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2024-11-10

囲碁史上、最も重要棋士人物16選

1. 吉備真備日本囲碁の始祖)

中国囲碁を学び、日本に伝えたとされる。

大宝律令の中に碁に関する項目があること、隋書倭国伝に「好棋博、握槊、樗蒲之戯(囲碁、握槊、樗蒲(さいころ)の競技を好む)」との記載があることから、実際にはさらに以前から伝わっていた説もある。

2. 本因坊算砂(初代本因坊

囲碁四家の筆頭・本因坊家の始祖。

信長秀吉家康等に仕え囲碁指南する。

後の幕府保護に繋がる礎を築いた。

初代碁所であると同時に初代将棋所でもあった。

3. 徳川家康囲碁保護

本因坊安井井上・林の四家を召し抱え囲碁庇護した。

幕府庇護のもと囲碁に専念する職業棋士誕生し四家の互いの切磋琢磨により日本での囲碁技術が飛躍的に向上、多くの名手が生まれる土壌が整えられた。

朝鮮通信使で来た囲碁の名手と日本棋士との差は3子であったという。

近世囲碁の発展、振興に絶大な貢献。囲碁殿堂表彰にも第一回で選ばれている。

4. 本因坊道策(段位や手割りの発明

囲碁史上最も偉大な棋士の一人。

いまや囲碁以外でも用いられている段位制度発明し、棋士同士の実力差を可視化囲碁競技性を高めた。

手割りも彼の発明であり囲碁局面評価技術発展に大きな影響を与えた。

その卓越した棋力は「棋聖」「実力十三段」と称された。(当時の実力最高段位は七段、九段名人

5. 大倉喜七郎日本棋院創設)

帝国ホテル、およびホテルオークラ創設者である大倉喜八郎の息子で大倉財閥2代目総帥

明治維新により幕府後ろ盾を失い混迷と貧窮を極める囲碁界に対し経済面で多大な援助を行い、本因坊家、方円社、裨聖会等乱立する各派閥大同合意させ日本棋院を設立

1946年まで日本棋院副総裁を務めて名誉総裁となる。

財界の力を背景に棋士たちをまとめ、混乱を収拾し碁界合同に物心両面で貢献し現在囲碁界の礎を築いた。

現在でもホテルオークラには高級囲碁サロンがあるという。

6. 喜多文子女流囲碁の母)

女流棋士として初の実力四段となり、また多くの女流棋士を育てたこから現代女流碁界の母」と呼ばれる。

女性囲碁界で活躍する道を切り開いた。

喜多は杉内寿子を始め多くの女性棋士の育成にも尽力し、女流囲碁界の興隆に貢献した。

彼女情熱努力により、女性囲碁参加が増え、囲碁界の多様性が高まった。

NHK朝ドラあさが来た」のヒロインモデル広岡浅子とも交流があり二人の棋譜が残っている。(明治41年朝日新聞掲載

https://kajimaya-asako.daido-life.co.jp/column/15.html

7. 本因坊秀哉(家元最後本因坊、終身名人最後名人

本因坊名跡日本棋院に譲渡し、選手権制の本因坊戦創設に導いた。

川端康成小説名人』のモデルとしても知られる。

8. 木谷實(新布石・後進の育成)

囲碁常識を変えた「新布石理論提唱者として知られる。呉清源と共に伝統的な布石にとらわれない大胆な構想で囲碁戦略革新をもたらした。

また多くの内弟子を取って育成し、大竹英雄名誉碁聖加藤正夫名誉王座・二十四世本因坊秀芳・武宮正樹九段小林光一名誉棋聖・二十五世本因坊治勲など「木谷門下」として知られる多くのトップ棋士を輩出した。

木谷の教育と熱意は、日本囲碁界のレベルを大きく引き上げ、現代囲碁の礎を築いた。

9. 呉清源(新布石

道策に匹敵する囲碁史上最も革新的な棋士の一人。

木谷實とともに革新的な布石を開発し、囲碁戦術戦略革命を起こした。

呉の卓越した棋力は「昭和棋聖」と称され、多くの名勝負を残した。

彼の影響は日本のみならず世界囲碁界に及び、囲碁の深みと可能性を広げた。

10. 岩本薫海外普及)

私財を投じて海外囲碁普及に尽力。ヨーロッパアメリカを訪れ、講演や指導を通じて囲碁の魅力を世界に伝えた。

岩本活動により、海外での囲碁人口が増加し、国際的囲碁交流の基盤が築かれた。

原爆下の対局」でも知られる。

11. 武宮正樹囲碁常識を覆す宇宙流)

宇宙流」と呼ばれる独特の打ち方で知られる。

陣地の多い方が勝ちであるゲームにも関わらず、地を取りに行かず盤上全体を大きく使い従来の囲碁常識を覆す。

武宮の革新的な戦法は多くのファンを魅了し、囲碁可能性を広げた。

国際棋戦でも活躍し、日本囲碁の強さを世界に示した。

12. 藤沢秀行中韓棋士の育成・強化)

独特の棋風と人柄で多くの人々に影響を与えた。中国韓国棋士との交流を深め、彼らの育成と強化に貢献した。

藤沢自身経験技術を惜しみなく伝え、国際的囲碁レベル向上に寄与した。

13. 曺薫鉉(日本修行自身弟子世界一の棋士に)

日本修行を積み、後に帰国韓国囲碁界の発展に大きく貢献した。

また、彼の弟子である李昌鎬を育成し、共に世界一の座を競い合った。

韓国囲碁の飛躍的な成長を支え、国際囲碁界に大きな影響を与えた。

日本囲碁トップの座から降り、囲碁界の勢力図が塗り替わる大きなきっかけとなった。

14. 李昌鎬世界一の棋士

史上最強棋士の一人とされる。曺薫鉉の弟子として才能を開花させ、圧倒的な強さを誇り多くの国際棋戦で優勝した。

国際棋戦の優勝回数は歴代最多であり、2位以下に大きな差をつけている。

15. ほったゆみ小畑健ヒカルの碁

ヒカルの碁』のヒットにより少年少女たちの囲碁人口を増加させる。

低迷極まる囲碁界に一筋の光をもたらした。

ヒカルの碁がなければ日本囲碁界は今よりもっと厳しい状況に置かれていただろうことは想像に難くない

16. デミス・ハサビスAlphaGoAIおよび囲碁革命

DeepMind社の創設者。ハサビスのチームが開発したAIAlphaGo」が2016年世界トップ棋士李世ドルを破り囲碁界に衝撃をもたらす。

AlphaGoの登場は人間思考を超えるAI可能性を示し囲碁戦略研究にも新たな視点提供した。

今まで悪手とされていた手が見直されたり人間には全く思いつかない手を編み出す等、囲碁常識AI前とAI後では大きく変わった。

2024年にはノーベル賞を受賞した。

追記

芮廼偉(見えない天井を破る)

韓国で当時世界トップ棋士の曺薫鉉を番勝負で破り女性で初めて男女混合棋戦でのタイトルを取る。

囲碁性別関係なく戦える競技であることを示した。

2024-06-21

大岡裁き2.0

大岡裁き。それは我が子を想う母親の心情を巧みに掬い上げた大岡越前守が名裁決である

白洲に引き出されたは二人の女と幼き稚児。女どもは我こそが子供母親であると口々に申し立てる。母は己が益よりも我が子の心身を重んじるはずと考えた大岡越前守は、自らこそ子供母親であると声を上げる二人の女に子供の手を引っ張らせ、まこと母親であれば子供を諦めないはずであると、敢えて真逆行為をけしかけた。果たして本物の母親はすぐさまに我が子の身体を想い手を離したのであるが、偽りの母親最後まで子供悲鳴にも聞く耳を持たずに手を引き続けた。

この、お白洲という非情がまかり通る場所での親子の情を重んじた名裁決は、またたく間に江戸中の評判となった。大岡越前守の公正かつ賢明な裁きに感銘を受けた江戸母親達は、我と我が子が白洲へ上げられる最悪の事態に備え、こぞって相手よりも素早く手を離す訓練を始めた。はじめは隣近所で集まり細君同士で児戯の如く交流を重ねていたのだが、次第に規模が膨らみ長屋単位で集うようになり、数月経つ頃には江戸の町全体の奥方網羅した「大岡裁き番付」が作られるようになっていた。

これが大岡裁きの極限競技エクストリームスポーツ〉化である




大岡裁き」の基本ルールについては今更語るまでもないだろうが、念の為、以下簡潔に説明をする。まず試合場にて競技者たる二人の女と奉行所より公正な基準に則って選ばれた稚児が並ぶ。三者が正面の裁き手へと礼をした後、女・稚児・女の並びに移動し、女がそれぞれ稚児の片腕を取る。そして裁き手の号令にて一斉に手を離す。このとき最後まで手を持っていた方が敗者となる。お白洲に立ち裁き手の最高位たる大岡越前守より御裁きいただけるのは、番付上位のごく限られた存在だけである

競技化してから大岡裁きについて、その全貌を余さず語るには頁が幾らあっても足りることはないが、ここではその初期にあった一つの名勝負を紹介しよう。「突き」が体系化されて技法が複雑化する直前の、純粋たる「離し」の名人達による今もなお語り継がれている試合である

その日お白洲に現れたのは、枯れ木のようにやせ細った女と、それとは対象的に首や四肢たっぷりと肉を蓄えた肥えた女であった。二人は丸々とした稚児を挟み向かい合うとニヤリと笑いあった。両者とも当代一の達人との名高い見知り同士であり、両者五勝五敗のこれが通算十一回目の試合であった。

枯れ木のような女の腕名は湖越えのちよという。彼女は軽やかに美しい所作により「離す」名人であり、彼女の「離れ」による跳躍は水辺を渡る鷺の如きであったという。ちよのあまりにも優雅な「離れ」を語る逸話には限りがないが、その中で最も有名なもの彼女の腕名となっている湖越えであろう。ある武家屋敷にて試合を行っていた彼女であったが、裁き手の号令の瞬間にはそこに残っているのは砂けぶりだけであり、その姿はもはや稚児の傍になく、邸内の池を越えて対岸へと着地していたという。池の幅は少なく見積もっても六間(約11メートル)あり、常人ではとても真似することの出来ない幅であった。彼女の跳躍を間近で目撃した御隠居は、もしあれが池ではなく湖であったとしても、彼女は間違いなく越えていただろうと語った。

もうひとりの太り肉の女は箱根のお松という。彼女はちよと異なり跳躍ではなく縮地による「離れ」を得意としていた。彼女の張りつめた四肢から繰り出される俊足は、十間(約18メートル)を瞬きの間に駆け抜けたという。暫し誤解されることであるが、彼女は純然たる江戸っ子であり、腕名の箱根はちよと同じく試合逸話に基づくものである彼女が縮地を己がモノにした頃のある試合において、「離れ」の瞬間、大砲のような轟音が響き、試合の場である屋敷全体が震えた。その揺れの源は、屋敷の塀に衝突したお松であった。塀が大きくたわむ程に突っ込んだお松の縮地は常人が捉えられるものではなく、かろうじて越前守の弟子であった見届け役が認識できただけであった。その驚くべき俊足を見た屋敷に逗留していたとある粋人は、仮に塀がなければ彼女箱根の峠まで飛んでいったであろうと称したのである

当代一の名人である二人の勝負は一回で終わることはなかった。裁き手の大岡越前守が号令をかけた瞬間、そこには土煙が残るだけであり、お白洲の両端にちよとお松。そして砂煙が晴れてふくよかな稚児の姿が現れるという始末であった。近年ますます加速化する「離れ」の瞬間に、裁き手たる越前守はこれまで辛うじて追いついていたものの、この二人の速度は群を抜いて速く、副審からくり手の技能を持ってしても勝敗判別不可能であった。

土煙が判決邪魔をしているのではないかと、砂地に水を撒き再度取り直しをさせたが、稚児の両脇に残ったのは深々と空いた丸穴と抉れた足跡だけであった。何度取り直しても決着がつかず、ついぞ判決に困った越前守は奇策を思いつく。稚児を立たせるのではなく二人で釣り上げて、先に爪先が落ちた方がより早く「離れ」た方だと。この日の稚児は二十五貫(約94キログラム)ある恵体であったが、お白洲に立つの江戸の最高番付の二人であった。両者は再びニヤリと笑い合うと、片腕で軽々と稚児釣り上げた。ちよが右手、お松が左手越前守が号令を下した瞬間、先に爪先が落ちたのは右足──即ちちよの方であった。

後年、お松は「あれは稚児の左足が短かっただけであり、離れは同時であった」と語り、自分の負けを死ぬまで認めることはなかったという。この勝負を切っ掛けに「離れ」の主流はちよの跳躍となった。彼女が残した縮地は「突き」において花開くことになるが、それを本人が見届けることはなかった。




次は、「離れ」に対して「突き」の興りを記さねばなるまい。あくまでも原点に忠実に手を「離す」ことを重視する「離れ」に対して、何よりも早く手を振りほどくことを重要視するのが「突き」である。「突く」行為のもの競技の興り時点から散見されていたものの、体系化されるまでには長い時間必要であった。

最初期にはっきりとした「突き」の使い手として名が後世まで残っているのが千手観音の桂子と呼ばれる存在である。それまでの「突き」の使い手と彼女の最大の相違点は、「突き」の「離れ」に対する優位であるといち早く看破したことにある。すなわち、「離れ」る前に「突き」押すことで、相手稚児身体押し付けるのである。この発見により、「突き」戦法が大流行し一時は「離れ」が番付から消滅寸前にまでなった。その後、「突き」に対して優位を取ることができる「躱し」が発明され、今に至るまで知られている三すくみ「離れ」・「突き」・「躱し」が完成された。

この篇の最後に「突き」の名人同士の試合を一つ紹介しよう。「突き」手同士の戦いは間に挟んだ稚児を押し合うこととなるため、両側から押された稚児が地に転がることは日常茶飯事で、中には体にかかる力の作用により、大独楽のごとく勢い良く回転する稚児の姿も見られることも珍しことではない。しかし、「突き」の達人同士となれば、人知を越えた奇跡の瞬間が興り得るのであることを示したのが次の試合である

その日の最後の取り組みは、寅と辰という、うら若き双子の「突き」手の試合であった。二人は千手観音の桂子の孫であり、祖母から直々に手ほどきを受けた若き俊英であった。二人が公式の場で手合わせをするのは今日が初めてであり、観衆は期待を胸に見分け難い二人を見守っていた。

裁き手の大岡越前守の声とともに同時に二人の体が動き、稚児を押した反動で揃って稚児から半間(約90センチメートル)ほど離れた位置にゆるりと着地する。はじめに異変に気がついたのは観衆であった。

お裁きを見守っていた観客の間から「ホウ」という感嘆の声が上がった。続いて興奮を隠せない小声が観衆の間から漏れ聞こえ始めた。その段階に至り、判決を下すのに集中していた大岡越前守はようやく気がついた。彼が注視していた稚児が、まるであやかしに持ち上げられるように宙空へ浮かんでいることに。稚児は宙に「丁の字」を描くように腕を開いて静止していたのだ。

双子が全くの同時に両側から稚児を押したことで、稚児に伝わった力が正中線でぶつかり合い、その力が幼き肉体を地から持ち上げたのである。しばらくの間稚児は宙へ浮き続け、やがて萎れるように地上へと降り立った。その間、双子たちは周りの喧騒に顔色を変えることもなく、裁き手の判決をただ待ち続けていたという。記録には、さしもの稀代の裁き手大岡越前守も、この妙技の前には両者引き分けを言い渡すしかなかったと記されている。

2023-10-30

私の中の平成が終わった日【2023年天皇賞(秋)

ちょうど四半世紀前。母が「競馬見よう、武豊が出る」と言ってテレビ競馬中継にした。

(母はこの時の記憶が全くないらしい、そういうものなのかもしれない)

子供だった自分武豊名前・顔は知っていたが、競馬はまるで見た事がなかった。

断片的に残る記憶。先頭に立ったのは武豊の馬と聞いた。彼の馬は逃げ続けた。そして大欅の先で止まった。隠される。馬運車が来る。競馬を知らない自分でもその馬の未来くらいは分かった。

ここからしばらく競馬との接点はなかった。なんなら、競馬とはそういうものだとして避けていた心があったかもしれない。

ただ、「沈黙日曜日」として語られることとなった紛れもないこの日の悲劇の主役の名前は忘れることが出来なかった。

いつしか大学生となり、悪友に誘われて競馬ゲームにハマるようになった。その名前スターホース。聞けば、過去レースに出走した馬の名前がほぼ実名で使われるとのこと。そしてこのゲーム競馬の仕組みはなんとなく覚えることができた。

ほどなく彼の馬の名も見ることとなる。逃げて、大欅を越えて....止まらずに...勝ったり負けたり。ただ、どの馬も止まらない。ゴールに辿り着く。メダルも増えたり減ったり。自分で馬を生産する楽しさもあり、ゲームにどんどん熱中していく中、いよいよ悪友に連れられ本当の競馬を見ることになる。

そこからは細かい話を挙げればキリがないのだが、簡単に言うと案の定ハマった。金は無いので馬券は買えなかったが、過去レースを漁るように見るようになり、関連書籍ネット記事を貪り読み、毎週日曜15:00からテレビの前にいる生活

あの結末を知っている天皇賞映像はどうしても見ることが出来なかったが、彼の馬のその前のレースも関連する記事もたくさん読んだ。本当に強い馬だった。

そのうち、武豊インタビュー記事での「前半58秒で入り後半58秒で上がれる馬」とのコメントを目にする。それが出来る馬だったというのは衆目の一致するところだろう。そして、他に同じような方もいたかと思うが、天皇賞(秋)を見る度にやってくる「亡霊」が現れる。

例えば2008年ウオッカダイワスカーレット天皇賞史上最高といえる名勝負。差は2cm、1分57秒2のレコード。確実に記憶にも記録にも残る結果だった。でもその先には...

2011年トーセンジョーダンの驚異的なレコード1分56秒1。それでも彼なら...

その後も亡霊は毎回やって来ては勝ち馬の遥か先にゴール板を駆け抜けていく。ジャスタウェイモーリス、キアーモンドアイがどんな強さを見せようと、彼の馬の尾の先も届かない。2017年不良馬場でのキタサンブラックの時くらいだろうか、そもそも亡霊が現れなかったのは。

2022年パンラッサの逃げは彼の馬のようだと話題になった。華麗に差し切るイクイノックス。しかし、彼ならパンラッサよりも...と思った方は少なくないだろう。

そして今年、2023年

ゲートが開いてすっと3番手の内につけたイクイノックス。先頭は1000m57.7秒、イクイノックスの通過はおよそ58秒フラット。直線に向き持ったまま進出を開始し、残り400mの板を過ぎたあたりから先頭へ。突き放す。脚色は全く衰えず、晩秋の長い影を2着馬が踏んだかどうか、ゴール板へ飛び込む。タイムは1分55秒2の驚異的レコード

私が見ていたはずの亡霊は、影もなく消えていた。それは果たして天に消えたのか。

負傷により騎乗できなかった武豊を思う。彼が乗っていたとしたら、前を往くイクイノックスをどう見ていたであろうか。彼の目には何が見えていたのであろうか。

ただひとつ言えるのは、この日は大きな歓声が消えずに残り、ひとつ沈黙もなく後世に語り継がれるであろう最高の競馬であったことだろう。

今上天皇初の天覧競馬において、私の平成がついに終わりを告げた。

2023-09-24

日本グランプリ 最後の秋SUZUKA

伝統の、F1日本グランプリ、SUZUKA。

数々の名勝負が繰り広げられ、またシーズン終盤の秋開催ということでチャンピオンシップにおける重要な一戦となることも多かったF1日本グランプリ鈴鹿

しかし、秋の開催は今年で最後となる。

これはF1の年間レース数とサスティナブルに対応するためのものだ。

思い返せば、日本バブル期に訪れたF1ブームの頃には年間のレース開催数は16戦だった。

それが今や年間レース数は24

以前はストーブリーグの名の通り冬にレースはしないのが当たり前だったが、

現代F1では最終レース11月の末、そして開幕は3月の頭。

びっしりと年間のレーススケジュールが組み込まれている。

こうなると如何に効率的世界を転戦していくか?ということも重要問題となる。

そういったこともあって伝統の秋のグランプリ来年からは春へ。

オーストラリアGP中国GPあいだ、4/7の開催となる。

とかく台風の影響を受けやすかった秋開催より、天候面で安定するであろう春の開催は歓迎するべきものなのかもしれない。

しかし、秋といえば日本グランプリ

秋香れば、SUZUKA。

古くは、アイルトン・セナアラン・プロストの戦い思い馳せるときあの日あの時の茫然の秋風感じる世代にとって、

その伝統が終わってしまうのは少し寂しく感じるのは必然とも言える。

最後の秋SUZUKA。

地元HONDAPUを搭載したレッドブルチームのマックス・フェルスタッペン選手は昨日の予選を圧倒的な速さでもって制圧ポールポジションからスタートする。

また今年は車の空力面での性能の低さで苦しむことが多かったアルファタウリチームの角田裕毅選手も予選ではQ3を見事突破、9位のポジションを獲得し決勝に向けても期待が高まる

決勝は14時にスタートを迎える。

2023-06-15

anond:20230614215243

ブクマ先が消えていたので、Googleキャッシュにあったものコピペしました。

高校野球部への人材あっせんで飯食えるどこらかベンツ乗れるくらい稼げてるおっちゃんと知り合って、マジで色んな裏話教えて貰ったけど、

自分の息子にだけは死んでも野球ガチらせないと心に誓った

たとえ人材不足の代であってもプロスカウト挨拶がてら必ず顔を出す、

こういうレベル高校野球部で監督が清潔なところがあまりに少なすぎる

しかもその不正の類があまり低学歴風で下品丸出しでドン引き

監督お金パターン

レギュラー獲得順当な実力があることが大前提でそこからさらに親が監督に少なくとも100万円包まないとレギュラーには絶対にしてもらえない、

みたいな高校

日本人の大半がその名を知る、甲子園歴代名勝負に登場する某名門校もこのパターン

監督性奴隷としてお母さん差し出しパターン

→これもめちゃくちゃある。結果出てるのに唐突に謎の辞任をした有名校の監督はこっちパターンが多い。

監督母親に「あんの子レギュラー(あるいはベンチ入り)当落選上だよ」と伝えて、監督が肉体関係を強いるパターンも、母親が言外の意味を察して自ら抱かれに行くパターンもある。

きっしょい世界だなあと思った。

そんで一番クソだなと思ったのが、

そういう泥水すすって家族も巻き込んでレギュラー獲得して上手いこと甲子園出られるまでいったとしても(本人の実力あっても奇跡みたいに薄い確率甲子園出るためのハードルシビアすぎてたとえ田舎県の名門校であっても運の要素がデカすぎる)、

高卒プロ確定くらいのズバ抜けて実力がなければ野球なんかに秀でても全く潰しがきかないという現実

3年に1回は甲子園出られるレベル野球名門校レギュラーの進路実績見てみ?

地方のE~Fラン私大ぶち込まれてるパターンが大半だから

産近甲龍日東駒専ですら相当いい進路。

MARCH特に大学くくりの明治立教法政はめちゃくちゃシビアで、ここらへのルート自体がない名門校が凄く多い。

早慶なんて野球で行けたらマジで奇跡

大阪桐蔭甲子園優勝した正捕手主将ですらAO慶応SFC受かったとき大阪桐蔭野球部史に残る快挙」って扱いだったからな。

しか恐ろしいことにこんな人材でもAOの1期も2期も不合格食らって3期でようやく12月合格できたって経緯だから野球枠で早慶合格マジで日本中名門校でその名を轟かす球児であってもほぼ全員実質ノーチャンス。

(特に慶応野球部はAO入試の合否の下馬評が全くあてにならないのが昔からリスクが高すぎる。

文武別道野球名門校において、勉強特化型の一般生徒たちがせっせと稼いだ指定校推薦枠を高校側に出来レースとして回して貰って早慶に入るのが野球部的には一番確実。

しかし、それでも野球レギュラー指定校で早慶に行けるのは早稲田慶応それぞれ足し合わせても例年0~2人程度しかおらず、そこから漏れたら4番だろうがエースだろうが一気にE~Fラン私大行きの確率が跳ね上がることを付け加えておきたい)



野球なんて人生賭けてやるもんじゃ絶対ないと痛感したよ。

やるにしても時間以外を決して犠牲にしちゃいけない。

2023-03-22

WBC名勝負はどっちが勝ってもメリットが大きい

日米同盟さらに強固となり、民主主義同盟さらに強くなる。

これで独裁国家下の無辜人民を救うことができる。

スポーツの力は偉大。選手たち、そして応援団すべての人にありがとう

2023-03-13

勝負師羽生善治

 第72期ALSOK王将戦7番勝負は、藤井聡太王将羽生善治九段を4勝2敗で破り、王将位の防衛を決めた。本当に、本当に面白かった。手に汗握る、ヒリヒリするような名勝負連続名実ともに歴史に残ることとなったこシリーズを振り返っていきたい。

 棋士は「勝負師」「研究者」「芸術家」の顔を持つ。そう唱えたのは永世名人谷川浩司である。この3要素は、どれか1つが10割というものではない。一流棋士は、これら全ての要素を持ち合わせ、盤上において切り替えながら戦っていく。それが、一流棋士の一流棋士たる所以である。そうはいっても、棋士によって個性、より強く出てくる要素というものは確実に存在する。私見だが、藤井聡太にとってのそれは「研究者」、羽生善治にとってのそれは「勝負師」だと考える。そして、羽生の「勝負師」としての側面が、何よりもこの番勝負を白熱させたように思う。

 6局が指された番勝負で、羽生勝利した第2局と藤井勝利した第5局は特に名局だった。第2局は羽生の先手番で相掛かり。59手目、盤上のそっぽに放たれた金が驚きの一手。どこから飛び出てきたのかという異筋の金打ちだが、浮かび上がってくるとこれがべらぼうに厳しい。簡単に指せる一手ではないが、羽生はこの手をノータイムで着手。凄まじい事前準備、乾坤一擲番勝負に懸ける決意をみた一手だった。しかし、この一手だけでノックアウトされる藤井ではなく、将棋はその後も難解な進行を辿る。羽生の本当に凄かった一手は、その後の銀打ちだ。盤上の中央で威張る藤井の馬にアタックする一手。理屈としては分かるが、それにしても怖い。この手を指すと、自らの玉頭に風穴が空く。無傷では済まされない変化だが、それでも羽生は果敢に飛び込んでいった。対する藤井、「許さん」とばかりに猛攻に出る。銀をかち込み、馬と角の睨みで羽生玉を一気に仕留めにかかる。危険まりない羽生玉だが、ここでほとんど唯一といってよい、絶妙な凌ぎの手順が存在していた。そして、羽生はそれを読みきっていた。これが本局のハイライト藤井の猛攻を正確にかわし続けた羽生が、シリーズ勝利ものにした。何という勝ち筋か。銀打ちの一手は、藤井をこの変化に誘い込んだ渾身の勝負手だったのかもしれない。羽生最後に放った香車は唯一の正解手である。持ち駒も打ち場所も多いが、ここにこの駒を打たなければ助からないのだ。傍目には怖すぎる変化にも果敢に飛び込んでいった勇者羽生投了図は、勝負師が生んだ最高の芸術であり、羽生の名局である

 第5局は藤井の先手番。戦型は羽生誘導して横歩取りとなった。飛車角が空中を乱舞するスリリングな戦型で、かくして本局も華々しい展開となる。激しいやり取りがあり、羽生陣は空中分解の寸前。玉が露出し、またしても危険まりない状態となった。戦況は藤井有利から優勢へ。このままじっくり勝ちを固めてもよさそうなところだったが、本局の藤井アクセル全開。防御を完全に放棄する驚愕の手順で、一目散に羽生玉に襲い掛かっていった。このまま押し切れば藤井の快勝譜だったが、その先で羽生が放った金が受けの妙手。藤井の攻めから逃れるために作った即興の囲いだが、この懐が妙に深い。アクセル全開だった藤井の手はパタリと止まり、戦況は混戦へともつれていった。本当に、妙なところに懐はあるものだ。将棋の奥深さ、恐ろしさ。羽生がどこまで狙っていたのかは分からないが、藤井の快勝に思われた一局は一気に混迷を深めていった。形勢は逆転し、むしろ羽生がよくなった局面もあったようだが、あまりに難解で、羽生はこれをつかみきれなかった。最後藤井が抜け出し、シリーズを一歩リードする3勝目。攻めの藤井と受けの羽生。互いの特徴がよく出た名局で、深淵羽生の受けは藤井の手をも止めさせた。藤井にとっては薄氷勝利だったといえるだろう。

 最終的には、4勝2敗で藤井が制した番勝負しかし、星の差以上に競っていた、紙一重局面が多かったように感じる。ここで冒頭の話題に戻るが、これは「研究者」と「勝負師」による名シリーズだったように思う。藤井は「研究者」。盤上の真理、最善を追求し、そのためには持ち時間を一気に注ぎ込むことも惜しまない。相手の戦法は全て受けて立ち、相手によって戦い方を変えるということをしない。横綱王者の戦い方である。一方の羽生は「勝負師」。もちろん将棋研究も超一級品には違いないのだが、羽生相手によって戦い方を変えることも多いように思う。相手を見て、その相手有効と思われる勝負手を果敢に仕掛けていく。勝負への抜群の嗅覚であり、勝負勘。「羽生マジック」と呼ばれる絶妙手の数々はまさにそれで、時には善悪を超越した一手で勝利をつかみ取ってきた。そして、本シリーズでもそんな「勝負師」としての一面を遺憾なく発揮した。特徴的だったのは羽生の戦型選択である。今期の藤井は、先手番で圧倒的な勝率を誇り、なんと一時は28連勝を記録。特に角換わりは絶対的エース戦法であり、付け入る隙がないという強さを誇っていた。これを踏まえた羽生は、後手番で戦型を工夫していく。第1局は一手損角換わり、第3局は雁木、第5局は横歩取り。苦しいとされる後手番で、羽生藤井絶対的エース戦法を避け、様々なコースボールを散らすことを選択した。何を投げるかというところから勝負は始まっている。球種の多さで、狙いを絞らせない。羽生勝負術は、「次は何を繰り出すのか」と将棋ファンを魅了し、この番勝負を白熱させた。もちろん、角換わりを避けたからといって簡単に勝たせてくれる藤井ではない。どこにボールを投げてもその応手は的確で、結果として羽生藤井から後手番で白星を挙げることはできなかった。それでも、羽生が後手番で繰り出した3種類のボールはどれも見応えがあり、複雑なねじり合いを生んだ。後手番で必死に食らいつきながら、先手番の2局では会心の内容で勝利をもぎ取った。心から、素晴らしい番勝負だったと思う。

 防衛を果たした藤井王将は、羽生九段との番勝負について問われ、「羽生先生の強さだったり自分課題を感じたところがあった」と振り返った。藤井インタビューで対戦相手名前を出すことは非常に珍しい。なぜなら藤井は、前述のように盤上の真理を追究するタイプであり、対戦相手がどうこうというタイプではないかである。今回、藤井が「羽生先生の強さ」と述べたのは、それを肌で強く感じたところがあったのではないかと推察する。羽生の強さ。すなわち、勝負術であり勝負勘。これまで何度も目にしてきたつもりだったが、本シリーズではその真骨頂を見せられた気がした。そんな羽生相手防衛を果たした藤井王将のことを、心から讃えたいと思う。

 五冠を堅持し、さらなる頂に向かって突き進む藤井王将将棋界の絶対王者であることは全く疑いようがない。その他の棋士は、極めて厳しい戦いを強いられている。しかし、厳しいからといって戦うことをあきらめてしまえば、その時に将棋界は終わる。今回、52歳の羽生がこれだけの戦いをみせた。勝負を仕掛けた。このことが、将棋界に良い化学反応を起こしてほしいと願う。選ばれしプロ棋士たちには、藤井という絶対王者に対し、果敢に「勝負」を仕掛けていってほしい。必死に戦い続けてほしい。そのように願う。

 羽生さん。敗れはしたが、あなたは本当にかっこよかった。藤井王将は、その勝負術に正面から触れ、この番勝負で吸収した。今後は「勝負師」としての要素も強め、さらに手が付けられなくなるほど強くなるのではないか。そういう確信に近い予感がある。それでも言う。さらに強くなった彼に再び挑むのは、あなたであってほしい。

2022-12-22

サッカールールはだいたいわかるが内容がわからない

ワールドカップ決勝戦スポーツ史上に残る名勝負だったらしいが、その意味がわからない。

リアルタイムで見てて面白かったのは感じるんだけど、戦略とかはぜんぜんわからない。

まあ代表戦オリンピックしか見ないミーハーからしょうがないんだけど。

どうやったらサッカー面白さがわかるようになるんだろう。

野球もそうなんだよな。ルールはだいたいわかるけど戦略がわからない。まあ野球そもそも最近地上波やらないから見れないんだけど。

2022-11-15

東西新聞「来月の家賃で回す究極のガチャ

帝都新聞「親の年金で回す至高のガチャ

 

究極VS至高の中でも屈指の名勝負

2022-04-05

anond:20220405102523

貞子vs伽椰子 in 札幌ドーム名勝負だった。

個人的には新球場移転してもこの対決は続けてほしいが、何かのプロモーションと絡まないと難しいか

2021-12-11

フェルスタッペンポールポジション

メルセデス有利と見られていた状況で

フェルスタッペンが時空を歪ませたかのような走りでポールを奪取。

これはフェルスタッペンの力だけによるものだったのか

それともこれまでのレースでも観測されてきたほんの少しの

サーキットコンディションによるマシン優劣の均衡の変化が起こったのか?

 

しかし、すでにサイコロは振られた。

明日戦略が違う。

日頃のフェルスタッペンしからぬフラットスポットをつくるミスによる戦略の変化。

これが勝負のアヤというものなのか。

どちらが有利なのか

どちらが勝つの

もはや誰にもわからない。

ただ心の鼓動高まらせて見守るのみ。

決戦は明日

どちらが勝っても文句なし名勝負が待っていること間違いなし。

2021-06-14

anond:20210614124627

神がチンポを作ったからなぁ

神の創造であるチンポが創造である神の予想を超えられているか

これは名勝負になるかもわからん

2021-03-12

anond:20210312104747

ウマ娘知識ゼロ競馬ファンによる感想を書いてもよろしいか

ここでいわれる「根性」は、完全にHyperion血脈同義だと思ったんです。

具体的な名前を出したほうがたぶん分かりやすいのでダイワスカーレット(原作のほう)ね。

彼女を超一流馬に仕立て上げたのは、一族みんなが持っている豊かなスピードに加えて、まさに「根性パラメータが高かったからで、

それはHyperion血脈の影響が色濃く出ていたから、というのが私見なんですけど……そうねえ、

競馬ファン血統クラスタから、だいたい賛同得られる気はするけど。

ウォッカとの叩き合いで最後最後、クビの上げ下げのタイミング「だけ」で敗れたのがいみじくも示していると思うのですが

あの名勝負なんて、本来は差されるほう(=ダスカ)のほうが圧倒的に不利なんですよ。

だけど、どこまで行っても自分が先にネをあげる気はない、っていうレースっぷり。

あれです、あれ。あれが「根性」なんです。……原作では。

さて、ゲーム内のダイワスカーレットとどのぐらい要素が重なっているのか、まったく知らないまま書いてみましたけど、

なんか思い当たるフシはあるものだろうか。

2021-01-14

増田のその驚きの白さ濾紙のキロ土斧園田寿磨(回文

おはようございます

今日は忙しい感じのふりをする日です。

と言うか本当に忙しいのは忙しいんだけど、

べ、べつに忙しいマウントを寝てないマウントのように取りたいんじゃ無いんだからね!

一服増田を書く時間が欲しいって言ってるだけなの。

今日はもう午前中に書類出してしまったので、

午後から比較比較するほどでもなく、

暇になるかも知れないけど、

またいつ呼ばれるか分からないので用心したいところね。

アマゾンポチって電子漫画端末小説を読んでいたんだけど、

全巻制覇するためにプライム入って読み放題!って思ってたけど、

まりにもプライム入っちゃう方が得すぎるからって、

最初の6巻ぐらいまでは単品買い切り価格の未プライム読み放題で

プライム会員だからって全巻読めるわけではなかったみたいなの。

考えるわねーって策士ばりの策士の作戦ね。

上手いこと商売やってんわね!って

まあそういう所はアマゾンのお手並みが拝見されるところだけど、

商売上手だわー!

まあ、

買い切りを何巻か買ったところで、

全巻買うよりプライムで読む方がディアゴスティーニから

安く済んじゃうのよね。

あのディアゴスティーニ商法って

全巻揃えるまでに息絶える人が多いか

最初の2~3巻まで買う人が多かったら、

その号は収益上げられるんだって

週刊ディアゴスティーニディアゴスティーニに書いてあったわ。

そのピーアンドジーみたいなタイトルのなんそれ!

週刊ディアゴスティーニディアゴスティーニって思っちゃうけど、

それも上手い商魂たくましいわね!って思うのよ。

最初の2~3巻は頑張って買おう!って思うじゃない!

あのあなたにも出来るボトルシップ創刊号は290円は

伝説に残る最後の巻にボトルが付くという、

最初ボトルじゃないの?って、

全部そろってからじゃないと、

瓶に入れてる来ることが出来ない、

必殺の最終刊待ちなのよ。

まさか!って思ったでしょ?

そのまさからしくって

その今までのディアゴスティーニ商法に風穴を開けようとしても

開けられなかったという

残ったのは空の瓶だけだったって言うオチよ。

ディアゴスティーニ史上一番失敗したシリーズかもしれないわね。

知らないけど。

でもあの長い長い全巻集めなくちゃ強迫観念に追われるのも嫌だし、

毎週聖闘士星矢コミックを2冊ずつ買ってて

好きなキャラクターは誰ですか?って試されるような質問をされつつも

ある程度の読み込みが必要なぐらいのキャラクターを答えても

話題の一つにでも鳴ればと思って聞いただけの店員さんはそのキャラクターしらないんかーい!って

もうこの心理戦なによ!って思っちゃうし。

日常にあるいろいろなそういう心理戦って私好きだわ!

例えば、

カウンター寿司屋さんで大将にまず最初何を頼むかで客の寿司実力が試させられるあの心理戦

無言で向き合っている

大将とお客さんのバチバチ心理戦バトル!

微動だにもできない固唾を呑む名勝負が生まれるのよね!

で結局何から頼めば良いかからいから、

この問題は、

私と仕事とどっちが大切なの!?ってこれも心理戦じゃないかしら?

漫画のバキでも、

試合で見合った両者動けず気迫でお互い倒れちゃうと言う、

柔道でもある

両者間合いを見すぎて技を繰り出さなかったら両者失格になるってのを実際にやったような感じで、

これなら日本柔道もやっと青い柔道着を着用を許すようになったのよね。

どっちも白いからって審判が間違えちゃうぐらいなレヴェルだもん!

驚きの白さ!って

もうアタックトップかの問題ではないわよね。

ビックリしてしまうわ。

大事なことだからもう一度言うけど、

驚きの白さ!ってことなのよ。

まあ大切なのは

ちゃんと白物と色物を分けて洗った方がいいと言うことと、

新事実

あとちゃんとすすぎの水はたっぷり使った方がいいらしいってことよ!

うふふ。


今日朝ご飯

ハムタマサンドよ。

一瞬好きだった玉子アンドフィッシュフライ

あれから一瞬出回っただけで見ないのよね。

人気なかったのかしら?

私は好きだったので、

好きなサンドイッチ投票に1票を入れたんだけどね

私の選挙は盗まれちゃったのかも知れないし、

早くトップの座が変わればいいなという、

まあ殿堂入りは相変わらずのタマサンドなのよ。

こればっかりは変わらないわ。

デトックスウォーター

オレンジネーブル買ってきたので、

レモン凍らせておいたものと一緒に炭酸

から結構マジ冷たいやつって思われそうな

ネーブルレモンウォーラーだけど

心は温かいんだかんね!


すいすいすいようび~

今日も頑張りましょう!

2020-10-04

オールスター感謝祭って昔はクイズ番組だったんですよ

昨日のジャニーズで盛り上がってた若い諸君、知ってるか?オールスター感謝祭って昔はクイズ番組だったんだぜ。

昨日のアレを見た人たちってあれをどういうジャンル番組だと称するのでしょうか。

バラエティー番組?ドッキリ番組?なんなんでしょうねアレ。

そもそもオールスターって何」というところから始まるんすよ。昔の感謝祭は本当に色んな有名人が出てた。若手俳優大御所芸人国会議員プロ野球OB力士ニュースキャスター・・・本当に各界の著名人が「賞金のために」出てたんですよ。1問正解で数百円の賞金が加算されて行って、ピリオドチャンピオンになると何十万円も貰えて、さらボーナスクイズに正解するとまた賞金がもらえる・・・まさに景気のいい時代に「普段TBSに出演してくれる芸能人感謝する」ために作られた番組

で、近年視聴率も落ち続けおまけに不況になった。いつの間にか赤坂スタジオには200人来なくなり賞金も減った。ここまではまだ許容範囲だが、クイズをやらなくなった。クイズ番組なのにクイズやらなくなった。じゃあこの番組は何?

別に春秋の改編期にやる特番だしドラマ新番組宣伝めっちゃ力入れるのは良いんですよ。最近創設された新企画アーチェリーも数々の名勝負を生み出してきていいなって思ったんです。でもその他が蛇足すぎる。くだらねぇスタジオ企画とかそういうの求めてないんですよ。おまけに昨日の「このあと誰誰は○○するでしょう?」とかいクイズにもなってない謎コーナー、あれマジで引いた。つまらない面白くない以前に引いた。あの企画なんだよ。確実にモニ○リングが絡んでるだろ。なんであいつらにやらせたんだよ。そもそも感謝祭にそういうの求めてないし、そんなこと次回以降も続ける気なら「オールスター感謝祭」を名乗らないでほしい。29年前に当時のスタッフ島田紳助がこれ見たら泣くぞ。まあもう次回やる気なんてないんだろうけど。

「もう自分の見たい感謝祭は帰ってこないんだろうな~」って思いつつも毎回見てしま自分も悪いのだが、地面スレスレにまで下げたハードルを蟻のようにくぐってくるのやめてくれ。こっちは極限までハードル堕としてるんだぞ。くぐるなよ。

ていうか数十年見てきて昨日は本当に途中で見るのやめた。「史上初のスタイルでお届けします!」史上初って何?結局過去焼き回しコロナ流行理由に手抜いてるだけじゃん。前から手抜いてたけど。「史上初」要素、どこにもなかったんだけど。

別に人少ないのは良いよこういうご時世だし。もっと人呼べよなんて言わないからさ、せめてもうちょっとまともに見れる「クイズ番組」やってくれねえかなぁ。

ていうか今のTBS上層部って「クイズだらけの感謝祭はつまらない」って本気で思ってそうだし、俺のこの意見も「今の視聴者層あなたの考え方は合ってないので、嫌なら見なくて結構です」って言われると思う。俺が老害なのは自覚してるし今テレビマンの考え方と全く違うのは分かってるけどさ、俺は悲しいんだわ。時代の流れなのかな、これ。

で「最後くらいは見るか、誰優勝したか気になるし」って思って23時半にテレビつけたら例の「このあと誰誰は○○するでしょう?」とかいクイズにもなってない謎コーナーまだやってんの。嘘でしょ。「このあと誰誰はスタッフを助ける?助けない?」じゃねえよ、助けられるのはお前たちの方だろ。

昔はこの時間帯にぬるぬる相撲やってたな~とか、最近だと大逆転ピリオドとかあったな~と昔の感謝祭現実逃避をしながら今回も島崎和歌子の「My life is...」を聴いてこうしてグチグチと文句を垂れ流している。

今回はなかったけど、最近は「オールスター後夜祭」という救済措置が出来たので、次回はぜひ開催されることを願っております

2020-08-20

anond:20200820171546

ではすり替えはやめよう

将棋が強いこと」に価値はあるだろう

俳優や名作曲家と一緒だ

強い人の名勝負を見て、人は効用を得ることだろう

わかるかい

2020-07-17

トランス女性女子スポーツに参入するのがみたい

まれながらにして男性の肉体を持ちながら、オペやホルモン強制されず、女性の心を持つトランス女性女子スポーツに出るのがみたい。

例えば陸上

女子で初めて100m10秒の壁を破る選手が出てくるかもしれない。

大きな話題になること間違いなしだから、あらゆるトランス女性勇気を与えるだろう。

例えば重量挙げ

男子と並ぶどころか、男子の記録を塗り替えるようなトランス女性が現れるかもしれない。

女子の中では強いが男子には敵わない、なんて感覚は無くなるだろう。

アメフトのような接触競技ではどうだろう。

女子選手タックルものともせずタッチダウンを決めるトランス女性ランニングバックや、クォーターバックが投げるまで決して相手を近寄らせないトランス女性ラインなど、見応えあるに違いない。

アメフトに限らず女子スポーツに新たな見所が誕生するだろう。

格闘技なんかは1番興味がある。

未だ無敗のギャビ・ガルシアの牙城を打ち崩すのはトランス女性かもしれない。

男子試合ではサップノゲイラヒョードルチェ・ホンマンのように体格差やパワー差を技でひっくり返すような試合があるが、トランス女性ギャビ・ガルシアから高山ドン・フライのような名勝負が生まれるかもしれない。

プロレスなんかは既に男女混合の試合が行われているので最もスムーズに参入できるだろう。

かつて男子は勝って当たり前、女子は負けても大健闘で勝てば大金星とされていた時代過去になるだろう。

負けたら大恥なんて言われる男子選手もあのトランス女性と戦ったなんて凄いと賞賛されるかもしれない。

女子プロレス地位確立レジェンドと言われるファビュラス・ムーラやメイ・ヤングがご存命だったら、新しい女子プロレスの形を見てもらいたかった。

話は変わるが海外では男女混合レスリングポルノがある。

男女でレスリングを組み、負けた方はお察しの通り。試合中に脱げることも当然だし、関節を極めつつ、なんてこともある。

当然筋骨隆々女子選手が圧倒的なパワーで青菜のような細い男子選手を捩じ伏せるのもある。

関係ない話だが。

2020-05-29

ドラゴンボールの地味に好きなシーンを色々思い出していたら、いつの間にか朝になっていた

めっちゃ眠い

とりあえず、天下一武道会の決勝を除く名勝負には、天津飯 vs ジャッキー・チュンを推そうと思う

2020-05-23

放送内容が新作か再放送タイトルから見抜く

再放送場合、下記のどれかが主題や副題に含まれている。

再放送特別編、特別編集、厳選、傑作選、が選んだベスト~(~には数字)、一挙公開、名勝負、名場面

他にはなにかあるだろうか。

2019-12-21

ダイの大冒険は確かに名作だけど

終わり方だけはいまいちだった。

超絶強い大魔王を倒した後に、あんな小物ピエロにしてやられるってどうなの。

アバン先生の唯一の勝利であるキルバーン戦も、敵の正体を見抜けなかった間抜けになってしまったし。

そもそもどれだけ鍛えたキャラよりも、黒のコア爆弾)の方が強いってのがね。いやまあ現実的かもしれないけど……。

バーン戦も名勝負ではあるんだけど、最初からダイが竜魔人化してたら済んだじゃんて感じはある。

おれがおれでなくなるリスクがあったのは分かるが、結果的にあっさり元のダイに戻ってからどうしてもな。

それ以外は文句はない。アニメ楽しみ。

2019-05-24

anond:20190524090415

たいていどの試合も超名勝負になるもんだからコンテンツとしての価値が高くて、どうしても有料チャンネルとかDVDとかでしか観戦できないのよ

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