はてなキーワード: 旅行者とは
正確にはそのなかで数学の天才児と話をしにいってあげたというところがすごくネット万歳!と思ってすごくうれしくなりました
さらにブコメでその子の親の記事へのリンクもあって、はてブすげえ!って思いました
余談ですが、あの新聞のコーナーの勉強方法紹介は、前回もホッテントリしてましたが、確かにすごくためになると思います
下手な通信教育やら塾の前に、あの連載で勉強方法を知る、というのはとても有益だと思います
2つめは成田空港で帰国する外国人旅行者向けに、あまった小銭消化の選択肢としてガシャポンをおくようにした、というニュースです
誰も損をしていない、これこそが本当のウィンウィンだなあと思いました
ネットというと負の面ばかりが取りざたされがちですが、やっぱりこんないいこともあるんだよ!と改めて教えてくれた気がする記事でした
旅行する習慣がない
そんな者を、旅行する人々はどう思っているのだろうか
今年はどこいった、誰とどこいった、どの国へ行った、何のイベントに行った
そんな話を聞くたび、心は掻き乱され、呼吸は荒れ、平静なふりをして、トイレで一人落ち込んでいる
やはり落ち込む
彼らが何処かへ行っている間、自分は何ができただろうか
彼らは動いて、自分は動かなかった
それだけのことが私を焦らせる
どのくらい落ち込むかと言えば
昼食を食べに行った店にPCと財布が入ったカバンを置き忘れたことに夕方気づいたくらいに落ち込む
そのくらいに、旅行者を羨望の目で見ている
それほど楽しくないことに
彼らほど輝いていないことに
あと、家に溜めた何かしらの作業が、一切進んでいないで月曜日を迎えることに
いや、流石にもう慣れた
もう慣れたと思うんだが
私はchindonの表記が一番一般的だなとは思っていました。
chindon→ching dong(より英語的)→tin dong(より英語の擬音語的)
の順でナチュラルなのかな、と思います。(ネイティブではないので感覚ですが^^;)
ただ、ふと思ったのは、そこが日本語の面白みなのですが、「チンドン」というのは、擬音語であるとともに、一事象をさす固有名詞でもあるという点です。固有名詞にはそれを発音したら、同じものが頭に浮かぶ機能が必要になります。
例えば、外国人旅行者が、「チンドン屋さんはどこですか?」と、街で出会ったおばあちゃんに聞いたときに、「ホェア イズ ティンドンヤ?」と聞き取れてしまうと、おばあちゃんには「てぃんどんや?」となってしまい、会話が成り立たなくなってしまう可能性があります。
それですと、固有名詞としての同じものが頭に浮かぶ便利さがなくなってしまうと思うのです。
そう考えますと、外国の方が「チンドンの英語表記」を使うときの用途は、その音を表現する擬音語としてよりも、「チンドンおよびチンドン屋さん」を表現する固有名詞としてのほうがメインなのではと考えました。
となると、発音者によって「てぃんどんや?」となってしまうリスクよりも、例え表現として違和感があっても「チンドンヤ?ああ、チンドン屋さんならあっち行ったわよ」と伝わるメリットのほうが大きいと思われます。
よって、汎用的には「chindon、ching dong」のほうがよいのではないかと思いました。そのうえで、”chindon” is japanese onomatopoeia. It sounds like “tin dong” のように補足すると、日本語の奥深さが伝わるのではないでしょうか。
※ちなみにGoogle翻訳は
チンドン → Jindong
日本では普通の、音を立ててすする麺の食べ方が、音を立ててすする習慣のない外国人への嫌がらせになるという「ヌードル・ハラスメント」。
一つは、外国人のいる前で、麺を音を立ててすする行為が、外国人へ嫌悪感を抱かせる、という意味。音を立ててすすって麺を食べる行為は外国人へのヌードル・ハラスメントになるからやめよう、という。これは大いに反発を招いた。当たり前だ。どうして日本国内で日本人が外国人(旅行者)に気を使って食べ方を変えなければいけないのだ。
しかし、ヌードル・ハラスメントにはもう一つの意味が本来あったようだ。
もう一つの意味は、音を立ててすする麺の食べ方を外国人に押し付ける行為。そばやうどんを食べている外国人に対し、日本人が親切心から「そばは音を立てて食べたほうが美味いんだ。やってみて」と教える行為が、押し付けがましく、ヌードル・ハラスメントになるのだ、という。これには納得する声が大きいだろう。日本スゴイ系のテレビ番組での定番演出にもなってたりするが、はっきりいってやめたほうがいいだろう。昔、テレビで「どうして麺はすすったほうが美味いのか」なんて科学的に検証する番組があってそれっぽい結論出してたけど、あまり信用できなかった。いやいや、そんな味変わらんって。普段の食べ方変えると味わうことに集中できなくなって余計に味が分からんくなりそう。
最近のコンビニはレジが沢山あっても一列に並ぶように床に「こちらにお並び下さい」みたいなマークがあるが、中国人旅行者のグループがこれを完全に無視してレジに割り込んでいた。
普通ならそういうときに「あちらにお並び下さい」みたいに言う店員も、言葉が通じなさそうなので仕方なく黙って清算を受け付けていた。
列に並んでいた日本人客はイライラしていた。俺も凄く不愉快だったから「ゴラァ!お前ら並べや!!」とか叫びたかったけどボコられるのも嫌なので黙っていた。
とはいえ、これは仕方の無い面がある。彼らは「レジが沢山あっても一列に並ぶ」という日本のルールを知らないし、「こちらにお並び下さい」も日本語でしか書いていないから彼らには理解できないのだろう。自転車の逆走に似ている。自転車の逆走は実際のところ迷惑な違法行為だが、逆走をしている人の大半はそれを悪いことだとは思っていないので、全く悪気がないのである。
という訳で、「こちらにお並び下さい」は床に小さく日本語で書くだけでなく、レジの上に看板など吊るして日中韓英など各国語で大きく示した方が良いのではないだろうか。最近はコンビニ店員に中華系の人もいるから、そういう人に協力してもらうのもいいんじゃないか。
「沖縄」って入れちゃったけど半分釣りタイトルで、実は東京時代から6年ニートをやっている。
こっちにきて時間に余裕もできたので、たまったノウハウなどを書いてみようと思う。
バックグラウンドを話すと、東京でニートをしていたときに沖縄から来た人が「うちのコミュニティ回ってないんだよね」と相談を受けて、僕が1年沖縄に行く決心をした次第。住んでいる家主に相談したら「XX君頑張ってるから、沖縄行って来なよ。お金は出す」と言ってくれて、いまのところ滞在費はかかっていない。
②人としゃべり続ける
③情報収集
だいたい、お金にならない仕事をすべて引き受けるという感じ。東京のコミュニティも、沖縄のコミュニティも差はあれど、ニートは必須という感じ。〝お金にならない仕事〟って働いている人にとって、けっこうコスト高。
「場の管理」
これほぼメイン業務みたいになってる。昼の12時ぐらいに起きて、掃除と洗濯、ゴミ捨て。
地味だけどこれがめっちゃ大切。物があふれてると人が集まらない。風水的なのってあるんだなと感じる。
なぜかというと、那覇のこの家はもう4年の実績があるが、住人がみんな忙しすぎて手が回っていない状態だった。
だから初めて家に足を踏み入れたときは、散らかり具合にびっくりした。
住んでいた住人は5人。
まず初日の歓迎会で、これから1年お世話になることと自己紹介をした。
そしたらどんどん人が集まってきて、沖縄のコミュニティの強さを感じた。
見たところ、住人5人+よく出入りするお客さん8人といったところ。
まず、人の入れ替わりが多いので、誰の物かわからないものが大量だった。
今の住人に確認をとって、誰のでもないものは粗大ゴミでどんどん捨てていった。
今年4月に入居して、6月の始めには床面積が倍ぐらいになった。
すると自然と人のたまり場になって、家が生きてきた感じがした。
「人としゃべり続ける」
次にやったのが、毎週の飲み会。特に曜日を決めているわけじゃないけど、Lineグループとかでたまに「飲み会やるよー」とか「カレー作ったよ!」とか書き込んでチビチビ飲み会をやった。
これによって、特に何もなくても家に居着く人が増えた。この時点で家によく来る人が15人ぐらいに増えた。
人が増えると重要なのが「喧嘩を起こす」ことで、それぞれが不満をかかえた状態だとグルーブ感が高まりにくいので、とにかく本音を言えるようになるまで人と話す。このあたりの業務も、仕事をしている人にとってはなかなかキツい作業だったりする。あとは、落ち込んでいる人のフォロー。他にも、フラっとやってきたお客さんと喋ったり。物の管理とちがって、心のケアというのは常に時間がある人の仕事なので、ニートスキルの発揮しどころ。ここで、ニートの個性みたいものが出るんじゃないかな。
注意したほうがいいのは喧嘩し終わったように見える二人が、実は心にわだかまりがまだ残っていることがあるので、そういうときは「本当に言いたいこと言い終わった? またお互いイライラしているようにみえるけど?」とさらに喧嘩を促すことが大事。
怒りというのは蓄積する。
だから思いっきり喧嘩させる。喧嘩しても大丈夫だという空気を作り出しておく。
そうしないと溜まった怒りが爆発して、人がいなくなる ⇒ コミュニティが崩壊するという連鎖に繋がる。
これらの業務によって9月ぐらいには、さらに出入りする人間が増えた。
twitterとかで知って、東京から旅行者が1週間〜4週間ぐらい滞在することも増えた。
そういうときは車を運転できる知人に電話をして、沖縄の海へ行ったりする。
このへんの旅行コーディネーターみたいな仕事は東京ではなかったから新鮮だった。僕も沖縄は詳しくないから知ったかぶりで紹介するのだけれど。
「情報収集」
これは僕が沖縄でアウェーだったから一番苦労したかもしれない。
ネットやってればOK! みたいな感じでもないし。
最初の6ヶ月で、場を健全化する・人を滞在させるというミッションはなんとかクリアしたが、まだ次のミッションが残っている。「新たな人を呼ぶ」ということだ。知名度を上げないと継続は難しい。
コミュニティでありがちなのが、以前からいた人が飽きてしまっていなくなり、世代交代がうまくいかない場合だ。2008年〜2013年ぐらいで流行ったシェアハウスや、シェアコミュニティはもう2016年の時点はほとんど潰れてしまっているか、解散している。これを楽しく継続させるためにニートは便利なので、運用に困っている人はニートを一人置くといいかもしれない。
東京では6年ニートしていたからこの辺で困ったことはなかった。どの人間が忙しくて、どの人間が暇なのか? それらを把握しておいて、適切な配分になるように分配する。マネジメントに近いかもしれない。「つらい思いをしている人間を固定化させない」というのは場の運営だけじゃなく、企業とか会社にも適用できるかもしれません。
さまざまなプロジェクトが動いていて、それの雑用をしにいったり、あるいは適切な人を配置したり。
僕がコストを負担することもあれば、負担できる人を探したりするときもある。
このために日頃からいろんな人と話しておくことが重要。(得意なことや興味のあること等)
いまは沖縄の美術大学生がけっこう出入りしていて、オーナーが懸念しているのは卒業したら活動をやめてしまう環境についてで、一緒に場を作って活動を継続できるように日々の業務をこなしている。
・今後の問題点
③負担の偏り
とまぁ、課題はいろいろあるけれど本来今年3月に終了する予定だった家が、今も沖縄で生きています。
僕の活動がただの延命行為にならないようがんばりたいしょぞんです。
ニートでどうやって食ってんだよ! とよく聞かれますが(特に父親とか母親)、差し入れで食べ物をもらったり、みんなからお金をもらって料理するときとかに、こっそりおこぼれを貰ってます。
あと、沖縄のおじさん超やさしい。もう3回ぐらいバーでお酒をおごってもらった。
どうしてもお金が欲しくて短期のバイトをするときもあるけど、そういうときはニートの仕事がおろそかになるので、やっぱりよくない。あと面白い話がこなくなる。「バイトだから」って断ってると、だんだん面白い話がこなくなってくる。ニート期間は長い方が信頼度が高くなるので、面白い仕事やプロジェクトにありつける印象。
そして、いよいよ12月に活動している場所で僕の個展を打つことになった。
もし12月9日、あなたが沖縄にいたら僕の個展を見に来てほしい。
そいじゃ。
知り合いが過労で死んだことがここ数年で2件ありました。
マジで。
南海電鉄の車掌には、差別の意図は一切なかったと思うし、これを差別だと宣う連中は反差別運動の価値を毀損するとすら思う。
なんでもかんでも差別だと叫ぶことで得られるのは、一般の人の呆れだけだ。
http://mainichi.jp/articles/20161011/k00/00m/040/058000c
そんな、なんでもかんでも差別にしなくては気が済まない、自分では考えられない悪い連中のために
これらの要因が組み合わさった結果として、例のコメントになったことは想像に難くない
日本で生活していたら、ポジティブな場面でもネガティブな場面でも、外人という単語を耳にしない事はないし
それが差別用語になるという共通認識は、日本社会には徹底されていない。外人という一語をもって差別というのは早計すぎる。
現段階では啓蒙を行うと同時に、使われた場合にはその背景を鑑みて批判を加えるべきだ
その為、外国人旅行客に過不足なく丁寧なコメントで注意をアナウンスする自信がなかった、という事は十分に想像できる。
そこへヒステリーな客によるクレームが殺到していたとすると、英語でアナウンスが出来ないから、
まず日本人向けに注意喚起と協力を頼もうとした事も容易に想像できるはずだ。
日本人のお客様にお願い申し上げます。本日は、大きな荷物をお持ちの外人旅行者に、多数、ご利用いただいております。
混雑の折、ご出勤・ご通学の皆さまには大変ご不便をおかけしておりますが、皆さまお譲り合って、ご利用いただきますようお願い申し上げます。
と言うようなコメントになった事は、まともな頭があれば理解できる。差別の意図なんてなかっただろう。
例え英語が流暢でなくても、十分に冷静であれば
恥ずかしなら、英語で正確なアナウンスをする自信がございませんので、まず日本語の分かるお客様にお願い申し上げます。
本日は、大きな荷物をお持ちの旅行者に、多数、ご利用いただいております。
混雑の折、ご出勤・ご通学の皆さまには大変ご不便をおかけしておりますが、皆さまお譲り合って、
とアナウンスした後に、下手な英語でコメントすれば、笑われる事で和む位の効果はあったかもしれない。
”外人客”と日本人客を敢えて区別する時、言語の背景と同時に、鉄道職員として
長旅を終えてこれから帰国しようとする、外国人旅行者に最後のもてなしとして
そこにPCを声高に唱える阿呆が、お前もお前の会社も差別主義者である、と叫べば社会のリアクションは悲しいものになる
私は田舎出身ですが、田舎が嫌いで高校時代からすでに都会に出ることを夢見てきました。田舎といえば、いろいろなしきたりがあったり、江戸時代から続く村の行事に参加させられたり、そのための準備をさせられたり、米の収穫時期になれば村の男は総出で手伝わされたり(こういう行事に女性が手伝いに行くと嫌がられます)、親戚や昔から知っている人には温かく接するのに引っ越してきた新参者には冷たかったり。
高校は県内の開けた地域の方に行っていたため、こういった縛りのない新興住宅地出身の友達が羨ましかったです。休日にみんなで都会の方に遊びに行くことになっても農作業のために行けなかったり、平日持参する弁当の食材が家で作っている野菜や米であることに珍しがられたりして、思春期ながら変な気持ちでした。
高校や予備校で高度な勉強をしていると、特に風習という合理的でない行事に強く反発するようになっていました。それがあって「大学は絶対都会に出て一人暮らしをするぞ!」と勢いこんでいたのですが、いろいろとあって実際に都会に一人暮らしをするようになったのは高校を出て5年も経ってからのことでした。
予定より5年以上も遅れての憧れの都会での一人暮らしはそれはもう快適でした。余計な行事に参加させられる必要はないし、不意の来客(親戚や近所の人)もないし、何かを決める際も家族の許可はいらないし!!それまで抑えられてきた自分が開花した感じでした!そして現在に至ります。現在も考えは変わっていません。田舎に戻りたいとは全く思いません。
特に東京はすべての中心です。生活や仕事に必要なもので溢れています。仕事で有名になりたいならば、地方だと地元で売れた後、東京でも売れないといけません。最初から東京にいれば一度で済みます。
都会の方で田舎が良かったと絶賛される方がいらっしゃいますが、本当に分かっておられるのでしょうか?旅行のように田舎の表面的な良さしかまだ感じられていないのではないでしょうか??田舎に住むのでしたら、旅行者気分であってはいけないのです。
なにが言いたいのかわからない
「会見に来たフランスの宿泊業界団体代表は規制に胡坐かいて質の低いサービス提供してただけの
てこと?
ちゃうで
民泊の不都合な真実とかって題名でフランスから来た業界団体の話が出てるけど、
はてブのコメントが違法ホテル(闇ホテルってネーミングはエエな)前提の人が多いから書いたんやで
要点は「あのフランス人が言ってたんを理解するには、日本とフランスでは前提が違うっちゅうのをおさえとき」やで。
流石に消防庁あたりはクリアに検討してるけど、それも防火とかの観点で整理できるからやで。
フランスのオッサンは無視して、「オレの考える要点」は、4つあるで。
ワイのとっ散らかった文章から要素を拾ってくれた手腕に期待して細かく言うと
フランスの流れはコレ。
日本だと、前提となる「違法ホテルを潰す」部分でモタモタしてる。罰金もとらんしな。(だからより悪いわけやが)
家賃が高くなるとかってのは、元々宿代も賃貸代もAirbnbと無関係に上昇傾向だったってのは押さえとくべきやな。
http://www.mlit.go.jp/common/001111881.pdf
日本は災害が多いので、すでにして民家やマンションは結構ガチガチに規制がかかってる。
なので、「息子の出てった部屋を旅行者に貸すで」なら、消防用設備は基本不要。
マンションも、現状で結構しっかりしてるから不要ですわ、みたいな見解。
(例えば、日本人は寝タバコすると死ぬってしっかり刷り込まれてるが、外国の人はどうだ?)
外国行くと、入国審査で何しにどこ行くか聞かれて、ホテル泊まる時パスポート見せるやろ。
シェアリングエコノミーでも宿帳おけやってのは、コレの話やな。
ホテルの通報で逮捕とか多いやろ。それをどこまで民泊に求めるか、やな。
モメる筆頭がコレなんやが、だいたいこんな感じ。
コレおっそろしいことに、基本増やす方向で話進んでる。
防災OKで、追跡OKだと、周辺に説明会とか無くてもゴーになりかねないのよね。
(課税周りとかちゃんとしといたほうが良いと思うんだけどなあ)
ざっくり農業体験型民宿なんやが、これ規制緩いんやわ。(農林漁業体験民宿業)
あと、法律で網かける時に問題になるのが、花火大会とかの一時的な民宿扱いな。
反復継続して業としてやらんときは、自宅提供も現行法上OKなんやで。
この辺とのまあ、棲み分けやな。
特に農林漁業体験民宿は、Airbnbに何年も先行してんのに、あんま流行ってないしなぁ……
フランスからきた代表者は、まあ、恨み言主体だが、エエコトは言っとる。聞くべきや。
ただ、ジブンらはナンモ変えんと、生き残りたい!言うんは、ちとムシがエエとは思う。
日本の場合は、違法ホテルをオリンピック特需で合法化するんは、ヤメるべきや。
防災、公安、衛生、全部ワヤクチャなるからな。法律があっても違反取り締まれんからや。
シェアリングエコノミーは、既存の農業体験とかと上手いこと融合させる方向にいかんかな、と。
ずっと家に居る定年後のオッサンオバハンが、部屋を貧乏学生旅行者に貸すのは、エエことやと思うからや。
まあ、一番言いたいのは「投資目的で違法ホテル開業したいヤツ」を潰して、
「シェアリングエコノミーで、観光需要を満たす」方向に行って欲しいってコトや。
(シェア全面押しで、実態は違法ホテルってのが一番マズイが、分けて理解してないとミソもクソも一緒になるからな)
胸の高さまでしかない壁で仕切られた1畳半の空間。ここでは踊れない。
「9番さん、十分前です」競り師のような言い回しが耳に入る。
箱に詰められたマグロが並ぶ魚市場にいる。視界に映るのは壁に囲まれた天井だけで、ふと自分がマグロなのだと気づく。
「初めまして。」化繊のブラウスとチェックのスカートを履いた女の子が立っている。
僕はピンサロにいる。
ソープランドに一度だけ行ったことがある。待合室で肩をすぼめた年配者に囲まれていると病院にいるような心持がした。それに比べてピンサロに来る人は様々だ。いかつい革ジャンに片耳ピアスのお兄さん。隙のない髪形をしたサラリーマン。もちろん影の薄いおじさんも。彼らが隣の箱の中で下半身だけ服を脱いで体育座りをしていると思うと、そしてドアを一枚隔てれば代わり映えの無い日常が続いていると思うと、愉快な気持ちになる。
初めてピンサロに行ったとき、僕は18だった。俯きながら初めて来たことを伝えると、じゃあまずキスしてみよっか、と2つ年上の女の子は応じた。まだ靴紐を上手く結べなかった6つの僕の代わりに結んでくれた6つ年上の女の子を思い浮かべながらキスをした。
吉祥寺のピンサロで会った女の子はキスがとても上手だった。ベルトを緩めることなく30分が過ぎ去った。また会いたいと囁いても応えは無かったが、最後に手渡してくれた営業用の名刺には彼女のアドレスが記されていた。
ちょうど1週間後の新宿駅東口で彼女と再会した。ルックスはただ凡庸でどこか垢抜けなかった。それでも気合の入ったメイクと一番のお気に入りだろう花柄のワンピースに身を包んだ彼女はとても綺麗だった。
駅に近くて夜景の見れる、そして料理は酷い、個室居酒屋で食事をした。
彼女は栃木から出てきた、都内の女子大の2年生だった。慶応とのインカレサークルに所属していて、慶応生の彼氏がいた。家族仲も良く友達が少ないわけでもない普通すぎる女の子、この子があのミラーボールの下で男のペニスを咥えていること、それが僕には信じられなかった。
自己紹介代わりのありきたりな会話が終わって数秒の沈黙が生まれた。
大学ではみんなお互いを値踏みし合っていて、あそこで本当の友達を作ることなんてできないの。彼女は言った。お店で働く女の子の方が私は好き。
僕は何を言ったらいいかわからなくて、絹豆腐を掬うときのように、多分そんなふうにして言葉を返した。
あなたは面白い話をしてくれるわけではないけれど優しい目で聞いてくれるから好きよ。彼女はそんなことを言ってくれた。それからキスをした。横目で新宿の夜景を見ながら、ここには何でもあるけど何もないのだなと思った。
それから歌舞伎町のレンタルルームでセックスをして、そして別れた。
長期休みにはアジアに行った。パスポートと航空券とお金と数日分の服と石鹸、それと地球の歩き方だけバックパックに詰めて。いつも入国したその日に3ドル以下でサンダルを買い求めた。
初めの頃はむこうで何を見るか前もって決めていた。そして地球の歩き方のページの角を折った。
ガイドブックに載っている名所を見て、食べ物を食べた。それがオリエンテーリングでしかないと気づいてからは日本を離れるまではガイドブックを開かないようにした。道に迷ったら拙い英語で尋ねて、宿で会う日本人に勧められた場所を訪ねた。
どこに行っても異邦人であるということが楽しかった。誰も自分を助けてくれない場所で、自分の直感だけで行き先を決めること。自由だと思った。その全能感も回数を経るうちに、旅行者に与えられた選択肢の中から選び取っているだけだとわかり、失われた。
つまり、僕の財布の中では福沢さんが微笑んでいて、何でも買うことができた。ただし、コンビニでしか買い物をしていなかった、ということだ。
それでもアジアに行き続けた。
コルカタで、俺の車に乗れと馴れ馴れしく触ってくるタクシー運転手の汗ばんだ手。
雨に降られて入ったルアンパバーンのカフェで、まとわりつく湿った服と少し粉っぽいコーヒー。
ホーチミンの信号の無い横断歩道で、自分の周りを通り過ぎていく原付の騒音と顔にかかる排気ガス。
ただ、それだけのために。
そこでしか得られなかった何かがあった。
肌に触れる感覚があった。
私の住んでいる街は観光客なんて来ないミカンの産地なんだけど、
まあ、珍しいのよね。
どこに行くのかしらと思って、
後をついて行ったら、
よく分からないけど、
こんな片田舎のところにもできたなんて驚きだわ。
街の宿泊施設は一杯なので、
ところでさ、
でも、まあ何もしないからほっといたんだけど、
バケツに直接首突っ込んで魚くわえて持って行っちゃった。
大胆ね。
猫だってそんなことしないわよ、
猫だったら
「いやーすいやせん、あのその、もしよろしければお魚1匹くれないでやんすか?」
ってじーっと見てるじゃない
「いや、そうですか?もらってもいいんですか?
どうしてもと言うなら仕方ないでやんす、いただくでやんすよ」
てな具合かは知らないけど。
またまたイチゴ1パック100円とプチプラベリーがあったので、
隠し味に塩をほんの一つまみ入れるの
水のpH値と浸透圧をつかって最大限に果肉の美味しさを引き出すわ!
すいすいすいようび!
今日も頑張りましょう!
aodifaud09 2chのバカ共が相変わらずバカなレス付けてるが、ここまで英語通じないのは日本だけだから覚えとくと良い。クラスでみんな60点ぐらいなのに一人だけ0点取ってるレベル。WiFiは後進国だからしゃーない
mirakichimirakichi 本文を読むと「施設等のスタッフ」に英語が通じないって話やないか。タイトルだとそのへんに歩いてる日本人みんなに英会話を求めているように聞こえたけど。そりゃ外国人客の多い施設なら英語スタッフはいるべきやな
こういうのを見ると「じゃあそういうブクマを伸ばさないようにそもそもコメントせずにいたらどうなんですか?」と思ってしまう。
ないしはさっさとメタブクマを作ってそこで「痛いニュースはクソ。はてなNGとかでブロックすべき」と書き込むとかさ。
彼らは自分がやってることと言ってることがあっていない。
・弱きを貶す←ストレス発散できる対象がいれば自分に関係あろうがなかろうがどうでもいいし真偽すらどうでもいい
・日本は美しい国←言うだけで美しい国にしようと努力していない
・日本人は優しい←外国人と日常生活したこともないくせに旅行者のチヤホヤ体験聞かされて天狗
・日本人は連帯感がある←責任の押し付け合いや出る杭を打つ足引っ張り文化なだけ
・技は盗め←連帯感どこいった?技術の継承や共有をめんどくさがりいつの間にか産業が空洞化
・日本人は義理堅い←定年迎えて暇になってたエンジニアは中国にヘッドハンティング、義理堅く技術を横流し
・日本人は約束を守る←大事なのは納期を守ることで顧客を満足させることが目的じゃないので納品後はどうなっても関与しない
・日本人はみんな教養がある←クソみたいなゆとり教育を推進したせいで馬鹿が教育係となり貧困層が爆発的に増えて猿だらけに
・日本人は優しい(2回目)←当たり障りのない良い子ちゃんぶってるが尊厳死を認めないせいで介護業界がゾンビに
・日本人は団結力がある←烏合の衆が集まったところで有力な方針を打ち出す者もおらず騙されるか徒労するかが落ち
・金儲けは恥じる←資本主義社会で何年も続けてきたのに未だに共産主義的思想を持つため中国にすら負ける始末
・禅の心←自己満足に浸る前にもっとやるべきこと目の前に沢山あるだろ逃避してんじゃねえよ
・忘れかけた大切な文化←本当に大切で金の延べ棒のように誰もが欲しがる文化なら残ってますから
・思い出を美化←先人たちの遺産の上にヌクヌク胡坐をかいていた時代はさぞ楽しかったでしょうね
・ワビザビ←要するにルールを言語化できない障害者を正当化しているだけ
・中国、韓国人が悪い!←圧倒的に日本人の方が国内の選挙権も市民権も多いですけど?お前ら何してたの?死ねよ
・政治が悪い←政治家選んでるのお前らですけど?優秀なリーダーを選べないお前らがガンなのにそろそろ気づいて死ねよ
・エンジニアを軽視←無能どもが派閥争いしている裏で必死に会社のために稼いでたエンジニアは評価されない
・優秀なマネジメントも評価されない←マネジメントの重要性も文系出身なのに馬鹿なので理解できないし評価もされない
・新しいものを嫌う←とにかく昔からのやり方にこだわるのは自分が新しい環境に適応できない、というわけではなくめんどくさいから
・効率化をしていいところとしてはいけないことの分別が付かない←マニュアル化できる内容もせず、人間がやらなくていい仕事も人間にやらせる
・少しでも叩けるところがあれば叩く←お前の生活に1ミリも関係のないことなのに現実のストレスを発散するためにネットで叩き
・マスコミイナゴがネットイナゴに変わっただけ←結局馬鹿は踊らされるだけ、馬鹿に便利な道具を与えても何も変わらなかった、死ぬしかないね
・法の重要性が理解できない←法(公正さを様々な角度から構築すること)の重要性が国民レベルで理解できてないので効率化も自由化も浸透しない
・海外の文化をノータイムで崇拝←自分の国の文化にも誇りと自信を持てないのに日本文化は素晴らしいというタブスタの極み
・自分も他人も客観的な評価ができない←客観的な評価ができないために改善もできない、どちらかが悪役で話が終わり生産性の無い結論になる
・ディベートがガキの喧嘩←TVタックルでなくとも議論になるとすぐに相手を攻撃する言動が多くなり、議論の理想の着地点には永遠にたどり着かない
・アットホームな職場と言いつつ家だと思っているのは経営側だけ←忠誠心をどうやって気づけばいいのかノウハウも知らないのに何言ってんだコイツ?
・優先順位が付けられない←何が最優先なのか分からないし共有もできないしそれを判断する材料が何なのかも分からない、驚くほどの能無し
・プロの意見に自信満々で逆らう←お前ができないから金払ってでも他人にやってもらってるんだよね?イチから自分でやれよバーカ
・失敗を許さない←失敗を認めた時点でゲームオーバー、信用されなくなるため隠ぺい工作に集中する、再発防止するコストはそのために失われる
・負けを認めない←もう中国にも韓国にもとっくに負けてますけどいい加減認めたら?負けを認めないから頑張れないんだよ
・終わってる人生を認めない←何高望みしてんだよ、お前の人生終わってんだよ終わってるレベルでの幸福を探せよ夢見てんじゃねえよ
・派遣と正社員で争い←なんてレベルの高い戦いなんだ…!どちらが勝ってもどちらも幸福にはならないというのに…!
・生活保護とフリーターの争い←なんてレベルの高い戦いなんだ…!どちらが勝ってもどちらも幸福にはならないというのに…!
新日本人は、
団塊の世代、団塊Jr、ゆとり世代の作り出した負の遺産を一身に背負い、
今は大小の新興企業が勢いを伸ばしてきた再生の時代だからこそ、
ハッキリ言おう。
いじめられっ子が現実逃避で作ったリリイ・シュシュのファンサイトに苦悩を書き込むいじめっ子。
この対比なんだけど。
最初は、いじめっ子は裕福な家庭で成績もスポーツもできるイケメン。いじめられっ子とも趣味があう。
しかし、親の会社が倒産、一家離散、部活もやめる。カツアゲした金で沖縄へ。
沖縄では、悪いことをした金を持っていたため神様が怒ったかのように、海から飛んできたダツが頭に当たったり、海で溺れたりして2回も死に掛ける。仲良くしていた旅行者もいきなり死ぬ。
死を体験したため吹っ切れて、暴力で教室を支配し、同級生のセックス動画を撮って脅して売春させたり、集団で同級生をレイプしたり。
しかし、苦悩して、リリイ・シュシュのファンサイトに逃げ込む。
いじめられっ子は、脅して売春させられた子に同情したりするも、無力で。
最期に、いじめっ子がファンサイトに書き込んでいる奴だと分かった後、いじめられっ子はいじめっ子を殺す。
映像も音楽もすんげー綺麗だから、内容がウツすぎて対比で気持ち悪くなっていく。映像も手振れひどくてますます気持ち悪い。
いじめっ子のキチガイっぷりが面白かったし、いじめられっ子のネクラっぷりもキチガイじみてるし。
そういう個人の身勝手な欲求を満たすために人権を奪われる周りの人間の様子も面白かった。
一番面白かったところは、「リリイ・シュシュに逃げ込む」っていう解決策に走っていること。
現実をキッチリ生きることができないから、仮想充っていうのかな、そういうのを目指すんだっていう。
あとは、音楽。普通のピアノの綺麗系の音楽流してるだけなんだけど。
ピアノっていうソリッドな趣味にこだわることの清潔感を感じた。
現実がどんだけクソでも、ソリッドな趣味はすばらしさを失わずにすばらしいし。
ピアノに打ち込むレイプされる女の子も芯が強く、ピアノに打ち込んでいる。
こういう、人間性が毀損されてる状況でも、ソリッドな趣味はソリッドにあり続けるってのがすばらしい。
クズ人間でも、数学で新しい証明をすれば、それだけで生きてたことが肯定されてしまうような。
そういう、人間性を超えたものの成立を理性で触知している人間の強さを感じられた。
現実逃避、ソリッドな趣味への信仰、クズな現実、人間性の弱さ。
これらをバランス保って表現できているのは、あまり見たことがなかった。
すばらしい。
日本で生まれて恐らく生涯死ぬまで日本で暮らす日本人でもない外国人が日本はイイトコロなどという
そもそもの話、日本がいい国だと感じる外国人というのは美味しい思いだけして帰っていく短期旅行者か、
長期滞在者としてならビジネスとして外国である日本にきて日本語を話すことができるいわゆる上位層の人間だ。
日本人の気質として自分を良く見せたい良く思われたいという見栄っ張り根性と
外国人を異様に持ち上げたり期待する興味心により日本に滞在している間は常時バフが掛かっている外国人が、
日本はイイトコネ、スバラシイ国ヨ、とか言ってても全く説得力ない。
理不尽な税金とそれが使われる理不尽な用途と理不尽な労働環境を体験してこずに
日本語をたんまり勉強できるだけの金銭的時間的余裕のある上位層がジェット機でやってきてイイトコネ~とか何おっしゃってるんですか、と。
そりゃ金持ちはセーフティっていう究極の贅沢を羨ましがるに決まってるよ。
セーフティっていうのはあらゆる危険を想定してしらみつぶししていく上に成り立つ予知能力の結晶みたいなもんだ。
それを維持し支え続けるのは相当なストレスも同時に背負い続けることになる。
刑務所に年々掛かる金や犯罪者を出さないための生活保護や至る所にある人様に迷惑かけるなという村社会的構造でアイディアを殺しにきたり、
もうたくさんの経費をつぎ込んでこれだけの安全って贅沢を作り上げてるんだ。
それなのにそこに汗の一滴もたらしてこなかった外国人がイイトコヨ~だと?
マジでふざけんなよ。
お前のほうこそわかってねえわボケが。
もしかして昔の日本を過剰に美化してる人が増えてるのかな?と思ってしまうエントリを最近いくつか見かけた。
http://anond.hatelabo.jp/20151022043900
「日本の生糸の品質が世界一」って、明治初年なのに? 明治初年の生糸事情
http://anond.hatelabo.jp/20151027104900
SF作家 山本弘先生の「日本人のモラルが昔から高かったと思うな」「日本人のモラルは昔より格段に向上している」
明治時代はともかく、戦後の日本製品の品質についても最初から高かったと思ってる人をたまに見かけたりする。実際には日本の製品の品質が良くなったのは1970年頃になってからで、それ以前は安かろう悪かろうだった。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13100020158
また昔の日本の生産性は高かったと思ってる人が居るが、実際はそんなことはない。
http://www.jpc-net.jp/annual_trend/annual_trend2014_3.pdf
図3-4に1970年からの労働生産性の、OECD加盟国内での順位の変遷があるが、日本は18-19位だったのがバブル期に13位に、その後は現在まで21-22位で安定している(OECDの国数が時期によって違うことに注意)。
「本当に共働きが必要か」のエントリでは専業主婦世帯が日本に合っていたのでは?と言っている。共働きになったからいろいろ大変になってしまった、専業集世帯がメインになれば改善する、と言いたいのだろう。
このような発想が出てくるのはそのような社会形態だった頃に景気が良かったことからきてるのだろうが、実際には因果関係は逆で、景気が良かったから専業主婦が成り立っていただけである。
これと似たような話として、終身雇用・年功序列を復活させるべき、ということを言う人がけっこう居たりする。これも同じく経済が成長期だったからこそ終身雇用・年功序列でいけてただけに過ぎない。
そもそも、日本は終身雇用だったというのが幻想で、実際に終身雇用の対象だった人は労働者の1割も居なかったわけで。
http://bylines.news.yahoo.co.jp/yamamotoichiro/20141109-00040587/
ここら辺、解雇規制に関する勘違いと似ていて、日本は解雇規制が厳しいと言われるがそれは大企業の正社員のみの話であり、それ以外の人との格差が問題になってたりするのだが、勘違いしてる人は結構いたりする。
なぜこのような勘違いが発生するかと言えば、マスコミで取り上げられるのが大企業ばかりだったからではと思う。ほんらい少数派のはずがマスコミによってさも日本の代表値のように扱われ、それを信じてしまったのではないだろうか。
最近の若者は終身雇用を望む人が増えている、という調査がある。今の時世では安定を求めたくなるのは当然だよね、と思っていたのだが、もしかすると皆が終身雇用な社会、皆が専業主婦世帯な社会が成り立ちえると勘違いしてるから、そういう意見が増えてきてるのかもと考えてしまった。
今また新しいところに行きたいと思う気持ちと、結局どこに行っても変わらないという諦観との間でゆれている。
地元はどんどん窮屈になっていった。
ここを出たいと思った。
そうすることができるような進路、仕事を選んだ。
この間この地域では一番高い山に登った。
山小屋、というよりも土産屋と飯屋とガイドの待機所、のようなところで、そのオーナーから色々話を聞いた。
その山の歴史、どうしてこういう名前になったのか、伝説のようなウソのような言い伝え、これからの天気がどうかわるか・・・きっと話にはよどみなく、分からない言葉も沢山あったが、彼の身振り手振りと顔の表情で話の内容がそのまま頭に伝わってくるような、そんな洗練された、名人の落語のような話術だった。
天気の回復を待って山をみている独り者の旅行者を捕まえては、毎日のように話をしているのだろう。
「最高の女がいるのに、浮気したら取られちまうかもしれないだろ。それと同じだ」
面白がって聞いてくれたので、自分の旅行の話もしたが、オーナー自身は旅行しないのかと聞いたら、そう答えてくれた。
「表情も毎日違う。来る人も違うし、その人たちが来た理由も、お前さんがしてくれたような昔話も全部違う。毎日が新しいし、ここにいれば世界中のことが分かる」
そんな山を探したいと思っていたはずなのに、自分には見つかっていない。
なぜだろう。
違った世界を見たいのに、結局同じものを多少エフェクトの違うフィルターを通して見ていただけだった気がする。