2016-12-01

ヌードルハラスメントの2つの意味

日本では普通の、音を立ててすする麺の食べ方が、音を立ててすする習慣のない外国人への嫌がらせになるという「ヌードルハラスメント」。

言い出しっぺの元をたどると2つの意味があることが分かる。

 

一つは、外国人のいる前で、麺を音を立ててすする行為が、外国人嫌悪感を抱かせる、という意味。音を立ててすすって麺を食べる行為外国人へのヌードルハラスメントになるからやめよう、という。これは大いに反発を招いた。当たり前だ。どうして日本国内日本人外国人旅行者)に気を使って食べ方を変えなければいけないのだ。

 

しかし、ヌードルハラスメントにはもう一つの意味本来あったようだ。

 

もう一つの意味は、音を立ててすする麺の食べ方を外国人押し付け行為。そばやうどんを食べている外国人に対し、日本人が親切心から「そばは音を立てて食べたほうが美味いんだ。やってみて」と教える行為が、押し付けがましく、ヌードルハラスメントになるのだ、という。これには納得する声が大きいだろう。日本スゴイ系のテレビ番組での定番演出にもなってたりするが、はっきりいってやめたほうがいいだろう。昔、テレビで「どうして麺はすすったほうが美味いのか」なんて科学的に検証する番組があってそれっぽい結論出してたけど、あまり信用できなかった。いやいや、そんな味変わらんって。普段の食べ方変えると味わうことに集中できなくなって余計に味が分からんくなりそう。

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