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はてなキーワード: 著作物とは

2023-11-10

anond:20231110123714

誰が書いても同じになるってのが事実だとすると、今度は著作物性がないみたいな結論になりかねないんで、それはそれでどうかと思うよな。

2023-11-09

AIの人が翻訳著作物じゃないとか言ってて幻滅してしまった

クリエイター権利を守れとかAI泥棒、無断学習するなとか言ってた人がこれ言うのかよって幻滅してしまった

絵描きから絵だけ守れれば良くて他の権利はどうでもいいってことなんだろうけどさ

それにしたって本音はともかく建前としては他の分野を軽視するようなこと言うなよ……

結局自分も無断学習AIを使って便利な暮らしがしたいんだろうな

そんな意識で反対してて成功するわけ無いだろ

2023-10-29

そもそもなぜ絵師(笑)たちが怒ってるのかのお気持ちがわからない

anond:20230515213800

自分作品不本意に利用されないっていうけどさ、何百万枚も学習されたうちの数十枚がお前の絵だったとして、いま俺が一枚AIイラストを出力したとして、お前の影響ってどの程度よ

そもそもAIイラストってコラージュのようなものではなくて、学習したAIがいちから書いてると認識してたんだけど、千歩譲ってコラージュのような仕組みだったとして、このAIイラストの中にお前の影響ってどのくらいあんの?

ほとんどないだろ。つまりお前の被害なんてない。あっ今i2iとかLOARの話してないから。それらが問題ならi2iとかLOARだけを叩けばいいよね?そうだとしても、もそもそも画風に著作権はないって話とかになるけどここでは置いておく

で、被害なんてないのにぎゃーぎゃー騒ぎまくってる一方で、自分はちゃっかり他人著作物パクって同人誌描いて売って金銭得てるんでしょ?あっ全部の絵師同人やってるわけじゃないとかいうまぜっかえしはどうでもいいから。同人やってるくせにAIイラストにキレてる絵師(笑)実在するから

LOARを叩けばいいって言ったみたいに同人やってる絵師(笑)を叩けばいいとかいう話ではないから。被害ないのにぎゃーぎゃー騒いでるのは同じだから。ていうかそもそも絵師側でコンセンサス得ようって話してるんなら、まず絵師側で他人著作権無視同人文化糾弾しろよw

AIイラスト自分の絵がパクられたわけじゃないのに大騒ぎしてるけど自分たちは同人誌で人の絵をパクりまーすw←醜悪だよね?

ていうか、絵師と言うかオタク側が「お気持ち」を重視するようになるとは思わなかったよね。お前らフェミクレームに対して「お気持ちにすぎない」とかって退けてたんじゃねえのかよ

俺は表自だからフェミクレームに関してお気持ちに過ぎないとして退けたし、絵師(笑)AI絵師叩きも実際に被害もないのにぎゃーぎゃー騒いでるのはお気持ちに過ぎないとしてるので、一貫性はあるんだよね

でも、絵師本人とか絵師の肩を持つオタク共は「お気持ち大事にすべきだ」とか言い出し始めてるよね?じゃあ改めてお前ら宇崎ポスターやらたわわ広告に噛みついてたフェミに対してどう思ってんだよ

そもそもAIイラスト叩き自体表現規制だって気づいてます

AIイラスト叩いてる絵師やその取り巻き共はまずフェミたちに土下座してこいや

2023-10-27

anond:20231027185033

ただのランダム出力だったらそもそも著作物にならない

入念にプロンプトを選んで「創作性があるぞ」となったとして、それが既存著作物と一致してしまったらそれもまた問題

ということが書いてある文章だろ

anond:20230515213800

社会共通ルール著作権法やんけ

著作権法第一条でこういっとるやんけ「思想感情表現したもの著作物」 AI創作がそれをクリアしているかがまず一つ目 

ランダム出力されて思想感情も感じられないものフリー素材

著作権法はこうもいっとる「思想感情が含まれてる著作物をつくるにあたってだれかの著作物を丸ッとパクるのはあかん」 (複製権二次的著作物許可強制

入念なプロンプト選定によって「思想感情表現性」を得るにいたった創作物が、結果的に、有名なだれかの著作とまったくおなじことをしてたら?

そらAIつかって選定したものを「これ俺がつくった」つって出したやつに責任が生じるのはあたりまえなんよ

ピカソの絵っぽいもの、ならピカソ死後70年たってるからええよ

アンパンマンっぽい、あるいはコナン・鬼滅・呪術ポケモンっぽいもの、これは創作者生きてるし大山鳴動するやろなあ

実在人物アイコラ これは著作ちゃうけど実在アイコラとおなじ肖像権侵害あるいは名誉棄損やろなあ

・ドエロマンコ絵暴力絵のだしっぱなし これはピクシブしろXにしろ規約違反で即垢BAN 繰り返せば単なる中華表現やくざ、まあ自分だけでもってる分には素材集めご苦労さん

これらは判例によりほぼ確なんよ 

それが結果を見る目がない・予測できない中学生が初めてPC買ってもらって浮かれて「AI通せばなにを公表しようが無罪」とおもいこむのをとめてやるのが大人の役目

ならやっぱりAI絵師はとめないとあかんやろなぁ

 ===

追記:「っぽい」に引っかかるやつが増加してるようなので追記するけど、

単に「例示作品公式絵っぽい」と読み替えてくれればいいよ。

「弱小絵師Aっぽい」なら公式などないので「弱小絵師A本人の作っぽい」とよみかえることになる。

https://twitter.com/gamerokuda/status/1670940661481357313

ここでいわれている「本質的特徴」ってやつだ

 

まあこないだの階段の絵みてわかるように、AI絵師wは目の数と指の数だけはようやく気を付けられるようになったレベルからどんなに上手っぽくても違和感は残るけど

顔さえかわいけりゃいい中学生は全く気にしないでシコシコ濫用して公表して世の中を混乱させまくるだろうよ

2023-10-25

任天堂ガイドラインの何がすごいのかを解説してみる

最後追記あり

ゲーム大会計画主催される方へ。「ゲーム大会における任天堂著作物の利用に関するガイドライン」を公開。

https://topics.nintendo.co.jp/article/13d6eda4-7e9a-4c01-abb7-2783eea71f36

こちらの記事の話。

実は家庭用ゲーム歴史を塗り替えるようなものすごい出来事だということがあまり理解されていないのでまとめてみる。

ゲーム大会を開催するのは一見して主催者の自由とも思われるのだが、実は様々な法律でがんじがらめに縛られている。

そしてこの法律は、ゲームメーカー権利を守るものでもありながら、ファン主導でコミュニティ活動を行おうとする時に常に大きな障害となり得る問題でもあった。

その打開策を、まさか最も権利関係に厳しいとも考えられる任天堂自らが風穴を開けるような宣言を行うとは思ってもいなかったことが、今回の一番の驚きとも言える。

しかも発表された解決策が、ものすごい高い汎用性で、すぐにでも他のメーカーもほぼ改変無しで便乗できる完成度だというのだから二重で驚きだ。

この問題を語る上で、3つの法律について理解必要になる。

それぞれ、刑法賭博罪著作権法風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律(いわゆる風営法風適法)。

ゲーム制作する側が大会主催する場合には景品表示法が関わってくるけど、今回は無関係。)

風営法がどうして?と思うかもしれないが、それは後に説明したい。

あと、先に断っておくと、某カジノ研究家本人ではありません。

ファンボーイの一人ではありますが、彼とはイデオロギーの原点が異なるので帰結する結論においても同じとはならないでしょうし、それぞれの法律や取り巻く問題に対する解像度についても彼には遠く及びません。

彼の解説を待ちたいと思いつつ、先に筆を起こしてみました。

まずは第一問題である刑法賭博罪

ゲーム勝敗について、たった1円であってベッティング行為を行えば賭博罪にあたる。

仮に任天堂ゲームを使って、客同士が賭博を行ったとしても任天堂が罰を受けるということはまずない。

禁止することもできなければ、責任を負う必要もないことでもある。

しかし、それによって逮捕者が出たとすれば、任天堂イメージは大きく毀損されることとなり、ひいてはゲームのもの健全性を揺るがす事態になりかねない。

ゲーム競技として注目される中、能力を競い合う機会が増えるのは当然のことで、それに対して、勝負を盛り上げるためとして競う側、見る側において賭け事が発生する可能性は容易に想像できる範囲にある。

任天堂は、自らの著作物を扱う限り、そうした行為絶対に許さないということを未然に釘を差した形といえる。

賭博罪は、グレーゾーンについて一切語らないとした場合、例え1円であっても勝敗について金銭・それにあたる有価証券でベッティングを行い、結果に応じてそれらのやり取りを行った時点で成立する。

例外として、”一時の娯楽に供するもの”を賭けた場合には、直ちに賭博には当たらないとされている。(ゴチバトルはこれに該当)

厳格運用することで勝利者に賞金が分配される仕組みが作れない訳では無いが、賭博罪スキームに対して判断されるのではなく、参加者目的によって判断される場合があるので、大丈夫から実質的賭博が行われてしまえば、先日のポーカーのように逮捕者が出てしまうこともある。

任天堂においては、そうしたベッティング行為ゲーム競技シーンを盛り上げるためには不要という判断のもとに、一切の例外を認めない形をとったものと思われる。これについては増田も大いに同意する内容だ。

著作権法について

ゲームはどこまでいこうとも企業著作物である制限を超えない

面倒くさいのでesportsという言葉を使ってしまうが、いわゆる一般的スポーツとesportsの一番の違いは、ゲーム企業著作物であるという点にある。

まりゲームを使った営利活動は全て著作権者の許諾が必要であり、現状、コミュニティ活動を行うためには厳格に運用しようとすればするほど、主催者側がほとんどの費用負担するでしか実施できなかったというのが現実だった。

過去にはゲーム機を無料プレイできるゲームバーカフェなどの業態話題になったりしたが、例えゲーム無料であっても著作物集客目的に利用しているという観点から全て著作権法に引っかかり、結果壊滅状態となった。

そしてその壊滅の引き金を引いたのは、他でもない任天堂だとされている。

その任天堂から今回のような発表があったのだから、これがどれほど驚きのニュースかは理解していただけるものと思う。

賭博罪抵触しないように配慮しつつ、なおかつ2,000円以下(観客は1,500円)という金額制限を設けることで、大半の場合ガイドライン違反せずにコミュニティ運営が実現できるようになる。

さらに言えば、スポンサー禁止をすることなどによって、コミュニティ運営以外の第三者営利活動に利用にされないようにも配慮されている点は、全く持って抜かりがない。

今までコミュニティ運用しようにも、著作物の商用利用の壁にぶつかり泣く泣く諦めていた主催者や、自らの負担において実施していた主催者(自分もその一人)は、ほっと胸をなでおろすだけでなく、今後の展開について胸を躍らせていることだろう。

かといってそれ以上の規模や個人以外による開催を禁止するかと言えばそうではなく、任天堂は今回、同時にそうした大会申請窓口も用意した。

これについても驚きで、他のゲーム企業において、esportsを盛り上げたいとは口々にしながらも、そうした窓口を設けている企業はほぼない。

そうした裏には、esportsが盛り上がることで自社のゲームが盛り上がり、それらの収益はその企業、もしくは仲の良い身内だけで独占したいという思いが透けているようにも思える。

Jesuという迷走を繰り返す中立的団体があるにはあるのだが、本来、そうした窓口を作るのは彼らの役目だったのではないか増田は考えている。

ファン企業との間に立ち、どちらの権利や利害をも侵害しないようにガイドラインを正しく定めることができるのは、彼ら以外にいないと今でも期待している。

そうした動きに業を煮やしたかどうかはわからないが、ほぼ模範解答と言える形のもの任天堂が出してきたことの意味は大きい。

なぜなら、他のメーカーが中身を少しローカライズするだけでそのまま使えるほどに汎用性の高い内容だからだ。

ある意味では任天堂がやったのだから追随せざるを得ない内容とも取れるので、他企業の今後の動向には大注目である

ただし、あくまハードウェアメーカーも兼ねている任天堂からこその内容だとも取れるため、他社が同様の発表を行うためには、別途ハードウェアの利用許諾についても解決する必要があるものと思われる。

これについては多くを語れるほどの知見を増田は持ち合わせていないため今後の他メーカーの発表を待つ形になるが、大いに期待している内容でもある。

風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律(いわゆる風営法風適法)について

電子ゲーム機を用いて営利目的集客を行うには風営法許可必要だよ

これについては、あくまコミュニティ運営を行うために弊害になっている部分であって、今回の任天堂の発表とは直接的には関係のない話でもあるが、避けて通れない問題であるということも知ってほしいために敢えて書いている。

勘違いしている人が多いので先に言っておくのだが、アーケードゲーム機を用いた営業風営法許可必要なのではなく、家庭用だろうとなんだろうとゲーム機を用いた営業を行うには風営法許可必要というのが、この法律趣旨だ。

過去問題になったものを例に上げるのであればダーツマシンなんかがそう。(詳しくは知らないが、現在改正があって条件を満たせば風営法許可必要ないはず。)

どうしてそうなるかというと、風営法というのは、いわゆる性風俗規制する法律と、賭博にならないように規制する法律に分けられるため。

前者は言わずもがなであはあるが、意外なものとしてはダンスがここに含まれる。

その理由は、みだりに不特定多数の男女の身体が触れ合うから。まじかよ。

後者については、ゲームセンター以外にもパチンコスマートボール麻雀が含まれる。

これらについては、容易に勝敗が決定するものであり、その結果をもとに賭博行為が容易に行えてしまうために、そうならないようにするために規制がされていると考えてもらえば理解できると思う。

なので、アーケードゲーム機に限らず、ゲーム機そのものを用いた営業自体風営法規制対象となる。

(ここでパチンコの話は論旨とずれるためにやめていただきたい。一つ言えることは、風営法のもとに規制が守られている限りは合法。)

アーケードゲーム機にはそれ以外にも著作権に対する解決もされていて、許諾に商用利用が含まれているという点も挙げられる。

家庭用ゲーム機はあくま個人での利用に限り許諾されているので、ゲームバーカフェでの利用が許されなかったのはこの部分。

気づきかもしれないが、今回の任天堂の発表については、施設運営に対する解決がされていない。

おそらくの理由は、これらについては施設運営側の責任下にある問題であり、コミュニティ主催者側が気にする必要のない問題であるからだと思われる。

基本的には、例えカフェ業態のつもりであっても、ゲーム機を常設するような業態を取ろうとすれば風営法許可を取らなければ違反検挙される可能性が高い。

どのラインまで許されるかなどの話は、増田法令に対する理解度で行うには危うく、また、今回の趣旨とも異なるためこれ以上は行わない。

施設運営コミュニティ運営を同時に行うような場合には影響がある問題であるが、それはそもそも任天堂がうかがい知る問題ではないという理由から一切触れずにいるものと予想される。

しかしながら。

大事ことなのでもう一回。

しかしながら、金額制限があるとは言え、大会運営費に充てる目的のみに利用する条件を守れば、参加費の徴収が行えることの意味は大きい。

なぜなら、風営法抵触しない業態を維持することができれば、例えばゲーム大会に特化した設備を有した施設運営が、一部について許された形になったとも言えるからだ。

esportsの発展には、ファン主催によるコミュニティの発展が欠かせないのと同時に、主催者に一方的負担がかからないような活動拠点の存在も不可欠である

コロナ禍においてその役割オンラインに取って代わった部分も大いにあるが、やはりファン同士が直接交流できる場所存在価値は高い。

それがわかっていていても、いつ、メーカーからストップがかかるかわからない状態であれば、出資しようにもできなかったのがesportsを取り巻く現状でもあった。

いや、実際にesportsカフェとかあるよね?と思う人もいるかも知れないが、増田の目から見るとあれら全てがグレーゾーンの上に成り立っていて、正しく運営できているところはほぼ皆無だと思っている。

言い換えれば、今現在運営できているところの大半(全てとは言わない)はコンプライアンス無視した状態であり、そんな状態では大手資本流入が期待できないどころか、健全業界発展が行われるわけないよねというのが増田視点であり、esports業界が抱える最大のジレンマだと考えていた。

そこに任天堂が、まさか任天堂が風穴を開けたのだ。

これが大ニュースじゃなければ何が大ニュースなのか。

風営法に付随する問題は実はこれだけではなく、接待や深夜営業特定遊興飲食店営業など関わってくるものが多い。

それについても、「主催者は、コミュニティ大会での賭博酒類・薬物の使用を看過してはなりません。」という一言でやんわりと釘を差しているところ増田は見逃さなかった。

この一文で、酒類提供を行う業態、もしくは大会開催中の酒類提供のもの禁止している。

まりゲームカフェならいいけどゲームバーはだめという意味であり、そうなれば、風営法に関わる問題ほとんどは回避できる。

恐るべし任天堂法務部。

厳しく定めるべきところは定めて、直接的問題に発展しない部分はやんわりと網をかけてあるガイドライン教科書のようなガイドラインで、何度読んでも、おそらく今後もさらに隠された気づきがあるであろう内容になっている。

一気に書き上げてしまったので抜けや間違いがあったらもうしわけない。

ファンボーイ目線からカジノ研究家から解説を待ちつつも、あくま視点の一つとして、esports振興にそれなりの熱意とコストを投じてきた増田から視点として受け止めてもらえるとありがたい。

なお、今回のガイドラインあくまコミュニティ主催大会についてのガイドラインで、通常のコミュニティ活動に対して言及されているものではない。

せっかく打ち出されたガイドラインエクストリーム解釈して権利者に迷惑を掛けてしまえば本末転倒であり、ファン側においても徹底遵守が求められるという点は忘れてはならない。

そういった意味で、増田任天堂のことを完全に誤解していた。

ファン大事にするといいながら、結局は誰よりも自社の権利第一に考えている企業だと思っていた。

この発表を受けて、任天堂ファンを一番に大事にする企業だということが証明された。

今まで誤解していたことを全て謝りたい気持ちと、今回の発表に対する感謝気持ちでいっぱいだ。

繰り返しになるが、このガイドライン任天堂から発表された意味は家庭用ゲーム機の商用利用という点においてものすごく大きい。

企業追随に対する期待と、さらなるファンコミュニティ活動自由度につながる議論の加速に期待したい。


追記

色々と指摘されて気づいたことがあるので追記

増田立ち位置をもう少し明確にするとesportsなんてどうでも良くて、ファンコミュニティが楽しくわいわいゲームができる未来を望んでいる。

プロシーンなんてどうでもよいのだけど、彼らが引っ張る形でコミュニティ活動が活発化してくれるならいいなという立場

なので、任天堂がesportsを切り離してくれたことはとてもうれしい。

「それに乗じてプロ活動とかしようとするなよ。」という点に釘を差している点についてはめちゃくちゃ好意的に捉えていて、「esports活動から」って好き勝手やってる連中に対してのほうがめちゃくちゃに腹が立っている。

それに冷水ぶっかけてくれたことは素直に嬉しかった。

任天堂崇拝者と取られてしまったなら誤解だけど、今回の件は崇拝者になってもいいと思えるくらいの内容だったので、崇拝者構文になってしまったのは否定しない。

ゲームカフェ運営についてはある種エクストリーム解釈なので、冷静になってみて書かないほうがよかったかなと思っている。

ただ、本当に理解してほしいのだけど、版権元に迷惑をかけないように法令を遵守しようとすればする著作物の商用利用という壁にぶつかり、結果としてその負担主催個人にのしかかっていたのが現実だった。

それはコミュニティ活動にとって先細りの未来しかないということ。

それが、ガイドラインが定められたことによって、道が開けたことが一番うれしかった。

<一部自分起業についてはやっぱり誤解を招きそうなので削除。>

他のゲームでこんなガイドラインたことないというのは、自分の知見の狭さを露呈しただけの話でした。

ちなみに自分ファンコミュニティで扱っているゲーム任天堂のものではないので、現時点で自分にできることは他のメーカー追随するか、第三者的な団体が取りまとめてくれるのを待つだけ。

俺もesportsにいっちょ噛みさせろというつもりは一切ない。

2023-10-19

暇vsCについては各々の勝ち負け自体よりも過程のものがこの先使い物になる

一応この問題の開始地点は訴状で言われる「あれを炎上させた逆恨み」というのではなく、暇の「ただの絵にそんだけ言うならおめーら後ろめたい部分とかなんにもないやろうな?」ってCがつつかれるところからってのが全体を俯瞰するときに頭入れとかなきゃいけない

自分の整理としては

自分は各種支援活動支援対象である女性たちについて、多数のオタクたちが遭遇することすら困難だと思うのだが、なぜかイラスト槍玉にあげられる事例が監査請求以前まで頻発していたと認識している

友達ではないオタクは当然仲間ではないとして、大体のショップ職場と家しか行き来しなかったりKomifloDLsiteFANZAを周回してるだけの人らが、その趣味だけを根拠として「嫌がられる」ならまあいいが「排斥されるべき」と赤の他人に行動を起こされるのは変なわけだ

フィクションエロを描いている人に対しての締め付けの強さもおかしいが、これについては現代になって各種研究が揃いつつあるので、この問題関係なく法整備体制憲法人権と照らし合わせつつ時間をかけて見直すべきだと考える

自分としてはもうまとまっている

2023-10-15

生成AIにおける学習データの貢献への評価傲慢ナンセンス

人が創作するものだって、誰かの著作物に影響を受けて作られていることが多い。それについては貢献や評価をしていないのはおかしい。

AIの生成手法は人が脳を使って生成することのシミュレーションであり、つまりAIだろうが人だろうが違いはないはずだ。

生成AI学習データに貢献を示すよう求めるなら、人が生成するものについても同じように貢献を求めるべきだ。しかし、人の生成物には貢献を求める声は聞かれない。AIだけ槍玉に挙げるのは、人が脳を使わずに苦労せずに創作したものは許されないという感情論しかないのではないか

2023-10-06

anond:20231006153350

これを本件についてみると、前記前提事実証拠(甲3)及び弁論の全趣旨によれば、本件写真は、発信者情報開示仮処分命令申立事件に関する申立書及びこ20 れに関する書面をiPhone撮影したものであるところ、その内容は、「管轄上申書」と題する書面等を重ねた上、若干斜めに「発信者情報開示仮処分命令申立書」と題する書面を重ね、ほぼ真上からこれを撮影したものであり、本件写真の左右には余白があるものの、上記各書面は本件写真の大部分を占めており、そのほとんどの部分が写真の枠内に収まっていることが認められる。25 上記認定事実によれば、本件写真の構図は、書面等をその大体の部分が写真の枠内に収まるようにほぼ真上から撮影するというごくありふれたものであり、量、シャッタースピードズーム倍率等についても、原告において格別の工夫がされたものと認めることはできない。そうすると、本件写真は、ありふれた表現にとどまるものであるから原告思想又は感情創作的表現したものとはいえず、本件写真著作物に該当する5 ものと認めることはできない。したがって、本件投稿によって原告著作権侵害されたことが明らかであるとはいえない。これに対し、原告は、申立書類一式を撮影することによって、原告に対し誹謗中傷をする者に対し容赦せず、法的措置も辞さないとする意思など、原告思想10感情創作的表現したものであるなどと主張する。しかしながら、原告主張に係る思想感情を十分に考慮しても、上記において説示した本件写真表現内容等を踏まえると、上記判断を左右するに至らず、原告が弁論終結後に提出した原告準備書面1の内容を踏まえても、本件写真表現内容等に照らし、上記判断は動かない。15 したがって、原告の主張は、採用することができない。

anond:20231006153210

本件写真発信者情報開示仮処分命令申立書をiPhone撮影しただけの

ありふれたものであり、著作物には当たらない。また、発信者による本件投

稿は、公正な慣行にも合致し、原告による投稿批評するという目的のため

さらに、本件投稿については、前記目的等に照らせば、著作

権者が創作であることを主張する利益を害するおそれはなく、公正な慣行

にも合致しているから、著作権法19条3項により著作者名の表示を省略す

ることができる。

名誉侵害の主張については争う。

2023-10-05

二度名前を消されかけた馬鹿な私の話

これは仕事で疲れ切っていた若くて馬鹿な私が、云年越しの真実に打ちのめされる話かもしれない。

どこか嘘かもしれないし全部本当かもしれない。ただただやりきれない気持ちだけで書く。

この日記を一行でまとめると下記の通りだ。

業務時間外に書いた云十万字の小説権利が、一切自身になかったことを知った話、である

* * *

学校卒業後に就職したのは小さなさな編集プロダクションだった。執筆編集者がやるタイプ編プロだった。

ニッチな界隈の本を細々と出していた会社で、今はもう存在しない。

好みの分野を扱うことが多かったので仕事自体は楽しく、担当していた界隈がにわかに盛り上がったときは激務に次ぐ激務だったがかなりのやりがいを感じていた。

編集者のいいところは、自分の関わった商品本屋という身近な場所に陳列されて、しかも奥付に自分名前が載ることだと思う。

「私はこれを作ったんだ」という実感は激務を忘れさせるほどの麻薬だった。

会社はいろんなタイプオタクがいて、コミケサークル参加するような同人作家も在籍していた。

スタッフ創作であることは仕事に生かされ、それが会社の強みにもなっていた。

私もそんな創作者のひとりだった。小学生のころから二次創作小説を書いていたような、生粋創作する側のオタクだ。もちろんコミケサークル参加したことがある。会社でも小説を書くことは隠していなかった。

前述したとおりいろんなオタクが集まっているのはこの会社の強みであり、取引から面白がられていたので、何かとそれは話題にあがった。「あなたは何のオタクなの?」という感じの雑談から、私が小説を書くオタクであることは取引先にも知られていた。

ある日、上司に呼ばれて席まで行くと、「小説を書いてみないか」と言われた。

とある人の半生が面白いので、脚色を加えて小説にする企画があるのだが、書き手ライター)が見つからない。

そういえば御社小説を書く人がいたよね? ――と、取引からお声がかかったらしい。

素人の思い出話を物語として成立させるには、筆力のほかに構成力も必要になってくる。

小説が書けて、編集者視点も持っている人にお願いしたい、というのが私が選ばれた大まかな理由だ。

人生何が起きるかわかんねぇな」と思いつつ、正直先方の正気を疑ったが、特に断る理由もないので「自分でよければ」と答えた。

そして、企画が動き出した。

当時私は中堅の社員で、後輩の教育も任されており、わりと大きな継続企画も抱えていたので、まあそこそこ忙しかった。

そこそこ忙しくはあったが、後輩に任せられることは任せ、溜まりに溜まっていた有休を無理くり使い、執筆作業に当てた。

徹夜もよくしたし、午前中にネカフェ執筆して午後から出社、終電後まで働くみたいなことも多かった。

執筆はすべて業務時間外にしていた。これは単に会社にいると仕事が降って来るので落ち着いて書けないし、原稿料をもらうからには切り分けねばと思ったからだ。

会社を空けることが多くなり、雑用確認作業が頼みにくいと上司からはよく嫌味を言われた。

通常の仕事に加え、睡眠時間を削りながらの執筆、「自分で書くのだから」と資料作成・装画周りにも関わり、とんでもなく忙しくはあったがやりがいも楽しさも感じていた。

初稿が上がり、大勢の人の目が入り、製作も大詰めというときだった。

上司が、軽い調子でこう言ったのだ。「著名は原案者だけにするかも」と。

反射で「私の名前が載らないってことですか?」と尋ねると、「そういう案も出ている」と言われた。

忙しくて頭の回っていなかった私は、ただただ「そんな話が出ているのか」とショックで、会話はそれで終わりになったと記憶している。

デスクに座ったまま、ぽろっと言われたくらいのノリだったように思う)

その日の夜になってようやくだった、「いや、私の名前が載らないのはおかしくないか?」と怒りが湧いてきたのは。

前述したとおりこの本は、とある人物の半生を脚色して小説化するというものだ。

当然、この「脚色」は私の創作である些細な話題を膨らませてドラマチックにしたり、つなぎになるエピソード創作して物語を盛り上げた。

たとえば登場人物の紹介をするのに、設定にある特徴から勝手エピソードを作ったりした。

こうした追加エピソードについては、原案からも「まるで本人を知っているかのような描写で驚いた」とお褒めの言葉をいただいている。設定から妄想を広げるのは二次創作同人屋の得意分野だ。

そう、この小説は相当私の「創作」が含まれているのだ。それなのに何故、ゴーストライターにされてしまうのか。

怒りのまま、とはいえギリギリビジネス文章に落とし込んだ形で、私は上司出版社担当者にメールを書いた。

個人アドレスから送ってやろうかと思ったがそれはやめた。不審メールとしてはじかれたら元も子もないかである

要は「私の名を出さないのなら、創作部分をすべてカットする」という内容だ。原案者が著者なら創作部分は生まれなかったはずだから、という理論だ。

私のガチギレぶりにめんどくささを感じたのだろう。私のペンネーム原案者と併記されることになった。

ガチギレメールについて上司から小言をくらったが知ったことではない。私のやることなすこと気に食わない上司文句などすでに聞き飽きていた。

今思えば原案/著で記載されるべきだったのだろうが、この後の出来事を考えるとこの時からすでに事は動いていたのかもしれない。

その後無事本は出版されたが、ろくな広報はされなかった。

発売後、今度は社長に呼び出された。社長と総務の前へ、何事だろうと寝不足の頭で棒立ちになっていた。

印税についての話である

個人出版社契約でなく、会社出版社契約を結び、入金された印税の中から褒賞として私に支払う形にする、という通達だった。

当時二十代半ばの私は、この言葉意味をよく理解しないまま、印税がもらえるならいいかと了承してしまった。

ここがすべての間違いであったのだが、そんなことは当時の私が知る由もない。

その後、若い私にとってはそこそこの額の執筆料をもらったが、当然のことながら重版などかからなかった。

なんやかんやあってその数年後、いろいろ限界を感じた私は逃げるように辞職した。このままでは飼い殺される、という危機感が一番強かった。

同じ家に暮らす家族から最近顔を見ていないけど元気?」とメールが来るような日々だったのだ。

それなりに「できる社員」として取引先にも認められていたので、おかげで再就職比較スムーズに進んだ。

* * *

それから結構時間が過ぎたころ、なんと前述の本のメディアミックスが決まった。

私がそれを知ったのはネットニュースでだった。

起き抜けのTwitterTL巡回中、見覚えのあるタイトルが目に入って一気に目が覚めた。それは結構な規模のメディアミックスで、有名な人も参加するプロジェクトだった。

何事かと思って公式サイトに飛んで、さらに驚いた。

スタッフクレジットの「原作」欄には、原案者の名前しか書かれていなかったのだ。

とはいえ、今も同人活動をしている身としてはあまり名が売れてほしくない思いもあり(商業活動をしているわけでもない)、それについてはそこまで怒りも湧かなかった。

何よりかにより私が衝撃を受けたのは、原作欄に掲載された書影から私の名が消されていたことだった。

ぱっと見た瞬間、変だと思った。画像の一部に雑な加工の跡があったからだ。何故加工されているのか、よく見たら名前が消えている。そういう順番での認識だった。

なんだかんだ長く出版界隈に居座っているので、画像加工については見慣れている。本職デザイナーの手にかかれば、あたかも初めから存在していなかったような「画」を作れることも嫌というほど知っていた。

その書影の加工は、どこから見ても素人仕事で、スタンプツール連打したんだろうなって感じのものだった。私でももっとましに作れる。

加工者が誰であれ、私の名は意図的にその画像から消されたという事実に変わりはなかった。

少し前に好奇心から知財の本を読んでいた私の頭には、人格権翻訳権、氏名表示権などなどいろいろな言葉が浮かんでいた。名を消されたことに関する影響も危惧していた。

それと同時に、ずぅっと謎だったけれど、見ないふりをしていた疑問も浮かんでいた。

私の印税ってどうなっているんだろう。

前述したとおりこの本はほとんど広告が行われていなかったため、重版など夢のまた夢だと思っていた。だから、それまで考えないようにしていた。

メディアミックスされるとなると話は別だ。

この時私は打算的にものを考えていて、名前を消した理由を尋ねるところから入り、この本に関する私の権利について確認を取ろうと思っていた。

正しくない書影掲載したという非が向こうにはあるので、多少強気でかかって話を引き出せると思ったのだ。

微々たる額でも印税がもらえたら御の字だなと考えていたのだ。なんたって印税契約をしていた会社はすでに倒産していた。

小狡い私はこの問い合わせを、出版社ライツ部に送った。

担当部署に直で聞くのが手っ取り早いが、権利に関する問題であるし、内々で片付けられても困る。よそを巻き込んで大事にしてやろうと思ったのだ。

結果、私は惨敗することになる。

なんと、当時の担当者がライツ部に異動になっていたのだ。こんな偶然があるのだろうか。

午前の早い時間に送ったメールは、午後には返事が来ていた。

お久しぶりです!」の文字にくらくらした。

この本が出たのはもうずいぶん昔の出来事で、だから、当時を知る人がもう社内におらず、だから、私と連絡が取れず、だから書影から名を消していたのだろうと、そう思っていた。

問い合わせのメールには、連絡が取れないか名前を消したのだろうか、だとしてもこんな雑な方法で消すのはどうなのか。何故名前を消したのか理由を知りたい。権利にかかわる問題はらんでいる恐れがあるためライツ部に連絡をした。製作時も記名に関してひと悶着あったというのに残念だ。そんなようなことを書いた。

当時を知る人がいない前提の文面だ。

だというのにどうだ。その担当者は私が転職したあとも仕事のやり取りがあり、だから、私の連絡先は知っていた。なんなら携帯番号も知っている。

連絡しようと思えばいつでもできたはずだった。

返信には、非常に軽い調子でこう書かれていた。

「先方に間違った画像を送ってしまった(入稿のものだったのかも?)。今正しいものを送ったので即時修正されるはずだ。今後の重版に関しても名前が消されていることはないので安心してほしい」

あのずさんな加工画像を、製作過程画像だと言い切った。

製作に関わっていた私が、そんな画像存在しないことくらい知っているだろうに、そう、本当に軽い調子で書いていた。

誤魔化すつもりなのだ公式サイトに私の名を記載しないが故、書影との差異を出さないように雑に消したのだろう。バレないとでも思っていたのだろう。これだけ対応が早いということは、この人が本件に関する責任者なのだろう。

まり、あの時私の名を本から消そうとしていた担当者が、私の名を表紙から消したのだ。

大事にしたかったのにならなかった。この時点でもう打つ手はないなと感じつつ、「当時を知る人がいるとは心強い!」とよいしょしながら、本書の権利について尋ねた。

念のため最初からメール署名から電話番号を消していた。電話では余計なことを口走ってしま可能性があるし、丸めまれる恐れがあるからだ。諸々のことを文章として残しておきたかったのもある。

この時点ですでに、職務著作という言葉が頭をよぎっていた。簡単に言うと、業務制作した著作物の著作権は会社帰属するというものだ。

わざわざ業務時間外に小説を書いていたが、契約会社に委ねてしまった時点で私は著作権を放棄したことになっているのだろうなとほぼ確信していた。

とはいえ契約である会社はすでに倒産しているわけだし、そこはどうなっているのだろう。この際だからという気持ちでいろいろ疑問をぶつけてみた。

会社在籍中は印税の一部は会社から支払われることになっていると聞いたが、という話も伝えていた。

(誤魔化そうとしているのは明白だったので、雑な加工については「画像の送付間違い」ということで流した。一応修正前の魚拓は保存している)

結果、分かったことは以下のとおり。

著作権は原案者のみが所持、会社とは業務委託の契約しか結んでいない。

印税契約は元社長が持っている別会社が引き継いでいる。

はあ、つまりだ。

職務著作どころでなく、はじめっから私の権利は知らんところで放棄されていたのである

ずいぶん話が戻るが原案/著表記にしなかったのは、こうすると私が著作者として確立してしまうからだったのでは?みたいな気持ちもある。

こんなめんどくさい人間を絡めるといろいろやりにくいと思われたのだろう。事実暴れてしまった前例もある。

そしてこの本がいくら売れようと、印税が入るのは案件ノータッチの元社長の懐だ。

結局、知識のある人間が得をするのだ。悪いのは無知な私だ。目の前の仕事で目を回していて、いったん持ち帰るということができなかった、仕事に疲れ切っていた若くて馬鹿な私なのだ

いろいろ教えてくれたことに感謝はしつつ、とはいえ雑に私の名を消した恨みは募っていたので、最後っ屁のつもりでやり取りの最後はこう締めた。

本来書影に書かれている名が意図的に消されていると、『この消された人物は何者なのか』と無為な詮索にさらされる危険性がある。それが一番の懸念だった。もう二度とこのようなことが起こらないよう留意してほしい」

シンプル名前が消された怒りもあるが、この危惧もあった。メディアミックスに際して名を消された著者。もし、私がこのペンネーム商業活動をしていたとしたらどう思われるだろうか。

消されるだけのことをしでかしたのではないかと思われる危険性は高い。これは信用問題になってくる。

それに、今のネットの「面白そうなおもちゃ」に対する残虐性は認識しているつもりだ。自分が掘り出した“真実”を喧伝し、当事者炎上させる。何かあったら嫌だ、と身構えるのは致し方ないと思われたい。

とはいえ、これを読んでいるような人なら理解してくれるだろうが、出版社のこの手の人間には理解されないだろう。

それでも、もう二度とこんな雑に人の存在を消さないでほしい、という訴えは届いてほしかった。

* * *

若人よ、契約書を作れ。契約書を読め。

この件に関して、私は別に詐欺にあったわけでも、法を犯されたわけでもない。ただただ無知で、己の権利に鈍感だっただけだ。

手痛い授業料だと思っている。このエントリーは半ば逆恨みだし、書いてすっきりして忘れたかったのかもしれない。炎上させたいわけではない。

自分無知で痛い目にあった私ができるのは、二度と同じ過ちを犯さぬよう、そして後進たちが同じ轍を踏まぬよう努めることだけだ。

提案は一度持ち帰って調べろ、即決するな。とくに寝不足とき危険だ。

教訓として、とりあえずこの一連についてはいたるところで語っていきたい。

なんせ、私と出版社は(ついでに元社長も)、なんの契約も交わしていないのだから

ほんの少しだけよかった話をする。なんと印税をもらえたのだ。

印税契約譲渡した元社長の現会社から連絡があり、お小遣い程度の収入を得た。夢にまで見た不労所得である

連絡をくれたのが元総務の人だったので(元の会社上層部がそのまま現会社に移っていた)少し話をしたのだが、出版社担当者の話題は一切出てこなかった。私とその人がやり取りしたことは知らないようだった。出版社から入金があったので粛々と対応した、という感じだった。

献本は送られてこなかったので自分で買った。初版と第二版の年月日を見比べると渇いた笑いが漏れた。ずいぶん長い時間がかかったものだ。

メディアミックスについてはとくに興味も湧かず、とはいえ周囲から話題を聞くこともないので、爆死も盛況もしていないのだろう。

もう一回ぐらい重版からいかな、と思っているが難しそうだ。

2023-09-23

無断引用重言だ」とかいデマについて

引用」という言葉には、たとえこれを著作権法32条意味に限ったとしても、「著作権者に無断で」という意味内包しない。

無断引用という言葉おかしい」というデマは、もともとは(無断リンク禁止の如く)適法無断引用に対して「無断引用だ!」と言いがかりをつけてくる輩に対する「引用は無断でやっても良い」という反論が、「引用は無断で行うものから無断引用という言葉おかしい」に転化したのではなかろうか。

 

職場に行かないとちゃんとしたコンメがないので、さしあたり手元のおぐおぐコンメから引用するけれども、

1.3.1 引用定義

引用定義規定は、現著作権法には置かれていない。

引用」をあえて定義するならば,自己著作活動への利用目的引用目的)で,自己著作物の中に,他人著作物を複製または無形に再生して,利用または自己著作物等を創作,または自己著作物等の中に複製以外の方法で利用する行為である

小倉金井著作権法コンメンタール[改訂版]Ⅱ」94頁)

とあるとおり、そこに「許諾が無いこと」は要件とされていない。許諾がある場合引用ではなくなるということもない。

 

そもそも著作権法32条ベルヌ条約10条の引き写しだ。ベルヌ条約に加盟するためにそのようにしている(条約国内法化)。

Article 10

(1) It shall be permissible to make quotations from a work which has already been lawfully made available to the public, provided that their making is compatible with fair practice, and their extent does not exceed that justified by the purpose, including quotations from newspaper articles and periodicals in the form of press summaries.

日本語訳

第十条 〔引用

(1) 既に適法公衆提供された著作から引用新聞雑誌の要約の形で行う新聞紙及び定期刊行物記事から引用を含む。)は、その引用が公正な慣行合致し、かつ、その目的上正当な範囲内で行われることを条件として、適法とされる。

著作権法

引用

第三十二条 ① 公表された著作物は、引用して利用することができる。この場合において、その引用は、公正な慣行合致するものであり、かつ、報道批評研究その他の引用目的上正当な範囲内で行なわれるものでなければならない。

したがって著作権法の条文における「引用」はベルヌ条約における「make quotations」という程度の意味しかない。

そしてベルヌ条約は、make quotations が(許諾なしに)適法化される条件を示しているに過ぎず、この条件を満たさなmake quotationsが許諾によって適法化されることを排除していない。

世界中多くの著作権者が、copyrightのあるworksをquoteするためのpermissionのガイドラインを示しているのはそのためだ。

 

「許諾があるならそれは引用ではなく複製だ」みたいな意味不明な主張も見られた。

上記おぐおぐコンメの引用部分にもあるとおり、「引用」には「複製以外の方法」も含まれている。裁判例上も、たとえば複製ではない要約引用も認められている(「血液型性格事件など)。

 

ついでに、法律家が「引用」といった場合、もしかすると原著作物を書き写さな用法のほうが多いかもしれない。「本件控訴の趣意は,弁護人**作成控訴趣意書記載のとおりであるから,これを引用する。」とか「**は、次のとおり付加・訂正するほか、原判決の**の「**」に摘示のとおりであるから,これを引用する。原判決の*頁*行目の*を*に改める…」といったアレだ。

民訴規則刑訴規則には、下の例を含めさまざまな書面の「引用」が認められているが、いずれも「他の文書に書き写さなくても、同じ内容が書いてあることにするよ」という意味だ。

刑事訴訟規則

判決書への引用

218条 地方裁判所又は簡易裁判所においては、判決書には、起訴状記載された公訴事実又は訴因若しくは罰条を追加若しくは変更する書面に記載された事実引用することができる。

民事訴訟規則

第一審の判決書等の引用

第184条 控訴審の判決書又は判決書に代わる調書における事実及び理由記載は、第一審の判決書又は判決書に代わる調書を引用してすることができる。

2023-09-16

anond:20230915211715

「やりたい放題」は無理かなぁ。

 

しかに、ベルヌ条約※未締結・WTO未加盟の国かつ周辺国の商習慣を無視しても問題ない孤立国家ならば、

国内法でフリーハンド著作物権利に関する規定をすることは可能だよね。

しかし、それ(権利侵害による果実)を元に当該国の事業者が締結国向けにビジネスをしようとすると国際私法管轄は締結国の法令適用となる。

なので事実上ビジネスは成り立たない。

 

ということで、ベルヌ条約準拠法令存在有無より、海賊版を取り締まれる状況にない破綻国家の方が「やりたい放題」には向いていると思われる。

ただ、そんな国で安定的ビジネスを目指せるかと言えば、ちょっと無理があると思う。

 

ベルヌ条約 著作権に関する基本条約であり、多くの国が締結。北朝鮮も締結。ものすごく単純化すると、各国の著作権保護期間が「著作者死後50年(以上)」となっているのはこの条約によるもの

2023-09-09

anond:20230909155611

価値もない著作物を70年も保護させられて著作権さんがかわいそうだと思う

2023-09-06

anond:20230906152627

でも文字通り読むなら、「原作権利者「も」二次創作物公衆送信権を持つ」くらいの意味合いではないかと思うのだが

というより、二次的著作物著作権はその著作物著作者帰属すると同時に、原著作者にも帰属するので、二次的著作物ネット投稿するときはその著作権帰属先の一つである原著作者の許可必要という理屈だと私は解釈してる

2023-09-04

腐女子にも愚痴垢にもモヤるから分析してみた

私は腐女子ではないが、二次創作を見たりやったりしている女オタクだ。いわゆる女性向けソシャゲとか少年漫画とかの原作が何よりも好きで、二次創作原作準拠・全年齢対象のものを嗜む程度に好んでいる。これらの二次創作腐女子が多いため、かつては大人しめの腐女子コミュニティに属していたこともある。今は壁打ち。

ただ、性別わずキャラ性的な目で見ることがなかったので、R18とかはキャプションが目に入っただけでそれなりのダメージだった。今も友達同士などの関係キャラ同士がキスさせられているサムネを見かけると反射的に目を背けている(避けようとしてもpixivtwitterから勧められる)。が、そういうのを描いている腐女子が描いたものであっても、CPなしとか公式CPのものなら普通に好きだった。

しかtwitterおすすめ機能で目にする機会が増えたのもあって、最近二次創作自体怪訝な目で見ることが増えた。

その結果愚痴垢(特定作品ではなく、二次創作全般言及しているアンチ腐女子系)を見に行くようになってしまって、それ自体は本当に最悪なのだが、まぁ結構共感できる内容も多かった。

でも正義中毒一歩手前のような垢も目に付くのでモヤった。

ので、どこにモヤるのか箇条書きで分析をしてみる。

多分私は、腐女子コミュニティに属していたこともありながら全年齢公式準拠二次創作をほどほどに好む、という意味では両者の事情を知っており中立といえる立場なのではないかと思う。ただし今の私の基本的スタンス愚痴垢寄りである

よって以下の内容も基本的に「どの程度正しいか」がポイントだが、私の個人的感情意見も入ることは明記しておきたい。ちなみに私は、腐女子以外にも百合や男女、男性向け、恋愛性的要素なしなども含めた二次創作全般に同じスタンスでいる。もちろん自戒も含んでいる。愚痴垢やこういった投稿腐女子が取り沙汰されるのは、単にファン男性向け二次創作に比べて目にする機会が多く、腐女子という名前がついているからというだけのことである

多分、二次創作を好む男オタクにもキャッチー名前がついたら同じ現象が起きるだろう。というか男オタク全体という雑な括りですでによく燃えている。

前置きが長くなったが、本題に移る。一言スパッと言おうと思ったが中立に近づけるためには無理だった。

前者が腐女子後者愚痴垢。

公式もどうせ見てるから検索除けは意味ない vs 検索除け・鍵をすべき

SNSの反応を公式が見ているとしても、一般ファンファン候補検索するので適宜検索除けをすべき。作品自体イメージに関わる。愚痴垢ではSNSで目にしたファン妄想脳裏をよぎるため原作すら嫌いになってしまったという人も散見される。R18にはたとえ妄想であっても検索除け必須、鍵にもすべき。腐女子側も実際モラルがあり同人慣れしている人はセンシティブな内容にはツールを使ったりR18用の鍵垢で分けている人も多い。

そしてこれに関連した腐女子側の「棲み分けできている」という主張だが、これは完全に嘘だ。先に出したtwitterといいpixivといい、今の時代いくら検索避けやCP名明記をしたところでおすすめ機能自動的に判定して勧めてくる。鍵垢以外意味がない。ちなみに「嫌なら見るな」「自衛しろ」なども内輪以外には通じないことを、腐女子に限らず全ての二次創作者は肝に銘じておかなければならない。一度目に入った時点でゾーニングなんてできていないことが明らかなのでアウトだ。

腐女子という呼称差別 vs 腐女子キャラ改悪するから妥当呼び名

→由来を考えれば愚痴垢が正しい(腐女子からもこの主張は多い)。しか百合や男女など他のキャラ改変二次創作にも使うのが主流とはならないし、一次創作BLファン腐女子自称するなど浸透していないのが現状である。また、腐女子にも色々なタイプがおり、昔は「公式ではBLじゃない(から二次BL妄想)」タイプが多かったからこその由来だろうが、少なくとも今はそれよりも本気で公式BLだと思い込んでいる腐女子が多い(これは次の項目にも絡む)。これは原義通りだと説明がつかない。

そして「腐向け」の略なのはわかるが、二次創作物そのものを「腐」と呼ぶのでは差別的だと言われても仕方がない。BL妄想ツイで「腐ってるAとB(※キャラ名)」という言い方も見た。そのキャラ同性愛者だと「腐る」のか? キャラ崩壊させたのはお前であって性指向じゃない。

たとえば百合場合は「百合豚」「百合厨」など(こちらは自称より他称の方が多く由来も異なりそうだが)と表現対象ではなくファンのほうを下げているので、これに準拠して初めてクリアできるのでは。

二次創作BLクィアリーディング vs 勝手ホモにするな

→前者は正当化しすぎ、後者差別的。

そもそも創作物である以上、作者が異性愛者以外を認識している人なのかどうか考えてみた方がいい。たとえば昭和生まれ少年漫画異性愛者以外が登場する可能性はかなり低いだろう。逆に平成後期〜令和生まれ女性向けソシャゲは、ターゲット層はもちろんライターBL作品執筆経験がある場合などを考えると、ビジネス的に(腐女子CPで争ったり夢女子を呼び込めなかったりするので)明記しないだけでBL意図があるかもしれない。

それにジャンル時代は異なるが『少女革命ウテナ』のように「同性愛を描こうとしていたが時代などの都合で友情カモフラージュせざるを得なかった」パターンもあるわけだ。これ自体twitterで見ただけなので単なる噂かもしれないが、さっきの昭和少年漫画にもこの可能性はゼロとは言いきれない。この場合同性愛描写を見出そうという試みも作品読解に役立つかもしれない。

ただし「読解」であって「誤読」「曲解」ではいけないし、原作者が明言しない限りは憶測に過ぎない。

そして逆にキャラを被創造物でなく一人の人間として考えれば、キャラ性的少数者だと考えること自体作品背景なくまったく問題ないだろう。

でもなぜ同性・両性愛者(ゲイバイ)に限定するのか。非性愛者(アロマ・アセク)などの可能性は考えないのか。そして公式で明確に恋愛だとわかる描写があったり結婚していたりする異性の相手がいるキャラBL二次創作をするのはなぜか。そもそもなぜ恋愛性愛表現固執するのか。

あとこの手の主張をする腐女子にはR18を好んで見るのにアセクシャル自称する人がいるが、それはアセクシャルじゃなくそういうものしか興奮できないだけ(スコプトラグニアという名前があるらしい)ではないのか。(ただし性指向を自認100とするならアセクを名乗ること自体別にいいとは思います。この辺は話が別なので割愛

それに倫理の面から正当化したいならまず他人著作物を無断で利用どころか私物化していることを自覚してからにすべきだ。読む時は好きに読めばいいが、二次創作したり感想を言ったりするとき原作者や他のファンがいることを忘れてはいけない。

そして後者。「ホモ」は腐女子憎さからあえて使っているのかもしれないが、現在差別語扱いなので正当に腐女子批判にしたいなら見直した方がいい。「勝手に」というのもそもそも原作者がゲイバイとして描いているキャラ場合もあるので二次創作勝手に……とは限らない。言うなら「勝手恋愛にするな」とかが妥当では(実際愚痴垢でもこっちが主流という感じはする)。

噛み砕けば、どちらに関しても「奴らに付け入る隙を与えるな!!」である

余談だが、以前キャラの一人をアセクシャルと捉えた上でソフトめなBLを描きワンクッションを置いている二次創作も見かけた。こういうやり方なら好感が持てる。キャラの組み合わせがそこまで好きじゃなかったから私には刺さらなかったけど。

二次創作公式利益につながるファン活動 vs 公式利益には繋がらない

→50:50。

まず前者、これを言う資格があるのは、二次創作に一切金銭を使わない……までいかなくとも、少なくとも「公式のために使う金(中古除く)>>同人同人グッズの印刷制作費および購入費・即売会参加費など公式に行かない諸費用」と胸を張って言える人だけだ。言えるか? 

あと二次同人利益を出さないのとか女オタク界隈では大前提暗黙の了解利益が見えたらその瞬間総バッシングだが、でも実際は出てるんだろう。skebで許可されてない作品二次創作で集金する人もいるし男性向けだとFANBOXでR18二次創作載せてる人多いし。その利益ちゃんと全額公式還元してるのか? してるなら確かに公式利益になるだろう。著作権的にも倫理的にも真っ黒だけどね。

あとは今もう削除されてるけど、はてブロの呪●●戦のやつ。あれは極端な人だし腐女子による悪意で書かれてる説もあるようだが、事実とすれば二次創作から原作に入った実例だ。購入せずに読んでいるし二次創作どころか原作を読むのも辞めているし最終的にやっぱり買ってない。とてもじゃないがこれで「二次創作原作利益につながる」とは言えない。あのブログ事実だとすれば、最初の時点で原作準拠二次創作が主流だったなら読むのをやめる事態にはなっていなかっただろう。そもそも最初から読んでいなかったのかもしれないが、それならそれでいい。創作物にはイメージ重要なのだから

後者はなんとも言えない。前述の公式費用二次創作費用の人が大半かもしれない。二次創作をするために公式資料集インタビューの載った雑誌などを買ったり、二次創作で高じた原作愛を発散するために公式のグッズなどを買ったりする人がいるかもしれない。ただの希望的観測だけど……。でも二次創作モチベが上がる原作者はおそらく多数派だろう。その二次創作の質にもよるが。

それにしても誰かここを具体的な数字にして調査してくれないものだろうか。「二次創作は本当に公式利益につながるのか」とか、もうあるのかな。コミケの話はあるけどそうじゃなく二次創作公式について……私はそんなに興味ないし……経済分野のえらい人~~(丸投げ)

(上の話題検索したら腐女子ではないけどこんなものhttps://ichi-up.net/2016/059)が出てきた、愛すらないエロ二次創作で稼ぎまくって自分仕事踏み台にしてるってことだよな? 匿名確信犯。とんでもねえな)

二次創作自由 vs 二次創作自由ではない

申し訳ないがこれに関しては愚痴垢100。二次創作自由ではない。著作権的な問題はもちろんだが、公式許可によりそれをクリアしていてもガイドラインがある。ガイドラインにほぼ必ず書かれている「非営利ファンアート」「公序良俗に反しない範囲」取り締まらない以上企業側の建前でしかないが、二次創作者たちは言われている以上守らなければ罰されても仕方がない。果たしてこれをR18同人誌が守れていると言えるのか。

また、仮に自由であるとしても、自由には責任が伴うと聞いたり考えたりしたことはあるのか? 二次創作作品イメージという名の責任原作者にも影響する。先に挙げたはてブロの例のように、原作と大きくイメージの異なる二次創作跋扈すると原作にもそのイメージがつく。はてブロの例は二次創作を先に読んでいたが、これは原作を読むタイミングには関係ない。二次創作が原因で原作者が筆を折った場合、その責任二次創作にある。いずれもあまり起きえない事例だとしても、本質はそういうことではないのか。

それからちょっと長くなるがこれは根本的な話題すぎて私個人感情からも色々言いたい。

まず二次創作は借り物に過ぎない。たとえば図書館から本を借りるとして、借りた本から引用して論文を書いたり、コピーしたり、そこまでいかなくとも読んで学んだり自分の考えの参考にしたりするだろう(こっちは合法から二次創作とはちょっと違うけど公共なのは同じだし気持ち的に)。でも借り物を汚していいわけがあるか。図書館から借りた本に落書きしたり体液とかウンコとかつけたりして返すのか?いや本人はいものだと思ってるからお菓子の食べかすで例えたほうがいいかもしれない。逆に借りた本に生ゴミと化した他人の食べかすとか体液とかウンコとかついてたらいい気分しないだろ。ましてや大切な人からプレゼントかに他人からそういうことされたらどう思う?なあ。せめて汚すのはやめてくれよ。男でも女でも何だとしても思い出のある、あるいは自分人生指標にするような好きなキャラオタクの性欲で汚されてるのが目に入るの、本当につらいんだよ……知らなければ存在しないのと同じだったのに……

まぁこのズレた例え話はともかく、二次創作は借り物だから自由ではない。

あと本題とはあまり関係ないが、愚痴垢も腐女子もはたから見ていてエコーチェンバーが酷いかネット距離を置いた方がいい。私自身このように中立っぽく振る舞おうとする程度には自分の考えを確立しているつもりだが、愚痴垢を見ているだけでかなり影響されている実感があるし、愚痴垢を見る頻度が日に日に増しているのには危機感もある。多分腐女子検索避けをしなくなったり公式より二次創作に重点を置くようになったりするのもエコーチェンバーの一つだろう。

被害者にも加害者にもならないために、やるならフォロー0の壁打ち(鍵は適宜)で検索せず自分原作に向き合うのが個人的にはおすすめ

以上、意外と項目数が少ないがネタ切れ。というか愚痴垢に対するモヤモヤ腐女子へのモヤモヤに比べて少なすぎた。

また何か思いつけば追記するが、とりあえずこの辺にしておく。

※この投稿愚痴垢と腐女子どちらが正当なのか決めたり彼らに何らかの行動を強制したりするためのものではありません。私も自分絶対的に正しいなどとは思っていません。

2023-09-02

anond:20230829200231

公式絵に見えるかどうかの問題なのか?

じゃあ公式絵と画力以前に画風自体異なる描き方してればウマ娘性交同人誌描いてもそもそも二次的著作物扱いされないということでガイドライン根拠に訴えることもできないことになるな。

著作物扱いできないなら訴え出る法的根拠がないからなあ。

丸を三つ描いてればディズニー差し止めくるみたいな話が岸辺露伴ドラマで茶化されてたけど、そのレベルの話ぐらいになってやっと権利者の著作権公式妥当か不当かの議論余地が出るんだと思うよ。

勿論著作権特許と違って偶然の一致まで排除するものじゃないか善意の有無が焦点になってくるな。丸三つをミッキー意図して描いて不特定多数に見せてたら違法だし偶然の一致ならその限りじゃない。

下手であればあるほどあるいは偶然の一致があり得るほど元々そのキャラのつもりで描いてたけど後からそのつもりはないと言い逃れた時の成功率が上がるというのはあるが、これは違法性とは話の次元が異なってるな。

逆に「たこぶえ」のレベルで顔がミッキーに似てるとたとえ犯意がなく著作権侵害に構成要件として満たさな場合でも社会通念とか常識レベル意図的にミッキー翻案したものに決まってるとされ弁解が言い逃れ扱いされるということもありそうだがな

2023-08-31

anond:20230831213415

ワァにはよくわからんのやけど自分が写ってる写真というのはカメラマン著作物やろ?カメラマン仕事撮影したなら報酬の対価として著作権譲渡してるんだろうけど、このカメラマンはのりこえねっとの仕事撮影したんか?なら仁藤さんが新聞社に「仁藤さん提供」できんのやないか

逆に仁藤さんが金払ってカメラマン写真撮ってもらったなら、連載があるからって写真著作権譲渡するのおかしくない?俺なら使用許諾にして自分著作権持っとくが。

 

別に自分が写った写真著作権なんて好きに処理すりゃいいと思うけど、個人的には金か権利管理ルーズすぎて引くわ。

2023-08-30

anond:20230517231942

これ、結果的二次創作から利益版権への分配業という新たな著作物に対する利権団体ができる、新たに他人著作でホクホクするお金流し業のビジネスマンが登場、版権元に端金が渡る以外の未来が見えない。

anond:20230829144044

グダグダ宣ってるがこれほど「一次創作でやれ」で終わる話はねえなw

他者が築きあげたキャラクター許可なく盗用して商売する権利先進国では認められてねンだわw

一度世に出した著作物に対しては、原作者といえども完全なコントロールは認められてない?

いや認められとるわw原作者が訴え出れば二次創作者は速攻で捕まるわwポケモン同人誌事件を思い出せw

コントロールが認められてない」んじゃなくて「(マンパワーが足りず)コントロールしきれない」だけやw

ゴロ共は原作者必死こいて築き上げたキャラクターを盗用するなw物語を捻じ曲げて世に出すなw私的複製の域に留めろw

表現の自由一次創作満喫しろやw

anond:20210815014235

こんな二年前の記事にとは我ながら思うが

ブコメ引用されてたから書くだけなんだ

キャラクターを流用しただけの新しい著作物翻案権同一性保持権侵害にあたらない』

ドラえもん最終回はグレー

完全に同じ世界観を利用してる二次創作において

その他大勢ホワイトと呼びながら

ドラえもんがグレーって全然整合性とれてないよね

二次創作が「新しい著作物」なら、ドラえもん最終回は、新しい著作物

この主張で行くなら、ドラえもん最終回著作権上は合法、くらい言わないとダメじゃね?


この手の話でいつも思うんだけどさ

そもそも特定著作物二次創作として存在しないと価値がない著作物

「新しい著作物」と言わないと擁護できないの、すげぇ哀れよね

しろエロ同人の方が正しいって話だぜ

同じ絵柄、同じ特徴、同じ名前だけど、別の作品ですって言えばいいんだから

でも、清く正しい二次創作ダメだろ

鬼滅の刃二次創作は、鬼滅の刃とは別の作品を描いたんじゃなくて、鬼滅の刃翻案を描いたんだよ

それを「キャラクターを流用しただけの新しい著作物」として擁護するとか

これ実際には同人作家馬鹿にしてるよね


↓この流れで書いた

https://anond.hatelabo.jp/20230829131348

2023-08-29

anond:20230829195630

「逆に、他人から見てオリジナルベースとした作品であるとはわからないレベルに改変が行われた場合には、もはやオリジナルとは全く別の著作物であると考えられます。この場合翻案には該当しません。」

基本的翻案権の実施案件マルチメディア展開、グローバル展開、あと外伝スピンアウト程度やで。

そもそも原作なにかわからん程度の低度な創作しかできねえし。

で、幼稚園児はなんでつかまっちゃうんですか?

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