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はてなキーワード: 懇願とは

2016-01-09

ピッチャー交代を告げる監督気持ち

投げさせてくれと懇願されたので先発ピッチャーを任せたのに、まったく成果出さない、約束の期限を守らない、言い訳しかしない、他人のせいばっかり。

そりゃあ交代させるしかねえよ。

彼はまれに見る残念人材だった。

でも、彼にピッチャー交代を告げる方も、キツイ

ネガティブフィードバックはいつになっても慣れないもの

悪貨は良貨を駆逐する。1つのネガティブが周囲をダメにする。

大企業の中で生き抜くのは案外難しい。

2016-01-05

http://anond.hatelabo.jp/20160105140431

確かに!

そこで手を抜いてはいけないな。

もっと自分の魂を込めた言葉で本気で懇願をしてもらいたいところだ。

2015-12-27

抱いてほしい

同じ持ち場で仕事をしているだけなのに、隣にあの人が立って、肩が触れそうなくらい近くにいるだけで、特別話したりする訳でもなく、ただ立って仕事をしているだけなのに、下半身に熱が集まって、濡れる。

それに気付いた時、愕然とした。

付き合いたい訳ではない。

デート?何を話せばいいのか分からないし行きたい所もない。そんな事にはこれっぽっちも興味はない。

じゃあ何か、と言われれば あの人と性行がしたいのだと思う。

それが興味本位なのか、好意なのかは私には分からない。

でも一度でいいから抱いてくれないかなぁ、と思うのだ。

クリスマスにわざわざパーティをして、プレゼントを渡して、子供自分に似てるんですよって家族大事にしてる話を聞かされてもこの欲は余計に膨れ上がる。

一回だけ、の一回がどれほどハードルの高い事かは分かっているけど、私の心はそれを願ってやまない。

抱かれたい。あの人に。胸はBだと言い張るけど本来サイズ結構怪しいし、体重だけは妙に軽くて女特有の丸みも帯びていないけれど。それでも、それでいいと妥協して抱いてほしい。

仕事する後ろ姿を見て抱き着きに行きたい衝動を抑えるのももう大変だ。後ろからギュッと抱き着いて「抱いてください、一度だけ」と懇願したい。

そして仕方なくでもいいし、適当でもいいし、愛なんてこれっぽっちも籠ってなくていいからダッチワイフオナホだと思ってくれていいから。情けで抱いてほしいよ。

無理な事は百も承知だけれど、言霊を信じて私はここに思いの丈を記す。

イケダハヤト塾いうのがあるらしいけど

イケダハヤトさんっているじゃん。

最初はさ、一応オピニオンリーダーとして新しい生き方提唱するみたいなキャラだったはずなんだよね。

でもいつからそうなったかはしらんけど今ってただのアフィリエイターがなんか偉そうなこと言ってるブログだよね。

もはや文筆家でもなんでもないしアフィリエイターとしてはトップでもなんでもないよね。

そういう人が最近有料メルマガサロンをはじめて急に年収が上がったんだけどあれアフィリで年2000万と勘違いしてる人ってもしかしている?

イケダハヤト塾に金払ってる人はそのあたりの認識大丈夫なん?

心配してるだけだから大丈夫なんだったらいいよ。



ところで有料メルマガにカネを払うって感覚がよく理解できねえ。

俺はWebデザイナーで、月額100万くらい稼いでる人何人か知ってるけどさ。

月5000円ぽっちのメルマガでそんないい情報流さねえし。 つーか何十人もめっちゃ儲かるようなノウハウなんてねえんだよな。

アフィリエイターにとって情報として一番有用なのは「このブログとこのブログが実際に儲けてるブログです。この記事でこんだけ収入得てます」って情報なんだよね。

そういうブログを頭から尻尾まで隅々まで読んで勉強したほうがいいのよ。

唯一の例外イケダハヤトブログであって、アフィリエイトのコツを学ぶ際にイケダハヤトって例外みたいなキャラから一番モデルとして向いてないと思うわけ。

なんでその人に学びに行くのかねって思うんだよ。

俺はイケダハヤト自体はすごいやつだと思ってるけどさ。

お前らがイケダハヤトみたいな例外的存在になれるわけねえんだからもっとオーソドックス成功してる奴に学びに行ったほうが自分にあってるとか考えねえのかね。

イケダハヤト以外にもなんにも月何十万と稼いでるってわかってる人いるだろ。

まずその人達ブログ一生懸命読んで、どういうところがすごいんだろうって仮説くらい立てろよ。

その程度のこともできねえ奴がイケダハヤトから何か教わった程度で成功するとは俺は全く思わねえけどな。

稼いでる人たちみて凄さがわかった。自分に足りないものがわかった。自分ブログをこうしたらもっと伸びるとわかった。

だがその理想ブログのマネができないとかもっと良くしたいけど技術のことわからんってだけなら俺達のところに金払ってくれよ(懇願

言っちゃ何だが、Webデザイナーって結構ノウハウ持ってるよ?

SEO業者やらアフィリエイターに直接学ぶのもいいけどさ、最低限のことは自分勉強して、要件はっきりした状態で聞いてくれたら

絶対アフィリエイター塾に通うより遙かに安い値段でいいものが作れるし、コツとかいろいろサービスで話出来るよ。

しかもさ、そこまでやったところで結局集客には地道な努力がいるのよ。魔法弾丸とかねーから

マネしたところで、毎日地道に情報収集して、記事更新して、文章とか気をつけてってあたりはいくら教科書で教えても無駄なんよね。

イケダハヤトのファンなら、彼が一日どれだけブログ更新時間かけたり、ボコボコに叩かれてるのに耐えてるか知ってるだろ。

結局はあれあんたがやんないといけないわけ。そこんところ本気でわかってる?

俺はね、イケダハヤトのことはその点では本気で尊敬してるし、イケダハヤト弟子入りしてる奴らとか、バカにされてるけど俺は結構応援してるの。

でもあんたらが100分の1でもイケダハヤト努力ができるとは思えねえんだよ。

メルマガ情報教材みたいに文章で簡単に教えられるコツみたいなのはさ、市販の本でも教えられるし、良いページ見てたら自分で学べるの。

それ以外でメルマガ提供できるのって精神論的な支えくらいしかないんじゃないかと思うんだよね。

でもさ、イケダハヤト弟子ってそういうのいらない状態で頑張ってるわけじゃん。

技術精神も、メルマガ提供できるものすべて持ってる状態でやってる。それで彼らが今いくら儲けてるか知ってる?

あんたらそれ以前の状態なんだよ?基礎的な技術とか精神論とかすらなくてそれをメルマガで金払って教えてもらわないといかん状態なん。

弟子以上に成長できる自信あるの? あるんだとしたらそれはなんで?俺にはあんたらが成功できるイメージ全然湧かねえんだけど。

ほんとに真剣アフィリエイトやらWebビジネスで金稼ぐ気あるの?

けいおんアニメ見てギター買うだけ買って満足するみたいに、本気でそれをやるつもりなんてないってことだろうな。




と、読んでもないのに好き勝手書いてみたけど実際は的はずれなんだろうな。

イケダハヤトさんのことだからきっと素晴らしいメルマガ執筆されてるに違いない。

俺のように狭量な人間常識では考えられないくらい毎回濃くてためになるすごい内容なんだろう。

読んでる人たちも一を聞いて十を知る人達ばかりで、きっと読者はみんなメルマガ購読してから1ヶ月めから月収30万を達成されてるんだろう。

イケダハヤト弟子も本当はもっと稼いでるんだろう。

なんでもイケダハヤト先生に任せておけば良いんだ! 

年収2000万円のうちメルマガサロンの代金除いたらアフィでの収益はいくらなんだとか考えたらいけない!

すごい、僕もいます登録してて読まなきゃ!

ってことにしておこう。

きっとみんなそういう気持ちで読んでるんだろうし、不満があったら解約してるだろうから俺がとやかくいうことじゃなかった。

有料サロンの方は、こっちで勘違いしてる人はいないだろうから好きにしたらいいと思います

好きな人との交流で3000円ポッチ払うのはたいして苦でもないでしょうし。大学生が月10万円稼いでるだけでも有料サロンができるらしいしそのあたりは好きならどうぞと。



ただねー。

メルマガサロンで一人ひとりから小金集金するくらいは別にいいんだよ。たとえ儲からなくても笑い話で済む。

ただ、今度から人集めたいとか言ってるのが不安でね。

大げさな夢吹き込んでサラリーマンやめて高知来た人たちが「なんで!?ぜんぜん違うじゃん!!」みたいなトラブルが起きないようにだけ祈ってるわ。

イケダハヤトさんのためにもそのサラリーマンのためにも

http://blog.goo.ne.jp/tomokazuman_2007/e/6cb9bc2cc3739b973aa9f445f079f61d?platform=hootsuite

2015-12-10

若い頃、虐待児を匿ったら彼氏が親に渡した

もう昔々のことだけれど寒い冬が来ると思い出す。

当時、彼氏同棲していてその近くのアパートはいつも裸足と薄着で外に出されて居る女の子が居た。

何度か警察に連絡したけれど、特に何も変わる事が無く外に出されていた。

ある日、プランターの手入れをしているとその女の子が裸足で寄って来て水が欲しいと懇願して来た。

私はその子を家に入れ食事を与えて風呂に入れた。

の子は傷だらけで明らかに虐待を受けている様子だった。

夕方彼氏が帰って来ると非常に怒り出し近くのコンビニにでも置いて来いと怒鳴る。

「親がうちまで来たらどうするんだ!」

せめて警察に渡すべきだと主張したが、平手打ちをされ私の意見は通らなかった。

だが彼氏はその子を引きずっていつもその子が外に出されている家に連れて行った。

しばらくするとその家に警察が来てすぐにどこかに引っ越したそうだが、その事が切っ掛けで彼氏とは別れる事に。

今思えば逆上した親に何をされるか分かったものでは無いが、あの時はバイト生活で身軽だったし家族も遠方。

アパートは私が契約していたし、別に刺されるとかで無ければ何も守るものなんて無かったのだから彼氏を追い出してても守れば良かったなと思ったり。

あの時から困った事が有ったら彼氏や夫では無く、公共機関相談窓口に相談する事にした。

なんだか男性が信用出来ない。

2015-12-06

脳でイクひとたち

口内発射だのスパンキングでイクなんてエロゲー二次ドリ世界だけの話だろ、膣内とクリトリス妥協しても乳首を刺激でもしなきゃ女性がアクメするなんてありえないよね、実際に業界エロテキスト書いて飯食ってる友人知人(男性女性もいる)もだいたいそんなことをいう。

しかし…ラピュタは本当にあるんだよ。結局性的興奮を感じるのは女性の脳であって、物理的刺激には限りがありまするが、実に無限にして無尽なのは人間想像力なのであります。信じてもらえないかもしれないけれど俺が出会った最小限の物理的刺激でイッちゃった女性お話をしよう。以下の文章において女性アイデンティティその他については嘘をついてる可能性があるけれど起こったことは正真正銘の事実です。

30歳バイオリン奏者

アイマスク視覚を奪い、ボディストッキングだけを身に着けた女性ラブホのベッドに大の字に縛り付け、触ってと懇願する声を無視してしばらくクネクネする彼女放置して視姦を楽しむ。おもむろに近づいとボディストッキングをあちこち破くそれだけでビクビクと体を震わせる彼女、そして仕上げとばかりに力を込めて太ももから足の指先まで一気に引き裂いたら…ヒーッヒーッと叫び声をあげて背中を反らせ10秒ほど激しく痙攣。え…もしかしてストッキング破いてるだけでイッちゃったのかよ。一人取り残された俺茫然。ほぼ肌に触れていないのに音の刺激だけでそこまで深い快感を味わうのか。音楽家の耳ってすごい(違うぞ)。

26歳劇団員(兼ちょっとだけAVも出てた)

セーラー服姿で緊縛。後ろ手に縛って拘束したうえでアイマスクボールギャグを装着、ソファの前に立たせる。カメラを取り出すとどこをどう写しているのか実況しながらシャッターを切る。するとAFの合焦音とシャッター音が響くたびに身体をよじらせるうえに股間には大きなシミが。おおだいぶ盛り上がってるなもうひと押ししてやるか、と連射モードに切り替えストロボの調光をプラス1段にしてより刺激を強くしたら…あれ、なんか反応が変だぞ、撮るたびに釣り上げられた魚みたいに痙攣してる。そして6回目か7回目の連射の直後、彼女ギャグにふさがれた口からくぐもった叫びをあげると足の先から頭まで激しく震わせながらソファに倒れこんだ。あの、俺触るどころか1メートル以内に近づいてすらいないんだけどな…。シャッター音とストロボの光の刺激だけでイッちまったぞ。

ええ、彼女は強烈な露出性癖持ちでAV成功しなかったのは撮られていると思うだけで頭が真っ白になって演技もセリフも全部飛んじゃうからだそうです。監督さん、大変でしたね。

その瞬間に感じたのは性的興奮よりも人間想像力の偉大さに対する尊敬の念とほんの少しの敗北感でした。もしかしてこの人たちには俺のちんちん必要ないんじゃないかという、みみっちい敗北感。いちおう、どちらのケースもそのあと活用は、させていただきました、けれども。

2015-12-02

女性専用回春マッサージに行ってきた(電マと私・完)

http://anond.hatelabo.jp/20151201143130


メールを受け取った私がまっさきに行ったのは、ムダ毛周りの処理であった。


風呂には入り終わっていたし、施術の前にも入ることになっていると言うが、毛については自宅で処理をしていくほうが賢明だろう。

チラシを開いてその上に座り込み、Iラインを処理。

冬だからと油断して生やしまくっていた膝下を処理。

忘れちゃいけない脇の下も処理。

どこをどれだけどうされるかはわからない。

からないが、ただでさえババアかつデブである

施術者をげんなりさせる要素はひとつでも減らしておきたいではないか。


ムダ毛を刈りつつもメールのやり取りを数回行い、1時間後に最寄りの駅で待ち合わせ、ということになった。

そこから車でラブホファッションホテルという呼び方はいまだに馴染めないものを感じる)へ向かい、めくるめく春の世界へ、というわけだ。


殺されるかもしれないと少しだけ思ったので、ノートPCをつけたままにし、マッサージ店のサイトを開いておいた。

そしてふと思い立ち、はてなアカウントを作り、今から出かける旨を書き記した。

リアル身分トレースされないため、バッグの中には必要最小限のカードしか入れていない財布と、がっちりロックしたスマホと、部屋の鍵、ミンティアだけをぶち込む。

そしてコンビニへ向かい、ホテル代込みのゆとりを持った予算3万円をキャッシングする。

性のためにこんなにもお金を使うのははじめてだ。

最初最後かもしれない。

(ちなみに、今までのエロへの最大支払い額は、官能ドラマ的なもの聴くダイヤルQ2に払った8000円程度である


「はじめて」。

ババアにこんな種類の初体験が残っていたとは。


駅に向かうバスの中でしみじみ思う。

男性は自らのチンポの望むままに、可愛い女の子を買える。

本当に好きな女の子とヤレるか、というのはお金問題ではないかもしれないが、好みの容姿の若い女の子中出し、くらいであればソープで10万も払えばイケるのではないだろうか。

私の定番オカズAV(しかもサンプルを使っている有様だ)「しろうと関西援交」など、ピチピチ女子高生2名を一気に買い、ひとりに挿入しつつももうひとりにアナル舐めをさせるという幸せそうなことを当たり前のようにやっている。

映像の中の彼女らが、本当に女子高生かどうかは知らない。

しかし、アーイグイグ~~とうめく映像の中の彼はとても気持ちが良さそうだし(その声が大変にヌケるのだ)、あれがリアルな援交なのだとしても、きっと1人につき5万も払ってはいないように思う。


羨ましい。

私も若い女にチンポをハメてみたい。

処女を優しく、かつ荒々しく奪い、キツいマンコに耐えきれず中出しなどしてみたい。

私にそれをしたあの親指チンポの彼のように(中出しではなかったが)。


若い童貞ならどうだろう?

お金を払えば買うところまでは行けるかもしれない。

ただ、買った男の子が私に勃起してくれなくては全く意味がなくなってしまう。

ホストなどでもそれは同じことだ。


「私に欲情して」というようなことを書いた作家は誰だっただろう。

まったくもってそれなのだ

私が好いた誰かに欲情されて、イかされたい。

だって私が触れてきたエロメディアの女性達はそうだったのだから

好いた誰か、は諦めた。

欲情される、なんてこの年齢と顔と体ではおこがましい。

イかされたい、が最後の砦といえた。


待ち合わせの駅に着くと、少しだけ雨が降り始めていた。

「到着したらメールします」と知らされていたが、メールはまだ来ない。

手持ち無沙汰に、普段のようにTwitterを、LINEを見て、何気ないツイートや、返信をする。

ここで「今から回春マッサージしてくるよ」と入力したら私の何かが変わるだろうか。

最後の彼には連絡してみようかな。

思わなくもなかった。


そこにメールが届く。

自販機の前に着きました」

事前に教えられていた車のナンバーつぶやきながら駅を出る。

小さくて丸っこい車がそこに待っていた。

車内はよく見えない。

ドライバーの手が助手席ドアを中から開いた。

「あ……トウヤマです」

メールで名乗った偽名を告げる。

思い切ってその丸っこい車のシートに身を委ねた。


道中、果たしてなにを話すのが自然だったのだろう。

なぜマッサージを呼ぶことにしたのか、その経緯などを話した気がする。

おそらく私は饒舌だった。

オッサンも饒舌であった。

そう、回春マッサージ施術者は、おそらく50代くらいであろうオッサンであった。

小柄、メガネ。不潔そうではないが清潔とも言い切れない。

車内には隠しきれないタバコ臭いが漂っていた。

私が「今日の予約がダメなら縁がなかったと諦めるつもりだった」と告げると、たまたま今日に限って「通常の」マッサージ常連からドタキャンがあったため受けたのだと言われた。

日頃から「持ってる女」だと自負していたが(ならなんでイケないのか?きっとそれは多分、別問題だ)ここでそれを発揮するとは思わなんだ。


車は、オッサン推薦のホテルに滑り込む。

うっすらと見覚えのあるホテルであった。


週の頭にしては混みあっているそのホテルに、空室は3つしかなかった。

5000円代の部屋は安いのか高いのか。

今まで数多のラブホに入ってきたが、値段はあまり意識せず部屋を選ばせてもらっていたなぁと申し訳ない気持ちになりつつ、もちろん選んだのは安い部屋である

(それでもこのホテルではランクが高い部屋であった)


さなエレベーターに乗り込むとき、少し身体がこわばるのを感じた。最後の彼に、よくエレベーターキスをされていたからだ。

しかし当たり前のことだが、オッサンが私にキスなんぞするわけがない。

自分の警戒心に苦笑しつつ部屋に入る。

激しい既視感が駆け抜けた。


この部屋、入ったことがある。


厳密に言えば全く同じ部屋ではないかもしれない。フロアが違うかもしれない。

でもこの内装は見覚えがあった。

最後の彼と1度来たことがある。

この部屋でしたセックスも思い出せる。

一緒にサッカーを観た帰り。デブの私がレンタル衣装を無理やり着て、制服プレイをした部屋である


………つくづく「持ってる女」だな、私。

一気に覚悟が固まった。

冷蔵庫からサービスの水ペットボトルを取り出し、ひとくち飲む。

オッサンに渡されたガウンタオルを持って風呂場へ向かう。

車の振動でまたマンコが濡れていた。


下着はつけておいて下さい。

そう言われたのでガウンの下にはブラジャーパンツをつけてあった。

ベッドにうつぶせになるように促すオッサンに従い、ラブホの大きなベッドに横になる。

他の女性専用マッサージはどうなのかわからないが、このオッサンの手法普通マッサージを施したのちの性感マッサージなのだという。

罪悪感が軽減される、いいシステムだと思った。

例えば誰かにオッサンと一緒にいる場面を見られたとしても、あくまで「普通マッサージお金を払いました」、という顔ができなくもない。


で、オッサンのマッサージは上手かった。流石にこちらが本業だけある。

特に良かったのが二の腕マッサージ二の腕なんて揉まれたことがなかったが、存外に疲れていたのだとしみじみわかった。

相変わらず二人とも饒舌だった。

それと、オッサンのスンスンという鼻すすりが気になった。

寝てもいいですよと言われたがそんなもったいないことはできない。

気持ちいいことをされているあいだは気持ちよさを全力で感じていたいのだ。

今まで行ったマッサージ屋の話、高速バスの話、最後の彼によくマッサージをされたが正直いつも痛かったという話など、美容院でもマッサージ屋でも「黙ってやって欲しい、ほっといて欲しい」と思う私なのに、よく喋ったと思う。

なのに、1度でいいから人に触られてイキたかたかあなたを呼んだのです、ということはどうしても口に出せなかった。

いっぽう、オッサンはスンスンとよく鼻をすすった。


小一時間は揉まれていただろうか。

普通の」マッサージからだんだんと、尻たぶを揉み、横乳に触れ……というものに切り替わってきた。

たか

マッサージでほぐれた身体ではあるが、内心の緊張は隠しきれない。

うつぶせのまましばらく触れられていると、鼻をスンスンさせながら、オッサンの手が太ももをそっとひらく。

下着の上からつうっ……と、マンコをなぞられた。

!?

そう思うほどの繊細な触れ方にまず驚いた。

AVを見ていても、パンツ越しにマンコを触るシーンとマンコにパンツをくい込ませるシーンはイラつきながら飛ばす私が、少し感じてしまったことに衝撃を受ける。

舌のような指がマンコを這う。パンツの上からからこそのもどかしさが襲ってくる。

これは、気持ちがいい。

うっとりとかよりも、驚きが先に立った。

オッサンはうつぶせの私に対してどうポジショニングしているのか、よくわからない。顔にタオルをかけられているかである

オッサンの姿勢を想像してしまい気が逸れるが、「身体を起こして下さい」と言われてぼんやりそれに従った。


ベッドに座ったオッサンに身体を預け、もたれかかる。

オッサンは後ろから私の乳をそっと触る。

ブラジャーの上からだ。

左右平等に交互に触る。マッサージの延長だなと思った。

もともと胸は私の性感帯である。心地よさを感じて目をぎゅっと閉じて感覚を味わう。

そこに差しまれ不快感があった。

オッサンが私の手をそっと握ったのである

本当に申し訳ない。こんなデブスババアの体なんて触りたくないだろう。万券もらったって、ボランティア同然だ、そうわかっている。

オッサンは汚くはないし無臭であるマッサージうまい。マンコを上手に触ってもくれた。

でも、手は握られたくなかったのだ。

なんとまあお綺麗なことである

娼婦だけど唇は許さないの」の逆バージョンだ。「男は買うけど手は握らないで」。


そっと、オッサンの手がブラのホックに触れる。やりにくそうに肩ひもを落とし、ガウンを脱がす。

直接触れられると声が抑えられないほどの感度の乳首なのに(ブラ越しでも机などに擦れると感じてしまうことがある)、その時はオッサンの手つきにあまり興奮を感じなかった。

このまま冷めてしまうのだろうか。


ふたたびうつぶせになるように促される。

今度はパンツを脱がされて、指で直にマンコを触られた。

普通マッサージの時から思っていたが、オッサンの指はすべすべしている。

すべすべの指が私のマンコのぬめりを掬い、縦に撫でる。これは気持ちがいい。マッサージされている時から気持ちいい部分では声を上げていたので、その延長で私は声を出した。

クリトリスを撫でられる。うつぶせのままで触れられたことは多分ない。変な感覚だがイヤではなかった。イケそうかと言われたらまだまだ遠いが、気持ちがいいので声を上げる。何度もそこを擦られる。


そこにまた不快感が襲う。


オッサンの指がマンコに侵入したのだ。


電マを友としているくらいだ、私はクリトリス至上主義、マンコの中には何ら感動を感じない人間である

AVの激しい手マン、その果ての潮吹きには憤りすら感じる人間である

そういう意味での怒りなのか。

手を握られた時の感情と同種の怒りなのか。

そういえばNG行為的なことは全く確認されなかったなとふと思う。

指入れないでください、と言っておけばよかった。

あいにく私はこういう時(たとえば、飲食店でオーダーミスをされた時、たとえば、ネイルサロン側のミスで2時間待たされるハメになった時)、強く出ることができない人間だ。

ニコニコ笑って「気にしないで下さい」と言ってしまう。

そんな女だが、もちろんここでニコニコ笑いはしない。今日はイキにきたのだ。払う金の単位も違う。静かな抵抗として、クリトリスを触られていたとき自然に上げていた声をむっつりと潜めて、オッサンの手マンを批難した。


手マンはそれほど激しいものではなかった。入り口をクイクイ、指先をヌプッ、その程度だ。鼻をほじるのと何ら大差はない。

それでもさっきまでの気持ちよさは飛び散り、まさかこのまま手マンで終わるつもりじゃないだろうな?という暗雲が脳裏によぎる。

私の温度が明らかに下がったことに気がついたのか、オッサンが「足がむくんでましたから、オイルマッサージしておきましょうか」と囁く。私はそれを承諾した。



オイルをぽたぽたと体に垂らされるのは実に官能的だった。

「Oh」もしくは「Ah」という表記が相応しいだろう。

背中から腰にかけてを指でソフトに撫でられると、くすぐったさに声が出た。

まずはうつぶせ背中側を。肩、ふくらはぎ、足の裏。オイルで滑ることによってオッサンのマッサージ技は数割増に心地よく感じられた。

イカなかった。イカなかった。けどまぁ、クッソ高いマッサージを買ったと思えば……そう落としどころを見つけかけた時、鼻をすすりながら、オッサンの手が再びマンコに忍び寄った。


回春マッサージ部分はまだ終わっていなかったのである

すっかりそれは「店じまい」なのだと思っていたから驚いた。

オイルでぬるついた指が再びマンコに侵入する。

うつぶせのマンコに人差し指中指を入れているため、ケツの穴に親指が当たるのが大変に邪魔くさい。気が散る。つくづく私はクリトリスだけを触ってほしいのだと思い知る。オッサンは人差し指中指を絡ませるアレでもってマンコを攻めはじめる。チンコ特有のアレである。イクぜ!俺の指技!と思っているのかもしれない。大変に迷惑であるのであれを言い出した奴は終身刑を食らうべきだと多くの女が思っているはずのアレ。Gスポットがあると信じている(あるのだとは思うが私にはそれはガンダーラでしかない)男のユートピアGスポット手マン。ゼイ・セイ・イット・ワズ・イン・ヴァギナ


もちろん私は無言である

痛みすら感じて枕に顔を埋め、黙り込んだ。

オッサンは指技が通用しないことに焦りを感じたのか、鼻をすすりながら、私に体を仰向けるように指示した。

顔にタオルをかけ直される。数秒後、思わず声が出た。

オイルでぬるついた乳輪を、オッサンの指がこねくりまわす。

気持ちいい!!気持ちいい!!!気持ちいい!!!

他人にぬるついた胸を触られるのはめちゃくちゃ気持ちがいい!

これが恋人相手なら、「舐めて!」と懇願していただろう。

オッサンがどうやら指のみしか使わないものと読み、言い出さなかったが、心の奥底では激しく乳首を吸われ、噛まれることを望んですらいた。


大きく声をあげる私に安堵したのか、オッサンは鼻をすすりながら再度、マンコに指をのばす。

もう同じなので省略するが、手マンに対して私は無言を貫いた。

反応するのはクリトリスにのみ。そう決めて黙り込むと、オッサンはようやく察してくれたようだ、指でクリトリスを撫で始める。


他人に与えられる快楽」の久しぶりさ。

電マほどの安定感がないことに対する、嬉しくない焦燥。

ああ。

親指チンポの彼の苛立ち、今ならわかる。

もっと一定リズムでやれよ」!


愕然とした。

私が求めているものはどこまでも、電マのテクニックなのだ

そんなもの人間に求める方が間違っている。

でも、だけど仕方ないじゃないか。はじめて私をイカせたのは電マ、私を一番多くイカせたのは電マ、文句を言わず、何も求めず、私がデブでもブスでもババアでも、黙って奉仕してくれるけなげな電マ。

電マじゃなきゃ、多分。だれとしても同じだ。


私は人とのセックスでイクことが、多分できない。


マジかー。


今、こうやって赤の他人クリトリスをなぶられながら、こんなことに気がつかなくたっていいじゃないか。

バッカだなあ!!!


こうなったら意地でもイってやる。

中イキじゃなくていい。クリイキでいい、でいい、というかそれが私のイキ様だ。いつも通りイッてやる。オッサンは2時間14,000円の、ちょっとテンポの狂った電マである本来業務であるマッサージうまい、単なる電マである


オッサンは鼻をすすりながらクリトリスに集中している。私はタオルで顔を隠されているのを良いことに(それでも恥じらい、ためらいはあった)自分の胸をわしづかみにした。

ぬるついた胸は自分で触っても最高にエロい感触で、乳首を撫でると腰が浮いた。

左右の乳首クリトリス。ここだけ触られれば十分なことを再認識する。いつものように足をピンと伸ばせば、オッサンの手ももうマンコには侵入できないだろう。私は3点の快楽に集中した。何分経っただろう、多分5分はなかったと思う。イキそうになる。ここでやめたら許さねぇ!という気持ちと、マンコに指入れるなよ!という気持ちを込めて声を大きめに上げる。

キモチイ、キモチイイ、イク、イク、イッ……」

「スンスン(鼻)」

「イクゥゥウゥ!!」

イッた!!!

やった!!!!!!

ここで私によぎった喜びは「他人の指でイッた」ということに対してのものではなかった。

「一万ナンボ、無駄にせずに済んだ!」

そういう、とてもがめつい喜びだった。

快感の度合いで言えば、ダラダラ1時間くらいクリトリスを電マで刺激したあとに味わう本イキのほうが断然上だと言えた。

それでも。イッたのだ!!!

達成感に包まれている私の太ももを、オッサンはそっと撫で、終わりですよ感を醸し出す。

そして鼻をすすりながら「お時間で〜す」とつぶやく

「手、洗ってきますんでね。戻ったらシャワーになります

おいおい、それじゃあ私がすっげぇ汚ねぇみたいじゃねーか、とは思ったが、実際汚らしい外見のマンコなので文句は言えない。

オッサンの手洗いを待ち、バスルームの扉を開ける。

シャワーにかき消される程度のボリュームで私はつぶやいた。

「あ〜〜〜〜、損した」

人生最大級賢者タイムであった。


オッサンに14,000円を支払い、ホテル部屋代を精算して、再び車に乗り込む。

エロ方面の話題は一切出なかった。

どこそこのうどん屋が移転したとか、チェーンのマッサージ屋はテクニックがどうとか、そんな話で帰路は終わったと思う。

自宅にほど近い、さっき3万円キャッシングしたコンビニまで送ってもらうことにした。

明日朝ご飯買って行くので」

「いいですよ、そういうの大歓迎」

なにが歓迎かよくわからないけど、オッサンはコンビニにするっと車を入れた。

「ボクここでタバコ1本吸うんでね。コンビニ出たら知らん顔して帰っちゃってください」

そう言ってオッサンは、さっき私のマンコの中に入れた指でタバコを取り出した。


いつものセブンイレブンでパンを見繕う。

下腹部の重いものは消え去っていた。

その代わり心がずしんと重かった。

「汚れてしまった」みたいな後悔ではない。

万単位の出費に値する快楽が得られなかったことへの後悔、というか、失望であった。

それは自分のマンコに対する失望でもあった。

手マンでもチンポでもイくことのない自分の体への軽蔑と。

それでも私には電マがあるじゃないか、という安心感と。


コンビニを出る。オッサンの車はまだあった。コーヒーひとつも渡してあげるべきかと思ったけれど、他人のふりがスマートだろう、もうお金は払ったのだから

シャカシャカコンビニ袋を鳴らしながらアパート階段を上る。

鍵をひねって、「ただいま」と言う瞬間、私はとてつもない多幸感に包まれる。

部屋に帰ればいつでも、電マが私を待っているのだから

自分の性欲は自分で慰めよう、これから一生。

そう心から思えた夜だった。

2015-11-30

淫夢が悪いのは当たり前だよなぁ?(小並感

淫夢は何も悪くない。

http://anond.hatelabo.jp/20130821003506


屋上へ行こうぜ…久しぶりに…キレちまったよ…


お前ら一体何を言っているんだ



もう一度書く。




お 前 ら 一 体 何 を 言 っ て い る ん だ ?




どうして正義とか悪とか果てはゾーニング問題になってるんですかねぇ…

淫夢ってそんな小難しい理屈で語っていいほど繊細な話題じゃないダルルォ!?興が冷めるからやめちくり^~(嘲笑



いいかおい、淫夢を始めとしたMADというものはなそんなちんけな説法で語るべき綺麗なもんじゃない。

そこに素材がある。→

とてもおもしろい。→

これをもっと面白おかしくしたい。→

もっともっと共有したい。→

                                          ,,,z=~'゙'+''ッ彡ッ,、

                                        ,ィ´       "':';:;ッ;,

                                      , ' ゙´`゙ミ゙ッ,        "',`,

                                    ,/     `、゙ミ         ゙:;:,

 ┏━┓   ┏┓┏━━━━┓               /      _ =ヾ、゙シシ=;,z,、    ゙;シ::ミ         ┏┓┏┓┏┓

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    ┏━┛┏┛  ┃┏┛      ┏┛┃     ノ:!、  ヽ``ー =;ィ'        ,,シ:;彡;ジ           ┏┓┏┓┏┓

    ┗━━┛    ┗┛        ┗━┛     ´:::::.ヾ.     ̄´   

淫夢厨に(そして、おそらく淫夢MAD製作者にも)流れているのはただそれだけだ。ただ単にそれだけの情動支配しているんだ。



それが快感快感しょうがないんだよ。

ただそれだけが全てなんだよ。

そこに倫理作法も行儀も正義も悪もゾーニングニコ動が抱える原理上の問題もない。

そこに変な理屈議論しようなんて考えることがもうアホらしいことなんだよ。こんなの粋じゃないだろ。野暮もいいところだろやめちくり^~(どんぶり


大体淫夢側も淫夢側で、倫理正義無視してるんだから、まともなネットユーザーから淫夢厨は迫害されて当たり前だよなぁ?(確認

みんなが愛でているキャラにくさいやらよわそうやら淫夢ファミリー無許可認定やらやらかしてるんだから避難されて当然だと思うんですけど(当推理

淫夢「民」ンンンンんんん!!???おいおいおいおい、悠長な身分だねぇ?兄さん、え?いつから人権が認められた市民に成り上がってるんだ図々しいねぇ~(ねっとり)

え、汚ったない淫夢用語使っておいてこれはもうれっきとしたネットスラングから認めてくださいとか言ってる奴がいるのか…(震え声)君、結構・・・作法、さんね(ヒゲクマ感想



さて、もうお分かりの人も多いと思うが、これは別に淫夢に関することに限らない。

ある程度厳格にルールのような決まり事がある共通の趣味趣向を持つ者のコミュニティ…なんて綺麗なもんじゃないな、そう、吹き溜まりのような集団にはよくある現象だ。

例を上げればわかりやすいだろう。

…等々。

こんなもの価値はない。価値なんかないからこそ面白おかしくて、楽しくて、最高にワクワクして、ガンギマリ

俺が、俺達が、"厨"だ!

そして、こんなのが跋扈するのが結構当たり前なのが割とここ十数年のネットの状況なんだけど、もうそろそろ耐性ついてないんですかね…(素直な疑問)

こういう奴らに対して、わけがからない、悪寒がする、嫌悪感情が止まらない…そんなピュアピュア感情を抱く連中は理解なんかしないでくれよな~頼むよ^~(懇願

ネットでこんな深い腐海所までわざわざ来ておいて「こんなのは正すべき」とか頭おかしい…(小声)

ヤホーニュースでもみたら外にでも出て、どうぞ。


とりあえず書きたいことはなんとなくだけ書いた。言いたいことは要するに、掃き溜めに何言ってもゴミクズチリステロイダハゲであることには変わりないんだからもう寝なさい。

そういやはてな匿名ダイアリーって別の意味で掃き溜め集積所みたいなもんなんだから掃き溜めに関する掃き溜めを投下したってもう許せるぞおい!もし「はてなを汚すな」とか仰せになる村民様方がおられるのでしたら、そこらへんの認識はい、ヨロシクゥ!(GO IS GOD)


最後に、こういうクッソくだらない連中のことを的確に表している迷言を残しておき、ケツを拭く紙とする。

MAD作成は叩かれてナンボ。主にケツを。」

2015-11-20

チャック・ノリスボジョレー・ヌヴォー物語

フランスブルゴーニュボジョレーチャック・ノリスというドメーヌのオーナーがいた。いや、チャック・ノリスいるか、いないかだ

チャック・ノリスは天候など気にしない。しかし、7月は冷涼で雨が続いた。それは天候がチャック・ノリスに恐れて流した涙だ。

チャック・ノリス正義はそのようなことは許さない。8月は太陽に十分、仕事をさせた。

9月に入り、土壌があるもの全ての養分を吸ってくれと、太陽が通常より早く日の出をして遅く日没したいと、チャック・ノリス懇願してきた。

チャック・ノリス葡萄は大粒で果実味が溢れるものになった。このようのことは毎年、例外なく起こる。チャック・ノリスルールなのだ

収穫の時期はチャック・ノリスが決める。チャック・ノリス葡萄を収穫するわけでは無い、葡萄チャック・ノリスの元に集まって来る。チャック・ノリス回し蹴りで瞬く間に葡萄畑を殲滅させた。

チャック・ノリス酵母と会話ができる、15か国語を操るのだ。チャック・ノリス葡萄を一掴みすると、そこからワインができる。タンクなど必要ない。余談だがチャック・ノリスワインからタンクを作ることができる。チャック・ノリスが作るワイン軍隊1個師団匹敵する。史上最強軍隊だ。

チャック・ノリスワイン評価することはできない。評価するのはチャック・ノリスの方だからだ。

今年のワインは良いできらしい、しかチャック・ノリスには関係ない。チャック・ノリスには勝利しかないのだ。

そもそもチャック・ノリスは1年もかけてワインなど作らない。チャック・ノリスワインを飲む、それだけだ。

2015-11-14

http://anond.hatelabo.jp/20151113193721

続きです

デカリボンちゃん拍手

デカリボンちゃんトランペット奏者です、当然同じパートである香織先輩と麗奈技量については熟知しているでしょう

香織先輩はもちろんのこと、デカリボンちゃん麗奈の個人練習を聴いている姿も作中で描かれています

デカリボンちゃんある意味では滝先生以上に二人のソロを聴き比べ、その力の差について知っているのです

からこそ、麗奈に対し当日の再オーディション前、教室において頭を下げ懇願したのです、わざと負けて欲しいと

しかしそれも失敗しました、もはや麗奈が本番直前に心変わりして手心を加えてくれる、そんな望みしかありません、が……おそらくそれも叶わないでしょう

まりデカリボンちゃん演奏が開始される前、最初から香織先輩が負けることは分かっていたのです、そして決めていました、その結果に関係なく香織先輩に拍手しようと

実際、滝先生拍手を促された時すぐさま拍手をすることが出来たのはデカリボンちゃんと久美子だけでした

別に反射神経が良いとか決断力があったとかそういうことではありません、この二人はもう始まる前から決めていたんですね、演奏の内容や結果に関係なく誰に拍手するのかを

ここまで、演奏が終わりデカリボンちゃんが香織先輩に拍手をすることまでは、ある意味デカリボンちゃん想像していた通りでした

しかし、その後、滝先生の問いと香織先輩のそれに対する答え、そしてそれを見たデカリボンちゃんが襲われた感情の波は、想像していたものとはおそらく違ったのでしょう

宇治高校吹奏楽部空気

それにしてもなぜ部員たちは拍手をしなかったのでしょう

香織先輩の方が上手いと思っていたのに麗奈の方が上手かった、その驚きからでしょうか、それとも香織先輩に気を遣ったから?

そもそも騒動の原因って何だったのでしょう、部員たちは本当に香織先輩の方がソロにふさわしいと思っていたのでしょうか

もちろん原因の一端は間違いなくデカリボンちゃんの言動にあります、あれがなければこんな騒動自体がなかったかもしれません

しかし、振り返って騒動最中部員たちが口々に言っていることを聞いてみると、それは多くが滝先生への不満であることが分かります

まりどういうことか、結局、この騒動の本当の原因は滝先生の実力制オーディションというやり方への不満であり、それがあることをきっかけに噴出したものしかないんですね

4月部員たちは滝先生に今後の北宇治高校吹奏楽部目標を問われた時、全国を目指すことを約束し、ある種強制的にではありますがそのために努力してきました

久美子はこのやり方に対して大人はずるいよと言っていましたが、サンフェスの成功を経て部内の空気は大きく変わります

オーディションの開催を告げされた時、多くの部員はその決定に反感を抱いたように見えました

しか部員たちにとって全国大会を目指すと約束してしまった以上、実力制オーディションに反対することは自分たちの言動に矛盾を生みます

オーディション自体全国大会を目指すという目標のためには明らかに必要なことですから、それを盾にされると言い返すことは出来ないのです

更に、4月のあの頃、まだ滝先生のやり方に異を唱えていた部員も多かったあの頃とは、もはや流れ、部の空気が変わってしまいました

約束人質に取られ、空気もそれを許さない、これでは誰もオーディションに反対など出来ません

ここに降って湧いたのが先生麗奈を贔屓したのではないかという疑惑でした

まり部員たちは疑惑それ自体よりも、そもそもオーディション自体に反対だったのですね

この事に部員達が自覚的だったかは人それぞれでしょう、しか自覚的かどうかに関わらず、部員達は自らの不満をソロオーディションへの不服という形でしか表明することが出来ないのです

オーディション自体麗奈のためだったらしいよ」という生徒がいますが、まさにその気持ちをよく表しています、そもそも実力制のオーディション自体が間違いだったと言っているんですね

彼ら彼女らは部活動方針の急速な変化、とりわけ上級生をも容赦なく落とすオーディションなどというものへの不満をここぞとばかりに爆発させているだけなのです

極端なことを言ってしまえば誰も香織先輩の方が上手いとは言っていないのです

からこそ再オーディションにおいて目の前で香織先輩と麗奈の実力差を見せつけられた時、多くの部員拍手をすることができなかったのです

香織先輩の演奏文句無しに上手ければ、麗奈より優れていれば何の問題もなかったでしょう、しか現実はそうではありませんでした

あの場面で、より劣った香織先輩に拍手すること、それはつまり実力制オーディション否定することであり、滝先生に問われ約束した全国大会を目指すという決意自体否定することになります

いくら影ではオーディションへの不満を言い募ろうと、あの場所で、部員全員の前で、さあどうするのかと問われればやはり反対など出来ないのです

しかしだからといって麗奈拍手することも出来ません、集団空気や流れというのは簡単に変わるものではないのですから

オーディション開始前、麗奈は久美子に対し勝てば私は悪者になると言っていますが、まさにその通りあの時点で麗奈悪者なのです

二人の特別

麗奈という女の子の言動を客観的に見てみると、先輩に向かって生意気な口を叩いたり、仲間を作らず一人浮いた存在であったりと余り好かれるような存在ではありません

もちろんキチンと謝るべきは謝り、その言動も悪意があったりするものではないので、好かれないながらも嫌われるという程のものでは無いのですが

あくま部員たちの目線として見てみると麗奈に対して好意的になる要素は余りないことが分かります

ではなぜ視聴者はそんな麗奈の肩を持ちたくなるのでしょうか

物語客観的に見ている視聴者麗奈の方が香織先輩よりもトランペット技術が優れていると知っているから?

それともオーディションにおいて滝先生不正などしていないと知っているからでしょうか?

違いますよね

それは、あの麗奈特別になりたいという想いを、久美子と一緒にあの甘酸っぱい告白を聞いてしまたからです

から視聴者麗奈に負けてほしくないと思うのです、久美子が麗奈のあの告白によって一瞬で心を奪われ麗奈に惚れてしまったように、視聴者もまたあの告白麗奈に惚れてしまったんですね

そして久美子と視聴者にとって麗奈特別であるように、デカリボンちゃんにとっても香織先輩が特別だったのです

オーディション当日、選考開始前の準備時間、「私が負けたら嫌?」そう問いかける麗奈に対し久美子は言います

久美子「嫌だ……

    いやだ!」

 麗奈「どうして」

久美子「麗奈特別になるんでしょう」

 麗奈「そうね……」

久美子「麗奈は他の人とは違う、麗奈は誰とも違う。
    人に流されちゃダメだよ、そんなのバカげてるでしょう」

――――「響け! ユーフォニアム」第11

久美子の想いは理屈ではありません、部活のためでも、それどころか麗奈のためでもありません

麗奈に対し特別でいて欲しい、自分では出来ない、だからこそ麗奈にそうであって欲しい、そんな我儘な想いです

そしてデカリボンちゃん彼女が香織先輩に抱く気持ちもまた、久美子のそれと同じものです

教室の窓際、デカリボンちゃんに対し「トランペットが好きなの」そう微笑み掛ける香織先輩

久美子がたった一言、一瞬の出来事麗奈に心を奪われてしまったようにデカリボンちゃんもあの瞬間あの場所で香織先輩に心を奪われました

なぜ大会前の大事な時に滝先生デカリボンちゃんあんな事を言ったのか、香織先輩が望まないと分かっていながら、なぜあんな騒ぎを起こしたのか

全ては香織先輩に特別であって欲しい、香織先輩は特別でなくてはならない、その想いゆえのことなんですね

リボン「諦めないで……

    香織先輩の……

    香織先輩の夢は絶対に叶うべきなんです!

    じゃなきゃ……」

――――「響け! ユーフォニアム」第10



香織先輩の想い

デカリボンちゃん絶対に叶うべきだと言った香織先輩の夢、それが叶うことはありませんでした

香織先輩が自らの口でソロ麗奈が吹くべきだ、そう言ったあの瞬間、その夢は潰えたわけですが

あの時、実は香織先輩には違う選択肢、可能性もありました

例えば自分が吹きます、吹きたいですと、そう言う選択肢

もしくはただ沈黙を貫く、そして麗奈気持ちを聞く、そういった可能性です

結果だけ見れば拍手の数は同数でした、多くの部員たちは投票するという権利放棄し、結果を他人に委ねたのです、文句は言えないでしょう

しかし香織先輩はそうしませんでした

なぜでしょうか、滝先生の言外の圧力に屈したから?それとも会場の、部員たちの空気を読んだからでしょうか?

人には自分が決めるではなく、空気の中でいつの間にか出来上がるそれぞれのラインがありますキャラクターと言ってもいいかもしれません

ドラえもんジャイアンは力持ちで気の強い男の子です、ジャイアンのび太喧嘩をしてもそこに驚きはないでしょう

一方のび太は、弱虫でいつもイジメられている男の子です、もしものび太がジャイアン喧嘩を挑んだら、勝ち負けは関係ありません、そこには驚きが生まれます

人は、誰かの行動がその想定値を超えた時、心を揺さぶられ感動するのです、

ジャイアン喧嘩を挑んだという事に驚くのではありません、のび太喧嘩を挑んだという事に驚くのです

からこそ香織先輩が再オーディションを望んだ時、香織先輩がそのラインを超えた時、多くの部員が驚き、それを見た人は心を揺さぶられました

オーディションの日、副部長あすかに対する想いを聞かれた香織先輩は部長に対しこう答えます

香織先輩「なんか、見透かされてるような気がするんだよね、

     私が思ってることなんでも……

     だからあすかを驚かせたい。

     あすかが思っている私の一歩先を、本物の私が行きたい」

――――「響け! ユーフォニアム」第11



デカリボンちゃんが泣いた日

香織先輩はあの時、「再オーディション希望します」と言ったあの瞬間、確かに一歩先を行ったのです、それはあすかに対してでは無かったかもしれません

しかし、間違いなく多くの部員が思う香織先輩という人物の一歩先を歩いたのです

それはデカリボンちゃん例外ではありません

そしてだからこそ、香織先輩にはあの場面、滝先生あなたが吹きますかと問われたあの時、あの場所

「私が吹きます」とそう言う選択肢もあったのです

今までの中世古香織であればしなかったかもしれない、部のためを想えばそんなことは言えないかもしれない

でも、あの時の香織先輩には、技術的には劣っていても私が吹きたい、吹かせてくださいという選択肢が、権利があったのです

あるいはデカリボンちゃんはそう言って欲しかったのかもしれません

もしくは麗奈なら、誰よりも特別になりたいと強く願う麗奈であったなら、そう言ったかもしれません

しかし、香織先輩はそれをしませんでした

あの日、あの瞬間、香織先輩は決めたのです、人に言って決められるのではなく、空気によって決められるのでもなく

自分判断によって、中世古香織という人間は、中世古香織のトランペットはここまでだと、他人ラインを引かせるのではなく、自分自身によってそこにラインを引いたのです

そして麗奈こそがふさわしいと、麗奈こそが吹くべきだと言い、優しく微笑みます、あの日、教室の窓際でデカリボンちゃんにそうしたように

デカリボンちゃんはそれを見て、香織先輩とはどんな人であったか、どれだけ優しい人であったかを思い出して泣くんですね

一歩先を行きたいと願った香織先輩の夢の終わり、そこにいたのはデカリボンちゃんの大好きないつもの優しい香織先輩でした

からデカリボンちゃんはあふれる涙を止めることが出来ないのです

涙って悲しいときにだけ流れるものじゃないですよね、怒った時にも笑った時にも流れます

まりそれが喜怒哀楽どんな気持ちであれ、その感情が大き過ぎて自分の中で抱えきれなかった時、必死に抑えようとしてもあふれ出てしまう時、それが涙となって瞳からこぼれ出していくのです

デカリボンちゃんを襲ったのは香織先輩の夢が叶わずに悔しいという気持ちであり、香織先輩の微笑みが思い出させてくれたあの時の胸の高鳴りであり

香織先輩の一歩先に行きたい願う高揚感であり、香織先輩のやさしさが与えてくれた安心感でした

そういったもの全てがデカリボンちゃんを襲い、満たしあふれたかデカリボンちゃんはあの時涙が止まらなかったのです

わんわんと声を上げ、ただこぼれ出る涙が止まるのを待つしかなかったのです

あそこまで泣くかと思うかもしれませんが、それは仕方のないことだったのですね

余談ですがこのシーンで流れているBGMはここまで劇中では1度しか使われていません

その1度目が香織先輩が再オーディション希望するシーン

そして、2度目がこの香織先輩が滝先生の問いに答えデカリボンちゃんが涙する一連のシーンとなっています

曲のタイトルは「重なる心」です

宇治高校吹奏楽部のその後

この後、北宇治高校吹奏楽部は滝先生指導のもと一つとなって全国大会という目標に向けて走っていきます

その熱量騒動以前と比べても明らかに上がっており、まさに雨降って地固まるということわざの通りです

物語としては、やはり終盤なので主人公である久美子に焦点を絞り

これまでいつも受け身だった久美子が麗奈という存在に感化され初めて真正からユーフォニアムという楽器に向き合い、「上手くなりたい」と心の底から願い必死努力する

そんな久美子の成長が細やかな演出と美しいアニメーション作画で描かれており、ラストまでワンシーンワンカット目が離せない文句無しで面白い作品となっています

二期に向けて

響けユーフォニアム空気ついて描いてると最初に書きました

この空気に明確に逆らった人物として描かれているのは葵ちゃんです、彼女と久美子の姉は部活に精を出す久美子のアンチテーゼとして作中何度も登場しま

逆に空気に流されやすい人物として描かれているのはポニテ先輩です、作中でも「私そういうのに弱くって」とチョコシェイクを飲みながら久美子に告げています

では主人公の久美子はどっちなのだろう、そんな視点で改めて久美子を眺めてみると

序盤、友人に流されて吹部や低音パートに入る部分は当然のこと、終盤、大会に向けて今までになく必死で練習する姿もある意味では部内や友人の空気に流されただけ、という風にも見えます

もちろんそれは上述したように久美子の成長でもありますし、空気にのせられること、みんなで一丸となって何かをすること、それが悪いという意味ではありません

しろ青春部活ものにおいては必須ともいえる要素でしょう

しか優柔不断な一面が久美子にはあるというのも事実であり、久美子自身もそれを自覚しています

からこそ麗奈という存在に憧れ、感化されたのです

葵ちゃんは「みんな傷つかないようにまとまっていく」と言いました、麗奈は「人の流れに抵抗してでも、特別になりたい」と言います

今の久美子にとって麗奈のように特別になるということはユーフォニアムもっともっと上手くなるということです、それは北宇治高校吹奏楽部が目指す全国大会という目標に完全に合致しま

しかし、もし久美子にも誰かとぶつかって傷付いてしまいそうなるという、優柔不断なままではいけない、人に流されるままではいられないという、そんな事態が来た時

久美子は特別になりたいという想いを貫くこと、そして集団空気に逆らうことができるのでしょうか

1期ではそういった場面は殆ど描かれませんでした

しか見方によっては美味しい部分をあえて残したとも表現できます

ですから続編となる2期ではそんな久美子の新しい活躍と成長の軌跡も見ることができるのではないかと、勝手ながら楽しみにしています

最後

吹奏楽集団の競技です

しかし、それを構成しているのはひとりひとりの部員たちです

全体では同じ方向を向いているように見えても、その実、ひとりひとりの部員の想いは様々なのです

響けユーフォニアムは、思春期特有友情とも恋愛ともいえない女の子同士の関係や甘酸っぱい男女の恋、そして部活に明け暮れる高校生青春と色々なものが描かれています

更に作画の美しさや演出の巧みさも素晴らしいの一言です

しかし、その中でも吹奏楽部というモチーフを使ったからこそ描くことのできる、思春期高校生達が作る空気感、そしてその空気に寄り添うひとりひとりの想い

そういったテーマに着目して視聴するのも響けユーフォニアムという作品の楽しみ方の一つなのではないかと思います

2015-11-03

仕事を断る方法

新卒で入った会社で務めて9年目。

わりと大きい会社の小さな部署で、周りは勤続20選手ゴロゴロいる環境で、最若手としてやってる。

さな部署から、後輩はいない。

おかげでささやか事務作業からそれなりに責任のある仕事まで任せてもらえ、周りの信頼もそれなりに得て、すくすくと成長した。

おかげで、異常な業務量になってきている。

諸先輩方が、事務パソコン操作などささいな質問をこちらに投げる度にこちらの作業は中断する。

勤続20選手たちが適当理由をつけて定時に帰る中、自分は片付かない仕事に追われて日が暮れる。

さらにまだまだ若手だから、君の業務範囲を広げてやりたい、いろいろなことが出来るようになったほうがいいから、と新たな業務もまだ振られる。

ちょっと他の業務もあって手一杯なんですよ、と説明すると、「やりたくないの?こういう業務はめんどくさい?やらないと今後成長できないよ」と言われて黙らざるを得なくなる。

部長をつかまえて、手が足りないんですよ人を増やしてください、と懇願すると、とはいえ部全体の業務範囲は広くないからねえ、なかなか上に話が通らなくてねえ、と煙に巻かれるうえ、お前も今後のためにそういう仕事も出来ておいたほうがいいんじゃない?とか言われる。

後輩がいない以上まあ仕方ないかなと思ってやってきたけど、そろそろ限界である

議論が苦手なのもあって、うまく仕事を断れずにここまでいろいろ受けてきてしまったツケなんだと思うけど、どうにかできないものだろうか。

諸先輩方が屁理屈みたいな理由をくどくどと並べ立てて新しい業務を受けたがらないのを見て、みっともないなあと思っていたけど、そうでもしないとこの状況にズブズブハマってしまうんだろうなあ、と最近になって気付いたよ…

2015-09-02

にきびを潰させて欲しいと懇願された

タイトル通りなんですけど、

今、眉毛の端が化膿しているっぽくって、

ぷっくりと腫れています

それを友人が潰させて欲しいと懇願してくるのですが、

いまいち踏みきれません。

かといって自分で潰すと友人が発狂しそうで怖いです。

どうしたらいいでしょうか?

2015-08-22

今日はハッテンしてくる

犯すつもりで行くがアナル拡張趣味なのであんまりデカイの見たら入れてと懇願してしまう気がする。

人間若いうちにしか立たないから、後から悔やんでも遅いんだよ

2015-08-12

http://anond.hatelabo.jp/20150811153210

1.僕の希望する下着の傾向は女性から見て大丈夫か?(「ナイ」ものだったりするか?)

「えー?こういう趣味なんだ…」とちょっと引く。なんかロリ趣味っぽいし。

エスカレートを警戒する。(次は幼稚園スモックとかランドセルとか持ってこないだろうな?とか)

用意してくれるなら付けてみてもいいかなと思うけど、

「こういう感じの下着を自分で買ってきてほしい、頼んだよ」みたいに準備から任されたらドン引きする。

2.そもそも下着について希望があるのって彼女視点でどうなのか?

その点については問題はない。

セックスにあたって良い雰囲気を作って欲しいという希望があるのはこっちも同じだし。

3.リクエストされたらどう感じるか?

リクエストされること自体別に良い。

それが全然自分趣味じゃなかった時に困るので、話し合いをする余地を作ってくれるなら問題ない。

リクエストではなくただの強制だったり、懇願必死すぎるし話し合いの余地もない)だと引く。

4.OKの場合お礼はちょっと豪華な食事とかプレゼントでよいか?(下着の実費支払はなんか嫌だ…)

実費を払ってくれる方がいい。

だってあなた趣味のものであって、自分趣味のものじゃないから

これは完全に個人の意見だけど、私は自分趣味じゃないもの自分の部屋に置いておきたくないし、

相手が持ち込んだ相手の趣味のものならメンテナンス(下着なら洗濯)も相手にしてほしいと思う。

そんなものに何故自分お金を払わなければいけないのか?と感じるよ。

2015-08-10

ゆとり再就職試験

いつもと別のゆとりの話。


入社早々、5月ぐらいに公務員の父親を通じて、

新人に与える仕事の業務が多すぎる、労働基準法がどうのこうの

労働基準局にどうのこうのとしつこく言ってくるゆとりがいた。


「ほんじゃ、労働基準局でもなんでもたれこんでもらってくださいな」と

上司がキレたところ、ゆとり会社を去ったかわりに労基がやってきた。

はいなくなったが、おかげ会社が少しホワイトになった。

しばらくの間はみんなで彼の功績を讃えていた。


そのゆとりが6月頃になって「あらためて増田さんのところで働きたい」

とお願いをしてきた。もちろん父親を通じて。


「いや、社風があうところで活躍したほうがええよ、うちでは才能を活かせきれない」と言っても

「ボクの活躍する場所はここです」とおっしゃる


あんまりからまれても時間もったいないので、

「ほんじゃ、がんばりを目に見える形で持ってきてよ、

無理でしょ?そういうことだから」と断った。


それから、2ヵ月がたって奴の存在をわすれかけていた今月頭、

「がんばりを見せに来ましたよ」と突然奴がやってきた。

父親ではなく、何故か同時期にやめた別のゆとりと連れ立って2人で。

ゆとりは黒いドキュメントケースを持っていた。

まーた、企画書とか事業計画書の類だなと、すぐに分かった。


見る時間もったいないので、

アポとってきてからまた来て」と追い払うと

「見てもらうまで帰りません」と叫び始めた。

「大声出すなよ」

「見てくれないから大声を出します」

まりにも必死にいうので、少し折れた。



「何を見せてくれるの?」と聞くと。

「これを見てくださいっ!」

そういうと、奴はドキュメントケースの中から小さいキャンバスを取り出した。

それは、油絵の具で描かれたゆとり自画像だった。



「は?何これ?」

油絵です。一生懸命、描きました。」

『彼の熱意を受け取ってください!』

同伴のゆとり必死の形相で懇願してくる。


意味わかんないんだけど、何?」

自画像です。がんばって描きました。」

ゆとりは泣きながら繰り返した。


ちょっと悩んで、「自画像が全く似ていない」という理由でお帰りいただいた。

最後は同伴ゆとりも泣いていた。

ふと気がつくと私も泣いていた。

2015-07-12

昨日はスマホアプリでみつけた人妻とあそんできたわ

今でもこんなに綺麗なんだから

若い頃はどうせ俺みたいなキモヲタなんてケチョンケチョン馬鹿にしてきた

ビッチだったんだろうなっていう人妻と会ってその日にエッチできたぞ

イメージでいうと休日スーパー

疲れ切ったおっさん旦那連れてる不釣り合いに若々しい奥さんが、入れ食いな感じ

血液型きいてきて、中に出してって懇願されたし、

マジで世代の女から相手にされない俺みたいなキモヲタにはこれ以上ないボーナスステージだわ

2015-06-25

Fate SN UBW 20メモ でもにっしょん

昔、ある出会いがあった。

おそらくは、一秒すらなかった光景。

されど。

その姿ならば、たとえ地獄に落ちようとも、鮮明に思い返すことができるだろう。



その先が地獄だとしても前に進むと決めた士郎と

その先が滅亡と知っていても王になると決意したセイバー

やっぱりこの二人は似たもの同士だと改めて思ったなあ



本編のアーチャーの詳細の中で「なんのペナルティもなく固有結界を使いこなし」という一文があったが、本当に消えかかった身でも発動可能なくらい消費が少なかったんだな

わりと初期の頃このペナルティがどれくらいのものなのかと議論されていたがまさかこんなところで結論が出ようとは



HAの『たとえ地獄に落ちようとも思い返すことのできる光景』をまさかUBWで見れようとはなぁ………

アーチャーが契約した“かつてのセイバー”に対する思い入れ出会いの強さがしんみりと来たぜ

……だからこそ、歯痒いものを感じる

セイバーの聖杯に対する願望、そして自分の内にある鞘の存在を知るほどの関係に至っていたのに、なんで彼女を救えなかったんだ馬鹿野郎………!!



この世界の士郎は先にアーチャーを見たからこそ、アーチャーの様にはならないんだろうな。

守護者の立場が確定したアーチャーはもう抜け出せないけど、後悔だらけの自分とは違う道を示す自分を見たわけで。

本人にはもう救いはなくても、可能性を感じられるだけマシ、なのかなあ。



問おう、貴方が私のマスター

カットが入っててまたいいわ。あのシーンて確か本編士郎じゃなくて

本編アーチャーの過去編だったよね。

セイバーの表情もとても良かった。



そういえば士郎はよく「借り物の理想に執着してしまった愚かな男」って言われてるけど、どっかの誰かさんが言ったように「借り物の理想を持たない人間はいない」んだよな。そして自分も元だけど「借り物の理想」をもった人間に該当する。

何年か前、ある人の実況動画をみて、その実況者がプレイしたゲームの素晴らしさに憬れて、自分もそのゲーム製作者のように素晴らしい作品を造りたいと思うようになったのよ。

でもいつからだったか覚えてないんだけど、自分の抱いた理想が「そのゲーム製作者のように」ではなく「自分だけの、自分にしかできない作品を創りたい」という理想に変わったたんだ。

つまり何が言いたいかっていうと、全ての理想に対するanswerは「他人から受け継いだ借り物の理想を借り物の理想のままに終わらせるか」と「借り物の理想を自分だけの理想に変えられるか」という二つの結論に帰結するんじゃないかなといいたいんだ。



新規の人のコメントで「袖がないアーチャーの服は『涙を拭くことができない』ことを表していると思った。」っていうのを見てめちゃくちゃ納得した。



一晩たって落ち着いて考えてみると、この一番大事なシーンを時間の制限ついたアニメにしっかり合わせて分かりやすく構成してると感心するわぁ…

原作やったのがだいぶ昔でアーチャー言葉にひたすら対抗して打ち合ってたイメージあったけど、ちゃんとその苦しみを理解してその上で対峙するって段階を丁寧に丁寧に描写してたのがほんとよかった、特に同情なんてしないけど心が欠けそうになるってシーン。

あと原作やった時は二人にしか目が行かなかったけどセイバーさんめっちゃ辛そうだな



挿入歌の「傷だらけの硝子の心が」の部分でボロボロの士郎が映って、「忘れかけた熱をともす」でアーチャーに切り替わってるんだよな

偶然かもしれないけど、なんか感じるところがあった



ある意味では士郎にとっても(桜関係や横暴なところを除けば)そういった持ち味を持った慎二も愛おしい日常象徴だったんだな。だからこそHAでの殺し殺されるっていう緊迫した感じや魔術に対する毒気が抜けて、これから間桐家から出て一般人として再出発しようと語る慎二と士郎のやり取りは(セイバー&桜√で死んでることを考えると)胸にくるものがある。もしHAが映像化したらぜひ入れて欲しい。



理想に執着しているのであって助ける相手に執着していないと言っているのだと思う

衛宮士郎幸福のために邁進する者ではなく、もっとあいまいなものを守ろうとしているに過ぎないと

だから誰を救うのかも定まらない

それは特定の誰かを助けるために必死になれる人間(たとえば士郎のために真剣に怒った凛など)に比べれば動機が弱い

自分の欲望ではなく願いのために戦うから薄っぺらいんだとエミヤは言いたいんだと思う

じっさいは薄っぺらいどころか士郎は折れる気配すらないと悟るんだけど



今思えばアヴァロンって必ず誰かを救ってくれる要なんだよね…士郎の命が切嗣によって救われただけじゃなく切嗣自身も士郎と出会い救われたし、SNでは後にセイバーが士郎と忘れられないあの夜に出会って彼女自身が救われるきっかけになったしさ。皆の架け橋のような存在だよね。

数ある宝具の中でも、特にアヴァロン(全て遠き理想郷)は尊いものに感じるな。



エミヤに「その先は地獄だぞ」と言われた後の士郎の微笑みが素晴らしかった。

自分の理想の根底にかつての自身の願いがあったことに思い至っての、自身の理想が空虚な借り物でなかったことへの安堵、かつての自分と同じようにたとえ未来自分から進む先が地獄だと告げられてもその道を進むことをやめようと思わない「自分」と言う人間の性への苦笑、そしてこれからも理想を追い求めていくという決意、それらがあらわれた絶妙な表情だった。

「士郎は人間の振りをしたロボット」とよく言われていたけれど、実は士郎も自分自身のやりたいことを追い求めたれっきとした人間だったんだな。



士郎の始まりは切嗣との出会いでも「正義の味方」という借り物の理想ではなく大災害の地獄の中で願った「誰かを助けたい」という思いだった

今回の話は視聴するまで不覚にも自分ですら忘れていた事柄を士郎と一緒に再確認させられたエピソードだった

これまで士郎は「人間のフリをしたロボット」や「士郎が人間になれるのはHFだけ」っていう意見が多かったし、自分もそう思っていたところがあったけど

今回の回想を見て、改めて以前にきのこが語っていた「士郎という人間は大災害に遭わなくっても最初からああいう人間だった」や「士郎は成長しない主人公」という言葉通り、士郎は最初から士郎以外の何者でもないと改めて気付かされた

今回のUBWはアーチャーが忘れてしまった大切な事を思い出す物語であると同時に、視聴者が「衛宮士郎衛宮士郎という一人の人間である」っていう原作をした時には分かっていたことを思い出す話じゃないのかな?

そういう風に思わせてくれるufoときのこの演出は本当にすごい

ある意味ではこれまでのfateの総決算ともいえるの名エピソードでした 



Fate/stにおいては近くにアーサー王がいるとオートリジェネが入る便利装備

もう一つ便利機能があるがこれは別の話

アーサー王物語にて、策略でアーサー王決闘させられたある騎士がすんでで相手の正体に気がつき

鞘をアーサーに返却、同時に鞘の加護が消滅してしまい、治癒しきっていなかった致命傷が元で死亡してしまった

と、本来なら死亡しているであろう傷でも命を繋ぎとめてしまう能力がある

もう一つの便利機能、害意判別といいアーサー王物語におけるエクスカリバーの本体はこっちなんじゃないかとの声も



上手く言葉に出来ないけれど、ダイバーのようだった。

忘れてしまったモノを思い出す為に記憶(うみ)に潜り、あの地獄、あの原初の光景の中にある大切なモノを手繰り寄せる。

Fateは偉大な英霊同士のバトルが目玉なのはよく分かるし、派手だから目に付きやすいし当然だと思う。

でもやっぱり、こういった『人間の想い』を丁寧に織り上げる物語こそが、Fate真骨頂だとPC版をプレイした時からずっと感じてた。

次話の『answer』もだけど、これから終局まで続く怒涛の展開に期待!



ユニクロ士郎は前編通してやるともうこれしかねぇって感じになるからね、仕方ないね

個人的に士郎のユニクロについては、端的に士郎の特徴を現してる気がする。

服装って現代では(昔からそうではあるが)自分をよりよく見せたいとか人と異なる服装をして自己個性を出したい、または同じ服装をすることで一体感を味わいたいといった意味で使われると思う。でも、士郎にはそういった人より優れた自分を見せたいという“自己”には乏しい。士郎がユニクロ着てることからそういう風にも読み取れるんじゃないかなぁと自分は思ってます。



凛の「アイツはああでなくちゃいけないって、ああいうヤツがいてもいいんだって救われてる。」

20話視聴後の感想はまさにこの心境だった

衛宮士郎というキャラクター創作物の中でも一番好きなキャラかもしれん



違うアーチャーも言ってただろ

「助けたいから助ける」そこに理由がないから偽善だって言ってる

普通の人は大切な人だからとか誰かを助けるに足る理由存在する

でも士郎は見ず知らずの人すら命がけで助けてしまう

でその理由を挙げるなら死にそうな誰かを助けたいという理想しかないんだよ

間違ってない願いだけど人間として致命的に欠けている



総てを見通す魔術師は、選定の剣に手を掛ける少女に忠告した。

「それを手にする前に、きちんと考えたほうがいい。それを手にしたが最後、君は人間ではなくなるよ」

地獄を見てきた男は、荒野を目指す少年忠告した。

「おい、そこから先は地獄だぞ」

剣を抜くカットもそうだけど、この辺りもまた対比になってるなぁ



元から、「今、願ってる主体」が士郎以外の誰かだったことはないよ原作でも。

切嗣への憧れから始まってるから「所以が」借物だってだけ。

これ、普通物語なら「始まりがなんだろうとこれは俺の心だー!」になるんだけど

そこで、「もう借物だとか自分の心だとか、理想が理想である前には超些細ですし」

までぶっとぶのがUBW。

「笑いたかっただけ」みたいな話は、普通キャラにとっては深刻なんだけど

衛宮士郎二人にとっては、自分が偽善呼ばわりされるなんて大した話じゃないから

話さくさく流れて理想の話になっちゃうんだよね。

「笑いたかっただけ」は作中である意味投げっぱなしだから

そこを凄い脳内で拡大してる人が出たりする。

それこそ、「士郎は切嗣の行動をなぞってるだけ」とか。

原作にそんな描写どこにもないんだけど。



士郎は切嗣に「憧れた」わけだけど、

それはつまり、「ああいうものに憧れを抱く、善しとする価値観」を

士郎が元々持っていないと始まらない。

それを考えると、もうちょっと複雑なんだよねその辺り。

アーチャーの「幸せそうだったから憧れただけ」を真に受けるのはナシだしな。

「実は贖罪」もそうだけど、UBWであいつが殊更露悪ぶって口にする言葉

鵜呑みにしたって始まらない。

それよりは

>「―――覚えてる。俺を覗き込む目とか、助かってくれと懇願する声を。

> その淵で思ったんだ。自分が助かった事じゃなくて、助けてくれるヤツがいる事は、なんて」

> 素晴らしい、奇蹟なんだって事を。

の辺りを読み込んだ方が未だヒントになりそうな。



UBWの荒野は、アーチャーが辿り着いたものの象徴だから

 どうやら相手は、自分の記憶を流し込まれているらしい

→じゃぁもっと決定打になるものを見せてやろう

っていう意味じゃないか? UBW展開は。

「お前の辿り着く先はこの不毛の荒野だ」を文字通り目に物見せると。

あと、演出的には、Ufoはアーチャーと士郎を背負う空(特に雲)で表すそうだから

多分answerが凄いことになる。

UBWは心象世界だから、心象のぶつかりあいをビジュアル化する装置になりうるんだよ。

まさかここにきて、「アーチャーのUBW展開はローコスト」という設定が

演出上の最強のカードになろうとは。



某動画サイトでのコメントアーチャーセイバーを間接的にdisってるwwって解釈してるから違和感ある。

あそこのシーンのセイバーアーチャー言葉に傷ついてるわけじゃなくて自分と同じような道を歩んだ士郎の成れの果てのアーチャーを痛々しく思いながらも自分と似た願いを持つアーチャーを否定しきれない葛藤も持ちながら二人の問答の答えがどうなるか見守ってるんだと思う。



ホントそれ。そもそも願いが間違いなだけでセイバーの在り方自体はFateの全編を通して否定しえないものとして書かれてる。

SNから入った人はセイバー√で初めにそれを理解するんだけどそれをZeroで盛大に全否定したもんだから

そこから入った連中はセイバー=否定される、していいキャラとして認識してるから大問題。

虚淵のネームバリューもあって被害は甚大よ。



士郎って、熱血少年ぽいパーツそろったデザインだし、

たまに絵に起こしてもらうと、ゲームのCGイベントは戦闘だし、

パッケージイラスト起用でも戦闘系だしで、

「いかにもうおおおおおとか言いそう」なとこが対外的には押されがちだったけど

基本「己と向き合い自分の心を形にする」人間だから

実は「動」だけじゃなくて「静」の面も強いんだよね。

しろ「静」が本質って気もする。

その「静」に支えられるから熱さもあるって感じ?

今回の、内面でのアーチャーとの静かな対峙で

「静」の面が凄いクローズアップされたと思った。

自分はこれが見たかったんだよね。



とりあえず、「以前の記憶がない」は「ほほをつたう」と矛盾してると思う。

士郎、思い出に浸るのを自分に禁じただけで、普通に記憶はあるぞ。

> 何もなくなった場所にいって、有りもしない玄関を開けて、

> 誰もいない廊下を歩いて、姿のない母親に笑いかけた。

> ……あの日の前に戻れて。

> 何もかも悪い夢だったのだと、そう目が覚める日を待ち続けた。

一度心が死んだってフレーズが印象的なんで、

マジで大火災が0才状態と思われてたりするけど。

士郎って割と元々ああよ。



衛宮士郎アーチャーと士郎に分かれて真剣に自分の将来を模索するお話まじ熱い

アーチャー自分が辿った選択ではろくな道筋にならないと力説する

士郎は自分が進む未来は「選べる道」ではなく「選びたい道」を進もうとする

幾度の面談を経て衛宮士郎は見つけづらい険しい道筋を見つけて答えとする

自分会議(物理)は死ぬほどストレスたまりそうだけどその分効率の良さが半端じゃないな



今回のエピソードは、アーチャーの月下の誓いに対する「呪い」という言葉

あまりにそのまま伝わり過ぎていることに対する反論的な意味もあるのかな……と思った。

余人から見れば呪いととられかねない歪なものなのは確かだし、発言したのが未来の士郎と

いう点もあって、「信憑度が高い」と取られても仕方がない部分はある。

だが、そうじゃない。そんなものは、アーチャーレトリックに過ぎない。

「月下の誓いに至るには、大火災のさなかで救いを求める自分がいて、生存者がいないと分かりながらも

助けようとした切嗣がいた。だからこそ、救われない人間をこそ救おうとするエミヤが生まれた。呪いなんて、忘れてしまったアーチャーの後付だ」というように。

ここら辺、原作やってても勘違いちゃう人間がいるし。これをより説明的にしたことを指してデチューンと言ってたのかもね。

なんだかんだ分析してるが、初見じゃもうボロボロ涙でて凄かったよ。そうだよ!そうだよ!と絶叫しちまった。



価値観っていうと語弊があるのかもしれないが

とにもかくにも「心」はないと憧れも発生し得ないってところは

押さえておいてもいいのではと。憧れって心の働きなので。

災害中の描写から、衛宮士郎連続性を断つ描写は作者したつもりないと思うんだよな-。

っていうか、原作描写をそう読まれちゃったことを踏まえて再構成したのが

今回アニメ描写って気もする。



んー、言いたいことは分る。確かにもっともだ。

だが、「心が死んだ」「ゼロの状態で切嗣から新規に心を貰った」だと

極論すると、士郎以外の誰であっても

上記二条件を満たせば、士郎の如き人間になるってことだろう。

実際問題、それは非常に考えづらくないか?

なんで士郎がああまで凄まじい人間になっちゃったのかって言ったら

やっぱり元々「何もできないのに謝って楽になるのはだめだ」と

涙を呑んで歩き続けるような真っ当すぎて真っ直ぐすぎる子供だったからで、

そういう心をベースに憧れが発生したからだろう。

「心が死んだ」「ゼロの状態で切嗣から新規に心を貰った」

を強調し過ぎると、なんっかその辺拾えてない印象になる。



VSって原作時からして情報量凄い上、

大事そうな話をよく読むとさっくり投げっぱなしにしつつ

「え、そこ?」ってとこに落ち着くのな。

よく考えたら何故その話が理想に落ち着く、みたいな。

読み甲斐があるといえばそうなんだけど、お陰で

「借物」が「心がない」と誤解されたり

「笑いたかっただけ」が一人歩きしたり、

ある意味衛宮士郎の誤解の発祥源でもあったわけだが

今回、物凄い分かり易くバッサリまとめてきて、色々衝撃だった。

始まりは憧れ、でも根底に在るのは願い って、きのこだなぁおい



思い出したよ、くっそながい文章アホみたいにぶっ通しで昼夜読み続けてここの所で「なんて尊い大馬鹿野郎どもだ」ってボロボロ泣いたの。

嗚呼、あの当時原作プレイした俺は幸福だった。



今回は素晴らしかった。

なんというか、エミヤシロウというキャラクターの魅力を再確認できたよ

人間なら誰であれ死に絶えるような地獄の中で意味もなく切り捨てられる小さな命をこそ守りたいと願った少年が、その地獄の希望をくれた人から受け継いだ理想によって、その最も救いたかったものを切り捨てて大多数を救うものになってしまったんだからやるせないよなあ

士郎が本当に凡人なら、途中で折れるんだろうけど、地獄の道行を後悔なく駆け抜けることができてしまった心身の強さに物悲しくなる



一応補足しとくけど、兄貴ディルでは置かれた状況が全く違うから

兄貴ディルを比べてディルをけなしている人はそこらへんを忘れているし、あえてどちらがより酷いかといえばディルの方が遥かにひどい状況だったんだよなぁ

そりゃ恨み節の一つも吐きたくなるだろって納得するくらいに

仮にディルが戦闘続行を持ってて、セイバーと切嗣を倒してケイネスたちを救えた後に消滅したなら恨み節は残さなかったろうし

もし兄貴ディルと同じ状況だったら、恨み節はともかくとしてやはり憤怒の形相で怒っていたんではなかろうか

それに主君に忠を尽くすってディルの願いも、強い奴と全力で戦いたいっていう兄貴の願いも自分本位な願いという意味では同じだからディル兄貴同様、立派なケルト英雄だと思うけどなぁ



士郎が人助けをしたいのに、元々法政志望してたことが昔から疑問だった。救急隊とか医者とか、もっとわかりやすく人助けできる仕事があるのに、と。

でも、きっと士郎はそんな自分の手の届く距離だけに留まるミクロ人助けではなく、社会の仕組み全体を変えるようなマクロ人助けをしたかったんだろうな。

そう思うと、世界と契約したのも、膨大な力で社会全体をよりよくできるという期待を持ってたのに、実際は何の権限もないただの末端の処刑人でしたっていうオチに涙せずにいられない。

なんて愚かで、なんて愛おしいんだろう。大人しくレスキュー隊にでもなっていれば良かったのに。でも身の程を超えて、それより上を、人類の幸福の根源を求めてしまう士郎だからこそ、愛せずにはいられない。

大河になってアーチャー馬鹿馬鹿って言いながら思い出してくれるまで思いっき抱きしめたい



俺もそんな風に思っていたけどFateを深く考察するようになってちょっと考えが変わった

士郎が最も助けたいのは苦しみ足掻いてなお幸せになろうとする人なんだよね

だからもしかしたら罪を犯しても尚幸せになろうと苦しんでいる人をこそ助けたいと思っていたのかも

分かりやすい消防隊員や警察官を目指さないのは

本人に自覚が無くても無意識にそう感じていたのかな?と思った

だからあのゲリラ少年を始めとする人々はアーチャーにとっては助けたい相手だったんじゃないかって

指導者はともかく実際に戦っている人達は思想に関係なく自分家族が食べていく為だったりするし



>>「(幼士郎の)この地獄を覆してほしいという願い」

>原作ではこう

>>自分では持ち得ないから、その尊さに涙した。

>>いけないのか。自分気持ちではないから、それは偽物なのか。

それ、別に矛盾しなくない? 

士郎は元々恐ろしく真っ当な子供で、「『誰か』この地獄を覆してほしい、みんな助かってほしい」

っていう願いを持ってた。

でもそれは、救いのない、誰も彼も死んでいく現実をつきつけられて

意味をなさなくなった(これを「心が死んだ」作中では表現する)

そして、その地獄にあって未だ生存者を探す、

「『自分で』地獄をどうにかしようとする」切嗣に会って、

士郎は、「助かりたい」「助かってほしい」という情動すらボロボロになった己の心では

抱けなくなってたその思いに涙したわけだろう。



SN切嗣では強すぎて物語にならないのは分かるけどだからといってケイネス一人に原作で語られた外道戦術使うのはちょっと弱体化させすぎやな(せめてもう一組くらい・・・

会話の制約があったとはいえ、セイバーをあからさまな無能騎士道中にしたり、切嗣に明らかにおかしい戦争は英雄のせいだ論を抱かせるのもちょっとな(過去編から考えても切嗣が恨むようになるのは魔術師のはずだし、セイバーがあんなに騎士道大好きなはずもないから、明らかに話の都合のためにそうなったようにしか見えない)

これはもうちょっとやり様があったのじゃないかと思ってしまう

後やっぱりなぜ切嗣は火災の犯人になったのだろうか?

虚淵さんが言峰大好きだったから変えたんじゃないよな流石に

ナタリアとの別れによる正義への絶望故郷での事件等の過去編がよかったから余計にそこらへんの矛盾や弱体化が気になってしまうな



横からだけど、「士郎は正義の心を元来から備えていた」と思われる描写は今回、原作、前回のアニメでも見えたりしてるよ。

・泣きながら災害のなかを歩いた。その時、周囲から「助けて」 と声が聞こえてきた。止めてくれ、オレにはそんな力はない。という感じの描写

・そして今回の顔。泣いてはいるけど、泣き顔ではない。

「誰か助けて」ではなく、「助けられないのに助けを求められることに対して謝りながら、歩き続けた」

スマホからだと書きにくいな…



俺は

「たしかに、始まりは憧れだった」

「けど、根底にあったものは願なんだよ」

「(幼士郎の)この地獄を覆してほしいという願い」

「(切嗣)誰かの力になりたかったのに、結局、何もかも取りこぼした男の、果たされなかった願いだ」

って解釈した

根底にある願いは切嗣に会う前から持っていた



コメントを見て思ったけど、確かに「こんな地獄を覆して欲しい」っていう表現は、今まであの手この手を尽くして地獄を覆すために努力してきた切嗣の願いとしては受動的すぎるかなって思うんだよね。だからこれはやっぱり地獄を前に何も出来なかった子供士郎の願いなんだと思う。



車の傍の死体

暗転[黒い画面に白い文字で]理想(じごく)を見た。

トンネルの中の死体

暗転[黒い画面に白い文字で]理想(じごく)を見た。

荒野の木の周りの死体

暗転[黒い画面に白い文字で]理想(じごく)を見た。

世界との契約

暗転[赤い画面に黒い文字で]――いずれ辿る、地獄(りそう)を見た。

という事?



そうじゃなくて、

地獄を見た。

地獄を見た。

地獄を見た。

――いずれ辿る、理想(地獄)を見た。

ってこと。



いや、原作ではとてもそうは見えなかったけどな。

実力的には1/10しか戦闘能力出せない状態でも圧倒的に士郎<アーチャー

そして勝負のついた最後の一刀もアーチャーなら余裕で防げた。けれど防がずに士郎の攻撃を受け入れたってちゃんと理解出来る用になってる。

セイバーも「アーチャー…何故……」って疑問を口にしてた筈だし。

だからこそDEEN版でそこが分かりづらくて不満点になってるんだし。




セイバーが辛そうなのは士郎達が殺し合ってるのに見てる事しか出来ない辛さだと、思うけどな。

彼女はずっと士郎の生き方は危ういと言ってたし、実際に破滅したアーチャーが士郎を殺そうとしてるんだからそりゃ辛い。

士郎とセイバーは似たもの同士だから士郎やアーチャー気持ちセイバーは理解できるだろうしね。



挿入歌にあるSTARDUSTって星屑もそうだけど「夢を見るようなロマンチック気持ち」という意味もあると知ってショックを受けたよ。星屑はまさに「願い」の記号だけどそれだけじゃなく、地獄と知っていても夢を掴みにいく士郎の熱い気持ちも表しているようでAimerさん、なんという言葉を選んでくれたんだ。ついでに、

Dustは赤く燃えるStardustから零れる欠片=士朗

Ashは色も熱も失った灰塵=アーチャー

Judasエミヤシロウを最後には殺してしまう裏切り者=理想

として歌詞を見ると本当にアニメ映像とリンクしていてもうこの歌が大好きになってしまったよ。本当になんてすばらしい物をつくってくれたんだこの人たちは。



士郎自身は無自覚だけど、彼の行動がひたすらトライアンドエラーを繰り返して道を探すやり方だからじゃないかな?

普通の人は Permalink | 記事への反応(2) | 14:43

2015-06-12

スプラトゥーンをしない人たち。

http://blog.livedoor.jp/take19821/archives/53119105.html

うちの母親は、仕事では年収1,000万円ぐらい稼ぎながら、猟銃免許も持っていて、プロ級のエイムを毎日披露してくれた。


朝は誰よりも早く5時半に起きて、家族の朝食の用意をした後に(味噌汁にも必ずイカが入ってましたよ)、僕らが学校に行くまでの間Miiverseよっちゃんイカネタお絵かき投稿する。

で、その投稿は、クラスメート達の普通投稿とは、味も見た目も圧倒的に違っていて、友達から「お前のカーチャン投稿にも"そうだね"したんだから、オレの投稿にも"そうだね"してくれない?」と毎日のように懇願され、僕は仕方なく1回だけ"そうだね"してあげたりしていた。

もちろん、"そうだね"してあげた友達投稿が、僕の母親投稿より素晴らしかったことは一度もなかった。


夜は、仕事から帰ってきた後に、休憩もせずに、僕らのために最高のガチマッチを見せてくれるのだが、1試合で40匹も50匹もイカを殺りまくってくれた。

下準備もしていないのに、あんな短時間で、これだけのイカを殺れる人に、僕は出会ったことがない。

母親には色々と感謝していることがあるが、他の家庭とは比較にならない程の素晴らしく完璧エイムを18年間も見せ続けてくれたことは、一番感謝している。

5時半に起きて、朝・昼(休み時間)・晩と名勝負と言えるナワバリバトルを毎日やり遂げる。

その当時は何とも思ってなかったけど、今思うと、毎日大変だったろうなーと思う。専業主婦じゃないからねぇ。


そんな母親だったので、18歳からひとり暮らしを始めた僕も、(一時期を除いて)当たり前のように自分スプラトゥーンを始めた。

ギアダウニーに注文したりせず店で買ったものを育てる所からやるし、服も、帽子も、靴も、ショートカットや手抜きをせずに、できるだけ1スロットのものに1つずつ穴をあけ、本物の材料で作るようにしている。

間違っても、amiibo限定ギアとか使いません。

だって、「塗ること」って「生きること」と同じだから

「良いブキ、良いギア」なくして「良い人生」なんて成立し得ないでしょ。

そもそも塗るのって、単なるポイントとか、勝利条件を満たすためだけの行為ではない。

塗る喜び、塗り殺す(命を頂く)喜び。

そこから会話が生まれて、笑顔が生まれて、心も満たされる。

それが、明日への活力になる。

豊かなナワバリバトルって、そういうもの


なので、「ワタシ、スプラトゥーンしないんですぅぅ。」という女性に出くわすと、寒気がするほど恐ろしくなる。

若い子ならまだいいけど、25歳過ぎた女性からその言葉を聞いてしまうと、もはやイカとしてあり得ないとさえ思う。


毎日仕事が遅くて、スプラトゥーンする時間がなくて。。。」

へぇぇぇぇぇーーーー。




仕事大変ですね。

それで、その忙しい仕事で、あなたは一体いくら稼いでるんですか??


えっっ?年収350万円??

あっそぅ。

だいたい、そういう人に限って、大した仕事はしていないのよね。


1,000万円以上稼ぐようなバリバリキャリアウーマンなら、「仕事スプラトゥーン(イカ)」ということで話は分かる。

けど、大した仕事もしていないしイカもしない。

じゃあ聞くけど、あなたが今頑張ってることって何なの??

毎日仕事が遅いなんて言い訳してるけど、どうせ土日もスプラトゥーンしてないんでしょ???


「でも、スプラトゥーンはやれば誰でもできますから」。

へぇぇぇぇぇーーーー。

それって、「勉強すれば、誰でも東大行けますから」とか、「運動すれば、誰でもダイエットできますから」とか言ってるのと同じで、どういう目標であれ、熱意を持ってやり続けなきゃほとんどの人が出来ない、ということを全然分かってない。


スプラトゥーンも同じでしょ。

何で、イカだけ「誰でもできる」になるの?

「インク効率向上とインク回復向上のギアパワー使い分けがからない」ような人が、はじめからガチマッチで勝てるわけないやん。

「シオノメ油田は北から攻めるべきなんですか? 南から攻めるべきなんですか?」とか言ってるような人が、はじめから勝利のイカダンス披露できるわけないやん。


そういうわけで、男女問わずですが、大した仕事やってないんだったら、Wii Uぐらい自分で買ってスプラトゥーンすればーって思うわけであります


今夜は、イカのタコ焼きを作ります

2015-06-06

夜のコンビニでオッサン店員にフェ◯チオさせる

夜の10時。

晩酌のためのビールを買いに近所のコンビニに行く。

冷蔵庫の棚から三ツ矢サイダーと薫るプレミアムモルツ塩辛を手に取りレジへ。

すると洗い物をしている40に近いと思われるオッサン店員がいる。

品物を読み取る左手の薬指には指輪がはめられている。

女子大生Tポイントカードはありますか?と聞かれるのはいいのだが、

オッサンに聞かれると僕の中の虫が疼きだす。

カードはありません。

それよりあなた、なんでそんな歳になってまでこんなコンビニバイトしてるんですか?

しかも、失礼ですが結婚されているようですね。

結婚する前に、深夜のコンビニで働くことになるって想像してました?

あなた必死家族を支えようとするのはわかるけど、

貴方の力で結婚をしようと思ったのが間違いじゃないんですか?」

きょとんとするオッサン向けておれは続ける。

あなたしかしえて自分の子どもに勉強しろとか努力しろとか言ってませんよね?

そんなことを言っているんだったらあんたは死んだほうがいい。

あなた自分勉強努力もせず今の地位に甘んじていることを恥じるべきなんですよ。

自分が通れなかった道を美化して子どもに伝えることはやめてくださいね

不相応という言葉を知れ。

住んでいる場所はこの店の近くですか?

もし近所にばれないように遠くに来てるとしても、奥さんの気持ちはまぎらわせませんよ。

自分人生をあずけた旦那が、高校生DQNに混じってバイトをしているなんて、奥さんの気持ちを察すると堪えれません。

あなた自分人生を恥じて、憎んで、恨んで、早くしんでしまえばいいと思います。」

紅潮しこわばったオッサンの顔。。

あなたがもしこのまま恥にまみれた人生を送りたくないというのなら、

ここで男であることをやめるべきだと思います

男でいることを捨てて、これからは生きていって下さい。

そうすれば貴方人生にも幾らかの救いはあるはずですから。」

そういって僕はベルトを外し、ズボンのチャックを開け

レジに跪き、僕の猛々しいファミチキをオッサンの口にぶちこむ。

パーマがかかっている髪を掴み、オッサンの頭を禿しく前後運動させる。

そのレジに立つ中年の男は抵抗することなく、僕に体を預け、絶望、驚き、安堵、悲しみ、悔恨苦痛、いろんな感情が入り混じった顔をしている。

僕のファミチキをしゃぶり、これまでの人生を味わい、新しい人生をいきていけオッサン。

その時間3分ほど続いただろうか。

オッサンはレジの上の塩辛の封をあけ、僕のファミチキ塩辛を塗ってしゃぶりたいと懇願してきた。




コンビニのオッサンを見ると、こんな想像を20パターンくらい考えて反面教師にしているんだけど、

みなさんはどんなパターンがありますか?

貴方の持つ豊富レパートリーを教えて下さい。

2015-05-24

http://anond.hatelabo.jp/20150523131716

駄々をこねてて幼稚なのはお前だろ。なーにが「救うべき」だよ。

まずは同じ男性懇願してみてから言え、どうせ何もしてないくせに。

大卒女性はすでに中卒男性より豊かだということですよね。

大卒女性はすでに中卒男性より豊か」で何が悪いまさか大卒女性は中卒男性より賃金地位も低くあるほうがいいとでも言ってるわけ?

どんだけ女性蔑視なんだよ。

社会的圧力がかかるべきって何?いろんな面で圧力なんてすでにかかってますけど。

お前の言ってることは、「かわいそうなぼくでもどんな高学歴の女よりも優遇されるべきでちゅ!ぼくのプライドを壊さないで!」ってことだろ。

かわいそうだな、そういう幼児的なおっさんは本当にキモイよ。

2015-03-28

セックス暴力である

セックスは常に男から女への暴力で、男は暴力を振るわないと気がすまない精神病

あなたなら暴力を振るわれてもいい」と合意できたときだけ特別に許されるけど、それ以外は例外なく犯罪扱いされる。

から男は必死になって女に「暴力を振るわせてくれ」と懇願したり、女に暴力を振るわなくてもいいようにサンドバッグを殴ったりする。

それなのに、いきなり暴力を振るう男に靡くマゾみたいな女が、暴力を振るわない男を「いくじなし」と罵倒する。

暴力なんか、振るわない方がいいに決まってるのに!

2015-03-26

http://anond.hatelabo.jp/20150326175522

原理主義者にとっては「同じ」でも程度問題として「違う」じゃん。

エリートイケメンだって、だれかからは嫌われてるよ。

でも「俺は超エリートイケメンなんだから、だれも俺を嫌う権利はない!」なんて主張すれば、

おかしな人だなーと思われる

イケメン強者男性が「だれも俺様を嫌う権利はない!」と主張するのと、

非モテが「だれか僕を嫌わないでいてくれますか」と懇願するのは、

突き詰めれば同じことを言っているのかもしれないけど、でもやっぱり違うでしょ?

2015-03-18

女に男の性衝動理解してもらうに

うってつけの説明を考えた。

 

空腹時に大好きなお菓子を目の前に置かれた状態、

などと、性欲とは違う比喩で説明する必要はない。

 

よく彼女の体を触ってると、彼女だんだん火照ってきて、

どうしても挿れて欲しいと懇願してくる時がある。

 

そういう時は生理だろうが、膀胱炎だろうが関係なくなってしまうらしい。

 

それを見て思いついたんだよ。

まさにそれこそが男が「やりてー!!あ〜、やりてーよー!!」ってなってる状態と同じだということに。

 

まり男は、女が愛撫されてぐちょぐちょに濡れて、入れて欲しくてしょうがなくなっている状態と同じ状況に、突然なってしまうのである

例えば、女子高生の短いスカートから伸びる太ももを見るだけで、その状態になってしまうのだ。

から、入れて欲しくてしょうがなくなるという経験をした女性なら、

この説明で完璧に男の性衝動がどういうもの理解できると思うんだが、どうだろう?

 

そんな事を、ひとり、虚しく猛り狂った我の生殖器を見ながら思うのであった。

2015-03-15

[]

http://anond.hatelabo.jp/20150314190127


同感です。

「お願いです。トイレにいかせて下さい…」って涙目になりながら懇願してくるところが目に浮かびますな。


アナル増田

2015-03-13

僕は正しいことを言っている

父に殴られた。癌で胃を摘出した父の拳は羽のように軽かった。

僕には勇気がない。正しいことを言う勇気が。怒鳴られたくない、叱られたくない、殴られたくない。怖い思いをしたくない。

理不尽に母を怒鳴り、殴る父を見て育った。鼻血を流す母を何度も見た。鼓膜を破られたこともあるそうだ。

父は酒を飲み、暴力暴言が増える典型的アルコール依存症だった。

そんな父は僕には驚くほど優しかった。海や公園に連れて行ってもらった行ったり、一緒にゲームをしたり、充実した日々を送っていた。

だが、父は僕のことを怒鳴ったり、殴ったことがないわけではなかった。それは母に対するそれと異なり、決して理不尽なことばかりではなかった。

僕は父の逆鱗に触れぬよう、ニコニコニコニコ笑顔を作り、楽しい楽しいと口走っていた。

さな僕の瞳の奥にあったのは暴力に対する憎悪と恐怖、そして父からの溢れんばかりの僕への愛情との葛藤だった。

僕が立派な体格だと人に言われる頃になると、父と母の怒鳴り合いは日課と化していた。怒鳴り声が交差する食卓に並べられた食事の味は怒号に掻き消された。

その頃、僕は猫を拾ってきた。野良猫赤ん坊で、死にかけていたところを保護したのだ。

猫が好きな母と僕は猫をひどく可愛がるようになった。父も、以前犬を飼っていたことがあり僕の願いでもあり承諾をしてくれた。

半年程が過ぎると、父は猫に対し度々暴力を振るうようになった。猫が気持ち悪い、部屋に入るなと怒鳴りつけるようになった。

僕は父を殺してやろうかと思った。ここまで、クズだとは思わなかった。心底見下した。

僕は猫を父の部屋やリビングに入らないようにしつけ、保護した。てか、保護するっていうなら他の人に預けりゃいいのに、って書いてて思った

このまま数年が過ぎるが、父の猫への暴力は無くなったが嫌悪感は消えることなく、怒鳴りつける習慣は変わらなかった。

そんな中、父が胃ガンになった。胃を全摘することとなった。転移はなかったが、食事は大きく制限されることとなった。

まあみろ。そうは思わなかった。ここまで酷い父なのに、何故だか、ざまあみろという思いが出ない。むしろ、生きていてよかったと思った。

父が僕にくれた愛情は本物なのだ。本当に可愛がってくれていた。憎いはずなのに、僕の心が邪魔をする。ざまあみろ。だなんて口が裂けても言えない。僕を愛してくれている人に、そんなことは言えない。生きていて良かった。だが憎い。なんなんだこれは

胃を全摘した後の父の態度は増して傲慢になった。自分障害者なのだからいたわれ、気が使えないやつだと母に当たり散らすようになった。

食事を満足にとれなくなった父のアルコールの量は日に日に増えて行き、母に対する暴言アルコールに比例して増えていった。

このまま数年が過ぎる。

ある日、僕は父が猫を殴りつけるところを目撃した。

幼少期の記憶が僕を引き止めるのを振り払ってやめろ、と言うと殴られた。蹴られた。父の拳にはもう力はなかった。殺してやろうかと思った。しかし、小さなから今まで、遊んでもらったり、話をすることも楽しくなかったわけではなかった。父が今まで僕にくれた愛情は本物だ。

殴り返せなかった。父から愛情が、僕を蹴飛ばした際に裂けた父の足を心配させる。殴られ、蹴られたが父の傷を心配してしまった。なんてダメなやつなんだろう。大好きな猫を守るではなく、矛盾した行動をとる自分自分理解が出来なかった。

翌日僕は家を飛び出した。20歳を過ぎたいい大人が家出だ。父を許せないから、ではなく父が怖かったからだ。死ね、と言われたのはさすがに初めてだったからだ。

知り合いの家を転々とし、数週間が過ぎると父から電話があった。謝りたい。と泣きながらの電話だった。

僕は父を殴り飛ばす気で帰宅した。この数週間で気持ちの整理がついたのだ。父は間違っている。僕は正しい。何もいっても僕が正しい。

家のリビングがいた父は、涙を流して謝罪をしてきた。なんて虫のいいやつ、このままぶん殴

ることは出来なかった。父からの涙ながらの謝罪が、僕への愛情を思い出させる。父から愛情笑顔、それは本物だ。この人は僕を愛してくれていて、ほんの気の迷いなのだ

僕は笑顔さらっと父と和解してしまった。殴れない。こんなクズ。と思うはずなのに殴れない。どうしてだ

父の猫への嫌悪感は消えなかったが、暴力はなくなった。

しかし、母への暴力暴言は減ることがなかった。

家出騒動の数ヶ月後、母がついに逃げた。父の暴力に耐えきれず逃げた。僕は心底父を軽蔑した。が、父から愛情邪魔をする

僕も母のようにまた家出し、孤独にさせるという復讐も出来たはずだ。しかし、父は父なのだ愛情をくれたかけがえのない父を見捨てることは出来ない。

父は連日浴びるように酒を飲むようになった。母は一ヶ月が過ぎても連絡がつかなかった。

僕はこの問題に関して一切関与しなかった。家族のゴタゴタに巻き込まれるのはもうゴメンだと、体に染み付いてしまっているのだ。

そんな中、父が倒れた。医学に関する知識は乏しいので詳しいことは割愛するが、多量のアルコール摂取が影響して肝硬変引き起こししまったらしい。

病院に運ばれた父は生死を彷徨った。手術室の前で医者から最善は尽くしますが、覚悟はしておいて下さい。と言われた。こんなセリフドラマ以外で聞いたことがない。

このクズ、母に暴力を振るい、酒に溺れ死にかけるなど、自業自得じゃないか。と軽蔑するも、僕は父の容態を本気で心配していた。このまま死んでしまえ、なんて思えない。こんなクズ、死んで欲しくない。この気持ちは自分でも意味がわからない。なんだこれは

深夜と朝の境目頃になると、母の実家に一報が入ったのか、神妙な面持ちで母がやってきた。一ヶ月ぶりの対面だった。

母と僕は無言で手術室の前のソファで待っていた。

大手術だった。日が登り昼になるか、といった頃に医者が出てきた。

なんとか、容態は安定しています。このまま回復するでしょうとのことだった。

涙が止まらなかった。客観的に見ると僕は手術室に乗り込んでメスを奪い止めを刺しても良いぐらいなのだろう。

だが、涙が止まらなかった。生きていてよかった。母の神妙な面持ちは消えることがなかった。

その後、僕は久しぶりに声を交わした母から離婚検討しているとの旨を聞いた。

しばらく考えた。こんなクズと一緒にいてやることはない。自由になって欲しかった。

答えがでた。僕は母に懇願した。

父を、見捨てないで欲しい。最後のチャンスを与えて欲しい。可哀想な人なんだ。ただ、弱い人なんだ

なんて俺は身勝手人間なんだろう、母の人生をなんだと思っているんだ。

だが、父は父なのだ。こんな人間クズだとも思うし、本気で底辺人間だと思う、ただ、弱いんだ。弱い人なだけなのだ

愛がない人間ではないのだ。愛を持った人間なのだ

母は離婚を取りやめることにした。退院した父は胃に加え肝臓までもが機能しなくなってしまった。

父はそれ以来アルコール摂取することは無くなった。母とは比較的良好な関係を築けているようだ。

父の傲慢な態度は完全になくなったわけではないが、暴力暴言は完全に無くなった。

なんか書いてて美談チックになってて気持ちわりい。正直今でも僕は父を軽蔑している。だが、心から憎いわけではないこの複雑な感情はまだ続いている。








(追記、手術の内容について)

まり医学に詳しく無いので間違っているかもしれないんだけど、肝臓機能が悪くなったことが影響して静脈瘤というのが破裂して血が止まらなくなったのよ。

父は心臓も悪く血液の流れを良くする?薬を服用しててその副作用として血が全く止まらなくなるみたいで、その血を止めるための手術をしてたわけで肝硬変治療のための手術じゃないっす。出血っていうと大したこと無さそうだけど比喩じゃなく体の血全部入れ替わったらしい。輸血パックの量見て引いたわ。説明すると見ての通りにくどすぎるんで適当肝硬変とか書いちゃったゴメンネ

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