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はてなキーワード: 給食当番とは

2024-03-13

ハーフ美少年チンコ性癖狂わされた話

※かなり気持ち悪い話ですので読まれる方は自己責任

小学生のころ美形の友達がいた。美形な上にノリもよかったので男女を問わず人気者だった。彼の母親フィリピン人で、母親譲りのくっきりした顔立ちが印象的だった。一番美しいのは目とそのまわりで、眉毛が濃くてまつ毛が長い上に目自体が大きく二重で黒目がちと非の打ち所がなかった。鼻は筋が通っているものの横に広いにんにく鼻で口はたらこ唇だったが、それも不格好すぎるということはなくむしろ愛嬌と色香をもたらしていた。俳優赤楚衛二をはじめて見たときはその同級生がこっそり芸能界入りしたのかと思ったぐらいである。

6年生の春に彼はフィリピン祖父母に会いに行った。そして向こうで割礼というのを受けさせられてから帰ってきた。割礼とは文化として行われる包茎手術のことである。帰ってきた彼は割礼体験のことを「いきなり今からチンコの皮切るって言われてパンツ脱がされたんだぜ」「チンコからたことないぐらい大量に血出てた」「かなり痛かったけど泣いたらオカマだと言われるから耐えた」とどこか自慢気に語り、クラス男子は筆者も含めみんなえげつない体験をした彼のことを尊敬眼差しで見ていた。元から人気者なのにその一件で彼の株はさらにあがった。ただ、筆者はそんな体験を平然と語れる彼のことが少々恐ろしかった。心がどこか麻痺しているのではないかと思ったのだ。

筆者はその同級生と同じスイミングスクールに通ったりしていてけっこう仲がよく、家によく遊びに行っていた。あるとき彼の家でふざけてチンコがどうこう言って騒いでいたら居合わせた彼の二つ上の姉が、「こいつがチンコ切られた時の写真見る?」と言ってデジカメを見せてきた。日本ではありえないが、フィリピンでは割礼は男なら誰でも子供のうちに病院などで受けるもので、大人に近づいた記念のような意味合いがあるので手術室に家族が同伴して写真を撮るのは珍しいことではないらしい。写真は何枚もあったが、不服そうに手術を待っている姿、股に麻酔注射を打たれて絶叫している瞬間、おさえつけられて号泣しながら局部を切られている様子などが鮮明に収められていた。割礼体験武勇伝のように語っていた彼は、本当は号泣していたということを知られるのが恥ずかしいらしく、なんでこんなの見せるんだよと姉にキレていた。だが姉の方が強い姉弟だったので姉はカメラしまわなかった。そして筆者はというと、むしろ彼にもちゃんと恐怖心があるのだと確認できて安心したのだった。それからそのような辛い体験を乗り越えた彼に優しい言葉をかけてあげたくなった。あまり共感性の強くない子供だった筆者にとってはあまり馴染みのない感情だった。

最後に見せられた写真は術後のもので、痛いのか彼は不機嫌そうな顔をしてハーフパンツを履いて股間のところを指で摘んでいた。傷口や亀頭が服に擦れると死にそうになるのでそんなふうにガードするのが向こうでは常識らしく、その姿のことを現地語で割礼ポーズなんて言ったりもするらしい。筆者は青いハーフパンツの布越しに彼の性器存在を感じ取って不覚にもドキリとしてしまった。それはボディーラインを強調するような服を着た女性を見たときと同じ胸の高鳴りだった。この下にデカい乳が潜んでいるんだと想像してワクワクするあの感覚である。当時はそんなボキャブラリーは持っていなかったが、彼の性器から幼い私はエロスを感じていたのだ。そしてエロスを感じさせてくれる人というのは男でも女でも皆尊い

写真を見終わって「お前すげえな」と声をかけたら、「この写真のこと絶対誰にも言うなよ」と強く口止めされた。本当はもっと「頑張ったな」とか「もう大丈夫からな」とか言いたかったけれど男子同士でかけ合うような言葉ではないのでやめた。代わりにそれからというものの、給食当番で彼によそう時だけ肉を多めにして心のなかで「手術頑張ったご褒美だよ」と呟いたりした。

やがて筆者はダメダメだと思いながらキッズケータイで撮った彼の写真を見てマスターベーションをするようになった。彼が異国で割礼の痛みに苦悶する様子を思い浮かべて「頑張れ、我慢しろ」と励ましながらである。そして射精するタイミングで「よく頑張ったな」と褒めてあげるのである。長じてはマスターベーションなら同性でも異性でもできるようになったが、同性をオカズにする時の筆者は相当なSである。肉体的な痛みに苦しめたあと労ってあげたいのだ。

はい英語能力を活かして某有名大学で学んでおり、しかも同じハーフ彼女がいる。彼女とも面識はあるが、やはり美形で人間性も素晴らしい人だ。敬愛する友人が痛みを乗り越えたそのどうしようもなくエロい性器彼女気持ちいいことしているのだったらいいなと思いつつ、今でも私はときどきその友人が割礼で苦しむ姿を思い浮かべながら己の性欲を解消している。彼が苦痛に顔を歪ませる姿は何よりも尊いけれど、それでもそんなこととは関係なく彼にはずっと幸せであってほしいと思う。

2024-03-06

妻がいない夕食。

いつもの鍋。

娘はマックがいいとかうどんがいいとか文句言ってる。

お椀に鍋をよそってあるが、ご飯ふりかけかけてそればっかり食べてる。

ご飯に飽きて鍋の肉を食べる。

うまいか」と声をかける

「私ちゃん毎日これでもいいんだぞ」相変わらずチョロい。

息子(小5)はお椀を平らげ、お代わりと差し出してくる。

「もう自分でよそいなさい」

「出来ない」

給食当番とき何やってんだ」

「消毒とか」

「お前、配膳係女の子かにやってもらってんじゃないだろうな」

「やればできる!」ほらっ。

お椀に豆腐ひとかけらだけ乗ってる。

豆腐一つだけでドヤ顔するんじゃない」笑いながら突っ込む。

慌ててほかの具も乗っける。

「お父さん、七味とって」小学生だけど、辛い物が好きだ。

でも明らかにかけ過ぎてる。

「お兄ちゃん絶対から言っていいそう」娘にささやく。

「かき混ぜれば辛くないから」そう言いながらかき混ぜる

「辛くするためにかけてるのに、辛くなくしてどうする。」突っ込みどころしかない。

何口か食べて

「この鍋、新車の味がする」

「お前車食べてるのか」

「食べてない」

「なんで味知ってるんだ」

「味じゃない、匂いのこと」ご飯が進まない。

2024-02-27

給食うずらぶっちゃけ一切美味くないくせに窒息の事故が後を絶たないんだからいっそのこと全面的給食での提供禁止にしたらいいのにって思うんだが何か問題あんのかな

黄身は水っぽくてグズグズだし白身ゴムみたいな食感で、給食で初めて食って「思ってるゆで卵と違う、不味すぎ!」と思ってから絶対友達にあげるか給食当番と取引して避けてもらってたわ

丸呑み窒息の事故事例だって、中には嫌いだから無理やり飲み込もうとしたやつもいたんじゃねえの

2024-02-21

いじめ100%加害者が悪い論

あれ嫌いなんだよね

どっちかというと「いじめられる方にも原因がある」派

例えば小学生の時、同じクラスにスンゲー髪の長い子がいたのよ。

背が低いか椅子に座ったら床にまでつきそうなレベルの。いっつも結んでない。(親の言いつけとかでそうしてんのかな?と思ってたけどその子の姉によると本人の希望で頑なに切らないらしい)

給食当番のつけるキャップに髪が収まらいから出してるんだけど、その子がよそうおかずに髪がついちゃったりすんのね。

イヤじゃんそれは。俺はイヤ。

でも先生が言っても親が言っても髪を切らないし、もちろんクラスメイトが言っても無視

からみんな、その子給食当番をしているときは配膳台に並びたがらなくなった。

そしたらしばらく経ってその子が数日学校を休んだと思ったら、学年主任が出て来て「クラス総出でいじめをするとは何事だ!」って説教。あとはテンプレ

まあ小学生露骨な態度って大人でも割と傷つくし、そこに悪意が見えたならその子は大変傷ついたんだろう。

それに関して俺も態度を隠せていた自信はないので普通に申し訳ないと思っている。1対複数の状況だしね。

でもその状況をつくり出したのは誰?っていう。

もちろん何か譲歩策が出せないまま”不快を態度に出す”っていう浅はかな言動をした俺含めクラスメイトが最も悪いのは言うまでもないよ。

けどそれで「加害者100%悪い」って言われるのは納得がいかない。

先に俺たちは結構我慢してたんだが?っていう。

髪を切るかせめてくくってくれという懇願を、何度もした。

「おい髪どうにかしろよw」とかいうからかい混じりとか嘲りまみれのソレではなく、結構まっとうにお願いしていた(俺主観)。

でもその子自分スタイルを変えなかったから、俺たちがダメな方向に変わった。

の子に対する態度がいじめだと自覚していた人間なんてその時いないだろうし、けれどその子いじめだと感じたんだから事実いじめだったんだろう。それならクラスメイトはみんな同罪だ。

比率で言って100:0で俺たちが悪いのか?は今でもよく考える

80くらいまでは「マジで俺が悪かったな…」って思える。99くらいまでは「やっぱ俺が悪いかも」と思える。でも1くらい情状酌量余地があってよくないか

の子が「私のスタイルクラスメイトに不快感を与えているんだ」っていう自覚さえ持ってくれたら、絶対お互いこんなことにはならなかっただろうと思う

顔の造形とか身長とかまあギリ体臭とか、本人の努力でどうしようもないこととか他人に強いられて仕方なくしてることならともかくさ、自分でどうにでもできる範囲での話ね

言うまでもないけどいじめって何億色あんねんが前提だから「なんとなく」とか「そこにいたから」とかそういうテキトー理由いじめられたガチ無罪いじめられっ子の話は別だよ。それは加害者100%悪い

2023-10-15

近年の公立小学校

我が子が入って自分ときと違う点

名簿が男女混合五十音順

席順が男女混合

給食がしょぼい(自分がいた自治体と違うから小学校給食室はない

ひとり1台タブレット端末貸与

男子を君付けしないで全員さん付け

教室エアコンあり

教室ストーブなし(配管の痕跡あり

気温で外遊全面禁止の日、水泳中止がしょっちゅうある

教師負担削減で通知表の所見欄もなしなど色々簡素

コロナから家庭訪問無し、学校で二者面談

自分ときと変わらなくてむしろ驚いた点

机も椅子も黒板も設備が一切同じ

教科書ノート学習スタイルも一切同じ

学校建物自体建て替えないし汚くてボロボロ

体育館冷房設備無し

今年プールを建て替えたのに炎天下屋根なし

PTAでベルマークまだ集めてるし手作業集計

給食当番の白衣を2週に一回持ち帰って親が洗ってアイロンかけるシステムが未だにある

個人的には教師は2シフト制にして教育自体は手厚くしてほしいと思っている。

2023-06-10

女だけど、本能的に子供が欲しくない

anond:20230607231943

物心ついた頃から、「自分子供を産んだらいけないタイプ人間だ」と感じてきた。

小中高職場すべてで虐められてきた。

虐めの理由容姿が悪いことと、能力が低いことだった。

(因みに自分スペックフリーター低学歴、一重、貧乳、顔デカ陰毛ヘア、発達障害(手帳持ち)、学習障害家事能力なし、運動神経なし、アル中。)

父親はおおよそ社会適応できてる人だったけど、母親仕事が長続きしないタイプで(大体が3日もたなかった)、近所で噂話される程度にはヒステリック変人だった。

私も弟も、小中高すべてで不登校になった。もう遺伝子から弱者なんだなと幼いながらに実感したものだ。

人生が変わったのは、整形をしてからだ。

どうやら自分は目を二重にして陰毛ヘアを直毛にすれば、何とか擬態できるベースを持ち合わせていたらしい。

整形したら、恐ろしくイージー理解のある彼くんが生えてきた。

(整形前は生える気配は一切なかった学生時代自分給食当番でよそったご飯を受け取ってもらえなかったり、席替えで隣になると気持ち悪がられた。バイトでは初日から従業員にブスだと言われたり、客から暴言を浴びせられた。世の中の全女イージーモードだというのは流石に主語がでかいと思う。)

便宜上理解のある彼くんと書いたが、多分定義からははずれると思う。

他に本命がいたし、金を貢がされてたし、暴言暴力を振るわれてたし、寝てる時に犯されるなど、合意のない性行為も多々あった。

ある時、妊娠した。正確に言うと、流産してから妊娠していたことを知った。

流産した時、真っ先に「よかった」と感じた。

私の血が入った哀れな子供が生まれなくて本当によかったと、心の底から思った。

の子が生まれ育つ想像をしてみたが、可愛いとは全く思えなかった。

子供が生まれないで済んだ喜びはあれど、子供が流れた悲しみは1mmたりとも感じなかった。

そしてこの時に、「自分には子供を産みたくないという本能がある」と確信した。

多分、マジョリティの「本能」は、子供が欲しいというそれなんだろう。

でも、世の中にはマイノリティの「本能」もあって、それは弱い個体を生み出したくないというものなんだと思う。

ちなみにその後、本当に理解のある彼くんとも出会ったが、子供を求められた為にお別れした。

私の本能論も話したが、理解不能だと言われた。今はお互いの「本能」が一致したお相手子供を作って、幸せ暮らしてるらしい。

2023-05-27

小学生感のある語彙

通学路

テスト返し

オール5

席替え

集団下校

社会見学

作文コンクール

自由研究

運動会

学芸会

日時計

生物

給食当番

ゼッケン

交換日記

一輪車

遠足

習い事

リコーダー

ぞうきん

ナップザック

児童館

電話相談

防犯ブザー

連絡帳

お小遣い

友達百人できるかな

将来の夢

学級委員

暗くなったから帰る

邪魔しました

足すりむいた

あいつもやってるのに

何時何分地球が何回回った時

バリア

ずる休み

2023-05-18

anond:20230518164139

文部科学省パブコメ募集時にいえばいいとおもうけど、それよりさきにランドセル量化とか置き弁可能化とかのほうにやっきになってるママが多い

今の小学生タブレットつめたランドセル水筒(+防犯ブザーとか学童弁当とか体操着とか給食当番かっぽうぎとか)だけで15キロくらい背負わされるやで

体操着なんか病院入院着みたいにサブスク制にしろよ……

ほんと昭和感覚がなおらないんだからな、文科省

 

でも今ズボン型とか形はいろいろえらべるようになってきてるってきいた

2023-02-05

スシロー事件を見てからビュッフェドリンクバーを利用しなくなった

もう無理気持ち悪い。

当然回転寿司丸亀製麺も行ってない。

行けるのはマックみたいなカウンターで完成品を手渡される店だけ。

水のセルフサービスも怖いから店に入る前にペットボトルで喉を潤しておいて、食べ終わって店を出てからまた水を飲むようにしてる。

暗殺者に怯える昔の殿様みたいだ……今の時代にこんなことしてるとかロシアスパイ政治家ぐらいだよ……。

外食に対する深い失望だ。

小学校の頃、給食に使うスプーンの洗い方が雑で汚れが残っているのを見たあと、しばらく給食を犬食いしている時期があったのを思い出した。

給食当番で給食室に行くと、オバチャン達が何本ものスプーンをまとめて乱暴にじゃぶじゃぶして終わらせているのを見て、疑いは確信に変わった。

だがある日テレビで「リモコンは超汚いです。朝の口内は10gのウンチです。人間は皆皆超汚いけど平気なので潔癖症とかバカです」というのを見てから、まあ食べ残しの洗い残しぐらいなら我慢するか……と割り切った。

でも最初スプーンや箸をティッシュハンカチでそっと拭いてから食べる貴族気取りの変な小学生みたいなことを半年ほどやっていた。

今回は……もう本当に無理だ……。

誰かの口内から10gのウンチがそこら中に直接ぶち撒けられている。

しかしたら、本当の本当に尻穴にスプーンを出し入れしたり、深夜のファミレスドリンクバーの注ぎ口に尻穴を突っ込んで直接尻にコーラを入れるアナルコーラオナニーをしているバカさえもこの世界のどこかにいるんじゃないか……そう考えだすともう止まらない

店員が原因の不衛生によって発生した食中毒なら確実に損害賠償請求できる。

でも……その原因が迷惑客だったら、店側は損害賠償請求先をたらい回しにするかもしれない。

バカ基本的低学歴で、低学歴基本的貧乏だ。

貧乏人だからお金は払えませんで逃げ切られてしまったら……被害を受けた側は何の補填もないじゃないか……。

気づいたんだ。

無防備外食リスクとリターンが釣り合ってないんじゃないかって。

そう考えだしたらもう無理だ。

この世界危険でいっぱいだ。

信用できるものほとんどない。

何を信用するかを自分リスク考慮して選ばないといけないんだ。

どこまでなら君は我慢できる?

俺はラインを決めた。

しかにまだリスクはある……貧乏アルバイトに全部の責任をぶん投げて逃げる本店……テーブルに置かれたカラトリーアナニーをするマイルドヤンキー……可能性は無限だ……この世界リスクだらけだ……。

2022-07-17

anond:20220717013749

給食袋ってこれ、なんか給食当番用ののエプロンとか入ってるやつじゃない?

洗濯して次の当番に渡すので、慌てて洗濯することになる

2022-07-14

anond:20220713201751

社会がそうなってるのにそれしないのは切り捨てられるんは当然では

お前は給食当番で何せず配膳待つだけのやつにいいよいいよと配膳するのか?

2022-06-23

anond:20220623181046

保育園から小学校に行くときつくなり、幼稚園から小学校に行くと楽になるみたいな話があるけれど、幼稚園時代に何を用意していたかちょっと考えてみた。

幼稚園のころ
学期ごと
  • 園服の帽子と鞄は長期休暇の時にウェットティッシュで拭く程度のお手入れしかしてなかったな。
  • 持ち帰り袋: 次の日に必ず持たせないといけなかったので、洗いたくても長期休暇の時しか洗えなかった
  • 学用品: クレヨンとか絵具とかは切れている奴をチェックして買い足してた
  • 雑巾: 毎学期新しいものを持たせないといけなかったような...
時々
毎月
  • 歯ブラシ: 歯医者さんが月に1度は変えろと言っていたような気がするので毎月変えさせてた。もちろん、毎日持っていき、毎日持ち帰る。
毎週
毎日
小学校になって用意するようになったもの
学期ごと
時々
毎週
毎日

元増田は何が大変だったんだろう。だから保育園上がりは...ってまとめてもいいですか?

今時の小学校用意する物大杉ワロタ

連絡帳→毎日ちゃんと読んでハンコ押して持ってきてね。

上履き→毎週持って帰ってくるので洗って週明けに持ってきてね。

給食当番白衣給食当番の週に持って帰ってくるので洗って週明けに持ってきてね。

【↑↑↑〜まあこの辺はしゃーないワイが子供の頃も同じだったでの壁〜↑↑↑】

検温表→こんなご時世なので毎日ちゃんと体温測って体調書いて持ってきてね。土日も忘れずに体温測ってきてね。

宿題→平日は毎日音読宿題を出します。読めたらサインして週明けに持ってきてね。それと別にプリント宿題も出すのでこっちは次の日に持ってきてね。

水筒熱中症対策毎日持っていきますので水か麦茶入れて持ってきてね。

給食ランチョンマット→毎日持って帰ってきますので毎日洗濯して新しいのを持ってきてね。

水着帽子水着の両方に記名したゼッケン縫い付けてね。濡れた水着入れるビニール袋にもちゃん名前書いてね。毎日検温表で体調チェックしてるけどそれはそれとしてプールカードにもサインして持ってきてね。


【↑↑↑〜マジか今時の子は大変やな〜の壁〜↑↑↑】

体操着シャツの裏と表に記名したゼッケン縫い付けてね。体操服と帽子のほかに汗拭きタオルを2枚持ってきてください。前側のゼッケンは脱いだマスクを入れられるように上だけ開けて縫い付けていてもらいました(アイロン接着ゼッケンで楽はさせないぜという鋼の意志)が、それはそれとして授業中に脱いだマスクを入れる袋も持ってきてね(←なんで?????)。もちろん毎週洗ってまた持ってきてね。

鍵盤ハーモニカ→毎週吹き口と拭き口を拭くガーゼタオルを持って帰ってきますので家で洗ってまた持ってきてね。

絵の具→使うたびにパレット雑巾を持って帰ってきます。家で洗ってまた持ってきてね。パレットを入れるジップロックにもちゃん名前書いてね。


【↑↑↑〜そこまでせんでええやろ…の壁〜↑↑↑】



2人以上子供いるお家の人これ毎日子供の人数分やってんの……? シングルのお家の人働きながら一人でやってんの……? 定型発達じゃない人も頑張って毎日やってんの……? マジすごくない……?(ドン引き

子供が通ってた保育園は2歳クラスまで連絡帳が面倒でオムツも持ち帰りで面倒臭かったけど、毎日持っていくものが同じなだけまだだいぶ楽だったな。ちょっと前にオムツも着替えも保育園のを使わせてくれる保育園が便利ってバズってたけど、そんなん使ってたら小学校上がった瞬間に心労で死ぬんじゃないかと思うわ。

入学して間もない頃に「けいさんカード英語単語帳みたいなやつ)の一枚一枚に全部名前書け」ってプリント見た時目を疑ったけどあんもんじゃなかったな。


【こっから追記

2021-11-13

堀江貴文氏がヴィーガン給食に警戒感「舐めてると奴らはどんどん肉食に関与してくる」

https://globe.asahi.com/article/14475497

昆布だしとったり大豆ミートで作ったり、

この人はガチやな

給食のような大規模料理ヴィーガン食って意外とあうんだよね

肉や卵のような「個体物」が少ないので煮込みや炒めがしやすいので

公立でよく導入できたなと思う

この小学生の中から1%とかはヴィーガンになるんだろうな

「ん!?肉ないほうが美味くね!?」みたいに気づくやつがい

肉や魚、卵など動物性食品を一切とらない「ヴィーガン」が注目されるなか、東京都内のある小学校では「ヴィーガン給食」の提供が始まった。2カ月に1回の定期的なペースでの実施公立校で初めてだ。みんなで同じものを食べられるよう工夫されたこ給食時間は、他の人が食べるもの尊重し、食べるものを自ら選ぶ大切さを知る、豊かな学びの場になっている。(目黒隆行)

4時間目の終わりを告げるチャイムが鳴り、給食当番が準備を始めた。東京都八王子市浅川小学校のこの日の献立は「ごはん、生揚げのみそ炒め、なめこみそ汁茎わかめごま風味」。いつもの牛乳の代わりにはリンゴジュースで、約605キロカロリー。今年度から始まった2カ月に1回のペースであるエブリワンヴィーガン給食」は公立校で初の定期的な取り組みだ。

■朝イチで昆布だしをとる

ヴィーガン給食をよそう給食当番の児童たち

学校では児童アレルギーの状況を把握し、食品アレルギーのある子どもたちにはアレルゲンを取り除いた「除去食」の給食を日々出している。これまで、月に1回の「エブリワン給食」の日は、幅広いアレルゲン対応した食事を出し、なるべくみんなが同じものを食べられるように取り組んできた。さらに食の多様性環境について考えるきっかけにしたいと、以前からあった取り組みを「エブリワンヴィーガン給食」に発展させ、この日は動物性食材も使わないことにした。

アレルギーのある人は先に取りに来てください」。この学校では配膳の時に給食当番がこう注意を呼びかけている。だが、この日の献立は同校の児童全員が同じものを食べられるよう工夫してある。「あっ、今日必要なかったね」と給食当番の児童はあとで気がついていた。

栄養教諭は工夫をこらした。市の標準メニューから、みそ炒めに使われている豚肉大豆ミートに、みそ汁かつおだしを昆布に変更。ジュースだと牛乳より約50キロカロリー少ないので、大豆ミートを油で軽く揚げたり、みそ汁じゃがいもを加えたりして、育ち盛りの子どもたちに必要カロリー量を満たした。大豆ミートしたことでむしろコストは安く済んだという。今は小麦大豆ごまなどにアレルギーがある児童は同校にいないが、状況によって食材などの対応は変えていくという。

八王子市浅川小学校の「エブリワンヴィーガン給食」。豚肉の代わりに大豆ミートを使い、みそ汁のだしは昆布でとっている

記者給食をいただいた。驚いたのはみそ汁昆布はなかなかだしが出ず、どうしても薄味になりがちだ。栄養教諭は何度も自宅で試行錯誤し、「朝イチから70度ほどの湯に浸すのが最適」と発見したという。大豆ミートも味が良くしみており、豚肉ではないと言われなければ分からないような食感だ。「いままでなかったジャンル給食だと思うが、こういう形の食事が世の中にあるということを知ってもらえれば十分。大人になったときに将来の食の選択肢が広がる」

6年生の松田大輝さんは「エブリワンヴィーガン給食動物や魚の命を使っていない給食環境にもいいし、体にもいいと思いました」。小宮航太さんは「宗教上の理由で肉を食べない人も食べられる。環境にも良いと聞いて驚きました」と話す。

念頭にあった「揚げパンじゃんけん

エブリワンヴィーガン給食を食べる児童たち。新型コロナウイルス感染防止のため、みんな前を向き黙食している

エブリワンヴィーガン給食」には、アレルギー宗教の違いがあっても、みんなが食べられるものを用意し、「おいしいね」と言い合えるように、との願いが込められている。発案したのは校長清水弘美さん(60)。ある児童のことが念頭にあった。

その児童には卵アレルギーがあり、卵を使った料理がある日は、用意されたアレルギー対応しか食べることができず、たとえ卵が使われていない料理でもおかわりはできないことになっている。大好物の揚げパンが出ても、他の子たちがじゃんけんでおかわりする人を決めるのを見ているしかなかった。

エブリワン給食の日に揚げパンが出た時、クラス友達は「普段おかわりできないから、今日はあげるよ」と言った。児童は「おかわりよりも、みんなと揚げパンじゃんけんがしたいんだ」。結局児童じゃんけんに負けておかわりはできなかったが、保護者から学校の食に対する配慮を喜ばれたという。

■「主体的に生きるための食育

エブリワンヴィーガン給食」を始めた八王子市浅川小学校校長清水弘美さん

「いま学校現場はアレルギーにすごく気を遣っている。命にも関わる問題。だからエブリワンヴィーガン給食の日はかえって安心できる」と清水さん。

環境保護や動物愛護の観点については、あえて子どもたちに積極的に教える機会は作っていない。「必要カロリーたんぱく質動物性のものでなくても十分取れることをまず知ってもらうことが大事自分だけでなく、周りの人、健康地球環境などいろいろな条件を考えながら、その日食べるもの自分で選ぶ。主体的に生きられる大人になるための食育だと思う」と話す。

■本記事について、ヴィーガン食がアレルギー対応食だと誤解されかねないとの指摘を読者からいただきました。

ヴィーガン食はすべてのアレルギー対応した食事のことではありません。この学校では従来から、在校児童アレルギーを把握した上で給食実施しており、「エブリワンヴィーガン給食」はその発展形で、献立児童アレルギー配慮して決めています現在在校生アレルゲンとなる食材は使っていませんが、学校側は今後、ごま大豆などの食品アレルギーを持つ児童が入った場合は、対応を変える必要があると認識しています学校の取り組みやアレルギーに対する考え方について説明が不十分だった点を本文に加筆しました。今後、細心の注意を払って記事を書いてまいります。(11月11日追記

2021-08-29

不織布マスクから皆様へ

こんばんは、不織布マスクです。

今回の群馬県で開催されたフェス「GLOBAL ARK 2021」の件、様々なメディアから報道拝読・拝見しておりますと、もっと重要であるはずの当事者―すなわちマスク側の見解が欠落していること、および布マスク様への風評被害が気がかりとなり、誠に僭越ではございますがこの場をお借りして一言申し上げさせていただきます

まず、今回の「不織布マスクNG騒動については、日々市井の皆様の感染予防に微力ながらも粉骨砕身、尽力しているつもりの弊マスクに対する明らかなヘイトスピーチであり、大変遺憾に思っておりますしかしながら、これは私ども不織布マスクにも原因の一端があることは認識しており、身から出た錆とのご指摘があれば甘んじて受け入れる次第でございます

原因を紐解いていきますと、2020年初頭の新型コロナウイルス禍初期段階におきまして、予想だにしない未曾有のマスク需要があったこと、これが最大のものであったと思います。これまで鼻炎・風邪花粉症および医療界や飲食業界、製造業の方々から安定的な、しかし代わり映えのない一定した需要とは異なり、全世界的な規模での私ども不織布マスクへの注目が集まったことは記憶に新しく、ようやく我々の時代が来た、と一同血湧き肉躍る(血も肉もありませんが)思いでありました。しかし、私共は皆様のこの期待を逆手に取り、世界的なマスク価格高騰・品薄の状況を看過する結果となりましたこと周知の事実かと存じます。正直に申し上げますと、誕生から現在に至るまで、かつて無いほどのお声をかけていただける現実に、甘えがあったかと問われればそれはノーとは言い切れません。驕りがあった、そう受け取られても仕方がない。そう思っております

私どもがこの所謂マスクバブル”に湧く中、競合する他のマスク様各種はあくまでも私どもの代用品として、着実にその勢力を伸ばしてゆきました。コロナ禍以前の世の中において、再利用可能マスクといった需要は実に限定的ものであったと言えるでしょう。私どもとしましても、給食当番を除いては概ねほとんどのマスクについて、人口シェアカバーしていたものと把握しております。それが、事もあろうに自分たちの犯した失策により、我々にはないデザイン性、昨今のSDGsの考え方にも適う再使用可能という環境配慮への姿勢、またはブランドマーケティングにおけるステータスおよびファッション性までをも身につけた競合の他マスク様方による大きなシェア喪失を招いたことは、今もってなお痛恨の極みと存じます。ウレタンマスクなどという、マスク界の風上にも置けぬ不逞の輩を生み出してしまたことについても、己の責任を感じずにはいられません。そもそもマスクダサいもダサくないも、コロナ禍以前は存在しない価値観でした。時々刻々と変化する現代社会適応し、「給食当番がしてるやつ」から不織布マスクが売っていなくても手作りできるもの」、そして「国が配ったアレ」から最終的には「ファッションアイテム」までの見事な昇華を遂げた布マスク様は、まさに適者生存の理そのものを指すようであり、私どもの慢心が招いたこのような結果については慙愧の念に堪えないというのが偽らざるところであります

ありがたいことに、供給体制の安定後は引き続き多くの方からかいお声掛けを戴き、現在は決して昨年の二の轍を踏むことのないよう、地道に一歩一歩努力しております。また今回の騒動につきましても、多くの方々からフォローするお声を頂戴しましたこと、身に余る光栄に存じておりますしか事実として、私どもがかつて自らの過ちにより皆様のお手元、いやお口元を離れた際、それを救ってくださったのは他ならぬ布マスク様であります。本件につきましては主催者への抗議こそごもっともではございますが、どうか布マスク様への風評被害につきましては、お控えいただけないかと、私ども不織布マスクからも改めてお願い申し上げる次第でございます

末筆となり恐縮ですが、皆様くれぐれもお体にはお気をつけいただき、ふたたび鼻炎シーズンだけ程度のお付き合いとなる時代を共に迎えられますこととを祈念申し上げまして、弊マスクから挨拶と代えさせていただきます

2021-07-06

初恋は実らないって言うけど、私の初恋は散々な思い出だった。

小学校高学年の頃の話で、地味喪女のくせに好きになった初恋相手生徒会役員もしていたリーダーシップがありスポーツもできる、まあモテる典型的男子だった。(以下Aくん)

特別仲が良かったわけではなくて、Aくんは私のことをただのクラスメイトしか思ってなかっただろうし、告白することなんて一切考えなかった。5年生のときに隣の席になれたときはすごく嬉しかった。

6年生の時も同じクラスで、卒業までAくんと同じ教室で過ごせるなら嬉しいなぐらいの気持ちでいた。でもそこで事件が起きた。

ちょっと本題からそれてしまうけど、私は6年生の時クラス全員から無視されるいじめを受けていた。どうしてそうなったかというと、席の場所で決まる給食当番掃除当番を決める班分けがあったんだけど、運悪く強気タイプ女子B子男子C男たちに当たってしまい、地味喪女だった私はそのグループの中でパシリのような役割になっていた。今までも何度かこういうことはあったので席替えまでの辛抱だと思った矢先、飛行機距離に住む祖父訃報が入り、1週間ほど学校を休まなければいけなくなった。1週間後学校に戻ってくると、クラスメイトたちが私のことを無視したり、バイ菌扱いしたり、暴言を吐いてくるようになった。おそらくパシリの私が居なくなりいない間にB子やC男達が他のクラスメイトたちにあることないこと吹き込んだんだろう。私はクラスに1人も味方が居なくなった。

もちろんAくんも私のことをいつのまにか嫌っていた。クラスメイトから毎日の扱いのほうがしんどくて好きな人に嫌われたショックなんてもうなかった。

それでも私はAくんのことが好きで、卒業なんてすぐだしと意地で学校に通い続けた。この気持ち墓場に持って行こうとしていたのに、

あるとき私がAくんのことを好きという情報がAくん本人に流れてしまった。

いじめ被害に会う前、私は当時友達だったD子にだけ話していた。私は誰にも言わないつもりだったが好きな人居ないの?○○は?××は?と消去法で尋問されAくんの名前を出されてうそがつけずにバレてしまった。

D子はクラスが違うので、いじめを受けた6年生のときにはあまり関わらなくなっていたが、漏れたとしたらそこからだろう。

本人にバレたのは放課後だったけど、嫌いなやつ(私)に好意を持たれていたと知ったAくんはショックだったのか号泣しながら帰宅してた。そりゃ小学生だったらいくら男でもいやなやつに好かれてたら泣くよな、ごめんな私のせいで

でも自分が泣かせたとはいえ泣いてるAくんを見て覚めてしまった 1年半くらいだったけど秒で終わった初恋だった。

2021-06-02

会社経営してるけど、元増田達とはだいぶ体験は違う

anond:20210601142224

anond:20210601191822

法人成りはしているけど分類は店。事業を大きくするつもりもなく人を雇いいれるつもりはないのだけど、心身を病み無職期間が続きどうしょうもないとか、一度も働いたことなく40歳間近とか。近所とかNPOからおっつけられることがある。単純軽作業をしてもらうんだけど、考えられないようなミスをぽんぽんやらかす。時給1000円なのにカジュアルに損失をだす。

作業によって付与できる付加価値なんてたかが知れてて、原価950円のものちょっと手間をかけて1000円のものにするというような最終工程想像して。時給1000円の子なら一時間でこの作業20回できて人件費トントンだ。習熟度があがってそれがどれくらいいくかとか、歩留まり変動費固定費を踏まえて最終売価を決定する。

だけれども困ったことに、そういう子は何故かケースごと落としてものをだめにしたり何故か設備ごと破損したりするわけだ。なにかをやらかしても自分で始末ができないので熟練者の指導や補助が必要給食当番クラス給食をまとめてひっくり返えす子が給食当番専任になるクラスを思い浮かべて欲しい。みんなが無事に食べ物にありつくために対その子シフトの専用のフォーメーション必須になる。

実際に働いてみて、その後に障害者手帳をとった子も何人かいた。

こんな風に社会にぎりぎり出れないぐらいのボーダーの子世間にはそれなりにいる。それこそ給食をひっくり返す子ぐらいには存在する。

真面目に一生懸命掃除したつもりで、結果、散らかしたのかなっていう成果しか出せない子は実在する。根気よく指導すればいずれ人並みになんとかなると思うかもしれないがそれは幻想かもしれない。

このような人は金を払って損失を買い招くようなものから普通は雇いいれることはできず採用の段階でスクリーニングされる。日本はクビにもできないし、損害分を従業員から取るようなことはできないのだからなおさら慎重になる。もし、正社員などとして雇ってしまったら、なにかをしてもらうだけで信用問題や莫大な損失になりかねないので閑職に追いやることになるのだろう。

最低時給をあげても、その事業市場において価格決定権があるなら問題ない。

だが、世界にはコモディティの過剰供給能力があり、あらゆる市場はほぼ完全競争になっている。プライステイカー大勢をしめる社会で、ロースキル、ノースキルなために、時給で働く人材活用領域はごくごく狭い。産業類別付加価値額や年代別の売り場面積あたりの必要人員数などをみればわかる。

最低時給をあげても新たに仕事が生まれるわけではない。← ここ重要

必要付加価値額のハードルがあがるだけでしかない。

冒頭の軽作業でいえば1時間20回でクリアだったのが時給1500円なら30回いかないと不採算人材になる。

不採算事業は整理され、不採算人材ボーダーが上にあがり、そこに届かないもの不要とされ、他のもの代替される。

ボーダーからぎりこぼれ落ちるぐらいの子ができる仕事を先に作らないと社会からあぶりだされ不要人材となる。

不要人材不要会社

不要の用は要だ。遊びがななければ外的環境変化によって滅んでしまう。

実際の障害者と非障害者能力連続的でほぼ正規分布曲線に従うが公的支援は段階的だ。

最低時給を先行して一律悉皆にあげるべきではない。テストファースト。まずどっかでやってほしい。何がおこるかわかるから

というか、外国でやった国あるよな。

2021-03-05

anond:20210305145512

中学の頃、何故か俺にだけ「今日生理なんだよね」って言ってくる女子がいたわ。

毎回「知るか!」と言いつつその後掃除給食当番代わったりいろいろ優しくしてあげてた。

まぁ利用してたんやろうけど、男ならその子生理知ったからには優しくしてあげないとね(^_−)−☆

2020-08-02

アベノマスクセクハラ

会社員をしています女性です。


安倍首相がアベノマスクを外したとのニュースを見て、非常に個人的理由から少々安堵しました。

以下、その個人的理由を述べます


弊社では、ほとんどの同僚はディスポーザブルマスクか、

マスク場合は中心で縫い合わせてある立体型のものを使っているのですが、

ひとりだけ、アベノマスクと同じタイプの、昔の小学生給食当番のようなマスクをしている方がいらっしゃいました。

50代、他部署男性管理職、気のいいおじさんとして振る舞っているように見受けられる方です。

私も話しやすいなと思って、話しかけられれば雑談程度には応じていました。


ところが、ある日、新型コロナはまだ中国問題だと思っていた頃です。

業務中にその方が私のデスクまでやってきて(これは普段からよくあることでした。)、こう言うのです。

「きれいに爪塗っちゃってどうしたのー!男でもできたかー?」

かに私はあまりネイルなどしないタイプではありますが、それは爪が薄くて塗ってもすぐに剥げてしまうからで、

たまたま友達から持ちのいいベーストップコートを教えてもらって、それならばと試してみたのです。


まぁそんな背景はどうでもいいのですが、この手の質問は、された方は損しかしないのです。

答えれば知られたくもない異性関係を近くの席の同僚にまで知られ、答えたくないと拒絶すれば愛想が悪いと言われ、

うまくかわすにはそれなりの経験と突然の不愉快対応する柔軟で強靭メンタル必要

大ごとにしても構わないならコンプライアンス窓口へ、という方法もありますが、

この程度で訴え出るには、細心の注意が必要で、下手をすればこちらが怪我をすることになりかねません。


結局この時は、突然の異性関係を問う質問に面食らって、うまく交わせたかは別として、うまく交わす方向へ舵を切りました。

ネイル自分テンション上がるからするんですよ。男性はむしろネイル塗ってるの嫌がりませんかー?」と。

もやもやとしたものは残りましたが、新型コロナ感染拡大とともに、この件はいつの間にか記憶から薄れていきました。


その後、緊急事態宣言と在宅勤務が始まり、解除になり、久しぶりに出社した頃、その同僚とたまたま給湯室でふたりきりになりました。

はいもの気のいいおじさんの顔にアベノマスクを貼りつけて、フレンチスリーブワンピースを着ていた私にこう言ったのです。

健康的でいい二の腕だなー!触りたくなっちゃうぞ!」


これにはうまく交わそうにも、交わす言葉もまったく出てこず、むしろ瞬間的に気持ち悪さと怒りがわいて、

おそらく私の表情が硬直したのでしょう。彼も咄嗟にまずいと思ったのか、立て続けにこう言いました。

「こんなこと言ったら、セクハラなっちゃうかー!ははは!」


この時はうまく言語化できませんでしたが、「セクハラ」は女性達が長い間不愉快な思いをしてきて、

それにどうにか声を上げ、その訴えが世の中に少しずつ浸透して、やっと適切でない言動だと認められたものでしょう。

それを、セクハラしたこと免罪符自分でもまずいって分かってるんだけどね、という言い分)に使うのは、

まったく持っていかがなものか。「そうですね、セクハラです。」と絞り出した声は、かなり固かったと思います


彼はさらに続けて「昔は許してもらえたんだけどなー」と言いましたが、それにいよいよ腹が立ち、

それでいて、のどが締まるような緊張と屈辱も感じながら、「それは、昔の女性が相当我慢してたんでしょうね」と返しました。

彼の表情はアベノマスクに隠れてよく分かりませんでしたが、その後も弁明する声はにやにやしたままでした。


アベノマスク、全世帯に配布したそうですが、つけている人をほぼ見かけませんでしたね。

上記個人的理由から、アベノマスクセクハラくそ野郎シンボルみたいに見えてしまうようになったため、

このまま、あのタイプマスクが消えてなくなってくれることを祈ります

2020-07-30

anond:20200730051023

給食当番おっさんだって精通始まる前から改憲目指して頑張ってきただろう

でも現状ではかなり危うくなった

頑張りだけではどうにもならんこともあるっちゃぺ

2020-07-29

給食マスクで思い出すこと

給食マスクと聞くと、小学生だった時の担任のM先生を思い出す。

M先生は30歳前後女性で、2年間自分担任だった。小学生ながらに「この先生ちょっとヤバイ」と思っていたので、M先生について思い出せたエピソード客観的に書いてみる。別に変じゃないエピソードもあるかもしれない。もう自分では何が普通で何が異常なのかよくわからなくなっている。

給食当番は、家からマスクを持ってこないといけないルールだった。M先生は、マスクを忘れた生徒を怒り、黒の油性マジックで顔にマスクを書いた。口の周りに大きな四角を、それから耳まで紐の部分を書いた。さすがに四角を黒で塗りつぶすことはしなかったが、四角の中に大きくバッテンを書いていた気がする。そしてそのまま生徒を下校させた。

授業参観の前日、M先生は「明日授業参観なので、みんなで1本ずつバラの花を持ち寄りましょう!教室が華やかになりますよ」と言った。「反対の人は手を挙げて」と言うので手を挙げた。手を挙げたのは自分だけだったので理由を聞かれた。「今月のお小遣いがもう残っていないので買えません」というと、「自分で買えなんて言ってないわよ、みんな親御さんに買ってもらいなさい」と笑った。帰宅し、母親バラを買いに行った。田舎だったので町に花屋さんは1つしかなく、バラはもう売り切れていて買えなかった。

M先生結婚した。相手は他校の教師らしい。結婚式準備や新婚旅行で何日か学校を休んだ後、生徒の家にハガキが送られてきた。二人が肩を組んでいる幸せそうな写真入りで、「私たち結婚しました」と書いてあった。母親が苦笑していた。

ある日、M先生の発案で、授業間の10分の休み時間がおしゃべり禁止になった。最初の何回かはみんな守らず、ひそひそとおしゃべりをしていたが、M先生がついに本気で怒った。その次の休み時間、本当に誰一人声を発しない、静まり返った教室となった。するとM先生は「なんか誰もしゃべらないのって気持ち悪いわねぇ!やめましょやめましょ!!」と笑い、そのルールは一日でなくなった。

やんちゃ男子3人組がいた。何か物が壊れていたりすると「あの3人がやったに違いない!!!」と騒ぎ、3人を呼びつけ怒っていた。3人は反論せず呆気に取られていた。

やんちゃ男子3人組のひとりが何か悪いことをしたらしく、M先生に怒られていた。M先生は、「先生の言うことは絶対なんです!先生が死になさいと言ったら死ななくてはならないんです!今すぐあのベランダから飛び降りなさい!」と言っていた。※ちなみにその男子は先生の話を全く聞いておらず、いつものようにケロっとしていた。その後落ち込んだりとかはしていなかったと思う。

M先生親族が亡くなった次のお正月父親が「M先生喪中から年賀状ではなく寒中見舞いを出しなさい」と言ったので、その通りにした。学校が始まると、M先生年賀状を出してしまった生徒が集められ、「あなたたちはとても失礼なことをしたのよ」という旨のことを怒られた。寒中見舞いを出した自分も一緒に怒られた。親に報告すると、母親が「だから寒中見舞いも出す必要なかったのよ、余計なことはしなくていいのよ!」と父親喧嘩していた。

2年間、平日は毎日顔を合わせていたから、他にもたくさんあるはずだけど、これしか思い出せなかった。もう20年くらい前の話なので、印象に残ったこしか覚えていないし、詳細も確かではない。ただ、もうすぐクラス替えというタイミングで、「来年先生担任がいい人~?」と自ら生徒に聞き、誰も手を挙げなかったときのことは、今でも鮮明に思い出せる。

2020-07-11

anond:20200711162230

安倍さんは言い出しっぺの責任ちゃんと引き受けてる

本当に偉い

責任の一文字自分人生として捉えている

給食当番みたい

2020-06-18

anond:20200618071159

アヴェさん本当に偉いよ

言い出しっぺだから責任とって変なマスク着け続けてる

給食当番児童みたいで健気

仲間の国会議員だって着けてないのに

2020-05-25

Vol.106 政府による布マスク生産調達について、皆様の疑問にお答えします。

医療ガバナンス学会 (2020年5月21日 06:00)

 

経済産業省 政策統括調整官

江崎 禎英

2020年5月21日 MRIC by 医療ガバナンス学会 発行  http://medg.jp

 

新型コロナウイルスへの対応のなかで、その危機シンボルのように扱われてきたマスク。ここに来て仮設店舗飲食店などでも50枚入りが一箱2000円前後販売されるようになり、ひと頃のようなマスク不足の状況は改善しつつあります

そうした中で、政府実施している一世帯2枚の布マスクの配布について、これを疑問視する意見が増えています。配布されたマスクに髪の毛や糸くずが入っていたり、カビと思われる変色したマスクがあったとの報道を耳にされた方もいらっしゃるでしょう。問題のあるマスクは速やかに交換する対応を行っているところですが、実際に手にされた方に不安と不信感を与えてしまいましたことは、心からお詫び申し上げたいと思います

 

マスクを巡る一連の対応への批判は、政府としてこれを真摯に受け止めるのは当然です。しかしながら、実際にマスク製造した事業者にも厳しい批判の目が向けられていることは、この作業をお願いした立場にある者として誠に申し訳なく思っております。今後市場に出回るマスク供給量が増え、マスク不足に対する危機感が薄れるにつれて、今般の布マスク生産に携わった事業者に対していっそう厳しい目が向けられる可能性があります緊急時対応平時基準によって評価されることは往々にしてあり得ることですが、懸念すべきは、そうした評価が広がることによって、今後、国の緊急事態に協力しようとする企業が現れなくなってしまうことです。

先日の国会審議の中では、「政府が配る布マスクはその大半が不良品であり全て廃棄すべき」といった趣旨議論が展開されたため、その経緯を理解していただくために、質疑に割り込む形で答弁をさせていただきました。しかし、私の答弁は通告された質問に答えるものではなかったために、怒号と叱責の中で十分にお伝えすることができませんでした。そこでこの場をお借りして、多くの方の疑問にお答えする形で、その背景と経緯について書き記しておきたいと思います

 

<なぜ、布マスクだったのか>

再利用を前提とした長期間使用可能な布製マスクを大量に生産調達することによって需給ギャップを埋め、使い捨てマスク医療関係者等に優先的に回せる環境を整えようとしたのが、布マスクに取り組んだ最大の理由です。

本年1月から、それまで国内供給の8割程度を占めていた中国からマスクの輸入が途絶え、マスクの品薄状態が始まりました。このため2月にはマスクを求めて早朝から店舗の前に行列ができる状況となり、国会等でもマスク供給を増やせとの指摘が相次ぎました。2月下旬には、マスクの買い占め防止のためにネットオークション自粛を求めると共に、国内生産設備の増強を含めた供給量拡大に取り組みました。

しかしながら、当時の国内におけるマスク供給能力は月産4億枚程度であり、その殆どが不織布を用いた使い捨てタイプでした。国内生産力増強のための補助金に応募した企業も全て不織布を用いた使い捨てマスク用の設備投資でした。この頃、感染症専門家などからは、使い捨てマスク再利用を行うべきでない旨の見解が出されており、需給ギャップは拡大の一途を辿るおそれが生じていました。

このため、ハンカチキッチンペーパーによる手作りマスクなど、使い捨てマスク以外の対応を考える中で、政府としてたどり着いた結論が、ガーゼマスクでした。かつて小学校などで給食当番の際に使っていたガーゼマスクは、洗濯して何度も利用されていました。そこで「健常者による飛沫感染に対する予防としては、手すりやドアノブなどに触れた手で自らの鼻や口に触れないことが重要との観点から、布マスクによっても有効対応可能である」と医療関係者確認し、布マスク生産調達プロジェクトスタートしました。

 

<布マスクは何時までにどれくらいの量を調達しようとしたのか>

マスクが手に入らないことに対する国民不安を軽減するためには、繰り返し使用できる布マスクを来月(4月)末までになんとか1億枚規模で調達できないか」というのが当時の認識でした。私自身がこの布マスク生産調達プロジェクトに参画し、事業者との調整に携わったのはまさにこの頃です。

本年3月には、ドラックストアやスーパー店頭からマスクが消え、一日中マスクに関する報道が流れ、国会でもマスク供給不足に対する政府対応非難する質問が続き、マスク供給のためにあらゆる手を尽くせと責め立てられる状況でした。全国民が一斉にマスクを買い求めるというこれまでに経験したことのない爆発的な需要増の一方、中国からの輸入が全く見通せないなかで、1億枚という規模の目標形成されていきました。

 

<なぜ、日本製マスク調達しなかったのか>

そもそもマスク材料となるガーゼ中国しか生産しておらず、ガーゼ国内在庫殆ど存在しない状況でした。

このため、国内供給できる布マスクは、せいぜい1万枚から多くても10万枚のレベルで、およそ1億枚といった規模には届かない状況でした。仮になんとか国内材料となるガーゼを持ち込んでも、布製マスクを縫製する設備ミシン)や人員を揃えることも困難な状況でした。現在でも、「布製マスクを作るなら日本生産すべきだ」との意見も多いのですが、国内生産設備殆どが不織布を用いた使い捨てマスク用の機械装置です。

 

<なぜ、「興和」を始めとする特定企業とだけ契約したのか>

今年3月時点で、海外で1億枚規模のマスクガーゼ調達するネットワークを有し、布製マスク材料調達から裁断、縫製、検品、袋詰めまでを一貫して行える企業は、興和しかありませんでした。

ただ、興和単独では1億枚規模の生産は困難であったため、中国で縫製関係業務経験のあった伊藤忠とマツオカコーポレションの協力を得て生産体制を構築したものです。

当初、これら3社からは、4月末までに1億枚の生産など到底無理だと言われましたが、日本の窮状を救うためにあらゆる手を尽くして目標を達成して欲しいとお願いしました。結果、ベストシナリオで約9千6百万枚まで積み上げ、1億枚規模の目標達成の可能性ありとして、直ちに材料の確保、製造ラインの立ち上げをスタートしていただきました。

 

<実際のマスク生産体制はどうなっているのか>

4月末までに1億枚規模の生産を行うために、興和だけでも中国において約20カ所の縫製工場と約1万人の縫い子と検査要員を確保しています

これには、興和中国に有する様々なネットワークを駆使して、尋常でないスピードでこの体制を整えたと聞いています伊藤忠やマツオカコーポレーション独自ネットワーク東南アジアの国々に縫製工場人員を確保し、生産を行っています

これだけの人員を集めても、縫い子さん1人当たり1万枚ものマスクを縫製する必要があり、24時間体制での生産を行っています。各工場一定量生産が進んだ段階で検品梱包し、直ちに航空機日本に運ぶといったオペレーションになっています

 

<なぜ、不良品が発生したのか>

当初、興和からは「興和名前が出る以上、従来通りの国内検品を行うのでなければこの仕事は引き受けられない」と強く言われました。しかし、興和国内検品は、一旦全てのマスクを一か所の検品施設に集め、1ミリ程度の縫い目や折り目のずれ、布のほつれも不良品として弾いてしまうというレベル対応です。このため従来どおりの国内検品作業を行っていたのでは目標の半分も達成できない可能性があり、緊急避難的な対応として現地検品を基本とするオペレーションに変更してもらいました。

日本に持ち込んだ後は、配布準備段階で最終チェックを行うのですが、ここでのチェックをすり抜けた不良品利用者の手元に届いてしまたことは誠に申し訳なく思っています。また、自治体によっては、こうした作業保健所に依頼したことで、保健所職員作業を増やす結果になったことも反省点として認識しています

ちなみに、特定医療マスクを除き、マスクに対する国際的品質基準存在しません。また、国内におけるマスク業界団体が出している品質基準ホルムアルデヒドの検出基準が示されているだけで、各社毎の自主基準による検品が基本となっています

不良品報道を受けて、現在では事業者においても自主的に国内検品実施していただいているところです。「受注した以上、企業完璧製品を届けるのが当然だ」といった意見もっともですが、それはあくま平時における常識で、緊急事態対応にまでこれを要求することは酷だと思います。それ故に、これを補う形で国が改めて検品を行っているのですが、この費用に国費を充てるのは問題だとの意見が寄せられているのが現在の状況です。

 

<なぜ、配布が遅れているのか>

4月末までに1億枚の布マスク生産して国内に持ち込むというのは、元々極めて厳しい目標でしたが、緊急事態ということで各社全力で取り組んでいただきました。しか現実には、急遽集めた1万人に及ぶ縫子さんの教育からまり中国国内での物流障害企業活動制限)、更には中国政府によるマスクの輸出規制によって通関で止められるなど次々に問題が発生しました。

しか入国制限によって、これらの問題解決するための職員中国派遣することができません。大使館の協力も得ながらなんとか通関を突破しても、日本へ運ぶ航空機の確保ができないといった状況にも見舞われました。生産物流、通関等々、二重三重障害を乗り越えて国内に持ち込む中で、スケジュールが後ろ倒しになる状況が続いてしまいました。

これに加えて、今般の不良品問題の発生によって、メーカーが全量回収の上国内検品を行うとともに、更に万全を期すために国による検品も行っているために、配布スケジュールしわ寄せが生じる結果となっています

 

最後に>

現在も、関係者尋常ならざる努力によって布マスク生産調達が続いています国民マスク不安を解消するための布マスク生産調達でしたが、状況が落ち着くにつれて、「量、スピード品質」全てに完璧が求められるようになりました。まだ全体のオペレーションが終了していませんが、こうした一連の作業の結果、事業者にとっては大きな持ち出しになることを懸念しています興和では今も職員を総動員して布マスク検品作業を行っています

また、現状では不良品や国による検品費用ばかりに議論が集中し、こうした布マスクの取り組み自体が全て失敗であったかのような議論がなされているのは誠に残念なことです。特に日本危機的な状況を救うために協力してくれた事業者が、結果的社会的批難を受けることがあってはならないと感じています。また、日本のために今も昼夜に亘って布マスク製造してくださっている1万人を越える海外の縫子さん達のためにも、是非事実を知っていただきたいと思い、筆を執りました。

もちろん、だからといって不良品が許されるわけではありません。現在検品には万全を期していますが、万が一不良品が届いた際には速やかに交換させていただきますのでご協力をお願いします。その上で、不良品の状況はきちんと確認評価し、今後の反省材料にしてまいります

なお、まだ一部の方々にしか届いていない布マスクですが、実際に手にされた方からは良い評判もいただいております新型コロナウイルスへの対応は長丁場になる可能性が高いと言われています。是非、多くの方々の努力によって届けられる布マスクをご活用いただき、この災禍を乗り越えていただきたいと思いますよろしくお願い致します。(令和2年5月18日

2020-05-24

Vol.106 政府による布マスク生産調達について、皆様の疑問にお答え

医療ガバナンス学会 (2020年5月21日 06:00)

 

経済産業省 政策統括調整官

江崎 禎英

2020年5月21日 MRIC by 医療ガバナンス学会 発行  http://medg.jp

 

新型コロナウイルスへの対応のなかで、その危機シンボルのように扱われてきたマスク。ここに来て仮設店舗飲食店などでも50枚入りが一箱2000円前後販売されるようになり、ひと頃のようなマスク不足の状況は改善しつつあります

そうした中で、政府実施している一世帯2枚の布マスクの配布について、これを疑問視する意見が増えています。配布されたマスクに髪の毛や糸くずが入っていたり、カビと思われる変色したマスクがあったとの報道を耳にされた方もいらっしゃるでしょう。問題のあるマスクは速やかに交換する対応を行っているところですが、実際に手にされた方に不安と不信感を与えてしまいましたことは、心からお詫び申し上げたいと思います

 

マスクを巡る一連の対応への批判は、政府としてこれを真摯に受け止めるのは当然です。しかしながら、実際にマスク製造した事業者にも厳しい批判の目が向けられていることは、この作業をお願いした立場にある者として誠に申し訳なく思っております。今後市場に出回るマスク供給量が増え、マスク不足に対する危機感が薄れるにつれて、今般の布マスク生産に携わった事業者に対していっそう厳しい目が向けられる可能性があります緊急時対応平時基準によって評価されることは往々にしてあり得ることですが、懸念すべきは、そうした評価が広がることによって、今後、国の緊急事態に協力しようとする企業が現れなくなってしまうことです。

先日の国会審議の中では、「政府が配る布マスクはその大半が不良品であり全て廃棄すべき」といった趣旨議論が展開されたため、その経緯を理解していただくために、質疑に割り込む形で答弁をさせていただきました。しかし、私の答弁は通告された質問に答えるものではなかったために、怒号と叱責の中で十分にお伝えすることができませんでした。そこでこの場をお借りして、多くの方の疑問にお答えする形で、その背景と経緯について書き記しておきたいと思います

 

<なぜ、布マスクだったのか>

再利用を前提とした長期間使用可能な布製マスクを大量に生産調達することによって需給ギャップを埋め、使い捨てマスク医療関係者等に優先的に回せる環境を整えようとしたのが、布マスクに取り組んだ最大の理由です。

本年1月から、それまで国内供給の8割程度を占めていた中国からマスクの輸入が途絶え、マスクの品薄状態が始まりました。このため2月にはマスクを求めて早朝から店舗の前に行列ができる状況となり、国会等でもマスク供給を増やせとの指摘が相次ぎました。2月下旬には、マスクの買い占め防止のためにネットオークション自粛を求めると共に、国内生産設備の増強を含めた供給量拡大に取り組みました。

しかしながら、当時の国内におけるマスク供給能力は月産4億枚程度であり、その殆どが不織布を用いた使い捨てタイプでした。国内生産力増強のための補助金に応募した企業も全て不織布を用いた使い捨てマスク用の設備投資でした。この頃、感染症専門家などからは、使い捨てマスク再利用を行うべきでない旨の見解が出されており、需給ギャップは拡大の一途を辿るおそれが生じていました。

このため、ハンカチキッチンペーパーによる手作りマスクなど、使い捨てマスク以外の対応を考える中で、政府としてたどり着いた結論が、ガーゼマスクでした。かつて小学校などで給食当番の際に使っていたガーゼマスクは、洗濯して何度も利用されていました。そこで「健常者による飛沫感染に対する予防としては、手すりやドアノブなどに触れた手で自らの鼻や口に触れないことが重要との観点から、布マスクによっても有効対応可能である」と医療関係者確認し、布マスク生産調達プロジェクトスタートしました。

 

<布マスクは何時までにどれくらいの量を調達しようとしたのか>

マスクが手に入らないことに対する国民不安を軽減するためには、繰り返し使用できる布マスクを来月(4月)末までになんとか1億枚規模で調達できないか」というのが当時の認識でした。私自身がこの布マスク生産調達プロジェクトに参画し、事業者との調整に携わったのはまさにこの頃です。

本年3月には、ドラックストアやスーパー店頭からマスクが消え、一日中マスクに関する報道が流れ、国会でもマスク供給不足に対する政府対応非難する質問が続き、マスク供給のためにあらゆる手を尽くせと責め立てられる状況でした。全国民が一斉にマスクを買い求めるというこれまでに経験したことのない爆発的な需要増の一方、中国からの輸入が全く見通せないなかで、1億枚という規模の目標形成されていきました。

 

<なぜ、日本製マスク調達しなかったのか>

そもそもマスク材料となるガーゼ中国しか生産しておらず、ガーゼ国内在庫殆ど存在しない状況でした。

このため、国内供給できる布マスクは、せいぜい1万枚から多くても10万枚のレベルで、およそ1億枚といった規模には届かない状況でした。仮になんとか国内材料となるガーゼを持ち込んでも、布製マスクを縫製する設備ミシン)や人員を揃えることも困難な状況でした。現在でも、「布製マスクを作るなら日本生産すべきだ」との意見も多いのですが、国内生産設備殆どが不織布を用いた使い捨てマスク用の機械装置です。

 

<なぜ、「興和」を始めとする特定企業とだけ契約したのか>

今年3月時点で、海外で1億枚規模のマスクガーゼ調達するネットワークを有し、布製マスク材料調達から裁断、縫製、検品、袋詰めまでを一貫して行える企業は、興和しかありませんでした。

ただ、興和単独では1億枚規模の生産は困難であったため、中国で縫製関係業務経験のあった伊藤忠とマツオカコーポレションの協力を得て生産体制を構築したものです。

当初、これら3社からは、4月末までに1億枚の生産など到底無理だと言われましたが、日本の窮状を救うためにあらゆる手を尽くして目標を達成して欲しいとお願いしました。結果、ベストシナリオで約9千6百万枚まで積み上げ、1億枚規模の目標達成の可能性ありとして、直ちに材料の確保、製造ラインの立ち上げをスタートしていただきました。

 

<実際のマスク生産体制はどうなっているのか>

4月末までに1億枚規模の生産を行うために、興和だけでも中国において約20カ所の縫製工場と約1万人の縫い子と検査要員を確保しています

これには、興和中国に有する様々なネットワークを駆使して、尋常でないスピードでこの体制を整えたと聞いています伊藤忠やマツオカコーポレーション独自ネットワーク東南アジアの国々に縫製工場人員を確保し、生産を行っています

これだけの人員を集めても、縫い子さん1人当たり1万枚ものマスクを縫製する必要があり、24時間体制での生産を行っています。各工場一定量生産が進んだ段階で検品梱包し、直ちに航空機日本に運ぶといったオペレーションになっています

 

<なぜ、不良品が発生したのか>

当初、興和からは「興和名前が出る以上、従来通りの国内検品を行うのでなければこの仕事は引き受けられない」と強く言われました。しかし、興和国内検品は、一旦全てのマスクを一か所の検品施設に集め、1ミリ程度の縫い目や折り目のずれ、布のほつれも不良品として弾いてしまうというレベル対応です。このため従来どおりの国内検品作業を行っていたのでは目標の半分も達成できない可能性があり、緊急避難的な対応として現地検品を基本とするオペレーションに変更してもらいました。

日本に持ち込んだ後は、配布準備段階で最終チェックを行うのですが、ここでのチェックをすり抜けた不良品利用者の手元に届いてしまたことは誠に申し訳なく思っています。また、自治体によっては、こうした作業保健所に依頼したことで、保健所職員作業を増やす結果になったことも反省点として認識しています

ちなみに、特定医療マスクを除き、マスクに対する国際的品質基準存在しません。また、国内におけるマスク業界団体が出している品質基準ホルムアルデヒドの検出基準が示されているだけで、各社毎の自主基準による検品が基本となっています

不良品報道を受けて、現在では事業者においても自主的に国内検品実施していただいているところです。「受注した以上、企業完璧製品を届けるのが当然だ」といった意見もっともですが、それはあくま平時における常識で、緊急事態対応にまでこれを要求することは酷だと思います。それ故に、これを補う形で国が改めて検品を行っているのですが、この費用に国費を充てるのは問題だとの意見が寄せられているのが現在の状況です。

 

<なぜ、配布が遅れているのか>

4月末までに1億枚の布マスク生産して国内に持ち込むというのは、元々極めて厳しい目標でしたが、緊急事態ということで各社全力で取り組んでいただきました。しか現実には、急遽集めた1万人に及ぶ縫子さんの教育からまり中国国内での物流障害企業活動制限)、更には中国政府によるマスクの輸出規制によって通関で止められるなど次々に問題が発生しました。

しか入国制限によって、これらの問題解決するための職員中国派遣することができません。大使館の協力も得ながらなんとか通関を突破しても、日本へ運ぶ航空機の確保ができないといった状況にも見舞われました。生産物流、通関等々、二重三重障害を乗り越えて国内に持ち込む中で、スケジュールが後ろ倒しになる状況が続いてしまいました。

これに加えて、今般の不良品問題の発生によって、メーカーが全量回収の上国内検品を行うとともに、更に万全を期すために国による検品も行っているために、配布スケジュールしわ寄せが生じる結果となっています

 

最後に>

現在も、関係者尋常ならざる努力によって布マスク生産調達が続いています国民マスク不安を解消するための布マスク生産調達でしたが、状況が落ち着くにつれて、「量、スピード品質」全てに完璧が求められるようになりました。まだ全体のオペレーションが終了していませんが、こうした一連の作業の結果、事業者にとっては大きな持ち出しになることを懸念しています興和では今も職員を総動員して布マスク検品作業を行っています

また、現状では不良品や国による検品費用ばかりに議論が集中し、こうした布マスクの取り組み自体が全て失敗であったかのような議論がなされているのは誠に残念なことです。特に日本危機的な状況を救うために協力してくれた事業者が、結果的社会的批難を受けることがあってはならないと感じています。また、日本のために今も昼夜に亘って布マスク製造してくださっている1万人を越える海外の縫子さん達のためにも、是非事実を知っていただきたいと思い、筆を執りました。

もちろん、だからといって不良品が許されるわけではありません。現在検品には万全を期していますが、万が一不良品が届いた際には速やかに交換させていただきますのでご協力をお願いします。その上で、不良品の状況はきちんと確認評価し、今後の反省材料にしてまいります

なお、まだ一部の方々にしか届いていない布マスクですが、実際に手にされた方からは良い評判もいただいております新型コロナウイルスへの対応は長丁場になる可能性が高いと言われています。是非、多くの方々の努力によって届けられる布マスクをご活用いただき、この災禍を乗り越えていただきたいと思いますよろしくお願い致します。(令和2年5月18日

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