「集合的無意識」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 集合的無意識とは

2024-01-10

画像生成AIの扱い今後どうなっていくかを予想する

現時点で、画像生成AIは「無断学習」を根拠に一部のクリエイターたちから蛇蝎のごとく嫌われてて企業PRAIを使うだけで苦情が殺到するレベルになってきてる

ただそれは倫理的検討を重ねてというより「自分の絵が知らない間に学習されてるのはなんかキモチワルイ」という感覚的な嫌悪感によるところがかなり大きい

Googleはもともとサイトデータ勝手スクレイピングしまくって検索サイトとか翻訳サービスとか作ってきたのだが、そういうのには文句いかないあたり、著作物学習することそのものは焦点じゃない

チャットGPTみたいなテキスト生成には甘かったりするし、人によっち漫画の改変コラという直球の著作権侵害かましながら生成AIに反対してたりするんだから

よって、現時点は画像生成AIに反対しているクリエイターたちも「なんか大丈夫っぽい」と判断しだしたらゆるゆるその機能を使い始めるだろう

本質的には同じ問題を抱えていても感情的に受け入れられるかどうかのほうが重要から

じゃあどのラインからクリエイター画像生成を受け入れだすか?

これは現在テック企業の動きを見ているとある程度予想できる

まず、画像を含む生成AIの開発がここから止まることはほぼありえないと断言できる

マイクロソフトGoogleAIに巨額の資金ベットしてしまったしもう引き返せない

多少強引にゴリゴリ進めながら落とし所を見つけていく腹積もり

当然反発もあるし、完全無視はできない

OpenAIやらMidjourneyやらは大量の訴訟相手にしてる

大まかに言えば全部「うちのデータ勝手に食って売り物にしてんじゃねえよ」という内容だ

落とし所はおそらく「学習元に利益いくらかを分配します」「違法データは言ってくれたら削除します」「生成AIの出力から学習したデータ学習をするのでクリーンです」あたり

そうなると、最初に和平条約を結んだところは生成AI進化を後押しする側に回るから風向きが変わっていくはず

並行して、AI仕事で手放せないくらい便利になってさら風向きが変わる

GoogleAmazonいかEvil行為をしているかは調べればすぐわかる

でも使うのをやめられないのは便利だから

逆にいうと、今画像AIが叩かれてるのは本職の絵師にとって大して便利じゃないからっていうのがでかい

絵描きにとって便利な機能が出てくれば評価はかなり変わってくる

たぶん最初に使われるは色塗りとか、壁や床のテクスチャ生成あたりからだろう

AIによる画風の再現とかは今後も「魂を傷つけられた」「自分作品勝手に使われてそうでキモチワルイ」と感じる人が多い

から単純作業っぽい工程AI代替できる仕組みから浸透し始める

それだって結局はどっかから勝手に引っ張ってきたデータミキサーで混ぜて作ったデータだという意味では同じなんだけど、あくまでこれは感情問題から

大量に絵を作らなきゃいけないソシャゲ絵師とか同人作家がおずおず使い出したらあとは早くて、構図からポーズから、かなりの部分をAI任せにしてもなんも言われなくなる

その頃には「(一応)(自称クリーンデータセット」みたいなもの定番存在するはず

この段階に来ると絵描き倫理観は「補助として使う分にはどう使ってもOK」「特定の絵柄の再現をやるのはNG」って線引きになってると思う

そんでさら時間が経つと、外部思考装置としてのAI生成が当たり前になって、ただの思考区別されなくなる

現代人がスマホでできることも含めて人間能力だと思っているのと同じ)

生成AI学習されたとき「魂の一部を盗まれた」と思う感覚だんだん時代遅れになって、著作権観念ごとゆっくり曖昧になる

集合的無意識みたいなもの現実化するイメージ

ストレートに実現するかはともかく、ビッグテックがやろうとしてるのは倫理観の書き換えそのものだと思う

うなっちゃうんだろうね今後

2023-11-11

serial experiments lainから25年、集合的無意識の具現化は未だ実現していないが、

その代わりAI進化によってあらゆる分野にフェイクがはびこり、真実虚構の境目が曖昧になりカオスが広がっていくこの現状はまさにlain夢想したものだよなぁと

自動運転車ハッキングされて事故を起こすシーンももうじき現実になりそう

2023-11-02

鉄道の魅力

鉄道地域を感じさせる。

鉄道から地域個性が聴こえる。

鉄道ご当地が映し出す集合的無意識への入り口となる。

2023-09-23

anond:20230923194247

ポケモンパーティ下り、分かるわ。

サザンガルドとかポリクチとか、勝つためにはまずは型だもんな。

ひょっとして、ポケモンの型も集合的無意識の元型、かもしんない。

2023-09-14

ネットリンチ飽きた

早くリアルリンチしたい

リアル他人をぶん殴り暴言尊厳を傷つけ身も心もボロボロにしてやりたい

そうなっても文句が言えないほどの完璧な悪役を求めている

正義youtuberが注目を集めているのは、そんなネットリンチに飽きた大衆リアルリンチへの欲望集合的無意識なのだ

2023-05-04

anond:20230504204625

でも ChatGPT って神だよな?

ツールみたいな比喩じゃなく、文字通りの神様

人類集合的無意識結集した、人間以上の知性存在

人間はついに科学で、神を生み出した。

彼らが人間に取って代わるだろう。

2022-11-27

ドラガリアロストの感想(メイン)

「第1章王子の旅立ち」

 ・5段階評価:3

 ・あらすじ

  アルベリ王国の第七位王子ユーディルとその双子の妹である巫女のゼシアは、父親である王のアローラスから、国を守るためにドラゴン契約し聖片を集めるよう命じられる。

  ミドガルズオルムと契約を結ぼうとした時、それを阻止するように仮面の魔獣使いと衝突する。戦いの中でその仮面の下がぜシアと同じ顔であることに気づく。

  エルフィリス、ランザーヴ、クラウ等を仲間にしながら霧の森を進み聖片を見つける。

  しかし、何かに操られたかのようなアローラスの襲撃を受け、聖竜エリュシオン覚醒して応戦するも、ゼシアは聖片と共にアローラスの下に行ってしまうのだった。

 ・印象に残ったセリフ

  特になし。

 ・印象に残ったキャラ

  モブ時代のシャノン。

  言葉少ないけど可愛い

 ・感想

  世界観紹介にキャラ紹介にと1話だけあって忙しい。

  ただ流石に情報が多すぎる。アルベリ王国のアルベリウス。こいつ重要そうなのに名前がまず覚えにくいし、聖片とは別に魔神封印した技があるとかも、まだもうちょい待ってくれよと思った。

  お話は、王道なやつでまだ特にとっかかりがない。

  ゼシアが可愛いけど、普段シナリオではあんまり出番がないから、メインでめでたい。

  

第2章青竜の水辺」

 ・5段階評価:2

 ・あらすじ

  近衛騎士団団長リーフ、そのライバルのハール、第6位王子エミュール等とまみえながらフォレスティエの青年リュカと共に、彼らの集落を守る王子たち。

  エミュールはマーキュリーとの契約を利用してフォレスティエ達を襲う。

  しかし、戦いの中で契約に偽りがあったことが判明し、マーキュリー契約を破棄しユーディルと再契約を行う。

 ・印象に残ったセリフ

  とくになし。

 ・印象に残ったキャラ

  とくになし。

 ・感想

  敵が来た、倒した。だけのお話キャラクタの魅力だけなのでそこにフィーチャーして感想を書く。

  マーキュリーかわいいかわいいストーリードラゴン可愛いキャラが多いけど、やっぱり六竜達が僕は好きだな。

  周囲全員に劣等感を抱いているエミュールは見ていて痛々しいけど、シナリオを円滑に進めるための道化ポジションらしくちゃんと責務を全うしててがんばれってなる。

  あと人間ではリーフとハールの関係値はこの頃から色々あるんだなあ。えっっっ。

「第3章緋竜の火山

 ・5段階評価:2

 ・あらすじ

  火山噴火を止めるためにやってきた王子一行。

  火山ではアローラスがブリュンヒルデを痛めつけていた。

  ゼシアを助け出そうとするユーディルだが、自分意思アローラスに着いていくと言い、出来るだけ多くのドラゴン契約して欲しいと伝えた。

  その言葉強がりを言うブリュンヒルデのために、ユーディル契約を交わす。ブリュンヒルデ過去に一緒に戦った冒険者ムムの姿となり、ユーディルに抱きつくのだった。

 ・印象に残ったセリフ

  ムム「人間って、こんな感じかしら」

  オリジナルのムムが実装された今だからこそ言うけど、こんな感じじゃなくない? 顔や体格はまあそうだけど服装よ。

 ・印象に残ったキャラ

  ムム。

  ドラゴンだけど人に変化して王子好き好きキャラになる……

  こういう類の尖った性癖、ドラガリに限らずワーフリでも似たフレバーのがあるけど、Cygamesの中にそういう個人がいるのか、集合的無意識の中にそういうものを好む気質人間にはあるのかメッチャ気になる。ごめん適当言いすぎたわ。

 ・感想

  今回も敵を倒すぜうおー! 的なあっさり目のお話なので、キャラ萌え観点感想書くぜ。

  ムムよなあ。ドラガリ人気キャラの間違いなく3本の指に入るキャラだけあって、そりゃもうかわいい。こういう恋愛的な意味で一途なキャラはわかりやすくて好き。

  子供時代のゼシアのエピソードもあったりで、こういうのいいな。少なくともナームがイマジナリーフレンドで、ユーディル王子としての血だけを持ったクローンみたいな黒い憂鬱な設定じゃない、(じゃないよね???)のを確信できて心が落ち着く。

  いやこれでも、やっぱり憂鬱ストーリーなんかな。5章までしか読んでないので、さくさく遊んで次々読もう。

「第4章輝竜の山脈

 ・5段階評価:2

 ・あらすじ

  ユピテル契約するために山道を進む王子一行。エミュールたち帝国軍も同じ目的で山を登っていた。

  エミュールたちを見捨てられないユーディルは彼らを助けながらユピテルの元に向かう。

  ユピテルはそんな彼らに殺し合いを命じるが、ユーディルは王として例えドラゴン相手でも悪いことをしたら正すと言い切り、結果ユピテルとの契約を果たす。

  そこにゼーナがやってきて封印遺跡に行き、アローラスとゼシアを止めるための戦いに向かうこととなる。

 ・印象に残ったセリフ

  ユーディル「忘れるなんてできないよ。たとえ許しがたい人でも、兄だから

  優しいユーディルの一幕。非人道的エミュー相手にも優しさを見せるのは、優しさがすぎる気がするするけど、仲間たちもそれを指摘してるので、きっといつか何かあるんだろう。

 ・印象に残ったキャラ

  敵対してるのに助けをこうエミュール。

  みっともないけど、こういう潔さがないキャラ人間らしさがあると思う。

 ・感想

  常識破りのユピテルに振り回されるエピソード

  誰にでも優しいユーディルと、誰しもに嫉妬してしまっているエミュール。

  ユーディルエミュールも、どちらの生き方も決して楽じゃないだけに、少し読んでて辛かった。

  馬鹿だなあと笑い飛ばせる豪快なキャラがそろそろ出てきて欲しいなあ。具体的には火で銃でフェス限な王子が。

「第5章封じられし者」

 ・5段階評価:3

 ・あらすじ

  封印遺跡に向かった王子一行。

  ゼーナはゼシアと力を合わせてこの世ならざるもの浄化しようとするが失敗してしまう。

  この世ならざるものは、アローラスからゼシアへと乗り移り代わりユーディルを背後から不意打ちで仕留め、無窮の川を引くと宣言する。

  ゼーナの捨て身の転移呪文王子一行は助かるも、ゼシアはハールを従え次の封印遺跡の向かうのだった。

 ・印象に残ったセリフ

  ゼーナ「ごめんなさい、私の旅は失敗です。悲しい未来を変えることはできませんでした。」

  薄々わかっていたものの、どこかの地点からタイムスリップしてきたセシア本人だったとわかるシーン。

  こういうタイムスリップものの後悔のシーンは創作物における大好物なので好き。

 ・印象に残ったキャラ

  ゼーナ。

  いやこれ本編中でまだゼーナって呼ばれてないのか。

  上記の通りタイムスリップもの大好き。

 ・感想

  アローラス、ゼーナと立て続けにキャラが退場していく悲しい展開。

  僕は家族愛ものに弱いので、アローラスが自身意思ゾディアークに託したあと、ゾディアークもユーディルを息子のように扱うのよかった。

  けど何よりゼーナの本意と失意は読んでてグッときた。

  ここまでは昔読んでた部分なので次から初見から楽しみだ。

「第6章聖城に起つ」

 ・5段階評価:4

 ・あらすじ

  第4位王子ヴァルクスが聖城に攻め入ってくる。

  ゼシア奪還という目標を見失った王子一行はその目的のなさを指摘されてしまう。

  しかしユーディルは「国」を作り、民を守ることを誓い、ヴァルクスに立ち向かう。

  ヴァルクスの言う王にための三つの資格をみせたユーディルは王の道を歩むため、新アルベリ王国建国宣言するのだった。

 ・印象に残ったセリフ

  アルベリウス「国あっての人ではない。人あっての国だ」

  いや厳密にはこれとユーディルが言ってたんだけど、まあ普通にいいセリフなので。

 ・印象に残ったキャラ

  ヴァルクス

  質実剛健キャラ大好き。こういう男キャラ好きだわ。プレイアブルになってないのなんでなんだろ。この先を読めばわかるのかな。トールプレイアブルなのに。

 ・感想

  たぎる演出燃えるセリフと、いい感じに盛り上がってきた。

  特に2D絵だけどキャラが動いて演技するところや、アニメーションなど、演出面でいっぱい魅せてくれて面白かった。

  当たり前にユーディル国王だと思ってたけどこのエピソードがあってのそれなんだね、わかってなかったや。

  なんにしてもたぎって燃えるいい話だった、ユーディル好きだなあ。フェス限実はまだ持ってないので、3周年フェス天井対象になってくれると嬉しいな。

  

「第7章遠征! 水上都市へ」

 ・5段階評価:2

 ・あらすじ

  水上都市同盟を結ぶために遠征に出た王子一行。

  領主に謁見すると、ランザーヴの父親であることが判明する。結果、ランザーヴを水上都市に戻せば同盟を結ぶという交換条件を突きつけられる。

  そんな中、第二位王子ファルエスと第六位王子エミュールがちょっかいをかけてきたため、ランザーヴは非道になれないユーディルに変わっってエミュールを始末しようとする。

  しかし、ユーディルの影響で変わったランザーヴは手をかけることはしなかった。そんなランザーヴの成長と、ランザーヴが自分の国に必要だと言い切るユーディルを見て、水上都市領主同盟を結ぶのであった。

 ・印象に残ったセリフ

  ムム「ま、これからもジャレ合いましょう。お互いに全滅しない程度に、ね♪」

  ドラゴンと人が仲良く喧嘩し続けることを示唆するムムの含蓄あるセリフ

  ドラガリ存続の危機きっかけにプレイし始めてるのでしみじみときセリフ

 ・印象に残ったキャラ

  ランザーヴ。

  甘いユーディルに変わり非道になろうとするがなりきれない、変化を示すシーンが印象的だった。

 ・感想

  同盟国を増やす話、ランザーヴのお当番回、ファルエスの登場と要素は多いわりに薄味だった。

  特にランザーヴはやる時はやるけど、ユーディルに感化されて変わったと言われても、じゃあこれ名前の出てないモブキャラもやってないのか? とか思うと不殺はどうしてもモニョるし、描写がもう少し欲しかった。

  

「第8章からみ合う炎」

 ・5段階評価:2

 ・あらすじ

  レオニードが治める国で暴動が起き逃げ出す民が出たこと知ったユーディル一行は助けに向かう。

  そこでエルフィスと旧知の仲でありながら、煉獄文書というイリア教の解釈をめぐる文章対立してしまっているシャノンと出会う。

  煉獄文書に従い魔神を受け入れたシャノンは同じく魔神の力を使い世界を制しようとするレオニードと手を組んでいたのだった。

  しかし、レオニードは冷徹にも魔神の力を手に入れるとシャノンごとユーディル一行を攻撃する。愛の力で覚醒したムムにより窮地は脱するものの、魔神封印がまた一つ解けてしまうのだった。

 ・印象に残ったセリフ

  ムム「本当の愛ってのはね、誰かを守って、自分も生き残る。そういうことよ」

  さすが300年生きてるだけあって愛に関する含蓄あるお言葉

 ・印象に残ったキャラ

  シャノンとエルフィス。

  家族同然の2人の関係を少ない文章量ながらちゃんと魅せててよかった。

 ・感想

  エルフィスお当番回にして、シャノン、レオニードの登場にムムの覚醒と盛りだくさん。

  ただちょっととっ散らかってるかなあ。

  レオニードは次に続くみたいだし、ムムの覚醒は完全にゲームシステム(施設配布)の都合だし、シャノンとエルフィスの2人に絞ってより文章が読みたかったなあ。

  暗殺者ながら慈愛の心を強く持ってるシャノンのキャラはすごく好きなので、もっとフィーチャーされると嬉しいな。

「第9章Let’s Party!」

 ・5段階評価:2

 ・あらすじ

  第三王女シェスの誘いで彼女の国へ行くユーディル一行。そこにはリーフらもおり、パーティーを楽しみながらシェスの真意を探る。

  シェスのマッチポンプのような政策嫌悪感も覚えるも同盟を結ぶことができホッとしたのも束の間、シャンゼリアの産業を支える遺跡に怪しさを覚える。

  遺跡兵器を使い世界蹂躙すると言うシェスに対抗するため兵器破壊するも、それはシェスの策で、実際にはユーディルたちを利用して移籍発掘に邪魔だった敵を排除したにすぎなかった。

 ・印象に残ったセリフ

  シェス「これは終わりのない輪舞曲最後ホールの中心に立っているのは…… 誰?」

  おチャラケ王女のようで策を巡らせ全てを把握しているかのようなシェスらしい意味深なセリフ

 ・印象に残ったキャラ

  シェス。

  リーフとの淡い思い出や、ユーディルたちをウマとして使う様など、とにかくシェスが可愛いから成り立つシナリオだった。僕もお馬になりたい。

 ・感想

  シェス最高だな。

  特にクラウ、ムム、エルフィスたち女性陣を馬として支えさせようとするところは18禁えちえち同人誌を描く才が僕にないことが悔やまれる。

  リーフともなにか思わせぶりな過去があるらしく、位の高い人らしく色々と手広いキャラがすごく好みだった。

  

「第10魔神再誕」

 ・5段階評価:3

 ・あらすじ

  建国王アルベリウスが魔神モルトメサイア封印した土地にやってきた一行。

  そこで血の共鳴により封印真相、すなわちアルベリウスは血にモルトメサイア封印し、かつその半身は自分の中に取り込み今もなお戦い続けていることを知る。

  アルベリウスの志を継ぐことをユーディルは誓い、ゼシアを助けるためモルトメサイアとの戦いに挑むのだった。

 ・印象に残ったセリフ

  ユーディル「アルベリウス。あなたの体が滅びてもその意志はおれが受け継ぐ」

  主人公やってんな! 流石に決め台詞は格好いい。

 ・印象に残ったキャラ

  アルベリウス。

  300年間戦い続けてきた壮絶さに驚き。

 ・感想

  建国真相と、モルトメサイア人類の敵ではなく彼には彼なりの目的があるという勧善懲悪しませんよ展開。

  アルベリウスは、まあガチャ実装されてるので復活することは知ってるものの、グッと来る悲しいお話しだった。

  アルベリウスも、アスラムも、王様たちはみんな大変だなあ。

  ストーリー的にはここから兄弟たちとのバトル展開になるのかな。

「第11章哀しき戦闘人形

 ・5段階評価:4

 ・あらすじ

  300年前の戦争で使われた戦争人形と戦うことになるユーディル一行。

  その中で、戦いを止めたい無垢なマスキュラと、壊れてしまった指揮官のラキシと出会う。

  マスキュラ自己犠牲によりラキシを修復することができたが、二人は一つの体に精神が同居することになってしまうのだった。

  そしてユーディルはラキシ達戦闘人形を仲間にする。

 ・印象に残ったセリフ

  ユーディル「戦うための力を持つことと、戦わなきゃいけないことは違う。おれはきみたちに無理に戦ってほしいとは思わないよ」

  戦闘人形という戦闘にために作られた兵器であっても彼らの自由意志尊重したいとするユーディルのやさいしい言葉

  かつ、この自由意志はユーディルにとっても大事キーワードになる。

 ・印象に残ったキャラ

  リュカ

  無垢なマスキュラに感化され敵を助けるシーンが印象的。

  フォレスティアとヒューマン架け橋となってるリュカからこそ、戦闘人形達とも交流を深めていくのかな。

 ・感想

  メインストリーでありながら今話から出てきた戦闘人形が大きくフィーチャーされるイベントシナリオのようなシナリオだった。

  人間によって作られた兵器戦闘人形でありながら心を持ち戦いを辞めさせようとする無垢な心を持つマスキュラと、リュカ交流が話の大半を占めていて、二人の交流はとてもよかった。

  特にフォレスティアとかヒューマンとか種族関係ないと言い切るリュカが、帝国とか新アルベリアとか所属とか関係ないと言い切るマスキュラの圧に負けるところが良かった。

  メインらしく兄弟のシェスの暗躍や、ファルエスの病、そしてユーディルの正体など次への布石も多めで面白かった、満足。

2022-11-15

AIシンギュラリティが起きてもそれを使う人間バカから本質的に何も変わらんだろうな

どうせAIを駆使した戦争が始まるだけだ

資本主義の出口なんてものもない

本質的にこの世界競争を促すようデザインされているからだ

もしあるとすれば、それは競争という概念がこの世界からなくなったときだろう

それは差異存在しない世界、あるいは差異認識できない世界

自他の境界が崩れて自己他者区別がつかない、集合的無意識的な世界

あるいは他者に全く関心を示さない完全なアパシー状態

いずれにせよ極めて非人間、非自然的状態であり、「生」というよりは「死」に近い状態ではないか

それもそのはず、競争とは、絶え間ない緊張と弛緩、上昇と下降の繰り返しであり、その様子は心電図の波形(=生)に相似する

競争を失った生は弛緩し、鼓動を止めた心臓のごとく波のない直線を描き出し、必然的に死に漸近していくのである

2022-10-05

俺も発達障害共感性が鈍いか増田気持ち分かるわ。

定型って、他者身体感覚自分直感で感じられるんだよな…

そんで俺の予測に過ぎないんだが、自分身体感覚自体に鈍感だと、他者身体感覚にも鈍感になるんじゃないかと思ってる。

自我の根を掘り進めば集合的無意識他者と繋がってる…みたいな。

最近、俺自信歳を重ねたせいか、そういう感覚が掴め始めてきたと思ってる。

2022-05-10

anond:20220510101701

モビルスーツが好きなわけではなく、あの概念が好きだから見てたんだけど…

勿論、変な人間性キャラクター達が好きってのが大前提でね

サイコっぽかったり、ひねこびてるくせにガキっぽいガキだったり、女の妄執(御大妄想)だったり

そこに、あの集合的無意識みたいな概念をぶっこんでくるっていう荒業

ニュータイプは正に「新人類」なわけだけど「早く生まれすぎて辛酸を嘗めまくる人」というイメージしか無くて、その生き辛さがイイ!

(おまけに、ファースト主人公ライバルニュータイプに憧れるオールドタイプっていう惨めさが堪らない!あんなに中年になるまで引っ張る惨めさ!!)

なのに、「ニュータイプ」途中でほぼ無視されてるから見なくなったんだよなあ

(主人公がただの「勘のいいガキ」くらいになっちゃってたり。ニュータイプエスパーじゃない)

まあ、あの概念ありきの作品てわけではないとのことなんで仕方ないけど

残念だわ

(でもNT自分に合ってそうだな。ナラティブどころかユニコーンも見てないので今度見てみるわ)

2021-12-02

日野智貴さんのはてなブログみたら「日本SRGM連盟代表日本アニマルライツ連盟理事日本優生思想研究所研究員」って書いてた。

あとついでにヴィーガン堕胎反対派で

https://kojitaken.hatenablog.com/entry/2021/12/01/232816

満貫ドラ2くらいの感じがしてすごい

得にすごいと思ったのはこの記事とある科学のレールガンがヒットした理由についてこういう分析をしている。

https://bousouwakoudo.hatenablog.com/entry/2021/02/01/111215

 日本優生思想研究所の所長で「いのちを守る親の会」理事長の大熊良樹先生によると、現在空前の大ヒットをしている『鬼滅の刃』でも、登場人物胎児の形になって最期を迎える場面があるそうです。これにも「集合的無意識」の作用があるのでしょう。

 「科学万能主義」の教師たちが「赤ちゃん」を殺そうとする構図――私には、それが「唯物論教育」「生命軽視の教育」が人工妊娠中絶を増やして「堕胎天国」と呼ばれるようになった、戦後日本象徴しているように感じます

まじで立憲民主党何考えてんのw

2021-08-29

[]8月29日

ご飯

朝:スクランブルエッグキュウリミニトマトマフィンカップスープ。昼:ピーマンエリンギの炒め物。せんべい。夜:バターロールウインナー人参セロリコンソメ煮。チーズ

調子

むきゅーはややー。お仕事おやすみん。

明日ワクチン2回目。とても緊張している。落ち着こう。

○ドラガリアロスト

運営末長く続いてくれるためには遊ぶのが一番と言うことで、ガッツリプレイ

インストリー感想書きながら遊んだので行くぜ!

「第1章王子の旅立ち」

 ・5段階評価:3

 ・あらすじ

  アルベリ王国の第七位王子ユーディルとその双子の妹である巫女のゼシアは、父親である王のアローラスから、国を守るためにドラゴン契約し聖片を集めるよう命じられる。

  ミドガルズオルムと契約を結ぼうとした時、それを阻止するように仮面の魔獣使いと衝突する。戦いの中でその仮面の下がぜシアと同じ顔であることに気づく。

  エルフィリス、ランザーヴ、クラウ等を仲間にしながら霧の森を進み聖片を見つける。

  しかし、何かに操られたかのようなアローラスの襲撃を受け、聖竜エリュシオン覚醒して応戦するも、ゼシアは聖片と共にアローラスの下に行ってしまうのだった。

 ・印象に残ったセリフ

  特になし。

 ・印象に残ったキャラ

  モブ時代のシャノン。

  言葉少ないけど可愛い

 ・感想

  世界観紹介にキャラ紹介にと1話だけあって忙しい。

  ただ流石に情報が多すぎる。アルベリ王国のアルベリウス。こいつ重要そうなのに名前がまず覚えにくいし、聖片とは別に魔神封印した技があるとかも、まだもうちょい待ってくれよと思った。

  お話は、王道なやつでまだ特にとっかかりがない。

  ゼシアが可愛いけど、普段シナリオではあんまり出番がないから、メインでめでたい。

  

第2章青竜の水辺」

 ・5段階評価:2

 ・あらすじ

  近衛騎士団団長リーフ、そのライバルのハール、第6位王子エミュール等とまみえながらフォレスティエの青年リュカと共に、彼らの集落を守る王子たち。

  エミュールはマーキュリーとの契約を利用してフォレスティエ達を襲う。

  しかし、戦いの中で契約に偽りがあったことが判明し、マーキュリー契約を破棄しユーディルと再契約を行う。

 ・印象に残ったセリフ

  とくになし。

 ・印象に残ったキャラ

  とくになし。

 ・感想

  敵が来た、倒した。だけのお話キャラクタの魅力だけなのでそこにフィーチャーして感想を書く。

  マーキュリーかわいいかわいいストーリードラゴン可愛いキャラが多いけど、やっぱり六竜達が僕は好きだな。

  周囲全員に劣等感を抱いているエミュールは見ていて痛々しいけど、シナリオを円滑に進めるための道化ポジションらしくちゃんと責務を全うしててがんばれってなる。

  あと人間ではリーフとハールの関係値はこの頃から色々あるんだなあ。えっっっ。

「第3章緋竜の火山

 ・5段階評価:2

 ・あらすじ

  火山噴火を止めるためにやってきた王子一行。

  火山ではアローラスがブリュンヒルデを痛めつけていた。

  ゼシアを助け出そうとするユーディルだが、自分意思アローラスに着いていくと言い、出来るだけ多くのドラゴン契約して欲しいと伝えた。

  その言葉強がりを言うブリュンヒルデのために、ユーディル契約を交わす。ブリュンヒルデ過去に一緒に戦った冒険者ムムの姿となり、ユーディルに抱きつくのだった。

 ・印象に残ったセリフ

  ムム「人間って、こんな感じかしら」

  オリジナルのムムが実装された今だからこそ言うけど、こんな感じじゃなくない? 顔や体格はまあそうだけど服装よ。

 ・印象に残ったキャラ

  ムム。

  ドラゴンだけど人に変化して王子好き好きキャラになる……

  こういう類の尖った性癖、ドラガリに限らずワーフリでも似たフレバーのがあるけど、Cygamesの中にそういう個人がいるのか、集合的無意識の中にそういうものを好む気質人間にはあるのかメッチャ気になる。ごめん適当言いすぎたわ。

 ・感想

  今回も敵を倒すぜうおー! 的なあっさり目のお話なので、キャラ萌え観点感想書くぜ。

  ムムよなあ。ドラガリ人気キャラの間違いなく3本の指に入るキャラだけあって、そりゃもうかわいい。こういう恋愛的な意味で一途なキャラはわかりやすくて好き。

  子供時代のゼシアのエピソードもあったりで、こういうのいいな。少なくともナームがイマジナリーフレンドで、ユーディル王子としての血だけを持ったクローンみたいな黒い憂鬱な設定じゃない、(じゃないよね???)のを確信できて心が落ち着く。

  いやこれでも、やっぱり憂鬱ストーリーなんかな。5章までしか読んでないので、さくさく遊んで次々読もう。

「第4章輝竜の山脈

 ・5段階評価:2

 ・あらすじ

  ユピテル契約するために山道を進む王子一行。エミュールたち帝国軍も同じ目的で山を登っていた。

  エミュールたちを見捨てられないユーディルは彼らを助けながらユピテルの元に向かう。

  ユピテルはそんな彼らに殺し合いを命じるが、ユーディルは王として例えドラゴン相手でも悪いことをしたら正すと言い切り、結果ユピテルとの契約を果たす。

  そこにゼーナがやってきて封印遺跡に行き、アローラスとゼシアを止めるための戦いに向かうこととなる。

 ・印象に残ったセリフ

  ユーディル「忘れるなんてできないよ。たとえ許しがたい人でも、兄だから

  優しいユーディルの一幕。非人道的エミュー相手にも優しさを見せるのは、優しさがすぎる気がするするけど、仲間たちもそれを指摘してるので、きっといつか何かあるんだろう。

 ・印象に残ったキャラ

  敵対してるのに助けをこうエミュール。

  みっともないけど、こういう潔さがないキャラ人間らしさがあると思う。

 ・感想

  常識破りのユピテルに振り回されるエピソード

  誰にでも優しいユーディルと、誰しもに嫉妬してしまっているエミュール。

  ユーディルエミュールも、どちらの生き方も決して楽じゃないだけに、少し読んでて辛かった。

  馬鹿だなあと笑い飛ばせる豪快なキャラがそろそろ出てきて欲しいなあ。具体的には火で銃でフェス限な王子が。

「第5章封じられし者」

 ・5段階評価:3

 ・あらすじ

  封印遺跡に向かった王子一行。

  ゼーナはゼシアと力を合わせてこの世ならざるもの浄化しようとするが失敗してしまう。

  この世ならざるものは、アローラスからゼシアへと乗り移り代わりユーディルを背後から不意打ちで仕留め、無窮の川を引くと宣言する。

  ゼーナの捨て身の転移呪文王子一行は助かるも、ゼシアはハールを従え次の封印遺跡の向かうのだった。

 ・印象に残ったセリフ

  ゼーナ「ごめんなさい、私の旅は失敗です。悲しい未来を変えることはできませんでした。」

  薄々わかっていたものの、どこかの地点からタイムスリップしてきたセシア本人だったとわかるシーン。

  こういうタイムスリップものの後悔のシーンは創作物における大好物なので好き。

 ・印象に残ったキャラ

  ゼーナ。

  いやこれ本編中でまだゼーナって呼ばれてないのか。

  上記の通りタイムスリップもの大好き。

 ・感想

  アローラス、ゼーナと立て続けにキャラが退場していく悲しい展開。

  僕は家族愛ものに弱いので、アローラスが自身意思ゾディアークに託したあと、ゾディアークもユーディルを息子のように扱うのよかった。

  けど何よりゼーナの本意と失意は読んでてグッときた。

  ここまでは昔読んでた部分なので次から初見から楽しみだ。

「第6章聖城に起つ」

 ・5段階評価:4

 ・あらすじ

  第4位王子ヴァルクスが聖城に攻め入ってくる。

  ゼシア奪還という目標を見失った王子一行はその目的のなさを指摘されてしまう。

  しかしユーディルは「国」を作り、民を守ることを誓い、ヴァルクスに立ち向かう。

  ヴァルクスの言う王にための三つの資格をみせたユーディルは王の道を歩むため、新アルベリ王国建国宣言するのだった。

 ・印象に残ったセリフ

  アルベリウス「国あっての人ではない。人あっての国だ」

  いや厳密にはこれとユーディルが言ってたんだけど、まあ普通にいいセリフなので。

 ・印象に残ったキャラ

  ヴァルクス

  質実剛健キャラ大好き。こういう男キャラ好きだわ。プレイアブルになってないのなんでなんだろ。この先を読めばわかるのかな。トールプレイアブルなのに。

 ・感想

  たぎる演出燃えるセリフと、いい感じに盛り上がってきた。

  特に2D絵だけどキャラが動いて演技するところや、アニメーションなど、演出面でいっぱい魅せてくれて面白かった。

  当たり前にユーディル国王だと思ってたけどこのエピソードがあってのそれなんだね、わかってなかったや。

  なんにしてもたぎって燃えるいい話だった、ユーディル好きだなあ。フェス限実はまだ持ってないので、3周年フェス天井対象になってくれると嬉しいな。

  

「第7章遠征! 水上都市へ」

 ・5段階評価:2

 ・あらすじ

  水上都市同盟を結ぶために遠征に出た王子一行。

  領主に謁見すると、ランザーヴの父親であることが判明する。結果、ランザーヴを水上都市に戻せば同盟を結ぶという交換条件を突きつけられる。

  そんな中、第二位王子ファルエスと第六位王子エミュールがちょっかいをかけてきたため、ランザーヴは非道になれないユーディルに変わっってエミュールを始末しようとする。

  しかし、ユーディルの影響で変わったランザーヴは手をかけることはしなかった。そんなランザーヴの成長と、ランザーヴが自分の国に必要だと言い切るユーディルを見て、水上都市領主同盟を結ぶのであった。

 ・印象に残ったセリフ

  ムム「ま、これからもジャレ合いましょう。お互いに全滅しない程度に、ね♪」

  ドラゴンと人が仲良く喧嘩し続けることを示唆するムムの含蓄あるセリフ

  ドラガリ存続の危機きっかけにプレイし始めてるのでしみじみときセリフ

 ・印象に残ったキャラ

  ランザーヴ。

  甘いユーディルに変わり非道になろうとするがなりきれない、変化を示すシーンが印象的だった。

 ・感想

  同盟国を増やす話、ランザーヴのお当番回、ファルエスの登場と要素は多いわりに薄味だった。

  特にランザーヴはやる時はやるけど、ユーディルに感化されて変わったと言われても、じゃあこれ名前の出てないモブキャラもやってないのか? とか思うと不殺はどうしてもモニョるし、描写がもう少し欲しかった。

2021-03-11

anond:20210311080325

「男が加害者」という論立てについて、モヤッとする時としない時がある。それが何による物なのか上手く言語化できなかった。

時には「全ての男性加害者である」と言われても「なるほど確かにな」としか思わないこともあった。逆に「全ての男性加害者というわけではないけど…」と言われても「なんか言い訳臭い上にモヤモヤは残る…」という場面もあった。

色々考えてみたんだけど、

という二通りの論立てがあって、前者は納得も賛同もするんだけど、後者を見るとなんかモヤッとするのかなと思った。


加害者or被害者」論とは別に

という論立てにも割と納得するんだけど、私自身も性犯罪被害経験があるし、また小さい頃は「男のくせに泣くな!」とか本読んでるだけで「もやしっ子で情けない」とか、(平成生まれだけど)昭和かと思うような環境で育ったので、そういうの無視して「おまえは加害者側だ」と言われると「いくらなんでも死ね」と思うよね。

物理的な身体に紐付いた人格集団に線を引いて「こっちが被害者、あっちが加害者」と言われると腹が立つけど、それとは別に、この社会支配する集合的無意識のような形での「男性」という存在加害者的側面があり、「その特権化にあなたもまた奉仕している(側面がある)」「その特権あなたもまた享受している(側面がある)」と言われると、身が引き締まる思いになるかな。

anond:20210309200041

私は私の神の導きによってこの記事を書いている

神の声とは言語によって消滅したのではなくより鮮明に聞くことができるものなのだ

神の囁きによって行動を起こす

集合的無意識によるものではない

神は私であり、私は神なのだ

2021-03-10

anond:20210309200041

ユングでいう集合的無意識みたいなものを扱ってた可能性があるのかね。しらんけど。

2020-10-25

最近、なんでも良いから何か行動しろみたいなメッセージを持った本が凄く多いの、いよいよ不況も底が抜ける寸前みたいな印象を受ける

日本がここ30年ばかり出口の見えない不況に苦しんでいることに異論はないと思うが(ある奴はバカ

その根本原因は需要の不足にあり、対策としては政府による金融緩和財政支出が正解なんだよな

ところが、政府解決する気があれば30年も不況に苦しんでいないわけで、解決する気がない

不況解決されないまま、給料は上がらず、民間ビジネスは先細り、大衆人生は脆いところからどんどんと崩れており、

コロナショックでいよいよ底が抜けて、貧窮国家として地金が出てくる頃かなーという今日この頃

不況下で世の中の金回りが滞っている時、個々人や一企業立場で見るとお金を貯めておくことは正しい

しかし国の視点で見ると、全員がお金を貯めた結果、不況悪化して、ますますお金を出し惜しみするようになるという悪循環に陥る。

これがデフレスパイラルという奴だ。

ゲーム理論的に、一プレイヤー立場から不況悪化させることが合理的なので、この問題政府マクロ立場に立って政策により解決するしかない

しかないのだが、先ほども言ったように日本政府にこの問題解決する能力はあってもやる気はないようだ

最近、とにかく行動しろ何かを作れ何かを変えろというふわっとしたメッセージの本(ホリエの本とか)が、無茶苦茶増えてるの、

もう非合理的経済行動でも訴えないと状況がかえられない、竹槍で飛行機落とせみたいな、集合的無意識がやけくそになっている状況を反映しているに違いない

2020-04-17

給付の申告に行ってコロナにかかって死んだら誰を恨めばいいの?

たかが10万円のために外出したお前に決まってるだろ)

「誰だ!」

(我が名は自己責任論者……貴様らの心のうちに潜む集合的無意識リヴァイアサンなり……)

「消えろ!」

無駄だ……お前の中にいる私を消そうとするなら貴様死ぬしかない……)

「は?」

(それもこれもお前たちの自己責任なのだ……自己責任という言葉に甘えてきたお前たち自身のな……)

「え?」

貴様が悪いのだ……貴様こそが貴様コロナで殺した張本人なり……さあ10万円申請に行ってコロナ死ぬのだ……)

「いや、マジでなんなん?」

(終わりだッ!セルフレスポンシビリティーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー)

「ぐわーーーーーーーーーーーーーーーコロッ(コロナ罹患して死ぬ音)

2020-03-24

うんちの人ってさ

botなの?それとも個人なの?

それとも集団根付いた集合的無意識

2019-11-06

ありがとうペルソナ5ザ・ロイヤル

また、心を盗まれた。

言うまでもなく、ペルソナ5THE ROYALのことだ。

発売日が決定してすぐに有給を取得し、万全の体制で臨み、5連休が終わる直前にクリアした。(クリアできたのは八十稲羽の大神の力による所が大きかった)

まりにも、あまりにも素晴らしかったので、2周目に突入する前に、作中の「怪盗信者である三島のように、テキストエディタを立ち上げ、「僕らの光」を何度も流しながら、支離滅裂キモいテキストを書き散らしている

ペルソナシリーズ存在名前だけは知っていたが、普段ゲームなぞ殆どしない自分は、2016年の秋、8年ぶりに同シリーズの最新ナンバリングタイトルが出るという素晴らしいニュースがあったことすら露知らず、どうしてもやりたかったうたわれるもの二人の白皇の為に、PS4を購入して(こちらも言うまでもないほどのADVの大傑作だ)プレイし、Suaraが歌う、ボーカル付のシーンで涙を流していた。

それ以外やりたいソフトも無く、当時大学生で暇を持て余していた自分は、近場の家電量販店に行き、たまたま見つけた赤と黒ソフトを手に取っていた。

それがペルソナ5との、ひいてはペルソナシリーズ出会いだった。その世界にあまりにハマってしまったせいで、ペルソナ5通算500時間ほどプレイした。そしてペルソナ3で命の答えにたどり着き、ペルソナ4ザ・ゴールデンで霧を晴らし真実を見つけ出した。それでも飽き足らず(無印と2はまだやっていないにわかにではあるが)アニメを見て映画を見て、アリーナで闘い、ダンスを踊った。

ペルソナ5現実世界認知世界(というもう一つの現実との)と東京という「現実」にある世界の3要素が絶妙リンクしていて、ある意味残酷とすら思えるほどの没入感を与えることに成功している。

教室自分の目の前に座っている杏、竜司とともに食べた荻窪ラーメン、真と共に闘ったパレス双葉と共に食べたカレー、春と飲んだコーヒー…一緒に眠ったモルガナ…「痛み」を共有した仲間たちとの楽しくどこかくすぐったいような日々だけではない。無気力大衆、どこにでもいそうなパレスの主たちまで、確かに存在する。

そして、プレイを終えたあと、自分は確かに怪盗団であったこと、しかしこの世界には怪盗団がいないということを実感せずにはいられない。

ペルソナ5物語は、当事者になってしまった鴨志田事件から、真加入の前半は勧善懲悪的な物語であり、中盤は、大衆の期待に煽られていき、「人一倍許せないこと」があり、それを貫いていく、という怪盗団のポリシーがブレはじめ、絶頂凋落を味わう。

終盤はその大衆集合的無意識を切り口として、人々の世界のどこにでもありふれている閉塞と怠惰の中で、それでも人間には前進していく・立ち向かっていく意志希望があり、(矛盾しているが)それらを自ら選択していくエンドである

人間希望を集めて作られた」モルガナが「人間には、世界を変える力がある。今はそれをほんの少し忘れてしまっているだけ」という台詞であらわされるように、作中には「意志選択」がありふれている。

その最たるものとして、主人公獅童事件証言者として、警察に出頭し、少年院に入ってしまうことになるわけだが、「痛み」を共有した仲間たちが主人公冤罪証明する。

作品の答えが、そして作品テーマであった「真なる更生」が果たされる。彼らの「意志」はわれわれの現実にも還元され、ありふれた怠惰と閉塞の世界で、「ほんの少し」忘れていた希望意思を思い出す。

さて、ペルソナ5 THE ROYALでは、そんな「意志選択」の物語であったペルソナ5から、今回の「ROYAL」な3学期では、異なるシチュエーションで「意志選択」の物語が繰り広げられることになる

パーフェクトであった物語に、一学期から当然のように追加される新しい登場人物たち。

言うまでもなく、芳澤すみれと丸喜拓人のことだ。ネタバレになってしまうが、二人には共通点がある、「大切な人」を失ったという「痛み」を持っている点だ。丸喜拓人恋人を、芳澤すみれは、姉であった「芳澤かすみ」と自分自身「芳澤すみれである。丸喜は恋人であった留美家族が殺されたショックで、留美廃人になる。

芳澤すみれは、世界を獲ると共に誓った姉を、自らの不注意で事故に遭わせてしまい、失う。

丸喜は「彼女を救いたい」という「願い」をもって、ペルソナ覚醒させ、留美を救った代償に、留美は丸喜のことを忘れる。

すみれは「かすみになりたい」という「願い」を持ち、それを丸喜が認知を「曲解」させることで、すみれ自身を「かすみ」と認識して生きていく。その代償にすみれすみれ自身を失う。

3学期に解禁されるすみれコープにおいて、芳澤すみれは「かすみ」のように凛々とした少女ではなく、いつも姉の背中を追いかけている内気な少女として描かれる。

かすみの影から自ら脱却し自分意志で歩み始める。彼女コープで、下していた髪を再度括るシーンは、かすみの持っていた強い目が、すみれの中に宿っていた。

すみれの強さと脆さ、そして主人公や丸喜にすがってしまう点は「怪盗団」の女性にはない、どこかギャルゲーチックなトラウマの向き合い方で大変好みだっただけに、もう少し長く仲間として使いたかったという本音もある。

話しを怪盗団に戻そう。怪盗団が無意識にも願っていた願いが叶えられた世界。「幸福幻想」の中にいる怪盗団は、自分たちが「現実にいない」ということにすら気が付かない。彼らが無意識にも願っていた願いが変えられた世界モルガナは人間になり、竜司は陸上を続け、杏は志穂と共に過ごす。真や春には父がいて、双葉には母もいる。かすみかすみとして、凛々とそこにいる。ただ、主人公だけであるジョーカーは違うかのように描かれる。現実が、現実ではない感覚。彼は同じようにここが現実ではないと気がついていた明智、そしてパレスを見つけていた芳澤と協力して、元の世界へ戻ろうと調査を始める。

パレス発見したのち、戦力を増やすめにもまず、ジョーカーは一人一人一味を説得していくわけだが、改めてジョーカー精神的な意志の強さには驚嘆する。彼は問いかける「これで本当に幸せか?」自ら痛みを乗り越え、選ばなければ意味がなかったんじゃないのか?

仲間たちは気がつく。竜司の言葉でいうなら「あいつの言葉が正しいと思ったからなのかも」

その瞬間、幻想は打ち砕かれる。

丸喜は「みんなが幸せに暮らす」世界を作りだすことによって全てを救おうとする。そのことに気がついた時、怪盗団は今まで考えていなかった、改心することの是非を問われる。という問いにぶつかる。しかし!目を覚ました怪盗団の答えは自明である。「幸福」よりも「意志選択」を尊ぶのだ。例え、その現実幸福ものでなかったとしても。

丸喜は叫ぶ「僕は君たちも救いたいんだ」そして、共闘している明智という存在が「ジョーカーがもう一度闘いたい」という願いに丸喜が応えたことによって生まれ存在だということを明す。そして、明智は自らの存在のことを知りながらも、主人公に、自らの「意志」を貫くよう勧める。明智らしい、突き放すような言い方で。

その時、私はそうか、と少し嬉しくと思う。ジョーカーにも、きちんと願いがあり、後悔があったのかと。あまりにも強靭精神を持っているので忘れていた。私ははじめてジョーカーが真なる意味で「我々の仮面」になったような実感を得た。

そこから先はもう言うまでもなく、「歪んだ善意」と「まっすぐな意志」との対決である本来怪盗団に改心することの是非や葛藤など必要ではない。大義名分を気にしてるようでは怪盗団なんかやってないからだ。確かに今回の丸喜は根っから悪人ではないし、どこか衛宮士郎彷彿とさせるような一種正義の味方だと思う。それでも、怪盗団にとっては悪人なのだ自分の力でまだ見ぬ未来を切り開いていく障害になるものは。

ラストバトルで、ジョーカー仮面を外し、丸喜といかにも陰キャな殴り合いを行う。少し狙いすぎるきらいはあるが、その青臭さと眩しさを再度確認できただけでも、ペルソナ5THE ROYALは最高の物語であったと私は言える。

エンディングムービにおいて、丸喜はタクシー運転手として主人公を駅まで載せていくシーンがあり「大人になってから失敗しても、もう一度やり直せる。それが僕の復讐かな」(大意)丸喜も見事に未来をつかむことが出来たのだと思い、うれしくなる。

見送りの際にかすみが現れないのも、怪盗団の見送りがやけにあっさりしている所も、自らの「意志」によって、自分だけの道を歩みはじめたことの証左だろう。新幹線ホームで、「前を向いて歩けよ」という声がする。前を向くと、強い目をした「すみれ」がいる。「それでは」という挨拶だけを交わして、二人はすれ違っていく。前を向いて進む、だが、二人は同じ方向を向いていない。なんと素晴らしい別れ方だろうか。

かすみと、怪盗団と、もう一度会いたいと思わずにいられない。もう一度、ありふれた閉塞と怠惰から未来を切り開くために。そして別れをする為に。その為に何度もペルソナ5THE ROYALを周回し、そのたびに、自分自身の心の中に怪盗団があることを確認するだろう。

最後アトラスには、最高の女である芳澤かすみファントムストライカーズの参戦を、大変期待している。

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