はてなキーワード: リリイ・シュシュとは
高野文子は知らないけど竹宮恵子好きだし、玲音はゲーム版のことだし、アニメ版の玲音好きな人と思われたなら「俺のアニメ版のほうが好きじゃないしゲーム版が好きなほうだし」って思うし、バロックはググったら好きだなと思ったし、サーカディアは知らないしググっても絵柄古すぎてあれだし、アルトネリコはなんか趣味合わないし、ラブサイケデリコなんてリリイ・シュシュとかと全然似てないし、アメリカ系じゃん。ワイルドで。リリイ・シュシュはイギリス&日本系&コバタケ系。これはペンですは意味わからないけどググったらなるほどなって感じだし、それ系なら伊藤計劃は普通に好きだったし、ああいうのに憧れて今プログラマやってるし、ISOLAは初めて知ったけどなんかパッケージの表紙から好みだし、丸尾末広は自分も別に好みでないし。リリイ・シュシュというかわかりやすくリリイ・シュシュって言っただけで本当に好きなのはUndoの方だし、篠田昇の方だし。
ガーリーとホラーなんじゃないんだよね。ガーリーとホラー、って解釈される時点で違うなって思うんだよね。ホラーって言っても洋じゃなく和の、ノスタルジックで悲しい感じがすきだし、ガーリーなのが好きなのじゃなく神的で神秘的で抽象的でノスタルジーで打ちのめされる感じが竹宮恵子とかpapa told meとかに感じるから好きなだけでガーリーな感じがすきなわけではないし。例えば花とアリスなんかチャラくて好きじゃないし、そんなのよりUndoだし、ルナティックラブだし
でもあなたとは多少ネットでようやく知れた少しは趣味合いそうな可能性ある人だなと思ったけどやっぱりこういう趣味合う合わないの話って結局一瞬話したら終わってしまうことなのかなって思って、ずっとそういう人と繋がってなんか話せたりしたらなって思うけどありえないし、第一たぶんノスタルジー系統で合うのが出てないっぽいから趣味合わないし、なんか悲しい。
「ノスタルジックで怖くてサイバーパンクで懐かしくてホラーで悲しくて優しい雰囲気」に浸ること。
シリアルエクスペリメンツレインが好きなだけじゃノスタルジック好き、ホラー好き、悲しくて優しいのが好きなところを共感できないし、初期Salyuやリリイ・シュシュが好きなだけじゃホラーが好きなところや優しさやサイバーパンクが好きなところを共感できないし、仄暗い水の底からが好きなだけじゃサイバーパンク好きなところや優しさ好きなところが共感できないし、ノスタルジックなものが好きなだけじゃホラー好きなところを共感できないし、帝國少年好きなだけじゃホラー・サイバーパンク・ノスタルジー・優しさに共感できない。自分の中ではあの雰囲気は単一のものになってるから、そこらへん全部合ってくれないと全然共感できない。
だって同じ作品が好きでも楽しんでいるものが違うんだから、「ここがこういう感じでよかったよね」と言われても、『そうなんだ…』ってなっちゃうから…。楽しんでいるとある雰囲気を合致する人がいないと全然わかりあえた気にならない。
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どうせlily chou chou好きな人って大抵ロキノン系ロックも好きじゃん。ガチャガチャうるさいから嫌だ。言葉も安いし。「病み」を安っぽく表現していて本当にいやだ。
どうせ玲音好きな人って初期Salyu好きじゃないじゃん。仄暗い水の底からも好きじゃないじゃん。帝國少年好きじゃないじゃん。
どうせサイバーパンク好きな人ってノスタルジックなものや初期Salyuとか好きじゃないじゃん。
papa told meが好きな人って、惨劇館好きじゃないじゃんどうせ。25時のバカンス知らないじゃん。不夜城好きじゃないじゃん。伊藤潤二知らないじゃん。プラネテス知らないじゃん。それら全部とガンツとかエルフェンリートとかも一緒に好きな人いないじゃん。エルフェンリートの端正で怖くて神々しい圧倒されるオープニングの良さわかちあえないじゃん。papa told meが好きなだけじゃだめなのに
的な感じです
いじめられっ子が現実逃避で作ったリリイ・シュシュのファンサイトに苦悩を書き込むいじめっ子。
この対比なんだけど。
最初は、いじめっ子は裕福な家庭で成績もスポーツもできるイケメン。いじめられっ子とも趣味があう。
しかし、親の会社が倒産、一家離散、部活もやめる。カツアゲした金で沖縄へ。
沖縄では、悪いことをした金を持っていたため神様が怒ったかのように、海から飛んできたダツが頭に当たったり、海で溺れたりして2回も死に掛ける。仲良くしていた旅行者もいきなり死ぬ。
死を体験したため吹っ切れて、暴力で教室を支配し、同級生のセックス動画を撮って脅して売春させたり、集団で同級生をレイプしたり。
しかし、苦悩して、リリイ・シュシュのファンサイトに逃げ込む。
いじめられっ子は、脅して売春させられた子に同情したりするも、無力で。
最期に、いじめっ子がファンサイトに書き込んでいる奴だと分かった後、いじめられっ子はいじめっ子を殺す。
映像も音楽もすんげー綺麗だから、内容がウツすぎて対比で気持ち悪くなっていく。映像も手振れひどくてますます気持ち悪い。
いじめっ子のキチガイっぷりが面白かったし、いじめられっ子のネクラっぷりもキチガイじみてるし。
そういう個人の身勝手な欲求を満たすために人権を奪われる周りの人間の様子も面白かった。
一番面白かったところは、「リリイ・シュシュに逃げ込む」っていう解決策に走っていること。
現実をキッチリ生きることができないから、仮想充っていうのかな、そういうのを目指すんだっていう。
あとは、音楽。普通のピアノの綺麗系の音楽流してるだけなんだけど。
ピアノっていうソリッドな趣味にこだわることの清潔感を感じた。
現実がどんだけクソでも、ソリッドな趣味はすばらしさを失わずにすばらしいし。
ピアノに打ち込むレイプされる女の子も芯が強く、ピアノに打ち込んでいる。
こういう、人間性が毀損されてる状況でも、ソリッドな趣味はソリッドにあり続けるってのがすばらしい。
クズ人間でも、数学で新しい証明をすれば、それだけで生きてたことが肯定されてしまうような。
そういう、人間性を超えたものの成立を理性で触知している人間の強さを感じられた。
現実逃避、ソリッドな趣味への信仰、クズな現実、人間性の弱さ。
これらをバランス保って表現できているのは、あまり見たことがなかった。
すばらしい。