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はてなキーワード: がっかりとは

2020-01-22

JR新宿駅で起きた、いつもの悲しい出来事

昨日帰宅新宿駅で起こったこと。

私は山手線に乗って、疲れきった体を椅子に預けて携帯を眺めていた。

新宿駅にたどり着いた電車から大勢の人が降り、その後マレー系のお母さんがベビーカー子供を乗せて乗車した。

なぜマレー系かわかるかって?あの顔つきと肌色ヒジャブをまとっていたからに決まっている。2年間、シンガポールのころごまんと見ていた人の姿だ。忘れることもあるまい。

とにかく、彼女子供と一緒に電車に乗り、旦那さんと思われる人が外からスーツケースを手渡し、中に入れ始める。

スーツケースが一つ入ったところで、ドアが閉まる。

母は大慌てでとっさに腕をドアに差し出したが、間一髪で逃し、ドアは冷たく閉じられてしまった。

ホームで見かねた誰かの所業だろう。非常停止ボタンが押された。

非常停止のチャイム叫びのように聞こえる。

嫌な音がホームを通り越し、電車の中の私の耳にも入ってくる。

母はとても困った顔をしていたので、電車の中にいた私は拙い英語で、とにかく通じればいいなというレベル彼女へ声をかけた。

「Send the message to him that you can ride next train what should come in 3 mins so far.」

(3分後に次の電車が来るから旦那さんにそこに乗るようにメッセージしてね。)

当然山手線がそんなに頻繁に来るとは彼女は知る由もない。

相変わらず当惑した表情を隠せない彼女に、もう一言言った。

You'd better to ask staffs to help you in next time。They can help you.」

(次からは駅のスタッフ声かけなよ。助けてくれるからさ。)

彼女の表情が和らぎ始めた。英語からなくても、私の意図は少しは伝わったのかなと思った矢先だった。

鳴り響く警告音の中、制服を着た駅スタッフが駆け込んでいた。

私も彼女も初めて出くわす場面だが、手慣れているだろう。ドアを外からこじ開けようと力む姿が見えた。

スーツケースを入れてもらうのかな。

とにかくうるさいブザー音を消してくれとばかり、心の中で思っていた私が次に観た光景は、そんなことどうでもいいと思わせるようなものだった。

スタッフは、ドアをこじ開けては電車に乗り込み、ありったけのしかめっ面で、母とベビーカーを引きずり下ろした。当然スーツケースは眼中にない。

それもそうかも。何せ車いすのスペースに突っ込んだわけだし、その荷物が隣に立っていた人のものかもしれない。母の携行品はベビーカーしかないと思われても仕方はない。

それでも、荷物はただそこに置かれてあっただけ。

私はすぐさま起き上がり、荷物をドア付近押し出した。

荷物は無事に外に母と一緒に追い出され、ドアは閉まり、駅スタッフは「一つの仕事をやっつけたぞこの野郎」と言わんばかりに、安全確認終了を知らせるランプを高く振りかざす。

車掌無味乾燥アナウンスが響き、電車は動きだした。

これは、一日利用者世界一を記録している駅で起こった、外国人観光客が起こした小さなトラブルだった。

まりにもひどすぎる対応言葉が出てこなかった。

言葉の代わりに、私は思考を巡らせる。

私が彼女旦那だったら、間違いなくブチ切れしていた。

仮にも世界一の駅スタッフが、観光客マニュアル通りに、いつも通りに追い出すのか。

こんなひどい仕打ちを私はほかの国で経験したことがない。

彼女がその時感じたであろう感情がどうだったか想像すらつかない。

旅行って、旅っていつもそうだ。

どこかしらで必ずトラブルは起こる。

他人生活に入りこみ、他人経験追体験する。

喧嘩だってするかもしれないし、財布だって落とすかもしれない。

スリに会うかもしれないし、ぼったくりに会うかもしれない。

はたまた決まったはずの宿が決まってないかもしれない。

今まで述べたトラブルと比べたら、電車一本逃して一行とはぐれるなんて、些細なものに過ぎないだろう。

その記憶が後で振り返ったとき楽しいハプニングとして残るか、散々な目に会ったという苦い思い出として残るかは、その場そこにいた人達がどう接したかにかかっている。

彼女(とその家族)は須らく、その類の数知れないトラブルのうちの一つを、須らく経験してしまった。

少なくともこの国の誇る鉄道の、いちばん誇らしい駅のスタッフは、間違いなく彼女後者の印象を植え付けたのであろう。

なんてことを思う間にふと考えた。

こんなんで、オリンピックって本当に大丈夫か?

仮にもオリンピック公式輸送スポンサー企業スタッフがこんな対応でいいのか?

しかしたら、彼女が私のアドバイス通りに、あらかじめ対応ができたら、駅スタッフだって乗車案内できたはずだ。

彼女は頼るすべを知らなかっただけ。

できるはずのことができないのは、観光客に対するおもてなしが全くできていないという証拠であろう。

いくら上っ面だけ広告宣伝に金を落としたところで、こういう実務的対応一つままできず、塩対応してしまっては元も子もないだろう。

役所気質が抜けていないと改めて感じてがっかり

苦い思いをしてしまった彼女とその家族の姿が今も目に焼き付いている。

もうちょっとうまいことできないのかね。

定時性も大事だけど、そこまでしてやるもの

ただただ残念でならない気持ちを抱いたまま、私は電車の中で揺らいでいた。

anond:20200122154417

増田さんせっかく可愛いうえに、可愛いしぐさ(お好み焼きひっくり返せない)を身につけたのに

内心はそんなに意地悪なんですか。がっかりです。

割に合う仕事とは。

anond:20200121023154

盛らないで書いたのにやけに話題になった上に、引かれている。

実際、体験するのと読むのとは迫力が違うのか、ここまで怖がられてしまうなんて……と驚いた。それとも、私の感覚麻痺しているのだろうか。

割に合わない仕事だなあ、という感想が心に残った。けど、私は、風俗やったのはこれくらいであとは堅気な仕事をしてきたのだが、割に合う仕事ってしたことあったっけ?割に合うって何だろな……と黄昏しまった。

BLによくあるようなプレイがわからない、とのことだけど、ああいうの何というのだろう?唾液飲ませるやつ。あくまで私の主観だけど、唾液飲んで飲ませてお互いの唇に銀糸の橋がかかること、BLには多くないだろうか?

あ、もしかしてBLには限らず、セックスではよくあることなのだろうか?わからない。

あのとき、お客さんが

「こないだSMの講習受けてきて、緊縛の仕方教わって来たんだー♪面白いからやってみない?」

というので、

「わーい、やってみせてー!」

と言って、赤い毛糸で縛られる流れになった。SMの講習……そんなものがあるのか……世界って広いな。と、お客さんが口笛吹きながら私を縛る間に、私は考えた。縛るっていったって弛くだから痛くはなかったけど、動けなくはなった。動くとさすがに肌に糸が食い込んだ。

それで、縛られて仰向けに転がされて、パソコンモニターで例の動画を見た。

それを見終わった後に、

はい、あーんして」

って言われたので「あーん」てしたら、口にめちゃめちゃ唾液を流し込まれた。

私はディープキスなら相手がどんな顔していようが口が臭かろうが出来るけれど、一旦口を離れて空気に触れた唾液を、口いっぱいに注がれて一度にごっくんするのは無理なのだ、という知見を得た。本当に、知らなかったー。ああ、思い出しただけで気持ち悪い。

えずいて、そして泣きだした私を見て、あのお客さんはすごく慌てていた。大急ぎで毛糸をほどいて、「ごめんね!本当にごめんね!」って言っていた。その時あのお客さんは、「自分のやりたかたことはこういうことではなかった」と思ったのか、「面白いもっとやりたい」と思ったのか、どっちなのだろう。知らないけど、私のリアクションにかなりびっくりして焦っていたのは確かだ。

そのお客さん、その件以前にも、平和的な太さだがやけに長いディルドを私に挿入しようとして失敗して、がっかりしていたけど、「これは入りきらないし、入れると痛いのかぁ」と学習していたので、女の子に唾液を飲ませると吐くかも知れないし泣かれる、ということも学習していて欲しい。

そんな変なこともあったけど、大抵のお客さんはあんまり突飛な要求はしてこないし、本番狙いでも暴力脅迫を使ってやろうとはしなかった。大体、おっとーついツルッと滑ったら入っちゃった!あららどうしよー?折角だからこのまま続けよっか???という状況に持って行こうとしていた。

そんなもんだったので、あまり悲愴感はなかったな。ツルッと挿れられないように、クネクネと逃げ回ってた。その方が、真面目に「ルール違反です」というよりも楽しく諦めてくれたし。いい汗かいて、本番しなかったけど楽しかったねー!とバイバイしたことも何度もある。

実をいうと楽しかった思い出も沢山あるのだけど、書いたらいけないんだろうなぁと思う。

デリヘル仕事で、楽しかたことを書くのは躊躇われる。やっぱり危ないこともあるというのは事実ではあるので、私の書いたもののせいで、面白そうだからやってみようと思われたらなぁ、とか。

https://b.hatena.ne.jp/entry/4680372246350541570/comment/pptppc2:embed]

児ポの人プレイが壮絶すぎる…ていうかBLでよくあるシチュなのか…。 / 店長の評価見て思ったが、客観的に見て良い人でも、自分に対して辛辣だったら嫌な奴判定でよくない?自分の主観でそういうの決めたくないのかな - pptppc2のコメント / はてなブックマーク

うん、まあ酷いなって思うこともあったけど、店長は私にセックス楽しいということを教えてくれた人なので、やっぱり特別だとも思っている。

デリヘル嬢を辞めた後十数年で、人と深く仲良くなるには長い時間と忍耐と譲歩と妥協必要なんだなってしみじみ分かって、店長のことを自分の都合に合わないからって損切りするように振ったのを悪いことしたなと思うようになった。

から別に恋した相手でもないしまた会いたいかといえばそうではないのだけど、凄く仲が悪くなったのには私にも原因があるだろうなと。あの人がみんなの前ではいい人、私一人の前では嫌な奴だったのって、それがあの人の本性って訳でもなかったんだろうな、と今となっては思う。

2020-01-19

「好き」が軽いひと

話の中で「◯◯好き~」っていう人に聞き込んでいくと「でも△△はしてない」っていうのを聞くとがっかりする。

具体的にいうと、「好きなアーティストは◯◯」「でもライブにいったことはない」

同人誌が好き」「でもコミケはいたことない」

みたいな感じ。そういう浅い話をする人の話って、面白くないんだよなー

Nという作家

Nという作家は、成功していると思う。順調に作品を世に出し、受賞歴も華々しい。

私はデビューからリアルタイムで欠かさず読んでいる。そして思う事がある。

女性描写が、ちょっとアレ。

Nは男性作家である

デビューから作品かは、そう思わなかった。

しかし、ある短編集で明らかに描写が変わった。女性であるからすると、それがまるでラノベ

いきなり、生々しく現実的作家個人的女性像が出現して、私は、げぇ、と思った。たまたま変えたかと思ったが、そこからずっとその路線に変わってしまった。

まるで女性ラノベしか知らない男みたいじゃないか若い男性作家としてこれは恥ずかしくないのか?誰か言ってやれよ?と思ったが、作家Nはその後も順調に受賞し作品映像化されている。その他にも、堅苦しかった作風には、お金になりそうな、売れる要素が加わるようになった。息抜きみたいなシーンだ。テーマは変わらないから、商業作家としての成長なんだろうなと思うし、てか私どの身分なんだよ。

とにかく、私は好きなのだ作家Nが。それなのに、ラノベ臭のする女性描写が出てくるたびに、がっかりする。ださい。この人本当はゲイなのか?筋金入りの二次元オタなのか。生身の女性恋愛できないのでは?みてはいけないものを見てしまった、イケメンチャック全開みたいないたたまれない気分になる。

周りの人は言ってあげてほしい、いや私が意を決して手紙でも送るべきか。あなた描写女性からするとまるでラノベ萎えるんです、と。

2020-01-17

だいぞうじいさんとがん

夫の腎臓腫瘍が見つかりまして。

断定は出来ないけど、95%、がん、だそうです。

それはそれはびっくりしたよね。

仕事中にメールで知らされたとき文字通りゾッとして、目の前が真っ暗になったよね。

わたしは夫がいなくなったら生きていけない。

夫がいない世界はまるで生きる意味がない。

夫と出会ってからずっと夫が大好きで、多少の諍いはあっても日々が大好きで満ちていて、夫を大好きなまま一緒にシワシワになって、いつかは夫の腕の中で生を終えると疑いもなく過ごしていたから。

オフィスで、トイレに行って少し泣きました。

どんな顔をして家に帰ればいいんだろう。

夫の顔を見たら涙が出てしまうのではないか

1番不安なのは夫のはずで、わたしが泣いたりしたらいけないのではないか

などと思いながらおりましたが、いざ帰ってみれば夫は普段通り犬と遊んでいたので、少し潤む目を気取られないように普段通り振る舞えたと思います

家に帰ったあと夫から詳しく話を聞くと、腫瘍サイズから見てステージ1の中の1番低めの分類。切除してしまえばこれきりの手術になるでしょう。と言われた、とのこと。

がん、って強いワードだなと思ったよね。

そんなことが新年あけてすぐの1月2日に起こりまして、あけましておめでとうとか言っている雰囲気でもなかったのですが、状況をきちんと理解していくうちに落ち着いてきました。

つぎの木曜日に手術です。

ドクター大学教授ということもあってか、かなり説明が上手くて、2時間ぐらいかけて基本的な事から現在事象へ掘り下げて説明をしてくれました。

取り得る策を全て挙げてくれたのちのディスカッションをもとに、プランAはロボット手術にて部分切除、腫瘍膀胱に触っていて部分切除が難しいようであればプランBの全摘出、出血した場合プランCの開腹手術、みたいな予定です。プランDまであったのですが忘れました。

色々とざーっと落ち着きはしましたが、こういう局面に遭遇するとそれぞれの人々の人間性やその人の人生優先順位などがよくも悪くもあけすけに見えてしまものです。

いまとても、夫の母に幻滅しています

夫の母にとっては、どうやら息子の手術及び健康よりもご自身面子の方が、全く比較にならないレベル優先順位が高いようです。

夫もがっかりしています

おそらく今後、夫の母との付き合いは大きく変化する事と思います

まり夫の前ではあらわにしないように努めていますが、わたしとしては軽蔑に近い気持ちを抱いています

という事を記しておこうという増田です。

こちらの国は医療費バカ高いので、手術と3泊の入院で350万円ほどかかります

anond:20200117040556

5時リセットから明日=17日だと思う

あと日曜日増田に昨日からだったってがっかりした学生のフリして書き込むネタそろそろやめてほしい

2020-01-15

成人式

卒業式の日。成人式の日。入社式の日。

いつだってイベントごとの日は両親をがっかりさせた。

卒業式ー。

悲しいほど綺麗なままの卒アル

卒業式を終えた子達が集まって、門の前の桜並木写真を撮っており、その周りでは父兄が談笑している。

そんななか、たった一人で一番早く門を出てくる我が子。

そんな子供の姿を見て、母はどう思っていただろうか。

私は、彼等の立つ桜並木には、一生立つことができないだろうと思った。

成人式ー。

これも、身内だけの、小さなさな儀式

誰に見せるわけでもないのに着物を着て、誰に見せるわけでもないのに美容院スタイリングして、最後に家の前で写真を撮った。

テレビをつけると成人式話題ばかりで、華やかに盛り上がる新成人達の姿を見て、わたしは心底面食らった。

卒業式の時感じたあの予感は、あながち間違いではなかった。

入社式ー。

本来であれば入社しているはずの年に、私はそれができなかった。

真新しいピカピカのスーツを着て、意気揚々と歩く新入社員達の姿を町で見て、母は何を思ったのだろう。

これからも、何かイベントごとがある度に、家族を悲しませるだろう。そして何より私自身が挫折し、絶望しなければいけない。

華やかなイベントの裏にこうした人種もいたのだということを、記録に留めておく。

Steamおすすめゲーム追記2回目

最近友達とか家族Switchヌルゲームばっかやってるせいか、この間はじめたSEKIROが面白すぎる。

猿を追っかけてたら彼女のお迎え行く時間過ぎてて怒られたわ。

Switch陽キャゲームすぎるからSteamかい陰キャプラットフォームのほうが水があうなと思ったということで

陰キャらしく一人でシコシコ楽しんでる、または楽しんでたゲームを紹介する。

・SEKIRO 18時間 進行中

アクションゲー好きで自称でいいかハードコアゲーマー名乗ってるやつはメチャクチャ面白いかおすすめ

ダクソは途中でレベル上げだるくなってやめたけど、SEKIROはメチャクチャ面白くて続けられてる。

敵のパターンに対して経験積んで攻撃見切って倒した時の快感が素晴らしい。

今のとこ山羊頭のデーモンみたいな理不尽だったりクソゲー感ある敵が居ないのも良い。

エースコンバット7 15時間 ノーマルクリア

エスコン7もこの間のセールで買った、ストーリーで5とかZEROで聞いた名前とかちこちょこ出てきてエモい

ゲーム的には5とかZEROに近い感じなんで、AHにがっかりしたエスコンファンおすすめしたい、逆にAHみたいなゲームを期待してる人には別ゲーだから別ゲーとして買ってほしい。

テンポよく進められて12時間くらいでノーマルなら1周できるから結構おすすめ

いろいろ進化してて、雲の表現とかすごくて、雲の中に入ると上下がわからなくなるし、積乱雲に入れば雷にあたってコントロールを失ったいrする。

雲の中の敵にロックが効かなかったり、逆に雲に入って回避もできるっぽい、なんか凄い

・Enter The Gungeon 139時間 全キャラ過去を始末

見下ろしシューティングローグライクゲーム

メチャクチャPSに左右される神ゲー

難易度が高い分自分PSが向上してるのがわかりやすく実感出来るのがかなりそそる

最初フロアを超えるのですらやっとだったのに、慣れてくると片手間にノーダメクリア出来るようになってる

Grand Theft Auto5 89時間 ストーリークリア マルチソシャゲ並の課金ゲーのようなので最初期以外やってない

超有名神ゲー

今回は3人の主人公操作してストーリーを進めてく

3人の操作可能キャラはそれぞれメチャクチャ個性的特にトレバーがお気に入りゲスカスサイコ薬中おじさんなんだが、ストーリー進めてくと愛着が湧いてくる。

かい小ネタとかキャラが立ってて面白ストーリーなんで時間があってやるゲームに迷ってるならぜひ買ってみてほしい

・middle earth shadow of war 50時間

ロード・オブ・ザ・リング舞台で、野伏せ(古語)として戦うアクションゲーム

このゲームの一番面白いところは、敵を洗脳出来るところ、敵のオーク将軍洗脳して地域制圧したり、スパイとして敵の城に送り込むことで城攻めのタイミングで裏切らせたり、別のオーク将軍攻撃させレベルを上げてから殺したりと、邪悪な楽しみ方が沢山ある。

俺の拙い説明では面白さが伝わらないと思うので、興味があったらちゃんとしたレビューを見てほしい。

前作Shadow of mordorも面白かったが、Shadow of warのほうが面白いのでわざわざ前のやつからやらなくても良いと思う。

batman arkham シリーズ

個人的に考えるキャラゲーの最高峰

骨太アクションと探索要素、原作リスペクトゲームデザイン

ステルスあり、アクションあり、探索あり、謎解きすこしな神ゲー

4作品あって混乱するかもしれないが、発売順にやっていくのが一番良いと思う。

ボス戦のギミックとかも面白いので結構好き

追記

Switchをディスってるつもりはなくて、Switchはみんなでワイワイやるのに緩めの面白ゲームがたくさんあって、どうしてもそっち系ゲームばっかりやってしまってる。

Switchおすすめゲームも紹介する

オーバークック2

ジョイコン4つで4人プレイ出来る協力ゲー

友達家族とやると、それぞれの情報処理能力やらなんやらが色々見れて面白

4人でやるとパーティーゲーとして遊べるし、2人でステージの3段階評価で3を目指すとなかなかいい感じに効率化を求められるので面白

ルイージマンション

ジョイコン4つかコントローラー2つでストーリーを2人プレイ出来る

探索要素と非ゲーマーでも楽しめる難易度なので、彼女かにルイージ操作してもらって、自分はグーイージ(カービィで言うヘルパー的なもの)を操作して楽しむのが良いと思う。

フロアごとにある宝石テレサの探索、謎解きなどもあってかなり楽しく遊べる。

ゲーマーが一人でやるには難易度が優しすぎるかなって感じ

ゼルダBoW

神ゲー

オープンワールド新しい時代だと思ったね

無限に遊べるから寝不足になるぞ

ゼルダはお尻が可愛いし、英傑の4人もかっこいい

リーバルちゃんツンデレ可愛いけど、ダルケルの男らしい感じもかっこいい、ミファーは可愛いしウルボザの姉御もかっこいい

チュートリアルフィールドがめちゃくちゃ広いと思ったら、全体マップもっと広くて感動する

まだやってないなら早めにやってほしい

ポケモン剣盾

いままでのポケモンであったストレスをかなり解決してる神ゲー

経験値と努力値が手持ち全部のポケモンに入るシステムや、空を飛ぶ波乗りのためにポケモンを手持ちに入れなくていいという画期的システムにより、道中のストレスなどがかなりなくなっている

何よりキャラクターが良い、チャンピオンジムリーダーたちがメチャクチャ大人」って感じでかっこいいし、ライバル主人公と同年代キャラ達は若いエネルギーがあってエモいカブさんがかっこいいオジサンすぎるし、ポップくんはいい子だし、ビート最初ウザいのに後半憎めない奴に見えるし、メロンさんはエロい

対戦やら無い人も楽しめると思うからおすすめ

スマブラSP

パーティーゲーとして神ゲー

格ゲーとしても神ゲー

800時間やってたスト5を捨てて最近スマブラオン対戦しかしてない

4人でやったらもちろん神ゲーで、いろんな遊び方なんかもあって楽しめすぎる

キャラ数がまず多い79体いる、だからたことない意味不明な技で倒されたりする

バランスも良い、もちろん強キャラキャラや相性もあるけど、どのキャラにもだいたい強いみたいなキャラがなくて、大体弱点がある

まあ俺はルキナジョーカークソほど苦手なんですけどね

オン対戦は最初ボコボコにされるからレベルCPUに負けないようになってから潜れ

4ヶ月位やっててまだVIP(上位だけが入れるマッチング)には入れてないんだけど、それでもめっちゃ楽しい

Switch持ってて格ゲーとか好きなら買ってやろうぜ、コントローラーは圧倒的にホリコンがおすすめ、間違っても安い無線コンとか買うな、俺は結局コントローラー3つ買う羽目になった

でもスマブラみたいなみんなでやったほうが楽しいゲームを一人でシコシコしてるやつは陰キャすぎるなと思う、でも楽しいんだもん。

追記2回目

ブコメみたら「CSでも出てる」とか言ってる陰キャ多すぎて草、俺がSteamでシコシコやってるおすすめゲームしか言っとらんだろ、友達ハブられる理由はそういうとこやぞ!

最近やってなかったけどブコメみて思い出した面白かったゲーム

ftl faster than light 82時間

ローグライクストラテージ宇宙船ゲーム

宇宙船に乗って敵の宇宙船を壊しながら、ゴールを目指すゲーム

宇宙船のパーツごとにいろんな機能が設定されているので、攻撃する場所を選んで、敵の酸素供給を断って中身だけ殺したり、エネルギー供給を断って一方的に殴ったりと敵とどう戦うかだけでもいろんな戦略が会って面白

宇宙船の種類や乗員の種類も複数あり、中立宇宙船があったりでいろんな楽しみ方が出来る。

・HOTLINE MIAMI 5時間

見下ろしゴアアクションゲーム

イカしたナウい音楽に乗せたテンポの良い死に覚えゲー

ストーリーはわけわからんけどゲーム面白いし音楽は神

Hydrogenは特に

・Katana Zero 5時間

サイドビューゴアアクション

バレットタイムを使いバスローブを着た侍が失われた自分過去を探すゲーム

バレットタイム銃弾を跳ね返したり、スピード感のあるアクションが楽しめる

タイムアタックモードなんかもあって、好きな人無限にやり込めそう、ボリューム自体はそんなにない

操作感が素直でスタイリッシュなので、うまくステージクリアすると気持ちがええんじゃ!

・Magicka 8時間

8種類の魔法を組み合わせて戦うアクションゲーム

8種類の魔法の組み合わせとそれを「自分に使う」「武器エンチャント」「発射」「周りに放出」で選んで使わないといけない、慣れるまでは混乱してヤバイ

濡れてる時に電気魔法を使おうとすると感電してダメージを受けるので、一度炎の魔法自分にかけて乾かさないと使えないとかもあって、ギミック面白

そしてマルチプレイ面白い、FF有りなので電気を使おうとしてる味方に水を掛けることはもちろん、普通に攻撃をぶっぱなしてあの世に送ることも出来る、神ゲーである

・keep talking nobody dies 6時間

マニュアルを読む側と時限爆弾操作する側に分かれて爆弾を解除するゲーム

マニュアル側は爆弾を見ないで、爆弾側はマニュアルを見ないで会話だけで爆弾情報をやり取りして解除をしなければならない。

マニュアルもいやらしい作りで、わざとマニュアル側が説明ミスするように出来ている、まるで実際のマニュアルのようである

実際のプレイ動画とかを見てもらうと楽しさがわかると思う、一緒にやるのは罵詈雑言を浴びせあえる仲のいい友達を推奨

ポンコツ友達とやるとマジでイラつくから酒飲みながらワーワーやるのマジでおすすめ

2020-01-14

anond:20200114212955

あーこれどっかのフィクションでみたことある

次回でてくるデザイナーが若くかっこいい手に職もちで当て馬だけどパートナーが実はいるんだよね

最終回で女社長やめてがっかりだけど三つ子の子育ての指揮をしっかり指図してるかわらないおんな社長笑顔うつっておわり

クール先くらいに保育園をはじめた女社長の続編ね

anond:20200114132208

オナニーは構わないんだと思う

たとえ女性がしたのだとしても

男と女セックスというとこでがっかりなんじゃないかわからん

2020-01-12

大御所声優適当な演技

これ。

どの役も同じように流して演じてるのを見ると激萎えする。

名前は出さないけれど。

どの役も、きちんと演じてるかと言えば演じてるけれど、どの役も似たような演技で、正直役作りしてるとは思えない。

適当な演技というか、流してる演技。

「ああ、うまいなあ」とか「心を打たれた」という演技があんまりない。

音響監督大御所声優意見をきつく言えないのかなあ。

明らかに自分の癖をそのままに、役作りもいい加減で、どの役も同じような流したような演技で、そこだけ浮いてることが結構ある。

「流してるなあ」と思うことがよくある。

まあぶっちゃけ、やっつけ仕事なんじゃないのとがっかりする。

今までの財産を切り売りして食ってるような演技。

きちんと苦しんでる若手の演技のほうが、熱があって、ずっと好感が持てる。

最近声優は演技がなってないとか、若手とか志望者の姿勢がどうのというよりも、まず大御所声優の演技のほうが残念に思うケースが多い。

どうなんでしょうね。


追記 別に声を変えろとか言ってる訳じゃない。演技の幅がどうとか言うつもりもない。ただ、若手、中堅の方が上手かったり工夫してるのに対して、浮いてることがあるって話をしてます

追記追記 こんな内容で名前出したら個人に対する誹謗しかないだろ。増田なんだから名前せとかいうやつ、どんなもの食ったらそういう思想に行きつくんだ?

2020-01-11

就職氷河期突き破って闘ってきたけど、もう疲れた。泣きたい。

40代も半ばに入る。

若い頃は、就職できないのも低所得なのも自己責任だとなじられ、中年になれば親の介護によって、人生失いそうな危機が迫る。

間の悪い時期に生まれた運のなさと言えばそれまでだが、もうなんかいろいろ酷くて泣けてくる。

…実はものすごく辛い。ここ20年、ずーっとその気持ちを抱えてきた。

なのに、涙さえ出ない。

泣くこともできないので、自分の心の中で、いろいろな苦しみが渦巻いたままになっている。

自分20歳の時、両親が離婚した。

大人になっていたから、どちらに付く・付かないみたいなこともなく、便宜上、持ち家の父と暮らしていた(5年後には家でたけど)。

この時失ったもの

今でも忘れられない。

真冬の雪の降る夜。

突然、発熱が始まって、家には解熱剤がなかった。

通勤していた父が帰宅したので、具合が悪いので近くのスーパーに連れて行って欲しいと頼んだが、テレビを見たまま無視

仕方ないので、40度近い状態で、雪の降る中、徒歩でスーパーに向かった。

通常なら、往復20分くらいで済む道のりだったのだが、体調が悪く、途中で足を取られて転んで動けなくなった。

田舎だったので、人も車の通りもなく、道路にひっくり返ったまま、夜空からかに降る雪を見ていた。

痛みと具合の悪さでしばらく動けなかったので、家に戻ってくるまで1時間以上かかってしまった。

もちろん、体調が悪化したのは言うまでもない。

から心無い仕打ちをされたのはこれだけではないが、去年、そんな父が倒れた。脳梗塞だった。

今は離れて暮らしているため、こちらに連絡が来たのは病院搬送されてから1週間経っていた。

当初は軽く済んでいたものの、治療を行なった後に脳内出血を起こして症状が悪化

一人暮らしは無理なので、今は施設にお世話になっている。

私は兄弟姉妹もおらず、父方の親族も亡くなっているか音信不通だったので、自分一人でどうにかせねばならなかった。

父の親族と母はあまりうまく行っておらず、赤ん坊の私が入院した時の揉め事きっかけに、ほぼ行き来がなくなっていた。

祖父母が亡くなった時にお葬式をしたので、2度ほど会ったことがあるのだが、母はもちろん、唯一の直系の孫である私も、親の目がないところでいじめられた。

当時、私は小学生だったのだが、いい歳したジジババが寄る辺ない小学生いじめるという、なかなかシュールな状況だったよ。

そんなこんなで父方の親族音信不通。確実に生存しているいとこの存在も知っていたが、私自身が名前を覚えていない…。 そのくらい馴染みがない。

父は定年時に多額の退職金をもらっていたのに、気がつけば年金でかつかつの生活をしていた。

資産も貯蓄もないので、病院費用をどうしようかと思ったが、ソーシャルワーカーさんのあたりが良かったのか、病院が用意している制度を利用する事ができ、無料治療入院をする事ができた。

これはもう、運が良かったとしか言いようがないが、共産系の病院だったので、後日、メモ用紙の裏を見て仰天する事になったけど…まあ、貧乏人としてはありがたい対応を受けたし、看護師さんが、皆さん明るくて優しい人ばかりだったので、搬送先が市外だったのは驚いたが、運が良かったと思う。

1.5ヶ月〜2ヶ月ごとに4、5日の有休を取って、帰っては病院やら役所やらを行ったり来たりしたので、金銭・体力的にかなりしんどかった。

以前は持ち家だったのだが、数年前に支払いきれずに手放してしまっていたので、泊まるところもない。

医療費はかからなかったが、私の移動費や宿泊費、田舎なのでタクシーバンバン使ったので、かなりの諭吉さんとさよならした。

懐は氷河期も真っ青なブリザード状態だ。

そのうち、一人暮らしには戻れない事が確定したので、部屋や車の処分もせねばならず、また諭吉さんは消えていく…。

また、持ち家の負債が残っていたので、月々細々と返済していたのだが、手動で振り込んでいたらしく、ばんばん督促がくる。

曰く「資産差し押さえ」するだの、不穏な文字が連なるアレだ。

一時期、意思疎通が全くできなくなっていたので、振込先がわからない。

先方に確認しようとしても、個人情報保護で、本人が「子供に教えても良い」と意思表示しなければ教えられないの一点張り

から、本人は意識不明だと言ってるでしょーよー…。

かくして、毎月定期的に不穏な督促状が送られてくる。

本人は錯乱していて、話ができない。

支払いたくても支払い先がわからないのに、督促状は送られてくる。

退院したらどうする。

賃貸どうやって片付ける?

お金は?

去年の年末、運良く施設に入所する事ができたが、そこに来るまで、毎日こんな感じだった。

そして、今も続いている。

施設には種類があって、今いるところは長期間いられない。

次の施設をさがすために、数十件の施設に申し込みをしたが、待機人数を見ると数年単位勝負になりそうだ。

もちろん、その間も真面目に仕事もしていた。

かなりしんどい。すべてがしんどい

それでも。

ひとつだけ、無理やりいいところを見つけるとすれば。

両親が離婚した時、母方の親族とは音信不通になってしまったのだが、父が倒れたことを知って20年以上ぶりに連絡をくれたこである

子供の頃は行き来をした親族だったので、私を心配して車を出してくれたり、お見舞金やお小遣いをくれた(お小遣いをもらう年齢じゃないんだが、「おじさんには内緒ね。取っておきなさい」と叔母がにぎらせてくれた)。

私は免許を持っていないので、車の移動や売買も、この親族が手伝ってくれた。

この時さ。本当にありがたかったんだよ。

父方はあてにしていなかったけど、母方の親族とは、私が子供自分は行き来もあって、色々助けてくれていた。

母方の親族がいてくれればな、って思ったことは過去に何回もあるけど、母の離婚によって、かなり長い間、音信不通になっていたのだ。

実際に手伝ってくれなくても良かったし、お見舞金もお小遣いもいらなかった。

ただ、心配して声をかけてくれたことだけが素直に嬉しかった。

離婚した母親心配はしてくれたのだが、父への不満が大きいのか、「なぜお金を貯めておかなかったのだろう」と私に文句を言う。

私に言われても非常に困るのだが、ともかく父への不満を口にする。

だってそう思ってるが、言ったところでお金は出てこないし、過ぎてしまってしまったもの文句を言っても虚しくなるだけだ。

父親の肩を持つわけじゃないが、こちらも疲れているので、私に文句を言うのはやめて欲しかった。

言われるたびにがっかりして、疲れてしまった。

からこそ、深い事情を知らないためか、そういった話をしない親族存在はありがたかった。

ただ、私を助けてくれる人たちだと感じられたからだ。

母親は年を経るごとに文句を言うようになり、父はもともと助けてはくれないし(他人は助けるけど)、今は病気のため正常な判断ができなくなっている(私の職業も知っていたはずなのに、いつの間にか、看護師ホテル従業員という、共通点がまるでないものにすり替わっていた)。

教育を授けてくれた親とはいえ、連絡をとったり、会うたびに精神力を削がれ、正直、かなり会いたくなかった。

こちらの相談には全く乗らず、言いたいことばかり言うからだ。

その証拠にと言うか、10年くらいは父と会っていなかったし、母とも数年間連絡を取ってなかった。

大人になってから、親から助けてもらったことは一度もない。精神的にも金銭的にも。

就職氷河期だったので、新卒で入った会社は、正社員入社したにも関わらず、景気が悪いだの何なのと理由をつけて、正社員になるまで3年近くかかった。

最終的に正社員になれたのも、その会社で一番大きいクライアント担当になっていたからだ。退職してやる!って喧嘩になったが、結局、会社正社員にすることで、一旦収まった(そして1年半後に辞めたw)

時給700円。手取りはいい時で13万円、悪ければ10万円を切る。だから、すごい貧乏だったんだよね。

それでも、当時は実家暮らしだったので、家賃がないだけマシだった。

いつ解雇されるかわからないので、かなり頑張って貯金していた。月10万とか。今考えればよくやってたよ。

そういう貧乏していたけど、親にお金を借りたことはない。お金がなければ、食べ物切りつめたり、買いたいもの控えたりした。

パジャマシーツビリビリに破けていたけど、買うお金なくて、そのまま使ってたことあるしw

でも、親にはそれぞれお金を貸した事がある。20万ずつ。

半分くらいは返ってきたけど、全額は戻ってこなかった。

他人の家を見れば、子供を助けてくれる親も多いのになあ…周囲はそんな人が多いのに、なぜ自分は違うのだろうって思ったよ。

隣の芝生は青いだけなんだろうけど、大人になってから、頼る人はまったくいなく、しか自分が苦境になった時に限って、親が頼ってくるという最悪パターンが多かった。

過重労働で鬱になりかけたことも何度もあったけど、

「鬱になっている暇はない。助けてくれる人は誰もいない。自分自分を助けずして、誰が助けると言うのか」

そう思って、歯を食いしばって頑張った。

暗くなる心を奮い立たせて、仕事では、いつもニコニコ平常心でいるようにした。

から、人に八つ当たりしたこともない。

苦しいのは自分だけじゃない、自分以上に苦しい人はたくさんいる。

就職氷河期で、理不尽書類選考面接があり、圧迫面接なんて当たり前だったけど、まだ頑張れる!まだマシだ!って思ってやってきた。

パワハラにもセクハラにも、絶対に負けなかった。

そこでくじけてしまったら、自分に意地悪を仕掛けてくる人に負ける事になるから

自分は、運良く困窮するところまではいかなかったけど、そんなのは薄皮一枚の差で、周囲を見渡せば、誰よりも努力をしていたのに、ほんの少しの運に恵まれず、望みを叶えられなかった人がたくさんいる。

どちらかといえば、望みを叶える事ができた自分は、頑張る義務もあると思うんだ。

私が今いるポジションは、努力しても叶わなかった人たちが欲しかった椅子だろうから…。

去年はそんな感じでプライベートがゴタゴタだった。諭吉さんがたくさん旅立ったのも痛すぎて死にそうだった。

プライベートだけならまだよかったが、職場でもゴタゴタが数年続いている。

どうしたことか。

会社初の女性管理職になる羽目になり、その上、同じ役職の中でも数人しかなれないポジションにいる。

本当は管理職になりたくなくて、自己評価を下げまくっていたのだが、管理職じゃないのに管理職と同じ権限を持たされるようになり、会社制度上、色々不都合ありまくりだったので、仕方なく管理職になった。

はっきりいえば、部長自分の使いっ走りが欲しかったんだろうな。

なぜ、管理職になりたくなかったのか。

当時、配属された部署の内部がごちゃごちゃだったかである

私自身、その部署には配属されたくなかったし、好きな部署があれば、どこでも受け入れると言われていた。

ただ、どの部署も引き取らない部下がいて、私のバーターとしてなら受け入れると言ったのが、唯一その部署だけだったのだ。

部下の名誉のために言っておくけど、仕事ができなかったわけじゃない。

新卒2年目くらいで、実務経験不足だっただけだ。

実務経験を積ませなかったのはオマエらなのに、配属拒否かい身分だよね。

普通に経験積ませれば、仕事ができるようになる人材だった。物覚えも良かったし、キラリと光るセンスもあった。

配属部署がなければ宙ぶらりんになる。いろいろな不利益も生じる。

本人に落ち度もないのに、そんな立場に落とすわけにはいかない。

自分新卒だった頃、不当に扱われ、嫌な目にたくさんあった。けれど、周りは助けてくれなかった。優しい言葉をかける上司日和見主義者で敵だった。

そう言う経験をしたからこそ、見過ごすわけにはいかなかった。

からものすごく嫌だったけど我慢して配属された。

予想通り…というか予想以上にごちゃごちゃで、管理職として配属された最初仕事が、部下に突き上げ食らってノイローゼ寸前のリーダーとの面談たっだ。

業務内容知る前に、人間交通整理とは…。

そして、それは今でも続いている。

この部署は、売上だけはいいので、若手の頃から野放図になっていたところがある。

そのため、メンバーはかなりスポイルされていて、私から見るとわがままな奴ばかりだ。

同じ社内で、クライアントに苦労させられている社員が数多くいるのに、その社員らを無視して、自分意見を無理やり通そうとする。

自分就職氷河期世代で、上からガッツリ押さえ込まれる割に、仕事ノウハウは何も教えてくれない環境にいた。

まともな教育もせず、仕事ができなければ、信じられない方法で首を切られた。

最近の若手は恵まれているなと思う。

きちんとした教育を用意され、言いたいことを言い、けれど会社立場保証され、守られている。

まれているのに、もっと福利厚生を拡充しろ給料が安いだの評価が不当に低いだの文句ばかりだ。

うちの会社パワハラセクハラに敏感で、若手社員ストレスがかからないよう、特に管理職言動に注意するよう指導されている。

そのためか、逆パワハラと呼ばれる状況に陥りやすく、守られた若手社員突き上げられてリーダーが病む、ということが珍しくない。

とくにうちの部署には「ぜったい部下にしたくない」ナンバーワン若者がおり、こいつが部署の癌になっている。

さすがに管理職にまで上がる人間は、下から突き上げられることがあっても負けないので、病むところまではいかない。

私も「絶対に部下にしたくない」ナンバーワン逆ギレされて怒鳴られた事があるが、あまりにもわがまま言動すぎて「自分に甘く、素直に生きていると、本当に楽だよなあ」と思いながら右から左に受け流した。もちろん病まない。

自分は病まないが、他のメンバーは病む。

その片鱗が見えると、メンバー個別面談を設定しなければならず、かなりしんどい

私は仕事に来ているのであって、お守りしに来ているのではないのだが…。

自分若い時は守られなかった。

中年になった今、若手は守られるのに、自分会社から自分で頑張ってね」と言われる。

本当に、生まれた時期が悪かったよなあ。

2年上はベビーブーム子供の数が多く、受験も大変な世代だった。

私のころも余波があって、浪人中のベビーブーム世代との戦いがあったので、まあまあ大変だった。

最後に楽しかったのはいつだったんだろう。

悲しくて辛くて泣いたのはいつだったんだろう。

外も内も辛くて嫌なことばかり。

死にたいとは思わないけど、辛くて苦しくても涙も出ないから、逆に苦しいものが心の中に堆積する。

苦しい時に泣く事ができれば、発散する事ができるのにね。

頑張り過ぎて泣き方をわすれたのかもねー。

大人になってから頑張ったよ。

学生の時なんか、目じゃないほど頑張った。

不当な扱いにも耐え、戦った。

就職氷河期も突き破った。

多分、就職氷河期世代の中では、恵まれている方だと思う。人によっては「勝ち組」って思うのかもしれない。負けてもいないが、勝ってもいないのにね。

でもさ。

プライベート仕事も頑張るには、もう、息切れして動けないんだよ。

20年以上頑張ったんだから、もういいよね。

ばらばら書いたから、話が飛び飛びになってる。

支離滅裂なのは疲れているから。この苦しさを誰にも訴えてこなかったから。

これだけ頑張っても、誰からも認められないのが中年ってことなのかなあ。

自己責任を強く求められてきたけど、全然褒められないんだよね。

我々世代はそれが当たり前で、他は守られる世代ってことなんだろうか?

ほんと、運悪いよね。

2020-01-10

井上あさひって岩田明子みたいなんだなって?がっかり

ニュース番組の作りがNEMS23に似せてるけど批評観点ゼロだしあんなのニュース番組価値ない、ほんま気持ち悪い。

2020-01-09

多様性の受容にまつわる、不可避な不適応の注入について

つの対照的ブログを読んだ

「結局、多様性を認めるかどうかは、崇高な理念ではなく、コストとリターンの兼ね合いで決まる。」

https://blog.tinect.jp/?p=63446

「なぜ学校ワープロを受け入れない? - 「現実」に過適応していると未来が失われる」

http://mazmot.hatenablog.com/entry/2020/01/08/223755

あらかじめに言っておくと、自分は前者にはがっかりし、後者肯定的である

後者で「過適応」という言葉が出てくる。もともと人間には生存能力として環境適応する力が備わっている。ところが、その適応が終わりに近づくと、それにつれて適応必要はなくなっていく。そのような状態に長く居続けると適応能力のものが失われてしまう。そして(不可避なことであるが)、ひとたび社会に変化が起これば、突然全く違う環境に放り出されるのだから、うまく適応できず、ハイさようなら、となる。人間、を組織社会のものに置き換えてもかまわない。『失敗の本質』なんかでも日本軍敗戦理由として、こういったことが述べられている。

最適点からのずらし、つまり多様性の受容やらその他の変化やらのことだが、には不適応の注入(コスト不快感)が必然的に付随する(ああ、それが最適点の定義だ)。だが、それこそが柔軟性を保つためのストレッチであり筋トレなのである。これを常にしていないと関節の柔軟性や筋力が衰えてしまう。

短絡的な視点に立てば「コスト=悪」でしかないのだろう。前者のブログではそこまで断言はしていないが、それは話法に過ぎない。今を生きるビジネス世界ではそれが「一次解」なのだろうし、「そう思う(安心した)」という旨のコメントも見られた(ブコメ批判が強かったが)。だが、社会は高度に複雑化し自明な解には限りがある。だから「より多くの自明な解が視野に入るようにするために、社会をどう変えていかなければならないか」という「二次解」の視点社会投資する必要がある。そういう視点が前者ブログには欠落していた。

日本社会は惰性が強いから、「多様性は崇高だ」という論点だけからでは、問題の軽減にすら到達できそうにない。「二次解」の視点を持った政治・経済言論でのリーダーシップ。それについていく側の同じ視点を共有したフォロワーシップ。これが、様々な多様性を含む社会変革を取捨選択しつつ実行し、現代日本の閉塞感を打破するために必要なことだ。

anond:20200108182237

系列コンビニでも各店舗によって仕事の進め方が個性的過ぎる。コンビニなどどこでもやることは一緒と思って迂闊に転職すると、後悔するよね。自分でもがっかりするけど、オーナーや仲間の「お前、経験者って言ったじゃん」っていう白眼視が、つらい。

そう思ってたので、コンビニ派遣やってみたい気は少しあるけど躊躇してた。

今後は人手不足解消のためにコンビニバイト派遣型が重宝されてくるんじゃないかななんて思ったけど、中々出来ることじゃなさそう。レジ番とフェイスアップだけしてればいいんなら、良いんだけど。

2020-01-08

anond:20200108110322

こいつ敵っぽいけど最終的に仲間になるのかー

みたいなのがOPで判るとがっかりポイントは高いなあ

ナディアをほぼ初見で見てるんだけど

割とネタバレ平気な私でもがっかりする

2020-01-04

私と、FtM親友のはなし

私(シス女性ヘテロ)にはFtM親友がいる。これから、私から見たその親友について、彼と初めて出会ったときから順番に時系列で書いてみようと思う。

この記事を書こうと思ったのは、ツイッターネットには、ジェンダーについていろんな意見が飛び交っているけれど、LGBT(この言い方は性自認と肉体の問題であるトランスを性志向問題であるLGBと一緒くたにしていてあまり良い言い方ではないと思うが)の当事者ヘテロの人との関わりについて、ヘテロから書いた記事が少ないなあと思い、そういう視点からの話があったら何かしらの意義はあるかもしれないと思ったかである

最初に断っておくが、私は「性別なんて結局関係なくて全ては人間同士の問題だ」といった浅はかな話を伝えたいわけではない。私の親友現在進行形社会トランスジェンダーの人々への不理解不寛容による様々な不利益を被っている。そのような不利益はなるべく早くこの世から無くすべきだし、そのためには多くの人々がジェンダーにまつわる問題自分事として、リアルに考えられるようになることが必要である。そのために、この記事が少しでも世の中のジェンダーにまつわる問題考える人の参考になったら幸いである。

↓以下自分語り↓

私(シス女性ヘテロ)にはFtM親友がいる。

彼とは中学出会ったけれど、初めて出会たこからしばらくは彼はまだ「彼女」として生きていた。お堅い私立女子校に入った割には少しやんちゃタイプで、4月早々の初めて一緒に帰った日に寄り道禁止校則を破って一人で新宿電車を降りようとした私に、彼女は「面白そう!」と言って付いてきてくれた。

一緒に帰ってる子がいるのに勝手に寄り道しようとするところから察せられると思うが、当時の私は集団行動がとにかく苦手だった。あと、謎のプロフィールカードを回して(書くのが地味にめんどくさい)、趣味とか性格とかをやたらと自己開示して同じ雰囲気の人同士で固まっていく、女子特有のあの謎の雰囲気にも全然なじめなくて、あんまり友達ができてなかった。彼女は一緒にいても無理に私のことを聞き出したり、自分のことを話したりもしなくて、そういうサッパリしたところがすごく楽で私たちはすぐに意気投合した。

毎日一緒に新宿で降りてその日のノリで無意味アルタとか世界堂とかを気が済むまで一緒にぶらついた。私は可愛いアクセとか服とかをよく買ったけど、彼女は最新のごついボールペンとか、銀粘土という私が知らない謎の粘土(それを使ってクロムハーツっぽいかっこいい系のシルバーアクセを作っていた)とかを買っていた。お金がない日はパックのジュースコンビニで買って地元駅のベンチで座ってずっとだらだらどうでもいいことを喋っていた。彼女も私もあんまり家に帰りたくないタイプだったので、無意味に夜の9時くらいまでベンチで喋っていた記憶とかあるけど、何をしゃべっていたのか全然思い出せない。多分最近やったおすすめゲームとかそういう他愛もないどうでもいい話をずっとしていたんだろうと思う。中二の頃は二人してゲーセン通いにハマって、大金をつぎ込んでハウスオブザデッドをラストまでクリアしたり(金の無駄すぎる)、夏休みを全てクイズマジックアカデミーに溶かしたりした。マジアカに関しては昔は1クレで2回遊べるような気前のいい設定のゲーセン結構あって、二人で交互にお金を出すと1000円もかからずに一日中遊べた。答えるジャンル彼女理系学問歴史担当で、私はアニメゲーム芸能担当だった。あと彼女クレーンゲームを一度やると取れるまで諦められないという悪癖があり、月のお小遣いを一瞬で溶かしてどうでもいい景品を取ったりしていた。いつだったか彼女クレーンで私のために戦国BASARA伊達政宗フィギュアを取ってプレゼントしてくれた時はすごくうれしかった。

中学二年生できっちり中二病になった私が突然ロリータに目覚めてピンクのフリフリドレスを着だしたときも、「似合ってるしいいんじゃね」の一言でそれ以上特に何も突っ込んでこなくて、その雑さがかえって楽でありがたかった。

とまあとにかくこんな感じで彼女と遊ぶのはとても楽しかったけれど、仲良くなるにつれてだんだんと、そして確信的に、私は彼女が他の「女の子」とはどこかが違うということを感じつつあった。何が違うのかはまだはっきりとはわからなかったけど、とにかく彼女は他の女の子と何かが決定的に違っていて、そして、違っているからこそこんなに気が合うんだろうなあと漠然と思っていた。

中学二年の終わりごろのある日、彼女が急に長かった髪をバッサリ切って学校にやってきた。私服服装も、ワンピースカーディガンみたいな感じからTシャツジーパンみたいな男の子っぽい服装に変えた。他の子は「すごい大胆にイメチェンしたね~!」とか言ってたけど、私は彼女のそれが「イメチェン」なんかじゃ絶対ないことが何となく分かっていた。自分性別についてとか、そういう話を彼女したことは無かったけど、その時は漠然と「多分彼女本来自分の姿に戻ろうとしてるいるんだろう」と思った。私がロリータを着だしたとき、「うちのお母さん宝塚とか好きだからさ、そういうの着て欲しそうにするんだけど、嫌なんだよね。」とポツリと言っていたことを、何となく思い出した。髪の毛は、お母さんはもったいないから切るのやめなよ!そんなに短くしたら男の子みたいだよ!って言って反対したらしいけど、自分勝手美容室に行って切ったと言っていた。「そっちのほうがしっくりくるじゃん!」って彼女に伝えた。

中三の頃から、お母さんとの折り合いが悪いとかで、彼女の元気がない日が多くなっていった。私はそういうことに無理に相談に乗ろうとするタイプじゃなかったし、彼女も多分それを望んでないだろうと思ったので、元気がない日はとりあえず一緒に遊んで、彼女が家に帰らずに済むようになるべく長い時間一緒にいるようにした。ジョナサンドリンクバーで追い出されるまで粘って、彼女が授業を休んだ分を一緒に勉強したりした(完璧に教えられるほど私が頭が良くなかったのは申し訳なかった)。一緒に夜遅くまでいると彼女携帯にお母さんからしょっちゅう電話がかかってきていたけど、そうなると彼女携帯の電源を切っていた。確か彼女携帯ストラップも何もついていない、青いシンプルソニーのやつだった。

高校生になると、彼女だんだん学校に来なくなる日が増えた。学校になじめないとかそういうことじゃなくて、多分、彼女が「彼女」でいることが限界を迎えつつあったんだと思う。たまに学校に来られる日はむしろ楽しそうにしていたし、学校はすごく楽しい全然嫌じゃないって言っていた。今にして思えば、女子校性別が一つの空間だったから、自分男の子に対する女の子だっていうことをことさらに考える必要が逆に無くて、彼女を苦しめる色んなものから解放される場所だったんだと思う。

けど、そういうことを彼女のお母さんはどうやら絶対にわかってくれないようだった。学校先生も「何でいじめもないのに来ないんだ」って感じだったし、周りの大人は誰もかもが、何か彼女根本的な何かを理解してなさそうだった。私もその時はまだはっきりと彼女の苦しみを理解できていたわけではないけど、ただの思春期の悩みとか親子関係もつれとかではないだろうことはぼんやりと感じていたし、そして多分、私が彼女のことを根本的に救うことは出来ないだろうということを感じていて、何とも言えない気持ちになっていた。私にできることはただ今までと変わらず仲良くすることだけだよな~と思って努めてそうしようとしていたけど、先生かに「〇〇さんと仲良くしてあげてね~」といかにも不登校の子ケア的な感じで言われるたびに、そんなことずっと昔からとっくにしとるわ!と白けた気持ちになった。

彼女は結局高二高三と結局ほとんど学校に来られなかった。私はアホなりに頑張って何とか大学合格したけど、彼女はそんな調子だったから、何とか卒業はできたけど当然現役で受験するのは無理で浪人することになって、春休みに会ったとき予備校に通うことにしたと言っていた。大学に入ってからは私も忙しかったし、彼女も親と一緒にいるのが限界一人暮らしを始めたりした関係で、初めて半年くらい会わない期間があった。その半年の間に、私は女子校を出て男という存在に実に小学校ぶりに接触し、この世界には男と女がいてそうやって社会が成り立っていることを久方ぶりに思い出した。何なら初めての彼氏まで出来た。

そんなある日、サークルの部室でスマブラでもみんなでやろっか~ってなったときに「ゲームとかやったことある?」って何気なく男の子に聞かれて、その瞬間、「ああ、「男の子」と「女の子」っていう、こういう感じの雰囲気、あったな」という感覚自分の中に鮮烈に蘇ってくるのを感じた。私は小学校の頃からゲームが大好きで結構いろいろなソフトを遊んでいたけど、女の子ゲームが好きな子小学校クラスに一人もいなかった。男の子が新作ゲームの話で盛り上がって「今日俺んちで一緒にやろうぜ!」って言ってるのを聞いて、混ぜて欲しいなあって思っていたけど、何故か言えなかった。そういう小さいころほのかに感じていた違和感とさみしさが心の中にバーッと思い出されてきた。小学生までの私はずっと一人でゲームしていてすごくさみしかったし、一緒に気兼ねなくゲームしてくれる友達がいればいいのにな~ってずっと思っていた。だから、男だからとか女だからとか考えずにとりあえず一緒にゲーセンに通って、アホほどマジアカやれたのが、あんなに楽しかったんだなあってことがようやくしっくりきたのだった。

夏の終わりころ、「引っ越し終わったから会おうよ」って連絡が来て、家に遊びに行って半年ぶりに会った。一人暮らし始めたてだという部屋はめちゃくちゃ殺風景で、唯一あるデカめな本棚河合塾とか駿台テキストに混ざって横光三国志とかジョジョかいろいろな漫画がたくさん詰まっていた。プレステがない事にちょっとがっかりしたが、「浪人してるので親に止められた」って言われてまあそりゃそうかって納得した。けれど、親に干渉されない空間で前よりだいぶ生き生きしているようで安心し、それからちょくちょくまた一緒に遊ぶようになった。

最近はよくそういう話もするけれど、どういうタイミング性同一性障害とか、FtMとか、そういう話を彼から聞くようになったかを私は何故かはっきり覚えていない。大学生になってからだというのは覚えているが、はっきりとしたカムアウト的なことを受けたのがいつだったか記憶あいまいなのである。もしかしたらそういうはっきりしたカムアウトも無くて、「男なんだよね~」「そっか、まあだろうね~」みたいな感じで、ダラダラ喋ってるときにノリで言われたのかもしれない。どのみち、私は大学に入って自分の中で「男」という概念を思い出した時点で、ああ、彼女はやっぱり完全に「男」だったなという確信を持っていた。肉体の上での性などどうでもよく、長年一緒にいて相手のことを知りつくした結果、彼女が「女」では絶対にないということが理性を超え出でて感覚レベルでしっくりくるものがあったのである性別というものは全くもって不思議ものだなあと思う。とにかく、大学生になってからは私の中では彼女だったあいつは完全に「彼」になった。もっとも、私は中学生のころからきっと、もともと彼のことを特別に彼「女」とも思っていなかったけれど。

けれど、「彼」として彼と一緒に過ごすようになってから、私は何回か彼のことを配慮のない言葉で傷つけてしまたことがある。例えば、「久々にプールでも一緒に行かない?」って何気なく誘ったとき。中高のときは家も近かったし、ゲームの合間にたまに区民プールに一緒に行って泳いだりしていたのだ。彼は泳ぎがとてもうまかった。けど彼は「水着が着られないから行けないよ。もうずっとプール行ってないな。」って、ちょっと悲しそうな顔をして答えた。私は、ああそうか、まだ一緒の更衣室で着替えていたあの時も、彼はずっと気まずい思いを抱えて過ごしていたんだなあと思って、そういうことにひっそりと苦しみながら誰にも言わずにずっと耐えていたことを思い、ものすごくつらい気持ちになると同時に、無神経に誘ってしまって申し訳なく思った。あとは、彼が中高の共通の友人の結婚式に出るのを断ったと聞いて、行けばいいのに!って言ってしまったとき。なんで行かないのって聞いたら、まだオペしていないから男物のスーツを着て行って浮きたくないし、何より「女子校時代の友人」って言われるのがつらいって言われて、ああそうかごめん…と思った。私の結婚式ドレスコード何でもOKで、「昔からの超マブダチ」みたいな感じでぼんやり紹介するから来てよって言ったら、それは行くわと言ってくれてうれしかった。

とにかく女として見られることがつらいので、彼は大学生になってから名前漢字男の子っぽい名前に名乗り変えて(予備校事情説明して対応してもらったらしい)、高校を出てから基本的に男として過ごしていた。だから予備校で知り合った友人に私を紹介してくれたときも「高校友達だとだけ言っといて!どこの学校か聞かれたら適当ごまかすから」と私に言った。何でわざわざぼかすの?って聞いたら、女子校出身だってバレたくないから、ごめん!って言われて、なるほどそうか…と思い、私はよく分からない共学出身の人としてその彼の友人とよく遊ぶようになった(ちなみにその人はすごく理解のあるいい人だったので、最終的には彼がFtM女子校出身ということもきちんとカムアウトしてすっきり過ごせるようになった)。

とにかく、彼と友人として共に過ごしていく中で、私は世の中がいかトランスジェンダーに対して無関心で配慮が無いかということを、図らずも身に染みて思い知ることが出来た。私は元々ジェンダーに対してあまり意識が高くなかったけど、彼は大学に無事合格してからはそういうジェンダーにまつわる問題に取り組むサークルに入って、この社会が抱える色々な、特にトランスジェンダーに関する問題について、私に色々と教えてくれた。「病院保険証出してあれ?みたいになるときマジ困るんだよね~ここばっかりは女っていうよりしょうがないけどでもやっぱ嫌なんだよね~」みたいな、彼の身近な問題から分かりやす説明してくれて全然押しつけがましくないのが、彼らしくて良いなあとよく思う。

つい最近、彼が昔の話になったときに、「一度だけ学校先生に『自分は男なんだ』と相談したけど、その時『言ってる意味が分からない』と言われて否定されてすごくつらかった。それから中高の時にはそういうことを言えなくなってしまった。けど、お前に自分が男なんだってことを言ったとき、『やっぱそっか、私にとって〇〇は〇〇で男でも女でも変わらないけど、今度から男って思っとくわ!』とあっさり言われたのが、すごく気楽で救われた。自分性別について否定されるのはつらいけど、逆に気を遣われすぎるのもついから。」と彼に言われた。私はマジで思ったことをそのまま言っただけで意識してそう言ったわけではなかったけど、そう言ってもらえたのはすごくうれしかった。これからもずっと、大切な友人として、過ごせたらいいなあと思っているし、彼を取り巻くあらゆる不利益が一刻も早くなくなるよう祈り自分ができることをやっていきたいと思っている。

2020-01-02

教皇がっかり

教皇女性信者に掴まれた手を叩いて振りほどき憤怒の表情を見せたことに私は失望した。

その女性行為非礼ものであったことはわかる。

場合によっては教皇怪我をした危険性のあることもわかる。

ただそれにしてもあのような態度を取る必要があったのかと思う。

信者の誰もが教皇言葉を交わすことができるわけでもないだろう。

教皇自分のすぐ目の前を通る、その千載一遇の機会に腕を掴んででも訴えたいことが、

耳を傾けてほしいことがその信者にはあったのではないだろうか。

もちろん信者の誰もにそんなことをされては教皇の身がもたない。

そこでその信者の声に耳を傾けることはできないというのはわかる。

だが、教皇になにかを訴えたいその気持ちを汲んでやさしく微笑んで静かに腕をほどくことはできなったのだろうか。

私にはその教皇の態度と振る舞いが当たり前のことのようには思えなかった。

芸能人スポーツ選手など有名人が熱心なファンに服や体の一部を掴まれるような光景はこれまで数多く見てきたが、

掴んできたファンの手を叩いてまで振りほどこうとするような姿はほとんど見た記憶がないからだ

彼らはビジネス上の都合でファンに逆らえず我慢しているだけで本当は腸が煮えくり返るような思いをしているかもしれない。

もし仮に彼らがファンの腕を教皇と同じように軽く叩いたとしても私はむしろ無礼ファンの方を非難したと思う。

しかしながら教皇芸能人でも政治家でもないと”私は”思っている。

教理体現すべき立場聖職者の頂点が自らの生計のためにファン無礼に耐える有名人未満の振る舞いに及んだことは私を深く失望させた。

教皇はすでにこの件で謝罪をしており、他の人々のように我慢できなくなることがよくあると釈明もしているが、

もしそれが人並みの寛容を持ち合わせていないということであれば、あなたあなたが持ち合わせている徳にふさわしい立場に居るべきではないかと。

私は教皇に完全無欠ので聖人であることは望んでいない。

いかなる場合弱者に対する慈愛と寛容の心だけは失ってほしくないと願っていただけだ。

本当にただそれだけ。

教皇だって人間だもの、つい手が出てしまうこともあるさ?そういう教皇がいいの?

私の理想は高すぎるのだろうか。

2019-12-28

基本的他人には親切にしようと心がけているので、初対面から数か月くらいまでは優しい人と認識されることが多い

別に優しいからそうしてるわけではなくて、「大抵の人間は親切にしてくれた他人に酷い態度を取ることに抵抗を覚える」という認識に基づいた行動だ

単純に自分メリットがあるからそうしているだけであって、デメリットのほうが大きい時まで親切にしているわけではない

から時間が経つとだいたい「意外と冷たいね」と言われるし、それは別にいいんだけど、そのときに「本性はそんなんだったかー」と笑い飛ばしてくれる人と単純にがっかりする人と逆にこちらを責める人がいる

前者2パターンはともかく、最後パターンが正直なところかなりイラっとする

別に初対面から態度を変えているわけでもないし、ほかの人と平等に親切にしているつもりだけど特別にやさしくしたつもりはさらさらないのだが、だいたい「そんな人だと思わなかったのに酷い」と怒られる

いや、そう思ったのはそっちの観察不足であってわたしのせいではなくね?

わたしは嘘をついたわけでもないし騙した覚えもない、「第一印象と実際は違った」ってだけの話で責められる覚えはない、恨むならおまえらの観察力のなさを恨めよと

じゃああれか、初対面からおまえらだけには親切ゼロで接するべきだったと?おまえら他人にそんな特別待遇取らせるほど大層な人間なの?

そもそも鋭い人は初手からわたしを優しいなんて言わない(「人間に興味がないよね」と言われたことはある、そんなこともないんだけど)

これはどうなの?実際のところ世間的にはわたしのほうが悪いの?親切にする人間は選ぶべきなの?

anond:20191227121330

「星合の空」が直近で見たっていうのを差し引いてもマジモンのクソ、そもそも物語の体を成していない出来損ないだった。

増田が挙げてるクソアニメちゃん物語として成立してたし原作から変更されたからクソ認定というイチャモンだろ?星合の空の打ち切り漫画みたいな最終回に比べれば全然見れるわ。最後まで見て虚無感を味わったのは魔法戦争艦これ異世界スマホけものフレンズ2以来だ。

そして久しぶりに「あのね商法」という言葉を見た。最終回が間に合わなかったから後日放送しますというパターンも褒められたものじゃないけど、ちゃんテレビで流すだけマシ。‎実は13話がありますとか言われても、どうせテレビではやらないだろうし絶対見ない。

監督の‎赤根和樹インタビュービッグマウス気味だったのにこれとかがっかりヤマカン木村隆一に続く「実力が伴っていないのに口だけでかい監督」に勝手認定させてもらった。

そしてエイトビットコメット・ルシファーに続いてこれなのでツーアウト。どうするのねぇ?エイトビットショップとかやってる場合か?

2019-12-26

食べ物系の差し入れおみやげは変り種じゃなくてノーマルがいい

あつかましい話。

たい焼きとか大判焼き差し入れ大好物だし嬉しいんだけど普通あんこが好きで期待して食べてみたらチョコだったとか白あんだったとかそういう案件がたまにある。

冷静に考えたらタダだし何の損もしてないんだけど喜びとがっかりの落差で何かすごく釈然としない気分になる。

なんでこの人は人に上げる食べ物にこの味を、このバージョンを選んでしまったんだろう?自分が好きなのかな?自分好きな物は人も好きだと思ってるのかな?自分が好きで買ったけど食べきれないからお裾分けしてくれたのかな?メニューの先頭に載ってる一番の売れ筋を買うのを嫌がる理由とは?とか色々と考えてしまう。

最初から嫌いな物だったらここまでモヤモヤしないんだけど、下手に大好物食べ物から何か機会損失してしまたかのような錯覚に陥ってしまう。タダだし最初から損してないのだけど。

そんなわけで食べ物差し入れは変な派生バリエーションに手を出さずに無難デフォルトのドノーマルにしてくれたほうが広く喜ばれると思う。

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