾監督の代表作として挙げられてるのをたまに見かける作品ですね。この作品で初めてインドに行き、女優さんにヨガを教えてもらってから痩せて今の体型になったそうです。
この女優さんは本格的なヨガの人で、行く前から色々不安な事があったそうですが、その不安は的中、初日にケンカをしてしまい、そのままずーっとブルーな気持ちのままで撮影したとの事。「そのせいでハメ撮りが異様にあっさりしていて見やすい」という今田監督の意見に笑いが起こる。
松尾監督は今でも毎朝会社でヨガマットを敷いてヨガをやってらっしゃるそうです。
会社のお金を使ってお気に入りの女優さんを地球の裏側まで連れて行き、大好きなウォン・カーウァイの映画っぽい音楽もわざわざ作って、挙句の果てには監督がタンゴを踊るシーンまであるという松尾監督が好き放題やらかしている作品。今まで自分の作品のタイトルに「愛」という言葉を使った事はなかったそうですが、今回初めて使ったとの事。
「今まで自分が撮ってきたビデオで女優さんを好きになるという形のモノも色々あったが、だんだん歳も取ってきてそういう事が毎回毎回出来なくなってきた。でもその中で、真奈美さんだけは、愛してるって程の大げさな事ではないけど、それ位まで真奈美さん個人に対する感情があって…」というような話を語る松尾監督。
この作品を見たKENSAKU監督の感想は「正直、ちょっと気持ちが悪いな、って…」というコメント。KENSAKU監督酷いwでも松尾監督は「気持ち悪がられてもいいやって思いながら編集してました」と返してらっしゃいました。
世界弾丸ハメドラーはウォン・カーウァイの映画に出てきた世界中の色々な国を回っているというお話から、「会社のお金を使ってやるから楽しいし、思い切った事が出来る。失敗して売り上げが悪くても給料が減る訳ではない。これがサラリーマンの特権だ」という話。
KENSAKU監督は1作品だけの紹介。しかも、この作品はKENSAKU監督の作品ではなく梁井監督の作品なんですよ。広報兼監督って言っても毎月のように作品をリリースしてらっしゃるので数はあるし、成宮ルリの3部作のような最近のヒット作もあるのに何故自分の作品ではなく梁井監督の作品を?確かにこの作品はHMJMの4監督が揃って出演している唯一の作品だし、KENSAKU監督のハメ撮りというとても珍しいシーンが入っているので紹介したいという気持ちも解るのですが。
ってかもしかしてKENSAKU監督もキャノンボールに出場したかったというメッセージなのかな(キャノンボール2013ではスタッフとしてメインカメラを担当されてます)。こんな感じで一緒にやれてたんで僕も出来ますよ、という地味なアピール?謎は深まります。
KENSAKU監督のコーナーはさらっと流す感じですぐ終わり、休憩に。休憩が終わり、出演者が舞台に揃った所でこの日の司会の雨宮さんのお勧め作品紹介コーナーへ。最初のVTRなどで一通りの作品が紹介されたけどまだ出てきていない作品中心に紹介されてました。
雨宮さんも「松尾さんの歴史から外せない作品。」という風に紹介されてましたが、これホント凄いんですよ。AVなのに松尾監督のお父様が病に倒れ、自宅で介護して、最期を看取るまでが描かれているというとんでもない作品です。
その上、そんなシリアスな事が描かれているのにエロい部分はむちゃくちゃエロいってのがすさまじい。雨宮さんも最初に出てくるやせぎす子さんが公園で露出プレイをしているパートが良いとおっしゃってました。
予告編が終わるか終わらないかの所で今田監督が「親が死のうが3.11が起ころうが、松尾さんはAVを撮っている、という所が良かったのかな?」とおっしゃってましたが、この作品は仙台に縁のある愛咲れいらさんが震災から数ヶ月しか経っていない仙台を訪れるという内容。思い出の土地が大変な事になっているのを見てパニック状態になっているれいらさんをホテルに連れ込んでバンバンやっちゃったりしてます。
松尾監督は「地震のシーンを入れてしまったので解りづらくなってしまったが、本当は彼女の今までの人生で起こった個人の心の災い的なモノを撮りたかった」と仰られてましたが、作品の中に出てくる被災地の風景が結構ショッキングだったのでそういう部分はあんまり印象に残ってないです…すいません。
「最後は最近の軽めの作品を」という事で今年発売になったこちらの作品。雨宮さん曰く「HMJMと愉快な仲間達的なメンバーのアットホームな作品。出ている女優さんも凄く良いので見ごたえがある」との事でしたが、松尾監督は「個人的にはちょっとどうかなぁと思っているのですが、25周年の企画と言う事でやってみました」なんて事を仰ってました。
「この作品では春原(未来)さんに会えたのが一番デカい」とも仰ってたのですが、ホント春原さん凄かった。相手がワルツを踊れば私もワルツを踊りジルバを踊れば私もジルバを踊る、的な感じで各監督さんに合わせて色々な表情を見せておられました。あと、このイベントでは触れられてなかったんですけど、原千草さんも凄かったんですよ。part.2の一番最初のちびっこ男優・中山さんとの対戦はいいレスラーはホウキを相手にしてもプロレスができる、という言葉を実践されてるような状態でした。
雨宮さんのコーナーが終わった所で梁井監督と今田監督は一旦舞台を降り、ゲストのバクシーシ山下監督と平野勝之監督が登場。
子供の時にいとこが自殺して、その遺体の第一発見者になったというショッキングな話を語っている場面から始まり、どう見てもホラーにしか見えない予告編。平野監督曰く「ホラーを作ろうと思ってホントにホラーになった」。
この作品が発売された後、HMJMに脳外科医の方からこの作品に描かれている事は本当なのかという問い合わせがあったそうです。多重人格の人の症状が収められた映像というのが大変珍しく、この作品が本当の事なら貴重な資料であるとの事。山下監督は「詐病ですよ」みたいな反応でした。
他のメーカーの撮影で出会った吉岡さんという女優さんが近親相姦をした事があるという話をしていて、これは面白いから記録しておきたい、という事でHMJMに企画を持ち込んだ作品。
女優さんとの打ち合わせの時にも「面白いから記録したい」と言ってしまって怒らせてしまい、打ち合わせの後、所属事務所からHMJM宛に「企画はOKだがあの平野って男を外して欲しい」という連絡があり、ナント平野監督が監督を外されて代わりに山下監督が撮影したそうです。
実はこの作品の前に最初に会った撮影の際、平野監督のボロボロのアパートで撮影し、その時に家にあったお餅をストーブで焼いて食べさせたりしていたのでその時点から嫌われていたとの事でした。
山下監督が一人暮らしの女性の部屋を訪れ、ハメ撮りをしていくという作品。「AVで話聞いても嘘ばっか言うじゃん、でも実際部屋は嘘つかないから」という事で撮られたそうです。
その流れで山下監督は『お泊りルポ「ひとり暮らし」の女たち』という本も出版されている、という話から、山下監督が書かれた『私も女優にしてください』という本が素晴らしいという話を平野監督が熱く語っておられました。
ゲストのお二人が舞台を降りられた後、テレクラキャノンボール2013コーナー。今回の作品のボールガールの新山かえでさんが登場。今回ボールガールになるまで色々な話がある、という話から、実は2012年にキャノンボールを撮影する予定だったのが松尾監督がバイクで事故ってお流れになった話が描かれている恥ずかしいカラダ 奇跡のボイン かえで | SHOP | HMJM | 面白いAVはここにある | ハマジムを紹介。から生着替えコーナー。着ていた服を脱ぎ、テレクラキャノンボールのボールガール衣装に。
そしてここでテレクラキャノンボール2013の予告編が初めて公開!うぉー超カッコいい!面白そう!けど出てくるの男ばっかりw
予告編の上映が終わった後、新山さんがキャノンボールに賭ける意気込みを語っておられて嬉しくなりました。
続いて松尾監督のコメント。今回のキャノンボールが最後だという思いで作った、そのせいで色々詰め込み過ぎて、人間模様などが壮大になってしまい大変だというお話など。
最後に今日の出演者が壇上に上がり、客席から浜田社長が呼び出され、挨拶。「今は少し苦しい時期ではありますが、10年後、20年後にこういう場を設けられる会社に必ずします。どうか皆さんその時までHMJMのファンでいて下さい、裏切らないような作品を作ってみせます」という心強いコメント。一番最後にお客さんを含めた全員で一本締めで終わりました。
この前の日のイベントにも行ってました→
HMJM 10th Anniversary Nights Vol.1 カンパニー松尾非AV上映会 『男達の挽歌~豊田道倫と大橋仁と安達かおる』というイベントに行って来ました。
HMJM ハマジム 10th Anniversary Nights - イベント | UPLINK
この日上映されたのは
『大橋仁 そこにすわろうとおもう メイキング 』(2013年/24分)
『ドキュメント 安達かおる~ジーザス栗と栗鼠スーパースター琥珀うたの舞台裏から』(2013年/60分)
という松尾監督が友人や師匠など近い存在の男性を撮った非AV作品3本。3本目の安達監督のドキュメントがAVの撮影現場を舞台にしている為、18禁イベントだったのですが、女性客も結構いらっしゃってました。
最初に松尾監督が登場。軽くこの日の進行を説明(豊田さんのが終わったら休憩を挟みますよ、みたいな感じ)してから上映開始。
『豊田道倫 映像集3』はそのタイトル通り、豊田道倫氏の色々なライブ映像を1つに纏めた作品。1と2はDVDとしてリリースされているのですが、3は映画館やイベントでの上映のみでソフト化されていません。
この作品が一番最初に公開されたのは2010年10月30日の豊田道倫新宿4DAYS最終日で、その時は『豊田道倫 映像集 Ⅲ 新宿Poo上映版 』というタイトルでした。
その後、2011年2月26日に池袋ロサという映画館で行われたMOOSIC LABというイベントの3日目(#3:豊田道倫映像集/実験の夜、発見のロサ。)に『豊田道倫 映像集3-MOOSIC LAB Version-』が、そして2011年のゴールデンウィークに広島と大阪で『豊田道倫 映像集3 地方上映版』、2012年の7月3日に神戸の元町映画館、8月13日に渋谷アップリンクで『豊田道倫 映像集3 無題(new version 84分)』が上映されました。
新宿Poo版、ロサ版、地方上映版、そして2012年の無題と一応同じ作品という事になっておりますが、編集が物凄く変わっていて、「え?あの日のライブは丸々カット?」「前見た時のラストシーンの後に見た事ないシーンがめっちゃ追加されてる!」という感じなので上映される度に見に行ってます。Poo、ロサ、大阪で3日連続、去年のアップリンクに続き今回で見るの7回目。多分全部のバージョンコンプしてるはず。
この日上映されたのは去年神戸と渋谷で上映されたのと同じ『豊田道倫 映像集3 無題』。…のはずなんだけど、最後のクレジットに2013って出てたんだよなぁ。それが気になってる。もしかしたらちょっと編集し直してたのかもしれない。けど前に見てから1年以上経ってる&ちょっとずつ違うのを何回も見てるので、正直どこが違うのか、もしくは全然変わってなかったのか解んなかったっす。。。(全部の版を見に行ってる意味が無いw)
最後のトークコーナーでもちょっと触れられてたのですが、今までは豊田さんが出演するイベントでかかる事が多かったので豊田さんのファンの方が見に来られてたのですが、今回は豊田さんも出ないし、この作品ではない作品目当てのお客さんも結構居たので今までの上映とはお客さんの受け止め方がちょっと違った感じ。最前列のど真ん中に座ってたグループが途中で席を立って戻って来なかったり携帯を弄っていたりと完全に飽きていた様子。確かに豊田さんのような音楽は刺さらない人には全く刺さらないからなぁ。実はこの日、私は友人と一緒に見に行ってたのですが、そういやその友人は豊田さんみたいな音楽全然興味なさそうだというのに途中で気付いてヒヤヒヤしてたのですが、後で聞いたらまぁ何となく楽しめた、みたいな事を言ってくれてたのでホッとしました。
休憩を挟んで2本目の『大橋仁 そこにすわろうとおもう メイキング 』。今回のイベントはこの作品目当ての女性客の方が多かったようですね。自分の全財産をはたき、男女300人による大乱交を作り上げ、その様子を撮影した写真家・大橋仁氏の3冊目の写真集『そこにすわろうとおもう』の撮影現場のメイキング映像。この乱交シーンを作り上げる為にHMJMが協力していたという事で松尾監督がメイキングを撮影されたようです。
この映像は2013年4月14日に原宿VACANTで行われたこの写真集のトークショーと、9月10日に渋谷WWWで行われた大橋仁写真集『そこにすわろうとおもう』刊行記念 大橋仁×七尾旅人 ~百人組手番外編・写音真楽~というイベントで上映されました。私はVACANTで見たのですが大入り満員、WWWの方も満員で見れなかった人もいたとの事(というか今回一緒に行った友人が当日券に希望を託して会場まで行ったのですが入れずに帰った中の1人でした)。
大乱交シーンの撮影の様子を中心に構成されていて、東京郊外の駅前に沢山の男女が集合し、バスに乗せられスタジオ入り→休憩無しの過酷な撮影に挑む様子が映像に収められておりました。途中で体調を崩してリタイアする女性の様子が映し出された後にしかし男性陣でリタイアする者はいなかった、という様な説明テロップが出たりしててちょっと面白かったw
写真家として活躍して得た数千万円の貯金をはたいて写真集を作る大橋氏の撮影中の気迫はカメラを通してもしっかり伝わってきました。終演後、ロビーにこの写真集が置いてあったので急ぎ足でざーっと見たのですが、頭の中にあるイメージというか妄想を数千万円のお金をかけて作品に「せざるを得ない」という彼の業のような物を感じました。23000円という価格も納得の出来。でも買って家に置いてちょくちょく見たりするにはパワーが強すぎるというか。ナンカ色々な物が吸い取られそうな。とか書くと買わない言い訳みたいっすね。そうじゃなくてホントそれくらいの力がある写真集だと思います。ちなみに、写真集の中身についてちょっと書きますと、乱交シーン以外のページもいっぱいあって、そこに大橋氏がたまたま発見してしまった首吊り自殺の遺体の写真なんかもあったりします。
そのまま続けて3本目の『ドキュメント 安達かおる~ジーザス栗と栗鼠スーパースター琥珀うたの舞台裏から』が上映されました。
こちらの作品は松尾監督の古巣、V&Rプランニングの看板シリーズ・ジーザス栗と栗鼠スーパースターが10数年ぶりに復活するという事で、その撮影の様子をドキュメント作品にした物。ジーザス栗と栗鼠スーパースター琥珀うたのDVDに本編とセットで収録されて販売されております。
今回はメイキングのみの上映だったのですが、こうやってメイキングだけ見ると本編見てなかったら意味解らんシーンあるなぁと(最後の方の終わり方とか)一緒に行った友人の反応が気になってたのですが、後で聞いたらその辺は特に気にならなかったようで良かったです。
大掛かりなAVの撮影現場の様子自体が物珍しくて面白いってのもありますが、安達監督も面白いですね。この日上映された3作品の中ではこの作品のみ普通にDVDで買えるので興味を持たれた方は買ってみて下さい。HMJMファンの方向けミニ情報としては、ジャケのうたちゃんの後ろに立ってる男性陣に梁井監督とKENSAKU監督が混じってらっしゃいますよー。メイキングの中でもちょこちょこ映りこんでらっしゃるので探してみましょう。
上映後、トークコーナー。実は予定としてはこのトークコーナーに琥珀うたちゃんが登場するというお話もあったようですが、前のお仕事が長引いてしまって間に合わなくて出演出来なかったとの事。代わりにバクシーシ山下監督とカンパニー松尾監督のお二人によるトーク。山下監督はジー栗にメインカメラとして参加してらっしゃったのでその時のお話など。時間が遅くなってしまっているという事もあって10分ちょっとくらいの短い時間でした。
ジー栗はDVD持ってるし、大橋さんのも4月に見たし、豊田さんのに関しては7回目だし、という事で腰をすえて細かい所を見ていく感じで見たのですが、楽しかったです。特に豊田さんの映像集はアップリンクの前の方の席で見るのがちょうどエエ感じですわ。今後もちょくちょく上映して欲しいです。あと、大橋さんのはそれ目当てで来てたお客さんも多かったのでまた何かの機会に上映されたらいいのになぁ。願わくばもうちょっと長い時間のバージョンで。
この次の日のイベントにも行きました→
HMJM 10th Anniversary Nights Vol.2『ハマジムだよ!全員集合 ~主要監督と共に振り返るハマジムの10年』というイベントに行って来ました。
今でこそ男性側に問題がある不妊の話がよくされるが、20年前はとても人前で話せるものでは無かった。
結婚してからも妊娠の気配が無かったし、妻は生理不順だったので産婦人科で検査を受けた。 その先生は「もしかするとご主人に問題があるかも」と言われ、私も検査を受けたが(この時は自宅で採取したが)、結果私に問題があることが判明(精子の数が非常に少ない)、治療を受けることになった。
最初の数ヶ月は、漢方薬の投薬と男性ホルモンの注射。その後、人工授精法(AIH)になったが鮮度が大切ということで病院で精液を採取することに。
その病院では院内の小部屋(といっても空き部屋を転用した)がその場所になっていて、椅子と診察台、数冊のHな雑誌が置いてあり、自分でマスターベーションしてプラスチックの容器に入れる、こう書くと簡単に思えるが男性はそう簡単に勃つものではないのだ。(美人の看護師さんがヘルプしてくれることは絶対にないし)
ありがたいことにその部屋には夫婦で入ることが出来たので、奥さんに手伝ってもらっての採取となった。(後で聞いたところでは、ご主人一人で頑張った人や、奥さんが相当努力して採取された人もいたようです。)
その病院でAIHを何度も試みたが妊娠に至らず、別の病院を受診したが、その病院ではトイレで採取するように示指され、二度と行かなかった。
結局はその後数ヶ月して自然妊娠したが、女性の不妊治療は20年でそれなりに進歩したのに対して、男性不妊の治療方法はまだまだの感がある。
同時に精液の採取方法も20年まえとあまり変わってはいない。雑誌にDVDが増え、採取部屋がそれ専用の綺麗な部屋になった程度だろう。
病院で採取するのは、デリケートな男性にとっては勃つのも大変で、奥さんが相当努力して採取するケースがあるもの20年前と同じだろう。
ご主人が治療を受けている奥さん、男性はプレッシャ-にも弱いということを理解してほしい。 どうかご主人を「勃てて」あげてほしい。
あのな
人が嫌って思うことなんていくらでもあるんだよ
虫が嫌いとかきゅうりがきらいとか前髪が目にかかるのが嫌いとかよ
”この世の法則に定義されている以外の、何かの存在がある可能性がありますよね?”
って言い出すのがウザいんだよ
それをな、生理学的なものとして分類するなら当然かもしんねえよ
なんでいきなり限定的に「宗教」という共同共有観念体系にするんだよ
”おまえがたまねぎ嫌いなのは前世で罪を犯したからで現世でしっかりお布施をしなければ”
ここまでの思考造形は宗教って商売の範疇に入れてもいいだろうよ
”しなければ恐怖を体験します”
って付けるのは作為的に利益誘導をして平等性も欠いて倫理的にも人道的にも社会的にも反するもんだろ
現実的に発生することを予測してコンサルタントするならそれはそういう商売があるから人間の法に則った根拠を商品正当性として認められれば営業ができるだろうけどよ
天国にいけますって投資を募るのは期待値または元本の保障をしない契約として契約書なんかに記載があれば
常識的に死んだらどうなるの範疇が人間にはない、法的に取扱がないところから問題ないだろうよ
しかし現実問題として発生する事象を危惧させ利用して現世で法的に対応範囲な事柄を誘導するのは宗教関係ないだろ
あの人があの世にいったら待遇よくしてくれるって言ったんです とか本気でいってたらそれはそれでいいだろうしだれも責めねえよ
けどな、呪いを解いて災厄を解決するために現金いくらはらったとかになったら「宗教なんで非課税です」とか言わねえよ
つまりな、この世に無いものいくら語ってもそりゃぜんぶ宗教でいいと思うよ
みんな神様のおかげだよな
けどな、宗教がこの世の何かを動かすってなったら、そりゃこの世の法則に縛られるべきなんだよ
人間は座禅くんだまま宙にも浮かないし 祈願で病気は治らないんだよ
人間の裁量の範疇外、コントロールできない運がめぐってくるチャンスを獲得する方法なんて人間にはないんだよ
だから運任せや神頼みって 存在するかしないかわからないしアプローチのしかたも無いものについて
「自分なりにアプローチ」するのはありだとおもうよ みんながやってることだったら安心感も増すだろうよ
なにか良くわかんないけど祈りますってよりは祈りを受け取る相手を具体的にしたほうがそれっぽいだろ
とりあえず「おねがいします」と祈って神やらなにやら対象を特定しない日本人ですら一応「八百万」って
祈っとけばどこかに受け取り先がいるって事にしてるんだぜ
いままで存在する祈りの方法で祈った人数と達成できた人数は たぶん宝くじの当選確率よりも低いんじゃねえの?
宝くじに当たったのが「神様のおかげなので寄付しなさい」っていきなり来るのと「宝くじがあたりますように」って無神論者が祈るのは
「同じ」か?
人間の気持ちはどこからきたかわかんねえから法律上定義もないから、「神の国からきたもの」とか魂とかいうものとして非常時の投資材としてあるってのもまあいいだろ
その気持ちが神の世界と繋がってるからかどうかはしらんが、現実のものをどうにかするなら一旦神の国にもってってからしろって話だ
治外法権うったえるなら、大使館に連れ込んでからにしろって話だよ
神の国との引き渡し条例とか組んでるならどっちかの法則が相手のエリアに介入してこないと意味ないんだよ
宗教会館みたいなテーマパークとかで神秘体験したとかそれは大事にしとけばいいよ
もういっかい言うが
おまえがキモデブオッサンで引きこもりなのは前世で悪さをしたからだ
とかあるかないかわからんがあってもなくても真実かもしれないし嘘でも空想でもかまわんよ
アニメDVDの再生中なら30分間だけ異次元世界で夢をかなえても問題ねえよ
メイド喫茶にいったら女子が心から愛してくれるとかそういうのでもいいよ
ってのはただの嫌がらせなんだよ ただ嫌って気持ちをおこさせるだけなんだよ
メイド喫茶の会員券を切りなさい でも アニメDVDを切りなさい でもいいんだよ
ただ 嫌な気分になるだけなんだよ
その嫌な結果を 天罰 と称する方法を宗教だとかいうのはただの自分ルールじゃねえか
メイド喫茶にいきたければ宗教に入りなさい とか言うならそれは宗教だろうよ
宗教ってのは 嫌って感覚をまとめて共同体として回避解決しようという集まり 組合みたいなもんだろ
なんか関係あんの?
増田は式を挙げる前に、膨れ上がっていく結婚式の費用に対して何も感じなかったのか?
今どき全部式場任せでお願いするカップルってあんまりいないんじゃないか?
自分の周りは招待状や式中に流すDVDやその他諸々、自分たちで用意できる物は用意して費用抑えてたぞ。
まさか仕事が忙しいから彼女に任せっぱなしにして何も確認しないまま支払いになったとかそんなんじゃないよな。
費用が膨れていくのを見て、彼女に何も言えず式を挙げてぶつくさ言ってるんだとしたら、それは増田にも責任はあるんじゃないかなぁ。
だって彼女と話しあう事も説得する事も出来た訳だろう?だって夫婦になるんだから、大事な事だし。
身内だけの小さな式にしたいなら彼女に言えよ。
式をしたくないなら彼女に言えよ。
こんな所で何も言えなくて躓いてたらこの先何も言えないぞ。
http://www.fesh.jp/detail_15358.html
半沢直樹は終ぞ見る事が出来なかったがこの言葉には溜飲の下がる思いだ。DVDが出るのを楽しみにしていよう。
先日、酒の席で偉い方から「社員寮の世話になってるだ?こんな奴がいるから俺たちの給料が下がるんだ」と説教され、絶句してしまった。
若い頃に青天井な残業代や今では撤廃された各種手当てを味わったあなた方と比べ生涯賃金の面では明らかに我々のが数段落ちる筈なんだが、
福利厚生の利用も内部留保や社員雇用維持の面から一概に悪いとはいえない筈なんだが。。
良くも悪くもあなた方の働きにより今の会社が存続している事を考えると尻拭いともおこぼれに預かるともどちらとも取れるが、
この世の春を謳歌したであろう世代が率先してワリカンを宣言する姿を見ると、自分の将来が思いやられる。
殆ど飲んでないのになー。
今日はゴミ出して通勤中読書しながら音楽聴いて会社にちょっとだけ寄ってから
デート用秋服街で探して、スーツと衣替えの最中に発見した黄ばみ服クリーニング出して
洗濯して増田を書きつつ本を片付け秋物の衣類にアイロンをかけ、見なくなったDVDやCDは売り
家族のためにいつもより凝った仕事の疲労が取れる夕食献立を考える
一見増田書いてる暇なさそうだけど、右手でボタン押しつつ左手で別の作業はお手の物
チョコシェイクとバニラシェイクどっちが好き、どっちが嫌い?と聞かれても
それほどこだわりの無い気分のとき:どっちでもいい。どっちもシェイクには変わりない
体重制限したい時:どっちも見たくない
こだわる時:バナナヨーグルトシェイク派なのでどちらも要らない
「ストロベリーシェイクはチョコシェイクやバニラシェイクとは違うんです!!分かってくださいですって?」
神ならぬこの身、すべてのシェイクの種類に通暁できる訳も無く クラスタ分類できるのは知ってる種類だけだ
シェイクに詳しく無い人にとってはシェイク派はシェイククラスタでしかない
シェイクを作る時に蓋を開けたミキサーに蠅が入り込んできて気づかず攪拌されてしまったことに気づいたら見てしまったら、もう飲みたいとは思わないでしょ
ミキサー洗って消毒して新しいシェイク作り直しても、蠅の記憶が残っている以上はシェイク派からジャスミン茶派に移るかもしれないし
まあそういうことさ これがアンサー 出かけます
昨日の夜、同窓会で同級生の女の子からDVDを貰った。で、今日の朝、DVDを親が勝手に見てたから、恥ずかしさと激しい怒りでDVDデッキからそれを取り出して、手で真っ二つに折ってしまった。
俺もまだ中身を見てなかった。親がこっそり見ているのを見つけた時、すぐに親は停止を押したからその時もほとんど画面を見てない。その同級生の女の子が半泣きになっているのが見えた気がするけど・・・・・・
「○○君へ」ってマジックで書いてあったから映画のDVDじゃないのは確かで、渡される時「今日は○○君が来るって知ってたから撮ったんだよ?」って言ってたから俺当てのなんかメッセージだったと思う。
酔っぱらって机の上に置いとくんじゃなかった。親はごめんごめん謝ってるけど、うーん。俺も怒りとは言え、なんで折っちゃったんだろう。
その女の子に「もう1枚!」なんて言えないしなあ。はあ。
秋田書店の話、かんたんにまとめておくな
http://www.caa.go.jp/representation/pdf/130820premiums.pdf
腐ってもお役所仕事なんで、「認められました」って書いてあるって事は裏が取られてる。
なので、公式にこれが「事実」な。
(1) 対象商品
「ミステリーボニータ」、「プリンセス」及び「プリンセスGOLD」と称する漫画雑誌
(2) 対象表示
ア 表示の概要
(ア) 表示媒体
a 「ミステリーボニータ」の誌面
b 「プリンセス」の誌面
(イ) 表示期間
(「2011年2月号」から「2012年5月号」まで)
(「2010年6月号」から「2012年5月号」まで)
c 平成22年7月16日発売から平成24年3月16日発売まで
(「2010年8月号」から「2012年4月号」まで)
というわけで、少なくとも3誌において、1年〜2年分はやらかしてた裏が取れましたってことだな。
(これ以前からやってたかどうかは判らないが、少なくとも公式に裏取りできたのがこれだけってことだろ)
http://www.akitashoten.co.jp/news/201
なんか「元社員を名乗る人物」って書いてある次の文で「元社員の」とか書いてて、だいぶリリース文も混乱してるな。
まず社員かどうか疑わしいとか、其処の確認からじゃねーのかな。
んで、「元社員が商品を恣に不法に窃取した」ってあるけど、これは横領を指すんだろうな。
(業務上じゃなくて、私傷病ってのは、まあ裁判になって認められるのに時間かかる系な。鬱とか認めない企業まだまだ多いしな)
ここがポイントだが、消費者庁から措置命令が出るまで、一切紙面にお詫び記事が出てない。
まあもうガッツリ措置命令でかかれとるが、少なくとも下記の号まではやらかしてるわけだ。
なので、「元社員が恣に不法に搾取した」が「別にお詫びとかは出してない」状況。
http://www.j-cast.com/2013/08/21181939.html
正確に言うと、元社員の言い分としてJ-castが書いてる言い分な。
(普段マスゴミマスゴミ言うんだし、こういうときねじ曲がってる可能性も頭には置こうな)
女性は上司から「会社にいたかったら文句を言わずに黙って仕事をしろ」と言われ、不正を働くことへのストレスで病気になり11年9月から休職。12年2月に「多数の読者にプレゼントを発送せず、不法に窃取した」との解雇通知書が送られてきたというのだ。女性側は「罪をなすりつけて懲戒解雇された」と訴えているという。
まあ、ど真ん中アウトだあな。
11年9月からの休職が認められるかは微妙だが、12年2月の解雇通知書が送られてきたのがほんとだとすると(これは書面がのこっとるだろう)
そもそも「どうやってそれが発覚したか」「それが本当に事実なのか」を秋田書店側が明確にする必要がある状況じゃないのかな。
こっちは「業務として景品表示法に違反しつづけて」「別にお詫びとかは出していない」状況。
まあ、時期だろうな。
解雇通知書に本当に「12年2月」の日付が入ってるなら、秋田書店側が「2月の時点で、4月6日発売の書面訂正が間に合わなかった」としないと厳しい。
(双方ともに理由は「不法に窃取」となってるので、そこにズレはないので)
あと、休職が「11年9月」からかどうかな。あと、いつから復帰してたのか、復帰せずに辞めてるのか。
j-castが相当スカタンな書き方してないかぎり、11年9月〜現時点まで元従業員は景品関連にタッチしてないと思われるわけだ。
(双方とも「休職」にズレはなくて、私傷病か業務上かの差しかないので)
の組み合わせのどれかしかないんだよな。
で、どれにしても景品表示法には違反してて、どこにもお詫びを載せてないと。
お詫びってのは誌面にな。消費者庁に指摘されるまで黙ってたというわけだな。
まあ、発覚した腹いせに消費者庁にタレ込んで、盗んでたら普通そんなことしないべ、という心証でもって裁判に勝つ気で元従業員が突っ走ってる可能性も無くは無いな。
可能性だけなら。
ただなあ。
実は休職とかしてませんでしたウソデースとかじゃないかぎり、時期が変すぎるんだよなあ。
だから、景品購入とか納品の領収書とか受領書がガッツリあって、
元社員の自宅ガサ入れしたら現物出てきたとか、ヤフオクで売ってた痕跡とかでてこないと、厳しいと思うんだよな。
消費者庁の例示を見てくれよ。
記載された当選者数 50名
実際の当選者数 3名
ワンセグポータブルDVDプレイヤーをパクった、とかなら判らんでも無いんだけどな。
リボン型ヘアクリップ、47個パクってなにするつもりなんだよ。
社の見解だすの、早過ぎやしねえかコレ。なにがあったんだ一体。
不祥事専門のリスクコンサルとか雇った方が良いんじゃないのか。
弁護士だって、ホントのこと知らされなかったら、適切な対処なんかとれねえよ?
うちの父母は離婚後、親友関係を築いており、月1で電話したり、一人暮らしをしている私の家に遊びに来たりしていました。
父が癌で入院した時には手術に付き添いましたし、父の葬式の際には母親が前面バックアップをしておりました。
(父の交友関係を知っている人が痴呆の進んだ祖母と私の母以外いなかったため)
まあこういう家庭もアリなんですが
親権はなかったものの私と父の親子関係が継続していたおかげですね。
あくまで「私の母」と「私の父」として行動していた(実際は友人なんだけど)ため、私も納得してました。
もし父のDVが原因で分かれたとかそんなんだったら納得していなかっただろうと思います。
それこそ増田さんのように「元父」という認識なら良くは思わないでしょうね。ましてや母親は再婚しているわけですし。
2chで見た男尊女卑コピペがなかなか痛快だったのでまとめておく
女が男性と能力的に同じになったと勘違いして、男女平等などと権利を主張し始めたが、
結局、ガソリン、電気、ITの時代になっても、男性の優位性は相変わらず変わっていない。
全くその通りだと思う。知力でも体力でも男の方が優れていることに今更異論はないだろう。
女子サッカーは中学生の男子チームに負けるし、女流棋士は何年経っても男性棋士には太刀打ちできないし、腕の良いコックは全て男だ。
女子サッカーはサッカーの素人には勝てるとか、女流棋士はアマの男性棋士には勝てるとか、お母さんの料理はお父さんの料理より上手だとか
そういうことをもってして、女性は男性に匹敵しているよという話にはならない。
比べる対象がプロ同士でないと公平ではない。
お次はこちら
★ 女に生まれた劣等脳の諸君! 何でもいいから、せめて一個くらい発明できるようにがんばりたまえ(プッ ♪ ★★
男女間の脳の性能の差が歴然としています。女の脳では文明社会は築けません。
自動車・飛行機・ロケット・船・鉄道・オートバイ・コンピュータ・複写機・カメラ・テレビ・ラジオ・映写機・冷蔵庫・洗濯機・レントゲン
無線機・三権分立・免疫療法・ワクチン療法・憲法・法の支配・株式会社・先物市場・金融システム・レーザー技術・赤外線技術・光ファイバー
燃料電池・石油精製技術・アルミ精錬技術・化学繊維・人工衛星・羅針盤・ロボット・トランジスター・IC電話機・顕微鏡・望遠鏡・印刷機・拡声器
レコード・CD・DVD・時計・発電システム・送電システム・信号システム・通信システム・複式簿記・リニアモーター・ホーバクラフト・MRI・CTスキャン・超音波診断装置
etc...
キャハハハハハハハハハ ♪♪★
屁をこかれた。全くその通りだと思う。近代文明が男によって築かれてきた事に異論のある人はないだろう。
男が発明した物を一切使わずに生きようとしたら我々の生活は破綻する。
使わなくてもなんとかなりそう。
お次はこちら
● 女に生まれてしまった劣等脳の諸君! まあ、しっかりがんばりたまえ(プッ
(10ポイント差でお互いの会話は噛み合わず、20ポイント差で会話は不可能となる)
⑧成長具合→女は15歳で知能指数の発達が止まる
また屁をこかれた。
ソースがないのでわからないし、脳がでかいから賢いという話ではないだろうけれども、まあおおむねその通りじゃないかと思う。
一般論の話をしているので、例外を挙げて優秀な女もいるよという反論は受け付けません。
はじめに。ちょっと今辛いので吐き出し。
野郎同士のおはなしです。
付き合って8年、同棲して7年になる相手がいる。家賃、その他光熱費は折半。
それなりに長く続けば、それなりにツーカーにもなり、それなりに飽きもでてきて
そしてやる事やらない、枯れた関係になる。
みんながみんなそうじゃないと思うけど、ウチはそうなった。
毎日仕事行って帰って、海外ドラマのDVDをだらだらと二人で観て、寝るの繰り返し。
そして夜も一緒の布団で寝るは寝るけどそんだけ。
昔ミスチルの歌にあった
「つじつま合わせるように、抱き合って眠る」
自分としてはまさにそんな感じだった。
かと言って別れたいか?
というとそうでもない。刺激はないし、つまらない、恋人から家族としての
情みたいなものに変わりつつあって、きっとこのまま続くんだな、という安心感と、
そして永遠にこのままなのかも、というある種の恐怖を感じた。
この辺、普通のカップルみたいに、結婚とか子育てとかマイホームとか
親戚とかのしがらみとか、そういうのが降りかかってきて
二人で対処していく!てのがあればまた違うのかもしれないけど。
そしてセックスレスになれば、同然、外で発散してくる。
相方はどうしてるかわからない。自分が外で遊んでる手前、相方が同じことしてても
咎める権利はないし、咎める気もないが、確実に相方は自分が外で発散しているのは気づいていたと思う。
そんな時、某所で知り合ってちょくちょく会うようになった奴がいた。Aとしよう。
Aは同じ30代。身体の相性が良くて、何度やっても何時間やっても全然飽きなかった。
というか今でも身体の相性は過去最高だと思う。
Aは素朴な顔立ちだけどキリっとしていて精悍さがあった。
そしてAのモノはすごくデカくて太っとい。
恐らく今まで見た中で形も色合いも質感も完璧だった。
見てるだけで惚れ惚れした。
肩幅はがっつりあるのに腰はきゅっと細くて、
ぶら下がってるモノが一段きわどく目立っていた。
自分の手首ぐらいはあるソレを握って、じっくり愛撫して
根元まで入りきった時の充実感、
そして繋がったまま、Aの細い腰を
太腿でしめつけながらずーっとキスをしてると、
ほんとに幸せだと感じた。この為に生まれてきたとさえ思った。
正直慣れるまで相当痛かったが、
そんなの関係ねぇと思えるぐらい脳が痺れまくった。
それだけならそれで、まだお互い「遊び」の範疇だった。
でも次第にAも俺の事が好きだ、ずっと一緒に居たい、早く相方と別れてよ
と言い出すようになった。始めは相手にしなかった。
誰にでも言っているリップサービスだろうと思った。
でもその内、Aの事が好きで好きでたまらなくなった。
絶対心が動く事はないと思っていたのに、
毎日でも会いたい、でも会えない、それでも会いたいけどあなたはいない。
朝まで一緒にいたい、もっと一緒にいたいと言われ
気づいたら相方に「別れたい」と口走っていた。
まさに「寝耳に水」だっただろう。
「他に好きな人ができたの?」
とっさに
「違う、ただ今の生活が窮屈になった」
と誤魔化した。
この時の誤魔化した事こそが、事実だったと今は思う。
そして、
「いつか自分から切り出すかもと思っていたけど、先に言われるとは思ってなかった」
と言って、その日は相方は元々地元民だったのもあって実家に帰った。
一人で部屋にいると、
ほんとにこれでよかったのか?
Aの事は好きだけど結局今の勢いだけで
すぐに駄目になるんじゃないか?
好き好き言ってきていても、他にも男の影があるAに
若干の不信と嫉妬もあった。
わざわざ同じ道を別の人と歩く意味はあるのか?
二人用に揃えてた食器や家具を眺めて
相方との思い出ががんがん頭をよぎって責めて、
その日は眠れずにずっと同じ考えがぐるぐる頭を回るだけで終わった。
結局、後日話し合って、家庭内別居になった。
30越えると1発完全別居はお互いにしんどいし…という話で。
別々の布団で寝て、相方はちょくちょく実家に帰るようになっていった。
Aは
「その内自分のとこに来てくれるまでずっと待ってる、俺ちゃんの事以外はもう考えられないよ」
「自分が転勤になってもずっとついてくればいいじゃん」
そう言って俺に抱きつきながらさくっと寝落ちしていた。
今思うと口だけ感ありありだけど、
その時はラリっていたのもあって心を鷲づかみにされた。
Aの寝顔を撫でながら、永遠に続けばいいのに…と思った。
早くきっちり別れてAと一緒になりたい。
そう思いながらも踏ん切りがつかなかったのは、
いわゆる「オカマの勘」という奴で、
Aは俺に合鍵を渡し、俺の事は特別な部分もあるのだろうが、
いまだに他所でも遊んでる感があった。
本気だと言ってくるからには、その言葉に裏はないと信じたかった。
Aは転勤族だし、結局離れ離れになったり、
Aが他所で遊ぶようになって捨てられたらたまったもんじゃない。
結果今の生活を失うのが怖かった。
家に帰れば相方がいて、相方とAと、どっちにも罪悪感と後ろめたさで
薬を飲まないと眠れなくなった。
そんなある日、Aがシャワーを浴びてる間、携帯が光った。
と出ていた。
頭が真っ白になった。
Aが寝た後、
よくない結果があるのは120%わかっていて
「オッケー、楽しみ」
「まだAくんデカ○ラかな?俺の相手もよろしくね」
こいつ、ただセクフレがいるだけじゃなく
乱パ参加してやがる……!?
ほんとになんというか、
悔しいというか悲しいというか、
アタシの事好きって言ったじゃない!とか、
そもそもちゃんと付き合ってないから
とか、
色んな野郎をブッ挿して気持ちよさげにヤリまくっているのを
妬ましく思う男としての自分と、
誰にも渡したくない、独占したい、アタイの恋路を踏みにじりやがって!氏ね!
Aに対する怒りや失望と自分自身のエゴの自己中毒でとにかく吐いて吐いて吐きまくった。
Aに言えば携帯見た事がバレる、
かといって言わずにいるのも到底無理。
そんなモヤモヤ全開でもAは相変わらず
耐え切れずに、
Aにそれとなく他の奴と遊んでいる事、
今夜妙な集まりに参加するつもりなら
やめてほしいと訴えた。
Aはもちろん知らばっくれた。もうこのばっくれを
見切れないオンナは女失格!てくらい解りやすいばっくれ方で。
そもそも俺も男なので、男の嘘の付き方は解っている。
携帯を見た事を言えば、確実に落ちる、
このまま関係を続けるのなら、
ほんとに心中せめぎ合いだった。
でも、
「ずっと一緒にいようね」
「何十年たってもこうしてたいね」
本心であってほしいと思っていた俺は、
Aを許せずに携帯を見た事をぶちまけた。
結果、Aはだんまりを決め込んだ。
このまま責めてもしょうがないとその日は帰った。
正式に付き合ってる訳でもないし、
俺とは使わないハズのゴムがなぜか買い足してあり、
その使用先を不審に思った俺が問いただした。
その時は、
「もとからあった物だよ」
と言っていた。
今思えば
「アンタバカ?」
級の言い訳だが、
「別に俺とは使わないんだし、そんなもんあると他に使ってそうで嫌だから捨てて」
「だったら相方とは早く別れてよ」
Aと一緒にいる心地よさが捨てられずなんとか収めた。
そして乱パ疑惑の後日…
Aが家の近くまでやってきた。
Aはなにか問題があって自分が渦中に立たされると
計算なのか天然なのか
火に油を注ぐタイプだった。
でもその日はゆっくり、
A自身の考えと、俺の気持ちとを話す事ができた。
Aは自分の事は反省してる、でも俺ちゃんは結局相方とまだ住んでるし、でも俺ちゃんともっと一緒にいたい。
そして、むしゃくしゃして結局乱パは行ったけど、結局何もする気にならずに帰った。
(普通ここは嘘でも行ってないゆうし、そもそも行かないよな…)
でも携帯を見られた事は許せないし、信用が回復するのにしばらくかかると思う。
一瞬?
と思ったが、こちらにも元々の立場や非があるので
携帯を見た事は心から反省し、もう二度と見ないし、見たくもない。
と謝った。
その上で今の状態で相方ときっぱり別れて、Aと…てのはない、と。
ここで本来ならお開きにするべきだったのだが、脳内麻薬は恐ろしい。
Aとの蜜月に心身ともにやられていたので
関係を続行することになった。
Aの事も好きだし、男癖悪いけど、治してくれるだろう。
俺とAとお互いに信用回復したら、
ちゃんとしようね、と。
ほんとバカ。キング・オブ・ザ・バカ。
バカに付ける薬が仮にあっても効かないレベルのバカ。
旅行にいったり遠出して買い物したり、鍋をしたり、
正直もう相方とは同居してるだけなもんだった。
気の置けないルームメイトと化して数年たっていたので
「それ言うんだったらアンタもアタシの洗顔勝手に使ってるじゃん」
「また流行モン買って、結局すぐ着なくなんのに勿体無い!」
ほんとにチンコついてるのあんたら?
つか男相手にオネェこいた時点でその恋は終わらせるべきですね。
兎にも角にもしばらく妙なバランスを保って続いていた。
年が明けて、しばらく経った頃
カマ友が集まれば、無論話す事は男の事。
いわゆるテレビで見るオネエ系ではなく
あーでもないこーでもないとキャッキャ言い合うという
久々の旧友とのガールズトークを楽しんでいた。
と友達に聞かれたが、覗いて見るのは楽しそうだけど
色こいてる相手がもし乗ってたらショックだから。
と話していた。
そんな中、帰りの新幹線。
アプリをDLしてみた。
まぁ驚く事はなく、普通ーに色々な人が色々な事を書き連ねてアピールしていた。
そして降りるべき駅に近づいた時Aを見つけた。
二人で行った海で俺が撮った写真で。
「こら、何してんの?」
次の日
「俺ちゃん?」
めまいがした。
次の日、お土産を渡すべく
Aと飯を食べながら詰問した。
出会い系やってるのも嫌だし、あの画像、あの文言はなんなんだ、と。
実際会ったりとかはしてないから!信じて!
ただの息抜きに見てるだけ!
との事だった。
その上で俺ちゃんはもうそのページ見ちゃ駄目!
と。
もう腰がくだけ落ちそうだった。
そして
「じゃあ俺ちゃんは元相方に俺の事紹介できるの?」
とボールを打ち返してきた。
やましい事があるからこそ痛い所をついてくる。
結局、見ちゃったもんはもう見ちゃったんだから
載せるのやめるかせめて画像とか変えて。
じゃなきゃ俺から閲覧できないようにブロックしてよと言い合うと…
ほんとにブロックしやがった。笑
今までAが遊んでるっぽい事実をつつくと、いつもAは俺の事を悪魔!といって攻めていた。
いつまでもちゃんとしてくれない。どうせ俺ちゃんは自分のこと好きじゃないんでしょ!と。
正直、自分の立ち位置でAに寂しい思いとかやるせない感情を抱かせていたとは思う。
俺はAにほんとに好きというならばきちんと他を精算してほしい。
Aは俺にきちんと別れてくれないなら、やりたいようにやるもん。
俺がきちんと付き合うと声高々に周りに触れ回っても
Aは絶対に男遊びを止めない確信があった。
セックスレスになろうがアツアツだろうが
正直遊ぶ分には甲斐性だとも思うし
解らないようにしてくれれば全然良かった。
しかし、遊び方が派手なくせに始末が下手すぎだったのだ。
隠す気があるんだかないんだか。そこだけはいつまでも素人気分。
Aとこの先続けるんならどのみち黙認しないといけない。
お互い見てみぬふりをしていた。
絶対どっちかが折れるだろうと。
Aに閲覧をブロックされた時、
「ワレなんぼのもんじゃ!」
絶っっっっ対クロ、真っ黒の癖に
俺ばっかりせめやがって!
アンタ生意気なのよ!小娘が!
完全に自分の事を棚上げ状態だった俺は
この時まだ甘い期待があった。
言い合った手前ブロックされたけど、
そしてやるなら別人になりきったれと
Aのページを踏んだ。
画像も何もかもそんままだった…
そして、それでもう見るのをやめておけばよかったのだ。
Aからは、
「そんなに心配しなくても俺ちゃんしか見てないから安心してよ!」
ラリった脳にはほんとに心地よく天にも昇るその文字列。。
「ヤリたいす!」
まさに高低差キーン。
今まで、こんなに脈をうった事があるか?
というぐらい心臓が爆走した。
胸は早打ちなのに手足が冷たくなっていくのを感じながら
なぜか返信していた。
「いきなり積極的ですね」
A「すっげえタイプど真ん中なんで!」
「あはは、そっかー」
A「よければ会いたいす!」
「いつ頃が都合いいん?」
A「今夜とかどーすか?なーんて。土日祝休みです」
「さすがに今夜は急だなぁ」
A「俺んち、○○駅近くなんで、□□さんちか俺んちでヤロ!」
なに軽くヤリメッセ楽しんでんの?
え!?
さっき俺しか見てないよ!
って書いてた人だよね????
「ああ、やっぱりこういう奴だったんだよ、だから言ったじゃん…」
頭の中でドヤ顔のもう一人の俺。
Aにどう言えばいいのか、そもそも知らなくていいことをほじくったのは自分…
でも俺と平行してヤリメッセを送っていた事実をなかったことには絶対に、絶対にできない。
目をつぶれば、まだしばらくAとの甘い生活を満喫していける。
かといって裏でのAをこれでもかと思い知らされた。
いくら俺の目の前のAが大好きで心地よくても
これだけ揃うともう、押さえ込むことができなかった。
世の中には心と下半身は別って男は沢山いる。
人は単純じゃない。絶対的に清いままの人なんていない。
頭では解っているつもりだった
Aはそうじゃない、と自分自身に思い込ませていた。
それでもAは俺がはっきりしないから
ほんとに息抜きで、最悪、魔がさしたとしてもそれぞれ1回限りだろうし!
ほんとにパンチドランカーな考えで自分を諌めAに会いにいった。
ベットでぎゅうっと抱き合った時のAだけがほんとのAだとまだ信じ込ませていた。
コンビニに用があるというAを置いて先にAの部屋に帰った時、
ふと
と頭によぎった。
見つけたくないのに、見つけたかった。
前回の隠し場所にはもちろん無い。
あー、やっぱり出会い系も見てる分なら
もういいじゃん、と思いつつ
普段触ることの無い棚に目をやると
封の空いたゴムの箱があった。
数を数える。6個
12個入りなので少なくとも
6回はなにかしらで使い、
合鍵をもたしてる
部屋に連れ込んでヤッってる。。。
なんかもう全て真っ黒真っ黒真っ黒けじゃん
なーにがいつまでも一緒だ!
自分の間抜けさ加減とAの性欲の限りなさに笑けてきた。
残りのゴムを引きちぎりながら
トイレに隠れた。
Aが帰ってきた。
ゴミ箱には気づいてない様子。
テレビを見て笑っているAに
「またゴムみつけちゃったんだけど」
とかます。
「!なんで部屋さぐるの?」
「もー、あれは前からある奴っていってるじゃん」
「前回のは俺が隠した。今回のは明らかに新しいし、別のモノだった」
「そんなわけないでしょ、気にしすぎだって」
「じゃあ捨ててよ」
「なんで捨てなきゃいけないの?」
(なんか書いてて腹立ってきた上に可笑しくなってきた)
そんなやり取りを続けながら沈黙が続き…
Aは寝やがった。
なんか、もう言葉がなかった。
そりゃ、たしかに、
せめる立場じゃござんせんけど?
寝るってなにさ?
いいくるめる気もないわけ?
普通なら横っ面ぶん殴って
起してでも続けるんだろうけど
なんかそこまでの労力を使う気になれず
テレビもなにもかもつけっぱなしで帰った。
A「そっか、わかった…」
俺への手前なのか、認めたくないだけなのか。
Aには
「もうAはやりたいようにやればいいよ」
と送った。
「だから、好きだけど、もうAは好きにしなよ、俺よりもっと懐ふかくて
A「何を偉そうに、結局相方と居る癖に!」
相方と居る俺へのあてつけで遊んでるとは思えないし
いてもいなくてもやるんじゃんか…
もうこれで終わりかな…
しんみりしていたら
「今夜遅く、会えませんか?」
もう笑った、声を出して。
とにかく食らわしたかった。
俺「言うつもりなかったけど、嫌われる覚悟で言うね。別アカウントとれば、Aのページ見られるんだよ」
俺「でさ、俺の事、悪魔悪魔ってせめてたじゃん、ほんとに悪魔かもね」
俺「別アカとって、俺がなにすると思う?」
「信じられなくてごめんね」
と送信した。
しばらくAからはなにもなく
2時間ぐらいして…
A「お互い心底失望したね、もう連絡とりあうのはやめましょう。相方さんとお元気に。」
俺「結局お前の言ってた好きだなんだってこの程度じゃんかよ!」
A「はぁ?何年間も同棲してるくせに自分の事棚に上げてよく言うわ!つーかここまでするとは思わなかった。
ほんっといい性格してるね、君。」
俺「カギは置いてきたから。」
後日、
なんだかんだいって1年あまり一緒にいたのに
こんな形で急に途切れるのは辛すぎる…と
最後に会いにいった。
そして帰り道メールした。
「なんだかんだ、俺のやり方はひどかったかも。」
「知らなくていいことわざわざ知ることなかったね、ごめん。やっぱり一緒にいると心地よかった事思い出したよ」
A「自分もそんな風に思ってた。でもあの件はとにかく驚きと恐怖で。。。。」
A「しばらく時間が欲しい。」
結局Aは遊びちぎってた事も
単純に自分の性欲処理は恋愛とは別回路で、攻められる筋合いはないから?
チンポの根っこから腐り落ちればいいのに
本気で思った。
これを書く前、正直まだ未練があった、ほんとに馬鹿、自殺モンの馬鹿。
なんか書いてるうちにひでぇ…と思えてきた。
もちろん自分が一番最低最悪糞野郎だけど。
Aの真意は結局なんだったんだろう。
ほんとに俺とずっと付き合っていく気があったんだろうか。
たしかにAの俺への気持ちは本物だったと思う。
はじめに。ちょっと今辛いので吐き出し。
野郎同士のおはなしです。
付き合って8年、同棲して7年になる相手がいる。家賃、その他光熱費は折半。
それなりに長く続けば、それなりにツーカーにもなり、それなりに飽きもでてきて
そしてやる事やらない、枯れた関係になる。
みんながみんなそうじゃないと思うけど、ウチはそうなった。
毎日仕事行って帰って、海外ドラマのDVDをだらだらと二人で観て、寝るの繰り返し。
そして夜も一緒の布団で寝るは寝るけどそんだけ。
昔ミスチルの歌にあった
「つじつま合わせるように、抱き合って眠る」
自分としてはまさにそんな感じだった。
かと言って別れたいか?
というとそうでもない。刺激はないし、つまらない、恋人から家族としての
情みたいなものに変わりつつあって、きっとこのまま続くんだな、という安心感と、
そして永遠にこのままなのかも、というある種の恐怖を感じた。
この辺、普通のカップルみたいに、結婚とか子育てとかマイホームとか
親戚とかのしがらみとか、そういうのが降りかかってきて
二人で対処していく!てのがあればまた違うのかもしれないけど。
そしてセックスレスになれば、同然、外で発散してくる。
相方はどうしてるかわからない。自分が外で遊んでる手前、相方が同じことしてても
咎める権利はないし、咎める気もないが、確実に相方は自分が外で発散しているのは気づいていたと思う。
そんな時、某所で知り合ってちょくちょく会うようになった奴がいた。Aとしよう。
Aは同じ30代。身体の相性が良くて、何度やっても何時間やっても全然飽きなかった。
というか今でも身体の相性は過去最高だと思う。
Aは素朴な顔立ちだけどキリっとしていて精悍さがあった。
そしてAのモノはすごくデカくて太っとい。
恐らく今まで見た中で形も色合いも質感も完璧だった。
見てるだけで惚れ惚れした。
肩幅はがっつりあるのに腰はきゅっと細くて、
ぶら下がってるモノが一段きわどく目立っていた。
自分の手首ぐらいはあるソレを握って、じっくり愛撫して
根元まで入りきった時の充実感、
そして繋がったまま、Aの細い腰を
太腿でしめつけながらずーっとキスをしてると、
ほんとに幸せだと感じた。この為に生まれてきたとさえ思った。
正直慣れるまで相当痛かったが、
そんなの関係ねぇと思えるぐらい脳が痺れまくった。
それだけならそれで、まだお互い「遊び」の範疇だった。
でも次第にAも俺の事が好きだ、ずっと一緒に居たい、早く相方と別れてよ
と言い出すようになった。始めは相手にしなかった。
誰にでも言っているリップサービスだろうと思った。
でもその内、Aの事が好きで好きでたまらなくなった。
絶対心が動く事はないと思っていたのに、
毎日でも会いたい、でも会えない、それでも会いたいけどあなたはいない。
朝まで一緒にいたい、もっと一緒にいたいと言われ
気づいたら相方に「別れたい」と口走っていた。
まさに「寝耳に水」だっただろう。
「他に好きな人ができたの?」
とっさに
「違う、ただ今の生活が窮屈になった」
と誤魔化した。
この時の誤魔化した事こそが、事実だったと今は思う。
そして、
「いつか自分から切り出すかもと思っていたけど、先に言われるとは思ってなかった」
と言って、その日は相方は元々地元民だったのもあって実家に帰った。
一人で部屋にいると、
ほんとにこれでよかったのか?
Aの事は好きだけど結局今の勢いだけで
すぐに駄目になるんじゃないか?
好き好き言ってきていても、他にも男の影があるAに
若干の不信と嫉妬もあった。
わざわざ同じ道を別の人と歩く意味はあるのか?
二人用に揃えてた食器や家具を眺めて
相方との思い出ががんがん頭をよぎって責めて、
その日は眠れずにずっと同じ考えがぐるぐる頭を回るだけで終わった。
結局、後日話し合って、家庭内別居になった。
30越えると1発完全別居はお互いにしんどいし…という話で。
別々の布団で寝て、相方はちょくちょく実家に帰るようになっていった。
Aは
「その内自分のとこに来てくれるまでずっと待ってる、俺ちゃんの事以外はもう考えられないよ」
「自分が転勤になってもずっとついてくればいいじゃん」
そう言って俺に抱きつきながらさくっと寝落ちしていた。
今思うと口だけ感ありありだけど、
その時はラリっていたのもあって心を鷲づかみにされた。
Aの寝顔を撫でながら、永遠に続けばいいのに…と思った。
早くきっちり別れてAと一緒になりたい。
そう思いながらも踏ん切りがつかなかったのは、
いわゆる「オカマの勘」という奴で、
Aは俺に合鍵を渡し、俺の事は特別な部分もあるのだろうが、
いまだに他所でも遊んでる感があった。
本気だと言ってくるからには、その言葉に裏はないと信じたかった。
Aは転勤族だし、結局離れ離れになったり、
Aが他所で遊ぶようになって捨てられたらたまったもんじゃない。
結果今の生活を失うのが怖かった。
家に帰れば相方がいて、相方とAと、どっちにも罪悪感と後ろめたさで
薬を飲まないと眠れなくなった。
そんなある日、Aがシャワーを浴びてる間、携帯が光った。
と出ていた。
頭が真っ白になった。
Aが寝た後、
よくない結果があるのは120%わかっていて
「オッケー、楽しみ」
「まだAくんデカ○ラかな?俺の相手もよろしくね」
こいつ、ただセクフレがいるだけじゃなく
乱パ参加してやがる……!?
ほんとになんというか、
悔しいというか悲しいというか、
アタシの事好きって言ったじゃない!とか、
そもそもちゃんと付き合ってないから
とか、
色んな野郎をブッ挿して気持ちよさげにヤリまくっているのを
妬ましく思う男としての自分と、
誰にも渡したくない、独占したい、アタイの恋路を踏みにじりやがって!氏ね!
Aに対する怒りや失望と自分自身のエゴの自己中毒でとにかく吐いて吐いて吐きまくった。
Aに言えば携帯見た事がバレる、
かといって言わずにいるのも到底無理。
そんなモヤモヤ全開でもAは相変わらず
耐え切れずに、
Aにそれとなく他の奴と遊んでいる事、
今夜妙な集まりに参加するつもりなら
やめてほしいと訴えた。
Aはもちろん知らばっくれた。もうこのばっくれを
見切れないオンナは女失格!てくらい解りやすいばっくれ方で。
そもそも俺も男なので、男の嘘の付き方は解っている。
携帯を見た事を言えば、確実に落ちる、
このまま関係を続けるのなら、
ほんとに心中せめぎ合いだった。
でも、
「ずっと一緒にいようね」
「何十年たってもこうしてたいね」
本心であってほしいと思っていた俺は、
Aを許せずに携帯を見た事をぶちまけた。
結果、Aはだんまりを決め込んだ。
このまま責めてもしょうがないとその日は帰った。
正式に付き合ってる訳でもないし、
俺とは使わないハズのゴムがなぜか買い足してあり、
その使用先を不審に思った俺が問いただした。
その時は、
「もとからあった物だよ」
と言っていた。
今思えば
「アンタバカ?」
級の言い訳だが、
「別に俺とは使わないんだし、そんなもんあると他に使ってそうで嫌だから捨てて」
「だったら相方とは早く別れてよ」
Aと一緒にいる心地よさが捨てられずなんとか収めた。
そして乱パ疑惑の後日…
Aが家の近くまでやってきた。
Aはなにか問題があって自分が渦中に立たされると
計算なのか天然なのか
火に油を注ぐタイプだった。
でもその日はゆっくり、
A自身の考えと、俺の気持ちとを話す事ができた。
Aは自分の事は反省してる、でも俺ちゃんは結局相方とまだ住んでるし、でも俺ちゃんともっと一緒にいたい。
そして、むしゃくしゃして結局乱パは行ったけど、結局何もする気にならずに帰った。
(普通ここは嘘でも行ってないゆうし、そもそも行かないよな…)
でも携帯を見られた事は許せないし、信用が回復するのにしばらくかかると思う。
一瞬?
と思ったが、こちらにも元々の立場や非があるので
携帯を見た事は心から反省し、もう二度と見ないし、見たくもない。
と謝った。
その上で今の状態で相方ときっぱり別れて、Aと…てのはない、と。
ここで本来ならお開きにするべきだったのだが、脳内麻薬は恐ろしい。
Aとの蜜月に心身ともにやられていたので
関係を続行することになった。
Aの事も好きだし、男癖悪いけど、治してくれるだろう。
俺とAとお互いに信用回復したら、
ちゃんとしようね、と。
ほんとバカ。キング・オブ・ザ・バカ。
バカに付ける薬が仮にあっても効かないレベルのバカ。
旅行にいったり遠出して買い物したり、鍋をしたり、
正直もう相方とは同居してるだけなもんだった。
気の置けないルームメイトと化して数年たっていたので
「それ言うんだったらアンタもアタシの洗顔勝手に使ってるじゃん」
「また流行モン買って、結局すぐ着なくなんのに勿体無い!」
ほんとにチンコついてるのあんたら?
つか男相手にオネェこいた時点でその恋は終わらせるべきですね。
兎にも角にもしばらく妙なバランスを保って続いていた。
年が明けて、しばらく経った頃
カマ友が集まれば、無論話す事は男の事。
いわゆるテレビで見るオネエ系ではなく
あーでもないこーでもないとキャッキャ言い合うという
久々の旧友とのガールズトークを楽しんでいた。
と友達に聞かれたが、覗いて見るのは楽しそうだけど
色こいてる相手がもし乗ってたらショックだから。
と話していた。
そんな中、帰りの新幹線。
アプリをDLしてみた。
まぁ驚く事はなく、普通ーに色々な人が色々な事を書き連ねてアピールしていた。
そして降りるべき駅に近づいた時Aを見つけた。
二人で行った海で俺が撮った写真で。
「こら、何してんの?」
次の日
「俺ちゃん?」
めまいがした。
次の日、お土産を渡すべく
Aと飯を食べながら詰問した。
出会い系やってるのも嫌だし、あの画像、あの文言はなんなんだ、と。
実際会ったりとかはしてないから!信じて!
ただの息抜きに見てるだけ!
との事だった。
その上で俺ちゃんはもうそのページ見ちゃ駄目!
と。
もう腰がくだけ落ちそうだった。
そして
「じゃあ俺ちゃんは元相方に俺の事紹介できるの?」
とボールを打ち返してきた。
やましい事があるからこそ痛い所をついてくる。
結局、見ちゃったもんはもう見ちゃったんだから
載せるのやめるかせめて画像とか変えて。
じゃなきゃ俺から閲覧できないようにブロックしてよと言い合うと…
ほんとにブロックしやがった。笑
今までAが遊んでるっぽい事実をつつくと、いつもAは俺の事を悪魔!といって攻めていた。
いつまでもちゃんとしてくれない。どうせ俺ちゃんは自分のこと好きじゃないんでしょ!と。
正直、自分の立ち位置でAに寂しい思いとかやるせない感情を抱かせていたとは思う。
俺はAにほんとに好きというならばきちんと他を精算してほしい。
Aは俺にきちんと別れてくれないなら、やりたいようにやるもん。
俺がきちんと付き合うと声高々に周りに触れ回っても
Aは絶対に男遊びを止めない確信があった。
セックスレスになろうがアツアツだろうが
正直遊ぶ分には甲斐性だとも思うし
解らないようにしてくれれば全然良かった。
しかし、遊び方が派手なくせに始末が下手すぎだったのだ。
隠す気があるんだかないんだか。そこだけはいつまでも素人気分。
Aとこの先続けるんならどのみち黙認しないといけない。
お互い見てみぬふりをしていた。
絶対どっちかが折れるだろうと。
Aに閲覧をブロックされた時、
「ワレなんぼのもんじゃ!」
絶っっっっ対クロ、真っ黒の癖に
俺ばっかりせめやがって!
アンタ生意気なのよ!小娘が!
完全に自分の事を棚上げ状態だった俺は
この時まだ甘い期待があった。
言い合った手前ブロックされたけど、
そしてやるなら別人になりきったれと
Aのページを踏んだ。
画像も何もかもそんままだった…
そして、それでもう見るのをやめておけばよかったのだ。
Aからは、
「そんなに心配しなくても俺ちゃんしか見てないから安心してよ!」
ラリった脳にはほんとに心地よく天にも昇るその文字列。。
「ヤリたいす!」
まさに高低差キーン。
今まで、こんなに脈をうった事があるか?
というぐらい心臓が爆走した。
胸は早打ちなのに手足が冷たくなっていくのを感じながら
なぜか返信していた。
「いきなり積極的ですね」
A「すっげえタイプど真ん中なんで!」
「あはは、そっかー」
A「よければ会いたいす!」
「いつ頃が都合いいん?」
A「今夜とかどーすか?なーんて。土日祝休みです」
「さすがに今夜は急だなぁ」
A「俺んち、○○駅近くなんで、□□さんちか俺んちでヤロ!」
なに軽くヤリメッセ楽しんでんの?
え!?
さっき俺しか見てないよ!
って書いてた人だよね????
「ああ、やっぱりこういう奴だったんだよ、だから言ったじゃん…」
頭の中でドヤ顔のもう一人の俺。
Aにどう言えばいいのか、そもそも知らなくていいことをほじくったのは自分…
でも俺と平行してヤリメッセを送っていた事実をなかったことには絶対に、絶対にできない。
目をつぶれば、まだしばらくAとの甘い生活を満喫していける。
かといって裏でのAをこれでもかと思い知らされた。
いくら俺の目の前のAが大好きで心地よくても
これだけ揃うともう、押さえ込むことができなかった。
世の中には心と下半身は別って男は沢山いる。
人は単純じゃない。絶対的に清いままの人なんていない。
頭では解っているつもりだった
Aはそうじゃない、と自分自身に思い込ませていた。
それでもAは俺がはっきりしないから
ほんとに息抜きで、最悪、魔がさしたとしてもそれぞれ1回限りだろうし!
ほんとにパンチドランカーな考えで自分を諌めAに会いにいった。
ベットでぎゅうっと抱き合った時のAだけがほんとのAだとまだ信じ込ませていた。
コンビニに用があるというAを置いて先にAの部屋に帰った時、
ふと
と頭によぎった。
見つけたくないのに、見つけたかった。
前回の隠し場所にはもちろん無い。
あー、やっぱり出会い系も見てる分なら
もういいじゃん、と思いつつ
普段触ることの無い棚に目をやると
封の空いたゴムの箱があった。
数を数える。6個
12個入りなので少なくとも
6回はなにかしらで使い、
合鍵をもたしてる
部屋に連れ込んでヤッってる。。。
なんかもう全て真っ黒真っ黒真っ黒けじゃん
なーにがいつまでも一緒だ!
自分の間抜けさ加減とAの性欲の限りなさに笑けてきた。
残りのゴムを引きちぎりながら
トイレに隠れた。
Aが帰ってきた。
ゴミ箱には気づいてない様子。
テレビを見て笑っているAに
「またゴムみつけちゃったんだけど」
とかます。
「!なんで部屋さぐるの?」
「もー、あれは前からある奴っていってるじゃん」
「前回のは俺が隠した。今回のは明らかに新しいし、別のモノだった」
「そんなわけないでしょ、気にしすぎだって」
「じゃあ捨ててよ」
「なんで捨てなきゃいけないの?」
(なんか書いてて腹立ってきた上に可笑しくなってきた)
そんなやり取りを続けながら沈黙が続き…
Aは寝やがった。
なんか、もう言葉がなかった。
そりゃ、たしかに、
せめる立場じゃござんせんけど?
寝るってなにさ?
いいくるめる気もないわけ?
普通なら横っ面ぶん殴って
起してでも続けるんだろうけど
なんかそこまでの労力を使う気になれず
テレビもなにもかもつけっぱなしで帰った。
A「そっか、わかった…」
俺への手前なのか、認めたくないだけなのか。
Aには
「もうAはやりたいようにやればいいよ」
と送った。
「だから、好きだけど、もうAは好きにしなよ、俺よりもっと懐ふかくて
A「何を偉そうに、結局相方と居る癖に!」
相方と居る俺へのあてつけで遊んでるとは思えないし
いてもいなくてもやるんじゃんか…
もうこれで終わりかな…
しんみりしていたら
「今夜遅く、会えませんか?」
もう笑った、声を出して。
とにかく食らわしたかった。
俺「言うつもりなかったけど、嫌われる覚悟で言うね。別アカウントとれば、Aのページ見られるんだよ」
俺「でさ、俺の事、悪魔悪魔ってせめてたじゃん、ほんとに悪魔かもね」
俺「別アカとって、俺がなにすると思う?」
「信じられなくてごめんね」
と送信した。
しばらくAからはなにもなく
2時間ぐらいして…
A「お互い心底失望したね、もう連絡とりあうのはやめましょう。相方さんとお元気に。」
俺「結局お前の言ってた好きだなんだってこの程度じゃんかよ!」
A「はぁ?何年間も同棲してるくせに自分の事棚に上げてよく言うわ!つーかここまでするとは思わなかった。
ほんっといい性格してるね、君。」
俺「カギは置いてきたから。」
後日、
なんだかんだいって1年あまり一緒にいたのに
こんな形で急に途切れるのは辛すぎる…と
最後に会いにいった。
そして帰り道メールした。
「なんだかんだ、俺のやり方はひどかったかも。」
「知らなくていいことわざわざ知ることなかったね、ごめん。やっぱり一緒にいると心地よかった事思い出したよ」
A「自分もそんな風に思ってた。でもあの件はとにかく驚きと恐怖で。。。。」
A「しばらく時間が欲しい。」
結局Aは遊びちぎってた事も
単純に自分の性欲処理は恋愛とは別回路で、攻められる筋合いはないから?
チンポの根っこから腐り落ちればいいのに
本気で思った。
これを書く前、正直まだ未練があった、ほんとに馬鹿、自殺モンの馬鹿。
なんか書いてるうちにひでぇ…と思えてきた。
× 部屋に入れてくれるということは、OKだということだと理解し
○ 部屋に入れてくれるということは、OKだということだと俺の中では決まっているので
最低でもDVD終わるまで待てやwww
割とクラシックからジャズ、アニソン、ゲームサントラ、J-POP、ボカロに至るまで満遍なく聴くタイプなんだけど
J-POPの新曲10曲くらい一気に購入しようとしたらカラオケやオルゴール曲が多すぎてボーカルが入っているのが少なすぎて断念
お目当てのJPOPアーティストがあっても売ってる曲自体が少ない
ボカロ曲もこの再生回数超多いCD化された有名曲も売っていないものは多いし
アニソンも少ない
結局8曲くらい購入したけど新曲は音楽CDやライブDVDをアマゾンで購入して届けてもらうことになりそう
新発売の曲はすぐにMP3ストアで発売してくれないとキンドルファイアHDを買った意味が薄れる
サービス終了した「Yahoo!ミュージック」と同じくらいJ-POPの曲を揃えてほしい
電子書籍についてもまだまだ少ない。本好きの増田ですらまだ漫画一冊と経済雑誌のバラ売り記事を一記事購入しただけ
岡倉天心の『茶の本』が無料化されたお蔭で本棚の蔵書を一冊減らすことができた
購入理由
1.バルザックの未だ日本語に翻訳されていないシリーズが読みたかった
2.Amazon MP3で曲買ってキンドルファイアHDで聞けば、CDケースの蓋開けてCD取り出して聞く手間が省ける
3.バルザックやゾラその他本、漫画、雑誌、CDやDVD買い溜めすぎてとうとう小さな本棚に治まりきれなくなった
4・これからもゾラやバルザックは全集読破する予定なので置き場所の問題があった
買ってよかった点
・今使っているボロPCよりは、WEB表示が速い さくさく
・人差し指と中指を揃えて閉じてピースの形に指を開くと閲覧中のWEBページの文字を大きくできる
・外国の著作権が切れているバルザックの無料電子書籍本を何冊か購入した
・記事ごとの購入(1記事100円)が可能だった某ビジネス誌の読みたい記事だけ購入できた
改善してほしい点
・ボカロ曲がまだまだ少ない
・アニソンも少ない(オルゴールバージョンとかカラオケバージョンだけあっても・・・)
・J-POPも少ない
・雑誌や漫画の電子書籍化が「遅い」「少ない」上に当日発売で無い。電子書籍化待ちきれずに本屋で買ってしまうし
・電子書籍が少ない 今テレビでミステリードラマ化され放送中の話題の小説の
電子書籍化待ちきれなくて昨日本屋で買った 発売日に電子書籍が出ないと何のための端末なんだか
・これまでのIDとパスワードではログインできないウェブサービスが1サイトあった
今のところ文字入力と曲数や書籍の少なさ以外は音楽プレイヤーとフランス文学を読むための電子ブック端末として
充分満足してる
寒い日だった。クリスマスはいつでも寒いけれど、その日は格別だった。ホワイトクリスマスになるのではないか、という予感があった。
あなたは、私が指定した通りの時間に、金時計の傍でぽつりと立っていた。クリスマスで浮かれるかわいい女の子たちの中、黒を基調とした色の服を着ていたあなたのあたりだけ、深く沈んでいるように見えた。
私は、数か月ぶりにあなたを見て、そして足を動かすことができなくなった。付き合い始めてから、初めて会うあなた。この、土壇場になって、「会わない」という選択肢が私にはあるのではないのか、という思いが頭から離れなくなっていた。数秒その場で固まったあと、私は勇気を振り絞り歩いた。あなたとの距離があと少しになったとき、ようやくこちらに気付いて、笑った。犬のような笑顔だった。私は、今でもその顔を忘れることができない。
私の家にあなたの「お泊りセット」を置きに行く間、あなたはいろいろなことを喋った。数か月間会わなかった間のことが主で、あいかわらず情けない話ばかりだった。あなたは、駅のホームで、電車のなかで、ヒビの入ったコンクリートの道で、家につくまで喋っていた。
家に入ると、あなたは途端に黙りこくった。私たち以外だれもいない部屋は、不気味なほど静かだった。私は、自分が何を言わなければいけないのかを悟った。これ以上、残酷なことをしてはいけない、と感じた。
ごめんなさいね、と私は言った。
あなたは、え? と言ったあと、私の顔をじっと見た。
私は、一瞬だけ口を噤んだあと、体が緊張で軋むのを感じながら、別れてほしいの、と言った。
顔をそむけていた私は、あなたのその時の表情を知らない。でも、たぶん、いつものように諦めたような卑屈な笑顔で、そんな気がしてたんだ、と言ったんだと思う。
そして、私たちは別れた。
おそらく女の子の家に泊まることすら初めてなあなたは、当然のように、せっかくだし楽しむよ、と言った。私も、別れたからと言って今日の「お泊り」を無しにするつもりはなかったので、できる限り優しく微笑んで、うん、せっかくだし、と言った。
遠方から来たあなたは、この場所に詳しくなくて、そして私が年上ということもあって、当然デートは私がリードすることになった。といっても、デートというのは名ばかりで、私が行きたい場所にあなたを付き合わせただけだった。私は、私があなたのことを好きでない以上、自分が行きたくない場所に行っても楽しくないだろう、と思っていたし、そして、あなたは私のことが好きだから、あなたが興味のないところでも楽しめるだろう、という、一種、傲慢ともいえる考えをしていた。そして、今でもそれは正しかったのだろうと思う。私は、私が服を見たり、本を見たりして、あなたに合意や意見を求めたときの、あなたの笑顔が、どうしても悲しかった。でも、私にはどうすることもできなかった。
あなたは、私が支払おうとするのを止めて、代わりにお金を出した。私はそういうときにだけ、ああ、そういえばこれはデートだったのだ(しかもクリスマス・イブの日の)、ということを思い出した。
家に帰って、私は布団を敷いた。その上に、ゲーム機や、アニメのDVDなどをならべて、さて、なにから見ようか、とあなたと形ばかりの相談をして、結局その日私が買ってきたゲームと私が以前に借りてきたアニメを見ることになった。これは、思い出すまでもないことだ。なぜなら、あなたが自主的になにかを決めたことは、数か月前の私たちが別れる前日に私を公園へ誘ったこと以外、一度もなかったからだ。
布団の上で、私たちは、ぼんやりとした会話をしながら、ゲームを進めた。
そして、ゲームに夢中になるあなたの横顔を見ながら、言おうと思っていたことを言った。私、多分レズビアンなんだと思う。
私は一方的にしゃべり続けた。これまで男の人を好きになったことがないの。あなたは好きだったけど、なにか違うみたい。私は、人を恋愛として好きになったことがない、でも、私には恋愛に対する憧れがあるの。だから、私は、レズビアンなんだと思いたいの。男の人がだめなら、女の人と恋愛をしたい。それが無理ならAセクシャル、とか、恋愛ができない人、ってことになるんだろうと思うけれど、それはいやなの。恋愛ができる可能性があるなら、私は信じてみたい。だから、私はレズビアンなの。
あなたは黙っていた。
ゲームのコントローラーを触っている指だけ動いていて、目はじっとテレビ画面を見ていた。私も気まずくなって、一緒になってその画面をみた。
ふと、あなたは言った。おれさあ、この服買いに行ったときに、店員に、女の子だったらモテそうですね、って言われた。
私は、にこりともせずに、そうだったらよかったのにね、と言った。そうだったら、すごくタイプなのに。
そして私たちは、徹夜でゲームとアニメを消化しつづけた。淡々と、まるでそうしていなければ死んでしまうかのように、ゲームを進め、アニメを観た。
そして、泥のように寝た。
次の日、起きるとすでに夕方を過ぎていた。私は、冷蔵庫にしまってあったクリスマス用の豪華なごはんと、ケーキを持ち出して、ぐちゃぐちゃな布団の置いてある部屋に持ってきた。あなたは寝ぼけているようで、のろのろとごはんを食べた。気の遠くなるような時間をかけて食べた。奇妙な沈黙で満ちるこの部屋に耐えられず、私はもう既に最後まで見たアニメのDVDを再生した。あなたは、何もいわなかった。私も何も言わずに、淡々とクリスマスのチキンや、豪華なサラダ、そして、陽気なデコレーションをしてあるケーキなどを食べた。
ごはんを食べ終わるころには、すでに外は暗くなっていた。あなたは、帰るよ、と言った。私は、じゃあ送るね、と言い、自転車の鍵を探した。駅に着くまで、あなたは何もしゃべらなかった。着いてからですら、何かを言おうともしなかった。
私は、また来てね、と言った。言ったあとで、ずいぶんおかしなことを言ってしまった、と思ったけれど、あなたは、うん、と言って頷いて、改札を通って行った。逆光で、顔は見えなかった。
私は、寒空の下、ひとりで家路についた。自転車に乗って思い切り漕ぐと、クリスマスの冷たい風が顔にあたって、冷たかった。思わず空を見上げると、昨日は曇っていたはずの空には星しか無く、そこで私は、そういえばホワイトクリスマスにはならなかったなあ、と今更ながら残念がった。