はてなキーワード: 調律とは
なんか、感想見るとやたらエヴァエヴァ書かれてるんだけど、まあ、時期的にエヴァの影響がないとは言い難いけど、
エヴァをパクったというより、出渕氏と庵野氏が世代的に近いからか似た作品の影響を受けてるわけで、
ラーゼフォンのムーリアンの血が青いのはブルークリスマスが元ネタだし、
エヴァのパターン青!使徒です!の青も同じ岡本喜八、ブルークリスマスが元ネタで、
自分は出渕、庵野世代よりも若いので、ブルークリスマスは雑誌ロードショーだったか、
映画雑誌のバックナンバーを近所の図書館とか、あと親戚の家で収集している人がいて、
それでブルークリスマスを実際に見たことはなかったけど、雑誌で見てトラウマのひとつになってたんだよな
円谷の昔のホラーとか、見たことないけど子供心には怖かった、ガス人間とか、電送人間とか
大人になって見て、ドゴラとかも子供の頃のトラウマだったんだけど、実際見てみると正直ショボかったんだよな
エヴァエヴァ言ってる人も、エヴァの元ネタってちゃんと分かってんのかな?って思ってしまう
自分は第一話から、ウルトラマンかー、と思ってたし、活動限界とかカラータイマーあるしw
ガイナックス作品とかって、分かる人が見たら、そこで突然みんな爆笑し始めたりするんだよな
大学時代にみんなで視聴してたりすると…
話が難しいから嫌い、という人も多いみたい…
流石にそれは勿体ない、単なる時空の捻じれ?によって年齢が離れてしまった男女の恋愛ものとして見ればいいと思うし…
しかし、それにしてもラストバトルだけ取り出しても自分にもよく分からんのよな
で、綾人の遺伝子上の母親は久遠なわけだけど、ラストで久遠と殴り合いするわけで、
つまり、母親と息子が壮絶な殴り合いをするわけで、という理解でいいのかな…
例えば、初代ガンダムだって父親殺しであるし、あぁ、あれも母親殺しとも言えるのかな…
アムロは両親を見捨てる、見限るわけだけど、精神的に殺してるわけだよな
それが少年が大人になる、自立するという意味なんだと思うんだけど、
ラーゼフォンはなんで遺伝子上とはいえ、母親と殴り合いの取っ組み合いの喧嘩するのかさっぱり分からん
なんだかんだ久遠とか麻弥はムーリアンのはずだから、ムーリアンとして、異次元からの侵略者として、
地球というか、この世界側をムーリアンの都合がいい世界に完全に改変したかった、ということなのだろうか?
少なくとも1年目の角田にあの走りは出来なかった。
とはいえ、レッドブルでマックス・フェルスタッペンの横で走れるのか?
と問われたら、それはノーのような気がする。
結局、メンタルが保たないのだ。
あんなに安定して図太く、いい走りをするドライバーだったのが、
今や表彰台に乗るときでも、自分のミスでリタイアするレースでも、
同じくらいに「シッチャカメッチャカ」している。
まるで毎回F1デビューレースの新人のような浮つき方をしている。
もうすぐ母国メキシコでのレースがあるが、そこでも混乱が見られるようなら、いよいよシートを失うかもしれない。
ローソンに話を戻すが、多少角田より良いドライバーだったとしてフェルタッペンの横で走れるのか?
ということだ。
これは来年の角田残留がホンダの介入によって決定したことに対する意地だろう。
レッドブルへ選抜する人材を育成するためのポジションであるアルファタウリに4年目のシートはない。
3年やってレッドブルへの昇格の見込みがなく、かつ次の才能が現れているのなら交代の時期がやってきたということだ。
もしもレッドブルのPUがホンダ製でなくレッドブルパワートレインズが製造管理運用していたなら角田のシートはなかった。
つまり、ローソンからすれば俺は実力ではツノダより上なのだ、と証明したかった意地だろう。
それはドライバーと言うか人間としてごく自然の感情だし、勝負の世界に生きる人間にとって必要なものだろう。
しかし、だ。
そのドライバーの意地。
それがフェルタッペンの隣に乗ったときには、そのプライドが仇となるのだ。
見事に打ち砕かれる。
アルボンはやや違うかもしれない。
ペレスも色々なものが積み重なって、調律がとれていないピアノのようになってしまった。
リカルドはどうなるだろう?
彼は依然としてトップドライバーだが、再びフェルタッペンとともに、
フェルタッペンのためのチームに乗った時にどうなるだろう?
マクラーレンではノリスの才能に全く手が届かなくて調子を崩してしまった。
フェルタッペンと同じマシンに乗って、常にフェルタッペンより遅くても彼は失調しないだろうか?
それはわからない。
でもマクラーレンで起こったことと同じことが起こらないとは思えない。
彼は結局セカンドドライバーという立場には満足できない人間なのだ。
だからあのときルノーに移籍したのだし、セカンドでは満足できないからマクラーレンで失調した。
同じことが再び起こらない保証はない。
そして、ローソン。
彼がF1でレギュラーになってキャリアを積んでどういうドライバーになるのかはわからない。
でも、おそらくは良くてもガスリー程度だろう。
ガスリー程度というのは、
賢明に努力してベストを尽くしてフェルタッペンのセカンドドライバーとしてチームに貢献していくことを実行するなら、
辛うじてレッドブルのシートを確保することが出来るかもしれない、という程度の才能だ。
でも、彼のドライバーとしての意地がそれをヨシとするとは思えない。
それは必要不可欠な意地なのかもしれないけれど、同時にフェルタッペンの横になると、その身を滅ぼす。
だからね、結局何がいいたいのかというと、角田くらいがレッドブルで走るのがちょうどいいんじゃないか?ってことなんだ。
彼って、ちょっと変じゃない?
将来の夢はなに?と聞かれて、ドライバーなら必ずチャンピオンになること、って答えるところで
レストランのオーナーになることだ、って答えるような天然というか飄々としたところがあるじゃない?
ああいうちょっとだけ、ほんの少しいい意味でズレているほうがフェルタッペンの横に乗っていても平気な図太さになるんじゃないかな?
毎回、フェルタッペンに負けていても、まあそれはそれだ、って気にしないで前向きに生きていける才能の持ち主のような気がする。
なんかね、余裕があるんだよ、彼には。
そういう部分がないドライバーには、セカンドドライバーという役割はきついと思う。
ある日記への反応を見て背筋が凍った。マッチングアプリを利用して交際相手を求める女性に、男性事情を知る人たちのアドバイスが集まった。女性は嘆く。男性にスペックじゃなく個性を見たいと雑談を期待するのに、なぜか全然得られない、と。そんな彼女に男性側の事情が明かされるのだけど、それがあまりにも悲惨なのだ…
一対一での雑談・コスメカウンターの男性店員のように「今日は何しに新宿に来たんですか?」みたいに商品に全く関係ないことも聞く・特に興味ない話でも深掘りする態度・「コロナの外出自粛のときに鶏ハム作るのにハマった」のような個性が見える会話
女性が期待している会話は、不真面目な人——ホストかそれ以上に女を釣ることだけに特化した男性がする会話だ ・ 期待してるような会話になったら、男性は全員、真剣交際なんかしない ・ 真面目そうで真剣に交際できる人はそんな会話しない ・ 少なくない男性は世間話とか仲を深めるための会話をできない、やり方が判らない
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私には男の兄弟がいないし、連絡を取り合う男友だちもいないし、ボーイフレンドは今は要らないやと思っている。だから男の人が実際どういう生き物なのかは、ツイッターの仲間とネット記事を通してしか知らない。平均的にケア能力が欠けてるらしいって話は聞いていたけど正直、ここまでとは思ってなかった。
日記の女性が男の人に期待する雑談って、女性同士ならほとんど日常的にしてますよ。もし雑談がなかったら——…と想像するだに恐ろしいけど、たぶん心が荒んで一人ぼっちになった感覚になると思う。悪いことがなにも起こらなくても自然に涙が出てくるんじゃないかな。脳に薄っすら膜が張ったように自分が遠くなって、舌は痺れて食べ物の味もわからなくなるかも知れない。はじめての一人暮らしでネットさえ通じてなかったときに、にわかに交流が途絶えた数日がそんな感覚だった。心の交流って自分自身を調律して世界に馴染ませるために欠かせなくて、失えばきっと、バランス感覚は崩壊してしまう。
私には彼らがまるで宇宙人に思える。ビックリするけど男の人は心の交流が無くても平気らしい。寒い宇宙空間を孤独に耐えてずっと旅行していた/旅行している、違う星の人たちよ、なぜあなた達は平然としていられるのですか、心の交流のすき間を埋める、何か不思議な力があるんでしょうか。あなた達の心の奥底にはどんな秘密があるのでしょう。
だって風のリグレットってゲームとしての要件定義ギリギリじゃん。
プレイヤーに選択権がある分、選択肢のないデジタル紙芝居よりは上なんだろうが……。
ただデジタル紙芝居って純粋な「物語の追体験装置」であり、あれもまたゲームという枠組みを半ば逸脱しているわけで。
たとえばどんな簡単なRPGであってもプレイヤー側にはそれなりの自由度の戦闘があり、そこには「無数の選択がかけ合わさった結果としての勝敗」が存在する。
その「複雑に様々な要素が絡み合った果てに結果が出力される」というイニシエーションがプレイヤーとキャラクターのシンクロ率を大幅に調律するわけだ。
デジタル紙芝居における選択肢分岐は「もしキャラクターがこの選択を選んでいた場合は」という極めて単純なIF分岐であり、そこにプレイヤー側の自由度はほとんどなく「どちらの話を見ようかな」という傍観者としての選択になりがちなのだ。
それと比較すれば当然「カブトクワガタ」というのはゲームとしてだいぶ立派なものになるが……そもそもの比較対象がおかしいからなあ……。
スムージーとゼリーを比較して「咀嚼能力がない人でも食べることを楽しめる」の線でどちらが上等か比較されても「そもそもスムージーはまだ飲み物の領域から出てきてないだろ」と言いたくなってしまうのだな
トラバつける度にリアクションくれるのが逆に申し訳ないので増田は独立することにした、えらい
現況報告
昨夜書いた歌詞を今見た
ぎりぎり吐血するくらいの致命傷だったのでたぶんだいたいこのままで行く
読む方の詩な感じで韻を踏んでるので、メロディとかとの兼ね合いで少し変えるくらいはすると思う
そのはずだった
やっぱ伴奏あったほうがいいかなと思ってすげえ久しぶりに物置と化してるアップライトピアノの鍵盤の蓋を開けたのがまずかった
試しにBPM120で16分音符をてろてろさせるともう指が絡まる絡まる、音の強弱も長短もバラッバラでかなりやばい
ハノンは2分で飽きて(ピアノやる人なら分かってくれると思うけどハノンてめっちゃ退屈なんだよ、たとえるなら反復横跳びとかシャトルランを延々やらされるみたいなそんな感じ)、小学生のころ一番弾いてたモーツァルトのソナタ(まあ当時も最後まで弾けてなかったけど)に挑戦したら全っ然ダメでクソ腹立って完全にピアノ熱のスイッチが入った
気づいたらアラフォーこどおじの貴重な日曜午前が終わっていた
賢者になってよく考えたら2週間弱で曲作ろうとしてる素人の伴奏にBPM120の16分音符なんて要らんわ
そういえば自称絶対音感スキル持ちの妹がこないだ調律ズレてるって言ってたな
確かに10年以上やってもらってないはずだけど、弾いても俺には全然わからん
まあ良いか
あくまで押しつけなので
この辺の個人的な話は昨夜書いておいたので、曲が完成して公開するときに一緒に晒す
また折に触れて報告する
ちょっと前にグランドピアノを買ったので書く。最初に言っておくと、「子供にピアノを習わせたい」とか「大人になったけど始めてみたい」という人にはほぼ役に立たない。どちらかというと「音大出たけど全く別の職についていて今は趣味」とか「音大には行かなかったけど子供の頃からずっとやっている」人向けの話。プロは知らん。
まず、信用できるピアノ技師もしくはピアノ調律師の知り合いを探す。そしてその人に予算を伝えた上で、一緒に楽器店に行く。これが一番重要。
よく「楽器店に行って実際弾いてみましょう。同じ型番でも楽器によって音が違ったりします」みたいなことが言われているけど、これは新品を買うのであれば正しい。ただし、中古を買うのであればこの限りではないので必ず調律師を連れて行ったほうがいい。楽器店は中古で買った楽器を必ず修理する。ここで金に糸目をつけなければかなりよく仕上げることもできる。弦だって変えれば良いしハンマーだって鍵盤だってオーバーホールすることができる。だけど、すべての楽器にそれをやったら、中古なのにどの楽器も新品に負けないくらい高額になってしまう。よって店側もすべてを完璧に修理しているわけではない。だから中古楽器を弾いてみると、「そこまでだなぁ」と感じる楽器が多いと思う。思ったより音が響かなかったり、鍵盤が重かったり、一部で変な音がしたり、ペダルが重すぎ、軽すぎたり……。そこにピアノ技師を連れて行くと「ここは直せる」「これは直せない」「〇〇円でこのくらいまではできる」というのを言ってくれる。もちろん楽器によってポテンシャルは全然違うし、保管状況等によって状態も違う。中古楽器を買うのであれば、店頭に並んだ状態でいい音がするものより、このポテンシャルが高いものを買ってピアノ技師に直してもらうほうが、よほど良い楽器が手に入る。そしてこのポテンシャルは、ピアノを弾くだけの人には絶対わからない、と言われた。
で、実際見に行ってどうだったか。
まず新品を見るために、山野楽器、ヤマハ、スタインウェイ、ベヒシュタインのショールーム行った。ダントツでスタインウェイ、これは間違いない。いくつかの楽器店でベーゼンドルファーも弾いてみたが、そこまで良いベーゼンドルファーに巡り会えず、こちらはそれ以降追わなくなった。
ヤマハ、CXシリーズは何度もいろんなところで弾いたことがあったけど、やはり話にならない。SXシリーズで、「まぁ買っても良いかなぁ」くらいで、これで660万円。S6Xを弾いたけど、まぁまぁ……くらいなんだけど音がうるさい。ヤマハのピアノは響かせるために音を大きめにしている傾向があるんだけど、これがうるさくて上品さにかける。できればCFシリーズが良かったけど、これを買うなら結局1000万円超えるので、それならスタインウェイ買えるし、そっちのほうが良い。
ベヒシュタイン、かなり良い。コンサートシリーズは他の輸入ピアノと同じ金額帯だけど、アカデミーシリーズは500万円程度からラインナップされていて、ヤマハのSXシリーズ買うくらいならベヒシュタイン買おうという気になる。ただできれば、やはりコンサートシリーズのほうが全然良い音がする。
次に中古ピアノを見るためにいくつか店を回った。新品は、ヤマハの大きめの楽器店に行けばヤマハの楽器は全部触れるけど、中古は各店舗によって楽器があったりなかったりするので、いろいろ回る必要がある。そしていくつかスタインウェイを置いている楽器店を見つけ、最終的にA-188かB-211かというところまで絞った。ここで知り合いのピアノ技師に一緒に来てもらい、各楽器を吟味してもらう。「〇〇と〇〇は交換したほうがいい。〇〇は調整できる」みたいな話をしてもらいながら、最終的にはB-211を選ぶことになった。楽器本体とその後の修理費を含めてだいたい1000万弱というところ。
最後に金額感。ヤマハやカワイのアカデミー向けのピアノだと、サイズによるがだいたい200万~500万くらいで新品が買える。スタインウェイ、ベヒシュタイン、ベーゼンドルファーのコンサートグレードだと大体1200万~2200万くらいする。この間の、500万~1000万くらいの価格帯の製品はあまりなくて、ベヒシュタインのアカデミーシリーズや、ヤマハのSXシリーズ、カワイのSKシリーズしかない。
中古だとこの価格帯でベーゼンドルファーやスタインウェイが買えるので、そっちのほうが良い場合もある。
ちなみに重さは350kg。これを運び入れるだけでも10万円以上かかった。
ホルンの元増田さんが追記で「ディスったつもりはない」と仰っておりますので、この議論に関してはこれ以上反論も補足もいたしません。
ただ一点、元増田さんには「あのような書き方をすれば尺八(またはマイナーな民族楽器全般)がディスられたと感じる読み手が私を含め一定数居る」ということだけはご認識いただきたいです。
それより私が驚いたのは、はてなの中でどのようなきっかけであれ尺八という楽器にここまで注目していただいたということです。
特に「面白い」「勉強になった」「尺八吹いてみたくなった」等のコメントは予想外で本当に涙が出るほど嬉しく、励みになりました。
これが元増田さんへのツッコミという形ではなく単発のエントリだったとしたら、たとえ同じ内容でもここまで反響を頂けなかったと思うのです。
こんなチャンスはもう二度と来ないと思うので、今回の件をきっかけに尺八に興味を持っていただいた方に向けて、もう少し書かせてください。
尺八がマイナーな楽器であることは十分承知していますが、少しでも楽器としての魅力をお伝えしたく、なるべく専門用語を使わずお伝えさせていただきます。
流派によって多少の違いがありますが、基本的にカタカナで縦書きに表記されます。
基本となる音は5種類で、順に「ロ、ツ、レ、チ、ハ(リ)」となっています。
このカタカナは音程ではなく指使いを表しています。ギターでいうところのTAB譜に近い表記です。ですので同じ音程でも指使いが違えば表記も変わりますし、逆に表記が同じでも尺八の長さが変われば出てくる音の高さも変わります。
音の種類は替え指や特殊奏法を全部カウントするとおよそ30種類です。殆ど全ての音が西洋音楽の12音に対応していますが、中には五線譜では表現できない替え指や特殊奏法もあります。
尺八の音域はおよそ2オクターブ半ですが、ホルンと同じく音域の高い音は正確に当てるのが難しいです。
しかも、高い音の中にたった一つだけ、なんと足(正確には太もも)を使わないと演奏できない音が存在するのです!足を使わなくても音自体は鳴ることは鳴るのですが、ピッチが上ずってしまい使い物にならないのです。
指使いや首振りだけではこのピッチのずれをカバーしきれないので、太ももで尺八最下部の息の出る穴を塞いでしまい、首振りのくだりでご説明した「開口端補正」を利用してピッチを適正な所まで下げているのです!
繰り返しになりますが、基本の尺八は指孔が5個しかありません。これによる最大のデメリットは「細かいパッセージが吹けない」ということです。
基本の音だけで構成されたパッセージなら吹けなくもないですが、半音や特殊音が混じってくると、かなり厳しいです。そう考えると5孔で平然とジャズを吹きこなすZac Zinger氏はマジで化け物です。
このデメリットを克服するために、指孔を増やした尺八が存在します。まとめて「多孔尺八」と呼んでいますが、メジャーなものは6孔と7孔で、多いもので9孔があります。
指孔が増えることで、本来であれば「首振り」や「指孔を少しだけ開ける」などの細かい動作を必要とする音も指孔の開閉だけで出すことが可能になります。
この多孔尺八を「邪道だ」と毛嫌いする奏者もいますが、私はこれにより尺八音楽の表現の幅が広がるのであれば良いのではないかと考えます。
プロの定義が曖昧なので何とも言えませんが、メディアに複数回登場したり、CDを出したり、定期的にリサイタルを開催している奏者に限定すれば、国内で100~150人くらいではないでしょうか。
最近活躍している若手プロはその多くが東京藝大の尺八科邦楽科尺八専攻出身です。https://hougaku.geidai.ac.jp/
そんな中、メディアへの登場頻度が図抜けて高い現役プロ尺八奏者が2人存在します。一人は「和楽器の貴公子」こと藤原道山氏、もう一人は「美人すぎる尺八奏者」こと辻本好美氏です。
辻本好美氏の演奏は、実は某テレビ番組で毎週必ず、それも何回も使われています。正解は以下の動画の1:55あたりから。
https://www.youtube.com/watch?v=2NfBpCQ5VYQ
お二人とも人気実力ともに申し分ないですが、私が個人的に一番好きなプロ尺八奏者は小湊昭尚氏です。彼の演奏がきっかけで尺八の世界に興味を持ったと言っても過言ではありません。
小湊さんがYOASOBIの「夜に駆ける」を尺八でカバーした動画は超絶オススメなので是非皆さんにご覧いただきたいです。先ほど紹介した「足を使わないと出せない音」や「首振り」も速いパッセージの中でバンバン使っていて、言葉がありません。
https://www.youtube.com/watch?v=LI0nzOKtTuk
尺八と聞いて多くの方がイメージされる「ブヒョ〜」という荒々しい音ですが、あれは口腔内や唇の形状を変えることで敢えて乱気流を発生させ雑音を含ませていて、専門用語で「ムラ息」と呼んでいます。
やり方は奏者によって様々ですが、基本的には舌の先端を下の歯の付け根あたりに巻き込んで通常より強めの息で吹き込むことで鳴らすことができます。
このムラ息、曲中であまり多用しすぎるとうるさい演奏になってしまいますので、ベースは綺麗な音で演奏し、ここぞという時に使用しています。ちなみに上記紹介の「夜に駆ける」動画の中では3:06あたりで使用されています。
本当はもっともっとお伝えしたいことがあるのですが、長すぎると逆に興ざめになってしまいそうなのでここまでにします。
ここまで読んでくださった皆さん、本当にありがとうございました。
尺八に関する質問があればトラバやブコメにお寄せください!可能な限り追記で回答いたしますので。
2/26 追記
皆様ありがとうござます。これまでに頂いたブコメからいくつか回答いたします。
兎にも角にもまず楽器が無いと始まらないのですが、これには明確な回答がございます。
ズバリ、「プラスチック尺八 悠」の一択です。初心者用の尺八としてはこれ以外の選択肢は無いと言っていいでしょう。価格は約16,000円です(昔はもうちょっと安かったんだけどなぁ…)。
https://www.amazon.co.jp/dp/B00P2FXKRS/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_VR20JYRNZ0YEQJ2QWS28
ヤフオクやメルカリなどで中古の竹製尺八が売られていますが、初心者には高確率で地雷となりますので絶対に手を出さないでください。実家の押入れに眠っていた尺八も避けた方が無難です。
理由として、竹製は太さがまちまちで本人の口に合わない場合があること、手入れがされておらず割れていたり調律されていない場合があること、作者がわからないのでクオリティが玉石混淆なこと、などが挙げられます。
その点「プラスチック尺八 悠」はその名の通りプラスチック製なので太さ、仕上がりが均一で、乾燥などによって割れる心配がなく、プロ尺八奏者による監修もされております。
もし竹製の尺八が欲しくなっても絶対に一人判断して買わず、信頼できる師匠、尺八奏者、製管師と一緒に選んでください。
尺八選びを間違えたために最初の段階でつまづき、「私には無理だ」「やっぱり尺八は難しい」と思い込んでリタイヤする人の何と多いことか。残念でなりません。
楽器以外に必要なのは譜面台、チューナー、露切り(管楽器でいうところのスワブ)、テキストくらいでしょうか。
譜面台は尺八用をお勧めします。蛇腹式で横に広がるので主に縦書きの尺八用楽譜を置くのに適しています。
https://www.amazon.co.jp/dp/B000WMCB94/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_HKHG69Q886CJS94SFZAP
チューナーは一般的なものであれば何でも構いません。スマホのアプリでも大丈夫です。
露切りは購入すれば間違いないですが、自作で手ぬぐいやハンカチに紐とおもりを結びつけた物でも大丈夫です。
練習後に露切りで尺八内部に付着した水分を拭き取って終わりです。簡単ですね。これも尺八の魅力です。
不可能とは言いませんが、できれば信頼できる尺八奏者から直に教わってほしいですね。
オンラインレッスンを開講しているプロ奏者も何人かいらっしゃいます。レッスン料は講師によって千差万別です。
各流派の師範などの肩書を持った方もいらっしゃいますが、師範=プロではないので注意して下さい。実際にその人の演奏を聴いたり体験レッスンを受けたうえで決めた方が良いでしょう。
最近はプロ奏者がYoutubeで解説してくれている動画もありますので参考になるかと思います。
https://www.youtube.com/channel/UCzD1bRWJ6o9ECnHRUVGctMw/videos
初心者用のテキストですが、個人的なオススメは「鳴るほどザ尺八」です。
https://www.amazon.co.jp/dp/4991014433/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_Q2V39NSKQTAXAGBANXCG
著者の菅原久仁義氏は現役のトッププロ奏者で、多くの若手プロ奏者を育成した実績もお持ちです。
もしあなたが大学生であれば、「和楽器サークル」または「尺八サークル」に入会してください。懇切丁寧に教えてくれるはずです。
もし自分の通う大学にそうしたサークルが存在しない場合、近所の大学のサークルに相談するのも手です。
社会人になってから尺八に出会った私としては、同年代が集まって切磋琢磨できる環境と練習時間がある大学生が羨ましくて羨ましくて仕方ありません。
一緒に練習できる仲間って、本当にかけがえのない存在です。小中高の吹奏楽部での経験があるからこそ、尚更そう思います。
ホルンの知名度のくだりでも少し話題になりましたが、国内唯一の和楽器専門誌「邦楽ジャーナル」によれば、現在の尺八人口は国内におよそ2万人とのことです。
他の楽器の人口がわからないので、この数字が多いのか少ないのか、私には判断できません。詳しい方いらっしゃいましたら教えてください。
ご想像の通り、曲の調や音域に合わせて随時最適な尺八を選択しているからです。そのため、曲の中で転調があると動画のような持ち替えが発生します。
尺八は一寸刻みで長さの違うものがあり、一寸長くなると出る音が全体的に半音低くなります。
最も一般的な長さは一尺八寸(D管)で、次いで良く使われるのは一尺六寸(E管)、二尺三寸(A管)となります。
ちなみにこの「一尺八寸」が「尺八」という名の由来になっているといわれています(諸説あり)。
そうです。大甲のツです。
「夜に駆ける」動画では結構な頻度で使われていましたがこれは極めてレアケースで、通常の曲で使われることはほぼ無いのでご安心ください。
尺八が合奏用の「楽器」として使われ始めたのは明治時代以降で、それまでは禅宗の一派である普化宗の虚無僧が修行の一環として使う「法器」でした。
そのため、他の楽器と合奏することが禁じられていたのが原因と思われます。事実、虚無僧が吹いていた曲はそのほぼ全てが独奏曲となっております。
箏と三味線と尺八が合奏する曲がありますが、あの編成が成立したのも明治以降で、それ以前は胡弓という楽器が今の尺八のパートを担っておりました。
さらに、当時の尺八は現代の尺八とは違い管の内部が漆で整えられておらず細かい凹凸があったため、音程や音量が不安定でそもそも合奏に不向きだったことも原因かもしれません。
時期的に、というかエヴァの影響は受けているだろうけど
そういえば、ラーゼフォンは「首都消失」「さよならジュピター」「ブルークリスマス」ネタだったよなあ
調律された世界には東京ジュピターもエヴァの使徒に当たるドーレムも当然ムーリアンも存在しない
東京ジュピターが出現して離れ離れになって、自分の彼女だった遥は主人公の代わりに?双子の弟、樹と交際するも別れてしまう
調律された後の世界では主人公と弟が合体したような人物になっている
物語は完全になかったことになっていて、主人公は大学の研究職で出世、(紫東)遙とは普通に結婚、
出産した娘の名前は主人公と世界を再構築する権利を争ったもう一体の神である(如月)久遠になっている
ラーゼフォンはイケメン無双なところが観ててツライけど、フィクションとしては好き
ただ、裏側を調べててちょっと胡散臭い新興宗教っぽく思えたのは気になるけど
作り手側がどういう思想や宗教観なのかは引っ掛かるけど、フィクションとしては面白いし好きなんだよなあ
メカとかそういう設定も好きだった
東京ジュピターによって離れ離れになり、東京ジュピターの中では時間の流れが遅くなるため、
離れ離れになった同い年の二人は年齢差が開いてしまう
少年は東京ジュピターの中で少年のまま、少女はオバサンになってしまう
それでも互いに恋愛関係になり、最終的には再調律によって問題自体がなくなってしまう
シンエヴァは脇道から現れた巨乳眼鏡と結ばれてしまうという点でリアルといえばリアルなんだろう