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はてなキーワード: 委任とは

2024-11-11

anond:20241110232028

既に訴えられてるんなら第一回期日までに答弁書を出せば良い(しかもいわゆる三行答弁書でも良い)、あんま急がなくて良い案件からそんなもんかも。

契約書に(※訴訟委任状ではない。訴訟委任状委任事項には一律に「反訴の提起」って書いてるから)反訴の提起まで書いてあれば、遠から反訴状も作ってくれると思う。

2024-10-01

anond:20240930211842

だってないんですもの

「なにないことがあるものか」

「あった、あった」と三四郎が言う。

「どら、拝見」と美禰子が顔を寄せて来る。「ヒストリーオフ・インテレクチュアル・デベロップメント。あらあったのね」

「あらあったもないもんだ。早くお出しなさい」

 三人は約三十分ばかり根気に働いた。しまいにはさすがの与次郎もあまりせっつかなくなった。見ると書棚の方を向いてあぐらをかいて黙っている。美禰子は三四郎の肩をちょっと突っついた。三四郎は笑いながら、

「おいどうした」と聞く。

「うん。先生もまあ、こんなにいりもしない本を集めてどうする気かなあ。まったく人泣かせだ。いまこれを売って株でも買っておくともうかるんだが、しかたがない」と嘆息したまま、やはり壁を向いてあぐらをかいている。

 三四郎と美禰子は顔を見合わせて笑った。肝心の主脳が動かないので、二人とも書物をそろえるのを控えている。三四郎は詩の本をひねくり出した。美禰子は大きな画帖を膝の上に開いた。勝手の方では臨時雇いの車夫と下女がしきりに論判している。たいへん騒々しい。

ちょっと御覧なさい」と美禰子が小さな声で言う。三四郎及び腰になって、画帖の上へ顔を出した。美禰子の髪で香水のにおいがする。

 絵はマーメイドの図である。裸体の女の腰から下が魚になって、魚の胴がぐるりと腰を回って、向こう側に尾だけ出ている。女は長い髪を櫛ですきながら、すき余ったのを手に受けながら、こっちを向いている。背景は広い海である

人魚

人魚

 頭をすりつけた二人は同じ事をささやいた。この時あぐらをかいていた与次郎がなんと思ったか

「なんだ、何を見ているんだ」と言いながら廊下へ出て来た。三人は首をあつめて画帖を一枚ごとに繰っていった。いろいろな批評が出る。みんないいかげんである

 ところへ広田先生フロックコート天長節の式から帰ってきた、三人は挨拶をする時に画帖を伏せてしまった。先生書物だけはやく片づけようというので、三人がまた根気にやり始めた。今度は主人公がいるので、そう油を売ることもできなかったとみえて、一時間後には、どうか、こうか廊下書物が書棚の中へ詰まってしまった。四人は立ち並んできれいに片づいた書物を一応ながめた。

「あとの整理はあしただ」と与次郎が言った。これでがまんなさいといわぬばかりである

「だいぶお集めになりましたね」と美禰子が言う。

先生これだけみんなお読みになったですか」と最後三四郎が聞いた。三四郎はじっさい参考のため、この事実を確かめておく必要があったとみえる。

「みんな読めるものか、佐々木なら読むかもしれないが」

 与次郎は頭をかいている。三四郎はまじめになって、じつはこのあいから大学図書館で、少しずつ本を借りて読むが、どんな本を借りても、必ずだれか目を通している。試しにアフラベーンという人の小説を借りてみたが、やっぱりだれか読んだあとがあるので、読書範囲の際限が知りたくなったから聞いてみたと言う。

アフラベーンならぼくも読んだ」

 広田先生のこの一言には三四郎も驚いた。

「驚いたな。先生はなんでも人の読まないものを読む癖がある」と与次郎が言った。

 広田は笑って座敷の方へ行く。着物を着換えるためだろう。美禰子もついて出た。あとで与次郎三四郎にこう言った。

「あれだから偉大な暗闇だ。なんでも読んでいる。けれどもちっとも光らない。もう少し流行ものを読んで、もう少し出しゃばってくれるといいがな」

 与次郎言葉はけっして冷評ではなかった。三四郎は黙って本箱をながめていた。すると座敷から美禰子の声が聞こえた。

「ごちそうをあげるからお二人ともいらっしゃい」

 二人が書斎から廊下伝いに、座敷へ来てみると、座敷のまん中に美禰子の持って来た籃が据えてある。蓋が取ってある。中にサンドイッチがたくさんはいっている。美禰子はそのそばにすわって、籃の中のもの小皿へ取り分けている。与次郎と美禰子の問答が始まった。

「よく忘れずに持ってきましたね」

だって、わざわざ御注文ですもの

「その籃も買ってきたんですか」

「いいえ」

「家にあったんですか」

「ええ」

「たいへん大きなものですね。車夫でも連れてきたんですか。ついでに、少しのあいだ置いて働かせればいいのに」

「車夫はきょうは使いに出ました。女だってこのくらいなものは持てますわ」

あなたからつんです。ほかのお嬢さんなら、まあやめますね」

「そうでしょうか。それなら私もやめればよかった」

 美禰子は食い物を小皿へ取りながら、与次郎と応対している。言葉に少しもよどみがない。しかゆっくりおちついている。ほとんど与次郎の顔を見ないくらいである。三四郎は敬服した。

 台所から下女が茶を持って来る。籃を取り巻いた連中は、サンドイッチを食い出した。少しのあいだは静かであったが、思い出したように与次郎がまた広田先生に話しかけた。

先生、ついでだからちょっと聞いておきますがさっきのなんとかベーンですね」

アフラベーンか」

「ぜんたいなんです、そのアフラベーンというのは」

英国の閨秀作家だ。十七世紀の」

「十七世紀は古すぎる。雑誌材料にゃなりませんね」

「古い。しか職業として小説従事したはじめての女だから、それで有名だ」

「有名じゃ困るな。もう少し伺っておこう。どんなものを書いたんですか」

「ぼくはオルノーコという小説を読んだだけだが、小川さん、そういう名の小説全集のうちにあったでしょう」

 三四郎はきれいに忘れている。先生にその梗概を聞いてみると、オルノーコという黒ん坊の王族英国船長にだまされて、奴隷に売られて、非常に難儀をする事が書いてあるのだそうだ。しかもこれは作家の実見譚だとして後世に信ぜられているという話である

おもしろいな。里見さん、どうです、一つオルノーコでも書いちゃあ」と与次郎はまた美禰子の方へ向かった。

「書いてもよござんすけれども、私にはそんな実見譚がないんですもの

「黒ん坊の主人公必要なら、その小川君でもいいじゃありませんか。九州の男で色が黒いから」

「口の悪い」と美禰子は三四郎を弁護するように言ったが、すぐあとから三四郎の方を向いて、

「書いてもよくって」と聞いた。その目を見た時に、三四郎はけさ籃をさげて、折戸からあらわれた瞬間の女を思い出した。おのずから酔った心地である。けれども酔ってすくんだ心地である。どうぞ願いますなどとはむろん言いえなかった。

 広田先生は例によって煙草をのみ出した。与次郎はこれを評して鼻から哲学の煙の吐くと言った。なるほど煙の出方が少し違う。悠然として太くたくましい棒が二本穴を抜けて来る。与次郎はその煙柱をながめて、半分背を唐紙に持たしたまま黙っている。三四郎の目はぼんやり庭の上にある。引っ越しではない。まるで小集のていに見える。談話もしたがって気楽なものである。ただ美禰子だけが広田先生の陰で、先生がさっき脱ぎ捨てた洋服を畳み始めた。先生和服を着せたのも美禰子の所為みえる。

「今のオルノーコの話だが、君はそそっかしいから間違えるといけないからついでに言うがね」と先生の煙がちょっととぎれた。

「へえ、伺っておきます」と与次郎几帳面に言う。

「あの小説が出てから、サザーンという人がその話を脚本に仕組んだのが別にある。やはり同じ名でね。それをいっしょにしちゃいけない」

「へえ、いっしょにしやしません」

 洋服を畳んでいた美禰子はちょっと与次郎の顔を見た。

「その脚本なかに有名な句がある。Pity's akin to love という句だが……」それだけでまた哲学の煙をさかんに吹き出した。

日本にもありそうな句ですな」と今度は三四郎が言った。ほかの者も、みんなありそうだと言いだした。けれどもだれにも思い出せない。ではひとつ訳してみたらよかろうということになって、四人がいろいろに試みたがいっこうにまとまらない。しまいに与次郎が、

「これは、どうしても俗謡いかなくっちゃだめですよ。句の趣が俗謡もの」と与次郎らしい意見を提出した。

 そこで三人がぜんぜん翻訳権与次郎委任することにした。与次郎はしばらく考えていたが、

「少しむりですがね、こういうなどうでしょう。かあいそうだたほれたってことよ」

いかん、いかん、下劣の極だ」と先生がたちまち苦い顔をした。その言い方がいかにも下劣らしいので、三四郎と美禰子は一度に笑い出した。この笑い声がまだやまないうちに、庭の木戸がぎいと開いて、野々宮さんがはいって来た。

「もうたいてい片づいたんですか」と言いながら、野々宮さんは椽側の正面の所まで来て、部屋の中にいる四人をのぞくように見渡した。

「まだ片づきませんよ」と与次郎がさっそく言う。

「少し手伝っていただきましょうか」と美禰子が与次郎調子を合わせた。野々宮さんはにやにや笑いながら、

「だいぶにぎやかなようですね。何かおもしろい事がありますか」と言って、ぐるりと後向きに椽側へ腰をかけた。

「今ぼくが翻訳をして先生しかられたところです」

翻訳を? どんな翻訳ですか」

「なにつまらない――かわいそうだたほれたってことよというんです」

「へえ」と言った野々宮君は椽側で筋かいに向き直った。「いったいそりゃなんですか。ぼくにゃ意味がわからない」

「だれだってわからんさ」と今度は先生が言った。

「いや、少し言葉をつめすぎたから――あたりまえにのばすと、こうです。かあいそうだとはほれたということよ」

「アハハハ。そうしてその原文はなんというのです」

「Pity's akin to love」と美禰子が繰り返した。美しいきれいな発音であった。

 野々宮さんは、椽側から立って、二、三歩庭の方へ歩き出したが、やがてまたぐるりと向き直って、部屋を正面に留まった。

「なるほどうまい訳だ」

 三四郎は野々宮君の態度と視線とを注意せずにはいられなかった。

 美禰子は台所へ立って、茶碗を洗って、新しい茶をついで、椽側の端まで持って出る。

お茶を」と言ったまま、そこへすわった。「よし子さんは、どうなすって」と聞く。

「ええ、からだのほうはもう回復しましたが」とまた腰をかけて茶を飲む。それから、少し先生の方へ向いた。

先生、せっかく大久保へ越したが、またこっちの方へ出なければならないようになりそうです」

「なぜ」

「妹が学校へ行き帰りに、戸山の原を通るのがいやだと言いだしましてね。それにぼくが夜実験をやるものですから、おそくまで待っているのがさむしくっていけないんだそうです。もっとも今のうちは母がいるからかまいませんが、もう少しして、母が国へ帰ると、あとは下女だけになるものですからね。臆病者の二人ではとうていしんぼうしきれないのでしょう。――じつにやっかいだな」と冗談半分の嘆声をもらしたが、「どうです里見さん、あなたの所へでも食客に置いてくれませんか」と美禰子の顔を見た。

「いつでも置いてあげますわ」

「どっちです。宗八さんのほうをですか、よし子さんのほうをですか」と与次郎が口を出した。

「どちらでも」

 三四郎だけ黙っていた。広田先生は少しまじめになって、

「そうして君はどうする気なんだ」

「妹の始末さえつけば、当分下宿してもいいです。それでなければ、またどこかへ引っ越さなければならない。いっそ学校寄宿舎へでも入れようかと思うんですがね。なにしろ子供から、ぼくがしじゅう行けるか、向こうがしじゅう来られる所でないと困るんです」

「それじゃ里見さんの所に限る」と与次郎がまた注意を与えた。広田さんは与次郎相手にしない様子で、

「ぼくの所の二階へ置いてやってもいいが、なにしろ佐々木のような者がいるから」と言う。

先生、二階へはぜひ佐々木を置いてやってください」と与次郎自身が依頼した。野々宮君は笑いながら、

「まあ、どうかしましょう。――身長ばかり大きくってばかだからじつに弱る。あれで団子坂の菊人形が見たいから、連れていけなんて言うんだから

「連れていっておあげなさればいいのに。私だって見たいわ」

「じゃいっしょに行きましょうか」

「ええぜひ。小川さんもいらっしゃい」

「ええ行きましょう」

佐々木さんも」

「菊人形は御免だ。菊人形を見るくらいなら活動写真を見に行きます

「菊人形はいいよ」と今度は広田先生が言いだした。「あれほどに人工的なものはおそらく外国にもないだろう。人工的によくこんなものをこしらえたというところを見ておく必要がある。あれが普通人間にできていたら、おそらく団子坂へ行く者は一人もあるまい。普通人間なら、どこの家でも四、五人は必ずいる。団子坂へ出かけるにはあたらない」

先生一流の論理だ」と与次郎が評した。

「昔教場で教わる時にも、よくあれでやられたものだ」と野々宮君が言った。

「じゃ先生もいらっしゃい」と美禰子が最後に言う。先生は黙っている。みんな笑いだした。

 台所からばあさんが「どなたかちょいと」と言う。与次郎は「おい」とすぐ立った。三四郎はやはりすわっていた。

「どれぼくも失礼しようか」と野々宮さんが腰を上げる。

「あらもうお帰り。ずいぶんね」と美禰子が言う。

「このあいのものはもう少し待ってくれたまえ」と広田先生が言うのを、「ええ、ようござんす」と受けて、野々宮さんが庭から出ていった。その影が折戸の外へ隠れると、美禰子は急に思い出したように「そうそう」と言いながら、庭先に脱いであった下駄はいて、野々宮のあとを追いかけた。表で何か話している。

 三四郎は黙ってすわっていた。

2024-08-22

自社サービスより下手なSIerの方が動きやす

https://comemo.nikkei.com/n/n84d2b6b03d3c

>現職(SIerSES)では、仕様などがトップダウンで指示されますよね(自分から意見できませんよね)。弊社のこのポジションでは、トップダウンで指示が来るだけでなく、提案もできます

とあるが、現実問題提案は難しい。小さい会社ならともかく、大手事業会社では膨大なステークホルダーがおり、それら全員にハンコリレーをして回るのは不可能に近い。何故なら最初に貰ったハンコが途中で失効するからだ。そもそも各部門とのコネクションを得るだけで膨大な労力と時間が掛かる。

また社内受託状態になっているとリファクタリングでさえ、発注内容に存在しない概念なので気軽に行うことはできない。仮にチャンスを得ても動き次第では実装した人間メンツも潰してしまうので信頼を失うことさえあり、そういった文化がなければ容易ではない。

対してSESSIerは余った時間は基本何をしてもいい。これは大抵の場合顧客自分契約が準委任などの形で時間清算になっているためだ。社内受託場合は早く終われば追加の案件が振ってきて手を止める暇もないが、SIerはあらかじめ範囲が決まっているため、地面から突如湧いてくるケースは炎上案件を除き存在しないし、炎上案件でも火消しのための改善経験上、受け入れられる。上流側の基本設計要件定義がザルなら下流から叩きなおし、顧客に直談判することすらやりようによっては可能だ。実装した人間しょっちゅう入れ替わるのでメンツもクソもないし、仮に残っていても妙なプライドを持つ人間は多くない。

事業会社では自社で抱えている社員限界まで使い倒すのが狙いなのもあり、これが難しい。外注を入れると高くつくのでギリギリの人数で仕事を回していると余白がないのだ。逆に入っている側の人間は明確な義務がないので自由に動ける(SES会社との関係悪化が起きるとよくないので使い潰すような動きはしない)

転職活動中に複数から意見を聞いたが、外部向けにアピールしているボトムダウンやら改善活動は人を集めるための方便・綺麗ごと、常識的に考えれば事業成長が優先でやる暇などないよ、と言われたので恐らくどこもそうなのだろう。

2024-07-25

はてブクリエイター無罪志向、ほんっと気持ち悪い

漫画家が億単位の巨額の収入をえていながら、全く確定申告納税しておらず有罪判決うけたニュースブコメ群を見てびっくりしちゃった。

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/news.yahoo.co.jp/articles/36265553c83962f0ff3667975020a7fdbb00b732

 

本人の「事務作業が不得意だからやってなかった」の言い訳鵜呑みして、「わかるわかるー、仕方ないよねー、悪くないよー」とヨチヨチしてんの。

マジか。

 

そら裁判所は内心の部分について本人がそう言ってればそう判決に書くだろうよ。

それを否定する検察の主張や立証なんてないわけだし。(検察としては罪が軽くなるような言い訳でなければいちいち否定しない)

 

 

未成年でも学生でもない、成人して仕事を十年以上やってる36歳(脱税当時31歳~)のいい大人をヨチヨチと甘やかすキショブコメがほんと気持ち悪すぎるので味わってほしい。

 

税制が複雑すぎるせいだ」

 ↑ほんとうにそれが理由なら、経費の控除なんて一切せず収入額をそのまま積み上げてそれに税率を掛けるだけで済むから、なーんも複雑じゃないぞ。小学生算数レベルの足し算と掛け算で終わる。

 納税額を減らそうといろいろ制度利活用しようとするから複雑になるんであって、納税額減らそうなんて思わなければ単純だぞ。

 締め切りの大事さは仕事でわかってるはずで、申告・納税にも法令で決まってる締め切りがあるんだから、まずは締め切りに間に合わせるために簡単計算して納税しとけばいいだけの話なの。

 (いったんそれで多めに納税しておいて、やる気がでたときにあとから訂正申告すれば還付で取り戻せる。多く納税する分には税務署は何も言わないから、訂正申告も面倒なら多めの税額は必要経費あきらめろ。それも嫌なら税理士委任しろ

 

事務仕事はほんと向き不向き、得意不得意があるから仕方ない」

 ↑自分でやるのが不得意なら、得意とする専門家である税理士に丸投げすりゃいいだけだろ。みんなそうしとるわ。3年間で2憶6000万円も稼いでて税理士に依頼できない経済状況だったと思うのかよ。そういうのは「不向き、不得意」ではなく「やる気がない」と言う。

 

「わかる。一度遅れると怒られると思って雪だるま式事務処理膨れる」

 ↑だから計算から税務署とのやりとり(怒られ役)から納税まで、税理士に丸投げすりゃいいだけだって

 これが家の掃除が面倒で汚部屋に~とか、子育て大変でネグレクト気味に~てんなら、まだわかるんだよね。清掃屋や家に来てもらう育児サポーターはいるけど、本当に質が保たれてるのか、任せて大丈夫なのか不安から報酬として払う経済的余裕がないってこともあるし。

 でも税金処理に関しては、税理士っていう国家資格と実績と経験に裏打ちされた士業の専門家がいて皆存在を知ってて、しかも巨額の収入がある状態なのだから、「自分事務処理が苦手」なのに任せてないのは、そもそも払う気がない(税金払いたくない、税理士への報酬も払いたくない)以外の理由がないのよ。

 

出版社税理士さんを紹介するなどしてあげて欲しかった」「出版社って何やってたの。役に立たないね

 ↑出版社はパパじゃねーぞ。というか出版社編集者は何度も忠告・注意してたって書いてあるだろうが。本人にやる気がないのに税理士紹介してどういう意味があるんだよ。

 出版社委託業務関係ない「国民全体の義務に対するやる気」の部分まで出版社編集者に負わせるなんて、36歳漫画家子供か被成年後見人(禁治産者)なのかよ。

 (仮にそうだとしても、出版社編集者はパパでもないし成年後見人でもないから、そこまで面倒見る必要はないんだけどな)

 

他人に任せるのがおっくうや会話や連絡が苦手というコミュニケーション能力問題

 ↑原作者編集者とは会話や連絡できて仕事しているし、不動産を購入するとき不動産屋とも会話や連絡できて不動産を購入できてたのに、納税作業委任する税理士との会話や連絡だけ急におっくうになるなんて、大変どすなー(棒

 

金銭への関心が薄かろうと財布などから眼前のお金が消えてくのは漠然と恐怖を覚えるのだろう。」

 ↑不動産を購入したときは、納税額よりはるかに大きい額が「財布などから眼前のお金が消えて」たはずなんだけど、それは義務ではなく任意なのに自分意志でできて、義務である納税ときだけ恐怖を感じたせいで出来なかったんどすなー 女性が恐怖を感じたならかわいそうだから仕方ないねー(棒

 

「親が申告に反対してた可能性もありそう。娘が父親に反抗しにくい地域の中でも秘境レベル場所だし、このレベル田舎に住んでる年寄りは法より地元ルールを優先する人が結構いてヤバイ

 ↑裁判の中で本人も弁護士も一切語ってない「特殊な裏事情」を無から創り出して、そこから流れるように父親男性ヘイト田舎ヘイト誘導するその手腕、さっすが男性差別田舎差別が推奨されるはてブならではの華麗な論理展開どすな。

 

どれもこれも、才能あるクリエイターイノセント純粋で悪意のない存在で、そのやらかしは全てうっかり過失によるものでした~ってか?

馬っっっ鹿じゃねえの?

クリエイター言い訳を頭から鵜呑みにして同情的になるはてブの傾向って公平性カケラも無くて、ほんっと気持ち悪い。

 

政治家違法行為摘発されたときに「知らなかった、秘書勝手にやった」の言い訳鵜呑みにして「先生被害者よね、かわいそう、これからも頑張って!」と支持し続けるジジババの思考回路理解できなかったけど、

漫画家言い訳鵜呑みにしてるはてブの連中がそのまま年を取ったら、ああいう愚かな有権者になるんだな、こういうメンタリティなんだなって勉強になった。

2024-07-12

内田樹によって書かれた都知事選に関する2つの記事比較

nippon.com版の方が先に書かれたので、nippon.com版→内田ブログ版の順に掲載

適宜改行等を加えた。

 

 

nippon.com版

https://www.nippon.com/ja/in-depth/d01018/

 

 

内田ブログ

http://blog.tatsuru.com/2024/07/12_0846.html

 

 

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(01)

nippon.com版

 今回の都知事選では、「選挙民主主義の根幹をなす営みである」という認識が崩れてしまったという印象を受けた。選挙というのは有権者自分たち立場代表する公人を、法を制定する場に送り込む貴重な機会であるという基本的認識が今の日本からは失われつつあるようだ。

 

 

内田ブログ

 今回の都知事選では、選挙民主主義の根幹を為す営みであるという認識がかなり深刻な崩れ方をしているという印象を受けた。選挙というのは有権者自分たち立場代表する代議員を選ぶ貴重な機会であるという認識日本からは失われつつあるようだ。

 

 

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(02)

nippon.com版

 知事選当選者は1人に限られるのに「NHKから国民を守る党NHK党)」が関連団体を含め24人の候補擁立した。そして24人分の掲示板の枠に同一のポスターを貼るなど“掲示板ジャック”をした。NHK党は、一定額を寄付した人にポスターを張る権利譲渡する行為にも及んだ。掲示板には選挙関係ない人物動物写真サイト誘導する2次元バーコードなども張り出された。NHK党以外の候補も「表現の自由への規制はやめろ」と書いたわいせつ写真入りポスターを張り出すなど、目を疑うような行為があった。政見放送も含め、注目を集めて動画サイトなどのフォロワーにつなげるなど、選挙を単なる売名や金もうけに利用しようとする候補者が多数登場した。

 

 

内田ブログ

(無し)

 

 

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(03)

nippon.com版

(無し)

 

 

内田ブログ

 投票する人たちは「自分たち利益をもたらす政策を実現してくれる人」を選ぶのではなく、「自分と同じ部族の属する人」に投票しているように私には見えた。自分と「ケミストリー」が似ている人間であるなら、その幼児性や性格の歪みも「込み」で受け入れようとしている。だから、仮に投票の結果、自分生活が苦しくなっても、世の中がより住みにくくなっても、それは「自分の属する部族」が政治権力行使したこと帰結から別に文句はない。

 自分自身にとってこの社会がより住みよくなることよりも「自分のような人間たちから成る部族」が権力や財貨を得ることの方が優先する。これが「アイデンティティーポリティクス」の実態である

 

 自分幼児的で、利己的で、偏狭で、攻撃的な人間だと思ったら、かつてならそれは「成熟」へのインセンティブになった。「もっとちゃんとした大人になろう」と思った。でも、今は違う。今は「そういう自分がけっこう好き」だとカミングアウトすることの方が人間的で、端的に「よいこと」だとされる時代なのだ

 正直言って、私には意味がわからない。この人たちはそんなに自分が好きなのか。そんなに同じ自分のままでいたいのか。私は同じ人間のままでいるなんてまっぴらである。息苦しいし、不自由だし、何より退屈で仕方がない。「自分自身に釘付けにされていること」をエマニュエル・レヴィナスは考えられる限り最も苦痛体験だと書いていた。私もまったくそうだと思う。そもそも自分自分しかあり得ないことの不快」を推力として、生物はここまで進化してきたのではないのだろうか。単細胞生物単細胞生物であることに自足していたら話はそこで「おしまいである。だからアイデンティティー固執する人たちを見ていると、私は奇妙な生き物を見ているような気になる。なぜ「そんなに自分自身でいたい」のか。自分であることにうんざりすることがないのだろうか?いや、ほんとに。率直にそう訊きたいのだ。

 

 選挙の話をしているところだった。

 

 今回の都知事選では、選挙を単なる売名や金儲けに利用しようとする候補者が多数登場した。

 

 

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(04)

nippon.com版

 公職選挙法に限らず、私たち社会制度の多くは「性善説」あるいは「市民は総じて常識的振る舞うはずだ」という仮定の下に設計運営されている。でも、「性善説」の制度は隙間だらけである。その隙を「ハック」すれば、簡単自己利益を確保できる。候補者にさまざまな特権保証されている選挙という機会を利用しても、私利私欲を追求したり、代議制民主主義のもの嘲弄(ちょうろう)したりすることは可能である。そのことを今回の選挙は明らかにした。もう「性善説」は立ち行かなくなったらしい。

 

 

内田ブログ

 公選法に限らず、私たち社会制度の多くは「性善説」あるいは「市民は総じて常識的にふるまうはずだ」という仮定のもとに設計運営されている。でも、「性善説」の制度は隙間だらけである。その隙を「ハック」すれば、目端のきいた人間なら誰でも簡単自己利益を確保できる。候補者にさまざまな特権保証されている選挙という機会を利用しても、私利私欲を追求したり、代議制民主主義のもの嘲弄することは可能である。そのことを今回の選挙は明らかにした。もう「性善説」は立ち行かなくなったらしい。

 

 

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(05)

nippon.com版

 だが、選挙がこれだけ軽視されるに至ったのは2012年以後の安倍晋三氏、菅義偉氏、岸田文雄氏の3代の首相による自民党政権立法府軽視が原因であると私は考えている。

 

 

内田ブログ

 だが、選挙がこれだけ軽視されるに至ったのは2012年以後の安倍、菅、岸田三代の自民党政権立法府軽視が一因だと私は考えている。

 

 

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(06)

nippon.com版

 日本国憲法では立法府が「国権の最高機関」とされているが、安倍政権以来、自民党政権行政府立法府より上位に置くことにひとかたならぬ努力をしてきた。その結果、国政の根幹にかかわる重要な事案がしばしば国会審議を経ずに閣議だけで決定され、野党が激しく反対する法案強行採決された。国会審議は実質的には意味を持たない「形式的セレモニーであるように見せかけることに自民党政権は極めて熱心だった。

 

 

内田ブログ

 日本国憲法では立法府が「国権の最高機関」とされているが、安倍政権以来、行政府立法府より上位に置くことに自民党政権はひとかたならぬ努力をしてきた。その結果、国政の根幹にかかわる重要な事案がしばしば国会審議を経ずに閣議だけで決定され、野党がはげしく反対する法案強行採決された。国会審議は実質的には意味を持たない「形式的セレモニーであるように見せかけることに自民党政権はきわめて熱心だった。

 

 

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(07)

nippon.com版

 安倍首相は「私は立法府の長である」という言い間違いを繰り返し口にした。これはおそらく「議席過半数を占める政党総裁自由立法ができる」という彼自身の実感を洩(も)らしたものであろう。だが、法律を制定する立法府の長が、法律執行する行政府の長を兼ねる政体のことを「独裁制」と呼ぶのである。つまり、彼は「私は独裁者だ」という民主主義精神全否定する言明を繰り返していたことになる。

 

 

内田ブログ

 安倍首相は「私は立法府の長である」という言い間違いを繰り返し口にした。これはおそらく「議席過半数を占める政党総裁自由立法ができる」という彼自身の実感を洩らしたものであろう。だが、法律を制定する立法府の長が、法律執行する行政府の長を兼ねる政体のことを「独裁制」と呼ぶのである。つまり、彼は「私は独裁者だ」という民主主義精神全否定する言明を繰り返していたことになる。

 

 

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(08)

nippon.com版

 現行憲法下で独裁制を実現するために、差し当たり最も有効なのは立法府威信を低下させること」である有権者の多くが「国会機能していない」「国会審議は無内容なセレモニーにすぎない」「国会議員選良ではなく、私利私欲を優先する人間だ」という印象を抱けば、民主政事実上終わる。

 

 

内田ブログ

 現行憲法下で独裁制を実現するために、さしあたり最も有効なのは立法府威信を低下させること」である有権者の多くが「国会機能していない」「国会審議は無内容なセレモニーに過ぎない」「国会議員選良ではなく、私利私欲を優先する人間だ」という印象を抱けば、民主政事実上終わる。

 

 

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(09)

nippon.com版

 だからこそ、自民党はこの12年間、国会議員は(自党の議員を含めて)知性的にも倫理的にも「普通市民以下かも知れない」という印象を扶植することに並々ならぬ努力をしてきたのである。そして、それに成功した。知性においても徳性においても「平均以下」の議員たちを大量に生み出すことで、自民党政党としては使い物にならなくなったが、その代償に立法府威信を踏みにじることには見事な成功を収めた。

 

 

内田ブログ

 だからこそ、自民党はこの12年間、国会議員は(自党の議員を含めて)知性的にも倫理的にも「ふつう市民以下かも知れない」という印象を扶植することになみなみならぬ努力をしてきたのである。そして、それに成功した。知性においても徳性においても「平均以下」の議員たちを大量に生み出すことで、自民党政党としては使い物にならなくなったが、その代償に立法府威信を踏みにじることにはみごとな成功を収めた。

 

 

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nippon.com版

 その帰結が、「代議制民主主義嘲弄する」人々が選挙立候補し、彼らに投票する多くの有権者が少なから存在するという今の選挙現実である

 

 

内田ブログ

 その帰結が、「代議制民主主義嘲弄する」人々が選挙立候補し、彼らに投票する多くの有権者が少なから存在するという今の選挙現実である

 

 

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nippon.com版

 NHK党は、暴露ユーチューバー有罪判決を受けたガーシー(本名・東谷義和)元参院議員国会に送り込むなど、国会威信国会議員権威を下げることにきわめて熱心であったが、これは彼らの独創ではない。自民党が始めたゲームを加速しただけである

 

 

内田ブログ

(無し)

 

 

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nippon.com版

 今回の都知事選で2位につけた石丸伸二氏も前職の広島県安芸高田市長時代市議会と繰り返し対決し、市議会機能していないことを訴え続けてネット上の注目を集めた。これも「立法者」と「行政者」は対立関係にあり、「行政者」が上位にあるべきだという、安倍首相体現してきた「独裁志向路線を忠実に踏まえている。

 

 

内田ブログ

 今回の都知事選で二位につけた石丸伸二候補安芸高田市長時代市議会と繰り返し対決し、市議会機能していないことを訴え続けてネット上の注目を集めた。「立法者」と「行政者」は対立関係にあり、「行政者」が上位にあるべきだという、安倍首相体現してきた「独裁志向路線を彼は忠実に踏まえている。

 

 

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nippon.com版

 日本維新の会も「独裁志向」では変わらない。「議員の数を減らせ」という提言は「無駄コストカットする」合理的政策のように聞こえるが、実際には「さまざまな政治立場代表者が議会議論するのは時間無駄だ。首長に全権委任しろ」という意味しかない。

 

 

内田ブログ

 維新の会も「独裁志向」では変わらない。「議員の数を減らせ」という提言は「無駄コストカットする」合理的政策のように聞こえるが、実際には「さまざまな政治立場代表者が議会議論するのは時間無駄だ。首長に全権委任しろ」という意味しかない。

 

 

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nippon.com版

自民党派閥裏金問題は、国会議員たちがその地位を利用して平然と法律を破っている事実を白日の下にさらした。この事件は「国会議員はろくな人間ではない」という民主主義空洞化するメッセージと、「政権に近い議員であれば、法律を犯しても処罰されない」という法の支配空洞化するメッセージを二つ同時に発信していた。

 

 

内田ブログ

 自民党裏金問題は、国会議員たちがその地位を利用して平然と法律を破っている事実を白日の下にさらした。この事件は「国会議員はろくな人間ではない」という民主主義空洞化するメッセージと、「政権に近い議員であれば、法律を犯しても処罰されない」という法の支配空洞化するメッセージを二つ同時に発信していた。

 

 

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nippon.com版

 このメッセージを「警告」として受けとった人は「今のままではいけない」と思って政治改革を目指すだろうが、このメッセージを「現状報告」として受けとった人は「民主政は終わった」という虚無感に蝕(むしば)まれてへたり込んでしまうだろう。そして、どうやら日本人の相当数は、この事件ニュースを「世の中とはそういうものだ」という諦念と共に受け止めたように見える。

 

 

内田ブログ

 このメッセージを「警告」として受けとった人は「今のままではいけない」と思って政治改革をめざすだろうが、このメッセージを「現状報告」として受けとった人は「民主政は終わった」という虚無感に蝕まれるだけだろう。そして、日本人の相当数は、このニュースを「世の中とはそういうものだ」という諦念と共に受け止めたように私には見える。

 

 

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nippon.com版

 英国首相チャーチルはかつて「民主政は最悪の政治形態だ。ただし、過去の他のすべての政治形態を除いては」と語った。なぜ民主政は「最悪」なのか。それは運用が極めて困難な政体からである民主政は「合理的思考する市民」が多く存在することを前提にした制度である有権者の多数が「まともな大人」でないと、民主政簡単衆愚政に堕す。だから民主政は人々に向かって「お願いだから大人になってくれ」と懇請する。市民に向かって政治成熟を求める政体民主政の他にはない。

 

 

内田ブログ

 英国首相チャーチルはかつて「民主政は最悪の政治形態だ。ただし、過去の他のすべての政治形態を除いては」と語った。なぜ民主政は「最悪」なのか。それは運用がきわめて困難な政体からである民主政は「合理的思考する市民」が多く存在することを前提にした制度であるPermalink | 記事への反応(1) | 18:42

2024-06-14

コロンブス奴隷商人」って変な誤解を招いてない?

コロンブスはごく一般的交易商人だよ。

ただ「ごく一般的交易商人」はしばしば奴隷売買にも手を染めていたという話だよね。

当時は「非キリスト教徒奴隷にしていい」という理屈があった。

じゃあコロンブスは「ごく一般的交易商人」としてアメリカへ渡ったのかというとそれも違う。

コロンブスは、スペイン女王委任されて、発見である西インド諸島の「総督」として行動していた。

インディオたちを奴隷にしたのも総督としてだ。

肩書きとして「探検家・航海者・コンキスタドール奴隷商人」と並んでいると違和感があるよ。

コロンブス奴隷専門の商人で、アメリカへ渡ったのも奴隷を確保するためだった、と誤解されそうだ。

2024-06-02

投稿を禁じる規則無効である

はてな運営運用管理に関する法律(以下、はてな法)」において、はてな匿名ダイアリーの運営運用管理について定めた第7章では、126条第1項において「増田必要があれば特定投稿を禁じることができる」と定めている。そして具体的にどのような場合投稿を禁じるかについては、同条2項が「前項の必要命令を以って定める」とされている。そしてはてな法の委任を受けた「はてな匿名ダイアリー施行規則(以下、増田規則)」は201条3号にて「再投稿を禁ずる」と定めている。

思うに、はてな法が投稿を禁ずることができる場合とは、犯罪扇動個人プライバシーに関わる情報個人名誉毀損する表現、その他運営に重大な支障を及ぼすものなどで、それらの中で国民一般に広く保障された表現自由考慮してもなお看過し難い重大なものに限るという趣旨であると読み取れる。

「再投稿によってサーバーに負荷をかけ、はてな運営に支障が生じ、また同じ投稿が繰り返されることにより利用者重要投稿を見逃し、よって利用者の知る自由知る権利が害される」という被告の主張するおそれは再投稿以外の投稿によっても容易に起こり得ることであり失当である増田規則が再投稿のみを殊更に禁じたことは不合理なものであり、同規則の当該定めははてな法の委任を超えた違法もの評価せざるを得ず、その限りにおいて無効である

よって原告及び利用者私生活上の自由の一つとして再投稿をみだらに禁じられない自由保障される。また利用者は内容に対する非難はともかく、再投稿それ自体非難する権利保障されず、それどころか法律を以てこの再投稿非難する権利付与すること自体も許されない。

なお、この判決抵触する限りに置いて増田規則の当該定めを違法ではないとした当裁判所判決(~『お前らが恋したいちご100%登場人物挙げてけ』再投稿禁止事件に関して~)を変更する。

2024-05-05

anond:20240505182345

フリーランスに限らず外注雇う利点は業務の繁忙に合わせてリソースを調整できる点にあるんで、「自分がやった方が早い」はあん解決にならない。繁忙期に自分分身できるんならいいけど

面談で事前に人柄を判断すること、技術力はあん問題でないことについてはそのとおり、技術一本で雇うんだったら準委任じゃなく請負にした方がいい。そういうのは成果物責任を持たせるべき

フリーランスを雇うのむずい、結局いらんという話

2年で3名ほどアプリデザイナー業務委託で雇って結論業務委託もういらん、面倒という結論に至った。

自分

アプリのUIUXデザイナー自分デザイン作業を行う。

業務委託雇った当初、一人デザイナーだっためリソース多いほうがよいのではということで、フリーランスを雇うことにする。

社会人7年目。

得られた所感

・準委任契約リモート前提は相当な信頼関係がない限り無理。明らか自分キャパ以上の仕事を並行して受けているフリーランスこちからすると、アウトプットが少なすぎる。

・準委任で週5日フル勤務契約なのに他の仕事掛け持ち前提で従事しようとするフリーランスは、いかがなものかと思った方が良い。

レスが遅い人は切る対象にしたくなる。即レスを求めるわけではないが、チャット質問して5時間後にくるのが普通なフリーランス感覚がずれている。

そもそも進捗具合を聞かないといけないようなフリーランスは切る対象で良い。

・商談(面接ではない)で、一つでいいかプロジェクトの中でどんな立ち回りで関わっていたか、どのくらいの期間の仕事で何をしたか細かく聞いたほうがよい。ここで返答が曖昧だったり、理解ができなかったらその人材会社にあってない。

・盛り癖があるやつは、関わった会社ロゴ資料にペタペタ貼り付ける。

プロトタイプで終わったやつとか、世に出てない製品についてはあまり参考にならない。

・初めて話して泥臭く仕事に取り組む姿勢や素直さが感じられない場合は大抵地雷

技術力とかあんまり関係ない。

アウトプットがチェックしてもらう前提で上げてくるので、チェックに時間を割けるなら雇っても良いと思う。ただチェックする時間を割くくらいなら自分作業した方が良い。自分学習したほうが早くないか?と思う。

3名とも単価100万/月以上になるが、この金額払って業務委託雇うくらいなら、自分でやったほうが早いという結論になりフリーランスはもう雇わないだろう。

2024-05-03

ECサイト運営に取り組んできた 


中途採用ECサイト業界に入った。二十代半ばの頃である外資ということで緊張してたけど、意外とそうでもなかった。

厳しい社風ではあったが、それはルール数字に厳しいというだけであり。自社のポリシー規則に従って行動していれば、結果が悪くてもそうまで低い評価が付けられることはない。

もっというと、上の意向をしっかり確認して動くということか。いや、違うな。ちゃんとした意思決定過程を踏むということだ。上の判断必要なら議論をし、委任事項であれば自分責任物事に挑み、失敗しても成功しても検証記録を残していく。これだけのことができずに消えていく人間を何十人も見てきた。

語りが過ぎた。私はeコマース(ネットでの買い物)の世界で長い間働いてきた。実はもう転職が決まっている。記念に、これまでの努力過程を書き綴っておきたいと思った。ちょうど今は卒業シーズンである

ただ、努力はしたけれども、いい結果が出ないことの方が多かった。もしくは結果自体の測定ができないか。それでもいくつかの改善はできた。その一部を記していきたい。

私の専門分野はレビューシステムだった。あなたも、ECサイトで★を付けたことが一度はあるのではないか。私は、そのあたりの仕組みやルールを作っていく部門で働いていた。SE寄りではなくて、インフラ寄りでもなくて、格好よくいえば社内Sler企画といったところか。

これから、何点かのトピックに分けて思い出深い改善活動について述べていきたい。なお、特定用語を出すとどこの会社かわかってしまうので、専門用語一般的言葉に置き換える。例えば、あるレビュークリック等で賛意を示すことは「いいね!」で統一する。



1. 愉快犯レビュアー対策

 昔は、ある特定レビュアーへの通報が多かった。違反報告か、問い合わせ窓口(TEL,mail)を通じて、「あのレビュー誹謗中傷だ」「特定個人名誉を傷つけている」「製造メーカーへの粘着が見られる」「差別的表現を用いているので削除すべし」といったものが多かった。確かに通報先のレビューを読んでみると、大変よろしくない表現散見された。

 当時は、電話によるカスタマーサポートがあった。その窓口に、正義感を持った方々が、上記の善くないレビュー及びレビュアー(bad egg)について抗議していた。

 こういった問題あるレビューについて、私がいた部署では対応必要と考えていなかった。直属の上司も、さらに上の人間も、どの国にも地域にもいる悪口をたくさん言う人としか捉えていなかった。

 しかし、私や数人のチームメンバーは、彼ら悪辣レビュアー(bad egg,bad person)の行為が、サイト全体の害になると考えていた。具体的には、次のような行為を彼ら(彼女ら)は行う。

特定企業や出品者の商品に対して一つ星(1/5)を付ける

・彼らのレビューにおいては、読んでいる人を煽る表現が目立つ

商品をわざと口汚く罵り、マイナス評価罵倒コメントが付くことを喜んでいる

 ※アニメ漫画小説といったエンターテインメントに多く見られる

 特に、一番下のタイプ顧客場合サイト利用者不愉快な印象を残す可能性が高い。対処必要と思われた。

 しかし、データがなかった。上司にある対策提案した際に言われたのは、「今あなたがしようとしているのは、私の権限を超える行為であり、本社への協議必要である主観ではなく、根拠を示したうえで提案せよ」というものだった。

 それから半年以上かかったものの、私とその小さいチームで初版検証資料作成した。それは、次の結論から成り立っている。

悪辣レビュアーと論戦になった顧客は、その後半年間での実質退会率が高い

・その顧客層は、その後半年間での商品購入額が低下する

 具体的なマイナス幅を提示することはできないが、統計学上、数パーセント以上という有意範囲顧客マイナスの影響を与えていた。当然売り上げも落ちている。

 悪辣レビュアーは、一般的顧客レビュー内容を巡って論争(※当時はコメント機能あり)になった際、いわゆる煽り行為をする。その口汚い言葉顧客を傷つけ、顧客体験を棄損してしまう。そんな当たり前のことに気が付くのは容易だったが、数値的に証明することは難しかった。

 私たち検証結果は、上の階層へと引き継がれた。さらに細かく検証するという――それから数ヶ月が経って、本社の方から通達があった。

「次のとおりレビューシステム仕様変更検討する。そちらの考えをまとめて回答せよ」とのことだった。以下は仕様変更案の参考文面である

改善案‐

「参考にならなかった」のコンバージョンボタン(Conversion Button)の廃止検討する。

理由:悪質な利用者一定数いることで顧客体験を損ねている。顧客がより安全ショッピングを楽しむためにも、悪意をもって低評価をする者への対処必要である

私たちは、その通達と、添付されていた検証資料を読んだうえで、時間をかけて再検証を行い、廃止は正しい行為であるという回答を上申した。

加えて、現状のレビューシステムにある顧客同士で討論できるコメント機能についても、建設的な議論が行われているとは言い難い状況にあることから廃止提言した。



2. 不正レビュー対策

 積年の課題だった。残念ながら目下解決には至っていない。不正レビュー根絶の目途もつかない。明白な違反者であれば発見処分ができるのだが、グレー段階での処分は難しい。

 実際に、不正を行ったと思しき者を見つけることはできる。AIが発展した現在だと、いわゆるサクラレビューと呼ばれるものシステムの方で自動的発見し、一定確率で怪しいものを報告してくれる。

 昔は、一件一件手作業であったり、Excelフィルタ機能を組み合わせるかのように検索条件を設定して虱潰し(shirami-press)に見ていく必要があった。

 そう、不正行為と思しきレビューを見つけることはできる。あくまで見つけることは。だが、はっきりクロだと断定し、処分を下すのは人間しかできない。1日につき何十件、多い日だと百件以上も上がってくる不正と思しきレビュー対応するのは不可能に近い。

 多くのECサイトには、利用規約社会倫理に反する行為をする利用者(販売者注文者、閲覧者)を処罰するためのポジション存在する。弊社においても当然あったが、少数精鋭が過ぎて不正レビューへの対応が後手に回っていた。

 不正を見つけることはできても、処分することは難しい。冤罪があってはならないのはもちろんのこと、微妙なケースである場合も、利用者が今後弊社を利用してもらえるよう最大限配慮する必要がある。

 はてなのサービスでいうならば、以下の利用規約適用に係る取扱いが最も近い。

d. 迷惑行為嫌がらせ行為誹謗中傷行為、正当な権利なく他者精神被害経済的被害を与える行為

e. 自分以外の個人会社団体を名乗ったり、権限なく特定会社や団体の名称使用したり、架空個人会社団体を名乗ったり、事実がないにも関わらず他の人物会社団体業務提携や協力関係があると偽ったりする行為

はてな利用規約 第6条第2項から抜粋


 私は、学生時代からはてなのサービスを利用している。はてな匿名ダイアリーにおいては、この規定制限的に運用しているように見える。

 というのも、明らかに釣りと思われる投稿をしたり、他人なりすましたり、特定企業や団体を匂わせる文書を発しているエントリ一定数みられるが、運営規約規範として対処している様子はない。

 推測ではあるが、99%のクロであっても、それが100%でない限りは対処しないという方針であろうと思われる。冤罪を避ける意図もあるが、意見多様性を保持するためでもあるし、はてな匿名ダイアリーひとつ実験場として捉えているのかもしれない。当方は、増田なる場所を蟲毒のひとつであると考えている。

 話を戻す。レビューに関する不正行為について――その大半がサクラ行為であるが、不正行為抽出までは技術的に自動化できるものの、最終判断は人がせねばならない、かつ間違いがあってはならない――という課題について説明した。

 ただし、今のところはそれで問題ないと個人的に考えている。というのも、不正レビューへの対処が迅速ではないというだけで、悪質な行為をする利用者を取り締まること自体はできているからだ。技術が向上すれば、今後の改善も見込まれる。

 今でも、ECサイトを覗いているとサクラレビューが多く散見される。会社を去って他業界に行く自分がいうのもどうかと思うが、今後も建設的な手段により不正行為への対策効率化される未来を願っている。



3. レビュアーランキング

 多くのECサイトでは、役に立つレビューを行った人に賛意を示すことができる(冒頭の「いいね!ボタン)。多くの点数がついたレビューは、商品欄において上位に表示されるようになる。

 どのECサイトも、できるだけ多くのレビュー投稿してほしいと考えている。世の中の儲かる商売というのは、消費者に働いていただくことで成り立っている(GoogleTwitter典型例。もちろんはてなもそうである運営会社ブロガー生産活動によって生きている。ほかに食べログリクルートメルカリなど)。

 過去の弊社においても、どういった仕組みを採用すれば多くの利用者レビューを書いてもらえるのか、サイト黎明期の先達は検討検討を積み重ねた。

 結果として、レビュアーランキングシステムという、今では各社で一般的になった仕組みが誕生した。かつてECサイトが未開の荒野を歩いていた時代発明ひとつである

 永きにわたって活躍したランキングシステムだが、今では隔世の感が否めない。レビュアー同士の競争を促進することで、より多くの良質なレビューが生まれるという判断があったが、それは一企業人の錯覚に過ぎなかった。一企業においても高度の統計分析可能となった現代において判明したのは、その役割を果たさなくなっていることである

 以下は、当時の弊社内での調査研究報告の一部要約になる。

レビュアーランキング存在によって、自らの票を集めることのみを目的としたレビューが増える。初めは良質なレビューを書いていた利用者でも、ランキング上位になった後にレビューの質が低下する傾向にある」

 ある時、自分の書いたレビューがバズったとする。それは、有名な映画小説漫画アニメか、化粧品家電製品衣服か、はたまた書籍か、なんでもいい。自分レビューが数百人からの「いいね!」を集めたとする。その後も良質のレビュー投稿し続け、同じような体験を繰り返したとする。そして、あなたは晴れてレビュアーランキングの相当上位に昇った。あなた投稿したレビューのどこかに、それを示すバッジ掲示される。

 さて、晴れて上位レビュアーとなったあなたであるが、その後に何もしなかった場合順位は落ちていく。数ヶ月も何もしなければ、まず確実にバッジは剥がれる。元に戻るのだ。

 それが嫌なレビュアーもいる。上位レビュアーでありたいがために、関連商品にとりあえずのレビューをいくつも投稿する。人の目を引くために過激表現を使うし、ゴシップサイトさながらの低俗言葉遣いをすることもある。また、省力化のため、自己他者レビュー内容の一部を借用することがあるかもしれない。

 上記調査研究において、上位レビュアーによるそういった傾向が明らかになった。特にサブカルチャーにおいては顕著であった。

【具体例】

・人気作品新刊が発売になると最速でレビューを付ける

・新作アニメの公開時期になると、数行程度のレビュー無差別に付けて回る

・水平展開するコンテンツ原作アニメ小説映画舞台etc)の各所に似たレビューをする

 現在では、レビュアーランキングシステム廃止されている。上に挙げたようなマイナス効果の方が大きいというのが、社内の統一された意見となった。

 レビュー自体については、今後も廃止されることはないだろう。私自身も、レビュー調査研究を続ける度に学びになることがあった。人の親愛の興味深い傾向(ex.数千字にわたって自分家族の話をする)であったり、笑いを狙ったユーモア(ex.ヘッドフォンの音質は、元の電源によって異なる。原子力発電火力発電かソーラー発電かを聞き分けられると一人前)であったり、その道のプロと思われる学術的なレビュー読書カテゴリに多い)も多数拝読した。



日記は以上である。懐かしい思い出を振り返る機会ができてよかった。年度末ということで、新しい職場に移る前に買き始めておきたかった。投稿ゴールデンウィークになってしまった。

次の職場も、一般企業と各消費者を結びつけるタイプ仕事になる。フリマアプリ会社である。残念ながら、自分仕事を通じて、どれほどの顧客体験社会にもたらしたのかを測定できる手法は未だ確立されていない。私が生きているうちに、そういった手法が生み出されることがあるのだろうか。

最後に、ここまでお読みいただきありがとう。今後、あなたが利用した商品レビューしたことで、そのサイトショッピングをする何千、何百万人という利用者が喜ぶ未来を祈っている。

2024-04-14

如何に私が雄々しいか

行きずりのメンヘラ乳首を開発されてしまった。しかも右乳首が元々開発途上だったもんだからそちらの反応が良く、右乳首さらに先鋭化した。これはピケティが指摘した貧富の差の拡大の卑近モデルと言えよう。

メンヘラは産毛の生えた自然という扱い難くも計り知れない恩恵をもたらす財産を付け爪で切り刻み、資本主義に操られた節操のない開発を続け、私の乳房はやや肥大化した。

サイドビジネス(脇)に手を出されると少しこそばゆくて身をよじる。その反応に対応してメンヘラサイドビジネスは拡大してゆく。

やがて豊かな体躯全土はデッコデコネイル委任されたメンヘラオペレーションにより、雌の特徴を帯びてゆく。

ケツにハリが出て、腰がくびれる。背筋は悶えるような動きを残した歪なものになり、腹は大いなる生命誕生示唆する。

眉は下がり、口は媚びて、鼻が服従ポーズをとっている。

俺はメスだ。雄だったからこそ、この落差を、滑らかなバンジージャンプを、自分人生他人に委ねる楽さを味わえるのだ。

これが、如何に私が雄々しいか証明である

2024-03-31

信長の野望CPU委任せずすべての武将を手作業で動かしていたところから人に仕事を振れず抱え込んで破滅する未来は暗示されていたのだ

2024-03-22

ユ「よし、草むしりクエストパーティーはこの4人で要件を満たせそうだな」

マ「でもよお、この弱男、何にも寄与してなくないかァ ニヤニヤ」

ホ「お、俺はドラゴンを倒したことだってあるんだぞ!それにインチ法で測ると170cm超えてるんだ!」

ユ「高尾山ドラゴンは出ないよ。君が倒したコモドドラゴンもね。スキルセットは正確に申告してくれないと困る。準委任から事前面談で即バレするよ」

ホ「うぅ…俺は職業木こりで」

マ「ぷぷw木こりwww冒険者には向いてないかもね〜www

ユ「…ひょっとして山育ちかい?狩りの経験は?木工はもちろんできるとして、ロープワーク、そもそも登山経験は?」

ホ「あ!あの!全部経験あります…そんなことも聞かれるんですか?」

ユ「今回の案件は山でやるからね。そういう細かい経験のある要員が求められているんだよ。書類上、そこの魔法使いちゃんができることになってたから誤魔化そうと思ってたんだけど」

魔法使い「悪かったわね、お上エルフで。森では本ばっか読んでたし、都会に出てきて50年経つから、実務は木こりに任せるわ」

勇者「そうだな。一度やっちゃえば経歴書にも書けるし。俺が勇者なんて名乗れるのもリーダー経験を何度か積んだからってだけなんだが、意外と大事だぞこういう積み重ねって」

ホビット「がんばります!」

勇者「で、お前の職業は?何ができる?」

増田「今、無職で、前はエンジニアやってて、まあ、そういうのが得意だよ」

勇者「いや、スキル証明できるような資格とか、書類とか、生まれは?状態は?」

増田地方私文で、いや、そっからエンジニアになれるように勉強して、あ、状態童貞

勇者「その歳で?!じゃあ、神官か。俺たちが死んだら祈ってくれ。そのスキルセットすごいな、なぜ女と交わらない?」

増田「女は下方婚しないし」

ホビット「女嫌いか?何も積み上げてきてない人間人口の半分を嫌えるのか?」

増田「△△△<教えてあげないよ! ジャン♪」

魔法使いヘルファイア!!!

勇者!?おい!!!神官土葬…」

ホビット「今から埋めれば…」

魔法使い「燃やした後に埋めたら火葬でしょ」

勇者「お前他人事みたいにw」

魔法使い他人でしょ」

ホビットすみません神官さん祈祷お願いします…あwww

勇者魔法使いwww

2024-03-07

https://b.hatena.ne.jp/entry/4750259121600831840/comment/mr_mayama

なんで国(IPA)が受注して税金でできたもの社団法人権利移譲されてるんですか?

一瞬まあ確かにと思ったけど、管理委任されているのと権利委譲されてるのは別物ではないだろうか

2024-02-02

はてブの連中って「原作通りにする」を舐めてるよな

ハッキリ言って。

造語イントネーション原作者の思い通りかどうか、収録で逐一チェックしてもらわないと誰にもわからんのよ

意匠のどっちが上向きか、原作者に逐一チェックしてもらわないと誰にもわからんのよ(作中で傾いている可能性もある)

原作で2:7比率コマ映像化して16:9にしたとき、余白の埋め方が原作者の思い通りかどうかわからんのよ

本当に「原作通りか」を逐一原作者確認してもらわないと誰にもわからんのよ。

365日24時間体制原作者は許諾を出せる体制にしてもらわないと進捗ダメなんよ。

ダメだったらもう行っとけ運用するしかない。それを見た上の連中はトラブルにならないように余計に隠しごまかす。

それを普通ならわかるだろって、お前上司にそんな指示出されてリテイク要求されたらきれるだろ。

前もって必要資料集めとけって、最低限は作っても次から次に掘り起こされるんだよ。原作も奥深いからな。

まーじで創作舐めてんのどっちだよ外野ピーピー騒いでる馬鹿者どもがよ。

これに付き合わされる原作者だって暇じゃないんだよ。

から誰もこの要求を明文化することはない。誠実に履行するのに全員が地獄見るのは分かってんだから

ビックリしたけどな本当。誠実に全権委任お断りした方がいい。

anond:20240202171246

悪いってか権利行使すると責任がついて回って、それが個人製作者の理解を超えて大変な作業になってしまう。

作ってる方も「Aに口だされたらBもCも確認しないと後が怖いよな~」って保身というかビジネス必要確認事項が雪だるま式に増えていくし。

それを防ぐための委任だったり同一性保持権の不行使契約だったりする。

双方の生活を守るための取り決め。

原作者は仲間ではない(一般的に)

当たり前です。

例えば映像制作場合クオリティ責任を持つの監督プロデューサー(以下P)です。

純粋製作から見るのが監督制作的な観点で見るのがPです。

監督脚本の大筋に従って舞台を作って絵を撮ります

Pは参集している役者マネージャーやその他ステークホルダーから〇〇はNGとか、AよりBの露出があってはいけない等の調整をします。

この両者(もしくは代理人)は当然現場にいて、撮ったそばからこれはOK、これはリテイクと判断を下していきます

撮影が終わって編集になっても基本そうですし、広告を作る段になっても広報とPでその場でOK出しをします。

最終的に成果物が出来上がって納入です。以上終わり。

もし原作者が仲間であろうとするなら、まずこのスキームに組み込まれ必要があります

実際企業としてのライセンサー著作権代理人はこの現場エージェント派遣し、都度OK出しをします。

(余談だけどワンピースルフィーが言ってないセリフ田中真弓に喋らせてしまった事件もありましたね)

全部出来上がってから「ここはダメですね~~」とかやる人はいませんし、このご時世一発で予算ショートして打ち切りまであります

から大抵の個人著作権者の契約では「全委任」か「契約を結ばない」の二択を選択することになります

本当に原作準拠した二次創作制作したいのであれば、原作者もしくは代理人制作スキームに組み込む必要があります

そうした座組を作った上で初めて仲間、チームの一員と認識されます

同じクリエイティブに携わる、同じクオリティを追求するチームの一員です。

上の方でどうなってるかは脚本監督ですら把握する術がなかったりするので、現場にいなけりゃ仲間じゃない扱いは当然です。

そこの現場の人には怒らないであげてください。

俺の作品アニメ化した時の備忘録

作品アニメ化したことがある。

担当編集者は口を酸っぱくして「アニメ二次創作アニメ二次創作コミカライズ二次創作からな!」というのを口を酸っぱくして言っていた。

だったら勝手にやってくれよと思うが、そうもいかない。

キャラデザチェック

脚本チェック

・色関係のチェック

アーティストのチェック

・コンテチェック

アフレコチェック(あと、1回だけ効果音BGMつけるところにも参加した)

・グッズチェック(見本が大量に送り付けられてきてウザい)

担当編集とのやり取り

・描き下ろし各種

宣伝販促物チェック

SNSでの宣伝

自作品アニメになることで純増したのはこの辺の仕事作家さんによってはもっと色々チェックしている人もいるだろうし、逆に俺はそこまで見させてもらってないけど?って人もいるだろうけど。

ちなみに勿論無給。(それに対して文句を言っているわけではないし、報酬を渡されても困る)

担当氏はアニメ化作品をいくつも手掛けている人間で、「普通作家さんにはここまでお見せしないのですが先生だけ特別」とかなんとか言ってすごいチェック物を送りつけてきつつも、

「そんなもん俺わかんねえよ」みたいなところは「まあここはお任せってことでいいですよね」で気持ちよくスルーさせてくれた。

てか、コンテとかキャラデザとか脚本とか見せられてもわからないんだよね。オープニングとかエンディング歌手も言われても正直わからない。

「今をときめく歌手」じゃなくて「業界内で次にくるとされている歌手」を起用されたし。(ちなみにその後本当に有名アニソン歌手になった)

アフレコで、「このキャラってこういう演技でいいですか?」って言われても全然わからん担当氏はバリバリ演技指導しててすげえなって思った。

勿論チェックで、「ここはこうで」とか「これはイメージと違います」ってのは伝えさせてもらったけど、実のところ、それで完成品のクオリティが上がったのかはよくわかっていない。

俺はアニメ脚本プロじゃないし、映像プロじゃないし、デザインプロじゃないからだ。

作画関係神作画になってほしいなーって言ったけど、担当氏はそれはうちでコントロール効くところじゃないから無理と一刀両断だった。

話に関してはバレるからあんま言いたくないけど、オリジナル展開も結構挿入され、それがかなり好評だったので地味に凹んだ。担当氏は「そんなもんだよ!」みたいな感じで笑ってたけどね!

とにかくメディアミックスはみんなが思っているより大変で、地道なもので、どの領域にどの程度口を出せばどういう修正になって、どういう完成品になるのかまるで想像がつかない。

お互いがお互いを尊重するといえば聞こえはいいが、それはお互いの仕事妨害に直接的につながっていく。だからこっちも発言配慮したし、向こうも投げてくるもの配慮がある。

原作者荒神みたいになられても困るんだよね。祈るしかいから」とは担当氏の言だが。

原作通りにという思いはみんなあるだろうけど、その負担作家出版社側にいかないような形にして欲しいね

あと、第三者委員会に監修を委託とかは大反対。登場人物を増やして調整を増やすことに意義があるとは思えない。

上にも書いたようにただでさえ調整の仕事多いんだよ。でもこれを第三者委任する気にはなれない微妙原作者心もわかってくれ。担当ならいいけど、第三者は嫌だ。

まあ、俺はあと3作品、5作品アニメになるような作品を作る気でいるし、いつか自分が満足するものに当たればいいやという気持ちでいるので、その節は皆様よろしくお願いします。

(追記

担当が演技指導

モニタリングルームみたいなものがあって、

音響監督担当氏と俺にキャラクターの演技がイメージに合ってるか聞いてくる。

声優への直接の演技指導は勿論音響監督が行うよ。

誤解を招き申し訳ない。

追記2)

契約書、読むのがめんどくさいんだよな。

代わりに契約書を読んでくれる信頼できる人間を探すのはもっとめんどくさいんだよな。

いつぞやさらした借金総額だけど死んだおばが残してくれたら定期を解約して払ったのでさら

※利子延滞金はふくまず

カードローン (利用限度額は全部0になった。全部滞納中)

プロミス 10万円 完済

アイフル 10万5千 完済

レイク 5万5千 完済

Auスマートペイ 1万 完済

メルペイスマート 13 完済

セブン銀行 10万 完済

クレカ

セゾンカード 10万 (限度額5万に減額。滞納)

三井住友カード 30 万(会員権剥奪ログインすらできず。支払えないと全額請求という速達がきた)

楽天カード 10万(滞納中)

メルペイマネー 35 完済

ライフカード1万(滞納中。ログインすらできず)

後払い系

Au後払い決済 30万5千円(10万×3ヶ月分。現在滞納中。そろそろ強制解約)

ペイディプラス15万(全額滞納中。弁護士委任舌という連絡が来た) 7万円くらい完済

バンドルカード2万(全額滞納中)完済

B43 3000円 完済

みんなの銀行カバー 5万円 完済

合計186万+利子か

残ってる借金

セゾンカード 10万 (限度額5万に減額。滞納。おそらく会員権剥奪

三井住友カード 30 万(会員権剥奪で使えないと)

楽天カード 10万(滞納中 会員権剥奪

ライフカード1万(滞納中。ログインすらできず)

ペイディ 7万5千円

au後払い 30万5千円

100万以上の金がまとめて入ったから後先考えず返済しやすい所から返済したらどう考えても先に返済すべき大口かつ長期滞納且つ返済しにくいが残った

自分でも無計画馬鹿だと思うけど計画的な人間ならこんな借金こしらえてない

2024-02-01

anond:20240201121133

正直、仕事において先方の担当者が外れだったというレベルの話で、とっとと座組の変更を要求すべき事案だったんだよな。原作者ドラマの完成に責任を持つ立場でも委任している立場でもないんだし。

2024-01-30

作品の2次利用は、あらかじめ出版社に許諾されている

マンガ小説ドラマ化・映画化する2次利用は、ドラマ化・映画化が決まるずっと以前、出版する段階で出版社に許諾されている。

一般社団法人 日本出版協議会https://www.shuppankyo.or.jp)の出版協版「新・出版契約書」では次の条項がある。

第5条(二次使用等における乙の優先使用と甲の権利)甲は本著作物翻訳ダイジェスト等、また演劇映画放送・録音、録画等、その他二次使用について、乙が優先的に使用することを認める。

https://www.shuppankyo.or.jp/keiyakusho

一般社団法人 日本書籍出版協会(https://www.jbpa.or.jp)の①出版権設定契約ヒナ型1(紙媒体電子出版一括設定用)2017年版『出版契約書』(PDF)では、次のようになっている。

第 16 条(二次的利用)

契約有効間中に、本著作物翻訳ダイジェスト等、演劇映画放送・録音・録画等、その他二次的に利用される場合、甲はその利用に関する処理を乙に委任し、乙は具体的条件について甲と協議のうえ決定する。

https://www.jbpa.or.jp/publication/contract.html#pdf1

このひな形どおりに契約しているとは限らないけど、ひな形なのでこれに準じているんじゃないかな。

こういう契約があるので、ドラマ化などがあると出版社が交渉役になっているんだと思う。

anond:20240130155156

他のメディアで展開、他言語翻訳版とかを出版に際してはそれに関わる諸々は出版社に委任してください的な条文がある。多分どこの出版社でもそう。

単行本を出す際の契約書に記載されてる。権利を持ってるって理解は厳密には間違いかな、その権利を独占的に貸してください出版社が代行しますって感じ。

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