コロンブスはごく一般的な交易商人だよ。
ただ「ごく一般的な交易商人」はしばしば奴隷売買にも手を染めていたという話だよね。
当時は「非キリスト教徒は奴隷にしていい」という理屈があった。
じゃあコロンブスは「ごく一般的な交易商人」としてアメリカへ渡ったのかというとそれも違う。
コロンブスは、スペイン女王に委任されて、発見地である西インド諸島の「総督」として行動していた。
インディオたちを奴隷にしたのも総督としてだ。
肩書きとして「探検家・航海者・コンキスタドール・奴隷商人」と並んでいると違和感があるよ。
コロンブスは奴隷専門の商人で、アメリカへ渡ったのも奴隷を確保するためだった、と誤解されそうだ。
Permalink | 記事への反応(0) | 17:57
ツイートシェア