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2017-10-16

毎日新聞フェイクニュースフレンズ

社説:きょうから新聞週間 フェイクは民主制を壊す - 毎日新聞

https://mainichi.jp/articles/20171015/ddm/005/070/004000c


2008年4月から炎上し、6月に至り無視できず会社として対応する羽目になった、

毎日デイリーニューズWaiWai問題(詳細はWikipedeiaなどを参照のこと。)


その当時の責任者常務デジタルメディア担当だった朝比奈豊氏は事件最中に昇進して、2008年6月25日付けで社長就任する。

一応事件責任を取って役員報酬の一部を返上するが、最高責任者であるため処分ではなく自主的ものであった。


現在朝比奈豊氏は毎日新聞社会長と、持ち株会社毎日新聞GHD社長兼務している。

フェイクニュースと戦うメディア責任者としてこれ以上の経験経歴の適任者は居ないのではないか

信頼できるニュース報道民主主義一丁目一番地だとすれば千代田区一橋1-1-1パレスサイドビルディングに本社を置く毎日新聞

その旗手となるのも頷ける。


さて、パレスサイドの名の通り皇居を見渡せる毎日本社ビルには、友好企業子会社関連企業というには資本関係が薄れているため)

マイナビも入っている。就職支援サイト大手マイナビはかつて毎日コミュニケーションズという社名だった。

CDROM付きムック出版もしていたが、アダルト部門は分離して傘下にMC出版という会社を作ったところ

本社ビルマイコミ会場で就活生を脱がせて独自アダルト映像撮影するという地の利を活かした臨場感と窓の外の緑のコントラスト

センスプにすっぱ抜かれて、エロ雑誌廃刊MC出版解散の憂き目にあった。


改めて考えると、毎日新聞は、憲法保障されている表現の自由を何と心得ているのか。

フェイ記事であろうが、フィクションアダルト映像であろうが、秀逸な作品を作った制作者には発表の期待があるはずであり

いきなり過去記事削除、コーナー閉鎖、雑誌廃刊会社解散などと乱暴手段表現の場を潰されては

表現の自由侵害憲法を守れ、と5万円の損害賠償を求めて訴えたくなる。

などと屁理屈コネルまでもなく、毎日に限らず報道各社フェイクニュースには縁があり、多少なりとも襟を正してもらえたら幸甚


記憶に新しいところではデイリーニュースオンライン(旧DMMニュース)のけもフレ飛ばし記事

センスプでも事件後に取材はじめて、声優喫煙疑惑などしょぼいネタ掴んで報じるまでに10日以上かかっているのに、

2日で出てきた製作委員会公式発表、その翌日には何年何月には誰がああでこうでと詳細記事を書くメディアは何者なんでしょうね。

ショック当日にDMM黒田氏が、そんな話を聞いていたとツイートしたり、福原Pが役員を務めるDMM.futureworksの設立住所がDMMニュース

同じ(DMM内だから当然だが)だったり、つんく♂主催のSHOWROOMでの声優オーディション出来レース炎上したが、つんく♂

マネ社長を務めるヤオヨロズもSHOWROOMで当初案内メールけもフレ声優との文言があったと噂の声優オーディションやっていたり。

FXってなんや?(ものまね

うーん、わかんない。

2017-10-10

自分体験したVRは映像がザラザラで全く臨場感がなかったのだが

映像画素が粗く、ザラザラした感じで見えて全然綺麗じゃなかった為、全く臨場感がなかったんだよ。滑らかな絵じゃなくてドットがわかるみたいなそういう粗さ。だからみんなが「すごい綺麗!すごい迫力!」とかいって観ているのが信じられない。自分が観ている映像特に低画質とかではないんたけどなぁ。実際、映像が粗くて全然すごくなくない?そんなことない?

2017-09-14

ダンケルクとか打ち上げ花火とか

前評判いくら煽っても異種は異種。

しか打ち上げ花火なんて昔のドラマリバイバルだし、そこにシャフ度が入ってくるんだぜ?オタクたまんねえぜ!

え?君の名はみたいなのが見たい?うーんwそういう映画じゃないでガンス〜w

ダンケルクも半端ねえぜ!どうやって撮ってんのかわかんねえ!しか戦争映画臨場感抜群で俺も参加した気になるぜ!

え?ダークナイトみたいなのが見たい?うーんwそういう映画じゃないでガンス〜w

いや、映画宣伝下手過ぎじゃねえか。有名人に何かやらせたところでくるのは有名人狙いの奴らばっかですよ。

菅田将暉声優やっても、菅田将暉コミカルイケメンなところを求めてるわけで、声がどうとかって話じゃねえぜ。

エグザイルクリステルに凄い凄いと言わせたって、エグザイルを俄かに知ってる人は理解のなさそうな若者が喜ぶってことはアクション映画かな?って思うんだから淀川さんあたりを生き返らせてさよならさよなら言わせておけばいいんだよ。

でもダンケルク見てあの映画面白いよ!って言ってこの人が見るんならこういう映画だな!って思う有名人スパッと思いつかないよね。

打ち上げ花火君の名はの後発みたいな扱いになったけど、君の名はみたいなポピュラー向けにしたものじゃなくて角度と構成で攻めるタイプ玄人向けのお話から後発扱いは出来ないって話だよね。

やっぱ宣伝下手だわ。

まぁ、両方とも見てない俺がここまで言ってるんだから至極的外れなんだろうけどね。

2017-09-13

AVに出演して、童貞卒業したんだけどさ……

射精できなかった

気持ちよくなかったってほどではなかったんだけどさ……

おま○こに入れても、思ったほど気持ちよくなかった。もっと劇的な、ゴンゴンさんに変わるくらいの変化が訪れるものと期待していたのだが、それは叶わなかった

原因は、エロ漫画オナホールの刺激と快楽が強すぎるからだろう

朝凪先生桂井よしあき先生、愛上陸先生笹森トモエ先生、などなど、錚々たる超エロエロドピュドピュ射精しまくる、エロ漫画というドラックを取りすぎた

劇薬を取りすぎた故に、リアルワールドの、リアル女では満足できない体になってしまった

リアルEDとでも名付けようか

リアル女では確実に萎えしま

これをオタクとして誇るべきか、それとも人間として恥じるべきなのか

ただ、これもリアルの本当に好きな女の子ができれば話が違ってくるのかもしれない

二次元よりも愛おしい女の子ができれば、僕もその女の子射精できるのかもしれない

いや、射精よりも心地よい、愛を僕は手に入れることができれば、人生をより良いものにできるのかもしれない

二次元はいものだ。しかし、リアルはより芳醇で、情報量臨場感も段違いだ

本物の愛と、本物の恋を

僕は彼女を作ろうと思った

2017-09-06

anond:20170906175206

あいうのに反応する人って自らの正義の元に誰かを叩きたいだけの人間が大半なんだよ

相手なんて企業だろうが個人だろうが関係ない

火が燃え盛っていればそこに薪をくべていくだけ。それが面白いんだ、自分の匙加減一つで刑罰が決まったりする臨場感が。

リアルタイム性ってそういうとこだろ?

自ら自首したのだから、相応の罰が下ればいいってそういう言論なのかな。

2017-09-02

映画ストーリーがつまらない」

ってマック女子高生が言ってた。

しかしたら女子大生かもしれないし徐行牛かもしれないがこの際どうでもいい。

ストーリーを楽しみたいなら小説を読めばいいのでは?

うん、それが一番だ。2時間程度では重厚なるストーリーなど紡げるはずもない。

まらくて当然でありマック女子高生は真理に到達したとても聡明なお嬢さんであったといえる。

から映画ストーリーなんて求めるのは最初から素っ頓狂で馬鹿げている。

画を観よう音楽を聴こう臨場感を味おう。

それでおしまい

それでいいじゃない。

映画なんて。

2017-08-14

「このRPGストーリーが凄いんだぜ!」

「じゃあ小説読めよ」←まちがい


ゲームとして遊ぶことによってプレイヤーキャラクターは一緒に冒険した仲間になる(と人間の脳は錯覚する。理性により現実空想区別はついているのだが、全ての部分において区別しきれておらず、あたかも一緒に冒険たかのように錯覚する事を完全には止められないのだ。)

ただ本を読むだけの体験とは臨場感が違う。

一緒に旅した仲間の話だから感動する。

たとえば身内が甲子園に出場したらすっげええええええええぇぇぇぇeeeeee!となるけど、他のどこの馬の骨とも知らん甲子園球児一人一人に対してはふーんすげーぐらいしか感じないだろ。

ストーリーのいいRPG体験という面において小説映画に勝るのだ。

物語の巧妙さや文章の出来だけを見比べるのは見方そもそも違うという話。でした。

2017-08-13

★★★★☆普段使い用に購入

使い始めて三日だが、女優の喘ぎ声の透き通るような響きが原音のまま表現されているが、ドンシャリ感は弱くはめている時の臨場感を感じたい人には不向きかも。

はいえ、この価格帯で三本の指に入る。

エージングしていくとまた感想が変わるかもしれないので、後日追記しま

2017-08-03

全周(半周でもいいが)で立体視動画って作れないの?

2Dだと案外臨場感無いんだなとちょっと残念だった

3D(立体視)の動画は無理なのかな

複数カメラ使って一度3Dに起こさないと駄目か

そうなると動画という形式でも無理な気がするな

2017-07-17

VR-AVを鑑賞してきたよ

 VR機器に興味があって以前から買いたいな(エロ目的)と思っていたんだけど、機材の金額の高さに踏ん切りがつかなくて困ってました。んなわけで、VR-AV体験できる個室ビデオ(sodのやつ)に行ってきましたので感想メモ

 VRゴーグルははpi-maxという機器だった。聞いたことが無いメーカーだったけど有名なんだろうか? 結構ボロくて装着部の表面が外れてときどき視界に入ってくるのが辛かった。新品ならもうすこし良いのかもしれない。如何にもPCはゲーミングという感じのゴツいPCでした。ビデオ鑑賞に集中するあまりCPU等のスペックを記録するのを忘れてた。グラボも刺さっていたので、PC一台でいくらするんだろうか。

 視聴を始めての感想前評判通り、没入感を感じる。思わず個室ビデオソファ腰掛けてることを忘れて、画面の中のベッドにいるような感じもちょっとだけする。でもやはり、芸人テレビで過剰なリアクションをするほど「リアル」とは感じなかった。所詮映像は「画面の向こう」という感じがする。10cm程度の至近距離被写体がいるときにVRの臨場感が最も高いことを発見。こんな場面では「本当に女の子が近くにいる」という緊張感(興奮)を感じた。最近流行りのバイノーラル録音とセットで聴覚視覚の二つを感じるやばい

 気になった点。

 一番致命的だったのは、視聴中に首を動かして画面を追いかけていると視野中心の位置推定がズレてしまうこと。しばらく時間が経つと、首を前に向けても映像は左に30度程度ずれているという状態が発生し、だんだんズレが増加していくというトラブルに見舞われた。多分加速度センサがうまく動いていないからだろう。こうなると視聴を中止して映像再生しなおすことになるので、集中して視聴できなくて困った。

 自分メガネなしでは生活できないヒトなので、メガネをしてVRゴーグルをつけると若干映像がずれている感じ。特に、VR内で被写体が10センチ程度の至近距離に来たとき映像違和感を感じた。メガネ対応VRの開発を待つか、VRのためだけにコンタクトにするか検討するぞ。

 VRはリアル感が売りなのに致命的で、解像度が低い。なんか他のレビューで見た気もするが、せっかくの没入感が低画質で台無しになっている感じがする。ひょっとして、fullhdくらいの画素数を(全視野角) X (両目)で配分しているのから解像度が低く感じるのだろうか。体感的には800x600ドットくらいのモニタビデオを見ている感じだった。体感4kぐらいの画質になれば、もう言うこと無いんだけど技術的に難しいよね。

 実用面では、VRゴーグルをつけると早送り等のビデオ操作ができないのでスイッチでゴーグル視野を切り替えるorゴーグルをはずさずにできる操作が欲しかった。ゴーグルを着けたまま自慰するのは正直気持ちいいけど、「出したもの」を受け止められないのでこの対策必要個室ビデオではオナホが付いてたけど、家ではオナホの処理がめんどくさいのでもっと簡易な対策がほしい。ダンボールで囲いでも作って、液体を受け止めようかな。

 総評としては、コンテンツ次第で購入もありかな。ただVRでAVを見るのは楽しい金額を考えると、即買いたいというほどではないというのが本音だよ。ただ、次回個室ビデオにいったらやっぱりVRを選ぼうかなとは思う。AVだけに使うよりも、現実逃避癒やし系コンテンツが出てきたら買おうと思う。今回は、実写AVしかなかったんだけど3Dエロゲなんかやったら違った感想になるのかな? 体験できる場所を探している。

 最後建設的な提案を一つ。VRは種々の問題を抱えているけど、「そこにいる感」は本当にすごい。自分の全視野映像を見せられると、気持ちも外界と隔絶してる気がする。一言でいうと現実逃避だよ。だから美少女動物園アニメ世界に入って、透明な第三者としてキャラストーリーの進行を眺めたいと思った。つまり、VR-きんモザとかVR-けいおんを作れば癒やし度MAXだよね。日常系アニメがVRにならねえかなと強く強く待ち望んでいる。もし既にあったら、教えてください。

2017-07-10

七夕の日

七夕の日に付き合って1年の彼にプロポーズされましたーーーーーー!

わーいわーい!うれしいよー!

恋愛経験が少なくて、口数が少なくてシャイで、不器用でごめんねってよく言う彼が、あの日つの初めてを体験させてくれた。

1つはヘリコプタープロペラが回り出す時とかすごい音で、旋回してどんどん高く上がってくあの景色とか本当に迫力と臨場感があってものすっごく感動した!

乗り物好きな彼らしいなって振り返ってふふってなった。

もう1つはプロポーズ結婚してくださいの手前の、増田ちゃんの笑顔が〜いつも隣で〜ってくだりは気持ちが高揚し過ぎててちょっと記憶ないけど、俺と結婚してくださいの言葉が本当に嬉しかった〜

もう頭の中で結婚してくださいをリピート再生してる!

指輪もパカッしてくれてありがとう

もーー私も彼も給料まだまだ高くないのに、こんな高そうな指輪買ってくれたんだって思ったら本当に嬉しくて嬉しくて。

ダイヤってすごいね、こんなキラキラしてるんだね!

俺の給料じゃこんな小粒だけどごめんねって全然小粒じゃないよ!!

彼が頑張ってプレゼントしてくれたから、私も頑張ってお返しの腕時計プレゼントするぞー!

あー早く一緒に住みたいな〜

長生きしたいな〜

2017-06-28

シンゴジラメイキングが上がってたから見たけどやはりハリウッド映画と見比べてかなり劣るよな。

映画は期待してたか映画館で見たけど、CGの合成臭が違和感バリバリであまり楽しめなかった。

メイキングではミニチュアセットでの風景もあって、そちらの方がずっと自然臨場感もあって、

まだまだ日本CGミニチュアセットに追いついてないなって感じがした。

2017-06-24

自民党ちゃん「次の文化祭クラスの出し物を決めたいと思います

共産党くん「お化け屋敷がいいと思います!」

自民党ちゃん「私は喫茶店がいいと思います

共産党くん「食べ物を扱うのは危険食中毒とか出ると危ない!」

東京・生活者ネットワークちゃん「私も食べ物扱うのは危険だと思う」

社民党ちゃん「自民党ちゃんの言うことにはとにかく反対!」

自民党ちゃん(出ないようにちゃんとすれば大丈夫だと思うけどなぁ)

公明党くん(お化け屋敷は僕もいいと思ってたんだけど先に言われてしまった)「別のクラス喫茶店をやるって噂だからお化け屋敷がいいと思います

自民党ちゃん「お化け屋敷は準備とか大変なんだけど、他ならぬ公明党くんの頼みなら仕方ないな」

民進党ちゃん「・・・縁日みたいなのは

自民党ちゃん「他に案がないようなので、お化け屋敷に決めたいと思います

共産党くん「お化け屋敷お化け屋敷!」

自民党ちゃん「具体的にどういう形にしていくのか決めていきましょう」

公明党くん「浴衣とかを使うより、古着を持ち寄ってそれをびりびりに切り裂いてゾンビ風にしたほうが安上がりだし臨場感あるよね」

自民党ちゃん「生徒がゾンビ化っていう形にして、教室って立地を生かすわけね」

公明党くん「血糊は絵の具を上手く使うといいよ」

自民党ちゃん「大まかな方向性は決まったから、あとは細かいところを詰めていきましょう」


文化祭終了後...


自民党ちゃん「大盛況だったね」

公明党くん「喫茶店ばっかりの中、いきなりお化け屋敷っていうのが刺さったね」

共産党くん「お化け屋敷すごかったっしょ!?天才っしょ!?

公明党くん「お前言いだしっぺだけど具体的にどうするかについて一切議論に加わってないだろ?」

共産党くん「でも言いだしっぺだもーん!俺の手柄!来年学級委員は俺で決まりだな!」

自民党ちゃん「・・・はぁ」

2017-06-18

大のときに「う…うまれるぅぅ…ぅ………!…」って呻きながらする

トイレ出産するJKの気分に浸れるぞ

我慢して我慢してカチカチうんこにすれば臨場感アップ間違いなし

でもあんまり我慢しすぎてカッチカチにすると菊門が割けるから要注意な

2017-06-16

クジラックス問題に対する意見の法的見地から考察分析

 未成年に対し強制的性的行為を行ったとされる容疑者同人誌に影響されたと供述し、警察がその作者に「申し入れ」を行った、いわゆる「クジラックス問題」を受けてさまざまな意見が表明されている。これら議論については表現の自由を考えるにあたって当然歓迎されるべきことであるが、それらのなかには法的に根拠が薄い、もしくはないものも含まれている。そこで本稿では、こういった意見を分類して法的見地から分析を試みる。

表現の自由について

 今回の問題にあたり、前提となるのが表現の自由である。これに対し意義を唱える人は少ないだろう。もちろん大衆には表現の自由を与えるべきでないと考える意見もあるだろうし、実際そのような国家存在する。しかし、日本においては憲法二十一条において一切の表現の自由保障されている。そのため、以下では表現の自由原則として認められるという前提で議論を進める。

 さて、表現の自由については憲法言及されているものの、無制限保障されているわけではない。憲法第十二条、第十三条においては国民自由権利濫用してはならず、公共の福祉に反しない限り最大の尊重必要とするとされている。「公共の福祉」についてはさまざまな解釈があり、憲法で明確に定められているわけではない。しかし、憲法制限される場合があると定めているのは事実であり、現行の憲法上「表現の自由は無制限に認められるべき」という主張はやや難しい。

公共の福祉」の解釈

 表現の自由に制約を課す「公共の福祉」の解釈であるが、これは複数の説が存在するものの、現代日本においては社会他者に損害を与えることがない限り制約されない、という考え方が主流である。これに従うと、「未成年に対し相手意志に反し強制的性的行為を行う姿を絵や文章で描く表現」が社会他者に損害を与えるか否かというのが第一の争点となる。

 ここで留意したいのは、「自分はこの表現嫌悪感を感じて損害を受けたか規制しなければならない」という主張は成り立たない点である。ここで発生したという損害は精神的損害に相当すると考えられるが、現代民主社会において第三者を描いた表現による精神的損害というものが認められたケースはない。表現を見て嫌悪感を感じるかどうかは人による差異があり、かつその損害も限定的、見ないという選択肢提供されているなどがその理由である

 また、国によって前提となる文化は異なることから、「海外ではこの表現規制されている、だから日本でも規制しなければならない」という主張も根拠はない。たとえば熱帯地方で男女とも上半身裸で過ごすのが普通文化圏においては、上半身が裸の女性の姿を描くことを規制する意味はない。これに対して「海外では猥褻」という理由規制を行うのは文化侵略となってしまう。あくま日本における表現規制は、日本における文化背景、世俗基準として規制すべきなのである

表現に人は影響されるのか

 さて、今回の事件で大きな議論となるのは、「犯罪行為表現に影響されて人が犯罪行為に至るかどうか」という点であろう。これは過去にも多くの研究がされているが、統一的な見解は得られていないのが現状である。今回の事件においても、容疑者問題表現を見て犯行を思いついたのか、それとも元々犯意があったうえで問題表現を見て模倣したのか、はたまた自分で思いついたが「言い訳」として問題表現を上げたのか、本当のところは不明である

 とはいえ、表現人間に影響を与えることはない、とは言い切れないのも事実である。実際のところはケースバイケースで、影響を及ぼすこともあればない場合もある、というのが現実であろう。こういった状況下においては、「表現犯行の間に相関関係はなく、表現社会に悪影響を与えることはない。そのため規制できない」という主張が認められるのは難しいと思われる。

 現実としては現在未成年に対し相手意志に反し強制的性的行為を行う姿を絵や文章で描く表現」は規制されていない。それは、影響を及ぼす可能性はあるがそれはレアケースであり、表現の自由制限するほどのものではない、との意見一般的からであろう。そのため、もし今後同様の事件が頻発したとしたら、規制が認められるようになる可能性はある。

 今回の問題現実的な争点はここにあり、規制派は「社会に影響を及ぼす可能性があり、さらにそれが高頻度で発生する可能性がある」ことを、反規制派は「社会に及ぼされる影響は小さく、その頻度も小さい」ことを証明することを目指すべきであろう。

 なお、問題表現について「社会的利益にならない」ために規制を主張する意見もあるが、前述のとおり表現の自由への制約は社会他者への不利益のみを根拠に課すことができるとされている。そのため、こういった主張について法的な根拠はない。

 いっぽう、犯罪行為を描いた表現一般的には規制されておらず、漫画表現けが規制対象として挙げられるというのはおかしいという意見があるが、これについては漫画表現画像を用いるものであることからより臨場感があり影響を与えやすいため、という一定根拠存在する。ただし、より影響が大きい映像という表現方法存在するため、もし漫画規制された場合は当然ながら映像規制されることが妥当であろう。

まとめ

 今回の淫行事件については誠に遺憾であり、加害者は当然その責を負うべきである。また、これを機に表現規制に関する議論が進むことは歓迎すべきことであるしかし、その根拠となる法や慣例、文化理解せずに思い込みで主張を行っている例も見られる。表現の自由民主主義の根幹であり、軽んじてはならない。その原則理解したうえでの適切な議論が望まれる。

2017-04-26

アダルトVR期待はずれだった

スマホ用のVRゴーグル買ってDMMでVR動画買った

で、結論

臨場感も何もない。画質悪い。期待して多分ガッカリ感が凄い

2017-04-14

野球観戦に初めて行った

野球観戦というものに連れられて初めて行った。

展開の盛り上がりや臨場感、好プレーが起こった時の一体感はなかなか楽しかった。

何よりフードとビールが充実していて、ずっとビールを飲んでいた。売り子のお姉さんかわいい

それでも、ミスや失点があったとき野次罵声選手への悪口なんかが自分には耐えられなくて恐らく2度と行くことはない。

みんな一所懸命プレーしてるんだから、そこまで言う事ないじゃんね。自分仕事しててこんな風に罵声を投げられたらとどうしても考えてしまう。

スポーツ観戦ってそんなもんなんだろうけど、それでもやっぱり馴染めない。

2017-03-30

今後未来はどうなっていくのか、技術による拡張ロボットの台頭

最近VRが話題になってるらしい。Virtul reality、あらかじめ規定されたプログラム3D画像で見ることができる技術である話題になった理由として、Sonyゲーム用に発売したことである今日アニメジャパン2017が東京であっているらしいが、FGOVRマシュキリエライトとか、様々なVR体験コーナーがあっているそうだ。

また、AV業界にもVRがいくつか流通しているらしい。

クランプの「エンジェリックレイヤー」というマンガの冒頭は「今、最も進んでいる業界ゲーム業界である」で始まる。

昔の技術最先端軍事だった。いかにほかの国を出し抜くか、知恵の結集としての技術はその再現性時間的難しさが、より多くの人を殺したり、ものを奪う行為を容易にする。

だけれども、今の世の中、日本はそんなものとはおさらばしている。ゲームというものもやる人間子供から大人(ここでは自由に使えるお金を持つ人の意)に変化するにあたり、より臨場感を、より楽しさを、より美しさを供給する、ゲーム領域で発達しているというのは、さもありなん、って感じである

小学生のころ、PS3が出てきたとき、こんな金額のものは、買う人がいないんじゃないか、なんて思ったものだけれど、家庭に一つあれば十分で、買う人も大人なんだから問題ないんだろうな。技術は娯楽から発展する。平和な世の中で、いいことだ。

反対に、お金のない子供たちがやるゲームが、ソーシャルゲームなのかな?基本料はいらないし、よっぽどほしいものがない限りはお金必要ない(ただし、3000円の価値が他とはちがうけれど)これも、ポケモンGOの台頭で、リアルと組み合わせる新たな可能性が生まれたと感じた。やはり、「最新」は娯楽からまれるのかも。

この発達した技術がどのように発展するのかは定かじゃない。大体、去年はAIの発展やグーグルグラスについてよく話されていた気がするけれど、今年はVRなんだ。その昔はロボットアンドロイドであった。

すぐそばにある未来私たち創造よりも、ずっと身近(距離である

職を考えるときにいつも、「いずれ機械が置き換わるのでは?」を念頭に置いて考えるものだけれど、これからどのような未来になるかはよくわからん

アトムのような、ロボットがなんでもやる未来というのはあまりかんがえずらいのだけれど、ルンバとか、思わぬところでとって変わっている存在もすでにいるしね。

私の中ではグーグルグラスのほうが、VRよりも広く普及しやすい気はする。持っていれば、道の案内だとか、カメラをとるだとかが簡単にできることは、純粋に便利だしね。距離をどうにかするために、ARを使うことってどの程度なのだろう。(VRのリアルタイムARスカイプで会話をする人たちがより便利っていうだけなので、あまり発達しないのでは?あと、家具をその場にいなくとも部屋で見ることができるというのも買う理由になるのかなー?

家でARを利用するような行為は今の技術でも代替えが大体可能なので、あまり使うイメージがつかない。個人的にはやっぱりグーグルグラス

未来というものについての描写は、個人的サイコパスが素晴らしかった。タイバニは今から少し外れた場所という感じ。アトムは夢の場所

世の中の多くをホログラムでどうにかする。(服、通信、ショー)一部はロボットで置換する。そういう未来のほうが「ありそう」な気がする。

さらにその先の未来は、やっぱり自分アプリを導入することなのかな?これは末路がアリュージョニストで大体描かれているから、もう終わり。

2017-03-19

黒く渦巻く菓子の話

愛媛県人にとって、タルトとは黒くて渦巻き状の紋様を見せるロールケーキに似た菓子のことを指す。

もしあなた愛媛県人に「タルトの絵を描け」と命じたら、間違いなくそのような物体が描かれるはずだ。

 

であれば、クッキー風の記事クリームのフィリングを詰めフルーツや飾りクリームを乗せたあの菓子愛媛県人の中でどう処理されるのだろうか。

その解は、「そもそも知らない」である

そう、愛媛県人は、西洋菓子の、いわゆる「タルト」を知らない。

二十代以下であれば八割ほどは知っている。外界への興味が強いからだ。

しかし三十代以上となるととたんに「一般的タルト」の知名度が下がる。

六十代以上ともなると、「タルト=断面図が渦巻き状の巻物」で概念が固定される。一般的タルトについて教え込んでも一週間もすれば記憶から消される。タルトは、渦巻きである

 

その、愛媛タルトとはなにか。

そもそもなんなのか。

 

愛媛タルトは「あんこを巻いたロールケーキ」と称されることもあるが、それは正確ではない。

きめ細かく、大粒の砂糖が光る記事。それはロールケーキというよりもカステラのそれに似ている。

あんこ柚子の風味が漂い、メーカーによっては栗が混ぜ込まれる。

たびたび比較される関東菓子シベリアあんこ部分が羊羹状となっているが、愛媛タルトあくまでもあんこあんこである柚子フレーバーあんこである

 

昨今ではメーカー間の開発競争の結果、スポンジ生地に「さくら」「抹茶」「ごま」などを練り込んだ季節限定タルト確認されている。

愛媛県人も所詮日本国民の一部分でしかないので、季節限定商品には弱いのだ。

私的オススメ一六本舗抹茶タルトである

スポンジだけでなくあんこにも抹茶が練り込まれ、口に含まれた瞬間に噛みごたえのあるスポンジの甘さと鮮やかに練り込まれあんこの重い甘み、さわやかな柚子香り、それらの奥から抹茶の風味が感じられる。

 

ここまで説明しておいて難だが、愛媛タルト愛媛限定商品ではない。

四国四県の土産物屋であればどこでも買えるし、瀬戸大橋を渡った山陽でも買える。山陰で売っているかどうかは知らない。

愛媛県人はタルトうずまき)の魅力を伝えるため、近隣の県から浸食を始めているのだった。

タルトうずまきになる日も近いと思われる。

 

ここまでタルトについてながながと説明したが、タルトが食べたくなっただろうか。なったよね? なったよね???

タルト通販でどこでも買える。東京に居たって買える。

しかし、臨場感のある、愛媛感のあるタルト体験を味わえるのはタルト県もとい愛媛県のみである

ぜひ一度愛媛に遊びに来てほしい。

そしてタルトを味わってほしい。

さっくりした生地にあまーいクリームが詰まりみずみずしいフルーツが乗っているあの菓子ではなく、

ちょっと硬めのざっくりふんわりとしたスポンジ、押し寄せてくるあんこの甘さ、鼻を抜ける柚子の風味。

あなたはもう、タルトから逃れられないのだ!!

 

最後に、どのメーカーを選べばよいのか簡単に書いておく。

一六タルトは売れ線であるが、味がジャンクであるという評判もついている。

慣れればあのおおざっぱなタルト感にやみつきとなるのだが。

タルトを食べたいならばハタダのものを買うといいだろう栗が大粒であんことスポンジとの調和がとれている。

初心者によく勧められているのは六時屋である。スポンジが柔らかめで、あんこがそこまで主張してこない。やさしいテイストである

そのほか、あわしま堂や亀井製菓などのメーカー存在する。

あわしま堂のタルトは食したことがないが、あわしま堂の菓子は美味しいのでタルトもきっと美味しいはずだ。

亀井製菓は変わり種のタルトを数多く製作している。普通タルトに飽きたらぜひおすすめしたい。

 

愛媛よいとこ、一度はおいで。

来たらば、レッツタルト

エンジョイタルトノットサクサクタルト

イエスブラックグルグルタルト

 

黒い渦巻きに、あなたはもう抗えない。

2017-01-17

ニューダンガンロンパV3ネタバレ無しで評価する

自分ブログを持っているわけでもないので雑記程度に。

ゲームとしてのダンガンロンパ最新作だったV3ですね。えー、やりました。もう結構某所とかで言われてるみたいなんですけど最初に私も同じこと言います

オチが酷い。

プロローグ、1章〜6章、エピローグといういつもの構成だったんですが正直申し上げますと5章終了ないし6章クロ当てまで進めたらそこでプレー辞めることを推奨します。それ以上進めると「それ以前のダンガンロンパシリーズ記憶」を破壊されますマジで。書き換える、のがわかりやすいかな〜ゲーム内容的にはな〜...

V3は新章で別だって言ってたじゃん!」との声、普通にあると思います。私もその情報が事前にあったのでアニメ3でぐちゃぐちゃになった世界とは別!と思い購入しました。"嘘"がテーマであることで物語がどのような発展をみせるのか気になりましたし。単純に偽証システムが見てみたかったのもありますが...

率直に言うと「世界観一新」は"嘘"ですね。ダンガンロンパチームの。だからといってシリーズ経験者にお薦めできるかというとNOですし、しか新規が入りやすいわけではなく踏みいれれば過去作のネタバレ価値不法投棄を目の前で行われることになります。端的に言ってお薦めできません。とある人物周りの伏線回収も現状ではずさんだったとしかいえないでしょう。

受け止めかたの問題だ!冷静になれば面白い!とかい意見に対しては、6章クロ当てからの一連の流れは製作からの悪意がふんだんに織り交ぜられているために絶望よりも不快感がこみあげてくるものになっていて、肝心の伝えたかったであろうテーマにまで泥を塗る結果になっていた、とだけ言っておきます。私個人としては様々な不可解な状況証拠から"黒幕台詞は多くが嘘"という結論に達したので全否定するつもりはありませんが、確実な真実への道程を作中で示さず全てをあやふやなままで終わらせた時点で世に出す作品として中の下だったということは変わらないと思います

では問題オチ以外、つまりプロローグ〜5章まではどうだったかといいますと、過去作に比類する出来だったのではないかと私は考えますトリックに一部引っかかりを覚える部分もないとは言い切れないのですが基本的破綻せず進行しているように感じました。キャラ描写は...その......勿体ないな〜と思わなくもないのですが通信簿があることを踏まえれば5章までは良作の部類だったかと。5章まではね...イヤほんと5章で終わっておまけ要素解放されてたら雑な神ゲー認定してたな......気に入ったキャラ結構いたし.........

いつまでもシナリオの話しててもしょうがないので学級裁判システム周りについての感想にいきたいと思います

まずは今までのコトダマ論破に「V論破/賛同」が追加されました。R長押しで精神集中すると色つき主張に「ウィークポイント」となる赤い点が浮かび、そこを上手く撃ち抜くとV論破達成となり、得点があがるという本作のアクション成分をアップさせる要素となっていますさらに直後の台詞等も少し変わる...らしいのですが2周めをまだしていないので詳しくはよくわかりません。

次に「コトダマの偽証」。△長押しで選択されていたコトダマを"反対の意味"のコトダマ(=ウソダマ)に変えることができる要素が追加されました。このウソダマを正解となる相手発言に撃ち込むことで「偽証」が成立し、停滞した議論開拓の道を示すことが可能となります。もちろんこれも「V偽証」することができます

ウソダマを使用するにはデメリットがあるものの正解に撃てば帳消しになるので、タイミングがわかれば気軽にでき適度に学級裁判を盛り上げてくれました。まぁだからといってそれでシナリオの大きなルート分岐もなければ事態の核心に迫れるわけでもないので勿体ない使い方してるなとは思いましたが......

議論スクラム」について。参加者内で意見が2つに割れ裁判の円滑な進行が阻害されたときに発生します。その時点での各キャラクター立ち位置意見が全てわかるうえ、相手意見パズルのように合致させまとめて論破できるので爽快感が強く、また台詞間の幅が主人公の味方側キャラへの名前呼びかけで無くなるためテンポが非常に良くなっており臨場感も味わえるというとても面白いものになっていました。過去作でも是非やってみたかったとまで思える要素だったので、ここは評価されていいと思います。ここだけでしか見れない横顔が綺麗に見れるのもポイント

パニック議論」に関してはノンストップ議論が3つ並行して行い時折大声で主張する人が現れ他を阻害してくるという、スタンダードながらも場の騒々しさが伝わってくるもの面白さがあったように思いますアクション難易度があがる場面なので、このときに上手くV論破が決まると達成感も得られました。

「発掘イマジネーション」は単なるモノリスなので割愛。あとは「ブレインドライブ」と「理論武装」ですが...どっちも微妙だったな、としか

ブレインドライブ」はレースゲームの時点でゲーム性は限られていましたが、スキルを取らないととにかく冗長なだけで単調でした。カジノ版みたいにアイテムが道端に落ちていればアリだったかもしれません。道路デザインネオン街は本編と何の繋がりもないけどお洒落で好きです。繋がりないけど。

理論武装」はリズムゲーにしては音に併せるとmissするという目押しゲーなのにもかかわらずその目押しゲージをお邪魔の隠しで潰してくるという割と意味不明ものでした。これもスキルをとればマシにはなるのですが、この要素の都合上裁判クライマックス付近で発生するものなので真相への疾走感の障害しかなっていなかったなぁと感じます

反論ショーダウン・真打」は正直なところ前作のほうがやりやすかったです。これもV斬りを狙えるのですが操作性の都合でとても難しくなっていました。

思いつく限りではこんなところでしょうか。あくまネタバレしなので詳細はありませんが感想としては以上になります。無論これは個人差があるのでこの意見が全て他の人にとって真実とは言えないはずですが、私のなかでは嘘ではないので、この日記に目をとめてくださったかたのひとつの目安になれればと思います

2016-12-29

2016年秋に見終わったアニメ感想

評論でも考察でもなく完全に感想

点数付けてるけどこれも個人的面白かったかつまらなかったかであって作品が世間的にこれぐらいの水準のものとして評価をされるべきとかそういうのではないです

終末のイゼッタ

全体:5/10  おっぱい:7/10

魔女が戦車を振り回して破壊し、魚雷を魔力で飛ばし対艦ミサイルを先取りする荒唐無稽さが売りのアニメ。最終決戦はいよいよやり過ぎここに極まれりで凄いのか凄くないのかが逆に分からなくなる。それだけの力を持つ魔女が関わることで歴史に起きた変化をじっくり描いて欲しかったのだが全体的に軟着陸気味な終わり方をしたのが残念。特に中盤からはライバル魔女との対決にばかり時間を取られてしまい歴史改変部分はそのお膳立てと後始末に徹していた印象。

展開の大部分は戦争映画超兵器映画テンプレの継ぎ接ぎでありおっぱいぷるんぷるんの魔女が戦場を飛び回る事ぐらいしか大きな見所はない。それも既にストパンの手垢がビッシリ付いてるような気が。史実のネタを知っていればニヤリと出来る系のシーンも、むしろそうやって使い古されきったネタへの食傷を強く感じてしまった。良くも悪くも出来のよろしくない映画を見終わったような心持ち

装神少女まとい

全体:5/10 装神少女ゆまちん:8/10

ゆまちんいなかったら途中で切ってたと思う。ゆまちん可愛いしたいから見てた。ゆまちんの持霊も可愛い。でもゆまちんの友達にしては大人しすぎるのでシャーマンキング玉村たまおと持霊交換するといいと思う。

変身物における「変身した後って消滅した服どうなるの?」という疑問に「もちろん消滅したままなので全裸になります」という回答を選ぶ辺りが実に深夜アニメテレ東でやってるキッズアニメを1クールに再編成してちょっとエッチにしたような感じで全体的に地味、悪くもないし良くもない普通アニメ。普通がいちばん。でも見るアニメいくらでもあるこの時代では普通+αが欲しいと思うのが視聴者の心情。

魔法少女育成計画

全体:8.5/10  ねむりん:10/10

ねむりんがすごくかわいかった。ハードゴアアリスもかわいかった。自分は興味なかったけど男の娘も可愛かったと思う。でも魔法少女たちは死んじゃうから悲しいぽん。辛いぽん。

魔法少女が次々殺しあうまどマギフォロワーという事さえ理解すれば後はまったりと殺し合いを眺めつつ魔法少女かわいいすればオッケーの分かりやすいコンプセトの作品。甲賀忍法帖に匹敵しかねないレベルキャラが次々死ぬため同じようなマッチアップが繰り返されたりもしないし、能力の個性により戦い方に幅もあるためこの人数で殺し合っても飽きが来ないのがグッド。

1クールの中でキャラや設定を綺麗に使い切って終わっているのはかなりの評価ポイント。能力を上手く使った物語づくりは流石の小説原作といった所だが、それを映像として上手く調理してくれたスタッフも素晴らしい。キャラの可愛さと露悪的な物語と能力者バトルが一度に楽しめて深夜アニメとして非常に美味しかった。

灼熱の卓球娘

全体:6/10  レズイナー:8/10

スポーツ物ではあるけど百合的な側面がかなり強い。メインの登場人物カップリング単位でキャラ作りされていてライバル校のキャラクターまでがカップリングを前提として作られているのを感じた。試合中等の心理フェイズもひたすら友情(?)を軸として行われいて好みが別れる所ではあると思う。仲間と共に成長する、仲間の為に戦うという熱いシーンとして捉えつつも、女の子の友情(?)って素晴らしいなあと考えられば2倍美味しいので個人的には楽しめた。

女の子動物園スポーツアニメとしてすごく無難な作りだったと思うのだが、正直に言うと1話段階では凄い面白いアニメ始まったなと感じていたので最終的には無難アニメまりになって少し残念ではある。区切りのいい所で終わるために仕方ないんだろうけど1クールかけてやったにしては試合数も少なく若干間延びしてる所は特にもったいなかったかなという気も。続き物の序盤だけありチュートリアル的な展開が多く、起承転結の後半部分に当たる要素が少なめで物足りなさを感じる。とはいえ全国という明確な目標に向けての上向きなエネルギーを感じる終わり方であり、俺たちの戦いはこれからだENDとしてはかなり良い切り上げだったので、こういった作品は起承転結の前半部分が持つ盛り上がりのエネルギーを楽しむアニメなのだなと考えを改める事にした。

PS:OPのレイズナー演出は最初面白かったけど慣れるとただの今回予告でしかなくあんまり楽しくなかった。

ユーリ!! on ICE

全体:8.5/10  ┌(┌^o^)┐ホモォ……:10/10

アイススケートという競技自体が持つ話題性の割には数が少ないスケートアニメの久々の新作。プリティーリズムあくまアイドルアニメとして捉えれば銀盤カレイドスコープから10年ぶりである。その年月の間に映像技術が圧倒的に進歩したのか予算がしっかりと付いているのかスケートシーンの出来栄えはかなり高い。アニメという架空を描く媒体である強みを活かして実際のスケート以上にインパクトのあるカメラワークが行われているのが非常に良い。モノローグやそれまでのエピソードによりそれぞれのキャラクターの心情が映像と共に流れ込んでくる事もありスケート中の臨場感はかなり高い。

純粋スケートアニメとしても楽しんだけどそれ以外のシーンでは何度かホモっぷりを茶化しながら楽しんでいた。最初のうちはおいおい腐女子へのアピールですかと笑いながら見てたけど、まさか結婚指輪には……大爆笑でした。こういうの慣れてなかったらどういう顔したらいいのか分からなかっただろうけど、色々アニメを見た結果笑えばいいと思う事にしたので自然と笑ってた。ホモ的な要素を省いて見れば2人が既に対等の存在になっている事を示すシーンではあるんだろうけど過剰演出すぎて笑うしかなかった。まあこういういのは中途半端に匂わされながらだらだらした絵を作られるよりも勢いよくホモってくれた方が、ホモきじゃない側としても見てて面白いんだよね。笑えるから。

競女

全体:9/10  原作超え:10/10

原作の力を完全に活かし数倍の面白さを持つに至った脅威のアニメ化。緊張感のあるBGMや重厚な金属音が付くことでシリアスな笑いがここまで強化されるとは。スポーツアニメでなくバトルアニメに使うような演出の多様や、必殺技の書き文字により乳や尻で人間離れした技を繰り出している事が強調されもしかして熱いアニメなのではと勘違いしそうになる。いや実際熱いアニメになっている。お馬鹿で熱いアニメなのだ

アニメ化の完成度も素晴らしいがそれもこれも原作の狂った発想力がまず土台にあることを忘れてはならない。常識離れした専門用語がさも当然のように飛び出し、乳尻を打ち合う勝負にエロさではなくまっとうな競技性を誰もが感じている狂った世界観あっての事。アニメではその強みを読み違えずに登場人物の真剣な語り口調によってしっかりと補強し命を吹き込んでいる。安易にシコれるエロへとなびかずどこまで笑えるエロに全振りしていったスタッフの侠気に感謝。作り手の原作理解と良い物を作りたいという気持ちを強く感じる素晴らしいバカアニメだった。

ガーリッシュナンバー

総合:4/10  何で売れそうにないアニメ作るんだろうね:10/10

SHIROBAKOになれなかったアニメであり、俺ガイルになれなかったアニメでもあり、売れてないけどちょっとは売れた何で売れそうにないアニメ作るんだろうねアニメである自虐風自慢前フリが見事にただの自虐で終わってこれはこれで美味しい展開。駄目な子ほど可愛いという作品のノリともしっかり合っているしいいオチ。作中でもクソアニメだったけど好きだったと自分で言ってるしまあ本人達が満足ならいい事だ。いい事なのかなあ……。

何で売れなかった分析は他の人に任せるとして個人的感想を言えば、カタルシス的要素にかけるという部分につきる。作品が終わってもクズさんも一時の熱が引けばクズのままだし、ちー様も成長したというには振れ幅が小さい。一度マイナス方向に進んだ物語がゼロに戻る話は、そのままの勢いでプラス方向に突き上げていくから気持ちいいのであって差し引きほぼゼロで軟着陸されては見ている側のモヤモヤが行き場を無くしてしまう。作品全体の持つマイナスエネルギーが結果として目に見える大きなマイナスとして現れていればそれもまたオチとして形になっていただろうけど劇中劇が売れませんでしただけでは何とも中途半端

戦国鳥獣戯画

全体:5/10  絵柄:8/10

絵柄の力だけでゴリ押ししきったアニメ動物化して知能がヤンキー高校レベルにまで低下した戦国武将たちのほのぼのっぷりが良い。林原めぐみの妙に落ち着いた語りもシュールさを後押ししていた。

てーきゅう

全体:5/10  飽きた:6/10

流石にそろそろマンネリしてきたよねえ。

DRIFTERS

全体:7.5/10  おっぱいーぬ:7.5/10

微妙な違いはあるけど漫画がそのままアニメになってると感じた。個人的には豊久の声に重さが足りないのが気になった。でもこれは自分が原作を読み違えていただけで豊久は元々軽い調子でキリングマシーンしているキャラだっていう気もするので「アニメの豊久はこういう物」として受け入れる事に。

漫画の決めゴマが持つゾクっとするインパクトこそ無いけど動きが付くことで映えるシーンもあってアニメアニメとして楽しい。特に銃や爆発といったシーンは信長が言っているように音があるとないのとでは大きな違いがある。他には黒王の増殖能力が持つビジュアル的不気味さは動画のが印象が強まるね。

Lostorage incited WIXOSS

全体:4/10  顔芸:2/10

こうやれば喜ぶんでしょーという匂いが強すぎる顔芸は好まず。里見が裏方としての顔を脱ぎ去ってラスボスになってからの演技過剰な露悪っぷりがそもそも好きじゃなかった。ラスボスが好みじゃないので後半はいまいち盛り上がれなかったかな。物語自体も主人公たちは助かったけど問題は根本的に解決してなくて性格や内面の性別が入れ替わった人は続出し続けてるままというオチだし何とも消化不良。色々と二期に投げるのはWIXOSS伝統って奴じゃろか。

かれこれ3クール見たけどゲーム自体のルールは未だにチンプンカンプンコイン技という分かりやすい必殺技の登場で何が起きてるのか何となく把握出来るような気分になれたのは前作からのいい変化かなと。コイン技絡みのとんちが効いた盤外戦術ならルール自体分からなくても理解できるしね。最初の頃の遊戯王みたいだったねあのとんち。攻撃するのは月!岩石の巨兵!砕岩剣!そういやあのシーン魔法カードになってるらしいね。

ジョジョの奇妙な冒険第4部

全体:7.5/10  日常パート:8.5/10

杜王町不思議日常再現度はかなり高かった。キャラクターの喋り方はおおむねイメージ通り。彩度高めな町並みもコミカルな4部の雰囲気にはピッタリだった。不思議な力と共存しながら戦いながら生きる康一君たちの日常を覗いてるという感じがよく出ていた。

とはいえ殺人鬼との熾烈な戦いにより緊迫感が最高潮となる終盤ではポップ寄りな絵だとパワー不足を強く感じてしまった。単行本の表紙を思わせるカラー変更やBGMなどを駆使して何とか強い印象をもたせようとしていたが元の作品が強すぎて追いつききれていない。漫画で読む際に気にならなかったキャラセリフの長さから来る悠長さも誤魔化しきれなかった場面がちらほらあったように見受けられる。3クールぶっ通しともなると最後はかなりキツかっただろうからそれを考えるとよくやりきってくれたと思う。

ろんぐらいだぁす(まだ終わってないけど)

全体:4/10   レガリアった:9/10

作品そのものよりも放送を落としたり作画おかしかったりする事の方が話題になったアニメ自転車の3Dが時折怪しくなったり食事シーンによく分からない物が写ってたりモブのキャラ色違いコピペ軍団だったり総集編を作るにはネタが少なすぎて唐突に実写が混じったりしているのが見所。作中で「リタイア」「ハンガーノック」「足切り」「間に合わなかった」といった単語が出てくると思わずにやけてしまう。

いい部分の話をすると、人が「沼」に嵌っていく過程を安全圏から眺める楽しさが詰まっていた所は大いに評価したい。最初に中途半端な物を買っていつの間にか使わなくなったり何かあるとすぐ追加装備の購入を促されたりと、悪徳業者にでもカモられているんじゃないかという勢いで出費がかさむ姿はまさに「沼」。でもその結果として前出来なかった事が可能になったり仲間と親密になれたりとご褒美が待っていてこれまた「沼」。

作画の出来が正反対なら別ベクトルの楽しみ方も出来たのかなと思うのでそこは残念。しかしまさかこのアニメガルパンのような引き伸ばしをするとは……もう10話で完走でいいでしょ……足切りでいいでしょ……ガルパンの方頑張れよ

響け!ユーフォニアム2

全体:7.5/10  回れよ:0I/8

1期で一通り仲良くなったし2期は平和けいおんやる可能性もあるのかなと思ってたら全然そんなことなかった。相変わらず若さをぶつけあってギスギスしていて実に中学生日記。何を考えているのかわからなかった相手が仮面の隙間から剥き出しの感情を見せる魅せシーンも多く音楽にあまり興味のない自分でも楽しめた。

努力の成果虚しく銅賞で終わったモヤモヤが、滝先生が麗奈に感謝を伝えるシーンやジョイナス先輩の父が送った言葉によって救われる物語構成は非常に納得感が高い。簡単にすぐ勝たせるでもただ負けて終わるでもない良い落とし所。全国に出たから来年は新入部員来そうってのも前向きで景気のいい話だ。しかし主要キャラに3年生がいると1年の重みが違うな、メインが教師と同学年ばかりの作品だといつの間にか2年生や3年生になっても特に変化ないから久しぶりの感覚だ。

提供は今回も可愛かった。

ブレイブウィッチーズ

全体:5/10  3D:3/10

501と比べると全体としてキャラにあんま魅力がないというか誰が誰なのかよく分からなかった。というか主人公の出番が多すぎてその分他のメンバーが割りを食った感じ。502の中だとカタヤイネンと菅野さんはひかりや前作キャラとの絡みも多かったしキャラも分かりやすくて印象に残った。まあ元ネタ知名度高いし優遇されてた所はあるんだろうな。やっぱキャラの魅力で引っ張るアニメだから三馬鹿以外のキャラの描写がやや薄めだったのは残念だったなあ。

残念といえば3Dが2Dと違いすぎて違和感が凄かった。動いてればまだいいんだけど動きが鈍いとゲームムービー見てるような気分に。3D除けば戦闘の出来は悪くなかったはずなんだけど、3Dの出来が本当にキツい。作画が切り替わりすぎってそっちが気になってしまう。ストーリーはまあいつも通り王道で悪くなかったけどこのアニメシリーズどんどん根性論になってきてんなあというのは気になった。

フリップフラッパーズ (こっそり追記)

全体:7.5/10  アニメーション:9/10

アニメーションは凄かったけど「アニメ」としてはそこまで圧倒的に面白いって訳じゃなかった。全体として映像にあまり意味が乗って無くて映像のための映像になってるのが良くも悪くもこの作品の性格なんだろうけど、そういうゲージュツ的なのは自分よく分かりませゆえ。がっつりピュアイリュージョンの考察やれば違った感想になるのかも知れないけどそこまでの熱意は沸かなかった。

雰囲気作りのために色々散りばめられてたけど、ストーリーの大筋は典型的ガール・ミーツ・ガールだよね。不思議出会いをした2人は最後はご両親に挨拶に行く仲になりましたとさの百合アニメピュアイリュージョンの中で結ばれるってのはつまり真の相思相愛百合こそが真実の愛って事なんじゃろ。ゲージュツはよく分からんテーマは伝わったぞ。

何であのアニメ見てないの?超面白いよ?という意見があったら君も増田にアニメ感想を書きもう。

そうすれば俺も何かの機会にそのアニメを見るかも知れないし、俺じゃない誰かがそのアニメを見るかも知れない。

2016-12-27

手が血だらけの年末年始増田酢魔心熱マンねの螻蛄建ちが手(回文

電車内で手が血だらけの人がいて

気の毒だなとヒヤヒヤしながら見てたんだけど、

車内で立ちながらマニキュア塗ってる人でした!

なんだ、マニキュアか!

って、電車内で立ちながらマニキュア塗るってなかなかロックわ!

電車内で化粧どうのこうのって言うのあるけど

あんまり立ちながらしてる人って見掛けたことないわよね。

おかげで、揺れるからからはみ出ちゃったり、

手の余計なところに付いちゃったりで、

見てて大変そうだったわ。

少なくとも、それが怪我して赤く流れていた血ではなかったのが幸いね

そんな年の瀬

おはようございます

じわじわ年末が迫ってくるわね。

このただならぬ臨場感

迫り来る年末年始

どこに行っても人が多いし、

家でゆっくりしてるのが一番ね。

食材どさっと買ってきて料理もよし、

普段は入れない長風呂に入るもよし、

録画がたまっているビデオを見るもよし、

部屋を片付けるのもよし、

田舎に何もない歌を歌ってたのは吉幾三だし!

シャープIGZO液晶と聞くと幾三を思い出すわ。

4Kテレビってキラキラして本当に綺麗よね!

ビックリわ!

サンタさんにお願いしちゃおうかしら!

ってもうクリスマスは終わったのね。

しくしく。

来年サンタさんにお願いするわ!


今日朝ご飯

年末年始の不摂生気をつけましょう!

なんか、果物を食べてると気を使ってる感じがするわ。

そんな朝食バナナよ。

デトックスウォーターは、

寒さこらえて飲むまた、

最近ハマってる柑橘系のメロゴールドよ!

甘くて美味しいの。

果汁を炭酸割りね!


すいすいすいようび~

今日も頑張りましょう!

2016-11-01

6年間待ち続けたアニメブルーレイの予約をキャンセルした。

2008年、僕はその世界に恋をした。

そう、あれは今から8年も前のことで、僕はまだ大学生だった。軽い気持ちで入ったオタサーに所属しており、新作アニメで目についたものを、取り敢えず視聴するのを習慣にしていた。それらの内容について、サークルメンバーとうだうだ語るのが日課だった。とはいえ、ぬるま湯めいたモラトリアム生活にそろそろだれ始めたまさにその時、破格のアニメ既存の枠組みをぶちこわすような、エポック世界観をもったアニメシリーズが放映され始めて、僕は瞬く間に虜になった。アニメ一期の遥か前からOVAや企画などの展開があって、物語の背後にとてつもない情報量を含んだ異世界が広がっているのを知って、沼にはまり込むようにその世界へ沈んでいった。DVDを買い、マンガを買い、小説を買い、ゲームを買い、記事の載っている雑誌を買い、ドラマCDを買い、同人誌を買い、SSを読み、ラジオを聞き、イベントに足を運んだ。絶叫上映会で吠えた。自分がこんなに深く、何かに夢中になれると初めて知った。

就職活動をして、社会人になり、いつの間にか新作アニメを追う習慣が失われていっても、そのアニメに対する想いは失われなかった。劇場版ライブイベントに、欠かさず足を運んだ。声優イベント歌手ライブアニメ会社イベントもだ。補給が何度か途切れそうになっても信じて待ち続けていた。だからイベントで、テレビアニメの第3期制作が発表された時には狂喜乱舞して、夜、サイゼで仲間と祝杯をあげた。

1期、2期、劇場版、OVAと違って、今回からは新キャラたちの物語になるのだけれど、大した問題ではなかった。もう一度あの世界がテレビで観れる、と考えるだけで多幸感に満たされた。 第3期の第1話はまず先行上映会で観た。少し引っ掛かる部分はあるにはあったけれど、その場の興奮や、長い時間を経てようやく新作を観れた感激が、不安を押し流した。先行上映会の帰りに、アニメショップで即座にBDを予約した。第1巻にはイベント参加チケット付属していて、早めに予約しないと参加券が無くなるという危惧もあった。 その後、第1話をとうとうTV画面で観ることになり、少し引っ掛かっていた、違和感めいたところが更に目立つようにはなっていたけれど、それでもまだ、この世界をもう一度TVで観れたという喜びが上回った。録画を何度も視聴し、次回を待つの幸福時間だった。

その1週間後、第2話が放映され、地獄に叩き落とされるまでは。

第2話の大半を占め、物語全体でも重要な転機となる戦闘シーンが、正視に耐えない代物だったのだ。いまや流行りのアニメを多少追うくらいの超ライトオタクに過ぎない自分が、耐えられないほどの惨状だった。1期、2期、劇場版、OVAと、8年続いてきた映像魔法が、一夜にして解けたようだった。海面は水色の板になり、艦船は書き割りになり、航空機は張り子になり、キャラクターは棒人形になった。画面を覆っていたのは、僕を釘付けにした踊るようなキャラの動きではなく、素人でも稚拙と分かるCG人形遊び、ハリボテの継ぎはぎだった。これがいわゆる「作画崩壊」ならまだ救いはあった。円盤での修正に望みを繋げばいいのだから。でも、そこには欠片の希望も残されていなかった。CGでボロを出さないようにするためだろう、一定距離を置き続けた、単調で臨場感皆無のカメラワーク物語世界観や戦いのリアリティを根こそぎ崩壊させるコンテがそこにあったからだ。万一円盤に修正が入ったとして、コンテから切り直されることはないだろう。

そこからの1週間は、うってかわって、処刑を待つような気分で過ごした。まともな第2話が放映される夢を2回見て、2回とも、目覚めた後、激しい悲しみに襲われた。そうして迎えた3話は、ストーリーに集中することさえできなかった。前話のことは何かの間違いだったのでは、と、祈るような気持ちで画面を見つめ、もう一度裏切られた。戦闘シーンに移るたび魂が削られ、どうかもう日常だけ映していてくれ、と思った瞬間に、突然、反射的にテレビを消した。そしてもう一度電源をつけることも、続きを見ることもできなかった。電源を落として真っ黒になったテレビ画面の前で、リモコンを握り締めたまましばらく金縛りにあったように動けなかった。激しい動揺が自分の中で荒れ狂っていた。

たかCGが壊滅していたくらいで、自分が、もうこの世界実在を信じていないのだ、と、気づいてしまって、もはや、続きを見ることはできなかった。

驚いたのは、自分の中にこんな逆鱗があったと気付いたことだ。自分のようなライトオタクとしては、キャラの絆や誇りさえ美しければ良いとまで思っていたし、このアニメについて他人に紹介するときも、世界設定や関係性の話ばかりしていて、戦闘シーンがカッコいいから観て、と言ったことはなかった。そんな自分不見識を心より恥じたい。あまりにも当然のように実現されていて意識にのぼっていなかったが、この世界や、キャラ喜怒哀楽といったものは、戦闘シーンを含む特殊な動きのリアリティによって説得力をもたされていたのだ。それに以前は、一般論として「作画に比べてCGダメ」と言われているのを見ても、老害迷信に過ぎないと考えていた。あの戦車アニメCGは凄いし、あの劇場アニメCGは格好いいじゃないか、などと思っていた。今なら分かる。CGは、舐めて使う連中、省エネを考えて安易に利用する者たちの手にかかれば、作品抹殺する、世界を絶命させる力さえあるのだ。

円盤キャンセルすると決めた理由は、最初は怒りだった。この世界をこんな風にした連中に、一文たりとも落としてやりたくない。あり得たはずの3期を奪った奴らに、免罪を与えてはならない、と。アニメが壊れていても、まだ小説マンガは次々出る予定がある、そう考えて、自分を慰めようとした。これまで集めた小説マンガを読んで、心を鎮めようとした。 しかし、駄目だった。かつて僕の心を満たした幸福も興奮も甦ることはなく、ページをめくるたびに、奪われたものの大きさが実感され、胸を絞られるような痛みが襲った。もうこの世界は壊れてしまったのだ。いま僕の本棚に収まっている無数の物語は、かつて確かに存在した、けれど既に潰えてしまった世界の残骸でしかなく、僕の心は、死者の生前の姿を眺めて安息を得られるような、鈍感な構造をしていなかった。やはり耐え切れなくなって本を閉じた時、怒りよりもずっと深い悲しみが僕を包んで、ああ、きっと僕はもう、この物語円盤どころか漫画小説も何もかも楽しむことはできないのだろうと悟った。

僕より度量の広いファンは、「この程度で円盤を買わないというのなら、お前はファン失格だ」と言うかも知れない。だが僕にとっては、円盤を買ってこの作品を認めてしまったら、その時こそ僕は、ファンとして死ぬのだ。

シリーズも、爆発的にではないだろうが、そこそこ売れるはずだ。昔から視聴者でも僕より大らかな人間は、作品に満足し、あるいは満足しなくてもお布施として、ソフトを買うだろう。当初目標とされた売上からは大きく落ちつつも、まだ戦える、と、制作側は思い込む。既に戦争は最悪の形で終わってしまったことにも気づかずに。 そして4期なのか劇場版なのかOVAなのかが既定路線的に作られ、しかし売り上げはジリ貧となり、遠から作品を閉じることになるだろう。そうなったら、なぜコンテンツが死んだのか犯人探しが始まり、新しいキャラや新声優シナリオ濡れ衣を着せられ、いわれなき誹謗中傷を受けるかもしれない。その時のために、だから、僕は、宣言しておく。

CGだ。あのCGを作った連中が、翼を折り、魔法を潰し、少女たちと世界の息の根を止めた下手人なのだ

今考えれば、電話などで済ませられたのかも知れないが、円盤キャンセルなどしたことのない僕は、予約したアニメショップまでもう一度赴いた。ここまで辿り着いたのに踏ん切りがつかず、広くて階層もあるアニメショップをうろついて、このシリーズ小説新刊が目立つように並べられているのが目に入ってしまって、出し抜けに嘔吐しそうになった。声優結婚が発覚して吐いた、みたいな、よくある都市伝説が、自分の身に起きかけると思わなかった。すっぱいものが、何の前触れもなしに体の奥、心臓のあたりから、とがった感じでせりあがってくるのだ。それを無理やり押しとどめなくてはいけなかった。ほとんど破れかぶれでレジに向かった。キャンセルをしたいという僕の説明が下手で、BD予約に来たと勘違いしたらしい店員が、一旦は、新たな予約申し込み書とイベント参加券を渡そうとしてくれた。ああ、急いで予約したのに、まだ余っているんだな、とぼんやり思った。あまりにも、精神の均衡が狂っていた僕の説明が要領を得ず、店員さんにキャンセルの旨を伝え、イベント参加券を返却して、前金を返してもらうだけの行為に、20分もかかってしまった。

すべてが終わって、地下鉄に揺られている間、これまでの8年間で堪えていたたくさんの悲しみが、走馬灯のように蘇って、一挙に僕に襲い掛かってきた。イベントアニメの発表がされなかったときトラブルコミカライズの終了が決まったとき小説を書いてくれた作家が亡くなったとき世界が壊され、死んでいくのを看取ったとき。週末の夕刻、都営新宿線座席で、ぶざまに泣きじゃくっていた三十歳近いキモいオタクを目撃した人がいれば、それは僕である

さようなら、僕の愛した世界。8年間、たくさんの楽しい時間をくれて本当にありがとう。そして、あなたが死んでいったときに、何もしてあげられなくて、本当にごめんなさい。

2016-10-15

http://anond.hatelabo.jp/20161015102331

国内HTC VIVEが発売されてからずっとVRゲームで遊んでいるおじさんです。

そんなVIVEおじさんのイメージは↓みたいな感じだよ。

プレステのVRゲーム:今がピークで、2017年以降あっという間に廃れる

スマホ段ボールとかにいれるVR:PSVRと同じくして滅びる

・Oculusなどのパソコン接続型:ゲームセンターや一部なコアゲーマー宅で細々と生き残る

その理由なんだけど、きっとPSVRユーザーはいままでのビッグタイトルをそのままVRで遊べると思ってると思うんだよね。

でも、VRは「移動すると酔う」っていう非常に大きな弱点があるので、いままでの3Dゲームとはちょっと違った感じにしないといけないんだよね。

これがPSVRユーザのわりと多くの人に理解された時点で、業界全体が一気に冷めちゃうんじゃないかなぁ。

でも、VRゲーム臨場感存在感もすごいしとにかく面白いので、きっと細々と生き残ると思うよ。っていうか生き残って欲しいよ。

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