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はてなキーワード: ニューダンガンロンパV3とは

2023-07-23

[]7月22日

ご飯

朝:ヨーグルトバナナ。昼:なし。夜:おにぎり味噌汁唐揚げ。間食:ポテチ

調子

むきゅーはややー。お仕事は、おやすみー。

ニューダンガンロンパV3 みんなのコロシアイ新学期

・はじめに

ダンガンロンパシリーズの完結作となる総決算的な作品

十数人の超高校級の才能を持った高校生たちが閉鎖空間に閉じ込められ、彼ら同士が殺人とその犯人を見抜く学級裁判を繰り返していくデスゲームものという骨子はそのままに、新しいストーリーが展開する。

魅力的がすぎるキャラクタ達、非常に残酷で救いの無い絶望的な展開、それらを丁々発止の議論で盛り上げていく。

今作はボリュームがあるのに加えて、かなり込み入った構成になっており、感想を書くのが非常に大変だった。

まずはキャラクタの魅力を語ってから作品自体感想を書こうと思う。

物語を牽引する赤松楓が好き

主人公として視点人物になる超高校級ピアニスト

アクの強いキャラ達振り回されてきた歴代主人公の序盤の挙動とは違い、良い意味最初から自分物語を牽引していくタイプ主人公

これが前向きで読んでいて楽しく、その積極さを応援したくなっていった。

他の面々に道を見出すシーンが多く、特に密接な関係となる超高校級探偵最原終一との関係値がどんどんと変化していく様が好き。

しかし、この前向きさが、必ずしも正解とは限らないと批判されるエピソードが、幾つもあるのが今作の感想をまとめることの難しさの一つだ。

現実世界では何かを評するときに必ず良い面も悪い面もあるのが普通だが、フィクションとしての娯楽作品ではその辺はざっくりと抽象化してくれるものが多く、特に主人公思想については過程はともかく、結論肯定的に描くものが多い。

ここを多様的に肯定批判が繰り返されるだけならまだしも、結論として肯定なのか否定なのかが明示されないのが本当にややこしくて、楽しくて、好きになった。

ダンガンロンパテキスト主体作品では初の女性主人公ということもあり、女性陣とは最初から距離感が近く、男性陣とは少し遠いのも、今までとの違いが楽しめた。

特に男性が嫌いな茶柱転子とは女性同士だからこその関係性を築くのが良きだった。

・王馬小吉がエグくて格好いい

彼の才能は超高校級総督というよくわからないものだが、物語が進むにつれてその意味が否応なく理解できていく。

悪の秘密結社総督自称していて、最初から最後まで一貫して悪を貫いていて格好いい。

しかし、ここでいう悪がどのような意図言葉なのかは、物語をそのまま書き下す以外ないぐらいに複雑で幾重もの意味を持っている。

彼の当番章は、僕がダンガンロンパシリーズでもし章単位番付表を作るなら、一番に据えるかもしれない、それぐらい、好きで気に入ったキャラクタだ。

ただ、この好きを言語化するのが本当に難しい。

どこまでが本心で、どこまでが演技かも不明なシーンが多く、彼を好きなこの気持ちも、どの彼が好きなのかをはっきりできない。

ただ、正義真実希望といった、ダンガンロンパシリーズで「良い」とされてきた価値観と真っ向から対立する存在なのは間違いない。

それだけに、ある意味ダンガンロンパシリーズを包括して批判する評論家のような一歩引いたメタ的な立ち位置(物語構造や超越的な設定の意味メタフィクションと言っている訳では無い)なのが魅力的に写ったのかもしれない。

見た目は元気そうな少年なのも、悪なシーンとの対比が映えて好きなところ。

自由入間美兎が可愛い

超高校級の才能であれば多少の無茶は飲み込める世界観だけに、超高校級発明家というざっくりした才能はかなりの自由さだった。

一章からうそうに発明家としての才能を発揮していく上に、自身の当番章ではまさに縦横無尽活躍する。

そんな才能面での自由さ以上に、日常会話が成り立たないレベル下ネタ好きっぷりに惹かれた。

女性同士という点を差し引いても、ドン引きレベル下ネタが開幕から続く。

性的ネタを好み下品言動ばかりで一貫して喋るキャラで、真面目な学級裁判での議論中でも容赦なく下ネタをぶっ込んでくる。

中人物達から人間性評価特に女性からのそれは散々で、めちゃくちゃ優秀な才能で活躍するにも関わらず、非常に嫌われている。

傍若無人な態度をとりながらも、相手強気で来られるとマゾヒズム感情を刺激されるのか恍惚の表情で命令を聞いてしまう辺りも、下ネタ好きキャラとして一貫した個性になっている。

性的に奔放で自由な様の娯楽的な面白さに、後付けで理由を付けてしまうのだけれど、ここまで自由とある種の強い社会から解放すら感じられて、見ていて飽きない楽しいキャラだった。

まりテーマとは関係のないコメディキャラだが、まさにそのコメディ部分が楽しめたし、清涼剤的な役割だった、性欲剤でなく。

「嘘」

そんなわけで、必ずしも肯定だけで終わらない主人公赤松楓と、どこまでが本心かがわからない王馬小吉の二人が好きだという感想を書いた。

その上で今作の物語テーマ「嘘」である

これはゲームシステム的にも表現されていて、恒例のノンストップ議論相手発言を、証拠証言で打ち抜く際に偽証をすることができる。

要するに議論を進めるためなら、それが真実でなくても良いというスタンスだ。

物語としても終始この「嘘」について取り上げられ、実際に起きた事件議論という枠組みに収まらず、ある意味では倫理観ある意味では普遍的な、様々な問いを議論していく。

非常に複雑な構造になっており、作中から得られる情報では絶対真実には辿り着けない。

その上で、物語での言葉を借りると、誰を信じるのかを決めることが重要なのだろう。

主人公である赤松楓や、ある意味で名敵役である王馬小吉と言ったすごく主軸となるキャラクタですらその本心と、それに対する評価が多様なことが、まさにニューダンガンロンパV3全体の感想にそのまま繋がる。

このゲームが楽しかったのか、好きなのか、つまらなかったのか、嫌いなのか、自分の中で多様な意見結論が出ないままにそのまま残っている。

そんな感情の整理が付かないまま終わってしまった。

別に物語として尻切れトンボなわけではなく、まさにこれが狙ったこなのだろう。

明確な結論を出さず保留し、ずっと考え続ける。

そういう結論がないことこそが結論作品だったと、こうして感想四苦八苦しながら書いて感じた。

・おわりに

こうやってゲーム感想を書くようになって以来、楽しむと自然感想も書けるものだと思っていたのだけど、今作はかなりこのアウトプット時間がかかった。

とにかく複雑で入り組んだ構成をしているゲームで、端的に何かを語ることが難しかった。

かと言って考えさせられる系の現実としての生き方に尾を引くお話なわけでもなく、あくまフィクションとしての娯楽作品であることは貫かれている。

このゲームが好きなのか嫌いなのかすらもよくわからない、自分の中で整理が付きにくい。

この独特の読後感が唯一無二なのは間違いなく、アドベンチャーゲームというジャンルを飛び出して、ダンガンロンパダンガンロンパなんだとトートロジーしか評せない癖の強いゲームだった。

2019-12-18

anond:20191218140156

PSVita、本当に名作少なかったよなあ

絶対絶望少女ニューダンガンロンパV3をやるためだけに買って後は少しも触ってない 売ろうかな

2019-07-14

V3クリアした

ニューダンガンロンパV3クリアしました!ダンガンロンパ派生作品アニメも観ていなくて、数年前にスーダン2をクリアして以来だから何年ぶりという感じだった。ゲームをできるだけの体力というか生活の余裕が戻ってきたんだな〜〜って嬉しくなった。

おもしろかったと思う。モノクマーズとか理論武装とか裁判テンポを悪くするだけじゃん?みたいなところもあったけれど嘘のコトダマを打ったり意見対立なんちゃらかんちゃらだったりは個人的に楽しかった。でも6章は受け入れられないな……真実のその先にある自由選択考察)を掴みとらないといけないんだろうけれど、考察する気にならないな……オタク考察って完成している作品物語に対して矛盾しない程度に自分なりの設定を付け加えることだと思うんだけれど、V3考察しない限りは完成しないし、そもそも物語矛盾だらけだし、制作サイドで解釈が一致していないということはそのすべての矛盾解決するような考察ってないということでそう考えるとだるいなあと思う。考察できる作品は素晴らしいけれど考察必須作品ってどうなのかな。いや、楽しかったけどさ。ゆとりとしては考察しなくても理解できる物語いちばんだとは思うんだよね。

モノクマの声はすぐに慣れました。

2018-03-06

ニューダンガンロンパV3を克服したい

twitterやってるダンガンロンパオタク愚痴

面倒な人間なのは承知済みです。

私はV3オチがかなり嫌いで、一時期毛嫌いしていた。

プレイ直後は面白かった記憶が多くを占めていたが、クリア後しばらくして考察したくなったときに、嫌な部分をブワッと思い出してしまって駄目だった。

私はアニメロンパ3をリアルタイムで視聴し、前作との矛盾点やスナック感覚洗脳が気になりイライラしていた。

しかし、それでもこれがロンパの世界で起こったことで、彼らが選んだ道なら、なるべく自分が納得できるようにこじつけようと考えた。

そうして自分の中で希望ヶ峰シリーズを完結させようと考えていた。

しかし、V3希望ヶ峰の名前が出され、ゴフェル計画をはじめ希望ヶ峰の設定を覆すものを並べられ、冷静ではいられなかった。

希望ヶ峰シリーズをこれ以上搔きまわすことだけはやめてほしかたからだ。

この時点でイライラは募っていたが、Chapter5は個人的に好きだったし、終わりよければ全てよしとしようと偉そうにも考えていた。

しかしそれも最悪の形で締めくくられた。

ダンガンロンパゲームで、登場するのは非実在キャラクターだなんて、誰もが分かっている。

しかし、ゲームの中ですら私の好きなキャラクター達は生きていなかったと言われたのだ。

生い立ちは設定だから過去に関わった人間存在しないと言われたように感じた。

キャラクターを掘り下げたスピンオフ作品が全て茶番に感じた。

本編の後なんてあるわけないと否定された気がした。

希望ヶ峰シリーズの余韻に浸って、平和な学園時代キャラクター性を掘り下げて考えていたのを全て否定された気がした。

ロンパ3なんて茶番の最たる形だと思った。

しかも、その設定は視聴者が望むからできたんだ言われた。

その視聴者というのが、ダンガンロンパの続編を望んだ私を含むプレイヤーのことを指してると思えてならなかった。

kdkは、1周年の際のネタバレツイートでその意図はないと言っていたけれど、当時の私はそう捉えられなかった。

お前らが掘り下げと続編を望んだから、こうして悲劇を作ってやったんだ満足だろうと顔に唾を吐かれた気持ちだった。

それをわざわざ立ち絵声優さんを引っ張ってきてキャラクターに言わせるという周到さをもって、私は精神は粉々に砕かれた。

V3だけで完結させることもできるオチを、こうして1・2のキャラを巻き込んでまでやる必要はあったのかと何度も泣いた。

ダンガンロンパ1・2reloadとそのキャラが好きだったから、こうして扱われることが悔しくて堪らなかった。

吐きそうな気持ちプレイし終えて、それでもV3キャラクターは好きだったかイラストなんかは漁った。

でも、少し落ち着いて紅鮭プレイしようと思ったら発売前の宣伝と内容が違っていて、プレイヤーキャラクター赤松じゃないことにガッカリして手をつけずやめた。

この辺りからだと思うが、V3への怒りが収まらなくなった。

twitterではV3肯定派の人ばかりで息苦しかったので、アンチスレに入り浸った。

普段話していた人がV3ジャンル移行してしまったのが辛くて、V3の呟きが増えた人を何人かブロ解した。

すでに自分生活の一部になっていたロンパの話をするのはもっぱらtwitterだったから、開くたび目に入るV3情報ものすごくイライラしていた。

本当に酷いときは1・2の話をしなくなってV3を楽しんでいる人を憎んでいた。

V3が苦手だと打ち明けると、いいところもあるからもっと掘り下げろと勧めてくる人には露骨にキレた。

ここまで言ったがずっとキャラは好きだった。

キャラデザは好きだし、設定とはい自身ではそう認識していないなら、キャラに罪はないと思っている。

クリア直後に集めたグッズを捨てようとかは考えなかったし、スケブとかで描く程度のことは抵抗がなかった。

ただ、twitter流れるコラボ二次創作は絵が綺麗だなくらいの感想で興味が湧かなかったし、本編沿いのものイライラして見れなかった。

けど、発売から1年と少し経ったくらいの今も、twitterのTLはV3でいっぱいだ。

まりジャンル話題でTLが埋まっているのだ。

さすがに見ててイライラすることはなくなったが、未だに興味は持てない。

本編沿いの内容だとすごいなと感じるが、感動はなかった。

正直こんな現状はつまらないなと思った。

みんなが楽しんでいるものを私は楽しめていないのが寂しかった。

でも、怒りを再燃させるのが怖くて2周目に手をつけられなかった。

信じられないだろうが、私だってキレたくてキレているわけではないし、楽しんでいる人を否定したいとは思わない。

自分がまた愚痴ばかりの嫌な人間に逆戻りするかもしれないと分かっていて、手を出す勇気もなかった。

そこで、二次創作に手を出してみた。

流れてくるものを見るだけでなく、自分から見に行ってみた。

本編より二次創作に手を出すのはにわか臭くて抵抗があったが、一応本編はクリアはしているし、と自分言い訳した。

最初は人気の漫画ギャグなど、比較V3世界観に触れない、ライトなところから入って抵抗をなくそうと試みた。

結果から言うと、割と成功した。

イライラしないし、キャラを活かしたものは「上手いな」と思えた。

さすがに自分推しほどの興奮はないが、読み物として面白いと言う程度の感想が湧くようになった。

まだTLに流れてくるものにまで興味を持てないが、描き手の名前CP名くらいの知識は身につけた。

ここまできたら、別ジャンルではなく、知っているジャンルとして認識できる。

描き手はそんな感覚で読まれたくないかもしれないが、私はこれを経て、V3を少しでも好きになりたいと思っている。

努力して好きになるものではないと言われればそうだが、これを好きでいられたら、そしてそれを分かち合えたら楽しいだろうという気持ちで、これからも少しずつV3二次創作を見ていきたい。

そしてゆくゆくは、おまけモードや本編やお楽しんでプレイしたいのだ。

2017-05-05

ニューダンガンロンパV3クリアたか愚痴を聞いて

最近ニューダンガンロンパV3クリアしたんだけど、悪い意味で本当に凄いゲームだった。

オチがクソすぎて盛大に叩かれる漫画は数あれど、オチがクソすぎて盛大に叩かれるゲームなんてこいつくらいのもんじゃないの。最終章最後の学級裁判になるまで、ネットで叩かれまくってるのが理解できなかったけど、最後までやりきると全てを理解した。あれは叩かれるわ。

終盤の展開が気になるから、もう一気にやっちゃえと、眠いのを我慢して遊んでいたのに、あれは……ねえ。

ラスト以外は面白く、恐らくゲームの95%くらいは最高に面白いと思うんだけど、残りの5%がクソすぎてしかもそれで〆られるんだから、どう評価していいのかわからん総合的に見れば面白いんだろう。でも、だからこそ、ラストのクソ展開で脱力して怒り狂うことになるからね。自分はたぶん、人には絶対勧めないな。遊ぶ人を選ぶ内容ってことかもしれんけど、その選ぶ内容が35時間くらい遊んだときにようやくわかるんだから確認のためにちょっと遊んでみるってこともできないしね。そもそも人に勧めない方が正解か。

ちょっとここからネタバレになるけどさ、ゲームゲームというネタを使ったのは、これまでも自分遊んだゲームでは「かまいたちの夜2」と「うみねこのなく頃に」というゲームがある。うみねこは別方面で怒ることになったけども、ゲームゲームという設定はそういうもんか受け入れられたし、かまいたち2も同じ。だからこれ自体はそんなに怒るもんでもない。で、なんでダンガンロンパV3は怒り狂ったかといえば、ゲーム内の人格過去の背景も完全に捏造されたものって設定にしちゃったから。先に挙げた2つは、そこまでしなかったからね。

からゲーム内でキャラクター主人公との交流で明かしてきた過去自分と向き合うエピソードとか、希望を持つ話とか、そういったものがすべて、ゲームゲームのただの設定扱いにされちゃったもんだから、そら脱力しますわ。オマケに現実世界キャラクターたちは、ゲームゲームとは性格が全く違い、本当にただの設定だし。何かを考察しようにも、そういう設定だからで、終わる話だから、何というか。

ダンガンロンパV3設定資料集が発売されているようだけど、設定の設定なんて誰が読むんだろ……。だって「このキャラにはこんな事情があった!」と言われたって、それは設定であることがゲーム内で明言しているんだから「ああ、そう……」という感想で終わりそうだし。

2017-04-14

[]vitaニューダンガンロンパV3ネタバレあり)

いやー発売後3ヶ月、ネタバレ一切見なかった甲斐あってめっちゃ楽しめた

1,2は去年プレイしたけど、後半の裁判理不尽に思える部分が多くて、結局攻略見ちゃったりしたけど、

今回は全部通して3回くらいピンポイントで見たくらいで、それ以外は基本全部自力で考えられるレベルだった

しかも1,2はやさしいでもむずかったけど今回は普通でもなんとかクリアできるレベルだったし

それでもパニック議論で大声で邪魔してくるのをおさえつつ射抜かないといけないところは相当イライラさせられたけどね

1賞で女主人公犯人ってのは驚いたけど残念だったなあ

バトンたちした林原探偵全然魅力がないんだもんな・・・

ずっと女でプレイたかったわ・・・

全体のストーリーネタとしては二段オチになってたね

1段目のオチは序盤からからさまなくらいヒントが出てたから大体想像もついた感じ

2段めのオチでいろいろ賛否両論になってるみたいだけど、個人的にはアリだと思う

理由は2つ

これまでと同じように希望が勝つ流れにしてもマンネリって言われるし、それならいっそちゃぶ台返ししてやるっていう、ありがちだけど尖った選択をするってのはありだと思うから

作中で真実の先にあるものを見極めてほしいって言葉が出てきたけど、まさにそれ

そのまま、プレイヤーゲームの中で与えられた「真実」の先を見極めてほしいってことだと思うのに、

ファン豪語する人ほどそれをないがしろにして、表面的なゲーム上の「真実」にだけ惑わされて「騙された!!!」ってギャーギャー叫んでる気がする

それすらも嘘かもしれないっていうフカヨミするとかできるだろうに

与えられるものをぽかんと口あけて待ってるだけで、それをそのまま咀嚼して感じた電気信号うまいまずいを機械的判断してつまらんと断じるとかサル並の条件反射だと思う

でもブレインドライブの尺稼ぎは擁護できない

新事実が出てくるわけでもない、ただのこれまでの議論整理をなんであんなダラダラ時間かけてやらんといかんのだ

理論武装リズムゲーになってなさもひどすぎで擁護できない

理論武装は試み自体はいいと思うけど、さんざんいろんな人が言ってるように、全然リズムゲーになってない

ミクのDIVA音ゲーシステムを真似てるのはわかるけど、真似度が低すぎる

ホールドとか魔方陣もまったくチュートリアルなかったし

マシンガントークからの大幅な劣化だわ

2017-01-17

ニューダンガンロンパV3ネタバレ無しで評価する

自分ブログを持っているわけでもないので雑記程度に。

ゲームとしてのダンガンロンパ最新作だったV3ですね。えー、やりました。もう結構某所とかで言われてるみたいなんですけど最初に私も同じこと言います

オチが酷い。

プロローグ、1章〜6章、エピローグといういつもの構成だったんですが正直申し上げますと5章終了ないし6章クロ当てまで進めたらそこでプレー辞めることを推奨します。それ以上進めると「それ以前のダンガンロンパシリーズ記憶」を破壊されますマジで。書き換える、のがわかりやすいかな〜ゲーム内容的にはな〜...

V3は新章で別だって言ってたじゃん!」との声、普通にあると思います。私もその情報が事前にあったのでアニメ3でぐちゃぐちゃになった世界とは別!と思い購入しました。"嘘"がテーマであることで物語がどのような発展をみせるのか気になりましたし。単純に偽証システムが見てみたかったのもありますが...

率直に言うと「世界観一新」は"嘘"ですね。ダンガンロンパチームの。だからといってシリーズ経験者にお薦めできるかというとNOですし、しか新規が入りやすいわけではなく踏みいれれば過去作のネタバレ価値不法投棄を目の前で行われることになります。端的に言ってお薦めできません。とある人物周りの伏線回収も現状ではずさんだったとしかいえないでしょう。

受け止めかたの問題だ!冷静になれば面白い!とかい意見に対しては、6章クロ当てからの一連の流れは製作からの悪意がふんだんに織り交ぜられているために絶望よりも不快感がこみあげてくるものになっていて、肝心の伝えたかったであろうテーマにまで泥を塗る結果になっていた、とだけ言っておきます。私個人としては様々な不可解な状況証拠から"黒幕台詞は多くが嘘"という結論に達したので全否定するつもりはありませんが、確実な真実への道程を作中で示さず全てをあやふやなままで終わらせた時点で世に出す作品として中の下だったということは変わらないと思います

では問題オチ以外、つまりプロローグ〜5章まではどうだったかといいますと、過去作に比類する出来だったのではないかと私は考えますトリックに一部引っかかりを覚える部分もないとは言い切れないのですが基本的破綻せず進行しているように感じました。キャラ描写は...その......勿体ないな〜と思わなくもないのですが通信簿があることを踏まえれば5章までは良作の部類だったかと。5章まではね...イヤほんと5章で終わっておまけ要素解放されてたら雑な神ゲー認定してたな......気に入ったキャラ結構いたし.........

いつまでもシナリオの話しててもしょうがないので学級裁判システム周りについての感想にいきたいと思います

まずは今までのコトダマ論破に「V論破/賛同」が追加されました。R長押しで精神集中すると色つき主張に「ウィークポイント」となる赤い点が浮かび、そこを上手く撃ち抜くとV論破達成となり、得点があがるという本作のアクション成分をアップさせる要素となっていますさらに直後の台詞等も少し変わる...らしいのですが2周めをまだしていないので詳しくはよくわかりません。

次に「コトダマの偽証」。△長押しで選択されていたコトダマを"反対の意味"のコトダマ(=ウソダマ)に変えることができる要素が追加されました。このウソダマを正解となる相手発言に撃ち込むことで「偽証」が成立し、停滞した議論開拓の道を示すことが可能となります。もちろんこれも「V偽証」することができます

ウソダマを使用するにはデメリットがあるものの正解に撃てば帳消しになるので、タイミングがわかれば気軽にでき適度に学級裁判を盛り上げてくれました。まぁだからといってそれでシナリオの大きなルート分岐もなければ事態の核心に迫れるわけでもないので勿体ない使い方してるなとは思いましたが......

議論スクラム」について。参加者内で意見が2つに割れ裁判の円滑な進行が阻害されたときに発生します。その時点での各キャラクター立ち位置意見が全てわかるうえ、相手意見パズルのように合致させまとめて論破できるので爽快感が強く、また台詞間の幅が主人公の味方側キャラへの名前呼びかけで無くなるためテンポが非常に良くなっており臨場感も味わえるというとても面白いものになっていました。過去作でも是非やってみたかったとまで思える要素だったので、ここは評価されていいと思います。ここだけでしか見れない横顔が綺麗に見れるのもポイント

パニック議論」に関してはノンストップ議論が3つ並行して行い時折大声で主張する人が現れ他を阻害してくるという、スタンダードながらも場の騒々しさが伝わってくるもの面白さがあったように思いますアクション難易度があがる場面なので、このときに上手くV論破が決まると達成感も得られました。

「発掘イマジネーション」は単なるモノリスなので割愛。あとは「ブレインドライブ」と「理論武装」ですが...どっちも微妙だったな、としか

ブレインドライブ」はレースゲームの時点でゲーム性は限られていましたが、スキルを取らないととにかく冗長なだけで単調でした。カジノ版みたいにアイテムが道端に落ちていればアリだったかもしれません。道路デザインネオン街は本編と何の繋がりもないけどお洒落で好きです。繋がりないけど。

理論武装」はリズムゲーにしては音に併せるとmissするという目押しゲーなのにもかかわらずその目押しゲージをお邪魔の隠しで潰してくるという割と意味不明ものでした。これもスキルをとればマシにはなるのですが、この要素の都合上裁判クライマックス付近で発生するものなので真相への疾走感の障害しかなっていなかったなぁと感じます

反論ショーダウン・真打」は正直なところ前作のほうがやりやすかったです。これもV斬りを狙えるのですが操作性の都合でとても難しくなっていました。

思いつく限りではこんなところでしょうか。あくまネタバレしなので詳細はありませんが感想としては以上になります。無論これは個人差があるのでこの意見が全て他の人にとって真実とは言えないはずですが、私のなかでは嘘ではないので、この日記に目をとめてくださったかたのひとつの目安になれればと思います

 
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