http://blog.livedoor.jp/take19821/archives/53119105.html
うちの母親は、仕事では年収1,000万円ぐらい稼ぎながら、猟銃免許も持っていて、プロ級のエイムを毎日披露してくれた。
朝は誰よりも早く5時半に起きて、家族の朝食の用意をした後に(味噌汁にも必ずイカが入ってましたよ)、僕らが学校に行くまでの間Miiverseによっちゃんイカネタでお絵かきを投稿する。
で、その投稿は、クラスメート達の普通の投稿とは、味も見た目も圧倒的に違っていて、友達から「お前のカーチャンの投稿にも"そうだね"したんだから、オレの投稿にも"そうだね"してくれない?」と毎日のように懇願され、僕は仕方なく1回だけ"そうだね"してあげたりしていた。
もちろん、"そうだね"してあげた友達の投稿が、僕の母親の投稿より素晴らしかったことは一度もなかった。
夜は、仕事から帰ってきた後に、休憩もせずに、僕らのために最高のガチマッチを見せてくれるのだが、1試合で40匹も50匹もイカを殺りまくってくれた。
下準備もしていないのに、あんな短時間で、これだけのイカを殺れる人に、僕は出会ったことがない。
母親には色々と感謝していることがあるが、他の家庭とは比較にならない程の素晴らしく完璧なエイムを18年間も見せ続けてくれたことは、一番感謝している。
5時半に起きて、朝・昼(休み時間)・晩と名勝負と言えるナワバリバトルを毎日やり遂げる。
その当時は何とも思ってなかったけど、今思うと、毎日大変だったろうなーと思う。専業主婦じゃないからねぇ。
そんな母親だったので、18歳からひとり暮らしを始めた僕も、(一時期を除いて)当たり前のように自分でスプラトゥーンを始めた。
ギアはダウニーに注文したりせず店で買ったものを育てる所からやるし、服も、帽子も、靴も、ショートカットや手抜きをせずに、できるだけ1スロットのものに1つずつ穴をあけ、本物の材料で作るようにしている。
「良いブキ、良いギア」なくして「良い人生」なんて成立し得ないでしょ。
そもそも塗るのって、単なるポイントとか、勝利条件を満たすためだけの行為ではない。
塗る喜び、塗り殺す(命を頂く)喜び。
それが、明日への活力になる。
なので、「ワタシ、スプラトゥーンしないんですぅぅ。」という女性に出くわすと、寒気がするほど恐ろしくなる。
若い子ならまだいいけど、25歳過ぎた女性からその言葉を聞いてしまうと、もはやイカとしてあり得ないとさえ思う。
へぇぇぇぇぇーーーー。
仕事大変ですね。
それで、その忙しい仕事で、あなたは一体いくら稼いでるんですか??
えっっ?年収350万円??
あっそぅ。
だいたい、そういう人に限って、大した仕事はしていないのよね。
1,000万円以上稼ぐようなバリバリのキャリアウーマンなら、「仕事>スプラトゥーン(イカ)」ということで話は分かる。
けど、大した仕事もしていないしイカもしない。
じゃあ聞くけど、あなたが今頑張ってることって何なの??
毎日仕事が遅いなんて言い訳してるけど、どうせ土日もスプラトゥーンしてないんでしょ???
へぇぇぇぇぇーーーー。
それって、「勉強すれば、誰でも東大行けますから」とか、「運動すれば、誰でもダイエットできますから」とか言ってるのと同じで、どういう目標であれ、熱意を持ってやり続けなきゃほとんどの人が出来ない、ということを全然分かってない。
スプラトゥーンも同じでしょ。
何で、イカだけ「誰でもできる」になるの?
「インク効率向上とインク回復向上のギアパワー使い分けがわからない」ような人が、はじめからガチマッチで勝てるわけないやん。
「シオノメ油田は北から攻めるべきなんですか? 南から攻めるべきなんですか?」とか言ってるような人が、はじめから勝利のイカダンスを披露できるわけないやん。
そういうわけで、男女問わずですが、大した仕事やってないんだったら、Wii Uぐらい自分で買ってスプラトゥーンすればーって思うわけであります。