はてなキーワード: うPとは
PGは、まず見積もりを依頼されます。この時ほとんどの場合、要求仕様書が無いか、あっても伝聞で情報が欠落もしくはエラーを起こしています。残念ながらエラー訂正機構は装備されていません。CRC、せめてパリティでも入っていればちょっとは違うかもしれません。期待出来ませんが。
ここでプロジェクトマネージャー(又は管理者・経営者等。以後PMと称する)から「最速でやった場合」「割り込みが入らない場合」「君がやった場合」or「部署内で最高ランクのPGがやった場合」「仕様変更が無い場合」という条件が付きます。
底辺PG諸君。ここでこの言葉を額面通りに受け取ってはいけません。
「【最速で】3ヶ月かかります」
と答えたらPMは【普通に】3ヶ月の工程を工程表に書き、見積書に3人月分の金額を書きます。そしてこれは後述する危険と隣り合わせとなります。
この危険を経験したPGは大抵リスクを込みで【黙って】見積もりを伝えます。
しかしPMはお見通しです。「高い」「そんなに時間がかかるわけが無い」と言い、受け付けません。何故なら実はPMの頭の中では既に「3ヶ月」なのです。PMは追い込むために見積もりの詳細を聞いてきます。
ここで素直に「リスク込み」と答えてはいけません。既にPMは前述の前提条件を述べているからです。無下に却下されます。
戦いたいPGかつPMが同じ会社であれば「後学のためにPMの詳細見積もりをお聞かせ下さい」と聞いてみるのも良いでしょう。ただし確実に印象悪化は避けられません。PMが発注元の場合は禁句です。まずキレます。そのまま発注されない事もあるでしょう。発注されなかった事を喜びましょう。
なぜキレるか。それは簡単です。「明確で論理的な理由が無いから」です。理由が無い上に実は既に予算が決まっており、それを超える事は許されません。予算を超えた見積もりはPMがさらに上層部・経営陣から怒られる事を意味するからです。理由が無いから理由をPGに考えさせているのです。PMが仕事をした気にさせるのも底辺PGの役目です。
予算を超えた見積もりはあり得ませんので、答えは「がんばります」しか残りません。しかしPMはそれすらもPGの口から言わせたいのです。でもよく考えて下さい。あなたの脳はオーバークロック出来ますか?
底辺PGが出来る事は、PMやユーザーが分からないように期間と予算を加算するくらいです。
一応、市場原理が働くため、安い方がいいに決まっています。金払いのいいユーザーや元請けってのはあんまり無いです。そして金払いの悪い所ほど後々してやられますので、最初の予算の付け方でどういう所かが大体予測出来ます。
そんなわけで、予算と期間に品質と内容は関わりがありません。もちろん企業の使命として、安くて良い品を、安くても利益を、は追求してしかるべきなのですが、日本の場合質と金額が比例するのは極一部。IT業では基本的に、安くて良い品を出来るだけ高速に、がモットーです。受注しなければ会社がやっていけないのは分かりますが、「安さ」だけしか売り物に出来ない会社は、IT会社として失格でしょう。
かくして、短納期低予算のプロジェクトが組まれるわけです。そのPMの理論からすると、高速バスで東京から新大阪へ行く方が、新幹線のぞみの指定席グリーン車で行くより高く、書留速達の郵便より普通郵便の方が値段が高い、という事になりますが。質、時間、価格の何がIT業と違うんでしょうか。
実のところ発注や作業開始は遅れている事が多く、納期に間に合わせるには発注前に作業を開始せざるを得ない場合が8割ほどです。実はここにも罠が仕掛けられています。
作業に取りかかろうとようやく出てきた仕様書を見ると、見積もり時の時と変わっていたり、追加されていたり、未だに仕様が無い場合がほとんどです。
「こんなものをこんな期間で出来やしない!」と憤慨してはいけません。なぜなら
という答えが返ってくるだけです。PMが見積もらない理由がここです。PMに見積もりを聞いてはいけない理由がここです。これは後々まで効いてきますので注意が必要です。「前提条件と違う」と反論するのは無駄です。PMはそれは忘れています。そもそも考えて発言していないので口が勝手に脊髄反射で言った事であり脳は関知していないのかもしれません。PMにとって最重要な事は「PG自身が言った事」です。そう、工程表にも議事録にも「3ヶ月」という数字のみが記載され、いわゆる「リスク」は何処にも書かれて残っていません。
PMやユーザーは絶対にリスクや前提条件を書き残しません。それがこの業界の伝統ある慣習だからです。
ここで言った言わないの不毛な戦いをしてもいいのですが、確実に査定は最低です。もしプロジェクトから外されたらそれは喜びましょう。
管理者や経営陣等からは「やる前に出来ない言うな。やってから言え」と怒られます。残念ながらこれも真に受けてはいけません。
設計、構築など作業をしている間もどんどん仕様変更・追加は流れ込みます。
PMは工程進捗を把握しているのでは無く、PGが【自ら】工程表や報告書に纏めます。遅延していれば遅延の理由も書き、挽回策があればそれも書きます。しかしPG個人が取れる挽回策などたかがしれています。と言うよりそれが分かっていれば遅延などしません。他の策は既に実行済みなので、挽回策には「残業・休日出勤」くらいしか書く事が残りません。しかしこれは現実にこれしか書く必要がありません。なぜならPMはこれ以外の挽回策は理解不能だからです。
仮に報告をしても「早すぎる。もっとやってみてから」「がんばれ」という答えが返ってくる事でしょう。
遅れを放置するPMもいますが、許容範囲はPMにもよりますがある程度遅れが見えてくるとPMから追求がやってくるようになります。
「なぜこんなになるまで報告しなかった」
そう、報告出来る時期というのは非常に限られています。多分プロジェクト工程(今の例なら3ヶ月)の中の30分くらいです。それより早いと相手にされず、それよりも遅いと怒られます。報告時期を見誤らないのもPG業の技です。
実装が難しかったり、無理難題は多々あり、その上工程が遅延しているので、相談をしに行きます。しかし、それは無駄です。
「自分で考えろ」
「やってから言ってるんじゃねぇ。やる前に言え」
他似たような答えしか返ってきません。非常に非生産的です。理不尽です。時間の無駄と考え報告・相談に行かないPGも多いとか。非生産的ですが、一応相談はしておきましょう。ただし時間は取られないように。
同僚やチーム員に相談してもいいのですが、昨今のプロジェクトは人員がスタンドアロンで動いています。したがって、隣の人やチーム員がが何をやっているのか知らない事が非常に多く、相談出来ない事も多いのです。PGにメンタル病が多いのは実は理由がここにあると自分は思っています。孤立感が半端無いのです。まぁ、元を追えば、そいういうチームを組む事、教育訓練しない事など、実は管理者・経営者が「カイゼン」や「効率向上」を題目に目の前の超短期的コスト削減だけを考えている結果なので、PGとしては何も出来る事はありません。管理者・経営者は中長期について考える必要が無いからです。なぜなら「その頃には自分は満額の退職金を貰って定年退職済み」だから。
実のところ単独の仕事をしていればいい、と言う事はあり得ません。同じプロジェクトの中からも割り込みや、他のプロジェクト・部からも割り込みは多々入ります。
始めに言ったじゃん。どうにかして。というのは無駄です。覚えてないし、「会社員なら当たり前だ」という答えが返ってくるだけです。「15分だけ」「ちょっとだけ」が頻発しますが、塵も積もればなんとやら、です。ちなみにこの件は査定・人事評価には全く影響がありません。
相談すれば「午前中はこの仕事、午後はこの仕事、定時後はこの仕事をすれば並列同時が可能だ」とあたかも新発見超名案を出したかのように返されるのが落ちです。そう、1日が24時間しかない事は忘れ去られ、PGが人間である事は忘れ去られ、思考の分断は効率を激しく低下させる事を知らないのです。
ここで断る勇気を持つのが大事ですが、職場内の雰囲気は格段に悪化します。評価は「人でなし」「自分勝手」「自分本位」「冷たい」。これらの視線に耐えられるのなら断りましょう。こちらからすれば「自分の時間を奪う方がよっぽど人でなしだ」と言い返したい気分です。
テスト工程も始まり、遅延が激しくなる上に、バグが発見されさらに遅延という状況が始まります。
ソフトウェアである以上、バグが無いプログラムなんてのはあり得ないのでバグを出す事自体は不可避です。
ところがPMは激しく怒り出します。バグの発見はPMに一報が行きPMが怒られるからです。
底辺PGはバグを出す毎にこっぴどく怒られます。中には仕様変更の事実がPGまで伝わっていないのにバグ扱いされる事も多々あります。
バグを出すと修正、テスト、再発防止策の考案などの厄介事が増えます。
再発防止策は通常「どうやったら自動的にそうならないか」を考えますが、あまりに根幹すぎるので、底辺PGの身分では権限が無く、出来る事が限られます。そしてPMが理解出来る策を考えねばなりません。結果「テストを増やす」「チェックシートを作る」とかになりがちです。しまいには「チェックシートのチェックシートを作る」などという意味不明の現象に陥ったプロジェクトを何度も見ています。
厳しく、それは厳しく怒られる上に、チームの前でさらし者にされる事、人格を否定される事も多々あるので、PGはバグを出さないように、見つけても出来るだけ極秘裏に解決しようとします。
「恐怖駆動型開発」
というもので、日本の場合ほとんどがこの開発手法をとられていると聞きます。この開発手法は書籍になっておらず、書籍としてよく売られているのはアジャイルな開発手法の本が多いです。知識として持っているのはいいと思いますが、役に立たないと思いますねぇ、恐怖駆動型開発の前には。まわりの人間も恐怖に巻き込まれないようにするため、どんどんスタンドアロン化が加速します。
その上、バグを隠すようになり、バグが出るようなテストを避けるようになるため、短期的に収束しているようにみえます。だから効果絶大と見るようです。リリースしてからが楽しみですね。
PMが空想から覚め、もう救いようが無くなった事が事実と認識出来るようになった時、ようやく、2度目の相談・報告時期が訪れます。ただし、PMの第1声は「どうしたらいい?」です。そんな事が分かっているのなら実行済みなので、黙っているしかありません。
するとPMは「何人入れれば良い?」と聞いてきます。意味が分かりません。IT業を労働集約型産業と勘違いしているのが未だに存在している事に驚きです。頭脳集約型の形態に人を入れて解決しようとはどういう脳をしているのか。一度解剖してみたいものです。多分、高校を受験する中学3年生の受験者が100人集まれば旧帝大の入試に合格すると考えているのでしょう。もしくは1Km走というのは1000人が一斉に1m踏み出せば1Km走った事と同じ記録である、と考えているのでしょう。
脳を電通で直結出来れば若干違うかもしれませんが、IT業の1+1は2では無く、良くて1.5。ましてやこれで増えていくのは3~4人までが限界でそれ以上は人を入れても上がらないどころか、マイナスになる事が常。
PGなら他のプロジェクト、他の部、他の会社に信頼出来るエース級のPGを何人か知っているかと思います。なのでついPMに「エース級を3人」等と提案しがちです。しかしこれは叶わぬ望みです。その提案に対する答えは「そんな事出来るわけないだろ」です。そりゃそうです。予算が無いのだから。
自分の仕事があるのに、何故かこの後から来た人員を纏めるようPMから指示が出ます。PMが指示出来ないからです。破綻は間近です。いや、既に破綻しています。
プログラムが出来上がっていく以上、バグをつぶす速度以上の割合でバグを注入していく事になります。
「混乱しているプロジェクトに人を入れれば、なお混乱するだけ」
という有名な文を実感する事でしょう。なお、実感するのはPGだけであり、PMは実感出来ません。
この辺で思わぬ事態が発覚します。実は発注が遅れていた事です。
発注日以前にドキュメントがあっては監査にひっかかるため、今まで作ったドキュメントを作り直しをしなければならないという、まさに想定外の事態です。ほとんどのドキュメントには作った日付や判子が押されているはずです。それを全部作り直しするのです。納期は間際です。これも納期までに間に合わさねばなりません。
PM(重ねて書くが、プロジェクトマネージャだけでなく管理者や経営者も含む)が発狂し始めます。宛先は底辺PGです。
中には「お前を精神的に追い詰めるしか手がねーんだよ」とストレートに言ってくれるPMもいたりしますが、あまり出会った事は無いですね。
あの手この手で精神的圧迫を始めます。圧迫すれば脳がオーバークロックして作業が進むと考えているからです。残念な事に、脳の別の部位がオーバークロックしてショートしてしまいます。
こういうプロジェクトを経験し、運がいいのか実力なのか、生き残った人達がSEとなり、いずれPMとなっていきます。
不思議な事に日本では、PGが成長してSEに、SEが成長してPMに、とクラスチェンジするものだと考えられている会社が多のですが。
自分としては、座標軸のX,Y,Z軸の様にPG軸とSE軸とPM軸と全く異なるベクトルだと考えています。X軸の先にY軸Z軸があるわけでは無い、と。もちろん、軸に沿っているだけでは無く、他の軸のベクトルも併せ持つのもよいエンジニアでしょうし、ベクトルの方向を伸ばし続けるのもよいエンジニアでしょう。
ところが、クラスチェンジするものだと管理者・経営者は思っているから、給与体系もPG<SE<PMとなっていたりします。この時代錯誤的階級社会はどうにかならないものでしょうか。
自分はPMを否定しているわけではありません。いいPMの元でいい仕事をしたい、と思っているだけです。今までに何度かそういう良い経験をした事はあります。それは成功経験としてモチベーションを保つために必要な事なのです。
PG至上主義でもありません。分業形態として、SEやPMは必要不可欠だと思っています。ただ、PGを粗末に扱っておきながら高品質の製品を要求する風習・慣習が納得出来ないだけなのです。
私が唯一持っている電話機だった。
契約自体は生きているから、ぶっこ抜いたSIMをなにがしかの端末に挿せば通話できる。だけど、そのつもりはない。
上司は怒りを通り越して、あきれを通り越して言葉を失っていた。
同僚や後輩は腫れ物でも扱うように私と接する。
音信不通を問うPCメールと郵便物が得意先や実家から来たが、何と返事をしたら良いか分からず放置したままだ。
もう限界だった。
アフター12になっても鳴り止まないiPhone、iPhoneを耳に当てながら何度も頭を下げる私、土日も祝日も関係ない。
でも、そうするよりほかなかった。
精神と肉体の限界が迫っていて、もうあと少しで電話ではなく中央線を止めるところだったのだ。
これから、どう生きていこうか……
会社でこれらの活動に力を入れ始めたがどうにも同意できなくて困る。
そのためには従業員が仕事や会社が好き(ポジティブ)になることが重要らしい。
なんてのを担当を立てて従業員が参加するかたちで行われている。
ひしめき合って数十人いるような環境で一致団結とはいかないわけで
そのあたりどうにかならないかなと思う。
もちろん文句をいうからには代案を出したいけど、思いつかない。
なぜなら、トップダウンもままならない職場だから指揮命令では改善しないし、
関わるスタッフが多いグループが多数をしめているから横連携がうまくいかない。
「楽しく仕事をする」というところまで手が届かないんだろう。
・・・と思うと、今やっていること以上の対策なんてできるのか?とも思う。
(私的には給与による貢献に対する報酬が一番効果的な気はするのだけど)
そもそも打ち立てた施策が間違っているかどうかを確認して改善していく
いわゆるというPDCAサイクル的な検証はだれもやらないのが不思議だ。
一応、人間工学がどーとかアクセス解析なんかもやっている会社なのに、
http://anond.hatelabo.jp/20140925002959 に続き、準メジャーブラウザとその他のブラウザの現状。
Firefox派生のブラウザは全く使ったことがないので、省略。
Chromium派生のブラウザは(レンダリングエンジンの性能に関しては)どれもChromeを超えられる存在にはなりえないので、とりあえずOperaだけ。
かつては独自のレンダリングエンジン(Presto)を載せ、独自機能を数多く搭載し、一部の人から「Opera最強伝説」と絶賛されていたブラウザ。
Web標準にいち早く準拠させた一方で、IEなどの互換性も配慮していたようだ。
しかし、HTML5やCSS3の準拠度は後発のWebKitエンジン搭載ブラウザに押されてしまった。
そのせいなのか、もしくはPCが廃れそうだから独自レンダリングエンジンに投資するのは無駄と考えたかどうかは不明だが、PC版はBlinkエンジンを採用することになってしまった。
Blinkエンジンを手に入れることによって、得られたのはHTML5の準拠度UPとブラウジングスピードと安定度。失ったのは、マウスジェスチャのカスタマイズやサイドバーといった今までのメリットだった独特のUI。ただのChromium派生ブラウザになってしまった。
バージョンアップタイミングはChromiumと同期するためバージョンアップ頻度が高くなり、現在では24まで上がっている。
それでもなお、独自エンジンを搭載した最終バージョンを使い続けるユーザーが少なからずいるようだ。
国産ブラウザ代表。かつては、IEコンポーネントなタブブラウザの定番だった(少なくとも国内ではそうだった)。
最近、Version 5系が出て、何を思ったのか不明だがバージョンが6まで上がった。5からは文字がボケボケ滑らかになったり、タブがページサムネイルになったり、Blinkエンジン専用になったり、4でできたカスタマイズができない、6で「お気にタブ」というネーミングセンスを疑う新機能など、ある意味で大化けしてしまった。
一方で、2系や4系のバージョンアップは継続するようだ。実際はこれらの処遇を決めかねているのではないだろうか。
2, 4, 6の中で不満の少ないのを模索しているようにも見える。
ちなみに、BlinkエンジンはChromiumをいじってChromiumのタブとかボタンとかを隠しているだけ。このおかげで、Chromeの拡張機能がそのまま使えるようだ。Blinkのプロセスを単独で実行させれば素のChromiumが起動する。4系で確認。6系は未確認。
全バージョンに共通して言えることは、起動が遅い、UIがごちゃごちゃしすぎ。機能に振り回されている。さらに、Chromiumのバグまで引きずるダメアプリ。
国産ブラウザ代表。昔は軽量だったのに、「世界初 トリプルエンジン搭載」だとかなんとか言ってるせいで、いつの間にか重量級ブラウザになってしまった。WebKitエンジンの更新が止まり、セキュリティ的にやばいんじゃないかと言われ続けたが、最近になってようやく更新し始めた模様。
ブラウザ本体にAds by Lunascapeと広告を載せる実験をした実績あり。
感想はSleipnirと同じ。どちらかというと、レンダリングエンジン自体が重いせいなのかもしれない。せっかく3種類のレンダリングエンジンが使えるといっても、重いのでは全く意味がない。
というか、Sleipnir4 - 安定感 + Geckoエンジン = Lunascapeという数式が頭をよぎる。
レンダリングエンジンをどう改造しているかわからないが、HTML5testではなぜかChromeよりスコアが高い(正式リリース前のバージョンだが)。
最近はChromeより30%軽いとか言っているMxNitroを作ったらしいが、まだベータ版らしくブラウザとしての基本機能が足りない。Chrome拡張機能が使えないので、Chromeと同列に扱うのは反則だと思う。
30%軽い理由の1つは、Chromiumの組み込み向けフレームワークであるCEF(Chromium Embedded Framework)ベースと推測されるため。これは間違っているかもしれない。
それにしても、UIが全体的にのっぺりな平行四辺形なのはどうなんだろうか・・・。
国産はごちゃごちゃしたものばかり作るなよと言いたいところだ。ユーザーの要望に安易に答えすぎた結果なんだろうか。技術的には中国産ブラウザに負けているような気がするが、気のせいだろうか。
Operaが独自レンダリングエンジンを止めてChromium派生になってしまった上にスマートフォンやらタブレットやらが普及してしまった以上、もうPC向けに力を入れる時代ではなくなったのかな・・・。
もうPC向けWebブラウザは、進化する余地がないのか、停滞しているように思えてしょうがない。
IEはともかく、FirefoxはデザインをChromeにしちゃったし(あれのどこがいいのやら)、Chromeに至っては、停滞どころか悪化しているとさえ感じる。
IE8になってようやくWeb標準に従うようになって、IE9でJavaScriptが劇的に速くなり、IE11でかなりWeb標準の準拠度が改善された。
また、Windows XPのサポート終了により、IE6というWebデザイナーの多数を地獄送りにしたブラウザから完全に脱走できるようになった。
しかも、サポートポリシーが変わって、2016年1月以降は各OSで最新のバージョンしかサポートしないと決まったため、思ったよりも早くWebデザイナーの苦痛が取れるようだ。IE6で懲りたんだろうか。
しかし、IEコンポーネントブラウザの互換性を軽視する傾向にある。
IE10では、Windows7の必須アップデートのせいで画面描画が乱れる場合があったり、特定のWebサイトでIEコンポーネントブラウザをフリーズさせるという必殺技を披露した。
IE11では、一部環境でDOMストレージが原因でブラウザコンポーネントを十数個開くとフリーズする新必殺技を披露した。(現在、バグ修正済)
次のIEでは、どんな技を披露してくれるのだろうか。
Chromeをパクってと同様、高速リリースサイクルになって3年目。
アドオンの互換性に悩み、自ら失敗といいつつも、高速リリースサイクルを何とかやっていけてるようだ。
シングルプロセス/マルチスレッドながら省メモリとJavaScriptの速度チューニングを着実に行っている。
つい先日、australisというChromeのパクリに非常によく似たUIを強制適用し、一部ユーザーから顰蹙を買う。
高速リリースサイクル、強制アップデートを流行らせた元凶。
Chromeは初期設計のポリシーがよく、HTML5の準拠度とブラウジングスピードは今でもよい。
登場からあっという間にシェアを獲得し、主要ブラウザと呼べるほど有名に。
しかし、バージョンが上がるたびに肥大化し、メモリ消費量がますます増え続け、低スペックマシンでは重くなる一方である。
レンダリングエンジンがWebKitから独立してBlinkになったが、さらに迷走していく。
ユーザーが阿鼻叫喚した、ウィンドウシステム共通化プロジェクト。
理想は、各種コントロール(スクロールバーやボタン、エディットボックスといったもの)を全プラットフォームで共通化した上で、GPUによる描画で高速化する・・・ということだった。
Windows版ではバージョン32から適用された。しかし、安定版になってもスクロールバーの矢印が消えた、汎用マウスジェスチャが使えない、
縦/横スクロールがまともに動かない、Webフォントが描画されないなどなど、多数のバグが残存していた。
今でも、バージョンが上がるにつれて改善されたものもあれば、一度改善していたのに不具合が再発するなど、安定版といいつつ安定しない日々が続いている。
いったい、「安定版」とは何なのだろうか。
最近、ChromeはGoogleのものであることをユーザーにしらしめる努力ばかりやっているのではないか。
Google Nowなど、自社のサービスを便利に使うために機能追加するのは別にかまわないが、新しいタブページの異常にでかいGoogleロゴはどうだろう。
よく開くページのサムネイルを小さくし、下に追いやってまでGoogleロゴを目立たせる必要はあったのだろうか。
今年中にNPAPI廃止を目論んでいるが、それは現実的なのだろうか。
Chrome独自に持っているPPAPIは、セキュリティが厳格なゆえにNPAPIの代替手段には決してなりえない。少なくとも、PPAPI上で動くFlashがNPAPIのそれと同等の速度で動かない限り、廃止はありえないと思う。
Firefoxが高速リリースサイクルを採用した初期の時のように、高速リリースサイクルを優先するあまり、品質を犠牲にしているケースが目立っている。
最近出た37では、DirectWrite周りの実装がお粗末で、安定版が最初に出たころはズームイン/ズームアウトするだけで文字が表示されなかった(翌日に修正)。今でも、ビットマップフォントの表示品質がGDIよりも悪い。
高速リリースサイクルの弊害が現れているのではないだろうか。このことに、Chromiumの中の人たちは、気づいているのだろうか。
我が家に初めてパソコンが来たのは2006年頃。FMVのよくわからないモデル。
当時は住んでいるところにまだADSLしか引かれてなかったのでADSL回線。
俺がインターネットをし始めた年前後にインターネット上ではYouTubeが生まれたりと動画共有サービスが流行っていた。いまでこそ著作権コンテンツはすぐに削除されてしまうが、当時はアニメがそのままあげられていたし、VeohとかStage6とか他のストリーミングサイトでもアニメが見放題だった。俺はその頃放送されていた「涼宮ハルヒの憂鬱」を見てからアニメにハマってしまったクチだ。
しかし当時は回線もあまり速くない。動画を見ていたらしばしばロード待ちになっていたし。そもそもまだ地上波はほとんどがSD画質だったわけで、今のように高画質なHD動画なんてなかった。というか俺の家にはHDの画面がなかった(1280x1024とか1024x786)。
ネットである時期からやたらニコニコ動画のサイトに誘導されることが多くなった。俺はβ時代は知らないがγにハゲたおっさんの選挙演説動画を教えられてアカウントを取得した。当時はまだニコニコ動画のサーバが貧弱だったため、会員登録してもその先で「ID開放待ち」というのが待っていた。ようやくIDが開放されてサイトを見てみると「らきすた」というアニメ動画が上がっていたので見てみるとおもしろい。毎週平日の朝7時ぐらいにあげられるため、学校にいく前にらきすたを見るのが習慣となった。
当時はまだニコニコ動画ではH.264エンコードを採用してなかったため、VP6を使っていたらしいが上下反転させたりエンコードにめちゃくちゃ時間がかかったりと、当時上げていた人も大変だったんだろうなとおもう。
ニコニコ動画と平行してぐらいかP2Pにも手を染めた。Winnyのウイルス問題が起きた後ぐらいであったか、その頃ニコニコ動画でも流石にアニメアップロードの浄化作戦が始まっていて、地方民である俺はアニメを見る方法がなくなっていた。その代替策として当時ネットの友人に教えてもらったのがPerfect DarkというP2Pソフトだった。俺にとっては夢の様なソフトで、アニメがいくらでも転がっていてしかもHDの高画質(しかしその動画はDVDやTV放送をアプコンしただけ)。糞遅いADSL回線でがんばっていろんなアニメをダウンロードしていた。
他にも同人誌やエロゲーというジャンルを知ったのもこの時。「(C72)[作者名]作品名(元ネタ).rar」みたいな非常に効率化されたファイル命名規則、.rarとかいうみたこともなかった拡張子、.isoはDaemon Toolsでロードしたら読めるなんていうのを知る機会は多分こんなことしてないと得られないんじゃないか。
そんなことしてたらなんだかんだで成人してしまい、今ではこういうことをするリスクが私生活に影響を及ぼしそうでそういうことは一切していないわけだが、当時やっていたことが少なからず今の生活で生きている気がする。
ここで全部の回を無料で視聴できる。http://www.nhk.or.jp/kokokoza/tv/sekaishi/index.html
高校の頃に世界史を履修しなかったことを後悔していて、何回か受験用の参考書とか見てみたんだけどいっつもフェニキア人あたりのややこしさでわけわかんなくて挫折してた。
で、今ちょうど会社辞めて暇だしみてみるかーって視聴したら、案外すんなりみれて、スッカスカだけど自分の中で骨組みみたいなのができた。この状態で参考書読んだら前より全然読めた。これから参考書だけじゃなくて本とか読んで肉付けしていくつもり。
「世界史、全然知りません」って感じの初心者の人。習ったことある人には全然物足りないと思う。1テーマ20分だし、かなり粗い(多少なりとも知ってる現代史は、物足りなかった)。けど、後に間を埋めていく楽しみもできるし、初学者には向いてる。
ちょいちょい「その頃日本はxx時代で〜」とガイドしてくれるのもいい。
司会、小日向えり嬢の「歴史の部屋」にゲストがその回で扱う歴史に関するお土産とともにやってきて、歴史上の人物をナビゲーターという名の語り手として紹介してくれる(最後の方は歴史上の人物ではなく単にナレーション)。たまに「プラスワン」というコーナーでトリビアを扱う。
先生はルーフバルコニーにずっと引きこもっていて、司会とゲストがキャッキャしていると唐突に音楽を鳴らして司会をルーバルに呼びつけ解説をはじめる。ゲストは先生と会うことがなく、解説中は部屋に放置されている。どういう設定なんだ。司会が席を外すときに、ゲストの人がちょっと「えっ?」って感じになるときがあって、若干いたたまれない。先生の後ろにあるギターが毎回気になる。最終回だけルーバルから出てきた。
最後に1分程度でその回のまとめがある。スライド3-4枚のコンパクトなもので、振り返るのに便利。
声優さんにあんまり詳しくないんだけど、それでも名前を知っている人がいるので豪華なんじゃないかと勝手に思っている。
あと、あんまり見やすくないけど「文字と画像で見る」でサクッと振り返ることもできる。放送内容を綺麗にまとめてくれた「学習メモ」っていうPDFもあるよ(押さえるべきポイント付き)。絵はないけど「学習メモ」のほうが好きかな。至れり尽くせり。
最近よく遊んでいた子で、好きになりかけていた子にAV女優であることを告白された。
可愛いな、と思っていた顔だが今は思い出すだけで吐き気がする。
好きになれそうだったのに残念だ。
と友人の男性が言っていた。
「なぜ?!もったいない!!あんなに世にモテモテの女の子を!!!」というような気持ち。
わたしの中でAV女優さんというのは世の男性の憧れの的であり、
こんな子とこんな風にセックスしたいなーと思いながら自慰行為をしているものだと思っている。
だからこそ昔は周囲にバレないよう顔が出ないようにしていたAV女優さんたちも
最近はTwitterなどで可愛らしい顔の写真をアイドルかのようにうpしているのだ、と。
なのでわたしは恋人がAVを見ながら自慰行為がするのが本当は嫌だった。
生理的にしょうがないことだし、立派な権利だから例え恋人でも侵害してはいけないと思い、口には出していないが、
本当は心の浮気をされているようで、本当はこんな子と付き合ってしたいのだと思ってしまい、嫌だったのだ。
が、しかしAV女優さんと付き合うチャンスがめぐってきた彼は一体なぜ拒絶してしまったのか。
もちろん彼女や結婚はNOという考えのひともいると思うし、価値観は様々というが、男性というものはわからぬ。
好きだから勃起してセックスしたくなるんじゃないのか、好きじゃなくても勃起したりセックスしたり出来るものなのか。
わからぬ。
<追記>
まじです、釣りじゃないです。
排泄っていうのもよく聞くんですが、結局好みの女優さんなりシチュエーションなりを検索してるわけですよね。
そのへんがわからないのです。AV女優さんみたいなひととAVみたいなセックスしたいからAV見るんじゃないのですか。。
AV女優さんがAV女優をしていないifの世界で出会ったら恋に落ちるんじゃないんですか。。
<追記・2>
わりと本気で疑問で書いたのに、最初のエピソードのインパクトが強いのか、
「AV女優という職業をしている女性と交際出来るか否か」に答えてる方が多い感じですね。
『?????」と書いたわたしの書き方も悪かったように思います。
のでその後にその時の気持ちを挿入しました。
聞いてる立場で注文つけるのもしのびないのですが、
・AV女優さんみたいなひととAVみたいなセックスしたいからAV見るのではないか
を教えてもらえるとありがたいです。
思ったよりたくさんのトラバやブコメもらってすごく嬉しいです。
本当は全レスしたいくらいですが、それはでしゃばりなので遠慮します。
日本の伝統的な組織体系だと、だいたいPC購入の裁量権を持った人は40代後半か50代の部長、総務部長あたりである。
だいたいこのあたりの中間役職は、売上業績アップと、コストカットの数値を眺めるのが生きがいの職である。
大きなフロアに、島式の向かい合わせ席をいくつか作り、誕生席に役職が座るという、これまた日本の伝統的な職場配置で、
役職が使うPCはWindows XP、Office 2003、メモリは1GB、ハードディスクは120GBで1280x1024のモニタといったところである。
何年か前に、客先からOffice 2007のファイルが送られてきたが、さんざん大騒ぎした挙句、
ファイルコンバーターをインストールすれば読み書きできることを知ったらしい。不幸か幸いか、未だにOffice 2010以上で
作られたファイルが送られてきたことがないことから、客先も似たような現状なんだろう。
ちなみに客先の従業員PCはインターネットに繋がっておらず、閉じたイントラしかなく、XPにSP2こそ入っているようだが、
その後のサービスパックが一切当たっていないPCが殆どで、今年の1月に、いつPCのリプレースしますか?と聞いたら、来年まで予定はないそうな。
来年というのは年度なのか、文字通り2014年という意味なのかはわからないが、おそらく来年もリプレースの予定はないのだろう。
Windows 2000が現役で稼働している現場だし。
話が脱線してしまったが、部長はエロサイトを見るのが好きらしい。
この前、閉じても閉じてもポップアップウィンドウが表示されて、利用代金を支払えみたいな内容が表示されると困っていた。
「よくある架空請求の類だから無視しておいていいですよ。」と助言しておいたが、その後どうなったかは知らない。
俺氏「部長、Windows XPのサポートが今月4月8日に切れるんですけど」
部長「知ってるよ。でもまだ使えるよね?どこも厳しいんだ。使えるうちは買い換えるお金は無いよ。」
「変なサイトとか見てウィルスとかに感染しないように注意しなさい」
「「お前が言うか!」」と言いたいのグッとこらえて、まあ予想通りの答えが返ってきて安心した。
というわけで、これからもWindows XPを使い続けます!
世の中には善人も悪人も性別に関わらず両方おり、一部のゴミの性別が男だからって、全部の男がそいつと同じゴミじゃないことは頭で分かっている。
だが先日、柏の通り魔に不運な男性数名が襲われひとりが殺されてしまったとき、被害者を素直に悼む思う一方で、間違いなく自分の心の中に闇があった。
「そんな暗い夜道を歩いていたからいけないんだ。殺されるようなお前に落ち度があったんだ」
女に産まれていれば腐るほど聞かされる、犯罪の被害に遭った女性を嘲笑い落ち度を責める言葉をそっくりそいつらに投げ返してやりたい衝動で胸が一杯だった。
被害に遭った男性がたはそんな酷いことを考えるような人たちではなかったかも知れないのに。
木島香苗の事件やそれに類する保険金殺人が起きたとき、人を騙して殺すなんて最低の女だと犯行を憎む気持ちの一方で、間違いなく自分の心の中に闇があった。
「そんな女に騙されて付き合う方が悪い。犯罪者だと見抜けなかった見る目の無いそいつがいけないんだ」
だってそうじゃないか、女はストーカーに遭って殺されようが勤めていた耳かき屋の頭のおかしい客に殺されようが女が悪いと言われ、場合によってはビッチに気を持たされた男性が可哀想だなどと加害者に同情まで起きるんだ。下心見え見えのアピールに簡単に引っかかって、ホイホイその相手に入れあげて殺される落ち度がもし女にあった場合、間違いなく男のそれの10倍は酷く言われるはずだ。
女が日頃から言われまくっている事に比べたらちょっと連中の言葉を借りて言い返す事なんか屁でもないはずだ。
(被害に遭った男性がたはそんな酷いことを考えるような人たちではなかったかも知れないのに)
あるサイトで、自分が男性不妊である事が分かってEDになってしまったという、とても落ち込んでいる男性の記事を読んだ。
「そこまで思い詰める事は無いのに。夫婦で話し合って子供を持たず暮らす道もあるじゃないか」という慰めの言葉の反対側に、間違いなく闇があった。
「こいつだって妻が不妊だったら掌を返して石女は要らないと捨てたり、マトモな嫁が欲しかったと被害者ぶるくせに」
その記事には沢山のコメントがついた。
「これが女だったら産めない欠陥品の上に便器としても役立たずだと言うくせに」
「女が原因ならどんなに苦痛だろうと当然のように治療をさせて金がかかると文句を言うくせに」
「嫁とそのご両親が可哀想だから早く離婚してあげろよ、我が子や孫の顔を見られない人たちの気持ちも考えろ(皮肉)」
「孕ませられない種無しの欠陥品になんて価値ないよね? 結婚してる意味ないよねこの男(皮肉)」
自分と同じことを考えている女が案外世の中にはいるものなんだなと思った。
(悩んでいるその男性は、妻に対してそんな酷いことを考えるような人ではなかったかも知れないのに)
暴力や浮気を受ければ女が至らない(見る目が無い)せい、犯罪に遭えば女の落ち度のせい、子供が出来なきゃ欠陥品、作れば迷惑な邪魔者、子育てに落ち度があれば母親失格、容姿が冴えなければブス、年齢が20歳を超えていればババア、共働きでも家事育児全てこなさなければ亭主を蔑ろにする無能妻、専業やパートは寄生虫、独身女は出来損ない、男の本能に従わない女は愛されないクズ、女はゴミ、家畜、劣等生物、産む機械、便器、
そんな言葉をネットに吐き捨てるのは心の歪んだゴミのやることだ。人生がうまく行っていない不幸な連中が、自分より劣っていると勝手に信じている他人を理不尽に攻撃して、その場限りでも強くなった気分に浸りたいだけの単なる戯れ言だ。
良識をお持ちのご立派な他人に今更言われなくともそんなことはわかっている。だからなんだ。黙っていたって反論したって汚い言葉で倫理の歪んだ言説を撒き散らすあいつらが、そう割り切ったら全員死んでこの世から消えてなくなるとでもいうのか。
何年もそうした奴らを黙って見ない振りして来た。やり返すのも同罪だから大人になろうと諌める理性的な同性に従った。それで何が変わったのかと言えば何ひとつ変わらなかった。増長してより一層汚らしい言葉を撒き散らすばかりだった。
増長し過ぎて幼女のマ○コ舐めたいだの女強姦して孕ませ家畜にしたいだのネットの隅で一般人にバレないよう隠れて言ってりゃよかった性癖を堂々と表で抜かすようになったものだから、とうとうPTAや教育委員会といった冗談の通じない方々の目に触れて表現規制問題なんて物が起きた。言論弾圧だともっともらしいことを言って被害者ヅラする連中に内心笑いが止まらなかった。ざまあみろなにが言論の自由だ。諌める声を片っ端からブスマンコ黙れだの幼女に嫉妬するババア乙だの罵って封殺して来たお前らが言うな。
ネットから離れてPCの電源を落とそうが、周りのまともな男女と話して現実を取り戻そうが、そいつらの言葉は心の中にわだかまっていつまでも闇を作ってきた。
だから男が酷い目に遭ったと聞くと内心胸がスッとする。
被害に遭ったのが何の落ち度も無い男性ならば本当にお気の毒だ。
だが、あるとき心の中にわずかでも「される女にも落ち度があったのだ」と被害者の女を安全なところから責め立てて悦に入った日があったなら。
人生がうまく行かなかった頃のある日にカッとなって「女なんか肉便器だ。全員家畜にしてやればいい」と過ぎた言葉をどこかに書き込んだ事があったなら。
心の底から指さしてそいつらを笑ってやれる。少しの良心の痛みも感じない。
かつて散々罵って来たそいつらの言葉を、堂々と投げ返してやれる瞬間のなんと気持ちがいいことだろう。
お前らに落ち度があったからそういう目に遭うんだ。ざまあみろ。日頃お前らが言ってることだろうが。自分が言われた途端に被害者ヅラなんて論理的な男性のすることじゃないだろ? 女みたいにヒスを起こして感情的になるなよ。冷静な男なら笑って受け流せよ。ははは。はははは。
まっとうな男性とまっとうな男性を身内にお持ちの女性には、読むに耐えない暴言を深くお詫び申し上げます。
どうせこんなもの書いたところで女叩きが大好きなキチガイ君共の脳に届くことは一生ないのだろうが、今日という今日は書かずにいられなかった。
【追記】
@haha64 さんの疑問にお答え
この理屈で行くと、被害者の女性を女性が叩く場合もあるので(ベビーシッターの事件では母親が女性たちに叩かれていた)、女が酷い目に遭っても内心胸がすっとしているはず。なんでそうならないんだろう。
「私女だけど最近の女は警戒が足りないと思うの。隙があるような服装をしてたからよ」と言ってた女が犯罪被害に遭ったり
「私女だけど最近の女は我慢が足りないわよね、全然男性を立てないし」と言ってた女が超弩級の男尊女卑一族に嫁いで猛烈な嫁いびりを喰らったり
「私女だけど浮気くらいで目くじら立てる女ってバカじゃないのと思うの」と言ってた女が男に浮気されたうえ愛人と一緒になりたいから別れてくれと言われたり
「私女だけど子供を愛せないとか言う母親が理解できない。どんな子でも愛するのが母親でしょ」とか言ってた女がすっげえ育てにくい子産んでノイローゼになったりしてたら
内心どころか心底胸がすっとするよ! 名誉男性も(※ゴミのほうの※)男の一部だからね!!
ざんまあああああああああ因果応報でメシがうまいとか思っちゃうよ!
(というか、実際のところは男性に対しても「もし夜道を歩いてた女が悪いとか言ってたゴミ男だったらざまーみろ!!」と思うからこそ胸がスッとするのであって、普通の男性が酷い目に遭った事自体に対しては全然メシは美味くならないよ! 普通の男性が死んでしまうのはその分ゴミの割合が増えて不愉快なことだからね!)
なんかブコメ付けてくれた一部の人のアカウント晒すカスが出てて本当に申し訳ない。こんなキチガイ増田に賛同ブコメなんかするのさぞ嫌で勇気がいったでしょうに。
皆さん本当にありがとう。
「ネットは基本的に男がするもの」とナチュラルに思ってる男が多いのかもしれない。女はネットしても「女向け」のサービスしか使わない(ファッション・美容・育児関係とか。小町とか)、流行サービスには女も後乗りする(バカに見つかる)と思ってる。
2ちゃんなんかまさにそう。女と分かる内容だったり、一人称が「私」や「自分」だと叩かれたり煽られるからって男口調で書き込んでる女も多い。何書いても「おっぱいうp」とか言われるだけで話にならない。喪女板にも既女板にも男が荒らしスレ立てるし、独女板なんて男の荒らしスレ多すぎてまともに会話できない。そしてお決まりの「2ちゃんやる女なんてまともな女じゃない」。
不思議なのは、当の男自身もこういう現場を見ているだろうに、一向に「ネットには男だけ」の思い込みが減らないこと。
女は別の惑星から来た異星人だから俺たち人間(男)が理解できる言語で話すわけないとでも思ってるのかな。女は女特有の出産やら美容やら生理の話しかしないと思ってるのかな。
とある社内でホームページの作成、運用を担当してきた。綺麗な言い方をすれば全てのホームページの作成が終了したので、退社が決まった。俺の方はお金に困らない生活ができて良かった旨を知り合いに言ったら、「お前は周りに合わせないから行けない」「言われた事をやるのが態度に出るから首になる」と散々注意を頂いた。まあやる事やってりゃいいだろ、違う会社に行く為の腰掛けと言う態度が表にでるから失敗する事もある。尤も風俗でHする為等のお金が欲しいから働いてるのが現状だ。さて今日はこんなダメ人間街道まっしぐらな自分の6ヶ月間のハイライトを話していこう。
まずA部署ではwordpress系のホームページを作って来た。基本的にホームページ制作の流れは、企画を設計書に落とし込み、設計書の各パーツをPhotoshopのスライスと言う機能で切り出し、各部分にはめ込んでいく。このように仕様通りに作るというテクニックが要求される事が多い。どうしてこういう流れを踏む必要があるか?それは仕様書をあらかじめ作っておき予定立てをすることで、全体の進捗の管理をしやすくし、効率よく回しやすくするためだ。
システムの世界で言うアジャイル開発に代表されるように、昨今では状況の変化に対応しやすいようPDCAサイクル((ある事業の計画→実践→検証→改善までの))を短く回せるような開発手法が注目を浴びている。
最もこのプロジェクト程度ではそこまでやる必要も無い規模だったのもあって、
2.wordpressで実装
4.公開、運用
の流れで作業を行っていった。自分は1〜2の流れを短いスパンで繰り返し完成に持っていった。思い返せば商品を見せる?タイプのサイトだったのか、3.では画像の修正が一番多かった記憶がある。とりあえず見た目の良いページが出来上がった。このうち個人的に反省した点は1の構想の段階で、「誰にみてもらうのか?」「何の為にこのサイトを作るのか?」を明確にしなかった点だ。前の会社でもこの点はないがしろにされてしまっていたので、shit!と思った所だ。
困ったのは担当がこの手の現場作業に理解が無い面がある点だ。事ある事に「(前の会社で)仕様書通りに作る仕事をやってたんだろ?」、「一からHPを作れるようにしてやっただろ」的な態度なのは...以下業務とはやや関連する、仕様書のあり方について話していく。
まず家を建てるには設計図と言うものが存在し、図面通りに作る事で組み立て作業をやりやすくしているわけだ。設計図に不備があると欠陥住宅になったり、資材を追加発注してイニシャルコストがかかってしまうなどが考えられる。さてHP制作の場合はそこまで厳しくないものの、全体の進捗管理をやりやすくする等の目的で仕様書が存在する。ただ作るだけでなく、何の為の仕様書か?と言う部分を把握する事も仕事のうちだと思っている。
例えば一からホームページを作るんなら、ソフト使えば自分でもできる話。それではできない現場の技術を覚えたい、企業ものを手がけてみたいからみんな入社するのだ。もっとも「仕様書の作り方、仕様書通りに作る技術を覚える=現場の技術を覚える」な場合もある。以外と現場と個人との差はこういう部分で現れてくる事も多い。
次はB部署で作ったホームページの話をしよう。嬉しかった点、一緒に仕事をさせて頂いて良かった点は冒頭の打ち合わせの段階だ。特にB部署の方から「うちは別の事業がメインなので、とりあえずこんな会社があると言うのを紹介するようなページを作ってほしい。だから簡単で良いですよ」と言ってくれた点。もちろん気が楽なのが2割、結果的に作り過ぎにならないが8割だ。
その為「外回りの営業の人が○○やってると言う事が分かるように、簡単な説明を入れてほしい」「いやそこは○○と言うべき所だ」とどんどん実のある話が飛び交ってくるのが嬉しい。ともかく意見を言いやすい雰囲気で、会社側の意向に合わせてどんどん改修などもしやすい限りだ。何より会社の体面でなく、客の方を向いているのが本当に良かった。
ここで個人的に社内SEなどの部署は、基本的に社内の意見を反映しやすい物を作るために存在すると考えている。今回の案件を担当して思ったのが、営業だとか他部署の人間の仕事を円滑に進めるためのホームページがあっても良い訳だ。アクセス状況を無視して、営業の人がiPadで話すためのネタをホームページに仕込んでしまってもいい。1.で話した通り所詮はお金の為と言え、もしお金を度外視するならできる限り相手の立場で仕事をしたい所だ。
その他嬉しかった事が2つあって、1つ目は上司が業界の仕組みを教えてくれた事だ。帰り際に「○○の業態は全体の△△%のキャパシテイを埋めれば、利益が回収できるような仕組みなんだ」と業界の仕組みなどを教えてくれるのもありがたかった。2つ目は俺に合わせた冗談を言ってくれたことかな?「10分女と話して10分仕事して...」の一言には、俺のこれまで全てを言いくるめられたような気持ちとなった。加え「温泉街に風俗だのスナックだのは必要だよな」と俺の後押しをしてくれ、気を合わせてくれたのが最高だった。辞める事になったものの、こんな会社に出会えて本当によかったってものだぜ!。
場合によっては「アダルトの仕事なんて何やってるんだって気になるよね」って言う奴も居て、こういう奴のいるような会社はことごとく去って来た。こんな事を言われるたびに「うるせー。こういう男の下心で金が動いてんだよ!」と黙って反抗し続けたものだ。やっぱ女に騙されるようなバカで居たいし、それを笑ってくれるような人と働きたいものだ。ホント2週間に1回Hができれば、もうちょいクビになるタイミングをのばせたかもしれない。セックスはクビ防止に多いに役に立つに違いない(笑)。
最後にこんな文章をお読みいただきありがとうございました。社内で目立った存在なんで、協調性が無いの分かると目を付けられやすいんですよ。(違う知人から「お前がいると俺が目立たねえじゃねえかよ!」といじられましたw)。さてこんな俺の愚痴から何か得るものがあれば幸いです。俺の方はとりあえずバイトでもよいので適当に探し、大好きな食事とHをこなし続けていきたいです。
深夜まで卒論を書いていた。
喉が渇いたので麦茶を持ってきた。
机に置く一瞬の出来事、手がぶれてPCの画面に麦茶がかかった。
その瞬間、PCの画面は真っ黒になった。
しかし、反応なし。
よく見ると、充電器のランプも消えている。
電源を長押ししてみてもさっぱり反応がない。
内部に入った水を少しでも出そうとPCを逆さにして振ってみたりもした。
しかし、それでも反応なし。
しばらく、何も考えずに呆然としていた。
これからどうすればいいのだろうと。
頭の中に、「留年」の文字が浮かぶ。
30分程、私もPCと同じように死んでいた。
そして、最後の希望を込めて、水分が少しでも外に出るようPCを逆さにしてぶんぶん振り、電源ボタンを押した。
奇跡が起きた。
「ドゥーン♪」という音とともに、私のmacは復活した。
そんな出来事であった。
言わずもがなだと思ってたんだけど、ブコメで疑問や批判として書かれてたので、いくつか追記しとく。
まず、アグネスはなんで黒柳徹子の口座番号を書かないのかという話なんだが。「日本ユニセフ協会の大使であるアグネスも、グローバル組織の親善大使である黒柳徹子への個人口座へ入金をすすめるのが当然」という理屈…これ、自分の会社に置き換えてみたらどう考えても筋がおかしいことだってわかるでしょ。
アグネスの主たる職務は、自分が所属する日本ユニセフ協会のプロモーションと寄付金集めなのであって、その活動の成果を、任命組織じゃなくて親組織の側のエージェントである黒柳徹子に直接フィードバックせよ、っていうのは、あるグローバル企業の日本支社の営業マンが、自分の足を使った営業活動の末に取ってきた発注案件を「値段少し安くなるんで、本社直轄でやってるグローバルECサイトで飛び込みの新規客として注文しといてくださいね〜」って言うのと同じだ。
当然、そのぶんの営業成績は自分にも日本支社にもつかない。自分の部署のPR・営業・啓発活動のコストを持ち出しにして成果だけは別セクションにつけちゃうわけだから、控え目に言ってただのバカ、悪い言い方をすれば職務倫理違反。本社側にとっても、支部とWebで実際に投入された活動と得た成果の数字が対応していない=投下費用とリターンについて誤った指標を得ることになるわけで、長期的には全くよいことではない。
おわかりだろうか。ようするにひろゆきは、ルート営業さんが得意先に出入りして営業活動してるところにやってきて「お客さんのためを思うなら、グローバルのWebでモノ買ってもらうよう勧めるのが正しいのでは? なぜそうしないのか答えてくれませんか?」って公開質問状送ってるようなもんなのである。それをお客さんに伝えるならまだしも(それも相当ひどいが)、日本ユニセフ協会の営業マンであるアグネスに言うのはどう考えても筋違いだ。
前のエントリでは黒柳徹子氏の個人口座(トットチャンネルのお願いチャンネル)への年間寄付を1億以下ぐらいじゃないかと書いたが、これは少なすぎるかもしれない。めいっぱい多めのセンで見積もって、記述からするとこれまでのピークだったと思しき2700万円/月を12倍し、年間3億円前後が彼女の個人口座への寄付のポテンシャルの上限だとしよう。一方、日本ユニセフは去年に161億円を集めている。50倍強だ。この50倍の差が、そのまま黒柳徹子氏と日本ユニセフという組織の力の差なのである。
パンフ、ポスター、イベント、プレスリリース、TVCM、メディア露出、ネットバナー、街頭活動など、定番のマーケティングチャネルや営業ツールを駆使してAIDMAを廻し続け、顧客ベースを維持・拡大することが、B2Cの事業活動全般においていかに大切かは言うまでもない。そして日本においては、まさに日本ユニセフ協会がユニセフの協力組織として、20%のマージンを使って畑を耕し、種を蒔き、水を与え続けているのだ。この作業が途絶えれば、いずれ畑は衰え、収穫は途絶える。これを100%使い切ろうというのは、種籾食べて次世代の食い扶持をなくすのと同じ話である。
黒柳徹子氏はユニセフ親善大使として多大な貢献をしているが、そこはやはり個人ベースの活動だから限界がある。日本のオプラ・ウィンフリーとでも言うべき認知と影響力を誇る彼女でさえ、自前のWebに自分で人を集めるだけでは、多く見積もっても3億円/年、実績ベースで過去の総計50億円弱(と本人が書いてる)の集金力がやっとなのだ。「徹子がいるんだから日本ユニセフはイラネ」という奴はそこをよく考えていただきたい。
これは上の話とかぶるけれども。仮にユニセフ本部自体が日本にもリーチするためのPR活動を自分自身でやってて、日本ユニセフ協会はただの送金システムなのであれば、そりゃ19%は高いわ。しかし、実際はそうではない。日本でユニセフという組織がこれだけ認知されているのは、日本ユニセフ協会が推進しているさまざまなマーケティングミックスによって、我々が日常的にユニセフという組織について知り、理解して、共感して、実際に寄付に至るまでのさまざまなパスが提供されているからだ。
こうした活動の大半は、当然、固定費ではなく変動費である。一定のコストをかけて、何らかの施策を何らかの規模で投下して、一定のリターンを得るのだ。企業活動と同じである。「組織や拠出の規模が大きいから19%より下げられるはずだ」などというのは無茶もいいとこだ。あんたがたの会社は、売上規模が大きくなっても間接部門のコストはずっと一定でいいのか。暴動起きるぞ。規模のメリットによる生産性向上はありえるし当然あるべきだけど、その観点で評価しても、今の日本ユニセフ協会のパフォーマンスがことさら低いということはないだろう。それを「中抜き」とか「ピンハネ」と表現するに至ってはもう何をかいわんやである。
なお、自分はこうした団体に「利益率」という観点が必要なのかどうかは考えが定まっていない。たとえば日本ユニセフ協会が1000億円を集めて400億円をユニセフ本部に拠出できるとしたら(実際には協定の取り決めによりこれは無理なのだが)、それは現状より良いのか、悪いのか。限界効用ぎりぎりまでコスト投入して拠出の絶対額を限りなく増やすべきか、もっとレバレッジが効く他分野にその寄付を廻して社会全体のコスト効率を高めるべきなのか。これは読んでる人の意見を聞いてみたい。
http://www.unicef.or.jp/partner/partner_amb.html
ユニセフでは、世界的に著名な歌手や俳優、スポーツ選手などをユニセフの親善大使に任命しています。また、世界8ヶ所にあるユニセフ地域事務所の一部や、36ヵ国にある各国内委員会も ユニセフ本部の承認のもと、親善大使(地域大使・国内委員会大使など)を任命しています。こうして任命された大使の方々は、お忙しい時間の合間を縫って、全くの無償のボランティアで、ユニセフの活動に協力してくださっています。
ぐぐれば1発で出てくる情報について、わざわざブコメする時間使ってないない書いてるのは、情報強者たるネット民の沽券に関わらないだろうのか。ν速や保守速報あたりで「【悲報】日本ユニセフの会計が丸裸にwwww」とかってまとめられてないと読めないのか。なこたあないだろう。
2ちゃんねる的にいうとひろゆきと切込隊長が険悪になりはじめた頃から一貫してひろゆき派だし、いまでもその2人のどっちが好きかって言われたら前者を取るね。他のテーマでは面白いこと言うなと思うこともあるしテキストを興味深く読むこともある。けど、あーたは少なくとも経済倫理的な話をできる立場じゃないでしょ、という見方だし、この問題については、あのロジックは他への影響がでかすぎるからもう糞味噌書かせていただいた。後悔はしていない。
日本の税制では、認定公益団体への寄付金は課税控除される。しかも2011年からは従前の所得控除に加えて税額控除という仕組みも選べるようになり、たいていの場合、従来より大幅に控除額が上がった。「寄付が税金から控除される」というのは、どういうことなのか? 国民は、基本的には国家というシステムに公共サービスと再分配のためということで税金を納めるわけだが、このうち再分配のパートについては「再分配的な性格を持つ公益団体に直接寄付するというかたちで、自分が考える好ましい再分配のありかたに沿って、ある程度は自分の裁量で決めてもよいよ」ということだ。われわれは税金の細かい使途については全く関与できないけれども、「寄付して控除を受ける」ときには、かなり積極的に選択権を発揮できるのだ!
これは地味ながら大変うれしい権利だし、積極的に行使してゆくに越したことはないだろう。ブコメで「偉そうに言う増田は幾らしてるのか」「そういえばひろゆきは自分が寄付した話はしないよね」などという話題が出てたが、小金を貯めて寄付先を選んでエイヤと寄付するのは、自分にとっては汗水垂らして稼いだ金を「ただ税金として納めるのではなく、自由に用途を指定できる」という一種の娯楽であり、例年ある程度の枠を決めて、それなりに楽しませてもらっている。
まだ日本ユニセフ協会には寄付したことはない(資金力豊富だし、例の児ポがらみのアドボカシー活動の内容にはアグネス叩きのネット民と同じく共感しにくい点があるからだ)が、ユニセフが深く関わる「母子保健」というトピック自体には多大な関心があるので、ジョイセフという地味〜な団体に時々寄付している。あと災害に伴う緊急医療援助のときは赤十字と国境なき医師団(資金力豊富という点で同じだが、特に後者はマジで命を賭けてるし動きが速い)、移民支援ならAPFS(注:これは認定公益団体ではない)など。東日本大震災のときには初動が速かったCIVIC FORCEというところに寄付させてもらった。
一度やってみればわかるが、寄付行為というのは「人におしつけられてやるのは非常に嫌だが、主体的にやれば、得られる精神的満足感が思いのほか高い、コスパのいいエンターテインメント」なのである。家飲みでご機嫌になってるときにあれこれ考えて1000円を寄付するのは、もう2本ロング缶を飲むとかPPVでB級映画を見るよりもはるかに自分自身への効用が大きい。思わぬ収入があったときには思い切って20万円を3団体に分配して、もうドーパミンが出まくった。セブンで募金箱にジャラジャラ小銭を流し込む快感もお手軽だし悪くない。
だから「気持ちはあるけど日本ユニセフ&アグネスは嫌だから、いい寄付先教えろよ」という人には「いやいや、それは寄付するときの一番の楽しみをスポイルしてるよ、自分で探して選ばないと超もったいないよ」と言いたい。ただ、いまの時分はてっとりばやくフィリピンに寄付して1000円を3000円にするのもいいだろう(自分はあの記事を読んで日本赤十字経由で1万円を3万円にしたのでほくほく顔である)。
なんで「自分がいくら寄付した」という自慢話にもとられかねない話をわざわざ書くかというと、自分はかつて、ある偉大なはてな民(自らの行為に震えながら、100万円単位の寄付領収書を何度も(!!!)うpした(1・2)、あの方である)の寄付スタンスに多大な感化を受けたからだ。それまでは自分も「寄付したことは隠すのが美徳」などと考えちゃったりしていたが、今はそんな発想はさらさらない。我々のような凡夫が、思いつきで気軽に寄付して、それを気軽に公言することで、廻りの人間の10人に1人でも共感させればいいのである。
「懐具合に余裕のある志の高い人間だけがチャリティに関われる。自分などはとてもとても…」などという、意味不明なうえに誰も得しない謙遜はやめよう。たとえば風俗通いを武勇伝として同僚に話せる奴が、なぜ寄付のことを武勇伝とか「やっちゃった話」として職場で話せないのか。パチンコや競馬で毎週のように1万円を溶かしてる奴が、なぜ寄付で3000円スって「まあ楽しませてもらったけどな!」と強がって吐き捨てないのか。なぜ艦これのDMMマネー大人買いが「米帝」とおののかれるように、ネットで無名NPOへの高額寄付がおののかれるようにならないのか。そうなればいい。そうしよう。まずはあんたからだ。
web系を中心にSIer無いわー論は大きいのだけど、多分この業種はなくならない。
ユーザー企業でもシステム担当はいるけれど本業にリソースを割くべきで、
その結果、好んでシステムのお守りをする人は出てこないため、アウトソーシングが前提となる。
アウトソーサーに要員調整や技術習得コストを押し付ける方が経営的にもよい。
大手企業の中には、情報システムの子会社を持って擬似アウトソーシングをしてるけど、成功してるのはごくわずか。
結局コストセンターなので、IBM、NTTデータ、日立製作所あたりに資本を入れさせて損切りするので、SIerの飯の種になってる
こんなシステム作っといてと決裁さえとって発注してしまえば、責任はSIerに押し付けられる。
アレコレと悩んで失敗して自分の責任を問われるリスクをヘッジできるので使わない手はない。
但し、SIerが安泰かというとそうではなく、稼ぎどころが減っており非常にマズい状態にある。