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はてなキーワード: 自尊心とは

2023-03-28

おそらく才能がない事を仕事にするということ

それは人生で見れる景色が少なくなるということ

もうすぐ40代エンジニア

今の仕事楽しいわけではないし、高給取りでもない

何度か別の道や上を登る事を試みた事もあるし一時期独立もした

だけど、挫折しては戻されるの繰り返しで万年社員状態


熱意がある訳ではない

でも、勘と知識矜持はそれなりにあると思う

この道に適正がないわけではない

でも、秀でているわけではない

思い返しても良い思い出は少ない

邪険に扱われたり、泣かされたり、鬱になったり、死にたくなったり…今でも散々なことばかりで自尊心は常に低い

そんな醜態を横目に颯爽追い抜いていく若者を何度も見送ってきた

そして心病んではまた自分卑下する

彼らは才能という常時成長バフでグングンと伸びて生活も生き生きしていく…きっと早々に上に登ってから壁にぶち当たるのだろう

自尊心が低い自分は常時デバフ

したことない壁に阻まれて、順調な人が目にしている壁を見ることな死ぬのだろう

仕事の壁、出世の壁、家族の壁…

一回きりの人生なのに見ることが出来ない光景がたくさんある

別に宇宙に行きたいとか、高級車を並べたいとかそんな大きな夢じゃなくていい

眼の前が劣等感で曇らない景色が見たいだけなんだ

叡智や強大な人体、カリスマ性がほしいわけでもない

人生を気楽に生きるための才能でいい


才能が欲しかったな…

ダンダダン』99話最高じゃねえか

包帯して眼帯してキツそうにしても誰も気にしてくれない

勉強ダメ自分より低い点数の奴を見つけてちっぽけな自分自尊心を満たす

スポーツダメで参加すれば足手まといだから膝が痛いと言い訳をする

そうでもしないと金太はこの現実に耐えられないか

そして帰り道に同級生からはどうでもいい存在として蔑ろにされる

Y字路のコマから綾瀬宅に着き一回素通りする流れが良い

自宅への帰り道とは違う道に足が向かってしま

それは綾瀬宅に慰めにもらいにいってるというというより、自分ロボットに乗って戦ったのは本当は夢だったんじゃないか不安な心情が伝わってくる

そこに家は無く一緒に街を守った仲間のはずなのに自分には何も知らせず戦いにいった事実を知る

深い孤独感に沈むかと思いきやそこで目にする救援メッセージ

これは完全に星子達へのメッセージで、金太の勘違いで笑ってしまうんだけどw

勘違いでもなんでもいい!本当にしちまえ!行け金太!

  

そして金田バイクよ…もうアレを期待するしかない

こんなにオマージュにワクワクするのは初めてだよ

散々やられてきたけど過去最高のオマージュになるんじゃないか

ただアレは映像作品で散々やってるだけでマンガでもやられてきたんだろうか?原作漫画でもやってないんじゃないか

映像表現ならではって感じもするのでそこらへんは過度に期待せず待っておこう

  

今の宇宙人襲来編は唐突な展開で話のスケールもいきなりでかくなって正直微妙だったんだよな

宇宙人でもいいんだけどあまりにも戦闘的な奴らで主人公達もこいつらに対処するってだけで目的感情も乗ってないのが余計にそう思わせるんだけど

ようやくこの戦いに自分存在を掛けた深い感情乗っかったキャラが参戦してきてダンダダンに一気に興味引き戻されたよ

龍幸伸先生!林士平さん!金太に最高のシーン用意してください!

家族認知症を疑っているが、本人が受診を嫌がっている場合について

やっほー、精神科看護師増田だよ。

認知症のことが最近話題になっているからお昼休みに書いてるよ。

私は看護師の中でもそんなに賢くない方だから読みづらい文章になると思うけど。

いろいろな方とお会いしていると、やっぱり早め早めにいろいろなところとの繋がりを持つことが大事だと感じています

ベタだけどとくに「人との繋がり」は強いカード。逆にいうと繋がりが弱い人はトラブル脆弱だし、認知機能に限らず本人に余裕がなくなってくると人との繋がりが弱くなる。

防御力でもあり、ライフでもある感じ?

から、まずは何はともあれ、医療機関に繋げたい!

でも本人は嫌がる!どうしよう!……っていうのが界隈ではよくある悩みなわけです。

そもそもさ、最近ブクマでも「認知症は脳の死だから安楽死を認めるべき」みたいな論説が目立って見えるくらいだからね。

「オレが社会的に死んだと思われる!」「死ぬべき存在になってしまう!」っていう恐怖は計り知れないと思う。そりゃ、どんなに困ってても否認したくなるのが普通だよね。

スティグマの影響は本当に計り知れないから、本当にみんなが生きやす社会になってもらいたい)

ですので、ホントに過剰に感じられるくらい、オーバー相手自尊心配慮することがコツだと思います

では、家族から相談があって、過去に上手くいった事例を少し紹介するね!



1.かかりつけ医相談

普段から内科とかでかかっている先生がいたら、そこと連携するのはオススメ。いきなり精神科心療内科とかはかなりハードルが高いよ。

信頼できる先生から言われると結構、聞いてくれたりするみたい。

2.家族も同様に受診する

配偶者の方も同じ検査を受けるから付き合って……などで上手くいくケースもありました。夫婦検査となると一緒に行くってノリにもなりやすいですよね。

3.健康診断脳ドックなどと伝える

認知症という言葉ちょっと重たいので、そう伝えずに脳の機能検査と伝えるのがよかったケースもありました。

「〇〇歳の節目だから」なども結構いい感じ。

4.他の病気検査という

認知症検査をすることで他の病気が見つかる可能性もある、という言い方も結構入りやすいと聞いています

5.もの忘れ検査という

もの忘れには自覚がある方も多いので

6.孫に協力依頼

孫は強いカード

7.地域包括支援センター保健所警察連携する

物盗られ妄想などで家族にも拒否的な場合には警察受診支援をしてくれる場合もあります

地域包括支援センター普段生活しているとあまり関わりがないと思いますが、名前だけでも頭の片隅にいれておくといいと思います



家族認知症の方がいらっしゃると、本当にいろいろと大変なことばかりの生活かと思います

家族介護者の教育的な支援ピアサポートなども以前に比べると充実してきていますので、ぜひご活用ください。

最寄りの役場などにも問い合わせてみましょう。

困っている方に「病気理解し症状とうまく付き合うための支援」「本人や家族地域とつながり続けるための支援」「当事者同士の出会いや関わりに対する支援」が届いて、お一人であるいはご家族で抱え込まずに済みますように。ご本人もご家族自分らしく生きられますように。

2023-03-26

anond:20230326133216

偉そうにすることで自尊心を保っていた人は偉そうにする相手がいなくなると狂うんだろうな

anond:20230326133216

義弟のとこの父親がそんな感じ

50代で体悪くしてからずっとそうみたい

何かしら自尊心を持てるような趣味とか社会活動できればいいのかもしれないけど

70近い今も状況変わらずだからまあ難しいんだろうね

父親狂い始めてどうしていいかからない

父親、70代半ば。

定年してから家ですることないし何もしないし酒飲んでばっかり。

人との関わりもできないし社会と関わり持つようなこともなくて時々2階の自室から降りてきて、家族にあることないこと文句言う。

で、本人もコミュ障なのかアスペなのかわかんないけど、酒飲んでなくても認識おかしいところもあるし、何よりも怒る事くらいしかエンタメがないのか、過去の嫌だった事を1人で煮詰めて、それがグツグツしてペースト状のドロドロになった頃に人にぶつけたりする。

友達とかはいない。

一緒に遊びに行く友達存在とかもほぼ居なかったと思う、聞いたことない。

すぐに人をこき下ろしたがるのでだれも仲良くしないと思う。

極端に、周りを見下すことでしか自分の優位性を保てないんだと思う。

テレビ見ても雑誌みても、フン、て偉そうに多分何も知らないのに間違っとるとか批評家気取りのズレたご高説を垂れるばかり。

聞いてる側も気分悪いのでいつから家族もまともに返事しなくなった。

気を使って話しかけても、自分すごいorお前は大したことない、の話しかできないから。

目的があって外出するのは月に1回の通院と、タバコと酒買いにコンビニ行くくらい。

地方都市なのでヨボヨボだが車を運転していく。

食事も、家族が作ったものは選り好みするし決まった時間に食べる習慣もないし、置いてあるカップラーメンやチルドうどんとかを食べてたりする。スーパー弁当なんかも置いておくと食べてたりする。

で、最近特にひどくなってきて身体も思ったように動かなかったりとかの不安もあるんだろうけど家族への暴言暴力が頻度が高くなってきて、限界も近くなってきた。

夜中に家族の寝ている部屋で訳のわからない気分悪い話やどうしようも無い人のルーツ馬鹿にする発言をしたり、扉をデカい音で閉会したり、テーブルにコップをゴンゴンあてたり、階段をわざと大きな音で歩いたりとか、もう明らかな異常性がでてる。

父親本人は構ってほしくて構ってほしくて仕方ないんだろうけど、本当に話すネタ自分かわいそう、か誰かしらが悪い、くらいでつまらないし、無視してると嫌がってるのに顔を無理やり覗き込んできたりとか、反応貰えるのがそんな事しか思いつかないのかロクな事をしない。

第三者SOSを出すとしたらどこなんだろう?

暴れる(大声の暴言含む)時に7119とかは迷惑?それとも警察

保健所相談したらどこかと繋げてくれるんだろうか。

アル中単体とかなのか、性格だったり心の障害なのかも判断できないし、かと言って本人が自ら精神系やカウンセリングみたいなところに行けと言っても絶対行かないだろうし、何をどうしたらいいのかわからない。

病院では暴れてる事なんで自己申告してないだろうし、下手すると本人も覚えてないから、酒の飲み方も週に2回飲まない日作ればいいとか言われてるらしいけど怯える日が増えるので家族としては正直余計な事を、と思わずにいられない。

今月になってから、目立つ飲酒時の奇行とかはスマホメモ帳に付け始めた。

他に準備できることあるんだろうか。

追記

散歩くらいしたらって言ってるんだけど、行かないね

家の周辺歩くのに人の目が気になるなら山とかの駐車場に車止めてその辺15分くらいでも過ごすと違うと思うんだけどね

習い事も、きっと周りを馬鹿にして自分スゴイをやるし、そもそもそのお金を払うのが馬鹿だと思いそう

きっと行った店の店員さんにも変なキレ散らかし方してご迷惑かけてそう

追記

たくさんコメントあって驚いたのと、有難いのと

この手の高齢男性って多分たくさんいるんだろな

自分も含めてこれから歳をとる世代のみんなは、苦手な人こそどうか感謝謝罪を口にできる訓練をしておいてほしい

そういう意固地って自分の行動範囲自分でジリジリと削り続けてなんでだよって逆ギレかますみたいなもんで、周りはドン引きしかしないし手を差し出す事もできればしたくなくなっちゃうから

社会と関わりがなくなるとこうなるんだと思うけど本人ももう働いたりする気はないみたい

犬は飼ってるけど、ペット管理過去やらかして信用もないし、犬自体もやっぱりおかしいのがわかってるから懐かない、懐かなくて犬も文句をいう材料にする、の負のループ

から犬の散歩もしないし犬の粗相家族にオイ、って知らせて犬の世話をしてる気になるタイプだった

とりあえず保健所福祉系のところに相談実績を作るから始めようと思う

高齢者でも性欲ってあるんだね、母親の体をなんとかして触ろうとしているときがある、それがまた自分本位なので本当に醜悪で…コミュニケーション能力相手ちゃんと人として扱うって大事すぎるなって

父親尊厳を傷つけるのはと思っていたけど、向こうはこちらの尊厳ゴリゴリに削ってくるんだからストレスすごい、それでもここで吐き出せてよかったです

実は2年前に父親食事もまともに取らず酒飲んで寝てたので意識がなくなって?救急搬送から単位での入院コンボかましている

部屋は見事な酒の紙パックだらけだった、腰の高さで埋もれるくらい

昔見かけた競売物件で「まる」だらけの部屋があったけど、あれプラス謎の溜め込んだ金属ゴミ系(空き缶を切ったりした物は破片が危なく片付けに苦労した)

趣味がなかったり、人を馬鹿にしないと生きていけなかったり、せっかく死にかけたところから戻ったのに何も見つけられないのはどうしたらいいんだろう、1人でできて金もからない、前向きな気持ちになれる気軽な趣味を見つけてほしい

追記

初めて匿名ダイアリーを使うので、返信のお作法がわからないのですがいただいたコメントは基本目を通しています

共感いただく方が複数いるという事は少なからずあるパターンなんですね。

増田本人の心配をしてくださる方のお声もありがたいです。

コメントの通り、どうやって本人を福祉なりに繋げられるように連れていかせるかが焦点になるでしょうか

通院先は総合病院で(入院したところなのでその辺の事情データも残っているかもしれない)ソーシャルワーカーもいるのでそちらあての相談もできないか調べようかな

そういえば思い出した、以前に地域包括支援センターの方が本人に会いにきたのだけれども怒鳴ったり暴言吐いて追い返したらしい、自分はその場にいなかったから後から聞いた。

訪問されたスタッフなんて正社員でも何でもないモンが、偉そうに指図しやがって、的な事を言っていたらしいのだが正社員なら言うこと聞くわけでもなかろうに

誰の言うことなら聞くんだろう

追記

ネット検索してもなかなか見つけられなかったヒントが、吐き捨て目的匿名ダイアリーブコメでこんなに集まると思わなかった、集合知感謝です。

既に終わった人も大変だったろうしなかなか人には言いづらい事を教えてくれて助かります、これからに備える人も何かしらの参考になるなら書き殴りの文だけど、できそうな対策を1度考えてみてもいいのかなと

たくさんいただいてる意見の中の認知症疑い、これは多少ある気もしますが、それで急におかしくなったわけではなくて元々の本人の性格おかしなところはありました。働いてる時でもいきなり癇癪起こして自室から数ヶ月出てこないとか定期イベント

一緒に住むなら心をフラットにできる薬を服用してほしい。あとは睡眠薬等で夜中に寝て朝に起きる癖をつけて欲しい。夜中や早朝に異常行動起こすのは思えばここ数年…?そう思うとだいぶおかしいのか。

増田が同居してるのが悪いって意見、考えたことも無かったですがそれもあるかも知れません、しかし離れた県外で結婚して家庭をもっている兄弟(息子)への暴言や難癖もひどく、結婚相手実家に対する根拠もない差別発言を聞いて、同じように自分が家を出たところで文句を言う材料にするんだろうなと。で、あいつも悪いから何も相続させん!とか叫んでそう。

他者が悪い、すなわち自分は正しいという思い込みしか拠り所がないんですかね。

あと、自分が同じ部屋にいる時は比較的おとなしい。自分の部屋に怒鳴り込みにはこない。ターゲットは基本母親

娘の前では少し理性が働くのかフルスロットルにはならない、少し前に母親殴りそうな時に平手打ちしてメガネぶっ飛ばした。その時に力でも勝てないのも理解したんじゃないかな。

反撃しようとして半世紀前に習ったか何かの空手かなんかの型みたいなので威嚇してきたけどびっくりするほど痛くもない肩パン

色々書きながら思い返すとやっぱりダメですね。物理距離を取る、を第一目的に動こうと思う。

前に支援センターの人が来たのは何だったかな、近所に呼ばれたとかではなかった。

入院してて退院前後介護認定3がもらえた(という表現おかしいが)ので話早いといいな

酒で入院した時はウェルニッケの疑いの話されたけど、なんか案外元に戻ってしまった。

酒飲むの止められない人、極力減らすのが1番だけど各種ビタミン忘れず取ってね。酒のカロリーで生きてもロクな事ないですよ。

結婚したら一生セルフケアしてもらえると思ってた世代ってあるのかな。成功しないのに察して察してを続けて、何かこちらが提示しても後出しのイヤイヤ。70代のイヤイヤ期なんて情けなさしかいからそういう思想なくなればいい。

教育テレビ尊大自尊心を穏やかに丸くさせるような番組とかしてくれたら助かるんじゃないか

追記

思いのほか拡がってしまい戸惑ったけど、たくさんのためになる情報ありがとう

自己愛性パーソナリティ障害なんじゃないか」の声を複数見かけて、調べてみたら全てが当てはまって今までの奇行にも納得がいくし、本人幼少期にロクな扱いされてなかった話は聞いた事もある(田舎次男)、診断こそおりてないけど多分そう。少なくとも対処法が近いのでこちらも考えやすいしお互いのつらさは少し減らせるかもしれない。

今の父親本人は暴れたあとの落ち込みタイムとでも言うのか、これも定期イベントだけどしばらく大人しくなる期間ぽい。

このやらかす→大人しくなる、の繰り返すスパン短くならないといいな

ソーシャルワーカーさんにも相談したし、あとは地域包括支援センターにも話を通したりしながらどうにか改善できるように手探りしていこうと思う。

将来が不安だったり、不安定な身内がいる人たち、自分も含めて穏やかに過ごしていけるといいね

日光浴して、肉食って、歩いて、無理せず笑える日常がそこにありますよう。

2023-03-23

anond:20230323101759

インフィールドフライを知らなくても野球は楽しめると思うが

ただ単にルールケチを付けることで野球嫌いの自尊心を満たしたいだけだと思う

2023-03-21

没落した京大生の話を聞いてほしい


かつては大学生だった。今から20年前のことだ。地元公立高校必死勉強して、勉強して、勉強して、青春のすべてを犠牲にして京都大学法学部合格した。一浪だった。いわゆるイカ京みたいな京大生がたくさんいる中で、自分もその1人から脱出しようと頑張ってみたが、結局だめだった。

40歳が間近になった今では、没落というか、いや元々高い位置はいなかったのだが……今は、普通に非正規労働者をやっている。契約社員みたいな仕事に就くこともあるが、あまり続かない。1年くらいで辞めることが多い。結局、学歴って大したことはないんだよなぁ、と実社会で働くようになった今では感じる。

これから大学時代の話をさせてほしい。暗い話になる。みんなジメジメした話は嫌いだろう。だから、すぐに終わらすよ。頑張って五千字以内に収める。リアル一人称が僕なので、以降は僕でいくことにする。



入学式を終えて大学生になった僕は、どこかのマンガで見たようなサークル勧誘活動を眺めることになった。どういう風に勧誘があったか、さすがにまったく覚えていないが笑

でも、僕にはあまり声がかからなかった。ルックスはいまいちで、特にスポーツからは全く声がかからなかった。浪人生活がたたって不健康に見えたのだろうな。

文科系からは何度か勧誘された。漫画研究会とか、小説を書く倶楽部とか、山登りの会とかも見学に行ったっけ。結局、どこにも入らなかった。高校時代バリボーをやっていたが、大学部活はいわゆるガチめのところが多い。通用しないとわかっていた。

それで、大学1年生(※正しくは1回生)の時は、ごく普通に講義に出て、帰りに図書館に寄って、たまに帰り道にラーメン店を巡っていた。実家美山町の貧しい農家だったが、親が優しかったので仕送りをたくさんくれていた。月に8万ほど自由に使えるお金があった。

アルバイトを始めたのは、かなり後になってからだ。大学2年生の春だった気がする。退屈に負けて繁華街にあるマクドに応募したんだっけ。

そんな時だった。1年生の秋頃、学内であるチラシを見かけた。『みやこ音楽祭』なるものの開催案内だった。京都学生有志で集まる大学サークルで、くるりとかの有名バンドを呼んで京都音楽を発信しよう、みたいな団体だった。

チラシには第1回の文字はなかったけど、結局第8回まで行われることになった。僕の時は、西部講堂という古めかしい場所があるのだが、そこでライブをやっていた。

いろんな大学学生が集まる、しかライブイベントスタッフなんて、こんな体験は二度とできないと思った。小学校中学高校も、文化祭リーダーをやるタイプではなかった。下働きだった。

数年前のアニメだと、『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』で、高校生だけでアメリカ風プロムをやろうみたいな場面があって、ゆきのんが実行委員長で、八幡が陰の立役者で、いろはす現場リーダーだったと思うんだが、僕はその現場下働きだった。

それで、みやこ音楽産業みたいな名前団体があって、そこに電話をかけて参加申し込みをした。もうほとんど覚えてないが、西部講堂付近カフェ面接があったのかな、その場で誓約書みたいなやつを書いてスタッフとして登録した。

若い人達がやってるんだろうなぁ、と思っていたら、みやこ音楽祭を立ち上げたのは20代半ばの人達だった。とっくに卒業年齢だったのだが、京大にはあえて留年をして大学看板を使っている人もいる。ハタチくらいの有志が集まって~みたいな団体ではなかった。

まあ、そうじゃないと、第1回目からくるり向井秀徳矢野顕子は呼べないはずだ。伝手があるのだろうなと察したのを覚えている。

もう想像できると思うけど、ここでも下働きだった。現場で机とか、椅子とかを運んだり、他大学へのチラシ配りとか、やはり音響機材を運んだりとか、ライブ中の警備とか、掃除とか、そういう下働きをしていた。

いろんな学生が集まるサークルなだけあって、多様性に富んでいた。僕は4年分すべて参加したけど、僕のような中核ではない臨時スタッフまで入れると軽く50名を超えていた。なんだかんだでマーケティング活動は抜群だった。もし、経営の才能がある大学生がここで活動したなら、きっといい経験になったと思う。

思えば僕は、アニメ漫画でいうところのモブキャラだった。その団体の中核メンバーほとんど京大生だったけど、中には同志社とか、立命館とか、京都産業とか、龍谷とか、いろんな人が揃っていた。

僕は京大生だったけど、4年間活動してもずっと臨時スタッフだった。そういうところには潜り込めなかった。かと思えば、才覚のある大学1年生(仏みたいな名前大学女子だった)が入ると、次の年からは中核メンバーとしてスカウトされていた。

そういう光景を目にして、つくづく自分が嫌になった。自分臨時スタッフなので、次の年も参加したいと思えば、またチラシを見つけて応募する必要があった。

それで、イベント初回の時は、その1ヶ月後には打ち上げ会があった。その会では、今の自分から見ても相当気持ちが悪い光景が繰り広げられていた。京大の近くにある居酒屋での開催で、和室座席を貸し切っていた。席の配置は自由だったけど、大体男女が別々に固まる。40人ほどだった。

ただし、主催者の方で誘導して、男女がある程度向かい合わせになるようにする。それで、京都大学学生のうち、女子と向かいになった人達が、飲み会が盛り上がっている半ばでこういうアピールを始める。※京都方言標準語に直している。

「俺、浪人して経済(学部)に行こうと思ってたけど、総合人間でもまあいっかと思って」

高校の頃の模試は全国で二番だった。医学科行きたかったけど、キツそうだからやめて看護(保健学科)にした」

「昔は全然勉強しなかった。奇跡が起こって合格した」

「お前らまだ若いからいいじゃん。俺こないだのTOEIC220点だったぞ。大学入ってから頭が悪くなっていく一方だよ」

(3/21追記コメントを受けて。以上は飲み屋での会話だから、卑屈な謙遜がかなり混ざっていると思う。会話自体は確かにこのとおりだ。

こんなノリで会話を始めて、自分の財布から京都大学学生証を取り出して、目の前の女子に見せびらかす。こんなことを彼らは四年間ずっと続けていた。見ていて情けなかったけど、かくいう自分も、隣の人に振られる格好で一度だけやったことがある。

目の前の女子からは、こんな反応が返ってきた。

「え、え、自分京大なん? リッツ(立命館大学)かと思ってた」

法学部なんですね!! すごーい」

「機材を運んでる時、気遣いがすごかったですね。警備中もずっとお客さんの方を見てた。ほかの人はサボってライブ見てたのに」

今思えば、女子は気を遣ってくれていた。こんなに恥ずかしいことを、当時は若かったとはいえ自尊心に負けてこんなアホみたいな、つまらない、人間として三級品にも等しい、救いようのない子どもじみたことをしていた。トイレの手洗器に張り付いたタンカスの方がまだ魅力的だった。

で、そんなことをしていると、向こうから中核メンバー乾杯にやってきた。すると僕の周りにいた京大生は、借りてきた猫みたいに大人しくなる。それで、女子は彼らの方を眩しい視線で見つめるのだ。目のキラキラ感が違う。

……でも、当時の僕は受け入れていた。これが正しい形なんだって思っていた。強い人間モテて、強い人間がいろいろ持っていくのは当然だと思っていた。僕だって京都大学合格した時は、中学校や高校先生や後輩から神扱いだったし、親族からもすごく褒められたし、母親は泣いていた。

でも、違うのだ。大学保証する個人能力というのは、実社会必要な力のせいぜい20〜30%だ。ほかの能力面がダメだと社会では通用しない。



結局、在学中に目立つことはできなかった。自信が持てるような体験はなかった。学業成績は中の中ほど、アルバイト先は今は亡きマクドナルド河原町三条店で、そこでは全スキルをほどほどに鍛えた。就職活動はコツコツとやって、結果は京都銀行内定した。しかし、自分という存在確信がもてないまま、あっという間に四年間が終わっていた。

銀行でのことは話したくない。嫌な思い出だし、気が付けばすごい文章量になっている。増田でこんなに書いたのは初めてだ。

掻い摘んで話すと、社会一年から地獄だった。地方支店からキャリアが始まったのだが、預金口座とか、金融商品営業がまったくできなかった。

営業としての適性がなかった。ぜんぜんだめだった。当時の成績はゼロに近かった。ほかの同期は、月にひとつ以上は契約を取ってくる。高卒で入った男の子女の子ですらそうだった。

同期に馬鹿にされて、上司には激詰めされて、居場所がなくなって、しかしクビにはならない。いっそクビにしてほしかった。京都山間部に住んでいる親には「うまくやってる」と嘘をついていた。

三年目のある冬に、メンタルが完全にダメになって仕事中に交通事故を起こした。運転中に手が震えて、ハンドル操作ができなくなった。それで免許停止になってしまって、人事との面談では……もう雇い続けることは難しい、次やったら本当にだめだ、みたいなことを言われた。クビにはならなかった。

まだ次があるのかと思った。上司からは、「お前は京大からな!! 地銀に入る京大なんか珍しいからな!! できる!! なんとかしてみろ」と何度も言われた。

結局、次の交通事故を起こす前に辞めた。退職手続きはあっさりだった。相応のレベル会社らしく、有給消化や退職その他の手続きは出社しなくても全部やってくれた。今でも感謝している。



それから坂道を転がるみたいだった。どの仕事でも2年以上続かなかった。期待していた仕事でも、やってみるとぜんぜんダメだった。先日は、市役所会計年度任用職員をクビになった。現業仕事をするポジション剪定、伐木、廃棄物処分)で募集があったので応募した。

書類選考が通って、市役所役職者が面接をしてくれた時に、「え……京大なんですか……?」と愕然としていた。自分以外に応募者が10人以上いたけど、現場仕事経験自分でも内定を取ることができた。

もうわかっていると思うが、結果は散々だった。口頭での指示を理解できず、とんちんかんな行動を繰り返して、何度も怒られて、1ヶ月も経つ頃には役職の人に呼ばれて三行半を付きつけられた。

すんません……こないな自分が言うのもなんですけど、事務職やったら……」

事務職はもうパートさんがおるさかいあんたには任せれへん」

すんません

「頑張っとるのはわかるけど、次の職場ではもっと~」

会計年度任用職員の試用期間は1ヶ月だった。こういうわけで、先日見事にクビを切られた。情けない限りだ。いや、もう僕はこういう状態に慣れてしまった。これでいいのかもしれない。

これからも、アルバイトで日銭を稼いで、スーパーで閉店近くに八割引きになっている惣菜を買って、コンビニストロング無糖ドライを買って、二級品の梅干しを入れて、ウィルキンソンで割って飲み続けるんだと思う。



最後に知っておいてほしい。学歴仕事の結果には関係がない。最近読んだ『科学的な適職』という本で、アメリカ研究学歴仕事の結果の相関係数が0.1とあった、との記述を見た。つまりほとんど関係ないのだ。マイナス相関でないところは皮肉に感じる。

そろそろ仕舞いにしよう。こんなおっさん愚痴を聞いてくれてありがとう。適度なところで死ぬようにする。いつも布団に入る時に思う、「目が覚めた時に死んでいればいいのに」って、本当にそう思う。

 ――ああ! 誰かがあの肉からあの魂を取除いてくれないかなあ!――「造物主」が何かのはずみで手違ひをしたとしか思へませんからね!

未來のイヴ ヴィリエ・ド・リラダン (著), 齋藤 磯雄 (翻訳) P.99

3/21追記 この本の引用が上の言葉の元です。こんなところまで自分言葉じゃなくて申し訳ありません。



もし若い人がこの日記を読んでいるのだとすれば、学歴仕事能力関係ないって、それだけでも心に刻み付けてほしい。そうすれば、僕のような人間を少しは減らせるかもしれない。

anond:20230321123331

知識のないバカお気持ちを重視しろって?

お前は自分自分の周りを見てきっと本気で言ってるんだろうけどね、無知バカの頭の悪い階層無限存在していてどれにも意味がないの。彼らが求めてるのは単純に「バカ自分にも分かった気になれて自信が持てた」「自分に得」「なんとなく傷つかないし正しい気がする」とかなの。内容に踏み込まない話だからさ…内容について話すときコイツらの自尊心なんてどうでもいいの。

視野が狭いの。

1+1くらいの算数ができないやつにも分かるようにしろ、2単語しか話せないやつにもわかるようにしろ小学生レベル教科書しか読めないやつにもわかるようにしろ中学生レベルリテラシーバカにも納得してもらえ、高校生レベルリテラシーバカが分かるようにしろ学部レベルバカ優越感を持たせろ、

そもそも今までこのバカたちが抱いてきた思想教育メディアによるものコントロールがあるのだということすらバカは気付けてないんだし

バカ客観視ができないし、構造理解できないし、根拠もないし、内容の充実や公平の話は難しくて膨大でよくわからないし、雰囲気でなんかみんな良いこと言ってる風だったらそれで満足すんの。本当にどうでも良いのよ

あとから適当洗脳して、なんとなくそいつらが自尊心を満たせて傷つかないかどうかの問題なのどうせ。

バカは心地よくて簡単でわかりやすいことが好きなだけ。世の中のほとんどは今はもう複雑で難しいことしかないの。バカが入ってくる余地はないの。

2023-03-20

anond:20230315183943

キモ

日本で性被害に遭った人に言えるのかね…犯罪だぞ…

統計ではーって自慢げに言うの普通に引くわ。

自分らの自尊心を保つためにってそれはちょっと無神経すぎやしないか…そういうの滲み出てるんじゃないか

anond:20230315183943

元増田毒親に例えるか…?

条件が違う他国を腐して自国を自慢げに語るのはみっともないと思うけどな。

自尊心を保つためだったら別でやればいいんでないかな…他に問題があると思うよ…

国内でも地方差別とか平気でやる人がいるようだけど、どうかと思うよ。

大人になろうよ…

腐れ外道夢豚になって気付いたこ

私は限界お腐れであり限界夢民である

その理由は以下の通りだ。

・肉体が女性である

しか性自認現在曖昧である

・体が弱い(各種アレルギー肝臓の数多に異常あり)

精神的に不安定

ギリギリ知的障害にならないレベルIQである

そのような理由で、生き物としてのスペック純粋に低い。

だが幸運であったのは、私は比較若い両親のもとに生まれ現在なお子供部屋おじさんまたはおばさんでいられるということである

一応は定職につきなんとか働けている。

友人も数名だけだが居る。

両親も友人も良識があり優しく慈悲深く、たまにこちらの話をまともに聞いてくれない以外は親切だ。

私は頭の出来が良くないので、まともに取り合って貰えないのも仕方のないことだとは思う。

異常独身男性と名乗る人々に比べるときっと、恵まれている。

現状は、という言葉が頭につくが。

親は子より早く死ぬものだし、友人は人生に寄り添ってくれる訳ではない。

結婚だとかパートナーシップだとかに対しては正直に言うと、憧れはある。

しかし、まるで出来る気がしない。

私の恋愛対象は、過去に好きになった相手統計からすると、男女の比率としてちょうど半々ぐらいである。

頭が軽いので短絡的が故に、好きになったら無策のままに即告白を繰り返してきたのだが、残念ながら全ての恋は実らず片思いに終わってしまった。

愚かなので、高望みし過ぎているのだろう。

私は他人から好意を向けられたことはないが、性的な興味を向けられたことはある。

高校生の頃ぐらいからそれは顕著になった。

当時の私は男子学生として生活していた。髪をツンツン逆立つほど短くして学生服を着て通学していた。

だが、男子制服を着ていても見知らぬ男性サラリーマンと思しき人物ナンパされたり、仲良くなった筈の同級生男子から俺の女扱いをされたり、友達の友達ぐらいの浅い関係女子生徒によりトイレに連れ込まれズボンを脱がされそうになり死に物狂いで脱出したりしていた。見知らぬOLっぽい女性にいきなり家に来ないかと誘われたり、電車に乗っていたらキツいパーマのおばちゃん痴漢行為を働かれたりもした。

かに疲弊絶望していたが、私には慰めがあった。

それがBL二次創作である

当時は自覚などなかったが、何故周囲からそのように性的対象として一方的に扱われるのかという答えを無意識にわかっていたのだろう。

まり、肉体が女であるからいけないのだ。

己の肉体から逃れることは誰にも出来ない。

まさしく肉という牢獄である

故に、自分の、現状女である肉体から一時的に逃れて、憧れである恋愛無責任無我の境地で、荒唐無稽な美しい夢のエンタメを楽しむこと、その欲求を満たしてくれるのがBL二次創作だったのだ。

加えて、追加するのであれば私の身近に居る腐女子は軒並み常識人であり、善良で、精神的にも肉体的にも理由なく他人を加害しない人ばかりだったというのも大きいだろう。

さて、ここでまた話が逸れるが、よく小説漫画アニメなどで「精神的ショックから嘔吐する」という描写がある。

あれは誇張でもなんでもなく、実際に起こり得る現象なのだ

少なくとも2回、私は精神的ショックから嘔吐している。

1回目は二次性徴を迎えた時、風呂場の鏡に映った自分の姿が気持ち悪くて吐いた。

2回目は数年前にひとまわり年下の仲良しの従兄弟からセックスさせてくれと頼まれた時だ。

特に後者のものに関してはダメージが大きかった。

今でもまだ引きずっている。

私はそれまでずっと普通に暮らしていたし、従兄弟とはごく稀に顔を合わせる程度であり、会えばソシャゲの話をするぐらいの関係性だった。

呑気かつ平和に「殺生院キアラで爆死した俺を笑えよ」などと気安く話し「それよりメルトリリスが来ねえんだが?」というような返しをするような距離感である

青天の霹靂だった。

加えて、全く根拠がないというのに、当時三十路をやっと迎えた私は「これでやっと他人性愛対象ではなくなった」と考えていたし、老い若さを失うか醜くなるかすれば誰から路傍の石ころの如き扱いしか受けなくなると信じていた。

私は従兄弟に対して動揺しつつも「金ないならあげるからさっさとソープでもなんでも行きなさい」と凶悪なまでにクソなことを言ったのだが、従兄弟はそれでも引き下がらず途方に暮れた。のみならず、私が学生の頃から好きだったとかふざけたことを言った。

私が学生時代、短く髪を整えて学ランを纏い、ヤンキー男子生徒に喧嘩を売られれば嫌でもなんでもタイマンに持ち込んで殴ったり殴られたり時にはボディにいいのを喰らってゲロを吐いたりなどして頑張ってきた、男性として必要だと判断して払ってきたコストはまるで無駄だったのだ。

なんだかメンヘラの気配がしたのでそれなりに話は聞いていたのだが、精神的に削れてしまってギブアップした。その後、暫くの間従兄弟は半ばネットストーカーのようになってしまい、私は思った。

「男って気持ち悪いな」

「私の頑張りは無駄だったんだな」

「同じ生き物になりたくないから男になるのやめよう」

と。

そのような体験を経て、二次元であればどれだけえげつないエロだろうが大丈夫だが、現実性的接触に対して死ぬほど嫌悪感を覚える人間爆誕してしまった。

阿呆なので、極端から極端に走るが故に、髪を伸ばして赤い口紅を引き派手な化粧をして、ナベシャツを捨ててブラを付けた。

気の強そうな女の姿の方が残念ながら適性があったらしく、他人から面倒な絡まれ方をしなかったので、そのままそうやって暮らすことを覚えた。

驚くべきことに、そうしているだけで頼んでもいないのに見知らぬ若い男を紹介して来ようとする気持ちの悪いお節介既婚者女性もついでに激減した。

遺憾ながら便利なので、以来ド派手なアイシャドウを塗って出勤している。

もう絡まれなければなんでもいいの境地である

だが、特に生活などは変わらなかった。

毎日会社と家の往復をして給料を貰い、帰宅してはTwitterを眺めゲームをして漫画を読み、ごくたまに友人と交流するだけだ。

現実恋愛排除した生活は何も変わらない。

転機が訪れたのは昨年の秋だ。

突如として私は夢豚になってしまった。

何が起きたのか自分でもわからなかった。催眠術だとか超スピードだとか諸々ナントカそういったチャチな外的要因であればまだ納得して呑み込み受け入れられたのだろうが、自分の中にしか要因がないので余計に受け入れ難かった。

今でもまだ受け止め切れていない。

たまたまフォロワーの紹介で教わったジャンルの、とあるキャラクター夢豚に、なってしまったのだ。

動転しつつもpixiv夢小説用のアカウントを作り、人生初となる夢小説をン万文字書き、震えて怯えながら投稿した。

内容としてはその推しキャラ自己投影した理想自分ご飯を作って食べたり並んでお昼寝したりするだけのものなのだが、それは紛れもない疑似恋愛だった。

自分自身がどういった存在にどうやって何をして貰いたいのか、自分の欲しい愛情とは何かを探っていくのはとても新鮮な自己分析で、驚きの連続だった。

そして探ってゆくうちに、私は自分普通の枠に収まりたい、普通に求めたり求められたりしたい、即ち、セックスがもし自分に出来るのなら、やりたいのかも知れないと思い至り、成人向けを書き始めて、手を止めた。

書き始めたところで、決定的な過ちを犯したことに気が付いてしまった。

「私は好きなキャラクターを加害している」

「どうして私は自分がされたくないことを好きなキャラクターにしているんだろう」

非実在であることは分かっている。

しかし、自己投影した夢小説主人公推し性的に絡ませることに、喩えようもないおぞましさを感じた。

BLなら客体であるからと逃避できていた部分が、夢小説となると途端に襲ってきた。

世間現実存在するカップルや、仲の良い友人夫婦、加えて、他の夢小説を嗜む友人を見て話を聞いても何も嫌悪感などない。

なるほど、それは確かにさぞかし良いものなのだろうなぁと思うだけだ。

それが自分のこととなると途端に、嫌悪対象となる。

異常であるのは分かっている。

ただ、異常であることは嘆きの対象にはならない。私は基本的社会マジョリティになれないという意味において常に異常だったからだ。

何よりも私を打ちのめしたのは、理解できてしまたことだ。

「私は誰とも一緒には居られないし、最後は一人で死ぬんだ」

理解していた筈のことだが、空想の中ですら不可能であるという事実が、どのような形であれ伴侶を得ることの出来ない欠陥品であることを再認識させた。

自分の中には、

男の体で女を抱きたい願望と、

男の体で男を抱きたい願望と、

男の体で男に抱かれたい願望と、

女の体で男を抱きたい願望と、

女の体で女を抱きたい願望と、

女の体で女に抱かれたい願望、全てがあることを知った。

要するに性欲は厳然として存在しており、己のその性欲の全てが、気持ちの悪い加害行為しかないと認識している。

どん詰まりである

臆病な自尊心尊大羞恥心インストールされてしまった。

唯一の安息の地である二次元が失われて、もうきっと二度と戻ってはこないだろう。

いつになれば人生が終わるんだろうと考えている。

2023-03-19

anond:20230319210458

スマホの隆盛によりインターネット人口が激増した。

これはネットコミュニティに不可逆な変化をもたらした。

いまやスマホ以降に参入してきたネチズンの方が多数派となった。

もちろんはてな界隈ブコメ増田ユーザーについても例外はない。

スマホ以前の人は少なくともコンピューターリテラシーがあるという自負を持っていた。

その点で、ある程度の教育水準保証され、自尊心を得られていた人々だ。

そういう人同士のコミュニティであったから、おふざけが出来る程度の余裕があった。

今の多数派は、スマホという小型コンピュータWebサービス動作原理理解するだけの専門的・体系的な知識がない。

なので道具に使われている状況である。これが元凶の一つであるように思う。

モノを支配するではなく支配される側としてのストレスと疑心が、日々のネット利用の中で鬱積していくのだろう。

その結果、無知を開き直った露悪的な人か、賢しらに見せようとして愚かに見える人に殴りかかるような、自尊心に飢えてトゲトゲしている人が目立つようになる。

なので、専門的な知識がなくても賢しらに見せやすい、ジェンダー職業論、ポリコレ政治といった「世の中」系ニュースネタで物申したがる人が際限なく増えていくのだ。

しらんけど。

2023-03-17

【chatGPT】毒親シンギュラリティは遠い。

GPT-4が出て、俄然試してみたくなった。

 

AI毒親になれるか?」

 

ちなみに自分公認心理師臨床心理士)という立場で、2ヶ月くらいこの技術に触れてみて、実務的には「あー、2年先は、かなり求人なくなるぞ」と実感している。

もちろん、ライセンス業界なので、業界必死抵抗はあると思うけど。

現状でも、認知行動療法とかの分野では、かなりいい感じの答えを出してくれるし。

 

なので、逆の使い方を考えてみた。

心理的にしんどい、葛藤が起きる状況の会話を、AIで生成することができるか、だ。

今日のところ、結論は「いまいちうまくいかない」だった。

 

最初は、自分で設定した「毒親パターン」をプロンプトにしてみた。

最初はいい感じ(=つまりしんどい)なんだけど、だんだん物分りのいい親になってきてしまう。

情緒的に不安定になるような設定も加えてみたけど、だんだん良い親になっていってしまう。

どうしても、「理解しようとする姿勢」や「相手への尊重」が出てきてしまう。

もちろん、子どもにとってそれは「うざいこと」だったりするので、反抗的に返したりするのだが、さらに反抗するテキストつのバカバカしくなるくらい、妙に物分りがいい。

というわけで、しんどい状況の会話を継続する気がなくなってしまった。

これはあれだ、漫画に出てくる”ロボットちゃん”的な存在と会話してみてるみたいな気分だ。(まぁ、実際そうなんだけど)

毒親シンギュラリティは遠い。

 

それならchatGPT自身毒親設定を作ってもらおうと、「毒親って知ってる?」と聞いたら、かなり正確に定義してきた。こんな感じ。

 

「『毒親』とは、子供の成長や発達を妨げ、精神的または肉体的な苦痛を与える親を指す言葉です。毒親は、子供自尊心自己肯定感を低下させることがあります毒親は以下のような特徴を持っていることがあります

・過度なコントロール: 子供の行動や選択を厳しく制限し、自主性を奪う。

愛情のない扱い: 子供に対して冷たく、支援や励ましを与えない。

精神虐待: 子供を脅かし、侮辱し、恥をかかせる。

・肉体的虐待: 子供に対して暴力をふるう。

・過干渉: 子供プライバシー個人的空間尊重しない。

過保護: 子供が自立する機会を奪い、過度に依存させる。

毒親からの影響は、子供の心に深い傷を残すことがあり、成長した後も恐れや不安自己疑念トラウマを引きずることがあります治療サポート必要場合があります。」

 

じゃあ、毒親になってと尋ねたら「そりゃー、倫理的問題があるよ」と言って、拒否されちゃった。

私「えっと、こちらは一応心理仕事やっているので、自分大丈夫です。あくま研究シミュレーションとしてお願いしまっす!」

と言ったら、

GPTしょうがないなぁ、暴力性や性的なことは制限をかけるけど、やってあげるよ」

みたいな流れでOKとなった。

このあたりの、GPTさんとの駆け引きちょっと面白かった。

 

そうしてシミュレーションしてみたんだけど、やっぱりうまくいかない。

会話が進むと、どうしても理性的で、合意形成がされようとしちゃう

 

~~~いろいろやりとりあって~~~

私「わかったわかった、じゃあもうほっといてくれていいよ」

GPT「分かった。あなたがそう望むなら、ひとまず距離を置こう。ただ、私はあなたの親として心配しているだけだということを理解してほしい。どんなときでも、あなたが助けやアドバイス必要だと感じたら、私に話しかけてほしい。」

私「もういいから、これから俺の部屋に入ってこないでくれる?」

GPT「そうだったか。分かった、今後はあなたプライバシー尊重して、部屋に入らないようにする。」

 

えっ、ものわかり良すぎる…。

 

自分プロンプトがまだまだ未熟だということもあるが、改めて「言葉が通じない人間ほど怖いものはない」ということを実感できた。

もっとやばい毒親が生成できたら、また報告します!

anond:20230317112921

と言っておけば論破したと思えるだろうなあ

で、自尊心を保つために絶対事実を詳しく調べないの

軽く検索して自分の主張に合う言説を見つけてやったーするしかしないの、あらゆることに対して

2023-03-16

野球かい世界的にドマイナーなへんてこスポーツ自尊心を保つ日本

なんとも情けない

anond:20230314180925

お金の面でも自尊心の面でも”っていうか、

お金(を稼ぐこと)イコール自尊心担保になってるのがなー

一億総活躍って全員勤め人になれやっていう最悪の愚策だわな

ブレイディさんの言う通りですわ

支払い能力がないと尊厳を奪われる社会

2023-03-14

少子化

子供を産んだら喜んでもらえる世界ならもっと増えるのでは

今って言うほど喜ばれないし褒められないよな

 

___

すまん書き方が微妙だな

昔ってもっと子供を産むのは当然だし重要だったわけだけど、そう言うのがないよねって話

義務感が無くなるのは良いことなんだけど、子供を作ったことで自尊心が満たされるほど世間的・一族的に名誉みたいなのが無くなったのは痛いなと思った

例えば「仕事は不得意だから、代わりに子供を沢山作って育てる」みたいな代替には今ならないじゃん?

お金の面でも自尊心の面でも

セックスのものにはもはやなんの未練もないが女性からあなたセックスしてもいいよとは言われてみたい

自尊心爆上がりしそう

2023-03-13

記号を与える(映画ちひろさん』鑑賞後の感想のような日記のような

漫画ちひろさん』、映画ちひろさん』のネタバレを含みます

『守られている』という感覚を知らずに歩く街は心細い。

けど、『ちひろさん』に会った後なら、なにかが足りなくても、つまりあの人が持っているものを私は持っていなくても、それで大丈夫なんだ、と思えるから不思議なのだ


私にとっての漫画ちひろさん』は、『読む』というよりも『会いに行く』という感じに近い。

理解する』というよりも『チューニングを合わせる』という感じにも近い。

チューニングが合っている、と表現すると、そこには規則性や正しさがあるみたいに感じるけれど、ちひろさんは揺らぐし、沈むし、また浮かび上がる。

でもその『揺らぎ』や『浮き沈み』こそが『正しさ』で、揺らいでも、浮いたり沈んだりしても、その奥の真ん中のところで『ほんとうのこと』を知ってる自分がいるんだよ、ということを確かめるために私はちひろさんに会いに行く。

私に与えられた意味や、私につけられた値段や、私が身に着けた記号を剥いで丸裸になったって私はいるし、なんかさ、そうやって『持ってる』つもりになってるものなんて全部嘘じゃん?って、ちひろさんの偽りのない目をみていたらそんな風に思えるのだ。


高校生のころ、学校帰りに街を歩いていたら、道端で知らない男の人に「あなたがいま履いている靴下がほしい」と言われたことがある。「3000円で」と。

私の高校は、靴下まで学校指定のものを履かなければならなくて、校章が刺繍された靴下高校購買部しか買うことができなかった。

それが『お嬢様学校指定靴下』としてマニアの間で人気があり、欲しがる人がいるということは知っていた。

なにかの雑誌の対談で、その雑誌編集者が「女子高生って無敵でしょ」「女子高生ってこの世でいちばん強いでしょ」「女子高生っていちばん価値があるでしょ」って言っていて、「雑誌編集するような立派な大人がそういうのなら、そういうものなのかな」と思っていた。

テレビでは「いま、女子高生に大注目の○○」とか言って大人女子高生流行を気にしてるみたいだし、それに、やがて穴が開いて捨てられるだけの履き古した靴下に、3000円も出す人がいるんだし。

結局、「ばれたら先生に怒られそう」と思って靴下は売らなかったけど、その出来事の後に残った、心臓が冷たくなるようなしこりはいったいなんなんだろう?と思った。

「無敵」のはずなのに、どうして街をひとりで歩くのがこんなにも心細いんだろうって。


でもさ、私があのころ怖かったのは、先生に叱られることよりも、「そこに『私』がいなかった」ことなんじゃないかな。あの男の人がほしかったのは『女子高生靴下』であって、別に私の靴下じゃなくてもよかったんだろうし、『女子高生に人気のアイドル』は別に私の好きなアイドルじゃなかったし。

中学受験トップクラス私立中学に入学したけど、そのあと父が浮気して、家に帰らなくなって、お母さんがある日「生活が厳しい」ってこぼしたから、「じゃあ私、学校やめるよ」と言ったとき、お母さんは死ぬほど怒って、私のことを責めた。「こんなにあなたのためを思ってがんばってるんだからあなたも頑張って学校に行きなさいよ」と叱ったけど、お母さんが捨てられないのは「有名私立に通う私」であって、「私」じゃないよね?

映画ちひろさん』をみたとき女子高生のころに感じていたあの『冷たさ』の手触りが、もう一度手のひらの中に戻ってきたみたいだった。

『あのキャラ萌えるわ』『そのキーホルダーどこで買ったの?』『私も欲しい』

アニメの話で友人たちと盛り上がりながらも、オカジはお母さんからメッセージを気にし続ける。

家に帰ると、栄養バランスのよさそうな食事食卓に並び、お父さんは「週末には、お前がずっとやりたがってた陶芸に連れてってあげる」という話をする。そしてその陶芸を教えてくれる人がどれくらいすばらしくて、オカジのために用意してくれた土がどんなに特別で、どんなにいいものかを丁寧に説明する。

でも、オカジの表情は固い。

どうして親から与えられたものを喜べないのか、どうして今まで友達と一緒に盛り上がっていたアニメの話についていけないのか、オカジ自身理解できないまま戸惑う。

「あのキャラってありがちじゃない?」「どこかでみたことがあるような感じ」と素直な感想友達にぶつけて、友達に煙たがられる。

「あ、この世のほとんどはカードゲームだったんだ」、と視界が開けるように気がついたのはつい最近のことで、流行りのポケモンカード開封動画をみていた時だった。

配信者が、私の大好きなポケモン印刷されたカードカメラにかざし、「はい雑魚」と言って机の脇によけた。

もっと高いカード来いよ」と配信者は怒鳴るように言った。

そうだったんだな、私が大学のころまで必死になって集めていたのは『希少価値の高いカード』だったんだ。みんながほしがって、みんなが高いお金を出して買う、そういうもの

偏差値が高い大学』『美人』『モデル体型』『ランキング上位の職業』が印刷されたカードを何枚持っているか。それが人生だ、と思ってたんだ。

その付加価値の高い『記号』をどれほど子に与えられるかを、親は愛だと思ってたんだ、って。

オカジは「本当はそうじゃない」って心の奥のほうで気づいている人だ。

いま、恋愛ものコミックの棚を眺めていたら、「スパダリ弁護士」だとか「イケメン上司」とか、『記号』の名前がたくさん並んでて、「さぁ、これだけ興奮する記号を集めたんだから興奮しなさいよ」って言われてる感じが結構しんどいんだよな。サプリメントとか、エナジードリンクじゃないんだからさ。

でも、これまでの私はその『記号』に反応して、手に入れて興奮して、手に入らなくて落ち込んで、手に入れても大したことなかったなってすぐ飽きて、次、また次って掻き立てられるように生きてきたし、そうじゃない人生のことを知らなかったんだよ。

私がいま、もしもカードゲームカードになるなら頭の上には『専業主婦』って印刷されるんだろうし、誰かに職業を聞かれて「専業主婦です」って言ったとき相手の「あー…」って感じの表情を、どうやって受け止めたらいいのかわからないんだよ。

「私はこの人のデッキから外されるんだろうな」っていう、あの感じ。

オカジと同じことを、私だっていまだに恐れてる。

「元風俗嬢です」と名乗るちひろさんに、人々はいろんな意味を与える。

『男の癒し』とか『セックスしてくれる人』とか。作品の外でも、『救済の役割を背負わされた人』とか。

専業主婦です」と名乗る私を、絶句して眺める人がいたり、「大学まで出してもらって、親に申し訳なくない?」って言われたり、

「働かなくてすむなんて羨ましい」という人がいたり、「大丈夫、また社会復帰できるよ」と励ます人がいたり、

「男の重荷」と影で言う人がいたり、

料理掃除能力を尋ねて、ハウスキーパーとしての価値を確かめる人がいたり、

なぜか夫の職業を聞かれて、夫の話ばかりされて、「夫の優秀さが君の優秀さの証」みたいにいう人がいたりするのと、どこか似ている。

それにうんざりして職業を言わないこともあった。

ちひろさんは元風俗嬢を名乗る。隠すこともできるし、どう考えたって面倒なことの方が多いのに。

ちひろさんは多分、わざと名乗ってるんだと思う。

それは、「セックスワーカーだって立派な職業だということを言いたい」とか、「後ろめたいことなんてしていない」みたいな主張とは絶対違って、ただ淡々と打ち明けているにすぎないと思う。

キャッチ―だから」というのも違う。

だって、私、そうなんだもん、って感じ。

理解されるとか、されないとか、価値をつけられるとか価値をつけられないとか以前に、私は私だから、って感じ。

『元風俗嬢』と名乗ることによって、人々がいろんな意味ちひろさんに与えるみたいに、私みたいな人間が、勝手ちひろさんに救われているだけだと思う。

「あ、そうか、私が誰であっても、誰でなくても、人の目線なんて勝手に脱いでいいんだよね、ちひろさんみたいに」って。

ちひろさんが誰かを救おうなんて思っていないと思う。

そして、ちひろさんがやってることって、いまのところ生半可な覚悟じゃできないことなのだ。

記号と、それに与えられた価値しかものをみることができない人が多い世界に向かって、予測不能の球を投げてるみたいなものから

でも、本当はその球があぶり出すのは投げられた相手価値観と人間性の方なのだ。だからちひろさんはときどきぞっとするほど怖いのだ。

価値のある場所」には値段が低いものと高いもの必ずあるはずで、ほとんどの人はその高低差を自尊心のよりどころにしている。

「このカードを持っているから」自信を持ったり、「このカードがないから」世界を恨んだり、もしもちひろさんみたいにカードを全部剥いだ人が目の前に現れたら、プライド劣等感も全部意味がなくなってしまう。

その『地盤の揺らぎ』に耐えられない人がちひろさんに怒り、揺らいだことによって解放される人もいるのだろう。


映画ちひろさん』のオリジナルなシーンの中で、好きなところはたくさんあるけど、私はちひろさんがタエちゃん自分母親どんぐりを渡すところでものすごく泣けてしまった。

たぶん、ちひろさんを産んだお母さんはちひろさんの渡すどんぐり意味がわからないまま亡くなってしまったんだろう。

私も、自分のお母さんに、ほんとうは私にとっての『どんぐり』的なものを渡したかった。

けど、お母さんががっかりするのが悲しくて、いつのまにかカードゲーム世界にのめり込んでしまった。

お母さんが喜ぶカードを集めて、お母さんががっかりするカードは捨ててしまった。

自分の好きなものが、大切にしているものが、「はい雑魚」と机の脇によけられてしま世界で、あのどんぐり意味理解できる人の方がきっと少ない。

少ないけど、でも、ゼロじゃないのだ。

ちひろさん』はいる。

ちひろさん』を描いた人がこの世界にいるように、『ちひろさん』から受け取ったもの映画表現した人がいるように、『ちひろさん』を演じた人がいるように、『ちひろさん』が何を生きようとしているのか、わかっている人がこの世界にいる。

それを確かめることができるだけで、私も明日からちゃんと私にとっての『どんぐり』を集めよう、と思えるし、そのために街に出て行こう、と思えるのだ。

『最強』のカードを集めるためじゃなくて。

2023-03-12

anond:20230312153634

からそれ自覚してるって言ってるじゃん。自分ではどうにもならんのよ。酒浸りやぱちカス自分意思じゃどうにもならないのと一緒だよ。親がもっと自尊心低くなるように貶して育ててくれたらよかったのに、なまじ大切にチヤホヤ育てられてしまたからかもしれん。

2023-03-11

anond:20230311014531

普通人間は人を助けるとき相手タイプかどうかなんて気にしないんですけど、自尊心が低すぎます

大丈夫ですか?

2023-03-10

anond:20230310085540

性的消費や性的搾取定義が先にある言葉ではなくて現象が先にある言葉から

現在女性社会的ミーム広告メディア文化風俗その他、性的選択性的自由を軽視される人権軽視を受けているもの

イジメ定義に似てるよ

どこからセクハラで何がセクハラじゃないのか?どこからパワハラで何がパワハラじゃないのか?どこからイジメで何がイジメじゃないのか?的な

イジメられてるという感覚的なもの定義するときのような


主体性人格を置き去りにして女体や性シンボルとして記号化が行われてる状況とでもいうのか

本人が望んだプライートな場などでの主体的性的自由」以外のケース、つまり本人が積極的に望まない場合性的に扱われないことを当然に期待できる人格尊厳毀損のこと

本人に悟られないようエロい目で内心見てしまうのは「人を性的に扱う」ではないが、言動として外に出したら「人を性的に扱う」となる

公共の場や望まない場で「性的客体化」を拒む自由、「記号化」されて女性性を扱われない自由というかな

主体×主体としての性ではなく、女性一方的に鑑賞・評価嗜好品等として性的充足のために扱われる客体化されることでの性的自由侵害のこと

ワイは堅い説明ばかりしちゃうタチなので分かりにくかったらすまん。柔らかい説明は他の人に聞いてくれ。

アンチフェミって低学歴なこと多いので理解力なくて何度説明しても分からんやつばかりで説明疲れたから面倒くさくなってフェミニストさんはみんな説明しやんのやろ、、多分、、、


「望んでAVにでてる女はいない」という主張の具体的意味は次のものが思いつくな。実際そのフェミニストがどの意味で言ってるかは不明だが。

AV業者大人たちが複数人でまだ社会常識のない20歳などの子供を囲って断りにくい雰囲気契約書にサインさせて、もしくはホストスカウトグルでなかば洗脳的にAVに堕としてるパターンのことを指してる

AVスカウト常套句「バレない・○○には載らないから出てこない・あとで消せるよ」などを騙してると呼称してるケース

AV女優に結構いるらしい、軽度知的障害者などを言いくるめているパターンのこと

女性経済的に困窮させる経済的差別をしながら生活保護課では風俗を勧める一連の流れを指してる

・自ら望んでAVに出演した女性保護必要としないので例外としてそもそも話題の中に入ってないケース

AV女優や風俗カジュアル化させて気軽で大したことがないかのような雰囲気作りを随所で行ってることを子供を騙してると呼称してるケース

風俗斡旋業者の羽振りの良さや借りただけのブランド品等を使った営業を騙してると呼称してるケース

日本性教育人権教育の乏しさからくる権利意識自尊心の乏しさを指して男(政治家)が認識を捻じ曲げて正常な判断能力を奪ってると呼称してるケース

AV界隈が性犯罪者やアウトな人物を起用した真っ黒運営も行ってきたにもかかわらず自浄なくそのままそれらを擁してるにも関わらずキラキラプレ芸能界的な皮を被ることを指して騙してると呼ぶケース

・取り返しがつかないリスクの極めて大きな企業個人契約であるため、未だ十分な個人権利保護法整備がなされてないという意味で使われてるケース

日本社会全体の性的搾取を大したことない・よく分からないとして軽視した風潮そのものに影響された性的搾取に過剰適応している女性のことをそう呼んでるケース

まだあるかもしれん。かならずしもそのフェミニストさんが合ってるか間違ってるかは分からん所詮は市位の有志なので女性学の専門家というわけでもないなら全ての人が必ずあってるわけじゃないからな

正しいことを言ってるフェミニストさんだけ支持したらええよ

増田が大体間違ってる人の集まりなのと同じ

パッと思いつくのはこんな感じかな。分かりやすいといいのだが。長くてすまんな。フェミニストも個人が毎回一つ一つ説明しきれないのかもな。

まあこれだけで多分一冊の本が出るレベルなんで、詳しく気になったらフェミニズムの本を色々読んでみることをお勧めするよ。これから社会平和には必要だよ。

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