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2018-09-11

LILIUMというモー娘。を知らない人にこそ観てほしい舞台

リリウム

正式名称は「LILIUM-リリウム 少女純潔歌劇-」といいます(以下リリウム表記)

こちらは「TRUMP」という舞台からスタートした吸血鬼モチーフにした舞台で、出演者モー娘。'14やスマイレージ(現アンジュルム)といったハロー!プロジェクト通称ハロプロメンバーのみで構成されていて、公開されたのは2014年

現在(2018/9/11)U-NEXTにて後3日と期間が差し迫っていますが、無料登録すれば無料で視聴ができます。見放題!→https://video.unext.jp/title/SID0021661


さて、私はこの「TRUMPシリーズ初心者初心者です。

どころか、ハロプロに関しても初期のモー娘。世代として体験したくらいで、今現在メンバー構成も分からず、積極的に触れることもしてきませんでした。

そんな私ですがリリウムを視聴したことで、「TRUMPシリーズ、ひいてはハロプロへの興味が沸き起こってたまらずこの日記を書いています

タイトル通り、このリリウムという舞台は、モー娘。を知らない人にこそ観てほしい。

アンジュルムを知らない人、ハロプロを知らない人にこそ観てほしい。私のような。

というのも、きっとモー娘。を知っている人たちには当たり前であろうこと、ハロプロを知っている人たちにとっては当然なことを、私たちは知らないからです。だからこそ面白い気づきがある!


リリウムとは?

リリウム少女たちの物語ミュージカル出演者は皆少女で、演じる役も少女。一部例外もありますが、それは後程。

"ヴァンプ"という吸血種の少女たちは、限りある命を持ち、"繭期"という人間でいう思春期を穏やかに過ごすため、"クラン"と呼ばれるサナトリウムで日々楽しく過ごしていました。

けれど、主人公リリー(演:鞘師里保)は、仲間のシルベチカ(演:小田さくら)がいないと皆に訴えます。でも、皆はシルベチカなんて知らないと歌う……


この舞台の素晴らしさは、勿論その計算され尽くしただろう脚本にもあるのですが、少女たちの少女らしい美しさと儚さ、モラトリアムを感じさせる日々の様子を見事に演じきっているハロプロメンバーたちにあります

その歌唱力の高さ、そして何より演技力の高さに、モー娘。スマイレージもよく知らなかった私はひどく感動しました。

本職の俳優さんとしてもおかしくないキャラクターへの入り方、特に少女でありながら少年を演じる、所謂男役」を演じてみせた工藤遥さんのファルスを是非ご覧頂きたい……!

工藤遥さんは今は「怪盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー」でルパンイエローとして可愛らしい姿を見せてくれていますが、その愛らしさから想像もつかないほど凛々しく魅力的な少年を演じてらっしゃいます

少女であるはずなのにきちんと少年に見える、声も声変わり前の少年のものしか思えないその質の高さを見てほしい!

もうひとりの「男役」、キャメリアを演じる中西香菜さんもまたファルスとは違う少年らしさを醸し出していて、このふたりは本当に舞台上で少年しか思えません。


勿論主人公リリー演技力の高さ、他の少女たちの個々の魅力の強さも素晴らしいのですが、是非ともそこは実際に見て体感して頂きたい……!


結局のところ……

リリウムは「TRUMP」というシリーズの二作品目ですが、このシリーズはどこからでも入れる、根本舞台設定が共通した別のお話となっています

このリリウムから入ってもよし、別の作品から入ってもよしですが、私はこのリリウムから入ることをオススメします。

この舞台モー娘。スマイレージ少女たちの魅力を知ることができる、素晴らしいものです。

舞台雰囲気少女たちの儚さ、それらを表現しきる彼女たちの凄さ、それを体感してほしい!

最後に待ち受ける少女たちの結末、運命、その花々の物語を、是非とも。


にわかやすネタバレをせず説明するのは難しいな……と思いつつ、是非ともこの舞台リリウムを観てほしくてこの日記を書きました。

U-NEXTでの配信はまもなく終わってしまますが、是非!

https://video.unext.jp/title/SID0021661


追記

感想ネタバレなしで伝えようとすると「しんどい……」しか言えなくなる語彙力が消え去るタイプの素晴らしい舞台です。

2018-09-01

少女歌劇ってそんなに面白いか?

なんか凄そうなこと言っておいて個人的な悩みをぶつけるために戦場に出てきてるお嬢さん達のチャンチャンバラバラしか見えないんだが。

2018-08-08

クラシックオタがららマジに問いたいこと

ららマジというコンテンツがある。「キミと奏でる、音と魔法の学園RPG。」だそうだ。こんなこと言ってる時点でもう丸わかりだが、完全なる未プレイのままこれを書いている

そして自己紹介をすると、クラシックオタであるオタクと言ってもどれくらいかという話だが、バッハからギリギリウェーベルンまでと言った感じである

ルネサンスの完全ポリフォニー音楽は正直よくわからんし、ウェーベルンで十二音音楽ギリギリって程度で、ベルクとか分からんし、セリエ音楽とか完全にダメである

まあ要はクラシックオタとしては及第点ぐらいなのではないかという感じだ。自分で思っているだけだが、流石に新ウィーン楽派必修はキツすぎるしこんなもんだろう

そして、ららマジの存在は知っているのだが、それ故に全く手を付ける気になれない

要はミリヲタ艦これ文句つけてるアレである。知ってるとどうしたってアラが見えてしまうのだ

というわけで以降アラをあげつらう。ただ、最初に書いておくが、クラシックを題材に据えてくれたことそれ自体には感謝したい。大概な過疎界隈なので…

ワグナーチューバ

まず最初に引っかかったのがこれである。ワグナーチューバ専がいたのだ。おそらく人類初のワグナーチューバ専の演奏者ではないか

どういうことか説明する。ワグナーチューバとかその名の通りリヒャルト・ワグナーが導入した楽器である

問題はその役割である。ワグナーチューバというのは、端的に言うとホルン奏者が持ち替えで吹くチューバ、要は補助楽器なのである

まず楽曲に登場する際もその様な管弦合奏の中での役割しか無い。無論ワグナーチューバ独奏曲なるものも地上には殆ど存在していないと思われる

ワグナーチューバ専の彼女が何の為に生きているか深刻に謎なのだもっと彼女存在意義を明らかにして欲しい

単にワグナーチューバちょっと奇を衒ったチョイスだと思ってこんなことをしたのなら…正直それは最もオタクが憎むところである

まず器楽部ってなんだよ

さっきの発想を拡大していけば自然とこういう結論が導き出されるのだ

まず編成が滅茶苦茶である。ワグナーチューバは勿論だが、なぜか胡弓がいる。譚盾でもやるのか?

ピッコロフルート奏者と、ファゴットコントラファゴット奏者とそれぞれ別々ににいるし、オーボエもいないのになぜかイングリッシュホルンがいる

というか弦楽合奏縁の下の力持ちヴィオラがいない。クラシックやる気ねえだろお前

まず、各楽器一人づつしかいないのが致命的におかしい。これで合奏なんかできるわけないじゃないか

室内楽やるとしても室内楽の友であるピアノが居ないのである

一応確認してみたが、弦楽合奏ヴィオラが居ないのでまずどの編成も無理だし、金管五重奏をやるにはチューバがいないし

オーボエも居ないので木管五重奏も出来ない(イングリッシュホルンの奴を強制的オーボエに持ち替えさせればイケなくはないが)

率直に言ってこの部活、端から演奏活動をする気があるとは思えないのである演奏活動をしない音楽部ってなんだ?

まだ楽器弾けないクラシックオタが放課後に集まって一緒にクラシック聞く方がよほど真面目に部活動してると言えそうである

チューナーとはなんぞや

器楽部の存在自体が謎なら主人公たるチューナーくんも謎である

まず何のチューナーなのかが全く聞こえてこない。そこ、いちばん重要情報である

…が、状況を見れば十中八九ピアノ調律師であろう。そうすると次の問題が出てきて、器楽部なんかで遊ばずにピアノ調律師の専門学校へ行けということだ

ピアノの「チューニング自体は、実は器具さえあればクソ簡単である。あれは打弦楽器であり、本質的ギターチューニングと同じなんだから当然だ

ピアノ調律」のミソはピアノ全体の調整、とりわけハンマーの調整である。逆にここは素人が立ち入れるところでは全く無い

というかピアノ調律師は国家資格なのである。苟もこんな場所で遊んでいる暇などないはずなのだ

(ただ、ピアノ調律師なのではないかという推測は、チューナーくんがあれほどモテモテ事実への一つの根拠となる気がしている

ピアノ調律師はピアノ全体の調整をやらなきゃいけない都合上、一定程度のピアノ演奏の腕を持っていると考えていい

…そうピアノ奏者である室内楽をやりたい器楽部に致命的に欠けていたピアノ奏者がここにいるのだ

ピアノとの二重奏による室内楽ソナタというのは各楽器に果てしなくあり、というかほぼその楽器独奏曲レパートリーと言っていい

ピアノ演奏ができる、そして部員としてそれぐらいしかすることのないチューナーくんは引っ張りだこになること請け合いなのである

曲のチョイスが見るからにアレ

ここまではららマジの方に100%非があることだと思っているが、これはららマジの方の非が50%、この増田の方の非が50%ぐらいだと思う

要は多分に好みの問題であり、オタクがクッソ面倒な所以である

その前置きをした上で言うが、ららマジの曲チョイスはクラシックへの愛が欠片も感じられず、はっきり言って嫌悪感がするのである

とりあえず幕と元ネタ対応だが

Act 1「いばら姫」:バレエ音楽眠れる森の美女」(チャイコフスキー

Act 2「アマデウス」:モーツァルト

Act 3「どうにもとまらない」:「どうにもとまらない」(山本リンダ

Act 4「マイフェアレディ」:ミュージカルマイ・フェア・レディ」(フレデリックロウ

Act 5「ある晴れた日に」:歌劇蝶々夫人」(プッチーニ

Act 6「学園天国」:「学園天国」(フィンガー5

Act 7「マランドリーノ」:喜歌劇「怪盗団/山賊仕業」(スッペ)

Act 8「出囃子」:出囃子

Act 9「美しく蒼きドナウ」:「美しく青きドナウ」(ヨハン・シュトラウス2世

Act 10「雨だれ」:「24の前奏曲」(ショパン

Act 11ハッピーアンバースデイソング」:映画ふしぎの国のアリス」(オリバー・ウォレス

Act 12「カノホナピリカイ」:フラソング「カノホナピリカイ」(ケアリィ・レイシェル編曲

まず、クラシック全然ない。POPソングを選ばんでくれ

クラシック好きと言うのはガチ選民思想的なところがあり、こういう事をされると相当カチンと来るのである

そんなPOPなチョイスしたいなら吉松隆でも選べばいいじゃないか

数少ないクラシックのチョイスにしても、スッペの怪盗団を選んだ所以外全く評価できるところがない

24の前奏曲から第15番を選び、更にそれに「雨だれ」の題名を冠するのとか最悪である

今どきベト5を「運命が扉を叩く音」と言い出すぐらい古臭い最低なセンスである

音楽を、ただ音楽それ自体を聴いてくれ。エピソードはそれをやったもののみが語るべき要素である

終わりに

じゃあ具体的にどうしてほしいかはまた記事を下につなげて書くことにする

2018-08-03

少女歌劇レヴュースタァライトバナナがかわいすぎて辛い。

2018-07-24

2018夏アニメ1話ほぼ全部観たか感想書く その1

 アニメ感想の言い合いっこを夢見つつ感想を書き溜めていたら、夢は醒めないまま8月を迎えそうなので、増田に書いてみた。まだ観ていない作品もあるけれど、このままだと一つも完走できなさそうなので切り上げる。風呂敷の広げ過ぎはやっぱり良くない。それっぽく並べてあるけど、作品の優劣は付けてない。容赦して。

2018夏アニメ1話ほぼ全部観たから感想書く その2

2018夏アニメ1話ほぼ全部観たから感想書く その3

配信情報について

 ~独占…対象サービスしか配信してない

 ~のみ見放題…対象サービスでのみ全話見放題。その他のサービスでは有料配信

 ~のみ最新話無料対象サービスでのみ最新話見放題。その他のサービスでは有料配信

 言及なし…複数サービスで全話見放題/最新話無料

 

 私はTVアニメを観ない(BS見れないし、TOKYOMXもAT-Xも受信できないし)ので、配信情報はこれ以外の手段について書いている。

 なお、囲い込みをしているサイトの中ではAmazonPrimeVideoがゆるいみたい。他サイトでは有料配信しているか放送後しばらくしたら見放題になったりする事がある。

感想(上の作品ほどモチベ高め)

はねバド!

 特殊アクション作画スポ根アニメOPだけ既に10回以上見てるかも。ストーリー高校バド部を舞台にした群像劇で、「灼熱の卓球娘」や「響け!ユーフォニアム」に似てるけど、本作のバド個人競技として描かれてる側面が強く、先の2作品とは違うキツさがある(灼熱の卓球娘は部内でランクマッチしてたけど)。また、主人公がとても卑屈な性格なのも輪をかけて強烈なストーリーに仕上がっている。そんな彼女らを含むバドの子達がバドミントンを通じて変わっていく姿を描く作品。3話のエレナすごい良かった。バド部と関係ないメガネちゃんは、その「変わらなさ」が対比関係になってるのかな。

 本作のアクションシーン(バドミントン)のクオリティが異常。バド独特のスナップを効かせた打ち方、ジャンプをする時の太もも筋肉隆起、まるで実写のような(バストアップではなく)全身の動き、バレットタイムと3DCGを駆使して描かれるバドシャトル等。インタビューによると、本作の作画工程

1.大まかな試合の流れを絵コンテに起こす

2.リアルバド選手同士の試合を録画

3.それを参考にしながら作画ロトスコープみたいな感じ)

とのこと(バドミントンは独特の動きが多く、想像だけでアクション作画をするのは限界があったため、実写を取り入れたらしい)。結果、まるで実写のような生々しい動きでありつつ、作画特有の柔らかさがある特殊映像になっている。特に2話Bパート試合コマ数も非常に多く、「なにこれヤバイ」という感想しか出てこない。OPアクションアニメーターが3人クレジットされていることからも、相当ガチの模様。

 また先のアニメ宝石の国」では、作画アニメが得意な演出と3DGCアニメが得意な演出の違いがちょっと話題になっていたけれど、本作ではそんな3DCGアニメが得意としていた「カメラが回り込むような演出」を作画でちょくちょくやってて、これがめちゃくちゃすごい。宝石の国が「作画アニメの良さをうまく取り入れた3DCGアニメ」とすると、本作は「VFXロトスコープ)の良さをうまく取り入れた作画アニメ」という感じかも。

 あと、全体的に映画のような仕上がりになってるのが好き。強めの陰影や風景描写を使って心情を表現したり、オケ主体BGM効果的に使ってたり。加えてキャラデザがすごく好き。上記アクションを綺麗に表現するための体格だし、加えて群像劇シリアスさをうまく強調してる。

 

はたらく細胞

 - 私が、聖地だ - でお馴染み日常系お仕事アニメ。体の中で起こっていることをエンタメ風に紹介していく内容。人の体は概ね、平和かつ物騒だった。

 とにかくキャラデザが良い。メインの舞台は血管なので、白血球赤血球血小板血液の45%くらいがこの3種)が主要な登場人物なのだけれど、赤血球静脈にいるとき動脈にいるときで服の赤味が違うという謎のこだわり。白血球マンガアニメ過程で着色されない(何故か肌の色も白)というデザイン返り血で彩るというすげえ発想、そして血小板ちゃんかわいい血小板1話で何をするわけでもないのに非常に作画熱量が高く、すごく惹き込まれた。自傷行為血小板にいたずらしたい。それぞれの大きさは概ね、赤血球は7-8μm、白血球10-15μm、血小板は2-4μmなので、その大きさも反映したデザインだとすると非常に3キャラとも完成度が高い。

 そして、思った以上に専門用語オンパレード特に1話冒頭の「血管内皮細胞がぁあああああ」が好き。ただし作中で文字付き解説に加えて能登さんのナレーション容赦なく入ってくるので、たとえ白血球が雑菌と殺し合いをしていてもあの声でナレーションがすべてを持っていく。エンタメとしてとても面白い高校生物を習っていればもうちょっとしかったのかな。

 また、体というのは誰でもある程度関心のある分野なので、私も「あれをアニメでやってくれないかなぁ」がたくさんある。ガンとかアルコールとかインフルエンザワクチン)とか骨折とか。

 

ヤマノススメ サードシーズン

 これまでの集大成スタッフは2期のチーム。夏は終わっても山を登るお話

 これまでのストーリー踏襲しながら進んでいく物語にグッと来た。教室での編み物とか、富士山の話とか、ロープウェーを普通に乗るとことか。筑波山頂のシーンなんかBGMが「スタッカート・デイズ」のアレンジったりしてすごく良かった。山の風景も引き続きムクオスタジオの綺麗な絵が見れるので、この先も非常に楽しみ。

 

少女歌劇 レヴュースタァライト

 「メイドインアビス」でおなじみキネマシトラスによる、闇のアイカツミュージカル科に通う女の子たちの物語2017年から同名のミュージカルライブ?)が行われている、アイドルアニメ

 アイドルアニメ殆どたことがないのだけれど、こういう登場人物が多い作品は、なるべく早い段階で各キャラの印象を視聴者に与えるため「ほぼ全キャラ自己紹介パートを設ける」とか「各キャラ同士の関係性を描くため、楽屋みたいなところでやいのやいのする」という描き方が多いのだけれど、その辺りの演出がとても控えめ。名前を言う流れも、表示する白文字フォントもすごく良い。また「メインのストーリーをメインキャラ同士の会話で進めながら、音声なしの映像でその他のキャラ同士のやり取りを描く」等、声だけではなく身体表現によるキャラ紹介がすごくうまくて、各キャラを覚えるのが楽だった。

 同様に、心象風景や陰影表現を使ってキャラクターの心の機微を描くというか、行間を読ませるような演出がすごく決まってて、まるで映画みたい。キャラ紹介に尺を取られるとこういう演出が難しいので、ほんとすごい。特に東京タワーから落ちるシーンとかほぼ静止画だし、演出の引き算がめちゃくちゃ優れた作品になっている。

 演出の緩急が優れているといえば、特に1話ラストミュージカルシーン。あそこまで劇的な転調は殆どたことがないかも。「輪るピングドラム」とか「天元突破グレンラガン」くらい?このパートでは、リアルミュージカルを観ているときに感じる「五感が全て奪われるような不思議な魔力のようなもの」を、非常に高い作画熱量によって見事に映像化している。起きている事自体ファンタジーだけど、実際ミュージカルって超現実的体験なので、もし映像化するなら本作のような感じが一番近いのかもしれない。マジですごい。

 本作の音楽担当するのは、「宝石の国」「宇宙よりも遠い場所」でお馴染み藤澤慶昌。題材が歌劇なので、劇的なオケがメインなのだろうか。もう劇伴だけでご飯3杯はいける。

 

天狼 Sirius the Jaeger

Netflix独占

 100年くらい前の日本舞台にした、殺し屋家業日常アニメヨルムンガンドみたいな?ゴリゴリP.A.Works作品

 まず戦闘シーンの熱量ヤバイ京アニ作品境界の彼方」の戦闘シーンくらいすごい。純粋アクションがぬるぬるというのもあるけど、加えて出血表現がめちゃくちゃ美しい(境界の彼方出血表現れいだよね)し、SEが圧倒的にヤバイ。一撃を防いだ三節棍の音とか、マシンガン弾丸石畳に刺さる音とか、横転した車が鉄橋のフレームにぶつかる音とか(やっぱり音響効果小山恭正だった)。挙げるとキリがない。ヨルムンガンドやGGOみたいに純粋な銃撃戦ではない(強いて言えば異能バトル系)ので、色々な戦闘音が発生する。これはこれで耳が幸せ横山克音楽も最高にかっこいいし、とても戦闘シーンの中毒性が高い作品

 また、舞台となる大正昭和の町並みがめちゃくちゃ丁寧に描かれている。東京駅からまり看板建築の町並み(ということは震災後。新聞を見る限り1930年頃っぽいけど)、和洋入り混じった街ゆく人々、自動車路面電車主人公たちの向かった邸宅も和洋の融合した、時代を感じる日本邸宅ちゃん道場和室洋室洋風庭園など網羅していて強いこだわりを感じる。その後出てくる、街灯に照らされた夜の町並みも非常に美しい。背景美術担当しているのはスタジオなや(有限会社GREEN解散後、事業継承した会社)。モブで言えば、特に日本警官の描き方がすごい活き活きしててめちゃくちゃ好き。あと邸宅の主人も、葉巻に火をつける仕草がすごく良いのでぜひ見てほしい。

 

ハッピーシュガーライフ

AmazonPrimeVideo独占

 いろんな愛の形を描く、狂人の手記。ガンガンJOKERという雑誌は魔境かなにかなのだろうか。子煩悩主人公が愛のためにあらゆる受難と戦う話なので、概ねハートウォーミングなストーリー久野美咲(先のアニメひそねとまそたん」では甘粕ひそねを好演)のグロい演技もあってしおちゃんマジ天使

 1話ではヤバイ主人公バイト先のヤバイ店長を打ち負かす話なので、ともすれば勧善懲悪ならぬ勧悪懲悪、ダークヒーローみたいな話っぽい?のだけれど、ちゃん1話のなかで「その限りではないからこその狂人であることが描かれているのが好き。

 狂人の話でいえば「殺戮天使」も狂人の話だけど、あっちは狂人であることに対して自覚的登場人物の話で、ディケンズ短編狂人の手記」も『実は私、狂人だったんです!』みたいな話。対して本作は無自覚狂気を描く作品なので、めちゃくちゃ怖い。また彼女は非常に器用な女の子なので、あらゆる困難を自力で乗り越えてしまいそうな悪寒があって非常に良い。主演の花澤香菜といえば、物語シリーズではヤンデレちゃんこと千石撫子を演じていて、あっちも後者無自覚)の話だけど、物語シリーズが「恋に恋する女の子の話」に対して、本作は「愛に目覚めた女の子が、愛の力で頑張る話」みたいな、ステージの違うヤンデレ物語になっている。どっちも好き。

 主人公の心にフォーカスを当てた、とても静かな演出が印象的。彼女の感じた穏やかさ、満たされた感じ、燃えるような敵意が、とてもかわいいキャラデザ演出によって描かれているのでなおさら強烈に仕上がっている。

 制作のEzo'laは初元請けっぽいので、ぜひうまく行ってほしい。

 

殺戮天使

AmazonPrimeVideoのみ見放題

 アニメで観るOUTLAST。原作脱出ゲームシナリオ踏襲したストーリー。とはいパニックホラーでもなく(1話結構その気があるけど)、主人公の心情を丁寧に描いている。また「主人公けがマトモ」ではなく全員やばい人なので割とツッコミ不在のブラックユーモアボケ合戦みたいになってる。

 ストーリーの縦軸はフロア移動→その階のやべーやつに気をつけながら謎解き→フロア移動なのでやや単調になりがちだけど(ずっと室内だし)、全体的に凝った演出が多いのでずっと緊張感があるし観ていて飽きない。OUTLASTみたい。ゲーム雰囲気をそのままに「主人公視線」をうまく映像化していて好き。音作りが岩浪美和小山恭正なので、バトルシーンもとても良い。大鎌がシンク金属板に刺さる音とか。

日いづる国より 2015年6月5日 書き起こし

中山恭子参議院議員

皆さま、こんばんは。「日いづる国」よりの時間です。

この番組は国を思う政治家の方にお越しいただき、その想いを語っていただく番組です。

今日は前衆議院議員杉田水脈さんにお越しいただきました。

杉田さん、また先週に引き続き、今週もよろしくお願いいたします。

杉田水脈衆議院議員

よろしくお願いいたしますね。

中山

そして、すぎやまこういち先生にもご参加いただいております

支援いただきまして、ありがとうございます

先週は主として慰安婦問題お話いただきました。

やはり、非常に厳しい状況ですね。

他の国々、日本韓国との関係だけではなくて、

ほかの国もまさに韓国の言っていることを信じてしまっているところがありますから

国の中でこの問題を取り上げるのと同時に、海外にもやはりきちんと日本史実に基づいた、

事実に基づいた歴史認識っていうものをしっかり持って、

海外にも説明していかないといけないと思いますよね。

すぎもとこういち:

やらないとね。

クワラスラミ[クマラスワミ]さんなんか洗脳されちゃってて、ねえ。

中山

違っていますという、架空事柄ベースになっていますということが分かったあとでも、

世界はまだ何の訂正もされていないということですので、

まだまだやらないといけないことがたくさんあります

杉田

そうなります

中山

杉田さんのところ、宝塚市というのが、先週のお話では上村さんの講演が堂々と開かれるとか。

杉田

そうなんです。

中山

ちょっと信じられないような実態になっているってお話を伺って、心配状態ですけど……。

杉田

私が今住んでおります宝塚市、まあ選挙区でもあるんですけれども、

皆さんは歌劇とかのとっても素敵なイメージがあるんじゃないかなと思うんですが、

実は、今宝塚市長をしていらっしゃる方が、元社民党国会議員女性市長中川智子市長]さんなんですね。

で、いわゆる土井たか子さんの土井チルドレンと呼ばれた方々で、

最初当選は、先週の話題にも出てました辻本清美さんと同期で当選をしていらっしゃるあの方なんです。

その方が今回二期目に入りまして、二期目が半分終わったところなんです。

中山

わたしどもにとって土井たか子は、さんっていうと、

拉致問題北朝鮮拉致などするはずないでしょうと有本さんを叱り飛ばして帰したっていう、

そのイメージがまず来る方なんですけども。

杉田

そうなんですね。でも、その土井たか子をずっと選挙で通し続けてきた地盤っていうのは、

まさしくこの阪神間といわれる、まあ普通に考えればおしゃれな街のイメージのところが、実はそういう地盤なんですね。

で、その市長さんが1期目とそれから2期目の前半はわりと安全運転で、普通の市政をしていらっしゃったんですが、

いよいよここに来て、今年の予算とかを見させていただきますと、

自分がやりたいことのカラーを出してこられたなというようなイメージが非常にするんですね。

中山

あ、だから上村さんを平然と講師に招いて…。なるほど、それができるということなんですね。

杉田

まあ、これは市がやってるわけじゃなくて、先週紹介したのは市がやってるわけじゃなくて、

市民団体の方が上村さんを呼んできてしてるんですけれども、まあ普通に市立の公民館でやってますからね。

中山

そうですね。そういう勢力が強い。

杉田

はい、非常に強い勢力があります

そんな中で私が一つ問題視をしていますのが、いわゆるLGBT支援法っていうものなんですね。

皆さんに分かりやす説明しますと、「L」っていうのはレズ、「G」っていうのがゲイ

「B」というのがバイセクシャル、そして「T」がトランスセクシャル性同一性障害の方なんですが、

そういった方々を支援していきましょうっていう法律案なんですね。

で、これ、実は今年の3月渋谷区で可決をされているんですね。

渋谷区は、渋谷区のね、タイトルちょっと、もうタイトルからしてですね、非常におかしいんですけど、

渋谷区男女平等および多様性尊重する社会を推進する条例

というタイトルなんです。

ここにはLGBTとか同性愛とかは一言も出てこないんですけども、

タイトルはこういうタイトルなんですね。

ただ、中身を見ると、今同性愛の方々が色々と生活しにくい問題があると。

例えば不動産屋さんがね、同性愛カップルにはお部屋を貸さなかったりとかするので、

非常にその方々は差別を受けていると。

同性同士が結婚するってのは、憲法で認められていませんから

地方自治体がそこまで口出しをすることは当然できないわけですが、

条例という形で、この人たちは婚姻と同じような関係にあるということの証明書を出したりとかですね(笑)

そういうのを自治体ができるようにしましょうっていうような条例なわけなんです。

これ、渋谷区で残念ながら可決されてしまいました

これに飛びついたのが、次は私の住んでいる宝塚市なので、やりたいということで。

以前からですね、市の職員議員さんを集めてですね、

こういう同性愛の方の気持ちを知りましょうって、本当に同性愛の方に来ていただいて、

講演を聞くとかっていうのを市長は好んでやっていらっしゃったそうなんですね。

すぎもと、中山

爆笑

杉田

いうことなので、いよいよこれを宝塚でもやろうということをなって、

私は当然こういう条例必要ないと思いまして、3つの理由を挙げてブログに書かせていただいたところ、

大変賛否両論いただいて、いわゆる炎上という形になってるんですが、

私が一つ目にあるのはですね、タイトル見て皆さん気付いていただけましたでしょうか。

渋谷区男女平等及び多様性尊重する」って、

この「男女平等」という部分と「多様性尊重する」というのを同列で論じているんですね。

すぎやまこういち

違うことだよね。

杉田

違うことですね。

あの「男女共同参画」とかとはまたまったく違う問題なんですけど、同列にしていると。

ただ、私は男女の支援っていう、その例えば子育て支援を行ったりとか、

今、自治体によっては結婚支援を行っている自治体もありますが、

これは私はやっぱり今日本は大変少子化ですからもっと子供を産んでいただかないといけないと

いうことがありますからね。そういうところに対して税金を使って支援をしているわけです。

ならば、こういう言葉を使うからダメなのかもしれないですが、はっきり申し上げます

生産性がない同性愛の人たちに皆さんの税金を使って支援をする、

どこにそういう大義名分があるんですかっていうことがまず一点なんですね。

男女平等も私はありえないということを発言して、この時もだいぶ炎上したんですけれども、

差別じゃないんですよね、区別なんです。

すぎもと:

区別

杉田

そこの部分を混同してしまってはまずいけませんよということが一点目です。

そして、二点目は日本という国は、「基本的人権」というのが全員に尊重されていますから

大人子供も、それから年寄りも、障害者の方も、病気を持った方も、

みんなすべて基本的人権というのが尊重されています

で、その上でですよ、女性人権がとか、子ども人権がとか、あと同性愛の人の人権がっていうと

それを特別支援するっていうのは特権になってしまうんですね。

中山

そうですね。

杉田

から、そういったことは必要がないですよ。

すぎやま:

から日本語で言うと「屋上屋を架す」っていう

屋上にまた家を建てるみたいな話になるんですよね。

杉田

それが二点目です。

それから三点目なんですが、私自身が行政で18年間働いておりましたので、

地方自治体が今やらないといけない仕事って本当に山ほどあるんですね。

例えば生活保護とかがすごい増えているんですが、そこに職員の数が割けなくて、

から不正受給とかを見破ることができないということもあります

児童虐待問題が増えているんですけれども、そういうところにも十分に職員の数を割くことができません。

いろんな問題多様化していて、でも自治体の数は行革とかで減ってるわけですよ、職員の数は。

そんな中で、本当に皆さんあっぷあっぷしながら仕事をしているのに、

もっと皆さんの生活に密着した問題で、しっかりやっていかないといけない問題が山積みになってるのに、

これってそんなに優先順位の高い問題ですか?

優先順位から考えても、かなり優先順位は低いんじゃないですかという。

この三つのことを掲げて、私は「こういう支援はいりません」って言うようなことを書かせていただいたんです。

でも、きちっと私は論理的に書いたつもりなんですが、差別主義者のレッテルを貼られてしまって、

普段、私がブログとか書いてもあまり取り上げてくれないんですが、

こういう内容を書くとですね、なんとかlivedoorニュースとか、なんとかニュースかいうのが取り上げてくださって、

この間なんか、テレビ討論番組から電話がかかってきまして、

LGBT知識学校教育で教えるべきかどうかということに対しての意見をください」という風に言われまして、

すぎやま、中山

爆笑

杉田

私は当然そんなもの必要ありませんと。

中山

そりゃあそうですね。

杉田

ですね。はい。って言ったらあのなんて言われたかというとですね、

同性愛の子供は普通に正常に恋愛ができる子どもに比べて自殺率が6倍高いんだと。

それでもあなた必要ないと言うんですかみたいなことをね、言われまして。

すぎやま、中山

爆笑

杉田

私はそれでもあの優先順位は低い。同じですね。

学校先生も、今モンスターペアレントだとか、学級崩壊だとか、

やらなきゃいけないこといっぱいあるのに、こういうことをやっている時間はきっとないでしょうし。

あと、じゃあ、どれだけ正しい知識先生子どもたちに教えられるんですか?と

誤った知識を教えてしまったらおかしいじゃないですかと。

あと、思春期の頃って本当にいろいろあるんですね。

私も女子校で育ちましたから、周りがもう女性ばっかりなんですね。

ちょっとかっこいい女の子がいたらラブレター書いたりとか。

かっこいい先輩と交換日記してくださいとかしてるんですけど。

でも、こう年をとっていくと、普通に男性恋愛できて、結婚もできて、母親になって…ってしていくわけです。

その多感な思春期の時期にですね、

「いや、女性女性を好きになるのはおかしくないですよ」

男性男性好きにおかしくないですよ」

もっと皆さん、堂々と胸を張って、そんな縮こまらずに、同性愛の人もちゃんと胸を張ってましょう」

っていう教育したらどうなりますかね。

ちゃんと正常に戻っていける部分を踊っていけなくなってしまますよねっていう。

そういうことを延々その方に説明したんですが、結局そのテレビでその企画はなくなったそうなので、

私が出てテレビでそれを喋ることはなくなってしまったんですけれども、

まあそういう問題は非常にホット日本中、これ渋谷で可決されて

宝塚で可決されると、先週お話しした慰安婦意見書じゃないですけれども、

全国にバーッと広まっていってしまうんですね。

で、私そこのブログにもあえて書きませんでしたが、これは何かというと家族崩壊につながるんですよ。

中山

そりゃあそうですね。

すぎもと:

それともう一つ決定的なことは、同性愛から子供は生まれません。

これは大きいよね。

杉田

はい、そうなんです。まったくその通りなんですね。

私ね、この問題もそうですし男女平等、これも私はもう男女平等絶対に実現しえないですから

だって男性に「子供を産みなさい」って言ったって産めないわけですから

そこでもどうしても女性男性役割分担で、

どうしても一緒に平等にきっちりなることはありえませんよっていうようなことをずっと言ってきたんですが、

これもすごい反発受けたんですけど、一つすごくこの問題、こういった問題に取り組んでいる中ですごく気づいたことがあるんですね。

でも、すごく私に対して「あなたは間違っている。差別主義者だ」って言ってくる人達っていうのは、日本というのはひどい国だと。

女性がずっと虐げられて、昔貧しかったら、女の子が売りに出されて、女郎になって、ずっと男に虐げられて、もうとんでもない男尊女卑の国なんだって

から、しっかりこういうことをやっていかないといけないんだというところが出発点なんです。

でも、私はあのいつも申し上げてきたとおり、日本ほど女性大事にされてきた国はないですよと。

役割分担をきちっと男性女性の間できちっとされてきて、女性大事にされてきた。

そういう国なんです。

すぎやま:

うそう。「かかあ天下」という言葉があるでしょ。

韓国にはないですよ。

あそこは男尊女卑かもしれないけど、日本っていう国は

かかあ天下」という言葉があるし、一番おおもとは天照大神じゃないですか。

中山

世界で唯一、女性

杉田

そうなんですね。

ずっと歴史を見ていくと江戸時代からもう女性が財布のひもを握ってる国っていうのは日本だけなんですね。

欧米男性が握ってるんですよね。

レディーファースト」とかってよく言われますけど、あれ女性のほうが先に行ったら、

男性自分が身を守ることができるっていうね、そういうところの習慣から来てるって言う説もございますし、

でも、日本は逆に女性の方が3歩下がっていうのは、何かあったとき男性が前に出てくださいね

っていうような。

中山

ただ、よく言われるのは、フランス女性たちは非常にコケティッシュだ。

それはご主人がすべて握っているので、なにしろ自分の物を買いたい時、

買ってもらうためはやっぱり美しくて、コケティッシュじゃないといけない。

杉田

かにそれはそのとおりかもしれませんね。

中山

日本場合あんまりそういう男の人に媚びを売るっていうようなことは絶対しなくても済んでいる世界です。

すぎやま:

天照大神があって紫式部があって、ずっと見ると日本女性の方はすごいわ。

杉田

それと同じで、今回のこのいわゆる同性愛支援のことについても、

私に対してばーっと反論して来られる方々っていうのは、

やっぱりまだまだ日本は遅れている、

同性愛人達に対しての知識認識も浅いですし、そういう人たちの差別がまかり通っているって。

外国ではあの結婚できるような国もあるじゃないですかと。

アメリカなんかカリフォルニア州とか州法なんかで結婚を認めてるようなところもある。

それに比べれば、日本はまだまだ遅れているから、もっとちゃん同性愛の人たちに対して、

ちゃんとやってあげないといけないんだよっていう人たちなんですが、私は逆なんですね。

日本歴史の中をこう見ていくと、同世代というのは昔からあるんですよ。

ただ表立って権利をくれと言ってる方はいらっしゃらないです(笑)

で、日本はただそういうのがあるってことを分かっていながら、

その人たちがあの生きづらい状況ではない形になってるんですよね。

から、逆に言えば。

中山

上手な社会ですね。

杉田

上手な社会ですね。本当にそう思います

でも、キリスト教の国とかは、逆にキリスト教同性愛禁止していますから

本当にこう差別されて、虐殺されたりとか、虐待されたりとかする歴史があるから

法制度をちゃんとやっていなきゃいるそういうところがあるので、

やっぱり出発点が日本はいい国だと思えるか、いやいや日本はひどい国だと思えるかのところで、

そういう批判をされている方と私の考え方の間にはまず出発点からして噛み合わない部分があるでしょうね。

中山

杉田さんこの「T」ですけれども、これはどう考えますか?

杉田

私、「T」は性同一性障害なので、このLGBTの中に入れていっしょくたにししまうの、

私これは非常に違和感がありまして。

中山

そうですね。

杉田

性同一性障害という、これは一つの病気でありますから医療行為としてどこまでどうするのか、

これは医療分野の問題になってくるかと思います。これもひとつ議論がありまして、

今例えば保険が効くのはどこまでで、例えば今私も歯の矯正を頑張ってしているところですけども、

虫歯直すのは保険っていうけれども、歯を矯正するのは保険効きませんよ、

とかそれと同じでですね、医療の分野の中でどこまでこれは医療行為として、

例えば保険で認める、保険で認めないとかっていうまた別の議論だと私は思ってるんですね。

ただ、これを一緒にしてしまっていることでね、すごく先生、いい指摘なんですけど、

今、このLGBTの方は人口の5%とか7%とかって言われてるんです。

から、私が先ほどの「行政優先順位が低い」って言った時に反論をいただいたのは、

もう人口の5%なり7%なりがこういう人たちなので、優先順位は低くないでしょうっていう反応が来たんですね。

でも、実はこれ、電通総研かどっかが出しているそういうデータらしいんですけれども、

「T」の方がやっぱり多いんです。ご病気の方が。

本当にLGBの方の数って1%くらいらしいんですね。

ただ「T」の方まで入れてしまうととすごい大きな数になってしまうといったことなんですね。

中山

これは切り離して、障害があるということであれば、それはきちんと丁寧に対応しないといけないですからね。

その一緒にしてしまうと…。

杉田

そう思いますね。

すぎやま:

わけわからなくなって。

今言った性同一性障害っていうのも、精神的な神経科が扱う問題なのか、

ホルモン異常なのか、生理的もののか、二種類あると思うんですよね。

そういうことがね、全部ぐしゃぐしゃに混ぜちゃうというのは間違いだし、

その狙いは何なんだろうと。

その奥に変な狙いがあるかもしれない。

杉田

その狙い通りで、これ私もまたたいへんな問題だなと思っているのは

今こういう条例とか皆さんにアンケート国民の方に開けて「やったらいいじゃないですか」と。<

2018-07-20

少女歌劇オチが読めたわ

実はループもので、演劇版とアニメ版は途中から全く違った物語を展開することになる。

でも最終的には「世界ループさせてやり直す」という一点へと収束する。

そしてそれぞれのラストがそれぞれのスタートにつながる。

絶対コレだわ!

俺は、アニメに詳しいんだ!

後でドヤ顔したい奴は今のうちにこの増田URLをどっかにコピペしておきな!

ドヤ顔が、できちゃうぜ??

2018-07-19

みるアニきるアニ 2018夏

↑見れ

少女歌劇 はねバド! ゴクドル 

はるかなレシーブ プラネットウィズ

バキ ハイスコアガール あそばせ 

ハピシュガ 音楽少女 アンゴル バカボン シリウス 悪偶

ゆらぎ 異世界魔王 ちおちゃん ソードガイ

つくもがみ すのはら 殺戮 百獣 ロヴァ じょしおち

スバル ホームズ ISLAND(尺が伸びたら3段上) はたらく細胞 千銃士 夢王国 

ネガワ 神バディ ゾイド

↓切れ

暫定TIER作ってやったぞ。

後は自分らで調整しろ

PS:続き物を見るかどうかは自分で決めろ。権利であり義務だ。

こんな少女歌劇レヴュースタァライトはいやだ

志茂田☆景樹レヴュースタァライト

少女過激派レヴュースタァライト

中年歌劇レヴュースタァライト

2018-07-03

[] 2018夏アニメ視聴予定リスト

MXでやたらと宣伝していたから、気になっている

キャラデ良し

やっぱ突然歌う熱血なの?


おねショタ世界で唯一かつ絶対普遍的真理である


エロいのか、エロいだけなのか?


金髪碧眼は可愛い

女の子だらけ?


銀髪少女かわいい

謎解きは見たいけど期待していいの?



魔法とか使わない暴力的戦闘なの?




ちゃんと笑わせてくれる?


多分正月休みに一気見したいタイプアニメ


また、MADで、syamuさんに、会えるね


え、syamuさん、こんなに。忙しくて、大丈夫

2017-07-01

2017年アニメ雑感

まだ終わってないのもあるけど。

雑。

深夜アニメ

笑ゥせぇるすまんNEW

喪黒(通り魔)。

スタミュ-高校歌劇- 第2期

ミュージカル&野暮助&有罪

ゼロから始める魔法の書

黒い子安と白い子安が一体に。

フレームアームズ・ガール

所々挟まる手書き作画が可愛くて◎。

弱虫ペダル NEW GENERATION

良くも悪くも原作通り。Cパート提供のお遊びが楽しかった。

アイドルマスター シンデレラガールズ劇場

キュートの曲好き。

覆面系ノイズ

キラキラ星。

ロクでなし魔術講師と禁忌教典

決闘要素。

王室教師ハイネ

https://www.youtube.com/watch?v=nRj78wx8DCE

夏目友人帳 陸

1度も名前を返さず。

喧嘩番長 乙女-Girl Beats Boys-

双子が入れ替わって男子校女子高に通うってまりあほりっくみたいだよね。

Room MateOne Room side M~

EDが本編。

まけるな!! あくのぐんだん!

Eテレでやれ。

ラブ米-WE LOVE RICE-

あの真上から料理風景撮影するスタイルってどこが発祥なんだろうか。

サクラダリセット

淡々としすぎ。

サクラクエスト

PAお仕事シリーズ第三弾ということでSHIROBAKO級を期待していたが肩透かし

終末なにしてますか? 忙しいですか?救ってもらっていいですか?

生死不明ENDは嫌いじゃないけど好きでもない。

武装少女マキャヴェリズム

正妻マツコ。

月がきれい

属性

冴えない彼女の育てかた♭

一期もそうだったけど主人公イマイチ好きになれない。

クロックワーク・プラネット

おっさん女体化したりおっさんが巨大ロボになったり。

カブキブ!

野暮助ではない/蛯原を最後まで引っ張ったわりに加入はあっさり。

恋愛暴君

百合キャラの振りして男堕ちは百合豚的に萎えるのでやめて/OPすき

兄に付ける薬はない!

天さんの演技が良かった。主題歌すき

ツインエンジェルBREAK

前作主人公登場は燃えるOP大好き。

正解するカド KADO:The Right Answer

サンサ欲しい。/花森元に戻らないのはかわいそう

ひなこのーと

日常アニメに見せかけたエロアニメエンドカードが一番エロい

ソード・オラトリア ダンまち外伝

レズが頑張るアニメ

sin 七つの大罪

全員色欲

信長の忍び 第2期

テンポよくて好き。

神撃のバハムート VIRGIN SOUL

CMが本編/アザゼルさんかわいそう。

ベルセルク2期

シールかわいいよシールケ。

銀の墓守り(ガーディアン)

中国アニメは途中でぶん投げなきゃいけない決まりでもあるの?(ToBeHeroは綺麗に終わったが)

進撃の巨人 Season2

原作であっさり正体ばらしてたところがアニメでも良く再現されていて笑った。3期も期待。ただ、謎オリジナル回想で尺稼ぎはやめてほしい。

アトム ザ・ビギニング

OPがうるさい/これアトムでやる必要あったの?

Re:CREATORS

話が長い。その割にキャラ対話してない。もっと話し合え。

GRANBLUE FANTASY The Animation

ゲームやってないけど、このアニメ見てゲームやってみたいとは思えなかった。

どうせなら最初から主人公百合ハーレム騎空団が見たかった。

エロマンガ先生

妹よりエルフとか和服の方が良物件じゃない?

タイガーマスクW

大助が立った!/ルリコ→タクマケビン

有頂天家族2

天満屋とか金閣みたいな憎まれ役好き/二代目の掘り下げがいまいち。なんで拗ねてたのこの人。

アリスと蔵六

超能力バトルと日常モノのどっちつかずな印象。

ID-0

ねっとりED/良い最終回だったけどなんでソーラン節

リトルウィッチアカデミア

キノコ回すき。クロワが出てきてから微妙

つぐもも

見てると懐かしい気持ちになる。

僧侶と交わる色欲の夜に…

破戒僧/おくさま劇場

番外

深夜じゃなかったりアニメじゃなかったり

アイドルタイムプリパラ

主人公&新学園でどうなることかと不安もあったが、無印と変わらぬノリで安心

ダンプリ行きたい。キンプラも良かったよ。

アイカツスターズ! 第2シーズン「星のツバサシリーズ

エルザ肉食いすぎ。ローラ彼氏面が悪化

リルリルフェアリル魔法の鏡~

アンチューサが普通に先生やってるの笑う。

仮面ライダーアマゾンシーズン2

さっきまで命だったものが辺り一面に転がる。

孤独のグルメ Season6

釣りバカコラボ原作たこ焼き回を再現していたのが面白かった

境界のRINNE 第3期

るーみっくわーるどすごく好きなのでこのままずっと続いてほしい。

上坂すみれのヤバい○○

すき:内田宮野

キツイ蒼井翔太

ヘボット!

平常運転

仮面ライダーエグゼイド

新檀黎斗が面白すぎてずるい。

キラキラ☆プリキュアアラモード

ジュリオくんが実は女の子で6人目の追加戦士に…という予想は外れた。

キュアパルフェが追加メンバーとすると、6人プリキュア体制って初なのでは?(5GoGoのミルキィローズは除外)

ドラゴンボール超

ケール×カリフ

2012-11-19

かわいそうな斉木楠雄のΨ難

 幸せ超能力者はいったいどこにいるのだろう。

 そういうことを語るならば、その前に幸せという言葉定義を論じるべきかもしれない。

 それをわかった上で、個人の価値観に基づいているということを踏まえた上でいうならば、斉木楠雄は非常に超能力者らしい不幸を、そして歪みを抱えているといえるだろう。

 それは普通人が支配しているこの世に生まれ落ちてしまったところから始まっている。

 このような超能力者は度々書に現れているが、おおよそどのような能力をもつにしろもたぬにしろ普通人よりも一つ飛び抜けているはずの彼らは常に陰の存在として描かれている。基準が普通人として書かれるのであるから当然ではある。また、頭抜けたる者は何かを失うものなのだろうか。もしかすると平世、人というものは器の大きさが決まっており、入れられる才の数は限られているということかもしれない。


 相容れぬ者どうしが隣辺に存在するとき、間隙には必ず軋轢が生じる。その摩擦を持ってストーリーたると人はいうが、それが痛快無比、快刀乱麻の人情喜劇ならいざ知らず、歪曲無惨の悲劇をわざわざ生み出す者の心など知りたくもない。

 しかし古今東西奔走せずも、違うということただそれだけで忌むべき要素である類例は枚挙に暇がない。現実しろ虚構にしろ古典しろ現代文しろ歌劇しろ漫画しろ真剣味と剣呑さを演出するにはそれがもっと効果的で、むしろ出過ぎるのだろう。

 ただしそれが人間というもの本質基盤であるということなぞ認めたくはない。

 人間が何者であるか、定義するのは己自身である。だまされてはいけない。

 深淵夢幻のぞき込むならば、その前に襟を正して山高帽をかぶりインバネス羽織って紳士然とするのが最前の友好策であろう。他者の瞳には常に己が映っている。


 一切合切をまとめるわけではないが、彼ら非普通人が描かれるとき、一般書では特に不幸な立場に置かれることが多く、比較的空想人に易しいライトノベル漫画類ですらも、こと彼らが主体になって真剣味を帯びた物語が進むとき、大抵その結末は自身の悲劇を伴って幕を閉じる。有り体に言ってしまえば、不幸である。大方の者は自身の不幸を声高に叫びはしないが、右手でつかみ取るもの冷徹なまでの現実しかない。

 寡聞にして多くは知らぬまでも、超能力者には何人か心当たりがある。もっと超能力という力の定義をどの程度の物まで含めるかで大いに人数が違ってくるのだが、たとえば超能力者の中でもっと長生な者の一人は超人ロックという名で知られている。名字はない。ただのロックだ。都合上波瀾万丈な面ばかりが取り沙汰されるのは仕方ないが、彼の世界でもやはり超能力者は特別な存在であった。少なくとも数千年の昔は。多くの超能力者が彼我の区別の狭間で悶え苦しむのをみてきた。現在でもそれに変わりはなく、ただ時の流れとでもいうべきもの普通人意識を変容させ、超能力者存在ゆっくりと順応しようとしている。

 他人の思考を一方的に受けることしかきぬという、現在においては甚だ不完全なテレパシー能力しか持たぬ七瀬という少女がいた。少女期には他の能力者を知らず、ただ自身の存在を押し隠して息を潜めるように生き流れていた。気づけば世界彼女に敵対し、理解できぬうちに絶望の刃がその身を襲った。彼らは自意識普通人と区別し一段上に置いていたが、その使命感を達せぬうちに終世を迎える。

 青木淳子というパイロキネシストがいた。正義自我を混同し、能力と共に肥大させ、運命の糸を自らに縛り付けて燃え尽きる。

 機械に見いだされ、人生を狂わされた少年がいた。名を浩一という日本人は、数多の超能力を獲得し、代わりに数多の敵を見いだし、当て擦られ、削り切れた末に孤独で寂しい余生を予言される。


 幸福人生とは何か。ドラッグで手に入れた身を滅ぼしかねない力でメトロポリスを壊滅せしめるほどの欠落を抱え、脳に埋め込まれた機械により生まれ落ちた直後からその身を9人の1人として世界の危機への奮闘に晒し、それでも彼らは幸福を求めていたのだろう。たとえ能力の有無で有象無象仕分けることになったとしても、そうならざるを得ない世界事情とでもいうべきものが彼らに働きかけているのだとするならば、これを作り出している元凶がいったいどこに起源を持つのかを問いかけることをやめてはいけない。

 神はいない。ただ想う人がいるだけだ。


 翻って斉木楠雄を見てみれば、独白独断と過剰な自意識で満ちあふれ、他者を容認せざる態度は著しく哀愁を誘う。一人相撲の悲嘆さを嘲笑う者もいるだろう。

 超能力者と名乗り数多くの力を有しはするものの、そのどれもが欠陥製品であり実用の域に達しない。にも関わらず全能感に溢れ、あまつさえ努力を知らず何事にも積極的に関わろうとしない。殊に超能力者らしいと言ってしまえばみもふたもないが、類例にぴたりと符合するわかりやすさが彼にはある。いっそ清々しいまでに超能力者である

 ところが彼の場合人生の不幸な結末というものはおよそ想像がつかない。彼にはどこか超能力者としての運命に徹し切れぬ、殉じてしまえぬところがある。

 普通人として救いの証を挙げるならば、彼のモノローグは一部下手くそ言い訳のように捉えることができるということ。これが大きく雰囲気を変えている。あまつさえ、彼の命運すらも変える力があるだろう。これは高校生という幼さ故か、無意識の人恋しさの表出か、いずれにしろ本人に指摘すると真っ向から否定されるものではあろう。ただ、彼は普通人を下に見て孤独に立っている現状を内心深くでは決して快く思ってはおらず、それ故に欄外へ投げかける語りが随分と螺旋くれて受け取れる、そういう表現として態度に、言葉になってしまうのだろう。


 人間失格超人としても失格の欠陥製品、はて彼は何者ぞと鑑みるに、もとより超越者として外れ者としては在るものの、故に他者なる世界への恋慕があるために、そこに不思議人間くささが現れてくる。論理矛盾するようではある。だがしかし、この破綻こそがなにがしかの真理の一端を捉えているものと信じたい。

 かわいそうな斉木楠雄はどのような終幕を迎えるのか。肌触れ合える少年誌大団円を迎えるには過ぎたる能力存在ではあるものの、散々たる憂愁のうちに有終することは無いものと願いたい。

2011-10-29

http://anond.hatelabo.jp/20111027191028

大半の男は話を聞くのがドヘタクソだ。コミュニケーション目的が「承認を得ること」であるため、
人の話を聞いているとムズムズと「自分の優れている部分」を相手にアピールしたくなり、
無用アドバイスなどを延々と繰り広げて相手の排泄を妨害することになる。

女性の会話は共感であり、男性の会話は勝負なんだよね。性差があるのに受け入れられない女性は苦しくなると思うよ。

男性本体」の値段も同じことである男性本体が生み出す面白コンテンツが遠くに居ながらにして手に入るなら、それでいいのだ。
むしろ「これだけサービスしてやったんだからヤラせろ」が無い分、遠くの面白人間の方が好ましい。

これはそう。「負け犬の遠吠え」って読むといろいろなサンプルがある。

まぁほら歳を取るとリアリティが欲しくなるじゃん? 独身女性歌舞伎とか歌劇宝塚とか能とか?に凝り出すらしいね

これはこれで個人的には良いことだと思う。 可能性が終わり、可能性を生み出す可能性もない、というものであれば、

個々の幸せを追い求めた方がよかろう。

まぁ君はまだ若いかもしれないけど、くるべき時が来て「インターネットじゃ物足りないかも?」って時には上記がオススメ

もちろんインターネットで済むならそれでもいいけどね。

2011-07-27

http://anond.hatelabo.jp/20110726182058

オーケストラオペラなど歌劇伴奏隊がその始まり

対して吹奏楽は兵の士気を上げるため行進曲演奏した軍楽隊が紀元

そもそものルーツが違う。

吹奏楽別に色物じゃないし、簡易クラシックでもない。

というか、増田のいうクラシック意味がよくわからない。

なんかオケと混同してるような気が。

コンクールアンコン主催は連盟と朝日新聞だけど、審査員プロ

教育上どうこうなんて考えてないよ、あんまり

2011-04-24

俺はエヴァに呪われていてエヴァアニメ物差しにしているのか…

http://anond.hatelabo.jp/20110422235719

↑の元増田です


ブコメで「エヴァに呪われている」とか「エヴァ脳の恐怖」とか「エヴァアニメ物差しにしている」といったコメントを見て、なるほど的を得ているなと。

そして残念ながらid:kyo_juネタじゃない。マジで書いた内容なんだ…orz

てか自分でもマジでエヴァ脳だと思う。じゃなきゃ増田で書かない。

俺がこんなコメント普通ブログ投稿してる奴をみたら、とりあえず全力で叩く。

それぐらいTPOに反してる感想だと我ながら思う。


しかし何で自分エヴァに呪われているのか?

何故エヴァアニメ物差しにしているのか?

何でだ?


自分なりに考えてみたんだがエヴァに前のめりで楽しんでた人達、というか後ろに引いて見ることが出来なかった人達は、

エヴァが終わった後の娯楽としてそれぞれ別個の道に進んで行ったかと思う。


まずアニメという枠に傾倒する道。

あるいはSFというジャンルに傾倒する道。

この二つの道に進んで行った人は多いのではないかと思う。

ただ自分はこの二つの道には進めなかった。

アニメ当時の世相を反映してか「自分探し」のような内容か、あるいは「萌え」に特化した内容ばかりだった。

自分探し的な部分は十分エヴァで堪能したし、萌え視聴者勝手に後付けするものであって主食として作者が提供するものじゃないものと考えているので無理だった。

SFは─漫画だろうと小説だろうと、作者の設定自慢ばかりで人の営みが希薄なのが多かった。「イカにSの面白さを最大化するか?」が最大の関心事になっている世界だった。

Fだけでいいか人間ドラマが欲しくてSFの道には進まなかった。

※その中で何故か『BLAME!』だけは面白いと思ってた。我ながらかなり謎。

 「設定?誰がんなもん語るか。察しろ。」というスタンスがよかったのかも知れない。

 あるいは設定の説明がない分、人間(と愉快なクリーチャー達)の営みに思考が集中できたせいかも知れない。


自分は娯楽なしで生きられるような人間はない。おそらくは他の人もそうだと思う。

大人になって仕事家事忙殺されても、アウトドアや人付き合い以外の何かしらの娯楽を大なり小なり楽しんでるんじゃないか

人によって、それが映画だったり、ドラマだったり、推理モノだったり、歴史モノだったりすると思う。

自分は「エヴァの次の娯楽」として、最終的に「古いモノ」を選んだ。

小説に手をだし、散々色々な誇大広告に騙された結果、最低10年以上「これは良い」と語られる小説は、少なくとも個人の趣味で好き嫌いはあっても外れはないことに気づいたからだ。

そしてこの単純な法則が、小説という枠だけでなく他の枠にも当てはまることを知った。


「古いモノ」を楽しむコツとして、「その当時の世相や時代背景を同時に知る」ということ。

今ではやや物足りない部分があったとしても、当時としては革新的な技術や手法、あるいは独自の視点が盛り込まれていたために長らく語り草になることが多い。

それと同時に他人の解釈をガン無視すること。例えるなら、どれだけ権威ある人が「このキャラツンデレから萌え」と言っても自分が「ツインテールから萌えであってツンデレなのはどうでもいい」なら自分の直感に従って楽しむこと。

こんな風に古いモノ、かつ娯楽として時代の振り落としを生き抜いたモノを、自由気ままなオレオレ解釈で楽しみ、アニメを見なくなった結果自分アニメ物差しエヴァジブリ千年女優だけになったorz

敢えて弁明、というか開き直らせていただければ…


だって仕方ないじゃん!1年間で1割より少ない程度で面白いアニメは出てると思うよ?

けどその1割弱を探すためだけにアニメ世界に飛び込めば、まさに「渡る世間は萌えばかり」、あるいは「前門の厨二アニメ、後門の監督が厨二の自称芸術unkoアニメ」ばかりじゃん!

アニメの作り手にしても、ちょっと成功して有名になるとすぐ芸術気取りした宮崎駿後継者気取りしてばっかじゃん!

そんな中途半端なことをするくらいなら、いっそワーグナーみたく「アニメはただの芸術じゃない。神聖な祭事だ!」ぐらい突き抜けつつ「よろしい!私に投資する権利をやろう!」的なノリで資金調達&製造とかやれるだけの実力と人間としてゲス気概を持って挑めよ!>ヤマカン、細田

特に'00年代は酷かったよ!観客の声を聞かずに監督が見たいアニメか、大向うの観客の声しか聞いていないアニメばっかだったよ!

「そもそも今客席にいない人を、どうやって小屋に来てもらうか」を考えている人なんて皆無だったよ!


00年代はまブロードウェイ- ミュージカルの方が観客を呼ぶためのモノ作りをしてるよ…

例えば「Wicked」はファンタジーで低年齢児を釣り、女の友情で少女釣り、あげくに社会派的要素で親を釣り上げる万能釣り竿だよ。

Next to Normal」なんて狂気の中から家族愛を導き出すーそれも母親が主役でーっていう化け物ミュージカルだよ。

ミュージカルってさ、親しみが無い人には「子供が見るモノ」あるいは「軽いモノ」ってイメージがあるんだ。

酷いと「演劇と歌が同居する必要性がないんじゃねーの?」って言われる始末www

まぁ当然だよね。舞台としては戯曲という枠が、歌劇としてはオペラという枠が、ダンスバレエという枠が、技巧も歴史も名作も持ってる。

けどミュージカル子供ミュージカル自体にマニアックな人ばかり相手にしてたってお金にならない。

彼らが飯を食っていくためにミュージカルという枠のファンを増やすしか無かった。

かと言って技巧だけで挑めば間違いなく他の枠に負ける。

から彼らはあらゆるものを取り入れ名作を作り上げた。

例えば古典悲劇恋愛ベースに、彼らの身近にあるダンス風俗、そして身近にありすぎるマイノリティへの差別問題を注入したWSSとかね。

そういったことを繰り返し繰り返し続けた結果、今のブロードウェイミュージカルの地位が出来上がった。


じゃあアニメはどうだろう?特に00年代

00年代映画ドラマが売れないと言われる時代だった。

アニメを作ってる側の人からも、「売れない、売れない」という声ばかり聞こえた。

けど自分からしたら、なんでアニメを作ってる人は「今、テレビの前にいない人」を捕まえようとしないんだろうと思ってた。


筋を古いモノから流用し、装飾や人々を今の時代に合わせ、最後の結末に自分たちのメッセージを盛り込む。

これだけでも十分面白いモノが出きるのに。

守破離」の全部が大事なのに、今のアニメは「守」だけ「破」だけ「離」だけみたいに、個別の実装しかいものが多い気がする。

その意味でまどまぎは見事に守破離を盛り込んでた。

魔法少女」っていう小さな視野で見ても、かなり綺麗に守破離してる。もちろん違う角度から見たときにも様々な守破離があるのがまどまぎの魅力。


けど、きっともう後16年くらいは守破離をしっかり出来たアニメは出ないんだろうなぁ…

まどまぎの脚本の人は「ロボットものを書きたい」って言ってるらしいから、おそらくロボットを書くのに夢中になって客席を見なくなるか、大向うの客席しか見なくなる。

そうすると悲劇が好き過ぎる人みたいだし、シェイクスピアを消化しないまシェイクスピアの再発明を得意気にしちゃったりするんだろうなぁ…


かといって他のアニメの作り手は、まどまぎのパラメーターだけみてメソッドを見ず、もっと酷いものを作るんだろうし…

処女厨がウザい・怖い」的な発言をよく作り手側のコメントで見かけるけど、

なら小デュマみたく処女厨を逆手にとって、ビッチであることが生きるために必然である椿姫処女厨の目の前に置いて、

「それでもお前らこいつを罵れる?」といけしゃあしゃあと言ってのけるような人は今までいなかったし…


自分アニメ物差しはきっと簡単には増えないんだろうね…はぁ…

2010-11-09

僕もネト充になりたいんですけど、どうすればいいですか

僕自身は、あんまり面白くない平凡な人生を送ってきただけの人なんですよ。

でも、みんな見てると、結構普通そうな感じなのに、超絶ネト充だったりするじゃないですか。

僕も、そんな人達見てると、頑張ればネト充になれるんじゃね?とか思えてくるわけですよ。

でも、Twitterでいっぱい呟いても、ブログとか書いても、mixiとかやっても、なかなかネト充になれないんですよね。

Twitterでリプライを飛ばしたり、ブログトラックバック送ったり、mixiマイミク申請送ったりコミュニティ作ったり、毎日30はてぶしたりと、頑張ってるんですけど、なぜだか僕は脇役どまりなんですよ。

ブクマがたくさん来たことも無ければスターもない。ファボも無ければ、リツイートもない。

そろそろ、僕は平凡な人間なんだと気づくべきなんですかね?

はてぶでも、Twitterでも、mixiでも、2chでも、すごい有名な人っているじゃないですか。

あーいう人達みたいになりたいんですよ。

痛い事書いて晒されたいなぁと思いながら、ちょっと歌劇な発言をしても、スルースルースルー

きっと、これを読んでいるあなたも、トラバくれるあなたも、はてぶしてくれるあなたも、呟いてくれるあなたも、ネト充ネト充になりたい人なんでしょ?

どうか僕に教えてくれませんかね?あなたなりのネト充心得みたいなものを。

ブログは丁寧に、ツイートは狙いすぎない、とかそんな基本っぽいことなんていいんですよ。

というより、そんな曖昧な説明の仕方だと誰もマネできないんですよ。

こうすれば、アクセス増えるだのフォローが増えるだの色々あっても、結局その人だから成功したにすぎないわけじゃないですか。

それでも、僕はネト充になりたいんですよ。

おねがいしますよ、僕にネト充のなりかたを教えてくださいよ。

これ読んでるあなただって、ちょっと興味あるんでしょ?

一緒にネト充にお願いしようよ、ひでんわざを教えてくださいって。

どうせ今回もまたこのまま、増田の海に沈んでいくだけの悲しい展開が待ってるんだけどさ。

2009-09-01

僕が考えた萌宿

メイド喫茶執事喫茶があるならいっそ宿があってもいいじゃない!

というわけで僕がアイデア暖めてきたヌクモリティ萌宿★

すでにある・・・ことはないと思う、きっと。


  • 宿という名のお屋敷。
  • 入ると、「お帰りなさいませ○○様」とダンディな筆頭執事+控えたメイドとボーイが挨拶
  • 「部屋の鍵でございます」と鍵を渡され、部屋へ。

(予め部屋は決まっていて、勝手に行く。部屋までご案内されるのではなく、自分で行く。だって自分の家だから。

その際メイドが荷物持ってくれて、万が一部屋がわからなかったら

「ご主人様、自室は○階でございます。久しぶりでお忘れのようですね。」と言ってくれる)

「どうか私たちのことを忘れないでくださいまし。たまにはお帰りくださいませ。」

  • お迎え、お送りの馬車とかあるとよし!
  • 馬車がある場合は当然厩あって乗馬体験できるとよし!(有料)
  • 他人の部屋以外自由に見学できるとよし。自分の家だし。



ポイントメイド執事、ボーイや侍女等一式揃っていること。

メイドだけとか執事だけとかたりねぇんだよ!

ダンディな老執事メイド少年ボーイ(高校生おk、昇格したらフットマン⇒執事候補)もクックなおばちゃんも全部欲しい!

値段がディズニーホテル並でも泊まりたい。

そもそも普通ホテルもそういう雰囲気はあるけど、本格的に。

しかし立地が難しい!秋葉に近いエリアがいいけど、いっそ軽井沢とか?

イギリスと同じ緯度で攻めるとか。

2009-03-25

http://anond.hatelabo.jp/20090325025708

一介のプレイヤーに過ぎない企画者たちに「秘蔵のデータ」云々とか、

例えばカンファレンスなんかで行う「スピーチ」や音ゲーサクラ大戦歌劇なんかの「ライヴ」とか、

そういう一線を引いた上での「プレイヤー」と「開発者」との接触はともかくとして、

ユーザ企画の一環で「いちプレイヤー開発者インタビュー」っていうのはその一線を越えてる感じがするんだよな。

何らかのコネクションが有ったのか、スクエニ経由で取材依頼をしたのかわからないけど。

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